JP5144415B2 - 欠陥レビュー装置、欠陥レビュー方法及び欠陥レビュー実行プログラム - Google Patents

欠陥レビュー装置、欠陥レビュー方法及び欠陥レビュー実行プログラム Download PDF

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Description

本発明は、検査画像に基づいて欠陥のレビューを行う欠陥レビュー装置、欠陥レビュー方法及び欠陥レビュー実行プログラムに関する。
半導体デバイスやディスプレイなどでは、微細なパターンが形成されている。パターンは微細化することで、チップ面積が縮小して製造コストが低減できるだけでなく、半導体デバイス等の性能を向上させることができる。このため、パターンの一層の微細化が図られている。
パターンの微細化が進むことで、サイズの小さい異物などの欠陥が、半導体デバイス等での動作不良の原因になっている。また、微細化に伴うパターンの集積度の向上により、検査に要する時間が増加しているが、製造コストを上昇させるので、検査に要する時間の短縮が求められている。
一般に、半導体デバイス等の欠陥としては、断線、短絡、異物、電位コントラス欠陥等が発生する。これらの欠陥を検査する手順としては、まず、半導体ウェハ等の基板を外観検査装置もしくは異物検査装置などを用いて、基板上の欠陥と考えられるものが存在する位置(これを欠陥候補座標と呼ぶ)を検出する。次に、欠陥レビュー装置を用いて、欠陥候補座標に焦点を合わせて高い倍率で撮像し検査画像を取得する。この検査画像に基づいて、レビューと呼ぶ欠陥の検出と観察を行い、欠陥の発生した要因を分析し、要因別に欠陥(候補座標)を分類する。
欠陥候補座標から欠陥の検出をする方法としては、ダイ比較と呼ばれる方法がある。隣接するチップ(ダイ)内の欠陥候補座標と同じ位置を撮像して参照画像とした後、検査するチップ(ダイ)内の欠陥候補座標の位置を撮像して検査画像とする。参照画像と検査画像の画素値の差分画像を作成して差分の大きい座標を、欠陥の位置する欠陥座標に決定することで、欠陥を検出している。
そして、参照画像の代わりに半導体デバイス等の設計データに基づいた設計パターンと、実パターンの比較により欠陥を検出することが考案されている(例えば、特許文献1参照)。設計パターンと実パターンのエッジ部を取り出して、互いに対応付けできないエッジ部を欠陥とする方法が知られている。
また、実パターンの形状変化を評価することを目的として、実パターンと設計パターンの距離画像を生成し、これらの距離画像に基づいて検査画像の形状部分の設計パターンから求められた許容範囲を加味した形状との一致度の算出及び位置合わせを行う方法が提案されている(例えば、特許文献2及び3参照)。
特許第3524853号公報 特開2006−275952号公報 特開2007−305118号公報
前記欠陥座標と前記欠陥候補座標とは、原理的には同じ欠陥の座標であるので一致するべきものであるが、欠陥候補座標は広い範囲における有効桁数の少ない座標であるのに対し、欠陥座標は狭い範囲における有効桁数の多い座標であるので、欠陥座標と欠陥候補座標とでは差が生じる。具体的には、欠陥候補座標において、高倍率で検査画像を撮像しても、検査画像上の欠陥候補座標には欠陥が撮影されていない場合がある。このため、欠陥の特定に時間を要してしまう場合があった。
そこで、本発明の課題は、欠陥及び欠陥座標の特定が可能な欠陥レビュー装置、欠陥レビュー方法及び欠陥レビュー実行プログラムを提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、検査画像に基づいて、実パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離検査画像を生成し、前記実パターンに対応する設計パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離設計画像を生成し、対応画素毎に、前記距離設計画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値と前記距離検査画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値の差分を設定した距離差分画像を生成し、前記距離差分画像に基づいて、欠陥が発生している欠陥座標を特定する欠陥レビュー装置、欠陥レビュー方法及び欠陥レビュー実行プログラムであることを特徴としている。
本発明によれば、欠陥及び欠陥座標の特定が可能な欠陥レビュー装置、欠陥レビュー方法及び欠陥レビュー実行プログラムを提供できる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1に、本発明の実施形態に係る欠陥レビュー装置1のブロック図を示す。欠陥レビュー装置1は、半導体デバイスやディスプレイ等に形成されている実パターンを撮影した検査画像を記憶している検査画像データ記憶部2と、その実パターンに対応し、その実パターンの製造の元になった設計データを記憶する設計データ記憶部3とを有している。なお、設計データ記憶部3は、半導体デバイス等の全体の設計データを有していてもよく、実パターンと関係付けられる欠陥候補座標に基づいて、欠陥候補座標及びその周辺に位置する設計データを切り出して、実パターンに対応する設計データとすることができる。
また、欠陥レビュー装置1は、距離検査画像生成部5と、距離設計画像生成部6と、距離差分画像生成部9と、欠陥座標特定部10と、表示制御部11とを有している。距離検査画像生成部5は、検査画像に基づいて、実パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定する。距離設計画像生成部6は、前記実パターンに対応する設計データを図形化した設計パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離設計画像を生成する。距離差分画像生成部9は、画素毎に、前記距離設計画像と前記距離検査画像の前記距離値の差分を設定した距離差分画像を生成する。欠陥座標特定部10は、前記距離差分画像に基づいて、欠陥が発生している欠陥座標33を特定する。表示制御部11は、前記検査画像及び又は前記設計パターンの画像に、前記距離差分画像及び又は前記欠陥座標33を重ねて、図示を省略した表示装置に表示する。
