JP2003285216A - エレベータ用ガイドレールの加工機及び加工方法 - Google Patents

エレベータ用ガイドレールの加工機及び加工方法

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JP2003285216A JP2002088619A JP2002088619A JP2003285216A JP 2003285216 A JP2003285216 A JP 2003285216A JP 2002088619 A JP2002088619 A JP 2002088619A JP 2002088619 A JP2002088619 A JP 2002088619A JP 2003285216 A JP2003285216 A JP 2003285216A
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正志 中田
Yoshio Ogawa
良雄 小川
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直樹 梶田
Kazuo Terada
和生 寺田
Hiroyuki Otsuki
浩之 大槻
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満 山田
Atsushi Sugano
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Shigeru Kazama
繁 風間
Hideaki Onozuka
英明 小野塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工時間が短縮されて生産性を向上すること
ができ、また、加工精度を向上させることができるエレ
ベータ用ガイドレールの加工機及び加工方法を得ること
を目的とする。 【解決手段】 平板状の基部31及び基部31の略中心
線上に垂直に立設された平板状の垂直部32からなる断
面逆T字型をなし長手方向に長尺のエレベータ用ガイド
レール30の垂直部32の両側面32a,32b及び頂
面32cを切削するエレベータ用ガイドレールの加工機
であって、ガイドレール30の基部31が固定されガイ
ドレール30の長手方向に水平移動する送り台1と、ガ
イドレール30の垂直部32の両側面32a,32b及
び頂面32cを同時に切削する回転式切削具2とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ用ガ
イドレールの加工機、及びこの加工機を用いたエレベー
タ用ガイドレールの加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15はエレベータ用ガイドレールの斜
視図である。エレベータ用ガイドレール30は、エレベ
ータの昇降路内に乗かごの昇降方向に全長にわたって設
置される。そして、昇降路の長さに従い通常は所定本数
が継ぎ足されて設置される。ガイドレール30は、平板
状の基部31と基部31の中心線上に垂直に立設された
平板状の垂直部32からなる断面逆T字型をなし長手方
向に長尺である。図15に示されるガイドレール30
は、一般的なガイドレールを示し、基部31の幅は80
〜140mm、垂直部32の高さは55〜110mm、
及び長手方向の長さは5000mmである。
【0003】ガイドレール30は、昇降路内で乗かごを
ガイドするために、案内面として垂直部32の両側面3
2a,32b及び頂面32cは精度良く形成されている
必要がある。そのため、これらの面は、工作機械で研削
されて形成される。
【0004】図16は従来のエレベータ用ガイドレール
の加工機の要部を示す斜視図である。ガイドレール30
は、加工機の送り台であるテーブル41上に、基部31
の両縁部をチャック装置42で締め付けられて固定され
ている。チャック装置42は、ガイドレール30の長手
方向に複数個設けられている。
【0005】ガイドレール30は、刃物台43と刃物台
43に取り付けられた刃物44によって研削される。刃
物台43は、垂直部32の両側面32a,32bを挟む
ように位置する断面コ字型をなし、両側面32a,32
bと対向する対向面の所定の位置に刃物44が固定され
ている。刃物台43は、テーブル41から独立して図示
しない支持体によって(地上に対して不動の)基台から
支持されている。テーブル41は、ガイドレール30の
長手方向に矢印Jに示されるように往復運動をする。
【0006】図17は従来のエレベータ用ガイドレール
が加工される様子を示す説明図である。まず、(1)テ
