JP2003283335A - アナログ/ディジタルコンバータ - Google Patents

アナログ/ディジタルコンバータ

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JP2003283335A
JP2003283335A JP2002081042A JP2002081042A JP2003283335A JP 2003283335 A JP2003283335 A JP 2003283335A JP 2002081042 A JP2002081042 A JP 2002081042A JP 2002081042 A JP2002081042 A JP 2002081042A JP 2003283335 A JP2003283335 A JP 2003283335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電力消費、高変換精度かつ高速動作のアナ
ログ/ディジタルコンバータを提供する。 【解決手段】 フラッシュ型A/Dに、上限電圧コンパ
レータTC、下限電圧コンパレータBC、スイッチ回路
i(1≦i≦M)、タイマTM、スイープジェネレー
タSG及びコントローラCOが追設される。較正開始時
に各スイッチ回路中の予め定められたスイッチをオンと
してコンパレータCiの他の一方の端子に予め定められ
た参照電圧を印加すると共に、スイープジェネレータか
らランプ状に変化する較正電圧をコンパレータCiの一
方の端子に印加する。そして、タイマでコンパレータC
iの反転時間を計時し、この計時結果に基づき参照電圧
を再選択し、オンとするスイッチを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ/ディジタ
ルコンバータに係り、特に、低電力消費、高変換精度か
つ高速動作のアナログ/ディジタルコンバータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】アナログ/ディジタルコンバータ(以下
A/Dと略記する)は、アナログ信号をディジタル信号
に変換するために各分野において広く使用されている。
【0003】A/Dには様々な形式が存在するが、高速
動作型としてはフラッシュ型が適用されることが一般的
である。
【0004】即ち上限電圧圧VTと下限電圧VBの間にあ
る入力電圧ViをNビットのディジタル信号に変換する
フラッシュ型A/Dにあっては、上限電圧VTと下限電
圧VBの間にM=2N分割するM個の分割抵抗R1〜RM
直列接続された参照電圧出力回路が適用される。
【0005】(M−1)個の電圧分割点は、(M−1)
個のコンパレータC1〜CM-1の一方の端子(例えば負入
力端子)に接続される。コンパレータC1〜CM-1の他の
一方の端子(例えば正入力端子)は共通に接続される
が、この共通端子には入力電圧Viが印加される。
【0006】即ち入力電圧Viが、VB+(VT−VB)/
Mより大であり、VB+2(VT−V B)/M以下である
ときは、最も下限電圧VB側に配置されるコンパレータ
1だけが反転し、他のコンパレータC〜CM-1は非反
転状態を維持する。
【0007】一般に、入力電圧ViがVB+(VT−VB
×(m−1)/Mより大であり、V B+(VT−VB)×
m/M以下であるときは、下限電圧VB側のコンパレー
タC1〜Cm-1が反転し、残りのコンパレータCm〜CM-1
は非反転状態を維持する(ただし、m=1、2…M)。
【0008】そして、コンパレータC1〜CM-1の出力は
エンコーダENに接続され、(M−1)個のコンパレー
タの出力はNビットのディジタル信号に符号化して出力
される。
【0009】上記のフラッシュ型A/Dの各構成要素は
集積回路内に作り込まれるが、M個の分割抵抗の抵抗値
及び(M−1)個のコンパレータのオフセットにバラツ
キが生じ、変換精度が低下することは回避できない。
【0010】図2はコンパレータの動作特性説明図であ
って、横軸には正入力端子に印加される入力電圧Vi
負入力端子に印加される分割電圧との差電圧であり、縦
