JP2003284638A - 電磁炊飯器 - Google Patents

電磁炊飯器

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JP2003284638A
JP2003284638A JP2002091773A JP2002091773A JP2003284638A JP 2003284638 A JP2003284638 A JP 2003284638A JP 2002091773 A JP2002091773 A JP 2002091773A JP 2002091773 A JP2002091773 A JP 2002091773A JP 2003284638 A JP2003284638 A JP 2003284638A
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Japan
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rice cooker
coil
cover
electromagnetic
reel
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JP2002091773A
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Tsutomu Nitta
勉 新田
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁誘導コイルを分散配置するタイプの電磁
誘導コイルユニットを簡略且つ低コストで構成できるよ
うにする。 【解決手段】 電磁炊飯器に用いられる電磁誘導コイル
ユニット11を、中心コア13と該中心コア13の外周
端から遠心方向に一体に延設された一対のカバー部1
4,15とからなるリール12と、該リール12におけ
る前記中心コア13に巻き取られる内巻きコイル16お
よび前記リール12における外周側に巻き取られる外巻
きコイル17とによって構成するとともに、前記カバー
部14,15における一方側のカバー部14における外
周部を、着脱可能な分割カバー14aにより構成して、
分割カバー14aを取り外した状態で前記内巻きコイル
16を形成した後、前記分割カバー14aを取り付けて
前記外巻きコイル17を形成することができるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電磁誘導コイル
の誘導加熱により炊飯を行う電磁炊飯器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電磁誘導コイルの誘導加熱により炊飯を
行う電磁炊飯器は、従来からよく知られている。この誘
導加熱は、電磁誘導コイルにより発生する高周波磁界に
よって、該電磁誘導コイルの上に配設された磁性体から
なる飯器を発熱させるものであり、高効率であり、発熱
のみが発熱するので炊飯器本体が熱くなりにくく、抵抗
式ヒータのような寿命の問題もないため、大電流が投入
できるという利点がある。
【0003】ところが、誘導加熱による飯器の発熱は、
電磁誘導コイルに近い部分に集中する傾向にあり、加熱
ムラが生ずるという問題があった。炊飯の場合、米と水
を加熱するため、対流が起こりにくいところから、上記
したような加熱ムラに起因してご飯に炊きムラが生じる
という不具合が生じる。
【0004】そこで、飯器の底部において中心部と外周
部とに分散して電磁誘導コイルを配置することにより、
上記加熱ムラを解消するようにしたものが提案されてい
る。
【0005】例えば、特開平7−85959号公報に開
示されているように、リール部に内周部と外周部とは電
線を密に巻き、中間部を粗に巻き取り二分割構成とした
電磁誘導コイルにおいて、前記リール部の中心部に電線
を巻き取って電磁誘導コイルの内周部(換言すれば、飯
器の中心部に対応する部分)を形成した後、前記中間部
に複数に分割された円弧板状のスペーサを介在させて電
磁誘導コイルの中間粗部分を構成し、該スペーサの外側
に電線を巻き取って電磁誘導コイルの外周部(換言すれ
ば、飯器の外周部に対応する部分)を形成するようにし
たものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来公知の電磁誘導コイルの場合、リール部が一体構成と
されているため、リール部の中心部に電線を巻き取って
電磁誘導コイルの内周部を形成した後、リール部におけ
る中心部にスペーサを介在させ、該スペーサの外側に電
