JP2003278893A - 車輌用エンジン - Google Patents

車輌用エンジン

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JP2003278893A
JP2003278893A JP2002083254A JP2002083254A JP2003278893A JP 2003278893 A JP2003278893 A JP 2003278893A JP 2002083254 A JP2002083254 A JP 2002083254A JP 2002083254 A JP2002083254 A JP 2002083254A JP 2003278893 A JP2003278893 A JP 2003278893A
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chamber
shaft
idle gear
mission
reverse idle
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Application number
JP2002083254A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kawamoto
裕一 河本
Shinji Shudo
伸二 首藤
Takahito Takano
恭人 高野
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後進用ギヤ列を有する車輌用エンジンにおい
て、ミッション室及びエンジンの寸法のコンパクト化及
び軽量化を図ることである。 【解決手段】 クランクケース20内の後部にミッショ
ン室52を備え、クランクケース20のクランク軸芯方
向の両端にジェネレータ室58とクラッチ室59を設
け、ミッション室52内には後進用ギヤ列を有する変速
ギヤ機構を収納している。ミッション室52はクランク
室51よりもクランク軸芯方向の一方側に張り出し、該
ミッション室52の張出部分に後進アイドルギヤ90を
配置し、ミッション室52とジェネレータ室58との隔
壁部分に形成されたギヤ挿通孔69を通して、後進アイ
ドルギヤ90をジェネレータ室58に張り出している。
後進アイドルギヤ軸44は、ミッション室左端壁53a
と該端壁53aに固定された軸支持部座66により、両
持ち支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、騎乗型の不整地
走行用四輪車又は自動二輪車等の車輌に備えられるエン
ジンに関し、特に、後進用ギヤ列を有する車輌用エンジ
ンのミッションに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、後進用ギヤ列を有する従来の
不整地走行車用エンジンのミッションを示しており、ミ
ッション室201内に配置された後進アイドルギヤ軸2
02はクランクケース203の左右幅全幅に亘り、ミッ
ション室201の左右端壁204a,204bに軸受2
05を介して回転可能に支持されている。後進アイドル
ギヤ軸202の左端部には小径の後進アイドルギヤ21
0が設けられ、右端部には大径の後進アイドルギヤ21
1が設けられ、大径の後進アイドルギヤ211は変速入
力軸212のローギヤ215に噛み合い、小径の後進ア
イドルギヤ210は変速出力軸213の後進ギヤ216
に噛み合っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10の構造では、後
進アイドルギヤ軸202をミッション室201の左右端
壁204a,204bに亘って支持し、その左右両端部
に2個の後進アイドルギヤ210,211を備え、変速
入力軸212のローギヤ215を軸芯方向に長く形成し
て上記大径の後進アイドルギヤ211に噛み合わせてい
るため、後進アイドルギヤ軸202が不必要に長くな
り、重量増加を招く。また、両後進アイドルギヤ21
0,211を左右の軸受205,205にそれぞれ接近
配置して、曲げモーメントによる振動発生を防止しよう
としても、後進アイドルギヤ軸202自体が長いため、
