JP2003284847A - 遊技機における異常賞球数検出装置及び異常賞球数検出方法 - Google Patents

遊技機における異常賞球数検出装置及び異常賞球数検出方法

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JP2003284847A
JP2003284847A JP2002091303A JP2002091303A JP2003284847A JP 2003284847 A JP2003284847 A JP 2003284847A JP 2002091303 A JP2002091303 A JP 2002091303A JP 2002091303 A JP2002091303 A JP 2002091303A JP 2003284847 A JP2003284847 A JP 2003284847A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常な賞球数を検出することができる遊技機
における異常賞球数検出装置及び異常賞球数検出方法を
提供する。 【解決手段】 払出し制御装置20は、主制御装置10
から出力される状態コマンド信号に基づいて大当たり状
態フラグを設定する。また、遊技機が大当たり状態にあ
る時には、主制御装置10から出力された払出し信号に
より指示されている賞球数を賞球残数記憶部22に記憶
する。一方、遊技機が大当たり状態にない時には、払出
し信号により指示されている賞球数が大当りの時のみ発
生する賞球数である場合には異常賞球数記憶部23に、
それ以外の場合には賞球残数記憶部22に記憶する。そ
して、払出しスイッチがオフの場合には賞球残数記憶部
22に記憶されている正常賞球数に基づいて、オンの場
合には異常賞球数記憶部23に記憶されている異常賞球
数に基づいて遊技媒体の払出しを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機における異
常賞球数検出装置及び異常賞球数検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機では、主制御手段
と、複数のサブ制御手段が設けられている。例えば、パ
チンコ機では、パチンコ機の動作を制御する主制御手
段、遊技媒体の払出しを制御する払出し制御手段(払出
し用サブ制御手段)、表示手段への大当たり図柄やはず
れ図柄等の表示を制御する図柄表示制御手段(図柄用サ
ブ制御手段)等が設けられている。主制御手段は、入力
信号(例えば、遊技球が始動口に入球したことまたは始
動口を通過したことを示す始動信号、遊技球が入賞した
ことを示す入賞信号等)、記憶手段に記憶されている情
報等に基づいて各サブ制御手段にコマンド信号を出力す
る。各サブ制御手段は、主制御手段から出力されたコマ
ンド信号に基づいて種々の制御を実行する。例えば、主
制御手段は、始動信号が入力された時、大当たり判定用
乱数を読み取り、読み取った大当たり判定用乱数が所定
値である場合には大当たりであると判断し、所定値でな
い場合にははずれであると判断する。そして、大当たり
であると判断した場合には、大当たり変動パターン用乱
数に対応する大当たり変動パターンを示す変動パターン
コマンド信号、大当たり図柄用乱数に対応する大当り図
柄を示す図柄コマンド信号を図柄表示制御手段に出力す
る。また、主制御手段は、大当たり時には大当たり遊技
を実行する(例えば、大入賞口を所定回数あるいは所定
時間開閉する)。さらに、主制御手段は、一般入賞口に
遊技球が入賞したことを示す一般入賞信号や、大当たり
時に開放される大入賞口に遊技球が入賞したことを示す
大入賞信号等の入力信号が入力されると、一般入賞口や
大入賞口に対応する賞球数を指示する払出しコマンド信
号を払出し制御手段に出力する。払出し制御手段は、払
出し機構を駆動して、入力された払出しコマンド信号に
より指示される賞球数に対応する数の遊技球を払出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、パチンコ機で
は、大当たり時に高確率を付加するサービスを行う場合
がある。高確率が付加された大当たりでは、大当たり遊
技が終了した後、次に大当たりになる確立(大当たり用
乱数が所定値になる確率)が高くなる。通常、高確率が
付加された大当たりでは、ほとんど次の大当たりを引き
当てることができる。このため、遊技店の閉店間際に遊
技者が高確率が付加された大当たりを引き当てた場合に
は、遊技者が次の大当たりを引き当てて次の大当たり遊
技を終了するまで、遊技店の閉店作業を行うことができ
ない。そこで、遊技店の閉店間際に高確率が付加された
大当たりを引き当てた場合等には、遊技者に対するサー
ビスとして、大当たり遊技1回分相当の賞球数を払出し
ている。例えば、遊技店の係員等が、大入賞口を強制的
に開放し、大入賞口に所定数の遊技球を入れる。これに