ーブル41上にガイドレール30が固定されて加工が開
始される。次に、(2)テーブル41が矢印K方向に概
略ガイドレール30の長さだけ水平に移動してガイドレ
ール30の両側面が高さ方向に所定の幅(切削幅)だけ
切削される。次に、(3)テーブル41が矢印L方向に
移動して元の位置に戻る。次に、(4)刃物台43が垂
直方向である矢印M方向に切削幅だけ下がる。そして、
(5)上記の(2)〜(4)が繰りかえされ、順次下方
へ加工してゆく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
のエレベータ用ガイドレールの加工機及びそれを用いた
加工方法においては、テーブル41にガイドレール30
を複数本平行に固定し、これらを同時に加工することで
生産性を高めている。しかしながら、刃物44の切削幅
が小さく、またガイドレール30は長手方向に長いの
で、テーブル41が多数回往復運動するのに多くの時間
がかかり生産性が低かった。
【0008】また、従来の加工方法においては、ガイド
レール30をテーブル41に複数のチャック装置42を
用いて固定するが、切削荷重が大きいと、チャック装置
42から遠い部分、すなわち図18の点線45の部分等
でビビリが発生し加工精度が悪くなり、一方、チャック
装置42で締め付けられている部分の近傍は、荷重が集
中して加工材料が変形して加工精度が悪くなるので問題
であった。
【0009】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、加工時間が短縮されて生産性を
向上することができ、また、加工精度を向上させること
ができるエレベータ用ガイドレールの加工機及び加工方
法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ用ガイドレールの加工機は、平板状の基部及び基部の
略中心線上に垂直に立設された平板状の垂直部からなる
断面逆T字型をなし長手方向に長尺のエレベータ用ガイ
ドレールの垂直部の両側面及び頂面を切削するエレベー
タ用ガイドレールの加工機であって、ガイドレールの基
部が固定されガイドレールの長手方向に水平移動する送
り台と、ガイドレールの垂直部の両側面及び頂面を同時
に切削する回転式切削具とを備えている。
【0011】また、回転式切削具は、垂直部を挟むよう
にして垂直部の両側面に対向して設けられ対向面の所定
の位置に刃を有する第1,第2の円盤状工具と、第1あ
るいは第2の円盤状工具の回転軸に接続して設けられ円
筒状をなし垂直部の頂面に接触する外周面に刃を有する
の円筒状切削具とを有する。
【0012】また、回転式切削具は、垂直部を挟むよう
にして垂直部の両側面に対向して設けられ対向面の所定
の位置に刃を有する第1,第2の円盤状工具と、前記垂
直部の頂面対向して設けられ対向面の所定の位置に刃を
有する第3の円盤状工具とを有する。
【0013】また、送り台は、ガイドレールを固定する
電磁吸着式固定具を備えている。
【0014】また、電磁吸着式固定具は、送り台にガイ
ドレールの長手方向に沿って複数配置されている。
【0015】また、複数の電磁吸着式固定具は、個別に
オンとオフとを切り替え可能である。
【0016】また、回転式切削具の近傍に切粉回収装置
をさらに備えている。
【0017】また、ガイドレールを送り台の固定位置に
搬送して載置する搬送装置をさらに備え、ガイドレール
を送り台の固定位置に置く際の搬送装置のワーク搬送ハ
ンドの近傍を避けた位置に電磁吸着式固定具が配置され
ている。
【0018】また、この発明のエレベータ用ガイドレー
ルの加工方法においては、平板状の基部及び基部の略中
心線上に垂直に立設された平板状の垂直部からなる断面
逆T字型をなし長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレ
ールの垂直部の両側面及び頂面を切削するエレベータ用
ガイドレールの加工方法であって、ガイドレールの基部
が固定されガイドレールの長手方向に水平移動しガイド
レールの長手方向に沿って複数配置された電磁吸着式固
定具を有する送り台と、ガイドレールの垂直部の両側面
及び頂面を同時に切削する回転式切削具とを備えた加工
機を用い、複数の電磁吸着式固定具を位置に応じてオン
とオフに切り換えながら行う。
【0019】また、ガイドレールを送り台に固定する
際、ガイドレールの長手方向の中央部近傍の電磁吸着式
固定具のみをオンとし、その後、他の部分の電磁吸着式
固定具をオンとする。
【0020】また、加工機は、回転式切削具の近傍に切
粉回収装置をさらに備え、ガイドレールを切削する際、
送り台の移動と同期させて切粉回収装置の回収部近傍の
