JP4686396B2 - 電気機器および冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、期限判定や点検時期告知などを行う電気機器および冷蔵庫に関する。
工業製品は、多種多数の部品を用いて製造され、これらの部品は多種の材質からなる。工業製品の典型例として、電気機器が挙げられる。市販の家庭用電気機器(家電)は、通常予想しうる使用環境のもとで、製造後、想定期間内、所期の性能を発揮するように、設計および製造に注意が払われている。
ところが、この想定期間を超えた電気機器は、部品の摩耗や劣化などにより、所期の性能を発揮できなくなることがある。部品の劣化は、この電気機器の使用によって生じることがあるが、使用されずに放置されていた場合であっても、経時変化によって生じることがある。
冷蔵庫の主要な性能のひとつに、食品などの収蔵物を冷蔵保存するため、庫内温度を規定の保持温度(または保持温度以下)に保てることが挙げられる。この性能を発揮するためには、冷蔵庫は、所要の庫内冷却能力を有するのみならず、その箱体やドアの断熱性能が、所要の水準以上である必要がある。
冷蔵庫のパッキンは、シリコーンゴムなどの軟質材料からなり、ドアなどにおける開閉部の気密性を保つ役割を果たす。パッキンは、経時変化によって劣化すると、割れや変形などを生じることがある。この場合、冷蔵庫の気密性低下により、庫内の冷気が流出し、庫外の室温の空気が庫内に流入するため、冷蔵庫の断熱性が低下することとなる。
また、冷蔵庫の箱体および各ドアは、断熱材として発泡ウレタンを内包し、発泡ウレタンは、シクロペンタンなどの熱伝導性の低い物質を発泡剤として用いて、冷蔵庫の断熱性を高めている。しかし、発泡ウレタンは経時劣化するため、熱伝導性の低い発泡剤が次第に失われて、冷蔵庫の断熱性が低下することとなる。
冷蔵庫の断熱性が低下すると、庫内を規定の保持温度に保つことが困難となって庫内温度が上昇し、貯蔵した食品類の腐敗などを生じる。
したがって、劣化部品の交換時期等を考慮して冷蔵庫の点検時期を告知する必要がある。
従来、冷蔵庫に電源が入ると時間計測を開始するタイマ手段と、タイマ手段で計測した時間を記憶する記憶手段と、タイマ手段で計測した時間が寿命設定手段で設定した時間以上であれば寿命が来たと判断し信号を出力する比較手段と、比較手段から信号を入力すると冷蔵庫が寿命になったことを表示する液晶表示パネルとから構成された「冷蔵庫の制御装置」が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、本体に、計時手段と、計時手段に基づいて消耗部品の使用期間をカウントして記憶する消耗部品使用期間記憶手段とにより消耗品の使用期間をカウントし、ネットワーク接続されたサーバから取得した消耗品の使用可能期間を参照して使用者へ消耗品の交換時期を過ぎたことを表示する冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−121238号公報(段落[0029]−[0032]、図1) 特開2004−353959号公報(段落[0024]−[0025]、図1)
しかしながら、前記従来の「冷蔵庫の制御装置」および「冷蔵庫」によれば、電源が入っている間だけタイマ手段または計時手段が時間計測を行うため、通電の有無によらず進行する経時劣化する部品が、表示前に不具合を生じる可能性がある問題点があった。さらに、判定される時間は、冷蔵庫に内蔵されたタイマ手段または計時手段の精度に依存するため、寿命が長期間にわたる消耗部品においては交換時期が不正確になる問題点があった。さらに、使用者の誤操作によって時間がリセットまたは誤設定され、交換時期を逸して寿命を過ぎた消耗品が交換されないまま使用され、冷蔵庫に不具合を生じることがある問題点があった。
そこで、本発明は、所定の期間等が経過していることを確実に知ることができる電気機器および冷蔵庫を提供することをその目的とする。
