JP4981410B2 - 走査型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法、および走査型電子顕微鏡の制御装置 - Google Patents

走査型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法、および走査型電子顕微鏡の制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、走査型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法、および走査型電子顕微鏡の制御装置に関する。
近年、半導体素子等の高集積化及び微細化に伴い、半導体素子等のラインパターンの線幅と、ホールパターンのホール径は、100nm以下になり、それらの測長にはもっぱら走査型電子顕微鏡が用いられている。一方、ラインパターン等の欠陥検査は、ウェーハ全面を短時間で測る必要から、まずは欠陥の有無のみがわかればよく、正確な欠陥の大きさを計測することは要求されないので、欠陥検査には、必ずしも、走査型電子顕微鏡は用いられておらず、主に、光学顕微鏡が用いられている。なお、欠陥検査としては、光学顕微鏡に限らず、走査型電子顕微鏡にも適用可能な汎用的な方法として、比較検査法と検査を停止させる領域を設ける方法とが提案されている(例えば、特許文献1−3参照)。
特公平7−37892号公報 特開平5−46734号公報 特開2000−183122号公報
今後、さらなる半導体素子等の高集積化及び微細化が進めば、欠陥検査にも走査型電子顕微鏡が用いられると考えられる。このとき、測長で欠陥検査も兼ねることはできないと考えられる。たとえば、ラインパターンの周辺などに、前工程での微細な異物が付着したり、ラインパターンが部分的に欠落した欠陥が生成したりしている場合、これらの異物・欠陥は、測長結果に反映されない場合があるからである。しかしながらこれらの異物・欠陥は、半導体素子等の性能に大きく影響する。したがって、走査型電子顕微鏡により、独自に欠陥検査をする必要が生じると考えられる。
しかし、単独で、例えばウェーハ全体の欠陥検査をすると膨大な時間がかかり、実質的に実施が困難であると予想される。一方、測長はすでに走査型電子顕微鏡で行っているので、一台の走査型電子顕微鏡で、測長と欠陥検査が行えれば便利である。
そこで、本発明の課題は、一台で、測長と欠陥検査が可能な走査型電子顕微鏡、およびその制御装置を提供し、さらに、一台の走査型電子顕微鏡で測長と欠陥検査が可能である走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法を提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、参照パターンを写した参照画像を記憶する参照画像記憶部と、前記参照画像に基づいて、前記参照パターンとパターンマッチングする検査パターンが写った検査画像を撮影する検査画像撮影部と、前記検査画像を用いて前記検査パターンの測長を行う測長部と、前記参照画像と前記検査画像とを比較して、前記検査パターンの内または外の欠陥検査を行う欠陥検査部と、前記参照パターンまたは前記検査パターンのエッジを抽出し、前記参照パターンまたは前記検査パターンの側壁が写されたホワイトバンドを含むように前記エッジを膨張させ、前記膨張させた領域を前記欠陥検査部が前記欠陥検査を行わない非検査領域とし、前記非検査領域を前記参照画像または前記検査画像に設定する非検査領域設置装置とを有する走査型電子顕微鏡であることを特徴とする。
また、本発明は、走査型電子顕微鏡により参照パターンを写した参照画像を記憶し、前記参照画像に基づいて、前記参照パターンとパターンマッチングする検査パターンが写った検査画像を前記走査型電子顕微鏡により撮影し、前記検査画像を用いて前記検査パターンの測長を行い、前記参照画像と前記検査画像とを比較して、前記検査パターンの内または外の欠陥検査を行い、前記参照パターンまたは前記検査パターンのエッジを抽出し、前記参照パターンまたは前記検査パターンの側壁が写されたホワイトバンドを含むように前記エッジを膨張させ、前記膨張させた領域を前記欠陥検査部が前記欠陥検査を行わない非検査領域とし、前記非検査領域を前記参照画像または前記検査画像に設定する走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法であることを特徴とする。
また、本発明は、走査型電子顕微鏡によって撮影される撮影画像との比較に供される参照画像を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された参照画像と、前記撮影画像とを比較し、欠陥を検出する欠陥検査部を備えた走査型電子顕微鏡の制御装置において、前記欠陥検査部は、前記参照画像または前記撮影画像上のエッジを抽出し、前記参照画像または前記撮影画像上のホワイトバンドを含むように前記エッジを膨張させた領域を非検査領域として設定すると共に、該非検査領域が設定された前記参照画像と前記撮影画像の比較に基づいて、前記欠陥を検出する走査型電子顕微鏡の制御装置であることを特徴とする。
本発明によれば、一台で、測長と欠陥検査が可能な走査型電子顕微鏡、およびその制御装置を提供でき、さらに、一台の走査型電子顕微鏡で測長と欠陥検査が可能である走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法を提供できる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る走査型電子顕微鏡1は、本体(鏡筒)2と、制御部3とを有している。本体2は、半導体素子等が複数形成されているウェーハをそのまま観察することができる。制御部3は、レシピ作成支援部4と、レシピ実行支援部8とを有している。レシピ作成支援部4は、走査型電子顕微鏡1のユーザが複合検査レシピを作成するのを支援する。レシピ実行支援部8は、ユーザが走査型電子顕微鏡1を用いて複合検査レシピを実行するのを支援する。複合検査レシピとは、測長と欠陥検査の複数の検査を実行する複合検査を行うための手順のことである。複合検査では、ウェーハを丸ごと本体2に入れて、ウェーハ内の複数の半導体素子から特定の半導体素子を選んで、さらに、選んだ半導体素子の中から特定のパターンを選んで、そのパターンの幅等を測長し、そのパターンおよびそのパターンの周囲の欠陥検査を行う。この複合検査は、1台の走査型電子顕微鏡1を使って行われるので、ユーザは、この複合検査の一連の作業の流れを、複合検査レシピとして作成して、走査型電子顕微鏡1に記憶しておき、複合検査を実施する際には、複合検査レシピを走査型電子顕微鏡1から読み出して、走査型電子顕微鏡1を用いて複合検査レシピに沿った複合検査を実行することになる。そして、走査型電子顕微鏡1、特に、レシピ作成支援部4が、複雑な複合検査レシピの作成を支援することで、ユーザは、容易に複合検査レシピを作成できる。また、走査型電子顕微鏡1、特に、レシピ実行支援部8が、複雑な複合検査レシピの実行を支援することで、ユーザは、容易に複合検査レシピを実行できる。
レシピ作成支援部4は、アライメント設定支援部5と、アドレッシング設定支援部6と、メジャメント設定支援部7とを有している。複合検査では、検査を行う検査ウェーハを丸ごと本体2に入れて位置決めする。そこで、アライメント設定支援部5は、本体2にウェーハを位置決めするために、検査ウェーハと同一形状の参照用の参照ウェーハを用いて、本体上の2点に対応するウェーハ上の2点を記憶させるように支援する。具体的には、アライメント設定支援部5は、ユーザに参照ウェーハ上の2点の周辺の画像を表示し、GUIにより2点の指定を促す。そして、指定された2点の画像と位置座標を記憶する。
アドレッシング設定支援部6は、ユーザが参照ウェーハ内の複数の半導体素子から特定の半導体素子を選ぶのを支援する。具体的には、アドレッシング設定支援部6は、ユーザに参照ウェーハ内の半導体素子のマップを表示し、GUIにより検査する半導体素子の指定を促す。そして、指定された半導体素子の位置座標を記憶する。
