JP2002345327A - 固化性植生培土及び植生方法 - Google Patents

固化性植生培土及び植生方法

Info

Publication number
JP2002345327A
JP2002345327A JP2001157987A JP2001157987A JP2002345327A JP 2002345327 A JP2002345327 A JP 2002345327A JP 2001157987 A JP2001157987 A JP 2001157987A JP 2001157987 A JP2001157987 A JP 2001157987A JP 2002345327 A JP2002345327 A JP 2002345327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetation
soil
culture soil
solidified
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001157987A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsaku Fukuma
福間  晋作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001157987A priority Critical patent/JP2002345327A/ja
Publication of JP2002345327A publication Critical patent/JP2002345327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】培土を流亡させず、砂塵のように飛散させず、
更に、飛来する種子を定着させない植生培土を提供す
る。培土を流亡させないことで、培土中の有機物や肥料
の有効利用を図る。 【解決手段】水和凝固剤(セメント)の使用に代えて、布
海苔を混入させた固化性植生培土を用いることによって
アルカリ障害や培土のコンクリート化を防止し、かつ、
培土の固化を実現する。布海苔の粘着力・結合力によっ
て、土壌、有機物、無機物等の培土構成粒子を通気性及
び通水性を保持させた状態で互いに接着・一体化させ、
培土構成粒子が雨水、風等でばらばらになることを防
ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥地、法面、建
物屋上、建物壁面等、植物の生育条件が良好でない場所
において好適な植生用の固化培土及び植生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、道路の法面に植生を行う
場合であって、法面の土壌が雨水等で流亡する惧れがあ
る場合には、緑化パネルを用いたり、法面吹き付け工
法、土壌固化法などを用いることが知られている。しか
し、これらの手段を採用すると、逆に植生環境が悪化す
る場合があるばかりでなく、雨水等で流れ出した土砂
が、側溝、雨どいなどの排水孔に蓄積され、2次災害を
引き起こす問題もあり、環境破壊につながる惧れがあっ
た。また、培土の流亡に伴って、土壌中の有機質や化学
肥料が流亡して、植物に有効に活用されないという問題
もあった。また、仮に法面に培土管理の面から適正な植
生工法を採用したとしても、飛来する雑草の種子が繁茂
して、育成しようとする植物が負けてしまい当該植物の
生育が阻害されて生育不良となるなどの惧れもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、上記従来技術の不具合を解消することにあり、
植生培土を固化させることによって、培土を流亡させ
ず、また、砂塵のように飛散させず、更に、飛来する種
子を定着させない植生培土を提供することにある。ま
た、更に培土を流亡させないことで、培土中の有機質や
肥料の有効利用を図ることも本発明の課題とするところ
である。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題に鑑み、植生培土に植
物を配置後、培土を固化して植物を栽培する植生法に着
目して更に研究を続けた結果、従来の植生培土に添加す
る水和凝固剤(セメント)の使用に代えて、布海苔を用い
ることによって水和凝固剤によるアルカリ障害や植生培
土のコンクリート化を防止し、かつ、培土の固化が実現
できることを見出した。
【0005】更に本発明では、散水あるいは加湿により
植生培土を固化させることで、固化培土にポーラス状の
空隙部を形成でき、保水性、通気性が良好となる。その
結果、り柔軟な培土粒子間結合により、植物の根の伸長
を阻害することなく生長を促進する面緑化に使用する固
化培土が得られることを見出した。
【0006】上記課題を達成するために、下記の手段を
講じた。即ち、請求項1記載の植生培土は、植生培土に
布海苔を混入することを特徴とし、布海苔の粘着力・結
合力によって、土壌、有機物、無機物等の培土構成粒子
を通気性及び通水性を保持させた状態で互いに接着・一
体化させ、培土構成粒子が雨水、風等でばらばらになる