電磁吸着式固定具のみを順次オフにする。
【0021】また、ガイドレールの加工後に、まず所定
の位置の電磁吸着式固定具のみをオンにし、次にこれに
隣接する位置の電磁吸着式固定具のみをオンにし、オン
する位置を順次移動させて切粉を集める。
【0022】また、電磁吸着式固定具の単位長さあたり
の吸引力を、下記算式においてθ=0.005として算
出したWの値以上とする W=θ×24E・I/(L×L×L) 但し E:ガイドレール素材の縦弾性係数 I:ガイドレール素材の断面二次モーメント L:ガイドレール素材の長さ θ:ガイドレール素材の曲がり率 ここでθ=δ/(L/2) δ:ガイドレールの曲がり偏位
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
エレベータ用ガイドレールの加工機を示す斜視図であ
る。また、図2は回転式切削具の部分を拡大して示す正
面図である。図3は複数のガイドレールが同時に加工さ
れる様子を示す模式図である。図4はガイドレールの固
定された様子を示す送り台を上方から見た図である。図
1において、この発明のエレベータ用ガイドレールの加
工機は、ガイドレール30の基部31が固定されガイド
レール30の長手方向に水平移動する送り台1と、ガイ
ドレール30の垂直部32の両側面32a,32b及び
頂面32cを同時に切削する回転式切削具2を有してい
る。
【0024】回転式切削具2は、図2に良く示されるよ
うに、まず垂直部32を挟むようにして設けられた第1
の円盤状工具としてのフライスカッター3と第2の円盤
状工具としてのフライスカッター4を有している。フラ
イスカッター3は、支持部3cから水平に突出する回転
軸3aに接続されて矢印B方向に回転する。一方、フラ
イスカッター4は、図示しない支持部から水平に突出す
る回転軸4cに接続されて矢印B方向に回転する。
【0025】第1の円盤状工具としてのフライスカッタ
ー3は、垂直部32の側面32aに対向する対向面3b
のに外周部に全周にわたって等間隔に刃物5を有してい
る。同じく、第2の円盤状工具としてのフライスカッタ
ー4は、垂直部32の側面32bに対向する対向面4b
のに外周部に全周にわたって等間隔に刃物5を有してい
る。フライスカッター3の対向面3bの中心には、円筒
状切削具としてのエンドミル6が回転軸を一致させて水
平方向に接続されている。エンドミル6は、外周面に螺
旋状の刃を有する。
【0026】ガイドレール30は、図3に示されるよう
に送り台1上にと複数本が並べて固定され、この複数本
が同時に加工される。同時に加工される本数が多ければ
多いほど生産性は向上するが、あまり多くなると加工機
のフレーム20の幅が大きくなり所定の強度が得られな
くなるため、実際には6本〜12本程度の同時加工が行
われている。
【0027】送り台1は、図4に示されるように、ガイ
ドレール30の長手方向に沿って整列して設けられた電
磁吸着式固定具としてのマグネット7を複数有してい
る。マグネット7は、送り台1の内部に埋め込まれて配
設されている。マグネット7は、固定される各ガイドレ
ール30に対応して複数列が整列して設けられている。
各列の隣り合うマグネット7間の間隔は、各列間の間隔
より狭い間隔とされている。また、マグネット7の幅a
は、ガイドレール30の幅bよりも狭い幅とされてい
る。このような関係は、各列の磁束が実線7aのように
形成されるためであり、もし各列間の間隔が狭いと、磁
束がとなりの列の磁束と連結し一点鎖線7aのように形
成されてしまい、ガイドレール30を良好に固定できな
くなるからである。
【0028】図5はエレベータ用ガイドレールが加工さ
れる様子を示す説明図である。まず、(1)テーブル1
上にガイドレール30がマグネット7によって吸着固定
されて加工が開始される。次に、(2)回転式切削具2
が回転している状態で、テーブル1が矢印C方向にゆっ
くり移動を始める。(3)テーブル1がそのままゆっく
り進み概略ガイドレール30の長さだけ移動してガイド
レール30の垂直部32の両側面32a,32b及び頂
面32cの加工が完了する。
【0029】図6は送り台1にガイドレール30を載置
する様子を示す説明図である。ガイドレール30の鋼材
は通称「大曲がり」と呼ばれるように基部31を内側に
して円弧状に大きく反り返って形成されている。この
「大曲がり」のガイドレール30を送り台1に矢印D方
向のように載置することとなる。
【0030】図7は本実施の形態の送り台1にガイドレ
ール30を固定する様子を示す説明図である。まず、
(1)ガイドレール30の長手方向の中央部近傍(図中
矢印Eの部分)のマグネットのみをオンとし、その後、
