JP2003287871A - マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法 - Google Patents

マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法

Info

Publication number
JP2003287871A
JP2003287871A JP2002090060A JP2002090060A JP2003287871A JP 2003287871 A JP2003287871 A JP 2003287871A JP 2002090060 A JP2002090060 A JP 2002090060A JP 2002090060 A JP2002090060 A JP 2002090060A JP 2003287871 A JP2003287871 A JP 2003287871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
simulation
calculation
center point
creating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002090060A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3871949B2 (ja
Inventor
Sachiko Kobayashi
幸子 小林
Toshiya Kotani
敏也 小谷
Satoshi Tanaka
聡 田中
Susumu Watanabe
進 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002090060A priority Critical patent/JP3871949B2/ja
Priority to US10/385,624 priority patent/US6907596B2/en
Publication of JP2003287871A publication Critical patent/JP2003287871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3871949B2 publication Critical patent/JP3871949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体製造におけるマスクデータの作成におい
て、同一領域について複数回重複してシミュレーション
を行うことを防ぎ、シミュレーション時間を短縮し、デ
ータ処理時間を短縮することができるマスクデータ作成
装置及びマスクデータ作成方法を提供する。提供する。 【解決手段】マスクデータ作成装置100は、入力装置
1、出力装置2、通信制御装置3、主記憶装置4、設計
パターン記憶装置5及びCPU10を備えており、CP
U10が、分割手段11、補正値算出手段12、補正図
形作成手段13、第1計算中心点算出手段14、第1矩
形領域作成手段15、第2シミュレーション領域作成手
段16として光近接効果範囲決定手段16a、第2領域
半径決定手段16b及び第1領域半径決定手段16c、
第2計算中心点算出手段17及びプロセスシミュレーシ
ョン実行手段18を、適宜ROMより取り出して実行す
ることにより実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
製造や液晶パネル製造などに適用される光およびX線リ
ソグラフィ技術に関し、特にマスクデータの補正処理を
行う為のマスクデータ作成方法及びマスクデータ作成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路製造におけるリソグラフ
ィ技術においては、年々ウエハ上に作り込むデバイスの
集積度が上がり、デザインルールが小さくなってきた。
これに伴い、光近接効果が大きな問題となっている。光
近接効果とは、設計パターンの微細化が進み、光の波長
程度に互いにパターンが近接した場合、ウエハ上におい
てそのパターンが設計した形状、寸法通りに転写されな
い現象である。光近接効果は、本来は転写時の光による
効果を対象として用いられていた用語であったが、現在
では、一般的にウェハプロセス全体を通して生ずる効果
を指す。
【0003】所望のデバイス性能を達成するためには、
ウエハ上で設計パターンの所望の寸法及び形状を所定の
精度で実現する必要がある。このため、プロセス変換差
分を予めマスク上で補正する、光近接効果補正(Optica
l Proximity effect Correction; OPC)が近年盛ん
に検討されてきた。OPCは超解像技術(ResolutionEn
hancement Technology; RET)の一つとして盛んに
検討され、現在では種々の手法が提案および実施されて
いる。
【0004】OPCおいては、補正対象の図形辺を適宜
分割し、各分割辺に関して補正値を算出する。補正値
は、補正対象の辺近傍の配置に関してプロセスシミュレ
ーションを繰り返して求める。厳しいデザインルールの
レイアウトにおいては、所望制度を満たす為に補正を行
う対象個所が増える傾向にある。このためプロセスシミ
ュレーションを行う回数が増加し、結果として多大な補
正計算時間が必要となり、処理時間の削減が急務となっ
ている。このような状況を鑑み、OPCにおいて、補正
値算出を行うプロセスシミュレーションを行う個所を効
率よくグルーピングし、一括して計算することにより補
正時間を短縮することが求められている。
【0005】1994年5月に出版された、Proc. SPIE
第2197巻294〜301頁、オプティカル・レー
ザー・マイクロリソグラフィVIIに掲載のファースト
・プロキシミティ・コレクション・ウィズ・ゾーン・サ
ンプリングと題する文献、およびProc. SPIE 第219
7巻371〜376頁、オプティカル・レーザー・マイ
クロリソグラフィVIIに掲載のユーズィング・ビヘイ
ビア・モデリング・フォー・プロキシミティ・コレクシ
ョンと題する文献によれば、入力データに光近接効果補
正を施す際には、補正対象図形の辺を適切なサイズに分
割し、各分割辺毎に補正値算出点(ターゲットポイン
ト)を設定する。又、各補正値算出点における補正値
は、各点毎に、近傍の2〜4μm程度の小領域に関して
プロセスシミュレーションを行い補正値を算出する。補
正図形は、各分割辺ごとに、補正値算出点において算出
した補正値を適用し、各辺を移動する図形処理を行って
作成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デザイ
ンルールの厳しいレイアウトでは、高精度に補正するた
めに図形辺を細かく分割するため、補正値算出点が増加
し、これにつれてプロセスシミュレーションを実行する
回数も増加する。この結果、多大な補正処理時間を要す
る。また、一箇所の補正値を算出する為には近傍の配置
をあわせてシミュレーションを行う必要があるため、例
えば、メモリセルやメモリセル周辺部及びセルの配線部
等のように補正値算出点が密集して配置されている場
合、同一領域について複数回重複してシミュレーション
を行うこととなり、シミュレーション時間の増大の原因
となり、その結果データ処理時間を増大させてしまう。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、同一領域について複数回重複してシミュレーション
を行うことを防ぎ、シミュレーション時間を短縮し、引
いては、データ処理時間を短縮することができるマスク
データ作成装置及びマスクデータ作成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】光近接効果補正におい
て、従来行われてきた手法は、図2(a)のように補正
対象図形を選択し、この補正対象図形の辺を図2(b)
のように所定の方法に基づいて分割する。次に、各分割
辺に補正値を算出するための点(以下、「補正値算出
点」と記載)を図2(c)のように設定する。各補正値
算出点における補正値は、プロセスシミュレーションを
用いて求める。例えば図2(c)における辺41の補正
値を求めるために、点42を補正値算出点とし、図2
