JP2002004507A - 屋根葺替用治具及び屋根の葺替構造 - Google Patents

屋根葺替用治具及び屋根の葺替構造

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JP2002004507A
JP2002004507A JP2000180080A JP2000180080A JP2002004507A JP 2002004507 A JP2002004507 A JP 2002004507A JP 2000180080 A JP2000180080 A JP 2000180080A JP 2000180080 A JP2000180080 A JP 2000180080A JP 2002004507 A JP2002004507 A JP 2002004507A
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jig
roof
cover roof
slate plate
corrugated slate
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JP2000180080A
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English (en)
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Satoru Nawate
哲 名和手
Shigeya Sonobe
滋也 園部
Toshiyuki Koyakata
敏行 古舘
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Daido Steel Sheet Corp
Original Assignee
Daido Steel Sheet Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D13/00Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage; Sky-lights
    • E04D13/16Insulating devices or arrangements in so far as the roof covering is concerned, e.g. characterised by the material or composition of the roof insulating material or its integration in the roof structure
    • E04D13/1606Insulation of the roof covering characterised by its integration in the roof structure
    • E04D13/1681Insulating of pre-existing roofs with or without ventilating arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のボルトに傾き等があっても、ボルトを
打ち直すことなく、新設のカバールーフを簡易且つ強固
に取り付ける。 【解決手段】 波形スレート板1の複数の山部8に跨っ
て波形スレート板1の山方向Aと略直交方向Bに配設さ
れる治具本体4に、カバールーフ載置部5と、複数の脚
部7と、既存のボルト9が圧入係止される圧入係止部1
0と、新設のカバールーフ2の上方から打入されるドリ
ルビス20が固着されるドリルビス固着部11とが設け
られている。治具本体4の長手方向の一端に連結用開口
部13が設けられ、他端に上記連結用開口部13にスラ
イド自在に連結されるスライド連結部14が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根葺替用治具及
び屋根の葺替構造に関し、詳しくは波形スレート板の改
修工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築分野において、石綿スレート板は、
耐火性、耐水性、耐久性に優れているとの理由から、屋
根材として広く使用されているが、建築後かなりの年数
が経過して改修が必要となった場合は、石綿スレート板
の上から新設のカバールーフを被覆し、ドリルビスをカ
バールーフから石綿スレート板に打入することで、カバ