また、欠陥レビュー装置1は、前記距離設計画像の同一距離値の連続した画素、いわゆる等高線上の画素に対応する、前記検査画像における画素の画素値を抽出する等高線上画素値抽出部8を有している。そして、前記欠陥座標特定部10は、抽出した前記画素値に基づいて、前記欠陥座標33を特定する。
また、欠陥レビュー装置1は、VC欠陥距離検査画像生成部4と、加算部7とを有している。VC欠陥距離検査画像生成部4は、前記検査画像に基づいて、他の実パターンに比べて電位コントラストに差異の有る実パターンに対応する画素を抽出し、抽出した前記画素に所定の距離値を設定したVC欠陥距離検査画像を生成する。加算部7は、画素毎に、前記距離検査画像の距離値に、前記VC欠陥距離検査画像の前記距離値を加算し前記距離検査画像を更新する。なお、画像を処理する際には、例えば、画素4つを1つにまとめて低解像度化したり、1つの画素を4分割して高解像度化したりしてもよい。
図2に、本発明の実施形態に係る欠陥レビュー方法のフローチャートを示す。
まず、ステップS1で、距離検査画像生成部5が、検査画像を検査画像データ記憶部2から読み出し、検査画像に基づいて2値化検査画像を生成する。なお、検査画像は、後記する欠陥候補座標に基づいて、欠陥レビュー装置1に備えられた後記する電子顕微鏡によって欠陥候補座標及びその周辺を撮影したものである。検査画像には、半導体デバイス等の回路パターン(実パターン)が撮影されることになる。
ステップS2で、距離検査画像生成部5が、距離検査画像の初期化として、距離検査画像の全ての画素に初期値を設定する。
ステップS3で、距離検査画像生成部5が、2値化検査画像に基づいて、実パターンの輪郭を距離検査画像に設定する。具体的には、距離検査画像の輪郭に位置する画素に距離値として基準距離値を設定する。
ステップS4で、距離検査画像生成部5が、基準距離値に基づいて、距離検査画像の残りの全ての画素に距離値を設定する。距離値は、基準距離値の設定されている画素から対象の画素まで輪郭の法線方向に何画素隔たっているかを示すことを基本とし、実パターンの内部の画素には、輪郭からの画素数(距離)を基準距離値に加算した値を距離値に設定し、実パターンの外部の画素には、輪郭からの画素数(距離)を基準距離値から減算した値を距離値に設定する。
ステップS5で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、2次電子画像の検査画像を検査画像データ記憶部2から読み出し、検査画像に基づいてVC欠陥2値化検査画像を生成する。
ステップS6で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、VC欠陥距離検査画像の初期化として、VC欠陥距離検査画像の全ての画素に初期値を設定する。
ステップS7で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、VC欠陥2値化検査画像に基づいて、VC欠陥距離検査画像において他の実パターンに比べて電位コントラストに差異の有る実パターン(VC欠陥)に対応する画素を抽出する。
ステップS8で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、抽出された画素に所定の距離値(後記される差分2値化閾値以上に設定される)を設定する。なお、ステップS5からステップS8は、図2に示すように、ステップS1からステップS4と並行して実施することができるだけでなく、どちらかを先行して行ってもよい。
ステップS9で、加算部7が、検査画像に基づいて、距離検査画像とVC欠陥距離検査画像との位置合わせを行う。
ステップS10で、加算部7が、距離検査画像の画素毎の距離値に、VC欠陥距離検査画像の対応する画素の距離値を和算(加算)し、距離検査画像を更新(補正)する。なお、ステップS5からステップS10は省くことができる。省いた場合は、ステップS4からステップS11に進めばよい。
次に、ステップS11で、距離設計画像生成部6が、検査画像で撮影された実パターンに対応する設計データを設計データ記憶部3から読み出し、読み出した設計データを図形化して、設計パターン、さらには設計パターン画像を生成する。
なお、生成した設計パターンが光近接効果補正を含んでいる場合は、このステップS11において、光近接効果補正を除去してもよいが、後記するステップS15において、光近接効果補正を除去してもよい。ステップS11において光近接効果補正を除去するのであれば、従来用いられる設計パターンの縮小・拡大により容易に光近接効果補正を除去することができる。
ステップS12で、距離設計画像生成部6が、距離設計画像の初期化として、距離設計画像の全ての画素に初期値を設定する。
ステップS13で、距離設計画像生成部6が、設計パターン画像又は2値化設計画像に基づいて、設計パターンの輪郭を距離設計画像に設定する。具体的には、距離設計画像の輪郭に位置する画素に距離値として基準距離値を設定する。なお、ステップS13で設定する基準距離値は、前記ステップS3で設定する基準距離値と等しくなるように設定する。
ステップS14で、距離設計画像生成部6が、基準距離値に基づいて、ステップS4と同様に、距離設計画像の残りの全ての画素に距離値を設定する。
ステップS15で、距離設計画像生成部6が、詳細は後記するが、距離設計画像から光近接効果補正を除去する。
ステップS16で、距離差分画像生成部9が、詳細は後記するが、距離設計画像と距離検査画像との位置合わせを行う。