より、遊技店の閉店時に閉店作業を行うことができる。
一方、パチンコ機では、払出し制御手段は、通常、主制
御手段から出力される払出しコマンド信号のみに基づい
て遊技媒体の払出しを行っている。このため、主制御手
段から異常な払出しコマンド信号が出力された場合で
も、払出し制御手段は、主制御手段から出力された払い
出しコマンド信号に基づいて遊技球の払出しを行う。例
えば、パチンコ機が大当たり状態でないにも関わらず大
入賞口が開放され、開放された大入賞口に遊技球が入賞
した場合、大入賞口に対応する賞球数を指示する払出し
コマンド信号が主制御手段から払出し制御手段に出力さ
れる。この時、払出し制御手段は、主制御手段から出力
された払出しコマンド信号により指示される賞球数に基
づいて遊技球の払出しを制御する。このような払出し
は、遊技にそった正常な払出しではなく、異常な払出し
である。そこで、このような異常な払出しを検出した場
合に、払出しを禁止する方法が考えられる。しかしなが
ら、このような異常な払出しを禁止した場合には、前記
した遊技店の閉店間際に遊技者が高確率の大当たりを引
き当てた場合等に対処することができない。本発明は、
異常な賞球数を検出することができ、それによって、例
えば、異常な払出し対する対処及び遊技店の閉店間際に
遊技者が高確率の大当たりを引き当てた場合等における
対処を行うことができる、遊技機における異常賞球数検
出装置及び異常賞球数検出方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
遊技機における異常賞球数検出装置である。請求項1に
記載の遊技機における異常賞球数検出装置では、遊技機
が大当たり状態にない時に、遊技機が大当たり状態にな
い時には指示されない賞球数を指示する払出しコマンド
信号が主制御手段から出力された場合には、当該払出し
コマンド信号により指示されている賞球数を異常賞球数
として検出し、記憶手段に記憶する。これにより、異常
賞球数を検出することができるため、例えば、異常な払
出しを禁止することができるとともに、遊技店の閉店間
際に遊技客が高確率の大当たりを引き当てた場合等にお
ける遊技客に対するサービスを行うことができる。ここ
で、異常賞球数は、他の情報を記憶している記憶手段に
記憶してもよいし、異常賞球数記憶用の記憶手段に記憶
してもよい。また、払出しコマンド信号により賞球数を
指示する方法としては、例えば、賞球数を含む払出し信
号を出力する方法、賞球数に対応する賞球情報を含む払
出し信号を出力する方法、賞球数に対応した払出し信号
を出力する方法等種々の方法を用いることができる。ま
た、記憶手段に異常賞球数を記憶する方法としては、例
えば、異常賞球数そのものを記憶してもよいし、異常賞
球数に対応する賞球情報を記憶してもよい。また、本発
明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技機
における異常賞球数検出装置である。請求項2に記載の
遊技機における異常賞球数検出装置では、主制御手段か
ら出力されるコマンド信号に基づいて遊技機が大当たり
状態にないことを判別する。ここで、主制御手段は、大
当たり状態(大当たり遊技)を開始するか否か、大当た
り状態を終了させるか否かを判別し、判別結果に応じた
コマンド信号を出力している。例えば、大当たり状態に
移行する時に、図柄表示手段の図柄表示部に大当たり変
動パターンを表示させることを示す変動パターンコマン
ド信号、大当たり図柄を表示させることを示す図柄コマ
ンド信号等を図柄表示制御手段に出力する。このため、
主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて、遊
技機が大当たり状態であるか否か、すなわち、大当たり
状態にないことを容易に判別することができ、異常賞球
数を容易に検出することができる。また、本発明の第3
発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技機における
異常賞球数検出装置である。請求項3に記載の遊技機に
おける異常賞球数検出装置では、主制御手段から出力さ
れた状態コマンド信号に基づいて遊技機が大当たり状態
にないことを判別する。前述したように、主制御手段
は、コマンド信号を出力するために常に遊技機の状態
(例えば、大当たり状態に移行するか否か、大当たり状
態を終了させるか否か等)を判別している。したがっ
て、遊技機の状態を示す状態信号を主制御手段から容易
に出力させることができる。この場合には、遊技機の状
態判別処理が容易となる。また、本発明の第4発明は、
請求項4に記載されたとおりの遊技機における異常賞球
数検出装置である。請求項4に記載の遊技機における異
常賞球数検出装置では、主制御手段は、遊技機が大当た
り状態に移行することまたは遊技機が大当たり状態を終
了することを示す状態コマンド信号を出力する。この場