(d)に示すように点42近傍の小領域(プロセスシュ
ミレーション半径43)に対してプロセスシミュレーシ
ョンを行う。プロセスシミュレーションを必要に応じて
繰り返して補正値を算出し、各補正値算出点において算
出した補正値を各辺に適用し、各辺を移動する図形処理
を行って補正図形を作成する。
【0009】発明者らは、これらの手法を基に、この補
正値算出点を一定の矩形領域でグルーピングし、この矩
形領域によるグルーピングを複数箇所にて行うことによ
り、シミュレーション時間を縮小し、より高速に補正値
算出点を算出できることを見出した。これより本発明の
第1の特徴は、(イ)設計パターンから補正対象線分を
抽出し、抽出した補正対象線分を補正に適した長さに分
割する分割手段と、(ロ)各分割辺より補正値算出点を
算出する補正値算出手段と、(ハ)補正値算出点及び補
正対象となる図形形状を基に、第1計算中心点を設定す
る第1計算中心点算出手段と、(ニ)第1計算中心点を
中心とした第1シミュレーション領域を作成し、第1シ
ミュレーション領域が重なっている領域において、複数
の第1矩形領域を作成する第1矩形領域作成手段と、
(ホ)第1矩形領域内より、第1シミュレーション領域
が2つ以上重なる第1矩形領域を抽出して第2矩形領域
を得、第2矩形領域を基に、第2計算中心点を算出する
第2計算中心点算出手段と、(ヘ)第2計算中心点を基
に第2シミュレーション領域を得る第2シミュレーショ
ン領域作成手段と、(ト)第2シミュレーション領域に
おいてプロセスシュミレーションを用いて各補正値算出
点における補正値を算出するプロセスシミュレーション
実行手段と、(チ)補正値を用いて、各辺に対し図形処
理を行い補正図形を作成する補正図形作成手段とを含む
マスクデータ作成装置であることを要旨とする。
【0010】又、本発明の第1の特徴は、(リ)第2シ
ミュレーション領域作成手段は、光近接効果の及ぶ範囲
を決定する光近接効果範囲決定手段と、(ヌ)演算装置
の能力及び設計パターンの規模に応じて、プロセスシュ
ミレーションを行う第2シミュレーション領域を作成す
る為の第2領域半径を決定する第2領域半径決定手段
と、(ル)光近接効果の及ぶ範囲及び第2シミュレーシ
ョン領域を基に、第1計算中心点を2つ以上含む領域を
作成する為の第1領域半径を決定する第1領域半径決定
手段とを備え、(ヲ)1次元方向の補正対象図形の周期
性を調査し、周期性を有して配置された補正対象図形を
1つの1次元アレイとして抽出する1次元アレイ抽出手
段と、(ワ)2次元方向の補正対象図形の周期性を調査
し、周期性を有して配置された補正対象図形を1つの2
次元アレイとして抽出する2次元アレイ抽出手段と、
(カ)1次元アレイ及び2次元アレイよりアレイ領域を
構成し、アレイピッチ、第1シミュレーション領域及び
第2シミュレーション領域を考慮して、アレイ領域に、
複数の第3矩形領域を作成する第3矩形領域作成手段
と、(ヨ)第3矩形領域を基に、第2計算中心点を算出
するアレイ第2計算中心点算出手段と、(タ)アレイ第
2計算中心点を中心とする複数の第3シミュレーション
領域において、プロセスシミュレーションを用いて各補
正値算出点の補正値を算出するアレイプロセスシミュレ
ーション実行手段とを更に備えることを加えても良い。
【0011】「第1矩形領域」は、必ずしも矩形である
必要はなく、第1計算中心点の存在する箇所に応じて自
在に変化する。「第2矩形領域」は、矩形でない場合は
当該領域のバウンダリボックスをとることができる。
「第1シミュレーション領域が重なっている領域」の
「重なり」の程度は、各々の設計パターンに応じて異な
る。だが、重なり合っている第1シミュレーション領域
を区分けした複数の矩形領域の重なり数をカウントし、
この重なり数を降順に並べた際に、最も数が多い矩形領
域から順番に処理を行うものとする。又、「第1計算中
心点を2つ以上含む矩形領域」の「2つ以上」について
も、2つ以上第1計算中心点を含む矩形領域の内、最も
数が多い矩形領域を優先して処理を行うものとする。
【0012】「第2領域半径」とは、プロセスシミュレ
ーションを行う範囲を決定する半径であり、これには、
光近接効果の及ぶ範囲を考慮する必要がある。この光近
接効果の及ぶ範囲を考慮して補正した、実際にプロセス
シミュレーションによって計算を行うことができる第1
計算中心点が存在する領域が、「第1領域半径」によっ
て決定される領域となる。つまり、第2領域半径によっ
て決定される領域は、実際にプロセスシミュレーション
を行う領域であり、第1領域半径によって決定される領
域は、実際にプロセスシミュレーションを行った効果が
現れる領域である。また、「プロセスシミュレーション
実行手段」及び「アレイプロセスシミュレーション実行
手段」は、同様の機能を有する、プロセスのシミュレー
ションを行うプログラムである。
【0013】本発明の第2の特徴は、(イ)設計パター
ンから補正対象線分を抽出し、抽出した補正対象線分を
補正に適した長さに分割するステップと、(ロ)各分割
辺より補正値算出点を算出するステップと、(ハ)補正
値算出点及び補正対象となる図形形状を基に、第1計算
中心点を設定するステップと、(ニ)第1計算中心点を
中心とした第1シミュレーション領域を作成し、第1シ
ミュレーション領域が重なっている領域において、複数
の矩形領域より成る第1矩形領域を作成するステップ
と、(ホ)第1矩形領域内より、第1シミュレーション
領域が2つ以上重なる第1矩形領域を抽出して第2矩形
領域を得、第2矩形領域を基に、第2計算中心点を算出
するステップと、(ヘ)第2計算中心点を基に第2シミ
ュレーション領域を得るステップと、(ト)第2シミュ
レーション領域においてプロセスシュミレーションを用
いて各補正値算出点における補正値を算出するステップ
と、(チ)補正値を用いて、各辺に対し図形処理を行い
補正図形を作成するステップとを含むマスクデータ作成
方法であることを要旨とする。
【0014】又、本発明の第2の特徴は、(リ)第2シ
ミュレーション領域を作成するステップは、光近接効果
の及ぶ範囲を決定する段階と、(ヌ)演算装置の能力及
び設計パターンの規模に応じて、プロセスシュミレーシ
ョンを行う第2シミュレーション領域を作成する為の第
2領域半径を決定する段階と、(ル)光近接効果の及ぶ
範囲及び第2シミュレーション領域を基に、第1計算中
心点を2つ以上含む領域を作成する第1領域半径を決定
する段階と、(ヲ)1次元方向の補正対象図形の周期性
を調査し、周期性を有して配置された補正対象図形を1
つの1次元アレイとして抽出するステップと、(ワ)2
次元方向の補正対象図形の周期性を調査し、周期性を有
して配置された補正対象図形を1つの2次元アレイとし
て抽出するステップと、(カ)1次元アレイ及び2次元
アレイよりアレイ領域を構成し、アレイピッチ、第1シ
ミュレーション領域及び第2シミュレーション領域を考
慮して、アレイ領域に、複数の第3矩形領域を作成する
ステップと、(ヨ)第3矩形領域を基に、アレイ第2計
算中心点を算出するステップと、(タ)アレイ第2計算
中心点を中心とする複数の第3シミュレーション領域に
おいて、プロセスシミュレーションを用いて各補正値算
出点の補正値を算出するステップとを更に備えることを
加えても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態に係るマ
スクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法を図面を
参照して説明する。マスクデータ作成装置及びマスクデ
ータ作成方法とは、設計パターンを基にマスクに形成さ
れたパターンをウェハ上に転写して得られる転写パター
ンの設計パターンに対する忠実度を向上するために、設
計パターンを補正してマスクデータを作成する為の装置
及び方法である。以下の図面の記載において、同一又は
類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただ
し、図面は模式的なものであり、平面寸法の関係等は現
実のものとは異なることに留意すべきである。従って、
具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきもの
である。また、図面相互間においても互いの寸法の関係
や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんであ
る。
【0016】(第1の実施の形態) (マスクデータ作成装置)本発明の第1の実施の形態に
係るマスクデータ作成装置100について、図1を参照
して説明する。マスクデータ作成装置100は、マスク
データ作成の為のプロセスシュミレーションを行う。図
1に示すように第1の実施の形態に係るマスクデータ作
成装置100は、処理制御装置(CPU)10がマスク
データ作成装置100全体の管理を行い、主記憶装置4
に記憶されている制御用プログラムを実行することによ
り、各機能が実現される。又、CPU10は、入力装置
1、出力装置2、通信制御装置3、主記憶装置4、設計
パターン記憶装置5及び一時記憶装置6に接続され、各
々の装置の制御を行う。
【0017】CPU10は、分割手段11、補正値算出
手段12、補正図形作成手段13、第1計算中心点算出
手段14、第1矩形領域作成手段15、第2シミュレー
ション領域作成手段16、第2計算中心点算出手段17
及びプロセスシミュレーション実行手段18を備えてい
る。又、第2シミュレーション領域作成手段16は、光
近接効果範囲決定手段16a、第2領域半径決定手段1
6b及び第1領域半径決定手段16cより構成される。
【0018】分割手段11は、設計パターンから補正対
象線分を抽出し、図3(a)のように、抽出した線分を
補正対象図形の形状を考慮して補正に適した長さに分割
する。補正値算出手段12は、各分割辺より1次元補正
値算出点45及び2次元補正値算出点44の位置を算出
する。補正図形作成手段13は、後述するプロセスシミ
ュレーションを行い、各辺に対し算出した補正値を基
に、各辺を移動するように、補正図形を作成する。第1
計算中心点算出手段14は、補正値算出点及び補正対象
となる図形形状を基に、計算中心点46を算出する。第
1矩形領域作成手段15は、計算中心点を中心とした第
1シミュレーション領域(図5(a)〜(d)参照)を
作成し、第1シミュレーション領域が重なっている領域
において、図6及び図7に示すように複数の第1矩形領
域を作成する。第2計算中心点算出手段17は、第2矩
形領域を基に算出された第2計算中心点を算出する。第
2シミュレーション領域作成手段16は、第2計算中心
点を基に、第2シミュレーション領域を作成する。プロ
セスシミュレーション実行手段18は、第2シミュレー
ション領域においてプロセスシュミレーションを用いて
各補正値算出点における補正値を算出する。
【0019】又、光近接効果範囲決定手段16aは、光
近接効果の及ぶ範囲(以下、「マージン」と記載)を決
定する。具体的には光の波長、露光条件及びレジストの
現像条件等より決定する。このマージン52は、図7
(c)に示すように、第2領域半径53から第1領域半
径54を減算した結果の値となる。第2矩形領域(以
下、「第1領域」と記載)54aは、正方形であり、
「第1領域半径54」とは、第1領域54aに内接する
円の半径で定義される。第2領域53aも、正方形であ
り、「第2領域半径53」とは、第2領域53aに内接
する円の半径で定義される。ただし、縦横に対して異な
る方向性(異方性)を持つプロセスを用いるに当たって
は、第1領域54a、第2領域53aを長方形とする等
の幅広い応用が可能である。第2領域半径決定手段16
bは、演算装置の能力及び設計パターンの規模に応じ
て、プロセスシュミレーションを行う第2シミュレーシ
ョン領域53aを作成する為の第2領域半径53(図7
(c)参照)を決定する。具体的に、第2領域半径53
は、1μm〜3μm程度が好ましい。第2領域半径53
は、設計のデザインの条件、プロセスの条件等より決定
される。第1領域半径決定手段16cは、マージン52
及び第2シミュレーション領域53aを基に、第1計算
中心点を2つ以上含む第1領域54aを作成する為の第
1領域半径54(図7(c)参照)を決定する。具体的
に、第1領域半径54は0.5μm程度が好ましい。
【0020】入力装置1は、キーボード、マウス等によ
り構成される。又通信制御装置3を介し外部装置より入
力を行っても良い。ここで外部装置とは、CD−RO
M、MO、ZIPなどの記憶媒体及びそのドライブ装置
等を指す。出力装置2は、表示部及び印刷部(図示しな
い)を有しており、具体的に、液晶ディスプレイ、CR
Tディスプレイ等の表示装置、インクジェットプリン
タ、レーザープリンタ等の印刷装置等により構成され
る。通信制御装置3は、通信回線を介してデータをマス
クの作成を行う露光装置(図示せず)、他の汎用機等に
送受信する為の制御信号を生成する。主記憶装置4は、
ROM(ロム)及びRAM(ラム)が組み込まれてい
る。ROMはCPU10において実行されるプログラム
を格納しているプログラムメモリ等として機能し、RA
MはCPU10におけるプログラム実行処理中に利用さ
れるデータ等を格納する。設計パターン記憶装置5は、
マスク設計のパターンのデータを記憶する。一時記憶装
置6は、作業領域として利用されるバッファやデータメ
モリ等として機能する。
【0021】(マスクデータ作成方法)以下、マスクデ
ータ作成装置100を用いたマスクデータの作成方法に
ついて図8のフロー図を参照して説明する。
【0022】(イ)先ず、ステップS101にて、光近
接効果補正において、補正対象となる図形(図3(a)
参照)を設計パターン記憶装置5より取り出す。
【0023】(ロ)ステップS102にて、分割手段1
1が、補正対象となる図形の辺をラインエンド近傍で、
図3(b)において、短い横線で示すように分割する。
【0024】(ハ)ステップS103にて、補正値算出
手段12が、図3(c)に示すように、ラインエンド近
傍の辺を2次元補正対象とし、白抜きの丸で示した2次
元補正値算出点44を複数算出する。又、ラインエンド
近傍以外の辺を1次元補正対象とし、黒塗りの丸で示し
た1次元補正値算出点45を複数算出する。第1計算中
心点算出手段14が、2次元補正対象の辺について、ラ
インエンド毎に計算中心点46を算出する。計算中心点
46は、図3(d)の斜線でハッチングした丸で示して
いる。
【0025】(ニ)次に、ステップS104にて、計算
中心点46を基に、第1矩形領域作成手段15が補正を
行う矩形領域を算出するシミュレーションについて説明
する。例えば、図4において、ラインエンドに相当する
辺を補正対象とし、計算中心点46が47a、47b、
47c、47dであったとする。このとき、補正値算出
手段12は、各計算中心点47a〜47dを中心に光近
接効果の及ぶ、シミュレーションを行う所定の大きさの
領域(シミュレーション領域)に関してプロセスシミュ
レーションを行い、補正対象辺の補正値算出点を算出す
る。具体的には、計算中心点47aを中心とした矢印で
示す半径の内接する正方形の領域であるシミュレーショ
ン領域を図5(a)のように作成する。計算中心点47
bを中心とした矢印で示す半径の内接する正方形の領域
であるシミュレーション領域を図5(b)のように作成
する。計算中心点47cを中心とした矢印で示す半径の
内接する正方形の領域であるシミュレーション領域を図
5(c)のように作成する。計算中心点47dを中心と
した矢印で示す半径の内接する正方形の領域であるシミ
ュレーション領域を図5(d)のように作成する。これ
らの複数のシミュレーション領域を規定する複数の正方
形を、図6(a)のように重ね合わせ、結果、図6
(a)に示すような複数の第1矩形領域を作成する。
【0026】(ホ)ステップS105では、正方形のシ
ミュレーション領域が部分的に重なっている部分である
第1矩形領域の存在を確認すると、ステップS106に
て、複数の第1矩形領域の内から1領域を選択し、対象
矩形領域とする。ステップS107では、この対象矩形
領域と他の正方形のシミュレーション領域との重なり具
合をチェックする。つまり、対象矩形領域に重なってい
る他の正方形の数をカウントする。また、第1矩形領域
がL字型等の非矩形形状であった場合、この非矩形のま
ま重なり数をカウントする。この動作を第1矩形領域毎
に繰り返す。
【0027】(ヘ)次に、ステップS108で、第1矩
形領域のうち、正方形の重なり数が多い順に降順に並べ
る。図6(b)においては、正方形の重なり数が最も多
い第1矩形領域から並べると、矩形領域48aが最大で
4個の正方形、矩形領域48b、48c、48dは各3
個の正方形、その他の矩形領域は各1〜2個の正方形と
なる。
【0028】(ト)次に、ステップS109では、第2