線を巻き取って電磁誘導コイルの外周部を形成するとい
う手順が必要となる。従って、スペーサという特別な部
材が必要となるとともに、製造工程も煩雑となり、製造
コストがかさむという問題がある。
【0007】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、電磁誘導コイルを分散配置するタイプの電磁誘導
コイルユニットを簡略且つ低コストで構成できるように
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、内部に飯器を収納
し得るように構成された有底筒状の保護枠と、該保護枠
の外底部に配設され、前記飯器に誘導電流を発生させる
電磁誘導コイルユニットとを備えた電磁炊飯器におい
て、前記電磁誘導コイルユニットを、中心コアと該中心
コアの外周端から遠心方向に一体に延設された一対のカ
バー部とからなるリールと、該リールにおける前記中心
コアに巻き取られる内巻きコイルおよび前記リールにお
ける外周側に巻き取られる外巻きコイルとによって構成
するとともに、前記カバー部における一方側の外周部
を、着脱可能な分割カバーにより構成している。
【0009】上記のように構成したことにより、分割カ
バーを取り外した状態でリールの中心コアに巻き取られ
る内巻きコイルを形成した後、前記分割カバーを取り付
けて前記リールの外周部に巻き取られる外巻きコイルを
形成することができることとなり、分割カバーの着脱操
作だけで内巻きコイルおよび外巻きコイルを容易に形成
することができる。つまり、電磁誘導コイルユニットを
簡略且つ低コストで構成することができるのである。
【0010】請求項2に発明におけるように、請求項1
記載の電磁炊飯器において、前記内巻きコイルおよび前
記外巻きコイルを、同一平面上に並ぶように電線を巻き
取って構成した場合、内巻きコイルおよび外巻きコイル
の占有面積を大きく取れるため、誘導加熱範囲を大きく
確保することができることとなり、加熱ムラの発生を極
力抑えることができる。
【0011】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の電磁炊飯器において、前
記内巻きコイルと前記外巻きコイルとの間に、所定幅の
間隔を設けた場合、内巻きコイルで誘導加熱される部分
と、外巻きコイルで誘導加熱される部分とが区画される
ため、内巻きコイルによる誘導加熱に起因して生ずる内
対流と外巻きコイルによる誘導加熱に起因して生ずる外
対流との二つの対流が飯器内において生ずることとな
り、炊きムラのないご飯を炊き上げることができる。
【0012】請求項4の発明におけるように、請求項
1、2および3のいずれか一項記載の電磁炊飯器におい
て、前記外巻きコイルを、前記分割カバーに一体に突設
した略環状の突起に巻き取るようにした場合、分割カバ
ーに突起を一体に突設するだけで外巻きコイルを巻き取
るための核を形成できることとなり、部品点数の低減お
よびコストダウンに寄与する。
【0013】請求項5の発明におけるように、請求項
1、2、3および4のいずれか一項記載の電磁炊飯器に
おいて、前記リールにおける前記分割カバーを除く部分
を、前記保護枠の一部により構成した場合、部品点数お
よび組付工数を低減することができる。
【0014】請求項6の発明におけるように、請求項
1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電磁炊飯
器において、前記リールにおけるカバー部のうち前記保
護枠側に位置するカバー部の外周端部に、円筒形状の縦
巻部を上向きに一体に突設するとともに、該縦巻部に、
前記外巻きコイルに連なり、鉛直方向に並ぶように電線
を巻き取ってなる縦巻きコイルを形成した場合、外巻き
コイルと縦巻きコイルとの誘導加熱によって外対流の発
生が促進されることとなり、飯器内に大容量の内容物が
収容されている状態での炊飯時においても、炊きムラの
ないご飯を炊き上げることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0016】第1の実施の形態 図1ないし図5には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる電磁炊飯器が示されている。
【0017】この電磁炊飯器は、図1に示すよう、内部
に炊飯用の飯器3を収納し得るように構成され且つ空間
部4を有する二重構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体
