JP2003286144A - マウススプレー用組成物 - Google Patents

マウススプレー用組成物

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JP2003286144A
JP2003286144A JP2002090751A JP2002090751A JP2003286144A JP 2003286144 A JP2003286144 A JP 2003286144A JP 2002090751 A JP2002090751 A JP 2002090751A JP 2002090751 A JP2002090751 A JP 2002090751A JP 2003286144 A JP2003286144 A JP 2003286144A
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mouth spray
feeling
flavor
fatty acid
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JP2002090751A
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English (en)
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Taro Aoki
太郎 青木
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Ogawa and Co Ltd
Original Assignee
Ogawa and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風味、特に清涼感とミント感が増強され、イ
ンパクトがあり且つ不快な呈味をもたないマウススプレ
ー用組成物の提供。 【解決手段】 マウススプレー組成物を油性製剤として
調製し、好ましくは中鎖脂肪酸トリグリセライドを50
〜99.99重量%含有し、更に好ましくは香料、特に
メントールを0.01〜20重量%含有させる。インパ
クトのある風味を有する他、油っぽさやべとつき感を有
せず、かえって喉に潤いを与える効果を有する。さらに
W/O乳化製剤の形態をとることにより、種々の機能性
物質を併用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風味、特に清涼感
とミント感が増強されたマウススプレー用組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来マウススプレーは、口臭予防を主目
的として多用されてきたが、最近では口中清涼剤とし
て、風味そのものを楽しむ嗜好品としての用途が提案さ
れてきている。その様な用途においては、より強く、イ
ンパクトのある風味が求められており、特にメントール
含量の高い製品が要求されている。しかしながら、従来
のマウススプレー用組成物は、水、エタノールを主剤と
し、油溶性香料を界面活性剤で乳化/可溶化して用いら
れていたため、香料の添加量が限られるという問題点が
あった。マウススプレーは、有効成分を噴霧状にて口腔
内に供給するという性質上、長期間にわたって安定に乳
化/可溶化状態を保たなければならず、多量の香料を添
加するには多量の界面活性剤を必要としていた。香料を
乳化/可溶化させる界面活性剤としてはアニオン系及び
ノニオン系界面活性剤が一般的であるが、これらの界面
活性剤を多量に使用した場合は、不快な異味として感じ
られる他、口臭予防のためのカチオン系殺菌剤を失活さ
せてしまいという問題点を有していた。
