JP2000229716A - ベルトコンベアのベルト持上げ用治具 - Google Patents

ベルトコンベアのベルト持上げ用治具

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JP2000229716A
JP2000229716A JP11030893A JP3089399A JP2000229716A JP 2000229716 A JP2000229716 A JP 2000229716A JP 11030893 A JP11030893 A JP 11030893A JP 3089399 A JP3089399 A JP 3089399A JP 2000229716 A JP2000229716 A JP 2000229716A
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JP
Japan
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belt
jack
roller
bracket
carrier roller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11030893A
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English (en)
Inventor
Koji Nozaki
幸治 野崎
Seiichi Tanimura
清一 谷村
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】キャリアローラとリターンローラ相方のロー
ラ取換えに使用可能であり、比較的軽量で、操作が容易
かつ確実なベルト持上げ用の治具を提供する。 【解決手段】横溝1を有してアングル材よりなる架台1
6に横向きに差込んで取付けられるベース3と、ブラケ
ット4と、ベース3とブラケット4を連結するパンタグ
ラフ5よりなるジャッキ1と、キャリアローラ15上の
ベルト下に通され、両端をブラケット4に軸着してジャ
ッキ1を連結する連結棒13よりなり、キャリアローラ
取換時にはジャッキ1を伸長させて連結棒13でベルト
17をキャリアローラ上に少なくともキャリアローラ1
5の直径分持上げる。リターンローラ取換え時には、ジ
ャッキ1のブラケット4にサブ金具を取付けて吊下げ、
連結棒13をリターンローラ上のベルト下に通してサブ
金具に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、粉体や塊状物を輸
送するベルトコンベアのキャリアローラやリターンロー
ラを補修のため取換える際に使用するベルト持上げ用の
治具に関する。
【0002】
【従来技術】ベルトコンベアのキャリアローラ及びリタ
ーンローラを取換える際にはコンベアベルトを持上げ、
ローラ上にローラの直径程度の隙間を設けることが必要
である。従来は、この隙間を設けるための治具として、
油圧ジャッキやスクリューネジ式ジャッキが用いられ、
これを取換えようとするローラ両側の架台に取付けてロ
ーラ前後のベルトを持上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧ジャッキや
スクリューネジ式ジャッキは概して重量が大で、運搬が
困難である。その上、スクリューネジ式ジャッキは、ス
クリューネジを回転させるハンドルは通常、ベルトより
高く、操作性が悪い。本発明の第1の目的は、比較的軽
量で、操作の容易なベルト持上げ用の治具を提供しよう
とするものであり、第2の目的は更に、キャリアローラ
とリターンローラの相方のローラ取換えを可能としたベ
ルト持上げ用の治具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題の解決手段】請求項1記載の発明は、第1の目的
を達成するためのベルト持上げ用治具に関するもので、
ベルトコンベア両側の架台にそれぞれ着脱可能に取着さ
れるパンタグラフ式のジャッキと、コンベアのベルト下
に通して両ジャッキに横架される連結棒とよりなること
を特徴とする。
【0005】本発明の治具を用いたベルトの持上げは、
ハンドルの回動操作によりネジ軸を回してジャッキを伸
ばし、これによりジャッキ間の連結棒を上昇させること
により行う。本発明の治具によると、比較的軽量である
ため持ち運びが容易であるほか、ネジ軸はパンタグラフ
の中央に位置し、ネジ軸を回動操作するハンドルを低位
置で操作できるため操作性がよく、また両側のジャッキ
は連結棒で連結されるため、操作中ジャッキが位置ずれ
したり、向きが変わらないようにすることができる。
【0006】請求項2記載の発明は、第2の目的を達成
するためのベルト持上げ用治具に関するもので、請求項
1記載の発明において、ジャッキに取外し可能に連結さ
れて吊り下げられ、リターンローラ上のベルト下に通さ
れる連結棒を着脱可能に取着するサブ金具を設けたこと
を特徴とする。本発明によると、キャリアローラの取換
時には上述するように連結棒をジャッキ間に掛け渡して
キャリアローラ上のベルトを持上げ、リターンローラの
取換時にはジャッキにサブ金具を取着してジャッキより
吊り下げ、リターンローラ上のベルト下に連結棒を通し
てサブ金具間に連結棒を掛け渡す。そしてジャッキを伸
ばしてサブ金具を上昇させ、リターンローラ上のベルト
を持ち上げる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示すジャッキ1は、横溝2
を有し、溝型鋼よりなる架台16に横向きに差込まれる
ベース3と、後述の連結棒又はサブ金具が着脱可能に連