ことを防ぐ。
【0007】請求項2記載の植生培土は、上記手段にお
いて、布海苔の混入は、植生培土の表面部分のみとする
ことで、布海苔の混入量を最小限に押えつつ、培土表面
を固化して、所期の作用を達成させる。
【0008】請求項3記載の植生培土は、上記いずれか
の手段において、布海苔の混入割合を、全培土重量の2
%〜20%とすることで、所期の作用を達成することが
できる。
【0009】請求項4記載の植生培土は、上記いずれか
の手段において、植生培土は、1種以上の有機質培土を
含むことで、植生環境がよく肥効が長い培土が実現され
る。
【0010】請求項5記載の植生培土は、上記いずれか
の手段において、保水材を含むことで、育苗床などでの
苗の伸長・育成に好適な環境を実現する。
【0011】請求項6記載の植生方法は、上記いずれか
の手段によって得られた植生培土を、植生培土を敷設す
る場所の傾斜度に応じて、布海苔の混入割合を変えるこ
とで、固化の程度を変化させ、植物の好適な育成と培土
の流亡防止の両方を実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ説明する。 (育成する植物種)本発明の植生培土が適用される植物
種は、どのような種類であっても構わない。しかしなが
ら、急な傾斜地、極端に乾燥する場所、日当り不良地、
風害が大きい場所など、劣悪な条件でも植生培土によっ
て育成可能な植物はその種類が限定される。本実施例で
は、その特性(後述)からセダムを選択する。
【0013】(セダムの利用)劣悪な条件でも育成可能
な植物として、セダムを利用することの有利性は本出願
前知られている。夏の乾燥する地域においては、通常の
雑草等の植物の種子は発芽しないで枯れてしまう事が多
いが、ベンケイソウ科マンネングサ属の総称で多肉植物
のサボテンに近いセダム(Sedum)は、約90日間水がな
くても生きていける特性があり、秋田県から五島列島に
分布している。セダムは、世界的には約500種類あ
り、南アフリカ等のハワイと同じ20度前後の温帯で自
生しているが、実際の施工で有用な種類は6種類程度で
ある。その中には、通常の植物は塩水がかかると枯れる
が、ある種のセダムは、塩水をかぶってもその成長は、
一層強くなるなど塩害に強い種類があり、さらには、気
温−15℃〜60℃の範囲で生育が可能で、給水は60日
〜80日に1回の降水で足りるものもある。本実施例で
は、その中でも乾燥に強い品種(mexicanum britt.和名
メキシコマンネングサ)を採用している。セダムは発芽
率が悪いことから、播種によらず挿し木で増殖するのが
効率的で、苗床では、5〜20cmの大きさになるまで
育成する。
【0014】(苗床)苗床においては、椰子ネット又は
不織布に培土を保持させ、その表面に布海苔をコーティ
ングして固化植生培土を形成し、以って、該植生培土に
セダムの幼木(穂木)を挿し木する。上記苗床の具体例
を図1を用いて説明する。図1に示すように、鋤取り地
面1上に、水はけ用の砕石2を一定高さに(3cm程
度)積み上げ、その上に、厚み1mm程度の防根シート
3を敷設した上、固化培土4を一定高さ(2cm程度)
に設け、その上に椰子殻マット5を配置して苗床とす
る。そして、この苗床上にセダムを挿し木する。なお、
水はけの良いところであれば、砕石2層は敷設する必要
はない。通常、セダムは苗の注文があると、上記苗床で
3ヶ月ほど育成・養生したあとしっかり根付かせたう
え、採苗して現場に発送することになる。苗床の培土
は、以下に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではなく、本発明の範囲を逸脱しない限り包含される
ものである。
【0015】本実施例に用いられる植生培土は各種のも
のが使用されるが、具体的には、天然又は人工的に作ら
れた土壌や有機質又は無機質からなる培土に有機質粒子
及び無機質粒子の団粒体、繊維体よりなるバーク、ピー
トモス、水苔、パルプ、ロックウール、グラスウール、
吸水繊維、高分子吸水樹脂などを単独もしくは複数加
え、更に有機肥料、伐採材を使用したコンポスト肥料又
は有機合成肥料など肥料成分を添加したものである。無
機培土としては、パークライト、バーミキュライト、ク
レイボール、赤玉土等があり、また有機質培土として
は、燻炭が挙げられる。また、補量としては、伐採材を
使用したコンポスト肥料を使用することにより、植生に
有効な成分と伐採材片が適度な空隙を培土中に作って発
根が促進される。
【0016】本実施例に用いられる固化材、即ち、布海
苔は植生培土と混合され、水蒸気や水分で植生培土を固
化する。この布海苔には、添加量を増減して固化の度合
いを調整することができる。また、布海苔は配合量によ
り植物根の伸長圧力が勝れば生育空間を拡張することが
でき、固化具合により、表面に飛来した種子の発芽根力
では侵入できない強度を持たせることができ、またこの
ようにすることにより防草効果を得ることができる。こ
のような防草効果を持たせる場合には、土壌層の全層を
固化する必要はなく、表面層のみを固化してもよい。本
実施例に用いられる固化材の添加量は、植生培土に対し