1の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体2とを備えてい
る。
【0018】前記炊飯器本体1は、外側壁となる胴部5
aと肩部5bとを有する合成樹脂の一体成形品からなる
外ケース5と、内周壁となる合成樹脂製の有底筒状の保
護枠6と、底壁を構成する合成樹脂製の底部材7とによ
って構成されており、前記外ケース5、保護枠6および
底部材7に囲まれて前記空間部4が形成されている。な
お、前記保護枠6内には、前記飯器3が取り出し可能に
収納されることとなっている。
【0019】前記保護枠6の底面中央部には、後述する
飯器3の底部中央の凹部が臨む円形の窪み部8が形成さ
れており、該窪み部8の中央部には、飯器温度を検出す
るための温度検出手段として作用するセンタセンサー9
を臨ませるためのセンサー穴10が形成されている。
【0020】前記保護枠6の外底部には、前記飯器3に
誘導電流を発生させる電磁誘導コイルユニット11が配
設されている。
【0021】前記電磁誘導コイルユニット11は、図3
および図4に示すように、中心コア13と該中心コア1
3の外周端から遠心方向に一体に延設された一対の上下
カバー部14,15とからなる合成樹脂製のリール12
と、該リール12における前記中心コア13に巻き取ら
れる内巻きコイル16および前記リール12における外
周側(後述する突起20)に巻き取られる外巻きコイル
17とによって構成されており、前記カバー部14,1
5における一方側(本実施の形態の場合、上部カバー部
14)の外周部は、着脱可能な分割カバー14aにより
構成されている。符号14bは、上部カバー部14にお
ける固定カバーである。そして、前記分割カバー14a
は、前記固定カバー14bに対してヘリコイド結合18
により取り付けられることとなっている。
【0022】前記内巻きコイル16および前記外巻きコ
イル17は、同一平面上に並ぶように電線(具体的に
は、銅線を所定本数束ねてなるリッツ線)19を巻き取
って構成されている。このようにすると、内巻きコイル
16および外巻きコイル17の占有面積を大きく取れる
ため、誘導加熱範囲を大きく確保することができること
となり、加熱ムラの発生を極力抑えることができる。
【0023】また、前記外巻きコイル17は、前記分割
カバー14aの内面に一体に突設した略環状(即ち、一
部分が欠落した環状)の突起20に巻き取られることと
なっている。このようにすると、分割カバー14aの内
面に突起20を一体に突設するだけで外巻きコイル17
を巻き取るための核を形成できることとなり、部品点数
の低減およびコストダウンに寄与するし、また、内巻き
コイル16と外巻きコイル17との間には、所定幅の間
隔Sが設けられることとなり、内巻きコイル16で誘導
加熱される部分と、外巻きコイル17で誘導加熱される
部分とが区画される。その結果、内巻きコイル16によ
る誘導加熱に起因して生ずる内対流Aと外巻きコイル1
7による誘導加熱に起因して生ずる外対流Bとの二つの
対流が飯器3内において生ずることとなり、炊きムラの
ないご飯を炊き上げることができることとなるのであ
る。
【0024】また、前記リール12におけるカバー部1
4,15のうち前記保護枠6側に位置する上部カバー部
14の外周端部(具体的には、分割カバー14aの外周
端部)には、円筒形状の縦巻部14cが上向きに一体に
突設されており、該縦巻部14cには、前記外巻きコイ
ル17に連なり、鉛直方向に並ぶように電線(即ち、リ
ッツ線)19を巻き取ってなる縦巻きコイル21が形成
されている。このようにすると、外巻きコイル17と縦
巻きコイル21との誘導加熱によって外対流Bの発生が
促進されることとなり、飯器3内に大容量の内容物が収
容されている状態での炊飯時においても、炊きムラのな
いご飯を炊き上げることができる。
【0025】また、前記リール12における下部カバー
部15には、中心コア13に近接した位置および外周端
部に位置して電線(即ち、リッツ線)19の巻き取り始
端19aを導入するための開口22および前記縦巻きコ
イル21を形成しない場合において電線(即ち、リッツ
線)19の巻き取り終端19bを導出するための開口2
3が形成されている(図3の仮想線図示参照)。
【0026】さらに、前記縦巻部14cの上端および下
端外周端部には、前記縦巻きコイル21の脱落を防止す
るとともに、該縦巻きコイル21の始端および終端を巻
き付けるための爪部24,25が設けられている。
【0027】上記構成の電磁誘導コイルユニット11
は、次のようにして製造される。
【0028】即ち、分割カバー14aを取り外した状態
でリール12における下部カバー部15の中心コア13
