JP2003278390A - 内装材の補修キット - Google Patents
内装材の補修キットInfo
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- JP2003278390A JP2003278390A JP2002124979A JP2002124979A JP2003278390A JP 2003278390 A JP2003278390 A JP 2003278390A JP 2002124979 A JP2002124979 A JP 2002124979A JP 2002124979 A JP2002124979 A JP 2002124979A JP 2003278390 A JP2003278390 A JP 2003278390A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】壁紙の全体を剥ぎ取り、新たな壁紙を張設する
ことは、膨大な手間暇と費用を必要とするものであり、
つまり、壁紙を剥ぎ取って、剥ぎ取った後の壁面の表面
に付着した糊や汚れをきれいに取り除いて、新たな壁紙
を張設しなければならず、更には、剥ぎ取った大量の壁
面を破棄しなければならなかった。 【解決手段】本発明は、内装材の補修個所の補修キット
であって、少なくとも、内装材の表面の凹凸面を転写し
て凹凸型を転写すると共に転写した凹凸型を再度転写さ
せる立体コピーをするためのシリコン樹脂と、補修個所
の内装材を近傍周辺を含めて取り除いて形成した補修用
穴の底部に敷設するための補強ネットと、補強ネットを
敷設した上面の補修用穴に周辺と略平坦状に充填すると
共にシリコン樹脂の凹凸型を立体コピーされる専用パテ
とを備えた。
ことは、膨大な手間暇と費用を必要とするものであり、
つまり、壁紙を剥ぎ取って、剥ぎ取った後の壁面の表面
に付着した糊や汚れをきれいに取り除いて、新たな壁紙
を張設しなければならず、更には、剥ぎ取った大量の壁
面を破棄しなければならなかった。 【解決手段】本発明は、内装材の補修個所の補修キット
であって、少なくとも、内装材の表面の凹凸面を転写し
て凹凸型を転写すると共に転写した凹凸型を再度転写さ
せる立体コピーをするためのシリコン樹脂と、補修個所
の内装材を近傍周辺を含めて取り除いて形成した補修用
穴の底部に敷設するための補強ネットと、補強ネットを
敷設した上面の補修用穴に周辺と略平坦状に充填すると
共にシリコン樹脂の凹凸型を立体コピーされる専用パテ
とを備えた。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に張設されて
いる内装材の補修キットに関するものであり、更に、詳
細には壁紙等の内装材が損傷や汚染した場合に跡形を残
すこと無く補修することができる補修キットに関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の壁紙である内装材が損傷
や汚染した場合、張設されている壁紙の全体を剥ぎ取
り、新たな壁紙を張設することが一般的な回復方法であ
った。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、壁紙の全体
を剥ぎ取り、新たな壁紙を張設することは、膨大な手間
暇と費用を必要とするものであり、つまり、壁紙を剥ぎ
取って、剥ぎ取った後の壁面の表面に付着した糊や汚れ
をきれいに取り除いて、新たな壁紙を張設しなければな
らず、更には、剥ぎ取った大量の壁面を破棄しなければ
ならなかった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明の内装材の補修キ
ットは、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、内装材の
補修個所の補修キットであって、少なくとも、内装材の
表面の凹凸面を転写して凹凸型を転写すると共に転写し
た凹凸型を再度転写させる立体コピーをするためのシリ
コン樹脂と、補修個所の内装材を近傍周辺を含めて取り
除いて形成した補修用穴の底部に敷設するための補強ネ
ットと、該補強ネットを敷設した上面の補修用穴に周辺
と略平坦状に充填すると共に前記シリコン樹脂の凹凸型
を立体コピーされる専用パテとを備えたものである。 【０００５】 【発明の作用】本発明の補修キットはワンパックに成っ
ており、少なくともシリコン樹脂と、補強ネットと、専