軸にはコンパレータの出力をとる。
【0011】コンパレータは本来差電圧が零ボルトで出
力が反転するように製造されるが、集積回路製造時のバ
ラツキにより反転電圧が零ボルトから偏倚する場合もあ
り得るが、この偏倚をオフセットという。
【0012】そして、オフセットのバラツキに起因する
変換精度の低下を防止するために、コンパレータC1
M-1のそれぞれに対して複数(例えば3)個のコンパ
レータを作り込んでおき、検査あるいは較正過程におい
て最もオフセットの少ないコンパレータを選択して変換
を実行する技術が提案されている。
【0013】しかし、複数個のコンパレータを作り込ん
だとしても、オフセットが零ボルトであるコンパレータ
が存在することは保証されず、変換精度の改善には限界
がある。
【0014】そこで、変換精度を向上するためにM個の
分割抵抗R1〜RMのそれぞれを複数の抵抗に分割し、検
査あるいは較正過程においてコンパレータに参照電圧を
供給する分割位置を選択して、コンパレータのオフセッ
トを最小とする技術も提案されている(特開平10−6
5542号公報参照)。
【0015】図3は上記技術を適用した従来のA/Dの
構成図であって、分割抵抗R1及びRMは二つの抵抗に、
分割抵抗R2〜RM-1は3つの抵抗に分割されている。そ
して、各コンパレータC1〜CM-1の一方の端子にはスイ
ッチを介して隣接する3つの抵抗と接続される。
【0016】一方上限電圧VTと下限電圧VBを含むM+
1個の基準電圧はスイッチを介して入力電圧端子にフィ
ードバックされている。そして、エンコーダENの出力
はスイッチ制御回路SCに導かれ、スイッチ制御回路S
Cは分割抵抗とコンパレータの間に設置されたスイッチ
及び分割抵抗を入力電圧端子にフィードバックするスイ
ッチの開閉を制御する。
【0017】そして、較正モード時には分割電圧の一つ
を入力電圧端子にフィードバックするとともに、対応す
るコンパレータが予め定められた基準参照電圧で反転す
るようにコンパレータに接続する分割抵抗を選択する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のA/Dにあっては以下の課題を生じる。 (1)コンパレータごとに接続点を選択する必要がある
ため、A/Dのビット数が増加した場合には接続点を選
択するために時間を要する。
【0019】さらに、スイッチを切り替えてからコンパ
レータの出力が安定するまでに時間を考慮する必要があ
るので接続点選択に要する時間はさらに長くなる。 (2)A/Dの電力消費量を低減するために電源電圧を
低電圧化すると、接続点を決定できない場合も生じ得
る。
【0020】即ち、低電圧化した場合には上限電圧VT
と下限電圧VBの差電圧も小となるため、入力電圧のダ
イナミックレンジも小となる。これに対してコンパレー
タのオフセットは集積回路の製造方法によって定まるた
め、オフセットは相対的に大となる。
【0021】しかしながら、上記構成のA/Dにあって
は、接続点を、基準接続点を中心とする限られた範囲
(実施例にあっては基準接続分割点及びその上下の2分
割点)から決定しなければならないため、オフセットが
大きい場合には接続点を変更してもオフセットを修正で
きない場合が生じ得る。
【0022】例えば上限電圧VTと下限電圧VBの差電圧
をVd、ディジタル出力のビット数をNとすると、最小
量子化ビット(LSB)に相当する電圧は(Vd/2N
となる。
【0023】コンパレータを集積回路中に形成した場合
にはオフセットは最大40ミリボルトとなるおそれもあ
る。しかし、上記構成のA/Dにあってはオフセットを
調整可能な範囲は1LSB、即ち40mVとなるので、
電源電圧は40×2Nミリボルト以上でなければならな
い。
【0024】例えばN=6の場合には、電源電圧は40
×64=2560ミリボルト=2.56ボルト以上とす
ることが必要であり、電源電圧を1ボルトとするA/D
は作成できないこととなる。 (3)さらに上記構成のA/Dではコンパレータの出力
をエンコーダENで符号化した結果に基づいて接続分割
点を制御するため、コンパレータの動作順序の狂いを検
出することができない。