本発明においては、報時信号を受信して、日付情報または時期情報を取り出し、記憶部に記憶されている告知期日情報または告知時期情報と比較し、告知期日または告知時期が経過しているか否かを判定し、経過している場合、告知出力を行う構成とした。その具体的な手段に関しては、本発明による各実施形態を詳細に説明することを通じて、その技術思想を表現するものとする。
本発明の電気機器および冷蔵庫によれば、所定の期間等が経過していることを確実に知ることができる。
次に、本発明による各実施形態について説明する。
(第1実施形態)
まず、図1から図5を参照し、本発明による第1実施形態について説明する。
図1は、本発明による第1実施形態の冷蔵庫51を示す縦断面構造図である。
冷蔵庫51は、断熱箱体60と、ドア52〜55と、パッキン72〜75と、冷凍サイクルと、電気回路41と、コントロールユニット1とを具備している。
なお、冷蔵庫51は、運転可能な直立状態で設置されているものとする。したがって、コントロールユニット1が配設されている側が冷蔵庫51の上側であり、圧縮機81のある側が冷蔵庫51の下側である。また、説明の便宜上、冷蔵庫51において、ドア52〜55のある側を正面側とし、電気回路41、冷却器82、およびダクト85のある側を背面側とする。
断熱箱体60は、冷蔵庫51の庫内および庫外を隔て、断熱する機能を有する。断熱箱体60は、シクロペンタンなどの断熱性の高い発泡剤を用いて発泡させた発泡ウレタンなどからなる断熱材(図示せず)を内包している。さらに断熱性を高めるため、真空断熱材(図示せず)を併用してもよい。
ドア52〜55は、断熱箱体60の開口を自在に開閉させることにより、断熱箱体60の開口を閉鎖状態または開放状態にできる。
冷蔵庫51の庫内は、4つの庫内空間62〜65に区分されている。庫内空間62〜65には、それぞれ、庫内温度を測定する温度センサ(図示せず)が配置されている。庫内空間62〜65はそれぞれ、収蔵目的別に、その保持温度が設定されている。具体的には、ドア52で開閉される最上段の庫内空間62は冷蔵室であり、ドア53で開閉される庫内空間63は製氷室であり、ドア54で開閉される庫内空間64は冷凍室であり、ドア55で開閉される最下段の庫内空間65は野菜室である。これらは例示であり、冷却器82やダクト85などの配置を変更し、あるいは、設定温度を変更することにより、庫内空間62〜65ごとに、その収蔵目的を変更できる。
冷蔵庫51は、ドア52〜55を閉鎖したときに断熱箱体60との気密性を高めるパッキン72〜75と、庫内の熱を吸収し庫外へ放出することによって庫内を冷却する冷凍サイクルと、冷蔵庫51の背面側に位置する断熱箱体60の壁内に配置され冷凍サイクルの運転制御を行う電気回路41と、電気回路41を後記のとおり制御するコントロールユニット1とを具備している。
冷凍サイクルは、庫内空間62〜65を冷却するものであり、電気モータ(図示せず)によって駆動される圧縮機81と、庫内に配置された冷却器82と、断熱箱体60の庫外近傍に配設された放熱器(図示せず)と、図示しない絞り機構とを含む。圧縮機81は、冷媒を圧送して冷凍サイクル内を循環させる。放熱器は、圧縮された高温の冷媒を庫外の空気へ放熱させる。冷却器82は、放熱器で放熱された後、膨張した冷媒によって、庫内の空気を冷却する。
冷蔵庫51の庫内には、さらに、冷却器82によって冷却された空気(冷気)を送風するファン83と、ファン83によって送風された冷気を庫内空間62〜65へ循環させるダクト85と、庫内空間62〜65へ延伸されているダクト85へ冷気を分配するダンパ84とが備えられている。
図2は、本発明による第1実施形態のコントロールユニット1を示すブロック図である。
コントロールユニット1は、冷凍サイクル制御部15と、報時信号受信部11と、記憶部12と、演算制御部10と、電源制御装置16と、警告出力部13と、警告確認操作部14とを具備している。
冷凍サイクル制御部15は、演算制御部10によって制御され、電気回路41を制御することにより、冷凍サイクルの運転制御を行う。また、電気回路41を通じて、冷凍サイクルの運転状態を検出し、演算制御部10へ送出する。
報時信号受信部11は、報時信号を受信し、現在時期情報を取り出す機能を有する。
