JP2003280646A - 電子音楽装置および電子音楽装置用プログラム - Google Patents

電子音楽装置および電子音楽装置用プログラム

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JP2003280646A
JP2003280646A JP2002078272A JP2002078272A JP2003280646A JP 2003280646 A JP2003280646 A JP 2003280646A JP 2002078272 A JP2002078272 A JP 2002078272A JP 2002078272 A JP2002078272 A JP 2002078272A JP 2003280646 A JP2003280646 A JP 2003280646A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの利便性とコンテンツの権利保護を考
慮した電子音楽装置を提供する。 【解決手段】 電子楽器1は、オリジナル音楽コンテン
ツ記憶部2に、スタイルデータやソングデータ等のコン
テンツを予め記憶している。コンテンツ編集部3は、オ
リジナル音楽コンテンツを読み出して編集する。編集音
楽コンテンツは編集音楽コンテンツ記憶部4に記憶され
る。コンテンツ判定部5が、オリジナル音楽コンテンツ
と編集音楽コンテンツの相違が小さいと判定したとき、
コンテンツ転送制御部6は、編集音楽コンテンツの、外
部記憶装置7への転送および外部機器への転送を禁止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器等の電子
音楽装置に搭載されているスタイルデータやソングデー
タ等の音楽コンテンツの使用制限機能を有する電子音楽
装置および電子音楽装置用プログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器には、自動伴奏用のスタ
イルデータ等の音楽コンテンツがROM(Read Only Memor
y)に多数搭載されている。自動伴奏は、鍵盤でコード
を指定するだけで、電子楽器が伴奏パートを自動演奏す
る機能である。この伴奏には、ポップス、ジャズ、ラテ
ン、ダンスミュージックなど、あらゆるミュージックシ
ーンに合った自動伴奏パターンが用意されている。「ス
タイルデータ」とは、上述した伴奏スタイルのパターン
演奏データのことである。各パターン演奏データは、1
〜複数小節で構成され、ユーザが選択した伴奏スタイル
に基づいてメモリから読み出され、繰り返し再生され
る。リズムスタイル毎に、和音の根音がCである場合の
コードバッキング音とベース音のパターンデータが記憶
されており、読み出されたパターンデータが、ユーザに
より演奏入力されるなどして供給される和音(コード)
情報等に基づいて、適宜音高変換されて音源に送られて
発音される。
【0003】電子楽器には、上述したスタイルデータの
他に、自動演奏用のソングデータ、レジストレーション
データ、音源の音色データ(波形合成用のデータ)とい
った音楽コンテンツもROM(Read Only Memory)に多数
搭載されている。ここで、レジストレーションデータ
は、ある種の電子楽器において、操作パネル上の多数の
設定操作子の設定状態を一括して設定するデータであ
る。通常、複数の設定状態が組として用意されており、
ユーザが鍵盤演奏中に設定状態を適宜選択して読み出し
て、操作パネル上の設定状態を一括して変更する。ROM
に記憶されたスタイルデータ、ソングデータ、レジスト
レーションデータ、音色データは、ワークメモリにロー
ドされて、ユーザの好みに応じて編集(エディット)さ
れ、電子楽器のフレキシブル磁気ディスクに記憶された
り、この電子楽器に接続されたパーソナルコンピュータ
に転送されたりする。
【0004】ユーザは、上述したオリジナル音楽コンテ
ンツおよびこれを編集した音楽コンテンツを、「個人的
な使用の範囲」にて音楽コンテンツを適宜利用できるよ
うになっている。しかし、ユーザが上述した音楽コンテ
ンツを使用する形態によっては,工場出荷時にROMに搭
載されていたオリジナル音楽コンテンツが、編集される
ことなくそのままフレキシブル磁気ディスクにコピーさ
れてしまい、場合によっては、通信ネットワークを経由
して音楽コンテンツが頒布されてしまうおそれがある。
電子楽器メーカは、ユーザの創作活動の利便性を考慮し
て、「個人的な使用の範囲」にて、ユーザが音楽コンテ
ンツを自由に使用して編集できるようにしている。しか
し、編集機能によって、オリジナル音楽コンテンツを簡
単にコピーできることから、「個人的な使用の範囲」を
超えた著作権侵害が発生してしまう場合もあり得る。そ
の結果、著作権が保護されないことに加えて、優れた音
楽コンテンツの搭載により電子楽器の差別化を行うこと
もできなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、オリジナル音楽
コンテンツの変更の程度に応じて外部利用可能とするこ
とにより、ユーザの利便性と音楽コンテンツの権利保護
を考慮した電子音楽装置および電子音楽装置用プログラ
ムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、電子音楽装置において、コンテン
ツ判定手段と、コンテンツ転送制御手段を有し、前記コ
ンテンツ判定手段は、オリジナル音楽コンテンツに基づ
いて編集された編集音楽コンテンツと前記オリジナル音
楽コンテンツとを比較して音楽コンテンツの相違が大き
いか否かを判定し、前記コンテンツ判定手段が前記音楽
コンテンツの相違が大きいと判定したときに、前記コン
テンツ転送制御手段は、前記編集音楽コンテンツの外部
への転送を許可するものである。従って、編集後の音楽
コンテンツがオリジナル音楽コンテンツと大きく相違す
る場合のみ、編集後の音楽コンテンツを外部使用可能と
するから、ユーザの利便性と音楽コンテンツの著作権等
の保護を考慮してオリジナル音楽コンテンツを使用する
