JP2003283714A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003283714A
JP2003283714A JP2002081098A JP2002081098A JP2003283714A JP 2003283714 A JP2003283714 A JP 2003283714A JP 2002081098 A JP2002081098 A JP 2002081098A JP 2002081098 A JP2002081098 A JP 2002081098A JP 2003283714 A JP2003283714 A JP 2003283714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
output
image forming
job data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002081098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3888445B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Maejima
島 利 行 前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002081098A priority Critical patent/JP3888445B2/ja
Publication of JP2003283714A publication Critical patent/JP2003283714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3888445B2 publication Critical patent/JP3888445B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合機としての画像形成装置が有する全ての
機能の設定操作を知らなくとも、複合機における機能の
一つの設定操作を知っていれば、全ての機能を容易に操
作できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成のための原稿を読み込んでジョ
ブデータ化する原稿読込手段と、前記読み込んだジョブ
データを視覚的に出力させる第一出力手段と、前記読み
込んだジョブデータを仮想的に出力させる第二出力手段
と、前記読み込んだジョブデータの出力手段を前記第一
出力手段または前記第二出力手段から選択させる出力手
段選択手段と、前記第一出力手段と接続して前記読み込
んだジョブデータに基づいて画像形成する画像形成手段
と、前記画像形成手段により形成される画像を出力する
画像出力手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、複写機能、ファクシミリ機能、およびプリン
ター機能を備えた複合機などに適用して好適な画像形成
装置に関する。より詳しくは、本発明は、複合機が有す
るこれら全ての機能の設定操作を知らなくとも、複合機
における機能の一つの設定操作を知っていれば、他の全
ての機能を容易に利用できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿画像等から取得した原稿デー
タを含むジョブデータに基づいて画像形成を行うデジタ
ル複写機がごく一般的に使用されている。このようなデ
ジタル複写機における複写の動作は通常、まず原稿の画
像情報がスキャナ等により読み込まれ、この画像情報が
一旦画像メモリに蓄えられる。次にこの画像メモリに蓄
えられた画像情報は、使用者の要求に応じて画像の縮
小、拡大あるいは回転などの画像処理が施される。そし
てこのように画像処理されたジョブデータに基づく画像
が、画像出力手段によって所定の紙媒体等に出力され
る。これにより、原稿画像を複写することができる。
【0003】近年、このような複写機能と、ファクシミ
リ機能やプリンター機能を有した複合機が使用されてき
ている。このような複合機においては、複写機能、ファ
クシミリ機能、およびプリンター機能により画像出力手
段を共有するとともに、複写機能およびファクシミリ機
能により画像読込手段を共有している。そして、このよ
うな複合機においては、通常、たとえば機能切替えボタ
ンを押下することにより、使用者が使用しようとする複
写機能、ファクシミリ機能、またはプリンター機能を選
択できるようになっている。
【0004】すなわち、機能切替えボタンを押下するこ
とにより、複合機に備えられた所定の表示手段に、複写
機能の動作条件を設定するための複写動作設定画面が表
示され、ファクシミリ機能の動作条件を設定するための
ファクシミリ動作設定画面が表示され、またはプリンタ
ー機能の動作条件を設定するためのプリンター動作設定
画面が表示される。そして、使用者はこの設定画面に表
示された設定項目を選んで各機能の動作条件を設定する
ことができる。
【0005】このように、複写機能、ファクシミリ機
能、およびプリンター機能などを複合化した複合機にお
いては、それぞれの機能を発揮させるために、それぞれ
の機能に特有の項目(パラメータ)設定を、各の動作設
定画面から行うことが必要となる。すなわち、各機能を
それぞれ発揮させるためには、各機能に対応した個別の
パラメータや設定手段、操作手段を知る必要がある。
【0006】たとえば、機能切替えボタンを押下して複
写機能を選択すると、図9に示す複写動作選択画面が、
たとえば複合機の液晶表示器100に表示される。この
複写動作設定画面には、「コピーできます−原稿はオモ
テ面を上にセット」のメッセージが表示されるととも
に、1つの画面内に「コピーモード」、「コピー濃
度」、「倍率」、「ペーパーサイズ」が表示される。
「コピーモード」の種類としては、「両面→両面」、
「両面→片面」、「片面→両面」、「片面→片面」が表
示され、「コピー濃度」の種類としては、「自動濃
度」、「任意1」、「任意2」、「淡く」、「普通」、
「濃く」が表示され、「倍率」の種類としては、「等
倍」、「自動」、「ズーム」、「固定」が表示され、
「ペーパーサイズ」の種類としては、「自動サイズ」、
「A3」、「B5」、「B4」、「A4」、「A4R」
が表示されている。使用者はこの複写動作設定画面内に
表示された設定項目を選んで複写機能の動作条件を設定
することができる。この後、開始ボタン(スタートボタ
ン)が押下されて、画像読込手段へ載置された原稿が設
定された条件に従って複写される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複合機の各
機能の動作設定操作を熟知した者にとっては、上述した
各動作の設定画面において、最初に何を設定して、次に
何をすればよいかが経験的に会得されているので、これ
らの設定操作に迷うことなく容易に行うことができる。
【0008】しかしながら、各機能の動作設定操作に不
慣れな者、たとえば当該複合機を使用し始めの者にとっ
ては、最初に何を設定し、次に何をすればよいのかは、
複合機の表示手段に表示された内容では即座に理解する
ことは難しい場合があり、仕様書や説明書を読み直すな
どして設定操作に混乱を招く場合がある。また今後、よ
り多くの機能が追加され、また各機能に付随する応用機
能などが追加されてくると、今まで以上に各機能の設定
操作に混乱を招く場合が想定され、複合機の全ての機能
を使いこなすことができないといった問題が生じる。
【0009】一方で、複写機能だけを有する単能機は従
来から広く一般的に使用されてきており、誰でも簡便に
この単能機を動作させることができる場合が多い。そし
て、この単能機における設定操作と複合機における複写
機能の設定操作とが同様の操作であることが多いため、
複写機能に関する設定操作を知っていれば、複合機の複
写機能についてはその操作に混乱を招く場合は少ない。
