JP4583806B2 - 製本ラインの不良本排出方法及びその装置 - Google Patents
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Description
前記製本ラインが停止し、再運転した際、前記製本ラインにおける前記丁合工程終端から前記スタッカ工程に至る所定経路上に存在する残存本を含む集積本束を結束し、該製本ラインの停止要因種別に分けて前記搬送用コンベアから排出することを特徴とする製本ラインの不良本排出方法である。
製本工程の順序に従って、丁合装置、中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置、結束装置が設けられた製本ラインに、前記不良本排出装置が付設されており、前記丁合装置の終端から中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置に至る移送経路で発生した不具合による自動停止若しくは手動停止による停止信号により停止した際の不良要因を判別する不良要因種別識別手段と、
前記スタッカ装置により積み重ねられる所定集積本部数と、前記停止信号により停止した際の前記スタッカ装置に積み重ねられた停止時集積本部数と、前記移送経路上に存在する残存本部数とから不良結束本として排出される不良結束本数を算出する排出結束本数算出手段と、
再運転後、前記移送経路上に存在した残存本を含む前記スタッカ装置から搬出される集積本束が、前記結束装置にて結束され不良結束本として搬送用コンベアの所定位置に搬出されるまでの所定搬送時間から該不良結束本を検出する結束位置確認手段と、
前記結束装置から搬送される前記不良結束本を、前記不良結束本数だけ前記不良要因に基づいて、前記搬送用コンベアから排出部コンベアへ不良要因種別に分けて排出する排出手段とを有することを特徴とする製本ラインの不良本排出装置である。
前記製本ラインが停止し、再運転した際、前記製本ラインにおける前記丁合工程終端から前記スタッカ工程に至る所定経路上に存在する残存本を含む集積本束を結束し、該製本ラインの停止要因種別に分けて前記搬送用コンベアから排出することを特徴とする製本ラインの不良本排出方法であるので、製本ラインの丁合工程以降の全てを不良本として排出する必要はなく、丁合工程終端からスタッカ工程に至る搬送経路(所定経路)上に存在する残存本(不良本を含む可能性がある)を対象とすればよく、結束本を過剰に排出する必要がないし、実際の製本ラインでの不良結束本数は1又は2個程度となり、検査対象となる結束本が従来より極めて少ないし、不良要因種別に分けて排出することができるので、排出結束本の良否検査が容易なものとなる。また、不良が混入した可能性のある結束本を特定して排出されるので、排出すべく結束本を間違うことなく確実に排出し、製品には良品のみが搬出され、製本品質の信頼性が向上する利点がある。
製本工程の順序に従って、丁合装置、中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置、結束装置が設けられた製本ラインに、前記不良本排出装置が付設されており、前記丁合装置の終端から中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置に至る移送経路で発生した不具合による自動停止若しくは手動停止による停止信号により停止した際の不良要因を判別する不良要因種別識別手段と、
前記スタッカ装置により積み重ねられる所定集積本部数と、前記停止信号により停止した際の前記スタッカ装置に積み重ねられた停止時集積本部数と、前記移送経路上に存在する残存本部数とから不良結束本として排出される不良結束本数を算出する排出結束本数算出手段と、
再運転後、前記移送経路上に存在した残存本を含む前記スタッカ装置から搬出される集積本束が、前記結束装置にて結束され不良結束本として搬送用コンベアの所定位置に搬出されるまでの所定搬送時間から該不良結束本を検出する結束位置確認手段と、
前記結束装置から搬送される前記不良結束本を、前記不良結束本数だけ前記不良要因に基づいて、前記搬送用コンベアから排出部コンベアへ不良要因種別に分けて排出する排出手段とを有することを特徴とする製本ラインの不良本排出装置であるので、排出結束本数算出手段より排出すべき結束本数が明らかになり、その不良が混入する可能性のある結束本を結束位置確認手段により追跡することができ、特定した不良結束本を確実に排出することができる。また、製本ラインの停止が数回連続したとしても、その都度上記手段による排出結束本数が算出されるので、過剰に結束本を排出されることがなく、良否検査が容易なものとなり、製本コストを抑制することができる利点がある。
1a 結束位置確認手段
1b 排出結束本数算出手段
1c 不良要因種別識別手段
1d 不良結束本排出信号送出手段
1e 満杯検出手段
2 中綴じ装置
3 断裁装置
4,6,7,9 搬送用コンベア