(2)他の部分のマグネットをオンとする。すなわち、
全面のマグネットをオンとする。
【0031】これに対して、図8は単純に始めから全面
のマグネットをオンとした場合を示す図である。ガイド
レール30の端部がまず送り台1に密着する。そして、
その後、図中点線で示す浮き上がった中央部を送り台1
に密着するためには、摩擦力に逆らって端部を矢印G方
向に滑らせる力が必要となる。そのため、中央部で大き
な吸着力が必要となってしまう。
【0032】図9は本実施の形態の固定に必要な吸着力
の一例を試算した例を説明する図である。 W:単位長さあたりの吸着力 E:ガイドレール素材の縦弾性係数 I:ガイドレール素材の断面二次モーメント L:ガイドレール素材の長さ θ:ガイドレール素材の曲がり率 δ:ガイドレールの曲がり偏位、但し、θ=δ/(L/
2) とし、実際に考えられる吸着力の値を見積もると、W=
1540N/mmとなる。
【0033】すなわち、図9のような状況で、中央をθ
=0となるまで押し込むのに必要な一様分布荷重Wは、
【0034】
【数1】
【0035】30Kレールの場合、E=21000Kg
/mm2、I=400cm4とすると、W=1540N
/mm、ここで、 θ=δ/(L/2)=1/(400/2)=0.005 である。
【0036】図10は本実施の形態の切粉回収の方法を
示す説明図である。加工機は、回転式切削具2の近傍に
切粉回収装置8を有している。切粉回収装置8の回収部
8aは回転式切削具2を追従し、切削直後の切粉9を吸
引する。そして、加工中に送り台1を移動する際、送り
台1の移動と同期させて切粉回収装置8の回収部8a近
傍のマグネット7aのみを順次オフにする。そのため、
切粉9が散乱することがなく加工中に切粉9を効率良く
回収することができ作業性が向上する。そして、加工中
に回収できない切粉9aもマグネット7に引きつけられ
て飛散することがない。
【0037】図11は加工中に回収できなかった切粉の
回収方法を示す図である。ガイドレール30の加工後
に、まず所定の位置のマグネット7aのみをオンにし、
次にこれに隣接する位置のマグネット7のみをオンに
し、オンする位置を矢印I方向に順次移動させて切粉を
集める。このように、1つだけオンにするマグネット7
を順次切り換えて移動させることにより切粉を一箇所に
集めることができる。
【0038】なお、本実施の形態では、ガイドレール3
0を送り台1に載せる、あるいは送り台1から降ろす際
に、人手ではなく自動搬送機を用いる。図12は自動搬
送機のワーク搬送ハンド10がガイドレール30を送り
台1に載置する様子を示す側面図である。図12におい
て、ガイドレール30を置く際のワーク搬送ハンド10
の近傍位置には、マグネット7が配置されていない。こ
れは、ワーク搬送ハンド10に切粉が付着しないように
するためである。
【0039】実施の形態2.図13はこの発明のエレベ
ータ用ガイドレールの加工機の他の例を示す回転式切削
具の部分を拡大して示す正面図である。図14は回転式
切削具の部分を拡大して示す側面図である。本実施の形
態においては、実施の形態1で用いられた円筒状切削具
としてのエンドミル6がない。その代わりに、頂面32
cを切削する工具として、第3の円盤状工具としてのフ
ライスカッター11を有している。フライスカッター1
1は、図示しない支持部から垂直方向に延びる回転軸1
1aに接続され矢印N方向に回転する。フライスカッタ
ー11は、頂面32cに対向する対向面11bのに外周
部に全周にわたって等間隔に刃物5を有している。
【0040】このような構成の回転式切削具において
も、実施の形態1と概略同様の効果を得ることができ
る。そしてさらには、3個の切削具が各々独立に設けら
れているので刃物の補正等が容易にでき管理が楽であ
る。また、一般的なフライスカッターを用いることがで
きるので、コストダウンを図ることができる。
【0041】
【発明の効果】この発明に係るエレベータ用ガイドレー
ルの加工機は、平板状の基部及び基部の略中心線上に垂
直に立設された平板状の垂直部からなる断面逆T字型を
なし長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの垂直
部の両側面及び頂面を切削するエレベータ用ガイドレー
ルの加工機であって、ガイドレールの基部が固定されガ
イドレールの長手方向に水平移動する送り台と、ガイド
レールの垂直部の両側面及び頂面を同時に切削する回転
式切削具とを備えている。そのため、長尺のエレベータ
用ガイドレールを送り台の一回の移動で加工することが
でき、加工時間が短縮されて生産性が向上する。
【0042】また、回転式切削具は、垂直部を挟むよう