ギヤ騒音の原因になる。
【0004】一方、後進アイドルギヤ軸202の軸長さ
を短くしようとすれば、必然的に左右のクランクケース
部材204a,204bの中央部に後進アイドルギヤ2
10,211を配置することになるが、それにより各変
速軸212,213に設けられるミッションギヤ列が制
約を受け、ミッションギヤ配列のコンパクト化を阻害す
ることになる。
【0005】上記のように2つの後進アイドルギヤを備
えた構造に対し、たとえば実公昭64−3872号公報
に記載されているように、後進アイドルギヤを1つだけ
備えたミッションがあり、上記公報の後進アイドルギヤ
は、たとえばクランクケースの左右端壁に支持されたシ
フトカム軸に回転自在に支承されている。
【0006】しかしながら、後進アイドルギヤが一個の
場合には、2個の場合に比べると減速比が制限され、減
速比を大きく取ることが困難になる。無理に減速比を大
きくしようとすれば、後進アイドルギヤの径が大きくな
り過ぎ、ミッションが無駄に大型化してしまう。
【0007】
【発明の目的】本願発明は上記課題に鑑みて為されたも
のであり、その目的は、1個の後進アイドルギヤを有す
るミッションを備えた車輌用エンジンにおいて、エンジ
ンの外郭形状、後進アイドルギヤの配置並びに後進アイ
ドルギヤ軸の支持構造を工夫することにより、ミッショ
ン及びエンジンのコンパクト化及び重量の軽減を図るこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願請求項1記載の車輌用エンジンは、クランクケー
ス内の前部にクランク室を、後部にミッション室を設
け、クランク室のクランク軸芯方向の両隣に、ジェネレ
ータを収納するカバー室とクラッチを収納するカバー室
をそれぞれ形成し、ミッション室内には後進用ギヤ列を
有する変速ギヤ機構を内蔵している車輌用エンジンにお
いて、ミッション室のクランク軸芯方向の一端壁近傍に
1個の後進アイドルギヤを配置し、該後進アイドルギヤ
の一部をカバー室内に張り出している。
【0009】これにより、カバー室内の空間を後進アイ
ドルギヤの配置スペースの一部として利用することがで
き、後進アイドルギヤの径を大きくしたとしても、ミッ
ション室及びエンジンをコンパクトに保つことができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
輌用エンジンにおいて、ミッション室はクランク室より
もクランク軸芯方向の一方側に張り出しており、該ミッ
ション室の張出部分に後進アイドルギヤを配置し、ミッ
ション室とカバー室との隔壁部分に形成されたギヤ挿通
孔を通して、後進アイドルギヤの一部をカバー室に張り
出している。
【0011】このようにミッション室のクランク軸芯方
向の張出部分を利用して後進アイドルギヤを配置し、さ
らに上記張出部分の前側に有るカバー室内に張り出させ
ることにより、カバー室とミッション室の形状及び相互
の位置関係を利用して、無駄に空間を広げることなく後
進アイドルギヤを配置でき、しかも、カバー室とミッシ
ョン室間の隔壁部分の空間も後進アイドルギヤ配置用に
有効に利用でき、エンジンのコンパクト化が達成でき
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車輌用エンジンにおいて、ミッション室のクランク
軸芯方向の一端壁と、該一端壁に固着された軸支持部材
により、後進アイドルギヤの後進アイドルギヤ軸を両持
支持している。
【0013】これにより、クランクケースへの後進アイ
ドルギヤ及び後進アイドルギヤ軸の組み付けが容易にな
ると共に、後進アイドルギヤ軸が短くなることにより重
量及び軸配置スペースも減らすことができ、また、後進
アイドルギヤ軸が短くなると共に両持ち支持されること
により、運転中における軸の曲げモーメントが小さくな
り、ギヤ騒音を低減できる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の車輌用エンジンにおいて、後進アイドル
ギヤ軸を支持する軸支持部材にシフトロッドの軸受部を
形成している。
【0015】このように1つの軸支持部材で、後進アイ
ドルギヤ軸とシフトロッドを支持していることにより、
