JP2003283702A - 通信情報端末、通信情報方法及び情報配信サーバ - Google Patents

通信情報端末、通信情報方法及び情報配信サーバ

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JP2003283702A
JP2003283702A JP2002084226A JP2002084226A JP2003283702A JP 2003283702 A JP2003283702 A JP 2003283702A JP 2002084226 A JP2002084226 A JP 2002084226A JP 2002084226 A JP2002084226 A JP 2002084226A JP 2003283702 A JP2003283702 A JP 2003283702A
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Takeshi Watanabe
猛 渡辺
Isao Kiji
功 木地
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機能を利用せず情報処理機能のみを利用
できる通信情報端末、通信情報システム、通信情報方法
及び通信情報プログラムを提供する。 【解決手段】 電話機能の受話送話及びデータの送受信
のいずれかを少なくとも含む通信を行う通信手段12a
と、内蔵されたアプリケーションプログラムを実行する
情報処理手段12bと、近距離通信を行う近距離通信手
段12cと、通信手段12aが行う公衆回線通信の、許
可或いは不許可を制御する通信許可制御手段12dとを
備える。通信許可制御手段12dにおいて、通信が許可
された場合は、通信手段12aは、電話機能の受話送話
及びデータの送受信のうち、少なくとも一つの実行を待
機させ、通信が不許可の場合は、通信手段12aは、電
話機能の受話送話及びデータの送受信のいずれも実行し
ない。更に、通信情報端末300の通信状態示す通信状
態表示手段16を備えても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
プログラムを実行し、更に、通信ネットワークに接続可
能な通信情報端末と、この通信情報端末を使用した通信
情報方法及び通信情報プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、PHS、PDA、通信
機能付き情報処理端末等の、音声、データなどのやりと
りを無線電波で行う通信機能と、端末内でアプリケーシ
ョンを実行し処理できる情報処理手段とを備えた、通信
情報端末が広く普及している。
【0003】従来は、携帯電話、PHS等の、通信を行
う端末であるこれら通信端末は、電源投入時から、端末
自身の存在を無線による通信インフラに通知する必要が
あるため、常にある一定間隔で無線電波を発信し、近く
にある基地局との無線通信を行っている。この時、一定
間隔で通信を行う場合もあるし、常にコネクションを張
り、通信する場合もある。これにより、外部からの着信
要求(或いはデータ送信要求)があった場合、その通信
情報端末がどこにあるかが判断でき、的確な呼出、即ち
通信を可能になっている。
【0004】現在、これらの通信端末は、単に通信端末
としてだけでなく、スケジュールやカレンダー、時計、
電卓などの機能や、外部のサーバや記憶装置からのプロ
グラム及びデータをダウンロードすることにより、ゲー
ム、画像、乗換案内処理の様なアプリケーションを実行
することが可能になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な情報処理端
末においては、スケジュールなどの情報処理手段のみを
利用し、通信手段を利用していない場合においても、外
部からの着信要求に対応するために、情報処理端末の収
容局である基地局に対して電波を発信することによっ
て、通信インフラに、情報処理端末の収容局を認識させ
ている。
【0006】一方、これらの通信情報端末を公共の場所
で使用することについて、議論が多くなされている。具
体的には、これらの情報処理端末は、基地局に対して常
に電波を発信しているので、体内に心臓ペースメーカな
どの電波による悪影響を受ける機器が存在する。これら
の悪影響を防ぐために、人と人との距離が保てないよう
な混雑した電車や、医療機器が存在する病院等において
は、通信情報端末の電源を切断することが求められてい
る。
【0007】このような背景により、公共の場所におい
ては、通信情報端末の通信手段を利用せず、ゲームや電
卓等の情報処理手段を利用することが出来なかった。
【0008】従って、本発明の目的は、通信機能を利用
せず情報処理機能のみを利用できる通信情報端末を提供
し、更に、この通信情報端末を使用した通信情報方法及
び通信情報プログラムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、(イ)電話機能の受話送話
及びデータの送受信のいずれかを少なくとも含む公衆回
線通信を行う通信手段と、(ロ)データの送受信を近距
離通信で行う近距離通信手段と、(ハ)内蔵されたアプ
リケーションプログラムを実行する情報処理手段と、
(ニ)通信手段が行う公衆回線通信の、許可或いは不許
可を制御する通信許可制御手段とを備え、通信許可制御
手段において、公衆回線通信が許可された場合は、通信
手段は、電話機能の受話送話及びデータの送受信のう
ち、少なくとも一つの実行を待機させ、公衆回線通信が
不許可の場合は、通信手段は、電話機能の受話送話及び
データの送受信のいずれも実行しない通信情報端末であ
ることを要旨とする。
【0010】又、本発明の第1の特徴は、(ホ)通信許
可制御手段において、公衆回線通信が許可の場合は、通
信情報端末が公衆回線通信を行えることを示し、公衆回
線通信が不許可の場合は、通信情報端末が公衆回線通信
を行えないことを示す通信状態表示手段を更に備え、
(ヘ)通信許可制御手段において、公衆回線通信が許可
され、かつ公衆回線通信が実行されている場合は、通信
情報端末が公衆回線通信を行っていることを示し、公衆
回線通信が不許可、或いは公衆回線通信が実行されてい
ないいずれかの場合は、通信情報端末が公衆回線通信を
行っていないことを示す通信状態表示手段を更に備え、
(ト)通信許可制御手段は、通信情報端末の操作、通信
情報端末の公衆回線通信を制御する信号の受信、情報処
理手段で実行されるアプリケーションプログラムのいず
れか一つ以上の方法によって、許可或いは不許可が制御
され、(チ)通信許可制御手段において、公衆回線通信
が許可された場合は、通信手段は、通信情報端末の収容
局である基地局と公衆回線通信を行い、(リ)近距離通
信手段を介して情報の更新を行う情報記憶手段を備える
ことを加えても良い。
【0011】「近距離通信手段」とは、携帯情報機器向
けの無線通信手段である。これにより、ノートパソコン
やPDA、携帯電話等をケーブルを使わずに接続し、音
声やデータをやりとりすることが可能となる。「アプリ
ケーションプログラム」とは、内蔵された記憶装置にダ
ウンロードして使用することができる、ゲーム、画像、
乗換案内処理等の1つの、独立したアプリケーションを
指す。「通信許可制御手段」は、通信情報端末の操作、
通信情報端末の通信を制御する信号の受信、情報処理手
段で実行されるアプリケーションプログラムのいずれか
一つ以上の方法によって、許可或いは不許可が制御され
る。「通信情報端末の操作」とは、通信情報端末のボタ
ン、キーボードなどを操作したり、通信情報端末に装置
を着脱したり、例えばアンテナを延ばすなどの操作のこ
とである。「通信情報端末の通信を制御する信号」と
は、例えば、通信を禁止するエリアにおいて、通信情報
端末に対して通信を禁止する信号を発信し、通信情報端
末がその信号を受信することによって、制御される。
「通信状態表示手段」は、通信状態を周囲に知らせ、周
囲の人に、通信による影響があるか否かを認識させる。