ールーフを石綿スレート板に固着することが一般に行わ
れている。
【0003】しかしながら、ドリルビスを老巧化してい
る石綿スレート板に打入すると、石綿スレート板の切り
粉が落下して作業環境の悪化を招くという問題がある。
特に石綿スレート板の場合には、人体に害を及ぼす石綿
(アスベスト)を含んだ切り粉が落下する危険性があ
る。しかも従来ではドリルビスを石綿スレート板を貫通
し、下地母屋まで打ち込む必要があるために、ドリルビ
スの打入作業に非常に手間がかかり、葺替の作業効率が
悪いという問題もある。さらに、石綿スレート板の上に
は、この石綿スレート板を固定している既存のボルトの
上部が突出しており、新規のカバールーフを固着する際
に、既存のボルトの上側の突出部分を切断により除去す
る必要があり、既存のボルトの数が多いためにその切断
作業に非常に手間と時間がかかるという問題もあった。
【0004】そこで、上記問題を解決するために、従
来、特開平10−219936号公報には、既設の波形
スレート板の山部の上に略三角形状をしたクランプ金具
を乗せ、既設の波形スレート板の上に突出している既存
のボルトの上部を、クランプ金具の下部に設けた切り欠
きに挿入係止させることによって、クランプ金具を既存
のボルトに固定し、その後、新設のカバールーフの山部
の上方からクランプ金具にドリルビスを打入することに
よって、新設のカバールーフをクランプ金具を介して既
設の波形スレート板上に固定するようにした葺替工法が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、波形スレー
ト板の山部の上方に突出している既存のボルトは、実際
には、真っ直ぐ上に向かずに、傾いてたり、或いはゆが
んでいたり、或いは山部の頂部から位置ズレしていたり
する場合があり、このような場合、上記特開平10−2
19936号公報のようなクランプ金具を用いる場合に
あっては、クランプ金具が波形スレート板の山部から傾
いて取り付けられたり、或いは既存のボルトが山部から
位置ズレしていて、クランプ金具が取り付け不能となっ
たり場合がある。このような場合は、従来ではその既存
のボルトを一旦引き抜いて打ち直す必要があり、作業に
多大な手間がかかるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、既存のボルトに傾き、
ゆがみ、位置ズレ等が生じていても、従来のように既存
のボルトを打ち直すことなく、新設のカバールーフを波
形スレート板に対して簡易且つ強固に取り付けることが
でき、作業効率の向上を図ることができる屋根葺替用治
具及び屋根の葺替構造を提供するにあり、他の目的とす
るところは、既存のボルトに対する圧入係止部の位置合
わせを一層容易に行うことができる屋根葺替用治具を提
供するにあり、更に他の目的とするところは、隣り合う
新設のカバールーフの上下に重ね合わされた接続部分を
波形スレート板に対して簡易かつ強固に取り付けること
ができる屋根葺替用治具及び屋根の葺替構造を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、既設の波形スレート板1上に新設
のカバールーフ2を被覆するための屋根葺替用治具であ
って、波形スレート板1の複数の山部8に跨って波形ス
レート板1の山方向Aと略直交方向Bに配設される治具
本体4の上面に新設のカバールーフ2が載置されるカバ
ールーフ載置部5が形成され、下面に波形スレート板1
の複数の谷部6に挿入される複数の脚部7が形成され、
上記治具本体4には、波形スレート板1の山部8から突
出している既存のボルト9の上部が下方から圧入されて
係止される圧入係止部10と、新設のカバールーフ2の
上方から打入されるドリルビス20が固着されるドリル
ビス固着部11とが設けられると共に、治具本体4の長
手方向の一端に連結用開口部13が設けられ、他端に上
記連結用開口部13がスライド自在に連結可能なスライ
ド連結部14が設けられていることを特徴としており、
このように構成することで、治具本体4を波形スレート
板1上に設置して既存のボルト9の上部を圧入係止部1
0に係止させる際に、既存のボルト9に、例えば傾き、
ゆがみ、位置ズレ等が生じていても、治具本体4のスラ
イド連結部14をスライド調整することで、治具本体4
の圧入係止部10の位置を既存のボルト9に容易に位置
合わせでき、既存のボルト9を打ち直すことなく、新設
のカバールーフ2を既存のボルト9を介して波形スレー
ト板1に簡易且つ強固に取り付けることができる。
【0008】ここで、上記治具本体4の長手方向に沿っ
