JP2001028060A - 微細パターン測定方法、微細パターン測定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

微細パターン測定方法、微細パターン測定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001028060A
JP2001028060A JP11202038A JP20203899A JP2001028060A JP 2001028060 A JP2001028060 A JP 2001028060A JP 11202038 A JP11202038 A JP 11202038A JP 20203899 A JP20203899 A JP 20203899A JP 2001028060 A JP2001028060 A JP 2001028060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法で大量の光近接効果補正パターン
を効率よく測定することができる微細パターン測定方法
を提供する。 【解決手段】 微細パターンの画像を取り込む第1のス
テップと、画像から微細パターンの輪郭を抽出する第2
のステップと、微細パターンの標準図形を取り込む第3
のステップと、標準図形を縦横比を保持したまま拡大あ
るいは縮小して輪郭に重ね合わせる第4のステップと、
輪郭と標準図形の交点を抽出する第5のステップと、輪
郭と標準図形と交点で囲まれた差領域を抽出する第6の
ステップと、差領域から補正パターン領域を抽出する第
7のステップと、補正パターン領域を測定する第8のス
テップとを少なくとも有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細パターン測定
方法、微細パターン測定装置、及び微細パターン測定プ
ログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関わり、特に、半導体装置の製造技術における露光
技術に関する。さらに、レチクルパターンなどの微細パ
ターンにおける光近接補正パターンの抽出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路で利用される微細加工の
基本技術である露光技術(リソグラフィ技術)は、回路
パターンに従ったレチクルなどのフォトマスクのパター
ンをウェハ表面に堆積された膜に光転写する技術であ
る。ウェハに転写されたパターンに従って、エッチン
グ、膜堆積、あるいは不純物注入などを行い、この繰り
返しにより半導体集積回路が製造される。
【0003】半導体デバイスのパターン寸法の微細化に
伴い、レチクルのパターン寸法も微細化され、レチクル
パターンがウェハ上に転写する際に生じる光近接効果が
半導体デバイスの電気特性に影響が表れている。
【0004】具体的には、図25(a)左側欄の補正前
に示すように、四角形のレチクルパターンをウェハ上に
転写すると、転写パターンは角の部分が転写されず丸く
なる、いわゆる、パターン端部のショートニングが生じ
る。また、図25(b)左側欄の補正前に示すようなラ
インパターンを転写すると、中央のラインのセンター部
分が細く転写される、いわゆる、パターン周辺の環境の
変化による寸法の変動(疎密依存性)が生じる。これら
の光近接効果により半導体デバイスが設計パターンから
大きくずれてしまい、半導体デバイスの所定の動作が困
難になってしまう。
【0005】この問題を解消する方法として、レチクル
パターンの光近接効果により転写されない部分に補助パ
ターン(OPCパターン)を付与するOPC技術が用い
られている。具体的には、図25(a)右側欄の補正後
に示すように、四角形のレチクルパターンの場合、レチ
クルパターンの4つの角の外周に補正パターンを付与す
ると、転写パターンは角の丸みが抑えられ、パターン端
部のショートニングを抑えられる。また、図25(b)
右欄補正後に示すように、ラインパターンが隣接する部
分はその周辺のライン幅を広める補正パターンを付与し
て、局所的なラインの細りを抑えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の半導体
製造工程においては、光近接効果補正されたレチクルを
用いて転写したウェハ上のパターンを観察することがあ
っても、レチクルパターンを直接観察することがなかっ
た。つまり、補正パターンが正しくレチクルに付与され
ているかどうかをレチクル上で確認することを行わず、
レチクルからウェハに転写されたパターンにより確認し
ていた。したがって、レチクル上の補正パターンを評価
することは行っていなかった。
【0007】また、レチクル上のパターンを評価する
際、未補正のパターンと補正パターンを区別する明確な
アルゴリズムが存在していなかった。
【0008】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するために成されたものであり、その目的は、簡便な
方法で大量の光近接効果補正パターンを効率よく測定す
ることができる微細パターン測定方法、微細パターン測
定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することであ
る。
【0009】本発明の他の目的は、品質の高いマスクプ
ロセスの開発が可能な微細パターン測定方法、微細パタ
ーン測定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、微細パターンの画像を取り
込む第1のステップと、微細パターンの画像から微細パ
ターンの輪郭を抽出する第2のステップと、微細パター
ンの標準図形を取り込む第3のステップと、標準図形を
縦横比を保持したまま拡大あるいは縮小して微細パター
ンの輪郭に重ね合わせる第4のステップと、微細パター
ンの輪郭と標準図形の交点を抽出する第5のステップ
と、微細パターンの輪郭と標準図形と交点で囲まれた差
領域を抽出する第6のステップと、差領域から補正パタ
ーン領域を抽出する第7のステップと、補正パターン領
域を測定する第8のステップとを少なくとも有する微細
パターン測定方法であることである。ここで、微細パタ
ーンの標準図形は、未補正の微細パターンに相当し、C
ADデータなどの設計データの補正前の設計パターンか
ら作成したり、測定者が任意に作成することができる。
また、微細パターンの輪郭から抽出することもできる。
【0011】本発明の第1の特徴によれば、簡便な方法
で補正パターン領域の測定を行うことが可能となるた
め、効率よく光近接効果補正されたレチクルの検査を行
うことができる。また、標準図形をその縦横比を保存し
たままで拡大縮小して微細パターンの輪郭に重ね合わせ
ており、また微細パターンの輪郭に合わせてその大きさ
を変化させるようにしているので、微細パターンの画像
の倍率等に左右されず安定した測定が可能となる。
【0012】したがって、リソグラフィプロセス開発の
際にはレチクルの光近接効果補正パターンの測定データ
を、大量に効率よく得ることができるので、レチクルの
より効果的な光近接効果補正を行うことが可能となる。
また、マスクプロセス開発の際にも、補正パターンが所
望通りにできているかどうか調べることが可能となるた
め、品質の高いマスクプロセスの開発が可能となる。一
方、実際のマスク管理の際においてもこれまでは補正パ
ターンの測定が行えないために、一度ウェハ上にパター
ンを形成してからマスクの出来、不出来を見るしかなか
ったが、実際にウェハ上にパターンを形成する前にレチ
クルの不具合を見つけることが可能となる。
【0013】本発明の第1の特徴において、第7のステ
ップは、第6のステップで抽出されたすべての差領域を