【0010】そこで、本発明は上述した実情に鑑みてな
されたものであり、複合機としての画像形成装置が有す
る全ての機能の設定操作を知らなくとも、複合機におけ
る機能の一つの設定操作を知っていれば、全ての機能を
容易に利用できる画像形成装置を提供することを目的と
する。より具体的には、本発明は、複合機としての画像
形成装置においてファクシミリ機能やプリンター機能等
に関する設定操作に不慣れであっても、複写機能に関す
る設定操作を知っていれば、複写機能に関する設定操作
を行うようにして他の全ての機能を設定操作することが
容易にできる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、画像形成のための原稿を読み込んでジョブデータ
化する原稿読込手段と、前記読み込んだジョブデータを
視覚的に出力させる第一出力手段と、前記読み込んだジ
ョブデータを仮想的に出力させる第二出力手段と、前記
読み込んだジョブデータの出力手段を前記第一出力手段
または前記第二出力手段から選択させる出力手段選択手
段と、前記第一出力手段と接続して前記読み込んだジョ
ブデータに基づいて画像形成する画像形成手段と、前記
画像形成手段により形成される画像を出力する画像出力
手段とを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る画像形成装置は、画像
形成のためのジョブデータを画像原稿から読み込む第一
入力手段と、画像形成のためのジョブデータを仮想的に
読み込む第二入力手段と、ジョブデータの入力手段を前
記第一入力手段または前記第二入力手段から選択させる
入力手段選択手段と、前記読み込んだジョブデータに基
づいて画像形成する画像形成手段と、前記画像形成手段
により形成される画像を出力する画像出力手段とを有す
ることを特徴とする。
【0013】前記画像出力手段は、前記画像形成手段に
より形成される画像を表示する表示手段であることが好
ましい。また、前記画像形成装置は、前記画像出力手段
により出力した場合の画像の出力条件を選択させる画像
出力条件選択手段を有することが好ましい。また、前記
画像形成装置は、前記第二出力手段あるいは前記第二入
力手段に、ジョブデータを記憶することができる記憶手
段が接続していることが好ましい。
【0014】また、前記画像形成装置は、前記第二出力
手段に、外部装置に所定のネットワークシステムを介し
て接続してジョブデータを送信することができる送信手
段が接続していることが好ましい。また、前記画像形成
装置は、前記第二入力手段に、外部装置に所定のネット
ワークシステムを介して接続してジョブデータを受信す
ることができる受信手段が接続していることが好まし
い。
【0015】また、前記画像形成装置は、前記読み込ん
だジョブデータのパラメータ形式を、あるいは前記第二
入力手段に読み込むジョブデータのパラメータ形式を変
換するジョブデータ加工手段と、該ジョブデータ加工手
段にてパラメータ形式変換動作時に参照するための変換
テーブルとを有することが好ましい。さらに、前記画像
形成装置は、前記ネットワークシステムを介して接続さ
れた外部装置の送受信可否状態を確認することができる
状態確認手段を有することが好ましく、該状態確認手段
で確認した状態が送受信可能の場合に、該送受信可能な
外部装置を前記出力手段選択手段あるいは前記入力手段
選択手段で選択可能であることが好ましい。
【0016】また、前記画像形成装置は、前記第一入力
手段に画像原稿があるか否かを検知する原稿検知手段を
有し、該原稿検知手段により画像原稿がないとされた場
合に、前記第二入力手段を前記入力手段選択手段で選択
可能であることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明におけるジョブデータに
は、少なくとも、文字や図面等を示す画像データが含ま
れている。この画像データは、ページ単位で管理され、
後述する画像形成装置1あるいは画像形成装置101が
有する画像形成手段で画像形成され、画像出力手段で同
等の画像出力が可能となるデータである。たとえば、画
像データをページ単位で特定するための画像識別データ
と特定のジョブ識別データとを用いて、特定のそれぞれ
の画像識別データと一つの特定のジョブ識別データとを
関連付けたものがジョブデータとなる。
【0018】以下、本発明に係る画像形成装置の実施態
様について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は、本発明に係る画像形成装置の第一の実施態様を示す
ブロック図であり、符号1は前記画像形成装置である。
図1に示したように、画像形成装置1には、画像形成の
ための原稿を読み込んでジョブデータ化する原稿読込手
段としての原稿読込部16と、原稿読込部16にて読み
込んだジョブデータを視覚的に出力させる第一出力手段
としての第一出力部12と、原稿読込部16にて読み込
んだジョブデータを仮想的に出力させる第二出力手段と
しての第二出力部14と、原稿読込部16にて読み込ん
だジョブデータの出力手段を第一出力部12または第二
出力部14から選択させる出力手段選択手段としての出
力手段選択部10と、第一出力部12と接続して原稿読
込部16にて読み込んだジョブデータに基づいて画像形
成する画像形成手段としての画像形成部18と、画像形
成部18により形成される画像を出力する画像出力手段
としての画像出力部20とを備えている。
【0019】さらに、画像形成装置1は、必要に応じ
て、画像出力部20により出力した場合の画像の出力条
件を選択させる画像出力条件選択手段としての画像出力
条件選択部11を備え、必要に応じて、第二出力手段1
4と接続してジョブデータを記憶することができる記憶
手段としての記憶部22を備え、必要に応じて、外部装
置50に所定のネットワークシステム60を介して接続
してジョブデータを送信することができる送信手段とし
ての送信部24を備え、必要に応じて、原稿読込部16
にて読み込んだジョブデータのパラメータ形式を変換す
るジョブデータ加工手段としてのジョブデータ加工部2
6と、ジョブデータ加工部26にてパラメータ形式変換
動作時に参照するための変換テーブル28とを備え、必
要に応じて、前記ネットワークシステム60を介して接
続された外部装置50の送受信可否状態を確認すること
ができる状態確認手段としての状態確認部30を備えて
いる。
【0020】前記外部装置50としては、これらに限定
されるものではないが、ファクシミリ装置、コンピュー
タシステム、ディスプレイなどの表示装置、他の画像形
成装置やプリンターなどの出力装置、および外付けハー
ドディスクなどの記憶装置などが挙げられる。前記ジョ
ブデータは、原稿読込部16によって画像原稿から得る
ことができる。原稿読込部16は、画像形成のための原
稿を読み込んでジョブデータ化するものであり、具体的
にはたとえばスキャナ機能を実現する構成部分を挙げる
ことができる。
【0021】第一出力部12は、原稿読込部16にて読
み込んだジョブデータを視覚的に出力させるものであ
る。ここで、「視覚的に出力」とは、画像形成装置1に
おいて視認できる状態への画像出力を意味する。よって
視認できる状態であればいかなる媒体を介しているかは
問わず、その媒体はたとえば紙であってもよいし、ディ
スプレイのような表示装置であってもよい。ただし、画
像形成装置1に備えられた構成部分によって画像出力さ
れるものに限られる。すなわち、後述する画像形成装置
1に備えられた画像出力部20により画像出力される場
合が「視覚的に出力」に該当する。具体的にはたとえ
ば、画像形成装置1の複写機能の動作により画像原稿を
複写して紙媒体に画像出力する場合が挙げられる。
【0022】画像形成部18は、画像出力部20で出力
する画像を、第一出力部12から送られたジョブデータ
に基づいて画像形成するものである。すなわち、画像形
成部18は、原稿読込部16で読み込んでジョブデータ
化した画像と同等の画像を形成するものであるが、必要