又、通信状態表示手段は、通信許可制御手段において、
通信が許可され、かつ通信が実行されている場合は、通
信情報端末が通信を行っていることを示し、通信が不許
可、或いは通信が実行されていないいずれかの場合は、
通信情報端末が通信を行っていないことを示しても構わ
ない。これにより、基地局に対して、当該通信情報端末
の状態を知らせる通信のみならず、通常の通話、データ
通信等の通信を行っていることを周囲に知らせることが
出来る。
【0012】本発明の第2の特徴は、(イ)電話機能の受
話及びデータの受信の少なくともいずれかを公衆回線通
信で行う情報受信手段、電話機能の送話及びデータの送
信の少なくともいずれかを公衆回線通信で行う情報送信
手段、データの送受信を近距離通信で行う通信情報端末
側近距離通信手段、内蔵されたアプリケーションプログ
ラムを実行する情報処理手段、情報受信手段及び情報送
信手段が行う公衆回線通信について許可又は不許可を制
御する通信許可制御手段を有する通信情報端末を備える
通信情報システムに用いられる情報配信サーバであっ
て、(ロ)データの送受信を近距離通信で行うサーバ側
近距離通信手段と、(ハ)サーバ側近距離通信手段を介
して、通信情報端末側近距離通信手段に対して送受信を
行う為のデータを記憶する情報記憶手段と、(ニ)サー
バ側近距離通信手段を介して、通信情報端末側近距離通
信手段にデータを送信する送信手段と、(ホ)サーバ側
近距離通信手段を介して、通信情報端末側近距離通信手
段にデータを送信する送信手段とを備える情報配信サー
バであることを要旨とする。
【0013】本発明の第3の特徴は、(イ)通信情報端
末と情報配信サーバを備える通信情報システムに用いら
れる通信情報方法において、通信情報端末が、電話機能
の受話及びデータの受信の少なくともいずれかを公衆回
線通信で行う情報受信ステップと、(ロ)通信情報端末
が、電話機能の送話及びデータの発信の少なくともいず
れかを公衆回線通信で行う情報送信ステップと、(ハ)
通信情報端末が、情報配信サーバとのデータの送受信を
近距離通信で行う通信情報端末側近距離通信ステップ
と、(ニ)通信情報端末が、内蔵されたアプリケーショ
ンプログラムを実行する情報処理ステップと、(ホ)通
信情報端末が、情報受信ステップ及び情報送信ステップ
で行われる公衆回線通信について許可又は不許可を制御
する通信許可制御ステップと、(ヘ)情報配信サーバ
が、情報携帯端末とのデータの送受信を近距離通信で行
うサーバ側近距離通信ステップと、(ト)情報配信サー
バが、情報通信端末に対して送受信を行うためのデータ
を情報記憶手段に記憶する情報記憶ステップと、(チ)
情報配信サーバが、情報通信端末にデータを送信するサ
ーバ送信ステップと、(リ)通信情報端末が、情報配信
サーバよりデータを受信する端末受信ステップと、
(ヌ)通信情報端末が、データを処理し、返答のデータ
を情報配信サーバに送信する端末送信ステップと、
(ル)情報配信サーバが、通信情報端末より返答のデー
タを受信するサーバ受信ステップとを有する通信情報方
法であることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。本発明の第1の実施の形態にお
いては、通信許可制御手段及び近距離通信制御手段を有
する通信情報端末について説明する。この通信情報端末
は、公衆回線通信及び近距離通信に使用可能なことを特
徴とする。尚、以下の図面の記載において、同一又は類
似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0015】(第1の実施の形態)次に、本発明の第1
の実施の形態に係る通信情報端末300について、図1
の機能ブロック図を用いて説明する。通信情報端末30
0は、通信装置11、処理制御装置12、一時記憶装置
13、入力装置14、表示装置15、通信状態表示装置
16及び情報記憶装置17を備えている。図示しない
が、通信情報端末300の稼働に必要な電源装置が備え
られているのは勿論である。
【0016】通信装置11は、無線通信を行えるよう
に、無線電波を発信或いは受信する装置である。具体的
に、通信装置11は、モデム、LANカード、発信機、
受信器等の装置のことである。更に、それらから接続さ
れるアンテナ等が含まれても良い。或いは、同様の機能
を持つ回路でも良い。
【0017】一時記憶装置13は、ROM及びRAMが
組み込まれている。ROMは、処理制御装置12におい
て実行されるプログラムを格納しているプログラムメモ
リとして機能し、RAMは、処理制御装置12における
プログラム実行中に利用されるデータ等を格納したり、
作業領域として利用されるデータメモリ等として機能す
る。入力装置14は、キーボード、ボタン、スクロール
ボタン、トラックボールなどにより、表示装置15は、
液晶ディスプレイなどにより構成されている。
【0018】通信状態表示装置16は、通信情報端末3
00が、通信状態等を表示する装置である。通信状態表
示装置16は、図4に示すように、LEDランプ16b
等を点灯させても良いし、液晶ディスプレイの状況表示
画面16a等に文字を表示しても良い。通信状態表示装
置16は、表示する色や、点灯時間、点灯間隔、文字を
変更させることにより、幾つかの状態を示しても良い。
通信状態表示装置16は、通信情報端末300の通信状
態が、周囲の人に分かりやすいように表示されるのが好
ましい。情報記憶装置17は、配信されたデータ、個人
データ等の必要なデータを記憶する記憶装置である。
【0019】処理制御装置12は、通信手段12a、情
報処理手段12b、近距離通信手段12c、通信許可制
御手段12dを備えている。通信手段12aは、電話機
能の受話送話及びデータの送受信等に代表される通信を
行う手段である。通信手段12aにより通信装置11に
接続され、通信情報端末300は、通信を行うことが出
来る。
【0020】情報処理手段12bは、内蔵されたアプリ
ケーションプログラムを実行する手段である。情報処理
手段12bは、スケジュール、カレンダー、時計、電卓
などの機能を実行する。更に、外部のサーバからのプロ
グラムやデータをダウンロードして、内蔵された記憶装
置(図示せず)に保存し、ゲーム、画像、乗換案内処理
などのアプリケーションを実行することも可能である。
更に、情報処理手段12bから、通信手段12aを介し
て、公衆回線通信を行うことも可能である。この時、通
信情報端末300が、公衆回線通信を許可しているのは
勿論である。又、情報処理手段12bは、通話を行う場
合も入力手段14から入力された電話番号等に従って、
通信手段12aにおいて、通話を行えるように制御して
も構わない。
【0021】近距離通信手段12cは、近距離通信、例
えば、イベント会場、遊園地、競技場、建設工事現場、
工場、警備、店内連絡、 ホテル内連絡などの比較的狭
い範囲で使用する通信をおこなう無線通信手段である。
具体的に、通信距離は約数cm〜数十m程度で、Blu
eTooth通信や赤外線通信等がこれにあたる。又、
近距離通信手段12cは、情報記憶装置17のデータの
更新を行う。
【0022】通信許可制御手段12dは、公衆回線通信
を許可するか否かを制御する手段である。具体的には、
公衆回線通信を許可する場合は、通信手段12aと通信
装置11とを接続する。公衆回線通信が許可された場合
は、通信情報端末300の発着呼を可能にするために、
断続的に、最寄りの基地局に対して無線電波を送信す
る。又、公衆回線通信が許可されていない場合は、無線
電波の送受信を行わない。図5に示した通信情報端末3
00においては、入力装置14の操作によって、通信許
可制御手段12dが制御される。又、通信許可制御手段
12dが、公衆回線通信許可或いは不許可を制御する時
に、通信状態表示装置16も合わせて制御するのが好ま
しい。
【0023】次に、通信情報端末300の状態遷移につ
いて図2を用いて説明する。本発明の実施の形態に係る
通信情報端末300は、無通信状態S1、待機状態S
2、通信状態S3の3つの状態を備える。
【0024】無通信状態S1は、全く公衆回線通信を行