ミッションの部品点数を削減し、重量を軽減することが
できる。
【0016】請求項5記載の発明は、クランク軸と、ミ
ッション室後部の変速出力軸と、クランク軸と変速出力
軸間の上方に配置された変速入力軸と、クランク軸と変
速出力軸間の下方に配置されたチェンジドラム軸との、
4つの軸に囲まれた領域内に、後進アイドルギヤ軸を配
置してある。
【0017】このようにミッション室に配置された上記
4つの軸で囲まれた空間を有効に利用して後進アイドル
ギヤ軸を配置していることにより、ミッションのコンパ
クト化が達成できる。
【0018】請求項6記載に発明は、請求項5記載の車
輌用エンジンにおいて、変速入力軸と変速出力軸を結ぶ
線に対して、後進アイドルギヤ軸をチェンジドラムと共
に下方側に配置している。
【0019】これにより、ミッション室上部の空間を、
始動モータ等始動機構の配置スペースとして利用するこ
とができる。
【0020】請求項7記載に発明は、請求項5又は6記
載の車輌用エンジンにおいて、後進アイドルギヤは、軸
芯方向に見て、シフトロッドとチェンジドラムの一部と
重なる位置に配置されている。
【0021】このように軸方向に見て、シフトロッド及
びチェンジドラムと重なるように後進アイドルギヤを配
置していることにより、後進用ギヤ列を有するミッショ
ン並びにエンジンの上下及び前後方向の寸法を短縮化で
き、軽量化が達成できる。
【0022】請求項8記載に発明は、請求項5〜7のい
ずれかに記載の車輌用エンジンにおいて、ミッション室
のクランク軸芯方向の一端壁と、該一端壁に固着された
軸支持部材により、後進アイドルギヤ軸を両持支持し、
上記軸支持部材にシフトロッドも支持している。
【0023】これにより、後進アイドルギヤ及び後進ア
イドルギヤ軸の組み付けが容易になると共に、後進アイ
ドルギヤ軸が短くなることにより重量及び軸配置スペー
スも減らすことができ、また、後進アイドルギヤ軸が短
くなると共に両持ち支持されることにより、運転中にお
ける後進アイドルギヤ軸の曲げモーメントが小さくな
り、ギヤ騒音の発生を防止する。
【0024】請求項9記載に発明は、請求項5〜8のい
ずれかに記載の車輌用エンジンにおいて、ジェネレータ
カバー室側の一端壁と、該一端壁に固着された軸支持部
材により後進アイドルギヤ軸を支持し、上記ジェネレー
タを収納するカバー室内に後進アイドルギヤの一部を張
り出している。
【0025】このようにジェネレータ室を後進アイドル
ギヤの配置スペースの一部として利用すると、クラッチ
側に配置する場合に比べ、空き空間が確保し易く、製造
が楽である。
【0026】請求項10記載に発明は、請求項5〜9の
いずれかに記載の車輌用エンジンにおいて、1本のシフ
トロッドに、変速入力軸及び変速出力軸の各シフトスリ
ーブに係合する3つのシフトフォークを備えている。
【0027】これにより、シフトロッドの数を最小限に
抑えることができ、この点でもミッションのコンパクト
化及び軽量化が達成できる。
【0028】
【発明の実施の形態】[エンジンが搭載される車輌]図
1は本願発明が適用された単気筒4サイクルエンジンを
搭載した騎乗型不整地走行用四輪車を示しており、車体
フレーム1の前部には左右一対の前輪2を備え、後部に
はスイングアーム4を介して左右一対の後輪5を備え、
スイングアーム4はショックアブソーバ3により弾性支
持されている。車体フレーム1内にはエンジン7及びラ
ジエター8等を搭載し、車体フレーム1の上部には騎乗
型シート10、燃料タンク11及びバー状のハンドル1
2等を備えている。
【0029】エンジン7は、クランクケース20の上
に、シリンダ21、シリンダヘッド22及びヘッドカバ
ー23を順次締結してなり、シリンダヘッド22の前面
排気口に排気管24が接続し、該排気管24は右側へ湾
曲して後方に延び、マフラ25に接続している。シリン
ダヘッド21の後面吸気口に吸気管26が接続し、該吸
気管26はキャブレター27、吸気ダクト28及びエレ
メントを29を内蔵する後方のエアクリーナボックス3
0に接続している。
【0030】該車輌はチェーン駆動方式を採用してお
り、エンジン7の左側に配置された出力スプロケット3
1と後車軸32のスプロケット33の間に駆動チェーン
34を巻き掛け、駆動チェーン34により後輪5を駆動
