JP2003282696A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
ことができ、ひいてはより信頼性の高い半導体装置を製
造する。 【解決手段】半導体基板1にシリコン酸化膜10及びシ
リコン窒化膜11を順次形成する(図1(a))。次に、
シリコン窒化膜11をパターニングし、同パターニング
されたシリコン窒化膜11をマスクとして半導体基板1
に素子分離溝2を形成する(図1(a))。この素子分離
溝2の表面と半導体基板1の表面とのなす角はθであ
る。次に、半導体基板1表面をフッ酸により洗浄する
(図1(b))。このとき、シリコン酸化膜10は、半
導体基板1の開口上端部に対して後退する。次に、素子
分離溝2の表面を酸化して膜厚dの酸化膜3を形成する
(図1(c))。この酸化膜3の形成前における半導体
基板1の開口上端部に対するシリコン酸化膜10の端部
の後退量xを、「0≦x≦(d/2sinθ)」に設定
した。
Description
ンチ)を備える半導体装置の製造方法に関する。
の微細加工技術はますます重要になってきている。それ
ら微細加工技術の1つとして、半導体装置内の各半導体
素子を分離する素子分離技術がある。そして、この素子
分離技術としては、高集積化に伴い、選択酸化法(LO
COS)に代えて、トレンチ分離といわれる手法が用い
られることが多くなってきている。
分離溝(トレンチ)を形成するとともに、この形成した
トレンチの内部に絶縁物等を埋め込むものであり、この
トレンチ内に埋め込まれた絶縁物等により、その両側の
素子領域が分離される。
ような工程からなる。すなわち、(イ)シリコン基板の
表面に薄いシリコン酸化膜を形成し、更にその上にシリ
コン窒化膜を形成する。(ロ)シリコン窒化膜をパター
ニングして、素子分離溝とする部分をエッチング除去す
る。(ハ)パターニングされたシリコン窒化膜をマスク
として半導体基板をエッチングし、素子分離溝を形成す
る。(ニ)素子分離溝の表面を酸化して薄い酸化膜(シ
リコン酸化膜)を形成する。(ホ)素子分離溝に絶縁物
を埋め込むべく、素子分離溝の深さにシリコン窒化膜の
膜厚を加えたものより厚いシリコン酸化膜を堆積形成す
る。(ヘ)シリコン窒化膜をストッパとして化学機械研
磨法(CMP)にてシリコン酸化膜上面を研磨、除去し
平坦化する。(ト)シリコン基板上のシリコン窒化膜や
シリコン酸化膜をエッチング除去する。
域を形成することができる。
の形成に際しては、一般に、上記(ニ)の工程に先立
ち、シリコン基板表面、換言すれば素子分離溝表面に対
し希釈されたフッ酸などを用いた洗浄が行われる。これ
は、上記(ロ)や(ハ)の工程において用いる装置の内
壁が飛散することなどによりシリコン基板に付着した金
属汚染物が上記(ニ)の工程におけるシリコン基板の酸
化膜形成装置内へ持ち込まれることを回避するためであ
る。しかし、この洗浄によって上記シリコン基板とシリ
コン窒化膜との間に形成されているシリコン酸化膜がエ
ッチングされることに起因して最終的に製造された半導
体装置の信頼性の低下を招くおそれがある。以下、この
ことについて、図5及び図6を参照して更に説明する。
(a)に示すように、シリコン基板201上に、シリコ
ン酸化膜210、シリコン窒化膜211を順次積層形成
した後、シリコン窒化膜211がパターニングされる。
そして、図5(b)に示すように、このパターニングさ
れたシリコン窒化膜211をマスクとして、シリコン基
板201に素子分離溝202を形成する。更に、図5
(c)に示すように、上述したようにシリコン基板20
1に付着した金属付着物を除去すべく、希釈されたフッ
酸による洗浄を行う。このとき、同図5(c)に示すよ
うに、シリコン酸化膜210も水平方向にエッチングさ
れるため、半導体基板201の開口上端部(素子分離溝
202の上端部)に対し水平方向に大きく後退すること
になる。
向に大きく後退した状態で、図5(d)に示すように、
上記(ニ)の工程として酸化膜203を形成すると、シ