【0025】即ち、本来フラッシュ型A/Dではコンパ
レータは入力電圧の変化に伴って順次反転しなければな
らないが、オフセットにより反転順序が狂うことがあ
る。例えば入力電圧が漸次上昇しているときには、コン
パレータCm-1→コンパレータCm→コンパレータCm+1
の順に反転すべきであるが、コンパレータCmのオフセ
ットが大きい場合にはコンパレータCmは反転せずコン
パレータCm-1→コンパレータCm+1の順序で反転するこ
とがある。
【0026】しかし、上記構成のA/Dではコンパレー
タの出力を符号化して接続分割点を切り替えるため反転
順序の狂いを正しく認識できない場合が生じ、その結果
変換精度が悪化することとなる。
【0027】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、低電力消費、高変換精度かつ高速動作のアナログ
/ディジタルコンバータを提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るA/D
は、アナログ電圧をNビットのディジタル信号に変換す
るアナログ/ディジタルコンバータであって、(2N
1)の比較手段と、上限電圧と下限電圧の差電圧を(2
N)以上の区間に分割して前記上限電圧と下限電圧を含
む(2N+1)以上の参照電圧を出力する参照電圧出力
手段と、較正モード時に(2N−1)の比較手段のすべ
ての一方の入力端子にランプ状電圧を出力する較正電圧
出力手段と、較正モード時に較正電圧出力手段から出力
されるランプ状電圧が設計的に定められた(2N−1)
の基準反転電圧のそれぞれに到達したときに(2N
1)の比較手段中のひとつの比較手段を反転させる(2
N−1)の比較手段のそれぞれの他の一方の端子に印加
される電圧を前記参照電圧出力手段から出力される(2
N+1)以上の参照電圧の中から選択する較正手段と、
測定モード時に較正手段で選択された参照電圧を(2N
−1)の比較手段の他の一方の端子に印加する参照電圧
印加手段を具備する。
【0029】本発明にあっては、ランプ状の較正電圧を
比較手段に印加することによって比較手段のオフセット
を所定閾値以内とする参照電圧が選択される。
【0030】第2の発明に係るA/Dは、較正手段が、
参照電圧出力手段から出力される(2N+1)以上の参
照電圧から予め定められたひとつの電圧を(2N−1)
の比較手段のそれぞれに印加する較正時参照電圧印加手
段と、較正電圧出力手段の出力電圧が下限電圧以上かつ
上限電圧以下の所定範囲にあることを検出する較正電圧
範囲検出手段と、較正電圧出力手段の出力電圧が較正電
圧範囲検出手段により所定範囲にある間に(2N−1)
の比較手段の出力の反転が検出されたときは較正電圧出
力手段の出力電圧が下限電圧以上となってから(2N
1)の比較手段の出力が反転するまでの時間(反転時
間)を計時する反転時間計時手段と、較正電圧出力手段
の出力電圧が較正電圧範囲検出手段により上限電圧以上
となったことが検出された後に反転時間計時手段で計時
された反転時間を反転電圧に換算する換算手段と、換算
手段により換算された反転電圧と較正時参照電圧印加手
段により(2N−1)の比較手段のそれぞれの他の一方
の端子に対して定められた電圧の差電圧が予め定められ
た閾値以上であるときは(2N−1)の比較手段の他の
一方の端子に印加される電圧を参照電圧出力手段の(2
N+1)以上の参照電圧の中から再選択する参照電圧再
選択手段を具備する。
【0031】本発明にあっては、予め定められた参照電
圧が比較手段の他の一方の端子に印加された状態でラン
プ状の較正電圧を印加して比較手段の反転時間を計時
し、この計時結果に基づいて比較手段の他の一方の端子
に印加される参照電圧が再選択される。
【0032】第3の発明に係るA/Dは、参照電圧出力
手段が、上限基準電圧と下限基準電圧の差電圧を
(2N)以上の予め定められた比率に分割した電圧を出
力する。
【0033】本発明にあっては、A/Dの変換特性が予
め定められた特性となるように参照電圧出力手段の出力
電圧が設定される。
【0034】第4の発明に係るA/Dは、参照電圧出力