て2重量〜20重量%であり、植生培土の種類や傾斜度
等により異なるが、平均的には7%程度である。
【0017】実施例において、固化材の添加は、植生培
土に当初より添加して均一混合物として使用するが、上
下の復層として構成される培土(復層培土)に使用する
場合には、上層部に固化材の配合量の高い培土を施した
ほうが固化効率がよく、植生培土の脱落防止及び植生の
観点から好ましい。また、苗床の表面を、布海苔を混合
した固化培土でコーテングすることにより、苗の根が乾
燥、日焼け等から保護されるように構成することも好ま
しい手段である。
【0018】(布海苔)本発明の最大の特徴は、上記の
ように植生培土に布海苔を混入させることによって固化
培土とすることにある。固化培土とは、培土を構成する
土壌、ピートモス、泥炭ビート等の粒子と粒子を粘着或
いは固着させた培土であって、この粘着或いは固着する
機能を有する素材として布海苔が最も適切であることが
わかったのである。布海苔は、多くの場合、浅い海の岩
石に付着して生える海草(フクロフノリ)から作った乾
しのりで、古くから煮て洗い張りなどの糊として使われ
ているものである。
【0019】一般的には、糊としては有機質及び無機物
からなる糊があり、有機質からなる糊は、米、コンニャ
クイモ等から作れるが、これらの糊は固化培土中でカビ
が生え、植物の育成を阻害するという不都合がある。し
かし、布海苔を用いた糊は植生培土中でカビが生えない
という知見を得た。なお、この布海苔は西陣織の帯や土
蔵の漆喰壁に入れて使用されていたことは知られてい
る。
【0020】(布海苔の混入)布海苔の混入割合は、培
土の乾燥状態重量で2%〜20%とする。この割合以外
では固化培土の特長である水はけ、通気性が失われるこ
とになる。最も適切な割合は7%程度、そして、傾斜度
70度以上のところでは7%以上、平坦地では5%程度
が好適であることが実験上確かめられている。したがっ
て、現場の状況(傾斜度)に応じて混合割合を変えて対
処すればよい。通常、植生培土に化学肥料を混入すると
肥効はすぐに現れ、3週間くらいでなくなるが、バー
ク、泥炭等の有機物培土に粘性を持たせ、混入されてい
る有機肥料の雨水による流出を防止すると、例えば2〜
3年間、肥料効果を緩効的に、持続的させることができ
る。そして、更に保水材、例えば保水性を持たせたゲル
状のものを混入することで、よりその効果を発揮させる
ことができる。なお、防草効果のみを期待するときは、
培土層の全層を固化する必要はなく、表面層のみを固化
すればよい
【0021】(保水材)上記保水材としては、特に限定
されるものではないが、バーミキュライト、フェノール
スボンジ、吸水繊維、高吸水性樹脂、ベントナイト、け
い藻土、バーク、ピートモス、水苔、パルプ、ロックウ
ール、グラスウール等が挙げられる。これらの保水材
は、植生に対して十分な保水性を有する。育成中の植物
を更に繁茂させたいときは、保水性は重要である。しか
し、繁茂完了後は水の必要性は大きく低下する。
【0022】(現場植生)上記苗床は、その場所や環境
を比較的容易に設定できるのに対して、植生現場は、法
面、荒地、建物屋上など、植生環境が良くない場所が多
いが、用いる固化培土は苗床の場合と基本的に変わると
ころはない。現場におけるセダムの育成において用いる
固化培土、及び、該固化培土を用いた植生方法について
試験したので、その結果を説明する。
【0023】(固化培土)現場における施工の具体例も
図1に示す状態と変わりはなく、鋤取り地面1上に、水
はけ用の砕石2を一定高さ積み上げ、その上に、固化培
土4を一定高さに撒布し、セダム苗を挿し木する。な
お、水はけの良いところであれば、砕石2層は敷設する
必要はない。防根シート3及び椰子殻マット5も、基本
的には必要がない。固化培土の組成は、従来のもの或い
は本出願人が先に出願した技術を採用すればよいが、そ
の具体的な植生培土として、バーミキュライト30容量
%、ピートモス5容量%、パルプ10容量%、布海苔と
団粒化剤(エチレングリコール)20容量%、EVA30容
量%、コンポスト化バーク肥料5容量%を均一に混合し
て固化性植生培土を得た。この固化性植生培土の硬化前
と硬化後の性質を調査し、布海苔を混入しないものと比
較して、表1に示した。
【0024】
【表1】
【0025】また上記固化性植生培土を、植生苗(メキ
シコマンネングサ)の根を食用油(ナタネ油)に浸漬し、
余分の油を除去して斜めの培地に植え付けた。ついで、
散水して固化性植生培土を固化した。散水後の植生培土
は団粒化しているので、植生苗が根付いた頃、界面活性
剤として、脂肪酸メチルグルカミド、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル及びアルキルエーテル硫酸エステル
ナトリウムの混合物の1重量%水溶液を3回散水した。
これにより団粒化剤は生長に影響にない状態にまで分解
し、植生苗(セダム)は勢いよく生育した。現場に持ち
込まれた直後の苗の繁茂率(育成中の培土表面積におい
て、葉部が平面視において占める割合)は30%程度、
半年後の繁茂率は70%、1年後は100%になる。そ
の後は自然に任せておけばよい。
