JP5557156B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
このスロットマシンでは、遊技者がメダルを投入して遊技開始時にスタートレバーを操作すると、リールユニットの左リール、中リール及び右リールが回転し始め、その後、適当なタイミングで左リール停止ボタン、中リール停止ボタン及び右リール停止ボタンを任意の順に押すことにより各リールを停止させる。そのときに各リールの絵柄の組み合わせに応じて、所定枚数のメダルを払い出したり遊技者にとって有利な遊技状態に移行したりする。
また表示パネルの裏面側にはランプ、7セグメント表示、LED、液晶表示等を行う各種表示装置が配置された裏面側部材(パネルユニット)が取り付けられており、これらの各種表示装置は、表示パネルの裏面側から表示パネルを照らし表示パネルを透過させた光を目視させることで、遊技者の遊技の興趣を向上させる演出を行ったりスロットマシンの内部情報を表示したりする。
し込まれることで区画を画定しており、区画をつなげる場合にはこれを引き抜き除去することで行われていたため、取り外した仕切り板を紛失したりすることがあった。
前記裏面側部材には壁面によって囲まれた囲い部が形成されており、
該囲い部にはそれぞれ光源が底部中央位置に配置されるように囲い部を仕切ることでこれを複数の区画に分割するための可動壁が設けられ、
該前記可動壁の先端部は、基端部を軸に回動することで倒立・転倒する一対の板状体からなり、
該一対の板状体は、倒立時には対向して区画を画定する壁面を形成し、転倒時には先端が開くように離隔することで隣接する区画の少なくとも一部を連通させることで、隣接する区画を遮光状態に分割する遮光位置と隣接する区画を透光状態につなげる透光位置とを選択可能となるように前記可動壁を構成し、かつ、前記可動壁の壁面先端側部分を可動壁の付け根側部分と比して高反射率面とした、ことを特徴とする遊技機を提供する。
以上のように構成された筐体11は、遊技ホールへの設置の際にいわゆる島設備に対し釘を打ち付ける等して取り付けられる。
るように構成されている。
側に固定されている。
この枠体303は複数の各種表示装置の台座となるものであるが、各表示装置の光が他の表示領域に漏れないようにするための機能も有している。図で示したスロットマシン用のパネルユニット301では、表示パネルに描かれた絵柄に対応するように、枠体303の左右の部分が6つの区画Sに分割されている。各区画には裏面側から取り付けられた表示パネル用基盤220上の表示装置(図示せず)がそれぞれ配置されるようになっている。ここで、この区画は照射された絵柄に隣接する絵柄には光が届かないように仕切り板305(壁面)によって仕切られて形成されている。
そしてスロットマシン等の機種変更や表示パネルに傷がついたり破損した場合などに、筐体や前面扉ごと交換することなくその表示パネルのみを簡単に交換出来るように、表示パネルは前面扉に対して着脱自在に構成されている。
各リール42L,42M,42Rは、その中心軸線が当該リールの回転軸線となるように回転可能に支持されている。各リール42L,42M,42Rの回転軸線は略水平方向に延びる同一軸線上に配設され、それぞれのリール42L,42M,42Rが各表示窓31L,31M,31Rと1対1で対応している。従って、各リール42L,42M,42Rの表面の一部はそれぞれ対応する表示窓31L,31M,31Rを通じて視認可能な状態となっている。また、リール2L,42M,42Rが正回転すると、各表示窓31L,31M,31Rを通じてリール42L,42M,42Rの表面は上から下へ向かって移動しているかのように映し出される。
、3×3=9個の絵柄が遊技者に視認可能な状態となる。
図9に示すように、左バックライト装置100Lは、前方側が開放された箱形状であって上下方向の長さ及び左右方向の長さが表示窓31L(図1)とほぼ同じ長さであるベース101Lを備えている。ベース101Lは、その開口領域を区切る隔壁が等間隔に上下に2個形成されていることにより、第1開口領域102L、第2開口領域103L及び第3開口領域104Lが上・中・下段に並ぶ構成となっている。そして、前面扉12を閉じた状態においては、各開口領域102L,103L,104Lはそれぞれ表示窓31Lの上・中・下段に対応した位置の後方に位置することとなる。具体的には、第1開口領域102Lは表示窓31Lの上段付近の後方に位置し、第2開口領域103Lは表示窓31Lの中段付近の後方に位置し、第3開口領域104Lは表示窓31Lの下段付近の後方に位置する。また、第1開口領域102Lの開口前面は若干上方を向いており、第3開口領域104Lの開口前面は若干下方をむいている。従って、ベース101Lの側面は表示パネル30側に向けて膨らんだ円弧状となっている。