ことができる。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1記載の電子音楽装置において、前記コンテンツ判定手
段は、前記オリジナル音楽コンテンツおよび前記編集音
楽コンテンツのそれぞれの対応する少なくとも一部につ
いて、音楽コンテンツを構成する個々の音符の音色、音
高、音長のうち少なくとも1つについて相違を数値化し
たものに基づいて、音楽コンテンツの相違度を判定する
ものである。従って、音符によって構成される音楽コン
テンツについての相違を客観的に判定できる。相違度数
の閾値を変更することにより、著作権者側にもユーザ側
にも納得が行く判定を行うことができる。
【0008】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の電子音楽装置において、表示手段を
有し、該表示手段は、前記コンテンツ判定手段の判定に
応じて、前記音楽コンテンツの相違が大きいとの判定結
果、または、前記音楽コンテンツの相違が小さいとの判
定結果の、少なくとも一方を表示するものである。従っ
て、ユーザは、編集音楽コンテンツの相違の程度を知る
ことができる。音楽コンテンツの相違が小さいときに
は、ユーザが転送を要求しても転送が禁止されるので、
音楽コンテンツの相違が小さいとの判定結果の表示を受
けることにより、装置の不具合でなく、コンテンツ判定
の結果の転送禁止であることを知ることができ、また、
再度編集を行う契機となる。また、音楽コンテンツの相
違が大きいとの判定結果の表示を受けることにより、ユ
ーザは安心して編集音楽コンテンツを使用することがで
きる。
【0009】請求項4に記載の発明においては、請求項
1から3までのいずれか1項に記載の電子音楽装置にお
いて、編集音楽コンテンツ記憶手段を有し、前記編集音
楽コンテンツ記憶手段は、前記編集音楽コンテンツを、
該編集音楽コンテンツが編集される前の前記オリジナル
音楽コンテンツを特定する識別情報とともに記憶し、前
記コンテンツ判定手段は、前記識別情報によって、前記
編集音楽コンテンツと前記オリジナル音楽コンテンツと
を対応づけて比較するものである。従って、編集音楽コ
ンテンツと編集の元となったオリジナル音楽コンテンツ
との対応関係を容易に知ることができる。
【0010】 請求項5に記載の発明においては、コン
テンツ判定ステップと、コンテンツ転送制御ステップ
を、コンピュータに実行させるための電子音楽装置用プ
ログラムであって、前記コンテンツ判定ステップは、オ
リジナル音楽コンテンツに基づいて編集された編集音楽
コンテンツと前記オリジナル音楽コンテンツとを比較し
て音楽コンテンツの相違が大きいか否かを判定し、前記
コンテンツ判定ステップが前記音楽コンテンツの相違が
大きいと判定したときに、前記コンテンツ転送制御ステ
ップは、前記編集音楽コンテンツの外部への転送を許可
するものである。従って、コンピュータにこのプログラ
ムを実行させることによって、請求項1に記載の電子音
楽装置を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、第1の実施の形態を説明
するための機能ブロック構成図である。図中、1は電子
楽器、2はオリジナル音楽コンテンツ記憶部、3はコン
テンツ編集部、4は編集音楽コンテンツ記憶部、5はコ
ンテンツ判定部、6はコンテンツ転送制御部、7は外部
記憶装置である。電子楽器1は、オリジナル音楽コンテ
ンツ記憶部2に、スタイルデータやソングデータ等のコ
ンテンツを予め記憶している。コンテンツ編集部3は、
オリジナル音楽コンテンツ記憶部2からオリジナル音楽
コンテンツを読み出して音楽コンテンツを編集する。編
集を終了すると、編集によって変更された編集音楽コン
テンツは、編集音楽コンテンツ記憶部4に記憶される。
ただし、オリジナル音楽コンテンツを編集しないままで
編集作業を終了させる場合や、いろいろ編集した結果、
再びオリジナル音楽コンテンツに戻ってしまう場合もあ
る。コンテンツ判定部5は、オリジナル音楽コンテンツ
と、このオリジナル音楽コンテンツに基づいて編集され
た編集音楽コンテンツとを比較し、コンテンツの相違が
所定以上であるか否かを判定する。
【0012】そのため、各編集音楽コンテンツが、どの
オリジナル音楽コンテンツから編集されたものであるか
を知る必要がある。従って、コンテンツ編集部3は、オ
リジナル音楽コンテンツを読み出したときに、そのオリ
ジナル音楽コンテンツを特定するための識別情報に関し
ては変更しないか、あるいは、オリジナル音楽コンテン
ツを特定するために新たな識別情報を付加した上で、編
集をすればよい。上述した識別情報を参照することによ
り、コンテンツ判定部5は、編集音楽コンテンツに対応
したオリジナル音楽コンテンツを特定することできる。
【0013】コンテンツ判定部5が、両コンテンツ間の
相違が大きいと判定したとき、この編集音楽コンテンツ
は、オリジナル音楽コンテンツとは一応異なるものとし
て認める。少なくとも「個人的な使用の範囲」を超え
た、より広範囲の使用を認めるか、あるいは、著作権フ
リーとして自由な使用を認める。その結果、コンテンツ
転送制御部6は、編集音楽コンテンツ記憶部4に記憶さ
れた編集音楽コンテンツを、コンテンツの使用制限がで
きない、この電子楽器1の外部記憶装置(フレキシブル
磁気ディスクFD等)7への転送、あるいは、通信インタ
ーフェースを介した外部機器(パーソナルコンピュータ
PC等)への転送を許可する。一方、コンテンツ判定部5
が、両コンテンツの相違が小さいと判定したときに、コ
ンテンツ転送制御部6は、編集音楽コンテンツの、外部
記憶装置7への転送、および、外部機器への転送を禁止
する。
【0014】オリジナル音楽コンテンツ記憶部2は通常
ROMで実現する。オリジナル音楽コンテンツは、メーカ
によって予め書き込まれている。コンテンツ編集部3
は、RAM(Random Access Memory)で実現される図示し
ないワークメモリに、オリジナル音楽コンテンツをコピ
ーして編集作業を行う。ワークメモリの記憶内容は、電
