JP2003280305A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003280305A
JP2003280305A JP2002079785A JP2002079785A JP2003280305A JP 2003280305 A JP2003280305 A JP 2003280305A JP 2002079785 A JP2002079785 A JP 2002079785A JP 2002079785 A JP2002079785 A JP 2002079785A JP 2003280305 A JP2003280305 A JP 2003280305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置に装備された合紙インサータか
らの合紙給紙時に不送りや紙詰まりが発生して装置本体
から連続排紙されてくる転写紙間の所定箇所に合紙の挿
入が行われない事態が発生したとしても、直ちには装置
本体を停止させずに、ユーザができるだけジャム紙の処
理をしなくて済むように、装置本体内の転写紙を排紙さ
せる等の適切な処理を行うことで、ユーザの操作性を高
め、且つその後のリカバリ動作を効率化、正確化する。 【解決手段】 合紙が給送されない事態が発生した後、
機内に残留した給紙済み転写紙に対して画像形成処理を
行った上で、全て機外に排紙するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合紙を出力転写紙
の任意のページ間に挿入する機能を備えた複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ装置、印刷装置等の画像形成装置に
関し、特に合紙が挿入されない事態が発生した場合の後
処理を適切化した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に装備される後処理装置
は、画像形成装置内で画像形成処理を受けた転写紙を受
入れて合紙挿入、ステープル、パンチング等々の処理を
施す機能を備えている。このような後処理装置内で転写
紙ジャムが発生した場合に引き続いて画像形成装置側か
ら後続の転写紙が進入してくると、後処理装置内でのジ
ャムが更に連鎖的に発生する虞があるため、後処理装置
内でのジャム発生時には無条件で、画像形成装置側で通
紙中の転写紙を機内に残したまま動作を停止させるのが
一般的である。ところで、合紙を画像形成装置から連続
排紙されてくる転写紙の所定ページ部分に自動挿入する
ための合紙インサータによる合紙の搬送経路が、画像形
成装置側の転写紙の搬送、排紙経路と干渉しない場合に
は、インサータ内での不送りやジャムに起因した合紙供
給不能が発生したとしても、画像形成装置側での転写紙
の搬送、排紙をジャムした合紙が妨害する訳ではないた
め、画像形成装置の稼働を停止させる必要はない。しか
し、従来は合紙インサータ内で不送り、ジャムが発生し
た場合には、画像形成装置本体内に給紙済みの転写紙が
存在している場合であっても一律に装置全体の動作を強
制停止させていた。しかし、画像形成装置の動作を停止
した場合には、装置内で通紙中であった転写紙を除去処
理する必要性が発生して操作性が低下するばかりでな
く、復旧後には排紙済みの転写紙及び合紙を廃棄して新
たに画像形成作業をやり直す等の無駄やロスがあった。
また、復旧後に、排紙済みの転写紙等を廃棄せずに、作
業が中断した箇所から画像形成を再開する場合には、合
紙が挿入されなかったページ部分を探し出してから手作
業で挿入する等の煩雑な作業が必要となり、全体的な作
業性が大幅に低下する原因となっていた。なお、特開平
5−24735号公報、特開平9−34192号公報に
は、夫々、合紙挿入機構として転写紙とは別の搬送経路
を備えた構成を開示しているが、合紙の不送りやジャム
発生時の装置本体側の制御方法については示唆さえもな
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、画像形成装置に装備された合紙イ
ンサータからの合紙給紙時に不送りや紙詰まりが発生し
たとしても、直ちには画像形成装置本体を停止させず
に、ユーザができるだけジャム紙の処理をしなくて済む
ように、画像形成装置本体内の転写紙を排紙させる等の
適切な処理を行うことで、ユーザの操作性を高め、且つ
その後のリカバリ動作を効率化、正確化することを課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、転写紙上に画像を形成する画像
形成部、該画像形成部に転写紙を給紙する給紙部、及び
該画像形成部よりも下流側に配置されて画像形成済み転
写紙を機外に排紙する排紙部を備えた画像形成装置本体
と、前記画像形成装置本体の排紙部から排紙された転写
紙の排紙後経路に合紙を給紙搬送する合紙インサータ
と、これらを制御する制御部と、を備えた画像形成装置
において、前記制御部は、画像形成動作中に、合紙イン
サータから転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行わ
れない場合に、既に給紙部から給紙された転写紙が画像
形成装置本体内に残留している場合には、当該転写紙に
対して画像形成処理を行い、挿入されなかった合紙以後
の転写紙の排紙が完了したときは、合紙が挿入されなか
った旨を報知することを特徴とする。画像形成装置本体
から連続排紙されてくる転写紙の所要ページ位置に、合
紙インサータから合紙を供給して挿入するモードを実施
している際に、合紙の不送りやジャムによって合紙の挿
入が行われない事態が発生した場合、そのままジョブが
終了するまで継続すると、それ以降は合紙が挿入されな
い部が形成される。そこで、従来は合紙の給紙不能の発
生と同時に画像形成装置本体自体の稼働を停止してい
た。このため、画像形成装置本体内で既に給紙されてい
た転写紙はジャムとなりユーザにジャム処理を強いる結
果となっていた。この発明では、合紙がジャムした後、
機内に残留した給紙済み転写紙に対して画像形成処理を
行った上で、全ての給紙済み転写紙を機外に排紙するよ
うにしたので、画像形成装置本体内でのユーザのジャム
処理が不要となり、さらにユーザに対する警告表示によ