手段が、上限基準電圧と下限基準電圧の差電圧を
(2N)以上に等分するものである。
【0035】本発明にあっては、A/Dの変換特性が線
形となるように参照電圧出力手段の出力電圧が設定され
る。
【0036】第5の発明に係るA/Dは、較正電圧範囲
検出手段が、集積回路中に(2N−1)の比較手段の物
理的寸法より大きい物理的寸法で形成される。
【0037】本発明にあっては、較正電圧範囲検出手段
に適用されるコンパレータは比較手段のコンパレータよ
りも大きく形成される。
【0038】第6の発明に係るA/Dは、基準電圧比較
手段が、集積回路中に(2N−1)の比較手段と同じ物
理的寸法で形成され同一入力信号が入力される複数の第
二の比較手段と、複数の第二の比較手段の出力の多数決
値を演算する多数決値演算手段を具備する。
【0039】本発明にあっては、較正電圧範囲検出手段
は比較手段のコンパレータと同じ大きさに形成された複
数個のコンパレータの多数決値によって決定される。
【0040】
【発明の実施の形態】図4は本発明に係るA/Dの基本
構成図であって、上限電圧コンパレータTC、下限電圧
コンパレータBC、A/Dの出力ビット数をNビット、
M=2Nとしたときに(M−1)個のコンパレータC1
…CM-1、各コンパレータに対応して設けられるス
イッチ回路S1、S…SM-1、参照電圧出力回路R、ス
イープジェネレータSG、コントローラCO、タイマT
M、エンコーダEN及びモード切り替えスイッチMSか
ら構成される。
【0041】まず、モード切り替えスイッチMSは電圧
測定モードと較正モードの切り替えを行う機能を有し、
(M−1)個のコンパレータC1、C…CM-1のそれぞ
れの一方の入力端子に印加される電圧を、外部から供給
される入力電圧ViとスイープジェネレータSGから出
力される較正電圧VRとの間で切り替える。
【0042】即ち、モード切り替えスイッチMSの共通
端子は(M−1)個のコンパレータC1、C…CM-1
それぞれの一方の入力端子並びに上限電圧コンパレータ
TC及び下限電圧コンパレータBCの一方の入力端子に
接続される。
【0043】上限電圧コンパレータTCは、モード切り
替えスイッチMSの共通端子から出力される電圧が図示
しない上限電圧生成回路で生成される上限電圧VT以上
となったときにその出力を反転する。なお、上限電圧コ
ンパレータTCは較正モード時にコントローラCOによ
ってアクティブとされる。
【0044】下限電圧コンパレータBCは、モード切り
替えスイッチMSの共通端子から出力される電圧が図示
しない下限電圧生成回路で生成される下限電圧VB以下
となったときにその出力を反転する。なお、下限電圧コ
ンパレータBCは較正モード時にコントローラCOによ
ってアクティブとされる。
【0045】コンパレータC1、C…CM-1のそれぞれ
の他の一方の端子は、対応するスイッチ回路S1、S
…SM-1を介して参照電圧出力回路Rに接続される。
【0046】上限電圧コンパレータTC及び下限電圧コ
ンパレータBCの出力並びにコンパレータC1、C
M-1のそれぞれの出力はタイマTMに接続される。
【0047】また、コンパレータC1、C…CM-1のそ
れぞれの出力はエンコーダENにも接続される。
【0048】図5は参照電圧出力回路Rの詳細回路図で
あって、上限電圧VTと下限電圧VBの間にK(K≧M)
個の抵抗R1、R2…RKが直列接続されている。そし
て、(K−1)個の分割点の電圧、上限電圧VT及び下
限電圧VBの合計(K+1)個の電圧は、参照電圧とし
てスイッチ回路S1、S…SM-1に供給される。
【0049】図6はコンパレータC1、C…CM-1に対
応して設けられるスイッチ回路S1、S…SM-1の一つ
mの詳細回路図であって、各スイッチ回路Smごとに
(K+1)個のスイッチSW1、SW2…SWK+1が並列
配置された構成を有する。各スイッチSW1、SW2…S
K+1の一方の端子は共通にコンパレータC1、C…C
M-1の他の一方の入力端子に接続される。
【0050】また、各スイッチSW1、SW2…SWK+1
の他の一方の端子は、それぞれ(k+1)個の参照電圧