5 スタッカ装置
5a スタックカウントセンサ
8 結束装置
10 排出プッシャ装置
11 排出部コンベア
12 製本機制御装置
13 制御装置
14 タッチパネル
15 プリンタ
16〜18 結束位置確認センサ
19〜21 排出位置振分け用センサ
22 結束満杯検出センサ
23 警報装置
Claims (9)
- 製本ラインにおける丁合、中綴じ、断裁、スタッカ、及び結束の各工程を順次経て結束本とし、該結束工程の搬送用コンベアから該結束本を搬出するとともに該搬送用コンベアから不良結束本を排出する不良本排出方法であって、
前記製本ラインが停止し、再運転した際、前記製本ラインにおける前記丁合工程終端から前記スタッカ工程に至る所定経路上に存在する残存本を含む集積本束を結束し、該製本ラインの停止要因種別に分けて前記搬送用コンベアから排出することを特徴とする製本ラインの不良本排出方法。 - 前記製本ラインの再運転時、前記スタッカ工程にて積み重ねられる所定集積本部数と、該スタッカ工程の運転停止時に積み重ねられている停止時集積本部数と、前記所定経路上に存在する残存本部数とから排出結束本数を求めることを特徴とする請求項1に記載の製本ラインの不良本排出方法。
- 前記スタッカ工程から搬出される残存本を含む集積本束が、該スタッカ工程から前記結束工程の搬出側所定位置に所定搬送時間内に搬送された結束本を、前記搬送用コンべアから排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の製本ラインの不良本排出方法。
- 前記停止要因を停止発生日時及び停止種別と、前記不良結束本数と、停止時の生産カウント数とを記録し印字することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の製本ラインの不良本排出方法。
- 製本ラインにおいて不良本を排出する不良本排出装置において、
製本工程の順序に従って、丁合装置、中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置、結束装置が設けられた製本ラインに、前記不良本排出装置が付設され、前記ラインが停止した際に所定経路上に存在した残存本が含まれる不良結束本の排出結束本数を求める算出手段と、前記所定経路を通過するのに要する所定搬送時間を計時する計時手段と、該計時手段による所定搬送時間が経過し、該不良結束本が搬送用コンベアの所定位置に到来したことを検知して、前記搬送用コンベアから排出部コンベアへ不良要因種別毎に分けて排出する排出手段とを備えたことを特徴とする製本ラインの不良本排出装置。 - 製本ラインにおいて不良本を排出する不良本排出装置において、
製本工程の順序に従って、丁合装置、中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置、結束装置が設けられた製本ラインに、前記不良本排出装置が付設されており、前記丁合装置の終端から中綴じ装置、断裁装置、スタッカ装置に至る移送経路で発生した不具合による自動停止若しくは手動停止による停止信号により停止した際の不良要因を判別する不良要因種別識別手段と、
前記スタッカ装置により積み重ねられる所定集積本部数と、前記停止信号により停止した際の前記スタッカ装置に積み重ねられた停止時集積本部数と、前記移送経路上に存在する残存本部数とから不良結束本として排出される不良結束本数を算出する排出結束本数算出手段と、
再運転後、前記移送経路上に存在した残存本を含む前記スタッカ装置から搬出される集積本束が、前記結束装置にて結束され不良結束本として搬送用コンベアの所定位置に搬出されるまでの所定搬送時間から該不良結束本を検出する結束位置確認手段と、
前記結束装置から搬送される前記不良結束本を、前記不良結束本数だけ前記不良要因に基づいて、前記搬送用コンベアから排出部コンベアへ不良要因種別に分けて排出する排出手段とを有することを特徴とする製本ラインの不良本排出装置。 - 前記結束位置確認手段は、前記スタッカ装置の搬出口側、結束装置の搬入口側、及び排出部手前に設けた通過検出手段からの検出信号と、計時手段による所定搬送時間とによって、結束本の位置を確認することを特徴とする請求項6に記載の製本ラインの不良本排出装置。
- 前記排出手段が、前記不良要因種別に基づいて、不良結束本を動作タイミングを変えて前記排出部コンベアに送り出す排出プッシャ装置を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の製本ラインの不良本排出装置。
- 前記自動停止若しくは手動停止による停止信号による不良要因を、停止発生日時及び停止種別と、不良結束本数と、停止時の生産カウント数とともに記録し印字することを特徴とする請求項6,7又は8に記載の製本ラインの不良本排出装置。
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