記憶部12は、製造時期情報および点検時期情報を記憶している。製造時期情報および点検時期情報は、例えば、製造時に記憶させておく。記憶部12は、電源が供給されなくても、記憶した内容が保持される不揮発メモリを使用することが望ましい。
演算制御部10は、後記するように、所定のタイミングで報時信号受信部11によって報時信号から取り出された現在時期情報と、記憶部12に記憶された点検時期情報とを比較し、点検時期が経過したか否かを判定し、この判定結果に従って、警告出力部13を制御して警告出力を行わせるほか、冷凍サイクル制御部15を通じて冷凍サイクルを停止させ、また、電源制御装置16を通じて主電源装置を制御し、主電源を遮断させるなどの機能を有する。この点検時期情報は、記憶部12に記憶された冷蔵庫51の製造時期情報および点検周期情報に基づき、演算制御部10が演算を行うことにより、算出できる。
電源制御装置16は、演算制御部10の制御により、主電源装置(図示せず)を制御し、主電源を遮断する機能を有する。
警告出力部13は、演算制御部10の制御により、警告出力を行う機能を有する。警告出力部13は、例えば、液晶表示装置などからなる表示装置、あるいはブザーなどの発音装置を具備し、これによって、警告出力を行う。
警告確認操作部14は、点検時期を過ぎたことを使用者が確認し、冷凍サイクルが運転停止する猶予期限までに、使用者による手動操作を一度だけ受け付け、警告出力部13による警告出力を一時的に停止させる機能を有する。
現在時期情報である日付情報を含む報時信号の一例として、次の2つの無線局が発射する標準電波が挙げられる。これらの標準電波は、原則として常時発射され、これによって1周期が60秒の時刻符号(タイムコード)が通報される。1周期の時刻符号には、日本標準時の、西暦下二桁で示される年、その年の1月1日からの通算日などを示すデータが含まれている。
(1)福島県田村市都路町の大鷹鳥谷山山頂付近に位置する、おおたかどや山標準電波送信所から送信される、送信周波数:40kHzの電波。
(2)佐賀県佐賀市(旧、佐賀県佐賀郡富士町)の羽金山山頂付近に位置する、はがね山標準電波送信所から送信される、送信周波数:60kHzの電波。
(1)(2)いずれの局も、次の各事項は共通である。
免許人: 独立行政法人情報通信研究機構(NICT; National Institute of Information and Communications Technology)
呼出符号(識別信号): JJY(登録商標)
電波形式: A1B(搬送波の断続であって、自動受信を目的とするもの)
通信事項:標準周波数及び標準時の通報
これらのほか、約十カ国で約十数局の長波帯の標準周波数報時局が運用されているので、周波数および時刻符号のフォーマットを変えることにより、これらの長波帯の標準周波数報時局からの電波を、同様に利用できる。
JJY(登録商標)局など、長波帯の標準周波数報時局からの通報に基づき、現在時期を取得する場合について説明したが、点検周期と比較して充分な精度で、時刻または時期が取得できる、他の信号を用いてもよい。例えば、点検周期が10年である場合、約1か月程度の精度が得られればよい。
具体的には、例えば、超短波放送(いわゆるFMラジオ放送)の文字多重放送の電波や、携帯・自動車電話基地局またはPHS基地局から送信される電波を受信して、現在時期または現在時刻を取得するように構成してもよい。この現在時期または現在時刻は、次の点検時期が判別できる程度に長い周期を有し、巡回する数値で表されるものであってもよい。
現在時期情報を含む報時信号の別の例として、GPS衛星の発射する電波が挙げられる。GPS衛星から通報されるGPS週番号は、10ビットのデータ長で表現される値であって、協定世界時(UTC)の1980年1月6日午前0時0分0秒を基点とし、1週間分の時間を計時するごとに1ずつ増加する値である。GPS週番号のデータは、10ビットのデータ長で表現されるので、1024週周期でロールオーバし、その値が0に戻る。ロールオーバ周期である1024週間は、約20年に相当し、点検周期として考え得る5年、7年、あるいは10年などより充分に長いので、点検時期の特定が可能である。