図10には、左リール42L,中リール42M,右リール42Rのそれぞれに巻かれるリールテープに描かれた絵柄配列が示されている。同図に示すように、各リール42L,42M,42Rにはそれぞれ21個の絵柄が一列に設けられている。各リール42L,42M,42Rに対応して番号が1〜21まで付されているが、これは説明の便宜上付したものであり、リール42L,42M,42Rに実際に付されているわけではない。但し、以下の説明では当該番号を使用して説明する。
態となり、かかる状態中には図示しないランプが点灯表示されることによって停止操作が可能であることが報知され、回転が停止すると消灯されるようになっている。
留タンク92から予備タンク95へとメダルを排出する誘導プレート96が設けられている。したがって、誘導プレート96が設けられた高さ以上にメダルが貯留された場合、かかるメダルが予備タンク95に貯留されることとなる。
3枚)に達していないことを促すため、図示しない発光部材としてのランプが内蔵されている。当該ランプは、第1クレジット投入スイッチ77のスイッチ操作が有効である状況時において点灯されて当該スイッチ77の操作を促すが、クレジットされた仮想メダルが存在しない場合や既に3枚のメダル投入がなされている状況下では消灯される。ここで、上記点灯に代えて、点滅させてメダル投入の促しを遊技者に一層分かり易くしてもよい。
トモードであればスロットマシン内部に貯蓄されると共に残数表示部35に貯蓄枚数が表示される。この貯留枚数には上限枚数が決められており(例えば50枚)、それを越える枚数のメダルが投入されたときにはメダル排出口17からメダル受け皿18へ返却される。
描かれており、この絵柄も遊技中所定のタイミングで明るく表示されるようになっている。なおこのスロットマシン10は3枚賭専用の機種であるため、図1等に示した第2クレジット投入スイッチ78や第3クレジット投入スイッチ79は設けられておらず、第1クレジット投入スイッチ77のみが設けられている。
図13にパネルユニットおよび表示パネルの分解斜視図、図14にパネルユニットの表面(a)および裏面(b)の斜視図、図15にパネルユニットのランプハウジング部分の斜視図、図16および図17にパネルユニットのランプハウジング部分の正面図(a),A−A断面図(b), B−B断面図(c)を示した。なお図15において、(a)は各
区画が壁面により仕切られて画定された状態を、(b)は全区画がつなげられた状態を表しており、図16は各区画が壁面により仕切られて画定された状態を、図17は全区画がつなげられた状態を表している。
このパネルユニット201はその四方が壁で囲まれており、その中央部が表示パネルの表示窓31L,31M,31Rに対応するように開口するほぼ矩形枠形の外形をした樹脂製の枠体203と、この枠体203の左右両辺にその裏面側から固定された2つの縦長矩形の表示パネル用基盤220L,220Rと、枠体203の下辺にその裏面側から固定された横長矩形の表示パネル用基盤220Mから構成されている。
Sを画定する一方、転倒時には先端部が離隔するように開いて、すなわち一対の板状体200bが基端部を軸に回動して倒立状態からそれぞれ反対側に55°程度弧を描いて開き、表示パネル裏面から先端部が離隔することで隣接する区画Sの一部を連通させ、各区画Sは光源107に向けて縮径する空間を形成するようになっている(このときの可動壁200の態様を「透光位置」という)。
なお図面には省略したが、板状体200bの左右の側端には微小な凸部が突起して形成されており、これが左右の壁面の形成した凹部に嵌ることで、それぞれの板状体200bは倒立時や転倒時にその状態を保持することができるようになっている。そして板状体200bはある程度の柔軟性を有しているため、凹部および凸部の係合を容易に解除して板状体200bの遮光位置と透光位置とを切り替えてやることができる。