り、その後の合紙挿入忘れが防止できる。請求項2の発
明は、請求項1において、前記制御部は、合紙インサー
タから転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われな
い場合に、既に給紙部から給紙された転写紙が画像形成
装置本体内に残留している場合には、当該転写紙に対し
て画像形成動作を行い、挿入されなかった合紙以後の転
写紙の排紙が完了したときは、合紙が挿入されなかった
転写紙のページ位置を報知することを特徴とする。これ
によれば、合紙のジャムが発生した後、ユーザのジャム
処理が不要となり、合紙挿入忘れを防止できるばかりで
なく。さらに、排紙された転写紙束中に合紙を挿入すべ
き位置が明確になるため挿入操作が容易になる。
【0005】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記制御部は、合紙インサータから転写紙間に挿入
されるべき合紙の挿入が行われない場合に、既に給紙部
から給紙された転写紙が画像形成装置本体内に残留して
いる場合には、当該転写紙に対して画像形成動作を行
い、挿入されなかった合紙以後の転写紙の排紙が完了し
たときは、合紙インサータを復旧させた上で、画像形成
動作を継続するか中止するかを選択可能にしたことを特
徴とする。合紙ジャムが発生した場合に、機内に残った
給紙済み転写紙に画像形成を施した上で全て機外に排紙
させた場合、状況によっては画像形成していない頁から
画像形成動作をそのまま継続し、全てのジョブ終了後に
抜け落ちた合紙だけを手作業にて挿入する処理方法が便
利な場合と、そのような挿入作業はかえって煩雑となる
ために画像形成を一旦中止して合紙インサータを復旧さ
せた上で、残りのジョブだけを画像形成処理する方法が
便利な場合がある。そこで、何れの方法を選択するかの
イニシアティブをユーザに与えてやりやすい方法を選択
可能とした。つまり、合紙ジャムが発生したときにそれ
以降の機内に残った転写紙を画像形成して排紙するばか
りでなくその後の作業を継続して行うか、或いは合紙ジ
ャム解除後に一旦作業を停止して合紙インサータを復旧
させてから、続きの処理から再開するかを選択可能とし
たものである。請求項4の発明は、請求項1又は2にお
いて、前記制御部は、前記合紙インサータから転写紙間
に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合に、既に
給紙部から給紙された転写紙が画像形成装置本体内に残
留している場合には、挿入されなかった合紙以後の転写
紙を白紙排紙することを特徴とする。請求項1乃至3の
処理方法では、合紙ジャム発生後に残留転写紙を画像形
成処理してから排紙し、ジャム解除後(合紙インサータ
復旧後)に、その続きの部分からリカバリしているの
で、合紙ジャム発生後、合紙インサータを復旧させる前
までの排紙済み転写紙中には合紙が未挿入の部分があ
る。このため、その後、ユーザが合紙を付け足す必要が
あった。請求項4では、合紙ジャム以降の転写紙であっ
て既に給紙されたものに対して画像形成を行わずに白紙
で排紙するようにしたので、ユーザは排紙された転写紙
が白紙であることを容易に確認でき、白紙だけを取り除
くことが容易となる。更に、白紙排紙が完了して合紙イ
ンサータが復旧した後に、挿入されなかった合紙からリ
カバリすることにより、自動的な再挿入が可能となり、
ユーザ操作がさらに容易になる。また、課金している場
合に、画像形成済みの転写紙がただ取りされる虞がなく
なる。
【0006】請求項5の発明は、請求項1又は2におい
て、前記制御部は、前記合紙インサータから転写紙間に
挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合に、既に画
像形成処理が終了している転写紙が画像形成装置本体内
に残留している場合には、該転写紙を画像形成装置本体
内に残したまま画像形成装置本体の稼働を停止すること
を特徴とする。合紙インサータの復旧後の画像形成再開
時に、挿入されなかった合紙からリカバリすると、同じ
内容の画像形成が行われた転写紙のダブりが発生し、機
内に残留していた転写紙をそのまま排紙してしまうと、
オペレータがこれを入手できることとなり、課金時には
ただ取りの問題が発生する。そこで、画像形成装置本体
を強制停止させて機内の転写紙をジャムさせることによ
り、当該転写紙を利用者が入手することを阻止すること
ができる。請求項6の発明は、請求項1又は2におい
て、前記制御部は、前記合紙インサータから転写紙間に
挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合に、挿入さ
れなかった合紙以後の転写紙が画像形成装置本体内に残
留している場合には、当該転写紙をそれまで使用してい
た排紙トレイとは別の排紙トレイに排紙することを特徴
とする。これによれば、機内に残留していた給紙済み転
写紙を、それまでとは異なった排紙トレイに排紙するの
で、他の既排紙転写紙と容易に区別することができ、請
求項5におけるような白紙を選別して除去する必要さえ
なくすることができる。合紙インサータ復旧後のリカバ
リにおいては、元の排紙トレイ上に、挿入しなかった合
紙から順次排紙を開始するようにすれば、全ての転写紙
と合紙が所定の順序で積層された出力を得ることが可能
となる。請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか一
項において、前記合紙と転写紙とをステープルする後処
理装置を更に備えた画像形成装置において、前記制御部
は、前記合紙インサータから転写紙間に挿入されるべき
合紙の挿入が行われない場合に、既に給紙部から給紙さ
れた転写紙が画像形成装置本体内に残留している場合に
は、合紙と転写紙とをステープルするモードにおいての
み、当該転写紙をそれまで使用していた排紙トレイとは
別の排紙トレイに排紙することを特徴とする。請求項6
では余分な転写紙を排紙することになるが、ステープル
時、合紙挿入が無いままステープルされると、その後ユ
ーザが合紙を挿入しようとしてもステープルをはずし合
紙を挿入しなおして留めなおすという大変な手間がかか
る。そこで、本発明では、比較的手間のかからない非ス
