JP2003289965A - スライドレール - Google Patents

スライドレール

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JP2003289965A
JP2003289965A JP2002100990A JP2002100990A JP2003289965A JP 2003289965 A JP2003289965 A JP 2003289965A JP 2002100990 A JP2002100990 A JP 2002100990A JP 2002100990 A JP2002100990 A JP 2002100990A JP 2003289965 A JP2003289965 A JP 2003289965A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、固定側メンバーに対し移動側メン
バーを引出し状態、収納状態、あるいは移動途中で仮保
持する保持用部材を有するスライドレールに関するもの
で、簡単な構造で、部品点数を削減し、保持用部材の取
付作業も容易で、移動側メンバーの摺動もスムーズな、
安価に製作できるスライドレールを提供する事を目的と
する。 【構成】 固定側メンバーに対し、移動側メンバーの
最大引出し状態で仮保持する保持用部材を有するスライ
ドレールにおいて、固定側メンバーに形成された保持部
に対応して、保持用部材が移動側メンバーにもうけられ
ているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、固定側メンバー
に対し移動側メンバーを引出し状態、収納状態、あるい
は移動途中で仮保持する保持用部材を有するスライドレ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、固定側メンバーと、該固定側メ
ンバーとボールおよびボールリテーナーを介して互いに
摺動自在となした移動側メンバーより構成されたスライ
ドレール(基本構造の断面を図5に示す。)は、移動側
メンバーに連結された機器等の点検等を行うため、移動
側メンバーを最大引き出した状態で、仮保持したり(最
大引出し保持機能)、機器本体の移動途中に不用意に機
器等が引き出されないよう、移動側メンバーを固定側メ
ンバーに最も収納した状態で仮保持する(最大収納時保
持機能)必要があった。
【0003】この為、従来、最大引出し保持機能を有す
るスライドレールの保持用部材は、図8、図9に示すよ
うに、基板b1と、基板b1から引出し方向に突出し、
先端に係止段部b2が形成された弾性脚部b3が、板バ
ネ材より一体に形成されてなり、固定側メンバーaの基
板a1の所定位置に保持部材bの基板b1をリベット止
めし、移動側メンバーcの基板c1の後端部に固定側メ
ンバーaの基板a1方向に突出して形成されたリテーナ
後ストッパーc2に、移動側メンバーが所定位置まで引
き出された時、係止段部b2を弾性的に係止させる事
で、最大引出し保持機能を有していた。
【0004】又、収納時保持機能を有するスライドレー
ルの保持用部材は、実開昭57ー189450号に示す
ように、基板と、基板から引出し方向に突出し、山形の
係合突部を有するはね返り防止部が板バネ材より一体に
形成されなり、固定側メンバーの基板の後端に保持部材
の基板をリベット止めし、移動側メンバーの基板の後端
部に固定側メンバーの基板方向に突出して形成されたリ
テーナ後ストッパーに、移動側メンバーが完全に収納さ
れた時、係合突部を弾性的に係合させる事で、収納時保
持機能を有していた。すなわち、最大引出し保持機能を
有するスライドレールに取り付けられる保持用部材と、
収納時保持機能を有するスライドレールに取り付けられ
る保持用部材は同一部材を兼用することが出来なかっ
た。
【0005】さらに、前記最大引出し保持機能を有する
スライドレールの場合、図8の状態から、移動側メンバ
ーcのリテーナ後ストッパーc2が係止段部b2を乗り
越して、移動側メンバーcを収納していくと、移動側メ
ンバーcの移動量の2分の1の移動量で、ボールリテー
ナーdは、ボールe・・・と共に移動側メンバーと同一
方向に移動するが、保持用部材bは、係止段部b2がボ
ールリテーナーdの基板d1に弾性的に当接し、固定側