メジャメント設定支援部7は、ユーザが半導体素子の中から特定のパターンを選ぶのを支援する。また、そのパターンの幅等を測長するための測長条件の設定の支援をする。さらに、そのパターンおよびそのパターンの周囲の欠陥検査を行うための欠陥検査条件の設定の支援をする。具体的には、メジャメント設定支援部7は、ユーザに半導体素子のSEM像を表示し、GUIにより特定のパターンを含んだ領域のSEM像の参照画像としての指定を促す。そして、指定された参照画像とそのパターンの位置座標を記憶する。メジャメント設定支援部7は、ユーザに参照画像を表示し、GUIにより特定のパターンの測長箇所等の測長条件の指定を促す。そして、指定された測長条件を参照画像に関係付けて記憶する。さらに、メジャメント設定支援部7は、ユーザに参照画像を表示し、GUIにより検査すべき検査領域や検査対象にすべき欠陥の大きさ等の欠陥検査条件の指定を促す。そして、指定された欠陥検査条件を参照画像に関係付けて記憶する。
レシピ実行支援部8は、アライメント実行支援部9と、アドレッシング実行支援部10と、メジャメント実行支援部11とを有している。レシピ実行支援部8では、実際に、検査ウェーハを検査することになる。
アライメント実行支援部9は、本体2に検査ウェーハを位置決めするために、アライメント設定支援部5に記憶された参照ウェーハ上の2点を読み出しユーザに表示し、パターンマッチングによる位置合わせを行い、参照ウェーハ上の2点に対応する検査ウェーハ上の2点をユーザに表示し、ユーザに位置合わせの合否の判定を促す。ユーザにより不合格の入力がなされると、合格の判定が得られるまで、繰り返しパターンマッチングを行う。合格判定の入力により、アライメントの実行を終了する。
アドレッシング実行支援部10は、アドレッシング設定支援部6によって記憶された半導体素子の位置座標を読み出し、その半導体素子のSEM像が得られるように、本体2内で検査ウェーハを移動させる。
メジャメント実行支援部11は、メジャメント設定支援部7によって記憶された参照画像とパターンの位置座標を読み出し、対応するパターンを含んだSEM像を検査画像としてユーザに表示する。メジャメント実行支援部11は、メジャメント設定支援部7によって記憶された測長条件を読み出し、検査画像に写った検査パターンを測長し、測長結果を記憶する。測長結果をユーザに表示し、ユーザに測長の成立不成立の判定を促す。ユーザにより不成立の入力がなされると、成立の判定が得られるまで、測長を行う。成立判定の入力により、測長の実行を終了する。メジャメント実行支援部11は、メジャメント設定支援部7によって記憶された参照画像と欠陥検査条件を読み出し、欠陥検査条件に基づいて、参照画像と検査画像を比較し差分を欠陥とする欠陥検査をし、欠陥検査結果を記憶する。欠陥検査結果をユーザに表示し、ユーザに欠陥検査の成立不成立の判定を促す。ユーザにより不成立の入力がなされると、成立の判定が得られるまで、欠陥検査を行う。成立判定の入力により、欠陥検査の実行を終了する。
図2に示すように、本発明の実施形態に係る走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法は、まず、ステップS1で、レシピ作成支援部4が、走査型電子顕微鏡1のユーザが前記複合検査レシピを作成するのを支援する。次に、ステップS2で、レシピ実行支援部8が、ユーザが走査型電子顕微鏡1を用いて前記複合検査レシピを実行するのを支援する。
図3に示すように、図2のステップS1の複合検査レシピの作成支援では、まず、ステップS11で、アライメント設定支援部5が、上述のアライメントの設定支援を行う。次に、ステップS12で、アドレッシング設定支援部6が、上述のアドレッシングの設定支援を行う。最後に、ステップS13で、メジャメント設定支援部7が、上述のメジャメントの設定支援を行う。
図4に示すように、図2のステップS2の複合検査レシピの実行支援では、まず、ステップS21で、アライメント実行支援部9が、上述のアライメントの実行支援を行う。次に、ステップS22で、アドレッシング実行支援部10が、上述のアドレッシングの実行支援を行う。最後に、ステップS23で、メジャメント実行支援部11が、上述のメジャメントの実行支援を行う。
図5に示すように、図1のメジャメント設定支援部7は、参照画像撮影支援部14と、参照画像記憶部15と、測長条件設定支援部16、非検査領域生成支援部17と、欠陥検査条件設定支援部18と、判定値設定支援部19とを有している。
図6に示すように、図3のステップS13のメジャメントの設定支援では、まず、ステップS31で、参照画像撮影支援部14が、参照画像のユーザによる撮影を支援する。なお、参照画像はSEM像に限らず、半導体素子に設計データに基づいたデザイン画像やCG画像であってもよく、この場合は、撮影する必要はなく設計データをダウンロードすればよい。また、参照画像としては、含まれる参照パターンの形状が正常で、欠陥の写っていないSEM像を用いる。
次に、ステップS32で、参照画像記憶部15が、参照画像を記憶する。ステップS33で、参照画像記憶部15が、参照画像に写った参照パターンの位置情報を、参照画像に関係付けて記憶する。
ステップS34で、測長条件設定支援部16が、測長条件の設定の支援をし、具体的には、ユーザに参照画像を表示し、GUIにより参照パターンの測長箇所等の測長条件の指定を促す。そして、指定された測長条件を参照画像に関係付けて記憶する。
ステップS35で、非検査領域生成支援部17が、欠陥の検査領域と非検査領域の生成の支援をする。具体的には、非検査領域生成支援部17は、ユーザに参照画像を表示し、GUIにより検査すべき検査領域や検査を省略する非検査領域を参照画像上に生成するように促す。あるいは、非検査領域生成支援部17は、ユーザによらず、参照画像上に検査領域と非検査領域を自動生成し、生成した検査領域と非検査領域を参照画像に関係付けて記憶する。なお、参照画像上において、検査領域でない領域は非検査領域であり、非検査領域でない領域は検査領域になっているので、検査領域と非検査領域のどちらか一方の領域が設定されると、他方もおのずと設定される。したがって、検査領域の生成は、実質的に、非検査領域の生成と同一の意味になる。検査領域の設定は、実質的に、非検査領域の設定と同一の意味になる。このステップS35については、後で、詳述する。
ステップS36で、欠陥検査条件設定支援部18が、欠陥検査条件の設定の支援をする。具体的には、欠陥検査条件設定支援部18は、ユーザに検査対象にすべき欠陥の大きさ等の欠陥検査条件のGUIやキーボード操作部による指定を促す。そして、指定された欠陥検査条件を参照画像に関係付けて記憶する。
ステップS37で、判定値設定支援部19が、パターン形成度数の係数と判定値の設定の支援をする。判定値設定支援部19は、ユーザにGUIやキーボード操作部によりパターン形成度数の係数と判定値の指定を促す。そして、指定されたパターン形成度数の係数と判定値を参照画像に関係付けて記憶する。このステップS37については、後で、詳述する。
図7に示すように、図1のメジャメント実行支援部11は、参照画像読み出し部21と、検査画像撮影部22と、検査画像記憶部23と、測長部24と、測長結果記憶部25と、非検査領域設置部26と、欠陥検査部27と、欠陥検査結果記憶部28と、判定部29とを有している。
図8に示すように、図4のステップS23のメジャメントの実行支援では、まず、ステップS41で、参照画像読み出し部21が、参照画像記憶部15によって記憶された参照画像と参照パターンの位置座標を読み出す。
ステップS42で、検査画像撮影部22が、参照画像にパターンマッチング(位置合わせ)するSEM像を検査画像としてユーザに表示する。あるいは、参照画像に写る参照パターンにパターンマッチングする検査パターンを含むSEM像を検査画像としてユーザに表示する。ユーザに検査画像の適性不適正の判定を促す。ユーザにより不適正の入力がなされると、適正の判定が得られるまで、パターンマッチングを行う。適正判定の入力により、検査画像は確定し、検査画像を撮影する。