近傍に形成された開口22から電線(即ち、リッツ線)
19を導入し、リール12をターンテーブル(図示省
略)上に位置決め載置し、該ターンテーブルを回転させ
て前記中心コア13に対して電線(即ち、リッツ線)1
9を巻き付けて内巻きコイル16を形成する。該内巻き
コイル16における電線(即ち、リッツ線)19の巻き
付け本数は、所定本数(例えば、5〜8本)とされる。
その後、ターンテーブルの回転を停止させ、分割カバー
14aを固定カバー14bに対してヘリコイド結合18
により取り付け、再度ターンテーブルを回転させて分割
カバー14aの突起20に対して電線(即ち、リッツ
線)19を巻き付けて外巻きコイル17を形成する。該
外巻きコイル17における電線(即ち、リッツ線)19
の巻き付け本数は、所定本数(例えば、7〜9本)とさ
れる。その後、ターンテーブルの回転を停止させ、縦巻
部14cの下端に形成された爪部25に電線(即ち、リ
ッツ線)19をひっかけ、再びターンテーブルを回転さ
せて、縦巻部14cの外周に対して電線(即ち、リッツ
線)19を巻き付けて縦巻きコイル21を形成する。該
縦巻きコイル21における電線(即ち、リッツ線)19
の巻き付け本数は、所定本数(例えば、2〜3本)とさ
れる。その後、ターンテーブルの回転を停止させ、電線
(即ち、リッツ線)19の端部を縦巻部14cの上端外
周部に形成された爪部24にひっかける。なお、電線
(即ち、リッツ線)19の両端を半田層に浸漬すること
により、表面の絶縁層が溶解して束ねられた銅線が半田
付けされる。
【0029】上記のようにすれば、コイル形状を形成す
るための金型(即ち、治具)が不要となるとともに、簡
単な巻線装置(例えば、ターンテーブル型巻線装置)の
みで製造できる。また、リール12の形状を変更するだ
けで、コイルの巻数などを簡単に変化させることができ
るし、電線19,19・・同士を接着させる必要がない
ため、発熱により融着するニス層の塗布が不要となり、
低コストのリッツ線を使用できる。さらに、廃棄時に
は、電線(即ち、リッツ線)19をリール12から簡単
に外すことができるので、リサイクル性が高くなる。
【0030】ところで、上記のようにして製造された電
磁誘導コイルユニット11は、次のようにして電磁炊飯
器に取り付けられる。
【0031】前記リール12の中心コア13には、セン
タセンサー9を嵌挿するための穴26が形成されてお
り、該穴26の口縁には、前記保護枠6の外底部に垂設
された環状突起27が収納される環状凹溝28が形成さ
れている。該環状凹溝28内には、上向きの環状突起2
9が一体に立設されており、該環状突起29を、前記環
状突起27に形成された環状溝30に嵌挿して高周波溶
着することにより、リール中心コア13が保護枠6の外
底部に結合されることとなっている。
【0032】また、前記リール12における分割カバー
14aおよび下部カバー部15を貫通する貫通穴31,
32が周方向に90°間隔で4個づつ形成されており、
該各貫通穴31,32には、前記保護枠6の外底部から
一体に突設されたガイドボス33がそれぞれ嵌挿される
こととなっている。該各ガイドボス33にはネジ穴34
がそれぞれ形成されており、該ネジ穴34には、後述す
るように、前記電磁誘導コイルユニット11の下方に配
設されるフェライトコア35を下方から支えるコア押さ
え36におけるコア非支持部36aを取り付けるための
ビス37が螺着されることとなっている。つまり、前記
ガイドボス33は、ヘリコイド結合18により結合され
ている分割カバー14aと固定カバー14bとの結合状
態を維持すべく分割カバー14aの回動を規制する作用
をなすとともに、電磁誘導コイルユニット11を保護枠
6とコア押さえ36との間に挟持する作用をなす。
【0033】さらに、前記コア押さえ36におけるコア
支持部36bの外端には、取付部38が一体に突設され
ており、該取付部38は、前記保護枠6の側方から垂設
された取付ボス39と前記底部材7から隆起された取付
ボス40との間に挟持された状態で、取付ボス40、取
付部38および取付ボス39を貫通して螺着されるビス
41を介して固定されることとなっている。符号42
は、電磁誘導コイルユニット11の取付状態において分
割カバー14aの外端部の開き(換言すれば、分割カバ
ー14aの外端と下部カバー部15の外端との間の間隔
の拡大)を抑制するために前記保護枠6に一体形成され
た突部である。
【0034】前記炊飯器本体1の底部(即ち、空間部4
の前部)には、前記電磁誘導コイルユニット11の通電
制御を行うためのパワートランジスタおよび整流用ダイ