【0003】界面活性剤を使用しない技術としては、
0.5〜2重量%のl−メントールと、15〜40重量
%のエタノールと、1〜20重量%のキシリトールとを
含有する液体口中清涼剤が提案されているが(特開20
00−178152号)、多量のエタノールを含有する
ため、アルコールに弱い人は酒酔いをしてしまう可能性
を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、風味、特に清涼感とミント感が増強されたマウス
スプレー用組成物の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は種々の素材について探索を行った結果、
意外にも油性製剤がマウススプレー用組成物として適し
ていることを見いだし、本発明を完成させた。油性製剤
をマウススプレー用組成物として使用した場合、風味に
インパクトがあることはもちろんであるが、通常予想さ
れるような油っぽさや、べたつきが感じられず、かえっ
て喉に潤いをもたらす効果を示す。すなわち本発明は、
油性であることを特徴とするマウススプレー用組成物で
あり、詳しくは、油脂を50〜99.99重量%含有す
るマウススプレー用組成物であり、更に詳しくは、油脂
が中鎖脂肪酸トリグリセライドであるマウススプレー用
組成物であり、また、更に香料を0.01〜20重量%
含有するマウススプレー用組成物であり、詳しくは、香
料がメントールであるマウススプレー用組成物である。
本発明は、更にトリクロサン、チモール、イソプロピル
フェノールの様なフェノール系殺菌剤を任意に溶解する
ことができ、また、界面活性剤を使用してW/O乳化製
剤にすることにより、カチオン系殺菌剤や甘味料など、
種々の機能性素材を含有することができ、極めて有用な
製剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
に即して詳細に説明する。本発明でいう油性とは、食用
油脂を主剤とした製剤であり、W/O乳化製剤を包含す
ると共に、必要であれば20重量%程度までエタノール
を含有しうる。
【0007】本発明でいうマウススプレーとは、加圧ガ
ス或いは手動ポンプにて、有効成分を噴霧状態で口腔内
に供給する物品であり、口臭予防剤や口腔清涼剤として
市販されており、口臭の予防やマスキング、気分転換や
眠気さまし、更には喉のケアや風邪の予防など種々の目
的で使用されている。
【0008】本発明で用いられる油脂は、可食性で且つ
常温で液状であれば特に限定されることはなく、例え
ば、オリーブ油、ごま油、小麦胚芽油、こめ油、サフラ
ワー油、大豆油、つばき油、とうもろこし油、なたね
油、ひまわり油、綿実油、落花生油、中鎖脂肪酸トリグ
リセライドなどが例示され、好ましくは中鎖脂肪酸トリ
グリセライドが使用される。油脂の含有率は、油性状態
を維持できる割合であれば特に限定される必要はない
が、好ましくは50〜99.99重量%、更に好ましく
は60〜98重量%、特に好ましくは70〜95重量%
で用いられる。油脂の含有率が50重量%未満であれば
本発明の効果が現れにくく、含有率が99.99重量%
を越えた場合は有効成分の添加率が制限される。
【0009】本発明で用いられる香料は、食品用香料と
して使用可能な香料であれば特に限定されるものではな
く、例えば、アセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニ
スアルデヒド、α−アミルシンナムアルデヒド、アント
ラニル酸メチル、イオノン、イソオイゲノール、イソ吉
草酸イソアミル、イソ吉草酸エチル、インドール及びそ
の誘導体、γ−ウンデカラクトン、エステル類、エチル
バニリン、エーテル類、オイゲノール、オクタノール、