にして垂直部の両側面に対向して設けられ対向面の所定
の位置に刃を有する第1,第2の円盤状工具と、第1あ
るいは第2の円盤状工具の回転軸に接続して設けられ円
筒状をなし垂直部の頂面に接触する外周面に刃を有する
の円筒状切削具とを有する。そのため、ガイドレールの
垂直部の両側面及び頂面を精度良く加工することができ
る。
【0043】また、回転式切削具は、垂直部を挟むよう
にして垂直部の両側面に対向して設けられ対向面の所定
の位置に刃を有する第1,第2の円盤状工具と、前記垂
直部の頂面対向して設けられ対向面の所定の位置に刃を
有する第3の円盤状工具とを有する。そのため、ガイド
レールの垂直部の両側面及び頂面を精度良く加工するこ
とができるとともに、工具の取り扱いが容易である。
【0044】また、送り台は、ガイドレールを固定する
電磁吸着式固定具を備えている。そのため、ガイドレー
ルを強力に固定することができ、精度良く加工すること
ができる。
【0045】また、電磁吸着式固定具は、送り台にガイ
ドレールの長手方向に沿って複数配置されている。その
ため、ガイドレールを全長にわたり強力に固定すること
ができ、ビビリが生じることがないので精度良く加工す
ることができる。
【0046】また、複数の電磁吸着式固定具は、個別に
オンとオフとを切り替え可能である。そのため、切粉の
処理を効率良く行うことができる。
【0047】また、回転式切削具の近傍に切粉回収装置
をさらに備えている。そのため、切粉が散乱することが
なく加工中に切粉を効率良く回収することができ作業性
が向上する。
【0048】また、ガイドレールを送り台の固定位置に
搬送して載置する搬送装置をさらに備え、ガイドレール
を送り台の固定位置に置く際の搬送装置のワーク搬送ハ
ンドの近傍を避けた位置に電磁吸着式固定具が配置され
ている。そのため、ワーク搬送ハンドに切粉が付着する
ことがなく作業性が向上する。
【0049】また、この発明のエレベータ用ガイドレー
ルの加工方法においては、平板状の基部及び基部の略中
心線上に垂直に立設された平板状の垂直部からなる断面
逆T字型をなし長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレ
ールの垂直部の両側面及び頂面を切削するエレベータ用
ガイドレールの加工方法であって、ガイドレールの基部
が固定されガイドレールの長手方向に水平移動しガイド
レールの長手方向に沿って複数配置された電磁吸着式固
定具を有する送り台と、ガイドレールの垂直部の両側面
及び頂面を同時に切削する回転式切削具とを備えた加工
機を用い、複数の電磁吸着式固定具を位置に応じてオン
とオフに切り換えながら行う。そのため、加工中の切粉
の回収を効率よく行うことができ作業性が向上する。
【0050】また、ガイドレールを送り台に固定する
際、ガイドレールの長手方向の中央部近傍の電磁吸着式
固定具のみをオンとし、その後、他の部分の電磁吸着式
固定具をオンとする。そのため、比較的小さな吸着力の
電磁吸着式固定具で、「大曲がり」のガイドレールを中
央部が浮き上がることなく固定することができる。
【0051】また、加工機は、回転式切削具の近傍に切
粉回収装置をさらに備え、ガイドレールを切削する際、
送り台の移動と同期させて切粉回収装置の回収部近傍の
電磁吸着式固定具のみを順次オフにする。そのため、電
磁吸着式固定具に切粉が付着することなく、加工中の切
粉の回収を効率よく行うことができ作業性が向上する。
【0052】また、ガイドレールの加工後に、まず所定
の位置の電磁吸着式固定具のみをオンにし、次にこれに
隣接する位置の電磁吸着式固定具のみをオンにし、オン
する位置を順次移動させて切粉を集める。そのため、加
工後に残った切粉を自動的に効率よく集めることができ
る。
【0053】また、電磁吸着式固定具の単位長さあたり
の吸引力を、下記算式においてθ=0.005として算
出したWの値以上とする W=θ×24E・I/(L×L×L) 但し E:ガイドレール素材の縦弾性係数 I:ガイドレール素材の断面二次モーメント L:ガイドレール素材の長さ θ:ガイドレール素材の曲がり率 ここでθ=δ/(L/2) δ:ガイドレールの曲がり偏位 そのため、比較的小さな吸着力の電磁吸着式固定具で、
「大曲がり」のガイドレールを中央部が浮き上がること
なく固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のエレベータ用ガイドレールの加工
機を示す斜視図である。
【図2】 回転式切削具の部分を拡大して示す正面図で
ある。
【図3】 複数のガイドレールが同時に加工される様子
を示す模式図である。