計算中心点算出手段17が、正方形の重なり数が最も多
い第1矩形領域48aを選択し、第1矩形領域48aを
第2矩形領域49aとして、これを基に第2計算中心点
49を求める(ステップS110)。各辺の補正値は第
2計算中心点49の近傍についてシミュレーションを行
うことにより算出する。ステップS111では、第2計
算中心点49に対応する第2矩形領域49a内の第1計
算中心点および補正値算出点を消去する。この処理を終
えると、ステップS105へ戻る。尚、図6(c)で
は、第2矩形領域49a内として、点線上の第1計算中
心点を換算しているが、線上の第1計算中心点を含むか
否かについてはプログラマ等が設定できるものとする。
【0029】(チ)すべての、正方形が重なった第1矩
形領域についての処理を終えると、ステップS112に
て、各々の第2計算中心点49を中心とした第2矩形領
域49aについて、プロセスシミュレーション実行手段
18が、プロセスシミュレーションを行い、各補正図形
の辺の補正値を算出し、ステップS113にて、補正図
形作成手段13が、求めた補正値を各補正図面の辺に適
用して補正図形処理を行い、この図形処理を全て終える
とこのマスクデータ作成の動作を終了する。
【0030】こうすることにより、従来例では4回のプ
ロセスシミュレーションを行って算出していた補正値
が、1回で算出できることになり、結果、プロセスシミ
ュレーション時間の短縮につながる。又、第2の計算中
心点49を発生する第2矩形領域49aは、基礎となる
正方形の重なり数が最も多い領域として複数発生する場
合はそのうちの一領域を適当に選択してもよい。また、
計算中心点47a〜47dをグルーピングせずに、各分
割辺に配置した、補正値算出点をグルーピングして第2
の計算中心点を求めても良い。またさらに、第1の計算
中心点は、第2の計算中心点に置換していくことができ
るが、必要に応じて各補正対象辺に対応する第1の計算
中心点、又は補正値算出点を発生した計算中心点に置換
せずに残し、他の計算中心点との重なりを調べる処理に
かけてもよい。
【0031】(マスクデータ作成方法の変更例)ステッ
プS104の、第1計算中心点47a〜47bを中心と
する正方形のシミュレーション領域作成し、この正方形
のシミュレーション領域を複数重ねることにより矩形領
域を発生させる手法は、以下の手法にても可能である。
【0032】(イ)先ず、各第1計算中心点47a〜4
7bを基にして、矢印で示す半径の円が内接する正方形
として各シミュレーション領域を作成する。次に、第1
矩形領域作成手段15は、この正方形のシミュレーショ
ン領域を重ね合わせ、図7(a)のように複数の第1矩
形領域を作成する。
【0033】(ロ)次に、第1矩形領域作成手段15
は、第1矩形領域から1領域を選択して対象矩形領域と
し、この対象矩形領域と他の正方形のシミュレーション
領域との重なり具合をチェックする。つまり、対象矩形
領域に重なっている他の正方形の数をカウントする。こ
の動作を第1矩形領域毎に繰り返す。
【0034】(ハ)第1矩形領域の内、基礎となる正方
形との重なり数が多い順に降順に並べる。図7(b)に
おいては、正方形との重なり数が最も多い領域から並べ
ると、左下がりの傾斜でハッチングした矩形領域51a
が最大で4個の正方形、右下がりの傾斜でハッチングし
た矩形領域51b、51c、51dは各3個の正方形、
薄網でハッチングした矩形領域が各2個の正方形、その
他の矩形領域は各1個の正方形となる。
【0035】(ニ)次に、第2計算中心点算出手段17
は、基礎となる正方形の重なり数が最も多い第1矩形領
域51aを選択し、図7(c)に示すように、第2矩形
領域(バウンダリボックス)として、この第2矩形領域
51aを基に第2計算中心点55を求める。近接効果範
囲決定手段16aが、露光条件やレジスト現像条件より
光近接効果の及ぶ範囲を決定し、これをマージン52と
する。第2領域半径決定手段16bが、演算装置の能力
及び設計パターンの規模に応じてプロセスシュミレーシ
ョンを行う第2領域半径53と、第2領域半径53の円
が内接する第2領域(第2シミュレーション領域)53
aを決定する。更に、第2領域半径53よりマージン5
2を減算することで第1領域半径54と、第1領域半径
54の円の内接する第1領域54aを決定する。又、こ
の第1領域54aは少なくとも2つ以上の第1計算中心
点を有しているものとする。ちなみに、図7(c)で
は、第1領域54aは4つの第1計算中心点を有してい
る。
【0036】(ホ)次に、第2シミュレーション領域5
3aの有する第1計算中心点を消去する。その後、この
第2シミュレーション領域53aについて計算を行い各
辺の補正値を算出する。このとき、第2領域半径53は
第1領域半径54より大きく、各補正対象辺の補正値を
算出する為に十分な大きさを持っているものとする。
【0037】この手法により、従来例では4回のプロセ
スシミュレーションを行って算出していた補正値が、1
回で算出できるうえ、グルーピングされた各補正対象辺
の補正値を計算するために十分な領域を確保することが
出来る。なお、第1の実施の形態同様、新たに計算中心
点を発生する領域は、正方形の重なり数が最も多い矩形
領域が複数ある場合は、そのうちの一領域を適当に選択
してもよい。
【0038】(実施例)第1の実施の形態に係るマスク
作成装置及びマスク作成方法を半導体レイアウトに適用
した実施例について説明する。補正図形に対しては、図
10に示すように、第1計算中心点61a〜61jを設
けている。第1の実施の形態に係るマスク作成方法を用
いてグルーピングを行った結果、第2計算中心点として
62a〜62fを算出した。尚、補正図形の幅は0.2
μmm、第1領域半径65を0.6μm、第2領域半径
64を1.5μm、マージン63を0.9μmと設定し
た。この時、第1計算中心点は13個であったのに対し
第2計算中心点は6個に減少することができた。又、図
11においては、第1計算中心点67a〜67rを設け
ている。第1の実施の形態に係るマスク作成方法を用い
てグルーピングを行った結果、第2計算中心点として6
6a〜66cを算出した。この時、第1計算中心点は1
8個であったのに対し第2計算中心点は3個に減少する
ことができた。
【0039】このように、半導体デバイスの一層より抽
出した、41μmm×57μmmの領域ついて、計算中
心点を設定し、OPCを行った結果を、図9に示す。従
来例では、計算中心点は3133個であるが、第1の実
施の形態を用いた実施例では82%削除し、552個と
なった。これらの計算中心点を中心とするシミュレーシ
ョン領域について、同じ配置をまとめるためパターンマ
ッチングを行ったところ、パターンマッチング後の計算
中心点数は従来例の2149個であるのに対し、実施例
では77%削除して491個であった。更に、これらの
計算中心点を中心とする領域についてシミュレーション
を行い補正値を求め補正まで行ったところ、従来例では
21,392秒を要したのに対し、実施例では85%削
除し3,233秒で処理を行うことができた。
【0040】このように、計算中心点として、第1計算
中心点をグルーピング処理した第2計算中心点を用いて
プロセスシミュレーションを行うことにより、プロセス
シミュレーションに要する時間が短縮できることが確認
された。
【0041】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態においては、第1の実施の形態で説明されたマス
クデータ作成装置及びマスクデータ作成方法に、更に、
ASICやメモリデバイス等に用いられるアレイ配置構
造を持った補正図形に対して、一括処理を行う機能を備
えたマスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法に
ついて説明する。
【0042】(マスクデータ作成装置)本発明の第2の
実施の形態に係るマスクデータ作成装置200は、図1
2に示すように、処理制御装置(CPU)30がマスク
データ作成装置200全体の管理を行い、主記憶装置2
4に記憶されている制御用プログラムを実行することに
より、各機能が実現される。又、CPU30は、入力装
置21、出力装置22、通信制御装置23、主記憶装置
24、設計パターン記憶装置25及び一時記憶装置26
に接続され、各々の装置の制御を行う。CPU30は、
分割手段31、補正値算出手段32、補正図形作成手段