に応じて、後述する画像出力条件選択部11により選択
された出力条件にて画像形成することが好ましい。
【0023】画像出力部20としては、画像形成装置1
に備えられた、たとえばプリンター機能を実現する構成
部分が挙げられ、これにより、たとえば紙媒体への画像
出力が可能となり、視覚的に画像出力ができる。また、
画像出力部20としては他に、たとえばディスプレイ等
の所定の表示手段が挙げられ、これにより、たとえばデ
ィスプレイへの画像出力が可能となり、視覚的に画像出
力ができる。表示手段に画像出力することで、たとえば
紙媒体への出力の前にどのような内容の画像データであ
るかを確認でき、特に紙媒体への出力を必要としない場
合には資源の消費を抑えることができる。
【0024】画像出力部20にて画像を出力するに際
し、好ましくは、画像出力条件選択部11により選択さ
れた出力条件にて画像出力する。画像出力条件選択部1
1は、画像出力部20により出力した場合の画像の出力
条件を選択させるものであり、また後述するジョブデー
タ加工部26において変換される出力条件、すなわちパ
ラメータ形式を選択させるものである。画像出力条件選
択部11において選択できる画像出力条件は、利用しよ
うとする機能、たとえば複写機能、ファクシミリ機能、
およびプリンター機能等に対応する画像出力条件として
もよいが、より多くの者がより簡便に利用しやすくなる
との観点からは、これらのうちのいずれか一つの機能、
たとえば複写機能を利用する際に選択可能な画像出力条
件を選択させるものであることが好ましい。
【0025】画像出力条件選択部11において選択でき
る画像出力条件としては、前記ジョブデータに基づいて
画像出力部20においてどのように画像出力を行い、な
らびにどのように後処理を行うかの条件が挙げられる。
たとえば図2に示したような、コピーモードについての
「画像解像度」、「画像画質設定」、「濃度」、「原稿
サイズ/紙サイズ」のパラメータが挙げられる。「画像
解像度」の条件としては「600dpi」、「400dpi」
が表示され、「画像画質設定」の条件としては「写
真」、「えんぴつ」、「文字/写真」が表示され、「濃
度」の条件としては「1(淡3)」、「2(淡2)」、
「3(淡1)」、「4(普通)」、「5(濃1)」「6
(濃2)」、「7(濃3)」が表示され、「原稿サイズ
/紙サイズ」の条件としては「A4/A4」、「A4/
A3」、「A3/A4」が表示されている。
【0026】また上記のようなパラメータの他にも、た
とえば、ジョブデータに基づいて画像出力部20にて出
力する部数、複数(数:N)の画像データに基づく画像
出力を一枚の用紙に行う画像処理(Nup)の方法、用
紙の両面に画像出力するかまたは片面のみに画像出力す
るかの区別、画像形成装置1に、画像出力済み用紙にス
テイプル、パンチ、製本等の加工を行うことが可能な後
処理装置が装着されている場合は、当該後処理の内容、
画像出力した日付印字の有無等が挙げられる。
【0027】このように画像出力条件を選択できるよう
にすることで、個々の原稿に即した多様な画像出力を実
現することができる。第二出力部14は、原稿読込部1
6にて読み込んだジョブデータを仮想的に出力させるも
のである。ここで、「仮想的に出力」とは、前述した
「視覚的に出力」と相対する意味であり、画像形成装置
1において視認できない状態への画像出力を意味する。
よって結果として視認できる状態に出力されていても、
画像形成装置1に備えられた画像出力部20によって画
像出力されたものでなければ、仮想的な出力に該当す
る。
【0028】具体的にはたとえば、画像形成装置1のフ
ァクシミリ機能の動作により、画像形成装置1と所定の
ネットワークシステム60を介して接続した外部装置5
0、たとえば他のファクシミリ装置にジョブデータを送
信する場合が挙げられる。この場合、外部装置50とし
ての他のファクシミリ装置で結果として画像出力されて
いても、この画像出力は画像形成装置1において行われ
ていないため、「視覚的に出力」に該当せず、「仮想的
に出力」に該当する。また、たとえば、画像形成装置1
のスキャナ機能の動作により、原稿読込部16で読み込
んだジョブデータを、画像形成装置1に必要に応じて備
えられる、後述する記憶部22に単に記憶する場合も、
画像出力部20にて画像出力されないため、「仮想的に
出力」に該当する。
【0029】出力手段選択部10は、原稿読込部16に
て読み込んだジョブデータの出力手段を第一出力部12
または第二出力部14から選択させるものである。上述
したように、第一出力部12を選択すればジョブデータ
が視覚的に出力され、第二出力部14を選択すればジョ
ブデータが仮想的に出力されるように構成されているた
め、画像形成装置1の使用者は、出力手段選択部10に
より出力手段を選択するだけでよい。したがって、画像
形成装置1が有し得る複数の機能、たとえば複写機能、
ファクシミリ機能、プリンター機能、あるいはスキャナ
機能などの設定操作を個々の機能ごとに全て知っておく
必要がなく、一つの設定操作、すなわち、出力手段選択
部10における出力手段の選択設定、および必要に応じ
て画像出力条件選択部11における画像の出力条件設定
を知っていれば足りる。
【0030】この場合、画像出力条件選択部11におい
て選択できる画像出力条件は、好ましくは画像形成装置
1において複写機能を動作させるときに必要な条件と同
様の条件である。すなわち、画像形成装置1の使用者
は、複写機能を動作させるのに必要な設定操作を知って
いるだけで、画像形成装置1が備える全ての機能の設定
操作をすることができるようになる。
【0031】また、出力手段選択部10は、画像の出力
手段が複数ある場合には、それらを個々に選択可能であ
ることが好ましい。たとえば、図3に示したように、画
像出力部20が、紙媒体にもディスプレイにも視覚的に
画像出力を行えるなどの場合、第一出力部12に、たと
えば紙(出力ビン)に対応するトレイAおよびディスプ
レイに対応するトレイBを設ける。また、画像形成装置
1が後述する記憶部22および後述する送信部24の双
方を有していたり、送信部24を介して画像形成装置1
と接続している外部装置50が複数あったりするなどの
場合、第二出力部14に、たとえば記憶部22に対応す
るトレイC、外部装置50としての記憶装置に対応する
トレイD、外部装置50としての出力装置に対応するト
レイE、外部装置50としてのディスプレイに対応する
トレイF、外部装置50としての他のファクシミリ装置
に対応するトレイG、および外部装置50としてのコン
ピュータシステムに対応するトレイHなどを設ける。ま
た、たとえば画像形成装置1と接続しているファクシミ
リ装置が複数あるなどの場合には、たとえばトレイDに
さらに、トレイD−1、トレイD−2、・・・のように
複数のファクシミリ装置に個々に対応するトレイを設け
てもよい。
【0032】このようにして、出力手段選択部10は、
ジョブデータの視覚的あるいは仮想的な出力手段が複数
ある場合は、個々の出力手段に対応するトレイを選択す
ることで、出力手段のうちの一つあるいは複数を選択可
能となる。このときたとえば、画像形成装置1に備えら
れた表示手段に上記トレイ情報を表示し、後述する操作
入力部での操作により出力手段の選択ができる。
【0033】必要に応じて備えられる記憶部22は、第
二出力部14と接続してジョブデータを記憶するもので
ある。記憶部22にジョブデータを記憶する場合は、ジ
ョブデータを圧縮してから記憶することが、記憶部22
での記憶量(データサイズ)を抑える観点から好まし
い。この場合、ジョブデータの圧縮は、必要に応じて備
えられる、後述するジョブデータ加工部26がその動作
の一つとして行うことが好ましく、第二出力部14から
送られるジョブデータを記憶部22で記憶する前にデー
タの圧縮を行うことが好ましい。
【0034】必要に応じて備えられる送信部24は、外
部装置50に所定のネットワークシステム60を介して
接続してジョブデータを送信することができるものであ
る。このような送信部24は、たとえば、他のファクシ