そのため、記憶部12に製造日時点での週番号データを記憶させておく、あるいは製造日にかわり点検時期の週番号データを記憶しておき、GPSからの週番号データが点検時期の週番号を超えた場合に点検時期を過ぎたことを判定することができる。以上のように、GPSから送信される週番号を用いた場合にも、標準電波を用いたときと同様の効果が得られる。
次に、コントロールユニット1の配置について説明する。図1に示すように、冷蔵庫51の断熱箱体60の上面66(図3参照)にコントロールユニット1、特に報時信号受信部11を配置した場合、ノイズの発生源である圧縮機81や電気回路41から離れた箇所に配置できること、冷蔵庫51の断熱箱体60上面は冷却空気を送るダクト85が無く受信手段の配置による他構成要素への影響が少ないこと、受信手段の配置を比較的自由に行えることから、信号の受信感度を上げることができる。
以上のように、冷蔵庫51の断熱箱体60の上面66に報時信号受信部11を含むコントロールユニット1を配した場合の報時信号受信部11の配置について図3を用いて説明する。
図3は、断熱箱体60の上面66に設置したコントロールユニット1内の配置状態を、図1に示すA−A面に沿って水平に切断した面を示す断面図である。
この図において、報時信号受信部11の配置状態について説明するため、報時信号受信部11,11、演算制御部10、および電源制御装置16以外の各要素については、図示を省略する。
この例では、コントロールユニット1は、2つの報時信号受信部11,11を含んでいる。一方の報時信号受信部11は、その長手方向が、ドア52と平行し水平に(つまり、冷蔵庫51の左右方向に)配置し、他方の報時信号受信部11は、ドア52と直交し水平に(つまり、冷蔵庫51の前後方向に)配置されている。
報時信号受信部11が、例えば、バーアンテナのような水平面方向に指向性を有するアンテナを含んでいる場合、報時信号受信部11の向きによって、受信強度が異なることとなる。そこで、2つの報時信号受信部11,11の水平面内の向きを変えて配置することにより、指向性ダイバーシチ効果が得られ、報時信号の到来方向と、冷蔵庫51の向きとの関係にかかわらず、報時信号を安定して受信することができる。
報時信号受信部11を2個備えた場合について説明したが、報時信号受信部11の向きを変えて3つ以上設置してもよく、また、1つ以上の報時信号受信部11を設置し、その向きを可変にしてもよい。
さらに、コントロールユニット1全体を、雑音源となる電気回路41および圧縮機81から離隔するため、冷蔵庫51の断熱箱体60の上部に配置したが、コントロールユニット1の各要素を別個に配置し、雑音の影響を受け易い報時信号受信部11を、電気回路41や圧縮機81などの雑音源から離隔されるように設置してもよい。
例えば、報時信号受信部11を、受信障害の原因となりうる電気回路41や圧縮機81から離れた位置に配置し、演算制御部10、記憶部12、および冷凍サイクル制御部15を電気回路41とともに配置し、使用者の利便を考慮して、警告出力部13や警告確認操作部14をドア52に設置するとよい。
図4から図6を参照し、本実施形態の冷蔵庫51の動作例について説明する。
図4は、冷蔵庫51の定常状態における動作例を示すフローチャートの第1面であり、図5は、その第2面である(適宜、図1および図2参照)。
まず、演算制御部10は、冷凍サイクル制御部15を通じて、電気回路41から、冷凍サイクルの運転状態を読み取る(ステップ101)。
そして、演算制御部10は、冷凍サイクルが運転停止中か否かを判定する(ステップ102)。
冷凍サイクルが運転停止中である場合(ステップ102のYes)、報時信号受信部11は、報時信号の受信動作を行う(ステップ103)。
冷凍サイクルが運転停止中でない場合(ステップ102のNo)、演算制御部10は、庫内温度が所定の基準温度以下であるか否かを判定する(ステップ201)。
庫内温度が基準温度以下である場合(ステップ201のYes)、演算制御部10は、冷凍サイクル制御部15を制御して冷凍サイクルを停止させ(ステップ202)、報時信号受信部11は、報時信号の受信動作を行う(ステップ103)。