っていない状態で、無線電波の送受信を行わない。例え
ば、通信許可制御手段12dにより、公衆回線通信が許
可されていない状態や、通信情報端末300の電源が切
られている状態、通信情報端末300が地下やトンネル
の中など電波の届かないエリアに存在する状態などがこ
れに当たる。無通信状態S1においては、情報処理手段
12bのみ実行することが出来る。通信情報端末300
に電源が入れられ、かつ、通信許可手段12dによって
公衆回線通信が許可されると、通信情報端末300は、
無通信状態S1から待機状態S2に状態が遷移する。
【0025】待機状態S2は、公衆回線通信が許可さ
れ、無線電波の発着呼を行えるように、断続的に、最寄
りの基地局に対して無線電波を送信している状態であ
る。通信情報端末300からの発呼及び基地局からのプ
ッシュ方法を用いた着呼をトリガーとして、通信情報端
末300は、待機状態S2から通信状態S3に状態が遷
移する。
【0026】通信状態S3は、電話機能の受話送話、デ
ータの送受信等を行っている状態である。データの送受
信には、ユーザがサーバ等の情報配信装置に所望の情報
を依頼するための送信及びその所望の情報を受信するリ
クエストの為の送信の方法がある。この他、待機状態S
2の際に、基地局からの着呼をトリガーにしたデータの
受信方法もある。電話機能の受話送話、データの送受信
が終了すると、通信情報端末300は、通信状態S3か
ら待機状態S2に状態が遷移する。一方、通信許可制御
手段12dにより、公衆回線通信が不許可にされること
により、通信状態S3から無通信状態S1に状態が遷移
する。又、通信情報端末300の電源を切る、或いは通
信情報端末300が地下やトンネルの中など電波の届か
ないエリアに移動することにより、通信状態S3から無
通信状態S1に状態が遷移する場合もある。
【0027】次に、通信情報端末300の動作を図3の
フローチャートを用いて説明する。
【0028】(イ)まず、ステップS101において、
通信状態許可手段12cが公衆回線通信を許可している
か否か判断する。公衆回線通信を不許可にしている場合
は、ステップS107において、通信装置11の待機状
態を停止する。
【0029】(ロ)公衆回線通信を許可している場合
は、ステップS102において、通信状態表示装置16
を、通信状態にし、ステップS103において、通信装
置11を待機状態にする。この時、通信情報端末300
は、断続的に基地局に無線電波を送信する。その後、通
信情報端末300からの発信要求や、基地局から通信情
報端末300に対しての発呼があると、ステップS10
4において、電話の受話送話やデータ通信等の公衆回線
通信を開始する。ステップS105において、公衆回線
通信が終了するまで、ステップS104の公衆回線通信
は継続される。
【0030】(ハ)ステップS105において、公衆回
線通信が終了したと判断された場合は、ステップS10
6において、通信状態許可手段12cが公衆回線通信を
許可しているか否かを判断する。公衆回線通信を許可し
ている場合は、ステップS103に戻って、通信装置1
1を待機状態にする。
【0031】(ニ)公衆回線通信を不許可にしている場
合は、ステップS107において、通信装置11の待機
状態を停止する。更に、ステップS108において、通
信状態表示装置16を、無通信状態にする。
【0032】(ホ)更に、ステップS109において、
電源を切るなどの処理終了操作を受けなければ、ステッ
プS101に戻って、その処理を繰り返す。処理終了操
作が行われると、通信情報端末300は、処理を終了す
る。
【0033】図3のフローチャートにおいては、ステッ
プS102において、通信情報端末300が待機状態の
時及び通信状態の時に、通信状態表示装置16が通信状
態を表示するように記載したが、ステップS102にお
いては、待機状態を表示し、更に、ステップS104に
おいて公衆回線通信が開始した時に、通信状態表示装置
16が通信状態を表示するようにしても良い。更に、公
衆回線通信中であっても、通信許可制御手段12dによ
って、公衆回線通信が不許可になった場合は、直ちに割
り込み処理を発生させ、公衆回線通信を中断しても良
い。
【0034】本発明の第1の実施の形態によると、公共
機関、交通機関等の公衆回線通信を行うことが禁止され
ている場所においても、通信許可制御手段によって通信
を行うか否かを判断し、それを実行することができる。
又、ペースメーカー等の医療機器に有害である為通信が
禁止されている場所、或いは地下等の電波の届かない場
所においても、公衆回線通信を行わずに、近距離通信を
用いてデータを取得し、アプリケーションのみを起動及
び実行することができる。
【0035】(第2の実施の形態) (ウォークラリーシステム)本発明の第2の実施の形態
においては、第1の実施の形態で説明した通信情報端末
を利用したウォークラリーシステム及び方法について説
明する。このウィークラリーシステムとは、デパート、
遊園地等の公共施設内で、コース図に従って、クイズ配
信サーバより配信されるクイズ、課題等のコンテンツを
ユーザの通信情報端末4a、4b、4c上に表示し、ユ
ーザにこのクイズや課題を単独若しくはグループで解決
しながら公共施設内を歩かせ、時間得点と課題得点の合
計点を競うゲームを行う為のシステムである。
【0036】本発明の実施の形態に係るウォークラリー
システムは、図5に示すように、クイズ配信サーバ1
と、このクイズ配信サーバ1にLAN等の通信回線にて
接続された配信端末3と、ユーザの通信情報端末4a、
4b、4cから少なくとも構成されている。クイズ配信
サーバ1は、クイズ及びクイズに関するコンテンツを記
憶する情報記憶装置2を備えており、通信情報端末4
a、4b、4cより要求のあったクイズ等のコンテンツ
を情報記憶装置2より抽出する。又、配信端末3は、配
信するクイズ等のコンテンツの種類に応じ、おもちゃク
イズ配信端末3a、動物クイズ配信端末3b、食べ物ク
イズ配信端末3cとから構成される。配信端末3は、各
フロア、イベント会場等の場所に最も適したクイズ等を
配信することが好ましい。
【0037】(クイズ配信サーバ)本発明の実施の形態
に係るクイズ配信サーバ1は、図6に示すように、入力
装置21、出力装置22、通信制御装置23、主記憶装
置24、処理制御装置(CPU)25、情報記憶装置2
を備えており、情報記憶装置2は個人情報記憶装置2
6、クイズ記憶装置27、解答記憶装置28、プレゼン
ト記憶装置29及び配信端末記憶装置30とを具備して
いる。
【0038】入力装置21は、キーボード、マウス等に
より構成される。又、通信制御装置23を介し外部装置
より入力を行っても良い。ここで外部装置とは、CD−
ROM、MO、ZIPなどの記憶媒体及びそのドライブ
装置等を指す。出力装置22は、表示部や印刷部(図示
せず)を有しており、具体的に、液晶ディスプレイ、C
RTディスプレイ等の表示装置、インクジェットプリン
タ、レーザープリンタ等の印刷装置等により構成され
る。通信制御装置23は、LAN等の通信回線を介して
データを他の配信端末、汎用機、サーバ等に送受信する
為の制御信号を生成する。主記憶装置24は、ROM
(ロム)及びRAM(ラム)が組み込まれている。RO
MはCPU25において実行されるプログラムを格納し
ているプログラムメモリ等として機能し、RAMはCP
U25におけるプログラム実行処理中に利用されるデー
タ等を格納したり、作業領域として利用されるデータメ
モリ等として機能する。
【0039】次に情報記憶装置2について説明する。個
人情報記憶装置26は、通信情報端末4a、4b、4c
が固有するIMUI等の識別番号、保持するユーザの氏
名、住所、参加したウォークラリーゲームの種類、参加
した日付、配付したプレゼント情報等が格納されてい
る。クイズ記憶装置27は、ユーザの通信情報端末4
a、4b、4cに配信する為の、各配信端末3に送信す
るクイズ等のコンテンツを記憶する。又、クイズ等はお
もちゃ、動物、食べ物等の各クイズの種類別に格納され
る。解答記憶装置28は、クイズ記憶装置27に対する