ミリ装置、他のファクシミリ機能を有する複合機、ある
いは他のコンピュータなどの外部装置50と所定の通信
回線を介して接続し、画像形成装置1で処理されたジョ
ブデータを外部装置50内で処理可能なデータに復号化
するインタフェースである。所定の通信回線としてはた
とえば、公衆電話回線や、LAN(local area networ
k)、WAN(wide area network)、インターネットな
どのネットワーク網が挙げられる。
【0035】必要に応じて備えられるジョブデータ加工
部26は、原稿読込部16にて読み込んだジョブデータ
のパラメータ形式を変換するものである。パラメータ形
式の変換は変換テーブル28を参照して行う。変換テー
ブル28は、たとえば図2に示すものが挙げられる。図
2において、たとえばコピーモードからFaxモードに
変換する場合は、「画像解像度」のパラメータに関し、
コピーモードの「600dpi」および「400dpi」は、
それぞれFaxモードの「精細」および「ふつう」に変
換される。また、「原稿画質設定」のパラメータに関し
ては、コピーモードの「写真」「えんぴつ」および「文
字/写真」は、それぞれFaxモードの「写真」「えん
ぴつ」および「文字/写真」に変換される。さらに、
「濃度」のパラメータに関しては、コピーモードの「1
(淡3)」「2(淡2)」「3(淡1)」「4(普
通)」「5(濃1)」「6(濃2)」および「7(濃
3)」は、それぞれFaxモードでは「2(淡2)」
「3(淡1)」「4(普通)」「5(濃1)」「6(濃
2)」「6(濃2)」および「6(濃2)」に変換され
る。また、「原稿サイズ/紙サイズ」のパラメータに関
しては、コピーモードの「A4/A4」「A4/A3」
および「A3/A4」は、それぞれFaxモードの「A
4サイズ送信」「A4からA3に拡大後、A3で送信」
および「A3からA4に縮小後、A4で送信」に変換さ
れる。
【0036】このようにジョブデータ加工部26を設
け、変換テーブル28を参照してパラメータ形式を変換
することにより、原稿読込部16にて読み込んで作成さ
れたジョブデータのパラメータ形式を、出力手段選択部
10にて選択したジョブデータの出力手段に合わせて、
自動的に変換することが可能となる。よって、画像形成
装置1が有し得る全ての機能について、各機能をそれぞ
れ動作させるための個々のパラメータ形式を知る必要が
ない。
【0037】また、ジョブデータ加工部26によりジョ
ブデータのパラメータを変換する場合に、画像出力条件
選択部11で条件設定した場合は、この設定に沿って変
換テーブル28を参照して変換する。たとえば、上述し
たように画像出力条件選択部11で選択できる条件を、
複写機能を動作させるときに必要な条件と同様の条件と
すれば、図2に示したような、使い慣れたコピーモード
による条件設定をするだけで、他の機能のパラメータ形
式に自動的に変換することができる。
【0038】たとえば、従来の複合機では、出力手段と
してネットワークシステム60を介して接続されたファ
クシミリ装置を選択する場合、たとえば機能切替えボタ
ン等によりFaxモードを選択し、Faxモードでのパ
ラメータ形式の設定をする必要がある。これに対し、本
発明では、通常は出力手段選択部10にて第二出力部1
4を選択し、さらに外部装置50として他のファクシミ
リ装置を選択すればよい。そして、画像出力条件選択部
11が備えられている場合には、この画像出力条件、好
ましくは複写機能(コピーモード)を動作させるのと同
様な画像出力条件のパラメータの設定をすればよい。
【0039】この場合、画像出力条件設定において、
「画像解像度」のパラメータに関し、「600dpi」を
選択すれば、自動的にFaxモードの「精細」に変換さ
れる。また、「原稿画質設定」のパラメータに関して
は、「写真」を選択すれば、自動的にFaxモードの
「写真」に変換される。さらに、「濃度」のパラメータ
に関しては、「4(普通)」を選択すれば、自動的にF
axモードでは「5(濃1)」に変換される。また、
「原稿サイズ/紙サイズ」のパラメータに関しては、
「A4/A4」を選択すれば、自動的にFaxモードの
「A4サイズ送信」に変換される。
【0040】なお、ジョブデータの出力手段となる外部
装置50から、当該外部装置50におけるパラメータ形
式の情報を直接取得して、変換テーブル28の代わり
に、この情報を元にパラメータ形式の変換を行うように
してもよい。この場合、たとえば、後述する状態確認部
30がその動作の一つとして情報の取得を行ってもよい
し、あるいは図示しないが、「情報取得部」なる構成部
分を設けて、当該部分に情報の取得を行わせてもよい。
【0041】必要に応じて備えられる状態確認部30
は、画像形成装置1と前記ネットワークシステムを介し
て接続された外部装置50の送受信可否状態を確認する
ものである。状態確認の結果、前記外部装置50が画像
形成装置1からジョブデータを受けることが可能な場
合、すなわち画像形成装置1と外部装置50との間で送
受信が可能である場合に、該送受信が可能な外部装置5
0を出力手段選択部10で選択可能となることが好まし
い。
【0042】これにより、画像形成装置1から送信可能
な外部装置50が予め分かるので、送信できなかった場
合の再送信操作にかかる煩雑さを解消できる。このよう
な状態確認は、画像形成装置1の起動時に1回だけ行っ
てもよいし、起動中に繰り返し行ってもよく、特にこれ
らに限定されるものではない。また、状態確認の繰り返
しについても、最後の状態確認から一定時間経過後に、
使用者からの操作入力を受けることなく、画像形成装置
1において自動的に行うようにしてもよく、この時間間
隔は画像形成装置1において予め設定されていてもよい
し、使用者が所望する任意の時間を設定してもよい。
【0043】また、状態確認を繰り返す回数についても
設定できることが好ましく、状態確認の回数を設定する
場合は、画像形成装置1において予め設定されていても
よいし、使用者が所望する任意の回数を設定してもよ
い。このような外部装置50の状態の確認、および必要
に応じた、外部装置50からの当該外部装置50におけ
るパラメータ形式の情報の取得は、たとえば図4に示し
たようにして行われる。
【0044】すなわち、まず、画像形成装置1からジョ
ブデータの出力手段となる外部装置50に対し、接続要
求が行われる(ブロードキャスト:接続状態チェッ
ク)。これに対し前記外部装置50から認証作業が行わ
れる(接続レスポンス)。認証が成功した場合、画像形
成装置1から前記外部装置50に対し、前記外部装置5
0の装置の情報取得要求が行われる(マシン情報取得要
求)。これに対し、前記外部装置50からマシン情報が
送られ(マシン情報送信)、これにより送受信状態の確
認ができる。また、前記外部装置50からジョブデータ
形式を受信する場合は、マシン情報を取得した後、画像
形成装置1から前記外部装置50に対し、出力パラメー
タ等の出力情報を要求する(出力要求)。これに対し前
記外部装置50から出力情報が送られて(出力完了通
知)、情報取得が終了する。
【0045】操作入力部40は、画像形成装置1におけ
るデータ処理操作に関する操作入力を行う。なお、操作
入力部40は、たとえばディスプレイ等の表示手段によ
るタッチパネル式のもので構成されていてもよい。前記
データ処理操作に関する操作入力として具体的には、ジ
ョブデータの出力手段を選択させるための操作入力、お
よび必要に応じて画像出力条件を選択させるための操作
入力、その他、画像出力を開始させるための操作入力な
どが挙げられる。
【0046】図5は、本発明に係る画像形成装置の第二
の実施態様を示すブロック図であり、符号101は前記
画像形成装置である。図5に示したように、画像形成装
置101には、画像形成のためのジョブデータを画像原
稿から読み込む第一入力手段としての第一入力部112
と、画像形成のためのジョブデータを仮想的に読み込む
第二入力手段としての第二入力部114と、ジョブデー
タの入力手段を第一入力部112または第二入力部11
