JP2001259194A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001259194A
JP2001259194A JP2000082067A JP2000082067A JP2001259194A JP 2001259194 A JP2001259194 A JP 2001259194A JP 2000082067 A JP2000082067 A JP 2000082067A JP 2000082067 A JP2000082067 A JP 2000082067A JP 2001259194 A JP2001259194 A JP 2001259194A
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Minoru Miwa
稔 三輪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の前面部にガラス板を装着することに
よる不都合を回避する。 【解決手段】 窓22にはめ込まれる閉窓体24はプラスチ
ック製であるから、外形や凹凸などを自在にでき、デザ
イン性はきわめて優れる。閉窓体24を射出成形すれば、
さまざまな形状に成形でき、コストも低い。閉窓体24
は、窓22の内周に整合する筒部25を備えるので、筒部25
と窓22との密着性は良好になるから薄板や針金の差込に
対する耐性がより向上する。フランジ部27が張り出して
いるので、これによっても薄板や針金の差込に対する耐
性がより向上する。面板26は遊技者側に膨らんだドーム
状であるので立体感が出せる。面板26を透して見える遊
技盤や遊技盤面での遊技球の挙動も立体的に見える。窓
22を円形にして筒部25を円筒状にしているので、窓22に
はめ込まれた閉窓体24を窓22の径方向にずらすことはま
ず不可能になる。よって、薄板や針金を差し込む行為に
対する耐性は極めて高い。また、円形は遊技盤面に形成
される遊技領域の形状とほぼ整合するから、デザイン的
に安定して優れたものになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機のように遊技盤を備える遊技
機は、遊技盤の遊技領域を臨ませる窓を有し遊技盤の前
方(遊技者側)に配される有窓体を備え、その有窓体
(例えばガラス枠)にて保持される内外2枚のガラス板
で窓を閉じた状態とするとともに、ガラス板にて遊技盤
の前面側を覆っていた。これにより、遊技球の移動範囲
を遊技盤と内側ガラスとの間の空間内に制限していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガラス板は
平面で立体感が欠けるために遊技機の前面側のデザイン
面で物足りない点があった。また、ガラス板の形状は、
切断加工の作業性やコストがネックとなって長方形(正
方形に近い)以外の形状例えば円形とすることは困難
で、その点でもデザイン的な制約があった。なお、一部
では2枚の円形ガラスをリング状の枠で固定した2層ガ
ラスが採用されている。しかし、このものは製造コスト
が高く、例えば一方のガラスが割れただけでも2層の構
造体を交換する必要がある等、不経済でもあった。
【0004】一方、ガラス板を2枚とする理由の一つ
は、金属やプラスチックの薄板や針金などを差し込んで
の不正行為を防止するためであるが、ガラス板がガラス
枠に完全に固定されていなかったために(従来の構造で
は完全に固定することはできなかった。)、ガラス板を
ずらせて薄板や針金を差し込むことが可能であった。
【0005】このように、従来の遊技機は、特にガラス
板を採用していることに起因する問題が種々存在した。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載の遊技機は、遊技に関わる表示が行われる表示部を
臨ませる窓を有し前記表示部の前方に配される有窓体
と、全体がプラスチック製であり少なくとも前記表示部
を透かし見ることが可能な透光性部分を有し前記窓に填
め込まれた閉窓体とを備える遊技機において、前記閉窓
体を全体または一部が遊技者側に膨らんだ曲面体とした
ことを特徴とする。
【0007】窓にはめ込まれる閉窓体はプラスチック製
であるから、外形や凹凸などを自在にできる。よってデ
ザイン性はきわめて優れている。しかも、射出成形など
の成形方法を採用できるから、きわめて簡単にさまざま
な形状に成形でき、そのコストも低い。
【0008】また、閉窓体の外周形状及び寸法を窓の内
周形状及び寸法と整合させることができるので、窓との
間に隙間無くはめ込んで確実に固定できるから、薄板や
針金を差し込む行為に対する耐性は極めて高い。しか
も、閉窓体は、全体または一部が遊技者側に膨らんだ曲
面体であるので立体感が出せる。また、曲面体を透して