メンバーaに固定されているので、常にボールリテーナ
ーdの動きを阻止するよう作用する。(移動側メンバー
cが引き出される場合も同様である。)この為、移動側
メンバーcの摺動を軽くする為、ボールe・・・・を移
動側レールcと固定側メンバーaに軽く接触させる仕様
にすると、ボールリテーナーdが保持用部材bに干渉さ
れて移動側メンバーcの動きに対応せず、固定側メンバ
ーa内に取り残され、移動側メンバー2の摺動が均一で
なくなる事があった。一方、保持用部材bの干渉に抗し
てボールリテーナーdを所定通りに移動させるよう、ボ
ールe・・・・と移動側メンバーc及び固定側メンバー
aをを強く接触させる仕様にすると、移動側メンバーc
の摺動力が重くなる欠点があった。又、保持用部材の取
付方法も基板にリベット止めしている為、手間を要し高
価となる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、部品点数を
削減し、保持用部材の取付作業も容易で、移動側メンバ
ーの摺動もスムーズな、安価に製作できるスライドレー
ルを提供する事を課題とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】そこで上記課題を解決する
為、本発明の第1の手段として構成したところは、固定
側メンバーに対し、移動側メンバーの最大引出し状態で
仮保持する保持用部材を有するスライドレールにおい
て、固定側メンバーに形成された保持部に対応して、保
持用部材が移動側メンバーにもうけられているものであ
る。
【0008】次に、本発明が第2の手段として構成した
ところは、固定側メンバーに対し、移動側メンバーの最
大引出し状態、及び最大収納状態で仮保持する保持用部
材を有するスライドレールにおいて、固定側メンバーに
形成された前後保持部に対応して、一つの保持用部材が
兼用して移動側メンバーにもうけられているものであ
る。
【0009】次に、本発明が第3の手段として構成した
ところは、固定側メンバーに対し移動側メンバーを最大
引出し状態、あるいは最大収納状態、あるいは移動途中
の状態で仮保持する保持用部材を有するスライドレール
において、保持用部材は、移動側メンバーの基板内面に
当接する取付基板と、取付基板の移動側メンバーの両折
曲縁側両端部から、移動側メンバーの基板から順次離間
して突出し、端部が移動側メンバーの両折曲縁内面に係
止する両係止突片と、固定側メンバーの所定位置に形成
された保持部に弾性的に圧接して、移動側メンバーを固
定側メンバーに対し仮保持状態となす弾性突片を有し
て、移動側メンバーより硬い材質より形成され、前記両
係止突片を移動側メンバーの両折曲縁内面に係止させる
ことにより、保持用部材が移動側メンバーに取り付けら
れているものである。
【0010】次に、本発明が第4の手段として構成した
ところは、固定側メンバーに対し移動側メンバーを最大
引出し状態、あるいは最大収納状態、あるいは移動途中
の状態で仮保持する保持用部材を有するスライドレール
において、保持用部材は、移動側メンバーの基板内面に
当接する取付基板と、取付基板の移動側メンバーの両折
曲縁側両端部から、移動側メンバーの基板から順次離間
して突出し、端部が移動側メンバーの両折曲縁内面に係
止する両係止突片と、固定側メンバーの所定位置に形成
された保持部に弾性的に圧接して、移動側メンバーを固
定側メンバーに対し仮保持状態となす弾性突片と、基板
所定位置に形成された嵌合孔よりなり、前記嵌合孔を移
動側メンバーの基板所定位置に形成された嵌入突部に嵌
合して、前記係止突片を移動側メンバーの両折曲縁内面
に係止させることにより、保持用部材が移動側メンバー
に取り付けられているものである。
【0011】次に、本発明が第5の手段として構成した
ところは、アウターメンバーと、該アウターメンバーと
ボールおよびボールリテーナーを介して互いに摺動自在
となしたインナーメンバー等より構成され、アウターメ
ンバーとインナーメンバーが互いに摺動した所定位置に
おいて、互いに仮保持する保持用部材をインナーメンバ
ーの内面に設けたスライドレールにおいて、保持用部材
は、インナーメンバーの基板内面に当接する取付基板
と、取付基板の移動側メンバーの両折曲縁側両端部か
ら、移動側メンバーの基板から順次離間して突出し、端
部が移動側メンバーの内向き略円弧状の両折曲縁内面に