補正パターン領域として抽出するステップであってもよ
い。また、第7のステップは、第6のステップで抽出さ
れた差領域の面積を測定する処理と、所定の閾値以上の
面積を有する差領域を補正パターン領域として抽出する
処理とからなってもよい。さらに、第7のステップは、
差領域を極座標で表示する処理と、補正パターンが存在
する範囲に重みを有する重み付け関数を作成する処理
と、極座標で表示された差領域に重み付け関数を乗じる
処理と、重み付け関数を乗じた後の差領域を補助パター
ン領域として抽出する処理とからなってもよい。
【0014】また、本発明の第1の特徴に係わる微細パ
ターン測定方法は、第6のステップと第7のステップと
の間で、差領域の数と標準図形に付与された補正パター
ンの数とを比較するステップと、差領域の面積を測定す
るステップとをさらに有し、かつ、第7のステップは、
以下の第1乃至第3の場合に分けられることが望まし
い。まず、差領域の数が補正パターンの数と同数である
第1の場合には、第7のステップは、すべての該差領域
を補正パターン領域として抽出するステップである。次
に、差領域の数が補正パターンの数よりも多く、かつ、
差領域の面積の分布に所定の間隔をおいて2つのまとま
りができている第2の場合には、第7のステップは、所
定の閾値以上の面積を有する差領域を補正パターン領域
として抽出するステップである。そして、差領域の数が
補正パターンの数よりも多く、かつ、差領域の面積の分
散状況に所定の間隔をおいて2つのまとまりができてい
ない第3の場合には、第7のステップは、差領域を極座
標で表示する処理と、補正パターンが存在する範囲に重
みを有する重み付け関数を作成する処理と、極座標で表
示された差領域に重み付け関数を乗じる処理と、重み付
け関数を乗じた後の差領域を補正パターン領域として抽
出する処理とからなる。
【0015】ここで、重み付け関数を作成する処理は、
補正後の設計パターンと標準図形の差を取り、補正パタ
ーンを抽出する作業と、標準図形の重心を抽出する作業
と、補正パターンを標準図形の重心を原点とする極座標
で表示する作業と、極座標で表示された補正パターンを
用いて、補正パターンが存在する範囲を1、該補正パタ
ーンが存在しない範囲を0とする重み付け関数を作成す
る作業とからなることが望ましい。なお、ここでの標準
図形は、補正前の設計パターンより作成されることが望
ましい。また、重み付け関数を作成する処理は、微細パ
ターンの輪郭を第4のステップで重ね合わされた標準図
形の重心を原点とする極座標で表示する作業と、周波数
解析を行い、極座標で表示された輪郭の高周波数成分を
削除する作業と、周波数解析を行い、極座標で表示され
た輪郭の低周波数成分から補助パターンが存在する範囲
として抽出する作業と、補助パターンが存在する範囲を
1、補助パターンが存在しない範囲を0とする重み付け
関数を作成する作業とからなってもよい。
【0016】また、第4のステップは、微細パターンの
輪郭を極座標で表示する処理と、標準図形を極座標で表
示する処理と、補助パターンが存在しない範囲に重みを
有する重み付け関数を作成する処理と、微細パターンの
輪郭に重み付け関数を乗じる処理と、標準図形に重み付
け関数を乗じる処理と、輪郭に標準図形を近似させる処
理と、微細パターンの輪郭と標準図形を直交座標で表示
する処理とからなることが望ましい。
【0017】ここで、補正パターンが存在しない範囲に
重みを有する重み付け関数を作成する処理は、補正後の
設計パターンと標準図形の差を取り、補正パターンを抽
出する作業と、標準図形の重心を抽出する作業と、補正
パターンを標準図形の重心を原点とする極座標で表示す
る作業と、極座標で表示された補正パターンを用いて、
補正パターンが存在する範囲を0、補正パターンが存在
しない範囲を1とする重み付け関数を作成する作業とか
らなることが望ましい。なお、ここでの標準図形は、補
正前の設計パターンより作成されることが望ましい。ま
た、補正パターンが存在しない範囲に重みを有する重み
付け関数を作成する処理は、微細パターンの輪郭を極座
標で表示する作業と、周波数解析を行い、極座標で表示
された輪郭の高周波数成分を削除する作業と、周波数解
析を行い、極座標で表示された輪郭の低周波数成分から
補助パターンが存在する範囲として抽出する作業と、補
助パターンが存在する範囲を0、補助パターンが存在し
ない範囲を1とする重み付け関数を作成する作業とから
なってもよい。
【0018】さらに、微細パターンが閉領域でないパタ
ーンである場合における標準図形を縦横比を保持したま
ま拡大あるいは縮小して輪郭に重ね合わせる第4のステ
ップは、微細パターンから抽出された左右の輪郭上で、
未補正部分に相当する部分の任意の2点間の中点を抽出
する処理と、中点から線幅の半分の距離に配置された平
行な2つの線を重ね合わされた標準図形として形成する
処理とからなることが望ましい。
【0019】本発明の第2の特徴は、微細パターンの画
像を取得する撮像手段と、微細パターンの標準図形のパ
ターンデータを保存する記憶手段と、微細パターンの画
像から微細パターンの輪郭を抽出する機能と、微細パタ
ーンの標準図形を微細パターンの輪郭に重ね合わせる機
能と、標準図形と微細パターンの輪郭との交点を抽出す
る機能と、標準図形、輪郭、及びこれらの交点で囲まれ
た差領域を抽出する機能と、差領域から補正パターンを
抽出する機能と、補正パターンを測定する機能を少なく
とも有する画像処理手段とを有する微細パターン測定装
置であることである。
【0020】本発明の第3の特徴は、微細パターンの画
像を取り込む第1のステップと、微細パターンの画像か
ら微細パターンの輪郭を抽出する第2のステップと、微
細パターンの標準図形を取り込む第3のステップと、標
準図形を縦横比を保持したまま拡大あるいは縮小して微
細パターンの輪郭に重ね合わせる第4のステップと、微
細パターンの輪郭と標準図形の交点を抽出する第5のス
テップと、微細パターンの輪郭と標準図形と交点で囲ま
れた差領域を抽出する第6のステップと、抽出された差
領域から補正パターン領域を抽出する第7のステップ
と、補正パターン領域を測定する第8のステップとを有
する微細パターン測定プログラムを格納したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であることである。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図
1は本発明の実施の形態に係わる微細パターン測定装置
の構成を示す図である。図1に示すように、第1の実施
の形態に係わる微細パターン測定装置は、微細パターン
の画像を取得する撮像手段32と、微細パターンの標準
図形のパターンデータを保存する記憶手段33と、画像
から微細パターンの輪郭を抽出する機能34と、微細パ
ターンの標準図形を輪郭に重ね合わせる機能35と、輪
郭と標準図形との交点を抽出する機能36と、標準図
形、輪郭、及びこれらの交点で囲まれた差領域を抽出す
る機能37と、差領域から補正パターン領域を抽出する
機能38と、補正パターン領域を測定する機能39とを
有する画像処理手段(画像処理制御部)31とを少なく
とも有する。ここで、微細パターンの標準図形は、未補
正の微細パターンに相当し、CADデータなどの設計デ
ータの補正前の設計パターンから作成したり、測定者が
任意に作成することができる。また、微細パターンの輪
郭から抽出することもできる。また、微細パターンの画
像を取得する撮像手段として、走査型電子顕微鏡(以
後、SEMと呼ぶ)32を用いる。微細パターンの標準
図形のパターンデータを保存する記憶手段として、レチ
クルパターンのCADデータなどが記憶されたデータベ