ステップS43で、検査画像記憶部23が、撮影した検査画像を記憶する。
ステップS44で、測長部24が、測長条件設定支援部16によって記憶された測長条件を読み出し、測長条件にある測長箇所等に沿って検査画像に写った検査パターンを測長する。測長結果記憶部25は、測長結果を検査画像に関係付けて記憶する。測長部24は、測長結果をユーザに表示し、ユーザに測長の成立不成立の判定を促す。ユーザにより不成立の入力がなされると、成立の判定が得られるまで、測長を行う。成立判定の入力により、ステップS44を終了する。
ステップS45で、非検査領域設置部26が、非検査領域と検査領域の設置またはその設置の支援をする。このステップS45については、後で、詳述する。
ステップS46で、欠陥検査部27が、検査画像に対して、検査領域内の欠陥検査を行う。欠陥検査部27は、欠陥検査条件設定支援部18によって記憶された欠陥検査条件を読み出し、欠陥検査条件に基づいて、参照画像と検査画像を比較し差分を欠陥とする欠陥検査をする。欠陥検査結果記憶部28は、欠陥検査結果を検査画像に関係付けて記憶する。欠陥検査としては、欠陥の有無と、欠陥のサイズを計測する。欠陥検査部27は、欠陥検査結果をユーザに表示し、ユーザに欠陥検査の成立不成立の判定を促す。ユーザにより不成立の入力がなされると、成立の判定が得られるまで、欠陥検査を行う。成立判定の入力により、このステップS46を終了する。
ステップS47で、判定部29が、測長結果と欠陥検査結果とに基づいて、検査パターンの形成状況の判定を行う。判定値設定支援部19で記憶したパターン形成度数の係数と判定値を読み出し、パターン形成度数を算出し、パターン形成度数と判定値との大小関係を判定する。判定結果は、検査画像に関係付けて記憶する。このステップS47については、後で、詳述する。
図9に示すように、図5の非検査領域生成支援部17は、読み出し部31と、表示部32と、定型形状配置部33と、GUI34と、キーボード操作部35と、属性設定支援部36と、定型形状記憶部37と、デザイン画像生成部38と、エッジ抽出部(2値化処理部)39と、許容値設定支援部40と、膨張(縮小)幅設定部41と、膨張(縮小)部42と、検査領域記憶部43と、エッジ記憶部44とを有している。
図10に示すように、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS51で、読み出し部31が、参照画像記憶部15によって記憶された参照画像を読み出す。
ステップS52で、表示部32が、図11に示すように、表示画像51に参照画像52を表示する。ユーザは、参照画像52から複数のホールパターン71が四角形に配置されていることがわかる。ユーザは、ホールパターン71の配置されている領域に検査領域を設置し、ホールパターン71の配置されていない領域に非検査領域を配置したいと考えているとする。
ステップS53で、定型形状配置部33が、GUIにより、参照画像52内に定型形状を複数個配置する支援をする。表示画像51にはツールバー53が表示されており、ツールバー53には、円形の定型形状指定領域54と、四角形の定型形状指定領域55と、三角形の定型形状指定領域56と、定型形状に検査領域の属性を付加できる属性指定領域57と、定型形状に非検査領域の属性を付加できる属性指定領域58とを有している。ユーザが、円形の定型形状指定領域54をGUIにより指定すると、ユーザがさらに、参照画像52上で、円形の中心をGUIにより指定し、ついで円形の外周をGUIにより指定することにより、定型形状配置部33は、参照画像52上の任意の位置に任意の大きさの円形を配置する。四角形の定型形状指定領域55については、ユーザが、GUIにより、四角形の定型形状指定領域55を指定し、参照画像52上で四角形の4角を指定することにより、定型形状配置部33は、参照画像52上の任意の位置に任意の形状の四角形を配置する。三角形の定型形状指定領域56については、ユーザが、GUIにより、三角形の定型形状指定領域56を指定し、参照画像52上で三角形の3角を指定することにより、定型形状配置部33は、参照画像52上の任意の位置に任意の形状の三角形を配置する。なお、ユーザによるデータ入力がGUIにより行われているが、これに限らず、図9のキーボード操作部35を用いて、数値入力により位置座標等のデータを入力してもよい。
ステップS54で、属性設定支援部36が、GUIにより、参照画像52上に配置された定型形状に、検査領域か非検査領域かの属性を設定する支援をする。定型形状が参照画像52上に配置された直後に、ユーザが、GUIにより、検査領域に関係する属性指定領域57を指定すると、定型形状配置部33は、直前に配置された定型形状に検査領域としての属性を付加し、検査領域の属性を付加された定型形状は検査領域として機能する。一方、ユーザが、GUIにより、非検査領域に関係する属性指定領域58を指定すると、定型形状配置部33は、直前に配置された定型形状に非検査領域としての属性を付加し、非検査領域の属性を付加された定型形状は非検査領域として機能する。
具体的に、図11においては、参照画像52上のホールパターン71の群の内側に属性が非検査領域の四角形の定型形状75が配置され非検査領域として機能している。参照画像52上のホールパターン71の群の外側に属性が検査領域の四角形の定型形状74が配置され検査領域として機能している。参照画像52上の定型形状74の外側に属性が非検査領域の四角形の定型形状73が配置され非検査領域として機能している。定型形状73、74、75が重なっている場合は、重なっている領域のみ、最上層の定型形状の属性が優先的に適用される。
ステップS55で、定型形状記憶部37が、参照画像52上に配置された定型形状の画像データまたは位置座標と属性を定型形状毎に記憶する。さらに、ステップS56で、定型形状記憶部37が、複数の定型形状を参照画像に関係付けて記憶する。以上で、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援が終了するので、ステップS36に進むことになる。
図12に示すように、図7の非検査領域設置部26は、読み出し部45と、領域設定部46と、エッジ抽出部(2値化処理部)47と、膨張(縮小)幅設定支援部48と、膨張(縮小)部49とを有している。
図13に示すように、図8のメジャメントの実行支援では、まず、ステップS61で、読み出し部45が、検査画像を読み出す。ステップS62で、読み出し部45が、読み出された検査画像に基づいて、例えば、図11の参照画像52を読み出す。ステップS63で、読み出し部45が、読み出した参照画像52に基づいて、検査領域と非検査領域として機能する定型形状73、74、75を読み出す。ステップS64で、領域設定部46が、検査画像に読み出された検査領域と非検査領域を設定する。ステップS65で、領域設定部46が、参照画像52に読み出された検査領域と非検査領域を設定する。なお、ステップS64とステップS65とは、必ずしも両方実行する必要はなく、どちらか一方を実行すればよい。以上で、図8のステップS45の検査領域の設定が終了するので、ステップS46に進むことになる。そして、最終的に走査型電子顕微鏡1を用いたパターンの複合検査方法を終了することができる。測長と欠陥検査を1台の走査型電子顕微鏡で行うことができている。
この走査型電子顕微鏡1を用いたパターンの複合検査方法の理解を容易にするために、以下に、そのポイントを記載する。