33、第3計算中心点算出手段34、第3矩形領域作成
手段35、第2シミュレーション領域作成手段36、第
2計算中心点算出手段37、第2アレイ領域手段38及
びプロセスシミュレーション実行手段39を備えてい
る。又、第2シミュレーション領域作成手段36は、光
近接効果範囲決定手段36a、第2領域半径決定手段3
6b及び第3領域半径決定手段36cより構成される。
又、第2アレイ領域作成手段38は、1次元アレイ抽出
手段38a、2次元アレイ抽出手段38b、アレイ第2
計算中心点算出手段38c、第3矩形領域作成手段38
d、アレイプロセスシミュレーション実行手段39及び
アレイプロセスシミュレーション実行手段40を備えて
いる。
【0043】尚、1次元アレイ抽出手段38a、2次元
アレイ抽出手段38b、アレイ第2計算中心点算出手段
38c、第3矩形領域作成手段38d及びアレイプロセ
スシミュレーション実行手段40以外の装置及び手段に
ついては、第1の実施の形態と同様のものを使用する為
説明を割愛する。1次元アレイ抽出手段38aは、1次
元方向の前記補正対象図形の周期性69を調査し(図1
4(a)参照)、周期性を有して配置された補正対象図
形を1つの1次元アレイとして抽出する。2次元アレイ
抽出手段38bは、2次元方向の補正対象図形の周期性
70を調査し(図14(b)参照)、周期性を有して配
置された補正対象図形を1つの2次元アレイとして抽出
する。第3矩形領域作成手段38dは、1次元アレイ及
び2次元アレイよりアレイ領域を構成し、アレイピッ
チ、第1シミュレーション領域及び第2シミュレーショ
ン領域を考慮して、アレイ領域を分割し、図15(a)
に示すような複数の第3矩形領域(バウンダリボック
ス)71を作成する。アレイ第2計算中心点算出手段3
8cは、第3矩形領域71を基に、第3計算中心点73
を算出する(図15(b)参照)。アレイプロセスシミ
ュレーション実行手段40は、アレイ第2計算中心点を
中心とする複数の第3シミュレーション領域において、
プロセスシミュレーションを用いて各補正値算出点の補
正値を算出する。
【0044】(マスクデータ作成方法)次に、第2の実
施の形態に係るマスクデータ作成方法について、図16
のフロー図を用いて説明する。
【0045】(イ)先ず、ステップS201にて、光近
接効果補正において、補正対象となる図形を設計パター
ン記憶装置25より取り出す。
【0046】(ロ)ステップS202にて、必要に応じ
た図形処理を行い、図13(a)に示すような処理対象
図形を生成する。ステップS203では、第1計算中心
点算出手段34が、シミュレーション計算を行う計算中
心点68を算出する(図13(b)参照)。
【0047】(ハ)次にステップS204にて、1次元
アレイ抽出手段38aが、図14(a)に示すように各
第1計算中心点について、X軸方向並びの周期性69を
チェックし、同一の周期を持つものを1次元アレイとし
て抽出する。図14(a)では、各第1計算中心点のう
ち、3点の周期性チェックの様子を示した。又、ステッ
プS205にて、2次元アレイ抽出手段38bが、図1
4(b)に示すように各第1計算中心点について、1次
元アレイに関してY軸方向の並びの周期性70をチェッ
クし、同一の周期を持つものを2次元アレイとして抽出
する。図14(b)では、第1計算中心点のうち、3点
の周期性チェックの様子を示した。第3矩形領域作成手
段38dは、これらの周期性及びアレイピッチを考慮し
て、図15(a)に示すように、アレイを再構成し、複
数の第3矩形領域(アレイ種セル外形)71を作成す
る。
【0048】(ニ)次にステップS206にて、アレイ
第2計算中心点算出手段38cが、図15(b)に示す
ように、第3矩形領域71の中央に第2計算中心点72
を算出し、配置する。次にステップS207において、
アレイの領域に含まれない図形及び第1計算中心点を抽
出する。このアレイの領域に含まれない図形73の第1
計算中心点より、第2計算中心点を求めるステップS2
08〜S215については、第1の実施の形態のステッ
プS104〜S111と同様の処理を行う為、説明を省
略する。
【0049】(ホ)すべてのアレイ領域についての第3
矩形領域の処理を終えると、ステップS216にて、プ
ロセスシミュレーション実行手段39及びアレイプロセ
スシミュレーション実行手段40が、第2計算中心点を
中心としたシミュレーション領域についてプロセスシミ
ュレーションを行う。この後、ステップS217にて、
補正図形作成手段33が、各々の補正図形の辺の補正値
を算出し、求めた補正値を各補正図面の辺に適用する図
形処理を行いこの図形処理を全て終えるとこのマスクデ
ータ作成の動作を終了する。
【0050】第2の実施の形態では、アレイの第3矩形
領域(種セル)の大きさがプロセスシミュレーションを
行う領域の大きさと比べ十分に小さいことからアレイの
中央に新たな計算中心点を配置している。アレイの第3
矩形領域の大きさがプロセスシミュレーションを行う領
域の大きさと比して十分に小さくない場合は、種セル内
の図形を、シミュレーション領域がカバーするように複
数の計算中心点を配置することができる。また、アレイ
の第3矩形領域の大きさがプロセスシミュレーションを
行う領域の大きさと比べて更に小さい場合には、複数の
第3矩形領域をまとめた領域の中央に計算中心点を配置
することができる。
【0051】又、メモリセルやその周辺部など設計デー
タにおいてアレイ構造を持つ領域について、計算中心点
を特に効率よくグルーピングすることができる。さら
に、アレイ配置に基づいてグルーピングしていることか
ら、グルーピングの後パターンマッチングを行って同じ
配置をまとめることにより、実際にシミュレーション計
算を行う回数を削減し計算時間を短縮することができ
る。削減の効果は、アレイ構造を有する領域、または階
層処理においてアレイ構造が一部展開されている領域が
占める割合に依存し、図15(a)、(b)のようなア
レイ領域において特に顕著である。
【0052】
【発明の効果】上記により、本発明によって、マスクデ
ータの作成において、同一領域について複数回重複して
シミュレーションを行うことを防ぎ、シミュレーション
時間を短縮し、引いては、データ処理時間を短縮するこ
とができるマスクデータ作成装置及びマスクデータ作成
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るマスクデータ作成装置
の構成を示す構成図である。
【図2】従来行われてきた、光近接効果補正において使
用される補正対象図形を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係る光近接効果補正におい
て使用される補正対象図形を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係る矩形領域を算出するシ
ミュレーションで使用する補正対象図である。
【図5】第1の実施の形態に係る計算中心点を中心とし
たシミュレーション領域を示す図である。
【図6】第1の実施の形態に係る複数の矩形領域を示す
図である。
【図7】第1の実施の形態の変更例に係る複数の矩形領
域を示す図である。
【図8】第1の実施の形態に係るマスクデータ作成方法
を示すフロー図である。
【図9】第1の実施の形態に係る実施例の結果を示す表
である。
【図10】第1の実施の形態に係る実施例で使用する補
正図形を示す図である。
【図11】第1の実施の形態に係る実施例で使用する補
正図形を示す図である。
【図12】第2の実施の形態に係るマスクデータ作成装
置の構成を示す構成図である。
【図13】第2の実施の形態にて使用するアレイ配置構
成の補正図形を示す図である
【図14】第2の実施の形態にて使用するアレイ配置構
成の補正図形を示す図である
【図15】第2の実施の形態にて使用するアレイ配置構
成の補正図形を示す図である
【図16】第2の実施の形態に係るマスクデータ作成方