用パテとを備えており、シリコン樹脂で補修個所の内装
材の表面の凹凸型を転写して、修理穴に充填した又は充
填する専用パテの表面にシリコン樹脂の凹凸型を再転写
して凹凸面を形成する立体コピーすることによって、補
修個所が周りと殆ど遜色の無い補修が可能となるもので
ある。 【０００６】本発明の目的は、補修キットを備えること
で素人でも容易に補修個所の跡形を残すこと無く補修で
きる内装材の補修キットを提供するものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明は、壁面に張設されている
内装材の補修キットに関するものであり、更に、詳細に
は壁紙等の内装材が損傷や汚染した場合に跡形を残すこ
と無く補修することができる補修キットに関するもので
あり、内装材が損傷や汚染して補修が必要に成った補修
個所を補修するための補修キットであって、少なくと
も、内装材の表面の凹凸面を転写して凹凸型を転写する
と共に転写した凹凸型を再度転写させる立体コピーをす
るためのシリコン樹脂と、補修個所の内装材を近傍周辺
を含めて取り除いて形成した補修用穴の底部に敷設する
ための補強ネットと、該補強ネットを敷設した上面の補
修用穴に周辺と略平坦状に充填すると共に前記シリコン
樹脂の凹凸型を立体コピーされる専用パテとを備えたも
のである。 【０００８】即ち、本発明の内装材の補修キットを用い
て補修が必要に成った補修個所とは、壁紙等の内装材に
物をぶつけたりして損傷した場合や局部的に汚染された
部位であり、更に、単なる表面的な汚れ、又は、傷が付
き内装材が凹んだり、内装材が破れたり、或いは、壁面
まで達する傷等のことである。 【０００９】そして、先ず、シリコン樹脂を用いて、補
修個所を有する内装材の傷の無い表面を選んで、シリコ
ン樹脂を押し当てて壁紙等の内装材に予め形成されてい
る凹凸型を転写するものであり、シリコン樹脂の転写さ
れた凹凸型は経時により固化するものである。 【００１０】次に、壁紙等の内装材が損傷や汚染されて
補修が必要に成った補修個所とその近傍の周辺をヘラや
ナイフ等を用いて取り除いて補修用穴を形成するもので
あり、つまり、補修個所より若干大きめに内装材に矩形
状や円形状の補修用穴を形成するものである。 【００１１】次いで、補強ネットを用いて、前記補修用
穴の形状にカッターやはさみ等によってカットして、補
修用穴の底部の全面に補強ネットを嵌め込んで敷設する
もので、後述する専用パテの接着を容易とするものであ
り、補強ネットは繊維状の織布、不織布、紙等で構わな
いものである。 【００１２】更に、専用パテを用いて、前記補修用穴の
補強ネットの上面に専用パテを充填するものであり、専
用パテは少なくとも紙粘土を含有するものが好適なもの
であり、周辺の壁紙等の内装材と略平坦に充填するもの
である。 【００１３】そして、充填した専用パテの表面に最初に
取っておいたシリコン樹脂の凹凸型を再度転写させる立
体コピーするものであり、周りの壁紙等の内装材の表面
の凹凸面と同様な凹凸面が補修個所の補修用穴に充填し
た専用パテの表面に形成されるものである。 【００１４】又は、専用パテを平坦面の上に補修用穴の
深さに合わせて貼り付けて、シリコン樹脂の凹凸型を再
度転写させる立体コピーをした後に、専用パテをヘラ等
で剥がして補修用穴に合わせて充填しても構わないもの
である。 【００１５】次に、立体コピーした補修個所の表面に凹
凸面を形成した専用パテの表面を含むその近傍又は内装
材の全体に染料又は塗料を吹き付け又は塗布して塗膜を
形成するものである。 【００１６】尚、本発明の内装材の補修キットは、少な
くともシリコン樹脂と、補強ネットと、専用パテとを備
えるもので、その他、ナイフやヘラ、はさみ、鏝、塗料
等をワンパックの中に収納しても任意のものである。 【００１７】 【発明の実施例】以下、本発明の内装材の補修キットを
用いて補修する実施例について順次図面を参照して具体
的に説明する。 【００１８】図１は本発明の内装材の補修キットを用い
て補修する実施例で内装材が損傷した状態の断面説明図
であり、図２は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で補修用穴を形成した状態の断面説明図で
あり、図３は本発明の内装材の補修キットを用いて補修
する実施例で補強ネットを敷設した状態の断面説明図で
あり、図４は本発明の内装材の補修キットを用いて補修
する実施例で専用パテを充填した状態の断面説明図であ