リコン酸化膜210の後退した端部下方でストレスが生
じ、シリコン基板201が酸化されない部分(凸部20
5)が生じる。しかも、この凸部205は、図6に示す
ように、その後の工程でも除去されることはない。この
ため、素子分離領域204によって区画されたシリコン
基板201上にゲート酸化膜を形成する工程においても
その形状が保持される。そして、この凸部205は、ゲ
ート酸化膜を形成したときにゲート酸化膜の膜厚にばら
つきが生じるいわゆるシニングの原因となるため、この
凸部205が形成されること自体が、出来上がった半導
体装置の信頼性を低下させる大きな要因となる。
図7(a)に示すように、シリコン酸化膜210を半導
体基板201の開口上端部に対して水平方向に突出させ
ることも考えられる。しかし、この場合、上記(ニ)の
工程を経ることで図7(b)に示すように、半導体基板
201の開口上端部がつまみ上げられたような形状とな
る。そして、このように半導体基板201の開口上端部
がつまみ上げられたような形状となることによってもそ
の後、ゲート酸化膜が形成されるときには上記シニング
の原因となり、出来上がった半導体装置の信頼性を低下
させることとなる。
合に限らず、一般に素子分離溝を備える半導体装置にお
いては、その製造に際し、エッチングに伴う信頼性の低
下が懸念されるこうした実情も概ね共通したものとなっ
ている。
あり、その目的は、素子分離溝の形成をより望ましいか
たちで行うことができ、ひいてはより信頼性の高い半導
体装置を製造することのできる半導体装置の製造方法を
提供することにある。
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1記載の発明は、半導体基板に緩衝膜を介して溝形成
パターンを形成し、同溝形成パターンをマスクとして素
子分離溝を形成した後、同素子分離溝の表面を酸化する
工程を有する半導体装置の製造方法において、前記素子
分離溝の表面の酸化の開始時における前記半導体基板の
開口上端部に対する前記緩衝膜の端部の後退量を、その
後の前記素子分離溝の表面を酸化する工程によって同素
子分離溝の表面に形成される酸化膜の水平方向成分の長
さの半分以下に設定することをその要旨とする。
化の開始時における半導体基板の開口上端部に対する緩
衝膜の端部の後退量を、その後の素子分離溝の表面を酸
化する工程によって同素子分離溝の表面に形成される酸
化膜の水平方向成分の長さの半分以下に設定する。この
ため、素子分離溝の表面を酸化する工程において、緩衝
膜の後退した端部下方でのストレスを緩和することがで
き、半導体基板に凸部が形成されることを回避すること
ができる。したがって、上記製造方法によれば、素子分
離溝の形成をより望ましいかたちで行うことができ、ひ
いてはより信頼性の高い半導体装置を製造することがで
きるようになる。
る。請求項2記載の発明は、半導体基板に緩衝膜を介し
て溝形成パターンを形成し、同溝形成パターンをマスク
として素子分離溝を形成した後、同素子分離溝の表面を
酸化する工程を有する半導体装置の製造方法において、
前記素子分離溝の表面の酸化の開始時における前記半導
体基板の開口上端部に対する前記緩衝膜の端部の後退量
を「x」、前記素子分離溝の表面と前記半導体基板の表
面とのなす角を「θ」、前記素子分離溝の表面を酸化す
る工程によって同素子分離溝の表面に形成される酸化膜
の膜厚を「d」として、前記後退量「x」を「0≦x≦
(d/2sinθ)」の範囲で設定することをその要旨
とする。
部に対する緩衝膜の端部の後退量を「x」、素子分離溝
の表面と基板表面とのなす角を「θ」、表面を酸化する
工程によって素子分離溝の表面に形成される酸化膜の膜
厚を「d」として、後退量「x」を「0≦x≦(d/2
sinθ)」の範囲で設定する。このため、素子分離溝
の表面を酸化する工程において、緩衝膜の後退した端部
下方でのストレスを緩和することができ、半導体基板に
凸部が形成されることを回避することができる。したが
って、上記製造方法によれば、素子分離溝の形成をより
望ましいかたちで行うことができ、ひいてはより信頼性
の高い半導体装置を製造することができるようになる。
載の発明において、前記素子分離溝の表面の酸化に先立
ち、前記素子分離溝の形成された半導体基板表面を洗浄
する工程を更に備え、前記後退量の設定を前記洗浄の条
件の調整にて行うことをその要旨とする。
化する工程に先立ち、素子分離溝の形成された半導体基
板表面を洗浄する工程を有する。このため、この洗浄工
程において緩衝膜が水平方向にエッチングされることで
同緩衝膜が半導体基板の開口上端部に対して後退するよ
うになる。そして、この後退量が大きい場合には、素子
分離溝の表面を酸化する工程において、緩衝膜の後退し
た端部下方でストレスが生じ、半導体基板に凸部が形成
されるおそれがある。
量を、請求項1又は2記載に記載の範囲で設定すること
で、素子分離溝の表面を酸化する工程において、緩衝膜
の後退した端部下方でのストレスを緩和することがで
き、半導体基板に凸部が形成されることを回避すること
ができる。したがって、上記製造方法によれば、素子分
離溝を形成する場合であれ、より信頼性の高い半導体装
置を製造することができるようになる。
分離溝を形成する工程と、該素子分離溝に絶縁物を埋め
込む工程と、前記半導体基板上に駆動素子を形成する工
程とを備えて半導体装置を製造する方法において、前記
素子分離溝を形成する際に用いたマスクの除去に用いる
エッチング及び前記駆動素子を形成する工程において用
いるエッチングによって、前記絶縁物の上面が前記半導
体基板の開口上端部よりも低下することのないよう同絶
縁物に対して前記エッチングの速度を低下させる熱処理
を施すことをその要旨とする。
際には、素子分離溝を形成する際に用いたマスクの除去
に用いるエッチングや駆動素子を形成する工程において
用いるエッチングによって絶縁物の上面が半導体基板の
開口上端部よりも低下するおそれがある。
対して熱処理を施してエッチングの速度を低下させるこ
とで、エッチングによって絶縁物の上面が半導体基板の
開口上端部よりも低下することを回避することができ
る。したがって、上記製造方法によれば、素子分離溝の
形成をより望ましいかたちで行うことができ、ひいては
より信頼性の高い半導体装置を製造することができるよ
うになる。
分離溝を形成する工程から、該素子分離溝に絶縁物を埋
め込んだ後、半導体基板上に駆動素子を形成する工程ま
での間に、フッ酸を用いてエッチングを行う工程を有す
る半導体装置の製造方法において、前記フッ酸を用いて
エッチングを行う工程によって、前記絶縁物の上面が前
記半導体基板の開口上端部よりも低下することのないよ
う同絶縁物に対して前記エッチングの速度を低下させる
熱処理を施すことをその要旨とする。
素子分離溝を形成する際に用いたマスクの除去に用いる
エッチングや駆動素子を形成する工程などにおいてフッ
酸を用いてエッチングを行うことがある。そして、フッ
酸を用いることによって絶縁物の上面が半導体基板の開
口上端部よりも低下するおそれがある。
対して熱処理を施してフッ酸によるエッチングの速度を
低下させることで、エッチングによって絶縁物の上面が
半導体基板の開口上端部よりも低下することを回避する
ことができる。したがって、上記製造方法によれば、素
子分離溝の形成をより望ましいかたちで行うことがで
き、ひいてはより信頼性の高い半導体装置を製造するこ
とができるようになる。
載の発明において、前記熱処理は、1000℃以上の熱
処理を含むことをその要旨とする。上記構成によれば、
絶縁物に1000℃以上の熱処理を施すことで、エッチ
ングの速度を好適に低下させることができるようにな
る。
明において、前記1000℃以上の熱処理に先立ち、1
000℃未満での熱処理を行うことをその要旨とする。
高温での熱処理は、絶縁物の急激な体積変化を引き起こ
す。そして、この絶縁物の急激な体積変化は、半導体基
板に対して大きな応力を及ぼす原因となる。このよう
に、半導体基板に大きな応力が及ぼされると半導体基板