そして表示パネル30を交換してその絵柄も変更する場合には可動壁200の遮光位置と透光位置との変更により、例えばランプハウジング205を5つの区画に分割して使用、2つの区画をつなげて使用、5つの区画を全てつなげて使用など、必要に応じて容易に区画をつなげたり分割したりすることができる。なお、可動壁200は着脱式ではないため、可動壁を構成する板状体200bを紛失する虞もない。また板状体200bが着脱式であったとしても遮光位置または透光位置でこれをパネルユニットに保持可能であるため、その紛失を少なくすることができる。
このように遮光位置にある可動壁の先端側部分のみを高反射率面としてやることで、光源からの光はこの部分で効率的に反射して区画境界付近の表示パネルを照らすこととなるため、可動壁が遮光位置であるときに光源の指向性に起因して直接光のみでは暗くなりがちな区画境界付近の明るさをその反射光で補って、区画境界付近の表示パネルをより明るくしてやるか、区画前面の表示パネルの明るさをほぼ均一にしてやることができる。
なお壁面先端側部分が「高反射率」であるとは、壁面先端側部分が壁面の付け根側の少なくとも一部分と比べて高反射率であることを意味し、従来のパネルユニットの壁面と比べて高反射率な60〜100%程度としてやることが好ましいが、勿論この範囲に限定されるものではない。換言すれば、壁面先端側部分に高反射率部が、壁面の付け根側部分に低反射率部が、適切な範囲で形成されていればよい。
そして区画の大きさや深さによっては、可動壁を構成する基部200aと板状体200bのうち、板状体全体を高反射率面としてやってもよいし、板状体の先端側の一部分のみを高反射率面としてやってもよい。または板状体全体および基部の先端側の一部分のみを高反射率面としてやってもよい。
また鏡面加工とは、例えば可動壁が樹脂製である場合にはクロムメッキなどを樹脂メッキすることで光沢を付与することを、可動壁が金属製である場合には表面をポリッシュ処理するかメッキ処理することで光沢を付与することをいう。
斜面上面を高反射率面としてやることで、可動壁200が透光位置にある場合には各光源からの光を繋げた区画前面の表示パネル側に効率的に反射させることができるため、表示パネルをより明るく照らすことができる一方、可動壁が遮光位置にあるときにはこの斜面は向かい合わせになって閉じられるため光の反射には何ら関与しないようにすることができる。
なおここでいう「高反射率面」とは、上記可動壁の壁面先端部分と同様にメッキ処理やポリッシュ処理することで光沢を付与した面を意味し、その裏面側の可動壁の壁面先端部分と同等かそれ以上の反射率であることが好ましい。これは可動壁が遮光位置にある場合には、光源の指向性に起因して暗くなりがちな区画境界付近の表示パネルの明るさを壁面先端部分での反射光によって適当な明るさだけ補ってやるのに対し、可動壁が透光位置にある場合には、斜面で効率的に光源からの光を反射させれば、表示パネルの明るさを全体的に底上げしてやることができるためである。
なお可動壁の先端側部分のみを鏡面加工することで高反射率面とする一方、可動壁の付け根側をつや消し加工などして低反射率面としてやってもよいし、可動壁の壁面を先端から付け根に向かうに従ってその反射率が漸減するようにつや消しの度合いを強めてやるように表面加工してやってもよい。
まず、図19に一般的なLED光源の指向特性を放射角度と相対光度との関係をグラフで表した。このグラフからも読み取れるようにLED光源の正面(放射角度0°)の時の光度を1.0とすると、放射角度±15°の時の光度は0.95程度、放射角度±30°の時の光度は0.9程度、放射角度±45°の時の光度は0.7程度、放射角度±60°の時の光度は0.5程度、放射角度±75°の時の光度は0.2程度、放射角度±90°の時の光度はほぼ0と、その放射角度の絶対値が大きくなるほど急激に暗くなることが分かる。
ここで図20(b)では可動壁200からの反射光がなくなる表示パネル部分に明るさ(合成光)の急な落ち込みが見て取れるが、実際には光の拡散などによって明るさの変化が緩和されるため、表示パネルの各区画は、それぞれほぼ均一な明るさに照らされることになる。