係止する両係止突片を有して、インナーメンバーより硬
い材質より形成され、前記両係止突片を移動側メンバー
の両折曲縁内面に係止させることにより、保持用部材が
インナーメンバーに取り付けられているものである。
【0012】次に、本発明が第6の手段として構成した
ところは、アウターメンバーと、該アウターメンバーと
ボールおよびボールリテーナーを介して互いに摺動自在
となしたインナーメンバー等より構成され、アウターメ
ンバーとインナーメンバーが互いに摺動した所定位置に
おいて、互いに仮保持する保持用部材をインナーメンバ
ーの内面に設けたスライドレールにおいて、保持用部材
は、インナーメンバーの基板内面に当接する取付基板
と、取付基板のインナーメンバーの両折曲縁側両端部か
ら、インナーメンバーの基板から順次離間して突出し、
端部がインナーメンバーの内向き略円弧状の両折曲縁内
面に係止する両係止突片と、アウターメンバーの所定位
置に形成された保持部に弾性的に圧接して、インナーメ
ンバーをアウターメンバーに対し仮保持状態となす弾性
突片と、基板所定位置に形成された嵌合孔よりなり、前
記嵌合孔をインナーメンバーの基板所定位置に形成され
た嵌入突部に嵌合して、前記両係止突片をインナーメン
バーの両折曲縁内面に係止させることにより、保持用部
材が移動側メンバーに取り付けられているものである。
【0013】
【実施例】尚、本発明を説明する場合、スライドレール
の各メンバーの摺動状態が本発明と密接に関連する場
合、固定側に位置するメンバーを固定側メンバーと、移
動側に位置するメンバーを移動側メンバーと表現してい
るが、摺動状態とは直接関係なく、各メンバーの構成が
本発明と密接に関連する場合、外側に位置するメンバー
をアウターメンバーと、内側に位置するメンバーをイン
ナーメンバーと表現している。以下、本発明の実施例を
図1〜図7に基づいて説明する。符号100は本発明の
スライドレールを示し、符号1は固定側メンバー1(ア
ウターメンバー1)を示し、符号2は移動側メンバー2
(インナーメンバー2)を示し、符号3は固定側メンバ
ー1と移動側メンバー2間に介在するボールリテーナー
を示している。
【0014】固定側メンバー1は、金属製の細長条板の
短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された内面
長手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する両折曲縁
11、11と、基板12より断面略C字形に形成されて
いる。 そして、摺動方向の引き出し側前端部に、ボー
ルリテーナー3の摺動方向の引き出し側の前端部が当接
し、ボールリテーナー3の摺動範囲を規制する固定側メ
ンバー前端ストッパー13(本発明では前保持部5を兼
用している。)が移動側メンバー2方向に突出して形成
され、摺動方向の収納側後端部に、移動側メンバー2が
固定側メンバー1に完全に収納された時に、その後端部
が当接する固定側メンバー後端ストッパー14が移動側
メンバー2方向に突出して形成されている。符号15・
・・は、OA機器等の本体(固定側)との連結孔を示し
ている。符号16は、移動側メンバー2が最も収納され
た状態で仮保持する為の後保持部を示している。
【0015】移動側メンバー2(インナーメンバー)は
固定側メンバー1とほぼ同長で、金属製の細長条板の短
手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された外面長
手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する両折曲縁2
1、21と、基板22より、断面略C字形に形成されて
いる。そして、両折曲縁21、21の収納側後端部に外
方に突出して、移動側メンバー2が最大伸長時に、最後
端部のボール33に当接して、引出し方向への摺動を停
止せしめる移動側メンバーストッパー23、23が形成
されている。そして、移動側メンバー2が固定側メンバ
ー1に完全に収納された時、前記固定側メンバー後端ス
トッパー14に両折曲縁21、21の後端が当接して停
止する。符号24・・・は、OA機器等の部材との取付
孔を示している。符号25は、保持用部材4を所定位置
に取付ける為に固定側メンバー1方向に突出せしめた嵌
入突部を示している。