り、図５は本発明の内装材の補修キットを用いて補修す
る実施例で立体コピーをした後の断面説明図であり、図
６は本発明の内装材の補修キットを用いて補修する実施
例で塗膜を形成した断面説明図である。 【００１９】先ず、本発明の内装材の補修キットを用い
て補修するのは、図１に図示する如く、補修個所１が有
る場合であり、実施する前に壁Ａに張設した壁紙等の内
装材Ｂの全体に汚れが有る場合は、補修個所１を含む内
装材Ｂにクロス用洗剤を吹き付け、又は、塗布して、そ
れにより浮き出たヤニや汚れを高温スチーム又は噴霧器
によって洗浄するものである。 【００２０】そして、シリコン樹脂（図示しない）を用
いて、損傷していない他の部位の内装材Ｂの表面の凹凸
型を転写させるものであり、次いで、図２に図示する如
く、補修個所１の内装材Ｂを近傍周辺を含めて補修用穴
２を形成するもので、次に、図３に図示する如く、補修
用穴２の底部に補強ネット３を嵌め込んで敷設し、更
に、図４に図示する如く、専用パテ４を補修用穴２の底
部に敷設した補強ネット３上面に周辺と略平坦に成るよ
うに充填し、その後、図５に図示する如く、凹凸型を転
写させたシリコン樹脂を充填した専用パテ４の表面に再
度転写させて立体コピーをして内装材Ｂの表面の凹凸型
と同様な凹凸型を専用パテ４の表面に形成し、更に、図
６に図示する如く、塗膜を形成するもので、染料又は塗
料を凹凸面５を含む内装材Ｂの近傍又は全体に塗布して
塗膜６を形成するものである。 【００２１】なお、本発明の内装材の補修キットは、専
用パテ４を平坦面の上に補修用穴２の深さに合わせて貼
り付けて、シリコン樹脂の凹凸型を再度転写させる立体
コピーをした後に、専用パテ４をヘラ等で剥がして補修
用穴２に合わせて充填しても構わないものである。 【００２２】つまり、塗膜６を形成するのは、立体コピ
ーした凹凸面５の表面を含む近傍に染料又は塗料を塗布
するものであるが、塗膜６が周りの内装材Ｂと同色の場
合は、狭い範囲の塗布で構わないものであるが、経年の
使用により変色して同色が配合できない場合は、内装材
Ｂの全体に塗布して塗膜を形成するものである。 【００２３】 【発明の効果】本発明は前述のことから、少なくともシ
リコン樹脂と、補強ネットと、専用パテを備えた内装材
の補修キットを用いることで、内装材の一部が損傷した
り、汚れた場合にその個所のみの補修が可能と成るもの
で、更に、内装材の全体に塗装を施しても大幅なコスト
ダウンと大幅な工期の短縮と成り、又、大量のゴミを破
棄する必要が無くなり資源の無駄な使用をすることが無
いもので、画期的で実用性の高い発明である。
いる内装材の補修キットに関するものであり、更に、詳
細には壁紙等の内装材が損傷や汚染した場合に跡形を残
すこと無く補修することができる補修キットに関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の壁紙である内装材が損傷
や汚染した場合、張設されている壁紙の全体を剥ぎ取
り、新たな壁紙を張設することが一般的な回復方法であ
った。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、壁紙の全体
を剥ぎ取り、新たな壁紙を張設することは、膨大な手間
暇と費用を必要とするものであり、つまり、壁紙を剥ぎ
取って、剥ぎ取った後の壁面の表面に付着した糊や汚れ
をきれいに取り除いて、新たな壁紙を張設しなければな
らず、更には、剥ぎ取った大量の壁面を破棄しなければ
ならなかった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明の内装材の補修キ
ットは、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、内装材の
補修個所の補修キットであって、少なくとも、内装材の
表面の凹凸面を転写して凹凸型を転写すると共に転写し
た凹凸型を再度転写させる立体コピーをするためのシリ
コン樹脂と、補修個所の内装材を近傍周辺を含めて取り
除いて形成した補修用穴の底部に敷設するための補強ネ
ットと、該補強ネットを敷設した上面の補修用穴に周辺
と略平坦状に充填すると共に前記シリコン樹脂の凹凸型
を立体コピーされる専用パテとを備えたものである。 【０００５】 【発明の作用】本発明の補修キットはワンパックに成っ
ており、少なくともシリコン樹脂と、補強ネットと、専
用パテとを備えており、シリコン樹脂で補修個所の内装