テープルモードでは転写紙を同一排紙トレイに継続排紙
する一方、ステープルモード時にのみ機内残留転写紙の
排紙先を他の排紙トレイに変更することで、最低限の転
写紙の無駄を発生させるだけで、操作性を向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1は本発明を適用する
画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置1
は、画像形成装置本体2と、画像形成装置本体2の排紙
部側の側面に連設された後処理装置100、とを備えて
いる。画像形成装置本体2上には、コンタクトガラスC
G上に原稿を給送する自動原稿給紙装置3が搭載されて
いる。画像形成装置本体2は、読取光学系(読取ユニッ
ト)10、書込光学系(書込ユニット)20、画像形成
部30、給紙部40、画像形成部30の下流側に配置さ
れて画像形成済み転写紙を排紙部51に搬送する排紙経
路50とを備えている。画像形成部30は、静電潜像を
担持する感光体ドラム(像担持体)31、感光体ドラム
31を一様に帯電する図示しない帯電部、書込光学系1
0からの光画像情報の露光によって感光体ドラム31上
に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する現像
部32、トナー像を転写紙上に転写する転写部33、転
写紙上のトナー像を定着させる定着部34を備えてい
る。給紙部40は、転写紙Pを収容した複数の給紙トレ
イ41a〜c、給紙トレイ内の転写紙を画像形成部30
の転写位置に給紙搬送する給紙搬送機構42を備える。
給紙搬送機構42は、いずれかの給紙トレイ41内の転
写紙Pを取り出す給紙コロ等の給紙ユニット43a〜
c、給紙ユニット43a〜cから給送された転写紙を画
像形成部30へ搬送する縦搬送経路44、レジストロー
ラ45等を有している。いずれかの給紙トレイ41a〜
cから給紙され、搬送経路44を経て画像形成部30に
給紙された転写紙Pは転写部33が位置する転写位置に
おいて感光体ドラム31上のトナー像の転写を受け、次
いで定着部34にて定着されることにより画像形成を完
了する。定着を受けた転写紙は、排紙経路50を経て排
紙部51へ排出される。排紙部51には、後処理装置1
00が接続されているため、後処理装置100内に導入
されて所要の後処理を受けるか、或いはストレートに後
処理装置外へ排出される。
【0008】次に、図2は操作部60を示した図であ
る。操作部60には、液晶タッチパネル61、テンキー
62、クリア/ストップキー63、プリントキー64、
モードクリアキー65があり、液晶タッチパネル61に
は、機能キー67、部数、及び画像形成装置の状態を示
すメッセージなどが表示される。図3は操作部60の液
晶タッチパネル61の表示の一例を示した図である。オ
ペレータが液晶タッチパネル61に表示されたキーにタ
ッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転
する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合
(例えば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチする
ことで、詳細機能の設定画面が表示される。このよう
に、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用している
為、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可
能である。図3において左上は、「コピーできます」、
「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセー
ジエリア、その右は、セットした枚数を表示するコピー
枚数表示部、その下はステープル綴じ位置を設定するキ
ー、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定す
るソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指
定するスタックキー、拡大/縮小倍率をセットする変倍
キー、両面モードを設定する両面キー、合紙モードを選
択する合紙キーである。選択されているモードはキーが
網掛け表示されている。
【0009】上記の如き画像形成装置本体2における画
像形成動作は次の通りである。即ち、自動原稿給紙装置
3の原稿台5上に画像面を上向きにして置かれた原稿束
Dは、操作部60上のスタートキー64が押下される
と、一番上の原稿から給送される。給送された原稿は原
稿読み取り位置6で読み取りが行われる。各給紙トレイ
41a〜c内に積載された転写紙Pは、対応する給紙ユ
ニット43a〜cによって給紙され、縦搬送経路44に
よってレジストローラ45に突き当てられる。その後、
感光体ドラム31への画像書き込みタイミングをとって
レジストローラ45を回転させて転写紙を感光体ドラム
31周面の転写位置まで搬送する。読取光学系10にて
読み込まれた画像データは、書込光学系20からのレー
ザーによって感光体ドラム31上に書き込まれ、現像部
32を通過することによってトナー像が形成される。そ
して、転写紙Pは感光体ドラム31の回転と等速で搬送
ベルト33aによって搬送されながら、感光体ドラム3
1上のトナー像が転写される。その後、定着部34にて
画像を定着させ、後処理装置100へと搬送される。こ
の実施形態に係る後処理装置100は、画像形成装置本
体2から排紙された転写紙を受入れて搬送する排紙後経
路101と、ステープル装置102と、排紙部51から
排紙された転写紙Pの排紙後経路101に合紙を給紙搬
送する合紙インサータ120と、下段排紙トレイ13
0、及び上段排紙トレイ131を備えている。後処理装
置100内に入った転写紙は分岐爪105、106の切
替作用により、何れかの排紙トレイ130、131、或
いはステープル台108に排紙される。ステープル装置
102は、排紙後経路101に沿って配置され図示しな
いソレノイドによって回動する分岐爪105、106、
分岐爪106との協働により転写紙等をステープル台へ
導く分岐経路107、ステープルする転写紙等を積層す
