JP2001320450A

JP2001320450A - 通信装置、携帯端末、広告方法、システム、送信システムおよび送信方法

Info

Publication number: JP2001320450A
Application number: JP2000135851A
Authority: JP
Inventors: Teruhiro Akamatsu; 彰宏赤松
Original assignee: Make Software Co Ltd
Current assignee: Make Software Co Ltd
Priority date: 2000-05-09
Filing date: 2000-05-09
Publication date: 2001-11-16

Abstract

(57)【要約】【課題】効率的な広告を行なうことができる通信装置
および携帯端末を提供する。【解決手段】携帯電話において通話が行なわれる際に
（Ｓ１０１でＹＥＳ）、基地局より広告データをまず受
信する（Ｓ１０３）。そして、携帯電話のディスプレイ
に受信された広告データを表示し（Ｓ１０５）、通話を
行なう（Ｓ１０７）。通話が終了したのであれば（Ｓ１
０９でＹＥＳ）、広告表示は継続させたまま通話待機状
態とする（Ｓ１１１）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は通信装置、携帯端
末、広告方法、システム、送信システムおよび送信方法
に関し、特に広告情報を受信し、その広告情報を表示す
ることができる通信装置、携帯端末、広告方法、システ
ム、送信システムおよび送信方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、携帯電話、ＰＨＳ（パーソナ
ルハンディフォンシステム）、ＰＤＡ（パーソナルデジ
タルアシスタント）などに代表される携帯端末や通信装
置が知られている。このような携帯端末や通信装置が使
用されると、その使用時間に応じて通信料金が課金され
ることが一般的である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は通信を介し
て効率的な広告を行なうことができる通信装置および携
帯端末などを提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、通信装置は、広告情報を
受信する受信手段と、受信手段による受信が行なわれた
後に通信を許可する許可手段とを備える。

【０００５】好ましくは通信装置は、受信された広告情
報を通信中または通信終了後の少なくともいずれかに表
示する表示手段をさらに備える。

【０００６】この発明の他の局面に従うと通信装置は、
広告情報を受信する受信手段を備え、通信中または通信
終了後の少なくともいずれかに受信手段により受信され
た広告情報が表示されることを特徴とする。

【０００７】好ましくは通信装置は、受信された広告情
報をスクロール表示させることを特徴とする。

【０００８】この発明の他の局面に従うと携帯端末は、
上述のいずれかに記載の通信装置を備える。

【０００９】これらの発明に従うと通信装置や携帯端末
において広告情報が受信され、表示されるため、効率的
な広告を行なうことができる。

【００１０】この発明の他の局面に従うと、広告方法
は、上述のいずれかに記載の通信装置を用いる。

【００１１】この発明の他の局面に従うと、広告システ
ムは、広告データが表示できる携帯端末に広告情報を送
信、配信する。

【００１２】この発明の他の局面に従うと、広告システ
ムは、広告情報を送信することにより通話、通信料金を
安くすることを特徴とする。

【００１３】この発明の他の局面に従うと、広告データ
の送信システムは、通話、通信中に広告情報を併せて送
信する。

【００１４】この発明の他の局面に従うと、広告情報の
送信システムは、通話、通信中に広告情報の制御情報を
併せて送信する。

【００１５】この発明の他の局面に従うと、送信システ
ムは、通信、通話中にキャラクター画像データを併せて
送信する。

【００１６】この発明の他の局面に従うと、送信システ
ムは、通信、通話中にキャラクター画像のコントロール
情報を併せて送信する。

【００１７】この発明の他の局面に従うと、送信システ
ムは、通信、通話中にゲームプログラムを併せて送信す
る。

【００１８】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態の１
つにおける通信システムの構成を示す図である。

【００１９】図を参照して、通信システムは通信回線網
２００と、通信回線網２００に接続されるコンピュータ
１００と、基地局３００ａ，３００ｂとから構成され
る。各基地局３００ａ，３００ｂを介して携帯電話など
の携帯端末や通信装置４００ａ，４００ｂで通信を行な
うことにより、携帯端末や通信装置間における通信やコ
ンピュータ１００と携帯端末や通信装置との間での通信
を行なうことができる。

【００２０】図２は、図１の携帯端末４００ａ，４００
ｂで行なわれる処理を示すフローチャートである。

【００２１】図を参照して、ステップＳ１０１において
通話を行なうか否かが判定され、ＹＥＳとなるまで待機
する（待機状態）。ステップＳ１０１でＹＥＳとなった
のであれば、ステップＳ１０３において基地局から携帯
端末へ広告データ（広告情報の一種であり、画像データ
など）が送信される。なお、この広告データは通信回線
網２００に接続されたサーバやコンピュータから送信さ
せることが好ましい。

【００２２】ステップＳ１０５において携帯端末の表示
部（液晶ディスプレイなど）に受信された広告データを
表示させる。

【００２３】そして、ステップＳ１０７において通話
（通信の１種）を実行し、ステップＳ１０９において通
話が終了するまで待機する。

【００２４】ステップＳ１０９で通話終了と判定された
のであれば、ステップＳ１１１で広告データの表示は継
続させたままで、ステップＳ１０１に戻る。

【００２５】すなわち、本実施の形態においては携帯端
末において１度通話が行なわれると、次に通話が行なわ
れるまでその携帯端末の表示部に受信された広告データ
が表示される。これにより、効率的な広告を行なうこと
ができる。

【００２６】また、このような携帯端末をユーザに提供
することにより、ユーザの通話料金を安くすることがで
きる。また、携帯端末や携帯電話の契約ユーザ毎に送る
広告（情報）の内容を変えるとより効果的である。たと
えば、契約をしているユーザが男性であるか女性である
か、また年齢や趣味などによって送る広告を変えると効
率的である。