に接続される。また、各スイッチSW1、SW2…SW
K+1の開閉は、較正モード時にコントローラCOによっ
て制御される。
【0051】エンコーダENは(M−1)個のコンパレ
ータC1、C…CM-1の出力をNビットの信号に符号化
してA/Dの出力信号として出力する。
【0052】タイマTMは下限電圧コンパレータBCの
出力が反転したときに時間計測を開始し、その後(M−
1)個のコンパレータC1、C…CM-1の出力が反転し
た時間を計測し、上限電圧コンパレータTCの出力が反
転した時に時間計測を終了する。なおタイマTMは図示
しないクロックパルス発生回路からクロック信号CLK
を使用して時間計測を行う。
【0053】そして、較正モード時の動作はコントロー
ラCOによって制御される。
【0054】図7はコントローラCOによって実行され
る較正モード制御ルーチンのフローチャートであり、ス
テップ70で較正回路形成ルーチンが、ステップ72で
コンパレータ反転時刻測定ルーチンが、さらにステップ
74で接続分割点決定ルーチンが実行される。
【0055】図8は較正モード制御ルーチンのステップ
70で実行される較正回路形成ルーチンの詳細フローチ
ャートであり、まずステップ700でモード切り替えス
イッチMSを較正モード位置に切り替える。
【0056】次にステップ701で上限電圧コンパレー
タTC及び下限電圧コンパレータBCをアクティブと
し、さらにステップ702でスイッチ回路S1、S
K+1のそれぞれの基準スイッチを「オン」とする。
【0057】ここでスイッチ回路Sk(k=1、2…、
K+1)の基準スイッチとは、コンパレータCm(m=
1、2…、M−1)にオフセットがないとした場合にコ
ンパレータCmの出力が反転すべき参照電圧をコンパレ
ータCmの他の一方の端子に供給するスイッチをいう。
特にK=Mである場合には、コンパレータCmに対応す
るスイッチ回路SmのスイッチSWm+1が基準スイッチと
なる。
【0058】図9は較正モード制御ルーチンのステップ
72で実行されるコンパレータ反転時間測定ルーチンの
フローチャートであって、ステップ720においてスイ
ープジェネレータSGからランプ状に変化する較正電圧
Rの発生を開始する。
【0059】ステップ721において上限電圧コンパレ
ータTC、下限電圧コンパレータBC及びコンパレータ
mのいずれかひとつが反転するまで待機する。
【0060】ステップ721でいずれかひとつのコンパ
レータの出力の反転が検出されたときは、ステップ72
2で下限電圧コンパレータBCの出力が反転してからコ
ンパレータCmの出力が反転するまでの時間tmを記憶す
る。
【0061】ステップ723で上限電圧コンパレータT
Cの出力が反転してスイープジェネレータSGから出力
される電圧VRが上限電圧VT以上となったことが検出さ
れるまでステップ721を繰り返す。
【0062】ステップ723で上限電圧コンパレータT
C、下限電圧コンパレータBC及びコンパレータCm
すべてが反転したことが確認されると、ステップ724
でスイープジェネレータSGによる較正電圧VRの発生
を停止してこのルーチンを終了する。
【0063】なお、上記はスイープジェネレータSGの
出力電圧が低電圧から高電圧に向ってランプ状に変化す
るものとしているが、スイープジェネレータSGの出力
電圧は高電圧から低電圧に向って変化してもよい。この
場合はステップ721と723の処理を入れ換える必要
がある。
【0064】図10は較正モード制御ルーチンのステッ
プ74で実行される参照電圧再選択ルーチンのフローチ
ャートであって、ステップ740でコンパレータCm
出力が反転するまでの時間tmを次式によりコンパレー
タCmに出力が反転する反転電圧VCmに変換する。
【0065】VCm=(VT−VB)tm/tT+VB ここで、tTはスイープジェネレータSGから出力され
る較正電圧VRが下限電圧VB以上となってから上限電圧
Tとなるまでの時間である。
【0066】次にステップ741でコンパレータCm
オフセット電圧ΔVmを次式により算出する。
【0067】ΔVm=Vrm−VCm ここで、VrmはコンパレータCmがオフセットを有しな