るステープル台108、ステープル針によって転写紙束
を綴じるステープラ109等を備え、ステープル台10
8上に所要枚数の転写紙を積層した状態でステープラ1
09によってステープルを行い、ステープル済みの転写
紙束は上向き搬送して機外に排出し下段排紙トレイ13
0上に排紙する。
【0010】合紙インサータ120は、合紙IPをセッ
トする合紙台121と、合紙台121上の合紙束から一
枚ずつ合紙を取り出して給紙搬送する合紙給紙部122
及び合紙搬送経路123(搬送コロを含む)を有する。
合紙搬送経路123は、排紙後経路101と合流してい
る。この合流位置Aの下流側には転写紙等の排紙先を下
段排紙トレイ130又は上段排紙トレイ131(分岐経
路124)へ切り替えるための分岐部Bが有り、この分
岐部Bには分岐爪105が配置されている。合紙給紙部
122は、給紙及び分離用のコロ122aを備え、合紙
搬送経路123には搬送コロ123aが配置され、夫々
図示しないモータからの駆動力によって回転駆動され
る。合紙インサータ120から合紙IPを転写紙の前後
に挿入する場合、即ち、画像形成装置本体2の給紙部4
0から給紙したある転写紙の前に合紙を挿入する場合、
その挿入枚数に応じて先に搬送した転写紙との紙間を空
け、後処理装置100へと送りこむ。合紙台121に積
載された合紙IPは給紙すると合流点Aの手前で待機さ
せ転写紙間に挿入させる。このように合紙IPを排紙後
経路101に供給して転写紙間に挿入する場合には、予
め画像形成装置本体2から排紙されてくる転写紙間に合
紙挿入用の通紙間隔を開けた状態で排紙が行われる。従
って、合紙給紙部122での不送り、或いは合紙搬送経
路123におけるジャム等によって、所定のタイミング
で排紙後経路101内に合紙が搬送されてこない場合
に、そのまま画像形成装置本体2側で画像形成、転写紙
排紙を連続して行うと、合紙不挿入が発生した頁以降、
合紙が挿入されていない状態で排紙トレイ上に転写紙が
順次排出されることとなる。ジョブ実行中に合紙が挿入
されていないことにオペレータが気付かずにジョブが完
了した場合、ジョブ終了後に気付けば所要箇所に合紙を
挿入作業を手作業で実施できるが、未挿入箇所が不明で
あったり、挿入すべき箇所が多数ある場合には極めて煩
雑な作業となり、新たにジョブをやり直さざるを得ない
事態も発生し得る。また、合紙を挿入した転写紙束にス
テープルを施すモードにてジョブが完了した場合に、ス
テープル後に合紙が挿入されていないことに気付いたと
すれば、その後の合紙挿入作業はさらに厄介な作業とな
ることが明らかである。また、インサータ120から合
紙が挿入されない時に一律に画像形成装置本体の稼働を
強制停止させるとすれば、オペレータの意図に反した結
果、例えば全てのジョブを終了させてから不挿入箇所に
手差しで合紙を挿入できなくなる不具合をもたらすばか
りでなく、機内に残った転写紙が無駄となる。また、機
内のジャム処理が必要となり、生産性が低下する結果と
なる。
【0011】上記の如き不具合を解消するために本発明
の各請求項に対応する実施形態では、画像形成装置本体
2、合紙インサータ120を含む後処理装置100を、
夫々次のように制御する様にしている。なお、本発明の
各実施形態では、図4に示すように、原稿2枚を用い、
各原稿画像をコピーした転写紙のページ間に合紙を1枚
挿入したものをコピー1部の出力とするようなモードの
設定を例に説明する。まず、請求項1に係る発明では、
図示しない制御部は、画像形成装置本体2側における画
像形成動作中に、合紙給紙部122での不送りや、合紙
搬送経路123内でのジャム発生等に起因して、合紙イ
ンサータ120から転写紙P間に挿入されるべき合紙I
Pの挿入が行われない場合に、既に給紙部40から給紙
された転写紙が画像形成装置本体2内に残っている場合
には、当該転写紙に対して画像形成動作を行い、挿入さ
れなかった合紙以後の転写紙の排紙が完了したときは、
合紙が挿入されなかった旨を液晶タッチパネル61上に
表示して、その旨をオペレータに報知する(図6)。
尚、報知方法としては、音声による警告であってもよ
い。また、請求項2に係る発明では、図示しない制御部
は、合紙インサータ120から転写紙間に挿入されるべ
き合紙の挿入が行われない場合には、既に給紙部40か
ら給紙された転写紙が機内にある場合には当該転写紙に
対して画像形成動作を行い、挿入されなかった合紙以後
の転写紙の排紙が完了したときは、合紙が挿入されなか
ったページが何れのページであるかを液晶タッチパネル
61に表示する等の方法によって、オペレータに報知す
る(図7)。
【0012】これを詳述すると、まず、図4に示したモ
ードにおいて3部出力する設定にてプリントキー64を
押すことにより開始された画像形成動作中に、合紙の2
枚目が不送りまたは合紙搬送経路123内での紙詰まり
(以降、合紙のジャム、という)を起した場合、従来は
その後に続く転写紙も機内に残して停止するのが一般的
である。ところが、その場合ユーザは機内に残った転写
紙を探し取り除くという面倒な操作を必要とする。そこ
で本実施形態では給紙が既に始まっていた転写紙につい
てはそのまま機外に排紙し、ユーザのジャム処理の手間
を軽減する。さらに排紙トレイ上の積層順序を示す図5
のように、合紙が挿入されていない場合には、部として
は不完全な状態になるため、合紙が挿入されていない旨
(図6)と、どの部分に不挿入が発生しているか(図
7)等を警告表示することで、ユーザが後から挿入して
いない合紙を付け足して完全な部を作る際に便ならしめ
るようにしている。即ち、図6及び図7は、合紙がジャ
ムになった時の画面表示例を表しており、図6では最下
段に「合紙が挿入できていません」と警告表示を出し、
図7では、「3ページ前の合紙が挿入できていません」
とどこのページで合紙が不挿入になっているかを表示す
る。表示内容としては、複数箇所表示や、挿入に失敗し
た合紙枚数まで表示することも可能である。例えば、図
6の表示を見たオペレータは、合紙が挿入されていない
ことを知り、その後の処理を考えることができる。即
ち、合紙インサータ120を復旧させてから、挿入され
なかった合紙の給紙と、それ以降の画像形成を再開して
もよいし、既に排紙された機内残留転写紙に続く画像形
成を再開させてもよい。更に、合紙インサータを復旧さ