中に欠陥が生じるため、リーク電流の原因となり、ひい
ては、半導体装置の信頼性を低下させる原因となる。
℃以上の熱処理に先立ち、1000℃未満での熱処理を
行うことで、絶縁物の急激な体積変化を抑制することが
でき、ひいては、半導体基板に欠陥が生じることを好適
に抑制することができる。
分離溝を形成し、同素子分離溝に絶縁物を埋め込んだ
後、同絶縁物に対し熱処理を行うに際し、同絶縁物に対
し低温側から高温側への段階的な熱処理を施すことで熱
処理による絶縁物の体積変化によって前記半導体基板に
及ぼされる応力を緩和することをその要旨とする。
するエッチング速度を低下させることができるため、そ
の後の工程におけるエッチングによって絶縁物が過度に
エッチングされることを回避することができる。ただ
し、高温での熱処理は、絶縁物の急激な体積変化を引き
起こす。そして、この絶縁物の急激な体積変化は、半導
体基板に対して大きな応力を及ぼす原因となる。このよ
うに、半導体基板に大きな応力が及ぼされると半導体基
板中に欠陥が生じるため、リーク電流の原因となり、ひ
いては、半導体装置の信頼性を低下させる原因となる。
低温側から高温側への段階的な熱処理を施すことで、熱
処理による絶縁物の体積変化に起因した半導体基板に及
ぼされる応力を緩和する。したがって、半導体基板に欠
陥が生じることを好適に抑制することができ、ひいて
は、素子分離溝を形成する場合であれ、より信頼性の高
い半導体装置を製造することができるようになる。
明において、前記段階的な熱処理は、少なくとも100
0℃未満の熱処理と1000℃以上の熱処理とを有する
ことをその要旨とする。
℃以上の熱処理を施すことで、エッチングの速度を好適
に低下させることができるようになる。しかも、この1
000℃以上の熱処理に先立ち、1000℃未満の熱処
理を施すことで、絶縁物の急激な体積変化を抑制するこ
とができ、ひいては、半導体基板に欠陥が生じることを
好適に抑制することができる。
又は9記載の発明において、前記絶縁物はシリコン酸化
膜であって、前記1000℃以上の熱処理は、酸素ガス
を含む雰囲気中で行われることをその要旨とする。
合、その酸化膜は酸素原子の欠陥を有するものとなるこ
とがある。この点、上記製造方法によれば、1000℃
以上の熱処理を酸素ガスを含む雰囲気中で行うことで、
この酸素原子の欠陥を補償することができるようにな
り、ひいては、エッチングの速度をいっそう低下させる
ことができるようになる。
にかかる半導体装置の製造方法の第1の実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
造手順を示す。同図1(a)に示すように、この一連の
手順においては、半導体基板(シリコン基板)1上に例え
ば「10nm」のシリコン酸化膜10を形成した後、シ
リコン窒化膜11を例えば「150nm」堆積する。更
に、シリコン窒化膜11をエッチングして素子分離溝と
する部分を除去することで、溝形成パターンを形成す
る。そして、この溝形成パターンにパターニングされた
シリコン窒化膜11をマスクとして、半導体基板1を例
えば「300nm」エッチングすることで、素子分離溝
(トレンチ)2を形成する。なお、同図1(a)に示すよ
うに、このときの素子分離溝2の表面と半導体基板1の
表面とのなす角θを、例えば「87°」とする。
導体基板1を収納した装置の内壁が飛散するなどして半
導体基板1に付着した金属汚染物を除去する目的で、半
導体基板1の表面を洗浄する工程を設ける。詳しくは、
例えば「0.125%」のフッ酸水溶液を用いて30秒
間洗浄、水洗した後、APM水溶液(NH4OH:H2O
2:H2O=0.5:1:50である混合液)による洗
浄、水洗を行い、更に半導体基板1上を乾燥させる。
ように、シリコン酸化膜10がエッチングされ、半導体
基板1の開口上端部に対するシリコン酸化膜10の後退
量xが例えば「5Å」となる。
「1100℃」の酸化雰囲気(N2:O2=6:1)中で
30分間熱処理することで膜厚d(「20nm」)の酸