いとしたときに、その出力が反転すべき基準参照電圧で
ある。
【0068】ステップ742でオフセット電圧ΔVm
絶対値が予め定めた閾値δ以上であるかを判定する。
【0069】ステップ742で肯定判定されたとき、即
ちオフセット電圧ΔVmの絶対値が予め定めた閾値δ以
上であるときは、ステップ743で参照電圧を再選択す
る。
【0070】即ち、オフセット電圧ΔVmを閾値δ以内
に修正するために基準スイッチSWm +1に代えてオンに
すべきスイッチSWjを決定する。
【0071】ただし、jは次式によって決定される。
【0072】j=(m+1)+[ΔVm/ΔV] ここで、ΔVは接続分割点位置を1つ上限電圧コンパレ
ータ側に移動したときの基準電圧の変化量であり、
[X]はX以下の最大整数を算出する演算子であり、例
えばXが“2.3”であれば[X]=2であり、“−
1.7”であれば[X]=−2となる。
【0073】ステップ743の処理が終了したとき、及
びステップ742で否定判定されたとき、即ちオフセッ
ト電圧ΔVmの絶対値が予め定めた閾値δ未満であると
きはステップ744に進み、全コンパレータについて参
照電圧を再選択したかを判断する。
【0074】ステップ744で否定判定されたとき、即
ち全コンパレータについて接続分割点位置が決定されて
いないときはステップ740〜743の処理を繰り返
す。逆に、ステップ744で肯定判定されたとき、即ち
全コンパレータについて接続分割点位置が決定されたと
きはこのルーチンを終了する。
【0075】ここで、較正モードにおいて決定された各
コンパレータの接続分割点位置はコンパレータCOに含
まれるメモリに記憶される。なお、メモリはRAMであ
ることが普通であるが、ヒューズROMであってもよ
い。
【0076】即ちRAMである場合には、電源をオフと
すると記憶内容は失われてしまうので電源がオンとなる
たびに較正を行うことが必要となるが、電源オン時の周
囲環境に適応して較正を行うことができるという利点も
ある。また、ヒューズROMの場合は、例えば出荷時に
較正を行えば、その後は較正が不要となるという利点を
生じる。
【0077】即ち、本発明に係るA/Dによれば、スイ
ープジェネレータから一度較正電圧VRを発生するだけ
で全コンパレータについてオフセットを閾値未満とする
接続分割点位置を決定することができ、較正時間を短縮
することができる。
【0078】また、本発明に係るA/Dによれば、コン
パレータCmごとにオフセットを最小とする参照電圧を
(K+1)種類の参照電圧から選択することができるの
で、電源を低電圧化してコンパレータCmのオフセット
が相対的に大きくなった場合にもオフセットを閾値未満
に調整することが可能となる。
【0079】さらに、本発明に係るA/Dによれば、先
行技術のごとくA/Dの出力であるエンコーダ出力に基
づいて反転電圧を決定せず、タイマTMによって計測さ
れたコンパレータCmの反転時間に基づいて反転電圧を
決定しているので、オフセットの大きいコンパレータと
小さいコンパレータが混在している場合であってもコン
パレータCm毎にオフセットを閾値未満に調整すること
が可能となる。
【0080】なお、上記説明から明らかなように、上限
電圧コンパレータTC及び下限基準電圧コンパレータB
Cの反転タイミングに基づいて各コンパレータCmの反
転時間tmを計測するので、上限電圧コンパレータTC
及び下限電圧コンパレータBCが正確に上限電圧VT
び下限電圧VBでその出力を反転すること、即ち上限電
圧コンパレータTC及び下限電圧コンパレータBCのオ
フセットが小さいことが要求される。
【0081】上限電圧コンパレータTC及び下限電圧コ
ンパレータBCも各コンパレータC mと同じく集積回路
内に組み込まれるが、上限電圧コンパレータTC及び下
限電圧コンパレータBCのオフセットを小さくするため
には以下の二つの方策のうちの少くともひとつを適用す
ることが有利である。 (1)上限電圧コンパレータTC及び下限電圧コンパレ
ータBCの物理的大きさを各コンパレータCmより大き
くする。これは、集積回路において物理的大きさを大き
くすればコンパレータの入力に設置されるコンプリメン