【0026】また、乾燥後の植生培土は、培土間を布海
苔が網目構造を形成し、相互に培土間を布海苔がブリッ
ジ状に固定する構造となった固化体が形成される。この
ように形成された網目構造は植物の根の生長を阻害せ
ず、保水性、通気性を向上させることができ、培土とし
て添加している保水材や繊維系培土の特性を損なうこと
なく固形化できる。
【0027】上記実施例によれば、固化性培土の選択に
よっては、雑草が生ぜず、一定の背丈以上に伸ばさない
というコントロールができるので、工事後のメンテナン
スが不要となり、芝生に比べて除草、刈取等のメンテナ
ンス費用がかからない。また、 除草剤が不要なので、
地球にやさしい施工方法であり、公共事業に適してい
る。さらに、今まで施工が困難であった垂直面、例えば
ビルの壁面等にも応することができる。コストも芝生と
比べて安価である。この植生方法は、公園の整備、城の
崖、建物の屋上、壁面等、土が流れると困る所、雑草が
生えると困る所、通常状態では植物が生育しない所に特
に好適である。なお、上記実施例においては、水和凝固
剤として布海苔を用いたが、他の海藻類由来の糊でも良
い。しかしながら、化学合成糊、米でんぷん、コンニャ
クでんぷん、芋類のでんぷんは、植生培土中でカビが生
え易いなどの問題は残る。
【0028】(実施例のまとめ)以下、本発明の実施例
を纏めれば次のようになる。本発明に係る植生培土は、
植生培土に布海苔を混入することを特徴とするもので、
植生培土としては、通常の自然土壌のほか、各種培土素
材からなる人工培土であっても良い。また、混合する布
海苔は、古くから煮て洗い張りなどの糊として使われて
いるものである。
【0029】布海苔の混合割合は、培土の種類や植生地
の傾斜度、気候(風・降雨量・気温)、植物の種類等に
よって適宜選択できるものとする。また、苗床や現場の
状況に応じて、布海苔を混合した固化培土は、植生培土
の表面部分のみに配置してもよい。更に、本発明の実施
態様として、植生培土における布海苔の混入割合を、全
培土の2%〜20%/重量とすることで、流亡や飛散が
少なく、植物の生育がよい植生培土とすることができ
る。特に、布海苔の混入割合は、7%程度とすることが
好ましい。
【0030】更に、植生培土の実施態様として、1種以
上の有機質培土を混ぜることで、肥効等の有機質培土の
機能を飛躍的に高めることができる。また、保水材を含
ませることで、育成中の植物の生長を一層促進すること
が可能となる。また、上記固化性植生培土を、敷設する
場所の傾斜度に応じて、布海苔の混入割合を変えること
で、培土の流亡防止と植物の生育促進との両方を満たす
ことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成してなるか
ら、環境を汚染・破壊することなく、植物の育成が困難
な場所・地域で、植物の育成を可能とすることができ
る。しかも、素材となる布海苔は、入手し易く兼価であ
り、植生施工も,簡単で施工後のメンテナンスもきわめ
て少なくてすむ。更に、本発明を、建物屋上に用いれ
ば、植生培土の総重量が従来の1/3程度で済むから、
既存の建物でもほとんど補強を施すことなく採用するこ
とが可能である。また、従来ほとんど植生(緑化)が困
難であった建物の垂直壁面でも植生が可能となるから、
大都市等の緑化に大いに貢献できるものと思料される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の説明図。
【符号の説明】
1・・・鋤取り地面 2・・・砕石 3・・
・防根シート 4・・・固化培土 5・・・椰子殻マット 6・
・・セダム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植生培土に布海苔を混入することを特徴と
    する植生培土。
  2. 【請求項2】布海苔の混入は、植生培土の表面部分のみ
    とすることを特徴とする請求項1記載の植生培土。
  3. 【請求項3】布海苔の混入割合を、全培土重量の2%〜
    20%とすることを特徴とする請求項1又は2記載の植
    生培土。
  4. 【請求項4】植生培土は、1種以上の有機質培土を含む
    ことを特徴とする請求項1〜3記載の固化性植生培土。
  5. 【請求項5】植生培土は、保水材を含むことを特徴とす
    る請求項1〜4記載の固化性植生培土。
  6. 【請求項6】植生培土を敷設する場所の傾斜度に応じ
    て、布海苔の混入割合を変えることを特徴とする請求項
    1〜5記載のいずれかの固化性植生培土を用いた植生方
    法。
JP2001157987A 2001-05-25 2001-05-25 固化性植生培土及び植生方法 Pending JP2002345327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001157987A JP2002345327A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 固化性植生培土及び植生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001157987A JP2002345327A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 固化性植生培土及び植生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002345327A true JP2002345327A (ja) 2002-12-03