【図4】 ガイドレールの固定された様子を示す送り台
を上方から見た図である。
【図5】 エレベータ用ガイドレールが加工される様子
を示す説明図である。
【図6】 送り台にガイドレールを載置する様子を示す
説明図である。
【図7】 本実施の形態の送り台にガイドレールを固定
する様子を示す説明図である。
【図8】 単純に始めから全面のマグネットをオンとし
てガイドレールを固定する様子を示す説明図である。
【図9】 固定に必要な吸着力の一例を試算した例を説
明する図である。
【図10】 切粉回収の方法を示す説明図である。
【図11】 加工中に回収できなかった切粉の回収方法
を示す図である。
【図12】 自動搬送機のワーク搬送ハンドがガイドレ
ールを送り台に載置する様子を示す側面図である。
【図13】 この発明のエレベータ用ガイドレールの加
工機の他の例を示す回転式切削具の部分を拡大して示す
正面図である。
【図14】 回転式切削具の部分を拡大して示す側面図
である。
【図15】 エレベータ用ガイドレールの斜視図であ
る。
【図16】 従来のエレベータ用ガイドレールの加工機
の要部を示す斜視図である。
【図17】 従来のエレベータ用ガイドレールが加工さ
れる様子を示す説明図である。
【図18】 ガイドレールの中央部でビビリが発生する
様子を説明する図である。
【符号の説明】
1 送り台、2 回転式切削具、3 フライスカッター
(第1の円盤状工具)、4 フライスカッター(第1の
円盤状工具)、5 刃物、6 エンドミル(円筒状切削
具)、7 マグネット(電磁吸着式固定具)、8 切粉
回収装置、10ワーク搬送ハンド、11 フライスカッ
ター(第1の円盤状工具)、30ガイドレール、31
基部、32 垂直部、32a,32b 側面、32c
頂面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 正志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小川 良雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 梶田 直樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 寺田 和生 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大槻 浩之 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所内 (72)発明者 山田 満 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所内 (72)発明者 菅野 篤 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所内 (72)発明者 風間 繁 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所内 (72)発明者 小野塚 英明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所内 Fターム(参考) 3C016 GA04 GA07 3C022 AA01 AA07 AA10 GG00 JJ00 QQ05 3F305 BD05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の基部及び該基部の略中心線上に
    垂直に立設された平板状の垂直部からなる断面逆T字型
    をなし長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの前
    記垂直部の両側面及び頂面を切削するエレベータ用ガイ
    ドレールの加工機であって、 前記ガイドレールの前記基部が固定され該ガイドレール
    の長手方向に水平移動する送り台と、 前記ガイドレールの前記垂直部の両側面及び頂面を同時
    に切削する回転式切削具とを備えたことを特徴とするエ
    レベータ用ガイドレールの加工機。
  2. 【請求項2】 前記回転式切削具は、 前記垂直部を挟むようにして該垂直部の両側面に対向し
    て設けられ対向面の所定の位置に刃を有する第1,第2
    の円盤状工具と、 前記第1あるいは第2の円盤状工具の回転軸に接続して
    設けられ円筒状をなし前記垂直部の頂面に接触する外周
    面に刃を有するの円筒状切削具とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のエレベータ用ガイドレールの加工
    機。