ステップS17で、距離差分画像生成部9が、距離設計画像と距離検査画像との対応する画素毎の距離値の差分を算出し、距離差分画像を生成する。
ステップS18で、欠陥座標特定部10が、距離差分画像に基づいて、欠陥が検査画像内のどの位置にあるのかを特定する。すなわち、欠陥座標33を特定する。また、詳細は後記するが、欠陥座標特定部10と等高線上画素値抽出部8とにより、距離差分画像を用いずに、検査画像を用いて、欠陥座標33を特定することもできる。
ステップS19で、表示制御部11が、検査画像及び又は設計パターン画像に、距離差分画像及び又は欠陥座標33を重ねた画像を、表示装置に表示する。
図3に、本発明の実施形態に係る欠陥レビュー装置1の構成図を示す。欠陥レビュー装置1は、欠陥レビュー実行プログラムの記憶された欠陥レビュー実行プログラム記憶部16と、CPU14と、RAM15とを有する。CPU14を介して、欠陥レビュー実行プログラムが、欠陥レビュー実行プログラム記憶部16からRAM15へ読み出されることにより、CPU14で欠陥レビュー実行プログラムの実行が可能になる。CPU14で欠陥レビュー実行プログラムが実行されることにより、CPU14を、前記VC欠陥距離検査画像生成部4、距離検査画像生成部5、距離設計画像生成部6、加算部7、等高線上画素値抽出部8、距離差分画像生成部9、欠陥座標特定部10として機能させることができる。
また、欠陥レビュー装置1は、前記表示装置17と、表示装置17を制御する前記表示制御部11と、前記検査画像データ記憶部2と、設計データ記憶部3と、I/Oデバイス18を有している。I/Oデバイス18は、オペレータによる欠陥レビュー装置1の操作をGUIによってサポートする。
また、欠陥レビュー装置1は、電子顕微鏡12を有し、通信制御部13によって、電子顕微鏡12で撮影された検査画像を、検査画像データ記憶部2に記憶させることができる。また、通信制御部13は、外部装置、具体的には、外観検査装置もしくは異物検査装置に接続し、外観検査装置等によって欠陥が発生していると判定された欠陥候補座標を、外観検査装置等から受信する。電子顕微鏡12は、この欠陥候補座標を含めた周囲を撮影して、検査画像を取得する。また、バス19は、図3に示すように、通信制御部13や、CPU14や、欠陥レビュー実行プログラム記憶部16等と接続し、相互に通信を行っている。
図4に、本発明の実施形態に係る欠陥レビュー装置1の外観図を示す。欠陥レビュー装置1は、外観的には、電子顕微鏡12と、この電子顕微鏡12に接続されているコンピュータ22とで構成されている。コンピュータ22は、前記表示装置17と、コンピュータ本体21と、前記I/Oデバイス18として機能するキーボード18aとマウス18bとを有している。コンピュータ本体21は、図3に示す通信制御部13、CPU14、RAM15、欠陥レビュー実行プログラム記憶部16、表示制御部11、検査画像データ記憶部2、設計データ記憶部3、バス19を有している。
図5に、本発明の実施形態に係る欠陥レビューシステム23の構成図を示す。欠陥レビューシステム23は、欠陥レビュー装置1と、ネットワーク25で欠陥レビュー装置1に接続する設計データサーバ24を有している。設計データサーバ24が設計データ記憶部3を有することで、欠陥レビュー装置1(コンピュータ22)は設計データ記憶部3を持たなくてすむ。
(実施例1)
図6に、実施例1で説明する欠陥レビュー方法を実施するために必要な構成を抽出した欠陥レビュー装置1のブロック図を示す。図6と図1を比較すると、実施例1では、VC欠陥距離検査画像生成部4、加算部7、等高線上画素値抽出部8は使用しない。
図7を用いて、実施例1の欠陥レビュー方法の概略を説明する。図7(a)は設計パターン画像26の一例であり、図7(b)は距離設計画像27の一例であり、図7(c)は検査画像28の一例であり、図7(d)は距離検査画像29の一例であり、図7(e)は距離差分画像30の一例であり、図7(f)は欠陥座標33を抽出する距離2値化画像32の一例である。
まず、実施例1の欠陥レビュー方法では、図7(c)の検査画像28に基づいて、図7(d)の距離検査画像29が生成される。図7(c)に示すように、検査画像28には、半導体デバイス等の回路パターンになる実パターン28aと、実パターン28aの設けられていない背景28cとが撮影されている。実パターン28aと背景28cの間には、明るく撮影されるホワイトバンド28dが存在している。実パターン28aと背景28cとは高さが異なるため、実パターン28aと背景28cとの間には傾斜面が形成され、その傾斜面がホワイトバンド28dとして白く撮影される。ホワイトバンド28dに沿って、実パターン28aの輪郭を設定することができる。また、この検査画像28には、欠陥28bが撮影されている。この検査画像28では、欠陥28bを容易に見つけることができるが、実際には、実パターン28aの形状が複雑であったり、欠陥28bがもっと小さく撮影されていたりするので、オペレータは一見しただけでは、検査画像28の中から欠陥28bを見つけることはできない。
図7(d)は、前記のとおり距離検査画像29を示している。図7(d)の距離検査画像29を、図7(c)の検査画像28と見比べる。検査画像28のホワイトバンド28dの位置に対応して、距離検査画像29では、前記基準距離値が画素に設定された基準距離値の領域29aが配置されている。基準距離値の領域29aの内側には、+1距離値の領域29bが設けられ、+1距離値の領域29bの内側には、+2距離値の領域29cが設けられている。基準距離値の領域29aの外側には、−1距離値の領域29dが設けられ、−1距離値の領域29dの外側には、−2距離値の領域29eが設けられ、−2距離値の領域29eの外側には、−3距離値の領域29fが設けられている。