源をオフにすれば消去されるが、編集音楽コンテンツ記
憶部4をフラッシュメモリで実現し、編集音楽コンテン
ツをワークメモリから編集音楽コンテンツ記憶部4に転
送することにより、編集音楽コンテンツは電源オフ時に
も保持される。編集音楽コンテンツ記憶部4に記憶され
た編集音楽コンテンツは、図示しないワークメモリにコ
ピーすれば、再度、編集処理を行うことができる。
【0015】コンテンツ判定部5が判定した両コンテン
ツの相違の判定に応じて、音楽コンテンツの相違が大き
いとの判定結果、または、音楽コンテンツの相違が小さ
いとの判定結果の、少なくとも一方を表示する表示機能
ブロックを付加してもよい。ユーザは、編集音楽コンテ
ンツが転送できないとされたときに、その理由が、コン
テンツの相違が小さいと判定された結果であるとわかる
ので、電子楽器の不具合とは区別できる。また、ユーザ
が、さらに編集を加えて相違が大きく、転送可能となる
編集音楽コンテンツを創作する契機となる。オリジナル
音楽コンテンツとの相違が大きい編集音楽コンテンツと
判定された場合も、異なる著作物として認証されたこと
をユーザに表示することにより、ユーザは安心して編集
音楽コンテンツを使用できる。さらに、判定結果だけで
なく、相違度数等、判定の根拠を含めて詳細に表示して
もよい。また、表示手段は、表示器による可視表示、合
成音声による可聴表示など、種々の手段を用いてよい。
【0016】図2は、第2の実施の形態を説明するため
の機能ブロック構成図である。電子楽器と専用ソフトウ
エアプログラムを起動させたパーソナルコンピュータと
を接続して構成されるシステムに適用した例を示す。図
中、図1に示した第1の実施の形態と機能的に同じブロ
ックには同じ符号を付して説明を省略する。11は電子
楽器であり、図1に示した電子楽器1と同様に、オリジ
ナル音楽コンテンツ記憶部2および編集音楽コンテンツ
記憶部4を有しているが、図1に示した通りの電子楽器
1を前提としない。
【0017】12はパーソナルコンピュータであり、電
子楽器11から、そのオリジナル音楽コンテンツ記憶部
2に記憶されたオリジナル音楽コンテンツの転送を受け
る。コンテンツ編集部3は、このオリジナル音楽コンテ
ンツをワークメモリ13にコピーして、編集作業を行
う。その際、オリジナル音楽コンテンツの、電子楽器1
1からパーソナルコンピュータ12への転送は、ケーブ
ルによる直結、ローカルエリアネットワークやインター
ネットなどの通信ネットワークを経由する転送など、何
でもよい。パスワードの認証を行い、オリジナル音楽コ
ンテンツを暗号化して転送するなどの方法をとれば、こ
の転送経路において、オリジナル音楽コンテンツの著作
権が保護される。
【0018】コンテンツ判定部5が、編集したコンテン
ツとそれに対応する元のオリジナル音楽コンテンツとの
相違が小さいと判定したときには、コンテンツ転送制御
部6は、ワークメモリ13に記憶された編集音楽コンテ
ンツを、使用制限をかけられない外部記憶装置7や外部
機器に転送することを禁止する。すなわち、電子楽器1
1のオリジナル音楽コンテンツは、パーソナルコンピュ
ータ12に転送されて編集されても、通常RAMで実現さ
れているワークメモリ13に一時的保存しかされない。
しかし、編集音楽コンテンツは、電子楽器11側に転送
できるようにして、編集音楽コンテンツ記憶部4に書き
込めるようにする。従って、電子楽器11のオリジナル
音楽コンテンツを、パーソナルコンピュータ12側で編
集し、編集したコンテンツを電子楽器11で使用でき
る。また、編集音楽コンテンツ記憶部4から編集音楽コ
ンテンツを読み出して、パーソナルコンピュータ12側
のコンテンツ編集部3において再編集することもでき
る。なお、専用ソフトウエアによって、オリジナル音楽
コンテンツおよび編集音楽コンテンツを暗号化などによ
って外部利用できないようにすれば、これらを外部記憶
装置7に書き込んでもよい。使用制限のない外部記憶装
置7あるいは外部機器に転送する場合には、コンテンツ
転送手段が、暗号を復号して、外部利用できるデータに
変換してから転送すればよい。
【0019】図3は、図1,図2に示したコンテンツ判
定部5の機能を、具体例を用いて示すための説明図であ
る。音符の音色、音高、音長についての相違度を数値化
するための相違度数テーブルを示す。自動伴奏用のスタ
イルデータについて説明する。パターン演奏データは1
つだけであるとし、オリジナル音楽コンテンツおよび編
集音楽コンテンツそれぞれを構成する音符の総数が等し
い場合について説明する。コンテンツ判定部5は、オリ
ジナル音楽コンテンツおよび編集音楽コンテンツのそれ
ぞれの対応する少なくとも一部分について、コンテンツ
を構成する個々の音符の音色、音高、音長のうち少なく
とも1つについて相違度を数値化して、コンテンツ全体
の相違度を判定する。
【0020】音色については、両コンテンツの間に、相
違がないとき、同じ分類(カテゴリー)の音色であると
き、異なる分類の音色であるときに、それぞれ、相違度
数を0,20,40とする。この例では、1つのコンテンツ
に対して1つの音色が指定されるものとしている。音高
については、両コンテンツの間に、相違がないとき、同
じコード音(和音構成音)であるとき、同じスケール音
(同じ調の音階構成音)であるとき、それ以外の音であ
るときに、それぞれ、相違度数を0,5,10,15とする。
音長については、両コンテンツの間に、相違がないと
き、1段階以上2段階未満相違するとき、2段階以上相
違するときに、それぞれ、相違度数を0,5,10とする。
ここで、段階とは、全音符,2分音符,4分音符,8分
音符,16分音符,……の隣接する音長の隔たりを1段
階とする。
【0021】ここで、第1の具体例として、オリジナル
・スタイルデータの1つのパターン演奏データが、「グ
ランドピアノ」、「四分音符」の「ハ長調」の「ド」,
「ミ」,「ソ」,「ミ」であったとする。編集後に、
「エレクトリックピアノ」、「四分音符」、「ハ長調」
の「ド」,「ミ」,「ラ」,「ミ」になった場合を考え
る。調の識別は、例えば、調識別コードをコンテンツに