また可動壁の壁面を先端から付け根に向かうに従ってその反射率が漸減するようにしてやれば、図20(b)に表れる合成光の明るさの急激な落ち込みそのものをなくすことができる。具体的には、図20と同様の形式で実細線、破線、実太線を用いてLED光源からの直接光、反射光、直接光および反射光の合成光の明るさを相対的に表した図21からも明らかなように、この場合には理論上からも合成光の明るさに急激な変化がなく、同一区画内の表示パネルはほぼ均一な明るさに照らされていることが分かる。
なお可動壁200が遮光位置にあり隣接する区画の一方の区画Sの光源107が点灯し他方の区画の光源が消灯している場合には、点灯した区画の境界付近の明さが補われていることで、遊技者ははっきりと隣接する区画の境界を認識することができる。
可動壁を透光位置として全区画を繋げた場合、すなわち可動壁200を構成する基部200aの先端に軸着された一対の板状体200bが開くように転倒して隣接する区画Sの一部を連通した場合には、各区画の底面中央に配置されたLED光源107(1つであってもよいし複数個が並んで配置されていてもよい)からの光はそれぞれの区画の前面部分の表示パネルを照らすだけでなく、その区画を超えて隣の区画の前面部分の表示パネルを照らすこととなる。
パネル30および一の区画に隣接する他の区画の前面の表示パネルをどのような明るさで照らすことになるかについて模式的に表した。図23(a)は図20と同様でその破線矢印は各LED光源107からの光が届く範囲や光の進行の軌跡を、図23(b)の破線は各LED光源からの光の相対光度を、図20(b)の実太線は各LED光源からの光(合成波)によって照らされた表示パネルの明るさを相対的に表したものである。図23(b)の実太線部分からも明らかなように最上段の区画および最下段の区画Sの前面以外の表示パネルはほぼ均一な明るさに照らされていることが分かる。そして実際には光の拡散や可動壁の斜面による若干の反射によってその明るさはより均一となる。
この例でも可動壁200が遮光位置にある場合には、可動壁の壁面の先端側部分に当たった光を表示パネルの区画境界付近に反射させることで、直接光のみでは暗くなりがちな区画境界付近の明るさをその反射光で補って、区画境界付近の表示パネルをより明るくしてやるか、区画前面の表示パネルの明るさをほぼ均一にしてやることができることは上記の例と同様である。
一方、上記の例では可動壁200が透光位置にある場合の可動壁の高さを最適化し、表示パネル30の一の区画Sの前面部分全体を、その区画のLED光源107からの光が照らすとともに、隣接する両区画のLED光源からの光がそれぞれ半分ずつ照らすようにしたが、この例では可動壁が透光位置にある場合に、表示パネル(装飾体)の一の区画の前面部分全体を、一の区画に隣接する他の区画の光源からの光が、隙間なく、かつ、一の区画の前面部分を越えることなく照らすように可動壁を配置することで、繋げた区画の前面の表示パネルに部分的な明暗の差が生じないように工夫されている。すなわち、表示パネ
ル30の一の区画Sの前面部分全体を、その区画のLED光源107からの光が照らすとともに、隣接する他の区画(1つ又は2つ)のLED光源からの光も一の区画の前面部分全体をちょうどよい範囲で照らすようになっている。なおこの例のパネルユニット201は先の例のものと比して、その厚みが薄く各区画Sもその深さが浅くなっている。その他の点については、可動壁は上記の例と同様の構成となっている。
この場合、図25(b)の実太線部分からも明らかなように、最上段の区画Sおよび最下段の区画の前面の表示パネル30以外はほぼ均一な明るさに照らされていることが分かる。そして実際には光の拡散や可動壁200の斜面による若干の反射によってその明るさはより均一となる。一方、最上段の区画Sおよび最下段の区画の前面の表示パネル30は他の区画の前面の表示パネルよりも若干暗くなっていることが分かる。