合には、例えば、状態コマンド信号が遊技機が大当たり
状態に移行することを示している場合に大当たり状態フ
ラグをセットし、状態コマンド信号が遊技機が大当たり
状態を終了することを示している場合に大当たり状態フ
ラグをリセットすれば、大当たりフラグの状態を判別す
るだけで遊技機が大当たり状態にないことを判別するこ
とができる。また、本発明の第5発明は、請求項5に記
載されたとおりの遊技機における異常賞球数検出装置で
ある。請求項5に記載の遊技機における異常賞球数検出
装置では、主制御手段は、コマンド信号線を介して払出
しコマンド信号を、状態コマンド信号線を介して状態コ
マンド信号を出力する。これにより、状態コマンド信号
を他のコマンド信号と合成及び分離するための処理が不
要となる。また、本発明の第6発明は、請求項6に記載
されたとおりの遊技機における異常賞球数検出装置であ
る。請求項6に記載の遊技機における異常賞球数検出装
置では、異常賞球数の加算結果を記憶手段に記憶する。
これにより、不正に払出しが指示された賞球数の累積値
あるいはサービスとして払出す賞球数の累積値を記憶手
段に記憶することができる。この記憶手段に記憶されて
いる累積値を、表示手段等に出力させることにより、異
常賞球数の総数あるいはサービスとして払出した賞球数
の総数を確認することができる。また、本発明の第7発
明は、請求項7に記載されたとおりの遊技機における異
常賞球数検出装置である。請求項7に記載の遊技機にお
ける異常賞球数検出装置では、異常賞球数払出し信号出
力手段から異常賞球数払出し信号が出力された場合に、
記憶手段に記憶されている異常賞球数に対応する数の遊
技媒体を払出す。これにより、異常な払出しの禁止及び
サービスとしての払出しの許可を容易に選択することが
できる。また、本発明の第8発明は、請求項8に記載さ
れたとおりの遊技機における異常賞球数検出装置であ
る。請求項8に記載の遊技機における異常賞球数検出装
置では、払出し制御手段が異常賞球数を検出する。これ
により、異常払出しの禁止、異常払出しの警報、サービ
スとしての払出しの実行等の処理を払出し制御手段で行
うことができるため、構成が簡単となる。また、本発明
の第9発明は、請求項9に記載されたとおりの遊技機に
おける異常賞球数検出方法である。請求項9に記載の遊
技機における異常賞球数検出方法では、遊技機が大当た
り状態にない時に、遊技機が大当たり状態にない時には
指示されない賞球数を指示する払出しコマンド信号が主
制御手段から出力された場合には、当該払出しコマンド
信号により指示される賞球数を異常賞球数として検出す
る。これにより、異常賞球数を検出することができるた
め、例えば、異常な払出しを禁止することができるとと
もに、遊技店の閉店間際に遊技客が高確率の大当たりを
引き当てた場合等における遊技客に対するサービスを行
うことができる。また、本発明の第10発明は、請求項
10に記載されたとおりの遊技機における異常賞球数検
出方法である。請求項10に記載の遊技機における異常
賞球数検出方法では、主制御手段から出力されたコマン
ド信号に基づいて遊技機が大当たり状態にないことを判
別する。これにより、遊技機の状態判別処理が容易とな
る。また、本発明の第11発明は、請求項11に記載さ
れたとおりの遊技機における異常賞球数検出方法であ
る。請求項11に記載の遊技機における異常賞球数検出
方法では、主制御手段から出力された遊技機の状態を示
す状態コマンド信号に基づいて遊技機が大当たり状態に
ないことを判別する。これにより、状態コマンド信号が
遊技機が大当たり状態に移行することを示しているかあ
るいは遊技機が大当たり状態を終了することを示してい
るかを判別するだけで、遊技機が大当たり状態にないこ
とを判別することができる。また、本発明の第12発明
は、請求項12に記載されたとおりの遊技機おける異常
賞球数検出方法である。請求項12に記載の遊技機にお
ける異常賞球数検出方法では、異常賞球数の加算結果を
記憶手段に記憶する。これにより、不正に払出しが指示
された賞球数の累積値あるいはサービスとして払出す賞
球数の累積値を記憶することができる。また、本発明の
第13発明は、請求項13に記載されたとおりの遊技機
における異常賞球数検出方法である。請求項13に記載
の遊技機における異常賞球数検出方法では、異常賞球数
払出し信号出力手段から異常賞球数払出し信号が出力さ
れた場合に、記憶手段に記憶されている異常賞球数に対
応する数の遊技媒体を払出す。これにより、異常な払出
しの禁止及びサービスとしての払出しの許可を容易に選
択することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は、本発明をパチンコ機に適
用した一実施の形態の概略構成図である。図1に示す実
施の形態は、主制御装置(メイン制御手段)10、払出
し制御装置(払出し用サブ制御手段)20を有してい