法を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 出力装置 3 通信制御装置 4 主記憶装置 5 設計パターン記憶装置 6 一時記憶装置 10 処理制御装置(CPU) 11 分割手段 12 補正値算出手段 13 補正図形作成手段 14 第1計算中心点算出手段 15 第1矩形領域作成手段 16 第2シミュレーション領域作成手段 16a 光近接効果範囲決定手段 16b 第2領域半径決定手段 16c 第1領域半径決定手段 17 第2計算中心点算出手段 18 プロセスシミュレーション実行手段 21 入力装置 22 出力装置 23 通信制御装置 24 主記憶装置 25 設計パターン記憶装置 26 一時記憶装置 30 処理制御装置(CPU) 31 分割手段 32 補正値算出手段 33 補正図形作成手段 34 第1計算中心点算出手段 35 第1矩形領域作成手段 36 第2シミュレーション領域作成手段 36a 光近接効果範囲決定手段 36b 第2領域半径決定手段 36c 第1領域半径決定手段 37 第2計算中心点算出手段 38 アレイ領域作成手段 38a 1次元アレイ抽出手段 38b 2次元アレイ抽出手段 38c アレイ第2計算中心点算出手段 38d 第3矩形領域作成手段 39 プロセスシミュレーション実行手段 40 アレイプロセスシミュレーション実行手段 41 補正値を求める辺 42 補正値算出点 43 プロセスシミュレーション半径 44 2次元補正値算出点 45 1次元補正値算出点 46、47a、47b、47c、47d 計算中心点 48a、48b、48c、48d、51a、51b、51c、
51d 矩形領域 49 第2計算中心点 49a 第2矩形領域 52 マージン 53 第2領域半径 54 第1領域半径 55 第2計算中心点 61a、61b、61c、61d、61e、61f、61g、
61h、61i、61j、67a、67b、67c、67d、
67e、67h、67j、67h、67i、67j、67k、
67l、67m、67n、67o、67p、67q、67
r、68 第1計算中心点 62a、62b、62c、62d、62e、62f、66a、
66b、66c、72第2計算中心点 69 X軸方向並びの周期性 70 Y軸方向並びの周期性 71 再構成アレイ 73 アレイ領域に含まれない図形 100 マスクデータ作成装置 200 マスクデータ作成装置
フロントページの続き (72)発明者 田中 聡 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事務所内 (72)発明者 渡辺 進 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 2H095 BA10 BB01 5F064 GG10 HH06 HH09 HH11 HH15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計パターンから補正対象線分を抽出
    し、抽出した前記補正対象線分を補正に適した長さに分
    割する分割手段と、 各分割辺より補正値算出点を算出する補正値算出手段
    と、 前記補正値算出点及び補正対象となる図形形状を基に、
    第1計算中心点を設定する第1計算中心点算出手段と、 前記第1計算中心点を中心とした第1シミュレーション
    領域を作成し、前記第1シミュレーション領域が重なっ
    ている領域において、複数の第1矩形領域を作成する第
    1矩形領域作成手段と、 前記第1矩形領域内より、第1シミュレーション領域が
    2つ以上重なる第1矩形領域を抽出して第2矩形領域を
    得、前記第2矩形領域を基に、第2計算中心点を算出す
    る第2計算中心点算出手段と、 前記第2計算中心点を基に第2シミュレーション領域を
    得る第2シミュレーション領域作成手段と、 前記第2シミュレーション領域においてプロセスシュミ
    レーションを用いて各補正値算出点における補正値を算
    出するプロセスシミュレーション実行手段と、 前記補正値を用いて、各辺に対し図形処理を行い補正図
    形を作成する補正図形作成手段とを含むことを特徴とす
    るマスクデータ作成装置。
  2. 【請求項2】前記第2シミュレーション領域作成手段
    は、 光近接効果の及ぶ範囲を決定する光近接効果範囲決定手
    段と、 演算装置の能力及び設計パターンの規模に応じて、プロ
    セスシュミレーションを行う第2シミュレーション領域
    を作成する為の第2領域半径を決定する第2領域半径決
    定手段と、 前記光近接効果の及ぶ範囲及び前記第2シミュレーショ
    ン領域を基に、前記第1計算中心点を2つ以上含む領域
    を作成する為の第1領域半径を決定する第1領域半径決
    定手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のマ
    スクデータ作成装置。
  3. 【請求項3】 1次元方向の前記補正対象図形の周期性
    を調査し、周期性を有して配置された前記補正対象図形
    を1つの1次元アレイとして抽出する1次元アレイ抽出
    手段と、 2次元方向の前記補正対象図形の周期性を調査し、周期
    性を有して配置された前記補正対象図形を1つの2次元
    アレイとして抽出する2次元アレイ抽出手段と、 前記1次元アレイ及び前記2次元アレイよりアレイ領域
    を構成し、アレイピッチ、前記第1シミュレーション領
    域及び前記第2シミュレーション領域を考慮して、前記
    アレイ領域に、複数の第3矩形領域を作成する第3矩形
    領域作成手段と、 前記第3矩形領域を基に、第2計算中心点を算出するア
    レイ第2計算中心点算出手段と、 前記アレイ第2計算中心点を中心とする複数の第3シミ
    ュレーション領域において、プロセスシミュレーション
    を用いて各補正値算出点の補正値を算出するアレイプロ
    セスシミュレーション実行手段とを更に備えることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のマスクデータ作成装
    置。
  4. 【請求項4】 設計パターンから補正対象線分を抽出
    し、抽出した前記補正対象線分を補正に適した長さに分
    割するステップと、 各分割辺より補正値算出点を算出するステップと、 前記補正値算出点及び補正対象となる図形形状を基に、
    第1計算中心点を設定するステップと、 前記第1計算中心点を中心とした第1シミュレーション
    領域を作成し、前記第1シミュレーション領域が重なっ
    ている領域において、複数の矩形領域より成る第1矩形
    領域を作成するステップと、 前記第1矩形領域内より、第1シミュレーション領域が
    2つ以上重なる第1矩形領域を抽出して第2矩形領域を
    得、前記第2矩形領域を基に、第2計算中心点を算出す
    るステップと、 前記第2計算中心点を基に第2シミュレーション領域を
    得るステップと、 前記第2シミュレーション領域においてプロセスシュミ
    レーションを用いて各補正値算出点における補正値を算
    出するステップと、 前記補正値を用いて、各辺に対し図形処理を行い補正図
    形を作成するステップとを含むことを特徴とするマスク
    データ作成方法。
  5. 【請求項5】前記第2シミュレーション領域を作成する
    ステップは、 光近接効果の及ぶ範囲を決定する段階と、 演算装置の能力及び設計パターンの規模に応じて、プロ
    セスシュミレーションを行う第2シミュレーション領域
    を作成する為の第2領域半径を決定する段階と、 前記光近接効果の及ぶ範囲及び前記第2シミュレーショ
    ン領域を基に、前記第1計算中心点を2つ以上含む領域
    を作成する第1領域半径を決定する段階とを備えること
    を特徴とする請求項4に記載のマスクデータ作成方法。
  6. 【請求項6】 1次元方向の前記補正対象図形の周期性
    を調査し、周期性を有して配置された前記補正対象図形
    を1つの1次元アレイとして抽出するステップと、 2次元方向の前記補正対象図形の周期性を調査し、周期
    性を有して配置された前記補正対象図形を1つの2次元
    アレイとして抽出するステップと、 前記1次元アレイ及び前記2次元アレイよりアレイ領域
    を構成し、アレイピッチ、前記第1シミュレーション領
    域及び前記第2シミュレーション領域を考慮して、前記
    アレイ領域に、複数の第3矩形領域を作成するステップ
    と、 前記第3矩形領域を基に、アレイ第2計算中心点を算出
    するステップと、 前記アレイ第2計算中心点を中心とする複数の第3シミ