また上記では可動壁200はその先端部の板状体200bが倒立・転倒することでその高さを変更可能としたが、可動壁200が遮光位置と透光位置とを選択可能に構成されたものであればどのような構造でもよく、例えば可動壁200の先端部の板状体200bが基部200a内に収納される構造とすることなども可能である。また板状体は透光位置と遮光位置との変更を一度取り外してからその位置を選択して再び取り付ける形態のものについても本発明を適用することができる。さらに上記実施例では板状体200bは2枚となっているが、1枚や3枚以上で構成してやってもよい。また光源はLEDに限られず電球や冷陰極管などすべての発光体を適用することができ、また他所に設けた光源からの光を光ファイバなどの手段を用いてパネルユニット内まで導光する構成とすることもできる。
さらに、弾球式でない遊技機、例えば、外枠に開閉可能に支持された遊技機本体に貯留部及び取込装置を備え、貯留部に貯留されている所定数の遊技球が取込装置により取り込まれた後にスタートレバーが操作されることによりリールの回転を開始する、パチンコ機とスロットマシンとが融合された遊技機として本発明を実施するようにしても良い。
このスロットマシンでは、遊技者がメダルを投入して遊技開始時にスタートレバーを操作すると、リールユニットの左リール、中リール及び右リールが回転し始め、その後、適当なタイミングで左リール停止ボタン、中リール停止ボタン及び右リール停止ボタンを任意の順に押すことにより各リールを停止させる。そのときに各リールの絵柄の組み合わせに応じて、所定枚数のメダルを払い出したり遊技者にとって有利な遊技状態に移行したりする。
また表示パネルの裏面側にはランプ、7セグメント表示、LED、液晶表示等を行う各種表示装置が配置された裏面側部材(パネルユニット)が取り付けられており、これらの各種表示装置は、表示パネルの裏面側から表示パネルを照らし表示パネルを透過させた光を目視させることで、遊技者の遊技の興趣を向上させる演出を行ったりスロットマシンの内部情報を表示したりする。
またLEDは光の指向性が高いため、仕切られた各区画の底部に設けられた1〜2個程度のLEDによって裏面側から照らされる表示パネルの絵柄に明暗が生じることがあり見栄えが悪いといった問題もあった。
の差が生じることがあり、かかる明暗の差は遊技者の遊興性を損なう虞があった。
装飾が施された装飾体(表示パネル)と、該装飾体の裏面側に配置され前記装飾体の装飾を裏側から照らす光源が設けられた裏面側部材(パネルユニット)と、を備え、前記裏面側部材には壁面によって囲まれた囲い部(ランプハウジング)が形成されており、該囲い部にはそれぞれ光源が底部中央位置に配置されるように囲い部を仕切ることでこれを複数の区画に分割するための可動壁を設け、該可動壁を隣接する区画を遮光状態に分割する遮光位置と隣接する区画を透光状態につなげる透光位置とを選択可能となるよう構成し、かつ、可動壁の壁面先端側部分を高反射率面とした、ことを特徴とする遊技機。
なお本発明は各区画の底部中央に光源を配置した場合に、光源の指向性に起因して表示パネルの区画中央と比べて区画境界付近の部分が若干暗くなり、区画境界の視認性の低下を回避することを主目的としている。そのため上記では遮光位置と透光位置とを選択可能な可動壁を構成要件としているものの、この主目的を達成するためだけであれば壁面は可動壁である必要はなく、単純に区画を画定する壁面の先端側部分を高反射率面としてやればよい。すなわちその場合には、装飾が施された装飾体(表示パネル)と、該装飾体の裏面側に配置され前記装飾体の装飾を裏側から照らす光源が設けられた裏面側部材(パネルユニット)と、を備え、前記裏面側部材には壁面によって囲まれた囲い部(ランプハウジング)が形成されており、該囲い部にそれぞれ光源が底部中央位置に配置されるように囲い部を仕切ることでこれを複数の区画に分割するための壁面を設け、区画を形成する各壁面の付け根側の少なくとも一部分と比べて、これよりも先端側の部分に、高反射率となる部位を備えてやるようにしてやればよい。
上記遊技機1において、前記可動壁の壁面を先端から付け根に向かうに従ってその反射率が漸減するようにした、ことを特徴とする遊技機。
この遊技機によれば、照らされる一の区画の前面部分の明るさに急激な変化がでないようにすることができる。
上記遊技機1又は2において、前記可動壁の先端部は基端部を軸に回動することで倒立・転倒する一対の板状体からなり、該一対の板状体は倒立時には対向して区画を画定する壁面を形成し、転倒時には先端が開くように離隔することで隣接する区画の少なくとも一部を連通させる、ことを特徴とする遊技機。