ース33を用いる。微細パターンを有する被測定物とし
て、半導体装置のフォトリソグラフィ工程において使用
されるレチクルを用い、測定対象の微細パターンをレチ
クルパターンとする。
【0022】前記撮像手段、例えばSEM32は、電子
銃、電子ビームの集束レンズ、2次電子検出器などが納
めされた鏡体と、加速電圧を供給する加速電圧電源と、
レチクル41から放出される2次電子を検出する2次電
子検出器と、レチクル41の2次電子像を表示するモニ
ターと、レチクルが載置される移動可能なステージ40
などを有する一般的なSEMである。
【0023】次に、このような構成を有するレチクルパ
ターンの測定装置を用いて、図2に示すフローチャート
に従って、レチクルパターンを測定することができる。
レチクルは様々な形状の無数のレチクルパターンからな
るが、ここでは、このレチクルパターンのなかで、四角
形のレチクルパターンについて説明する。図2に示すよ
うに、(1)まず、第1のステップにおいて、レチクル
パターンの画像を撮像する。第1のステップは図2に示
すステップS1〜S7からなる。まず、レチクルをSE
M内に搬入し、SEMのステージ上に載置する(ステッ
プS1)。
【0024】次に、ステップS2において、SEMの加
速電圧電源をオン状態にして電子ビームをレチクルに照
射し、2次電子検出器からの信号をモニターに表示させ
て、レチクルをSEM観察する。そして、SEM観察を
行いながらステージのアライメント走査を行い、レチク
ルのローテーションを補正して、モニター画面に対する
レチクルの角度を調節する。
【0025】次に、ステップS3において、ステージを
走査して測定対象のレチクルパターンを含む領域をSE
Mのモニターに表示させる。この時、SEMの倍率は低
倍率で構わない。
【0026】次に、ステップS4において、パターンマ
ッチングなどの操作を繰り返して行い、測定対象のレチ
クルパターンを高倍率でモニターに表示させる。パター
ンマッチングとは、レチクルパターンなどの微細なパタ
ーンが無数に配置されたレチクルから、測定対象のレチ
クルパターンを探し出すための方法であり、モニター画
面上で低倍率で表示された測定対象のレチクルパターン
をモニター画面の中心に近づけると同時に測定対象のレ
チクルパターンがモニターから外れない程度に倍率を上
げていく。これを繰り返し行うことで、図3に示すよう
な所望の倍率で測定対象のレチクルパターンの画像をモ
ニターに表示させることができる(ステップS5)。図
3は測定対象のレチクルパターンのSEM画像を示す。
図3においては、石英13上にクロム膜12が堆積され
ており、四角形のレチクルパターンの部分はクロム膜1
3が除去されている。石英13とクロム12との間はエ
ッジ効果により他の部分よりも明るく映し出される。
【0027】次に、ステップS6において、表示された
レチクルパターンに対して、標準図形に相当する部分を
測定する。四角形のレチクルパターンの場合、レチクル
パターンの縦・横の長さを測定する。
【0028】次に、ステップS7において、測定の結果
があらかじめ定められた規格内に入っていない場合、つ
まり、測定対象のレチクルパターンの形状が標準図形か
ら大きくずれている場合(S7においてNO)、次の測
定対象のレチクルパターンを探す。次の測定対象がある
場合、ステップS3に戻り、ステップS3〜S7を繰り
返す。次の測定対象がない場合、測定は終了し、レチク
ルをSEMから搬出する。測定対象のレチクルパターン
の補正されていない部分の寸法があらかじめ設定された
規格内に入っていないのなら、そのレチクルを用いて転
写したウェハ上のパターンの寸法も規格内には入らな
い。したがって、補助パターンの寸法の測定を行う必要
は無い。よって、補助パターンの測定をする必要もなく
なる。一方、規格内に入っている場合(S7においてY
ES)、つぎのステップに進む。
【0029】(2)次に、第2のステップ(ステップS
8)において、レチクルパターンのSEM画像からレチ
クルパターンの輪郭を抽出する。輪郭の抽出方法として
は、まず画像を濃度により、モニターに映し出された画
像を3つの領域に分ける。つまり、レチクルパターンの
SEM画像の3値化処理を行う。一般的にレチクルは石
英の平板の上にクロム(Cr)でパターンが描かれてい
る。このレチクルパターンをSEMで観察すると、図3
に示すように、石英13よりもクロム12の方が放出す
る2次電子の量が多いため、石英13よりもクロム12
の方が濃度が高い。また、クロム12の端部ではエッジ
効果により2次電子の量が多くなるため、SEM画像に
おいて、クロム12及び石英13よりもクロム12のエ
ッジ部分の濃度が高くなる。したがって、クロム12、
石英13、エッジ部分の3つの領域を、それぞれ灰、
黒、白で3値化処理を行い、白と灰の境界にある部分を
輪郭として抽出する。このようにして抽出された輪郭1
6を図5に示す。また、ラプラシアンフィルタなどをか
けて濃度が急激に変化する箇所を輪郭として抽出する方
法を用いてもよい。さらに、図5に示すレチクルパター
ンの設計パターンを図4に示す。図4に示すように、設
計パターンはメインパターンに相当する標準図形14と
補正パターンとからなる。
【0030】(3)次に、第3のステップ(ステップS
9)において、微細パターンの標準図形14を呼び出
す。標準図形14は、あらかじめデータベースに準備さ
れているCADデータなどの設計データより作成され
る。もちろん測定者が任意に作成してもよいことは言う
までもない。
【0031】(4)次に、第4のステップ(ステップS
10)において、標準図形14を縦横比を保持したまま
拡大あるいは縮小して、レチクルパターンの輪郭16に
重ね合わせる。標準図形14の縦横比の情報は保持した
ままで拡大あるいは縮小してパターンの輪郭16に合わ
せ込むことにより、レチクルパターンの輪郭16のサイ
ズ変動、観察倍率に関わらず、標準図形14を利用する
ことが可能となる。合わせ込む方法としては、最小二乗
法などを用いて標準図形14の座標と輪郭16の座標と
の差が小さくなるように、標準図形14をレチクルパタ
ーンの輪郭16に合わせ込む方法を用いればよい。図6
は、標準図形14と、重ね合わされたレチクルパターン
の輪郭16を示す。
【0032】(5)次に、第5のステップ(ステップS
11)において、図6に示すように、レチクルパターン
の輪郭16と標準図形14の交点26をすべて抽出す
る。
【0033】(6)次に、第6のステップ(ステップS
12)において、レチクルパターンの輪郭16と標準図
形14と交点26で囲まれた差領域を抽出する。抽出さ
れる差領域は、図6に示す交点26と同じ数だけ存在す
る。
【0034】(7)次に、第7のステップ(ステップS
13)において、抽出された差領域から補正パターン領
域17を抽出する。ここでは、第6のステップで抽出さ
れたすべての差領域を補正パターン領域17として抽出
する。ここで、補正パターン領域17とは、レチクルパ
ターンの画像から抽出された輪郭16で囲まれる領域の
うちで、補正パターン15に相当する領域をいう。
【0035】(8)最後に、第8のステップ(ステップ
S14)において、補正パターン領域17を測定する。
測定対象である補正パターン領域17の形状から、補助
パターン領域17の面積、重心、水平方向あるいは垂直
方向の最大径、周囲長などを測定する。さらに、標準図
形14からの距離、及び補正パターン領域17の端部の
曲率半径なども測定対象となる。またさらに、複数の補
正パターン15が標準図形14に対して対称に付与され
ている場合に、補正パターン領域17の形状の対称性も
測定対象となる。対称性の測定は、補正パターンの重心
位置を求めてその座標の差を見る方法、あるいは標準図