る。主制御装置10と払出し制御装置20は、コマンド
信号線Lによって接続されている。また、記憶装置(記
憶手段)21が設けられている。記憶装置21は、賞球
数を記憶する賞球残数記憶部22、異常賞球数を記憶す
る異常賞球数記憶部23、大当たり状態フラグを記憶す
る大当り状態フラグ記憶部24を有している。なお、賞
球残数、異常賞球数、大当たり状態フラグは、それぞれ
に対応する記憶装置に記憶してもよいし、他の記憶装置
に記憶してもよい。また、払出しスイッチ(異常賞球数
払出し信号出力手段)が設けられている(図示していな
い)。この払出しスイッチは、例えば、前述した、遊技
者が、遊技店の閉店間際に高確率が付加された大当たり
を引き当てた場合等のように、サービスとして払出す時
に操作(例えば、オン操作)され、払出し信号(異常賞
球数払出し信号)を出力する。以下に、主制御装置1
0、払出し制御装置20の動作を説明する。
【0006】主制御装置10は、入力信号(例えば、始
動信号、入賞信号等)、記憶装置(図示していない)に
記憶されている情報(例えば、遊技機の動作を制御する
プログラム、大当たり判定用乱数プログラム、大当たり
図柄用乱数プログラム等)に基づいて、コマンド信号線
Lを介して払出しコマンド信号、状態コマンド信号を払
出し制御装置20に出力する。始動信号は、遊技球(遊
技媒体)が始動口に入球または始動口を通過したことを
検出する始動検出装置(始動検出手段)から出力され
る。入賞信号は、遊技球が入賞口に入賞したことを検出
する入賞検出装置(入賞検出手段)から出力される。入
賞口として、一般入賞口と大入賞口が設けられている。
一般入賞口は、通常遊技時及び大当たり遊技時に入賞可
能な入賞口である。遊技球が一般入賞口に入賞した場合
には、主制御装置10に一般入賞信号が入力される。大
入賞口は、大当たり遊技時に開放され、大当たり遊技時
にのみ入賞可能な入賞口である。遊技球が大入賞口に入
賞した場合には、主制御装置10に大入賞信号が入力さ
れる。主制御装10は、一般入賞信号が入力された時に
は、一般入賞口に対応する賞球数(例えば、5個)を指
示する払出しコマンド信号を、大入賞信号が入力された
時には、大入賞口に対応する賞球数(例えば、15個)
を指示する払出しコマンド信号を、コマンド線Lを介し
て払出し制御装置20に出力する。
【0007】また、主制御装置10は、始動信号が入力
された時には、大当たり判定用乱数に基づいて大当たり
であるかはずれであるかを判定する。大当たり判定時に
は、大当たり変動パターン用乱数に対応する大当たり変
動パターンを示す変動パターンコマンド信号、大当たり
図柄用乱数に対応する大当たり図柄を示す図柄コマンド
信号等を図柄表示制御装置に出力する。次に、確定信号
(停止信号)を図柄表示制御装置に出力し、図柄コマン
ド信号に対応する図柄を図柄表示装置に表示させる。次
に、大当たりオープニングコマンド信号を図柄表示制御
装置に出力し、大当たり演出パターンを図柄表示装置に
表示させる。大当たり遊技は、所定の条件(例えば、大
入賞口への入賞回数、大入賞口の開放回数)が満足され
た時に終了する。この条件が満足された時、主制御装置
10は大当たり遊技終了信号を、例えば、図柄表示制御
装置に出力する。一方、はずれ判定時には、はずれ変動
パターン用乱数に対応するはずれ変動パターンを示す変
動パターン信号、はずれ図柄用乱数に対応するはずれ図
柄を示す図柄コマンド信号を図柄表示制御装置に出力す
る。次に、確定コマンド信号を図柄表示制御装置に出力
する。
【0008】さらに、主制御装置10は、遊技機の状態
を示す状態コマンド信号をコマンド信号線Lを介して払
出し制御装置20に出力する。状態コマンド信号として
は、遊技機が大当たり状態にあるか否かを示す状態コマ
ンド信号、あるいは、遊技機が大当たり状態に移行する
ことまたは遊技機が大当たり状態を終了することを示す
状態コマンド信号を用いるのが好ましい。主制御装置1
0は、例えば、大当たり判定用乱数、確定信号、大当た
り終了信号等に基づいて遊技機の状態を判別し、状態コ
マンド信号を形成する。
【0009】払出し制御装置20は、コマンド信号線L
を介して状態コマンド信号が入力されると、入力された
状態コマンド信号に基づいて、遊技機が大当たり状態に
移行するかあるいは遊技機が大当たり状態を終了するか
(大当り状態にあるか否か)を判別する。状態コマンド
信号として、遊技機が大当たり状態にあるか否かを示す
大当り状態コマンド信号、あるいは、遊技機が大当たり
状態に移行することまたは遊技機が大当たり状態を終了
することを示す大当り状態コマンド信号を用いる場合に
は、遊技機が大当たり状態に移行すること、あるいは遊
技機が大当たり状態を終了することを容易に判別するこ
とができる。そして、払出し制御装置20は、遊技機が
大当たり状態に移行することを判別した場合には、記憶
装置21の大当たり状態フラグ記憶部23に記憶されて