化膜3を形成する。
一連の工程において、フッ酸による洗浄条件や、酸化膜
3の膜厚の設定を調整することで、本実施形態では、次
の設定をする。すなわち、素子分離溝2の表面の酸化の
開始時における半導体基板1の開口上端部に対するシリ
コン酸化膜10の端部の後退量xを、その後の素子分離
溝2の表面を酸化する工程によって同素子分離溝2の表
面に形成される酸化膜3の水平方向成分の長さの半分
(図中、y)以下に設定する。なお、ここで水平方向成分
とは、半導体基板1表面の面方向のことである。
子分離溝2の表面を酸化することで酸化膜3を形成した
時点において、シリコン酸化膜10の後退した端部の下
方でのストレスを緩和することができ、この部分が酸化
されずに凸部が形成される問題を回避することができ
る。
離溝2の表面を酸化する工程によって同素子分離溝2の
表面に形成される酸化膜3の水平方向成分の長さの半分
の長さyと膜厚dとの間には、次の関係が存在する。
−θ)=y×sinθ したがって、上記設定は、素子分離溝2の表面の酸化の
開始時における半導体基板1の開口上端部に対するシリ
コン酸化膜10の端部の後退量xは、「0≦x≦(d/
2sinθ)」の範囲で設定されることとなる。
た後、図1(d)に示すように、素子分離溝2内に充填
される絶縁物とするシリコン酸化膜を例えば「600n
m」堆積した後、上記シリコン窒化膜11をストッパと
して化学機械研磨(CMP)にてシリコン酸化膜の上面
を研磨、除去して平坦化する。更に、上記シリコン窒化
膜11を燐酸により剥離し、また、シリコン酸化膜10
をフッ酸により剥離する。
領域4によって区画される半導体基板1にトランジスタ
等を形成する。すなわち、例えば、犠牲酸化膜を形成し
てイオン注入を行いソースやドレインを形成し、犠牲酸
化膜をフッ酸により除去した後、ゲート絶縁膜を形成す
る。更に、ゲート絶縁膜上に例えばポリシリコンからな
るゲート電極を形成する。そして、半導体基板1の上面
全面をシリコン酸化膜やシリコン窒化膜からなる層間絶
縁膜で覆い、ゲート電極と上層の配線層とをコンタクト
ホールを介して例えばアルミ合金電極にて電気的に接続
する。
効果が得られるようになる。 (1)素子分離溝2の表面の酸化の開始時における半導
体基板1の開口上端部に対するシリコン酸化膜10の端
部の後退量xを、その後の素子分離溝2の表面を酸化す
る工程によって同素子分離溝2の表面に形成される酸化
膜3の水平方向成分の長さの半分(図中、y)以下に設定
した。換言すれば、素子分離溝2の表面の酸化の開始時
における半導体基板1の開口上端部に対するシリコン酸
化膜10の端部の後退量xを「0≦x≦(d/2sin
θ)」の範囲で設定した。これにより、素子分離溝2の
表面を酸化することで酸化膜3を形成した時点におい
て、シリコン酸化膜10の後退した端部の下方でのスト
レスを緩和することができ、この部分が酸化されずに凸
部が形成される問題を回避することができる。
半導体装置の製造方法の第2の実施形態について、図面
を参照しつつ説明する。
形成する工程と、半導体基板上にトランジスタ等、駆動
素子を形成する工程とを備えて半導体装置を製造する一
連の工程においては、フッ酸を用いて洗浄を行う工程を
複数有する。しかし、このような工程を有する場合、こ
のフッ酸によって洗浄を行う工程(エッチングを行う工
程)によって、素子分離溝に埋め込まれた絶縁物(シリ
コン酸化膜)がエッチングされ、半導体基板の開口上端
部よりも低下するおそれがある。このように、素子分離
溝に埋め込まれた絶縁物(シリコン酸化膜)が半導体基板
の開口上端部よりも低下すると、同開口上端部において
電界が集中し、リーク電流を生じることがある。したが
って、この場合、半導体装置としての信頼性の低下を招
くおそれがある。
縁物に対して熱処理を施してフッ酸によるエッチングの
速度を低下させることで、エッチングによって絶縁物の
上面が半導体基板の開口上端部よりも低下することを回
避する。以下、この理由について詳述する。