まず、図5の参照画像記憶部15が、参照パターンを写した参照画像を記憶する。次に、図7の検査画像撮影部22が、記憶された参照画像に基づいて、参照パターンとパターンマッチングする検査パターンが写った検査画像を撮影する。そして、測長部24が、撮影した検査画像を用いて検査パターンの測長を行う。最後に、欠陥検査部27が、記憶された参照画像と撮影された検査画像とを比較して、検査パターンの内または外の欠陥検査を行う。なお、測長と欠陥検査の順番が入れ替わってもよい。このことから、従来の測長にも参照画像と検査画像とは使われていたが、欠陥検査でも、従来の測長に使った参照画像と検査画像とを再度使用している。このことにより、一台の走査型電子顕微鏡で、測長と欠陥検査の両方を行うことを可能にしている。なお、欠陥検査に関しては、ウェーハ全体を漏れなく検査するのではなく、測長可能な検査画像に写る範囲に限定されることになり、おのずと欠陥検査に要する時間も短縮することになる。
また、この走査型電子顕微鏡1を用いたパターンの複合検査方法では、非検査領域設置装置が、欠陥検査部27が欠陥検査を行わない非検査領域を、参照画像または検査画像に設置している。非検査領域設置装置は、図5の非検査領域生成支援部17と、図7の非検査領域設置部26とが合わさったものである。
ここで、走査型電子顕微鏡による欠陥検査においての、非検査領域の設置の重要性について説明する。
今後の測長においては、100nmからそれ以下の線幅で形成されるラインパターンを検査画面内に配置し、測長を行うことになると考えられる。検査画面の倍率は、100,000倍〜500,000倍程度の高倍率になることが予想される。このような高倍率で、参照画像と検査画像の差分により欠陥を検出すると、本来検出すべき欠陥あるいは異物以外に、参照パターンと検査パターン間での半導体素子の製造プロセスの変動によるパターンの形状の変動も検出してしまう。プロセス変動によるパターンの形状変動は、半導体素子の性能には特に影響しない範囲の形状変動であればマージンとして許容されるべきである。
プロセス変動によるパターンの形状変動は、検査パターンの製造プロセスの変動の影響により、参照パターンに対して正常範囲内で変形した検査パターンの変形分を抽出した領域として現れる。このため、欠陥検査で検出されることになる。
具体的には、図31(a)と(b)に示すように、半導体素子の製造プロセスで基板78にラインパターン76を形成するとする。パターン76の側壁(エッジ)92は急峻に形成されている。側壁92からの2次電子は検出されにくいので、図31(a)に示すSEM像である参照画像52では、側壁92に相当する領域は白くなり、いわゆるホワイトバンド77になっている。
例えば、図31(c)と(d)に示すように、このパターン76にプロセス変動によるパターンの形状変動があると、側壁92はなだらかになり、ホワイトバンド77は太くなる。このようにパターン76の形状変動があっても、半導体素子の性能には特に影響しない場合があり、この場合、このような形状変動を、欠陥検査において欠陥として検出する必要はない。
図32(a)に示すように、半導体素子の製造プロセスで基板91にホールパターン89を形成するとする。ホールパターン89でも、SEM像である検査画像88では、側壁に相当する領域は白いホワイトバンド90になっている。例えば、図32(b)に示すように、このホールパターン89にプロセス変動によるパターンの形状変動があると、ホールパターン89の直径が小さくなり、ホワイトバンド90の内径と外径が小さくなる。このようにホールパターン89の形状変動があっても、半導体素子の性能には特に影響しない場合があり、この場合、このような形状変動を、欠陥検査において欠陥として検出する必要はない。
このプロセス変動に起因するパターン形状変動は、時として本来検出すべき欠陥よりも大きく現れる場合がある。欠陥検査の際には、検出すべき最小欠陥サイズを設定して検査を行っている。これは、ライン幅等の製造ルールに対して欠陥サイズが一定のサイズ以下になると、一般的に、半導体素子の性能に影響を与えなくなるからである。パターンの形状変動は、時として、最小欠陥サイズより大きくなり、欠陥と区別されることなく欠陥検出されてしまう。
以下では、最小欠陥サイズを、欠陥サイズとパターンの変動と対して相対的に大きさを変えて検討した。
(1)まずは、最小欠陥サイズが、実際の欠陥サイズとプロセス変動よりも小さいか等しい場合について検討した。
図33(a)は検査画像84であり、基板87にラインパターン85が形成されている。ラインパターン85の周囲にはホワイトバンド86が生じている。基板87上には欠陥(異物)93が存在している。
図33(b)は参照画像52であり、基板78にラインパターン76が形成されている。ラインパターン76の周囲にはホワイトバンド77が生じている。基板78上には欠陥は存在していない。パターン変動として、ホワイトバンド77から、ホワイトバンド86へ、ホワイトバンドの幅が狭くなっている。
図33(c)は、検査画像84と参照画像52を比較して、検査画像84と参照画像52の差分からなる差分画像95である。この差分画像95では、最小欠陥サイズより大きい差分が表示されるとすると、実際の欠陥サイズとプロセス変動は最小欠陥サイズより大きいので、欠陥93とパターン変動としての差分のホワイトバンド94が、差分画像95に表示される。すなわち、欠陥検査においては、実際の欠陥93とともに、差分のホワイトバンド94も検出してしまう。欠陥検査結果として必要な情報が欠陥の有無であれば誤検出ではないが、欠陥93の最大のサイズを欠陥検査結果とする場合には誤検出となってしまう。
(2)次に、最小欠陥サイズが、プロセス変動よりも小さいか等しく、実際の欠陥サイズよりも大きい場合について検討した。
図34(a)は検査画像84であり、基板87にラインパターン85が形成されている。ラインパターン85の周囲にはホワイトバンド86が生じている。基板87上には欠陥(異物)93が存在している。欠陥93は欠陥検査で検出したい欠陥である。しかし、欠陥93のサイズが最小欠陥サイズより小さいので検出されない。
図34(b)は参照画像52であり、基板78にラインパターン76が形成されている。ラインパターン76の周囲にはホワイトバンド77が生じている。パターン変動として、ホワイトバンド77から、ホワイトバンド86へ、ホワイトバンドの幅が狭くなっている。
図34(c)は、検査画像84と参照画像52の差分からなる差分画像95である。この差分画像95では、差分のホワイトバンド94は最小欠陥サイズより大きいので、差分画像95に表示される。すなわち、欠陥検査においては、実際の欠陥93は検出されず、差分のホワイトバンド94のみが検出されるため、誤検出となってしまう。
(3)次に、最小欠陥サイズが、プロセス変動よりも大きいか等しく、実際の欠陥サイズよりも小さい場合について検討した。
図35(a)は検査画像84であり、基板87にラインパターン85が形成されている。ラインパターン85の周囲にはホワイトバンド86が生じている。基板87上には欠陥(異物)93が存在している。
図35(b)は参照画像52であり、基板78にラインパターン76が形成されている。ラインパターン76の周囲にはホワイトバンド77が生じている。パターン変動として、ホワイトバンド77から、ホワイトバンド86へ、ホワイトバンドの幅がわずかに狭くなっている。
図35(c)は、検査画像84と参照画像52とを比較し、検査画像84と参照画像52の差分をとった差分画像95である。この差分画像95では、ホワイトバンド77からホワイトバンド86への差分のホワイトバンドの幅は、最小欠陥サイズより小さいので、差分のホワイトバンドは、差分画像95に表示されない。一方、欠陥93の欠陥サイズは最小欠陥サイズより大きいので、欠陥93は差分画像95に表示される。すなわち、欠陥検査においては、実際の欠陥93が検出され、差分のホワイトバンドは検出されない。この欠陥検査の結果は、望ましいものである。この結果は、最小欠陥サイズが、パターン変動よりも大きく、実際の欠陥サイズよりも小さいことにより得られている。しかし、今後、より小さい欠陥を検出するために最小欠陥サイズを小さくするという技術動向にあっては、最小欠陥サイズをパターン変動より大きいままの大小関係で維持することは困難であると考えられる。