形14からの距離あるいは面積などを比較する方法があ
る。
【0036】以上の作業を行うことで、1つのレチクル
パターンに対する補正パターン領域17の抽出・測定は
終了する。同一のレチクル内で次の測定対称のパターン
がある場合は、測定対象のパターンが存在する領域が存
在する領域に移動させるステップS3に戻り、ステップ
S3から図2に示すフォローチャートにしたがって、上
述のステップを繰り返し行う。
【0037】第1の実施の形態によれば、簡便な方法で
補正パターン領域17の測定を行うことが可能となるた
め、効率よく光近接効果補正されたレチクルの検査を行
うことができる。また、標準図形14をその縦横比を保
存したままで拡大縮小してレチクルパターンの輪郭16
に重ね合わせており、またレチクルパターンの輪郭16
に合わせてその大きさを変化させるようにしているの
で、レチクルパターンの画像の倍率、レチクルパターン
のサイズ変動等に左右されず安定した測定が可能とな
る。
【0038】したがって、リソグラフィプロセス開発の
際にはレチクルの光近接効果補正パターンの測定データ
を、大量に効率よく得ることができるので、レチクルの
より効果的な光近接効果補正を行うことが可能となる。
また、マスクプロセス開発の際にも、補正パターンが所
望通りにできているかどうか調べることが可能となるた
め、品質の高いマスクプロセスの開発が可能となる。一
方、実際のマスク管理の際においてもこれまでは補正パ
ターンの測定が行えないために、一度ウェハ上にパター
ンを形成してからマスクの出来、不出来を見るしかなか
ったが、実際にウェハ上にパターンを形成する前にレチ
クルの不具合を見つけることが可能となる。
【0039】(第1の変形例)図2に示したフローチャ
ートでは、抽出された差領域から補正パターン領域17
を抽出する第7のステップにおいて、第6のステップで
抽出された差領域をすべて補正パターン領域17として
抽出していた。しかし、図5に示すように、レチクルパ
ターンの輪郭16は細かい凹凸、つまりエッジラフネス
を有するため、図6に示すように、輪郭16に重ね合わ
された標準図形14との交点26が数多く抽出される。
したがって、輪郭16と標準図形14と交点26とで囲
まれた差領域をすべて補正パターン領域17とするの
は、補正パターンでない領域も補正パターン領域17と
して抽出していることになる。したがって、輪郭16の
エッジラフネスにより生じた領域も補正パターン領域1
7としているため、その後の補正パターンの測定の対称
となるパターン領域の数が増え、画像処理効率が悪くな
る。
【0040】そこで、第1の変形例では、抽出された差
領域から補正パターン領域17を抽出する第7のステッ
プは、第6のステップで抽出された差領域の面積を測定
する処理と、所定の閾値以上の面積を有する差領域を補
正パターン領域17として抽出する処理とからなること
を特徴とする微細パターン測定方法について説明する。
なお、第1の変形例で使用する微細パターン測定装置
は、図1に示す第1の実施の形態と同じものであり、測
定の対象となる微細パターンもレチクルパターンを用い
る。
【0041】図7は、図2に示した第7のステップ(ス
テップS13)を構成する処理を示すフローチャート図
である。図7に示すように、ステップS13はステップ
S13.1〜S13.3とからなる。
【0042】(1)まず、ステップS13.1におい
て、ステップS12で抽出されたすべての差領域の面積
を測定する。
【0043】(2)次に、ステップS13.2におい
て、所定の閾値以上の面積を有する差領域を抽出する。
所定の閾値となる面積とは、図6において、補正パター
ン領域17と、輪郭16のエッジラフネスによる輪郭1
6と標準図形14との差領域とを分離するための閾値で
ある。閾値は、補正パターンの設計時の大きさや、レチ
クルパターンの輪郭16のエッジラフネスの程度などを
考慮して決定される。
【0044】(3)そして、ステップS13.3におい
て、抽出された差領域を補正パターン領域17とする。
【0045】(4)そして、図2に示した補正パターン
領域の測定(ステップS14)を行う。
【0046】第1の変形例によれば、レチクルパターン
の輪郭16のエッジラフネスにより抽出された差領域か
ら補正パターン領域17を面積の違いから抽出すること
ができるため、その後、補正パターン領域17の測定の
対象を限定して、効率の良い測定を行うことができる。
【0047】(第2の変形例)図7に示したフローチャ
ートでは、レチクルパターンの輪郭16と、標準図形
と、これらの交点で囲まれる差領域から補正パターン領
域を抽出するために、すべての差領域の面積を測定し、
所定の閾値以上の面積を有する差領域を補正パターン領
域として抽出した。つまり、補正パターン領域の面積と
輪郭のエッジラフネスによる差領域の面積との差を利用
して両者を区別した。しかし、この方法は、レチクルパ
ターンの輪郭のエッジラフネスが補正パターン領域の大
きさに比して、十分に小さい場合には十分に機能する。
しかし、エッジラフネスが大きく、補正パターン領域と
面積で区別することができない場合には十分に機能しな
い。
【0048】そこで、第2の変形例では、差領域に対し
て、補正パターン領域が存在する範囲に重みを有する重
みづけ関数を乗じることで、差領域から補正パターン領
域を抽出する方法について説明する。なお、第2の変形
例で使用する微細パターン測定装置は、図1に示す実施
の形態と同じものであり、測定の対象となる微細パター
ンもレチクルパターンを用いる。
【0049】図8は、図2に示した第7のステップ(ス
テップS13)を構成する処理を示すフローチャート図
である。図8に示すように、ステップS13はステップ
S13.4〜S13.7とからなる。
【0050】(1)まず、ステップS12で抽出された
差領域に対して、ステップS13.4において、抽出さ
れた差領域のデータを極座標系に変換する。この極座標
は、重ね合わされた標準図形の重心を原点とするもので
ある。
【0051】(2)次に、ステップS13.5におい
て、座標変換された差領域に、補正パターンが存在する
範囲に重みを有する重みづけ関数を乗じる。
【0052】(3)次に、ステップS13.6におい
て、重みづけ関数が乗じられた差領域を補助パターン領
域とする。
【0053】(4)次に、ステップS13.7におい
て、補正パターン領域を直交座標系に変換する。
【0054】(5)そして、図2に示した補正パターン
領域の測定(S14)を行う。
【0055】ステップS13.5で示した補正パターン
が存在する範囲に重みを有する重みづけ関数の算出方法
を図9に示す。図9に示すように、 (1)まず、ステップS31において、標準図形及び補
正後の設計パターンをデータベースから呼び出す。な
お、ここでの標準図形は、補正前の設計パターンより作
成されることが望ましい。
【0056】(2)次に、ステップS32において、補
正前及び補正後の設計パターンの差をとり、補正パター
ンを算出する。
【0057】(3)次に、ステップS33において、標
準図形の重心を算出する。
【0058】(4)次に、ステップS34において、補
正パターンの存在範囲を標準図形の重心を原点とする極
座標系に変換する。図10は極座標系への変換を示す図
である。図10に示すように、標準図形の重心18を原
点とする極座標系において、補正パターン15が存在す
る範囲をr−θ関数で表示する。
【0059】(5)次に、ステップS35において、補
正パターンの存在範囲を1、補正パターンが存在しない
範囲を0とする重みづけ関数を算出する。図11は重み
づけ関数を示す図である。横軸が原点からの角度を示
し、縦軸が重みを示す。一点鎖線で示したように、補正
パターンが存在する範囲では1であり、補正パターンが