  3. 【請求項3】 前記回転式切削具は、 前記垂直部を挟むようにして該垂直部の両側面に対向し
    て設けられ対向面の所定の位置に刃を有する第1,第2
    の円盤状工具と、 前記垂直部の頂面対向して設けられ対向面の所定の位置
    に刃を有する第3の円盤状工具とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のエレベータ用ガイドレールの加工
    機。
  4. 【請求項4】 前記送り台は、前記ガイドレールを固定
    する電磁吸着式固定具を備えていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレ
    ールの加工機。
  5. 【請求項5】 前記電磁吸着式固定具は、前記送り台に
    前記ガイドレールの長手方向に沿って複数配置されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ用ガイ
    ドレールの加工機。
  6. 【請求項6】 前記複数の電磁吸着式固定具は、個別に
    オンとオフとを切り替え可能であることを特徴とする請
    求項5に記載のエレベータ用ガイドレールの加工機。
  7. 【請求項7】 前記回転式切削具の近傍に切粉回収装置
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載のエレベータ用ガイドレールの加工機。
  8. 【請求項8】 前記ガイドレールを前記送り台の固定位
    置に搬送して載置する搬送装置をさらに備え、前記ガイ
    ドレールを前記送り台の固定位置に置く際の前記搬送装
    置のワーク搬送ハンドの近傍を避けた位置に前記電磁吸
    着式固定具が配置されていることを特徴とする請求項4
    から6のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレールの
    加工機。
  9. 【請求項9】 平板状の基部及び該基部の略中心線上に
    垂直に立設された平板状の垂直部からなる断面逆T字型
    をなし長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの前
    記垂直部の両側面及び頂面を切削するエレベータ用ガイ
    ドレールの加工方法であって、 前記ガイドレールの前記基部が固定され該ガイドレール
    の長手方向に水平移動し前記ガイドレールの長手方向に
    沿って複数配置された電磁吸着式固定具を有する送り台
    と、 前記ガイドレールの前記垂直部の両側面及び頂面を同時
    に切削する回転式切削具とを備えた加工機を用い、 前記複数の電磁吸着式固定具を位置に応じてオンとオフ
    に切り換えながら行うことを特徴とするエレベータ用ガ
    イドレールの加工方法。
  10. 【請求項10】 前記ガイドレールを前記送り台に固定
    する際、前記ガイドレールの長手方向の中央部近傍の前
    記電磁吸着式固定具のみをオンとし、その後、他の部分
    の前記電磁吸着式固定具をオンとすることを特徴とする
    請求項9に記載のエレベータ用ガイドレールの加工方
    法。
  11. 【請求項11】 前記加工機は、前記回転式切削具の近
    傍に切粉回収装置をさらに備え、 前記ガイドレールを切削する際、前記送り台の移動と同
    期させて前記切粉回収装置の回収部近傍の前記電磁吸着
    式固定具のみを順次オフにすることを特徴とする請求項
    9に記載のエレベータ用ガイドレールの加工方法。
  12. 【請求項12】 前記ガイドレールの加工後に、まず所
    定の位置の前記電磁吸着式固定具のみをオンにし、次に
    これに隣接する位置の前記電磁吸着式固定具のみをオン
    にし、オンする位置を順次移動させて切粉を集めること
    を特徴とする請求項9に記載のエレベータ用ガイドレー
    ルの加工方法。
  13. 【請求項13】 前記電磁吸着式固定具の単位長さあた
    りの吸引力を、下記算式においてθ=0.005として
    算出したWの値以上とする W=θ×24E・I/(L×L×L) 但し E:ガイドレール素材の縦弾性係数 I:ガイドレール素材の断面二次モーメント L:ガイドレール素材の長さ θ:ガイドレール素材の曲がり率 ここでθ=δ/(L/2) δ:ガイドレールの曲がり偏位 ことを特徴とする請求項10に記載のエレベータ用ガイ
    ドレールの加工方法。
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