    ュレーション領域において、プロセスシミュレーション
    を用いて各補正値算出点の補正値を算出するステップと
    を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の
    マスクデータ作成方法。
JP2002090060A 2002-03-27 2002-03-27 マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法 Expired - Fee Related JP3871949B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090060A JP3871949B2 (ja) 2002-03-27 2002-03-27 マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法
US10/385,624 US6907596B2 (en) 2002-03-27 2003-03-12 Mask data generating apparatus, a computer implemented method for generating mask data and a computer program for controlling the mask data generating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090060A JP3871949B2 (ja) 2002-03-27 2002-03-27 マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003287871A true JP2003287871A (ja) 2003-10-10
JP3871949B2 JP3871949B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=28449555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002090060A Expired - Fee Related JP3871949B2 (ja) 2002-03-27 2002-03-27 マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6907596B2 (ja)
JP (1) JP3871949B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316486A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Asml Masktools Bv フォトリソグラフィ・システムを使用して印刷されるフィーチャのうねりを抑制するための、装置、方法、及びプログラム製品
JP2007057948A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Toshiba Corp パターン検証方法、そのプログラム、半導体装置の製造方法
JP2007317921A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Toshiba Corp リソグラフィ・シミュレーション方法及びプログラム
KR100817985B1 (ko) 2006-09-22 2008-03-31 후지쯔 가부시끼가이샤 전자 기기, 그 제어 방법 및 그 제어 프로그램을 컴퓨터판독가능하게 저장한 기록매체
JP2010519572A (ja) * 2007-02-20 2010-06-03 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション マスクのレイアウトを設計する方法及びプログラム
WO2013035364A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ パターン計測装置、およびパターン計測方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195406A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Media Fusion Co Ltd データベース管理システム
US7093228B2 (en) * 2002-12-20 2006-08-15 Lsi Logic Corporation Method and system for classifying an integrated circuit for optical proximity correction
JP4335563B2 (ja) * 2003-03-31 2009-09-30 Necエレクトロニクス株式会社 マスクパターン検証方法、マスクパターン検証用プログラム、及びマスク製造方法
JP4357287B2 (ja) * 2003-12-18 2009-11-04 株式会社東芝 修正指針の発生方法、パターン作成方法、マスクの製造方法、半導体装置の製造方法及びプログラム
US7487492B1 (en) * 2006-05-19 2009-02-03 Advanced Micro Devices, Inc. Method for increasing manufacturability of a circuit layout
JP2008134434A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Toshiba Corp マスクデータ処理方法、半導体装置の製造方法、及びマスクデータ処理を実行するプログラム
US20080320421A1 (en) * 2007-06-20 2008-12-25 Demaris David L Feature extraction that supports progressively refined search and classification of patterns in a semiconductor layout
US20090191468A1 (en) * 2008-01-29 2009-07-30 International Business Machines Corporation Contact Level Mask Layouts By Introducing Anisotropic Sub-Resolution Assist Features
US20090250760A1 (en) * 2008-04-02 2009-10-08 International Business Machines Corporation Methods of forming high-k/metal gates for nfets and pfets
US7975246B2 (en) * 2008-08-14 2011-07-05 International Business Machines Corporation MEEF reduction by elongation of square shapes
US9256709B2 (en) * 2014-02-13 2016-02-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for integrated circuit mask patterning
CN113075855B (zh) * 2020-01-06 2024-04-19 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 光学邻近修正方法、掩膜版的制作方法及半导体结构的形成方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3934719B2 (ja) * 1995-12-22 2007-06-20 株式会社東芝 光近接効果補正方法
US6243855B1 (en) * 1997-09-30 2001-06-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Mask data design method