オードブリッジ(図示省略)等の電子部品へ冷却風を圧
送する電子部品冷却用の冷却ファン43が配設されてい
る。また、前記炊飯器本体1の底壁(具体的には、底部
材7)には、前記冷却ファン43に対向して多数の空気
入口44,44・・が形成されている。符号45は前記
保護枠6の側周面に設けられた保温ヒータ、46は断熱
材、47はコードリールである。
【0035】一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成
樹脂製の上板48と、該上板48の外周縁に接合される
合成樹脂製のドーナツ形状の下部縁板49と該下部縁板
49の内周縁に取り付けられる熱良導体(例えば、アル
ミ合金等)からなる放熱板50とによって構成されてお
り、前記これらの板材48,49,50に囲まれた空間
部51には、断熱材52が配設されている。
【0036】この蓋体2は、前記外ケース肩部5bの一
側に設けられたヒンジピン53を介して炊飯器本体1に
対して弧回動自在に取り付けられている。
【0037】そして、前記蓋体2の中央部には、前記上
板48から垂設された筒部54が一体に垂設されてお
り、該筒部54の下端には、炊飯時に発生する水蒸気を
外部へ排出するための蒸気排出通路56を有する調圧筒
55が着脱自在に取り付けられている。符号57は調圧
筒55への蒸気入口、58は調圧筒55からの蒸気出
口、59は蓋体2の上板48に形成された蒸気排出口、
60は蓋体2の周縁と飯器3の開口部との間をシールす
るシールパッキン、61は前記蓋体2における放熱板5
0の上面に設けられた蓋ヒータである。
【0038】前記炊飯器本体1の反ヒンジ側(即ち、蓋
体2をロックするロック機構62が設けられている側)
における空間部4には、電磁誘導コイルユニット11、
保温ヒータ45および蓋ヒータ61等への通電制御を司
る制御ユニットが組み込まれた制御基板63が配設され
る一方、前記外ケース肩部5bにおける反ヒンジ側(即
ち、蓋体2をロックするロック機構62が設けられてい
る側)には、各種操作スイッチ類(例えば、炊飯スイッ
チ、予約スイッチ等)および表示装置として作用する液
晶表示装置を備えた操作パネル部64が設けられてい
る。
【0039】ところで、図5に示すように、上記電磁誘
導コイルユニット11において、リール12における下
部カバー部15に、隣り合う電線(即ち、リッツ線)1
9,19・・を区画する隔壁65,65・・を一体に形
成する場合もある。このようにすると、電線(即ち、リ
ッツ線)19の全長を短くしつつ、径の大きい電磁誘導
コイルユニット11を作製することができるし、電線
(即ち、リッツ線)19同士が接触しないので、熱拡散
性が良好となる。
【0040】第2の実施の形態 図6には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電磁炊
飯器における要部が示されている。
【0041】この場合、リール12における下部カバー
部15の外周部が着脱可能な分割カバー15aとされて
おり、該分割カバー15aは、第1の実施の形態におけ
ると同様に、前記下部カバー部15における固定カバー
15bに対してヘリコイド結合18により着脱可能に結
合されることとなっている。また、外巻きコイル17
は、飯器3における底部と側部とをつなぐ湾曲部3aに
対応して形成されることとなっており、前記リール12
における上部カバー部14の内面に突設した略環状の突
起20に電線(即ち、リッツ線)19を巻き付けること
により形成される。また、本実施の形態においては、フ
ェライトコア35を支えるコア押さえ36のコア支持部
36bの内端と電磁誘導コイルユニット11の中心コア
13とを保護枠6の取付ボス66に対してビス67によ
り共締めすることにより、電磁誘導コイルユニット11
およびコア押さえ36の取付が行われることとなってい
る。また、リール12における上部カバー部15の外端
には、取付部68が一体に突設されており、該取付部6
8は、前記コア押さえ36のコア支持部36bの取付部
38とともに、前記保護枠6の側方から垂設された取付
ボス39に対してビス41により共締めされている。な
お、この場合、外巻きコイル17を、飯器3における湾
曲部3aに対応させて形成しているため、第1の実施の
形態において説明したリール12における縦巻部14c
および縦巻きコイル21は省略されている。その他の構
成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様
なので説明を省略する。
【0042】第3の実施の形態 図7には、本願発明の第3の実施の形態にかかる電磁炊