【0016】ボールリテーナー3は、上記両メンバー
1、2の半分程度の長さの金属製の細長条板の短手両端
部を、両メンバー1、2の折曲縁11、11、21、2
1間に突出せしめたL字形の折曲片31、31と、折曲
片31、31間に略コ字形に形成された基板32より構
成され、折曲片31、31の長手方向にボール33・・
・を回転自在に保持している。
【0017】そして、移動側メンバー2の最大伸長状態
で、ボールリテーナー3の基板32の前端部は、固定側
メンバー前端ストッパー13の内面に当接し、その最後
端のボール33、33には移動側メンバー2の移動側メ
ンバーストッパー23、23が当接する。この時、移動
側メンバー2の基板22の内面所定位置に取付られた保
持用部材4が、前記に固定側メンバー前端ストッパー1
3(前保持部5)と連係して、移動側メンバー2の最大
伸長状態を仮保持する。
【0018】前記保持用部材4は、インナーメンバー2
の基板22内面に当接する取付基板41と、取付基板4
1のインナーメンバー2の両折曲縁21、21側両端部
から、インナーメンバー2の基板22から順次離間して
突出し、端部がインナーメンバー2の内向き円弧状の両
折曲縁21、21内面に係止する両係止突片42・・・
と、取付基板41の前端部から、アウターメンバー1の
基板12方向に弓形となし前方に突出した弾性突片43
より、インナーメンバー2の材質より硬いステンレスの
板バネ材にて一体に構成されている。符号44は、保持
用部材4の取付位置の正確さを確保するためと、保持用
部材4とインナーメンバー2の材質が同じ場合に、保持
用部材4がスライドレール100の摺動方向への移動を
阻止する為に、インナーメンバー2の嵌入突部25に対
応して形成された嵌合孔である。
【0019】すなわち、保持用部材4がインナーメンバ
ー2の材質より硬い材質で形成されると、保持用部材4
がインナメンバー2に取り付けられる時、係止突片42
・・・が、両折曲縁21、21の内面に食い込む事によ
り、インナーメンバー2の両折曲縁の内面に単に係止し
て、アウターメンバー1側への移動を阻止するだけな
く、摺動方向への移動も阻止される。又、移動メンバー
2の摺動途中で、弾性突片43の頂部431がボールリ
テーナー3の基板32に接触しない寸法で、前保持部
5、後保持部16の端面に接触して、弓形が偏平に弾性
変形する寸法に形成されている。
【0020】本発明は上記の如く構成され、移動側メン
バー2が固定側メンバー1に対し引き出されると、保持
用部材4の弾性突片43の頂部431はボールリテーナ
ー3の基板32に接触しないので、移動側メンバー2の
移動量の2分の1の移動量で、ボールリテーナー3は、
ボール33・・・と共に移動するが、製作誤差等によっ
て、弾性突片43の頂部431がボールリテーナー3の
基板32に接触していても、保持用部材4とボールリテ
ーナー3は同一方向に移動するので、保持用部材4がボ
ールリテーナー3の移動を阻止する事がなく、移動側メ
ンバー2のスムーズな摺動を得る事が出来る。
【0021】そして、移動側メンバー2が所定位置まで
摺動すると、弾性突片43が、前保持部5あるいは後保
持部16に接触しながら弓形が偏平となる方向に弾性変
形し、やがてその頂部431が、前保持部5あるいは後
保持部16を乗り越えると、もとの形に復帰し、弾性力
にて移動側メンバー2を最大伸長状態あるいは収納状態
で仮保持する。そして、移動側メンバー2を弾性突片4
3の弾性に抗し前述とは逆の方向に摺動させる事で、弾
性突片43の頂部431は、前保持部5あるいは後保持
部16を乗り越えるて通常の摺動状態となる。
【0022】一方、保持用部材4は、インナーンバー2
のアウターメンバー1の方向から、取付基板41がイン
ナーメンバー2の基板22の内面に当接するよう圧入す
ると、取付基板41は、やや湾曲に弾性変形しながら、
係止突片42・・・が、インナーメンバーより硬い材質
より形成されているので、両折曲縁側21、21の内面
に食い込んで嵌入し、内向き略円弧状の両折曲縁2の基
板22側内面に係止する事で、アウターメンバー1側へ
の抜け止めと、摺動方向への移動が防止される。 又、
インナーメンバー2の基板22の所定位置に嵌入突部2
5を形成し、保持部材4の取付基板に嵌合孔44を形成
する事で、保持部材の前記取付時、嵌合孔44に嵌入突
部25が嵌合するので、保持用部材の摺動方向への移動