Family

ID=19001767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001157987A Pending JP2002345327A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 固化性植生培土及び植生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002345327A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124743A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Niigata Univ 挿し木・挿し芽による育苗方法
JP2011152096A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Makoto Narui 建造物表面緑化工法
CN102498911A (zh) * 2011-10-08 2012-06-20 锡林浩特市森华生态建设有限公司 排土场防护植被方法
CN109618874A (zh) * 2019-01-31 2019-04-16 贵州汇筑佳环保科技有限责任公司 一种磷石膏植被及其制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124743A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Niigata Univ 挿し木・挿し芽による育苗方法
JP2011152096A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Makoto Narui 建造物表面緑化工法
CN102498911A (zh) * 2011-10-08 2012-06-20 锡林浩特市森华生态建设有限公司 排土场防护植被方法
CN109618874A (zh) * 2019-01-31 2019-04-16 贵州汇筑佳环保科技有限责任公司 一种磷石膏植被及其制备方法
CN109618874B (zh) * 2019-01-31 2021-05-14 石家庄筑佳节能产品科技有限责任公司 一种磷石膏植被及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180177143A1 (en) Soilless pre-vegetated mat and process for production thereof
KR100876008B1 (ko) 카펫형 천연 지피식물에 의한 옥상녹화장치
CN201995310U (zh) 生物活性可降解无土植被毯
CN115735685A (zh) 一种三相共生技术的生态修复方法
JPH1132568A (ja) 乾燥地・沙漠地における緑化方法
CN110547151A (zh) 一种利用秸秆治理沙漠的方法
JP2002345327A (ja) 固化性植生培土及び植生方法
KR100580927B1 (ko) 다공질 필름을 이용한 식생매트 제조방법
KR100510082B1 (ko) 유기생태형 무토(無土)잔디
CN114128556A (zh) 生长床及其制作方法、边坡修护方法
JP2001161160A (ja) 多肉植物を用いた永続性緑化基盤
JP5015835B2 (ja) 無植生壁面の緑化工法
JP3400926B2 (ja) 緑化基盤材及びその製造方法
KR102017832B1 (ko) 친환경 법면 녹화 방법
JP2004201632A (ja) 屋上緑化用培土、屋上緑化設備、屋上緑化方法
CN111213553A (zh) 一种有机质土聚体挤压式喷播工艺
JP2002125451A (ja) 植生マットを用いた緑化工法
KR20200134697A (ko) 사면보호용 식생매트의 제조방법 및 그러한 방법으로 제조된 사면보호용 식생매트
KR200386677Y1 (ko) 식생 환경매트
JP2010166908A (ja) 植物育成基盤材、植物育成基盤土壌及び多層式培養土
KR101415965B1 (ko) 친환경 법면 녹화용 유기 혼합토 조성물 및 이를 이용한 법면녹화방법
KR20050043821A (ko) 식생 환경매트 및 그 제조 방법
JP4192270B2 (ja) 緑化構造並びに緑化施工方法
KR20050034694A (ko) 식생 환경매트 및 그 제조 방법
JP2023137996A (ja) コケ植物利用緑化用基盤構造、コケ植物利用緑化用マット、コケ植物利用緑化体、およびコケ植物利用緑化方法