JP2003284434A - マルチング材及びそれを用いた施工方法 - Google Patents
マルチング材及びそれを用いた施工方法Info
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Abstract
らの雑草の成長及び飛来する種子による雑草の成長も防
止できる、マルチング材及びそれを用いた施工方法を提
供する。 【解決手段】 植物繊維、動物繊維、木チップ、ボール
紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種
を主原料とするマルチング材に、成長抑制剤が付与され
ている。成長抑制剤としては、ペンディメタリン、リニ
ュロン、トリフルラリン、ナプロパミドより選択された
少なくとも一種を含有することが好ましい。
Description
離帯や公園に植えられた植栽物等の根元の周囲に敷設し
て、植栽物等の生育を助成するとともに雑草の成長を抑
制するためのマルチング材及びそれを用いた施工方法に
関する。
植栽物を植えたり、街路樹を植えたり、山に植生、植
栽、植林したりして緑化が推進されている。このような
植栽物の根元の周囲には雑草が生え易く、放置しておく
と雑草が繁茂して景観的に見苦しいばかりでなく、植栽
物に日光が当たりにくくなったり、土壌の養分や水分が
雑草に吸収されて植栽物の生育が阻害されてしまう。
又、枯れ草等放置された状態で、煙草の投げ捨て等があ
ると、火災が発生する危険性がある。
一般的には人手による草刈りや除草剤の散布が行われて
いる。しかしながら、草刈りは重労働であり、特に、道
路の中央分離帯などの草刈りは、排気ガスを吸いながら
の作業になるばかりでなく、通行を遮断して行うため渋
滞の発生、近年の人手不足、作業者の高齢化に伴う労働
力の確保など問題は多い。また、除草剤の散布も、その
安全性等の問題から使用範囲が限られているのが現状で
ある。
カバー又はマルチング材といわれるマットやシートを地
表面に敷いて日光を遮断することにより、雑草の成長を
抑制する方法が知られている。
い畳、マニラ麻、ヤシなどの植物繊維からなるものが古
くから用いられており、近年では、樹脂製のシート、繊
維質マット、木チップ、ボール紙、グラスウール、ロッ
クウール等が用いられるようになってきた。マルチング
材は、植栽物の生育のために透水性を有していることが
必要であり、樹脂製のシートなど透水性のないものに
は、透水性を付与するために多数の穴が設けられてい
る。
来のマルチング材は、地表面にある種子や株からの雑草
の生育を抑制するには有効な方法であったが、その施工
後、上述した穴や隙間からタンポポのような飛来する雑
草の種子等が侵入して発芽し、防草効果が持続しないと
いう問題があった。例えば、ボール紙のマルチング材は
その継ぎ目から雑草が生育しやすく、麻布や粗毛布など
の繊維質マルチング材も透水性は良好であるが飛来した
雑草の種子の発芽を抑制する効果は薄かった。
を有するマルチング材としては、グラスウールのマルチ
ング材が知られている。グラスウールは、水が抜けやす
く、その表面が乾燥しやすいため、マルチング材上に飛
来した雑草の種子は発芽しても水分を吸収することがで
きず、その根が地表面に達する前に乾燥して枯れてしま
うからである。しかしながら、このグラスウールのマル
チング材は、一定の面密度及び厚さのマットを切って敷
き並べなければならず、施工面が複雑な地形の場合には
施工することが困難であった。
グ材として、ロックウールや樹皮繊維などの繊維を結着
材で固めた不定形の置き均しタイプのマルチング材が知
られているが、このマルチング材も、雨の多い春から夏
にかけては、飛来した雑草の種子がその表面で発芽しや
すいという欠点があった。
除草剤をあらかじめ混入しておく方法も考えられるが、
安全な除草剤は一般に葉から吸収されるので、飛来した
雑草の種子の発芽抑制には効果がない。また、除草剤の
種類によっては、植栽物の成長を妨げてしまう恐れもあ
る。
長には影響を与えずに地表面からの雑草の成長を防止
し、更に、飛来する種子等による雑草の成長も防止でき
る、マルチング材及びそれを用いた施工方法を提供する
ことにある。
め、本発明のマルチング材は、植物繊維、動物繊維、木
チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された
少なくとも一種を主原料とするマルチング材に、成長抑
制剤が付与されていることを特徴とする。
グ材で地表面を被って光を遮断することにより、地表面
にある種子や株からの雑草の成長を抑制する効果が得ら
れると同時に、成長抑制剤の付与によって、施工後のマ
ルチング材表面に飛来した雑草の種子等の発芽も抑制で
きる。しかも植えられている植栽物の発育には影響を与
えない。
れているので、土壌と直接接触することがない。これに
よって、土壌微生物による成長抑制剤の分解を防止で
き、発芽抑制効果を長期にわたり持続することができ
る。
は、ペンディメタリン、リニュロン、トリフルラリン、
ナプロパミドより選択された少なくとも一種を含有する
ことが好ましい。
ラリン、ナプロパミドは特に発芽抑制効果が高く、効果
的に雑草の成長を抑制できる。また、ペンディメタリ
ン、リニュロン、トリフルラリン、ナプロパミドは水に
難容性であるため、雨水等により地中に移動する事が無
いので、土壌微生物による分解が無い。また、ペンディ
メタリン、リニュロン、トリフルラリン、ナプロパミド
は揮発性であり、徐々に揮発することによって発芽抑制
効果を発揮するので、成長抑制剤の量によって効果の持
続期間を調整することができる。
セメント又は高分子有機物のバインダーを含有すること
が好ましい。また、前記マルチング材の主原料がロック
ウールであって、前記バインダーがセメントであること
が好ましい。
内部に保持されやすくなるので雨水等により地表面に移
動し難く、その効果の持続期間が長くなる。また、成長
抑制剤が土壌に接触しないので、土壌中の微生物による
分解を受け難くなる。更に、成長抑制剤の紫外線等によ
る分解等の影響も受け難くなる。また、マルチング材の
強度を向上させることができ、マルチング材の形状も保
持しやすくなる。
は、植物繊維、動物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊
維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料と
して含有するマルチング材を地表面に敷設するマルチン
グ材の施工方法において、前記マルチング材に、成長抑
制剤を付与することを特徴とする。
維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択
された少なくとも一種に、セメント又は高分子有機物の
バインダーを付与して形成したものからなる場合には、
前記バインダーに、前記成長抑制剤を含有させることが
できる。
ば、マルチング材で地表面を被って光を遮断することに
より、地表面にある種子や株からの雑草の成長を抑制す
る効果が得られると同時に、成長抑制剤の付与によっ
て、施工後のマルチング材表面に飛来した雑草の種子等
の発芽も抑制できる。しかも植えられている植栽物の発
育には影響を与えない。また、成長抑制剤はマルチング
材に付与されているので、土壌と直接接触することがな
い。これによって、土壌微生物による成長抑制剤の分解
を防止でき、発芽抑制効果を長期にわたり持続すること
ができる。
いて説明する。マルチング材の主原料としては、植物繊
維、動物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊
維より選択された少なくとも一種が用いられる。これら
のマルチング材は、通気性、遮光性及び透水性を有する
マルチング層を形成でき、しかも植栽物の生育を妨げる
おそれがない。
ら、もみ殻等が、動物繊維としては羊毛等が、無機繊維
としてはロックウール、グラスウール等が、有機繊維と
してはポリプロピレン繊維等が例示でき、特にコストや
耐久性の点からロックウールが好ましい。また、これら
は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよ
く、例えば不織布又は織布として用いることができる。
ーを含有していてもよい。これにより、マルチング材の
施工後の耐久性が増し、雑草の成長抑制効果を長期に持
続させることが可能となる。また、マルチング材を予め