含ませておいてもよい。コンテンツ中の音符の音高出現
頻度分布から推定することもできる。音色については、
同じピアノのカテゴリーであるので相違度は20である。
第1音に関して、音高、音長の相違はないから相違度は
0である。第2音に関して、音高、音長の相違はないか
ら相違度は0である。第3音に関して、音高については
同じスケール音であり、音長の相違はないので、相違度
は10である。第4音に関して、音高、音長の相違はない
から相違度は0である。その結果、コンテンツ全体の相
違度数をDFDと表すと、次の通りとなる。DFD = 20 + 0
+ 0 + 10 + 0 = 30閾値とする所定度数を仮に60とする
と、これより小さいために、「オリジナルとの相違度が
低い」と判定されて、ユーザの創作性、創造性が強く発
揮されておらず、異なる著作物とは判断されず、外部へ
の転送を禁止する。
【0022】第2の具体例として、オリジナル・スタイ
ルデータの1つのスタイル・パターンが「グランドピア
ノ」、四分音符の「ハ長調」の「ド」「ミ」「ソ」
「ミ」であったとする。編集後に、「バイオリン」、
「四分音符」、「ハ長調」の「ド」,「レ」,「ラ」,
「ファ」になった場合を考える。音色については、異な
るカテゴリーであるので相違度は40である。第1音に関
して、音高、音長の相違はないから相違度は0である。
第2音〜第4音に関して、音高については同じ音階構成
音であり、音長の相違はないから相違度はそれぞれ、10
である。その結果、コンテンツ全体の相違度数をDFDと
表すと、次の通りとなる。相違度数DFD = 40 + 0 + 10
+ 10 + 10 = 70となり、所定度数60よりも大きいため
に、「オリジナルとは十分相違する」ことから、ユーザ
の創作性、創造性が強く発揮さており、一応異なる著作
物と判断され、外部への転送を可能とする。
【0023】上述したように、編集後のコンテンツとオ
リジナル音楽コンテンツとを、音符等の構成に関して比
較し、所定以上に相違が生じている場合には、オリジナ
ルとは異なる著作物として認め、外部メモリへの記憶を
認め、ユーザが自由に使用できるようにする。上述した
説明では、コンテンツとして、スタイルデータを例にし
て説明した。このほか、ソングデータ、音色データ(波
形データ)、レジストレーションデータ等、一般に複製
を禁止したいコンテンツについて適用することができ
る。コンテンツの相違度の判定は、各コンテンツの特性
に応じて判定基準となる要素を異ならせればよい。スタ
イルデータやソングデータは、音符で構成されるデータ
であることから、図3に示したように、構成音符の音
色、音高、音長についての相違度を数値化している。保
護対象となるコンテンツが、波形メモリ音源用の波形デ
ータである場合には、基本波形の形状やエンベロープを
対象にして比較すればよい。
【0024】スタイルデータのように複数のパターン演
奏データがセットになっている場合には、個々のパター
ン演奏データについて相違度を判定し、少なくとも1つ
のパターン演奏データでも相違度が所定値に満たない場
合には、転送を禁止するのが原則である。しかし、相違
度が所定値を満たすパターン演奏データの数にも所定値
を設定して転送を許可するようにしてもよい。スタイル
データが、複数の演奏パートを有する場合には、パート
毎に比較し、少なくとも1つの演奏パートでも相違度が
所定値に満たない場合には、転送を禁止するのを原則と
し、相違度が所定値を満たす演奏パートの数にも所定値
を設定して転送を許可するようにしてもよい。上述した
説明では、ユーザは編集時に、オリジナル・スタイルデ
ータの構成音符数を変更することなく、音符の順番も変
更しないことを前提にしたので、オリジナル・パターン
演奏データと編集パターン演奏データとを、音符の順に
比較して差異を判断した。しかし、より高度な編集にな
ると、音符の数や順番を変えたりするので、上述したよ
うに構成音符の順に比較すると、例えば、最初の部分に
異なる音符を挿入するだけでも、数値的に大きな違いに
なってしまう。そのような場合には、オリジナルと編集
したものとの音符構成をパターンとして捉え、オリジナ
ル・スタイル登録パターンと編集したスタイル登録パタ
ーンについて、相互の音符構成の相関度を比較すればよ
い。
【0025】ソングデータの相違度は、スタイルデータ
とほぼ同様に、音符毎に、図3に示したような相違度数
テーブルを用いることができる。ソングデータが、メロ
ディ、コード、ベース、リズム等の複数の演奏パートを
有する場合には、パート毎に比較して、少なくとも1つ
の演奏パートでも相違度が所定値に満たない場合には、
転送を禁止するのを原則とし、相違度が所定値を満たす
演奏パートの数にも所定値を設定して転送を許可するよ
うにしてもよい。また、ソングデータは音符の数が多い
ので、その中の一部分の期間について相違度数を比較し
て判定してもよい。オリジナルのソングデータに比べ
て、編集によってフレーズの並び方を変えただけの場合
も考えられることから、オリジナルソングデータの小節
またはフレーズ単位で、相関度を計算し、実質的に同じ
ものが所定数以上ある場合には、異なるコンテンツとし
て扱わないで、転送を禁止することになる。
【0026】図4は、本発明の実施の一形態を実現する
ためのハードウエア構成の一例を示すブロック図であ
る。CPUを内蔵した電子楽器において使用制限機能を実
現する場合について説明する。図中、21はバス、22
はCPU(Central Processing Unit)、23はROM、24
はRAMである。25はタイマであって、プログラムの割
り込み時間や各種時間、時刻を計時する。26は鍵盤、
27は鍵盤操作の検出回路である。28は基板に取り付
けられたフラッシュメモリ(書き換え可能なROMの一例
として示し、EEPROM:Electrically Erasable and Prog
rammable ROMでもよい)、29はエディットスイッチや
転送スイッチ等を含む操作子、30は操作子の検出回路
である。31は表示回路であって、ディスプレイ32を
制御および駆動する。33は音源回路、34はD/A変換
