JP2003278325A - 新設の屋根材の取付金具装着装置およびこの装置を使用した新設屋根の施工方法 - Google Patents
新設の屋根材の取付金具装着装置およびこの装置を使用した新設屋根の施工方法Info
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Abstract
に既設屋根に簡単にかつ確実に装着することができ、し
かも、新設屋根の施工中の塵埃の発生を最小限に抑える
ことができることを目的とする。 【解決手段】 電気スクリュードライバーの駆動力をス
ライド板34の押し込み力に変換して、新設の取付金具
8、9を既設スレート葺き屋根1に装着するものであ
る。この結果、新設の取付金具8、9を叩いたり打ち込
んだりせずに既設スレート葺き屋根1に簡単にかつ確実
に装着することができる。しかも、新設の取付金具8、
9を叩いたり打ち込んだりしないので、新設屋根の施工
中の塵埃の発生を最小限に抑えることができる。
Description
屋根を葺く際に、その既設屋根に新設の屋根材の取付金
具を装着する装置、および、その取付金具装着装置を使
用した新設屋根の施工方法にかかるものである。
たり打ち込んだりせずに既設屋根に簡単にかつ確実に装
着することができ、しかも、新設屋根の施工中の塵埃の
発生を最小限に抑えることができる取付金具装着装置、
および、その取付金具装着装置を使用した新設屋根の施
工方法に関するものである。
に穴あけなどの加工を行わずに、既設屋根に新設の屋根
材の取付金具を装着して新設屋根を葺く新設屋根の施工
方法は、現在広く使われている。この新設屋根の施工方
法は、穴あけなどの加工を行わないので、穴あけなどの
加工に伴なうくずやごみやちりなどの発生がなく、この
点において優れている。この種の新設屋根の施工方法と
しては、たとえば、この出願人が先に出願した特願20
01−184812号や特許第2907422号などが
ある。
の施工方法について説明する。まず、新設の取付金具で
あるクランプ金具(6)、(6A)をハンマーなどの工
具で打ち込んで既設のスレート板屋根材(2)の山部
(21)上面と既設のフックボルト(4)のナット
(5)、座金(81)との間に差し込む。それと同時
に、このクランプ金具(6)、(6A)の切欠き(6
4)を既設のフックボルト(4)に嵌合する。そして、
クランプ金具(6)、(6A)を既設のスレート板屋根
材(2)の山部(21)に固定する。つぎに、固定され
たクランプ金具(6)、(6A)に新設の金属板屋根材
(3)の山部(31)をネジ締め固定する。これによ
り、既設のスレート葺き屋根などの既設屋根に穴あけな
どの加工を行わずに、既設屋根に新設の屋根材の取付金
具を装着して新設屋根を葺くことができる。
は、長年、風雨に晒されているので、既設のフックボル
ト(4)、ナット(5)、座金(81)など締め付け具
は、錆び付いている。このために、前記の新設屋根の施
工方法は、クランプ金具(6)、(6A)を既設のスレ
ート板屋根材(2)の山部(21)上面と既設のフック
ボルト(4)のナット(5)、座金(81)との間に差
し込む際に、クランプ金具(6)、(6A)をハンマー
などの工具により打ち込む必要がある。
いては、クランプ金具(6)、(6A)をハンマーなど
の工具で打ち込む時の振動などにより、既設屋根から塵
埃が発生して屋内に落ちることがある。このために、前
記の新設屋根の施工方法は、穴あけなどの加工に伴なう
くずやごみやちりなどの発生のない効果が薄れる虞があ
る。
ち込んだりせずに既設屋根に簡単にかつ確実に装着する
ことができ、しかも、新設屋根の施工中の塵埃の発生を
最小限に抑えることができる取付金具装着装置、およ
び、その取付金具装着装置を使用した新設屋根の施工方
法を提供することを目的とする。
めに、請求項1にかかる発明は、駆動源と、既設の屋根
材上に載置される固定部材と、前記固定部材に直線往復
スライド可能に取り付けられ、前記駆動源の駆動により
スライドして、前記既設の屋根材側と既設の締め付け具
側との間に形成された隙間に先端が仮セットされた新設
の取付金具を前記隙間側に押し込んで、前記新設の取付
金具を前記既設の屋根材側と前記既設の締め付け具側と
の間に本装着するスライド部材と、を備えたことを特徴