この遊技機によれば、可動壁をその先端部が回動して倒立・転倒する一対の板状体としてやることで、隣接する区画を容易につなげたり分割したりすることができ、また隣接する区画を対称形となるようにつなげたり分割したりすることも容易であるため、各区画をともに照明する場合に隣接する区画の明暗にできるだけ差が出ないようにすること等ができる。なお倒立・転倒する一対の板状体を採用しても、隣接する区画を非対称形とすることもできるのはもちろんである。
上記遊技機1乃至3のいずれかにおいて、前記一対の板状体は、前記光源近傍にその先端が位置するように転倒することで斜面を形成し、光源からの光を前記装飾体側に反射するよう該斜面を高反射率面とした、ことを特徴とする遊技機。
この遊技機によれば、可動壁を透光位置とした場合に、板状体によって斜面を形成するとともにこの斜面で光源からの光を積極的に反射させて繋げた区画前面の装飾体を照らしてやることで、その明るさを向上させてやることができる。
装飾が施された装飾体(表示パネル)と、該装飾体の裏面側に配置され前記装飾体の装飾を裏側から照らす光源が設けられた裏面側部材(パネルユニット)と、を備え、前記裏面側部材には壁面によって囲まれた囲い部(ランプハウジング)が形成されており、該囲い部の少なくとも1つには光源が配置されるように囲い部を仕切ることでこれを複数の区画に分割するための可動壁を設け、該可動壁を隣接する区画を遮光状態に分割する遮光位置と隣接する区画を透光状態につなげる透光位置とを選択可能となるよう構成し、一の区画を画定する可動壁が透光位置にある場合に、一の区画に隣接する他の区画の光源からの光によって照らされる一の区画の前面の装飾体の明暗の差が少なくなるように、前記可動壁を配置したことを特徴とする。
この遊技機によれば、パネルユニットの可動壁の遮光位置と透光位置とを切り替えることで、ランプハウジングを必要な大きさの区画に分割したり分割した区画をつなげたりすることができ、これにより例えば機種変更のために表示パネルと内部プログラムのみが交換され表示パネルの絵柄が変更された場合にも、絵柄のデザインによってランプハウジングの区画の分割・連結を容易に行ってこれに対応すること等ができる。また可動壁の配置
を工夫することで、ランプハウジングの区画の分割・連結を行った際にも、光源によって照らされる装飾体に部分的な明暗の差が生じないようにすることができる。さらに可動壁が従来例のような着脱式ではなく、可動壁は透光位置にあるときにもパネルユニットと一体をなすようにできるため、可動壁を構成する板状体を紛失する虞もなくすことができる。
上記遊技機Aにおいて、一の区画を画定する両可動壁が透光位置にある場合に、前記装飾体の一の区画の前面部分全体を、隣接する両区画の光源からの直接光が、隙間なく、かつ、重複することなく照らすよう前記両可動壁を配置したことを特徴とする遊技機。
一の区画の前面部分をできるだけ均等に照らすべく可動壁の配置を最適化することで、その区画の光源からの光だけでなく隣接する両区画の光源からの直接光が上下から片方ずつこの部分を照らすように、すなわち一の区画に隣接する他の2区画の光源からの直接光の照射範囲に重複や隙間がなるべく生じないように、他の2区画の光源からの直接光の境界がほぼ一致するようになっている。なおこの場合には最小区画数は3つとなる。
上記遊技機Aにおいて、一の区画を画定する少なくとも一つの可動壁が透光位置にある場合に、前記装飾体の一の区画の前面部分全体を、一の区画に隣接する他の区画の光源からの直接光が、隙間なく、かつ、該一の区画の前面部分を越えることなく照らすよう前記両可動壁を配置した、ことを特徴とする遊技機。
一の区画の前面部分をできるだけ均等に照らすべく可動壁の配置を最適化することで、その区画の光源からの光だけでなく隣接する区画(1つ又は2つ)の光源からの直接光がこの部分全体を照らすようになっている。なおこの場合には最小区画数は2つとなる。
上記遊技機A乃至Cのいずれかにおいて、前記光源はLED光源であり、光源から放射状に描いた直線が前記装飾体に到達する範囲を直接光の照明可能範囲とする、ことを特徴とする遊技機。
LED光源は指向性が強いため、特にその照射範囲を適切に規定することで、より有効に装飾体を均一に照らしてやることができる。