いる大当たり状態フラグを、例えば「1」にセットす
る。一方、遊技機が大当たり状態を終了することを判別
した場合には、大当たり状態フラグを「0」にリセット
する。この場合、大当たり状態フラグが「1」にセット
されている時には、遊技機が大当たり状態にあり、大当
たり状態フラグが「0」にリセットされている時には、
遊技機が大当たり状態にないことを示している。
【0010】また、払出し制御装置20は、コマンド信
号線Lを介して払出しコマンド信号が入力されると、大
当たり状態フラグ部24に記憶されている大当たり状態
フラグの状態に基づいて、入力された払出しコマンド信
号により指示されている賞球数を賞球残数記憶部22に
記憶させるか異常賞球数記憶部23に記憶させるかを判
断する。例えば、大当たりの時には、遊技球は一般入賞
口及び大入賞口のいずれにも入賞可能である。したがっ
て、大当たり状態フラグが「1」にセットされている時
(大当たり状態フラグが大当たり状態にあることを示し
ている時)には、入力された払出しコマンド信号により
指示される賞球数を賞球残数記憶部22に記憶する。こ
の時、入力された払出しコマンド信号により指示される
賞球数を賞球残数記憶部22に記憶されている賞球残数
に加算し、加算値を新たな賞球残数として賞球残数記憶
部22に記憶する。大当たりでない時(通常遊技時)に
は、大入賞口が開放されないため、遊技球は通常一般入
賞口のみに入賞可能である。したがって、大当たり状態
フラグが「0」にリセットされている時(大当たり状態
フラグが大当たり状態にないことを示している時)に
は、払出しコマンド信号により指示される賞球数が、大
当たり状態でない時及び大当たり状態にある時のいずれ
の時にも主制御装置10から出力される可能性がある賞
球数(例えば、一般入賞口に対応する入賞数;5個)で
ある場合には、払出しコマンド信号により指示される賞
球数を賞球残数記憶部22に記憶する。一方、払出しコ
マンド信号により指示される賞球数が、大当たり状態で
ない時に主制御装置10から通常出力されない賞球数
(例えば、大入賞口に対応する入賞数;15個)である
場合には、払出しコマンド信号により指示される賞球数
を異常賞球数記憶部23に記憶する。この時、入力され
た払出しコマンド信号により指示される賞球数を異常賞
球数記憶部23に記憶されている異常賞球数に加算し、
加算値を新たな異常賞球数として異常賞球数記憶部23
に記憶する。
【0011】ここで、払出し制御装置20は、払出しス
イッチがオン操作されていない場合(異常賞球数払出し
信号出力手段から異常賞球数払出し信号が出力されてい
ない場合)には、賞球残数記憶部22に記憶されている
賞球残数が「0」で無い時に、払出しモータ30を駆動
し、払出し機構により遊技球を払出す。この時、払出し
た遊技球の数を賞球残数記憶部22に記憶されている賞
球残数から減算し、減算値を新たな賞球残数として賞球
残数記憶部22に記憶する。一方、払出し制御装置20
は、払出しスイッチがオン操作された場合(異常賞球数
払出し信号出力手段から異常賞球数払出し信号が出力さ
れた場合)には、異常賞球数記憶部23に記憶されてい
る異常賞球数が「0」でない時に、払出しモータ30を
駆動し、払出し機構により遊技球を払い出す。この時、
払い出した遊技球の数を異常賞球数記憶部23に記憶さ
れている異常賞球数から減算し、減算値を新たな異常賞
球数として異常賞球数記憶部23に記憶する。
【0012】本実施の形態では、払出し制御装置20
は、遊技機が大当たり状態にあるか否か、すなわち、大
当たり状態フラグの状態と、主制御装置10から出力さ
れた払出しコマンド信号により指示される賞球数に基づ
いて、払い出しコマンド信号が正常払出しであるか異常
払出しであるか(払出しコマンド信号により指示される
賞球数が正常賞球数か異常賞球数か)を判断する。正常
払出し(正常賞球数)であると判断した場合には、払出
しコマンド信号により指示される賞球数を賞球残数記憶
部22に記憶する。一方、異常払出し(異常賞球数)で
あると判断した場合には、払出しコマンド信号により指
示される賞球数を異常賞球数記憶部23に記憶する。そ
して、払出しスイッチ(異常賞球数払い出し信号出力手
段)によって、払出し制御装置20に、賞球残数記憶部
22に記憶されている賞球数(正常賞球数)に対応する
数の遊技球の払出し処理を行わせるか、異常賞球数記憶
部23に記憶されている賞球数(異常賞球数)に対応す
る数の遊技球の払出し処理を行わせるかを選択すること
ができる。すなわち、払出し制御装置20は、異常賞球
数払い出し信号出力手段から異常賞球数払出し信号が出
力されていない場合には、賞球残数記憶部22に記憶さ
れている賞球数に基づいて払出し処理を実行する。一
方、異常賞球数払い出し信号出力手段から異常賞球数払
出し信号が出力されている場合には、異常賞球数記憶部
23に記憶されている賞球数に基づいて払出し処理を実
行する。これにより、通常時には、異常払出しを防止