存在しない範囲では0である。そして、1と0との間で
有限な傾きで接続されている。もちろん、この傾きを無
限大にして、1と0のステップ関数としてもよい。この
ような重みづけ関数を図2のステップS12において抽
出された差領域に乗じることにより、補正パターンが存
在する範囲に配置されている差領域には1が乗じられ、
存在しない範囲に配置された差領域には0が乗じられ
る。そして、補正パターンが存在する範囲に配置された
差領域だけが残され、自動的に補正パターン領域として
抽出することになる。つまり、第1の変形例において
は、輪郭のエッジラフネスによる差領域と補正パターン
領域とを区別するために、両者の面積の違いを利用して
いたが、第2の変形例においては、設計上で補正パター
ンが存在している範囲と存在しない範囲とで差領域を区
別して、補正パターン領域を抽出する。
【0060】第2の変形例によれば、レチクルパターン
の輪郭のエッジラフネスが大きいために、レチクルパタ
ーンの輪郭のエッジラフネスにより抽出された差領域か
ら補正パターン領域17を面積の違いから抽出すること
ができない場合においても、極座標系に変換して同一座
標系の重みづけ関数を乗じることで、補正パターン領域
を抽出することができる。
【0061】(第3の変形例)第2の変形例では、補正
パターンの存在範囲に重みを有する重みづけ関数を算出
するために、補正後の設計パターンを用いた。第3の変
形例では、補正後の設計パターンが入手できない場合
に、第2の変形例と同様に補正パターンが存在する範囲
に重みを有する重みづけ関数を算出して、この重みづけ
関数を用いて補正パターン領域を抽出する方法について
説明する。図12は第3の変形例に係わる重みづけ関数
の算出方法を示すフローチャート図である。図12に示
すように、 (1)まず、ステップS41において、レチクルパター
ンの輪郭16のデータを極座標系に変換して、輪郭を極
座標で表示する。つまり、図13に示すように、輪郭1
6を原点18からの距離(r)及び角度(θ)で表示す
る。この極座標の原点18は図2のステップ10におい
て輪郭に重ね合わされた標準図形の重心である。図14
は極座標で表示されたレチクルパターンの輪郭を示す。
図14に示すように、輪郭には細かい凹凸(高周波数成
分)であるエッジラフネスが存在する。また、輪郭の大
きな凹凸(低周波数成分)は補正パターン領域の存在範
囲を示している。
【0062】(2)次に、ステップS42において、極
座標で表示された輪郭のエッジラフネスを除去するため
に、周波数解析を行い、輪郭の高周波数成分を削除す
る。つまり、図14に示す輪郭のプロファイルに平坦化
処理を施す。図15は高周波数成分除去後の輪郭16を
極座標系で表示した図である。
【0063】(3)次に、ステップS43において、周
波数解析を行い、輪郭の低周波数成分から補正パターン
領域が存在する範囲として抽出する。図15に示すよう
に、高周波数成分除去後の輪郭16は、補正パターン領
域の存在する範囲を示す大きな凹凸(低周波数成分)が
明確になる。補正パターン領域が存在する範囲では、輪
郭の半径(r)が大きくなり、存在しない範囲では半径
(r)が小さくなる。したがって、この低周波数成分の
中で輪郭の半径(r)が大きくなる範囲を補正パターン
領域が存在する範囲として抽出することができる。
【0064】(4)次に、ステップS44において、補
正パターン領域が存在する範囲を1、存在しない範囲を
0とする重みづけ関数を算出する。算出された重みづけ
関数は、第2の変形例と同様に図11の一点鎖線のよう
になる。図11の一点鎖線で示したように、補正パター
ンが存在する範囲では1であり、補正パターンが存在し
ない範囲では0である。そして、1と0との間で有限な
傾きで接続されている。もちろん、この傾きを無限大に
して、1と0のステップ関数としてもよい。このような
重みづけ関数を図2のステップS12において抽出され
た差領域に乗じることにより、補正パターンが存在する
範囲に配置されている差領域には1が乗じられ、存在し
ない範囲に配置された差領域には0が乗じられる。そし
て、補正パターンが存在する範囲に配置された差領域だ
けが残され、自動的に補正パターン領域として抽出する
ことができる。
【0065】つまり、第2の変形例では、補正前及び補
正後の設計パターンから補正パターンが存在する範囲を
抽出して重みづけ関数を算出していたが、第3の変形例
においては、補正後の設計パターンを使用せず、レチク
ルパターンの輪郭のプロファイルから補正パターン領域
が存在する範囲を抽出して重みづけ関数を算出すること
ができる。
【0066】第3の変形例によれば、レチクルパターン
の輪郭から、補正パターン領域が存在する領域を抽出す
ることができる。したがって、補正後の設計パターンを
必要とせずに、補正パターン領域が存在する領域に重み
を有する重みづけ関数を算出することができる。
【0067】(第4の変形例)図2に示すフローチャー
トのステップS10において、最小二乗法を用いて、レ
チクルパターンの輪郭に標準図形を重ね合わせていた。
しかし、補正パターンが標準図形に対して比較的大きな
パターンである場合、標準図形を輪郭のすべての範囲に
対して、均一に重ね合わせようとすると、図17に示す
ように、補正パターン領域と標準図形との中間の位置に
重ね合わされてしまうことがある。つまり、輪郭16の
すべての範囲にすべて同じ重みを付けて、標準図形14
と近似しようとすると、補正パターン領域を含んでしま
うように重ね合わされる。このような重ね合わせでは、
正確に補正パターンを抽出することができない。
【0068】そこで、第4の変形例においては、輪郭1
6と標準図形14に対して、補正パターンが存在しない
範囲に重みを有する重みづけ関数を乗じることにより、
輪郭16と標準図形14を正確に重ね合わせる方法につ
いて説明する。図16は第4の変形例に係わる重ね合わ
せ方法を示すフローチャート図である。図16に示すよ
うに、 (1)まず、ステップS10.1において、図2のステ
ップS9で呼び出された標準図形のデータと、レチクル
パターンの輪郭のデータをそれぞれ同一の極座標系に変
換し、標準図形と輪郭を極座標で表示する。
【0069】(2)次に、ステップS10.2におい
て、レチクルパターンの輪郭及び標準図形にそれぞれ補
正パターンの存在しない範囲に重みを有する重みづけ関
数を乗じる。
【0070】(3)次に、ステップS10.3におい
て、最小二乗法によりレチクルパターンの輪郭に標準図
形を近似させて、輪郭と標準図形とを重ね合わせる。
【0071】(4)次に、レチクルパターンの輪郭のデ
ータと標準図形のデータを直交座標系に変換し、輪郭と
標準図形を直交座標で表示する。
【0072】ステップS10.2で示した補正パターン
が存在しない範囲に重みを有する重みづけ関数の算出方
法は、第2の変形例及び第3の変形例で説明した図9及
び図12に示したフローチャート図にしたがった算出方
法を用いることができる。ただし、図9に示すフローチ
ャートのステップS35、及び図12に示すフローチャ
ートのステップS44において、重みを有する範囲を補
正パターンが存在する範囲でなく、補正パターンが存在
しない範囲とする。つまり、補正パターンが存在する範
囲を0、補正パターンが存在しない範囲を1とする重み
づけ関数を算出する。このようにして算出された重みづ
け関数を図11に実線で示す。図11の実線で示したよ
うに、補正パターンが存在する範囲では0であり、補正
パターンが存在しない範囲では1である。そして、1と
0との間を有限な傾きで接続されている。もちろん、こ
の傾きを無限大にして、1と0のステップ関数としても
よい。このような重みづけ関数を図16のステップS1
0.2において、輪郭と標準図形に乗じることにより、