以上から、パターン変動である差分のホワイトバンドを検出しないことが望まれる。そこで、走査型電子顕微鏡1を用いたパターンの複合検査方法では、非検査領域設置装置が、欠陥検査部27が欠陥検査を行わない非検査領域を、参照画像または検査画像に設置している。そして、ホワイトバンドに非検査領域を設定すればよいと考えられる。
具体的に、図14(a)は検査画像84であり、基板87にラインパターン85が形成され、ラインパターン85の周囲にはホワイトバンド86が生じているとする。基板87上には欠陥(異物)93が存在している。そして、ホワイトバンド86に非検査領域を設定する。
図14(b)は参照画像52であり、基板78にラインパターン76が形成されている。ラインパターン76の周囲にはホワイトバンド77が生じているとする。そして、ホワイトバンド77にも非検査領域を設定する。
図14(c)は、検査画像84と参照画像52の差分からなる差分画像95である。この差分画像95では、ホワイトバンド86と77の存在する領域は非検査領域であるので、差分は行われず、一貫して欠陥無しの表示になる。すなわち、欠陥検査においては、ホワイトバンド77とホワイトバンド86の差分のホワイトバンドは検出されず、欠陥93のみを検出することができる。なお、ホワイトバンド86と77とにおいて、一方の領域が他方の領域を包含している場合は、その一方のみで非検査領域を設定すればよい。
次に、ホワイトバンド86と77に、どのように非検査領域を設定するかについて説明する。非検査領域および検査領域の設定については、既に、図11において説明している。表示部の表示画像51に、参照画像52または検査画像84を表示し、GUIにより表示された参照画像52または検査画像84の上に、非検査領域の属性を用いうる定型形状の配置をユーザに促すことで、ユーザはホワイトバンド86と77の上に非検査領域の属性を有する定型形状、すなわち、非検査領域を設定することができる。
ただ、ユーザがホワイトバンド86、77それぞれに対してもれなく非検査領域を設定するのは困難である。そこで、以下では、ユーザによらず自動的に、ホワイトバンド86、77に非検査領域を設定できる方法について説明する。
(自動設置その1)
図15は、欠陥の(非)検査領域の生成の支援方法のフローチャートである。このフローチャートは、図9の非検査領域生成支援部17によって実行される。この図15のフローチャートは、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援として、図10のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図15に示すように、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS71で、図9の読み出し部31が、参照画像記憶部15によって記憶された参照画像に対応する設計データを読み出す。
ステップS72で、デザイン画像生成部38が、読み出した設計データに基づいて、参照画像に関係付けたデザイン画像を生成する。
図16(a)にデザイン画像61の例を示す。デザイン画像61にはラインパターン62が記載されているが、ラインパターン62は、両端のエッジ部63と64を記載することで表されている。エッジ部63と64は、太さの一定な線で描画されている。なお、デザイン画像は、参照画像のSEM像とは大きく異なる場合がある。この場合は、たとえばデザイン画像のエッジ部分に関してsin関数などの関数近似方法等を適用して、そのエッジ部分の情報を修正してもよい。
ステップS73で、エッジ抽出部39が、エッジ部63と64である線を抽出する。
ステップS74で、許容値設定支援部40が、ラインパターン62の側壁の傾きの許容幅などのプロセス変動許容値の設定支援をする。具体的には、許容値設定支援部40は、ラインパターン62の側壁の傾きなどをユーザに表示し、ユーザにその許容値の入力を促す。ユーザのGUIによる入力により、側壁の傾きとその許容幅がプロセス変動許容値として設定記憶され、ステップS75に進む。
ステップS75で、膨張幅設定部41が、プロセス変動許容値に基づいて、直線部用と角部用のエッジ幅を算出する。
ステップS76で、膨張部42が、図16(b)に示すように、エッジ部63と64の直線部を直線部用のエッジ幅に膨張させる。また、膨張部42は、図16(c)に示すように、エッジ部63と64の角部65と66を角部用のエッジ幅に膨張させる。膨張したエッジ部63と64が非検査領域になる。このように形成された非検査領域は、ホワイトバンドの位置に一致すると考えられる。
ステップS77で、検査領域記憶部43が、形成された非検査領域の参照画像上の画像データ、例えば、位置座標を記憶する。さらに、ステップS78で、検査領域記憶部43が、非検査領域を対応する参照画像に関係付けて記憶する。
以上により、ホワイトバンドに対して非検査領域を生成することができる。そして、図13のフローチャートを実行することで、検査画像および参照画像に非検査領域を設定することができる。なお、図13のフローチャートの実行においては、定型形状を、非検査領域に読み替えて運用する。
(自動設置その2)
図17も、欠陥の(非)検査領域の生成の支援方法のフローチャートである。このフローチャートも、図9の非検査領域生成支援部17によって実行される。この図17のフローチャートは、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援として、図10のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図17に示すように、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS81で、図9の読み出し部31が、参照画像記憶部15によって記憶された参照画像(プロファイル情報)を読み出す。
図18(a)に参照画像52の例を示す。参照画像52には、基板78と、基板78に形成されたラインパターン76と、ラインパターン76の周囲に配置されるホワイトバンド77とが表されている。
ステップS82で、エッジ抽出部(2値化処理部)39が、エッジ部に相当するホワイトバンド77の抽出処理を行う。具体的には、ホワイトバンド77の明度と、基板78とパターン76の明度との間に閾値を設けて、2値化処理を行い、図18(b)に示すようにホワイトバンドのみを抽出する。
次のステップS74は、図15のフローチャートのステップS74と同様に実行する。
ステップS83では、膨張縮小幅設定部41が、プロセス変動許容値に基づいて、膨張幅と縮小幅を算出する。膨張幅から縮小幅を引いたものがホワイトバンドの最大変動幅程度になるように設定される。
ステップS84で、膨張収縮部42が、エッジ部に相当するホワイトバンド77を、いったん膨張させてから、縮小させる。まず、膨張収縮部42が、エッジ部に相当するホワイトバンド77を、膨張幅だけ膨張させる。この膨張によりホワイトバンド77はスムーズになる。次に、膨張収縮部42が、膨張させたホワイトバンド77を縮小幅だけ縮小させる。膨張幅の方が、縮小幅よりも大きいので、図18(c)に示すように、結果的には膨張したホワイトバンド77が非検査領域になる。なお、縮小しているのは、膨張幅を大きくできるからで、膨張幅を大きくすることで、よりスムーズなホワイトバンド77を得ることができる。このように形成された非検査領域は、ホワイトバンド77に確実に重ねることができる。
次のステップS77とS78は、図15のフローチャートのステップS77とS78と同様に実行すればよい。
以上により、ホワイトバンドに対して非検査領域を生成することができる。なお、図10のフローチャートを続けて実施してもよい。図18(d)に示すように、ユーザが非検査領域79と80をGUIにより加えてもよい。
(自動設置その3)
自動設置その2では、参照画像のみを用いて、非検査領域を生成したが、自動生成その3では、参照画像と検査画像の両方を用いて、非検査領域を生成する。
図19も、欠陥の(非)検査領域の生成の支援方法のフローチャートである。このフローチャートも、図9の非検査領域生成支援部17によって実行される。この図19のフローチャートは、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援として、図10のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図18に示すように、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS81、S82、S74とS83は、図17のフローチャートのステップS81、S82、S74とS83と同様に実行すればよい。
次に、ステップS85で、図9のエッジ記憶部44が、参照画像の参照エッジ部毎にエッジ部に関係付けて参照画像上の位置と膨張幅と縮小幅を記憶する。さらに、ステップS86で、エッジ記憶部44が、参照エッジ部を参照画像に関係付けて記憶する。
図20は、欠陥の(非)検査領域の設置方法のフローチャートである。このフローチャートは、図12の非検査領域設置部26によって実行される。この図20のフローチャートは、図8のステップS45の検査領域の設置またはその支援として、図13のフローチャートに替えて実行したり、併せて実行したりすることができる。
図20に示すように、図8のステップS45の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS61で、読み出し部45が、検査画像を読み出す。
ステップS87で、エッジ抽出部(2値化処理部)47が、図19のステップS82と同様に、検査画像の検査エッジ部を、2値化処理により、抽出処理する。
ステップS62で、読み出し部45が、参照画像を読み出す。
ステップS88で、読み出し部45が、読み出した参照画像に基づいて、参照エッジ部を読み出す。
ステップS89で、読み出し部45が、読み出した参照エッジ部に基づいて、膨張幅と縮小幅を読み出す。
ステップS90で、膨張縮小幅設定支援部48が、読み出した膨張幅と縮小幅のユーザによる変更を支援する。膨張縮小幅設定支援部48は、読み出した膨張幅と縮小幅をユーザに表示し、ユーザにGUIによる変更した膨張幅と縮小幅の入力を促す。
ステップS84で、膨張縮小部49が、図17のステップS84と同様に、検査画像の検査エッジ部に対して、膨張と収縮を実行する。このことにより、検査画像に対応した非検査領域が生成されたことになり、非検査領域が検査画像に設置されたことになる。
ステップS64で、領域設定部46が、非検査領域に基づいて、必要があれば、残りの領域に検査領域を設定してもよい。
(自動設置その4)
自動設置その4では、検査画像のみを用いて、非検査領域を生成する。
図21は、欠陥の(非)検査領域の設置方法のフローチャートである。このフローチャートも、図12の非検査領域設置部26によって実行される。この図21のフローチャートは、図8のステップS45の検査領域の設置またはその支援として、図13のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図21に示すように、図8のステップS45の検査領域の設置またはその支援では、まず、ステップS61で、読み出し部45が、検査画像を読み出す。
ステップS87で、エッジ抽出部(2値化処理部)47が、図19のステップS82と同様に、検査画像の検査エッジ部を、2値化処理により、抽出処理する。
ステップS91で、膨張縮小幅設定支援部48が、図17のステップS74とS83と同様に実行し、膨張幅と縮小幅を設定する。以下、ステップS84とステップS64とは、図20のステップS84とステップS64と同様に実施することができる。
(自動設置その5)
自動設置その4以前では、設計データ、参照画像、検査画像を用いて、エッジ部(ホワイトバンド)を抽出していたが、自動設置その5では、参照画像の測長結果を用いて、エッジ部を抽出する。
図22は、欠陥の(非)検査領域の生成の支援方法のフローチャートである。このフローチャートも、図9の非検査領域生成支援部17によって実行される。この図22のフローチャートは、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援として、図10のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図22に示すように、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS51で、図9の読み出し部31が、参照画像記憶部15によって記憶された参照画像を読み出す。
図23(a)に参照画像52の例を示す。参照画像52には、基板78と、基板78に形成されたラインパターン76と、ラインパターン76の周囲に配置されるホワイトバンド77とが表されている。
ステップ92で、図7の測長部24が、参照画像52のラインパターン76の測長を行う。通常の測長では、両端のエッジ部の位置情報81と82を求め、それらの位置情報81と82の差から、ラインパターン76の幅83を求めている。したがって、測長の過程で、エッジ部の位置情報81と82とが生成されている。
ステップS93で、図9のエッジ抽出部39が、参照画像52の測長結果からエッジ部の位置情報81と82を抽出する。
ステップS94で、膨張幅設定部41が、図15のS74とS75と同様に、膨張幅の設定支援を行う。なお、エッジ幅は膨張幅に置き換えて適用する。
ステップS95で、膨張部42が、エッジ部を膨張させる。具体的には、図23(b)に示すように、エッチ部の位置情報81と82を中心にホワイトバンド77の両側に膨張幅だけの幅を有する領域を設ける。このいわゆる膨張したホワイトバンド77が、非検査領域になる。以下のステップS77とS78は、図15のステップS77とS78と同様に実施できる。
(自動設置その6)
自動設置その5では、参照画像の測長結果を用いた膨張幅で、参照画像の参照エッジ部を膨張させていたが、自動設置その6では、参照画像の測長結果を用いた膨張幅で、検査画像の検査エッジ部を膨張させている。
図24は、欠陥の(非)検査領域の生成の支援方法のフローチャートである。このフローチャートも、図9の非検査領域生成支援部17によって実行される。この図24のフローチャートは、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援として、図10のフローチャートに替えて実行したり、併せて実行したりすることができる。
図24に示すように、図6のステップS35の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS51、S92、S93とS94は、図22のフローチャートのステップS51、S92、S93とS94と同様に実行すればよい。
次に、ステップS96で、図9のエッジ記憶部44が、参照画像の参照エッジ部毎にエッジ部に関係付けて参照画像上の位置と膨張幅を記憶する。さらに、ステップS97で、エッジ記憶部44が、参照エッジ部を参照画像に関係付けて記憶する。
図25は、欠陥の(非)検査領域の設置方法のフローチャートである。このフローチャートは、図12の非検査領域設置部26によって実行される。この図25のフローチャートは、図8のステップS45の検査領域の設置またはその支援として、図13のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図25に示すように、図8のステップS45の欠陥の検査領域の生成の支援では、まず、ステップS61で、読み出し部45が、検査画像を読み出す。
ステップS98で、読み出し部45が、読み出した検査画像に基づいて、測長結果(検査エッジ部の位置情報)を読み出す。
ステップS99で、エッジ抽出部47が、測長結果から検査エッジ部の位置情報を抽出することで、いわゆる、検査エッジ部を抽出する。
ステップS62で、読み出し部45が、検査画像に対応する参照画像を読み出す。ステップS88で、読み出し部45が、参照画像に関係付けられた参照エッジ部を読み出す。ステップS100で、読み出し部45が、参照エッジ部に関係付けられた膨張幅を読み出す。ステップS101で、膨張幅設定支援部48が、図20のステップS90と同様に、膨張幅の変更を支援してもよい。
ステップS95で、膨張部49が、図22のステップS95と同様に、検査エッジ部(ホワイトバンド)を膨張させる。膨張したホワイトバンドが、非検査領域になる。
ステップS64で、領域設定部46が、設定された非検査領域の残りとして検査領域を設定する。
(自動設置その7)
自動設置その7では、検査画像の測長結果を用いて、検査エッジ部を抽出する。
図26は、欠陥の(非)検査領域の設置方法のフローチャートである。このフローチャートも、図12の非検査領域設置部26によって実行される。この図26のフローチャートは、図8のステップS45の検査領域の設置またはその支援として、図13のフローチャートに替えて実行したり、合わせて実行したりすることができる。
図26に示すように、図8のステップS45の検査領域の設置またはその支援では、まず、ステップS61で、読み出し部45が、検査画像を読み出す。
ステップS98で、読み出し部45が、測長結果(検査エッジ部の位置情報)を読み出す。ステップS99で、エッジ抽出部47が、検査エッジ部の位置情報を抽出する。ステップS102で、膨張幅設定支援部48が、膨張幅の設定に支援をする。ステップS95で、膨張部49が、膨張幅だけ検査エッジ部を膨張させる。このことにより、非検査領域が形成される。ステップS64で、領域設定部46が、非検査領域の残りの領域を検査領域に設定する。
(パターン形成度数)
次に、図6のステップS37と、図8のステップS47とで説明したパターン形成度数について説明する。パターン形成度数は、ラインパターンについては、式(1)で表され、ホールパターンについては、式(2)で表されている。パターン形成度数によれば、検査画像毎に測長結果と欠陥検査結果からパターンの形成状況を判定できる。
パターン形成度数(ライン)=α1*m1/D1+α2*m2/D2+α3*m3/D3+β1*k1+β2*k2 (1)

ここで、m1は、図29(a)の測長領域M1での測長結果であり、m2は、測長領域M2での測長結果であり、m3は、測長領域M3での測長結果である。D1〜D3は、それぞれ測長領域M1〜M3での設計データの線幅である。k1は、図29(b)の欠陥の検査領域K1での欠陥検査結果であり、例えば、欠陥有無を1と0とで表している。k2は、欠陥の検査領域K2での欠陥検査結果であり、例えば、欠陥有無を1と0とで表している。α1〜α3は、測長結果のパターン形成状況への寄与率である。β1〜β2は、欠陥・異物のパターン形成状況への寄与率である。
パターン形成度数(ホール)=α1*mx/DH+α2*my/DH+β1*k1*(ks1/(DH*DH*π)) (2)

ここで、mxは、図30(a)のホールパターン89のx軸方向の測長結果であり、myは、y軸方向の測長結果である。DHは、ホールパターン89のホール径の設計データである。k1は、図30(b)の欠陥の検査領域K1での欠陥検査結果であり、例えば、欠陥有無を1と0とで表している。α1とα2は、測長結果のパターン形成状況への寄与率である。β1は、欠陥・異物のパターン形成状況への寄与率である。
図27は、パターン形成度数の係数と判定値の設定の支援方法のフローチャートである。このフローチャートは、図5の判定値設定支援部19によって実行される。この図27のフローチャートは、図6のステップS37のパターン形成度数の係数と判定値の設定の支援として実行される。
図27に示すように、まず、ステップS110で、判定値設定支援部19が、ユーザにGUIやキーボード操作部によりパターン形成度数の寄与率α1〜α3、β1〜β2の設定を促す。
ステップS111で、判定値設定支援部19が、設定された寄与率α1〜α3、β1〜β2を参照画像に関係付けて記憶する。
ステップS112で、判定値設定支援部19が、ユーザにGUIやキーボード操作部によりパターン形成度数の判定値の設定を促す。
ステップS113で、判定値設定支援部19が、設定された判定値を参照画像に関係付けて記憶する。
図28は、パターンの形成状況の判定方法のフローチャートである。このフローチャートは、図7の判定部29によって実行される。この図28のフローチャートは、図8のステップS47のパターンの形成状況の判定として実行される。
図28に示すように、まず、ステップS114で、判定部29が、測長結果m1〜m3、mx、myを読み出す。ステップS115で、判定部29が、欠陥検査結果k1、k2、k1を読み出す。ステップS116で、判定部29が、設計データD1〜D3、DHを読み出す。ステップS117で、判定部29が、参照画像に基づいて、寄与率α1〜α3、β1〜β2を読み出す。ステップS118で、判定部29が、判定部29が、パターン形成度数を算出する。必要に応じて、ステップS119で、算出したパターン形成度数を正規化する。ここで算出するパターン形成度数に関して、最大1000などの値に正規化することで統計的な処理も容易になる。ステップS120で、判定部29が、パターン形成度数の判定値を読み出し、パターン形成度数と判定値とを比較する。ステップS121で、判定部29が、比較した結果に基づいて、判定結果を出力する。この判定結果は、検査画像毎に、測長結果と欠陥検査結果から、ユーザに表示されるので、ユーザは、検査画像毎のパターンの形成状況について、判定結果のみで判定評価をすることができる。
以上、実施形態によれば、正常なパターンの画像(参照画像)と、検査対象とするパターン(検査画像)の画像を比較し、その差異を欠陥あるいは異常として検出する工程において、特に検出すべき欠陥のサイズに対してプロセスの持つ変動分の影響が大きくなるような工程に対し、そのパターンの特性を考慮した上で画像内で検査・非検査領域を設定可能にすることで、半導体形成プロセスに起因する本来許容されるべきプロセス変動を除外し、本来検出すべき欠陥あるいは異常部分のみをパターン欠陥・異常として検出することが可能となる。同様に、欠陥が存在しないにも関わらずプロセス変動を欠陥とする誤検出を回避することができる。また、従来の測長による結果と、欠陥検査結果とを組み合わせて、パターンの形状評価が可能となる。
本発明の実施形態に係る走査型電子顕微鏡の構成図である。 本発明の実施形態に係るパターンの複合検査方法のフローチャートである。 複合検査レシピの作成の支援方法のフローチャートである。 複合検査レシピの実行の支援方法のフローチャートである。 メジャメント設定支援部の構成図である。 メジャメントの設定の支援方法のフローチャートである。 メジャメント実行支援部の構成図である。 メジャメントの実行の支援方法のフローチャートである。 検査領域生成支援部の構成図である。 欠陥の検査領域の生成の支援方法(その1)のフローチャートである。 表示部の画面表示である。 検査領域設置部の構成図である。 欠陥の検査領域の設置方法(その1)のフローチャートである。 (a)は大きな欠陥を伴いホワイトバンドの狭いラインパターンの検査画像であり、(b)はホワイトバンドの広いラインパターンの参照画像であり、(c)は欠陥のみを検出した差分画像である。 欠陥の検査領域の生成の支援方法(その2)のフローチャートである。 (a)は設計データから生成された参照画像に対応するデザイン画像であり、(b)はエッジ部を膨張させたデザイン画像であり、(c)はエッジ部の角をさらに膨張させたデザイン画像である。 欠陥の検査領域の生成の支援方法(その3)のフローチャートである。 (a)は参照画像であり、(b)はエッジ抽出処理をした参照画像であり、(c)は縮小・膨張処理をした参照画像であり、(d)は定型形状からなる検査領域と非検査領域をさらに設置した参照画像である。 欠陥の検査領域の生成の支援方法(その4)のフローチャートである。 欠陥の検査領域の設置方法(その2)のフローチャートである。 