し、必要な時、例えば、遊技店の閉店間際に遊技者が高
確率が付加された大当りを引き当てた場合等には、入賞
口を強制的に解放し、大入賞口に遊技球を入れて所定数
の賞球数を払出すサービスを行うことができる。
【0013】なお、払出しスイッチ(異常賞球数払出し
信号出力手段)の操作状態を、例えば、表示装置、表示
ランプ、音発生装置等の報知装置を用いて報知可能に構
成するのが好ましい。払出しスイッチは、遊技機の裏面
に設けてもよいが、ガラス枠を開放することによって操
作が可能となる位置に設けるのが好ましい。この場合、
通常、ガラス枠は係員等の開鍵操作により開放されるた
め、遊技者が払出しスイッチに触れることができない。
また、払出しスイッチの取付け位置は、前述したような
サービスの提供時に係員等が容易に操作を行うことがで
きる位置とすることが好ましい。さらに、ガラス枠が開
放された時に払出しスイッチの操作が有効となるように
構成すると、安全性が高くなる。また、賞球残数記憶部
22に記憶されている賞球数や、異常賞球数記憶部23
に記憶されている賞球数を、例えば、表示装置、表示ラ
ンプ、音発生装置等の報知装置を用いて報知可能に構成
するのが好ましい。特に、表示装置を用いて賞球数を表
示する場合には、前述したようなサービスを提供する
際、大当たり1回分相当の賞球数を払出す前に払出し賞
球数を確認することができるため、過不足なく正しいサ
ービスを提供することができる。この場合、不正等によ
る賞球数とサービスとしての賞球数を区別する必要があ
る。このための方法としては、例えば、異常賞球数記憶
部23に記憶されている異常賞球数をクリアするクリア
スイッチを設け(払出し制御装置20に、クリアスイッ
チからクリア信号が出力された場合、異常賞球数記憶部
23に記憶されている異常賞球数をクリア処理するクリ
ア処理機能を設け)、サービスとしての払出しを行う前
に異常賞球数記憶部23に記憶されている異常賞球数を
クリアする方法を用いることができる。あるいは、払出
し制御装置20に、異常賞球数記憶部23に記憶されて
いる異常賞球数が所定時間更新されなかった場合(異常
賞球数の加算処理が行われなかった場合)、異常賞球数
記憶部23に記憶されている異常賞球数をクリアするク
リア処理機能を設け、サービスとしての払出しを行う前
に異常賞球数記憶部23に記憶されている異常賞球数が
クリアされているようにする方法を用いることができ
る。さらに、異常賞球数記憶部に異常賞球数が記憶され
たことを、外部出力端子を介してホールコンピュータ等
に報知するようにしてもよい。この場合には、異常賞球
数記憶部への異常賞球数の記憶が、異常によるものか、
サービスの提供によるものかを監視することができる。
なお、外部出力信号を、払出しスイッチのオン操作に連
動してオフ出力するようにすれば、本信号がいつまでた
ってもオフしない場合には異常であることが明確にな
る。
【0014】以上の実施の形態では、主制御装置10か
ら、共通のコマンド信号線Lを用いて払出しコマンド信
号と状態コマンド信号を払出し制御装置20に出力した
が、払出しコマンド信号と状態コマンド信号を異なるコ
マンド信号線を介して出力することもできる。払出しコ
マンド信号と状態コマンド信号を異なるコマンド信号線
を介して出力する、本発明の第2の実施の形態を図2を
用いて説明する。
【0015】図2に示す実施の形態では、主制御装置5
0は、状態コマンド信号線M1及び払出しコマンド信号
線M2を介して払出し制御装置60に接続されている。
また、払出し制御装置60の記憶装置61は、賞球残数
記憶部62と異常賞球数記憶部63を有しているが、図
1に示した実施の形態の大当たり状態フラグ記憶部24
は有していない。主制御装置50は、遊技機の状態を示
す状態コマンド信号を状態コマンド信号線M1を介して
払出し制御装置60に出力する。また、賞球数を指示す
る払出しコマンド信号を払出しコマンド信号線M2を介
して払出し制御装置60に出力する。
【0016】払出し制御装置60は、状態コマンド信号
線M1を介して入力される状態コマンド信号をモニター
し、状態コマンド信号に基づいてパチンコ機が大当たり
状態にあるか否かを判別する。そして、大当たり状態に
あると判別している時に、払出しコマンド信号線M2を
介して払出しコマンド信号が入力された場合には、入力
された払出しコマンド信号により指示される賞球数を賞
球残数記憶部22に記憶する。一方、大当たり状態にな
いと判別している時に、払出しコマンド信号線M2を介
して払出しコマンド信号が入力された場合には、入力さ
れた払出しコマンド信号により指示される賞球数が、大
当り状態にある時及び大当たり状態でない時のいずれで
も入賞可能な入賞口に対応する賞球数(この場合、一般
入賞口に対応する賞球数:5個)であれば、賞球残数記
憶部62に記憶する。また、入力された払出しコマンド
信号により指示される賞球数が、大当たり状態でない時