するようになっている。図1中、符号O1,O2,O3はそ
れぞれエンジン7のクランク軸芯、変速入力軸芯及び変
速出力軸芯を示している。
【0031】[エンジンの外殻]図2は図1のII-II断
面展開拡大図であり、シリンダ中心線C、クランク軸芯
O1、変速入力軸芯O2及び変速出力軸芯O3を通る面で
エンジン7を切断して展開した図である。この図2にお
いて、クランクケース20は左右のクランクケース部材
20a,20bに2分割されており、両クランクケース
部材20a,20bは、シリンダ中心線Cを通りクラン
ク軸芯O1と直交する面を合わせ面として結合されてい
る。クランクケース20内は、前部がクランク軸41を
収納するクランク室51となっており、後部がミッショ
ンMを収納するミッション室52となっている。ミッシ
ョン室52の左端壁53aはクランクケース左端壁53
よりも左側に張り出すように形成されている。
【0032】クランクケース20の左右端にはそれぞれ
カバー56,57が締着されており、左側のカバー56
で覆われるカバー室58にはジェネレータ60が収納さ
れ、右側のカバー57で覆われるカバー室59内には多
板摩擦式クラッチ61が収納されている。
【0033】左右のカバー56,57及びカバー室5
8,59を明確に区別するため、それぞれ収納する装置
の名称に従い、左側のカバー56及びカバー室58をジ
ェネレータ室及びジェネレータカバーと称し、右側のカ
バー57及びカバー室59をクラッチカバー及びクラッ
チ室と称して、以下説明する。
【0034】[動力伝達系]クランク軸41はクランク
ケース20の左右端壁53,54に軸受65,65を介
して回転可能に支持されると共に左右2分割構造となっ
ており、クランクピン37により左右のクランク軸部分
が結合されている。クランク軸41の左端部分はジェネ
レータ室58内に突出し、カムチェーン用スプロケット
68が形成されると共に、始動ギヤ84及び前記ジェネ
レータ60のロータ(フライホール)70が固着されて
いる。上記カムチェーン用スプロケット68に巻き掛け
られたカムチェーン71は、シリンダ21及びシリンダ
ヘッド22に形成されたカムチェーントンネル62を通
過してヘッドカバー23内に至り、カム軸48のスプロ
ケット72に巻き掛けられている。
【0035】クランク軸41の右端部はクラッチ室59
内に突出し、クラッチ61のクラッチギヤ81に噛み合
うクランクギア82と、バランサ駆動ギヤ83が固着さ
れている。
【0036】[ミッション(変速ギヤ機構)]ミッショ
ンMは後進用ギヤ列を有し、前進5段、後進1段に切換
自在な構造となっている。変速入力軸42は左右1対の
軸受73によりミッション室52の左右端壁53a,5
4aに支持され、変速入力軸42上には、右側から順に
前進1速、5速、3速、2速及び4速用の各入力側前進
用変速ギヤ85が装着され、左端部には入力側後進用変
速ギヤ86が設けられている。変速入力軸42の右端部
はクラッチ室59内に突出し、クラッチ61のハブに連
結されている。
【0037】変速出力軸43は、左右1対の軸受に74
よりミッション室52の左右端壁53a,54aに支持
されており、左端部がミッション室52から左方に突出
し、前記後輪駆動用の出力スプロケット31が固着され
ている。変速出力軸43上には、右側から順に前進1
速、5速、3速、2速及び4速用の各出力側前進用変速
ギヤ87が装着され、左端部に出力側後進用変速ギヤ8
8が設けられている。各出力側前進用変速ギヤ87は入
力側前進用変速ギヤ85にそれぞれ噛み合っている。
【0038】図3はエンジン内の軸及びギヤの配列を示
しており、変速出力軸43は、ミッション室52の後部
位置であって、その軸芯O3はクランク軸芯O1より少し
高い位置に配置されている。変速入力軸42は、クラン
ク軸41と変速出力軸43との前後方向間に位置すると
共に、クランク軸芯O1と変速出力軸芯O3とを結ぶ線A
5よりも上方に位置している。クランク軸41と変速出
力軸43との前後方向間であって、上記線A5より下方
には、シフトロッド45及びチェンジドラム46が順次
配置され、さらにチェンジドラム46の後方にはチェン
ジ軸47が配置されている。
【0039】シフトロッド45は1本のみ備えられてお