図8を用いて、検査画像28に基づいて、距離検査画像29を生成する方法を、詳細に説明する。図8(a)に、検査画像28の一例を示す。図8(a)では、理解を容易にするために、欠陥は撮影されていない。図2のステップS1に先立って、距離検査画像生成部5(図1参照)は、図8(b)に示すような検査画像28の画素毎の画素値の度数(画素数)分布を作成する。度数分布のピーク34は、実パターン28aに対応し、ピーク35は背景28cに対応する。ピーク34とピーク35の間の画素数が概ね極小値となる画素値を、2値化閾値36に設定する。なお、画素値は、具体的には、画素の明度等に相当している。
図8(c)に示すように、ステップS1で、距離検査画像生成部5は、2値化閾値36を用いて、2値化検査画像37を生成する。具体的には、明度が2値化閾値36を越えない画素にはゼロを設定し、明度が2値化閾値36を越える画素には1を設定して、画素を2値化する。画素の画素値を、実パターン部37aの白の値と、背景部37bの黒の値の2値に分けることができる。実パターン部37aと背景部37bの境界を実パターン28aの輪郭とすることで、一意に輪郭を設定することができる。
ステップS2で、距離検査画像生成部5が、距離検査画像29の初期化として、距離検査画像29の全ての画素に初期値ゼロを設定する。
図8(d)に示すように、ステップS3で、距離検査画像生成部5が、2値化検査画像37に基づいて、実パターン28aの輪郭を距離検査画像29に設定する。具体的には、距離検査画像29の前記輪郭に位置する画素に距離値として基準距離値Aを設定する。基準距離値Aが設定された一連の画素によって、前記基準距離値の領域29aが生成される。
ステップS4で、距離検査画像生成部5が、基準距離値Aに基づいて、距離検査画像29の残りの全ての画素に距離値を設定する。図8(e)に示すように、基準距離値Aの領域29aの内側に隣接する画素には、+1距離値Bの領域29bが設けられ、+1距離値Bの領域29bの内側に隣接する画素には、+2距離値Cの領域29cが設けられる。図8(f)に示すように、基準距離値Aの領域29aの外側に隣接する画素には、−1距離値Dの領域29dが設けられ、−1距離値Dの領域29dの外側に隣接する画素には、−2距離値Eの領域29eが設けられ、−2距離値Eの領域29eの外側に隣接する画素には、−3距離値Fの領域29fが設けられる。
次に、図7の実施例1の欠陥レビュー方法に戻り、図7(a)の設計パターン画像26に基づいて、図7(b)の距離設計画像27が生成される過程を説明する。図7(a)に示すように、ステップS11において設計データから作成される設計パターン画像26は、設計パターン26aと背景26cとが、輪郭26bによって区画されている。
ステップS12で、距離設計画像生成部6が、ステップS2と同様に、距離設計画像27の初期化として、距離設計画像27の全ての画素に初期値ゼロを設定する。
ステップS13で、距離設計画像生成部6が、ステップS3と同様に、設計パターン26aの輪郭26bを距離設計画像27に設定する。具体的には、距離設計画像27の輪郭26bに位置する画素に距離値として基準距離値A(図8(d)参照)を設定する。
図7(b)に示すように、ステップS14で、距離設計画像生成部6が、ステップS4と同様に、距離設計画像27の残りの全ての画素に距離値を設定する。基準距離値の領域27aの内側に隣接する画素には、+1距離値の領域27bを設け、+1距離値の領域27bの内側に隣接する画素には、+2距離値の領域27cを設ける。基準距離値の領域27aの外側に隣接する画素には、−1距離値の領域27dを設け、−1距離値の領域27dの外側に隣接する画素には、−2距離値の領域27eを設け、−2距離値の領域27eの外側に隣接する画素には、−3距離値の領域27fを設ける。
次に、図7(e)に示すように、ステップS17で、距離差分画像生成部9が、距離設計画像27(図7(b)参照)と距離検査画像29(図7(d)参照)との対応する画素毎の距離値の差分を算出し、距離差分画像30を生成する。距離差分画像30には、+1距離値の領域30bと、+1距離値の領域30bの内側に隣接する画素に+2距離値の領域30cとが生成され、これらが欠陥パターン31を表す。欠陥パターン31でない所は、基準距離値の領域30aになる。
ステップS18で、欠陥座標特定部10が、距離差分画像30に基づいて、欠陥座標33を特定するのであるが、そのためにまず、距離差分画像30から最大の差分の距離値を抽出する。差分2値化閾値を、抽出した差分の距離値以下の値に設定する。距離差分画像30を差分2値化閾値を用いて2値化し、図7(f)に示すような、欠陥像を顕在化した距離2値化画像32を生成する。欠陥像の、例えば中心の、座標を算出して、欠陥座標33とする。前記で、欠陥座標33の特定が完了する。
図9に、実施例1で説明する欠陥レビュー方法において、欠陥レビュー装置1(図3参照)の表示装置17に表示される表示画面38を示す。ステップS19で、表示制御部11が、表示装置17の表示画面38の左下に検査画像28を、左上に設計パターン画像26を表示する。さらに、表示制御部11は、欠陥座標33の数値を、欠陥座標の数値表示領域38a(表示画面38の右下)に表示する。 表示制御部11は、また、図9に示すように、検査画像28に、欠陥座標33を重ねた画像を、表示画面38の右上に表示する。なお、欠陥座標33に替えて、距離差分画像30(図7(e)参照)を重ねてもよい。また、図10に示すように、設計パターン画像26に、欠陥座標33を重ねた画像を、表示画面38に表示してもよい。これらの表示画面によれば、オペレータは、容易に、欠陥座標33を特定することができる。
(実施例2)
図11に、実施例2で説明する欠陥レビュー方法(実施例1に、VC欠陥検出(図2のステップS5からステップS10)を追加した欠陥レビュー方法)を実施するために必要な構成を抽出した欠陥レビュー装置1のブロック図を示す。実施例2では、実施例1に比較して、VC欠陥距離検査画像生成部4と、加算部7とが加わり、図1の等高線上画素値抽出部8は使用しない。