結されるブラケット4と、ベース3とブラケット4を連
結するパンタグラフ5と、パンタグラフ5の中央に架設
され、ハンドル6の操作によって回転してパンタグラフ
5を屈伸させるネジ軸7とよりなっている。
【0008】図2は、サブ金具11を示すもので、上端
がジャッキ1のブラケット4にピンにて取外し可能に軸
着されて吊り下げられ、下端に後述する連結棒が着脱可
能に連結されるようになっている。図3は、連結棒13
を示すもので、両端がそれぞれブラケット4又はサブ金
具11にピンにて取外し可能に軸着されるようになって
いる。
【0009】本実施形態のベルト持上げ用の治具は以上
のように、ジャッキ1と、サブ金具11と、連結棒13
とより構成され、図4に示すキャリアローラ15の取換
時には、ベルト両側の架台16に図5に示すようにジャ
ッキ1のベース3を横向きに差込んで取付ける(図には
一方の側のみを示し、他方の側は省略してある)。ジャ
ッキ1の取付けは、各架台16の取換えようとするキャ
リアローラ15の前後どちらかにおいて行い、計2個取
付ける。ついで両側の架台16に取着のジャッキ1間に
ベルト17下に通した連結棒13を掛け渡し、連結棒端
とジャッキ1のブラケット4をピン18を通して連結す
る。その後、各ジャッキ1のハンドル6を回動操作して
パンタグラフ5を伸長し、連結棒13でベルト17をキ
ャリアローラ上に少なくともキャリアローラ15の直径
分の隙間ができるように持ち上げる。2個のジャッキ1
のハンドル6の回動操作は一人で順に行うこともできる
が、好ましくは2人の作業者がベルト両側において行
い、一つの連結棒13を左右両側で同時に持上げるよう
にされる。
【0010】取換えようとするキャリアローラ15の両
側で上述するようにしてベルト17の持上げを行ったの
ち、キャリアローラ15の取換えが行われる。リターン
ローラ21の取換時にも図6に示すように、取換えよう
とするリターンローラ21の前後どちらかにおいて両側
の架台16にジャッキ1を上述するようにして取付け
る。ついでサブ金具11を各ジャッキ1のブラケット4
にピン22にてそれぞれ取着し、ジャッキ1に吊下げら
れる。その後リターンローラ上のベルト下に連結棒13
を通してその各端部をサブ金具11にピン23にて軸着
し、サブ金具11を連結する。その後は上記と同様にし
てジャッキ1でベルト17をリターンローラ上に少なく
ともリターンローラ21の直径分の隙間ができるまで持
上げる。その後、リターンローラの取換えを行う。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明の治具によれば、パ
ンタグラフ式のジャッキよりなるため比較的軽量で持ち
運びが容易でもあること、パンタグラフを屈伸させるネ
ジ軸はパンタグラフの中央に位置するため、ネジ軸を回
転操作するハンドルを低位置で操作することができ、操
作性がよいこと、両側のジャッキが連結棒で連結されて
いるため操作中、各ジャッキが位置ずれしたり、向きを
変え或いは架台より外れたりするようなことをなくすこ
とができ、連結棒の持上げ操作が確実に行えること等の
効果を奏する。
【0012】請求項2記載の発明の治具によると更に、
サブ金具を用いることによりリターンローラの取換えに
も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジャッキの正面図。
【図2】サブ金具の正面図。
【図3】連結棒の正面図。
【図4】粉体や塊状物を輸送するベルトコンベアの断面
図。
【図5】キャリアローラ取換時にベルトを持上げた状態
を示す図。
【図6】リターンローラ取換時にベルトを持上げた状態
を示す図。
【符号の説明】
1・・ジャッキ 2・・横溝 3・・ベース 4・・ブラケット 5・・パンタグラフ 6・・ハンドル 7・・ネジ軸 11・・サブ金具 13・・連結棒 15・・キャリアローラ 16・・架台 17・・ベルト 18、22、23・・ピン 21・・リターンローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトコンベア両側の架台にそれぞれ着脱
    可能に取着されるパンタグラフ式のジャッキと、コンベ
    アのベルト下に通して両ジャッキに横架されるロッドと
    よりなることを特徴とするベルトコンベアのベルト持上
    げ用治具。
  2. 【請求項2】ジャッキに取外し可能に連結されて吊り下
    げられ、リターンローラ上のベルト下に通されるロッド
    を着脱可能に取着するサブ金具を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のベルトコンベアのベルト持上げ用治
    具。
JP11030893A 1999-02-09 1999-02-09 ベルトコンベアのベルト持上げ用治具 Withdrawn JP2000229716A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103143909A (zh) * 2013-02-27 2013-06-12 山西华煤智科机电设备有限公司 一种多功能皮带输送机托辊更换装置
KR101455101B1 (ko) 2012-10-29 2014-10-28 현대제철 주식회사 벨트 컨베이어
CN112678429A (zh) * 2020-12-18 2021-04-20 山推工程机械股份有限公司 一种带式输送机托辊更换用的装载机属具及其使用方法

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Effective date: 20060509