解答を、各々のクイズ等に1対1に対応させ、記憶す
る。プレゼント記憶装置29は、クイズの正解率に応じ
て、ユーザの通信情報端末4a、4b、4cに配信する
割引チケット、商品交換チケット等のデータを記憶す
る。配信端末記憶装置30は、おもちゃクイズ配信端末
3a、動物クイズ配信端末3b、食べ物クイズ配信端末
3c等の配信端末3の各端末が固有する識別番号等の情
報を記憶する。
【0040】処理制御装置(CPU)25は、配信端末
受付手段25a、クイズ作成手段25b、個人情報登録
手段25c、クイズ送信手段25d、解答受信手段25
e、結果送信手段25f及びプレゼント設定手段25g
を保持している。
【0041】配信端末受付手段25aは、配信端末3よ
り送信された通信開始の信号を受信し、配信端末記憶装
置30内をチェックし、その配信端末との通信が可能で
あれば、その配信端末3とクイズ配信サーバ1間にて通
信の接続を行うモジュールである。クイズ作成手段25
bは、通信情報端末4a、4b、4cに配信するクイズ
等のコンテンツをプログラマ等が入力装置21等を介し
て入力するためのモジュールである。個人情報登録手段
25cは、通信情報端末4a、4b、4cが固有するI
MUI等の識別番号、保持するユーザの氏名、住所及び
良く使用する駅の駅コード等の通信情報端末4a、4
b、4cが保持する個人情報を受信し、個人情報記憶装
置26に格納するモジュールである。クイズ送信手段2
5dは、通信情報端末4a、4b、4cからクイズ等の
コンテンツの配信要求があったとの信号が配信端末3よ
り送信された場合、クイズ記憶装置27より適当なクイ
ズ等のコンテンツを取得し、そのコンテンツを配信端末
3を介して、通信情報端末4a、4b、4cに送信する
ためのモジュールである。
【0042】解答受信手段25eは、クイズの解答を通
信情報端末4a、4b、4cより、配信端末3を介し
て、受信する為のモジュールである。結果送信手段25
fは、解答受信手段25eが取得したクイズの解答と、
解答記憶装置28が保持する解答とを照し合わせて、そ
のクイズの正解を再び、配信端末3を介して、通信情報
端末4a、4b、4cに送信するモジュールである。プ
レゼント設定手段25gは、ユーザのクイズの正解率に
応じて、プレゼント記憶装置29より、割引チケット、
クーポン等の正解率に応じた適切なプレゼントを設定す
る為のモジュールである。
【0043】尚、クイズ配信サーバ1には、おもちゃク
イズ配信端末3a、動物クイズ配信端末3b、食べ物ク
イズ配信端末3c等の配信端末3が、LAN等の通信回
線を介して接続されている。配信端末3は、図7に示す
ように、入力装置41、出力装置42、通信制御装置4
3、近距離通信制御装置44、処理制御装置(CPU)
45、主記憶装置46、一時記憶装置47などを備えて
いる。入力装置41は、キーボード、マウス等により構
成され、出力装置22は、液晶ディスプレイ、CRTデ
ィスプレイ等の表示装置、インクジェットプリンタ、レ
ーザープリンタ等の印刷装置等により構成される。通信
制御装置43は、LAN等の通信回線を介してデータを
他の汎用機、サーバ等に送受信する為の制御信号を生成
する。近距離通信制御装置44は、比較的狭い範囲で使
用する通信をおこなう無線通信装置である。第2の実施
の形態では配信端末3と通信情報端末4a、4b、4c
間にてデータの送受信をおこなう際に使用する。具体的
に、通信距離は約数cm〜数十m程度で、BlueTo
oth通信や赤外線通信等がこれにあたる。
【0044】主記憶装置46は、ROM(ロム)及びR
AM(ラム)が組み込まれている。ROMはCPU45
において実行されるプログラムを格納しているプログラ
ムメモリ等として機能し、RAMはCPU45における
プログラム実行処理中に利用されるデータ等を格納した
り、作業領域として利用されるデータメモリ等として機
能する。一時記憶装置47は、バッファ等の、データの
作業を行う際に一時的にそのデータを記憶する装置であ
る。処理制御装置(CPU)45は、通信制御手段45
a、近距離通信手段45b、情報処理手段45cを備え
ている。通信制御手段45aは、LAN等の通信回線を
介して、クイズ配信サーバ1と通信を行う為のモジュー
ルであり、近距離通信手段45bは、BlueToot
h通信や赤外線通信等の無線通信を介して、通信情報端
末4a、4b、4cとデータの送受信を行う為のモジュ
ールである。情報処理手段45cは、内蔵されたアプリ
ケーションプログラムを実行する為のモジュールであ
る。
【0045】(通信情報端末)次に本発明の第2の実施
の形態で使用する通信情報端末4a、4b、4cを、図
8を用いて詳述する。通信情報端末4a、4b、4c
は、入力装置31、表示装置32、無線装置33、アン
テナ33a、通信制御装置34、音声処理装置35、C
ODEC(コーデック)36、データ記憶装置39、処
理制御装置(CPU)40、個人情報記憶装置26a及
び一時記憶装置13a等より構成されている。CODE
C36には、送話装置37と受話装置38が接続されて
いる。尚、図8には特に表示していないが、これらの各
装置が正常に機能するための電源回路や電池(バッテリ
ー)等が備えられていることは勿論である。
【0046】入力装置31は、0から9までの数字及び
AからZまでの文字を選択する数文字ボタンと、
“*”、“#”等の記号で構成された記号キー、“△”
等の記号で表される上移動キー、“▽”等の記号で表さ
れる下移動キー、“決定”するための決定キー、その他
にも前後ページ移動する等の為ソフトキー、スクロール
キー等から構成されるキーボードである(図示せず)。
従って、入力装置31から入力操作が行われると、対応
するキー情報がCPU40に伝えられるようになってい
る。入力装置31を用いることにより、通信情報端末4
a、4b、4cの電話機能の制御に必要な情報の入力、
計算機能の制御に必要な情報の入力等に加え、本発明の
通信情報方法により配信されるクイズ等のコンテンツや
サービス内容の選択をすることが出来る。表示装置32
は、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LE
D)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル
等が使用可能である。いずれにしても、標準的な携帯電
話における一般的な情報、例えば入力された電話番号、
選択された機能項目や短縮ダイヤル等、及び、現在の通
信情報端末4a、4b、4cの状態や、選択メニュー、
通信結果などを表示するものであれば、表示装置32と
して使用可能である。尚、表示装置32としては、具体
的に、通常の電話番号等を表示する主画面と、図4に示
すような、折畳形式等の携帯電話の主画面が一目で確認
できない場合に使用される状況表示画面16aやLED
ランプ16b等を指すものとする。具体的に、状況表示
画面16a上に、現在の電波状況、バッテリー充電状
況、新規メールの取得状況等を表示する。表示の方法と
しては、各状況を示すアイコンを点滅させることにて状
況を表示することも可能である。アイコンはキャラクタ
デザインなどを取り入れ、ユーザの嗜好に合ったものを
選択することが好ましい。又、状況表示画面16aを有
していない通信情報端末4a、4b、4c機3でも、L
EDランプ16b等のLEDの色や発光パターンにより
知らせる仕組みにしても良い。例えば、メール等の情報
を取得していない場合は緑色、情報を取得した場合は赤
色に発光させれば良い。
【0047】アンテナ33aは、電波を受信及び送信す
るもので、図3では、公衆回線通信及び近距離通信の受
信用アンテナと送信アンテナを兼ねたものとして示して
いる。無線装置33は、アンテナ33aを介して受信し
た受信データを復調してCPU40に出力し、CPU4
0から出力された送信データを変調してアンテナ33a
へ出力するものである。無線装置33は、図示を省略す
るが、例えば、アンテナ(受信アンテナ)33aに接続
された低雑音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたミ
キサ、ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中
間周波増幅器に接続された復調器等により無線装置33
を構成出来る。復調器からは、ベースバンド信号が出力
され、通信制御装置34を介して、CPU40に送られ
る。ミキサには、図示を省略した発信器からの信号が、
低雑音増幅器からの信号と共に入力される。更に、無線
装置33は、通信制御装置34を介して、CPU40か
らのベースバンド信号が入力される変調器、変調器に接
続されたミキサ、ミキサに接続された電力増幅器を有し
ている。ミキサには、図示を省略した発信器からの信号
が、変調器からの信号と共に入力される。そして、電力
増幅器はアンテナ(送信アンテナ)33aに接続される
ようになる。尚、公衆回線通信と近距離通信を行うに
は、無線通信の周波数を変換する周波数変換回路(図示
せず)が無線装置33内に必要なことは勿論である。
【0048】送話装置37は、マイクで、ユーザの音声
を入力するものである。受話装置38は、スピーカー
で、通話の相手の音声を出力するものである。CODE
C36は、音声のアナログ信号をデジタル信号に変換
し、デジタル信号をアナログ信号に変換するものであ
る。音声処理装置35は、デジタル・シグナル・プロセ
ッサ(DSP)であり、デジタル音声信号を音声符号化
/複合化するものである。データ記憶装置39は、RO
M及びRAMが組み込まれている。ROMは、CPU4
0で実行される受信装置としての全体的な制御を行うプ
ログラムを格納しているメモリであり、RAMは、CP
U40におけるプログラム実行処理中に利用されるプロ
グラムデータ等を格納したり、作業領域として利用され
るメモリである。
【0049】CPU40は、本発明の実施の形態に係る
通信情報端末4a、4b、4c全体を制御する装置であ
り、情報受信手段40a、情報送信手段40b、通信許
可制御手段40c、近距離通信制御手段40d、画面表
示手段40e及び電話機能制御手段40fにより構成さ
れている。
【0050】情報受信手段40aは、クイズ配信サーバ
1にクイズ等のコンテンツ閲覧要求を送信し、閲覧要求
に応じたデータをクイズ配信サーバ1から取得するモジ
ュールである。情報送信手段40bは、ユーザが要求す
るクイズの解答等のデータを取得するモジュールであ
る。通信許可制御手段40cは、公衆回線通信を許可す
るか否かを制御する手段である。具体的には、公衆回線
通信を許可する場合は、情報受信手段40a、情報送信
手段40b及び電話機能制御手段40fと、通信制御装
置34とを接続する。公衆回線通信が許可された場合は
通信情報端末4a、4b、4cの発着呼及びデータ送受
信を可能にする為に、断続的に最寄の配信端末3に対し
て無線装置33を介して公衆回線通信の無線電波を送信
又は受信する。又、通信が許可されていない場合は、無
線電波の送受信は行わない。図8に示した通信情報端末
4a、4b、4cにおいては、入力装置31の操作によ
って、通信許可制御手段40cが制御される。又、通信
許可制御手段40cが、公衆回線通信の許可或いは不許
可を制御するときに、表示装置32も合わせて制御する
のが好ましい。
【0051】画面表示手段40eは、情報受信手段40
aで受信したクイズ等のコンテンツを表示装置32に表
示するモジュールである。具体的に、表示の際のフレー
ム制御等を行う。電話機能制御手段40fは、従来の標
準的な携帯電話の電話機能を制御するモジュールであ
る。入力装置31からの入力及び呼出の受信に従って、
発着制御や通話制御と、各種設定処理等を行う。個人情
報記憶装置26aは、ユーザの個人情報、例えば氏名、
住所、電子メールアドレス、挑戦したクイズの種類等を
記録するものである。一時記憶装置13aは、データを
作業等の際に一時保存する。
【0052】(ウォークラリー方法)次に、ウォークラ
リーシステムで用いられる情報配信サーバ1及び通信情
報端末4a、4b、4cの動作について図9を用いて説
明する。以下のようなウォークラリーを行うために、J
avaOS等を保持する通信情報端末4a、4b、4c
にウォークラリーのアプリケーションプログラムをダウ
ンロードすることが好ましい。ダウンロードが完了する
と、表示装置32上の選択画面を表示する。尚、各選択
は、通信情報端末4a、4b、4cの上移動キー、下移
動キー、決定キー及びソフトキー等の入力装置31を用
いて行う。
【0053】又、以下説明するウォークラリーシステム
は、図5に示すように、デパート内等に配置してある、
おもちゃ売り場フロアのおもちゃクイズ配信端末3a、
ペットコーナーフロアの動物クイズ配信端末3b、地下
食料品売り場フロアの食べ物クイズ配信端末3cを、順
不同でユーザが探し出し、各端末よりクイズを受信し、
そのクイズの解答を行うものとする。おもちゃクイズ配
信端末3a、動物クイズ配信端末3b及び食べ物クイズ
配信端末3c間はユーザが徒歩で移動する。提供するク
イズのコンテンツは、おもちゃ売り場フロアではおもち
ゃに関する問題、ペットコーナーフロアでは動物に関す
る問題、地下食料品売り場フロアでは食べ物に関する問
題といった、各フロアで扱われている商品の特徴に応じ
て、最もふさわしいクイズのコンテンツを提供するよう
設定する。
【0054】(イ)先ず、ステップS201において、ユ
ーザは通信情報端末4a、4b、4cの入力装置31を
操作し、近距離通信制御手段40dを介して、配信端末
3に接続要求を行う。要求が確認されると、画面表示手
段40eはメニュー画面(図示せず)等を表示装置32
に表示する。
【0055】(ロ)次にステップS202において、通
信情報端末4a、4b、4cの個人情報記憶装置26a
が保持するIMUI等の識別番号、保持するユーザの氏
名、住所、メールアドレス等の個人情報を配信端末3に
送信する。配信端末3はこの個人情報をクイズ配信サー
バ1に送信する。クイズ配信サーバ1は受信した個人情
報を個人情報記憶装置26に記憶する。
【0056】(ハ)次に、ステップS203では、クイ
ズ配信サーバ1において、クイズ送信手段25dは、ク
イズ記憶装置27よりクイズのコンテンツを取得し、配
信端末3を介して、通信情報端末4a、4b、4cに送
信する。
【0057】(ニ)ステップS204では、クイズのコ
ンテンツを取得した通信情報端末4a、4b、4cが、
画面表示手段40eを介して、表示装置32上にクイズ
のコンテンツを、図10(a)に示すように、表示す
る。次に、ステップS205にて、入力装置31を介し
てユーザにクイズの解答を入力させる。情報送信手段4
0bはこの入力されたクイズの解答を、配信端末3を介
して、クイズ配信サーバ1に送信する。
【0058】(ホ)ステップS206では、解答受信手
段25eが、このクイズの解答を受信し、解答記憶装置
28に記憶されている解答と照合する。結果送信手段2
5fはこの解答結果を、再び配信端末3を介して、通信
情報端末4a、4b、4cに送信する。
【0059】(ヘ)ステップS207では、画面表示手
段40eが、解答結果を図10(b)に示すように、通
信情報端末4a、4b、4cの表示装置32上に表示す
る。又、この解答結果は成績として、一時記憶装置13
aにて記憶される(ステップS208)。尚、ステップ
S203からステップS208を配信されるクイズのコ
ンテンツの毎に繰り返す。
【0060】(ト)全てのクイズの解答が終了すると、
ステップS209にて、情報送信手段40aは、一時記
憶装置13aに記憶された成績を、配信端末3を介し
て、クイズ配信サーバ1に送信する。この成績の計算結
果に応じて、プレゼント設定手段25gが、プレゼント
記憶装置29より、図10(c)に示すようなプレゼン
ト情報のコンテンツを取り出し、成績の計算結果と共
に、再び配信端末3を介して、通信情報端末4a、4
b、4cに送信する。
【0061】(チ)ステップS210においては、通信
情報端末4a、4b、4cの情報受信手段40aが成績
の計算結果及びプレゼント情報のコンテンツを受信する