庫内温度が所定の基準温度以下でない場合、すなわち、基準温度を超えている場合(ステップ201のNo)、所定の庫内温度測定間隔のあいだ待ち(ステップ203)、再び、庫内温度は基準温度以下であるか否かを判定し(ステップ201)、庫内温度が基準温度以下である場合(ステップ201のYes)、演算制御部10は、冷凍サイクル制御部15を制御して冷凍サイクルを停止させ(ステップ202)、報時信号受信部11は、報時信号の受信動作を行う(ステップ103)。
ここで所定の基準温度とは、庫内に貯蔵された食品の保存状態を悪化させない温度を意味する。具体的には、この基準温度は、冷蔵室について判定する場合は、例えば、6℃であり、冷凍室について判定する場合は、例えば、−18℃である。好ましくは、冷蔵室および冷凍室の両方が、各々の所定の温度以下である場合、所定の温度以下であると判定する構成とする。
この構成によれば、庫内に収納した食品の保存状態に悪影響を与えずに、報時信号を受信できる。
ステップ202において、冷凍サイクルを停止させるのは、報時信号受信部11が報時信号を受信する際に、冷凍サイクルの運転制御に用いられ、インバータ(図示せず)などを含む電気回路41や、圧縮機81を駆動するモータ(図示せず)がノイズ源となり、受信障害を与えるおそれがあるためである。
次に、演算制御部10は、報時信号受信部11によって、報時信号が正常に受信されたか否かを判定する(ステップ104)。
報時信号が正常に受信されなかった場合(ステップ104のNo)、演算制御部10は、所定の反復受信間隔のあいだ待ち(ステップ301)、ステップ101へ戻って、以降の処理を繰り返す。
報時信号が正常に受信された場合(ステップ104のYes)、演算制御部10は、報時信号受信部11によって受信された報時信号から現在時期情報を抽出する(ステップ105)。
演算制御部10は、さらに、記憶部12から、製造時期情報を読み取る(ステップ106)。なお、この際、演算制御部10は、点検時期情報を保持していない場合、記憶部12から、点検時期情報も読み取る。
そして、演算制御部10は、製造時期情報と点検時期情報とを比較し、所定の点検時期を経過しているか否かを判定する(ステップ107)。
点検時期を経過していない場合(ステップ107のNo)、所定の間欠受信間隔のあいだ待ち(ステップ302)、再びステップ101以降の処理を繰り返す。
点検時期を経過している場合(ステップ107のYes)、演算制御部10の制御により、警告出力部13は、点検時期を過ぎた旨の警告出力を行う(ステップ108)。
警告出力が行われた場合(ステップ108)、すでに点検時期が到来していることを意味する。従って、本来ならば、この冷蔵庫51の運転が直ちに停止されて然るべきである。すなわち、冷凍サイクルの停止制御か、あるいは電源の遮断を行うべきである。
しかし、点検時期を過ぎたことを使用者が認識し、点検や修理を依頼し実際に行われるまでの間、冷蔵庫51を完全に使用不可能としてしまうと、使用者にとっての利便性が損なわれる。そのため、一定の猶予期間を設けている。さらに、点検、修理を行うまでの期間、常に警告出力が行われていると、使用者にとって精神的負担が大きいため、警告が確認され、警告を解除することを望む場合には、使用者の操作によって警告出力を解除できるように構成した。
そこで、演算制御部10の制御により、警告出力部13が警告出力を行う(ステップ108)と、演算制御部10は、警告出力を行った時点を基点として、猶予時間を計時する(ステップ109)。
そして、演算制御部10は、警告確認操作部14の操作によって入力された入力内容を読み取る(ステップ110)。
演算制御部10は、読み取った入力内容から、警告の解除指示が入力されたか否かを判定する(ステップ111)。
警告の解除指示が入力された場合(ステップ111のYes)、演算制御部10の制御により、警告出力部13は、警告出力を解除する(ステップ401)。
警告の解除指示が入力されなかった場合(ステップ111のNo)、演算制御部10は、所定の猶予期限が経過したか否かを判定する(ステップ112)。
所定の猶予期限が経過していない場合(ステップ112のNo)、ステップ109に戻り、以降の処理を繰り返す。