り、該1本のシフトロッド45に3本のシフトフォーク
76が支持され、そのうちの2本は変速出力軸43へ延
び、1本は変速入力軸42へ延び、それぞれシフトスリ
ーブの溝に係合している。チェンジ軸47はチェンジペ
ダル等に連結すると共に、チェンジドラム46を所定ピ
ッチで回動するための揺動アーム77が設けられてい
る。
【0040】変速入力軸42の上方には大小の始動用中
間ギヤ93,94が同軸上に設けられると共にその上側
に始動モータ95が配置され、大きい始動用中間ギヤ9
3は始動モータ95のピニオン96に噛み合い、小さい
始動用中間ギヤ94は、前方の始動用アイドルギヤ97
を介してクランク軸41の始動ギヤ84に噛み合ってい
る。
【0041】クランク軸41の前方にはバランサ軸50
が配置され、該バランサ軸50のバランサギヤ91はク
ランク軸41のバランサ駆動ギヤ83に噛み合ってい
る。
【0042】[後進アイドルギヤ及びその軸の配置]後
進アイドルギヤ軸44は、クランク軸芯方向に見て、変
速入力軸42と変速出力軸43を結ぶ線A2より下方側
であって、クランク軸41と変速入力軸42と変速出力
軸43とチェンジドラム46で囲まれた領域、より具体
的に説明すると、クランク軸芯O1と変速入力軸芯O2と
変速出力軸芯O3とチェンジドラム軸芯O5で囲まれた領
域(四辺A1A2A3A4で囲まれた領域)内に配置されて
いる。また、該実施の形態では、変速入力軸芯O2とチ
ェンジドラム軸芯O5を結ぶ縱線A6と、変速出力軸芯O
3とクランク軸芯O1を結ぶ横線A5との交叉点近傍に位
置している。
【0043】後進アイドルギヤ軸44には1個の後進ア
イドルギヤ90が回転自在に嵌合支持されており、該後
進アイドルギヤ90は、クランク軸芯方向に見て、シフ
トロッド45と、チェンジドラム46の一部と、クラン
ク軸41のクランクウエブ49(図8)の一部に重なる
ように配置されている。
【0044】図4は左側クランクケース部材20aの内
面図であり、後進アイドルギヤ90は、変速入力軸42
の入力側後進用変速ギヤ86と変速出力軸43の出力側
後進用変速ギヤ88に噛み合っている。
【0045】[後進アイドルギヤ軸の支持構造]図8は
の図4のVIII-VIII断面図であり、ミッション室52の
左端壁53aに後進アイドルギヤ軸支持用の軸支持部材
66がボルト67により固定されており、上記軸支持部
材66には後進アイドルギヤ軸44を支持する軸受凹部
78が形成され、該軸受凹部78とミッション室左端壁
53aに形成された軸受凹部79により、後進アイドル
ギヤ軸44を両持ち支持している。後進アイドルギヤ9
0は、ミッション室52の左側張出部分内であって、ミ
ッション室左端壁53aと軸支持部材66の間に配置さ
れ、前述のように後進アイドルギヤ軸44に回転自在に
支持されている。
【0046】ミッション室左端壁53aは、前述のよう
にクランク室51より左側に張り出すことにより、クラ
ンク室左端壁53に対してクランク軸芯方向に段差Dを
有しており、該段差Dを形成する隔壁部分にはミッショ
ン室52と前側のジェネレータ室58を連通するギヤ挿
通孔69が形成され、該ギヤ挿通孔69を通して、後進
アイドルギヤ90の前半部分がジェネレータ室58に突
出している。
【0047】上記軸支持部材66は、図4に示すよう
に、後進アイドルギヤ軸44部分から後下方に延びてお
り、その途中にシフトロッド支持孔80が形成されてい
る。
【0048】図6は図3のVI-VI断面図であり、前記軸
支持部材66のシフトロッド支持孔80にはシフトロッ
ド45の左端部が嵌合支持され、シフトロッド45の右
端部はミッション室右端壁54aに嵌着されている。
【0049】図7は左側クランクケース部材20aの図
4のVII-VII断面図であり、前記ギヤ挿通孔69は後進
アイドルギヤ90の直径が通過し得る程度の大きさに形
成されている。
【0050】[オイルの収納構造]該実施の形態のエン
ジンは、図4のようにクランク室51とミッション室5
2の間に一定高さの仕切り壁55を形成して、ミッショ
ン室52の下部をオイルタンク室64として利用してお
り、クランクケース内タンク方式のドライドライサンプ
式4エンジンとなっている。ミッションMの前記後進用