図12を用いて、実施例2の欠陥レビュー方法における実施例1からの追加の内容(VC欠陥距離検査画像の生成等を説明する。図12(a)は反射電子像としてVC欠陥の生じている実パターン41と、VC欠陥の生じていない実パターン42とが撮影されている検査画像28の一例であり、図12(b)は2次電子像としてVC欠陥の生じている実パターン43と、VC欠陥の生じていない実パターン44が撮影されている検査画像28の一例である。図12(a)の反射電子像ではVC欠陥の有無を判別できないが、図12(b)の2次電子像ではVC欠陥の有無を判別することができる。そこで、図2のステップS5に先立って、VC欠陥距離検査画像生成部4が、図12(b)の2次電子像の検査画像28を検査画像データ記憶部2から読み出す。VC欠陥距離検査画像生成部4は、図12(c)に示すような検査画像28の画素毎の画素値の度数(画素数)分布を作成する。度数分布のピーク34は、実パターン43、44に対応し、ピーク35は実パターン43、44ではない背景に対応する。ピーク34より画素値が大きい(すなわち画素が明るい(白い))画素値を、2値化閾値39に設定する。
図12(d)に示すように、ステップS5で、VC欠陥距離検査画像生成部4は、2値化閾値39を用いて、VC欠陥2値化検査画像47を生成する。画素の画素値を、VC欠陥パターン45の白の値と、それ以外の領域の黒の値の2値に分けることができる。拡大ウィンドウ46を拡大して、画素を強調して模式的に記載したVC欠陥2値化検査画像47を図12(e)に示す。
ステップS6で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、VC欠陥距離検査画像48の初期化として、VC欠陥距離検査画像48の全ての画素に初期値ゼロを設定する。
ステップS7で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、VC欠陥2値化検査画像47に基づいて、VC欠陥距離検査画像48において他の実パターンに比べて電位コントラストに差異の有る実パターン43(VC欠陥パターン45)に対応する画素を抽出する。
図12(f)に示すように、ステップS8で、VC欠陥距離検査画像生成部4が、抽出された画素に所定の距離値49として「8」を設定する。なお、所定の距離値49は、ステップS18で説明した前記差分2値化閾値以上に設定する。
ステップS9で、加算部7が、検査画像28に基づいて、距離検査画像29(図8(f)参照)とVC欠陥距離検査画像48との位置合わせを行う。
ステップS10で、加算部7が、距離検査画像29の画素毎の距離値に、VC欠陥距離検査画像48の対応する画素の距離値を和算(加算)し、距離検査画像29を更新(補正)する。以下の手順は、実施例1のステップS11以下の手順と同様に行うことができる。
(実施例3)
図13に、実施例3で説明する欠陥レビュー方法(距離値の等高線上の画素値検出することで欠陥座標33を特定する)を実施するために必要な構成を抽出した欠陥レビュー装置1のブロック図を示す。実施例3では、等高線上画素値抽出部8を使用して、欠陥座標33を特定する。
図14を用いて、実施例3の欠陥レビュー方法を説明する。図14(a)に、ライン&スペースを撮影した検査画像28を示す。ラインが実パターン28aに対応し、スペースが背景28cに対応する。実パターン28aのライン上に欠陥51が生じている。このような場合、距離値を用いても欠陥51を検出することはできない。そこで、図2のステップS18に先がけて、距離設計画像生成部6で生成された図14(b)に示すような距離設計画像27に、距離値の等高線52を設定する。等高線52は、+1距離値の領域27b内のように、距離値が等しく一定で連続した画素上に設定する。図14(a)に示すように、距離設計画像27上の等高線52の位置に対応する、検査画像28上の位置にも等高線52を設定する。図14(c)に示すように、等高線52上の位置に対する検査画像28の画素値は、欠陥51において大きく変動する。欠陥51に位置する画素は他の画素に比べて明るくなったり暗くなったりしている。等高線上画素値抽出部8は、等高線52上の画素値の平均値55を次式にて求めると共に、等高線52上の画素値の最大値50a及び最小値50eを求める。

平均値 = 等高線上の画素値の合計 / 画素数
次に、平均値50cと最大値50aの中間値(=(平均値+最大値)/2)を上限閾値50bとし、平均値50cと最小値50eの中間値(=(平均値+最小値)/2)を下限閾値50dとする。そして、上限閾値50bより大きい画素値が検出された位置から下限閾値50dより小さい画素値が検出されさらに大きい画素値が検出された位置までの区間を欠陥座標33として特定する。
なお、実施例3では、図13に示すように、距離設計画像生成部6を用いたが、これに替えて、距離検査画像生成部5を用いてもよい。この場合、図14(b)の等高線52は、距離設計画像27に替えて、距離検査画像29に設定されることになる。
(実施例4)
図15を用いて、実施例4として、欠陥レビュー方法の図2のステップS16の位置合わせについて詳細に説明する。この位置合わせはステップS17の距離差分画像30の生成の前に行われる。図15(a)に検査画像28の一例を示す。検査画像28の左上に原点(X0,Y0)を設定しておく。検査画像28は特徴を有するパターン53を有する。図15(b)に、図15(a)の検査画像28に対応する距離検査画像29を示す。距離検査画像29には、特徴を有するパターン53に対応して、他の領域に比べて距離値の大きさが異なる領域55が生じている。図15(c)に示すように、図15(b)の領域55が、領域59として他の領域と区別できるように、2値化閾値を設定し、その2値化閾値を用いて分布傾向2値化検査画像57を生成する。領域59の中心座標(XA,YA)61を求めることができる。なお、領域59や、その中心座標(XA,YA)61は、距離検査画像29の距離値の分布の傾向を表していると考えることができる。