せずにそのまま全てのジョブを完了させるために画像形
成を再開させてもよい。この場合には、手作業により不
挿入合紙を差し込む作業が必要となる。いずれにしても
オペレータは、装置本体内のジャム処理を行う必要がな
いため、操作性が向上する。また、図7の表示内容によ
って合紙の不挿入箇所を報知することにより、オペレー
タが再開した画像形成により全ジョブが完了した時に、
不挿入箇所を容易に特定することができるので、手作業
による挿入作業が容易となる。上記何れの実施形態にお
いても、機内に残留していた給紙済み転写紙に対して画
像形成処理を行って排紙した後で、合紙インサータを復
旧させた上で、残りの画像形成作業を継続し、全てのジ
ョブを終了した後で、表示された警告、或いはガイド内
容に従って、不挿入の合紙を差し込む作業を行うことと
なる。
【0013】次に、請求項3に対応する実施形態につい
て説明する。この実施形態においては、合紙インサータ
120から転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行わ
れない場合に、既に給紙部40から給紙された転写紙が
画像形成装置本体2内に残っている場合には、当該転写
紙に対して画像形成動作を行い、挿入されなかった合紙
以後の給紙済み転写紙を画像形成装置本体2から排紙完
了したときは、画像形成動作を継続するか中止するかを
オペレータが選択できるようにした点が特徴的である。
即ち、合紙インサータ120内で合紙がジャム等にな
り、図5に示した順序で排紙トレイ上に積載された状態
で画像形成動作が継続した場合、挿入できなかった合紙
はユーザが後で付け足す必要がある。この例のように合
紙1枚を付け足すだけならそのまま作業を継続した方が
操作が楽となる。しかし、合紙の挿入枚数、挿入パター
ンが複雑なために、後からの合紙挿入作業が却って煩雑
化する場合には、ユーザにとっては、残留転写紙の排紙
後に、画像形成動作を一旦中止して、合紙ジャム処理等
を行って合紙インサータを復旧させた上で、排紙トレイ
上に既に排紙された残留転写紙の直後のページからの画
像形成処理(或いは、合紙挿入)を行った方が楽な場合
もある。そこで、本実施形態では、図8に示したタッチ
パネル61の表示内容のように、継続か、或いは中止し
復旧してからの再開かをユーザが選択できるようにし
た。上記各実施形態では、合紙のジャムが発生したとき
にそれ以降の機内に残った転写紙を画像形成して排紙
し、ジャム解除後にまたその続きからリカバリする方式
であった。この際、合紙が抜けた状況が複雑な場合に
は、ユーザが後から合紙を付け足すのに多大な手間を要
する場合がある。そこで、請求項4から請求項6の発明
においては、合紙インサータを復旧させた上で、挿入し
ていない合紙からリカバリすることにより、不完全な部
を無くするようにしている。
【0014】即ち、請求項4の発明では、図示しない制
御部は、不給紙、或いはジャム等によって、合紙インサ
ータ120から転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が
行われない場合に、既に給紙部40から給紙された転写
紙が画像形成装置本体2内にある場合には、挿入されな
かった合紙以後の機内の転写紙に画像形成を行わずに白
紙で排紙するようにしている。即ち、合紙インサータ1
20内における合紙のジャム等により挿入されるべき合
紙が転写紙間に挿入されなかった場合、不挿入合紙以降
の転写紙を画像形成装置本体2からそのまま排紙した後
で、合紙インサータ120を復旧させた上で、不挿入合
紙の部分からリカバリしてコピーし直すとすると、重複
して画像形成して排紙される転写紙が発生する。このた
め、排紙された転写紙束中から、ユーザが重複した転写
紙部分を探して取り除くのに手間がかかる。さらに、転
写紙1枚毎に課金されるようなシステムにおいては、重
複した転写紙の両方が課金されてしまうとユーザが不利
益を被るし、逆に重複した最初の転写紙に対して課金し
ないよう制御すると、ユーザがその時点で中断すること
により課金されていない転写紙をただ取りできることに
なる。そこで、本実施形態では、挿入すべき合紙がジャ
ム等によって挿入されない場合には、それ以降の機内の
転写紙に画像形成を行わずに、白紙で排紙することによ
ってユーザがその白紙を見分けて取り除き易くするとと
もに、重複した最初の転写紙に課金しないように制御し
たとしても、排紙されてくる転写紙は白紙であるために
ただ取りできなくなる。また、合紙インサータ普及後の
画像形成再開においては、挿入されなかった合紙の挿入
作業から再開することとなるが、排紙されてくる転写紙
のページ内容が既排紙の転写紙内容とダブりを起こすこ
とがなくなる。
【0015】次に、請求項5に係る発明では、図示しな
い制御部は、合紙インサータ120から転写紙間に挿入
されるべき合紙の挿入が行われない場合に、既に画像形
成が終了している転写紙が画像形成装置本体2内にある
場合には、該転写紙を機内に残したまま画像形成装置の
稼働を停止するようにしている。即ち、転写部33から
排紙部51までの搬送経路長によっては、合紙ジャムが
発生した時点で、それに続く転写紙がすでに転写、定着
を受け終わっている場合がある。その場合、画像形成済
みの転写紙をそのまま排紙すると、上記課金の問題(画
像形成済み転写紙のただ取り)が発生する。即ち、画像
形成済みの転写紙を排紙完了し、合紙インサータを復旧
させた後で、挿入しなかった合紙からリカバリを開始
し、画像形成を再開すると、既に機外に排紙された機内
残留転写紙と、リカバリ後に画像形成された転写紙との
間でダブりが発生し、ダブった部分の転写紙については
利用者にただ取りされることとなる。そこで、本実施形
態では、画像形成装置本体の稼働を停止させ、強制的に
ジャムを発生させて、機内に残った転写紙がオペレータ
に入手されないようにしている。装置本体内のジャム処
理を終了し、且つ合紙インサータを復旧させた後におい
ては、不挿入の合紙の挿入作業から画像形成処理を再開
する。一般的には、書込光学系20を構成する図示しな
いレーザダイオードによる感光体ドラム31への潜像の
書き込みを中断することで、転写紙上への画像形成を中
止することができるが、トナー像の転写、定着を受けた