て圧入係止部10をスライド自在に取り付けるのが好ま
しい。
【0009】また上記治具本体4の上部に、横方向に隣
り合う新設のカバールーフ2の上下に重ね合わされた接
続部分15の下方に配置される補助治具16が取り付け
られ、この補助治具16には、治具本体4に設けた係止
部17に引掛け係止される被係止部18と、ドリルビス
20によって新設のカバールーフ2の上下に重ね合わさ
れた接続部分15が固着されるカバールーフ固着部12
とが一体に設けられているのが好ましい。
【0010】また、本発明は、上記治具本体4の上部
に、横方向に隣り合う新設のカバールーフ2の上下に重
ね合わされた接続部分15の下方に配置される補助治具
16が取り付けられ、この補助治具16には、治具本体
4に設けた係止部17に引掛け係止される被係止部18
と、ドリルビス20によって新設のカバールーフ2の上
下に重ね合わされた接続部分15が固着されるカバール
ーフ固着部12とが一体に設けられていることを特徴と
しており、このように構成することで、補助治具16の
カバールーフ固着部12を新設のカバールーフ2の接続
部の下面に配置し、ドリルビス20を上方から新設のカ
バールーフ2の接続部分15に打入することで、下側の
接続部15bが下方に逃げることがなく、ドリルビス2
0を確実に打ち込むことができる。
【0011】また、上記治具本体4の上部に、横方向に
隣り合う新設のカバールーフ2の上下に重ね合わされた
接続部分15の下方に配置される補助治具16が取り付
けられ、この補助治具16には、治具本体4に設けた係
止部17に引掛け係止される被係止部18と、ドリルビ
ス20によって新設のカバールーフ2の上下に重ね合わ
された接続部分15が固着されるカバールーフ固着部1
2とが一体に設けられており、補助治具16の被係止部
18を治具本体4の係止部17に引掛け係止すると共
に、補助治具16のカバールーフ固着部12の上に新設
のカバールーフ2の接続部分15を配置し、ドリルビス
20を新設のカバールーフ2の接続部分15の上方から
打入してカバールーフ固着部12を貫通し治具本体4に
固定するのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0013】本実施形態の屋根は、図3に示すように、
既設の波形スレート板1上に、屋根葺替用治具3を介し
て新規のカバールーフ2が葺設されている。
【0014】波形スレート板1は、フックボルトのよう
なボルト9を用いて屋根下地材21に固着されている。
屋根下地材21は例えばC型鋼から成り、波形スレート
板1の山部8から打入されたボルト9の下端部が打ち込
まれている。図3中の22はパッキン材、23は締付ナ
ットである。
【0015】新設のカバールーフ2は、例えば図3に示
すように、金属単板からなる。ここでは、フラット部2
4と山形部25とを備えた波形の金属単板が使用されて
いる。なお、カバールーフ2の形状は波形には限定され
ず、また金属単板に限定されるものでもなく、例えば上
下二枚の金属外皮間に断熱材を充填したサンドイッチパ
ネル等であってもよいものである。
【0016】本発明の屋根葺替用治具3は、波形スレー
ト板1の山方向Aと略直交方向Bに配設される治具本体
4を備えている。この治具本体4は、図4、図7に示す
ように、上下に長い四角枠形状に形成されており、その
長さLは、例えば波形スレート板1の複数(例えば3
つ)の山部8に跨る程度の寸法に設定されている。治具
本体4の上面は、新設のカバールーフ2が載置される平
坦なカバールーフ載置部5となっており、その一部が新
設のカバールーフ2の上方から打入されるドリルビス2
0が固着されるドリルビス固着部11となっている。治
具本体4の下面には、波形スレート板1の複数(本例で
は3つ)の谷部6に挿入される複数(本例では3つ)の
脚部7が設けられており、治具本体4を既設の波形スレ
ート板1の山方向Aと略直交方向Bに沿わせた状態で配
設できるようになっている。またこの状態で治具本体4
の上面は水平面となり、また各脚部7の両側面7aと波
形スレート板1の谷部6の両側面6aとの間には横方向
に隙間S(図3)が設けられており、この隙間S分だけ
治具本体4は波形スレート板1の山方向Aと略直交方向
Bに沿ってスライド移動自在となり、これにより後述の
スライド連結部14によるスライド調整が可能となって
いる。また治具本体4をスライド移動自在に連結するこ
とで、治具本体4の嵌合部の自由度を吸収できるように
なると共に、複数の治具本体4をストレートに接続する
際に治具本体4の配列が軒棟方向にジグザグ状になると
いったばらつきを吸収できるようになる。
【0017】上記治具本体4には、図3に示すように、
波形スレート板1の山部8から突出している既存のボル
ト9の上部が下方から圧入されて係止される圧入係止部
10が設けられている。ここでは図5に示すように、治
具本体4の短手方向の両側壁4a,4aに係止孔30が
それぞれ形成され、両側壁4a,4a間に配置されたク
イックナット形成部材32の両端部に、上記係止孔30
に係止される係止片31が突設されている。クイックナ
ット形成部材32は、1枚の金属薄板を上方に開口した
略箱状に折り曲げたものであり、この水平な底面部分に
圧入係止部10が形成されている。本例の圧入係止部1
0は、図5(b)に示すように、既存のボルト9の外径
寸法Rよりも小径の小孔部35と、この小孔部35を中
心とした放射状の切り込みによって上下に弾性変形可能
となった複数の板状片36とで形成されている。複数の
板状片36は小孔部35内に既存のボルト9が下方から
圧入されたときに、上方に向かって弾性変形してボルト
9の雄ねじ部に食い込んで下方に戻るのを防止でき、工
具無しでワンタッチで係止できる、いわゆるクイックナ
ットとしての機能を有している。
【0018】治具本体4の長手方向の一端には、図2に
示すように、断面角形状の連結用開口部13が設けられ
ており、他端には上記連結用開口部13がスライド自在
に挿入されて連結可能なスライド連結部14が設けられ
ている。このスライド連結部14は、複数の治具本体4
同士を一直線状に連結したときに、治具本体4をスライ
ドさせて治具本体4に設けられている圧入係止部10を
波形スレート板1の山部8から突出している既存のボル
ト9に対して位置合わせするための働きをする。
【0019】しかして、既設の波形スレート板1上に新
設のカバールーフ2を被覆するにあたって、治具本体4
の3つの脚部7を既設の波形スレート板1の3つの谷部
6にそれぞれ挿入するようにして、複数の治具本体4を
波形スレート板1の山方向Aと略直交方向Bに一直線状
に並設すると共に、各治具本体4の端部に設けた連結用
開口部13にスライド連結部14を挿入して、治具本体
4同士を互いに連結する。そして、既存のボルト9の上
方に治具本体4の圧入係止部10を位置させて治具本体
4を押し下げると、圧入係止部10の板状片36間にボ
ルト9の上部が押し込まれ、板状片36が上方に弾性変
形してボルト9の雄ねじ部に食い込んで係止された状態
となる。またこのとき、図1の破線ロで示すように、既
存のボルト9が傾いているとき(或いはゆがみ、位置ズ
レ等の場合も同じ)には、治具本体4のスライド連結部
14を抜き差し方向(図1の矢印イで示す方向)に動か
して、治具本体4を横方向にスライド調整することで、
圧入係止部10を上記ボルト9に合わせることができ、
ボルト9に対して圧入係止部10を確実に圧入係止させ
ることができる。これにより治具本体4が波形スレート
板1上に固着される。
【0020】その後、治具本体4の上に複数枚の新設の
カバールーフ2を配置して、波形スレート板1を新設の
カバールーフ2によって被覆する。そして、カバールー
フ2の山部8に上方からドリルビス20を打入して、ド
リルビス20の下端を治具本体4のドリルビス固着部1
1に打ち込む。これにより、波形スレート板1に固定さ
れている治具本体4に対して新設のカバールーフ2を固
着できるようになり、スレート屋根の改修を手間をかけ
ずに楽に行えるようになる。
【0021】このように、既設の波形スレート板1の山
部8から突出している既存のボルト9の上部を利用し
て、治具本体4を取り付けることで、既存のボルト9の
上部を切断する必要がなく、また治具本体4の剛性を出
すために、治具本体4の高さを高くすることで、ドリル
ビス20の下端部が既存のボルト9の上端部から離れる
こととなり、結果として、既存のボルト9の切断不要に
加えて、治具本体4の剛性の向上を図ることがものであ
る。しかもこの既存のボルト9の上部を治具本体4の圧
入係止部10に圧入させて係止させることで、既存のボ
ルト9に対して治具本体4を工具無しでワンタッチで取
り付けることができるようになる。
【0022】また、治具本体4を波形スレート板1上に
設置して既存のボルト9の上部を圧入係止部10に係止
させる際に、既存のボルト9に、例えば傾きや、ゆが
み、或いは山部8の頂部からの位置ズレ等が生じていて
も、治具本体4のスライド連結部14を抜き差し方向イ
に調整することで、上記ボルト9に対して圧入係止部1
0を容易に位置合わせできるようになっているので、従
来のように既存のボルト9を打ち直すことがなくなり、
作業効率の向上を図ることができる。
【0023】しかも、波形スレート板1の山方向Aと略
直交方向Bに沿って一直線状に複数の治具本体4を並設
することによって、この複数の治具本体4の上面全体で
新設のカバールーフ2が支持されることとなり、新設の
カバールーフ2の支持強度が高められるものである。
【0024】また、波形スレート板1と新設のカバール
ーフ2とをその間に配置される屋根葺替用治具3を介し
て固着できるので、老巧化した波形スレート板1を傷め
ることなく且つ切り粉が落下するのを防止しながら、新
設のカバールーフ2を波形スレート板1上に強固に取付
けることができる。つまり、新設のカバールーフ2の上
からドリルビス20を打ち込む際には、ドリルビス20
は老巧化した既設の波形スレート板1には打入されない
ために、老巧化した波形スレート板1に大きな打撃力が
かからず、波形スレート板1に割れやクラックが発生す
るのを十分に防止できるものであり、特に人体の害とな
る石綿を含んだ切り粉が落下する危険性がなく、作業環
境面で良好となる。
【0025】さらに、治具本体4の圧入係止部10は、
ドリルビス固着部11の下方に所定の間隔をあけて設け
られているため、既存のボルト9の真上位置の新設のカ
バールーフ2からドリルビス20を打ち込んだ場合で
も、ドリルビス20の下端部と既存のボルト9の上部と
の間に所定の隙間を確保できるようになり、従って、ド
リルビス20の打ち込み位置を既存のボルト9からずれ
た位置に設定したりする必要がないものである。なお、
圧入係止部10をドリルビス固着部11の真下位置に配
置する場合に限らず、圧入係止部10をドリルビス固着
部11よりも軒棟方向或いは左右方向にずれた位置に配
置してもよいものである。
【0026】図6〜図10は、治具本体4の上部に取り
付けられる補助治具16により、横方向に隣り合う新設
のカバールーフ2の上下に重ね合わされた接続部分15
を固着する場合を示している。補助治具16を除いて他
の他の構成は図1の実施形態と同様である。補助治具1
6には、治具本体4に設けた係止部17に引掛け係止さ
れる被係止部18と、ドリルビス20によって新設のカ
バールーフ2の上下に重ね合わされた接続部分15が固
着されるカバールーフ固着部12とが一体に設けられて
いる。この補助治具16は、図7、図8に示す例では門
形をした突出片16aの両下端から左右一対の係止片1
6bがそれぞれ突設されており、上記突出片16aの上
面が、新設のカバールーフ2の下側の接続部15bを載
置する載置面16cとカバールーフ固着部12とを兼ね
ている。そして、左右一対の係止片16bには、内側に
切り起こされた係止部17が形成されており、この係止
部17が治具本体4の両側壁からそれぞれ内側に切り起
こされた被係止部18に引掛け係止されるものである。
【0027】しかして、補助治具16を治具本体4に引
掛け係止した後に、補助治具16のカバールーフ固着部
12を下側の新設のカバールーフ2の接続部分15の下
面に沿わせ、ドリルビス20を上側の新設のカバールー
フ2の接続部分15の上方から打入することによって、
ドリルビス20を上下に重ね合わされた接続部分15を
貫通し、さらに補助治具16のカバールーフ固着部12
を貫通して治具本体4に打ち込むことができる。
【0028】ちなみに、補助治具16がないと、上方か
らドリルビス20を上側の接続部15aに打入しても、
このドリルビス20は下側の接続部15bまでは届かな
くなる。つまり、下側の接続部15bが逃げてドリルビ
ス20を打ち込めなくなると共に、水密性が低下する。
そこで、本例の補助治具16を用いることによって、下
側の接続部15bの逃げを防止でき、ドリルビス20を
接続部分15を貫通して補助治具16に打入でき、結果
として図9、図10に示すように、上下に重ね合わされ
た接続部分15を補助治具16を介して治具本体4に簡
易かつ強固に取り付けることができるものである。
【0029】図11〜図15は、治具本体4の長手方向
に沿って圧入係止部10をスライド自在に取り付けた場
合の一例を示している。他の基本的構成は図1と同様で
あり、対応する部分には同一符号を付しておく。クイッ
クナット形成部材32の底面部分55には圧入係止部1
0(図5(b))が設けられており、クイックナット形
成部材32の両端部には、図14(a)、(b)に示す
ように、横向きT字状をした一対の係止片54を有する
側板53がそれぞれ設けられている。両側板53は、底
面部分55に対して所定の角度θ(例えば110°)で
外側に向かって傾斜しており、これにより、図14
(c)のように、両側板53を治具本体4の両側壁4a
の外側にそれぞれ配置できるようになっている。治具本
体4の両側壁4aには、図12に示すように、上記係止
片54をスライド自在に取り付けるための係止孔30が
それぞれ設けられている。各係止孔30は、それぞれ、
治具本体4の長手方向に沿って横長矩形状に形成されて
おり、各係止孔30の一端には、それぞれ、係止孔30
よりも上下寸法が大きい切り欠き孔51が連続して形成
されていると共に、切り欠き孔51の内側に向かって治
具本体4の側壁4aから折り曲げ可能な爪片52が突設
されている。ここで、上記切り欠き孔51の上下幅>係
止片54の先端の上下幅>係止孔30の上下幅、の関係
が成立しており、これにより、図15に示すように、先
ず、爪片52を矢印F方向に起こして切り欠き孔51を
開放し、その後、矢印E方向に係止片54を切り欠き孔
51に嵌め込んだ後に、クイックナット形成部材32を
矢印H方向にスライドさせて係止孔30内に係止させる
ことができるようになっている。その後、爪片52を元
の位置に戻すことによって、係止片54が切り欠き孔5
1に戻るのを防止できるものである。
【0030】しかして、圧入係止部10を備えたクイッ
クナット形成部材32は、治具本体4の長手方向に沿っ
て延びた係止孔30に沿ってスライド自在に係止されて
おり、このため、治具本体4の抜き差し方向イに沿って
圧入係止部10の位置をスライド調整できるようにな
る。従って、既存のボルト9に、例えば傾きや、ゆが
み、或いは山部8の頂部からの位置ズレ等が生じていて
も、治具本体4を動かさずに(勿論、動かしてもよい
が)、クイックナット形成部材32のみを治具本体4の
長手方向に沿ってスライドさせることによって、圧入係
止部10を楽にボルト9に位置合わせすることができ、
位置合わせ作業が一層容易となる。
【0031】本発明の屋根の葺替構造は、一般住宅だけ
でなく、工場とか体育館などの大型建物に広く適用可能
である。
【0032】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、既設の波形スレート板上に新設のカバールーフを
被覆するための屋根葺替用治具であって、波形スレート
板の複数の山部に跨って波形スレート板の山方向と略直
交方向に配設される治具本体の上面に新設のカバールー
フが載置されるカバールーフ載置部が形成され、下面に
波形スレート板の複数の谷部に挿入される複数の脚部が
形成され、上記治具本体には、波形スレート板の山部か
ら突出している既存のボルトの上部が下方から圧入され
て係止される圧入係止部と、新設のカバールーフの上方
から打入されるドリルビスが固着されるドリルビス固着
部とが設けられると共に、治具本体の長手方向の一端に
連結用開口部が設けられ、他端に上記連結用開口部がス
ライド自在に連結可能なスライド連結部が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0033】また、請求項4記載の発明にあっては、既
設の波形スレート板上に、屋根葺替用治具を用いて新設
のカバールーフを被覆するための屋根の葺替構造であっ
て、屋根葺替用治具は、波形スレート板の複数の山部に
跨って波形スレート板の山方向と略直交方向に配設され
る治具本体の上面に新設のカバールーフが載置されるカ
バールーフ載置部が形成され、下面に波形スレート板の
複数の谷部に挿入される複数の脚部が形成され、上記治
具本体には、波形スレート板の山部から突出している既
存のボルトの上部が下方から圧入されて係止される圧入
係止部と、新設のカバールーフの上方から打入されるド
リルビスが固着されるドリルビス固着部とが設けられる
と共に、治具本体の長手方向の一端に連結用開口部が設
けられ、他端に上記連結用開口部がスライド自在に連結
可能なスライド連結部が設けられており、複数の治具本
体を波形スレート板の山方向と略直交する方向に一直線
状に並べて配置すると共に、隣り合う治具本体同士をス
ライド連結部を介してスライド自在に連結して、波形ス
レート板の山部から突出している既存のボルトの上部を
圧入係止部に圧入係止させると共に、治具本体の上方に
新設のカバールーフを配置し、ドリルビスを新設のカバ
ールーフの上方から打入してドリルビス固着部に固着し
てなることを特徴とするものである。
【0034】このような請求項1の屋根葺替用治具、請
求項4の屋根の葺替構造を採用することで、治具本体を
波形スレート板上に設置して既存のボルトの上部を圧入
係止部に係止させる際に、既存のボルトに、例えば傾
き、ゆがみ、位置ズレ等が生じていても、治具本体のス
ライド連結部をスライド調整することで、治具本体の圧
入係止部の位置を既存のボルトに容易に位置合わせで
き、既存のボルトを打ち直すことなく、新設のカバール
ーフを既存のボルトを介して波形スレート板に簡易且つ
強固に取り付けることができ、作業効率の向上を図るこ
とができるものである。
【0035】また、請求項2記載の発明は、請求項1の
治具本体の長手方向に沿って圧入係止部をスライド自在
に取り付けたので、治具本体を動かすことなく、圧入係
止部の位置をスライド調整して既存のボルトに位置合わ
せできるようになり、位置合わせ作業を一層容易に行う
ことができる。
【0036】また、請求項3記載の発明は、請求項1の
治具本体の上部に、横方向に隣り合う新設のカバールー
フの上下に重ね合わされた接続部分の下方に配置される
補助治具が取り付けられ、この補助治具には、治具本体
に設けた係止部に引掛け係止される被係止部と、ドリル
ビスによって新設のカバールーフの上下に重ね合わされ
た接続部分が固着されるカバールーフ固着部とが一体に
設けられていることを特徴とするものである。
【0037】また請求項5記載の発明にあっては、請求
項1の治具本体の上部に、横方向に隣り合う新設のカバ
ールーフの上下に重ね合わされた接続部分の下方に配置
される補助治具が取り付けられ、この補助治具には、治
具本体に設けた係止部に引掛け係止される被係止部と、
ドリルビスによって新設のカバールーフの上下に重ね合
わされた接続部分が固着されるカバールーフ固着部とが
一体に設けられており、補助治具の被係止部を治具本体
の係止部に引掛け係止すると共に、補助治具のカバール
ーフ固着部の上方に新設のカバールーフの接続部分を配
置して、ドリルビスを新設のカバールーフの接続部分の
上方から打入してカバールーフ固着部を貫通し治具本体
に固定してなることを特徴とするものである。
【0038】このような請求項3の屋根葺替用治具、請
求項5の屋根の葺替構造を採用することで、補助治具の
カバールーフ固着部を新設のカバールーフの接続部の下
面に配置することによって、ドリルビスを上方から新設
のカバールーフの接続部分に打入したときに、下側の接
続部が下方に逃げることがなく、ドリルビスを確実に打
ち込むことができるようになり、従って、横方向に隣り
合う新設のカバールーフの上下に重ね合わされた接続部
分を、補助治具を介して治具本体に簡易かつ強固に取り
付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す側面図である。
【図2】同上のスライド連結部を示す斜視図である。
【図3】同上の側面断面図である。
【図4】同上の屋根葺替用治具の側面図である。
【図5】(a)は同上のクイックナット形成部材の斜視
図、(b)は底面図である。
【図6】同上の補助治具の下方から見た斜視図である。
【図7】同上の補助治具を治具本体に取り付けた状態の
説明図である。
【図8】(a)〜(c)は同上の補助治具の側面図、正
面図、平面図である。
【図9】同上の補助治具を用いた固着状態の正面断面図
である。
【図10】図9の側面断面図である。
【図11】他の実施形態の側面図である。
【図12】同上の治具本体の側面図である。
【図13】同上の正面図である。
【図14】(a)は同上のクイックナット形成部材の側
面図、(b)は正面図、(c)はクイックナット形成部
材を治具本体に取り付ける場合の説明図である。
【図15】同上のクイックナット形成部材を治具本体の
係止孔に係止させる場合の動作説明図である。
【符号の説明】
1 既設の波形スレート板 2 新設のカバールーフ 3 屋根葺替用治具 4 治具本体 5 カバールーフ載置部 6 谷部 7 山部 9 既存のボルト 10 圧入係止部 11 ドリルビス固着部 12 カバールーフ固着部 13 連結用開口部 14 スライド連結部 15 接続部分 16 補助治具 17 係止部 18 被係止部 20 ドリルビス 30 係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古舘 敏行 兵庫県尼崎市杭瀬南新町3丁目2番1号 大同鋼板株式会社内 Fターム(参考) 2E108 AA02 BB04 BN06 CC02 DD05 DF05 EE01 FF04 FF11 GG20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の波形スレート板上に新設のカバー
    ルーフを被覆するための屋根葺替用治具であって、波形
    スレート板の複数の山部に跨って波形スレート板の山方
    向と略直交方向に配設される治具本体の上面に新設のカ
    バールーフが載置されるカバールーフ載置部が形成さ
    れ、下面に波形スレート板の複数の谷部に挿入される複
    数の脚部が形成され、上記治具本体には、波形スレート
    板の山部から突出している既存のボルトの上部が下方か
    ら圧入されて係止される圧入係止部と、新設のカバール
    ーフの上方から打入されるドリルビスが固着されるドリ
    ルビス固着部とが設けられると共に、治具本体の長手方
    向の一端に連結用開口部が設けられ、他端に上記連結用
    開口部がスライド自在に連結可能なスライド連結部が設
    けられていることを特徴とする屋根葺替用治具。
  2. 【請求項2】 治具本体の長手方向に沿って圧入係止部
    をスライド自在に取り付けたことを特徴とする請求項1
    記載の屋根葺替用治具。
  3. 【請求項3】 治具本体の上部に、横方向に隣り合う新
    設のカバールーフの上下に重ね合わされた接続部分の下
    方に配置される補助治具が取り付けられ、この補助治具
    には、治具本体に設けた係止部に引掛け係止される被係
    止部と、ドリルビスによって新設のカバールーフの上下
    に重ね合わされた接続部分が固着されるカバールーフ固
    着部とが一体に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の屋根葺替用治具。
  4. 【請求項4】 既設の波形スレート板上に、屋根葺替用
    治具を用いて新設のカバールーフを被覆するための屋根
    の葺替構造であって、屋根葺替用治具は、波形スレート
    板の複数の山部に跨って波形スレート板の山方向と略直
    交方向に配設される治具本体の上面に新設のカバールー
    フが載置されるカバールーフ載置部が形成され、下面に
    波形スレート板の複数の谷部に挿入される複数の脚部が
    形成され、上記治具本体には、波形スレート板の山部か
    ら突出している既存のボルトの上部が下方から圧入され
    て係止される圧入係止部と、新設のカバールーフの上方
    から打入されるドリルビスが固着されるドリルビス固着
    部とが設けられると共に、治具本体の長手方向の一端に
    連結用開口部が設けられ、他端に上記連結用開口部がス
    ライド自在に連結可能なスライド連結部が設けられてお
    り、複数の治具本体を波形スレート板の山方向と略直交
    する方向に一直線状に並べて配置すると共に、隣り合う
    治具本体同士をスライド連結部を介してスライド自在に
    連結して、波形スレート板の山部から突出している既存
    のボルトの上部を圧入係止部に圧入係止させると共に、
    治具本体の上に新設のカバールーフを配置し、ドリルビ
    スを新設のカバールーフの上方から打入してドリルビス
    固着部に固着してなることを特徴とする屋根の葺替構
    造。
  5. 【請求項5】 治具本体の上部に、横方向に隣り合う新
    設のカバールーフの上下に重ね合わされた接続部分の下
    方に配置される補助治具が取り付けられ、この補助治具
    には、治具本体に設けた係止部に引掛け係止される被係
    止部と、ドリルビスによって新設のカバールーフの上下
    に重ね合わされた接続部分が固着されるカバールーフ固
    着部とが一体に設けられており、補助治具の被係止部を
    治具本体の係止部に引掛け係止すると共に、補助治具の
    カバールーフ固着部の上に新設のカバールーフの接続部
    分を配置し、ドリルビスを新設のカバールーフの接続部
    分の上方から打入してカバールーフ固着部を貫通し治具
    本体に固定してなることを特徴とする請求項4記載の屋
    根の葺替構造。
JP2000180080A 2000-06-15 2000-06-15 屋根葺替用治具及び屋根の葺替構造 Withdrawn JP2002004507A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100419186C (zh) * 2006-12-28 2008-09-17 江苏省高新技术发展研究所有限公司 屋面瓦上设备与瓦下构件的防漏联接装置

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