長(CVD)法により形成したHDP(High Density P
lasma)シリコン酸化膜のフッ酸に対するエッチングの
速度の熱処理による影響を示す図である。同図2に示す
ように、熱処理(アニール)を高温の雰囲気温度にて行
うほど、エッチングの速度を低下させることができる。
また、雰囲気温度が同一の場合、酸素を含んだ雰囲気中
において熱処理を行った方がエッチングの速度の低下度
合いが大きいことが示されている。これは、実際のHD
Pシリコン酸化膜の組成が組成式SiO2で表せるもの
とならず、SiO2-xで表されるものとなることによる
ものと考えられえる。すなわち、実際のHDPシリコン
酸化膜には、酸素の欠陥が生じているために、酸素を含
んだ高温の雰囲気中で熱処理を行うことで、HDPシリ
コン酸化膜の酸素欠陥が補償され、その組成がSiO2
に近づくためと考えられる。換言すれば、酸素を含んだ
高温の雰囲気中で熱処理を行うことで、HDPシリコン
酸化膜の高密度化が促進される。
シリコン酸化膜を高密度化させ、フッ酸に対するエッチ
ングの速度を低下させることができる。特に、酸素を含
んだ高温の雰囲気中で熱処理を施すことで、HDPシリ
コン酸化膜をいっそう高密度化させ、フッ酸に対するエ
ッチングの速度をいっそう低下させることができる。た
だし、酸素を含んだ高温の雰囲気中での熱処理は、HD
Pシリコン酸化膜の体積を急変させる原因となる。この
HDPシリコン酸化膜の急激な体積変化は、半導体基板
に対して大きな応力を及ぼす原因となる。このように、
半導体基板に大きな応力が及ぼされると半導体基板中に
欠陥が生じるため、リーク電流の原因となり、ひいて
は、半導体装置の信頼性を低下させる原因となる。
酸化膜に対し低温側から高温側への段階的な熱処理を施
すことで熱処理による絶縁物の体積変化によって半導体
基板に及ぼされる応力を緩和する。
造工程について、図3及び図4を用いて説明する。この
一連の工程においては、まず、図4(a)に示すよう
に、半導体基板(シリコン基板)101上に、薄いシリコ
ン酸化膜110を形成した後、シリコン窒化膜111を
堆積する。更に、シリコン窒化膜111をエッチングし
て素子分離溝とする部分を除去することで、溝形成パタ
ーンを形成する。そして、この溝形成パターンにパター
ニングされたシリコン窒化膜111をマスクとして、半
導体基板101をエッチングすることで、素子分離溝
(トレンチ)102を形成する。
気中で熱処理することで、同素子分離溝102の表面に
シリコン酸化膜を形成する。次に、高密度プラズマによ
る化学気相成長(CVD)法により形成したHDPシリ
コン酸化膜104を堆積することで、素子分離溝102
内に同シリコン酸化膜104を埋め込む。
高密度化する目的で、同HDPシリコン酸化膜104に
熱処理を施す。この熱処理は、図3に示すように2段階
のステップを経るようにする。すなわち、まず、第1ス
テップとして、所定温度(ここでは、900°C)の窒
素雰囲気中で所定時間(ここでは、30分間)の熱処理
を行う。次に、第2ステップとして、第1ステップより
も高温の所定温度(ここでは、1100℃)の酸素を含
む雰囲気(N2:O2=4:1)にて所定時間(ここで
は、20分間)の熱処理を行う。このように、第1ステ
ップでの1000℃未満の熱処理を経て第2ステップで
の1000℃以上の高温で熱処理を行うことで、半導体
基板101での欠陥の生成を抑制しつつも、フッ酸に対
するエッチングの速度の低下を図る。
ン窒化膜111をストッパとして、化学機械研磨(CM
P)法により素子分離溝102に埋め込まれたHDPシ
リコン酸化膜104の上面を研磨、除去し平坦化する。
次に、図4(c)に示すように、上記シリコン窒化膜11
1を燐酸により剥離し、更にシリコン酸化膜110を希
フッ酸により剥離する。
溝102内のHDPシリコン酸化膜104によって区画
された半導体基板101上に犠牲酸化膜105を形成す
る。そして、半導体基板101上にイオン注入をするこ
とにより、ソース及びドレインを形成する。次に、図4
