JP2003276809A - 保管庫、保管管理方法、保管管理プログラム、および保管管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

保管庫、保管管理方法、保管管理プログラム、および保管管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2003276809A
JP2003276809A JP2002080864A JP2002080864A JP2003276809A JP 2003276809 A JP2003276809 A JP 2003276809A JP 2002080864 A JP2002080864 A JP 2002080864A JP 2002080864 A JP2002080864 A JP 2002080864A JP 2003276809 A JP2003276809 A JP 2003276809A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/08Sensors using Radio Frequency Identification [RFID]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管物の在庫管理を容易かつ的確に実行する
ことができ、また、在庫管理状況を利用者が十全に把握
することが可能な保管庫を提供する。 【解決手段】 保管物5には、無線による通信が可能な
RFID6が設けられているとともに、保管庫1に、R
FID6に対して情報の読み出しおよび書き込みが可能
なリーダ/ライタ装置2を設ける。このリーダ/ライタ
装置2は、通信可能範囲が保管空間4内となっており、
保管されている状態の保管物5に設けられているRFI
D6に対して情報の読み書きが可能となっており、保管
物5に関するデータベースを構築する。また、リーダ/
ライタ装置2は、保管空間4内に保管されている複数の
保管物5におけるRFID6のそれぞれに対して、時間
をずらして情報の読み出しおよび/または書き込みを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば食料品を保
管する冷蔵庫や、医薬品を保管する薬箱などの保管庫に
関するものであり、特に、在庫管理を的確に行うことが
可能な保管庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、野菜、肉、魚、穀物、および
それらの加工品などの食料品は、冷蔵庫あるいは食品庫
などの保管庫で保管されている。このような保管庫に保
管される食料品の量が多い場合には、各食料品の種類、
量、賞味期限などについて的確に管理することが困難に
なってくる。保管庫における食料品の管理は、従来、例
えば業務用途の場合には、管理台帳のような紙面による
記録によって行ったり、コンピュータのデータベースを
利用したりすることによって行われている。また、一般
家庭においては、基本的には個人の記憶によって食料品
の管理が行われている。
【0003】また、一般家庭においては、常備薬を薬箱
などに保管しておくことがよく行われている。この常備
薬の保管に関しても、その種類、量、有効期限などにつ
いては、個人の記憶によって管理されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】業務用途での保管庫の
管理方法において、上記のように管理台帳やデータベー
スを用いる場合、食料品の出し入れを行うと、その都度
記録を書き換えたり、残量を確認したりしなければなら
ない。したがって、食料品を頻繁に出し入れするような
使用形態の場合には、管理のための記録を行う手間が非
常に煩わしいものとなり、作業効率の低下を招くことに
なる。また、手間の煩わしさが原因で記録処理が省かれ
るようなことが多くなると、管理に関する情報の信憑性
が低くなり、的確な管理が行えなくなるということも考
えられる。
【0005】また、一般家庭における冷蔵庫内の管理あ
るいは常備薬の管理では、個人の記憶に頼っているの
で、思い違いや忘却などが生じる可能性があり、正確な
管理を行うことは困難である。したがって、必要なとき
に在庫がないというような事態や、賞味期限、有効期限
などが切れているものを長期間保管しているというよう
な事態を招くという問題が生じやすかった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、保管物の在庫管理を容易か
つ的確に実行することができ、また、在庫管理状況を利
用者が十全に把握することが可能な保管庫および保管管
理方法などを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る保管庫は、無線によるデータ通信が
可能な情報記録担体を備えた保管物を保管する保管庫で
あって、上記保管物の保管が行われる保管空間と、上記
情報記録担体から無線によって情報の読み出しおよび/
または書き込みを行うリーダ/ライタ装置と、上記情報
記録担体から上記リーダ/ライタ装置によって読み出し
た情報をデータベースとして記憶するメモリ部とを備
え、上記リーダ/ライタ装置における、上記情報記録担
体に対する通信可能範囲が上記保管空間内となるように
設定されており、上記リーダ/ライタ装置が、保管空間
内に保管されている1つ以上の保管物に備えられている
上記情報記録担体のそれぞれに対して、時間をずらして
情報の読み出しおよび/または書き込みを行うことを特
徴としている。
【0008】上記の構成では、保管空間内に保管されて
いる保管物に備えられた情報記録担体に対して、リーダ
/ライタ装置が無線によって情報の読み出しおよび/ま
たは書き込みが行われるようになっている。そして、リ
ーダ/ライタ装置によって情報記録担体から読み出した
情報が、メモリ部においてデータベースとして記録され
るようになっている。したがって、情報記録担体に、そ
の保管物に関する情報、例えば品名、製造年月日、消費
期限などの情報が記録されていれば、これをデータベー
スに登録することによって、保管物の在庫管理を行うこ
とが可能となる。
【0009】また、リーダ/ライタ装置は、情報記録担
体に対する通信可能範囲が保管空間内となるように設定
されている。よって、リーダ/ライタ装置による情報記
録担体に対する情報の読み出しおよび/または書き込み
を、保管物が保管空間内に保管されている状態で行うこ
とが可能となる。したがって、利用者は、ある保管物を
保管庫におけるデータベースに登録しようとする場合な
どにおいて、例えば所定の情報読み取り装置の近傍に保
管物を近づけて情報を読み取らせる、というような処理
を行うことなく、単に保管物を保管空間内に入れるだけ
でよいことになる。これにより、保管物の在庫管理のた
めの煩わしい処理などを行う必要がなくなるとともに、
通常の保管動作を行うことのみによって、在庫管理を的
確に行うことが可能となる。
【0010】また、リーダ/ライタ装置は、保管空間内
に保管されている1つ以上の保管物に備えられている情
報記録担体のそれぞれに対して、時間をずらして情報の
読み出しおよび/または書き込みを行うようになってい
る。よって、保管空間内に複数の情報記録担体が存在し
ている場合にも、各情報記録担体に対するデータ通信が
相互に衝突することなく、的確なデータ通信を行うこと
が可能となる。すなわち、上記の構成によれば、多数個
の保管物のそれぞれに対して、保管空間内に保管されて
いる状態で、情報の読み出しおよび/または書き込みを
行うことができるので、従来のように保管庫を開放して
中の保管物を個別に目視で確認するというような煩雑な
在庫管理作業を行う必要をなくすことができる。
【0011】また、本発明に係る保管庫は、上記の構成
において、上記リーダ/ライタ装置によって上記情報記
録担体から読み取った情報、および/または、上記デー
タベースの情報を表示する表示装置をさらに備えている
構成としてもよい。
【0012】上記の構成によれば、保管物に備えられて
いる情報記録担体から読み取った情報、および/また
は、上記データベースの情報を、表示装置に表示させる
ことが可能となる。これにより、情報記録担体に記録さ
れている詳細な情報や、保管状況に関する情報を利用者
が確認することが可能となる。
【0013】また、本発明に係る保管庫は、上記の構成
において、上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内
に新たに入ってきた情報記録担体を検出した場合に、こ
の情報記録担体から読み出した情報を上記データベース
に登録する処理を行う制御部を備えている構成としても
よい。
【0014】上記の構成によれば、まず、利用者が保管
物を保管庫内に入庫させた場合、この保管物が備えてい
る情報記録担体がリーダ/ライタ装置の通信可能範囲内
に入ることによって、新たな保管物の入庫が検出される
ことになる。そして、制御部によって、入庫が検出され
た保管物に関する情報が情報記録担体から読み出され、
この情報がデータベースに登録されることになる。すな
わち、利用者は、保管物を入庫させる際に、特別な動作
を行うことなく、単に保管空間内に保管物を配置するの
みで、その保管物に関する情報をデータベースに登録さ
せることが可能となる。よって、データベースに対する
情報の記録もれなどを防止することができ、より的確な
在庫管理を行うことが可能となる。
【0015】また、本発明に係る保管庫は、上記の構成
において、上記データベースにおける各保管物に関する
情報として、入庫回数情報が含まれているとともに、上
記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入っ
てきた情報記録担体を検出した場合に、上記制御部が、
上記データベースおよび/または上記情報記録担体に対
して、当該情報記録担体を備える保管物の入庫回数情報
を更新する構成としてもよい。
【0016】上記の構成によれば、データベースおよび
/または情報記録担体に対して、その保管物の入庫回数
情報が記録されることになる。よって、例えば、対象と
なる保管物に関して、1回の出庫時に使用される平均的
な使用量の情報をデータベースに記録しておけば、この
情報と入庫回数情報とを組み合わせることによって積算
使用量が予想できる。すなわち、この積算使用量と、そ
の保管物の内容量とを考慮することによって残存量を算
出することが可能となる。ここで、例えば残存量が所定
の値を下回った際に、該当保管物の残存量が少ないこと
を表示装置などを用いて利用者に警告するようにすれ
ば、必要なときにその保管物の残存量がほとんどない、
というような事態を回避することが可能となる。
【0017】また、本発明に係る保管庫は、上記の構成
において、日時情報を取得する日時情報取得部をさらに
備えるとともに、上記リーダ/ライタ装置が、通信可能
範囲内に新たに入ってきた情報記録担体を検出した場合
に、上記制御部が、上記データベースおよび/または上
記情報記録担体に対して、当該情報記録担体を備える保
管物の入庫日時情報を記録させる構成としてもよい。
【0018】上記の構成のように、データベースおよび
または情報記録担体に入庫日時情報が記録される場合に
は、例えば長期間入庫されたままになっている保管物
を、表示装置などを用いて利用者に警告する、というよ
うなシステムとすることが可能となる。このようなシス
テムとすれば、保管していたことを利用者が忘れてい
て、長期間保管庫に保管されたままになった保管物が発
生することを防止することが可能となる。
【0019】また、本発明に係る保管庫は、上記の構成
において、外部のコンピュータと通信を行う通信部をさ
らに備えるとともに、上記通信部によって、上記データ
ベースの情報の少なくとも一部が、外部のコンピュータ
に送信される構成としてもよい。
【0020】上記の構成によれば、通信部によって、保
管庫における在庫状況を外部のコンピュータに伝送する
ことが可能となる。したがって、例えば、ある保管物に
関して、保管庫における在庫が残り少なくなった場合
に、この情報が、その保管物の納入元の業者が備えてい
るサーバコンピュータに通知される、というようなシス
テムを構築することが可能となる。また、保管庫の在庫
管理者が、保管庫とは離れた場所にいる場合などに、保
管庫の在庫情報が在庫管理者に通知されるようなシステ
ムを構築することが可能となる。
【0021】また、本発明に係る保管管理方法は、無線
によるデータ通信が可能な情報記録担体を備えた保管物
を保管する保管庫であって、上記保管物の保管が行われ
る保管空間と、上記情報記録担体から無線によって情報
の読み出しおよび/または書き込みを行うリーダ/ライ
タ装置と、上記情報記録担体から上記リーダ/ライタ装
置によって読み出した情報をデータベースとして記憶す
るメモリ部とを備えた保管庫における保管管理方法であ
って、上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新
たに入ってきた情報記録担体を検出した場合に、この情
報記録担体から読み出した情報を上記データベースに登
録する処理を行うことを特徴としている。
【0022】上記の方法によれば、まず、利用者が保管
物を保管庫内に入庫させた場合、この保管物が備えてい
る情報記録担体がリーダ/ライタ装置の通信可能範囲内
に入ることによって、新たな保管物の入庫が検出される
ことになる。そして、入庫が検出された保管物に関する
情報が情報記録担体から読み出され、この情報がデータ
ベースに登録されることになる。すなわち、利用者は、
保管物を入庫させる際に、特別な動作を行うことなく、
単に保管空間内に保管物を配置するのみで、その保管物
に関する情報をデータベースに登録させることが可能と
なる。よって、データベースに対する情報の記録もれな
どを防止することができ、より的確な在庫管理を行うこ
とが可能となる。
【0023】また、本発明に係る保管管理方法は、上記
の方法において、上記データベースにおける各保管物に
関する情報として、入庫回数情報を含めるとともに、上
記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入っ
てきた情報記録担体を検出した場合に、上記データベー
スおよび/または上記情報記録担体に対して、当該情報
記録担体を備える保管物の入庫回数情報を更新させる方
法としてもよい。
【0024】上記の方法によれば、データベースおよび
/または情報記録担体に対して、その保管物の入庫回数
情報が記録されることになる。よって、例えば、対象と
なる保管物に関して、1回の出庫時に使用される平均的
な使用量の情報をデータベースに記録しておけば、この
情報と入庫回数情報とを組み合わせることによって積算
使用量が予想できる。すなわち、この積算使用量と、そ
の保管物の内容量とを考慮することによって残存量を算
出することが可能となる。ここで、例えば残存量が所定
の値を下回った際に、該当保管物の残存量が少ないこと
を表示装置などを用いて利用者に警告するようにすれ
ば、必要なときにその保管物の残存量がほとんどない、
というような事態を回避することが可能となる。
【0025】また、本発明に係る保管管理方法は、上記
の方法において、上記リーダ/ライタ装置が、通信可能
範囲内に新たに入ってきた情報記録担体を検出した場合
に、上記データベースおよび/または上記情報記録担体
に対して、当該情報記録担体を備える保管物の入庫日時
情報を記録させる方法としてもよい。
【0026】上記の方法のように、データベースおよび
または情報記録担体に入庫日時情報が記録される場合に
は、例えば長期間入庫されたままになっている保管物
を、表示装置などを用いて利用者に警告する、というよ
うなシステムとすることが可能となる。このようなシス
テムとすれば、保管していたことを利用者が忘れてい
て、長期間保管庫に保管されたままになった保管物が発
生することを防止することが可能となる。
【0027】また、本発明に係る保管管理プログラム
は、上記本発明に係る保管管理方法をコンピュータに実
行させることを特徴としている。
【0028】これにより、上記プログラムをコンピュー
タシステムにロードすることによって、上記保管管理方
法を実現することが可能となる。
【0029】また、本発明に係る保管管理プログラムを
記録した記録媒体は、上記本発明に係る保管管理方法を
コンピュータに実行させることを特徴としている。
【0030】これにより、上記記録媒体に記録されたプ
ログラムをコンピュータシステムにロードすることによ
って、上記保管管理方法を実現することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図9に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0032】本実施形態に係る保管庫は、例えば食料品
などを冷蔵/冷凍保管したり、医薬品を保管したりする
用途で、業務用、一般家庭用を問わず用いられるもので
ある。図1は、本実施形態に係る保管庫1の概略構成を
示すブロック図である。同図に示すように、保管庫1
は、リーダ/ライタ装置2、表示装置3、入力装置3
A、および保管空間4を備えた構成となっている。
【0033】保管空間4は、保管庫1において保管すべ
き食料品や医薬品などからなる保管物5…が保管される
空間である。保管庫1が冷蔵/冷凍保管あるいは温熱保
管する用途で用いられる場合には、保管空間4は、その
内部を所定の温度に空調するための空調装置、たとえば
冷却器や温熱器を備えた構成となる。
【0034】保管空間4に保管される保管物5には、R
FIDタグ(以降、単にRFIDと称する)6が取り付
けられている。RFID(情報記録担体)とは、無線に
よってデータの読み出し/書き込みが可能なメモリを備
えた微小なICチップモジュールである。このRFID
6には、該当保管物5に関する情報、例えば種類、量、
消費期限、購入店などの情報が記録されており、さら
に、保管庫1において保管される際に用いられる情報
(詳細は後述する)の記録が行われる。
【0035】リーダ/ライタ装置2は、保管空間4内に
保管される保管物5に取り付けられているRFID6に
対して、情報の読み出しおよび書き込み動作を行う装置
である。リーダ/ライタ装置2とRFID6との間のデ
ータ通信は、RF(Radio Frequency)電波による電磁誘
導方式によって非接触で行われる。すなわち、リーダ/
ライタ装置2から送信された変調電磁波が、リーダ/ラ
イタ装置2の応答範囲内となる保管空間4内に存在する
RFID6…の全てによって同時に受信され(ブロード
キャスト方式)、各RFID6の情報がリーダ/ライタ
装置2に読み取られる。
【0036】この時、全てのRFID6…が同時にデー
タ送信を行うと、各データ送信が相互に衝突して多重ア
クセスの問題が生じるが、この問題は各RFID6から
のデータ送信を時間的にずらす方法(TDMA:Time D
ivision Multiple Access )などによって解消すること
ができる。すなわち、本実施形態に係る保管庫1では、
多数個の保管物5…に関する情報を一度に読み取ること
が可能となっている。
【0037】表示装置3は、リーダ/ライタ装置2によ
ってRFID6から読み取られた情報や、リーダ/ライ
タ装置2において記憶されている情報などを表示する装
置である。この表示装置3は、例えば液晶表示装置、有
機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、LEDデ
ィスプレイなどの小型薄型ディスプレイによって構成さ
れ、利用者が確認しやすい場所、例えば装置の上部や、
扉あるいは扉以外の装置の前面部などに設置される。
【0038】入力装置3Aは、リーダ/ライタ装置2に
おいて記憶される情報の編集を行ったり、RFID6に
対して書き込みを行う情報の編集を行ったりする際に、
利用者が入力を行うために使うものである。なお、上記
のような編集作業が不要である場合は、入力装置3Aを
必ずしも設けなくともよい。
【0039】次に、リーダ/ライタ装置2およびRFI
D6の構成について、図2を参照しながら以下に説明す
る。同図に示すように、リーダ/ライタ装置2は、搬送
波発生部10、変調部11、増幅部12、アンテナコイ
ル13、制御部14、メモリ部15、通信部16、およ
び日時情報取得部17を備えた構成となっている。
【0040】搬送波発生部10は、RFID8との間で
RF通信を行う際に、データを搬送させるために用いる
搬送波を発生するブロックである。この搬送波として
は、例えば周波数13.56MHz帯の波が用いられ
る。
【0041】変調部11は、制御部14から送られてく
るデータに基づいて、搬送波発生部10にて発生された
搬送波にデータを重畳させる変調処理を行うブロックで
ある。搬送波に対してのデータの重畳は、例えばASK
(Amplitude Shift Keying)によって搬送波を変調するこ
とによって行われる。
【0042】増幅部12は、変調部11において変調さ
れた搬送波の電力を増幅するブロックである。アンテナ
コイル13は、増幅部12で増幅された搬送波を電波と
してRFID8に向けて出力することによってデータの
送信を行うとともに、RFID8からの信号の受信を行
うブロックである。アンテナコイル13におけるRFI
D8からの信号の受信は次のようにして行われる。アン
テナコイル13は、交信領域において、RFID8にお
けるアンテナコイル20との間で電磁結合状態となるの
で、アンテナコイル13のインピーダンスは、RFID
8のインピーダンスの変化によって変化することにな
る。すなわち、アンテナコイル13に流れる電流の変化
を検出することによって、RFID8からの信号の受信
が行われる。
【0043】制御部14は、リーダ/ライタ装置6にお
ける動作を総合的に制御するブロックであり、データ生
成部18およびデータ取得部19を備えている。データ
生成部18は、RFID6に対して記録を行う情報を生
成するブロックである。このデータ生成部18によって
生成され、RFID6に対して記録が行われる情報とし
ては、該当保管物の入出庫回数、入庫日時、出庫日時な
どが挙げられる。データ生成部18によって生成された
データは制御部14から変調部11に伝送され、このデ
ータに基づいて変調された搬送波がアンテナコイル13
からRFID6に向けて送信される。
【0044】データ取得部19は、RFID6からの信
号を、アンテナコイル13に流れる電流の変化を検出す
ることによって受信し、これを復調することによって、
RFID6から送信されるデータを取得するブロックで
ある。このデータ取得部19によって取得されたデータ
は表示装置3に伝送され、表示装置3で表示されること
によって、その内容が利用者に確認されることになる。
【0045】メモリ部15は、保管庫1内で保管される
保管物5に関する情報のデータベースを記憶するブロッ
クである。このメモリ部15としては、不揮発性のメモ
リを用いることが好ましく、例えばフラッシュEEPR
OM(Electrically Erasable/Programmable Read Only
Memory)や、MRAM(Magnetic Random Access Memor
y)、FeRAMなどの各種不揮発性RAM、あるいはハ
ードディスクなどを用いることが好ましい。メモリ部1
5に記憶されるデータベースは、例えば、保管物6のI
D、商品名、量、消費期限、購入店、入出庫回数、入庫
日時、出庫日時などの情報によって構成される。
【0046】また、このデータベースに、1回の出庫あ
たりの平均的な使用量に関する情報が記録されていても
よい。この情報は、例えば入力装置3Aから利用者によ
って入力されるようにすることができる。この平均使用
量情報を用いることによって、入出庫回数からその保管
物5の残存量を予測することが可能となり、保管物5の
残量管理を行うことが可能となる。
【0047】通信部16は、保管庫1における在庫状況
などを、通信ネットワークなどを介して外部のコンピュ
ータに送信する処理を行うブロックである。通信ネット
ワークとしては、例えば電話回線や、インターネット、
専用線などが挙げられる。インターネットを使う場合、
情報の秘匿性を重視する場合には、データを暗号化した
り、IPVPN(Internet Protocol Virtual Private N
etwork)などを用いることが好ましい。また、保管庫1
からアクセスポイントまでを無線LAN(LocalArea Net
work)によって接続する形態としてもよい。
【0048】この通信部16は、保管庫1における在庫
状況を、外部のコンピュータに伝送するという用途で用
いられるものである。このような用途としては、例え
ば、ある商品に関して、保管庫1における在庫が残り少
なくなった場合に、これがメモリ部15に記録されてい
るデータベースに基づいて検知され、この情報が、その
商品の納入元の業者が備えているサーバコンピュータに
通知される、というようなシステムを構築する場合が考
えられる。また、在庫管理者が、保管庫1とは離れた場
所にいる場合などに、保管庫1の在庫情報を在庫管理者
に通知するようなシステムとすることによって、在庫調
整を迅速に行うことも可能となる。なお、このような通
知システムが不要である場合には、通信部16は設けら
れていなくてもよい。
【0049】日時情報取得部17は、ある時点での年月
日および時間の情報(日時情報)を取得するためのブロ
ックである。ここで取得された日時情報は、例えばメモ
リ部15におけるデータベースに対して、ある保管物の
入出庫日時などを記録する際に用いられる。
【0050】この日時情報取得部17は、例えばカレン
ダー機能および時計機能を備えたICなどによって構成
される。また、この日時情報取得部17は、標準電波J
JYを受信するための受信アンテナおよび復調部などに
よって構成されていてもよい。標準電波JJYとは、日
本において、通信総合研究所が発信しているタイムコー
ドに関する情報を含んだ電波信号であり、この標準電波
を受信することによって、その時点の時刻を秒単位で把
握することができる。
【0051】なお、上記の例では、標準電波を用いて日
時情報を得る例を示したが、これに限定されるものでは
なく、公的に発信されている時間情報であれば、どのよ
うな時間情報発信源を用いてもよい。例えば、電話によ
る時報サービスを利用したり、インターネット上で時刻
情報を発信しているサーバからの情報を利用する形態な
どであってもよい。
【0052】一方、図2に示すように、RFID6は、
アンテナコイル20、制御部21、およびメモリ部22
を備えた構成となっている。アンテナコイル20は、デ
ータの送受信を行う際のアンテナとして機能するもので
ある。制御部21は、RFID6におけるデータの送受
信処理、およびメモリ部22に対するデータ読み出し/
書き込み処理を制御するものである。
【0053】メモリ部22は、情報を記録する記録手段
であり、RFID6が取り付けられている保管物5に関
する情報、すなわち、保管物6のID、商品名、量、消
費期限、購入店、入出庫回数、入庫日時、出庫日時など
の情報を記録する。基本的には、RFID6におけるメ
モリ部22に記録されている内容と、リーダ/ライタ装
置2におけるメモリ部15のデータベースに記録されて
いる、該当RFID6に関する内容とは同じものとな
る。
【0054】(実施例1)次に、上記の保管庫を、食料
品を貯蔵する冷蔵/冷凍庫(以降、単に冷蔵庫と称す
る)として適用した例について説明する。図3は、本実
施例における冷蔵庫31の外観を示している。同図に示
すように、冷蔵庫31は、リーダ/ライタ装置32、表
示装置33、および入力装置33Aを備えている。
【0055】リーダ/ライタ装置32は、冷蔵庫31に
おける保管空間内の上部に設けられており、通信可能範
囲が保管空間内となるように設定されている。すなわ
ち、リーダ/ライタ装置32は、RFIDが保管空間内
にあれば、これと通信可能であり、RFIDが保管空間
から取り出されると通信が不能となる。
【0056】表示装置33は、冷蔵庫31の上部に設け
られており、本実施例では、入力装置33Aと一体型の
構成となっている。なお、表示装置33および入力装置
33Aの設置方法は、この実施例に限定されるものでは
なく、保管物の出し入れ時に利用者が確認しやすい位置
に設置されていればよい。また、入力装置33Aが設け
られる場合には、利用者の操作性を考慮した位置に設置
することが好ましい。例えば、冷蔵庫31のスペース上
の問題ならびにデザイン上の問題を考慮して、扉の前面
に表示装置33および入力装置33Aを設ける構成とし
てもよい。
【0057】次に、冷蔵庫31において、保管物5の出
し入れが行われる際の処理の流れについて、図4および
図5に示すフローチャートを参照しながら以下に説明す
る。まず、前提として、冷蔵庫31に保管される保管物
5としての食料品には、全てRFID6が取り付けられ
ているものとする。図6は、保管物5としての食料品
が、食肉のパック製品である場合を示している。食肉
は、梱包材としての容器34に、品名などを表示するシ
ールラベル35が取り付けられたラップなどによって密
閉包装された状態で販売される。また、容器34には、
RFID6が取り付けられている。ここで、シールラベ
ル35には、消費者が、その商品がどのようなものであ
るかを最低限認識することが可能となるような情報、た
とえば商品名、値段、内容量、賞味期限などの情報が記
載されることになる。そして、このRFID6には、取
り付けられる食料品に関する情報、例えば品名、種類、
量、賞味期限、購入店などの情報が記録されている。
【0058】なお、図6に示す例では、RFID6が容
器34に取り付けられている構成となっているが、これ
に限定されるものではなく、シールラベル35と同様に
ラップに取り付けられていてもよい。また、RFID6
の取り付け、ならびにRFID6に対する情報の記録
は、食料品の流通業者、販売業者、あるいは梱包品の加
工業者など、どの業者によって行われてもよい。
【0059】まず、食料品の入庫処理について図4を参
照しながら説明する。上記のような食料品が冷蔵庫31
に入庫される(ステップ1、以降、S1のように称す
る)と、その食料品に取り付けられているRFID6
が、冷蔵庫31のリーダ/ライタ装置32における通信
可能範囲に入ることになる。ここで、リーダ/ライタ装
置32は、例えば扉が開けられたことをトリガーとし
て、RFIDからの電磁波の受信動作を開始させる。そ
して、通信可能範囲である保管空間内に新たなRFID
6が入ってきたことを検知すると、このRFID6から
情報を読み取る処理を行う(S2)。
【0060】ここでリーダ/ライタ装置32によって読
み取られた情報は、まず、表示装置33に伝送され、表
示装置33の表示画面上に表示される(S3)。また、
メモリ部15に記録されているデータベースを照会する
ことによって、入庫された食料品が、データベースに記
録されているか否かが制御部14によって判定される
(S4)。
【0061】S4においてNO、すなわちデータベース
には記録されていない食料品であると判定された場合に
は、その食料品は、冷蔵庫31に対して新規に入庫され
たものであると判定され、RFID6から読み取った情
報をデータベースに新規に登録する(S5)。また、そ
の食料品に関する情報として、入庫回数が1である情報
がデータベースに記録されるとともに、この入庫回数情
報がRFID6に対しても書き込まれる(S6)。さら
に、データベースおよびRFID6に対して、入庫日時
情報が記録されるようにしてもよい。
【0062】一方、S4においてYES、すなわち、入
庫された食料品がデータベースに記録されている食料品
であると判定された場合には、その食料品は、冷蔵庫3
1に以前に保管されていたものであると判定される。こ
の場合、データベースおよびRFID6に対して、その
食料品に関する情報の入庫回数情報の値を1インクリメ
ントさせる処理が行われる(S7)。また、データベー
スおよびRFID6に対して、入庫日時情報が記録ある
いは更新されるようにしてもよい。
【0063】このように、データベースおよびRFID
6に対して、その食料品の入庫回数情報が記録されるこ
とによって、その食料品自体の残量を予測することが可
能となる。例えば、対象となる食料品に関して、1回の
出庫時に使用される平均的な使用量の情報をデータベー
スに記録しておけば、この情報と入庫回数情報とを組み
合わせることによって積算使用量が予想できるので、そ
の食料品の内容量を考慮することによって残存量を算出
することが可能となる。ここで、残存量が所定の値を下
回った際に、該当食料品の残存量が少ないことを表示装
置32を用いて利用者に警告するようにすれば、必要な
ときにその食料品の残りがほとんどない、というような
事態を回避することが可能となる。
【0064】また、データベースおよびRFID6に、
入庫日時情報が記録される場合には、例えば長期間入庫
されたままになっている食料品を、表示装置32を用い
て利用者に警告する、というようなシステムとすること
が可能となる。このようなシステムとすれば、保管して
いたことを利用者が忘れていて、長期間冷蔵庫31に保
管されたままになった食料品が発生することを防止する
ことが可能となる。
【0065】次に、食料品の出庫処理について図5に示
すフローチャートを参照しながら説明する。利用者が、
冷蔵庫31から特定の食料品を取り出す際には、まず冷
蔵庫31の扉が開けられることになる。この扉が開けら
れたことが検出されると(S11)、リーダ/ライタ装
置32がRFIDからの電磁波の受信動作を開始させる
(S12)。この受信動作は数ミリ秒の単位で繰り返し
実行される。そして、通信可能範囲である保管空間内か
ら特定の食料品が出庫されると、その食料品に取り付け
られているRFID6からのレスポンスが検出されなく
なる。この場合に、該当食料品が出庫されたと制御部1
4が判定する(S13)。
【0066】以上のようにして出庫された食料品が特定
されると、データベースからその食料品に関する情報が
抽出され(S14)、その情報が表示装置33に表示さ
れる(S15)。
【0067】ここで、利用者が、取り出した食料品は2
度と冷蔵庫31に戻すことがないと判断した場合には、
入力装置33Aを用いて、該当食料品に関する情報をデ
ータベースから削除する指示を行うことが可能となって
いてもよい。すなわち、S16において、出庫された食
料品に関する情報の削除が利用者から指示されたか否か
が判定され、削除指示されたと判定された場合(S16
においてYES)には、該当食料品に関する情報を、デ
ータベースから削除する処理が行われる(S18)。
【0068】一方、出庫された食料品に関する情報の削
除指示が行われない場合(S16においてNO)には、
データベースに、該当食料品が出庫中である旨の情報が
記録される(S17)。このように、データベースにお
いて、出庫中の食料品に関する情報が記録されることに
よって、食料品の管理をより的確に行うことが可能とな
る。例えば、長時間出庫中となっている食料品がある場
合には、その旨を表示装置32に表示させるなどによっ
て、利用者に警告を発することなどが可能となる。
【0069】以上のように、本実施例の冷蔵庫31によ
れば、食料品の入庫時においては、利用者は、特別な動
作を行うことなく、食料品を冷蔵庫31内に入れる動作
のみで、該当食料品に関する情報を表示装置33に表示
させることができるとともに、冷蔵庫31において管理
しているデータベースに登録させることが可能となる。
【0070】また、食料品の出庫時においては、利用者
が食料品を無意識に取り出した場合でも、取り出した食
料品に関する情報が自動的に表示装置33に表示される
ようになる。よって、利用者は、例えば、取り出した食
料品の消費期限や、最初に冷蔵庫31に入庫された日時
などの情報を、食料品を取り出すという通常の動作のみ
で表示装置33に表示させて確認することが可能とな
る。
【0071】なお、上記の例では、食料品の入庫および
出庫に際して、扉の開閉をトリガーにしてRFIDから
の電磁波の受信動作が開始されるようになっているが、
これに限定されるものではなく、例えば利用者が特定の
ボタンなどを押すことによって上記の受信動作が開始さ
れるようにしてもよい。
【0072】また、上記の例では、例えば入庫回数や入
庫日時などの情報が、データベースとRFID6との両
方に記録されるようになっているが、どちらか一方のみ
に記録されるようになっていてもよい。例えば、RFI
D6が、情報の読み出しのみが可能となっているように
設定されているような場合には、上記の入庫回数や入庫
日時などの情報は、データベースのみに記録されること
になる。言い換えれば、本実施例における冷蔵庫31に
よれば、情報の読み出しのみが可能となっているRFI
D6が取り付けられている食料品であっても、入出庫に
関する情報をリーダ/ライタ装置32側のデータベース
に記録することによって、的確に入出庫管理を行うこと
が可能となる。
【0073】(実施例2)次に、上記の保管庫を、一般
家庭において用いられる、医薬品を保管する薬箱として
適用した例について説明する。図7は、本実施例におけ
る薬箱41の外観を示す斜視図である。同図に示すよう
に、薬箱41は、リーダ/ライタ装置42、表示装置3
3、および入力装置43Aを備えている。
【0074】リーダ/ライタ装置42は薬箱41におけ
る保管空間内に設けられており、通信可能範囲が保管空
間内となるように設定されている。すなわち、リーダ/
ライタ装置42は、RFIDが保管空間内にあれば、こ
れと通信可能であり、RFIDが保管空間から取り出さ
れると通信が不能となる。
【0075】表示装置43は薬箱41の前面に設けられ
ており、この表示装置43の近傍には入力装置43Aが
設けられている。なお、表示装置43および入力装置4
3Aの設置形態は、この実施例に限定されるものではな
く、保管物の出し入れ時に利用者が確認しやすい位置に
設置されていればよい。例えば、表示装置43および入
力装置43Aを、薬箱41の蓋の上面に設ける構成とし
てもよい。
【0076】次に、薬箱41において、保管物5の出し
入れが行われる際の処理について説明する。なお、この
薬箱41における入出庫処理は、基本的には前記した実
施例1における冷蔵庫31における入出庫処理に準じて
おり、処理の流れとしては、図4および図5に示したフ
ローチャートとほぼ同様となる。
【0077】まず、前提として、薬箱41に保管される
保管物5としての医薬品には、全てRFID6が取り付
けられているものとする。図8は、保管物5としての医
薬品が、ビン入りの錠剤である場合を示している。この
ビンの表面には、品名、成分、効能、用法・容量、発売
元、使用期限などの情報を表示するラベルが貼り付けら
れているとともに、RFID6が貼り付けられる、ある
いは埋め込まれている。このRFID6には、該当医薬
品に関する情報、例えば上記のラベルに記載されている
情報などが記録されている。
【0078】まず、医薬品の入庫処理について説明す
る。上記のような医薬品が薬箱41に入庫されると、そ
の医薬品に取り付けられているRFID6が、薬箱41
のリーダ/ライタ装置42における通信可能範囲に入る
ことになる。ここで、リーダ/ライタ装置42は、例え
ば蓋が開けられたことをトリガーとして、RFIDから
の電磁波の受信動作を開始させる。そして、通信可能範
囲である保管空間内に新たなRFID6が入ってきたこ
とを検知すると、このRFID6から情報を読み取る処
理を行う。
【0079】ここでリーダ/ライタ装置42によって読
み取られた情報は、まず、表示装置43に伝送され、表
示装置43の表示画面上に表示される。また、メモリ部
15に記録されているデータベースを照会することによ
って、入庫された医薬品が、データベースに記録されて
いるか否かが制御部14によって判定される。
【0080】ここで、データベースには記録されていな
い医薬品であると判定された場合には、その医薬品は、
薬箱41に対して新規に入庫されたものであると判定さ
れ、RFID6から読み取った情報をデータベースに新
規に登録する。また、その医薬品に関する情報として、
入庫回数が1である情報がデータベースに記録されると
ともに、この入庫回数情報がRFID6に対しても書き
込まれる。さらに、データベースおよびRFID6に対
して、入庫日時情報が記録されるようにしてもよい。
【0081】一方、入庫された医薬品がデータベースに
記録されている医薬品であると判定された場合には、そ
の医薬品は、薬箱41に以前に保管されていたものであ
ると判定される。この場合、データベースおよびRFI
D6に対して、その医薬品に関する情報の入庫回数情報
の値を1インクリメントさせる処理が行われる。また、
データベースおよびRFID6に対して、入庫日時情報
が記録あるいは更新されるようにしてもよい。
【0082】このように、データベースおよびRFID
6に対して、その医薬品の入庫回数情報が記録されるこ
とによって、その医薬品自体の残量を予測することが可
能となる。例えば、対象となる医薬品に関して、1回の
出庫時に使用される平均的な使用量の情報、例えば用法
・容量などの情報をデータベースに記録しておけば、こ
の情報と入庫回数情報とを組み合わせることによって積
算使用量が予想できるので、その医薬品の内容量を考慮
することによって残存量を算出することが可能となる。
ここで、残存量が所定の値を下回った際に、該当医薬品
の残存量が少ないことを表示装置32を用いて利用者に
警告するようにすれば、必要なときにその医薬品の残り
がほとんどない、というような事態を回避することが可
能となる。
【0083】また、データベースおよびRFID6に、
入庫日時情報が記録される場合には、例えば長期間入庫
されたままになっている医薬品を、表示装置42を用い
て利用者に警告する、というようなシステムとすること
が可能となる。このようなシステムとすれば、保管して
いたことを利用者が忘れていて、長期間薬箱41に保管
されたままになった医薬品が発生することを防止するこ
とが可能となる。
【0084】次に、医薬品の出庫処理について説明す
る。利用者が、薬箱41から特定の医薬品を取り出す際
には、まず薬箱41の蓋が開けられることになる。この
蓋が開けられたことが検出されると、リーダ/ライタ装
置42がRFIDからの電磁波の受信動作を開始させ
る。この受信動作は数ミリ秒の単位で繰り返し実行され
る。そして、通信可能範囲である保管空間内から特定の
医薬品が出庫されると、その医薬品に取り付けられてい
るRFID6からのレスポンスが検出されなくなる。こ
の場合に、該当医薬品が出庫されたと制御部14が判定
する。
【0085】以上のようにして出庫された医薬品が特定
されると、データベースからその医薬品に関する情報が
抽出され、その情報が表示装置43に表示される。
【0086】ここで、利用者が、取り出した医薬品は2
度と薬箱41に戻すことがないと判断した場合には、入
力装置43Aを用いて、該当医薬品に関する情報をデー
タベースから削除する指示を行うことが可能となってい
てもよい。すなわち、出庫された医薬品に関する情報の
削除が利用者から指示されたか否かが判定され、削除指
示されたと判定された場合には、該当医薬品に関する情
報を、データベースから削除する処理が行われる。
【0087】一方、出庫された医薬品に関する情報の削
除指示が行われない場合には、データベースに、該当医
薬品が出庫中である旨の情報が記録される。このよう
に、データベースにおいて、出庫中の医薬品に関する情
報が記録されることによって、医薬品の管理をより的確
に行うことが可能となる。例えば、長時間出庫中となっ
ている医薬品がある場合には、その旨を表示装置42に
表示させるなどによって、利用者に警告を発することな
どが可能となる。
【0088】以上のように、本実施例の薬箱41によれ
ば、医薬品の入庫時においては、利用者は、特別な動作
を行うことなく、医薬品を薬箱41内に入れる動作のみ
で、該当医薬品に関する情報を表示装置43に表示させ
ることができるとともに、薬箱41において管理してい
るデータベースに登録させることが可能となる。
【0089】また、医薬品の出庫時においては、利用者
が医薬品を無意識に取り出した場合でも、取り出した医
薬品に関する情報が自動的に表示装置43に表示される
ようになる。よって、利用者は、例えば、取り出した医
薬品の使用期限や、最初に薬箱41に入庫された日時な
どの情報を、医薬品を取り出すという通常の動作のみで
表示装置43に表示させて確認することが可能となる。
【0090】なお、上記の例では、医薬品の入庫および
出庫に際して、蓋の開閉をトリガーにしてRFIDから
の電磁波の受信動作が開始されるようになっているが、
これに限定されるものではなく、例えば利用者が特定の
ボタンなどを押すことによって上記の受信動作が開始さ
れるようにしてもよい。
【0091】また、上記の例では、例えば入庫回数や入
庫日時などの情報が、データベースとRFID6との両
方に記録されるようになっているが、どちらか一方のみ
に記録されるようになっていてもよい。例えば、RFI
D6が、情報の読み出しのみが可能となっているように
設定されているような場合には、上記の入庫回数や入庫
日時などの情報は、データベースのみに記録されること
になる。言い換えれば、本実施例における冷蔵庫31に
よれば、情報の読み出しのみが可能となっているRFI
D6が取り付けられている医薬品であっても、入出庫に
関する情報をリーダ/ライタ装置32側のデータベース
に記録することによって、的確に入出庫管理を行うこと
が可能となる。
【0092】次に、上記の薬箱41におけるリーダ/ラ
イタ装置42が、図2に示す通信部16を備えており、
この通信部16を介して外部のコンピュータと通信を行
う例について説明する。図9は、家庭に備えられている
薬箱41が、通信線を介して、薬局に備えられているサ
ーバコンピュータ51に接続されているシステムを示し
ている。ここで、薬局としては、通常の薬局であっても
よいし、医薬品の処方を行っている病院などでもよい。
【0093】また通信線としては、前記したように、例
えば電話回線、インターネット、専用線などを用いるこ
とができる。また、通信線としてインターネットを利用
する場合、薬箱41に、無線LAN機能を有する通信部
16を設け、家庭内に設けられた無線LAN対応アクセ
スポイントによってインターネットに接続する形態とし
てもよい。このように、薬箱41における通信を無線に
よって行う形態とすれば、薬箱41の可搬性を向上させ
ることができる。なお、無線LANに限らず、例えばB
luetooth(登録商標)などを利用したシステム
であってもかまわない。
【0094】まず、薬箱41において、データベースを
用いた上記のような処理によって、保管している医薬品
の在庫管理が行われる。この在庫管理処理において、制
御部14が、ある特定の医薬品の残量が少ないことを検
知すると、その旨を通信部16を介して薬局のサーバコ
ンピュータ51に向けて送信する。薬局では、契約して
いる家庭に設けられている薬箱41から、残量が少ない
医薬品の情報をサーバコンピュータ51で受信すると、
該当する医薬品を例えば宅配などによってその家庭に送
付し、補充を行う。
【0095】このようなシステムによれば、家庭におい
て、ある医薬品の残量が少なくなっていることに気付か
なくても、このことが自動的に薬局に通知され、適宜補
充が行われることになる。したがって、利用者は、医薬
品の在庫管理ならびに補充に関して配慮する必要がなく
なることになる。
【0096】また、薬局において、契約している家庭に
おける医薬品の使用状況を把握することが可能となるの
で、例えば在宅介護が必要な患者に対して、必要以上に
医薬品を摂取していないかとか、逆に医薬品の摂取が適
切に行われていないのではないか、というような、利用
者の医薬品使用状況の把握を行うことが可能となる。ま
た、医薬品の使用履歴などを考慮して、利用者の状況に
応じた医薬品を納入するというようなことも可能とな
る。さらに、薬局側において、各利用者の医薬品の使用
状況データを蓄積することによって、医薬品の消費動向
を把握するための統計データに利用することも可能であ
る。
【0097】なお、上記の例では、ある医薬品の残量が
少なくなった場合に、制御部14の指示によって自動的
に薬局のサーバコンピュータ51に向けて情報の送信が
行われるようになっているが、これに限定されるもので
はなく、例えば表示装置43に残量が少ない旨の表示が
行われ、これを利用者が確認し、利用者によって薬局へ
の通信指令が行われた場合に情報の送信が行われるよう
にしてもよい。
【0098】また、上記では、薬箱41が通信機能を有
している例を示したが、これに限定されるものではな
く、同様の在庫管理および発注処理が必要となる保管庫
においても適用可能である。例えば、実施例1に示した
食料品を保管する冷蔵庫31においても、例えば食料品
の販売店などと契約することによって、不足している食
料品の補充が行われるようにすることが可能である。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る保管庫は、
保管物の保管が行われる保管空間と、上記情報記録担体
から無線によって情報の読み出しおよび/または書き込
みを行うリーダ/ライタ装置と、上記情報記録担体から
上記リーダ/ライタ装置によって読み出した情報をデー
タベースとして記憶するメモリ部とを備え、上記リーダ
/ライタ装置における、上記情報記録担体に対する通信
可能範囲が上記保管空間内となるように設定されてお
り、上記リーダ/ライタ装置が、保管空間内に保管され
ている1つ以上の保管物に備えられている上記情報記録
担体のそれぞれに対して、時間をずらして情報の読み出
しおよび/または書き込みを行う構成である。
【0100】これにより、情報記録担体に、その保管物
に関する情報、例えば品名、製造年月日、消費期限など
の情報が記録されていれば、これをデータベースに登録
することによって、保管物の在庫管理を行うことが可能
となるという効果を奏する。
【0101】また、リーダ/ライタ装置による情報記録
担体に対する情報の読み出しおよび/または書き込み
を、保管物が保管空間内に保管されている状態で行うこ
とが可能となるので、利用者は、保管物の在庫管理のた
めの煩わしい処理などを行う必要がなくなるとともに、
通常の保管動作を行うことのみによって、在庫管理を的
確に行うことが可能となるという効果を奏する。
【0102】また、多数個の保管物のそれぞれに対し
て、保管空間内に保管されている状態で、情報の読み出
しおよび/または書き込みを行うことができるので、従
来のように保管庫を開放して中の保管物を個別に目視で
確認するというような煩雑な在庫管理作業を行う必要を
なくすことができるという効果を奏する。
【0103】また、本発明に係る保管庫は、上記リーダ
/ライタ装置によって上記情報記録担体から読み取った
情報、および/または、上記データベースの情報を表示
する表示装置をさらに備えている構成としてもよい。
【0104】これにより、上記の構成による効果に加え
て、表示装置に表示させることによって、情報記録担体
に記録されている詳細な情報や、保管状況に関する情報
を利用者が確認することが可能となるという効果を奏す
る。
【0105】また、本発明に係る保管庫は、上記リーダ
/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入ってきた情
報記録担体を検出した場合に、この情報記録担体から読
み出した情報を上記データベースに登録する処理を行う
制御部を備えている構成としてもよい。
【0106】これにより、上記の構成による効果に加え
て、利用者は、保管物を入庫させる際に、特別な動作を
行うことなく、単に保管空間内に保管物を配置するのみ
で、その保管物に関する情報をデータベースに登録させ
ることが可能となるという効果を奏する。
【0107】また、本発明に係る保管庫は、上記データ
ベースにおける各保管物に関する情報として、入庫回数
情報が含まれているとともに、上記リーダ/ライタ装置
が、通信可能範囲内に新たに入ってきた情報記録担体を
検出した場合に、上記制御部が、上記データベースおよ
び/または上記情報記録担体に対して、当該情報記録担
体を備える保管物の入庫回数情報を更新する構成として
もよい。
【0108】これにより、その保管物の残存量を算出す
ることが可能となるので、例えば残存量が所定の値を下
回った際に、該当保管物の残存量が少ないことを表示装
置などを用いて利用者に警告するようにすれば、必要な
ときにその保管物の残存量がほとんどない、というよう
な事態を回避することが可能となるという効果を奏す
る。
【0109】また、本発明に係る保管庫は、日時情報を
取得する日時情報取得部をさらに備えるとともに、上記
リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入って
きた情報記録担体を検出した場合に、上記制御部が、上
記データベースおよび/または上記情報記録担体に対し
て、当該情報記録担体を備える保管物の入庫日時情報を
記録させる構成としてもよい。
【0110】これにより、上記の構成による効果に加え
て、保管していたことを利用者が忘れていて、長期間保
管庫に保管されたままになった保管物が発生することを
防止することが可能となるという効果を奏する。
【0111】また、本発明に係る保管庫は、外部のコン
ピュータと通信を行う通信部をさらに備えるとともに、
上記通信部によって、上記データベースの情報の少なく
とも一部が、外部のコンピュータに送信される構成とし
てもよい。
【0112】これにより、上記の構成による効果に加え
て、通信部によって、保管庫における在庫状況を外部の
コンピュータに伝送することが可能となるという効果を
奏する。
【0113】また、本発明に係る保管管理方法は、リー
ダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入ってきた
情報記録担体を検出した場合に、この情報記録担体から
読み出した情報を上記データベースに登録する処理を行
う方法である。
【0114】これにより、利用者は、保管物を入庫させ
る際に、特別な動作を行うことなく、単に保管空間内に
保管物を配置するのみで、その保管物に関する情報をデ
ータベースに登録させることが可能となるという効果を
奏する。
【0115】また、本発明に係る保管管理方法は、上記
データベースにおける各保管物に関する情報として、入
庫回数情報を含めるとともに、上記リーダ/ライタ装置
が、通信可能範囲内に新たに入ってきた情報記録担体を
検出した場合に、上記データベースおよび/または上記
情報記録担体に対して、当該情報記録担体を備える保管
物の入庫回数情報を更新させる方法としてもよい。
【0116】これにより、上記の方法による効果に加え
て、その保管物の残存量を算出することが可能となるの
で、例えば残存量が所定の値を下回った際に、該当保管
物の残存量が少ないことを表示装置などを用いて利用者
に警告するようにすれば、必要なときにその保管物の残
存量がほとんどない、というような事態を回避すること
が可能となるという効果を奏する。
【0117】また、本発明に係る保管管理方法は、上記
リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入って
きた情報記録担体を検出した場合に、上記データベース
および/または上記情報記録担体に対して、当該情報記
録担体を備える保管物の入庫日時情報を記録させる方法
としてもよい。
【0118】これにより、上記の方法による効果に加え
て、保管していたことを利用者が忘れていて、長期間保
管庫に保管されたままになった保管物が発生することを
防止することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る保管庫の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】上記保管庫が備えるリーダ/ライタ装置、およ
び、保管物に取り付けられるRFIDの概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】上記保管庫の実施例としての冷蔵庫の外観を示
す図である。
【図4】実施例としての冷蔵庫において、保管物の入庫
処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】実施例としての冷蔵庫において、保管物の出庫
処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】保管物としての食料品が、肉のパック製品であ
る場合を示す斜視図である。
【図7】上記保管庫の実施例としての薬箱の外観を示す
斜視図である。
【図8】保管物としての医薬品の外観を示す図である。
【図9】家庭に備えられている薬箱が、通信線を介し
て、薬局に備えられているサーバコンピュータに接続さ
れているシステムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 保管庫 2・32・42 リーダ/ライタ装置 3・33・43 表示装置 3A・33A・43A 入力装置 4 保管空間 5 保管物 6 RFID 14 制御部 15 メモリ部 16 通信部 17 日時情報取得部 51 サーバコンピュータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線によるデータ通信が可能な情報記録担
    体を備えた保管物を保管する保管庫であって、 上記保管物の保管が行われる保管空間と、 上記情報記録担体から無線によって情報の読み出しおよ
    び/または書き込みを行うリーダ/ライタ装置と、 上記情報記録担体から上記リーダ/ライタ装置によって
    読み出した情報をデータベースとして記憶するメモリ部
    とを備え、 上記リーダ/ライタ装置における、上記情報記録担体に
    対する通信可能範囲が上記保管空間内となるように設定
    されており、上記リーダ/ライタ装置が、保管空間内に
    保管されている1つ以上の保管物に備えられている上記
    情報記録担体のそれぞれに対して、時間をずらして情報
    の読み出しおよび/または書き込みを行うことを特徴と
    する保管庫。
  2. 【請求項2】上記リーダ/ライタ装置によって上記情報
    記録担体から読み取った情報、および/または、上記デ
    ータベースの情報を表示する表示装置をさらに備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の保管庫。
  3. 【請求項3】上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲
    内に新たに入ってきた情報記録担体を検出した場合に、
    この情報記録担体から読み出した情報を上記データベー
    スに登録する処理を行う制御部を備えていることを特徴
    とする請求項1または2記載の保管庫。
  4. 【請求項4】上記データベースにおける各保管物に関す
    る情報として、入庫回数情報が含まれているとともに、 上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入
    ってきた情報記録担体を検出した場合に、上記制御部
    が、上記データベースおよび/または上記情報記録担体
    に対して、当該情報記録担体を備える保管物の入庫回数
    情報を更新することを特徴とする請求項3記載の保管
    庫。
  5. 【請求項5】日時情報を取得する日時情報取得部をさら
    に備えるとともに、 上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入
    ってきた情報記録担体を検出した場合に、上記制御部
    が、上記データベースおよび/または上記情報記録担体
    に対して、当該情報記録担体を備える保管物の入庫日時
    情報を記録させることを特徴とする請求項3または4記
    載の保管庫。
  6. 【請求項6】外部のコンピュータと通信を行う通信部を
    さらに備えるとともに、 上記通信部によって、上記データベースの情報の少なく
    とも一部が、外部のコンピュータに送信されることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の保管
    庫。
  7. 【請求項7】無線によるデータ通信が可能な情報記録担
    体を備えた保管物を保管する保管庫であって、上記保管
    物の保管が行われる保管空間と、上記情報記録担体から
    無線によって情報の読み出しおよび/または書き込みを
    行うリーダ/ライタ装置と、上記情報記録担体から上記
    リーダ/ライタ装置によって読み出した情報をデータベ
    ースとして記憶するメモリ部とを備えた保管庫における
    保管管理方法であって、 上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入
    ってきた情報記録担体を検出した場合に、この情報記録
    担体から読み出した情報を上記データベースに登録する
    処理を行うことを特徴とする保管管理方法。
  8. 【請求項8】上記データベースにおける各保管物に関す
    る情報として、入庫回数情報を含めるとともに、 上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲内に新たに入
    ってきた情報記録担体を検出した場合に、上記データベ
    ースおよび/または上記情報記録担体に対して、当該情
    報記録担体を備える保管物の入庫回数情報を更新させる
    ことを特徴とする請求項7記載の保管管理方法。
  9. 【請求項9】上記リーダ/ライタ装置が、通信可能範囲
    内に新たに入ってきた情報記録担体を検出した場合に、
    上記データベースおよび/または上記情報記録担体に対
    して、当該情報記録担体を備える保管物の入庫日時情報
    を記録させることを特徴とする請求項7または8記載の
    保管管理方法。
  10. 【請求項10】請求項7ないし9のいずれか一項に記載
    の保管管理方法をコンピュータに実行させる保管管理プ
    ログラム。
  11. 【請求項11】請求項7ないし9のいずれか一項に記載
    の保管管理方法をコンピュータに実行させる保管管理プ
    ログラムを記録した記録媒体。
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