タリトランジスタの大きさも大きくなるので、トランジ
スタのばらつきが小さくなるからである。 (2)上限電圧コンパレータTC及び下限電圧コンパレ
ータBCの物理的大きさを各コンパレータCmの物理的
大きさと同一とし、上限電圧コンパレータTC及び下限
電圧コンパレータBCは、複数のコンパレータの並列接
続と多数決回路で構成し、複数のコンパレータの出力の
多数決演算結果を出力とすることによってオフセットを
小さくできる。
【0082】上記は特にK=Mの場合について説明した
が、この場合(M−1)個のコンパレータの内中央部分
に配置されたコンパレータは広い範囲でオフセットを調
整することができるが、上限電圧コンパレータTCに隣
接したコンパレータでは上限電圧コンパレータTC側に
変更可能な分割位置は一つであり、下限電圧コンパレー
タBCに隣接したコンパレータでは下限電圧コンパレー
タBC側に変更可能な分割位置は一つに過ぎない。即ち
上限電圧コンパレータTC及び下限電圧コンパレータB
Cに近づくに従って正側又は負側の選択可能な分割点は
減少する。
【0083】この課題を解決するために、K>Mとして
上限電圧バスと上限電圧コンパレータTCに隣接したコ
ンパレータ及び下限電圧バスと下限電圧コンパレータB
Cに隣接したコンパレータの間に複数の抵抗を配置する
ことにより、選択可能な参照電圧の数を増加することが
できる。
【0084】例えばK=M+4として上限電圧バスと上
限電圧コンパレータTCに隣接したコンパレータ及び下
限電圧バスと下限電圧コンパレータBCに隣接したコン
パレータの間にそれぞれ二つの抵抗を追設して、上限電
圧コンパレータTCに隣接したコンパレータが上限電圧
コンパレータTC側に、下限電圧コンパレータBCに隣
接したコンパレータが下限電圧コンパレータBC側に選
択可能な分割点を二つ増加することが可能となる。
【0085】上記説明にあっては、A/Dは入力電圧V
iと比例関係にあるディジタル信号を出力するものとし
ているが、これは直列抵抗Rの抵抗値がすべて同一の抵
抗値であり、オフセット調整前の分割点を等間隔に設定
した場合である。
【0086】本発明において、オフセット調整前の分割
点を不等間隔に設定することにより、入力電圧Viと予
め定められた関数関係にあるディジタル信号を出力する
ことも可能である。
【0087】
【発明の効果】本発明に係るアナログ/ディジタルコン
バータによれば、スイープジェネレータにより一回ラン
プ状電圧を出力することにより較正を完了することが可
能となるだけでなく、参照電圧の選択範囲を広げること
で低電源電圧を使用した場合にも比較手段のオフセット
を修正することが可能となる。さらに、比較手段の反転
時間に基づき直接参照電圧を再選択することによりオフ
セットを確実に修正することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラッシュ型A/Dの基本構成図である。
【図2】コンパレータの動作特性説明図である。
【図3】従来のA/Dの構成図である。
【図4】本発明に係るA/Dの基本構成図である。
【図5】参照電圧出力回路の詳細回路図である。
【図6】スイッチ回路の詳細回路図である。
【図7】較正モード制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】較正回路形成ルーチンの詳細フローチャートで
ある。
【図9】コンパレータ反転時間計測ルーチンのフローチ
ャートである。
【図10】参照電圧再選択ルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
i(1≦i≦M=2N−1)…コンパレータ Si(1≦i≦M)…スイッチ回路 R…参照電圧出力回路 TC…上限電圧コンパレータ BC…下限電圧コンパレータ TM…タイマ EN…エンコーダ CO…コントローラ SG…スイープジェネレータ MS…モード切り替えスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ電圧をNビットのディジタル信