と、画面表示手段40eがこれらを、図10(c)に示
すように、表示装置32上に表示する。以上のステップ
が完了すると、通信情報端末4a、4b、4cと配信端
末3間の近距離通信を切断する(ステップS211)。
【0062】本発明の第2の実施の形態によると、デパ
ート等の公衆回線の電波が届かない場所であっても、近
距離通信を行うことが可能な通信情報端末4a、4b、
4cを用いてクイズゲーム等のアプリケーションを取得
し、無通信状態S1においても通信情報端末4a、4
b、4cが有するアプリケーションを起動し、これを実
行することができる。尚、第2の実施の形態では配信端
末3は3つとしたがこれは複数あってもよいことは勿論
である。又、第2の実施の形態では、デパートのおもち
ゃ売り場等に関するウォークラリーについて説明した
が、本発明はこれに限られず、遠足、遊園地、結婚式場
等のイベントが開催される場所にて適用することができ
る。更に、ステップS202にて、取得された個人情報
を用いて、ウォークラリー参加者に、次のゲーム、企画
のお知らせや、広告等を配信することができる。その他
本発明は、特許請求の範囲に記載した技術思想の範囲内
で種々変形して実施可能である。
【0063】(第3の実施の形態) (医療情報システム)本発明の第3の実施の形態におい
ては、通信情報端末を利用した医療情報システム及び方
法について説明する。この医療情報システムとは、病院
側が有するサーバが、患者側が有する通信情報端末に必
要な医療情報を格納させ、診断や事故等の際の医療処置
を円滑に進めるためのシステムである。
【0064】医療情報システムは図11に示すように、
専用回線等の通信回線58と、この通信回線58に接続
された、病院側が保持する患者情報サーバ50a、50
b、50cと、患者側が有する通信情報端末60a、6
0b、60cとから少なくとも構成されている。患者情
報サーバ50a、50b、50cは、患者の必要な医療
の情報を格納する患者情報記憶装置57a、57b、5
7cを備え、診断、入院及び事故等の際のカルテ情報を
格納している。ユーザ100a、100b、100cが
各々携帯する通信情報端末60a、60b、60cは、
個々の身体の医療の情報を記憶しており、外来の患者で
あっても、この医療の情報を提出することにより医療処
置を円滑に、かつ迅速に進めることができる。又、専用
回線等の通信回線58にて患者情報サーバ50a、50
b、50c同士が接続可能なことにより、入院患者が病
院を変わる際などにおいても、その入院患者カルテ等の
医療情報を持ち運ぶ必要がなく、書類処理の煩雑さを緩
和する。
【0065】(患者情報サーバ)次に、患者情報サーバ
50a、50b、50cの構造について図12を用いて
説明する。患者情報サーバ50a、50b、50cは、
入力装置51、出力装置52、通信制御装置53、近距
離通信制御装置54、主記憶装置55、処理制御装置
(CPU)56、患者情報記憶装置57a、57b、57
cを備えている。処理制御装置(CPU)56は、カル
テ作成手段56a、カルテ受信手段56b、カルテ送信
手段56c、通信手段56d及び近距離通信制御手段5
6eより構成されている。
【0066】近距離通信制御装置54は、比較的狭い範
囲で使用する通信をおこなう無線通信を介して、通信情
報端末60a、60b、60cとデータの送受信を行う
為の装置である。具体的に、通信距離は約数cm〜数十
m程度で、BlueTooth通信や赤外線通信等のを
使用する無線通信装置がこれに該当する。患者情報記憶
装置57a、57b、57cは、通信情報端末60a、6
0b、60cに対して送受信を行う為のデータを記憶す
る情報記憶装置である。
【0067】カルテ作成手段56aは、医療関係者によ
る診察の結果及び投与した薬剤等をカルテとして作成す
るモジュールである。カルテ受信手段56bは、通信情
報端末60a、60b、60cより個人の医療の情報等
のデータを受信するモジュールである。カルテ送信手段
56cは、通信情報端末60a、60b、60cにカル
テ作成手段56aにて作成された、医療関係者による診
察の結果及び投与した薬剤等のデータを送信するモジュ
ールである。通信手段56dは、一般の公衆通信回線等
にて用いられる通信を行う為のモジュールである。近距
離通信制御手段56eは、データの送受信を、Blue
Tooth通信や赤外線通信等の近距離通信を介して行
う為のモジュールである。尚、入力装置51、出力装置
52、通信制御装置53、主記憶装置55については、
第2の実施の形態と同じものを使用するため説明を割愛
する。
【0068】(通信情報端末)次に、本発明の第3の実
施の形態において使用される通信情報端末60a、60
b、60cの構造について詳述する。通信情報端末60
a、60b、60cは、図13に示すように、入力装置
61、表示装置62、無線装置63、アンテナ63a、
通信制御装置64、音声処理装置65、CODEC(コ
ーデック)66、データ記憶装置69、処理制御装置
(CPU)70、個人カルテ記憶装置71及び一時記憶
装置72より構成されている。CODEC66には、送
話装置67と受話装置68が接続されている。尚、図8
には特に表示していないが、これらの各装置が正常に機
能するための電源回路や電池(バッテリー)等が備えら
れていることは勿論である。
【0069】個人カルテ記憶装置71は、図14に示す
ように、個人の通院している病院、住所、電話番号、担
当医、服用中の薬、アレルギー、病歴、最近来院日及び
アポイント等の医療に関する情報(以下、個人カルテ情
報と記載)を記憶する。尚、入力装置61、表示装置6
2、無線装置63、アンテナ63a、通信制御装置6
4、音声処理装置65、CODEC(コーデック)6
6、データ記憶装置69及び一時記憶装置72について
は、第2の実施の形態と同じものを使用するため説明を
割愛する。
【0070】処理制御装置(CPU)70は、カルテ受
信手段70a、カルテ送信手段70b、通信許可制御手
段70c、近距離通信制御手段70d、画面表示手段7
0e及び電話機能制御手段70fを備えている。
【0071】カルテ受信手段70aは、通信情報端末6
0a、60b、60cより、ユーザ100a、100
b、100cの個人カルテ情報を受信する為のモジュー
ルである。カルテ送信手段70bは、ユーザ100a、
100b、100cの診療の結果である個人カルテ情報
を通信情報端末60a、60b、60cへ送信する為の
モジュールである。
【0072】通信許可制御手段70cは、公衆回線通信
を許可するか否かを制御するモジュールである。具体的
には、公衆回線通信を許可する場合は、通信制御装置6
4の接続を行う。公衆回線通信が許可された場合は、通
信情報端末60a、60b、60cの発着呼を可能にす
るために、断続的に、最寄りの基地局(図示せず)に対
して無線電波を送信する。又、公衆回線通信が許可され
ていない場合は、無線電波の送受信を行わない。
【0073】近距離通信制御手段70dは、患者情報サ
ーバ50の近距離通信制御手段56eと同様に、医療に
関するデータの送受信を、BlueTooth通信や赤
外線通信等の近距離通信を介して行う為のモジュールで
ある。
【0074】画面表示手段70eは、カルテ受信手段7
0aで受信した個人カルテ情報のコンテンツを表示装置
62に表示するモジュールである。具体的に、表示の際
のフレーム制御等を行う。電話機能制御手段70fは、
従来の標準的な携帯電話の電話機能を制御するモジュー
ルである。入力装置61からの入力及び呼出の受信に従
って、発着制御や通話制御と、各種設定処理等を行う。
【0075】(医療情報システムの動作)次に、第3の
実施の形態に係る医療情報システムの動作について図1
5のフローチャートを用いて説明する。
【0076】(イ)先ず、ステップS301では、近距
離通信制御手段56e、70dを介して、患者情報サー
バ50a、50b、50cと通信情報端末60a、60
b、60c間の接続をおこなう。
【0077】(ロ)接続が完了すると、ステップS30
2にて、通信情報端末60a、60b、60cが保持す