器、35はサウンドシステムである。36は外部記憶装
置であって、FD(フレキシブル磁気ディスク)、CD-RW
(Compact Disc Rewritable)等の光ディスク、着脱可
能な半導体メモリカード等を記録媒体とするものであ
る。37は通信インターフェースであって、例えば、US
B(Universal Serial Bus)を介してこのユーザのパー
ソナルコンピュータや他の電子楽器に接続したり、通信
ネットワーク38を介して他のパーソナルコンピュータ
やインターネット・サーバに接続されたりする。
【0027】CPU22は、ROM23に記憶されたプログラ
ムをRAM24にロードして電子楽器全体の入出力動作、
および、図1に示した機能的構成を有する本発明のオリ
ジナル音楽コンテンツの使用制限機能を実行する。オリ
ジナル音楽コンテンツの著作権保護は、電子楽器全体の
制御プログラムとは別に、これに後から組み込まれるプ
ログラムとしてもよく、このプログラムを、通信インタ
ーフェース37を介してフラッシュメモリ28にダウン
ロードしたり、外部記憶装置36に含まれるFDなどの記
録媒体からフラッシュメモリ28にインストールしたり
してもよい。鍵盤26からリアルタイムで入力される演
奏データは、RAM34のワークエリアを用いて処理さ
れ、音源回路33に転送される。ROM23には、著作権
保護を必要とする自動伴奏用スタイルデータや自動演奏
用ソングデータなどのオリジナル音楽コンテンツが記憶
されている。一方、フラッシュメモリ28には、編集音
楽コンテンツが電源オフ後も継続して保持記憶される。
外部記憶装置36にも、スタイルデータやソングデータ
を記憶可能であるが、本発明によっては著作権保護を行
わない。音源回路38は、演奏データに応じて楽音信号
を生成する。楽音信号は、D/A変換器39によりアナロ
グ波形に変換された後、サウンドシステム40に供給さ
れて、スピーカから出力される。
【0028】図2に示したように、本発明のオリジナル
音楽コンテンツの著作権保護を、パーソナルコンピュー
タで実現する場合には、オペレーティングシステム・プ
ログラムの制御下で、HD(ハード磁気ディスク)に記憶
されたアプリケーション・プログラムをRAMにロードし
てパーソナルコンピュータ全体の入出力動作、および、
本発明のオリジナル音楽コンテンツの利用制限を実行す
る。オリジナル音楽コンテンツの利用制限は、単独のア
プリケーション・プログラムとして実行されるよりも、
むしろ、ソングデータの編集機能を有するシーケンサ・
ソフトウエア・プログラム内に組み込まれたプログラム
として実行される。プログラムは、外部記憶装置36で
あるCD-ROMを介して供給されたり、通信ネットワーク上
のサーバからダウンロードされたりする。
【0029】図5は、図3中のROM23、RAM24、フラ
ッシュメモリ28に記憶されるプログラムやデータを示
す説明図である。ROM23の記憶領域には、本発明の使
用制限機能を有する電子楽器の制御プログラムおよび初
期データが記憶されている。オリジナル音楽コンテンツ
記憶領域も有し、ソングデータ、スタイルデータ、音色
データ、レジストレーションデータなども記憶されてい
る。これらの各コンテンツのファイル名および先頭アド
レスなどの記憶領域を指示するデータは、エントリデー
タとして記憶されている。RAM24の記憶領域には、図
示しない実行プログラムの領域のほか、編集作業用記憶
エリアを有する。スタイルデータの編集中においては、
編集中のスタイルファイル名、スタイルファイルの先頭
アドレス、編集開始時にROM23からロードされたオリ
ジナル・スタイルのファイル名、転送OKフラグ、編集ス
タイルデータなどが一時記憶されている。また、コンテ
ンツ判定時には、編集スタイルデータと比較するため
に、ROM23に記憶していたオリジナル・スタイルを読
み込んで、比較してもよい。フラッシュメモリ28に
は、コンテンツファイルとして、ソングデータ、スタイ
ルデータ、音色データ、レジストレーションデータが記
憶され、各種のコンテンツファイルのエントリデータも
記憶されている。
【0030】図6は、図5に示したROM23、フラッシ
ュメモリ28におけるコンテンツ記憶領域の具体例の説
明図である。両メモリのコンテンツ記憶領域はほぼ同じ
である。図中、丸括弧で示したデータは、フラッシュメ
モリ28にのみ記憶されるデータである。図示の例で
は、ROM23は、ソングデータとして、ソングA,ソン
グB,ソングCの3曲分のソングデータが記憶され、ス
タイルデータとしてスタイルA,B,Cの3種類のデー
タが記憶されている。
【0031】まず、ソングAデータについて説明する。
エントリデータとしては、そのソングAのファイル名と
ともに、ファイルの先頭アドレスが記憶されている。フ
ラッシュメモリ28については、さらに、オリジナル・
ソングファイル名および転送OKフラグも記憶されてい
る。このオリジナル・ソングファイル名は、コンテンツ
の相違度を判定する際に、編集ソングファイルの元のオ
リジナル・ソングファイルを識別するためのものであ
る。ソングAデータは、複数のトラックを有する。各ト
ラックは、例えば、初期値に続いて、MIDIイベント1,
2,……とそのタイミングデータ1,2,……とがセッ
トになって時間順序で記述され、最後にエンドデータを
有している。ここで、初期値は、楽曲名、テンポ、拍子
記号、調等を規定する情報等である。タイミングデータ
は、直前のイベントからの時間経過を表すデータであ
る。例えば、音符の開始を表すノート・オン,音符の終
了を表すノート・オフのMIDIイベントは、ノート番号
(音高)、ベロシティ(音の強さ)、MIDIチャンネル番
号を有している。
【0032】次に、スタイルAデータについて説明す
る。エントリデータとしては、そのスタイルAのファイ
ル名とともに、ファイルの先頭アドレスが記憶されてい
る。フラッシュメモリ28については、さらに、オリジ
ナル・スタイルファイル名および転送OKフラグも記憶さ
れている。このオリジナル・スタイルファイル名は、コ
ンテンツの相違度を判定する際に、編集スタイルAファ
イルの元のオリジナル・スタイルファイルを識別するた
めのものである。スタイルAデータは、複数のパターン
演奏データからなる。自動伴奏のパターンに変化をつけ
るために、図示の例では、メインA,メインB,フィル
インA,フィルインB,イントロA,イントロB,エン
ディングA,エンディングBからなる。各パターン演奏
データは、1〜数小節の長さである。ユーザのスイッチ
操作等により切り替えができる。上述したこのパターン
演奏データは、ソングデータと同様のフォーマットで記
述することができる。
【0033】ソングデータおよびパターン演奏データ
は、一般的なSMF(Standard MIDI File)やMIDI規格に
沿ったシーケンサ・ソフトウエア固有のものなど、種々
の形式がある。音符データが特定できるものであれば、
個々の電子楽器に固有の独自フォーマットでもよい。ノ
ート・オンのイベントに音符の長さを示すゲートタイム
を持たせた場合には、ノート・オフのイベントは不要と
なる。上述したソングデータおよびパターン演奏データ
は、ファイルとして外部出力する場合にもそのまま出力
されるものとする。しかし、独自フォーマットであった
ものをSMFに変換してから出力してもよい。
【0034】以下、本発明の動作をフローチャートを用
いて説明する。図7〜図10は、図1に示した第1の実
施の形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。図7はそのメインのフローチャートである。S41
において、電子楽器の初期設定を行う。すなわち、ワー
クメモリ(RAM24)にある、レジスタ、フラグ、パラ
メータ等を初期値に設定する。MIDIインターフェース、
通信ネットワーク、タイマ等のクリアを行う。表示器に
初期画面の表示を行う。S42において、パネルスイッ
チ処理を行う。ユーザ操作によってパラメータ値(音
色,音量,テンポ,トランスポーズ等)の設定、モード
(自動演奏スタート,ストップ等)の設定、各種データ
(ソング,スタイル,レジストレーション,波形データ
等)の表示および選択がなされる。
【0035】選択されたソングデータ,スタイルデータ
は、ワークメモリ(RAM24)に転送されて、自動演
奏、自動伴奏などが可能となるとともに、編集も可能と
なり、新しいファイル名称でフラッシュメモリ28に記
憶可能な状態となる。また、編集スイッチの操作によ
り、EDS値(0または1)が反転する。EDS=1のときは編
集を指示する。一方、転送スイッチの操作により、TRS
値(0または1)が反転する。TRS=1のときは外部記憶装
置36または外部機器への転送を指示する。S43にお
いては、編集処理およびこれに伴う編集音楽コンテンツ
の外部への転送処理を行い、S44に処理を進める。選
択されているスタイルデータが、ディスプレイ上に楽譜
表示またはリスト表示される。ユーザのパネルスイッチ
操作により、編集され、音色や構成音符等が適宜変更さ
れる。編集終了時には、ROM23に記憶されていたオリ
ジナルとの比較が行われ、所定以上相違するかどうかの
表示がなされる。ユーザの要求があれば、編集されたス
タイルデータを、外部記憶装置36としてのフレキシブ
ル磁気ディスクFD、あるいは、外部機器としてのパーソ
ナルコンピュータPCに転送する前に、転送可能になって
いるかどうかの判断をする。すなわち、編集スタイルデ
ータとそれに対応するオリジナル・スタイルデータとが
比較され、所定以上相違するときには転送が許可され、
転送する。編集後のスタイルデータ等はフラッシュメモ
リ28へ記憶される。著作権保護の必要性を示す属性で
あれば、この属性は保持される。S44においては、既
に編集済みのスタイルデータについて、ユーザから要求
があれば、S43と同様に、外部への転送処理を行う。
S43,S44のステップの詳細は、図8〜図10を参
照して後述する。
【0036】S45においては、自動演奏処理およびま
たは自動伴奏処理を行う。ROM23にプリセットされて
いたソングデータおよびまたはスタイルデータ、フラッ
シュメモリ28に保存されていたソングデータおよびま
たはスタイルデータ、RAM24のワークエリアから読み
出された所望のソングデータおよびまたはスタイルデー
タに基づいて処理を行う。ユーザによってスタートSW
が押されたときには、順次データを読み出して、音源部
に送って発音させる。S46において、押鍵処理を行
う。ユーザの押鍵操作を検出して、演奏データを音源部
に送って発音させる。S47において、その他の処理を
実行し、S42に処理を戻す。
【0037】図8は、図7に示したメインフロー中のS
43における編集および編集音楽コンテンツの外部への
転送処理の詳細を説明するフローチャートである。S5
1において、編集指示フラグであるEDSがEDS=1(編集指
示)であるか、すなわち、図7のS42において編集指
示がなされていたか否かを判定する。EDS=1(編集指
示)であればS52に処理を進め、そうでなければ、図
7に示したメインフローに戻ってS44に処理を進め
る。S52において、選択されてワークメモリ上にある
スタイルデータについて、ディスプレイ32上に楽譜表
示またはリスト表示する。S53において、パネルスイ
ッチ操作に応じてスタイルデータの編集を行う。
【0038】S54において、転送指示フラグであるTR
Sが、TRS=1(外部転送指示)であるか否か、すなわち、
図7のS42において、TRS=1であればS55に処理を
進め、そうでなければS56に処理を進める。S55に
おいて、外部転送判断と外部転送の実行を行う。このス
テップの詳細は、図9を用いて説明する。S56におい
て、編集終了であるか否かを判定し、そうであればS5
7に処理を進め、そうでなければS53に処理を戻す。
S57において、編集されたスタイルデータにファイル
名をつけて、図4のフラッシュメモリ28に保存するか
否かを判定し、そうであればS58に処理を進め、そう
でなければ、図7に示したメインフローのS44に処理
を戻す。S58においては、編集中のスタイルデータに
対応するオリジナル・スタイルデータを、ワークメモリ