飯器における要部が示されている。
【0043】この場合、リール12における下部カバー
部15の外周部が着脱可能な分割カバー15aとされて
おり、該分割カバー15aは、第1の実施の形態におけ
ると同様に、前記下部カバー部15における固定カバー
15bに対してヘリコイド結合18により着脱可能に結
合されることとなっている。また、外巻きコイル17
は、飯器3における底部と側部とをつなぐ湾曲部3aに
対応して形成されることとなっており、前記リール12
における上部カバー部14の内面に所定間隔をおいて上
下方向に並ぶように突設した略環状の突起20,20・
・に電線(即ち、リッツ線)19を巻き付けることによ
り形成される。また、本実施の形態においては、フェラ
イトコア35を支えるコア押さえ36のコア支持部36
bの内端と電磁誘導コイルユニット11の中心コア13
とを保護枠6の取付ボス66に対してビス67により共
締めすることにより、電磁誘導コイルユニット11およ
びコア押さえ36の取付が行われることとなっている。
また、リール12における上部カバー部15の外端に
は、取付部68が一体に突設されており、該取付部68
は、前記コア押さえ36のコア支持部36bの取付部3
8とともに、前記保護枠6の側方から垂設された取付ボ
ス39に対してビス41により共締めされている。な
お、この場合にも、外巻きコイル17を、飯器3におけ
る湾曲部3aに対応させて形成しているため、第1の実
施の形態において説明したリール12における縦巻部1
4cおよび縦巻きコイル21は省略されている。その他
の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると
同様なので説明を省略する。
【0044】第4の実施の形態 図8には、本願発明の第4の実施の形態にかかる電磁炊
飯器の要部が示されている。
【0045】この場合、リール12における下部カバー
部15の外周部が着脱可能な分割カバー15aとされて
おり、該分割カバー15aは、第1の実施の形態におけ
ると同様に、前記下部カバー部15における固定カバー
15bに対してヘリコイド結合18により着脱可能に結
合されることとなっている。また、外巻きコイル17
は、飯器3における底部と側部とをつなぐ湾曲部3aに
対応して形成されることとなっており、前記リール12
における上部カバー部14の内面に突設された略環状の
突起20に電線(即ち、リッツ線)19を巻き付けるこ
とにより形成される。さらに、前記上部カバー部14
を、外巻きコイル17の形成部より上方に延設して縦巻
部14cを形成し、該縦巻部14cに縦巻きコイル21
が形成されることとなっている。このようにすると、飯
器3内に大容量の内容物が収容されている状態での炊飯
時においても飯器3内での対流発生が促進されることと
なり、炊きムラのないご飯を炊き上げることができる。
また、本実施の形態においては、フェライトコア35を
支えるコア押さえ36のコア支持部36bの内端と電磁
誘導コイルユニット11の中心コア13とを保護枠6の
取付ボス66に対してビス67により共締めすることに
より、電磁誘導コイルユニット11およびコア押さえ3
6の取付が行われることとなっている。その他の構成お
よび作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なの
で説明を省略する。
【0046】第5の実施の形態 図9には、本願発明の第5の実施の形態にかかる電磁炊
飯器の要部が示されている。
【0047】この場合、保護枠6が、略円筒形状の上部
保護枠6aと、略皿形状の下部保護枠6bとに分割され
ており、上下保護枠6a,6bは、シール部材として作
用するOリング70を介在させた状態でビス71を介し
て結合されている。また、前記リール12における上部
カバー部14は、前記保護枠6の一部(即ち、下部保護
枠6b)により構成されている。このようにすると、部
品点数および組付工数を低減することができる。また、
この場合、リール12における下部カバー部15の外周
部が着脱可能な分割カバー15aとされており、該分割
カバー15aは、第1の実施の形態におけると同様に、
前記下部カバー部15における固定カバー15bに対し
てヘリコイド結合18により着脱可能に結合されること
となっている。また、外巻きコイル17は、前記分割カ
バー15aの内面に突設した略環状の突起20に電線
(即ち、リッツ線)19を巻き付けることにより形成さ
れる。さらに、前記下部保護枠6bにより構成される上
部カバー部14において前記飯器3の湾曲部3aに対応
する部位には、縦巻部14cが形成されており、該縦巻