転写紙が機内にある場合には、画像形成装置本体の稼働
を停止することにより画像形成動作を中止し、ジャムを
発生させることができる。従って、画像形成装置本体を
停止してジャムを発生させることにより、ジャム処理に
よって取り出した画像形成済みの転写紙を、オペレータ
が入手できないようにすることができる。
【0016】次に、請求項6の発明では、制御部は、合
紙インサータ120から転写紙間に挿入されるべき合紙
の挿入が行われない場合に、挿入されなかった合紙以後
の転写紙が画像形成装置本体2内にある場合には、当該
転写紙をそれまで使用していた排紙トレイとは別の排紙
トレイに排紙するように制御する。即ち、請求項4の発
明では、白紙排紙することで後からユーザが白紙を取り
除くことを容易化したが、本発明では、更に合紙のジャ
ムが発生した場合に、それに続く残留転写紙をそれ以前
に使用していた排紙トレイとは別の排紙トレイに出力す
ることで、残留転写紙をそれ以前の転写紙と物理的に区
別し、ユーザが転写紙を取り除く作業さえも不要にして
いる。また、その後のリカバリにおいては、元の排紙ト
レイ上に、挿入しなかった合紙から順次排紙を開始する
ようにすれば、元の排紙トレイ上に、全ての転写紙と合
紙が所定の順序で連続積層された出力を得ることが可能
となる。
【0017】次に、請求項7の発明は、合紙と転写紙と
をステープルする後処理装置100(ステープラ10
2)を備えた画像形成装置1に関するものであり、合紙
インサータ120から転写紙間に挿入されるべき合紙の
挿入が行われない場合に、既に給紙部40から給紙され
た転写紙が機内に残留している場合には、合紙と転写紙
とをステープルするモードにおいてのみ、残留転写紙を
それまで使用していた排紙トレイとは別の排紙トレイに
排紙するように制御する。即ち、請求項1から請求項3
に記載の各制御方式では、機内に残った転写紙に正常な
画像形成処理を施してから全て排紙するため、転写紙が
無駄にはならないが、後からユーザが合紙を挿入しなけ
ればならない不便さがある。また、請求項4から請求項
6に記載の各制御方式では、残留した転写紙を使用しな
いことを前提としているため、オペレータが後から手作
業で合紙を挿入する手間がなくなるが、無駄になる転写
紙が発生する。そこで、請求項7の発明では、ステープ
ルを施した転写紙束に対して後から合紙を挿入すること
ができないステープルモード時のみ、ジャムになった合
紙以降の転写紙をステープルせずに別トレイに排紙する
ことで、ステープルを行うことによって無駄になる転写
紙が発生する機会を極力減らし、尚且つ不完全な状態で
ステープルされた転写紙束が出力される不具合を防止し
ている。次に、図9乃至図15は、請求項4から請求項
7における各制御方法を実現するための制御手順を示す
フローチャートである。即ち、図9から図12は、画像
形成装置本体内のそれぞれの転写紙を管理する転写紙管
理制御部における、合紙ジャム時の制御手順のみを抽出
したフローチャートである。図13は、各転写紙に画像
を形成するためにレーザダイオードで感光体ドラムに静
電潜像を書き込む書き込み制御手順のフローチャートで
ある。図14は、1枚の転写紙の給紙から排紙までの紙
搬送制御手順を示すフローチャートである。図15は、
転写紙搬送制御中の排紙制御手順を示すフローチャート
である。
【0018】まず、図9、図13により請求項4の発明
に係る実施形態の制御手順例を説明する。まず、ステッ
プ1において合紙ジャムが発生した場合には、ステップ
2において機内に転写紙があるか否かをチェックする。
機内に転写紙がある場合には、機内の搬送経路上の最下
流に位置する転写紙から順番に、ジャムになった合紙以
降に排紙する転写紙であるか否かをチェックする(ステ
ップ3、4)。機内に残った転写紙中に、ジャムになっ
た合紙以降に排紙する転写紙があれば、書込光学系20
による書き込み作業の中断要求を書き込み制御部に発行
する(ステップ5、6)。この結果、機内の転写紙に対
しては新たな画像形成処理は行われず、この白紙転写紙
は機外に排出される。次の転写紙がなければ、フローを
終了し、次の転写紙がある場合には次の転写紙について
再びステップ4以降のチェック作業を行う。これを機内
に残った転写紙分繰り返す。従って、挿入すべきであっ
た合紙以降の残留転写紙には画像形成が行われずに、機
外に排紙(白紙排紙)される。次に、図13に基づい
て、書込み制御手順について説明すると、まずステップ
11において転写紙管理制御部から書き込み中断要求が
あるかどうかチェックし、中断要求があれば転写紙搬送
制御部に転写紙のレジストスタート要求を発行し終了す
る(ステップ19、20)。この場合、感光体ドラム上
に静電潜像の書き込みが行われていないので画像形成は
行われずに白紙排紙することになる。ステップ11にお
いて書き込み中断要求がなければ、ステップ12に進ん
でLDによって感光体ドラム31上に静電潜像の書き込
みを開始する。その後、やはり中断要求があれば(ステ
ップ13 No)、転写紙搬送制御部に転写紙のレジス
トスタート要求を発行し、書き込みの中断を行って終了
する(ステップ19、20)。この場合、書き込みが途
中で途切れた画像となる。ステップ13において、中断
要求が無ければ、所定時間経過後に転写紙のレジストス
タート要求を発行する(ステップ14、15)。この所
定時間とは、感光体上の画像先端を転写紙の先端に合わ
せて転写を実行するためのタイミングを計る時間にな
る。その後、転写紙に相当する画像サイズ分の書き込み
を行うと終了する。なお、ステップ15以降に中断要求
があれば書き込みを中断終了する(ステップ20)。
【0019】次に、図10、図14により、請求項5の
発明に係る実施形態の制御手順例を説明する。図10の
ステップ31〜ステップ36までは、図9のステップ1
〜ステップ6と同じであり、ジャムになった合紙以降に
排紙する転写紙が、書き込み前かまたは書き込み中かを
判断して書き込み制御部に書き込み中断要求を発行す
る。このフローの特徴的な部分は、ステップ35におい
て、機内に残留した転写紙に対して画像書込(転写)前
又は書込(転写)中でない場合、即ち画像形成を完了し
た転写紙がある場合には、転写紙搬送制御に機械停止要
求を発行する(ステップ39、40)。このため、強制