は完全に防止される。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、保持用
部材を移動側メンバーに設けているので、保持用部材と
ボールリテーナーは同一方向に移動するので、保持用部
材がボールリテーナーの移動を阻止する事がなく、移動
側メンバーのスムーズな摺動を得る事が出来る。
【0024】請求項2の記載の発明によれば、一つの保
持用部材で、最大引出し保持機能と最大収納時保持機能
の両方を兼用できるので、部品点数が少なく、安価に製
作できる。又、上記同様、保持用部材を移動側メンバー
に設けているので、保持用部材とボールリテーナーは同
一方向に移動するので、保持用部材がボールリテーナー
の移動を阻止する事がなく、移動側メンバーのスムーズ
な摺動を得る事が出来る。
【0025】請求項3の記載の発明によれば、保持用部
材は、移動側メンバーの基板から順次離間して突出し、
端部が移動側メンバーの両折曲縁内面に係止する両係止
突片有して、移動側メンバーより硬い材質より形成され
ているので、保持用部材の取付作業が容易であり、保持
用部材の固定側メンバー側への脱落が完全に防止出来、
移動側メンバーの摺動もスムーズである。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、保持用部
材は、移動側メンバーの基板から順次離間して突出し、
端部が移動側メンバーの両折曲縁内面に係止する両係止
突片有し、移動側メンバーの基板所定位置に形成された
嵌入突部に嵌合孔を嵌合しているので、保持用部材の取
付作業が容易であり、保持用部材の固定側メンバー側へ
の脱落と摺動方向への移動も完全に防止出き、移動側メ
ンバーの摺動もスムーズである。
【0027】請求項5に記載の発明によれば、固定側、
移動側に係わりなく保持用部材は、インナーメンバーの
基板から順次離間して突出し、端部がインナーメンバー
の両折曲縁内面に係止する両係止突片有して、インナー
メンバーより硬い材質より形成されているので、保持用
部材の取付作業が容易であり、保持用部材のアウターメ
ンバー側への脱落が完全に防止出来る。
【0028】請求項6に記載の発明によれば、固定側、
移動側に係わりなく保持用部材は、インナーメンバーの
基板から順次離間して突出し、端部がインナーメンバー
の両折曲縁内面に係止する両係止突片を有し、インナー
メンバーの基板所定位置に形成された嵌入突部に嵌合孔
を嵌合しているので、保持用部材の取付作業が容易であ
り、保持用部材のアウターメンバー側への脱落と摺動方
向への移動も完全に防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドレールの斜視図
【図2】保持用部材の斜視図
【図3】本発明のスライド途中の要部横断面図
【図4】本発明の最大引出し状態の要部横断面図
【図5】図3のA−A線拡大断面図
【図6】本発明の嵌入突部が位置する個所の横断面図
【図7】本発明の最大収納状態の横断面図
【図8】従来例の最大引出し状態の要部横断面図
【図9】従来例のスライド途中の要部横断面図
【符号の説明】
1 固定側メンバー(アウターメンバー) 11 折曲縁 12 基板 13 固定側メンバー前端ストッパー(前保
持部) 16 後保持部 100 スライドレール 2 移動側メンバー(インナーメンバー) 21 折曲縁 25 嵌入突部 3 ボールリテーナー 4 保持用部材 41 取付基板 42 係止突片 43 弾性突片 44 嵌合孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側メンバーに対し、移動側メンバー
    の最大引出し状態で仮保持する保持用部材を有するスラ
    イドレールにおいて、固定側メンバーに形成された保持
    部に対応して、保持用部材が移動側メンバーにもうけら
    れている事を特徴とするスライドレール。
  2. 【請求項2】 固定側メンバーに対し、移動側メンバー
    の最大引出し状態、及び最大収納状態で仮保持する保持
    用部材を有するスライドレールにおいて、固定側メンバ
    ーに形成された前後保持部に対応して、一つの保持用部
    材が兼用して移動側メンバーにもうけられている事を特
    徴するスライドレール。