に読み込む。
【0039】S59においては、変数nの初期値としてn
=1に設定する。S60においては、n番目のパターン演
奏データ同士を比較し、図3に示したような相違度数テ
ーブルを参照して、相違度数DFD値を算出する。S61
において、DFDが所定度数以上であるか否かを判定し、
そうであればS62に処理を進め、そうでなければS6
7に処理を進める。S62において、変数nの値を+1す
る。S63において、変数nが最大値MAXを超えたか否か
を判定する。パターン演奏データの総数をMAXとし、例
えば、M=8である。最大値MAXを超えたときには、S6
4に処理を進め、そうでなければS60に処理を戻す。
なお、このフローでは、1つのスタイルデータ中の全て
のパターン演奏データが所定度数以上に相違する場合
に、転送可能としているが、条件を緩和して、例えば、
所定数、例えば、半分以上のパターン演奏データについ
て所定度数以上に相違する場合に転送可能としてもよ
い。
【0040】S64において、「外部への転送が可能で
す」との表示をする。S65において、転送を可能とす
るTROK(転送OKフラグ)を1にし、S66に処理を進め
る。一方、S61においてDFDが所定度数未満であった
きには、S67において、「オリジナルとの差が小さい
ので外部への転送はできません」との表示をディスプレ
イ32に表示させる。S68において、転送OKフラグで
あるTROKが、TROK=0(転送禁止)とし、S66に処理を
進める。S66において、転送指示フラグであるTRS
を、TRS=0(外部転送指示なし)とする。S69におい
て、ユーザが入力したファイル名にてフラッシュメモリ
28に保存する。その際、オリジナル・スタイルデータ
名、TROK(転送OKフラグ)も一緒に記憶しておき、図7
に示したメインフローのS44に処理を戻す。
【0041】図9は、図8のS55、および、後述する
図10のS98の「外部転送判断と実行」のステップの
詳細を示すフローチャートである。S71において、選
択されているスタイルデータに対応するオリジナル・ス
タイルデータをワークメモリ(RAM24)に読み込む。S
72において、変数n=1とする。S73において、n番目
のパターン演奏データ同士を比較し、図3に示した相違
度数テーブルを参照して、相違度数値DFDを算出する。
S74において、DFDが所定度数以上であるか否かを判
定し、そうであればS75に処理を進め、そうでなけれ
ばS76に処理を進める。S75において、変数nを+1
する。S77において、変数nが最大値MAX(パターン演
奏データの総数)を超えたか否かを判定する。最大値MA
Xを超えたときには、S78に処理を進め、そうでなけ
ればS73に処理を戻す。
【0042】S78において、選択されているスタイル
データを外部記憶装置36であるフレキシブル磁気ディ
スクFDあるいは外部機器であるパーソナルコンピュータ
PCに転送する。また、ディスプレイ32に「転送しまし
た」との表示をする。S79において、TROK=1(転送許
可)とし、S81に処理を進める。一方、S74におい
てDFDが所定度数未満であるときには、S76におい
て、転送を禁止し、ディスプレイ32に「オリジナルと
の差異が小さいので転送できません」との表示をする。
S80においてTROK=0(転送禁止)とし、S81に処理
を進める。S81において、TRS=0(外部転送指示な
し)に戻して、図8のS56に処理を戻す。
【0043】図10は、図7のメインフローに示したS
44の外部転送処理ステップの詳細を示すフローチャー
トである。S91において、TRS=1(外部転送指示あ
り)であるか否かを判定し、そうであれば、S92に処
理を進め、そうでなければ図7のS45に処理を戻す。
S92において、転送指示は、フラッシュメモリ28中
のスタイルデータを転送する指示であるのか否かを判定
し、そうであればS93に処理を進め、そうでなければ
S94に処理を進める。S93において、転送OKフラグ
であるTROKがTROK=1(転送許可)であるか否かを判定
し、そうであればS95に処理を進め、そうでなければ
S96に処理を進める。
【0044】S95においては、選択されているスタイ
ルデータを外部記憶装置36または外部機器に転送す
る。ディスプレイ32に「転送しました」との表示を
し、S97に処理を進める。一方、S93において、TR
OK=O(転送禁止)であったときには、S96に処理を進
め、転送を禁止する。ディスプレイ32に、「オリジナ
ルとの差異が小さいので転送できません」との表示をし
て、S97に処理を進める。S97においてTRS=0(外
部転送指示なし)に戻して、図7のメインフローのS4
5に処理を戻す。一方、S92において転送指示がフラ
ッシュメモリのスタイルを転送する指示でなかったとき
には、S94において、ワークメモリのスタイルを転送
する指示であるか否かを判定し、そうであればS98に
処理を進め、そうでなければS99に処理を進める。S
98においては、図9に示した外部転送判断と実行のス
テップに処理を進め、この処理を終了したときには、図
7に示したメインのフローに処理を戻す。
【0045】一方、S94において、ROM23に記憶さ
れたオリジナル・スタイルを転送する指示であったとき
には、S99において、転送を禁止する。ディスプレイ
32に「オリジナル・スタイルデータは転送できませ
ん」との表示をする。S100において、TRS=0(外部
転送指示なし)に戻して、図7のメインフローのS45
に処理を戻す。上述した説明では、オリジナル音楽コン
テンツを有する装置として電子楽器単体を例にして、電
子楽器単体について、および、電子楽器とパーソナルコ
ンピュータを有する電子音楽システムについて説明し
た。しかし、オリジナル音楽コンテンツを有する装置は
電子楽器に限らない。コンテンツ提供サーバの場合もあ
る。すなわち、ネットワーク配信サービスとして、遠隔
地のクライアントから注文を受けて、各クライアントの
希望する曲のスタイルデータあるいはソングデータ等を
データベースから取り出し、各クライアントのパーソナ