見える表示部も立体的に見える。また、曲面体の全体ま
たは一部をレンズとすれば表示部の一部が拡大視される
から、遊技者をより楽しませることが可能になる。この
場合、レンズによって表示部(例えば図柄表示装置)を
拡大視させることができるから、娯楽性がより高まる。
特に液晶等の表示手段に対面する部分をレンズとして、
その表示を拡大させるなら、表示自体は小さくても遊技
者には大きく見える。つまり、小型の表示手段を用いて
も十分に大きな表示ができる。
【0009】請求項2記載の遊技機は、遊技盤が組み付
けられている本体側と、前記遊技盤の遊技領域を臨ませ
る窓を有し前記遊技盤の前方に配される有窓体とを備え
る遊技機において、全体がプラスチック製であり少なく
とも前記遊技領域を透かし見ることが可能な透光性部分
を有し前記窓に填め込まれた閉窓体と、該閉窓体と前記
遊技盤との間に配されるガラス板とを備えたことを特徴
とする。
【0010】窓にはめ込まれる閉窓体はプラスチック製
であるから、外形や凹凸などを自在にできる。よってデ
ザイン性はきわめて優れている。しかも、射出成形など
の成形方法を採用できるから、きわめて簡単にさまざま
な形状に成形でき、そのコストも低い。
【0011】また、閉窓体の外周形状及び寸法を窓の内
周形状及び寸法と整合させることができるので、窓との
間に隙間無くはめ込んで確実に固定できるから、薄板や
針金を差し込む行為に対する耐性は極めて高い。そし
て、閉窓体と遊技盤との間にガラス板を配しているの
で、遊技盤側の遊技球が閉窓体に接触することはなく、
遊技球によって閉窓体の内面側が傷つくことはない。こ
の内側のガラス板の形状は従来通り長方形とできるから
ガラス板の加工に問題はない。
【0012】また、従来の長方形のガラス板は遊技店の
負担(遊技機メーカーはガラス板を装着しないで出荷、
納品していた。)であったが、本発明の場合も、閉窓体
は遊技機に取り付けて出荷し、ガラス板だけを遊技店で
装着する取引形態にできる。その際、遊技店では1台に
つき1枚のガラス板を用意すれば足りるいので、2枚使
用する場合に比べれば遊技店の負担は半分になる。
【0013】請求項3記載の遊技機は、請求項1または
2記載の遊技機において、前記閉窓体は、前記窓の内周
に整合する外周形状の筒部と、該筒部の一方の端側を閉
鎖しその一部または全体が前記透光性部分とされる面板
と、該筒部の他方の端部から外側に張り出すフランジ部
とを備えることを特徴とする。
【0014】筒部で有窓体の窓にはめ込まれるので両者
の密着性は良好になる。これにより薄板や針金の差込に
対する耐性がより向上する。また内側となる部分にフラ
ンジ部が設けられているので、これによっても薄板や針
金の差込に対する耐性がより向上する。
【0015】請求項4記載の遊技機は、請求項3記載の
遊技機において、前記面板は中心部が遊技者側に膨らん
だ曲面体であるので立体感が出せる。また、曲面体を透
して見える遊技盤や遊技盤面での遊技球の挙動も立体的
に見える。また、曲面体の全体または一部をレンズとす
れば遊技盤の一部が拡大視されるから、遊技者をより楽
しませることが可能になる。この場合、レンズによって
遊技盤に装着されている入賞装置や図柄表示装置等の部
品を拡大視させたり、遊技球を拡大視させることができ
るから、娯楽性がより高まる。特に液晶等の表示手段に
対面する部分をレンズとして、その表示を拡大させるな
ら、表示自体は小さくても遊技者には大きく見える。つ
まり、小型の表示手段を用いても十分に大きな表示がで
きる。
【0016】請求項5記載の遊技機は、請求項1ないし
4のいずれか記載の遊技機において、前記窓は円形であ
ることを特徴とする。窓を円形として、これに対応する
閉窓体の外形も円形とすると、窓にはめ込まれた閉窓体
を窓の径方向にずらすことはまず不可能になる。よっ
て、薄板や針金を差し込む行為に対する耐性は極めて高
い。また、円形は遊技盤面に形成される遊技領域の形状
とほぼ整合するから、デザイン的に安定して優れたもの
になる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0018】
【実施例1】図1に示すように、遊技機としてのパチン
コ機10は長方形状の外枠12を備えている。外枠12
は公知のパチンコ機のものと同様であり、その内側に各
種の機構を収容している。それらの機構もまた公知のパ
チンコ機のものと同様であるので、図示と説明は省略す
る。
【0019】外枠12には、上下のヒンジ13を介して
中枠14が取り付けられている。中枠14はヒンジ13
を軸として扉状に開閉可能であるが、通常は図示するよ
うに閉じられている。その中枠14の前面側の上半部に
は、窓枠体15が、ヒンジ16a、16bを介して扉状
に開閉可能に取り付けられ、その下方にては上皿体17
がヒンジ16b、16cを介して扉状に開閉可能に取り
付けられている。これらも通常は図示するように中枠1
4の前面側に閉じられている。
【0020】さらに、上皿体17の下方にては下皿18
及び灰皿19が、下皿パネル20を介して中枠14の前
面側に取り付けられている。下皿パネル20は中枠14
に固着(一体化)されている。また、下皿18の右側に
は発射ハンドル21が取り付けられている。これら下皿
18、灰皿19及び発射ハンドル21は、デザイン的な
差異を除けば公知のパチンコ機に装備されているものと
変わるところはない。
【0021】図1〜3に示すように、窓枠体15には円
形の窓22が設けられている。窓22のサイズは遊技盤
(図示は省略)に形成された遊技領域(ガイドレール等
で区画されるほぼ円形の領域で、この領域に入賞装置等
が配置されている。)とほぼ等しく、図1に示す状態の
ときに中枠14にて保持されている遊技盤の遊技領域と
ほぼ重なる位置に設けられている。
【0022】この窓22には、透明プラスチック製の閉
窓体24がはめ込まれている。図2及び図3に示すよう
に、閉窓体24は窓22の内周に整合する筒状の筒部2
5、その前面側を閉じている面板26、筒部25の背後
側の端から外周側に張り出されたフランジ部27とから
構成されている。
【0023】本実施例の場合、閉窓体24はフランジ部
27から延出された爪(図示は省略)を窓22の周方向
に沿って窓枠体15に設けられた係合溝に係合させるこ
とで固定されており、その取付は爪を係合溝の入口に合
わせてから閉窓体24を回転させることで爪を係合溝の
奥に入れて係合させている。したがって、前方から閉窓
体24を押されても、これが後方に移動して脱落するこ
とはない。また、閉窓体24を上記とは逆に回せば係合
を解除して閉窓体24を取り外すことができる。このた
め、閉窓体24が傷ついたり破損した場合には、閉窓体
24だけを交換することができる。なお、閉窓体24の
交換を考慮しなければ、窓枠体15に接着する構成も採
用できる。
【0024】窓22の内周は筒部25及びフランジ部2
7の形状に整合する段差状とされており、筒部25及び
フランジ部27は窓22の内周と密接して固定されてい
る。つまり窓22と閉窓体24との間に隙間が無く、ま
た筒部24が円筒状であるのでこれを上下や左右(筒部
24の径方向)にずらすこともできない。したがって、
窓22と閉窓体24との間から薄板や針金等を差し込ん
での不正行為が確実に防止される。
【0025】面板26は遊技者側に凸のドーム状とされ
ているので、遊技者に立体感を感じさせ、面板26がレ
ンズ的に作用するので遊技領域を広く感じさせる。閉窓
体24の背後には2枚のガラス板29(一部のみ図示)
が配され、窓枠体15に保持されている。奥側(面板2
6から遠い側)のガラス板29は、図1に示す状態のと
きに遊技盤とほぼ平行(間隔は約20mm)となってそ
の前面側を覆い、遊技盤から窓枠体15側への遊技球の
飛び出しを防止する。つまり、遊技領域の前後方向寸法
(奥行き)を規定する。遊技領域と閉窓体24との間に
ガラス板29が介在するので、遊技球が閉窓体24に接
触することはない。なお、ガラス板29を2枚配してい
るのは不正行為に対する耐性をより確実にするためであ
り、実用上は奥側のガラス板29の1枚だけで十分であ
る。
【0026】窓22の上方には弓状部材30が取り付け
られている。弓状部材30は中央部が遊技者側に突出す
る弓状をしており、左右端部31は窓枠体15に固着さ
れているが、中央の握部32と窓枠体15の表面との間
には隙間33が設けられている。この隙間33は上側よ
りも下側が広くなっているが、狭い部分でも通常の成人
の手(掌部分)を入出させることが可能な幅である。こ
のため、握部32を握ることが可能で、これを握って例
えば窓枠体15を持ち運んだり、またパチンコ機10を
持ち運ぶことが可能である。いうまでもないが、弓状部
材30はそのような荷重に十分に耐えうる強度を備えて
いる。
【0027】弓状部材30はほぼ無色透明なプラスチッ
ク材料で成形されているが、遊技者側になる面30aに
は微少な凹凸が設けられて磨りガラスと同様の乱反射面
とされている。また、端部31にはランプ用のレンズ部
31aが設けられており、その背後には例えばLED等
の発光源(図示は省略)が配されている。このレンズ部
31aには適宜の着色を施すことができ、その色によっ
て装飾効果を高める。また、発光源の光を弓状部材30
の内部全体或いは一部に拡散させるさせることが可能
で、そうした内部伝達光にて例えば握部32を発光させ
ることができる。そのように構成することで握部32に
電飾効果を持たせることができる。
【0028】図1、図4及び図5に示すように、上皿体
17には上皿35が設けられている。図4及び図5に示
すように、上皿35の左半部には遊技球を貯留するため
の貯留池36が設けられ、貯留池36には上皿体17の
壁面37に沿う流出路38が連続している。また、壁面
37には放出口39が開口している。放出口39からは
賞球が(機種によっては貸球も)貯留池36に放出さ
れ、貯留池36の遊技球は流出路38にて発射装置(図
示は省略)に誘導される。
【0029】上皿35の周縁部40は略半楕円状で、周
縁部40と貯留池36及び流出路38の間には上面41
が形成されている。この上面41は全体として緩やかな
漏斗状であり、貯留池36及び流出路38の外周41a
となる部分がもっとも低く、周縁部40側が高くなって
いる。また周縁部40の稜線40aより内側部分は、上
面41と同方向に傾斜している。つまり、全体として稜
線40aから貯留池36及び流出路38に向かう傾斜が
形成されているので、貯留池36及び流出路38の外周
41aから稜線40aまでの領域に遊技球があると、そ
の遊技球は必ず貯留池36または流出路38に向かって
移動し、そのどちらかに落下する。
【0030】また、外周41aは、貯留池36及び流出
路38の上方に庇状に突き出されているので、例えば放
出口39から貯留池36に放出された遊技球が勢い余っ
て貯留池36から飛び出すのを防止できる。このような
構造であるので、例えば放出口39から放出された際、
また遊技者の手や箱或いは台間球貸機(サンドイッチ式
の球貸機)の放出樋から貯留池36に遊技球を投入した
場合に、遊技球が貯留池36から飛び出すのは庇状の外
周41aが防ぐ。それでも貯留池36から飛び出す遊技
球があった場合や、遊技者の手等から遊技球がこぼれた
場合、その遊技球が稜線40aの外側すなわち上皿35
の外に落下しない限りは、必ず貯留池36または流出路
38に回収される。したがって、上皿35から遊技球が
こぼれ落ちるのをきわめて良好に防止できる。
【0031】以上のように、このパチンコ機10の、窓
枠体15の窓22にはめ込まれる閉窓体24はプラスチ
ック製であるから、外形や凹凸などを自在にできる。よ
ってデザイン性はきわめて優れている。しかも、閉窓体
24の製造には射出成形などの成形方法を採用できるか
ら、きわめて簡単にさまざまな形状に成形でき、そのコ
ストも低い。
【0032】また、閉窓体24の外周形状及び寸法を窓
22の内周形状及び寸法と整合させることができるの
で、窓との間に隙間無くはめ込んで確実に固定できるか
ら、薄板や針金を差し込む行為に対する耐性は極めて高
い。そして、閉窓体24と遊技盤との間にガラス板29
を配しているので、遊技盤側の遊技球が閉窓体24に接
触することはなく、遊技球によって閉窓体24の内面側
が傷つくことはない。この内側のガラス板29の形状は
従来通り長方形とできるからガラス板29の加工に問題
はない。
【0033】また、従来の長方形のガラス板は遊技店の
負担(遊技機メーカーはガラス板を装着しないで出荷、
納品していた。)であったが、本実施例の場合も、閉窓
体24はパチンコ機10に取り付けて出荷し、ガラス板
29だけを遊技店で装着する取引形態にできる。その
際、遊技店では1台につき1枚のガラス板を用意すれば
よいので、従来の2枚に比べれば遊技店の負担は半分に
なる。
【0034】また、このパチンコ機10においては、閉
窓体24は、窓22の内周に整合する筒部25を備える
ので、筒部25と窓22との密着性は良好になる。これ
により薄板や針金の差込に対する耐性がより向上する。
また内側となる部分にフランジ部27が設けられている
ので、これによっても薄板や針金の差込に対する耐性が
より向上する。
【0035】しかも、閉窓体24の面板26は中心部が
遊技者側に膨らんだドーム状の曲面体であるので立体感
が出せる。また、面板26を透して見える遊技盤や遊技
盤面での遊技球の挙動も立体的に見える。さらに、窓2
2を円形にして筒部25を円筒状にしているので、窓2
2にはめ込まれた閉窓体24を窓22の径方向にずらす
ことはまず不可能になる。よって、薄板や針金を差し込
む行為に対する耐性は極めて高い。また、円形は遊技盤
面に形成される遊技領域の形状とほぼ整合するから、デ
ザイン的に安定して優れたものになる。
【0036】この実施例1は遊技機としてのパチンコ機
に本発明を適用した例であるが、他の形式の遊技機、例
えばアレンジボール式パチンコ機やスロットマシンにも
適用可能である。
【0037】
【実施例2】この実施例は、本発明をスロットマシンに
適用した例である。図6に示すように、スロットマシン
50は表示部に該当する3本の回転ドラム51を備えて
いる。図示は省略するが、各回転ドラム51には複数種
類の図柄が描かれている。
【0038】これら回転ドラム51の前面側は閉窓体に
該当するプラスチック製の前面パネル52によって覆わ
れている。前面パネル52の中央部(回転ドラム51の
前面になる部分)は透明であり、その周囲には装飾52
aが施されている。この前面パネル52は有窓体に該当
する前枠体53にて保持されている。前面パネル52が
はめ込まれている窓54はアーチ状であり、その下辺の
手前側にはメダル投入口55が配され、その下方にはス
タートレバー56、ストップスイッチ57が配されてい
る。
【0039】遊技者がメダル投入口55からメダルを投
入してスタートレバー56を操作すると3本の回転ドラ
ム51が回転する。その後ストップスイッチ57を操作
すると、それぞれ対応する回転ドラム51が停止され、
そのときにメダルの投入数に応じて有効な入賞ラインが
決まり、その有効な入賞ラインに並んだ図柄によって当
たり外れが決まる。有効な入賞ラインに並んだ図柄が当
たりの組み合わせになっていれば、その組み合わせに応
じた枚数のメダルが払い出される。
【0040】前面パネル52は遊技者側に凸となる曲面
体であるから立体感が出せる。また、前面パネル52を
透して見える回転ドラム51の図柄も立体的に見える。
前面パネル52はプラスチック製であるから、外形や凹
凸などを自在にできる。よってデザイン性はきわめて優
れている。
【0041】しかも、前面パネル52の製造には射出成
形などの成形方法を採用できるから、きわめて簡単にさ
まざまな形状に成形でき、そのコストも低い。また、前
面パネル52の外周形状及び寸法を窓54の内周形状及
び寸法と整合させることができるので、窓との間に隙間
無くはめ込んで確実に固定できるから、薄板や針金を差
し込む行為に対する耐性は極めて高い。
【0042】以上、2実施例に従って、本発明の実施の
形態について説明したが、本発明はこのような実施例に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のパチンコ機の全体図であり、図1
(a)は正面図、図1(b)は側面図である。
【図2】 実施例1の窓枠体の説明図であり、図2
(a)は正面図、図2(b)はAA−AA断面図であ
る。
【図3】 実施例1の窓枠体の説明図であり、図3
(a)は斜視図、図3(b)はAA−AA断面斜視図で
ある。
【図4】 実施例1の上皿体の説明図であり、図4
(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)はA
A−AA断面図である。
【図5】 実施例1の上皿体の説明図であり、図5
(a)は斜視図、図5(b)はAA−AA断面斜視図で
ある。
【図6】 実施例2のスロットマシンの正面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 15 窓枠体(有窓体) 22 窓 24 閉窓体 25 筒部 26 面板 27 フランジ部 29 ガラス板 50 スロットマシン(遊技機) 51 回転ドラム(表示部) 52 前面パネル(閉窓体) 53 前枠体(有窓体) 54 窓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技に関わる表示が行われる表示部を臨
    ませる窓を有し前記表示部の前方に配される有窓体と、 全体がプラスチック製であり少なくとも前記表示部を透
    かし見ることが可能な透光性部分を有し前記窓に填め込
    まれた閉窓体とを備える遊技機において、 前記閉窓体を全体または一部が遊技者側に膨らんだ曲面
    体としたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤が組み付けられている本体側と、
    前記遊技盤の遊技領域を臨ませる窓を有し前記遊技盤の
    前方に配される有窓体とを備える遊技機において、 全体がプラスチック製であり少なくとも前記遊技領域を
    透かし見ることが可能な透光性部分を有し前記窓に填め
    込まれた閉窓体と、 該閉窓体と前記遊技盤との間に配されるガラス板とを備
    えたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2または3記載の遊技機におい
    て、 前記閉窓体は、前記窓の内周に整合する外周形状の筒部
    と、 該筒部の一方の端側を閉鎖しその一部または全体が前記
    透光性部分とされる面板と、 該筒部の他方の端部から外側に張り出すフランジ部とを
    備えることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の遊技機において、 前記面板は中心部が遊技者側に膨らんだ曲面体であるこ
    とを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか記載の遊技
    機において、 前記窓は円形であることを特徴とする遊技機。
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