る個人カルテ情報を、患者情報サーバ50a、50b、
50cに送信する。カルテ受信手段56bは、この個人
カルテ情報を受信し、患者情報記憶装置57a、57b、
57cに格納する。ステップS303では、医療従事者
等の要求により患者情報記憶装置57内の個人カルテ情
報を表示する。医療従事者等はこの個人カルテ情報を閲
覧することにより、診察に必要な情報を正確、且つ迅速
に取得する。診察が終了すると、ステップS304に
て、医療従事者等は入力装置61より、行った処理、投
与した薬剤等の新規の個人カルテ情報を、カルテ作成手
段56aを介して作成する。
【0078】(ハ)次にステップS305にて、カルテ
送信手段56cは、近距離通信制御手段56e、70d
を介して、通信情報端末60a、60b、60cへ新規
の個人カルテ情報を送信する。この個人カルテ情報を受
信したカルテ受信手段70aは、この情報を個人カルテ
記憶装置71に格納する。又、ステップS306にて、
画面表示手段70eが、表示手段62上に新規の個人カ
ルテ情報を、図16に示すように、表示する。これによ
りユーザ100a、100b、100cは、新規の個人
カルテ情報を閲覧する。個人カルテ情報には次のアポイ
ントの情報も含まれている為、ユーザ100a、100
b、100cは次の通院日を確認する。必要な情報が全
て揃っていることを確認すると、患者情報サーバ50
a、50b、50cと通信情報端末60a、60b、6
0c間の接続を切断する(ステップS307)。
【0079】本発明の第3の実施の形態によると、医療
機関等の通信が禁止されているところ、又は、電波が届
かない場所であっても、近距離通信を行うことが可能な
通信情報端末60a、60b、60cを用いて個人カル
テ情報を送受信することができる。つまり、無通信状態
S1においても通信情報端末60a、60b、60cが
有するアプリケーションのみを起動し、これを実行する
ことができる。又、ユーザが個人カルテ記憶装置71が
保持する自らの医療情報を閲覧し、管理することができ
る。尚、第3の実施の形態では、ユーザ100a、10
0b、100cが自ら通院することを想定して記述され
てあるが、この他、例えば交通事故等で、ユーザ100
a、100b、100cに意識がない場合でも、この通
信情報端末60a、60b、60cの個人カルテ情報を
閲覧することにより、医療従事者はすぐに迅速な判断及
び治療を行うことができ、緊急の状態下で患者の生命を
救う重要な情報を提供することが可能である。その他本
発明は、特許請求の範囲に記載した技術思想の範囲内で
種々変形して実施可能である。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、通信機能を利用せず情
報処理機能のみを利用できる通信情報端末を提供し、更
に、この通信情報端末を使用した通信情報方法及び通信
情報プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る通信情報端末
の機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る通信情報端末
の状態遷移図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る通信情報端末
の動作を示すフロー図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る通信情報端末
の表示装置を示す外観図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る通信情報シス
テムの構成を示す構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るクイズ配信サ
ーバの構造を示す構造図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るクイズ配信端
末の構造を示す構造図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る通信情報端末
の構造を示す構造図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るウォークラリ
ー方法を示すフロー図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る通信情報端
末上に表示する画面を示す画面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る通信情報シ
ステムの構成を示す構成図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る患者情報サ
ーバの構造を示す構造図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る通信情報端
末の構造を示す構造図である。
【図14】患者情報記憶装置が保持するデータの構造を
示す構造図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る医療情報シ
ステムの動作を示すフロー図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態に係る通信情報端
末上に表示する画面を示す画面図である。
【符号の説明】
1 クイズ配信サーバ 2 情報記憶装置 3 配信端末 3a おもちゃクイズ配信端末 3b 動物クイズ配信端末 3c 食べ物クイズ配信端末 4a、4b、4c 通信情報端末 11 通信装置 12 処理制御装置 12a 通信手段 12b 情報処理手段 12c 近距離通信手段 12d 通信許可制御手段 13 一時記憶装置 13a 一時記憶装置 14 入力装置 15 出力装置 16 通信状態表示装置 16a 状況表示画面 16b LEDランプ 17 情報記憶装置 21 入力装置 22 出力装置 23 通信制御装置 24 主記憶装置 25 処理制御装置(CPU) 25a 配信端末受付手段 25b クイズ作成手段 25c 個人情報登録手段 25d クイズ送信手段 25e 解答受信手段 25f 結果送信手段 25g プレゼント設定手段 26 個人情報記憶装置 26a 個人情報記憶装置 27 クイズ記憶装置 28 解答記憶装置 29 プレゼント記憶装置 30 配信端末記憶装置 31 入力装置 32 表示装置 33 無線装置 33a アンテナ 34 通信制御装置 35 音声処理装置 36 CODEC 37 送話装置 38 受話装置 39 データ記憶装置 40 処理制御装置 40a 情報受信手段 40b 情報送信手段 40c 通信許可制御手段 40d 近距離通信制御手段 40e 画面表示手段 40f 電話機能制御手段 41 入力装置 42 出力装置 43 通信制御装置 44 近距離通信制御装置 45 処理制御装置(CPU) 45a 通信手段 45b 近距離通信手段 45c 情報処理手段 46 主記憶装置 47 一時記憶装置 50a、50b、50c 患者情報サーバ 51 入力装置 52 出力装置 53 通信制御装置 54 近距離通信制御装置 55 主記憶装置 56 処理制御装置(CPU) 56a カルテ作成手段 56b カルテ受信手段 56c カルテ送信手段 56d 通信手段 56e 近距離通信制御手段 57a、57b、57c 患者情報記憶装置 58 通信回線 60a、60b、60c 通信情報端末 61 入力装置 62 表示装置 63 無線装置 63a アンテナ 64 通信制御装置 65 音声処理装置 66 CODEC 67 送話装置 68 受話装置 69 データ記憶装置 70 処理制御装置 70a カルテ受信手段 70b カルテ送信手段 70c 通信許可制御手段 70d 近距離通信制御手段 70e 画面表示手段 70f 電話機能制御手段 71 個人カルテ記憶装置 72 一時記憶装置 100a、100b、100c ユーザ 300 通信情報端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB02 CC08 HH11 HH14 MM17 5K067 AA21 BB04 BB21 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 5K101 KK08 LL12 NN18 RR25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機能の受話送話及びデータの送受信