ルコンピュータあるいは電子楽器にネットワークを介し
て配信する。また、コンテンツを利用する側は、他ユー
ザの電子楽器の場合もある。また、カラオケ装置、ゲー
ム装置、PDA(Personal Digital Assistant)端末、携
帯電話端末である場合もある。本明細書では、電子楽器
に限らずこれらの電子音楽に関係する装置を電子音楽装
置としている。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上述した説明から明らかなよ
うに、ユーザの利便性とコンテンツの著作権の保護を図
ることができるという効果がある。すなわち、著作権を
有し、使用制限のあるオリジナル音楽コンテンツを少し
変更しただけで、出音に余り差がないコンテンツについ
ては、外部記憶装置や外部機器に転送されないことか
ら、著作権を保護することができる。著作権保護には、
スクランブル化、透かしデータの挿入等の方法もある
が、このような特別の手段を使うことなく、著作権保護
が可能となる。使用制限を行うかどうかの閾値を変更す
ることにより、著作権者側にもユーザ側にも納得が行く
判定を行うことができる。ユーザが編集したコンテンツ
であっても、オリジナルとは所定の程度以上に相違する
著作物であることが保証される。従って、著作権フリー
で自由な範囲で、あるいは、「個人的使用の範囲」から
は少なくとも広くした著作権者側が規定する範囲で、自
由に使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態を説明するための機能ブロ
ック構成図である。
【図2】 第2の実施の形態を説明するための機能ブロ
ック構成図である。
【図3】 図1,図2に示したコンテンツ判定部の機能
について、具体例を用いて示すための説明図である。
【図4】 本発明の実施の一形態を実現するためのハー
ドウエア構成の一例を示すブロック図である。
【図5】 図3中のROM、RAM、フラッシュメモリに記憶
されるプログラムやデータを示す説明図である。
【図6】 図5に示したROM、フラッシュメモリにおけ
るコンテンツ記憶領域の具体例の説明図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の動作を説明する
ためのメインのフローチャートである。
【図8】 図7に示したメインフロー中のS43におけ
る編集および編集音楽コンテンツの外部への転送処理の
詳細を説明するフローチャートである。
【図9】 図8のS55、および、図10のS98の外
部転送判断と実行のステップの詳細を示すフローチャー
トである。
【図10】 図7のメインフローに示したS44の外部
転送処理ステップの詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…電子楽器、2…オリジナル音楽コンテンツ記憶部、
3…コンテンツ編集部、4…編集作業用記憶部、5…コ
ンテンツ判定部、6…コンテンツ転送制御部、7…外部
記憶装置、11…電子楽器、12…パーソナルコンピュ
ータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ判定手段と、 コンテンツ転送制御手段を有し、 前記コンテンツ判定手段は、オリジナル音楽コンテンツ
    に基づいて編集された編集音楽コンテンツと前記オリジ
    ナル音楽コンテンツとを比較して音楽コンテンツの相違
    が大きいか否かを判定し、 前記コンテンツ判定手段が前記音楽コンテンツの相違が
    大きいと判定したときに、前記コンテンツ転送制御手段
    は、前記編集音楽コンテンツの外部への転送を許可す
    る、ことを特徴とする電子音楽装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツ判定手段は、前記オリジ
    ナル音楽コンテンツおよび前記編集音楽コンテンツのそ
    れぞれの対応する少なくとも一部について、音楽コンテ
    ンツを構成する個々の音符の音色、音高、音長のうち少
    なくとも1つについて相違を数値化したものに基づい
    て、音楽コンテンツの相違度を判定する、 ことを特徴とする請求項1記載の電子音楽装置。
  3. 【請求項3】 表示手段を有し、 該表示手段は、前記コンテンツ判定手段の判定に応じ
    て、前記音楽コンテンツの相違が大きいとの判定結果、
    または、前記音楽コンテンツの相違が小さいとの判定結
    果の、少なくとも一方を表示する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子音楽装
    置。
  4. 【請求項4】 編集音楽コンテンツ記憶手段を有し、 前記編集音楽コンテンツ記憶手段は、前記編集音楽コン
    テンツを、該編集音楽コンテンツが編集される前の前記
    オリジナル音楽コンテンツを特定する識別情報とともに
    記憶し、 前記コンテンツ判定手段は、前記識別情報によって、前
    記編集音楽コンテンツと前記オリジナル音楽コンテンツ
    とを対応づけて比較する、 ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に
    記載の電子音楽装置。
  5. 【請求項5】 コンテンツ判定ステップと、コンテンツ
    転送制御ステップを、コンピュータに実行させるための
    電子音楽装置用プログラムであって、 前記コンテンツ判定ステップは、オリジナル音楽コンテ
    ンツに基づいて編集された編集音楽コンテンツと前記オ
    リジナル音楽コンテンツとを比較して音楽コンテンツの
    相違が大きいか否かを判定し、 前記コンテンツ判定ステップが前記音楽コンテンツの相
    違が大きいと判定したときに、前記コンテンツ転送制御
    ステップは、前記編集音楽コンテンツの外部への転送を
    許可する、 ことを特徴とする電子音楽装置用プログラム。
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