(e)に示すように、犠牲酸化膜105をフッ酸により
剥離する。そして、この後、半導体基板101にゲート
絶縁膜を形成するなどする。
リコン酸化膜104を埋め込んだ後、同HDPシリコン
酸化膜104に熱処理を施すことで、フッ酸に対するエ
ッチングの速度を低下させることができる。このため、
その後、シリコン酸化膜110を剥離(エッチング)した
り、犠牲酸化膜105を剥離(エッチング)したりする際
にエッチングされることで、HDPシリコン酸化膜10
4が半導体基板101の開口上端部(素子分離溝102
の上端部)よりも低下することを回避することができ
る。なお、本明細書においては、マスクを用いたパター
ニングに限らず、剥離又は洗浄によって所定の部材を除
去することも「エッチング」という。
効果が得られるようになる。 (2)HDPシリコン酸化膜104に対して熱処理を施
してフッ酸によるエッチングの速度を低下させること
で、エッチングによってHDPシリコン酸化膜104の
上面が半導体基板101の開口上端部よりも低下するこ
とを回避することができる。
から高温側への段階的な熱処理を施すことで熱処理によ
るHDPシリコン酸化膜104の体積変化によって半導
体基板101に及ぼされる応力を緩和することができ
る。
更して実施してもよい。 ・上記各実施形態では、素子分離溝を形成するための溝
開口パターンをシリコン窒化膜にて形成したがこれに限
らない。
する溝開口パターンの部材と半導体基板との間に生じる
応力を緩和する緩衝膜としてシリコン酸化膜を用いた
が、これに限らない。
溝の表面を酸化する工程に先立つ工程としての半導体基
板表面を洗浄する工程は、必ずしもフッ酸による洗浄を
行う工程に限らない。この場合であれ、この洗浄工程に
よって緩衝膜が半導体基板の開口上端部に対して後退す
る場合には、この後退量を上記第1の実施形態のように
設定する。
まない雰囲気中での熱処理としては、必ずしも窒素雰囲
気を用いたものに限らず、例えばアルゴンガスの雰囲気
などを用いたものでもよい。
リコン酸化膜に対して施される低温側の熱処理を、酸素
を含む熱処理としてもよい。 ・上記第2の実施形態において、HDPシリコン酸化膜
に対して施される高温側の熱処理として酸素を含まない
熱処理を行うことによってもHDPシリコン酸化膜を高
密度化することはできる。
リコン酸化膜に対して施される低温側から高温側への段
階的な熱処理としては、先の図3に示したような2段階
のものに限らない。なお、この際、略一定の温度にて所
定時間の熱処理を行うとともに、この温度よりも高い略
一定の温度にて更に熱処理を行うものであることが望ま
しい。
は、上記各実施形態で例示したものに限らない。 ・素子分離溝を形成する際に用いたマスクの除去に用い
るエッチングや駆動素子を形成する工程において用いる
エッチングとしては、フッ酸に限らない。この場合であ
れ、絶縁物に対して熱処理を施すことで、同絶縁物を高
密度化し、エッチングの速度を低下させることができ
る。また、この際、低温側から高温側への段階的な熱処
理を施すことで、熱処理による絶縁物の体積変化によっ
て半導体基板に及ぼされる応力を緩和することができ
る。
実施形態について、その製造手順を示す断面図。
のフッ酸に対するエッチングの速度を示す図。
ムチャート。
実施形態について、その製造手順を示す断面図。
図。
される半導体装置の断面図。
図。
子分離領域、10…シリコン酸化膜、11…シリコン窒
化膜、101…半導体基板、102…素子分離溝、10
4…HDPシリコン酸化膜、105…犠牲酸化膜、11
0…シリコン酸化膜、111…シリコン窒化膜、201
…シリコン基板、202…素子分離溝、203…酸化
膜、204…素子分離領域、205…凸部、210…シ
リコン酸化膜、211…シリコン窒化膜。
Claims (10)
- 【請求項1】半導体基板に緩衝膜を介して溝形成パター
ンを形成し、同溝形成パターンをマスクとして素子分離
溝を形成した後、同素子分離溝の表面を酸化する工程を