には入賞不可能な入賞口に対応する賞球数(この場合、
大入賞口に対応する賞球数:15個)であれば、異常賞
球数記憶部63に記憶する。払出しスイッチを操作する
ことによって正常賞球数の払出しまたは異常賞球数の払
出しを実行可能であることは、前記した実施の形態と同
様である。
【0017】大当たり状態フラグまたは大当たり状態コ
マンド信号と、払出しコマンド信号の関係を図3に示
す。ここで、前述したように、大当たり状態フラグまた
は大当たり状態コマンド信号が「0」の場合(パチンコ
機が大当たり状態にない場合)には、大入賞口が開放さ
れていないため、正常時には、大入賞口に対応する賞球
数(例えば、15個)を指示する払出しコマンド信号は
主制御装置10から出力されることはない。したがっ
て、図3に示すように、大当たり状態フラグまたは大当
たり状態コマンド信号が「0」(パチンコ機が大当たり
状態にない)の時に、一般入賞口に対応する賞球数(例
えば、5個)を指示する払出しコマンド信号を主制御装
置が出力した場合には、正常払出しであると判断する。
また、大当たり状態フラグまたは大当たり状態コマンド
信号が「1」である(パチンコ機が大当たり状態にあ
る)時には、大入賞口に対応する賞球数(例えば、15
個)または一般入賞口に対応する賞球数を指示する払出
しコマンド信号を出力可能であるため、異常払出しの判
断は行わない。一方、大当たり状態フラグまたは大当た
り状態コマンド信号が「0」(パチンコ機が大当たり状
態にない)の時に、大入賞口に対応する賞球数を指示す
る払出しコマンド信号を主制御装置10が出力した場合
には、異常払出しであると判断する。
【0018】本発明は、実施の形態で説明した構成に限
定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。例え
ば、図2で示した実施の形態において、図1に示した実
施の形態のように大当たり状態フラグを用いてもよい。
あるいは、図1に示した実施の形態において、図2に示
した実施の形態のように状態コマンド信号をモニターす
る方法を用いてもよい。また、主制御装置10から払出
し制御装置20に出力する状態コマンド信号は、遊技機
の状態を判別することができればよく、他のサブ制御装
置に出力するコマンド信号を用いてもよい。
【0019】また、払出し制御装置で遊技機の状態を判
別する方法は、主制御装置から出力されるコマンド信号
に基づいて判別する方法に限定されない。また、異常払
出し(異常賞球数)の検出、異常賞球数の記憶、異常賞
球数の払出し処理を払出し制御装置で実行したが、これ
らの処理は他の装置が実行してもよい。例えば、主制御
装置が異常賞球数を記憶装置(異常賞球数記憶部)に記
憶し、異常賞球数払出し信号出力装置から主制御装置に
異常賞球数払出し信号を出力し、主制御装置から異常賞
球数を払出し制御装置に出力する。また、これらの処理
を実行する他の装置を設けてもよい。また、本発明はパ
チンコ機について説明したが、本発明は、パチンコ機以
外の種々の遊技機に適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
8に記載の遊技機における異常賞球数検出装置及び請求
項9〜請求項13に記載の遊技機における異常賞球数検
出方法を用いれば、異常賞球数を検出することができ
る。しかも、主制御装置の外部で異常賞球数を検出する
ことができるため、既存の遊技機の主制御装置の構成を
変更する必要がなく、既存の遊技機に容易に異常賞球数
検出機能を持たせることができる。さらに、異常賞球数
の払出しの禁止と異常賞球数の払出しの許可を選択する
ことができるため、異常賞球数の払出しを禁止すること
ができるとともに、必要な時にサービスとしての払出し
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異常賞球数検出装置の一実施の形態の
概略構成図である。
【図2】本発明の異常賞球数検出装置の他の実施の形態
の概略構成図である。
【図3】異常賞球数の検出動作を説明する図である。
【符号の説明】
10、50 主制御装置 20、60 払出し制御装置 21、61 記憶装置 30、70 払出しモータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞球数を指示する払出しコマンド信号を
    出力する主制御手段と、主制御手段から出力された払出
    しコマンド信号により指示される賞球数に基づいて遊技
    媒体の払出しを制御する払出し制御手段とを備える遊技
    機における異常賞球数検出装置であって、 遊技機が大当たり状態にないことを判別している時に、
    遊技機が大当たり状態にない時には通常指示されない賞
    球数を指示する払出しコマンド信号が主制御手段から出
    力された場合には、当該払出しコマンド信号により指示
    される賞球数を異常賞球数として検出し、記憶手段に記