欠陥の検査領域の設置方法(その3)のフローチャートである。 欠陥の検査領域の生成の支援方法(その5)のフローチャートである。 (a)は参照画像であり、(b)はエッジの膨張処理をした参照画像である。 欠陥の検査領域の生成の支援方法(その6)のフローチャートである。 欠陥の検査領域の設置方法(その4)のフローチャートである。 欠陥の検査領域の設置方法(その5)のフローチャートである。 パターン形成度数の係数と判定値の設定の支援方法のフローチャートである。 パターンの形成状況の判定方法のフローチャートである。 (a)は測長時のラインパターンの検査画像であり、(b)は欠陥検査時のラインパターンの検査画像である。 (a)は測長時のホールパターンの検査画像であり、(b)は欠陥検査時のホールパターンの検査画像である。 (a)は側壁が急峻なラインパターンの参照(検査)画像(SEM像)であり、(b)は側壁が急峻なラインパターンの断面図であり、(c)は側壁がなだらかなラインパターンの参照(検査)画像(SEM像)であり、(d)は側壁がなだらかなラインパターンの断面図である。 (a)は開口径の大きいホールパターンの参照(検査)画像(SEM像)であり、(b)は開口径の小さいホールパターンの参照(検査)画像(SEM像)である。 (a)は大きな欠陥を伴いホワイトバンドの狭いラインパターンの検査画像であり、(b)はホワイトバンドの広いラインパターンの参照画像であり、(c)は欠陥とホワイトバンドを検出した差分画像である。 (a)は小さな欠陥を伴いホワイトバンドの狭いラインパターンの検査画像であり、(b)はホワイトバンドの広いラインパターンの参照画像であり、(c)はホワイトバンドのみを検出した差分画像である。 (a)は大きな欠陥を伴いホワイトバンドの狭いラインパターンの検査画像であり、(b)はホワイトバンドの狭いラインパターンの参照画像であり、(c)は欠陥のみを検出した差分画像である。
符号の説明
1 走査型電子顕微鏡
2 本体(鏡筒)
3 制御部
4 レシピ作成支援部
5 アライメント設定支援部
6 アドレッシング設定支援部
7 メジャメント設定支援部
8 レシピ実行支援部
9 アライメント実行支援部
10 アドレッシング実行支援部
11 メジャメント実行支援部
14 参照画像撮影支援部
15 参照画像記憶部
16 測長条件設定支援部
17 (非)調査領域生成支援部
18 欠陥検査条件設定支援部
19 判定値設定支援部
21 参照画像読み出し部
22 検査画像撮影部
23 検査画像記憶部
24 測長部
25 測長結果記憶部
26 (非)検査領域設置部
27 欠陥検査部
28 欠陥検査結果記憶部
29 判定部
31 読み出し部
32 表示部
33 定型形状配置部
34 GUI
35 キーボード操作部
36 属性設定支援部
37 定型形状記憶部
38 デザイン画像生成部
39 エッジ抽出部(2値化処理部)
40 許容値設定支援部
41 膨張(縮小)幅設定部
42 膨張(縮小)部
43 検査領域記憶部
44 エッジ記憶部
45 読み出し部
46 領域設定部
47 エッジ抽出部(2値化処理部)
48 膨張(縮小)幅設定支援部
49 膨張(縮小)部
51 表示画像
52 参照画像
53 ツールバー
54乃至56 定型形状指定領域
57、58 属性指定領域
61 デザイン画像
62 ラインパターン
63、64 エッジ
65、66 エッジの角部
71 ホールパターン
73 非検査領域
74 検査領域
75 非検査領域
76 ラインパターン
77 ホワイトバンド
78 基板
79、80 非検査領域
81、82 エッジ位置座標
83 測長結果
84 検査画像
85 ラインパターン
86 ホワイトバンド
87 基板
88 検査画像
89 ホールパターン
90 ホワイトバンド
91 基板
92 側壁
93 欠陥
94 差分ホワイトバンド
95 差分画像

Claims (9)

  1. 参照パターンを写した参照画像を記憶する参照画像記憶部と、
    前記参照画像に基づいて、前記参照パターンとパターンマッチングする検査パターンが写った検査画像を撮影する検査画像撮影部と、
    前記検査画像を用いて前記検査パターンの測長を行う測長部と、
    前記参照画像と前記検査画像とを比較して、前記検査パターンの内または外の欠陥検査を行う欠陥検査部と
    前記参照パターンまたは前記検査パターンのエッジを抽出し、前記参照パターンまたは前記検査パターンの側壁が写されたホワイトバンドを含むように前記エッジを膨張させ、前記膨張させた領域を前記欠陥検査部が前記欠陥検査を行わない非検査領域とし、前記非検査領域を前記参照画像または前記検査画像に設定する非検査領域設置装置とを有することを特徴とする走査型電子顕微鏡。
  2. 前記非検査領域設置装置は、
    前記参照画像または前記検査画像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記参照画像または前記検査画像の上に、定型形状の配置を促すGUIとを有することを特徴とする請求項1に記載の走査型電子顕微鏡。
  3. 前記非検査領域設置装置は、前記参照画像、前記検査画像、前記参照パターンの設計データ、または、前記測長の測長結果に基づいて、前記エッジを抽出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走査型電子顕微鏡。
  4. 前記非検査領域設置装置は、前記検査パターンの製造プロセスのプロセス変動許容値に基づいて、前記エッジを膨張させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の走査型電子顕微鏡。
  5. 前記測長部による測長の測長結果と、前記欠陥検査部による欠陥検査の欠陥検査結果との両方から、前記検査パターンの形成状態を判定する判定部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の走査型電子顕微鏡。
  6. 参照パターンを走査型電子顕微鏡により写した参照画像を記憶し、
    前記参照画像に基づいて、前記参照パターンとパターンマッチングする検査パターンが写った検査画像を前記走査型電子顕微鏡により撮影し、
    前記検査画像を用いて前記検査パターンの測長を行い、
    前記参照画像と前記検査画像とを比較して、前記検査パターンの内または外の欠陥検査を行い、
    前記参照パターンまたは前記検査パターンのエッジを抽出し、前記参照パターンまたは前記検査パターンの側壁が写されたホワイトバンドを含むように前記エッジを膨張させ、前記膨張させた領域を前記欠陥検査部が前記欠陥検査を行わない非検査領域とし、前記非検査領域を前記参照画像または前記検査画像に設定することを特徴とする走査型電子顕微鏡を用いたパターンの複合検査方法。
  7. 走査型電子顕微鏡によって撮影される撮影画像との比較に供される参照画像を記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された参照画像と、前記撮影画像とを比較し、欠陥を検出する欠陥検査部を備えた走査型電子顕微鏡の制御装置において、
    前記欠陥検査部は、前記参照画像または前記撮影画像上のエッジを抽出し、前記参照画像または前記撮影画像上のホワイトバンドを含むように前記エッジを膨張させた領域を非検査領域として設定すると共に、該非検査領域が設定された前記参照画像と前記撮影画像の比較に基づいて、前記欠陥を検出することを特徴とする走査型電子顕微鏡の制御装置。
  8. 請求項7に記載の走査型電子顕微鏡の制御装置において、
    前記参照画像は、前記撮影画像とのパターンマッチングに供されることを特徴とする走査型電子顕微鏡の制御装置。
  9. 請求項8に記載の走査型電子顕微鏡の制御装置において、
    前記パターンマッチングによって特定されたパターンの測長を行うことを特徴とする走査型電子顕微鏡の制御装置。
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