的なジャムが発生する。次に、図14に基づいて図10
のフローに係わる転写紙搬送制御手順を説明すると、ま
ず給紙制御部で給紙トレイから転写紙の給紙搬送を行う
(ステップ41)。この間も、転写紙管理制御からの機
械停止要求があると中断し機械を停止する。この給紙制
御内で中断が発生すると転写紙搬送制御も終了する(ス
テップ42、Yes)。中断しない場合、転写紙はレジ
スト位置で停止し、書き込み制御部からのレジストスタ
ート要求待ちとなる(ステップ42、43)。書込み制
御部からのレジストスタート要求があったときに転写紙
は進行を開始し、画像転写制御では、転写位置で転写紙
に対して画像の転写制御を行う(ステップ44)。な
お、この間も中断要求が有ると終了する(ステップ4
5)。転写制御では、排紙制御部で排紙先を切り替えて
排紙動作を行い終了する(ステップ46)。図11、図
15により請求項6の発明に係る実施形態例の制御手順
を説明する。図11のステップ51〜54は、図9、図
10の対応するステップと同様であり、ジャムになった
合紙以降に排紙する転写紙が有るかどうか判断する。図
11のフローでは、該転写紙が見つかった場合に、排紙
制御部に排紙先変更要求を発行する(ステップ55〜5
7)。従って、それまで使用していた給紙トレイ以外の
給紙トレイに排紙されることとなる。
【0020】図15は、図11のフローに係わる排紙制
御手順を示しており、排紙制御部は、転写紙管理制御か
ら排紙先変更要求を受けている場合には(ステップ61
Yes)、それまでに指示された排紙トレイとは別ト
レイに排紙先を指示し直す(ステップ62、63、6
7)。指示された新たな排紙トレイに転写紙を排紙する
ように、搬送路分岐制御部では分岐爪105を作動させ
る図示しないソレノイドの制御を行って排紙先を切り替
える(ステップ64)。その後、排紙が完了するまで搬
送制御を行い、当該転写紙を正常排紙するか、或いは機
械停止等でジャムが発生すれば処理を終了する(ステッ
プ65、66)。次に、図12に基づいて、請求項7の
発明に係る実施形態例の制御手順について説明する。図
12では、合紙ジャムが発生した場合に、機内に転写紙
が存在すれば(ステップ71、72、共にYes)、ス
テープルモードかどうかを判断する(ステップ73)。
ステープルモードであれば、それ以降、図11のステッ
プ54〜57と同様の排紙先切り替え制御を行い(ステ
ップ74〜78)。ステップ73において、ステープル
モードでなければ、何もせず給紙後の転写紙に対して画
像形成動作を実行する。なお、請求項1乃至請求項6に
対応する実施形態は、全て画像形成装置本体2の排紙部
よりも下流側に合紙インサータ120を配置した構成を
前提としており、ステープル機能を備えた後処理装置の
有無は関係ない。請求項7においてのみ、ステープル機
能を備えた後処理装置の存在が係わってくる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像形成
装置に装備された合紙インサータからの合紙給紙時に不
送りや紙詰まりが発生して画像形成装置本体から連続排
紙されてくる転写紙間の所定箇所に合紙の挿入が行われ
ない事態が発生したとしても、直ちには画像形成装置本
体を停止させずに、ユーザができるだけジャム紙の処理
をしなくて済むように、画像形成装置本体内の転写紙を
排紙させる等の適切な処理を行うことで、ユーザの操作
性を高め、且つその後のリカバリ動作を効率化、正確化
する。即ち、請求項1の発明によれば、合紙が給送され
ない事態が発生した後、機内に残留した給紙済み転写紙
に対して画像形成処理を行った上で、全て機外に排紙す
るようにしたので、画像形成装置本体内でのユーザのジ
ャム処理が不要となり、さらに警告表示により合紙挿入
忘れが防止できる。請求項2の発明によれば、合紙のジ
ャムが発生した後、ユーザのジャム処理が不要となり、
合紙挿入忘れを防止できるばかりでなく。さらに、排紙
された転写紙束中に合紙を挿入すべき位置が明確になる
ため挿入操作が容易になる。請求項3の発明によれば、
合紙ジャムが発生した場合に機内に残った給紙済み転写
紙を全て機外に排紙させた場合、画像形成していない頁
から画像形成動作を再開し、後から抜け落ちた合紙だけ
を挿入する処理方法と、画像形成を一旦中止し残りの部
数(ジョブ)だけを再度画像形成処理し直す方法、とを
選択できるようにし、ユーザの意思に委ねるようにし
た。
【0022】請求項4の発明は、合紙ジャム以降の転写
紙であって既に給紙されたものに対して画像形成を行わ
ずに白紙で排紙するようにしたので、ユーザは白紙を取
り除くことが容易となる。更に、白紙排紙が完了して合
紙インサータが復旧した後に、挿入されなかった合紙か
らリカバリすることにより、自動的な再挿入が可能とな
り、ユーザ操作がさらに容易になる。また、課金してい
る場合に、画像形成済みの転写紙がただ取りされる虞が
なくなる。請求項5の発明は、画像形成装置本体を強制
停止させて機内の転写紙をジャムさせることにより、当
該転写紙を利用者が入手することを阻止する。請求項6
の発明は、機内に残留していた給紙済み転写紙を、それ
までとは異なった排紙トレイに排紙するので、他の既排
紙転写紙と容易に区別することができ、白紙を選別して
除去する必要もなくすることができる。その後のリカバ
リにおいては、元の排紙トレイ上に、挿入しなかった合
紙から順次排紙を開始するようにすれば、全ての転写紙
と合紙が所定の順序で積層された出力を得ることが可能
となる。請求項7の発明では、比較的手間のかからない
非ステープルモードでは転写紙を同一排紙トレイに継続
排紙する一方、ステープルモード時にのみ機内残留転写
紙の排紙先を他の排紙トレイに変更することで、最低限
の転写紙の無駄を発生させるだけで、操作性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像形成装置の概略構成図。
【図2】操作部の構成例を示す図。
【図3】液晶パネルの一例を示す図。
【図4】合紙挿入モードにてジョブを行う場合の原稿及
び出力例を示す図。
【図5】図4の原稿を用いて行われたジョブの結果とし
て排紙トレイ上にスタックされた転写紙、合紙の状態を
示す図。
【図6】本発明の一実施形態における表示状態を示す
図。
【図7】本発明の他の実施形態における表示状態を示す