補正パターンが存在する範囲に配置されている輪郭と標
準図形には0が乗じられ、存在しない範囲に配置された
輪郭と標準図形には1が乗じられる。そして、補正パタ
ーンが存在しない範囲に配置された輪郭と標準図形だけ
が残される。この残された輪郭と設計パターンを近似さ
せることで、レチクルパターンの輪郭のうち標準図形に
相当する部分に対して、正確に標準図形を近似すること
ができる。
【0073】(第5の変形例)上記の第1の実施の形態
及び第1乃至第4の変形例においては、測定対象とする
レチクルパターンを四角形を例とする閉領域を形成する
図形パターンの場合について説明した。しかし、本発明
は、ラインパターンのような閉領域ではないパターンに
付与されている補正パターンを測定対象とする場合にも
適用することができる。そこで、第5の変形例において
は、ライン状のレチクルパターンを例にとり、閉領域で
ない微細パターンを測定対称とする場合について説明す
る。ここで、第5の変形例においては、図1に示した微
細パターン測定装置を使用することができ、微細パター
ンの画像を取得する撮像手段にはSEMを用いることが
できる。また、図2のフローチャートに示した微細パタ
ーン測定方法を用いることができる。さらに、第1乃至
第4の変形例で示した補正パターン領域の抽出方法、及
び輪郭と標準図形の重ね合わせ方法を用いることもでき
る。
【0074】図18は、図2のステップS5において、
モニター上に表示された測定対象のレチクルパターンの
画像を示す。図3に示した四角形のレチクルパターンの
画像と同様に、レチクルは石英の平板の上にクロム(C
r)でパターンが描かれている。ただし、図18に示す
レチクルパターンは石英13の下地の上に、クロム12
でラインパターンが描かれている。SEMで観察する
と、石英13よりもクロム12の方が放出する2次電子
の量が多いため、石英13よりもクロム12の方が濃度
が高い。また、クロム12の端部ではエッジ効果により
2次電子の量が多くなるため、クロム12及び石英13
よりもクロム12のエッジ部分の濃度が高くなる。した
がって、クロム12、石英13、エッジ部分の3つの領
域を、それぞれ灰、黒、白で3値化処理を行い、図18
において、白と黒の境界にある部分を輪郭として抽出す
る。このようにして抽出された輪郭19を図19に示
す。また、ラプラシアンフィルタなどをかけて濃度の急
激に変化する箇所を輪郭として抽出する方法を用いても
よい。図20はラインパターンの設計パターンを示す。
図20に示すように、設計パターンは、所定の線幅の2
つの平行線からなる標準図形20と標準図形20の両端
に配置された補正パターン21とからなる。
【0075】測定対象がラインパターンの場合で、図2
0の示す標準図形が手に入らない場合において、図2の
ステップS10における輪郭と標準図形の重ね合わせは
次のようにしても行うことができる。まず、図21に示
すように、レチクルパターンから抽出された左右の輪郭
19上で、未補正部分に相当する部分の任意の点23を
2つ選び、この2点23間の中点22を抽出する。次
に、中点22から線幅の半分の距離に配置された平行な
2つの線を標準図形20として形成する。形成された平
行線が輪郭19に重ね合わされた標準図形20となる。
その後の画像処理手順は第1の実施の形態及び第1乃至
第4の変形例で示したものと同じである。
【0076】第5の変形例によれば、測定対象がライン
パターンのような閉領域でないパターンに対しても、標
準図形20をレチクルパターンの輪郭19に重ね合わせ
ることができる。したがって、閉領域を形成しない微細
パターンに対しても安定して補正パターンの抽出及び測
定を行うことができる。
【0077】なお、被観察物であるレチクルのなかで、
測定対象とするレチクルパターンを実際のデバイス形成
に用いられるレチクルパターンとしてもよいが、レチク
ルの余白部分にモニター用のパターンを設けておき、こ
れを測定対象のレチクルパターンとして、実際のデバイ
ス形成に用いるレチクルパターンの管理及び評価を行っ
てもよい。
【0078】また、重みづけ関数として本発明において
は重みを付ける範囲で1、それ以外の範囲で0を示すス
テップ関数を用いたが、目的とする領域により重みを付
けるようにするものであれば、1または0である必要は
なく、他の関数であっても構わない。
【0079】さらに、本実施例においては測定装置とし
て走査型電子顕微鏡を用いたが、光学顕微鏡など他の測
定装置に対しても本発明は適用可能である。また測定サ
ンプルとして本実施例に於いてはレチクルを用いたが、
ウェハその他のサンプルでも構わない。
【0080】(その他の変形例)上記のように、本発明
の第1の実施の形態において、第1乃至第5の変形例に
示した変形例を開示したが、この開示の一部をなす論述
及び図面はこの実施の形態を限定するものであると理解
すべきではない。この開示から当業者には様々な代替変
形例及び運用技術が明らかとなろう。
【0081】輪郭と標準図形とこれらの交点とから抽出
される差領域から補正パターン領域を抽出する方法とし
て、まず、第1の実施の形態において差領域をすべて補
正パターン領域として抽出する方法を示した。そして、
第1の変形例において面積の閾値により抽出する方法を
示した。次に、第2及び第3の変形例において補正パタ
ーンが存在する範囲に重みを有する重みづけ関数を用い
て抽出する方法を示した。この中でどの方法を選ぶかに
ついては測定者があらかじめ決めてもよい。あるいは抽
出された差領域の面積の分布から判断する方法を用いて
もよい。具体的には、図2のステップS12とステップ
S13との間で、差領域の数と標準図形に付与された補
正パターンの数とを比較するステップと、差領域の面積
を測定するステップとをさらに有し、かつ、ステップ1
3は、以下の第1乃至第3の場合に分けられることが望
ましい。まず、差領域の数が補正パターンの数と同数で
ある第1の場合には、ステップS13は、すべての該差
領域を補正パターン領域として抽出するステップであ
る。次に、差領域の数が補正パターンの数よりも多く、
かつ、差領域の面積の分布に所定の間隔をおいて2つの
まとまりができている第2の場合には、ステップS13
は、所定の閾値以上の面積を有する差領域を補正パター
ン領域として抽出するステップである。そして、差領域
の数が補正パターンの数よりも多く、かつ、差領域の面
積の分散状況に所定の間隔をおいて2つのまとまりがで
きていない第3の場合には、ステップS13は、差領域
を極座標で表示する処理と、補正パターンが存在する範
囲に重みを有する重み付け関数を作成する処理と、極座
標で表示された差領域に重み付け関数を乗じる処理と、
重み付け関数を乗じた後の差領域を補正パターン領域と
して抽出する処理とからなる。なお、図1に示す微細パ
ターン測定装置は、上記の第1乃至第3の場合を選択す
る処理制御手段をさらに有していていることが望まし
い。
【0082】また、第1の実施の形態において、微細パ
ターンの標準図形とは、OPC技術による補正前の微細
パターンを示し、例えば、補正前のCADデータなどを
用いることができ、測定者が任意に作成したものでもよ
いことを述べた。しかし、微細パターンの輪郭から直接
に抽出することも可能である。以下にその方法を示す。
【0083】まず、微細パターンの存在する領域を1、
存在しない領域を0とする2値化処理を行う。そして、
0の領域に隣接する1の領域をすべて0にする処理を施
す。この処理を収縮処理とする。具体的には、図22
(a)の左図の一点鎖線で示すような凸形状のパターン
に対して、収縮処理を一回施すと点線に示すパターンが
形成される。点線に示すパターンには凸形状がまだ形成
されている。そして再度、収縮処理を施すと実線で示す