とする。
源を駆動させることにより、スライド部材がスライドし
て、新設の取付金具が隙間側に押し込まれて既設の屋根
材側と既設の締め付け具側との間に本装着される。この
ように、請求項1にかかる発明は、駆動源の駆動力をス
ライド部材の押し込み力に変換して、新設の取付金具を
既設屋根に装着するものであるから、新設の取付金具を
叩いたり打ち込んだりせずに既設屋根に簡単にかつ確実
に装着することができる。しかも、請求項1にかかる発
明は、新設の取付金具を叩いたり打ち込んだりしないの
で、新設屋根の施工中の塵埃の発生を最小限に抑えるこ
とができる。
め付け具を押さえる押さえ部を固定部材に設けた、こと
を特徴とする。
イド部材で新設の取付金具を既設の屋根材側と既設の締
め付け具側との間の隙間側に押し込む際に、既設の締め
付け具が固定部材の押さえ部により押さえられている。
このために、請求項2にかかる発明は、新設の取付金具
を既設の屋根材側と既設の締め付け具側との間にさらに
簡単にかつ確実に押し込んで装着することができる。
付金具の先端が鋭角をなし、その新設の取付金具が既設
の屋根材側の座金と既設の締め付け具側のナットとの間
に本装着される、ことを特徴とする。
の取付金具の先端が鋭角をなすので、新設の取付金具の
先端を既設の屋根材側と既設の締め付け具側のナットと
の間の隙間に簡単に仮セットすることができ、かつ、新
設の取付金具を既設の屋根材側と既設の締め付け具側の
ナットとの間に簡単に押し込むことができる。また、請
求項3にかかる発明は、新設の取付金具が既設の屋根材
側の座金と既設の締め付け具側のナットとの間に本装着
されるので、既設の座金と既設の屋根材との間の既設の
パッキンを破損することがない。これにより、請求項3
にかかる発明は、新設屋根の施工中、既設屋根から屋内
への雨漏りの心配はない。
り、既設の屋根材側と既設の締め付け具側との間に隙間
を形成する第1工程と、前記第1工程で形成された隙間
に新設の取付金具の先端を仮セットする第2工程と、前
記既設の屋根材上に固定部材を載置する第3工程と、駆
動源を駆動させてスライド部材を前記固定部材に対して
スライドさせ、前記スライド部材により前記新設の取付
金具を前記隙間側に押し込んで前記既設の屋根材側と前
記既設の締め付け具側との間に本装着する第4工程と、
前記第4工程で本装着された前記新設の取付金具に新設
の屋根材を取り付ける第5工程と、からなることを特徴
とする。
請求項1にかかる発明と同様に、駆動源の駆動力をスラ
イド部材の押し込み力に変換して、新設の取付金具を既
設屋根に装着するものであるから、新設の取付金具を叩
いたり打ち込んだりせずに既設屋根に簡単にかつ確実に
装着することができる。しかも、請求項4にかかる発明
は、新設の取付金具を叩いたり打ち込んだりしないの
で、新設屋根の施工中の塵埃の発生を最小限に抑えるこ
とができる。
において、固定部材の押さえ部が既設の締め付け具を押
さえる、ことを特徴とする。
請求項2にかかる発明と同様に、新設の取付金具を既設
の屋根材側と既設の締め付け具側との間の隙間側に押し
込む際に、既設の締め付け具が固定部材の押さえ部によ
り押さえられている。このために、請求項5にかかる発
明は、新設の取付金具を既設の屋根材側と既設の締め付
け具側との間にさらに簡単にかつ確実に押し込んで装着
することができる。
において、隙間が既設の屋根材側の座金と既設の締め付
け具側のナットとの間に形成され、第4工程において、
先端が鋭角をなす新設の取付金具が既設の屋根材側の座
金と既設の締め付け具側のナットとの間に本装着され
る、ことを特徴とする。
請求項3にかかる発明と同様に、新設の取付金具の先端
が鋭角をなすので、新設の取付金具の先端を既設の屋根
材側と既設の締め付け具側のナットとの間の隙間に簡単
に仮セットすることができ、かつ、新設の取付金具を既
設の屋根材側と既設の締め付け具側のナットとの間に簡
単に押し込むことができる。また、請求項6にかかる発
明は、新設の取付金具が既設の屋根材側の座金と既設の
締め付け具側のナットとの間に本装着されるので、既設
の座金と既設の屋根材との間の既設のパッキンを破損す
ることがない。これにより、請求項6にかかる発明は、
新設屋根の施工中、既設屋根から屋内への雨漏りの心配
はない。
