JP2003320132A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003320132A
JP2003320132A JP2002127571A JP2002127571A JP2003320132A JP 2003320132 A JP2003320132 A JP 2003320132A JP 2002127571 A JP2002127571 A JP 2002127571A JP 2002127571 A JP2002127571 A JP 2002127571A JP 2003320132 A JP2003320132 A JP 2003320132A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Koichi Iida
功一 飯田
Hiroshi Ishii
浩 石井
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な処理で不正を防止することができる遊
技機を提供する。 【解決手段】 主制御回路21は、特別遊技状態にある
時には、一般入賞球検出器12で検出された一般入賞球
または可変入賞球検出器13で検出された可変入賞球に
対応する数の賞球を払出す。また、特別遊技状態にない
時には、可変入賞装置への遊技媒体の入賞を無効化す
る。一方、保証球スイッチ(無効化解除指示手段)14
が操作された時には、可変入賞球検出器13で検出され
た可変入賞球の計数値を保証球数として記憶回路22に
記憶する。そして、保証球払出しスイッチ(特典付与指
示手段)15が操作された時には、記憶回路に22に記
憶している保証球数に対応する数の賞球を払出す。さら
に、クリアスイッチ(クリア指示手段)16が操作され
た時には、記憶回路22に記憶されている保証球数をク
リアする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機、特に、所
定の遊技条件の成立に起因して抽選を行い、抽選の結果
が当たりである場合に、可変入賞手段を遊技者に有利な
状態に制御する特別遊技状態を発生させる遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ機は、一般入賞装置と
可変入賞装置を備えている。一般入賞装置は、一般入賞
口を有している。可変入賞装置は、大入賞口と可動部材
とを有している。可動部材は、遊技球が大入賞口に入賞
可能な開位置と、遊技球が大入賞口に入賞不能な閉位置
に移動可能に構成されている。また、遊技媒体が一般入
賞装置(一般入賞口)に入賞したことを検出する一般入
賞球検出器、遊技媒体が可変入賞装置(大入賞口)に入
賞したことを検出する可変入賞球検出器が設けられてい
る。パチンコ機の動作を制御する制御装置は、通常状態
では、可動部材を閉位置に制御している。これにより、
通常時は、遊技機に投入された遊技球は、一般入賞装置
にのみ入賞可能である。一方、遊技球が始動口に入球あ
るいは始動口を通過した場合には、制御装置は、抽選を
行い(例えば、乱数プログラムにより変動している乱数
を読み取り)、抽選が当たりの場合(例えば、読み取っ
た乱数が所定値である場合)には、可変入賞装置を遊技
者に有利な状態に制御する特別遊技状態を発生させる。
特別遊技状態では、例えば、可変入賞装置の可動部材を
開位置に移動させ、あるいは開位置と閉位置に交互に移
動させ、遊技球が可変入賞装置に入賞可能とする。な
お、制御装置は、遊技球が一般入賞装置に入賞したこと
を一般入賞球検出器が検出した場合または遊技球が可変
入賞装置に入賞したことを可変入賞球検出器が検出した
場合に遊技者に特典を与える。例えば、各検出器の検出
に応じた数の遊技媒体(賞球)を払出す。通常、可変入
賞球検出器が可変入賞球検出信号を出力した場合に払出
される遊技媒体の数(賞球数)は、一般入賞球検出器が
一般入賞球検出信号を出力した場合に払出される遊技媒
体の数より多い。また、可動部材が開位置に位置してい
る時には、遊技媒体が可変入賞装置(大入賞口)に入賞
し易いように構成されている。特別遊技状態は、例え
ば、所定時間が経過した時、あるいは可動部材が所定回
数だけ開位置に移動制御された時に終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような遊技機で
は、特別遊技状態でない時に、可変入賞装置の可動部材
を開位置方向に移動させ、可変入賞装置に遊技媒体を投
入する不正が行われることがある。このような不正を防
止するために、従来、特別遊技状態でない時に可変入賞
装置への遊技媒体の入賞を検出した場合、すなわち、特
別遊技状態でない時に制御装置に可変入賞球検出信号が
入力された場合には、払出しを停止する遊技機が提案さ
れている。しかしながら、この従来の遊技機では、制御
装置は、特別遊技状態でない時に入力された入賞球検出
信号が一般入賞球検出信号であるか可変入賞球検出信号
であるかを判別し、入賞球検出信号が可変入賞球検出信
号であることを判別した場合に払出し処理を停止する処
理を実行する。このため、例えば、既存の制御プログラ
ムを修正して制御装置にこのような処理を実行させる場
合には、制御プログラムの修正作業が面倒である。そこ
で、本発明は、簡単な処理で不正を防止することができ
る遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載の遊技機であ
る。請求項1に記載の遊技機では、特別遊技状態が発生
していない時には、可変入賞手段への遊技媒体の入賞を
無効化する。これにより、制御手段は、簡単な処理で不
正を防止することができる。このため、例えば、既存の
遊技機の制御プログラムを修正することによって遊技機
に不正防止機能を持たせる場合に、制御プログラムの修
正作業が容易である。また、本発明の第2発明は、請求
項2に記載されたとおりの遊技機である。遊技機では、
遊技者へのサービスのために、特別遊技状態でない時に
可変入賞手段に遊技媒体を投入することがある。本発明
では、可変入賞手段への遊技媒体の入賞の無効化を一時
的に解除することができるため、不正を防止することが
できるとともに、遊技者へのサービスを行うことができ
る。また、本発明の第3発明は、請求項3に記載された
とおりの遊技機である。不正を防止するためには、遊技
店の関係者(例えば、店員)以外の者によって無効化の
解除が指示されるのを防止する必要がある。ここで、通
常、遊技機の遊技盤面を覆う部材は遊技店の店員が開放
する。このため、本発明を用いることにより、遊技店の
関係者以外の者によって無効化の解除が指示されるのを
防止することができ、セキュリティを高めることができ
る。なお、遊技盤面を覆う部材を閉めた状態の時に操作
手段が操作されるのを防止する構成とするのが好まし
い。また、本発明の第4発明は、請求項4に記載された
とおりの遊技機である。特別遊技状態でない時に可変入
賞手段に遊技媒体を投入して遊技者に対するサービスを
行う場合には、特別遊技状態でない時に可変入賞手段に
投入した遊技媒体の数に応じて遊技者に特典を付与す
る。本発明では、特別遊技状態でない時に可変入賞手段
に投入された遊技媒体の数に対応する無効化解除中入賞
情報(例えば、遊技媒体の数、あるいは遊技媒体の数に
対して付与される特典数)を記憶手段に記憶する。この
ため、例えば、記憶手段に記憶されている無効化解除中
入賞情報を表示手段等に出させて確認することができ
る。また、本発明の第5発明は、請求項5に記載された
とおりの遊技機である。請求項5に記載の遊技機では、
特典付与指示手段が操作された時に記憶手段に記憶され
ている無効化解除中入賞情報に基づいて遊技者に特典を
付与する処理を実行する。本発明では、無効化解除指示
手段の操作と、特典付与指示手段の操作が行われた時に
無効化解除中入賞情報に基づいた特典が付与されるた
め、セキュリティがより高められる。なお、特典付与指
示手段は、無効化解除指示手段と同様に、遊技店の関係
者以外の者が操作できない場所(例えば、遊技盤面を覆
う部材の裏側等)に設けるのが好ましい。また、特典付
与指示手段は、無効化解除指示手段と離れた場所に設け
るのが好ましい。さらに、遊技盤面を覆う部材を閉めた
状態の時に、特典付与指示手段が操作されるのを防止す
る構成とするのが好ましい。また、本発明の第6発明
は、請求項6に記載されたとおりの遊技機である。請求
項6に記載の遊技機では、記憶手段に記憶されている無
効化解除中入賞情報のクリア処理を実行させるクリア指
示手段を備えている。これにより、例えば、特別遊技状
態にない時に、定められた数以上の遊技媒体を可変入賞
装置に投入した場合に、記憶手段に記憶されている無効
化解除中入賞情報をクリアして、再度遊技媒体を可変入
賞装置に投入することができる。また、本発明の第7発
明は、請求項7に記載されたとおりの遊技機である。請
求項7に記載の遊技機では、記憶手段に無効化解除中入
賞情報が記憶されてから設定時間内に特典付与指示手段
またはクリア指示手段が操作されなかった場合に、記憶
手段に記憶されている無効化解除中入賞情報をクリアす
る。これにより、無効化解除中入賞情報のクリア処理を
忘れた場合でも無効化解除中入賞情報を確実にクリアす
ることができる。また、無効化解除中入賞情報を利用し
た不正な払出を行うことを防止することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
の概略構成図である。本実施の形態は、本発明をパチン
コ機に適用したものである。本実施の形態は、始動球検
出器11、一般入賞球検出器12、可変入賞球検出器1
3、保証球スイッチ14、保証球払出スイッチ15、ク
リアスイッチ15等の入力装置(入力手段)、主制御装
置20、賞球制御装置30、表示制御装置40、駆動装
置50等を備えている。
【0006】始動球検出器(始動球検出手段)11は、
遊技球(遊技媒体)が始動口に入球または始動口を通過
したことを検出して始動信号を出力する。一般入賞球検
出器(一般入賞球検出手段)12は、遊技球が一般入賞
装置(詳しくは、一般入賞装置に設けられている一般入
賞口)に入賞したことを検出して一般入賞球検出信号を
出力する。可変入賞球検出器(可変入賞球検出手段)1
3は、遊技球が可変入賞装置(詳しくは、可変入賞装置
に設けられている大入賞口)に入賞したことを検出して
可変入賞球検出信号を出力する。保証球スイッチ(無効
化解除指示手段)14は、後述する無効化手段の作動を
解除する際に操作され、操作されると無効化解除指示信
号を出力する。保証球払出スイッチ(特典付与指示手
段)15は、例えば、遊技者に対するサービスを行うた
めに、特別遊技状態でない時に可変入賞装置に投入した
遊技媒体の数に基づいて遊技者に特典を付与する際に操
作され、操作されると特典付与指示信号を出力する。ク
リアスイッチ(クリア指示手段)16は、特別遊技状態
でない時に可変入賞装置に投入した遊技媒体の数に対応
する無効化解除中入賞情報をクリアする際に操作され、
操作されるとクリア指示信号を出力する。
【0007】主制御装置(主制御手段)20は、主制御
回路21、記憶回路22等を有している。主制御装置2
0は、通常、主制御回路21、記憶回路22を有する主
制御基板として形成される。主制御回路21は、入力手
段(始動球検出器11〜クリアスイッチ16等)から出
力される信号や記憶回路22に記憶されている情報(制
御プログラムを含む)等に基づいて賞球制御装置30、
表示制御装置40、駆動装置50等にコマンド信号(制
御信号)を出力する。記憶回路22には、通常状態また
は特別遊技状態の時に一般入賞球検出器12により検出
された一般入賞球の計数値を記憶する一般入賞球数記憶
部22a、特別遊技状態の時に可変入賞球検出器13に
より検出された可変入賞球の計数値を記憶する可変入賞
球数記憶部22b、保証球スイッチ14が操作された時
に可変入賞球検出器13により検出された可変入賞球
(以下、「保証球」という)の計数値を記憶する保証球
数記憶部22cを有している。なお、一般入賞球数記憶
部22a、可変入賞球数記憶部22b、保証球数記憶部
22cは、同じ記憶装置内に設けてもよいし、別々の記
憶装置に設けてもよい。
【0008】賞球制御装置(賞球制御手段)30は、通
常、賞球制御回路を有する賞球制御基板として形成され
る。賞球制御回路は、例えば、主制御回路21から出力
される賞球コマンド信号に基づいて賞球装置31から遊
技媒体(賞球)を払出す。表示制御装置(表示制御手
段)40は、通常、表示制御回路を有する表示制御基板
として形成される。表示制御回路は、例えば、主制御回
路21から出力されるコマンド信号に基づいて表示装置
41を制御する。駆動装置(駆動手段)50は、例え
ば、主制御回路21から出力されるコマンド信号に基づ
いて、変動入賞装置に設けられている可動部材を制御す
る。
【0009】次に、本実施の形態の動作を説明する。主
制御回路21(主制御装置20)は、始動球検出器11
から始動信号が出力されると、記憶回路22に記憶され
ている当たり判定用乱数プログラムによって変動してい
る当たり判定用乱数を読み取る。そして、読み取った当
たり判定用乱数が所定値(当たり値)である場合(当た
り時)には、当たり変動パターン用乱数に対応する変動
パターンコマンド信号、当たり図柄用乱数に対応する図
柄コマンド信号を表示制御装置40に出力する。表示制
御装置40は、主制御回路21から出力される変動パタ
ーンコマンド信号に対応する変動パターンを表示装置4
1に表示するとともに、図柄コマンド信号に対応する図
柄を表示装置41に表示する。その後、主制御回路21
は、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる。例え
ば、可変入賞装置に設けられている可動部材を開位置に
移動させるコマンド信号、または可動装置を開位置と閉
位置との間で繰返し移動させるコマンド信号を駆動装置
50に出力する。駆動装置50は、主制御回路21から
出力されるコマンド信号に基づいて可変入賞装置の可動
装置を制御する。これにより、遊技球が変動入賞装置に
入賞し易くなる。一方、主制御回路21は、読み取った
当たり判定用乱数が所定値(当たり値)でない場合(は
ずれ時)には、はずれ変動パターン用乱数に対応する変
動パターンコマンド信号、はずれ図柄用乱数に対応する
図柄コマンド信号を表示制御装置40に出力する。表示
制御装置40は、主制御回路21から出力される変動パ
ターンコマンド信号に対応する変動パターンを表示装置
41に表示するとともに、図柄コマンド信号に対応する
図柄を表示装置41に表示する。
【0010】また、主制御回路21は、通常状態の時に
は遊技球が一般入賞装置に入賞した時に、特別遊技状態
の時には遊技球が一般入賞装置または可変入賞装置に入
賞した時に、遊技者に特典を付与する。例えば、遊技媒
体が入賞した入賞装置に対応する数(賞球数)の遊技媒
体(賞球)を払出す。例えば、主制御回路21は、一般
入賞球検出器12で検出された遊技球(一般入賞球)ま
たは可変入賞球検出器13で検出された遊技球(可変入
賞球)をそれぞれ計数し、計数値を一般入賞球数または
可変入賞球数として一般入賞球数記憶部22aまたは可
変入賞球数記憶部22bに記憶する。そして、一般入賞
球数に対応する数または可変入賞球数に対応する数の遊
戯球を払出すことを指示する賞球コマンド信号を賞球制
御装置30に出力する。賞球制御装置30は、主制御回
路21から出力される賞球コマンド信号で指示される数
(賞球数)の遊技球(賞球)を賞球装置31から払出
す。なお、賞球コマンド信号で賞球数を指示する方法と
しては、一般入賞球数に対応する賞球数と可変入賞球数
に対応する賞球数を別々に指示してもよいし、各賞球数
を加算した加算賞球数を指示してもよいし、一般入賞球
数や可変入賞球数を指示してもよい。また、記憶回路2
2に記憶する情報の内容は変更可能である。例えば、一
般入賞球数に対応する賞球数または可変入賞球数に対応
する賞球数または各賞球数を加算した加算賞球数を記憶
してもよい。
【0011】また、本発明では、遊技機が特別遊技状態
にない時に可変入賞装置に遊技媒体が不正に投入され、
不正な払出しが行われることを防止するために、遊技機
が特別遊技状態にない時には、可変入賞装置への遊技媒
体の入賞を無効化する無効化手段を有している。本実施
の形態では、主制御回路21(主制御装置20)が無効
化手段の機能を有している。すなわち、本実施の形態で
は、主制御回路21(主制御装置20)が本発明の無効
化手段に対応する。特別遊技状態にないことを主制御回
路21で判別する方法としては、例えば、始動球検出器
11から始動信号が出力された時に読み取った当たり判
定用乱数が所定値(当たり値)でない場合に特別遊技状
態でないことを判別する方法を用いることができる。可
変入賞装置への遊技球の入賞を無効化する方法として
は、種々の方法を用いることができる。例えば、可変入
賞球検出器13の検出動作を停止させる方法(例えば、
特別遊技状態にない時に、可変入賞球検出器13の電源
を遮断する)を用いる。あるいは、可変入賞球検出器1
3から出力される可変入賞球検出信号の主制御回路21
への入力を禁止する方法(例えば、可変入賞球検出信号
の信号線に開閉スイッチを設け、特別遊技状態にない時
に開閉スイッチを開状態とする)を用いる。あるいは、
主制御回路21が可変入賞球検出信号を無視する方法
(例えば、特別遊技状態にない時には、主制御回路21
は、可変入賞球検出信号が入力されていないものとして
処理を実行する)を用いる。あるいは、主制御回路21
から出力される、可変入賞球数に対応する数の賞球を指
示する賞球コマンド信号の賞球制御装置30への入力を
禁止する方法(例えば、可変入賞球数に対応する賞球数
の賞球を指示する賞球コマンド信号の信号線に開閉スイ
ッチを設け、特別遊技状態にない時に開閉スイッチを開
状態とする)を用いる。これにより、簡単な処理によっ
て不正な払出しを防止することができる。
【0012】ところで、パチンコ店では、遊技者へのサ
ービスのために保証球処理を行うことがある。例えば、
高確率が付加された当たり時には、特別遊技状態が終了
した後、次に当たりとなる確率(当たり判定用乱数が所
定値になる確率)が高くなる。このため、遊技者が、パ
チンコ店の閉店間際に高確率が付加された当たりを引き
当てた場合には、遊技者が次の当たりを引き当てて次の
特別遊技状態が終了するまで、遊技店の閉店作業を行う
ことができない。そこで、このような場合には、可変入
賞装置の可動部材を開位置方向に移動させ、可変入賞装
置(大入賞口)に特別遊技状態での遊技1回分相当の遊
技球(保証球)を投入することによって保証球処理を行
う。前記した無効化手段が作動していると、このような
保証球処理を行うことができない。
【0013】そこで、本発明では、保証球処理を行うこ
とができるようにするために、無効化手段の作動を一時
的に解除する無効化解除手段を有している。本実施の形
態では、主制御回路21(主制御装置20)が無効化解
除手段の機能を有している。すなわち、本実施の形態で
は、主制御回路21(主制御装置20)が本発明の無効
化解除手段に対応する。
【0014】以下に、保証球処理を行う際の動作を説明
する。保証球処理を実行する場合、遊技店の関係者(例
えば、店員)は、まず、保証球スイッチ(無効化解除指
示手段)14を操作する。これにより、保証球スイッチ
14から主制御回路21に無効化解除指示信号が出力さ
れる。なお、保証球スイッチ14が遊技盤面を覆うガラ
スが取り付けられたガラス枠(遊技盤面を覆う部材)の
裏側に設けられている場合には、ガラス枠を開放する操
作が必要である。主制御回路21は、無効化解除指示信
号が入力されると、特別遊技状態にない時における可変
入賞装置への遊技媒体の入賞を無効化する無効化機能を
解除する。次に、遊技店の店員等は、可変入賞装置の可
動部材を開位置方向に移動させ、可変入賞装置(大入賞
口)に所定数の遊技球(保証球)を投入する。この時、
可変入賞球検出器13は、可変入賞装置に投入された遊
技球を検出して可変入賞球検出信号を主制御回路21に
出力する。主制御回路21は、無効化機能が停止してい
る時に入力された可変入賞球検出信号を計数し、計数値
を保証球数(無効化解除中入賞情報)として記憶回路2
2の保証球数記憶部22cに記憶する。次に、遊技店の
店員等は、保証球払出スイッチ(特典付与指示手段)1
5を操作する。これにより、保証球スイッチ15から主
制御回路21に特典付与指示信号が出力される。主制御
回路21は、特典付与指示信号が入力されると、記憶回
路22の保証球数記憶部22cに記憶されている保証球
数に対応する賞球数の賞球を指示する賞球コマンド信号
を賞球制御装置30に出力する。本実施の形態では、主
制御回路21(主制御装置20)と賞球制御装置30に
よって、特典付与手段が構成されている。賞球制御装置
30は、主制御回路21から出力される賞球コマンド信
号で指示される賞球数だけ賞球を賞球装置31から払出
す。
【0015】ところで、遊技店の店員等が誤って可変入
賞装置に所定数以上の遊技球(保証球)を投入した場合
には、記憶回路22の保証球数記憶部22cに記憶され
ている保証球数をクリアし、再度遊技球(保証球)を可
変入賞装置に投入する必要がある。記憶回路22の保証
球数記憶部22cに記憶されている保証球数を確認する
には、例えば、確認スイッチ(図示省略)を操作して保
証球数を表示装置41等に出力させる。このような場合
には、遊技店の店員等は、クリアスイッチ(クリア指示
手段)16を操作する。これにより、クリアスイッチ1
6から主制御回路21にクリア指示信号が出力される。
主制御回路21は、クリア指示信号が入力されると、記
憶回路22の保証球数記憶部22cに記憶されている保
証球数をクリア処理する。本実施の形態では、主制御回
路21(主制御装置20)が、保証球数をクリアする保
証球数クリア手段に対応する。その後、遊技店の店員等
は、再度可変入賞装置に遊技球(保証球)を投入し、記
憶回路22の保証球数記憶部22cに保証球数を記憶さ
せる。
【0016】また、記憶回路22の保証球数記憶部22
cに保証球数が記憶されていると、保証球数記憶部22
cに記憶されている保証球数によって不正に払出しが行
われる可能性がある。このため、保証球処理を実行した
後は、記憶回路22の保証球数記憶部22cに記憶され
ている保証球数をクリアするのが好ましい。この場合、
クリアスイッチ16の操作によって保証球数をクリアす
る方法を用いることができる。しかしながら、遊技店の
店員等がクリアスイッチ16の操作を忘れることがあ
る。そこで、記憶回路22の保証球数記憶部22cに記
憶されている保証球数を自動的にクリア処理する機能を
設けるのが好ましい。例えば、主制御回路21は、保証
球払出スイッチ(特典付与指示手段)15が操作されて
特典付与指示手段が入力された場合、保証球処理を実行
するとともに、記憶回路22の保証球数記憶部22cに
記憶されている保証球数をクリアするクリア処理を実行
する。これにより、保証球処理を実行した後、保証球数
を確実にクリアすることができる。
【0017】また、この保証球処理に時間がかかる場合
には、保証球処理を利用して不正な払出しを行っている
ことも考えられる。そこで、設定時間内に保証球処理が
完了しない場合には、記憶回路22の保証球数記憶部2
2cに記憶されている保証球数を自動的にクリア処理す
る機能を設けるのが好ましい。例えば、主制御回路21
は、保証球スイッチ(無効化解除指示手段)14が操作
されて無効化解除指示信号が入力された後、設定時間内
に保証球払出スイッチ(特典付与指示手段)14または
クリアスイッチ(クリア指示手段)16が操作されなか
った場合には、記憶回路22の保証球数記憶部22cに
記憶されている保証球数を自動的にクリア処理する。あ
るいは、主制御回路21は、記憶回路22の保証球数記
憶部22cに保証球数が記憶された後(保証球数が更新
されない状態)、設定時間内に保証球払出スイッチ(特
典付与指示手段)14またはクリアスイッチ(クリア指
示手段)16が操作されなかった場合には、記憶回路2
2の保証球数記憶部22cに記憶されている保証球数を
自動的にクリア処理する。これにより、保証球処理を利
用した不正を防止することができる。
【0018】ここで、遊技店の店員等以外の者が、保証
球スイッチ(無効化解除指示手段)14や保証球払出ス
イッチ(特典付与指示手段)15を操作できない場所に
設けたり、操作できない構造とするのが好ましい。通
常、遊技機の遊技盤面を覆う部材(例えば、ガラス枠)
は遊技店の店員等が開放する。このため、保証球スイッ
チ14や保証球払出スイッチ15を、遊技機の遊技盤面
を覆う部材を開放しなければ操作できない場所に設置す
るのが好ましい。この場合には、遊技盤面を覆う部材の
開放操作と、保証球スイッチ14または保証球払出スイ
ッチの操作が必要となるため、セキュリティを高めるこ
とができる。勿論、無効化解除指示手段として、遊技機
の遊技盤面を覆う部材の開放を検出するスイッチ等の開
放検出手段を用いることもできる。また、保証球スイッ
チ14や保証球払出スイッチ15は、遊技盤面を覆う部
材を閉めた時に、保証球スイッチ14や保証球払出スイ
ッチ15が、遊技盤面を覆う部材の隙間から操作できな
いように構成するのが好ましい。例えば、保証球スイッ
チ14や保証球払出スイッチ15の周囲にリブ状の壁を
設け、遊技盤面を覆う部材が閉められた時に、遊技盤面
を覆う部材の構成部品の裏側面とリブ状の壁がほぼ密着
するように構成する。また、保証球スイッチ14と保証
球払出スイッチ15を離れた場所に設けるのが好まし
い。これにより、保証球スイッチ14と保証球払出スイ
ッチ15の両方が操作される可能性を少なくすることが
でき、セキュリティをより高めることができる。
【0019】保証球スイッチ14や保証球払出スイッチ
15の設置方法の1例を図4〜図6に示す。この例で
は、保証球スイッチ14と保証球払出スイッチ15は、
遊技盤が取り付けられる前枠100の前面側(ガラス枠
側)に設けられている。図4では、保証球スイッチ14
が前枠100の前面側の左上部に設けられ、保証球払出
スイッチ15が前枠100の前面側の右上部に設けられ
ている。この時、少なくとも、保証球スイッチ14、保
証球払出スイッチ15の操作部が前枠100の前面側か
ら操作可能に設ける。前枠100の正面側には、保証球
スイッチ14、保証球払出スイッチ15(操作部)の周
囲に壁部材14、15が設けられている。壁部材14、
15は連続して設けるのが好ましいが、必ずしも連続し
ていなくてもよい。この壁部材14、15は、窓枠11
0が閉められた時に、壁部材14、15の突出側の面1
04a、105aがガラス枠110の裏側面110aと
ほぼ密着状態となるように構成するのが好ましい。この
ように、保証球スイッチ14と保証球払出スイッチ15
を前枠100の前面側に設けることにより、保証球スイ
ッチ14と保証球払出スイッチ15を操作する場合に
は、ガラス枠110を開放する操作が必要となるため、
セキュリティが向上する。また、ガラス枠110を閉じ
た時に、保証球スイッチ14と保証球払出スイッチ15
の周囲に設けられた壁部材と窓枠の裏側面がほぼ密着す
るため、ガラス枠が閉じられている時に保証球スイッチ
14や保証球払出スイッチ15が不正に操作されるのを
防止することができる。また、保証球スイッチ14と保
証球払出スイッチ15が離れた位置(図4では、左上部
と右上部)に設けられているため、保証球スイッチ14
と保証球払出スイッチ15の両方を操作するのに時間が
かかり、セキュリティが向上する。なお、保証球スイッ
チ14や保証球払出スイッチ15の設置位置は、図4に
示した位置に限定されない。また、壁部材104や10
5は、ガラス枠110に設けてもよい。この場合には、
ガラス110を閉じた時に、壁部材104、105の突
出側の面が前枠100の表側面とほぼ密着状態となるよ
うに構成する。また、保証球スイッチ14や保証球払出
スイッチ15は、ガラス枠110に設置してもよい。
【0020】次に、本実施の形態の動作を図2示すフロ
ーチャート図によって説明する。図2に示すフローチャ
ート図の動作は適宜の時期に開始される。本実施の形態
では、無効化解除指示手段としてガラス枠(遊技盤面を
覆う部材)が開放された時に無効化解除指示信号を出力
する手段を用いている。まず、ステップS1で、当たり
中か否か(特別遊技状態か否か)を判断する。当たり中
であればステップS2に進み、当たり中でない(はずれ
中)であればステップS7に進む。ステップS2では、
特別遊技状態であるため、可変入賞球検出器13の検出
動作をオンとし(可変入賞装置への遊技媒体の入賞を有
効とする)、ステップS3に進む。ステップS3では、
可変入賞球検出装置13から可変入賞球検出信号が出力
されているか否かを判断する。可変入賞球検出信号が出
力されている場合にはステップS4に進み、可変入賞球
検出信号が出力されていない場合にはステップS9に進
む。ステップS4では、通常入賞か否か、例えば、遊技
盤面を覆うガラス枠が開放されているかを判断する。ガ
ラス枠が開放されていない(閉じている)場合には通常
入賞であると判断してステップS5に進み、ガラス枠が
開放されている場合には通常入賞でない(保証球処理)
と判断してステップS6に進む。ステップS5では、可
変入賞球数に対応した数の賞球の払出しを行った後、ス
テップS9に進む。ステップS6では、可変入賞球数を
計数し、計数値を保証球数として記憶回路22の保証球
数記憶部22cに記憶する。
【0021】ステップS7では、遊技機の遊技盤面を覆
うガラス枠が開放されているか否かを判断する。ガラス
枠が開放されているか否かは、例えば、ガラス枠が開放
されていることを検出するスイッチ等の開放検出器の検
出信号によって判断する。ガラス枠が開放されている場
合には保証処理と判断してステップS2に進み、ガラス
枠が開放されていない場合(閉じている場合)にはステ
ップS8に進む。ステップS8では、特別遊技状態でな
いため、可変入賞球検出器13の検出動作をオフとし
(可変入賞装置への遊技媒体の入賞を無効とする)、ス
テップS9に進む。
【0022】ステップS9では、保証球払出スイッチ
(特典付与指示手段)15が操作されているか否かを判
断する。保証球払出スイッチ15の操作は、例えば、特
典付与指示信号が入力されているか否かによって判断す
る。保証球払出スイッチ15が操作されていればステッ
プS10に進み、保証球払出スイッチ15が操作されて
いなければステップS11に進む。ステップS10で
は、記憶回路22の保証球数記憶部22cに記憶されて
いる保証球数に対応する数の賞球を払出した後、ステッ
プS11に進む。ステップS11では、記憶回路22の
保証球数記憶部22cに保証球数を記憶してから(更新
されない状態で)設定時間経過したか否かを判断する。
設定時間経過していればステップS12に進み、設定時
間経過していなければ処理を終了する。ステップS12
では、記憶回路22の保証球数記憶部22cに記憶され
ている保証球数をクリア処理した後、処理を終了する。
【0023】なお、本実施の形態では、保証球スイッチ
14を省略することができる。また、図2に示すフロー
チャート図に、クリアスイッチ(クリア指示手段)16
が操作されているか否かを判断し、クリアスイッチ16
が操作されている場合には記憶回路22の保証球数記憶
部22cに記憶されている保証球数をクリア処理した後
次のステップに進み、クリアスイッチ16が操作されて
いない場合にはそのまま次のステップに進むステップを
設けてもよい。また、操作スイッチの操作等によって、
記憶回路22の保証球数記憶部22cに記憶されている
保証球数(無効化解除中入賞情報)を表示手段等に出力
させるステップを設けてもよい。また、ステップS11
及びS12で保障球数をクリアする条件は、適宜変更可
能である。例えば、保証球スイッチ(無効化解除指示手
段)14が操作された後設定時間内に保証球払出スイッ
チ(特典付与指示手段)14またはクリアスイッチ(ク
リア指示手段)16が操作されなかった場合にクリアし
てもよいし、あるいは、記憶回路22に保証球数が記憶
された後設定時間内に保証球払出スイッチ(特典付与指
示手段)14またはクリアスイッチ(クリア指示手段)
16が操作されなかった場合にクリアしてもよい。ま
た、ステップS11、S12は省略することもできる。
また、前述したクリア処理を実行するステップを設けて
もよい。
【0024】次に、本発明の他の実施の形態の動作を図
3に示すフローチャートに示す。図2に示すフローチャ
ート図では、無効化解除指示手段としてガラス枠の開放
を検出する検出手段のみを用いたが、図3に示すフロー
チャート図では、無効化解除指示手段としてガラス枠の
開放を検出する検出手段と保証球スイッチ14を用いて
いる。このため、図2に示したフローチャート図のステ
ップS7をステップS7とステップT1に変更してい
る。以下では、図2に示すフローチャート図と異なるス
テップの動作のみを説明する。本実施の形態では、ステ
ップS7で、ガラス枠が開放されていると判断した場合
にはステップT1に進み、ガラス枠が開放されていない
(閉じている)と判断した場合にはステップS8に進
む。ステップT1では、保証球スイッチ14が操作され
ているか否かを判断する。保証球スイッチ14が操作さ
れている場合にはステップS2に進み、保証球スイッチ
14が操作されていない場合にはステップS8に進む。
なお、本実施の形態では、ステップS4で、保証球スイ
ッチ14の操作、あるいは、ガラス枠の開放と保証球ス
イッチ14の操作によって通常状態であるか否かを判断
することができる。例えば、保証球スイッチ14が操作
されている場合に通常入賞でない(保証球処理)と判断
し、保証球スイッチ14が操作されていない場合には通
常入賞であると判断する。あるいは、ガラス枠が開放さ
れ且つ保証スイッチ14が操作されている場合に通常入
賞でない(保証球処理)であると判断し、それ以外の場
合は通常入賞であると判断する。本実施の形態では、ガ
ラス枠を開放し、且つ保証球スイッチ(無効化解除指示
手段)14を操作した場合に、保証球処理を実行するた
め、セキュリティをより高くすることができる。
【0025】本発明は、実施の形態で説明した構成に限
定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。例え
ば、実施の形態では主制御回路21(主制御装置20)
に可変入賞装置への遊技媒体の入賞を無効化する無効化
機能を持たせたが、他の制御装置(例えば、賞球制御装
置30)に無効化機能を持たせてもよい。他の制御装置
に無効化機能をも持たせる場合には、主制御回路21
(主制御装置20)から出力されるコマンド信号等に基
づいて特別遊技状態にあることを判別する。また、本発
明の動作は、図2や図3のフローチャート図に示した動
作に限定されない。また、本発明の遊技機の構成は、図
1に示した構成に限定されない。また、本発明は、パチ
ンコ機に限定されず、種々の遊技機として構成すること
ができる。
【0026】なお、本発明は、「可変入賞手段への遊技
媒体の入賞により遊技者に特典を与え、所定の遊技条件
の成立に起因して抽選を行い、抽選の結果が当たりであ
る場合に、可変入賞手段を遊技者に有利な状態に制御す
る特別遊技状態を発生させる遊技機であって、特別遊技
状態が発生していない時には、可変入賞手段への遊技媒
体の入賞を無効化する遊技機。」、「前記記載の遊技機
であって、可変入賞手段への遊技媒体の入賞の無効化を
解除させる無効化解除指示手段を備えている遊技
機。」、「前記記載の遊技機であって、無効化解除指示
手段は、遊技機の遊技盤面を覆う部材が開放されたこと
を検出する検出手段または遊技機の遊技盤面を覆う部材
が開放された時に操作可能な操作手段である遊技
機。」、「前記記載の遊技機であって、無効化解除指示
手段により無効化の解除が指示されている時に、可変入
賞手段に入賞した遊技媒体の数に対応する無効化解除中
入賞情報を記憶する記憶手段を備えている遊技機。」、
「前記記載の遊技機であって、記憶手段に記憶されてい
る無効化解除中入賞情報に基づいて遊技者に特典を付与
する処理を実行させる特典付与指示手段を備えている遊
技機。」、「前記記載の遊技機であって、記憶手段に記
憶されている無効化解除中入賞情報のクリア処理を実行
させるクリア指示手段を備えている遊技機。」、「前記
記載の遊技機であって、無効化解除指示手段が操作され
てからまたは記憶手段に無効化解除中入賞情報が記憶さ
れてから設定時間内に特典付与指示手段またはクリア指
示手段が操作されなかった場合に、記憶手段に記憶され
ている無効化解除中入賞情報をクリアする遊技機。」と
して構成することができる。また、本発明は、「遊技媒
体が可変入賞手段に入賞したことを検出する可変入賞検
出手段と、可変入賞検出手段から出力される検出信号に
基づいて特典付与信号を出力する制御手段とを備えてお
り、無効化手段は、可変入賞検出手段の検出動作の無効
化または可変入賞検出手段の検出信号の制御手段への入
力の無効化または制御手段に入力された可変入賞検出手
段の検出信号の無効化または制御手段から出力された賞
球コマンド信号の賞球制御手段への入力の無効化の少な
くとも1つによって遊技媒体の入賞を無効化する遊技
機。」として構成することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7に記
載の遊技機を用いれば、簡単な処理で不正を防止するこ
とができる。また、請求項2〜7に記載の遊技機を用い
れば、さらに、遊技者に対するサービスを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパチンコ機として構成した実施の形態
の概略構成図である。
【図2】本発明の遊技機の一実施の形態の動作を説明す
るフローチャート図である。
【図3】本発明の遊技機の他の実施の形態の動作を説明
するフローチャート図である。
【図4】保証球スイッチ(保証球払出スイッチ)の設置
方法の1例を示す図である。
【図5】保証球スイッチ(保証球払出スイッチ)を前枠
に設置した状態を示す図である。
【図6】保証球スイッチ(保証球払出スイッチ)を前枠
に設置した状態でガラス枠を閉じた状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 始動球検出器(始動球検出手段) 12 一般入賞球検出器(一般入賞球検出手段) 13 可変入賞球検出器(可変入賞球検出手段) 14 保証球スイッチ(無効化解除手段) 15 保証球払出スイッチ(特典付与指示手段) 16 クリアスイッチ(クリア指示手段) 20 主制御装置(主制御手段) 21 主制御回路 22 記憶回路 30 賞球制御装置(賞球制御手段) 40 表示制御装置(表示制御手段) 50 駆動装置(駆動手段) 100 前枠 104、105 壁部材 110 ガラス枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 浩 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 BA01 BA10 BC34 EB63

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変入賞手段への遊技媒体の入賞により
    遊技者に特典を与え、所定の遊技条件の成立に起因して
    抽選を行い、抽選の結果が当たりである場合に、可変入
    賞手段を遊技者に有利な状態に制御する特別遊技状態を
    発生させる遊技機であって、特別遊技状態が発生してい
    ない時には、可変入賞手段への遊技媒体の入賞を無効化
    する無効化手段を備えている遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、無効
    化手段による可変入賞手段への遊技媒体の入賞の無効化
    を一時的に解除する無効化解除手段を備えている遊技
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機であって、遊技
    機の遊技盤面を覆う部材が開放された時または遊技機の
    遊技盤面を覆う部材が開放された時に操作可能な操作部
    材が操作された時に無効化解除を指示する無効化解除指
    示手段を備え、無効化解除手段は、無効化解除指示手段
    により無効化解除が指示された時に、無効化手段による
    可変入賞手段への遊技媒体の入賞の無効化を解除する遊
    技機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の遊技機であっ
    て、無効化解除手段により可変入賞手段への遊技媒体の
    入賞の無効化が解除されている時に、可変入賞手段に入
    賞した遊技媒体の数に対応する無効化解除中入賞情報を
    記憶する記憶手段を備えている遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の遊技機であって、記憶
    手段に記憶されている無効化解除中入賞情報に基づいて
    遊技者に特典を付与する処理を実行させる特典付与指示
    手段を備えている遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の遊技機であっ
    て、記憶手段に記憶されている無効化解除中入賞情報の
    クリア処理を実行させるクリア指示手段を備えている遊
    技機。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の遊技機であっ
    て、記憶手段に無効化解除中入賞情報が記憶されてから
    設定時間内に特典付与指示手段またはクリア指示手段が
    操作されなかった場合に、記憶手段に記憶されている無
    効化解除中入賞情報のクリア処理を実行する遊技機。
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