ような凸形状が無いパターンが形成される。次に、2回
の収縮処理が施されたパターンに対して、1の領域に隣
接する0の領域をすべて1にする処理を2回施す。この
処理を収縮処理に対して膨張処理とする。2回の膨張処
理を施すことにより、図22(a)の右側に示すような
凸形状の無いパターンが形成される。図22(b)は、
まず2回の膨張処理を施し、その後2回の収縮処理を施
すことでも、凹形状を無くすことができる。
【0084】図23は、収縮処理を繰り返して行うこと
で、微細パターンの輪郭16から収縮後の輪郭19が形
成されていく様子を示している。収縮後の輪郭19に対
して膨張処理を繰り返して行うことにより、上述の凸形
状が無くなると同様に、微細パターンの輪郭から補正パ
ターン領域を無くして、未補正の微細パターンに相当す
る標準図形を形成することができる。
【0085】このように、本実施の形態はここでは記載
していない様々な変形例等を包含することを理解すべき
である。したがって、本発明は、この開示から妥当な特
許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ限定さ
れるものである。
【0086】(第2の実施の形態)第1の実施の形態及
びその変形例で示した微細パターン測定方法を実現する
ためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体に格納することができる。この記録媒体を図1に示
したデータベース33に読み込ませ、このプログラムに
より画像処理制御部31における種々の画像処理機能を
所定の処理手順に従って実行するように制御することに
より、上述した微細パターン測定方法を実現することが
できる。ここで、記録媒体には、例えばROM、RAM
などの半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、磁気
テープなどのプログラムを記録できるような記憶媒体が
含まれる。
【0087】図24はこれらの記録媒体に格納されたプ
ログラムを読み取り、そこに記述された手順に従って、
微細パターン測定方法を実現するコンピュータシステム
80の一例を示す外観図である。このコンピュータシス
テム80の本体前面には、フロッピーディスクドライブ
81、及びCD−ROMドライブ82が設けられてお
り、磁気ディスクとしてのフロッピーディスク83、ま
たは光ディスクとしてのCD−ROM84を各ドライブ
入り口から挿入し、所定の読み出し操作を行うことによ
り、これらの記録媒体に格納されたプログラムをシステ
ム内にインストールすることができる。また、所定のド
ライブ装置87を接続することにより、例えばゲームパ
ックなどに使用されている半導体メモリとしてのROM
85や、磁気テープとしてのカセットテープ86を用い
ることもできる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
便な方法で大量の光近接効果補正パターンを効率よく測
定することができる微細パターン測定方法、微細パター
ン測定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
ができる。
【0089】また本発明によれば、品質の高いマスクプ
ロセスの開発が可能な微細パターン測定方法、微細パタ
ーン測定装置、及び微細パターン測定プログラムを格納
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる微細パター
ン測定装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる微細パター
ン測定方法を示すフローチャート図である。
【図3】走査型電子顕微鏡(SEM)で得られたレチク
ルパターンのSEM画像である。
【図4】レチクルパターンの設計パターンを示す図であ
る。
【図5】図3のSEM画像から抽出されたレチクルパタ
ーンの輪郭である。
【図6】重ね合わされたレチクルパターンの輪郭と標準
図形を示す図である。
【図7】第1の変形例に関わる微細パターン測定方法を
示すフローチャート図である。
【図8】第2の変形例に係わる微細パターン測定方法を
示すフローチャート図である。
【図9】補正パターンが存在する範囲に重みを有する重
みづけ関数を算出する方法を示すフローチャート図であ
る(その1)。
【図10】補正パターンを極座標へ変換する方法を示す
図である。
【図11】重みづけ関数を示すグラフである。
【図12】補正パターンが存在する範囲に重みを有する
重みづけ関数を算出する方法を示すフローチャート図で
ある(その2)。
【図13】レチクルパターンの輪郭を極座標へ変換する
方法を示す図である。
【図14】極座標で表示されたレチクルパターンの輪郭
を示すグラフである。
【図15】図14に示す輪郭から高周波数成分を除去し
たレチクルパターンの輪郭を示すグラフである。
【図16】第4の変形例に関わる輪郭と標準図形の重ね
合わせる方法を示すフローチャート図である。
【図17】誤って重ね合わされた輪郭と標準図形を示す
図である。
【図18】ラインパターンのSEM画像である。
【図19】ラインパターンの輪郭を示す図である。
【図20】ラインパターンの設計パターンを示す図であ
る。
【図21】重ね合わされたラインパターンの輪郭と標準
図形を示す図である。
【図22】微細パターンの輪郭から標準図形を抽出する
方法を説明する図である。
【図23】微細パターンの輪郭から収縮後の輪郭を形成
する過程を示す図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態に係わる微細パタ
ーン測定プログラムを実行するためのコンピュータシス
テムを示す概略斜視図である。
【図25】従来技術に係わる光近接効果補正を説明する
図である。
【符号の説明】
12 クロム 13 石英 14、20 標準図形 15、21 補正パターン 16、19 輪郭 17、25 補正パターン領域 18 重心 19 収縮後の輪郭 22 中点 23 任意の点 26 交点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA56 AB02 AB20 BA20 CA03 CA04 CB10 DA07 EA08 EA11 EA14 EA23 EB01 EB02 EC03 EC04 ED03 ED11 ED15 ED22 ED23 2H096 AA25 EA11 LA30 5L096 BA03 DA01 EA06 EA28 EA39 FA02 FA06 FA10 FA25 FA59 FA60 FA69 GA32 JA09 9A001 BB02 BB03 BB04 GG14 GG15 HH21 HH24 HH25 HH28 JJ01 JJ49 JJ50 KK37 KK54

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細パターンの画像を取り込む第1のス
    テップと、 前記画像から前記微細パターンの輪郭を抽出する第2の
    ステップと、 前記微細パターンの標準図形を取り込む第3のステップ
    と、 前記標準図形を縦横比を保持したまま拡大あるいは縮小
    して前記輪郭に重ね合わせる第4のステップと、 前記輪郭と前記標準図形の交点を抽出する第5のステッ
    プと、 前記輪郭と前記標準図形と前記交点で囲まれた差領域を
    抽出する第6のステップと、 前記差領域から補正パターン領域を抽出する第7のステ
    ップと、 前記補正パターン領域を測定する第8のステップとを少
    なくとも有することを特徴とする微細パターン測定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第7のステップは、 すべての前記差領域を前記補正パターン領域として抽出