根材の取付金具装着装置およびこの装置を使用した新設
屋根の施工方法の実施形態の1例を添付図面を参照して
説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定さ
れるものではない。
態における既設屋根は、既設のスレート葺き屋根1であ
る。この既設のスレート葺き屋根1は、図9〜図12に
示すように、既設の母屋(いわゆる、C型鋼)2と、前
記既設の母屋2に既設のフックボルト3およびナット4
および座金(いわゆる、亀座)5およびパッキン材6に
より取り付けられた既設のスレート板屋根材7とから構
成されている。
よび図10に示すように、働き6山の大波のスレートで
ある。すなわち、このスレート板屋根材7は、7.5山
(7つ半の山)の全幅に対して、6山の働き幅を有す
る。また、このスレート板屋根材7においては、1山が
1ピッチで、3ピッチごとにフックボルト3などにより
母屋2に取り付けられている。なお、スレート板屋根材
7において、フックボルト3などにより取り付けるピッ
チや箇所などは、この例に限定されない。
図9および図10に示すように、フックボルト3などが
取り付けられている箇所のうち、重なり部近傍の山部上
面の高さは、通常部の山部上面の高さ(山の高さ、谷の
深さ)よりも若干高い。たとえば、全幅が960mm、
働き幅が780mm、1ピッチが130mm、通常部の
山部上面の高さ(山の高さ、谷の深さ)が38mm、板
厚が6.3mmの大波スレートの場合、重なり部近傍の
山部上面の高さは、通常部の山部上面の高さよりも約4
〜7mm高い。また、重なり部の山部上面の最高の高さ
は、通常部の山部上面の高さよりも約8〜10mm高
い。
は、新設の第1取付金具および第2取付金具である。こ
の第1取付金具8および第2取付金具9は、前記既設ス
レート葺き屋根1に新設屋根を葺くための新設の取付金
具である。この第1取付金具8および第2取付金具9
は、たとえば、亜鉛板を折り曲げ加工してなる。
照して説明する。なお、第1取付金具8は、この第2取
付金具9とほぼ同様の構造をなすので、第1取付金具8
の説明は、省略する。
側面から見てコの字形状に折り曲げられてなる。すなわ
ち、この第2取付金具9は、下側の第1取付板部11
と、上側の第2取付板部13と、前記第1取付板部11
と前記第2取付板部13との間に設けられた中側の縦板
部15とから構成されている。第1取付板部11は、正
面から見て既設のスレート板屋根材7の山部に倣って湾
曲している。
央部は、第2取付金具9の第1取付板部11とほぼ同様
に、正面から見て既設のスレート板屋根材7の山部に倣
って湾曲していると共に、第1取付金具8の第1取付板
部の両側は、水平形状をなす。これにより、第1取付金
具8と第2取付金具9とが区別でき、第1取付金具8と
第2取付金具9との取り違いを防止することができる。
状をなす。さらに、この第1取付板部11には、嵌合長
溝17が鋭角先端から途中までそれぞれ設けられてい
る。この嵌合長溝17の幅は、既設のフックボルト3の
外径よりも若干大きい。これにより、既設のスレート葺
き屋根1に対して、新設の屋根が熱膨張によって伸縮す
ることができるものである。
屋根材7の重なり部近傍の山部上面側の既設の座金5と
締め付け具側のナット4との間に差し込んで取り付けら
れるものである。また、前記第2取付金具9は、既設の
スレート板屋根材7の通常部の山部上面側の既設の座金
5と締め付け具側のナット4の間に差し込んで取り付け
られるものである。
記第2取付金具9の縦板部15の高さHよりも、既設の
スレート板屋根材7の重なり部近傍の山部上面の高さか
ら通常部の山部上面の高さを差し引いた分低い。なお、
縦板部15の高さHは、この例では、第1取付板部11
の中央上面から第2取付板部13の上面までの高さを言
う。
である。この新設の母屋18は、いわゆる、C型鋼であ
る。この新設の母屋18は、新設の取付金具8、9を覆
う大きさを有する。
設の折板屋根材である。この新設の折板屋根材19は、
たとえば、亜鉛版からなる。この新設の折板屋根材19
は、図10に示すように、水平底板部20と、その水平
底板部20の両側から斜め上方に折り曲げられてなる傾
斜側板部21と、その左右の側板部21の間において湾
曲されてなる山板部22とからなる。