    号に変換するアナログ/ディジタルコンバータであっ
    て、 (2N−1)の比較手段と、 上限電圧と下限電圧の差電圧を(2N)以上の区間に分
    割して、前記上限電圧と下限電圧を含む(2N+1)以
    上の参照電圧を出力する参照電圧出力手段と、 較正モード時に、前記(2N−1)の比較手段のすべて
    の一方の入力端子にランプ状電圧を出力する較正電圧出
    力手段と、 較正モード時に、前記較正電圧出力手段の出力電圧が設
    計的に定められた(2 N−1)の基準反転電圧のそれぞ
    れに到達したときに予め定められたひとつの比較手段を
    反転させる当該比較手段の他の一方の端子に印加される
    電圧を前記参照電圧出力手段から出力される(2N
    1)以上の参照電圧の中から選択する較正手段と、 測定モード時に、前記較正手段で選択された参照電圧を
    前記(2N−1)の比較手段の他の一方の端子に印加す
    る参照電圧印加手段を具備するアナログ/ディジタルコ
    ンバータ。
  2. 【請求項2】 前記較正手段が、 前記参照電圧出力手段から出力される(2N+1)以上
    の参照電圧から予め定められたひとつの電圧を選択し
    て、前記(2N−1)の比較手段のそれぞれの他の一方
    の端子に印加する参照電圧選択手段と、 前記較正電圧出力手段の出力電圧が前記下限電圧以上か
    つ前記上限電圧以下の所定範囲にあることを検出する較
    正電圧範囲検出手段と、 前記較正電圧出力手段の出力電圧が前記較正電圧範囲検
    出手段により前記所定範囲にある間に前記(2N−1)
    の比較手段の出力の反転が検出されたときは、前記較正
    電圧出力手段の出力電圧が前記下限電圧以上となってか
    ら前記(2N−1)の比較手段の出力が反転するまでの
    時間(反転時間)を計時する反転時間計時手段と、 前記較正電圧出力手段の出力電圧が前記較正電圧範囲検
    出手段により前記上限電圧以上となったことが検出され
    た後に前記反転時間計時手段で計時された反転時間を反
    転電圧に換算する換算手段と、 前記換算手段により換算された反転電圧と前記参照電圧
    選択手段により選択されて前記(2N−1)の比較手段
    のそれぞれの他の一方の端子に印加された参照電圧の差
    電圧が予め定められた閾値以上であるときは、前記(2
    N−1)の比較手段の他の一方の端子に印加される電圧
    を前記参照電圧出力手段の(2N+1)以上の参照電圧
    の中から再選択する参照電圧再選択手段を具備する請求
    項1に記載のアナログ/ディジタルコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記参照電圧出力手段が、 前記上限基準電圧と前記下限基準電圧の差電圧を
    (2N)以上の予め定められた比率に分割した電圧を出
    力する請求項1又は2に記載のアナログ/ディジタルコ
    ンバータ。
  4. 【請求項4】 前記参照電圧出力手段が、 前記上限基準電圧と前記下限基準電圧の差電圧を
    (2N)以上に等分するものである請求項1又は2に記
    載のアナログ/ディジタルコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記較正電圧範囲検出手段が、 集積回路中に、前記(2N−1)の比較手段の物理的寸
    法より大きい物理的寸法で形成される請求項2に記載の
    アナログ/ディジタルコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記較正電圧範囲検出手段が、 集積回路中に、前記(2N−1)の比較手段と同じ物理
    的寸法で形成され、同一入力信号が入力される複数の第
    二の比較手段と、 前記複数の第二の比較手段の出力の多数決値を演算する
    多数決値演算手段を具備する請求項2に記載のアナログ
    /ディジタルコンバータ。
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