    の少なくともいずれかを公衆回線通信で行う通信手段
    と、 データの送受信を近距離通信で行う近距離通信手段と、 内蔵されたアプリケーションプログラムを実行する情報
    処理手段と、 前記通信手段が行う前記公衆回線通信の、許可或いは不
    許可を制御する通信許可制御手段とを備え、 前記通信許可制御手段において、前記公衆回線通信が許
    可された場合は、前記通信手段は、前記電話機能の受話
    送話及びデータの送受信のうち、少なくとも一つの実行
    を待機させ、前記公衆回線通信が不許可の場合は、前記
    通信手段は、前記電話機能の受話送話及びデータの送受
    信のいずれも実行しないことを特徴とする通信情報端
    末。
  2. 【請求項2】 前記近距離通信手段を介して情報の更新
    を行う更新情報記憶手段を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の通信情報端末。
  3. 【請求項3】 前記通信許可制御手段において、前記公
    衆回線通信が許可の場合は、前記通信情報端末が公衆回
    線通信を行えることを示し、前記公衆回線通信が不許可
    の場合は、前記通信情報端末が公衆回線通信を行えない
    ことを示す通信状態表示手段を更に備えることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の通信情報端末。
  4. 【請求項4】 前記通信許可制御手段において、前記公
    衆回線通信が許可され、かつ前記通信が実行されている
    場合は、前記通信情報端末が公衆回線通信を行っている
    ことを示し、前記公衆回線通信が不許可、或いは前記公
    衆回線通信が実行されていないいずれかの場合は、前記
    通信情報端末が公衆回線通信を行っていないことを示す
    通信状態表示手段を更に備えることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の通信情報端末。
  5. 【請求項5】 前記通信許可制御手段は、前記通信情報
    端末の操作、前記通信情報端末の前記公衆回線通信を制
    御する信号の受信、前記情報処理手段で実行される前記
    アプリケーションプログラムのいずれか一つ以上の方法
    によって、許可或いは不許可が制御されることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信情報端
    末。
  6. 【請求項6】 前記通信許可制御手段において、前記公
    衆回線通信が許可された場合は、前記通信手段は、前記
    通信情報端末の収容局である基地局と公衆回線通信を行
    うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の通信情報端末。
  7. 【請求項7】 電話機能の受話及びデータの受信の少な
    くともいずれかを公衆回線通信で行う情報受信手段、電
    話機能の送話及びデータの送信の少なくともいずれかを
    前記公衆回線通信で行う情報送信手段、データの送受信
    を近距離通信で行う通信情報端末側近距離通信手段、内
    蔵されたアプリケーションプログラムを実行する情報処
    理手段、前記情報受信手段及び前記情報送信手段が行う
    前記公衆回線通信について許可又は不許可を制御する通
    信許可制御手段を有する通信情報端末を備える通信情報
    システムに用いられる情報配信サーバであって、 前記データの送受信を近距離通信で行うサーバ側近距離
    通信手段と、 前記サーバ側近距離通信手段を介して、前記通信情報端
    末側近距離通信手段に対して送受信を行う為のデータを
    記憶する情報記憶手段と、 前記サーバ側近距離通信手段を介して、前記通信情報端
    末側近距離通信手段にデータを送信する送信手段と、 前記サーバ側近距離通信手段を介して、前記通信情報端
    末側近距離通信手段にデータを送信する送信手段とを備
    えることを特徴とする情報配信サーバ。
  8. 【請求項8】 前記サーバ側近距離通信手段を介して情
    報記憶手段が有する情報の更新が可能なことを特徴とす
    る請求項7に記載の情報配信サーバ。
  9. 【請求項9】 通信情報端末と情報配信サーバを備える
    通信情報システムに用いられる通信情報方法において、 前記通信情報端末が、電話機能の受話及びデータの受信
    の少なくともいずれかを公衆回線通信で行う情報受信ス
    テップと、 前記通信情報端末が、電話機能の送話及びデータの発信
    の少なくともいずれかを公衆回線通信で行う情報送信ス
    テップと、 前記通信情報端末が、前記情報配信サーバとのデータの
    送受信を近距離通信で行う通信情報端末側近距離通信ス
    テップと、 前記通信情報端末が、内蔵されたアプリケーションプロ
    グラムを実行する情報処理ステップと、 前記通信情報端末が、前記情報受信ステップ及び前記情
    報送信ステップで行われる前記公衆回線通信について許
    可又は不許可を制御する通信許可制御ステップと、 前記情報配信サーバが、前記情報携帯端末とのデータの
    送受信を近距離通信で行うサーバ側近距離通信ステップ
    と、 前記情報配信サーバが、前記情報通信端末に対して送受
    信を行うためのデータを情報記憶手段に記憶する情報記
    憶ステップと、 前記情報配信サーバが、前記情報通信端末に前記データ
    を送信するサーバ送信ステップと、 前記通信情報端末が、前記情報配信サーバより前記デー
    タを受信する端末受信ステップと、 前記通信情報端末が、前記データを処理し、返答のデー
    タを前記情報配信サーバに送信する端末送信ステップ
    と、 前記情報配信サーバが、前記通信情報端末より前記返答
    のデータを受信するサーバ受信ステップとを有すること
    を特徴とする通信情報方法。
  10. 【請求項10】 前記サーバ側近距離通信ステップで
    は、前記情報記憶手段が有する情報の更新が可能なこと
    を特徴とする請求項9に記載の通信情報方法。
  11. 【請求項11】 電話機能の受話及びデータの受信のい
    ずれかを少なくとも含む公衆回線通信を行う情報受信手
    段、電話機能の送話及びデータの発信の少なくともいず
    れかを公衆回線通信で行う情報送信手段、データの送受
    信を近距離通信で行う通信情報端末側近距離通信手段、
    前記通信情報端末側近距離通信手段を介して情報の更新
    を行う更新情報記憶手段、内蔵されたアプリケーション
    プログラムを実行する情報処理手段、前記公衆回線通信
    手段が行う前記公衆回線通信の、許可或いは不許可を制
    御する通信許可制御手段とを備える情報システムに用い
    られる情報配信サーバであって、 データの送受信を近距離通信で行う近距離通信手段と、 前記近距離通信手段を介して、前記通信情報端末の前記
    情報記憶手段を更新するデータを記憶する更新情報記憶
    手段と、 前記近距離通信手段を介して、前記通信情報端末にデー
    タを送信する送信手段と、 前記近距離通信手段を介して、前記通信情報端末よりデ
    ータを受信する受信手段とを備えることを特徴とする情
    報配信サーバ。
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