    するステップであることを特徴とする請求項1記載の微
    細パターン測定方法。
  3. 【請求項3】 前記第7のステップは、 前記差領域の面積を測定する処理と、 所定の閾値以上の面積を有する前記差領域を前記補正パ
    ターン領域として抽出する処理とからなることを特徴と
    する請求項1記載の微細パターン測定方法。
  4. 【請求項4】 前記第7のステップは、 前記差領域を極座標で表示する処理と、 補正パターンが存在する範囲に重みを有する重み付け関
    数を作成する処理と、 前記極座標で表示された前記差領域に前記重み付け関数
    を乗じる処理と、 前記重み付け関数を乗じた後の前記差領域を前記補正パ
    ターン領域として抽出する処理とからなることを特徴と
    する請求項1記載の微細パターン測定方法。
  5. 【請求項5】 前記第6のステップと前記第7のステッ
    プとの間で、前記差領域の数と前記標準図形に付与され
    た補正パターンの数とを比較するステップと、すべての
    該差領域の面積を測定するステップとをさらに有し、 前記差領域の数が前記補正パターンの数と同数である場
    合には、前記第7のステップは、すべての該差領域を補
    正パターン領域として抽出するステップであり、 前記差領域の数が前記補正パターンの数よりも多く、か
    つ、該差領域の面積の分布に所定の間隔をおいて2つの
    まとまりができている場合には、前記第7のステップ
    は、所定の閾値以上の面積を有する該差領域を前記補正
    パターン領域として抽出するステップであり、 前記差領域の数が前記補正パターンの数よりも多く、か
    つ、該差領域の面積の分布に所定の間隔をおいて2つの
    まとまりができていない場合には、前記第7のステップ
    は、該差領域を極座標で表示する処理と、該補正パター
    ンが存在する範囲に重みを有する重み付け関数を作成す
    る処理と、該極座標で表示された該差領域に該重み付け
    関数を乗じる処理と、該重み付け関数を乗じた後の該差
    領域を前記補正パターン領域として抽出する処理とから
    なることを特徴とする請求項1記載の微細パターン測定
    方法。
  6. 【請求項6】 前記重み付け関数を作成する処理は、 補正後の設計パターンと標準図形の差を取り、補正パタ
    ーンを抽出する作業と、 前記標準図形の重心を抽出する作業と、 前記補正パターンを前記標準図形の重心を原点とする極
    座標で表示する作業と、 前記極座標で表示された前記補正パターンを用いて、前
    記補正パターンが存在する範囲を1、該補正パターンが
    存在しない範囲を0とする重み付け関数を作成する作業
    とからなることを特徴とする請求項4または5記載の微
    細パターン測定方法。
  7. 【請求項7】 前記重み付け関数を作成する処理は、 前記微細パターンの輪郭を前記第4のステップで重ね合
    わされた前記標準図形の重心を原点とする極座標で表示
    する作業と、 周波数解析を行い、前記極座標で表示された輪郭の高周
    波数成分を削除する作業と、 周波数解析を行い、前記極座標で表示された輪郭の低周
    波数成分から補助パターンが存在する範囲を抽出する作
    業と、 補助パターンが存在する範囲を1、該補助パターンが存
    在しない範囲を0とする重み付け関数を作成する作業と
    からなることを特徴とする請求項4または5記載の微細
    パターン測定方法。
  8. 【請求項8】 前記第4のステップは、 前記輪郭を極座標で表示する処理と、 前記標準図形を極座標で表示する処理と、 補助パターンが存在しない範囲に重みを有する重み付け
    関数を作成する処理と、 前記輪郭に前記重み付け関数を乗じる処理と、 前記標準図形に前記重み付け関数を乗じる処理と、 前記輪郭に前記標準図形を近似させる処理と、 前記輪郭と前記標準図形を直交座標で表示する処理とか
    らなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1記
    載の微細パターン測定方法。
  9. 【請求項9】 前記重み付け関数を作成する処理は、 補正後の設計パターンと標準図形の差を取り、補正パタ
    ーンを抽出する作業と、 前記標準図形の重心を抽出する作業と、 前記補正パターンを前記標準図形の重心を原点とする極
    座標で表示する作業と、 前記極座標で表示された前記補正パターンを用いて、前
    記補正パターンが存在する範囲を0、該補正パターンが
    存在しない範囲を1とする重み付け関数を作成する作業
    とからなることを特徴とする請求項8記載の微細パター
    ン測定方法。
  10. 【請求項10】 前記重み付け関数を作成する処理は、 前記微細パターンの輪郭を極座標で表示する作業と、 周波数解析を行い、極座標で表示された輪郭の高周波数
    成分を削除する作業と、 周波数解析を行い、極座標で表示された輪郭の低周波数
    成分から補助パターンが存在する範囲として抽出する作
    業と、 補助パターンが存在する範囲を0、該補助パターンが存
    在しない範囲を1とする重み付け関数を作成する作業と
    からなることを特徴とする請求項8記載の微細パターン
    測定方法。
  11. 【請求項11】 微細パターンが閉領域でないパターン
    である場合における前記第4のステップは、 微細パターンから抽出された左右の輪郭上で、未補正部
    分に相当する部分の任意の2点間の中点を抽出する処理
    と、 前記中点から線幅の半分の距離に配置された平行な2つ
    の線を前記標準図形として形成する処理とからなること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1記載の微細パ
    ターン測定方法。
  12. 【請求項12】 微細パターンの画像を取得する撮像手
    段と、 前記微細パターンの標準図形のパターンデータを保存す
    る記憶手段と、 前記画像から前記微細パターンの輪郭を抽出する機能
    と、前記微細パターンの標準図形を該輪郭に重ね合わせ
    る機能と、該標準図形と該輪郭との交点を抽出する機能
    と、該標準図形、該輪郭、及び該交点で囲まれた差領域
    を抽出する機能と、該差領域から補正パターンを抽出す
    る機能と、該補正パターンを測定する機能を少なくとも
    有する画像処理手段とを有することを特徴とする微細パ
    ターン測定装置。
  13. 【請求項13】 微細パターンの画像を取り込む第1の
    ステップと、 前記画像から前記微細パターンの輪郭を抽出する第2の
    ステップと、 前記微細パターンの標準図形を取り込む第3のステップ
    と、 前記標準図形を縦横比を保持したまま拡大あるいは縮小
    して前記輪郭に重ね合わせる第4のステップと、 前記輪郭と前記標準図形の交点を抽出する第5のステッ
    プと、 前記輪郭と前記標準図形と前記交点で囲まれた差領域を
    抽出する第6のステップと、 前記差領域から補正パターン領域を抽出する第7のステ
    ップと、 前記補正パターン領域を測定する第8のステップとを有
    することを特徴とする微細パターン測定プログラムを格
    納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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