4から選択させる入力手段選択手段としての入力手段選
択部110と、第一入力部112または第二入力部11
4で読み込んだジョブデータに基づいて画像形成する画
像形成手段としての画像形成部118と、画像形成部1
18により形成される画像を出力する画像出力手段とし
ての画像出力部120とを備えている。
【0047】さらに、画像形成装置101は、必要に応
じて、第二入力部114と接続してジョブデータを記憶
することができる記憶手段としての記憶部122を備
え、必要に応じて、外部装置50に所定のネットワーク
システム60を介して接続してジョブデータを受信する
ことができる受信手段としての受信部124を備え、必
要に応じて、第二入力手段に読み込むジョブデータのパ
ラメータ形式を変換するジョブデータ加工手段としての
ジョブデータ加工部126と、該ジョブデータ加工手段
にてパラメータ形式変換動作時に参照するための変換テ
ーブル128とを備え、必要に応じて、前記ネットワー
クシステム60を介して接続された外部装置50の送受
信可否状態を確認することができる状態確認手段として
の状態確認部130を備え、必要に応じて、第一入力手
段112に画像原稿があるか否かを検知する原稿検知手
段としての原稿検知部132を備え、必要に応じて、画
像出力部120により出力する画像の出力条件を選択さ
せる画像出力条件選択手段としての画像出力条件選択部
111を備えている。
【0048】第一入力部112は、画像形成のためのジ
ョブデータを画像原稿から読み込むものであり、視認で
きる状態にある画像原稿から読み込むものである。具体
的にはたとえば画像読込手段、たとえばスキャナ機能を
実現する構成部分が挙げられ、上述した原稿読込部16
と同様の構成とすることができる。第二入力部114
は、画像形成のためのジョブデータを仮想的に読み込む
ものである。ここで、「仮想的に読み込む」とは、前述
した第一入力部112に対する意味であり、視認できな
い状態にある、すでにデータ化されたジョブデータを読
み込むことを意味する。
【0049】具体的にはたとえば、画像形成装置101
に必要に応じて備えられる、後述する記憶部122に記
憶されたジョブデータを読み込む場合が挙げられる。記
憶部122に記憶されたジョブデータはそのままの状態
では視認することができず、またすでに必要に応じて圧
縮され、データ化されて記憶されており、記憶部122
からジョブデータを読み込む場合は、第二入力部114
により仮想的に読み込むこととなる。
【0050】また、画像形成装置101のファクシミリ
機能の動作により、画像形成装置101と所定のネット
ワークシステム60を介して接続した外部装置50、た
とえば他のファクシミリ装置からジョブデータを受信す
る場合、すなわちいわゆるポーリング受信する場合が挙
げられる。この場合、外部装置50としての他のファク
シミリ装置から受信するジョブデータも、そのままの状
態では視認することができず、また画像形成装置101
で受信する場合に、すでに他のファクシミリ装置でジョ
ブデータ化されており、「仮想的に読み込む」に該当す
る。
【0051】入力手段選択部110は、ジョブデータの
入力手段を第一入力部112または第二入力部114か
ら選択させるものである。上述したように、第一入力部
112を選択すればジョブデータを画像原稿から読み込
むように構成され、第二入力部114を選択すればジョ
ブデータが仮想的に入力されるように構成されているた
め、画像形成装置1の使用者は、入力手段選択部110
により入力手段を選択すればよい。したがって、画像形
成装置1が有し得る複数の機能、たとえば複写機能、フ
ァクシミリ機能、プリンター機能、あるいはスキャナ機
能などの設定操作を個々の機能ごとに全て知っておく必
要がなく、一つの設定操作、すなわち、入力手段選択部
110における入力手段の選択設定、および必要に応じ
て画像出力条件選択部111における画像の出力条件設
定を知っていれば足りる。
【0052】入力手段の選択にあたり、たとえば、図6
に示したように、第一入力部112に、たとえば画像読
込手段に対応するトレイaを設ける。また、画像形成装
置101が後述する記憶部122および後述する受信部
124の双方を有していたり、受信部124を介して画
像形成装置101と接続している外部装置50が複数あ
ったりするなどの場合、第二入力部114に、たとえば
記憶部122に対応するトレイb、外部装置50として
の記憶装置に対応するトレイc、外部装置50としての
ファクシミリ装置に対応するトレイd、および外部装置
50としてのコンピュータシステムに対応するトレイe
などを設ける。また、たとえば画像形成装置101と接
続しているファクシミリ装置が複数あるなどの場合に
は、たとえばトレイdにさらに、トレイd−1、トレイ
d−2、・・・のように複数のファクシミリ装置に個々
に対応するトレイを設けてもよい。
【0053】このようにして、入力手段選択部110
は、個々の入力手段に対応するトレイを選択すること
で、入力手段のうちの一つを選択可能となる。なお、入
力手段が複数選択可能であってもよい。このときたとえ
ば、画像形成装置101に備えられた表示手段に上記ト
レイ情報を表示し、後述する操作入力部での操作により
入力手段の選択ができる。
【0054】画像形成部118は、画像出力部120で
出力する画像を、第一入力部112または第二入力部1
14から送られたジョブデータに基づいて画像形成する
ものであるが、必要に応じて、後述する画像出力条件選
択部111により選択された出力条件にて画像形成する
ことが好ましく、上述した画像形成部18と同様の構成
とすることができる。
【0055】画像出力部120としては、画像形成装置
101に備えられた、たとえばプリンター機能を実現す
る構成部分が挙げられ、これにより、たとえば紙媒体へ
の画像出力が可能となる。また、画像出力部120とし
ては他に、たとえばディスプレイ等の所定の表示手段が
挙げられ、これにより、たとえばディスプレイへの画像
出力が可能となる。表示手段に画像出力することで、た
とえば紙媒体への出力の前にどのような内容の画像デー
タであるかを確認でき、特に紙媒体への出力を必要とし
ない場合には資源の消費を抑えることができる。なお、
画像出力部120についても、上述した画像出力部20
と同様の構成とすることができる。
【0056】画像出力部120にて画像を出力するに際
し、好ましくは、画像出力条件選択部111により選択
された出力条件にて画像出力する。画像出力条件選択部
111は、画像出力部120により出力する画像の出力
条件を選択させるものであり、好ましくは複写機能の動
作により出力しようとする場合に選択可能な画像出力条
件を選択させるものである。なお、画像出力条件選択部
111においても上述した画像出力条件選択部11と同
様の構成とすることができ、詳細な説明は省略する。
【0057】必要に応じて備えられる記憶部122はジ
ョブデータを記憶するものであり、第二入力部114と
接続している。記憶部122についても上述した記憶部
22と同様の構成とすることができる。必要に応じて備
えられる受信部124は、外部装置50に所定のネット
ワークシステム60を介して接続してジョブデータを受
信することができるものである。このような受信部12
4は、たとえば、他のファクシミリ装置、他のファクシ
ミリ機能を有する複合機、あるいは他のコンピュータな
どの外部装置50と所定の通信回線を介して接続し、外
部装置50で処理されたジョブデータを画像形成装置1
01内で処理可能なデータに復号化するインタフェース
である。所定の通信回線としてはたとえば、公衆電話回
線や、LAN(local area network)、WAN(wide a
rea network)、インターネットなどのネットワーク網
が挙げられる。
【0058】必要に応じて備えられるジョブデータ加工
部126は、第二入力部114にて読み込むジョブデー
タのパラメータ形式を変換するものである。パラメータ
形式の変換は変換テーブル128を参照して行う。ジョ