図。
【図8】本発明の他の実施形態における表示状態を示す
図。
【図9】請求項4に対応する制御方法を実現するための
制御手順例を示すフローチャート。
【図10】請求項5に対応する制御方法を実現するため
の制御手順例を示すフローチャート。
【図11】請求項6に対応する制御方法を実現するため
の制御手順例を示すフローチャート。
【図12】請求項7に対応する制御方法を実現するため
の制御手順例を示すフローチャート。
【図13】書込み制御の例を示すフローチャート。
【図14】転写紙搬送制御の例を示すフローチャート。
【図15】排紙制御の例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 画像形成装置、2 画像形成装置本体、10 読取
光学系(読取ユニット)、20 書込光学系(書込ユニッ
ト)、30 画像形成部、31 感光体ドラム、32
現像部、33 転写部、34 定着部、40 給紙部、
41a、41b、41c 給紙トレイ、42 給紙搬送
機構、43a、43b、43c 給紙ユニット、44
縦搬送経路、45 レジストローラ、50 排紙経路、
51 排紙部、60 操作部、61 液晶タッチパネ
ル、62 テンキー、63 クリア/ストップキー、6
4 プリントキー、65 モードクリアキー、67 機
能キー、100 後処理装置、101 排紙後経路、1
02 ステープル装置、105、106 切替爪、10
7 分岐経路、108 ステープル台、109 ステー
プラ、120 合紙インサータ、121 合紙台、12
2 合紙給紙部、123合紙搬送経路、124 分岐経
路、130 下段排紙トレイ、131 上段排紙トレ
イ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙上に画像を形成する画像形成部、
    該画像形成部に転写紙を給紙する給紙部、及び該画像形
    成部よりも下流側に配置されて画像形成済み転写紙を機
    外に排紙する排紙部を備えた画像形成装置本体と、前記
    画像形成装置本体の排紙部から排紙された転写紙の排紙
    後経路に合紙を給紙搬送する合紙インサータと、これら
    を制御する制御部と、を備えた画像形成装置において、 前記制御部は、画像形成動作中に、合紙インサータから
    転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合
    に、既に給紙部から給紙された転写紙が画像形成装置本
    体内に残留している場合には当該転写紙に対して画像形
    成処理を行い、挿入されなかった合紙以後の転写紙の排
    紙が完了したときは、合紙が挿入されなかった旨を報知
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、合紙インサータから転写
    紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合に、
    既に給紙部から給紙された転写紙が画像形成装置本体内
    に残留している場合には当該転写紙に対して画像形成処
    理を行い、挿入されなかった合紙以後の転写紙の排紙が
    完了したときは、合紙が挿入されなかった転写紙のペー
    ジ位置を報知することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、合紙インサータから転写
    紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合に、
    既に給紙部から給紙された転写紙が画像形成装置本体内
    に残留している場合には当該転写紙に対して画像形成処
    理を行い、挿入されなかった合紙以後の転写紙の排紙が
    完了したときは、合紙インサータを復旧した上で、画像
    形成動作を継続するか中止するかを選択可能にしたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記合紙インサータから
    転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合
    に、既に給紙部から給紙された転写紙が画像形成装置本
    体内に残留している場合には、挿入されなかった合紙以
    後の転写紙を白紙排紙することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記合紙インサータから
    転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合
    に、既に画像形成処理が終了している転写紙が画像形成
    装置本体内に残留している場合には、該転写紙を画像形
    成装置本体内に残したまま画像形成装置本体の稼働を停
    止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記合紙インサータから
    転写紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合
    に、挿入されなかった合紙以後の転写紙が画像形成装置
    本体内に残留している場合には、当該転写紙をそれまで
    使用していた排紙トレイとは別の排紙トレイに排紙する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記合紙と転写紙とをステープルする後
    処理装置を更に備えた画像形成装置において、 前記制御部は、前記合紙インサータから転写紙間に挿入
    されるべき合紙の挿入が行われない場合に、既に給紙部
    から給紙された転写紙が画像形成装置本体内に残留して
    いる場合には、合紙と転写紙とをステープルするモード
    においてのみ、当該転写紙をそれまで使用していた排紙
    トレイとは別の排紙トレイに排紙することを特徴とする
    請求項1乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
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