  3. 【請求項3】 固定側メンバーに対し移動側メンバーを
    最大引出し状態、あるいは最大収納状態、あるいは移動
    途中の状態で仮保持する保持用部材を有するスライドレ
    ールにおいて、保持用部材は、移動側メンバーの基板内
    面に当接する取付基板と、取付基板の移動側メンバーの
    両折曲縁側両端部から、移動側メンバーの基板から順次
    離間して突出し、端部が移動側メンバーの両折曲縁内面
    に係止する両係止突片と、固定側メンバーの所定位置に
    形成された保持部に弾性的に圧接して、移動側メンバー
    を固定側メンバーに対し仮保持状態となす弾性突片を有
    して、移動側メンバーより硬い材質より形成され、前記
    両係止突片を移動側メンバーの両折曲縁内面に係止させ
    ることにより、保持用部材が移動側メンバーに取り付け
    られている事を特徴とするスライドレール。
  4. 【請求項4】 固定側メンバーに対し移動側メンバーを
    最大引出し状態、あるいは最大収納状態、あるいは移動
    途中の状態で仮保持する保持用部材を有するスライドレ
    ールにおいて、保持用部材は、移動側メンバーの基板内
    面に当接する取付基板と、取付基板の移動側メンバーの
    両折曲縁側両端部から、移動側メンバーの基板から順次
    離間して突出し、端部が移動側メンバーの両折曲縁内面
    に係止する両係止突片と、固定側メンバーの所定位置に
    形成された保持部に弾性的に圧接して、移動側メンバー
    を固定側メンバーに対し仮保持状態となす弾性突片と、
    基板所定位置に形成された嵌合孔よりなり、前記嵌合孔
    を移動側メンバーの基板所定位置に形成された嵌入突部
    に嵌合して、前記係止突片を移動側メンバーの両折曲縁
    内面に係止させることにより、保持用部材が移動側メン
    バーに取り付けられている事を特徴とするスライドレー
    ル。
  5. 【請求項5】 アウターメンバーと、該アウターメンバ
    ーとボールおよびボールリテーナーを介して互いに摺動
    自在となしたインナーメンバー等より構成され、アウタ
    ーメンバーとインナーメンバーが互いに摺動した所定位
    置において、互いに仮保持する保持用部材がインナーメ
    ンバーの内面に設けられたスライドレールにおいて、保
    持用部材は、インナーメンバーの基板内面に当接する取
    付基板と、取付基板の移動側メンバーの両折曲縁側両端
    部から、移動側メンバーの基板から順次離間して突出
    し、端部が移動側メンバーの内向き略円弧状の両折曲縁
    内面に係止する両係止突片を有して、インナーメンバー
    より硬い材質より形成され、前記両係止突片を移動側メ
    ンバーの両折曲縁内面に係止させることにより、保持用
    部材がインナーメンバーに取り付けられている事を特徴
    とするスライドレール。
  6. 【請求項6】 アウターメンバーと、該アウターメンバ
    ーとボールおよびボールリテーナーを介して互いに摺動
    自在となしたインナーメンバー等より構成され、アウタ
    ーメンバーとインナーメンバーが互いに摺動した所定位
    置において、互いに仮保持する保持用部材をインナーメ
    ンバーの内面に設けたスライドレールにおいて、保持用
    部材は、インナーメンバーの基板内面に当接する取付基
    板と、取付基板のインナーメンバーの両折曲縁側両端部
    から、インナーメンバーの基板から順次離間して突出
    し、端部がインナーメンバーの内向き略円弧状の両折曲
    縁内面に係止する両係止突片と、アウターメンバーの所
    定位置に形成された保持部に弾性的に圧接して、インナ
    ーメンバーをアウターメンバーに対し仮保持状態となす
    弾性突片と、基板所定位置に形成された嵌合孔よりな
    り、前記嵌合孔をインナーメンバーの基板所定位置に形
    成された嵌入突部に嵌合して、前記両係止突片をインナ
    ーメンバーの両折曲縁内面に係止させることにより、保
    持用部材が移動側メンバーに取り付けられている事を特
    徴とするスライドレール。
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