有する半導体装置の製造方法において、 前記素子分離溝の表面の酸化の開始時における前記半導
体基板の開口上端部に対する前記緩衝膜の端部の後退量
を、その後の前記素子分離溝の表面を酸化する工程によ
って同素子分離溝の表面に形成される酸化膜の水平方向
成分の長さの半分以下に設定することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】半導体基板に緩衝膜を介して溝形成パター
ンを形成し、同溝形成パターンをマスクとして素子分離
溝を形成した後、同素子分離溝の表面を酸化する工程を
有する半導体装置の製造方法において、 前記素子分離溝の表面の酸化の開始時における前記半導
体基板の開口上端部に対する前記緩衝膜の端部の後退量
を「x」、前記素子分離溝の表面と前記半導体基板の表
面とのなす角を「θ」、前記素子分離溝の表面を酸化す
る工程によって同素子分離溝の表面に形成される酸化膜
の膜厚を「d」として、前記後退量「x」を「0≦x≦
(d/2sinθ)」の範囲で設定することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の半導体装置の製造方
法において、 前記素子分離溝の表面の酸化に先立ち、前記素子分離溝
の形成された半導体基板表面を洗浄する工程を更に備
え、 前記後退量の設定を前記洗浄の条件の調整にて行うこと
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】半導体基板に素子分離溝を形成する工程
と、該素子分離溝に絶縁物を埋め込む工程と、前記半導
体基板上に駆動素子を形成する工程とを備えて半導体装
置を製造する方法において、 前記素子分離溝を形成する際に用いたマスクの除去に用
いるエッチング及び前記駆動素子を形成する工程におい
て用いるエッチングによって、前記絶縁物の上面が前記
半導体基板の開口上端部よりも低下することのないよう
同絶縁物に対して前記エッチングの速度を低下させる熱
処理を施すことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】半導体基板に素子分離溝を形成する工程か
ら、該素子分離溝に絶縁物を埋め込んだ後、半導体基板
上に駆動素子を形成する工程までの間に、フッ酸を用い
てエッチングを行う工程を有する半導体装置の製造方法
において、 前記フッ酸を用いてエッチングを行う工程によって、前
記絶縁物の上面が前記半導体基板の開口上端部よりも低
下することのないよう同絶縁物に対して前記エッチング
の速度を低下させる熱処理を施すことを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記熱処理は、1000℃以上の熱処理を
含む請求項4又は5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】前記1000℃以上の熱処理に先立ち、1
000℃未満での熱処理を行う請求項6記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項8】半導体基板に素子分離溝を形成し、同素子
分離溝に絶縁物を埋め込んだ後、同絶縁物に対し熱処理
を行うに際し、同絶縁物に対し低温側から高温側への段
階的な熱処理を施すことで熱処理による絶縁物の体積変
化によって前記半導体基板に及ぼされる応力を緩和する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】前記段階的な熱処理は、少なくとも100
0℃未満の熱処理と1000℃以上の熱処理とを有する
請求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】前記絶縁物はシリコン酸化膜であって、
前記1000℃以上の熱処理は、酸素ガスを含む雰囲気
中で行われる請求項6又は7又は9記載の半導体装置の
製造方法。
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