図15(d)に、図15(a)の検査画像28に対応する設計パターン画像26を示す。設計パターン画像26は、検査画像28と同じ大きさか、検査画像28より一回り大きく取得される。これは、欠陥候補座標と欠陥座標33とがずれていても、距離検査画像29上の画素が全て、距離設計画像27上の画素に重なるようにするためである。そして、検査画像28と同様に、設計パターン画像26も、特徴を有するパターン54を有することになる。
図15(e)に、図15(d)の設計パターン画像26に対応する距離設計画像27を示す。距離設計画像27には、特徴を有するパターン54に対応して、他の領域に比べて距離値の大きさが異なる領域56が生じている。図15(f)に示すように、図15(e)の領域56が、領域60として他の領域と区別できるように、2値化閾値を設定し、その2値化閾値を用いて分布傾向2値化設計画像58を生成する。領域60の中心座標(XB,YB)62を求めることができる。なお、領域60や、その中心座標(XB,YB)62は、距離設計画像27の距離値の分布の傾向を表していると考えることができる。距離設計画像27における距離値の増減分布の傾向と、距離検査画像29における距離値の増減分布の傾向とが重なって一致するように位置合わせを行うために、中心座標(XA,YA)61と、中心座標(XB,YB)62とを一致させる。一致させるためには、図15(f)と図15(g)に示すように、原点(X0,Y0)を、距離設計画像27や分布傾向2値化設計画像58等の座標(XC,YC)(ここで、XC=XB−XA,YC=YB−YA)上に設定すればよい。
(実施例5)
図16を用いて、光近接効果補正(OPC)付き設計データを用いた場合に、誤った欠陥座標33を特定してしまう理由を説明する。図16(a)に実パターン28aが撮影されている検査画像28の一例を示す。図16(b)にOPC無しの設計パターン画像26を示す。検査画像28上の実パターン28aは、設計パターン画像26上の設計パターン26aによく一致していることがわかる。図16(c)にOPC71付きの設計パターン画像26を示す。図16(d)に、実パターン28aと、OPC71付きの設計パターン26aの差分のパターン72を表示する。差分のパターン72として、OPC71が表示され、欠陥と誤認される場合があると考えられる。このため、図2のステップS17の距離差分画像30の生成の前にも、ステップS15を設け、光近接効果補正(OPC)の除去を行う必要がある。
図17を用いて、実施例5として、欠陥レビュー方法のステップS15のOPCの除去について詳細に説明する。図17(a)は、図16(c)の設計パターン画像26に基づいた距離設計画像27を示している。設計パターンの輪郭にある画素に基準距離値としてゼロが設定されている。なお、理解を容易にするために、設計パターンの輪郭の外側にも基準距離値と同じゼロを設定している。
次に、図17(b)に示すように、図17(a)の距離設計画像27の基準距離値ゼロが設定されている画素の1距離値分内側の画素(1距離値が設定されている)に基準距離値ゼロを設定する。これは、基準距離値ゼロが設定されている画素の1つ内側の画素に設定されている1距離値を、1距離値分減少させ、基準距離値ゼロに設定したと考えることができる。
これを繰り返して、さらに、図17(c)に示すように、図17(b)の距離設計画像27の基準距離値ゼロが設定されている画素の1距離値分内側の画素(2距離値が設定されている)に基準距離値ゼロを設定する。これは、基準距離値ゼロが設定されている画素の1つ内側の画素に設定されている2距離値を、2距離値分減少させ、基準距離値ゼロに設定したと考えることができる。
さらに、図17(d)に示すように、図17(c)の距離設計画像27の基準距離値ゼロが設定されている画素の1距離値分内側の画素(3距離値が設定されている)に基準距離値ゼロを設定する。これは、基準距離値ゼロが設定されている画素の1つ内側の画素に設定されている3距離値を、3距離値分減少させ、基準距離値ゼロに設定したと考えることができる。そして、OPCが除去できている。
次に、図17(e)に示すように、図17(d)の距離設計画像27の基準距離値ゼロが設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の4距離値より1距離値分小さい3距離値を設定する。この設定によってもOPCが除去された状態は維持されている。また、この設定は、基準距離値ゼロが設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の4距離値より1距離値分小さい3距離値分増加させていると考えることができる。
これを繰り返して、さらに、図17(f)に示すように、図17(e)の距離設計画像27の基準距離値ゼロが設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の3距離値より1距離値分小さい2距離値を設定する。この設定によってもOPCが除去された状態は維持されている。また、この設定は、基準距離値ゼロが設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の3距離値より1距離値分小さい2距離値分増加させていると考えることができる。
最後に、図17(g)に示すように、図17(f)の距離設計画像27の基準距離値ゼロが設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の2距離値より1距離値分小さい1距離値を設定する。この設定によってもOPCが除去された状態は維持されている。また、この設定は、基準距離値ゼロが設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の2距離値より1距離値分小さい1距離値分増加させていると考えることができる。このように、設定あるいは加算する距離値が距離値の最小単位の1距離値になった時点で、ステップS15のOPCの除去を完了させればよい。
本発明の実施形態に係る欠陥レビュー装置のブロック図である。 本発明の実施形態に係る欠陥レビュー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る欠陥レビュー装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る欠陥レビュー装置の外観図である。 本発明の実施形態に係る欠陥レビューシステムの構成図である。 実施例1で説明する欠陥レビュー方法を実施するために必要な構成を抽出した欠陥レビュー装置のブロック図である。 実施例1で説明する欠陥レビュー方法の実施の流れを説明する図であり、(a)は設計パターン画像の一例であり、(b)は距離設計画像の一例であり、(c)は検査画像の一例であり、(d)は距離検査画像の一例であり、(e)は距離差分画像の一例であり、(f)は欠陥座標を抽出する2値化画像である。 実施例1で説明する欠陥レビュー方法における距離検査画像の生成の流れを説明する図であり、(a)は実パターンが撮影されている検査画像の一例であり、(b)は検査画像の画素値の度数(画素数)分布のグラフの一例であり、(c)は2値化検査画像の一例であり、(d)は初期化した距離検査画像に基準距離値(実パターンの輪郭)を設定した一例であり、(e)は距離検査画像において基準距離値を設定した画素(実パターンの輪郭)の内側に距離値を設定した一例であり、(f)は距離検査画像において基準距離値を設定した画素(実パターンの輪郭)の外側に距離値を設定した一例である。 実施例1で説明する欠陥レビュー装置の表示装置に表示される表示画面(その1)である。 実施例1で説明する欠陥レビュー装置の表示装置に表示される表示画面(その2)である。 実施例2で説明する欠陥レビュー方法(VC欠陥検出)を実施するために必要な構成を抽出した欠陥レビュー装置のブロック図である。 実施例2で説明する欠陥レビュー方法におけるVC欠陥距離検査画像の生成の流れを説明する図であり、(a)は反射電子像としてVC欠陥の生じている実パターンが撮影されている検査画像の一例であり、(b)は2次電子像としてVC欠陥の生じている実パターンが撮影されている検査画像の一例であり、(c)は検査画像の画素値の度数(画素数)分布のグラフの一例であり、(d)はVC欠陥に対応する画素を抽出しているVC欠陥2値化検査画像の一例であり、(e)は画素を強調して模式的に記載した(d)のVC欠陥の生じている実パターンの周辺の拡大図であり、(f)は初期化したVC欠陥距離検査画像においてVC欠陥に対応する画素に所定の距離値を設定した一例である。 実施例3で説明する欠陥レビュー方法(距離値の等高線上の画素値検出)を実施するために必要な構成を抽出した欠陥レビュー装置のブロック図である。 実施例3で説明する欠陥レビュー方法の実施の流れを説明する図であり、(a)は検査画像の一例であり、(b)は設計パターン画像から生成した距離設計画像の一例であり、(c)は距離値の等高線上の位置に対する検査画像の画素値のグラフの一例である。 実施例4で説明する欠陥レビュー方法(画像同士の位置合わせ)の実施の流れを説明する図であり、(a)は検査画像の一例であり、(b)は距離検査画像の一例であり、(c)は距離値の分布の特徴的な傾向を示す分布傾向2値化検査画像の一例であり、(d)は設計パターン画像の一例であり、(e)は距離設計画像の一例であり、(f)は距離値の分布の特徴的な傾向を示す分布傾向2値化設計画像の一例であり、(g)は距離検査画像と距離設計画像との位置合わせの一例である。 光近接効果補正(OPC)付き設計データを用いた場合に、誤った欠陥座標を特定してしまう理由を説明する図であり、(a)は実パターンが撮影されている検査画像の一例であり、(b)はOPC無し設計パターン画像の一例であり、(c)はOPC付き設計パターン画像の一例であり、(d)は実パターンとOPC付き設計パターンの差分のパターンを表示する画像である。 実施例5で説明する欠陥レビュー方法(OPCの除去)の実施の流れを説明する図であり、(a)は設計パターンの輪郭にある画素に基準距離値が設定されている距離設計画像の一例であり、(b)は(a)の距離設計画像の基準距離値が設定されている画素の1つ内側の画素に基準距離値を設定した距離設計画像の一例であり、(c)は(b)の距離設計画像の基準距離値が設定されている画素の1つ内側の画素に基準距離値を設定した距離設計画像の一例であり、(d)は(c)の距離設計画像の基準距離値が設定されている画素の1つ内側の画素に基準距離値を設定しOPCが除去された状態の距離設計画像の一例であり、(e)は(d)の距離設計画像の基準距離値が設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の距離値より1距離値分小さい距離値を設定したOPCが除去された状態の距離設計画像の一例であり、(f)は(e)の距離設計画像の基準距離値が設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の距離値より1距離値分小さい距離値を設定したOPCが除去された状態の距離設計画像の一例であり、(g)は(f)の距離設計画像の基準距離値が設定されている画素の最も内側の画素に、1つ内側の画素の距離値より1距離値分小さく基準距離値より1距離値分大きい距離値を設定したOPCが除去された状態の距離設計画像の一例である。
符号の説明
1 欠陥レビュー装置
2 検査画像データ記憶部
3 設計データ記憶部
4 VC欠陥距離検査画像生成部
5 距離検査画像生成部
6 距離設計画像生成部
7 加算部
8 等高線上画素値抽出部
9 距離差分画像生成部
10 欠陥座標特定部
11 表示制御部
12 電子顕微鏡
13 通信制御部
26 設計パターン画像
26a 設計パターン
26b 輪郭
26c 背景