ブデータ加工部126および変換テーブル128につい
てもそれぞれ上述したジョブデータ加工部26および変
換テーブル28と同様の構成とすることができる。
【0059】必要に応じて備えられる状態確認部130
は、画像形成装置101と前記ネットワークシステムを
介して接続された外部装置50の送受信可否状態を確認
するものである。状態確認の結果、画像形成装置101
が前記外部装置50からジョブデータを受けることが可
能な場合、すなわち画像形成装置101と外部装置50
との間で送受信が可能である場合に、該送受信が可能な
外部装置50を入力手段選択部110で選択可能となる
ことが好ましい。
【0060】これにより、画像形成装置101が受信可
能な外部装置50が予め分かるので、受信できなかった
場合の再受信操作にかかる煩雑さを解消できる。このよ
うな状態確認は、画像形成装置101の起動時に1回だ
け行ってもよいし、起動中に繰り返し行ってもよく、特
にこれらに限定されるものではない。また、状態確認の
繰り返しについても、最後の状態確認から一定時間経過
後に、使用者からの操作入力を受けることなく、画像形
成装置101において自動的に行うようにしてもよく、
この時間間隔は画像形成装置101において予め設定さ
れていてもよいし、使用者が所望する任意の時間を設定
してもよい。
【0061】また、状態確認を繰り返す回数についても
設定できることが好ましく、状態確認の回数を設定する
場合は、画像形成装置101において予め設定されてい
てもよいし、使用者が所望する任意の回数を設定しても
よい。このような外部装置50の状態の確認、および必
要に応じた、外部装置50からのジョブデータの受信
は、前述した画像形成装置1における外部装置50の状
態の確認、および必要に応じた、外部装置50からの当
該外部装置50におけるパラメータ形式の情報の取得と
同様にして行われる。すなわち、図4を用いて同様に説
明すると、まず、画像形成装置101からジョブデータ
の入力手段となる外部装置50に対し、接続要求が行わ
れる(ブロードキャスト:接続状態チェック)。これに
対し前記外部装置50から認証作業が行われる(接続レ
スポンス)。認証が成功した場合、画像形成装置101
から前記外部装置50に対し、前記外部装置50の装置
の情報取得要求が行われる(マシン情報取得要求)。こ
れに対し、前記外部装置50からマシン情報が送られ
(マシン情報送信)、これにより送受信状態の確認がで
きる。また、前記外部装置50からジョブデータを受信
する場合は、マシン情報を取得した後、画像形成装置1
01から前記外部装置50に対し、ジョブデータ(画情
報)等の出力情報を要求する(出力要求)。これに対し
前記外部装置50からジョブデータ(画情報)が送られ
て(出力完了通知)、情報取得が終了する。
【0062】必要に応じて備えられる原稿検知部132
は、第一入力部112に画像原稿があるか否かを検知す
るものである。検知の結果、第一入力部112に画像原
稿がない場合に、第二入力部114を入力手段選択部1
10で選択可能となることが好ましい。操作入力部14
0は、画像形成装置101におけるデータ処理操作に関
する操作入力を行う。なお、操作入力部140は、たと
えばディスプレイ等の表示手段によるタッチパネル式の
もので構成されていてもよい。
【0063】前記データ処理操作に関する操作入力とし
て具体的には、ジョブデータの入力手段を選択させるた
めの操作入力、および必要に応じて画像出力条件を選択
させるための操作入力、その他、画像出力を開始させる
ための操作入力などが挙げられる。ここで、画像形成装
置1の動作例についての一実施態様を図7を用いて説明
する。なお、各ステップにおける動作に関与する構成が
あるときは、当該構成に対応する符号を図1より適宜引
用して示す。
【0064】まず、ステップS30にてジョブデータの
出力手段を選択すればよいが、出力手段の選択の前に、
好ましくはステップS10を設け、外部装置50の送受
信状態を状態確認部30で確認する。ステップS10の
後でステップS30の前に、好ましくはステップS20
を設け、ステップS20では、操作入力部40での操作
により画像出力条件を画像出力条件選択部11で選択し
て、ステップS30に進む。
【0065】ステップS30では、操作入力部40での
操作によりジョブデータの出力手段を選択してステップ
S40に進む。なお、出力手段の選択肢が複数ある場合
には、選択可能な出力手段を1つあるいは複数選択す
る。ステップS40では、原稿読込部16にセットされ
た原稿を読み込んで、ジョブデータ化し、ステップS5
0に進む。
【0066】ステップS50では、出力手段が第一出力
部12か否かを判断する。この判断結果がYES、すな
わち出力手段が第一出力部12である場合には、ステッ
プS60に進む。判断結果がNO、すなわち出力手段が
第二出力部14である場合には、ステップS90に進
む。ステップS60では、原稿読込部16で読み込んだ
ジョブデータに基づいて、好ましくは画像出力条件選択
部11にて選択された内容に基づいて画像形成部18に
て画像形成し、ステップS70に進む。
【0067】ステップS70では、形成された画像を画
像出力部20にて画像出力して、第一出力部での画像出
力が終了する。一方、ステップS90では、仮想的にジ
ョブデータを出力するが、ステップS50の後でステッ
プS90の前に、好ましくはステップS80を設け、ス
テップS80では、原稿読込部16で読み込んだジョブ
データのパラメータ形式を、ジョブデータ加工部26に
てステップS30で選択した出力手段のパラメータ形式
になるように変換テーブル28を参照して変換し、ステ
ップS90に進む。
【0068】なお、ステップS80では、変換テーブル
28を参照する代わりに、好ましくはステップS10に
おいて状態確認するのに併せて、ジョブデータの出力手
段となる外部装置50から、当該外部装置50における
パラメータ形式の情報を直接取得して、この情報を元に
パラメータ形式の変換を行ってもよい。ステップS90
では、原稿読込部16で読み込まれたジョブデータを、
好ましくはパラメータ形式の変換されたジョブデータを
仮想的に出力して、第二出力部での画像出力が終了す
る。たとえば、出力手段選択部10で、記憶部22が選
択された場合には記憶部22で記憶するようにし、外部
装置50としてのファクシミリ装置が選択された場合に
は送信部24を介して当該ファクシミリ装置にジョブデ
ータを送信する。
【0069】次に、画像形成装置101の動作例につい
ての一実施態様を図8を用いて説明する。なお、各ステ
ップにおける動作に関与する構成があるときは、当該構
成に対応する符号を図5より適宜引用して示す。まず、
ステップS130にてジョブデータの入力手段を選択す
ればよいが、入力手段の選択の前に、好ましくはステッ
プS110を設け、第一入力部112に原稿があるか否
かを検知する。この結果がYES、すなわち第一入力部
112に原稿があると検知された場合には、ステップS
130を経ずにステップS170へ進む。逆にこの結果
がNO、すなわち第一入力部112に原稿がないと検知
された場合には、ステップS130へ進む。
【0070】ステップS110の後でステップS130
の前に、好ましくはステップS120を設け、外部装置
50の送受信状態を状態確認部130で確認する。ステ
ップS130では、操作入力部40での操作によりジョ
ブデータの入力手段を選択してステップS140に進
む。なお、入力手段の選択肢が複数ある場合には、選択
可能な入力手段を1つあるいは複数選択する。
【0071】ステップS140では、選択された入力手
段が画像形成装置101の記憶部122であるか否かを
判断する。この結果がNO、すなわち入力手段が記憶部
122でないときはステップS150に進む。逆にこの
結果がYESすなわち、入力手段として記憶部122が
選択されているときはステップS145に進む。ステッ
プS145では、記憶部122から、必要に応じて圧縮
され、データ化されて記憶されたジョブデータファイル