オクタン酸エチル、ギ酸イソアミル、ギ酸ゲラニル、ギ
酸シトロネリル、ケイ皮酸、ケイ皮酸エチル、ケイ皮酸
メチル、ケトン類、ゲラニオール、酢酸イソアミル、酢
酸エチル、酢酸ゲラニル、酢酸シクロヘキシル、酢酸シ
トロネリル、酢酸シンナミル、酢酸テルピニル、酢酸フ
ェネチル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、酢酸l−メンチ
ル、酢酸リナリル、サリチル酸メチル、シクロヘキシル
プロピオン酸アリル、シトラール、シトロネラール、シ
トロネロール、1,8−シネオール、脂肪酸類、脂肪族
高級アルコール類、脂肪族高級炭化水素類、シンナミル
アルコール、シンナムアルデヒド、チオエーテル類、チ
オール類、デカノール、デカン酸エチル、テルピネオー
ル、リモネン、ピネン、ミルセン、タピノーレン、テル
ペン系炭化水素類、γ−ノナラクトン、バニリン、パラ
メチルアセトフェノン、ヒドロキシシトロネラール、ヒ
ドロキシシトロネラールジメチルアセタール、ピペロナ
ール、フェニル酢酸イソアミル、フェニル酢酸イソブチ
ル、フェニル酢酸エチル、フェノールエーテル類、フェ
ノール類、フルフラール及びその誘導体、プロピオン酸
イソアミル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ベンジ
ル、ヘキサン酸アリル、ヘキサン酸エチル、ヘプタン酸
エチル、l−ペリラアルデヒド、ベンジルアルコール、
ベンズアルデヒド、芳香族アルコール類、d−ボルネオ
ール、マルトール、N−メチルアントラニル酸メチル、
メチルβ−ナフチルケトン、酪酸イソアミル、酪酸エチ
ル、酪酸シクロヘキシル、酪酸ブチル、ラクトン類、リ
ナロオール等の合成或いは天然由来の香料の他、オレン
ジ、レモン、ライム、グレープフルーツなどシトラス系
精油類、アップル、バナナ、グレープ、メロン、ピー
チ、パイナップル、ストロベリーなどフルーツ系の精油
或いは回収フレーバー、ミルク、クリーム、バター、チ
ーズ、ヨーグルトなど乳系の抽出香料、緑茶、紅茶、コ
ーヒー、ココアなど嗜好品系の回収フレーバーなどが例
示される他、アサノミ、アサフェチダ、アジョワン、ア
ニス、アンゼリカ、ウイキョウ、ウコン、オレガノ、オ
ールスパイス、オレンジノピール、カショウ、カッシ
ア、カモミール、カラシナ、カルダモン、カレーリー
フ、カンゾウ、キャラウェー、クチナシ、クミン、クレ
ソン、クローブ、ケシノミ、ケーパー、コショウ、ゴ
マ、コリアンダー、サッサフラス、サフラン、サボリ
ー、サルビア、サンショウ、シソ、シナモン、シャロッ
ト、ジュニパーベリー、ショウガ、スターアニス、セイ
ヨウワサビ、セロリー、ソーレル、タイム、タマネギ、
タマリンド、タラゴン、チャイブ、ディル、トウガラ
シ、ナツメグ、ニガヨモギ、ニジェラ、ニンジン、ニン
ニク、バジル、パセリ、バニラ、パプリカ、ヒソップ、
フェネグリーク、ホースラディッシュ、マジョラム、ミ
ョウガ、ラベンダー、リンデン、レモングラス、レモン
バーム、ローズ、ローズマリー、ローレル、ワサビなど
から得られる香辛料抽出物、アイスランドモス、アカヤ
ジオウ、アケビ、アサ、アサフェチダ、アジアンタム、
アジョワン、アズキ、アスパラサスリネアリス、アーテ
ィチョーク、アニス、アボカド、アマチャ、アマチャズ
ル、アミガサユリ、アミリス、アーモンド、アリタソ
ウ、アルカンナ、アルテミシア、アルニカ、アルファル
ファ、アロエ、アンゴスツラ、アンゴラウィード、アン
ズ、アンズタケ、アンゼリカ、アンバー、アンバーグリ
ス、アンブレット、イカ、イカリソウ、イグサ、イース
ト、イタドリ、イチゴ、イチジク、イチョウ、イノコヅ
チ、イランイラン、イワオウギ、インペラトリア、イン
モルテル、ウィンターグリーン、ウォータークレス、ウ
コギ、ウコン、ウスバサイシン、ウッドラフ、ウニ、ウ
メ、ウーロンチャ、エゴマ、エノキダケ、エビ、エビス
グサ、エリゲロン、エルダー、エレウテロコック、エレ
カンペン、エレミ、エンゴサク、エンジュ、エンダイ
ブ、欧州アザミ、オウレン、オオバコ、オカゼリ、オキ
アミ、オーク、オークモス、オケラ、オスマンサス、オ
ポポナックス、オミナエシ、オモダカ、オランダセンニ
チ、オリガナム、オリス、オリバナム、オリーブ、オー
ルスパイス、オレンジ、オレンジフラワー、カイ、海
藻、カイニンソウ、カカオ、カキ、カサイ、カシューナ
ッツ、カスカラ、カスカリラ、カストリウム、カタク
リ、カツオブシ、カッシー、カッシャフィスチュラ、カ
テキュ、カニ、カーネーション、カノコソウ、カモミ
ル、カヤプテ、カラシ、カラスウリ、カラスビシャク、
ガラナ、カラムス、ガランガ、カーラント、カリッサ、
カリン、カルダモン、ガルバナム、カレー、カワミド
リ、カンゾウ、ガンビア、カンラン、キウィーフルー
ツ、キカイガラタケ、キキョウ、キク、キクラゲ、キサ
サゲ、ギシギシ、キダチアロエ、キナ、キハダ、キバナ
オウギ、ギボウシ、ギムネマシルベスタ、キャットニッ
プ、キャラウェイ、キャロップ、キュウリ、キラヤ、キ
ンミズヒキ、グァバ、グァヤク、クコ、クサスギカズ
ラ、クサボケ、クズ、クスノキ、クスノハガシワ、グー
ズベリー、クチナシ、クベバ、クマコケモモ、グミ、ク
ミン、グラウンドアイビー、クララ、クラリセージ、ク
ランベリー、クリ、クルミ、クリーム、グレインオブパ
ラダイス、クレタディタニー、グレープフルーツ、クロ
ーバー、クローブ、クロモジ、クロレラ、クワ、クワッ
シャ、ケイパー、ゲットウ、ケード、ケブラコ、ゲルマ
ンダー、ケンチュール、ケンポナシ、ゲンノショウコ、
コウジ、コウダケ、コウチャ、コウホネ、コカ、コガネ
バナ、コクトウ、コクルイ、ココナッツ、ゴシュユ、コ
ショウ、コスタス、コストマリー、コパイパ、コーヒ
ー、コブシ、ゴボウ、ゴマ、コーラ、コリアンダー、コ
ルツフート、ゴールデンロッド、コロンボ、コンサイ、
コンズランゴ、コンブ、コンフリー、サイプレス、魚、
サクラ、サクランボ、ザクロ、サケカス、ササ、ササク
サ、サーチ、サッサフラス、サフラン、サポジラ、サボ
テン、サラシナショウマ、サルサパリラ、サルシファ
イ、サルノコシカケ、サンザシ、サンシュユ、サンショ
ウ、サンタハーブ、サンダラック、サンダルウッド、サ
ンダルレッド、シイタケ、ジェネ、シソ、シダー、シト
ラス、シトロネラ、シヌス、シベット、シマルーバ、シ
メジ、シャクヤク、ジャスミン、ジャノヒゲ、ジャボラ
ンジ、シャロット、シュクシャ、ジュニパーベリー、シ
ョウガ、ショウユ、ショウユカス、ジョウリュウシュ、
ショウロ、シロタモギタケ、ジンセン、シンナモン、
酢、スイカ、スイセン、スギ、スターアニス、スターフ
ルーツ、スチラックス、スッポン、スッポンタケ、ズド
ラベッツ、スネークルート、スパイクナード、スプルー
ス、スベリヒユ、スローベリー、セイボリー、セキショ
ウ、セージ、ゼドアリー、セネガ、ゼラニウム、セロリ
ー、センキュウ、センタウリア、センゲン、セントジョ
ーンズウォルト、センナ、ソース、ダイオウ、ダイズ、
タイム、タケノコ、タコ、タデ、ダバナ、タマゴ、タマ
ゴタケ、タマネギ、タマリンド、ダミアナ、タモギタ
ケ、タラゴン、タラノキ、タンジー、タンジェリン、タ
ンポポ、チェリモラ、チェリーローレル、チェリーワイ
ルド、チガヤ、チコリ、チーズ、チチタケ、チャイブ、
チャービル、チャンパカ、チュベローズ、チョウセンゴ
ミシ、チラータ、ツクシ、ツケモノ、ツタ、ツバキ、ツ
ユクサ、ツリガネニンジン、ツルドクダミ、ディアタン
グ、ティスル、ディタニー、ディル、デーツ、テンダイ
ウヤク、テンマ、トウガラシ、トウキ、ドウショクブツ
タンパクシツ、ドウショクブツユ、トウミツ、トウモロ
コシ、ドクダミ、トチュウ、ドッググラス、トマト、ド
ラゴンブラッド、ドリアン、トリュフ、トルーバルサ
ム、トンカ、ナギナタコウジュ、ナシ、ナスターシャ
ム、ナッツ、ナットウ、ナツメ、ナツメグ、ナデシコ、
ナメコ、ナラタケ、ニアウリ、ニュウサンキンバイヨウ
エキ、ニンジン、ニンニク、ネズミモチ、ネットル、ネ
ムノキ、ノットグラス、ノリ、バイオレット、パイナッ
プル、ハイビスカス、麦芽、ハコベ、バジル、ハス、ハ
スカップ、パースカップ、パセリ、バター、バターオイ
ル、バターミルク、バーチ、ハチミツ、パチュリー、バ
ックビーン、ハッコウシュ、ハッコウニュウ、ハッコウ
ミエキ、パッションフルーツ、ハツタケ、バッファロー
ベリー、ハトムギ、ハナスゲ、バナナ、バニラ、ハネー
サックル、パパイヤ、バーベリー、ハマゴウ、ハマス
ゲ、ハマナス、ハマボウフウ、ハマメリス、バラ、パル
マローザ、パンダナ、バンレイシ、ヒキオコシ、ヒシ、
ピスタチオ、ヒソップ、ヒッコリー、ピーナッツ、ヒノ
キ、ヒバ、ピプシシワ、ヒメハギ、ヒヤシンス、ヒラタ
ケ、ビワ、ビンロウ、フェイジョア、フェネグリーク、
フェンネル、フジバカマ、フジモドキ、フスマ、フーゼ
ルユ、プチグレイン、ブチュ、ブドウ、ブドウサケカ
ス、フトモモ、ブナ、ブナハリタケ、ブラックキャラウ
ェイ、ブラックベリー、プラム、ブリオニア、プリック
リーアッシュ、プリムローズ、プルネラ、ブルーベリ
ー、ブレッドフルーツ、ヘイ、ベイ、ヘーゼルナッツ、
ベチバー、ベーテル、ベニバナ、ペニーロイヤル、ヘ
ビ、ペピーノ、ペプトン、ベルガモット、ペルーバルサ
ム、ベルベナ、ベロニカ、ベンゾイン、ボアドローズ、
ホアハウンド、ホウ、ホウキタケ、ホウショウ、ボウフ
ウ、ホエイ、ホオノキ、ホースラディッシュ、ボタン、
ホップ、ポピー、ポプラ、ポポー、ホホバ、ホヤ、ボル
ドー、ボロニア、マイタケ、マグウォルト、マシュマロ
ー、マジョラム、マスティック、マソイ、マタタビ、マ
チコ、マツ、マツオウジ、マッシュルーム、マツタケ、
マツブサ、マツホド、マテチャ、マメ、マリーゴール
ド、マルバダイオウ、マルメロ、マレイン、マロー、マ
ンゴー、マンゴスチン、ミカン、ミシマサイコ、ミソ、
ミツマタ、ミツロウ、ミート、ミモザ、ミョウガ、ミル
ク、ミルテ、ミルフォイル、ミルラ、ミロバラン、ムギ
チャ、ムスク、ムラサキ、メスキート、メドウスィー
ト、メハジキ、メープル、メリッサ、メリロット、メロ
ン、モウセンゴケ、モニリアバイヨウエキ、モミノキ、
モモ、モロヘイヤ、ヤクチ、ヤマモモ、ユーカリ、ユキ
ノシタ、ユズ、ユッカ、ユリ、ヨウサイ、ヨロイグサ、
ライオンズフート、ライチ、ライフエバーラスティング
フラワー、ライム、ライラック、ラカンカ、ラカンショ
ウ、ラズベリー、ラタニア、ラディッシュ、ラブダナ
ム、ラベンダー、ラングウォルト、ラングモス、ランブ
ータン、リキュール、リーク、リツェア、リナロエ、リ
ュウガン、リョウフンソウ、リョクチャ、リンゴ、リン
デン、リンドウ、ルー、ルリジサ、レセダ、レモン、レ
モングラス、レンギョウ、レンゲ、レンブ、ローズマリ
ー、ロベージ、ローレル、ロンゴザ、ワサビ、ワタフジ
ウツギ、ワームウッド、ワームシード、ワラビ、ワレモ
コウなどから得られる天然香料等が例示され、適宜選択
して使用されるが、最も好ましくはメントールが選択さ
れる。香料の添加量は特に限定されるものではないが、
一般的には、マウススプレー用組成物中中に0.01〜
20重量%、好ましくは0.1〜15重量%、最も好ま
しくは0.5〜10重量%の含有率で用いられる。添加
率が0.01重量%未満の場合は風味にインパクトが無
く、添加率が20重量%を越えた場合は、風味に苦味が
生じる可能性がある。本発明によれば、メントール以外
にも、レモンオイルやオレンジオイルなど、今まで強い
風味の再現が困難であったものも、極めてインパクトの
ある強い風味が可能となる。
【0010】本発明のマウススプレー用組成物には、風
味に重大な影響を与えない範囲で、種々の機能性成分、
例えば湿潤剤、界面活性剤、殺菌剤、甘味剤、色素、酵
素剤等を配合できる。
【0011】本発明で用いられる湿潤剤としては、汎用
されている多価アルコールを挙げることができ、例えば
グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、マルチトール、エリスリトー
ル、イジット、タリット、ズルシットアリット、アラビ
ット、アドニット等がある。特にグリセリン、ソルビト
ール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、マルチトール、エリスリトールから選ばれる1種ま
たは2種以上の多価アルコールが好適に使用できる。
尚、ポリエチレングリコールを選択する場合には、常温
で外観が無色透明なものを用いるのが良い。多価アルコ
ールの配合量は、通常0.05〜30重量の範囲であ
る。これらの多価アルコールは、種々の界面活性剤と共
に乳化製剤として好ましく用いることができる。
【0012】本発明で用いられる界面活性剤としては、
例えば、エンジュサポニン、オオムギ殻皮抽出物、キラ
ヤ抽出物、グリセリン脂肪酸エステル、酵素処理大豆サ
ポニン、酵素処理レシチン、植物性ステロール、植物レ
シチン、スフィンゴ脂質、ショ糖脂肪酸エステル、ステ
アロイル乳酸カルシウム、ソルビタン脂肪酸エステル、
ダイズサポニン、胆汁末、チャ種子サポニン、動物性ス
テロール、トマト糖脂質、ビートサポニン、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、分別レシチン、ユッカフォ
ーム抽出物、卵黄レシチンなどの乳化剤の他、アラビア
ガム、カードラン、カラギーナン、CMC、ローカスト
ビーンガム、キサンタンガム、キダチアロエ抽出物、キ
チン、キトサン、グァーガム、グルコサミン、酵母細胞
壁、サイリウムシードガム、ジェランガム、タマリンド
シードガム、タラガム、ダンマル樹脂、デキストラン、
トラガントガム、微小繊維状セルロース、プルラン、ペ
クチン、メチルセルロース、モモ樹脂、ラムザンガム、
レバン、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレン共重合体、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸及びその塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンフィトス
テロール及びフィトスタノール、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルリン酸及びその塩、ポリオキシ
エチレンラノリン及びラノリンアルコール、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン及び脂肪酸アミド、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル及び
脂肪酸エタノールアミド等が挙げられる。特にはポリオ
キシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
共重合体、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル、脂肪酸エタノールアミド等の非イオン性界面活性剤
が好適に用いられる。界面活性剤の配合量は、通常0.
1〜10重量%の範囲である。
【0013】本発明で用いられる殺菌剤としては、例え
ば、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化
ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸クロルヘ
キシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピル
メチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、フ
ェノール等の1種又は2種以上が例示され、通常0.0
01〜0.5重量%の範囲で使用される。これらのう
ち、カチオン系殺菌剤は前記界面活性剤と共にW/O乳
化製剤として用いられる。また、フェノール系殺菌剤は
本発明のマウススプレー組成物中任意の割合で溶解する
ことができ、さらにその苦味がマスクされるため、特に
有用である。
【0014】本発明で用いられる甘味料としては、例え
ば、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、アスパル
テーム、スクラロース、アセスルファムK、ショ糖、果
糖等が例示される。これらの甘味剤は、前記界面活性剤
と共に、W/O乳化製剤として用いられ、特にカチオン
系殺菌剤と併用した時に、カチオン系殺菌剤の苦味をマ
スクして有用である。
【0015】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例により更に詳
細に説明する。
【0016】[実施例1]メントール0.5部、ペパー
ミントオイル0.5部、エタノール1部、中鎖脂肪酸ト
リグリセライド98部からなる本発明のマウススプレー
組成物を調製した。このものをマウススプレー容器に充
填し、口腔内に2回噴霧(約100μg)したところ、
べたつかず油っぽさのない、すっきりとしたミント風味
とともに、喉に潤いを感じた。
【0017】[実施例2]メントール2部、ペパーミン
トオイル2部、エタノール1部、中鎖脂肪酸トリグリセ
ライド95部からなる本発明のマウススプレー組成物を
調製した。このものをマウススプレー容器に充填し、口
腔内に2回噴霧(約100μg)したところ、べたつか
ず油っぽさのない、きりっとした強いミント風味が感じ
られた。
【0018】[実施例3]メントール5部、ペパーミン
トオイル5部、エタノール1部、中鎖脂肪酸トリグリセ
ライド89部からなる本発明のマウススプレー組成物を
調製した。このものをマウススプレー容器に充填し、口
腔内に2回噴霧(約100μg)したところ、べたつか
ず油っぽさのない、インパクトのある強烈なミント風味
が感じられた。
【0019】[比較例1]メントール0.1部、ペパー
ミントオイル0.1部、エタノール40部、水59.8
部からなるマウススプレー組成物を調製した。このもの
をマウススプレー容器に充填し、口腔内に2回噴霧(約
100μg)したが、ミント感は弱く、満足のいくもの
ではなかった。
【0020】[比較例2]メントール0.5部、ペパー
ミントオイル0.5部、エタノール40部、水59部か
らなるマウススプレー組成物の調製を試みたが、油と水
が分離して、安定な製剤は得られなかった。
【0021】[比較例3]メントール2部、ペパーミン
トオイル2部、エタノール40部、水51部、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油(60)5部からなるマウススプレ
ー組成物の調製を調整した。
【0022】[試験例1]実施例2と比較例3のマウス
スプレー組成物について、熟練したパネル7名にて官能
評価を行った。評価はそれぞれマウススプレー容器に充
填後、口腔内に2回噴霧(約100μg)し、ミント
感、風味の強さ、好ましさについて、良い:7〜悪い:
1の7段階評価とした。評価点の平均値と香味のコメン
トを表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】表1から明らかなように、本発明のマウス
スプレー用組成物は、インパクトのある強いミント感を
もたらすことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明により、清涼感とミント感が強
く、インパクトがありながら不快な呈味を持たないマウ
ススプレー用組成物を得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油性であることを特徴とするマウススプ
    レー用組成物。
  2. 【請求項2】 油脂を50〜99.99重量%含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマウススプレー用組
    成物。
  3. 【請求項3】 油脂が中鎖脂肪酸トリグリセライドであ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマウ
    ススプレー用組成物。
  4. 【請求項4】 更に香料を0.01〜20重量%含有す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの項
    に記載のマウススプレー用組成物。
  5. 【請求項5】 香料がメントールであることを特徴とす
    る請求項4に記載のマウススプレー用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101910716B1 (ko) * 2016-12-14 2018-10-22 윤셍 종 녹차 함유 구강세척제
WO2019103751A1 (en) * 2017-11-27 2019-05-31 Colgate-Palmolive Company Oral care composition comprising rottlerin

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