アイドルギヤ90はその下端部分がオイルタンク室64
のオイル(たとえばレベルL1)に漬かる程度の高さに位
置しているが、変速出力軸43及び変速入力軸42の設
けられた各変速ギヤは、オイルに漬からない程度の高さ
に位置している。
【0051】図9は図4のIX-IX断面を示しており、ジ
ェネレータ室58は逃がし孔125を介してクランク室
51に連通すると共に、クランク室51の下側に形成さ
れたオイル通路130,131及び板状フィルター13
5を介して、クラッチ室59内のスカベンジングポンプ
107の吸込み口159に連通しており、クランク室5
1からジェネレータ室58逃がされたオイルを、スカベ
ンジングポンプ107によりクラッチ室59に汲み上げ
るようになっている。
【0052】クラッチ室59内には、スカベンジングポ
ンプ107と同軸上にフィードポンプ106が配置され
ており、オイルタンク室内のオイルをエンジンの各潤滑
個所に圧送するようになっている。また、クラッチ室5
9は図示しないが下端の連通孔を介して図4のオイルタ
ンク室64に連通し、オイルタンク室64と同レベルの
オイルを貯めることができるようになっている。
【0053】
【作用】[後進アイドルギヤ及びその軸の取付]図8に
おいて、後進アイドルギヤ軸44に後進アイドルギヤ9
0を嵌合支持し、左右のクランクケース部材20a,2
0bを締結する前に、後進アイドルギヤ軸44をミッシ
ョン室左端壁53aの軸受凹部79に嵌合すると共に、
軸支持部材66の軸受凹部78を後進アイドルギヤ軸4
4の右端部に嵌合し、軸支持部材66をボルト67によ
りミッション室左端壁53aに固定する。すなわち、ミ
ッション室左端壁53aと該左端壁53aに固定された
軸支持部材66により、後進アイドルギヤ90の後進ア
イドルギヤ軸44を両持ち支持しておく。
【0054】このように予め左側クランクケース部材2
0aに後進アイドルギヤ90及び後進アイドルギヤ軸4
4を取り付けた状態で、図2に示す残りの各軸を組み込
みながら左右のクランクケース部材20a,20bを締
結し、左右のジェネレータ60及びクラッチ61等を組
み込み、左右のカバー56,57を締結する。
【0055】エンジン運転中、ミッションMを後進位置
にシフトした場合、クランク軸41の回転力は、クラン
クギヤ82からクラッチギヤ81、クラッチ61、変速
入力軸42及び入力側後進用変速ギヤ86を介し、図4
の後進アイドルギヤ90に伝達され、該後進アイドルギ
ヤ90から出力側後進用変速ギヤ88及び変速出力軸4
3を介し、図1の出力スプロケット31に伝達され、駆
動チェーン34により後輪5に伝達される。
【0056】
【その他の実施の形態】(1)ミッション室の右端壁に
軸支持部材及び後進アイドルギヤ軸を両持ち支持し、右
側のクラッチ室内に後進アイドルギヤを張り出すように
構成することも可能である。
【0057】(2)図8のように後進アイドルギヤ90
をミッション室52の左端部に配置する構造において、
ミッション室左端壁53aに孔を明け、あるいはジェネ
レータ室58側に張り出させ、後進アイドルギヤ90の
クランク軸芯方向の概ね左側半分を、ジェネレータ室5
8側へ張り出す構造とすることも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本願発明は、クラン
クケース内の前側にクランク室を、後側にミッション室
を設け、クランク室のクランク軸芯方向の両隣に、ジェ
ネレータとクラッチをぞれぞれ収納するカバー室を形成
し、ミッション室内には後進用ギヤ列を有する変速ギヤ
機構を内蔵している車輌用エンジンにおいて、次のよう
な利点がある。
【0059】(1)ミッション室のクランク軸芯方向の
一端壁近傍に1個の後進アイドルギヤを配置し、該後進
アイドルギヤの一部をカバー室内に張り出していること
により、カバー室内の空間を後進アイドルギヤの配置ス
ペースの一部として利用することができ、仮に後進アイ
ドルギヤの径を大きくして、大きな減速比を確保したと
しても、ミッション室をコンパクトに保つことができ
る。
【0060】(2)ミッション室のクランク軸芯方向の
張出部分を利用して後進アイドルギヤを配置し、上記張
出部分の前側に有るカバー室内に張り出させることによ