を読み込む。また、必要に応じて、好ましくは出力条件
選択部111で選択された内容に基づいてパラメータ形
式を変換し、ステップS170に進む。
【0072】ステップS150では、選択された入力手
段が外部装置50としてのファクシミリ装置であるか否
かを判断する。この結果がNO、すなわち入力手段が外
部装置50としてのファクシミリ装置でないときはステ
ップS160に進む。逆にこの結果がYESすなわち、
入力手段として外部装置50としてのファクシミリ装置
が選択されているときはステップS155に進む。
【0073】ステップS155では、外部装置50とし
てのファクシミリ装置から、FAXポーリング受信を行
い、当該ファクシミリ装置からジョブデータを読み込
む。また、必要に応じて、好ましくは出力条件選択部1
11で選択された内容に基づいてパラメータ形式を変換
し、ステップS170に進む。ステップS160では、
選択された入力手段が外部装置50としての他の記憶装
置であるか否かを判断する。この結果がNO、すなわち
入力手段が外部装置50としての他の記憶装置でないと
きはステップS110に戻る。逆にこの結果がYESす
なわち、入力手段として外部装置50としての他の記憶
装置が選択されているときはステップS165に進む。
【0074】ステップS165では、外部装置50とし
ての他の記憶装置から、ジョブデータの受信を行い、当
該記憶装置からジョブデータを読み込む。また、必要に
応じて、好ましくは出力条件選択部111で選択された
内容に基づいてパラメータ形式を変換し、ステップS1
70に進む。ステップS110の結果がYESの場合
に、好ましくはステップS170の前にステップS11
5を設けて、入力手段として第一入力部112を選択す
るか否かを判断する。この結果がNO、すなわち第一入
力部112を選択しない場合はステップS120に進
む。この場合、たとえば画像形成装置101の所定の表
示手段に、第一入力部112から原稿を取り除くように
促す表示を出すことが好ましい。逆にこの結果がYE
S、すなわち第一入力部112を選択する場合はステッ
プS170に進む。
【0075】ステップS170では、読み込んだジョブ
データに基づいて画像形成し、ステップS180に進
み、ステップS180で、形成された画像を画像出力部
120にて画像出力して、終了する。以上本発明の一実
施態様を説明したが、前記態様を、本発明の目的を逸脱
しない範囲で適宜変更した構成も、本発明の範囲に属す
るものと理解される。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、複合機としての画像形
成装置が有する全ての機能の設定操作を知らなくとも、
複合機における機能の一つの設定操作を知っていれば、
全ての機能を容易に操作できる。たとえば、予め、複合
機としての画像形成装置の複写機能としての動作を第一
出力手段に設定し、スキャナ機能やファクシミリ機能と
しての動作を第二出力手段に設定しておく。そして、画
像出力に際しては、原稿読込手段にて読み込んだジョブ
データについて、いかなる出力手段にジョブデータを出
力させるかを選択する。すなわち、複写機能を動作させ
る場合に複数の出力トレイから所望の出力トレイを選択
するように、ジョブデータの出力手段を選択すればよい
ので、いかなる機能によりジョブデータを処理するかの
判断が必要なく、よってその機能設定操作がいかなるも
のであるかを知っていなくてもよく、設定操作に不慣れ
な者等であっても、より簡便に画像形成装置が有する全
ての機能を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る画像形成装置の第一の実
施態様の構成例を示すブロック図である。
【図2】図2は、変換テーブルの構成例を示す表であ
る。
【図3】図3は、出力手段選択部における、選択可能な
出力手段についてのデータ構造例を示す図である。
【図4】図4は、外部装置50からの情報取得の流れを
説明する図である。
【図5】図5は、本発明に係る画像形成装置の第二の実
施態様の構成例を示すブロック図である。
【図6】図6は、入力手段選択部における、選択可能な
入力手段についてのデータ構造例を示す図である。
【図7】図7は、前記画像形成装置の第一の実施態様に
おける動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】図8は、前記画像形成装置の第二の実施態様に
おける動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】図9は、従来の画像形成装置の複写動作選択画
面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 10 出力手段選択部 11 画像出力条件選択部 12 第一出力部 14 第二出力部 16 原稿読込部 18 画像形成部 20 画像出力部 22 記憶部 24 送信部 26 ジョブデータ加工部 28 変換テーブル 30 状態確認部 40 操作入力部 50 外部装置 101 画像形成装置 110 入力手段選択部 111 画像出力条件選択部 112 第一入力部 114 第二入力部 118 画像形成部 120 画像出力部 122 記憶部 124 受信部 130 状態確認部 132 原稿検知部 140 操作入力部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB03 EJ15 FA04 FA05 FA07 FA30 FA35 GA43 GA56 GB14 ZA07 5C062 AA02 AA05 AA29 AB17 AB22 AB23 AB41 AB42 AB44 AC03 AC05 AC38 AE15 BA00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成のための原稿を読み込んでジョ
    ブデータ化する原稿読込手段と、 前記読み込んだジョブデータを視覚的に出力させる第一
    出力手段と、 前記読み込んだジョブデータを仮想的に出力させる第二
    出力手段と、 前記読み込んだジョブデータの出力手段を前記第一出力
    手段または前記第二出力手段から選択させる出力手段選
    択手段と、 前記第一出力手段と接続して前記読み込んだジョブデー
    タに基づいて画像形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により形成される画像を出力する画像
    出力手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像出力手段は、前記画像形成手段
    により形成される画像を表示する表示手段であることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像出力手段により出力した場合の
    画像の出力条件を選択させる画像出力条件選択手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第二出力手段に、ジョブデータを記
    憶することができる記憶手段が接続していることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第二出力手段に、外部装置に所定の
    ネットワークシステムを介して接続してジョブデータを
    送信することができる送信手段が接続していることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記読み込んだジョブデータのパラメー
    タ形式を変換するジョブデータ加工手段と、 該ジョブデータ加工手段にてパラメータ形式変換動作時
    に参照するための変換テーブルとを有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークシステムを介して接続
    された外部装置の送受信可否状態を確認することができ