JP3278057B2 (ja) * 1998-12-14 2002-04-30 日本電気株式会社 半導体製造プロセスの光近接効果補正方法およびマスクデータ形成方法
JP2001028060A (ja) * 1999-07-15 2001-01-30 Toshiba Corp 微細パターン測定方法、微細パターン測定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6539521B1 (en) * 2000-09-29 2003-03-25 Numerical Technologies, Inc. Dissection of corners in a fabrication layout for correcting proximity effects
JP3686367B2 (ja) * 2001-11-15 2005-08-24 株式会社ルネサステクノロジ パターン形成方法および半導体装置の製造方法
TWI237745B (en) * 2001-12-19 2005-08-11 Sony Corp Mask pattern correction apparatus and mask pattern correction method

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316486A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Asml Masktools Bv フォトリソグラフィ・システムを使用して印刷されるフィーチャのうねりを抑制するための、装置、方法、及びプログラム製品
US7856606B2 (en) 2004-03-31 2010-12-21 Asml Masktools B.V. Apparatus, method and program product for suppressing waviness of features to be printed using photolithographic systems
JP2007057948A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Toshiba Corp パターン検証方法、そのプログラム、半導体装置の製造方法
JP2007317921A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Toshiba Corp リソグラフィ・シミュレーション方法及びプログラム
KR100817985B1 (ko) 2006-09-22 2008-03-31 후지쯔 가부시끼가이샤 전자 기기, 그 제어 방법 및 그 제어 프로그램을 컴퓨터판독가능하게 저장한 기록매체
JP2010519572A (ja) * 2007-02-20 2010-06-03 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション マスクのレイアウトを設計する方法及びプログラム
WO2013035364A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ パターン計測装置、およびパターン計測方法
JP2013057586A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Hitachi High-Technologies Corp パターン計測装置、およびパターン計測方法
CN103703341A (zh) * 2011-09-08 2014-04-02 株式会社日立高新技术 图案测量装置以及图案测量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3871949B2 (ja) 2007-01-24
US20030188288A1 (en) 2003-10-02
US6907596B2 (en) 2005-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003287871A (ja) マスクデータ作成装置及びマスクデータ作成方法
JP3334441B2 (ja) フォトマスク描画用パターンデータ補正方法と補正装置
US7356788B2 (en) Method and apparatus for data hierarchy maintenance in a system for mask description
JP4999013B2 (ja) 集積化されたopc検証ツール
JP3073156B2 (ja) マクロセルライブラリ上での光学近接修正のためのシステム及び方法
US6370679B1 (en) Data hierarchy layout correction and verification method and apparatus
US7657864B2 (en) System and method for integrated circuit device design and manufacture using optical rule checking to screen resolution enhancement techniques
EP1023640B1 (en) Data hierarchy layout correction and verification method and apparatus
KR20010024113A (ko) 마스크 묘사 시스템에서 데이터 계층 유지보수를 위한방법 및 장치
US9754068B2 (en) Method, computer readable storage medium and computer system for creating a layout of a photomask
JP2009510526A (ja) モデルを基にしたsrafの挿入
JP2004226965A (ja) 光近接効果補正のために集積回路を分類する方法及びシステム
JP5024141B2 (ja) パターンデータの作成方法、そのパターンデータを作成するプログラム、及び、そのプログラムを含む媒体
WO1999014637A1 (en) Data hierarchy layout correction and verification method and apparatus
US10732499B2 (en) Method and system for cross-tile OPC consistency
JP2002323748A (ja) マスクおよびその形成方法
US20080250374A1 (en) Method of Making an Integrated Circuit
JP2004077837A (ja) 設計パターンの補正方法
US20050005256A1 (en) Photomask and integrated circuit manufactured by automatically correcting design rule violations in a mask layout file
JP2002328460A (ja) パターン形成方法、露光用マスクの形成方法及び露光用マスク
CN114594655A (zh) 光学临近效应修正方法及系统和掩膜版
JP3543430B2 (ja) マスクパターンの補正方法および補正装置
JPH10153851A (ja) 露光データの補正方法,露光方法,フォトマスク,半導体装置,露光データの補正装置,露光装置及び半導体装置の製造装置
US20230244136A1 (en) Method for fabricating photomask layout and method for fabricating of semiconductor device using the same
US20230161937A1 (en) Mask layout design method, mask and integrated circuit manufacturing methods, masks and integrated circuits

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061018

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees