JP2003277559A - ゴム組成物およびそれを用いてなる低汚染ホース - Google Patents

ゴム組成物およびそれを用いてなる低汚染ホース

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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コストで、低イオン抽出性、電気抵抗特性お
よび耐熱性に優れた、ゴム組成物を提供する。 【解決手段】下記の(A)〜(D)を必須成分とし、上
記(C)の配合割合が、上記(A)100重量部に対し
て20〜130重量部の範囲内に設定され、かつ、上記
(D)の配合割合が、上記(A)100重量部に対して
1.5〜15重量部の範囲内に設定されているゴム組成
物である。 (A)エチレン−プロピレン系ゴム。 (B)過酸化物加硫剤。 (C)結晶構造が層状構造である充填剤。 (D)エポキシ樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物および
それを用いてなる低汚染ホースに関するものであり、詳
しくは、燃料電池システム用配管、スーパーコンピュー
タの冷却液用配管、分析器内の膜や半導体チップ(ウエ
ハ)のような洗浄液用配管等に用いられる、ゴム組成物
およびそれを用いてなる低汚染ホースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題や石油の枯渇問題等によ
り、燃料電池自動車の開発が盛んに行なわれている。一
般に、燃料電池は、負極に供給された燃料ガス(主に水
素やメタノール)と、正極に供給された空気(主に酸
素)とが反応して発電が行われる。そして、上記燃料電
池内で反応に利用されなかった未反応の燃料ガスおよび
未反応の空気は、再度、燃料電池内の負極や正極に供給
されるようになっている。ところで、上記燃料ガスや空
気の給排配管からイオンが抽出されると、配管内を流れ
る燃料ガス等の流体がイオンで汚染されるため、燃料電
池の発電効率が著しく低下する。また、上記配管からイ
オンが抽出されると、配管内を流れる燃料ガス等の流体
自体が電気を通し易くなるため、その流体を通って燃料
電池の外部に漏電するおそれがあり、燃料電池の発電効
率の低下や、人への感電の原因となる。このようなこと
から、燃料電池システムに用いられる配管には、低イオ
ン抽出性(クリーンさ)と電気抵抗特性が要求されると
ともに、耐熱性も要求される。現在は、燃料電池システ
ム用配管としては、シリコーンゴムホースや、SUS金
属製の蛇腹配管等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
リコーンゴムホースや、SUS金属製の蛇腹配管には、
つぎのような難点がある。
【0004】〔シリコーンゴムホースの難点〕シリコー
ンゴムホースに用いられるシリコーンゴムは、通常の汎
用ゴムに比べて、コストが約5〜10倍高く、しかも加
工性改良グレードのシリコーンゴムを用いた場合には、
さらにコストが高くなるという難点がある。また、シリ
コーンゴムは、加工しにくく、へたり易いため、通常の
汎用ゴムのような簡易押し出し成形では、ホースを作製
することが困難である。
【0005】〔SUS金属製の蛇腹配管の難点〕SUS
金属製の蛇腹配管に用いられるSUS材も、材料コスト
がかなり高く、比重も高いという難点がある。また、S
US材をチューブ状に成型したり、蛇腹構造を形成する
には、特殊な設備が必要であり、加工費や工程数が多く
なる等の難点がある。さらに、上記SUS金属製の配管
は、柔軟性が悪いという難点もある。SUS材は、厚み
の調整や蛇腹形状変更により柔軟性をある程度改良でき
るが、設計面でのチューニング幅が狭く、ゴムホースの
ような柔軟性を得ることは不可能である。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、低コストで、低イオン抽出性、電気抵抗特性お
よび耐熱性に優れた、ゴム組成物およびそれを用いてな
る低汚染ホースの提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、下記の(A)〜(D)を必須成分とし、
上記(C)の配合割合が、上記(A)100重量部に対
して20〜130重量部の範囲内に設定され、かつ、上
記(D)の配合割合が、上記(A)100重量部に対し
て1.5〜15重量部の範囲内に設定されているゴム組
成物を第1の要旨とし、このゴム組成物を用いてなる低
汚染ホースを第2の要旨とする。 (A)エチレン−プロピレン系ゴム。 (B)過酸化物加硫剤。 (C)結晶構造が層状構造である充填剤。 (D)エポキシ樹脂。
【0008】すなわち、本発明者らは、低コストで、低
イオン抽出性、電気抵抗特性および耐熱性に優れたホー
スを得るべく、ホース形成材料であるゴム組成物につい
て、鋭意研究を重ねた。その研究の過程で、エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)等のエチ
レン−プロピレン系ゴムに着目し、過酸化物加硫剤を用
いて加硫すると、作製されたホースからは、そのホース
の内部を流れる流体にイオンが抽出され難くなることを
突き止めた。そして、上記過酸化物加硫系のEPDM組
成物において、結晶構造が層状構造である充填剤を所定
の割合で用いると、上記結晶構造が層状構造である充填
剤の層と層との間にイオンが保持された状態になるた
め、作製されたホースからは、そのホースの内部を流れ
る流体にイオンがより抽出され難くなることを突き止め
た。さらに、上記過酸化物加硫系のEPDM組成物にお
いて、エポキシ樹脂を特定の割合で用いると、耐熱性が
著しく向上することを見いだし、本発明に到達した。こ
の原因は明らかではないが、上記エポキシ樹脂がラジカ
ルキャッチャーとなり、EPDMの主鎖切断(低分子
化)による軟化・劣化を防止するためと推測される。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0010】本発明のゴム組成物は、エチレン−プロピ
レン系ゴム(A成分)と、過酸化物加硫剤(B成分)
と、結晶構造が層状構造である充填剤(C成分)と、エ
ポキシ樹脂(D成分)とを用いて得ることができる。そ
して、本発明では、上記結晶構造が層状構造である充填
剤(C成分)と、エポキシ樹脂(D成分)とを併用し、
これらの配合割合をそれぞれ特定の範囲内に設定するこ
とが最大の特徴である。
【0011】上記エチレン−プロピレン系ゴム(A成
分)としては、上記ゴム組成物の基材として用いられる
ものであれば特に限定するものではなく、例えば、エチ
レン−プロピレン共重合体(EPM)や、EPMにジエ
ン系モノマー(第3成分)を共重合させてなるエチレン
−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)等があ
げられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用い
られる。
【0012】上記EPDMに用いられるジエン系モノマ
ー(第3成分)としては、特に限定はないが、炭素数5
〜20のジエン系モノマーが好ましく、具体的には、
1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5
−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジ
エン、1,4−オクタジエン、1,4−シクロヘキサジ
エン、シクロオクタジエン、ジシクロペンタジエン(D
CP)、5−エチリデン−2−ノルボルネン(EN
B)、5−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メタリ
ル−5−ノルボルネン、2−イソプロペニル−5−ノル
ボルネン等があげられる。これらは単独でもしくは2種
以上併せて用いられる。これらジエン系モノマー(第3
成分)のなかでも、ジシクロペンタジエン(DCP)、
5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)を、単独
でもしくは併せて用いることが好ましい。
【0013】上記エチレン−プロピレン系ゴム(A成
分)は、エチレン比率が48〜70重量%の範囲内のも
のが好ましく、特に好ましくはエチレン比率が50〜6
0重量%の範囲内のものである。また、上記EPDM
は、ヨウ素価が6〜30の範囲内のものが好ましく、特
に好ましくはヨウ素価が10〜24の範囲内のものであ
る。一般に過酸化物系のEPDM組成物において、老化
防止剤を併用した場合、この老化防止剤が過酸化物加硫
剤を消費してEPDMの加硫を阻害する傾向が見られる
が、ヨウ素価が特定の範囲内にあるEPDMを用いる
と、老化防止剤による加硫阻害作用を相殺することがで
きるため好ましい。
【0014】上記エチレン−プロピレン系ゴム(A成
分)とともに用いられる過酸化物加硫剤(B成分)とし
ては、特に限定はなく、例えば、2,4−ジクロロベン
ゾイルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、1,1
−ジ−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジベンゾ
イルペルオキシヘキサン、n−ブチル−4,4′−ジ−
t−ブチルペルオキシバレレート、ジクミルパーオキサ
イド、t−ブチルペルオキシベンゾエート、ジ−t−ブ
チルペルオキシ−ジイソプロピルベンゼン、t−ブチル
クミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ
−t−ブチルペルオキシヘキサン、ジ−t−ブチルパー
オキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチ
ルペルオキシヘキシン−3等があげられる。これらは単
独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなか
でも、ジクミルパーオキサイドが好適に用いられる。
【0015】上記過酸化物加硫剤(B成分)の配合割合
は、上記エチレン−プロピレン系ゴム(A成分)100
重量部(以下「部」と略す)に対して、1〜10部の範
囲内が好ましく、より好ましくは3〜7部の範囲内であ
る。すなわち、B成分が1部未満であると、加硫が不充
分で、ホースとしてのシール性に劣る傾向がみられ、逆
にB成分が10部を超えると、硬くなりすぎるととも
に、破断伸びが低下したり、圧縮永久歪みが大きくな
り、ホースとしての機能が低下する傾向がみられるから
である。
【0016】上記A成分およびB成分とともに用いられ
る、結晶構造が層状構造である充填剤(C成分)として
は、結晶構造が層状構造のものであれば特に限定はな
く、例えば、クレー、カオリナイト、マイカ、タルク、
ハイドロタルサイト化合物等があげられる。これらは単
独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらは、機
械特性および加工性の点で、その平均粒径が0.05〜
20μmの範囲内であることが好ましく、より好ましく
は0.1〜10μmの範囲内である。
【0017】上記特定の充填剤(C成分)の配合割合
は、上記エチレン−プロピレン系ゴム(A成分)100
部に対して、20〜130部の範囲内に設定する必要が
あり、好ましくは40〜110部の範囲内である。すな
わち、C成分が20部未満であると、体積抵抗率、表面
抵抗率、交流抵抗、導電率等の電気抵抗特性が悪くな
り、逆にC成分が130部を超えると、ホースに接する
流体に対するイオンの耐抽出性が弱まり、その流体をイ
オンで汚染し易くなり、また初期引張強さ(TB)が低
下するからである。
【0018】上記A〜C成分とともに用いられるエポキ
シ樹脂(D成分)は、分子内にエポキシ基(オキシラン
環)を有するものであれば特に限定はなく、例えば、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ
樹脂、臭素化型エポキシ樹脂、脂環式型エポキシ樹脂等
があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて
用いられる。
【0019】上記エポキシ樹脂(D成分)の配合割合
は、上記エチレン−プロピレン系ゴム(A成分)100
部に対して1.5〜15部の範囲内に設定する必要があ
り、好ましくは5〜10部の範囲内である。すなわち、
D成分が1.5部未満であると、耐熱性の向上効果が不
充分であり、逆にD成分が15部を超えると、エポキシ
樹脂の粘着性によりロール加工性が悪くなるとともに、
ムーニー粘度が低くなり、押し出し成形時にへたりが生
じるからである。
【0020】本発明のゴム組成物には、上記A〜D成分
に加えて、耐熱性の観点から、老化防止剤を配合するこ
とが好ましい。上記老化防止剤としては、特に限定はな
いが、キノリン系老化防止剤およびフェニルアミン系老
化防止剤の少なくとも一方を用いることが好ましい。
【0021】上記キノリン系老化防止剤としては、例え
ば、トリメチルジヒドロキノリン、6−エトキシ−1,
2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン等があ
げられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用い
られる。
【0022】上記フェニルアミン系老化防止剤として
は、例えば、フェニル−1−ナフチルアミン、4,4′
−ビス(α,α′−ジメチルベンジル)ジフェニルアミ
ン、p−(p−トルエンスルホンアミド)ジフェニルア
ミン、N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジ
アミン、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミ
ン、N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレ
ンジアミン、N−フェニル−N′−(1,3−ジメチル
ブチル)−p−フェニレンジアミン、N−(1−メチル
ヘプチル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミ
ン、N−フェニル−N′−(3−メタクリロイロキシ−
2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニレンジアミン等
があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて
用いられる。
【0023】上記老化防止剤の配合割合は、上記エチレ
ン−プロピレン系ゴム(A成分)100部に対して0.
5〜10部の範囲内が好ましく、特に好ましくは2〜6
部の範囲内である。すなわち、上記老化防止剤が0.5
部未満であると、耐熱性の向上効果が小さく、逆に老化
防止剤が10部を超えると、老化防止剤が過酸化物加硫
剤(B成分)を消費して、エチレン−プロピレン系ゴム
(A成分)の加硫阻害が始まるため、圧縮永久歪み特性
が悪化する傾向がみられるとともに、初期引張強さ(T
B)も低下する傾向がみられるからである。
【0024】なお、本発明のゴム組成物には、上記各成
分に加えて、カーボンブラック等の充填剤、パラフィン
系オイル等の軟化剤等を必要に応じて適宜配合しても差
し支えない。
【0025】本発明のゴム組成物は、上記A〜D成分お
よび必要に応じて老化防止剤等を配合し、これらをロー
ル、ニーダー、バンバリーミキサー等の混練機を用いて
混練することにより調製することができる。そして、こ
のようにして調製された本発明のゴム組成物は、所定の
条件で加硫し、ホース状、シート状等の所定形状に成型
して用いられる。
【0026】本発明のゴム組成物は、燃料電池システム
用配管、スーパーコンピュータの冷却液用配管、分析器
内の膜や半導体チップ(ウエハ)のような洗浄液用配管
等の低汚染ホースに好適に用いることができる。また、
本発明のゴム組成物は、自動車等の車両におけるエンジ
ンとラジエータとの接続に用いられるラジエーターホー
スや、エンジンとヒーターコアとの接続に用いられるヒ
ーターホース等のエンジン冷却系ホースとして用いるこ
ともできる。なお、本発明のゴム組成物は、ラジエータ
ーパッキン用材料や耐熱防振ゴム材料等として使用する
ことも可能である。
【0027】本発明のゴム組成物を用いてなる低汚染ホ
ースは、例えば、本発明のゴム組成物を、マンドレルを
用い押し出し成形したのち、その全体を所定の条件で加
硫し、ついで、マンドレルを引き抜くことにより作製す
ることができる。
【0028】このようにして得られる本発明の低汚染ホ
ースは、以下の特性を備えていることが好ましい。
【0029】〔導電率〕溶媒(純水)で抽出した結果、
その溶媒(純水)の導電率が20μS/cm以下であ
る。
【0030】〔金属イオン濃度〕溶媒(純水)で抽出し
た結果、その溶媒(純水)の金属イオン濃度が0.5p
pm以下である。
【0031】〔体積抵抗率〕体積抵抗率が107 Ω・c
m以上である。
【0032】〔表面抵抗率〕表面抵抗率が108 Ω以上
である。
【0033】〔交流抵抗〕104 Hzの交流電流を流し
た際の交流抵抗(インピーダンス)が、104 Ω・cm
以上である。
【0034】また、本発明の低汚染ホースの厚みは、ホ
ースの用途によって異なるが、通常、1.5〜12mm
程度の範囲内であり、ホースの内径は、ホースの用途に
よって異なるが、通常、5〜50mm程度の範囲内であ
る。
【0035】なお、本発明の低汚染ホースは、本発明の
ゴム組成物からなる単層構造に限定されるものではな
く、2層以上の多層構造であっても差し支えない。この
場合、本発明のゴム組成物からなる層は、ホースの最内
層とすることが好ましい。
【0036】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0037】まず、実施例および比較例に先立ち、下記
に示す材料を準備した。
【0038】〔EPDM〕 住友化学工業社製、エスプレン532、ヨウ素価:1
2、エチレン比率:51重量%
【003)】〔EPM〕 住友化学工業社製、エスプレン201、ヨウ素価:0、
エチレン比率:49重量%
【0039】〔過酸化物加硫剤〕 ジクミルパーオキサイド(日本油脂社製、パークミルD
−40)
【0040】〔結晶構造が層状構造である充填剤〕 クレー(バーゲスピグメント社製、バーゲスKE)
【0041】〔結晶構造が層状構造である充填剤〕 カオリナイト(白石カルシウム社製、ハードトップクレ
ーS)
【0042】〔結晶構造が層状構造である充填剤〕 マイカ(マリエッタ社製、スゾライトマイカ)
【0043】〔結晶構造が層状構造である充填剤〕 タルク(日本ミストロン社製、ミストロンベーパー)
【0044】〔結晶構造が層状構造である充填剤〕 ハイドロタルサイト化合物(協和化学工業社製、DHT
−4A)
【0045】〔エポキシ樹脂〕 ビスフェノールAジグリシジルエーテル(油化シェルエ
ポキシ社製、エピコート828)
【0046】〔エポキシ樹脂〕 トリメチルプロパントリグリシジルエーテル(日本油脂
社製、エピオールTMP−100)
【0047】〔エポキシ樹脂〕 脂環式ジエポキシド(日本油脂社製、エピオールD−1
26)
【0048】〔キノリン系老化防止剤〕 トリメチルジヒドロキノリン(精工化学社製、ノンフレ
ックスRD)
【0049】〔フェニルアミン系老化防止剤〕 N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジ
アミン(精工化学社製、オゾノン3C)
【0050】〔充填剤〕 カーボンブラック(旭カーボン社製、旭♯52)
【0051】〔パラフィン系オイル〕 出光石油社製、ダイアナプロセスPW−380
【0052】
【実施例1〜17、比較例1〜4】下記の表1〜表4に
示す各成分を同表に示す割合で配合し、バンバリーミキ
サーおよびロールを用いて混練して、ゴム組成物を調製
した。そして、このゴム組成物を160℃で45分間プ
レス加硫して、厚み2mmのゴムシートを作製した。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】このようにして得られた実施例品および比
較例品を用いて、下記の基準に従い、各特性の評価を行
った。これらの結果を、後記の表5〜表8に併せて示し
た。
【0058】〔練り加工性〕各ゴム組成物の構成成分を
上記表に示す割合で配合し、バンバリーミキサー(A練
り)およびロール(B練り)を用いて混練する際の、練
り加工性を評価した。評価は、材料の粘着性が高く練り
加工性が悪いものを×、練り加工性が若干劣る傾向がみ
られるものを△、練り加工性が優れるものを○とした。
【0059】〔常態時物性〕各ゴムシートを用いて、J
IS 5号ダンベルを打ち抜き、JIS K 6251
に準じて、引張強さ(TB)、伸び(EB)および硬さ
(HA)を測定した。なお、引張強さ(TB)および伸
び(EB)については、値が大きい程良好であり、硬さ
(HA)については、60〜75(point)の範囲
内のものが良好である。
【0060】〔耐熱性〕各ゴムシートを165℃×24
0時間の条件で熱老化させた後、JIS 5号ダンベル
を打ち抜き、JIS K 6251に準じて、引張強さ
(TB)、伸び(EB)および硬さ(HA)を測定し
た。また、引張後外観について、折れ等の異常がないか
を目視観察し、異常がないものを○、異常があるものを
×として評価を行った。熱老化時間を480時間に変更
した場合についても、上記と同様にして、引張強さ(T
B)、伸び(EB)および硬さ(HA)を測定するとと
もに、引張後外観についても評価を行った。
【0061】〔圧縮永久歪み〕各ゴムシートを用いて、
JIS K 6262に準じ、温度175℃、試験時間
24時間、圧縮率25%の条件で、歪み率(%)を測定
した。
【0062】〔体積抵抗率、表面抵抗率、交流抵抗〕各
ゴムシートを用いて、JIS K 6911に準じて、
体積抵抗率および表面抵抗率を測定するとともに、JI
S C 1102−6に準じて、104 Hzの交流電流
を流した際の交流抵抗(インピーダンス)も測定した。
なお、体積抵抗率、表面抵抗率および交流抵抗(インピ
ーダンス)については、値が大きい程良好である。
【0063】〔抽出性〕 (導電率)各ゴムシートをアルコールで脱脂した後、上
記ゴムシートを50g秤量し、PTFE製密閉容器に仕
込んだ。つぎに、そのPTFE製密閉容器に溶媒(純
水)250mlを注入し、100℃で168時間、熱処
理したのち、室温(25℃)に冷却した。ついで、上記
溶媒(純水)の導電率を導電率計(堀場製作所社製、カ
スタニーACTpHメーターD−24)を用いて測定し
た。なお、導電率については、値が小さい程良好であ
る。
【0064】(金属イオン濃度)各ゴムシートをアルコ
ールで脱脂した後、上記ゴムシートを50g秤量し、P
TFE製密閉容器に仕込んだ。つぎに、そのPTFE製
密閉容器に溶媒(純水)250mlを注入し、100℃
で168時間、熱処理したのち、室温(25℃)に冷却
した。ついで、上記溶媒(純水)の金属イオン濃度をI
CP発光分光法により測定した。なお、金属イオン濃度
については、値が小さい程良好である。
【0065】
【表5】
【0066】
【表6】
【0067】
【表7】
【0068】
【表8】
【0069】上記結果から、全実施例品は、耐熱性が非
常に優れており、電気抵抗特性も良好で、金属イオン濃
度も低いことがわかる。したがって、上記実施例品は、
燃料電池システム用配管、スーパーコンピュータの冷却
液用配管、分析器内の膜や半導体チップ(ウエハ)のよ
うな洗浄液用配管等の低汚染ホースに用いられる、ホー
ス用材料として最適であることがわかる。
【0070】これに対して、比較例1品は、エポキシ樹
脂を配合していないため、480時間熱老化後に折れ等
の異常が生じ、耐熱性に劣ることがわかる。比較例2品
は、エポキシ樹脂の配合量が上限値を超えているため、
粘着性が高くロール加工性が劣るとともに、ムーニー粘
度が低いため押し出し成形時にへたりが生じるものと思
われる。比較例3品は、クレー(結晶構造が層状構造で
ある充填剤)の配合量が下限値より少ないため、体積抵
抗率、表面抵抗率、交流抵抗および導電率がいずれも小
さく、電気抵抗特性に劣ることがわかる。比較例4品
は、クレー(結晶構造が層状構造である充填剤)の配合
量が上限値を超えているため、初期引張強さ(TB)が
低く、耐抽出性もやや劣ることがわかる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明のゴム組成物は、
エチレン−プロピレン系ゴム(A成分)と過酸化物加硫
剤(B成分)とを用いているため、作製されたホースか
らは、そのホースの内部を流れる流体にイオンが抽出さ
れ難くなる。また、結晶構造が層状構造である充填剤
(C成分)を所定の割合で用いているため、上記結晶構
造が層状構造である充填剤(C成分)の層と層との間
に、イオンが保持された状態になり、作製されたホース
からは、そのホースの内部を流れる流体にイオンがより
抽出され難くなる。さらに、エポキシ樹脂(D成分)を
特定の割合で用いているため、耐熱性が著しく向上す
る。また、本発明のゴム組成物は、エチレン−プロピレ
ン系ゴム(A成分)を主体とするため、従来のシリコー
ンゴムやSUS材に比べて、材料コストが安価であると
ともに、加工コストも安いという利点がある。さらに、
シリコーンゴムは、硬さやモジュラス等の物性面を確保
するために、充填があまりかけられず、配合面でのチュ
ーニング幅が狭かったが、本発明のゴム組成物は、エチ
レン−プロピレン系ゴム(A成分)を主体とするため、
高充填可能であり、硬さやモジュラスの調整等の配合面
でのチューニング幅が広げられる。また、上記EPDM
等のエチレン−プロピレン系ゴム(A成分)は、離型性
に富み、ロール浮きがし易い材料であるが、エポキシ樹
脂(D成分)を併用すると、このエポキシ樹脂(D成