    る状態確認手段を有し、該状態確認手段で確認した状態
    が送受信可能の場合に、該送受信可能な外部装置を前記
    出力手段選択手段で選択可能であることを特徴とする請
    求項5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成のためのジョブデータを画像原
    稿から読み込む第一入力手段と、 画像形成のためのジョブデータを仮想的に読み込む第二
    入力手段と、 ジョブデータの入力手段を前記第一入力手段または前記
    第二入力手段から選択させる入力手段選択手段と、 前記読み込んだジョブデータに基づいて画像形成する画
    像形成手段と、 前記画像形成手段により形成される画像を出力する画像
    出力手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第二入力手段に、ジョブデータを記
    憶することができる記憶手段が接続していることを特徴
    とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第二入力手段に、外部装置に所定
    のネットワークシステムを介して接続してジョブデータ
    を受信することができる受信手段が接続していることを
    特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第二入力手段に読み込むジョブデ
    ータのパラメータ形式を変換するジョブデータ加工手段
    と、 該ジョブデータ加工手段にてパラメータ形式変換動作時
    に参照するための変換テーブルとを有することを特徴と
    する請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記ネットワークシステムを介して接
    続された外部装置の送受信可否状態を確認することがで
    きる状態確認手段を有し、該状態確認手段で確認した状
    態が送受信可能の場合に、該送受信可能な外部装置を前
    記入力手段選択手段で選択可能であることを特徴とする
    請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第一入力手段に画像原稿があるか
    否かを検知する原稿検知手段を有し、該原稿検知手段に
    より画像原稿がないとされた場合に、前記第二入力手段
    を前記入力手段選択手段で選択可能であることを特徴と
    する請求項8に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記画像出力手段は、前記画像形成手
    段により形成される画像を表示する表示手段であること
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記画像出力手段により出力する画像
    の出力条件を選択させる画像出力条件選択手段を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
JP2002081098A 2002-03-22 2002-03-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3888445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081098A JP3888445B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081098A JP3888445B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003283714A true JP2003283714A (ja) 2003-10-03
JP3888445B2 JP3888445B2 (ja) 2007-03-07

Family

ID=29229866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002081098A Expired - Fee Related JP3888445B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3888445B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8009305B2 (en) 2003-08-21 2011-08-30 Ricoh Company, Ltd. Method, program, and apparatus for detecting a copy-prohibited document and prohibiting a reproduction of the detected copy prohibited document

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8009305B2 (en) 2003-08-21 2011-08-30 Ricoh Company, Ltd. Method, program, and apparatus for detecting a copy-prohibited document and prohibiting a reproduction of the detected copy prohibited document

Also Published As

Publication number Publication date
JP3888445B2 (ja) 2007-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09247334A (ja) ファクシミリ装置
JP4942688B2 (ja) 画像形成装置,印刷プレビュー画像表示プログラム
JP2007194857A (ja) 画像形成システム、画像読取装置及び制御装置
JP2003319128A (ja) データ送信システム、データ送信プログラムおよび記録媒体
JP4230845B2 (ja) 画像形成装置
JP2010147675A (ja) 画像データ出力装置
JP3888445B2 (ja) 画像形成装置
JP2007043257A (ja) 通信端末装置
JP2006197158A (ja) 複合端末装置
JP4042908B2 (ja) 画像形成装置
JP4230843B2 (ja) 画像形成装置
JP2008109479A (ja) 通信装置
EP2364012A2 (en) Receiver image processing apparatus, and control method and storage medium therefor
JP4591220B2 (ja) 画像形成装置及び同装置におけるメール作成処理方法
JP4230844B2 (ja) 画像形成装置
JP2019047389A (ja) 画像形成装置、表示制御方法、及びプログラム
JP3988752B2 (ja) ネットワーク複合機
JP5033685B2 (ja) 画像処理装置
JP3875966B2 (ja) 画像形成装置
JP4417665B2 (ja) 画像形成装置
JP4702378B2 (ja) 画像処理装置
JP3862226B2 (ja) ファクシミリ通信システム
JP5078553B2 (ja) ファクシミリ装置
CN112019694A (zh) 通信装置、通信装置的控制方法、以及记录介质
JP2005045426A (ja) 複合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3888445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131208

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees