JP2003285987A - 吊り治具 - Google Patents
吊り治具Info
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- JP2003285987A JP2003285987A JP2002092648A JP2002092648A JP2003285987A JP 2003285987 A JP2003285987 A JP 2003285987A JP 2002092648 A JP2002092648 A JP 2002092648A JP 2002092648 A JP2002092648 A JP 2002092648A JP 2003285987 A JP2003285987 A JP 2003285987A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一種類で種々の吊り点間隔の荷を吊ることの
できる吊り治具を提供する。 【解決手段】 荷役装置のフック３により吊り金具２ａ
を介し吊り下げ得るようにした吊りロッド２と、吊りロ
ッド２の下端に水平ピン４を介し回動可能に枢支される
と共に水平ピン４から離反する方向へ下り傾斜に配置さ
れたリンク５，６と、リンク５，６に摺動可能に外嵌さ
れた摺動部材１１，１２に水平ピン１３，１４を介し枢
支されると共に対向する先端部に互に逆ねじが螺設され
た調整ロッド１５，１６と、両調整ロッド１５，１６を
連結するよう両ロッド１５，１６に螺合された調整筒１
７と、リンク５，６の下端に水平ピン７，８を介し枢支
され且つ下端にフック９ａ，１０ａが設けられたフック
ロッド９，１０とを備える。
できる吊り治具を提供する。 【解決手段】 荷役装置のフック３により吊り金具２ａ
を介し吊り下げ得るようにした吊りロッド２と、吊りロ
ッド２の下端に水平ピン４を介し回動可能に枢支される
と共に水平ピン４から離反する方向へ下り傾斜に配置さ
れたリンク５，６と、リンク５，６に摺動可能に外嵌さ
れた摺動部材１１，１２に水平ピン１３，１４を介し枢
支されると共に対向する先端部に互に逆ねじが螺設され
た調整ロッド１５，１６と、両調整ロッド１５，１６を
連結するよう両ロッド１５，１６に螺合された調整筒１
７と、リンク５，６の下端に水平ピン７，８を介し枢支
され且つ下端にフック９ａ，１０ａが設けられたフック
ロッド９，１０とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は吊り治具に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、遠隔操作によりクレーン側の一
つのフックで吊り荷側の二つの吊り点を吊り上げる場
合、従来から吊り治具が使用されている。しかし、吊り
点間隔は吊り荷により異なるため、従来は吊り点間隔に
対応した吊り治具が必要であった。又、従来は吊り点間
隔を変更する場合には、吊り治具の持ち替えが必要とな
って持ち替えに時間が掛かるうえ、多数種類の吊り治具
を用意しておかなければならず、コスト高を招来する虞
があった。
つのフックで吊り荷側の二つの吊り点を吊り上げる場
合、従来から吊り治具が使用されている。しかし、吊り
点間隔は吊り荷により異なるため、従来は吊り点間隔に
対応した吊り治具が必要であった。又、従来は吊り点間
隔を変更する場合には、吊り治具の持ち替えが必要とな
って持ち替えに時間が掛かるうえ、多数種類の吊り治具
を用意しておかなければならず、コスト高を招来する虞
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の実情
に鑑み、一種類で種々の吊り点間隔の荷を吊ることので
きる吊り治具を提供することを目的としてなしたもので
ある。
に鑑み、一種類で種々の吊り点間隔の荷を吊ることので
きる吊り治具を提供することを目的としてなしたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の吊り治具は、
荷役装置のフックにより吊り下げ得るようにした被吊り
手段と、間隔調整手段により左右の間隔を調整し得るよ
う前記被吊り手段に枢支されたリンク機構と、該リンク
機構に左右に間隔を置いて枢支され且つ荷を吊り得るよ
うにしたフック手段とを備えたものである。
荷役装置のフックにより吊り下げ得るようにした被吊り
手段と、間隔調整手段により左右の間隔を調整し得るよ
う前記被吊り手段に枢支されたリンク機構と、該リンク
機構に左右に間隔を置いて枢支され且つ荷を吊り得るよ
うにしたフック手段とを備えたものである。
【０００５】請求項２の吊り治具は、荷役装置のフック
により吊り下げ得るようにした吊りロッドと、該吊りロ
ッドの下端に上下に回動可能に枢支されると共に前記吊
りロッドから離反する方向へ下り傾斜に配置された左右
のリンクと、該左右のリンクに長手方向へ摺動可能に外
嵌された摺動部材と、該摺動部材に枢支されると共に左
右の中心側へ延在し且つ対向する先端部に逆ねじが螺設
された調整ロッドと、該両調整ロッドを連結するよう両
ロッドの対向する先端部に螺合された調整筒と、前記左
右のリンクに夫々枢支され且つ下端に荷を吊るためのフ
ックが設けられたフックロッドとを備えたものである。
により吊り下げ得るようにした吊りロッドと、該吊りロ
ッドの下端に上下に回動可能に枢支されると共に前記吊
りロッドから離反する方向へ下り傾斜に配置された左右
のリンクと、該左右のリンクに長手方向へ摺動可能に外
嵌された摺動部材と、該摺動部材に枢支されると共に左
右の中心側へ延在し且つ対向する先端部に逆ねじが螺設
された調整ロッドと、該両調整ロッドを連結するよう両
ロッドの対向する先端部に螺合された調整筒と、前記左
右のリンクに夫々枢支され且つ下端に荷を吊るためのフ
ックが設けられたフックロッドとを備えたものである。
【０００６】請求項３の吊り治具は、荷役装置のフック
により吊り下げ得るようにした吊りロッドと、該吊りロ
ッドの下端に固設された上部基板と、該上部基板の左右
に上下に回動可能に枢支されると共に前記上部基板から
離反する方向へ下り傾斜に配置された左右一対の第一の
リンクと、前記上部基板の下方に配置された下部基板の
左右に回動可能に枢支されると共に前記下部基板から離
反する方向へ上り傾斜に配置され且つ先端部は第一のリ
ンクの先端部に枢支された左右一対の第二のリンクと、
前記第一の基板の下面に固設された筒と、頭部が前記下
部基板の下面に当接するよう配置されると共に前記下部
基板を貫通して上方へ延在し上端部が前記筒に螺合され
た調整ボルトと、前記第一のリンクと第二のリンクの枢
支部に枢支され且つ下端に荷を吊るためのフックが設け
られたフックロッドとを備えたものである。
により吊り下げ得るようにした吊りロッドと、該吊りロ
ッドの下端に固設された上部基板と、該上部基板の左右
に上下に回動可能に枢支されると共に前記上部基板から
離反する方向へ下り傾斜に配置された左右一対の第一の
リンクと、前記上部基板の下方に配置された下部基板の
左右に回動可能に枢支されると共に前記下部基板から離
反する方向へ上り傾斜に配置され且つ先端部は第一のリ
ンクの先端部に枢支された左右一対の第二のリンクと、
前記第一の基板の下面に固設された筒と、頭部が前記下
部基板の下面に当接するよう配置されると共に前記下部
基板を貫通して上方へ延在し上端部が前記筒に螺合され
た調整ボルトと、前記第一のリンクと第二のリンクの枢
支部に枢支され且つ下端に荷を吊るためのフックが設け
られたフックロッドとを備えたものである。
【０００７】本発明では、荷を吊る位置の間隔を調整す
ることができるため、一つの吊り治具で種々の吊り点間
隔の荷を吊ることができ、従って、荷の吊り点間隔が変
わっても吊り治具の持ち替えを行う必要がなく、能率良
く作業を行うことができ、又、吊り治具は少ない数量で
良いため、コストを安価にすることができる。
ることができるため、一つの吊り治具で種々の吊り点間
隔の荷を吊ることができ、従って、荷の吊り点間隔が変
わっても吊り治具の持ち替えを行う必要がなく、能率良
く作業を行うことができ、又、吊り治具は少ない数量で
良いため、コストを安価にすることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図１〜図４は本発明を実施する形態
の一例であって、図中、１は吊り治具である。吊り治具
１は上端に無端状の吊り金具２ａを有する吊りロッド２
を備えており、クレーンの巻上げ装置により巻上げ下げ
されるフック３を吊り金具２ａに架けることにより、吊
り治具１を吊り下げ得るようになっている。
例と共に説明する。図１〜図４は本発明を実施する形態
の一例であって、図中、１は吊り治具である。吊り治具
１は上端に無端状の吊り金具２ａを有する吊りロッド２
を備えており、クレーンの巻上げ装置により巻上げ下げ
されるフック３を吊り金具２ａに架けることにより、吊
り治具１を吊り下げ得るようになっている。
【０００９】吊りロッド２の下端には水平ピン４を介し
て左右一対のリンク５，６が枢着されている。リンク
５，６は水平ピン４から離反する方向へ下り傾斜に延在
し、その下端には、水平ピン７，８を介して、荷を吊る
ためのフック９ａ，１０ａを備えたフックロッド９，１
０が枢着されている。
て左右一対のリンク５，６が枢着されている。リンク
５，６は水平ピン４から離反する方向へ下り傾斜に延在
し、その下端には、水平ピン７，８を介して、荷を吊る
ためのフック９ａ，１０ａを備えたフックロッド９，１
０が枢着されている。
【００１０】リンク５，６には、リンク５，６の長手方
向へ摺動し得るようにした摺動部材１１，１２が外嵌さ
れており、摺動部材１１，１２の外周両側に突出させた
水平ピン１３，１４にはフック９ａ，１０ａ間の間隔Ｗ
を調整するための調整ロッド１５，１６が、水平ピン４
の中心側へ延在するよう枢着されている。
向へ摺動し得るようにした摺動部材１１，１２が外嵌さ
れており、摺動部材１１，１２の外周両側に突出させた
水平ピン１３，１４にはフック９ａ，１０ａ間の間隔Ｗ
を調整するための調整ロッド１５，１６が、水平ピン４
の中心側へ延在するよう枢着されている。
【００１１】調整ロッド１５，１６の水平ピン１３，１
４から離反した側の先端部に左右で逆ねじとなるよう螺
設したねじ部には、調整ロッド１５，１６を連結するよ
うターンバックル式の調整筒１７が螺合されており、調
整筒１７を例えばロボットアーム１８により回動させる
ことにより、調整ロッド１５，１６が互に近接、離反し
てフック９ａ，１０ａの間隔Ｗを調整し得るようになっ
ている。
４から離反した側の先端部に左右で逆ねじとなるよう螺
設したねじ部には、調整ロッド１５，１６を連結するよ
うターンバックル式の調整筒１７が螺合されており、調
整筒１７を例えばロボットアーム１８により回動させる
ことにより、調整ロッド１５，１６が互に近接、離反し
てフック９ａ，１０ａの間隔Ｗを調整し得るようになっ
ている。
【００１２】次に、上記図示例の作動を説明する。荷を
搬送する場合の諸作業は全て遠隔操作により行われる。
すなわち、先ずクレーン側の巻上げ装置により巻上げ下
げされるフック３に吊り金具２ａを介して吊り治具１を
吊り下げ、ロボットアーム１８により調整筒１７を把持
して回動させる。このため、調整筒１７のねじ部により
調整ロッド１５，１６が互に近接或は離反する方向へ移
動し、その結果、リンク２７，２８の傾斜角度が調整さ
れてフック９ａ，１０ａの間隔Ｗが所定の状態に調整さ
れる。
搬送する場合の諸作業は全て遠隔操作により行われる。
すなわち、先ずクレーン側の巻上げ装置により巻上げ下
げされるフック３に吊り金具２ａを介して吊り治具１を
吊り下げ、ロボットアーム１８により調整筒１７を把持
して回動させる。このため、調整筒１７のねじ部により
調整ロッド１５，１６が互に近接或は離反する方向へ移
動し、その結果、リンク２７，２８の傾斜角度が調整さ
れてフック９ａ，１０ａの間隔Ｗが所定の状態に調整さ
れる。
【００１３】フック９ａ，１０ａの間隔Ｗが調整された
らフック３の下降により吊り治具１を下降させ、フック
９ａ，１０ａに荷を吊り下げ、所定位置に搬送する。
らフック３の下降により吊り治具１を下降させ、フック
９ａ，１０ａに荷を吊り下げ、所定位置に搬送する。
【００１４】荷の吊り点間隔の変更は、吊り治具１の調
整筒１７をロボットアーム１８により回動させることに
より行う。
整筒１７をロボットアーム１８により回動させることに
より行う。
【００１５】本発明の図示例によれば、一つの吊り治具
１で種々の吊り点間隔の荷を吊ることができるため、荷
の吊り点間隔が変わっても吊り治具１の持ち替えを行う
必要がなく、従って、能率良く作業を行うことができ、
又、吊り治具は少ない数量で良いため、コストを安価に
することができる。
１で種々の吊り点間隔の荷を吊ることができるため、荷
の吊り点間隔が変わっても吊り治具１の持ち替えを行う
必要がなく、従って、能率良く作業を行うことができ、
又、吊り治具は少ない数量で良いため、コストを安価に
することができる。
【００１６】図５、図６は本発明を実施する形態の他の
例であって、図中、２１は吊り治具である。吊り治具２
１は水平配置された上部基板２２を備え、上部基板２２
の上面には、上端に無端状の吊り金具２３ａを有する吊
りロッド２３が立設、固定されている。
例であって、図中、２１は吊り治具である。吊り治具２
１は水平配置された上部基板２２を備え、上部基板２２
の上面には、上端に無端状の吊り金具２３ａを有する吊
りロッド２３が立設、固定されている。
【００１７】而して、クレーンの巻上げ装置により巻上
げ下げされるフック２４を吊り金具２３ａに架けること
により、吊り治具２１を吊り下げ得るようになってい
る。
げ下げされるフック２４を吊り金具２３ａに架けること
により、吊り治具２１を吊り下げ得るようになってい
る。
【００１８】上部基板２２の左右両側には、水平ピン２
５，２６を介して左右一対のリンク２７，２８が枢着さ
れている。リンク２７，２８は水平ピン２５，２６から
離反する方向へ下り傾斜に延在し、その下端には、水平
ピン２９，３０を介して、荷を吊るためのフック３１
ａ，３２ａを備えたフックロッド３１，３２が枢着され
ている。
５，２６を介して左右一対のリンク２７，２８が枢着さ
れている。リンク２７，２８は水平ピン２５，２６から
離反する方向へ下り傾斜に延在し、その下端には、水平
ピン２９，３０を介して、荷を吊るためのフック３１
ａ，３２ａを備えたフックロッド３１，３２が枢着され
ている。
【００１９】上部基板２２の下面には吊りロッド２３と
同軸に、内周にねじを螺設した円筒３３が固設されてお
り、円筒３３には下方へ延在する調整ボルト３４が螺設
されている。而して、調整ボルト３４には水平配置され
た下部基板３５が外嵌されており、下部基板３５は調整
ボルト３４下端のボルト頭部３４ａにより支持されるよ
うになっている。
同軸に、内周にねじを螺設した円筒３３が固設されてお
り、円筒３３には下方へ延在する調整ボルト３４が螺設
されている。而して、調整ボルト３４には水平配置され
た下部基板３５が外嵌されており、下部基板３５は調整
ボルト３４下端のボルト頭部３４ａにより支持されるよ
うになっている。
【００２０】下部基板３５の左右両側には、水平ピン２
５，２６と平行に配設した水平ピン３６，３７を介して
左右一対のリンク３８，３９が枢着されている。リンク
３８，３９は水平ピン３６，３７から離反する方向へ上
り傾斜に延在し、その上端は水平ピン２９，３０に枢着
されている。而して、ロボットアーム４０によりボルト
頭部３４ａを介して調整ボルト３４を回動させることに
より、水平ピン２５，２６，３６，３７を基準としてリ
ンク２７，２８，３８，３９の傾斜角度を調整して、フ
ック３１ａ，３２ａの間隔Ｗを調整し得るようになって
いる。
５，２６と平行に配設した水平ピン３６，３７を介して
左右一対のリンク３８，３９が枢着されている。リンク
３８，３９は水平ピン３６，３７から離反する方向へ上
り傾斜に延在し、その上端は水平ピン２９，３０に枢着
されている。而して、ロボットアーム４０によりボルト
頭部３４ａを介して調整ボルト３４を回動させることに
より、水平ピン２５，２６，３６，３７を基準としてリ
ンク２７，２８，３８，３９の傾斜角度を調整して、フ
ック３１ａ，３２ａの間隔Ｗを調整し得るようになって
いる。
【００２１】次に、上記図示例の作動を説明する。荷を
搬送する場合の諸作業は全て遠隔操作により行われる。
すなわち、先ずクレーン側の巻上げ装置により巻上げ下
げされるフック２４に吊り金具２３ａを介して吊り治具
２１を吊り下げ、ロボットアーム４０によりボルト頭部
３４ａを把持して回動させる。このため、調整ボルト３
４が回動して昇降し、その結果、リンク２７，２８，３
８，３９の傾斜角度が調整されてフック３１ａ，３２ａ
の間隔Ｗが所定の状態に調整される。
搬送する場合の諸作業は全て遠隔操作により行われる。
すなわち、先ずクレーン側の巻上げ装置により巻上げ下
げされるフック２４に吊り金具２３ａを介して吊り治具
２１を吊り下げ、ロボットアーム４０によりボルト頭部
３４ａを把持して回動させる。このため、調整ボルト３
４が回動して昇降し、その結果、リンク２７，２８，３
８，３９の傾斜角度が調整されてフック３１ａ，３２ａ
の間隔Ｗが所定の状態に調整される。
【００２２】フック３１ａ，３２ａの間隔Ｗが調整され
たらフック２４の下降により吊り治具２１を下降させ、
フック３１ａ，３２ａに荷を吊り下げ、所定位置に搬送
する。
たらフック２４の下降により吊り治具２１を下降させ、
フック３１ａ，３２ａに荷を吊り下げ、所定位置に搬送
する。
【００２３】荷の吊り点間隔の変更は、吊り治具２１の