材の表面の凹凸型を転写して、修理穴に充填した又は充
填する専用パテの表面にシリコン樹脂の凹凸型を再転写
して凹凸面を形成する立体コピーすることによって、補
修個所が周りと殆ど遜色の無い補修が可能となるもので
ある。 【０００６】本発明の目的は、補修キットを備えること
で素人でも容易に補修個所の跡形を残すこと無く補修で
きる内装材の補修キットを提供するものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明は、壁面に張設されている
内装材の補修キットに関するものであり、更に、詳細に
は壁紙等の内装材が損傷や汚染した場合に跡形を残すこ
と無く補修することができる補修キットに関するもので
あり、内装材が損傷や汚染して補修が必要に成った補修
個所を補修するための補修キットであって、少なくと
も、内装材の表面の凹凸面を転写して凹凸型を転写する
と共に転写した凹凸型を再度転写させる立体コピーをす
るためのシリコン樹脂と、補修個所の内装材を近傍周辺
を含めて取り除いて形成した補修用穴の底部に敷設する
ための補強ネットと、該補強ネットを敷設した上面の補
修用穴に周辺と略平坦状に充填すると共に前記シリコン
樹脂の凹凸型を立体コピーされる専用パテとを備えたも
のである。 【０００８】即ち、本発明の内装材の補修キットを用い
て補修が必要に成った補修個所とは、壁紙等の内装材に
物をぶつけたりして損傷した場合や局部的に汚染された
部位であり、更に、単なる表面的な汚れ、又は、傷が付
き内装材が凹んだり、内装材が破れたり、或いは、壁面
まで達する傷等のことである。 【０００９】そして、先ず、シリコン樹脂を用いて、補
修個所を有する内装材の傷の無い表面を選んで、シリコ
ン樹脂を押し当てて壁紙等の内装材に予め形成されてい
る凹凸型を転写するものであり、シリコン樹脂の転写さ
れた凹凸型は経時により固化するものである。 【００１０】次に、壁紙等の内装材が損傷や汚染されて
補修が必要に成った補修個所とその近傍の周辺をヘラや
ナイフ等を用いて取り除いて補修用穴を形成するもので
あり、つまり、補修個所より若干大きめに内装材に矩形
状や円形状の補修用穴を形成するものである。 【００１１】次いで、補強ネットを用いて、前記補修用
穴の形状にカッターやはさみ等によってカットして、補
修用穴の底部の全面に補強ネットを嵌め込んで敷設する
もので、後述する専用パテの接着を容易とするものであ
り、補強ネットは繊維状の織布、不織布、紙等で構わな
いものである。 【００１２】更に、専用パテを用いて、前記補修用穴の
補強ネットの上面に専用パテを充填するものであり、専
用パテは少なくとも紙粘土を含有するものが好適なもの
であり、周辺の壁紙等の内装材と略平坦に充填するもの
である。 【００１３】そして、充填した専用パテの表面に最初に
取っておいたシリコン樹脂の凹凸型を再度転写させる立
体コピーするものであり、周りの壁紙等の内装材の表面
の凹凸面と同様な凹凸面が補修個所の補修用穴に充填し
た専用パテの表面に形成されるものである。 【００１４】又は、専用パテを平坦面の上に補修用穴の
深さに合わせて貼り付けて、シリコン樹脂の凹凸型を再
度転写させる立体コピーをした後に、専用パテをヘラ等
で剥がして補修用穴に合わせて充填しても構わないもの
である。 【００１５】次に、立体コピーした補修個所の表面に凹
凸面を形成した専用パテの表面を含むその近傍又は内装
材の全体に染料又は塗料を吹き付け又は塗布して塗膜を
形成するものである。 【００１６】尚、本発明の内装材の補修キットは、少な
くともシリコン樹脂と、補強ネットと、専用パテとを備
えるもので、その他、ナイフやヘラ、はさみ、鏝、塗料
等をワンパックの中に収納しても任意のものである。 【００１７】 【発明の実施例】以下、本発明の内装材の補修キットを
用いて補修する実施例について順次図面を参照して具体
的に説明する。 【００１８】図１は本発明の内装材の補修キットを用い
て補修する実施例で内装材が損傷した状態の断面説明図
であり、図２は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で補修用穴を形成した状態の断面説明図で
あり、図３は本発明の内装材の補修キットを用いて補修
する実施例で補強ネットを敷設した状態の断面説明図で
あり、図４は本発明の内装材の補修キットを用いて補修
する実施例で専用パテを充填した状態の断面説明図であ
り、図５は本発明の内装材の補修キットを用いて補修す