27 距離設計画像
28 検査画像
28a 実パターン
28b 欠陥
28c 背景
28d ホワイトバンド
29 距離検査画像
30 距離差分画像
31 欠陥パターン
32 距離2値化画像
33 欠陥座標
34、35 ピーク
36 2値化閾値
37 2値化検査画像
37a 実パターン部
37b 背景部
45 VC欠陥パターン
46 拡大ウィンドウ
48 VC欠陥距離検査画像
52 等高線

Claims (10)

  1. 検査画像に基づいて、実パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離検査画像を生成する距離検査画像生成部と、
    前記実パターンに対応する設計パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離設計画像を生成する距離設計画像生成部と、
    対応画素毎に、前記距離設計画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値と前記距離検査画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値の差分を設定した距離差分画像を生成する距離差分画像生成部と、
    前記距離差分画像に基づいて、欠陥が発生している欠陥座標を特定する欠陥座標特定部とを有することを特徴とする欠陥レビュー装置。
  2. 前記距離検査画像生成部は、前記距離検査画像の画素に前記距離値を設定し、
    前記距離設計画像生成部は、前記距離検査画像と等範囲か広範囲の前記距離設計画像の画素に前記距離値を設定し、
    前記距離差分画像生成部は、前記距離差分画像を生成する前に、前記距離設計画像と前記距離検査画像の位置合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の欠陥レビュー装置。
  3. 前記距離設計画像の同一距離値の連続した画素に対応する、前記検査画像における画素の画素値を抽出する等高線上画素値抽出部を有し、
    前記欠陥座標特定部は、抽出した画素値に基づいて、前記欠陥座標を特定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の欠陥レビュー装置。
  4. 前記距離差分画像生成部は、前記距離差分画像を生成する前に、前記距離設計画像における距離値の増減分布の傾向と、前記距離検査画像における距離値の増減分布の傾向とが重なって一致するように、前記距離設計画像と前記距離検査画像の位置合わせを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の欠陥レビュー装置。
  5. 前記検査画像に基づいて、他の実パターンに比べて電位コントラストに差異の有る実パターンに対応する画素を抽出し、抽出した前記画素に所定の距離値を設定したVC欠陥距離検査画像を生成するVC欠陥距離検査画像生成部と、
    画素毎に、前記距離検査画像の距離値に、前記VC欠陥距離検査画像の前記距離値を加算し前記距離検査画像を更新する加算部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の欠陥レビュー装置。
  6. 前記実パターンは、半導体デバイスのパターンであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の欠陥レビュー装置。
  7. 前記距離設計画像生成部は、前記距離設計画像において、光近接効果補正を除去するために、前記距離値を減少させてから増加させて、前記距離設計画像の距離値を再設定することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の欠陥レビュー装置。
  8. 前記検査画像及び又は前記設計パターンの画像に、前記距離差分画像及び又は前記欠陥座標を重ねて、表示装置に表示させる表示制御部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の欠陥レビュー装置。
  9. 検査画像に基づいて、実パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離検査画像を生成し、
    前記実パターンに対応する設計パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離設計画像を生成し、
    対応画素毎に、前記距離設計画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値と前記距離検査画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値の差分を設定した距離差分画像を生成し、
    前記距離差分画像に基づいて、欠陥が発生している欠陥座標を特定することを特徴とする欠陥レビュー方法。
  10. コンピュータに、
    検査画像に基づいて、実パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離検査画像を生成する手順と、
    前記実パターンに対応する設計パターンの輪郭をなす画素と輪郭の法線方向に並ぶ各画素との距離値を画素毎に設定した距離設計画像を生成する手順と、
    対応画素毎に、前記距離設計画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値と前記距離検査画像の前記対応画素に対応する画素に設定された距離値の差分を設定した距離差分画像を生成する手順と、
    前記距離差分画像に基づいて、欠陥が発生している欠陥座標を特定する手順とを実行させるための欠陥レビュー実行プログラム。
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