上記遊技機A乃至Dのいずれかにおいて、前記可動壁の先端部は基端部を軸に回動することで倒立・転倒する一対の板状体からなり、該一対の板状体は倒立時には対向し、転倒時には先端が開くように離隔する、ことを特徴とする遊技機。
この遊技機によれば、可動壁をその先端部が回動して倒立・転倒する一対の板状体としてやることで、隣接する区画を対称形となるようにつなげたり分割したりすることができるため、ともに照明する場合に隣接する区画の明暗にできるだけ差が出ないようにすること等ができる。なお倒立・転倒する一対の板状体を採用しても、隣接する区画を非対称形とすることもできるのはもちろんである。
上記遊技機A乃至Dのいずれかにおいて、前記可動壁の先端部が可動壁の基部に重なるように又は収納されるようにスライド移動することで可動壁の高さを変更可能とした、ことを特徴とする遊技機。
この遊技機によれば、可動壁先端部が伸縮する構造とすることで、隣接する区画を容易につなげたり分割したりすること等ができる。
パネルユニットと同様に容易にランプハウジングを分割したり区画をつなげたりすることができることは勿論、できるだけ装飾体を均一に照らしてやることができる。また仕切り板ではなく可動壁によって区画を画定するため従来のように取り外した仕切り板を紛失してしまう虞がない。さらに可動壁の形態およびその可動方法を工夫してやることで、区画をつなげる際に動かした可動壁を反射板として機能させて有効活用することができる。上記遊技機A〜Fは上記遊技機1〜4のいずれかとの組み合わせにより可動壁が遮光位置にある場合および透光位置にある場合いずれにおいても、光源によって照らされる表示パネルの明暗の差により表示パネルに描かれた絵柄等の視認性に悪影響がでることを回避することを可能とするものであるが、上記遊技機1〜4との組み合わせに限られず、独立した技術的特長として遊技機に適用することも可能であることはいうまでもない。
さらに、弾球式でない遊技機、例えば、外枠に開閉可能に支持された遊技機本体に貯留部及び取込装置を備え、貯留部に貯留されている所定数の遊技球が取込装置により取り込まれた後にスタートレバーが操作されることによりリールの回転を開始する、パチンコ機とスロットマシンとが融合された遊技機として本発明を実施するようにしても良い。具体的には以下の通りである。
技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として球を使用すると共に、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成されている遊技機」となる。
Claims (3)
- 装飾が施された装飾体と、該装飾体の裏面側に配置され前記装飾体の装飾を裏側から照らす光源が設けられた裏面側部材と、を備え、
前記裏面側部材には壁面によって囲まれた囲い部が形成されており、
該囲い部にはそれぞれ光源が底部中央位置に配置されるように囲い部を仕切ることでこれを複数の区画に分割するための可動壁が設けられ、
該前記可動壁の先端部は、基端部を軸に回動することで倒立・転倒する一対の板状体からなり、
該一対の板状体は、倒立時には対向して区画を画定する壁面を形成し、転倒時には先端が開くように離隔することで隣接する区画の少なくとも一部を連通させることで、隣接する区画を遮光状態に分割する遮光位置と隣接する区画を透光状態につなげる透光位置とを選択可能となるように前記可動壁を構成し、かつ、前記可動壁の壁面先端側部分を可動壁の付け根側部分と比して高反射率面とした、ことを特徴とする遊技機。 - 前記可動壁の壁面を、先端側部分が高反射率、可動壁の付け根側部分が低反射率となるように、先端から付け根に向かうに従ってその反射率が漸減するようにした、ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記一対の板状体は、前記光源近傍にその先端が位置するように転倒することで斜面を形成し、光源からの光を前記装飾体側に反射するよう該斜面を高反射率面とした、ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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