分)が粘着付与剤としても働くため、ゴム組成物の練り
加工性が向上するという効果も奏する。
【0072】そして、本発明のゴム組成物を用いてなる
低汚染ホースにおいて、導電率、金属イオン濃度、体積
抵抗率、表面抵抗率および交流抵抗(インピーダンス)
を、それぞれ特定の範囲内に設定すると、ホース内部を
流れる流体にイオンが抽出され難くなり、イオン等によ
る汚染を有効に防止することができるとともに、優れた
電気抵抗特性を備えるようになるため、燃料電池システ
ム用配管、スーパーコンピュータの冷却液用配管、分析
器内の膜や半導体チップ(ウエハ)のような洗浄液用配
管等に要求される特性を充分に満たすことができ、より
優れたものとなる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 7/00 C08K 7/00 F16L 11/06 F16L 11/06 //(C08L 23/16 C08L 63:00 C 63:00) (72)発明者 池本 歩 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 (72)発明者 平井 亮 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA12 BA13 BA34 CB02 CB14 DA11 DB08 4F071 AA15 AA20X AA42 AB21 AB26 AC08 AD05 AE03 AE17 AF55 AH19 BB06 BC05 4J002 BB151 CD002 DE287 DJ037 DJ047 DJ057 EK006 FA017 FD017 FD146 GT00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)〜(D)を必須成分とし、
    上記(C)の配合割合が、上記(A)100重量部に対
    して20〜130重量部の範囲内に設定され、かつ、上
    記(D)の配合割合が、上記(A)100重量部に対し
    て1.5〜15重量部の範囲内に設定されていることを
    特徴とするゴム組成物。 (A)エチレン−プロピレン系ゴム。 (B)過酸化物加硫剤。 (C)結晶構造が層状構造である充填剤。 (D)エポキシ樹脂。
  2. 【請求項2】 キノリン系およびフェニルアミン系の少
    なくとも一方の老化防止剤を含有する請求項1記載のゴ
    ム組成物。
  3. 【請求項3】 上記老化防止剤の配合割合が、上記
    (A)100重量部に対して0.5〜10重量部の範囲
    内に設定されている請求項2記載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴ
    ム組成物を用いてなる低汚染ホース。
  5. 【請求項5】 溶媒(純水)で抽出した結果、その溶媒
    (純水)の導電率が20μS/cm以下である請求項4
    記載の低汚染ホース。
  6. 【請求項6】 溶媒(純水)で抽出した結果、その溶媒
    (純水)の金属イオン濃度が0.5ppm以下である請
    求項4または5記載の低汚染ホース。
  7. 【請求項7】 体積抵抗率が107 Ω・cm以上である
    請求項4〜6のいずれか一項に記載の低汚染ホース。
  8. 【請求項8】 表面抵抗率が108 Ω以上である請求項
    4〜7のいずれか一項に記載の低汚染ホース。
  9. 【請求項9】 104 Hzの交流電流を流した際の交流
    抵抗(インピーダンス)が、104 Ω・cm以上である
    請求項4〜8のいずれか一項に記載の低汚染ホース。
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