り、カバー室とミッション室の形状及び相互の位置関係
を利用して、無駄に空間を広げることなく後進アイドル
ギヤを配置でき、しかも、カバー室とミッション室間の
隔壁部分の空間も後進アイドルギヤ配置用に有効に利用
でき、エンジンのコンパクト化が達成できる。
【0061】(3)ミッション室のクランク軸芯方向の
一端壁と、該一端壁に固着された支持部材により、後進
アイドルギヤの後進アイドルギヤ軸を両持支持すること
により、後進アイドルギヤ及びその軸の組み付けが容易
になると共に、後進アイドルギヤ軸が短くなることによ
り重量及び軸配置スペースも減らすことができ、また、
後進アイドルギヤ軸が短くなると共に両持ち支持される
ことにより、軸の曲げモーメントが小さくなり、ギヤ騒
音の発生の防止にもなる。
【0062】(4)後進アイドルギヤ軸を支持する軸支
持部材に、シフトロッドの軸受部(支持孔)を形成する
ことにより、1つの軸支持部材を、後進アイドルギヤ支
持用とシフトロッド支持用に兼用でき、ミッションの部
品点数を削減し、重量を軽減することができる。
【0063】(5)クランク軸芯方向に見て、クランク
軸と、変速出力軸と、クランク軸と変速出力軸間の上方
に配置された変速入力軸と、クランク軸と変速出力軸間
の下方に配置されたチェンジドラム軸との4つの軸に囲
まれた領域内に、後進アイドルギヤ軸を配置することに
より、ミッション室内の空間を有効に利用することがで
き、ミッション室のコンパクト化が達成できる。
【0064】(6)変速入力軸と変速出力軸を結ぶ線に
対して、後進アイドルギヤ軸をチェンジドラムと共に下
方側に配置することにより、ミッション室上部の空間
を、始動モータ等始動機構の配置スペースとして容易に
確保することができる。
【0065】(7)後進アイドルギヤを、軸芯方向に見
て、シフトロッド及びチェンジドラムと重なるように配
置することにより、後進用ギヤ列を有するミッション及
びエンジンの上下及び前後方向の寸法を短縮化でき、軽
量化が達成できる。
【0066】(8)ジェネレータカバー室側の一端壁
と、該一端壁に固着された軸支持部材により後進アイド
ルギヤを支持し、上記ジェネレータを収納するカバー室
内に後進アイドルギヤの一部を張り出していると、クラ
ッチ側に後進アイドルギヤを配置する場合に比べ、空き
空間が確保し易く、製造が楽である。
【0067】(9)1本のシフトロッドに、変速入力軸
及び変速出力軸の各シフトスリーブに係合する3つのシ
フトフォークを備えることにより、シフトロッドの数を
最小限に抑えることができ、この点でもミッションのコ
ンパクト化及び軽量化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明にかかる車輌用エンジンを搭載した
騎乗型不整地走行用四輪車の側面図である。
【図2】 図1に記載されたエンジンのII-II断面拡大
展開図である。
【図3】 エンジン内の各種軸及びギヤの配置を示す右
側面図である。
【図4】 後進アイドルギヤを取り付けた状態を示す左
側クランクケース部材内の内面図(右側面図)である。
【図5】 後進アイドルギヤを取り付けた状態を示す左
側クランクケース部材内の外面図(左側面図)である。
【図6】 図3のVI-VI断面図である。
【図7】 図4のVII-VII断面図である。
【図8】 図4のVIII-VIII断面図である。
【図9】図4のIX-IX断面図である。
【図10】 従来例の縦断面展開図である。
【符号の説明】
20 クランクケース 41 クランク軸 42 変速入力軸 43 変速出力軸 44 後進アイドルギア軸 45 シフトロッド 46 チェンジドラム 51 クランク室 52 ミッション室 53,54 クランクケース端壁 53a,54a ミッション室端壁 56 ジェネレータカバー(クランクケースカバーの一
例) 57 クラッチカバー(クランクケースカバーの一例) 58 ジェネレータ室(カバー室の一例) 59 クラッチ室(カバー室の一例) 85,87 前進用変速ギヤ 86 入力側後進用変速ギヤ 88 出力側後進用変速ギヤ 90 後進アイドルギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 恭人 兵庫県明石市川崎町1−1 川崎重工業株 式会社明石工場内 Fターム(参考) 3G024 AA48 DA03 DA08 DA16 EA04 FA13 3J063 AA06 AB02 AC06 BA03 BA04 BB41 BB44 CA01 CB57 CD45