る実施例で立体コピーをした後の断面説明図であり、図
６は本発明の内装材の補修キットを用いて補修する実施
例で塗膜を形成した断面説明図である。 【００１９】先ず、本発明の内装材の補修キットを用い
て補修するのは、図１に図示する如く、補修個所１が有
る場合であり、実施する前に壁Ａに張設した壁紙等の内
装材Ｂの全体に汚れが有る場合は、補修個所１を含む内
装材Ｂにクロス用洗剤を吹き付け、又は、塗布して、そ
れにより浮き出たヤニや汚れを高温スチーム又は噴霧器
によって洗浄するものである。 【００２０】そして、シリコン樹脂（図示しない）を用
いて、損傷していない他の部位の内装材Ｂの表面の凹凸
型を転写させるものであり、次いで、図２に図示する如
く、補修個所１の内装材Ｂを近傍周辺を含めて補修用穴
２を形成するもので、次に、図３に図示する如く、補修
用穴２の底部に補強ネット３を嵌め込んで敷設し、更
に、図４に図示する如く、専用パテ４を補修用穴２の底
部に敷設した補強ネット３上面に周辺と略平坦に成るよ
うに充填し、その後、図５に図示する如く、凹凸型を転
写させたシリコン樹脂を充填した専用パテ４の表面に再
度転写させて立体コピーをして内装材Ｂの表面の凹凸型
と同様な凹凸型を専用パテ４の表面に形成し、更に、図
６に図示する如く、塗膜を形成するもので、染料又は塗
料を凹凸面５を含む内装材Ｂの近傍又は全体に塗布して
塗膜６を形成するものである。 【００２１】なお、本発明の内装材の補修キットは、専
用パテ４を平坦面の上に補修用穴２の深さに合わせて貼
り付けて、シリコン樹脂の凹凸型を再度転写させる立体
コピーをした後に、専用パテ４をヘラ等で剥がして補修
用穴２に合わせて充填しても構わないものである。 【００２２】つまり、塗膜６を形成するのは、立体コピ
ーした凹凸面５の表面を含む近傍に染料又は塗料を塗布
するものであるが、塗膜６が周りの内装材Ｂと同色の場
合は、狭い範囲の塗布で構わないものであるが、経年の
使用により変色して同色が配合できない場合は、内装材
Ｂの全体に塗布して塗膜を形成するものである。 【００２３】 【発明の効果】本発明は前述のことから、少なくともシ
リコン樹脂と、補強ネットと、専用パテを備えた内装材
の補修キットを用いることで、内装材の一部が損傷した
り、汚れた場合にその個所のみの補修が可能と成るもの
で、更に、内装材の全体に塗装を施しても大幅なコスト
ダウンと大幅な工期の短縮と成り、又、大量のゴミを破
棄する必要が無くなり資源の無駄な使用をすることが無
いもので、画期的で実用性の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で内装材が損傷した状態の断面説明図であ
る。 【図２】図２は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で補修用穴を形成した状態の断面説明図で
ある。 【図３】図３は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で補強ネットを敷設した状態の断面説明図
である。 【図４】図４は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で専用パテを充填した状態の断面説明図で
ある。 【図５】図５は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で立体コピーをした後の断面説明図であ
る。 【図６】図６は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で塗膜を形成した断面説明図である。 【符号の説明】 １ 補修個所 ２ 補修用穴 ３ 補強ネット ４ 専用パテ ５ 凹凸面 ６ 塗膜 Ａ 壁 Ｂ 内装材
修する実施例で内装材が損傷した状態の断面説明図であ
る。 【図２】図２は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で補修用穴を形成した状態の断面説明図で
ある。 【図３】図３は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で補強ネットを敷設した状態の断面説明図
である。 【図４】図４は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で専用パテを充填した状態の断面説明図で