ピッチは、既設のスレート板屋根材7のピッチとほぼ等
しい。また、新設の折板屋根材19の山板部22は、既
設のスレート板屋根材7の働き幅とほぼ等しい6山から
構成されている。さらに、新設の折板屋根材19の左端
の山板部22の右側には、段部が設けられている。この
新設の折板屋根材19は、一の折板屋根材19の左端の
山板部22に他の折板屋根材19の右端の山板部22を
被せるものである。
態にかかる新設の屋根材の取付金具装着装置である。こ
の取付金具装着装置26は、2枚の固定板27、28を
備える。前記2枚の固定板27、28は、長方形の板形
状をなす。一方(正面側)の固定板27は、側面から見
てI字形状をなし、他方(背面側)の固定板28は、側
面から見てL字形状をなす。
が一方の固定板27側に折り曲げられて形成されてい
る。この水平板部29の縁の中央部には、半円形の切欠
30が設けられている。この切欠30は、既設のナット
4が嵌合し得る形状および大きさをなす。そして、この
切欠30の周辺部は、既設のナット4を押さえる押さえ
部を構成するものである。なお、この切欠30は、半円
形以外、たとえば、既設のナット4が嵌合する半六角形
や半四角形や単なる四角形などであっても良い。すなわ
ち、この切欠30は、既設のナット4が嵌合し得る形状
および大きさをなすものであれば良い。
角部には、円柱形状をなす4本連結棒31の両端が溶接
などによりそれぞれ固定されている。
端部には、2枚の脚板32、32の上端がそれぞれ溶接
などにより固定されている。前記2枚の脚板32、32
は、長方形の板形状をなす。この2枚の脚板32、32
の下端部には、既設のスレート板屋根材7の1山および
その両側の2谷にかけて嵌合する切欠33、33がそれ
ぞれ設けられている。
部29および4本の連結棒31および2枚の脚板32、
32により、固定部材が構成されている。なお、固定板
27、28と脚板32、32とは、この例では、それぞ
れ別個の板からなるが、一体の板から構成されたもので
も良い。
の平行な連結棒31には、スライド板34の両端が直線
往復スライド可能に取り付けられている。このスライド
板34は、左右に細長い長方形の板形状をなす。このス
ライド板34の両端部には、円形の透孔35、35がそ
れぞれ設けられている。
ガイド筒36、36がそれぞれ溶接などにより固定され
ている。このガイド筒36、36は、円筒形状をなす。
このガイド筒36、36の透孔と前記スライド板34の
透孔35、35とは、それぞれ連通している。このスラ
イド板34の透孔35、35とガイド筒36、36の透
孔中には、前記2本の連結棒31が貫通している。これ
により、スライド板34は、2本の連結棒31とガイド
筒36、36とにより、前記固定部材に対して、平行度
を保ちながら直線往復スライド可能となる。このスライ
ド板34とガイド筒36、36とがスライド部材を構成
する。
7と対向する面の中央には、球受け部37が溶接などに
より固定されている。この球受け部37中には、球凹部
が設けられている。前記一方の固定板27の中央には、
ネジ受け部38が溶接などにより固定されている。この
ネジ受け部38中には、ネジ孔が設けられている。
リュー39がネジ込まれている。このスクリュー39の
一端には、球部40が一体の設けられている。この球4
0は、前記球受け部37の球凹部中に回転可能にかつ軸
方向に移動不可能に取り付けられている。また、スクリ
ュー39の他端には、六角頭部41が一体に設けられて
いる。
形態の新設屋根を施工する際に使用する挟み込み用の工
具、いわゆる、タイルニッパーである。この工具42
は、一対の部材の一端部がピンにより開閉可能に取り付
けられてなるものである。この工具42は、てこ式であ
って、他端部側の柄の部分(力点)を開閉することによ
り、ピン(支点)を介して、一端側の刃の部分(作用
点)が開閉するものである。
態にかかる新設の屋根材の取付金具装着装置およびこの
装置を使用した新設屋根の施工方法は、以上のごとき構
成からなり、以下、その施工作業について説明する。
先を既設の締め付け具側であるナット4と既設の屋根材
側である座金5との間に位置させる(図1参照)。
工具42の柄を閉じる。すると、工具42の刃先が閉じ
てナット4と座金5との間に食い込む。このとき、既設