調整ボルト３４をロボットアーム４０により回動させる
ことにより行う。
調整ボルト３４をロボットアーム４０により回動させる
ことにより行う。
【００２４】本発明の図示例によれば、前記図示例と同
様、一つの吊り治具で種々の吊り点間隔の荷を吊ること
ができるため、荷の吊り点間隔が変わっても吊り治具２
１の持ち替えを行う必要がなく、従って、能率良く作業
を行うことができ、又、吊り治具は少ない数量で良いた
め、コストを安価にすることができる。
様、一つの吊り治具で種々の吊り点間隔の荷を吊ること
ができるため、荷の吊り点間隔が変わっても吊り治具２
１の持ち替えを行う必要がなく、従って、能率良く作業
を行うことができ、又、吊り治具は少ない数量で良いた
め、コストを安価にすることができる。
【００２５】なお、本発明は上述の図示例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
【００２６】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項１
〜３記載の吊り治具によれば、一つの吊り治具で種々の
吊り点間隔の荷を吊ることができるため、荷の吊り点間
隔が変わっても吊り治具の持ち替えを行う必要がなく、
従って、能率良く作業を行うことができ、又、吊り治具
は少ない数量で良いため、コストを安価にすることがで
きるという優れた効果を奏し得る。
〜３記載の吊り治具によれば、一つの吊り治具で種々の
吊り点間隔の荷を吊ることができるため、荷の吊り点間
隔が変わっても吊り治具の持ち替えを行う必要がなく、
従って、能率良く作業を行うことができ、又、吊り治具
は少ない数量で良いため、コストを安価にすることがで
きるという優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明の吊り治具の実施の形態の一例の正面図
である。
である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ方向矢視図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ方向矢視図である。
【図４】図１のＩＶ−ＩＶ方向矢視図である。
【図５】本発明の吊り治具の実施の形態の他の例の斜視
図である。
図である。
【図６】図５に示す吊り治具の吊りロッド中途部から下
方の部分の一部を断面で示す正面図である。
方の部分の一部を断面で示す正面図である。
１ 吊り治具
２ 吊りロッド（被吊り手段）
２ａ 吊り金具（被吊り手段）
３ フック
５，６ リンク（リンク機構）
９，１０ フックロッド（フック手段）
９ａ，１０ａ フック（フック手段）
１１，１２ 摺動部材（間隔調整手段）
１５，１６ 調整ロッド（間隔調整手段）
１７ 調整筒（間隔調整手段）
２１ 吊り治具
２２ 上部基板
２３ 吊りロッド（被吊り手段）
２３ａ 吊り金具（被吊り手段）
２４ フック
２７，２８ リンク（リンク機構）
３１，３２ フックロッド（フック手段）
３１ａ，３２ａ フック（フック手段）
３３ 円筒（間隔調整手段）
３４ 調整ボルト（間隔調整手段）
３４ａ ボルト頭部（間隔調整手段）（頭部）
３５ 下部基板
３８，３９ リンク（リンク機構）
Ｗ 間隔
Claims (3)
- 【請求項１】 荷役装置のフックにより吊り下げ得るよ
うにした被吊り手段と、間隔調整手段により左右の間隔
を調整し得るよう前記被吊り手段に枢支されたリンク機
構と、該リンク機構に左右に間隔を置いて枢支され且つ
荷を吊り得るようにしたフック手段とを備えたことを特
徴とする吊り治具。 - 【請求項２】 荷役装置のフックにより吊り下げ得るよ
うにした吊りロッドと、該吊りロッドの下端に上下に回
動可能に枢支されると共に前記吊りロッドから離反する
方向へ下り傾斜に配置された左右のリンクと、該左右の
リンクに長手方向へ摺動可能に外嵌された摺動部材と、
該摺動部材に枢支されると共に左右の中心側へ延在し且
つ対向する先端部に逆ねじが螺設された調整ロッドと、
該両間隔調整ロッドを連結するよう両ロッドの対向する
先端部に螺合された調整筒と、前記左右のリンクに夫々
枢支され且つ下端に荷を吊るためのフックが設けられた
フックロッドとを備えたことを特徴する吊り治具。 - 【請求項３】 荷役装置のフックにより吊り下げ得るよ
うにした吊りロッドと、該吊りロッドの下端に固設され
た上部基板と、該上部基板の左右に上下に回動可能に枢