部14cに縦巻きコイル21が形成されることとなって
いる。このようにすると、外巻きコイル17と縦巻きコ
イル21との誘導加熱によって外対流Bの発生が促進さ
れることとなり、飯器3内に大容量の内容物が収容され
ている状態での炊飯時においても、炊きムラのないご飯
を炊き上げることができる。さらにまた、フェライトコ
ア35を支えるコア押さえ36のコア支持部36bの内
端と電磁誘導コイルユニット11の中心コア13とを保
護枠6の取付ボス66に対してビス67により共締めす
ることにより、電磁誘導コイルユニット11およびコア
押さえ36の取付が行われることとなっている。また、
コア押さえ36におけるコア支持部36bの取付部38
は、前記上下保護枠6a,6bを結合するビス71によ
り上部保護枠6aの側方から垂設された取付ボス39に
対して共締めされている。その他の構成および作用効果
は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略
する。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内部に飯器を
収納し得るように構成された有底筒状の保護枠と、該保
護枠の外底部に配設され、前記飯器に誘導電流を発生さ
せる電磁誘導コイルユニットとを備えた電磁炊飯器にお
いて、前記電磁誘導コイルユニットを、中心コアと該中
心コアの外周端から遠心方向に一体に延設された一対の
カバー部とからなるリールと、該リールにおける前記中
心コアに巻き取られる内巻きコイルおよび前記リールに
おける外周側に巻き取られる外巻きコイルとによって構
成するとともに、前記カバー部における一方側の外周部
を、着脱可能な分割カバーにより構成して、分割カバー
を取り外した状態でリールの中心コアに巻き取られる内
巻きコイルを形成した後、前記分割カバーを取り付けて
前記リールの外周部に巻き取られる外巻きコイルを形成
することができるようにしたので、分割カバーの着脱操
作だけで内巻きコイルおよび外巻きコイルを容易に形成
することができることとなり、電磁誘導コイルユニット
を簡略且つ低コストで構成することができるという効果
がある。
【0049】請求項2に発明におけるように、請求項1
記載の電磁炊飯器において、前記内巻きコイルおよび前
記外巻きコイルを、同一平面上に並ぶように電線を巻き
取って構成した場合、内巻きコイルおよび外巻きコイル
の占有面積を大きく取れるため、誘導加熱範囲を大きく
確保することができることとなり、加熱ムラの発生を極
力抑えることができる。
【0050】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の電磁炊飯器において、前
記内巻きコイルと前記外巻きコイルとの間に、所定幅の
間隔を設けた場合、内巻きコイルで誘導加熱される部分
と、外巻きコイルで誘導加熱される部分とが区画される
ため、内巻きコイルによる誘導加熱に起因して生ずる内
対流と外巻きコイルによる誘導加熱に起因して生ずる外
対流との二つの対流が飯器内において生ずることとな
り、炊きムラのないご飯を炊き上げることができる。
【0051】請求項4の発明におけるように、請求項
1、2および3のいずれか一項記載の電磁炊飯器におい
て、前記外巻きコイルを、前記分割カバーに一体に突設
した略環状の突起に巻き取るようにした場合、分割カバ
ーに突起を一体に突設するだけで外巻きコイルを巻き取
るための核を形成できることとなり、部品点数の低減お
よびコストダウンに寄与する。
【0052】請求項5の発明におけるように、請求項
1、2、3および4のいずれか一項記載の電磁炊飯器に
おいて、前記リールにおける前記分割カバーを除く部分
を、前記保護枠の一部により構成した場合、部品点数お
よび組付工数を低減することができる。
【0053】請求項6の発明におけるように、請求項
1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電磁炊飯
器において、前記リールにおけるカバー部のうち前記保
護枠側に位置するカバー部の外周端部に、円筒形状の縦
巻部を上向きに一体に突設するとともに、該縦巻部に、
前記外巻きコイルに連なり、鉛直方向に並ぶように電線
を巻き取ってなる縦巻きコイルを形成した場合、外巻き
コイルと縦巻きコイルとの誘導加熱によって外対流Bの
発生が促進されることとなり、飯器内に大容量の内容物
が収容されている状態での炊飯時においても、炊きムラ
のないご飯を炊き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁炊飯
器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁炊飯
器の底部材を取り外した状態を示す底面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁炊飯
器における電磁誘導コイルユニットの縦断面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁炊飯
器における電磁誘導コイルユニットの平面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁炊飯
器における電磁誘導コイルユニットの変形例を示す縦断
面図である。
【図6】本願発明の第2の実施の形態にかかる電磁炊飯
器の要部縦断面図である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態にかかる電磁炊飯
器の要部縦断面図である。
【図8】本願発明の第4の実施の形態にかかる電磁炊飯
器の要部縦断面図である。
【図9】本願発明の第5の実施の形態にかかる電磁炊飯
器の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1は炊飯器本体、2は蓋体、3は飯器、6は保護枠、1
1は電磁誘導コイルユニット、12はリール、13は中
心コア、14,15はカバー部、14a,15aは分割
カバー、14cは縦巻部、16は内巻きコイル、17は
外巻きコイル、19は電線(リッツ線)、20は突起、
21は縦巻きコイル、Sは間隔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に飯器を収納し得るように構成され
    た有底筒状の保護枠と、該保護枠の外底部に配設され、
    前記飯器に誘導電流を発生させる電磁誘導コイルユニッ
    トとを備えた電磁炊飯器であって、前記電磁誘導コイル
    ユニットを、中心コアと該中心コアの外周端から遠心方
    向に一体に延設された一対のカバー部とからなるリール
    と、該リールにおける前記中心コアに巻き取られる内巻
    きコイルおよび前記リールにおける外周側に巻き取られ
    る外巻きコイルとによって構成するとともに、前記カバ
    ー部における一方側の外周部を、着脱可能な分割カバー
    により構成したことを特徴とする電磁炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記内巻きコイルおよび前記外巻きコイ
    ルを、同一平面上に並ぶように電線を巻き取って構成し
    たことを特徴とする前記請求項1記載の電磁炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記内巻きコイルと前記外巻きコイルと
    の間には、所定幅の間隔を設けたことを特徴とする前記
    請求項1および2のいずれか一項記載の電磁炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記外巻きコイルを、前記分割カバーに
    一体に突設した略環状の突起に巻き取るようにしたこと
    を特徴とする前記請求項1、2および3のいずれか一項
    記載の電磁炊飯器。
  5. 【請求項5】 前記リールにおける前記分割カバーを除
    く部分を、前記保護枠の一部により構成したことを特徴
    とする前記請求項1、2、3および4のいずれか一項記
    載の電磁炊飯器。
  6. 【請求項6】 前記リールにおけるカバー部のうち前記
    保護枠側に位置するカバー部の外周端部には、円筒形状
    の縦巻部を上向きに一体に突設するとともに、該縦巻部
    には、前記外巻きコイルに連なり、鉛直方向に並ぶよう
    に電線を巻き取ってなる縦巻きコイルを形成したことを
    特徴とする前記請求項1、2、3、4および5のいずれ
    か一項記載の電磁炊飯器。
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JP2010094530A (ja) * 2009-12-24 2010-04-30 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
KR20210128433A (ko) * 2019-03-11 2021-10-26 니코벤처스 트레이딩 리미티드 에어로졸 제공 디바이스

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