のパッキン材6が撓んで圧縮すると共に、既設のスレー
ト板屋根材7が図2中の実線矢印方向に押し込まれる。
この結果、ナット4と座金5との間には、隙間Cが形成
される。なお、ナット4は、既設のフックボルト3を介
して既設の母屋2に固定されているので、工具42の刃
が食い込まれた際には移動せず、座金5側が下方に押し
込まれる(図2参照)。
の間の隙間Cに新設の取付金具8、9の鋭角先端を仮セ
ットすると共に、新設の取付金具8、9の嵌合長溝17
をフックボルト3に対向させる。このとき、工具42の
刃先は、ナット4の半部程度にかかっているので、新設
の取付金具8、9の鋭角先端は、ナット4と座金5との
間の隙間Cにセットされる。なお、前記隙間Cは、約3
〜4mmである(図3参照)。
隙間Cへの取付金具8、9の仮セットが完了した時点
で、工具42の刃先を開いてナット4と座金5との間か
ら外す。すると、パッキン材6およびスレート板屋根材
7は、そのスプリングバックにより、直ぐに元の状態に
戻るので、取付金具8、9の鋭角先端は、ナット4と座
金5との間には挟み込まれる。
33、33をスレート板屋根材7の山部および谷部に合
わせて、取付金具装着装置26を既設スレート葺き屋根
1上に載置する。ついで、他方の固定板28の水平板部
29の切欠30をナット4に嵌合する。一方、スクリュ
ー39を回転させてスライド板34を新設の取付金具
8、9の縦板部15に当接させる(図4、図5、図8を
参照)。
に駆動源としての電気スクリュードライバー(図示せ
ず)をセットする。この電気スクリュードライバーを駆
動させる。すると、電気スクリュードライバーの回転力
が六角頭部41を介してスクリュー39に伝達される。
このスクリュー39は、ネジ受け部38のネジ送り作用
により、回転しながら図4および図5中の実線矢印方向
に進む。
て、スライド板34は、2本の連結棒31と2個のガイ
ド筒36、36とにガイドされながら、固定部材に対し
てスライドする。このスライド板34のスライドによ
り、新設の取付金具8、9は、水上から水下方向(図1
2中の矢印A方向)に前記隙間Cに押し込まれて、ナッ
ト4と座金5との間において本装着される。新設の取付
金具8、9の嵌合長溝17がフックボルト3に嵌合する
ので、新設の取付金具8、9は、既設スレート葺き屋根
1に対して、嵌合長溝17の長手方向にスライド可能と
なる(図6、図7参照)。
3がスレート板屋根材7の形状に合わせてあるので、新
設の取付金具8、9の押し込み作業を確実にかつ安定し
た状態で行うことができる。
1と2個のガイド筒36、36のガイド作用により、新
設の取付金具8、9を確実にかつ均一に押し込むことが
できる。
された新設の取付金具8、9に新設の母屋18を載置す
る。この新設の取付金具8、9と新設の母屋18とを第
1タッピンネジ(セルフタッピングスクリュー)23に
より固定する。つづいて、新設の母屋18に新設の折板
屋根材19を載置する。この新設の母屋18および新設
の取付金具8、9と新設の折板屋根材19とを第2タッ
ピンネジ(セルフタッピングスクリュー)24により固
定する。以下、同様にして、既設のスレート葺き屋根1
に新設の屋根が葺かれることとなる(図9〜図12参
照)。
態にかかる新設の屋根材の取付金具装着装置およびこの
装置を使用した新設屋根の施工方法(以下、この実施の
形態の装置および方法と称する)は、以上のごとき構成
からなり、以下の効果を達成することができる。
法は、電気スクリュードライバーの駆動力をスライド板
34の押し込み力に変換して、新設の取付金具8、9を
既設スレート葺き屋根1に装着するものであるから、新
設の取付金具8、9を叩いたり打ち込んだりせずに既設
スレート葺き屋根1に簡単にかつ確実に装着することが
できる。しかも、この実施の形態の装置および方法は、
新設の取付金具8、9を叩いたり打ち込んだりしないの
で、新設屋根の施工中の塵埃の発生を最小限に抑えるこ
とができる。
は、スライド板34で新設の取付金具8、9をナット4
と座金5との間の隙間C側に押し込む際に、ナット4が
他の固定板28の水平板部29に切欠30を介して押さ
えられている。このために、この実施の形態の装置およ
び方法は、新設の取付金具8、9をナット4と座金5と