支されると共に前記上部基板から離反する方向へ下り傾
斜に配置された左右一対の第一のリンクと、前記上部基
板の下方に配置された下部基板の左右に回動可能に枢支
されると共に前記下部基板から離反する方向へ上り傾斜
に配置され且つ先端部は第一のリンクの先端部に枢支さ
れた左右一対の第二のリンクと、前記第一の基板の下面
に固設された筒と、頭部が前記下部基板の下面に当接す
るよう配置されると共に前記下部基板を貫通して上方へ
延在し上端部が前記筒に螺合された調整ボルトと、前記
第一のリンクと第二のリンクの枢支部に枢支され且つ下
端に荷を吊るためのフックが設けられたフックロッドと
を備えたことを特徴とする吊り治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002092648A JP2003285987A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 吊り治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002092648A JP2003285987A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 吊り治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003285987A true JP2003285987A (ja) | 2003-10-07 |
Family
ID=29237410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002092648A Pending JP2003285987A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 吊り治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003285987A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101109889B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2012-02-14 | 현대제철 주식회사 | 슬리브 이송용 지그 |
| CN110329897A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-10-15 | 宁波正宇紧固件有限公司 | 一种高强度机场跑道起吊扣 |
| JP7155351B1 (ja) | 2021-06-17 | 2022-10-18 | 東芝エレベータ株式会社 | 長尺物保持治具及び長尺物保持治具を使用したガイドレールの昇降路内への取り込み方法 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002092648A patent/JP2003285987A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101109889B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2012-02-14 | 현대제철 주식회사 | 슬리브 이송용 지그 |
| CN110329897A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-10-15 | 宁波正宇紧固件有限公司 | 一种高强度机场跑道起吊扣 |
| CN110329897B (zh) * | 2019-08-13 | 2021-01-01 | 宁波正宇紧固件有限公司 | 一种高强度机场跑道起吊扣 |
| JP7155351B1 (ja) | 2021-06-17 | 2022-10-18 | 東芝エレベータ株式会社 | 長尺物保持治具及び長尺物保持治具を使用したガイドレールの昇降路内への取り込み方法 |
| JP2023000369A (ja) * | 2021-06-17 | 2023-01-04 | 東芝エレベータ株式会社 | 長尺物保持治具及び長尺物保持治具を使用したガイドレールの昇降路内への取り込み方法 |
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