【００２７】また、広告データとして動物やマスコット
などのキャラクタのデータを送信し、１度通話するとそ
のキャラクタが携帯端末の表示部に表示され、広告宣伝
を行なうようにすると、効果的である。このとき、通話
を重ねる毎にそのキャラクタが成長していくようなゲー
ム的な要素を付加すると携帯端末の利用頻度が増加す
る。また、ゲームプログラムを送信してもよい。

【００２８】また、キャラクタに限らずバナー広告など
を広告データとして送受信させてもよい。

【００２９】また、本実施の形態においては一旦通話が
行なわれると、次に通話が行なわれるまでずっと同じ広
告が表示されるため、広告効果が非常に高いという利点
がある。さらに、通話する毎に新鮮な情報や広告が携帯
端末に表示されるため、携帯端末の使用頻度を向上させ
ることができる。また、広告収入により通信コストの一
部を負担するようにすると、ユーザの通話料金が安くな
るため、さらに通話頻度が向上する。

【００３０】また、受信された広告データはスクロール
表示させると、携帯端末の小さな画面においても多くの
情報を提供することができるため、効率的である。

【００３１】また、表示画面に広告の一部の見出しのみ
を表示させ、ユーザがその見出しを選択することでその
広告の内容を表示させることにしてもよい。

【００３２】また、図２のフローチャートに代えて、図
３に示されるフローチャートを実行するようにしてもよ
い。

【００３３】図３を参照して、ステップＳ２０１におい
て携帯端末の通話が行なわれるまで待機する。ステップ
Ｓ２０１で通話が行なわれるのであれば、ステップＳ２
０３において通話を継続させ、ステップＳ２０５で通話
が終了したか否かを判定する。通話が終了するまでステ
ップＳ２０３からの処理を繰返し、通話が終了したので
あればステップＳ２０７において広告データを受信す
る。

【００３４】そしてステップＳ２０９において広告デー
タを携帯端末の表示部に表示させ、ステップＳ２１１に
おいて広告表示は継続させたまま、通話待機状態（Ｓ２
０１）に戻る。

【００３５】本実施の形態においては、通話終了後に広
告データを受信および表示するものである。ユーザは電
話した直後にその電話料金を安くしてくれた企業名を知
ることができるため、その企業や商品に親近感を覚える
というメリットがある。

【００３６】なお、上述の実施の形態においては通話
（通信）と広告データの受信とを分けることとしたが、
時分割通信により広告データの受信と通信とを同時に行
なうようにしてもよい。

【００３７】また、本発明は携帯電話だけでなく、ＰＨ
Ｓ，ＰＤＡ，パソコン等の機器に対して実施することが
できる。

【００３８】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の１つにおける通信シス
テムの構成を示す図である。

【図２】図１のシステムの動作を示すフローチャート
である。

【図３】図２のフローチャートの変形例を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１００コンピュータ、２００通信回線網、３００
ａ，３００ｂ基地局、４００ａ，４００ｂ携帯端末
（携帯電話）。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１２年５月１９日（２０００．５．１
９）

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｍ 15/00 Ｈ０４Ｍ 15/00 ＺＦターム(参考） 5K015 AA00 AB00 AB01 AF00 5K024 AA77 CC11 DD01 DD02 DD03 DD04 FF03 FF04 5K025 AA08 CC01 DD06 EE01 GG00 GG10 5K027 AA11 CC08 EE11 FF01 FF22 HH00 MM17 9A001 DD10 JJ18 KK60

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】広告情報を受信する受信手段と、前記受信手段による受信が行なわれた後に通信を許可す
る許可手段とを備えた、通信装置。
【請求項２】前記受信された広告情報を通信中または
通信終了後の少なくともいずれかに表示する表示手段を
さらに備えた、請求項１に記載の通信装置。
【請求項３】広告情報を受信する受信手段を備え、通信中または通信終了後の少なくともいずれかに前記受
信手段により受信された広告情報が表示されることを特
徴とした、通信装置。
【請求項４】前記受信された広告情報をスクロール表
示させることを特徴とする、請求項１〜３のいずれかに
記載の通信装置。
【請求項５】請求項１〜４のいずれかに記載の通信装
置を備えた、携帯端末。
【請求項６】請求項１〜４のいずれかに記載の通信装
置を用いた、広告方法。
【請求項７】広告データが表示できる携帯端末に広告
情報を送信、配信するシステム。
【請求項８】広告情報を送信することにより通話、通
信料金を安くすることを特徴とする、システム。
【請求項９】通話、通信中に広告情報を併せて送信す
る、広告データの送信システム。
【請求項１０】通話、通信中に広告情報の制御情報を
併せて送信する、広告情報の送信システム。
【請求項１１】通信、通話中にキャラクター画像デー
タを併せて送信する、送信システム。
【請求項１２】通信、通話中にキャラクター画像のコ
ントロール情報を併せて送信する、送信システム。
【請求項１３】通信、通話中にゲームプログラムを併
せて送信する、送信システム。
【請求項１４】広告データが表示できる携帯端末に広
告情報を送信、配信する広告方法。
【請求項１５】広告情報を送信することにより通話、
通信料金を安くすることを特徴とする、広告方法。
【請求項１６】通話、通信中に広告情報を併せて送信
する、広告データの送信方法。
【請求項１７】通話、通信中に広告情報の制御情報を
併せて送信する、広告情報の送信方法。
【請求項１８】通信、通話中にキャラクター画像デー
タを併せて送信する、送信方法。
【請求項１９】通信、通話中にキャラクター画像のコ
ントロール情報を併せて送信する、送信方法。
【請求項２０】通信、通話中にゲームプログラムを併
せて送信する、送信方法。
【請求項２１】請求項９〜１３のいずれかに記載の送
信システムを利用した、広告方法。