の間にさらに簡単にかつ確実に押し込んで装着すること
ができる。
は、新設の取付金具8、9の先端が鋭角をなすので、新
設の取付金具8、9の先端をナット4と座金5との間の
隙間Cに簡単に仮セットすることができ、かつ、新設の
取付金具8、9をナット4と座金5との間に簡単に押し
込むことができる。また、この実施の形態の装置および
方法は、新設の取付金具8、9がナット4と座金5との
間に本装着されるので、座金5とスレート板屋根材7と
の間のパッキン6を破損することがない。これにより、
この実施の形態の装置および方法は、新設屋根の施工
中、既設スレート葺き屋根1から屋内への雨漏りの心配
はない。
〜図16は、新設の取付金具の変形例を示す。この変形
例における新設の取付金具43は、たとえば、亜鉛板を
折り曲げ加工してなる。この新設の取付金具43は、図
15に示すように、既設のスレート板屋根材7の山部の
形状とに合致させた谷部と、新設の折板屋根材19の山
部に合致させた山部と、垂直板部とから構成されてい
る。谷部には、嵌合長溝44が設けられている。この嵌
合長溝44の両先端には、面取り部45がそれぞれ設け
られている。この結果、この新設の取付金具43の先端
は、鋭角となる。
台形の水平板部46を備える取付金具装着装置26によ
り、既設の座金5と既設のスレート板屋根材7との間に
押し込まれるものである(図14参照)。この新設の取
付金具43の場合は、座金5とスレート板屋根材7との
間のパッキン材6が破損する場合がある。この新設の取
付金具43は、新設の母屋18を使用せずに、新設の折
板屋根材19を直接取り付けるものである(図14参
照)。この新設の取付金具43は、前記の新設の取付金
具8、9とほぼ同様の作用効果を達成することができ
る。
説明)図17は、取付金具装着装置26の水平板部47
の変形例を示す。この変形例における水平板部47は、
底辺が幅広の台形をなすものである。この水平板部47
は、前記の水平板部29、46とほぼ同様の作用効果を
達成することができる。
実施の形態においては、駆動源としては、電気スクリュ
ードライバーを使用するものである。ところが、この発
明は、その他の駆動源、たとえば、油圧ポンプ、エアー
ポンプ(コンプレッサ)、機械式てこなどであっても良
い。この場合は、スライド板34をスライドさせる球受
け部37、ネジ受け部38、スクリュー39は、各駆動
源に適した駆動力伝達手段を使用する。
レート葺き屋根1以外の既設屋根、前記新設の折板屋根
材19以外の新設屋根、前記新設の取付金具8、9、4
3、以外の新設の取付金具、前記施工方法以外の施工方
法であっても良い。
かる新設の屋根材の取付金具装着装置およびこの装置を
使用した新設屋根の施工方法(請求項1、4)によれ
ば、駆動源の駆動力をスライド部材の押し込み力に変換
して、新設の取付金具を既設屋根に装着するものである
から、新設の取付金具を叩いたり打ち込んだりせずに既
設屋根に簡単にかつ確実に装着することができる。
付金具装着装置およびこの装置を使用した新設屋根の施
工方法(請求項1、4)によれば、新設の取付金具を叩
いたり打ち込んだりしないので、新設屋根の施工中の塵
埃の発生を最小限に抑えることができる。
付金具装着装置およびこの装置を使用した新設屋根の施
工方法(請求項2、5)によれば、スライド部材で新設
の取付金具を既設の屋根材側と既設の締め付け具側との
間の隙間側に押し込む際に、既設の締め付け具が固定部
材の押さえ部により押さえられているので、新設の取付
金具を既設の屋根材側と既設の締め付け具側との間にさ
らに簡単にかつ確実に押し込んで装着することができ
る。
付金具装着装置およびこの装置を使用した新設屋根の施
工方法(請求項3、6)によれば、新設の取付金具の先
端が鋭角をなすので、新設の取付金具の先端を既設の屋
根材側と既設の締め付け具側のナットとの間の隙間に簡
単に仮セットすることができ、かつ、新設の取付金具を
既設の屋根材側と既設の締め付け具側のナットとの間に
簡単に押し込むことができる。
付金具装着装置およびこの装置を使用した新設屋根の施
工方法(請求項3、6)によれば、新設の取付金具が既
設の屋根材側の座金と既設の締め付け具側のナットとの
間に本装着されるので、既設の座金と既設の屋根材との
間の既設のパッキンを破損することがない。これによ