シート状に形成する場合のみならず、マルチング材の主
原料とバインダーとの混合物を、現地の施工場所にて施
工する地表面に直接吹き付けて固化させることにより形
成することもできる。バインダーとしては、セメント
や、樹脂、デンプン等の高分子有機物が使用でき、特に
セメント又は樹脂が好ましい。
の目的を著しく損わない範囲で、常用の各種添加剤、例
えば珪砂等の骨材等を含有していてもよい。
剤について説明する。本発明は、上記のマルチング材
に、成長抑制剤が付与されていることを特徴としてい
る。
芽を抑制する作用を有し、植栽物の育成には、影響を与
えない性質を有する化合物を含有するものである。これ
により、施工後の雑草の種子等の発芽を選択的に抑制す
ることができる。
スルフロンメチル、ビフェノックス、ペンディメタリ
ン、リニュロン、プロピザミド、プロジアミン、ナプロ
パミド、テニルクロール、CAT、イソキサベン、イン
ダノファン、カフェンストロール、ベスロジン、リニュ
ロン、イソウロン、トリアジワラム、ピリブチカルブ、
DCMU、DCBN、シアナジン、トリクロピルブトキ
シエチル、アミプロホスマチル、トリフルラリン、メト
リブジン、テブチウロン、メチルダイムロン、TCT
P、エトキススルフロン、シデュロン、ジチウオピル等
が挙げられる。
使用してもよく、また、2種類以上の化合物を混合して
用いてもよい。
リン(N−(1−エチルプロピル)−3,4−ジメチル
−2,6−ジニトロアニリン)、リニュロン(3−
(3,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−1−メ
チル尿素)、トリフルラリン(α,α,α−トリフルオ
ロ−2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−p−トル
イジン)、ナプロパミド(2−(α−ナフトキシ)−
N,N−ジエチルプロピオンアミド)を含有することが
特に好ましい。
ラリン、ナプロパミドは、水に対する溶解度が、それぞ
れ0.3mg/L(20℃)、81mg/L(24
℃)、0.2mg/L(20℃)、70mg/L(20
℃)であって水に難溶性であるため、マルチング材に付
与しても雨水等により地中に移動する事が無い。したが
って、土壌微生物による分解を受け難いので、長期にわ
たって発芽抑制効果を持続することができる。
リフルラリン、ナプロパミドは揮発性であり、徐々に揮
発することにより発芽抑制効果を発揮するので、成長抑
制剤の量によって効果の持続期間を調整することができ
る。
リフルラリン、ナプロパミドは、急性経口毒性がラット
LD50値(mg/kg)で、それぞれ、10000mg
以上、1000mg以上、2500mg以上、5000
mg以上であり安全性も高い。
ルチング材の固形分100質量部に対して、0.000
3〜0.15質量部であることが好ましい。前記値が
0.0003質量部未満であると雑草の種子の成長抑制
効果が充分に得られず、0.15質量部を超えると、植
栽物の成長を妨げてしまうため好ましくない。
液や鉱物質の細粒等を媒体とし、溶液分散体や粒状物、
粉状物の形態とすることが好ましい。これによって、マ
ルチング材への付与を容易に行うことができる。前記形
態とした場合、前記形態全量に含まれる上記化合物の量
は、1〜10質量%であることが好ましい。
するマルチング材の場合、それらを構成する材料に成長
抑制剤を混合させることができる。この場合には、前記
マルチング材中に成長抑制剤が保持され易いことから、
マルチング材の固形分100質量部に対する上記化合物
の量は0.0003〜0.1質量部とすることが好まし
い。
抑制剤を付与する場合には、マルチング材の固形分10
0質量部に対する上記化合物の量は0.001〜0.1
5質量部とすることで、飛来した雑草の種子の発芽を充
分に抑制することができる。
ついて説明する。本発明において、成長抑制剤は、マル
チング材を施工する前に予め付与しておいてもよく、あ
るいはマルチング材を施工した後に付与してもよいが、
マルチング材を施工する前や施工する際に付与すること
が、マルチング材中に成長抑制剤が保持され易く好まし
い。
ばそのまま使用でき、繊維化されたマルチング材であれ
ば、シート状又は粒状に形成することができる。また、
この際に不織布や織布として形成してもよく、セメン
ト、樹脂、デンプン等のバインダーを混合して形成して
もよい。更に、繊維化されたマルチング材とバインダー
との混合物を、地表面に直接吹付けてマルチング材を形
成してもよい。
度は、1〜10kg/m2が好ましく、より好ましくは
1〜7kg/m2である。1kg/m2未満では飛来した
雑草の種子の発根・発芽を効果的に抑制することができ
ず、10kg/m2を超えるとコストが高くなるだけ
で、効果は向上しないため好ましくない。
工程及び施工工程のいずれの工程で行ってもよい。すな
わち、マルチング材を形成する際に付与してもよく、マ
ルチング材を形成した後、地表面への敷設前に付与して
もよく、マルチング材を地表面に敷設した後に付与して
もよいが、マルチング材を施工する前や施工する際に付
与することが、マルチング材中に成長抑制剤が保持され
易く好ましい。
で付与する方法は、例えばロックウールや樹脂繊維を板
状に抄いたものや、粗毛布や不織布を用いる場合には、
シート製造工程で成長抑制剤を繊維中に練り込む方法が
挙げられる。また、例えば、ロックウール繊維をセメン
ト等のバインダーで固定するタイプのマルチや、樹皮を
繊維化したものに粘着剤等のバインダーを混ぜたマルチ
ング材の場合には、繊維とバインダーを混合する工程で
成長抑制剤を混合する方法でもよく、予めバインダー中
に成長抑制剤を含有させる方法でもよい。
ダー中に成長抑制剤を予め含有させる方法は、マルチン
グ材の施工後の耐久性が増加し、防草効果を長期に持続
させることが可能であるともに、マルチング材をシート
状に形成する場合だけでなく、地表面に直接吹付けて施
工することも可能となる。
類のものを1層だけで施工してもよく、複数種類のもの
を2層以上に積層して施工してもよい。この場合、2層
以上のマルチ層を形成する場合には、有機繊維又は無機
繊維からなる不織布又は織布を地表面に敷設した後、そ
の上に植物繊維、動物繊維、木チップ、ボール紙、有機
繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を積層し
て、マルチ層を構成することが好ましい。マルチング材
をこのように2層で構成することにより、下層の不織布
又は織布によって地面から発芽した雑草がマルチ層を突
き破って伸びることを防止し、上層の植物繊維、動物繊
維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択
された少なくとも一種によって、マルチ層上に飛来して
きた雑草の種子の発芽を抑制することができる。
地表面からの雑草の成長を防止するだけでなく、飛来す
る種子による雑草の成長も防止できる。また、上記のよ
うなマルチング材は断熱性も有しているため、植栽物の
根元を保温する効果ももたらされる。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
表面に植栽物であるヘデラヘリックス3本を植え、その
周りにマルチング材として、ロックウール粒状綿(平均
繊維径5μm、平均粒径5mm)0.175kgに、ポ
ルトランドセメント0.038kg、及び微珪砂0.0
38kg加えてなる混合物(商品名「マルチングブロ
ウ」、旭ファイバーグラス株式会社製、以下「マルチン
グブロウ」という)に、成長抑制剤として、ペンディメ
タリン1.5%、リニュロン1.0%を含有する鉱物質
細粒物0.5gを混合したものを均し置きした。
水を0.5L散布し、ローラーにて強く転圧した。2ヶ
月後にその発芽率を調べた。その直後にメヒシバの地上
部を刈り取った後、再びメヒシバの種を100粒マルチ
材上に播き、また2ヶ月後に発芽率を調べた。その後も
同様な手順で合計6ヶ月目まで発芽率を調べた。また、
発芽率の調査と同時に、併せて植栽物の成長を調べた。
その結果を表1に示す。
表面にマルチングブロウ0.25kgに、成長抑制剤と
して、ペンディメタリン1.5%、リニュロン1.0%
を含有する鉱物質細粒物1.0gを混合したものを均し
置きし、その表面にメヒシバの種を100粒播き、水を
0.5L散布し、ローラーにて強く転圧した。2ヶ月後
にその発芽率を調べた。その直後にメヒシバの地上部を
刈り取った後、再びメヒシバの種を100粒マルチ材上
に播き、また2ヶ月後に発芽率を調べた。その後も同様
な手順で合計6ヶ月目まで発芽率を調べた。また、発芽
率の調査と同時に、併せて植栽物の成長を調べた。その
結果を表1に示す。
する鉱物質細粒物0.5gに代えた以外は、実施例1と
同じ条件でマルチング材を施工し、実施例1と同様の評
価を行った。
る鉱物質細粒物0.5gに代えた以外は、実施例1と同
じ条件でマルチング材を施工し、実施例1と同様の評価
を行った。
表面にマルチングブロウ0.25kgを均し置きし、そ
の表面にメヒシバの種を100粒播き、水を0.5L散
布し、ローラーにて強く転圧した。2ヶ月後にその発芽
率を調べた。その直後にメヒシバの地上部を刈り取った
後、再びメヒシバの種を100粒マルチ材上に播き、ま
た2ヶ月後に発芽率を調べた。その後も同様な手順で合
計6ヶ月目まで発芽率を調べた。その結果を表1に示
す。
表面にメヒシバの種を100粒播き、2ヶ月後にその発
芽率を調べた。その直後にメヒシバの地上部を刈り取っ
た後、再びメヒシバの種を100粒マルチ材上に播き、
また2ヶ月後に発芽率を調べた。その後も同様な手順で
合計6ヶ月発芽率を調べた。その結果を表1に示す。
は、2ヶ月後の発芽率が2〜5%と低く、雑草の成長が
効果的に防止できるのに対し、成長抑制剤を付与してい
ない比較例1、2においては、発芽率がそれぞれ20
%、80%と高く雑草の成長が防止できないことがわか
る。
例1と、成長抑制剤を1.0g付与した実施例2とを比
較すると、成長抑制剤の付与量を本発明の好ましい範囲
内で調整することにより、発芽抑制効果の持続期間を調
整することができることがわかる。
植栽物の成長には影響を与えていないことがわかる。
植栽物の成長には影響を与えずに、地表面からの雑草の
成長のみならず、飛来する種子による雑草の成長も防止
できるマルチング材及びそれを用いた施工方法を提供で
きる。したがって、このマルチング材は、道路中央分離
帯、道路法面、空港、築堤及び公園等において好適に使
用できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 植物繊維、動物繊維、木チップ、ボール
紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種
を主原料とするマルチング材に、成長抑制剤が付与され
ていることを特徴とするマルチング材。 - 【請求項2】 前記成長抑制剤が、ペンディメタリン、
リニュロン、トリフルラリン、ナプロパミドより選択さ
れた少なくとも一種を含有する請求項1に記載のマルチ
ング材。 - 【請求項3】 前記マルチング材が、更に、セメント又
は高分子有機物のバインダーを含有する請求項1又は2
に記載のマルチング材。 - 【請求項4】 前記マルチング材の主原料がロックウー
ルであって、前記バインダーがセメントである請求項3
に記載のマルチング材。 - 【請求項5】 植物繊維、動物繊維、木チップ、ボール
紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種
を主原料として含有するマルチング材を地表面に敷設す
るマルチング材の施工方法において、前記マルチング材
に、成長抑制剤を付与することを特徴とするマルチング
材の施工方法。 - 【請求項6】 前記マルチング材が、植物繊維、動物繊
維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択
された少なくとも一種に、セメント又は高分子有機物の
バインダーを付与して形成したものからなり、前記バイ
ンダーに、前記成長抑制剤を含有させる請求項5に記載
のマルチング材の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090670A JP2003284434A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | マルチング材及びそれを用いた施工方法 |
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