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクケース内の前部にクランク室
    を、後部にミッション室を設け、クランク室のクランク
    軸芯方向の両隣に、ジェネレータとクラッチをぞれぞれ
    収納するカバー室を形成し、ミッション室内には後進用
    ギヤ列を有する変速ギヤ機構を収納している車輌用エン
    ジンにおいて、 ミッション室のクランク軸芯方向の一端壁近傍に1個の
    後進アイドルギヤを配置し、該後進アイドルギヤの一部
    をカバー室内に張り出していることを特徴とする車輌用
    エンジン。
  2. 【請求項2】 ミッション室はクランク室よりもクラン
    ク軸芯方向の一方側に張り出しており、ミッション室の
    張出部分に後進アイドルギヤを配置し、ミッション室と
    カバー室との隔壁部分に形成されたギヤ挿通孔を通し
    て、後進アイドルギヤの一部をカバー室に張り出してい
    ることを特徴とする請求項1記載の車輌用エンジン。
  3. 【請求項3】 ミッション室のクランク軸芯方向の一端
    壁と、該一端壁に固着された軸支持部材により、後進ア
    イドルギヤの後進アイドルギヤ軸を両持支持しているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の車輌用エンジン。
  4. 【請求項4】 後進アイドルギヤ軸を支持する軸支持部
    材に、シフトロッドの軸受部を形成していることを特徴
    とする請求項3記載の車輌用エンジン。
  5. 【請求項5】 クランクケース内の前部にクランク室
    を、後部にミッション室を設け、クランク室のクランク
    軸芯方向の両隣に、ジェネレータとクラッチをぞれぞれ
    収納するカバー室を形成し、ミッション室内には後進用
    ギヤ列を有する変速ギヤ機構を収納している車輌用エン
    ジンにおいて、 クランク軸と、ミッション室後部の変速出力軸と、クラ
    ンク軸と変速出力軸間の上方に配置された変速入力軸
    と、クランク軸と変速出力軸間の下方に配置されたチェ
    ンジドラム軸との、4つの軸に囲まれた領域内に、後進
    アイドルギヤ軸を配置してあることを特徴とする車輌用
    エンジン。
  6. 【請求項6】 変速入力軸と変速出力軸を結ぶ線に対し
    て、後進アイドルギヤ軸をチェンジドラムと共に下方側
    に配置していることを特徴とする請求項5記載の車輌用
    エンジン。
  7. 【請求項7】 後進アイドルギヤは、クランク軸芯方向
    に見て、シフトロッドとチェンジドラムの一部と重なる
    位置に配置されていることを特徴とする請求項5又は6
    記載の車輌用エンジン。
  8. 【請求項8】 ミッション室のクランク軸芯方向の一端
    壁と、該一端壁に固着された軸支持部材により、後進ア
    イドルギヤの後進アイドルギヤ軸を両持支持し、上記軸
    支持部材にシフトロッドも支持していることを特徴とす
    る請求項5〜7のいずれかに記載の車輌用エンジン。
  9. 【請求項9】 ジェネレータを収納するカバー室側の一
    端壁と、該一端壁に固着された軸支持部材により後進ア
    イドルギヤの後進アイドルギア軸を両持ち支持し、ジェ
    ネレータを収納するカバー室内に後進アイドルギヤの一
    部を張り出していることを特徴とする請求項5〜8のい
    ずれかに記載の車輌用エンジン。
  10. 【請求項10】 1本のシフトロッドに、変速入力軸及
    び変速出力軸の各シフトスリーブに係合する3つのシフ
    トフォークを備えていることを特徴とする請求項5〜9
    のいずれかに記載の車輌用エンジン。
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