ある。 【図５】図５は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で立体コピーをした後の断面説明図であ
る。 【図６】図６は本発明の内装材の補修キットを用いて補
修する実施例で塗膜を形成した断面説明図である。 【符号の説明】 １ 補修個所 ２ 補修用穴 ３ 補強ネット ４ 専用パテ ５ 凹凸面 ６ 塗膜 Ａ 壁 Ｂ 内装材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】内装材が損傷や汚染して補修が必要に成っ
た補修個所を補修するための補修キットであって、少な
くとも、内装材の表面の凹凸面を転写して凹凸型を転写
すると共に転写した凹凸型を再度転写させる立体コピー
をするためのシリコン樹脂と、補修個所の内装材を近傍
周辺を含めて取り除いて形成した補修用穴の底部に敷設
するための補強ネットと、該補強ネットを敷設した上面
の補修用穴に周辺と略平坦状に充填すると共に前記シリ
コン樹脂の凹凸型を立体コピーされる専用パテとを備え
たことを特徴とする内装材の補修キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002124979A JP2003278390A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 内装材の補修キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002124979A JP2003278390A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 内装材の補修キット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003278390A true JP2003278390A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29243736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002124979A Pending JP2003278390A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 内装材の補修キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003278390A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006001125A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Hitachi Housetec Co Ltd | 微細凹凸を設けた成形品のための補修具及びそれを用いた補修方法 |
| JP2012097507A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Js Corp | 内装改修方法 |
| JP2014122523A (ja) * | 2012-12-23 | 2014-07-03 | Kabegami Kakumei:Kk | 内壁補修具、内壁補修キット及び内壁補修方法 |
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| CN107338967A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-11-10 | 张新生 | 一种旧楼外墙瓷砖饰面翻新改造的新工艺及新材料 |
| JP2020049480A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-04-02 | 株式会社サンリミックス | 内装素材の再生方法 |
| CN114150847A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-03-08 | 浙江蓝绿双城建筑设计有限公司 | 外墙保温砂浆防脱落的施工方法 |
-
2002
- 2002-03-25 JP JP2002124979A patent/JP2003278390A/ja active Pending
Cited By (8)
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