    憶する、遊技機における異常賞球数検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機における異常賞
    球数検出装置であって、 主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて遊技
    機が大当たり状態にないことを判別する、遊技機におけ
    る異常賞球数検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機における異常賞
    球数検出装置であって、 主制御手段は、遊技機の状態を示す状態コマンド信号を
    出力し、 主制御手段から出力された状態コマンド信号に基づいて
    遊技機が大当たり状態にないことを判別する、遊技機に
    おける異常賞球数検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の遊技機における異常賞
    球数検出装置であって、 主制御手段は、遊技機が大当たり状態に移行することま
    たは遊技機が大当たり状態を終了することを示す状態コ
    マンド信号を出力する、遊技機における異常賞球数検出
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の遊技機におけ
    る異常賞球数検出装置であって、 主制御手段は、コマンド信号線を介して払出しコマンド
    信号を、状態コマンド信号線を介して状態コマンド信号
    を出力する、遊技機における異常賞球数検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機
    における異常賞球数検出装置であって、異常賞球数の加
    算結果を記憶手段に記憶する、遊技機における異常賞球
    数検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機
    における異常賞球数検出装置であって、 異常賞球数払出し信号出力手段を有し、 異常賞球数払出し信号出力手段から異常賞球数払出し信
    号が出力された場合に、記憶手段に記憶されている異常
    賞球数に対応する数の遊技媒体を払出す、遊技機におけ
    る異常賞球数検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の遊技機
    における異常賞球数検出装置であって、払出し制御手段
    が異常賞球数を検出する、遊技機における異常賞球数検
    出装置。
  9. 【請求項9】 賞球数を指示する払出しコマンド信号を
    出力する主制御手段と、主制御手段から出力された払出
    しコマンド信号により指示される賞球数に基づいて遊技
    媒体の払出しを制御する払出し制御手段とを備える遊技
    機における異常賞球数検出方法であって、 遊技機が大当たり状態にない時に、遊技機が大当たり状
    態にない時には通常指示されない賞球数を指示する払出
    しコマンド信号が主制御手段から出力された場合には、
    当該払出しコマンド信号により指示される賞球数を異常
    賞球数として検出し、記憶手段に記憶する、遊技機にお
    ける異常賞球数検出方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の遊技機における異常
    賞球数検出方法であって、主制御手段から出力されたコ
    マンド信号に基づいて遊技機が大当たり状態にないこと
    を判別する、遊技機における異常賞球数検出方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の遊技機における異
    常賞球数検出方法であって、主制御手段から出力され
    た、遊技機の状態を示す状態コマンド信号に基づいて遊
    技機が大当たり状態にないことを判別する、遊技機にお
    ける異常賞球数検出方法。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれかに記載の遊
    技機における異常賞球数検出方法であって、異常賞球数
    の加算結果を記憶手段に記憶する、遊技機における異常
    賞球数検出方法。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれかに記載の遊
    技機における異常賞球数検出方法であって、異常賞球数
    払出し信号出力手段から異常賞球数払出し信号が出力さ
    れた場合には、記憶手段に記憶されている異常賞球数に
    対応する数の遊技媒体を払出す、遊技機における異常賞
    球数検出方法。
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