り、この発明にかかる新設の屋根材の取付金具装着装置
およびこの装置を使用した新設屋根の施工方法(請求項
3、6)は、新設屋根の施工中、既設屋根から屋内への
雨漏りの心配はない。
よびこの装置を使用した新設屋根の施工方法の実施の形
態を示す説明図である。
い込んだ状態を示す説明図である。
る。
屋根に載置した状態を示す説明図(図8におけるA−A
線断面図)である。
−B線断面図)である。
んだ状態を示す説明図(図8におけるA−A線断面図)
である。
おけるB−B線断面図)である。
を示す一部斜視図である。
る。
る。
(B)は同じく新設の取付金具を示す右側面図、(C)
は同じく新設の取付金具を示す正面図、(D)は同じく
新設の取付金具を示す背面図、(E)は同じく新設の取
付金具を示す底面図、(F)は同じく新設の取付金具を
示す斜視図である。
部断面図である。
示す正面図、(B)は(A)におけるB−B線断面図で
ある。
装着装置により押し込む状態を示す説明図である。
説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 既設の母屋に既設の屋根材が既設の締め
付け具により取り付けられてなる既設屋根に新設屋根を
葺く際に、前記既設屋根に新設の屋根材の取付金具を装
着する装置であって、 駆動源と、 前記既設の屋根材上に載置される固定部材と、 前記固定部材に直線往復スライド可能に取り付けられ、
前記駆動源の駆動によりスライドして、前記既設の屋根
材側と前記既設の締め付け具側との間に形成された隙間
に先端が仮セットされた前記新設の取付金具を前記隙間
側に押し込んで、前記新設の取付金具を前記既設の屋根
材側と前記既設の締め付け具側との間に本装着するスラ
イド部材と、 を備えたことを特徴とする新設の屋根材の取付金具装着
装置。 - 【請求項2】 前記固定部材には、前記既設の締め付け
具を押さえる押さえ部が設けられている、ことを特徴と
する請求項1に記載の新設の屋根材の取付金具装着装
置。 - 【請求項3】 前記新設の取付金具の先端は、鋭角をな
し、前記新設の取付金具は、前記既設の屋根材側の座金
と前記既設の締め付け具側のナットとの間に本装着され
る、ことを特徴とする請求項1または2に記載の新設の
屋根材の取付金具装着装置。 - 【請求項4】 前記請求項1〜3のいずれか1に記載の
新設の屋根材の取付金具装着装置を使用した新設屋根の
施工方法であって、 工具により、前記既設の屋根材側と前記既設の締め付け
具側との間に隙間を形成する第1工程と、 前記第1工程で形成された隙間に前記新設の取付金具の
先端を仮セットする第2工程と、 前記既設の屋根材上に前記固定部材を載置する第3工程
と、 前記駆動源を駆動させて前記スライド部材を前記固定部
材に対してスライドさせ、前記スライド部材により前記
新設の取付金具を前記隙間側に押し込んで前記既設の屋
根材側と前記既設の締め付け具側との間に本装着する第
4工程と、 前記第4工程で本装着された前記新設の取付金具に新設
の屋根材を取り付ける第5工程と、 からなることを特徴とする取付金具装着装置を使用した
新設屋根の施工方法。 - 【請求項5】 前記第4工程において、前記固定部材の
押さえ部が前記既設の締め付け具を押さえる、ことを特
徴とする請求項4に記載の取付金具装着装置を使用した
新設屋根の施工方法。 - 【請求項6】 前記第1工程において、前記隙間は、前
記既設の屋根材側の座金と前記既設の締め付け具側のナ
ットとの間に形成され、 前記第4工程において、先端が鋭角をなす前記新設の取
付金具は、前記既設の屋根材側の座金と前記既設の締め
付け具側のナットとの間に本装着される、 ことを特徴とする請求項4または5に記載の取付金具装
着装置を使用した新設屋根の施工方法。
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-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002086186A patent/JP3545747B2/ja not_active Expired - Lifetime
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