所定の猶予期限が経過した場合(ステップ112のYes)、演算制御部10の制御により、冷凍サイクル制御部15は、冷凍サイクルを停止(ステップ113)させる。
さらに、演算制御部10の制御により、電源制御装置16は、主電源装置(図示せず)を制御して、主電源を遮断させる(ステップ114)。
このように、冷蔵庫51は、使用者への点検時期を警告出力し、動作を停止する。ただし、使用者が冷蔵庫51の点検および修理を受けて、使用の継続を希望した場合、点検者は、必要な部品の交換を行った後に、記憶部12を新たな点検時期情報を記憶させたものと交換するか、コントロールユニット1全体を、新たな点検時期情報を記憶させた記憶部12を含むものと交換する。
なお、図4および図5を参照すると、ステップ203における庫内温度測定間隔、ステップ301における反復受信間隔、ステップ302における間欠受信間隔は、各々その目的に合わせて設定されていればよい。間欠受信間隔は、例えば24時間とし、約1日1回受信動作が行われるようにしたり、また例えば7日間とし、約1週間に1回受信動作が行われるようにしたりすればよい。また、報時信号の受信動作(ステップ103)を行う反復受信間隔(ステップ301)は、例えば、24時間に設定する。また、警告出力が行われてから(ステップ108)、冷凍サイクルを停止させる(ステップ103)までの猶予期限(ステップ112)は、例えば、30日間に設定する。なお、これらの時間的間隔は、これに従って正確なタイミングで冷蔵庫51が動作しなければならないことを意味せず、多少のずれを生じても支障がない。
なお、冷蔵庫51は、一般に、使用者によって販売店から購入されると、販売店が派遣した作業員によって使用者宅内に搬入され、設置される。作業員は、設置した冷蔵庫51に通電し、所定の動作確認を行って、使用者への引き渡しを完了する。冷蔵庫51において、所定の動作確認とは、通電によって圧縮機81が運転し、冷気が庫内空間62〜65を循環することを確認することである。
図6は、冷蔵庫51を新規に設置し通電してからの動作例を示すフローチャートである。
まず、演算制御部10は、電源制御装置16によって通電開始を検出し、通算通電回数Nsに1を加算する(ステップ601)。
そして、演算制御部10は、通算通電回数Nsが初期通電設定回数Np以下であるか否かを判定する(ステップ602)。すなわち、演算制御部10は、Ns≦Npが成り立っているか否かを判定する。
通算通電回数Nsが初期通電設定回数Np以下でない場合(ステップ602のNo)、すなわち、Ns>Npである場合、演算制御部10の制御により、報時信号受信部11は、報時信号の受信動作を行い(ステップ603)、演算制御部10は、報時信号が正常に受信されたか否かを判定する(ステップ604)。
報時信号が正常に受信された場合(ステップ604のYes)、処理を終了する。
報時信号が正常に受信されなかった場合(ステップ604のNo)、再度、報時信号の受信動作を行う(ステップ603)。すなわち、報時信号が正常に受信されるまで、報時信号の受信動作(ステップ603)を繰り返す。
通算通電回数Nsが初期通電設定回数Np以下である場合(ステップ602のYes)、すなわち、Ns≦Npである場合、冷蔵庫51(図1参照)の出荷後の最初の通電であるとみなすことができる。
したがって、この場合、演算制御部10の制御により、報時信号受信部11は、報時信号の受信動作を行う(ステップ603)。この受信動作は、次に述べる、圧縮機81や冷凍サイクルを保護するための保護待機時間を利用して行われる。
冷蔵庫51は、搬入され設置されるまでに、正立状態を維持して運搬されるとは限らず、例えば、長時間、横倒し状態にされていることも考えられる。長時間、横倒し状態にされると、圧縮機81の冷凍機油や冷凍サイクルの冷媒が、運転開始に不適な位置に偏るため、正立状態に設置した直後に運転を開始すると、圧縮機81や冷凍サイクルに過負担をかけて傷めるおそれがある。
そのため、電気回路41(図1参照)には、冷蔵庫51を横倒し状態から正立状態にしたとき、圧縮機81内の冷凍機油や、冷凍サイクル内の冷媒が、所定の箇所に落ち着くのに充分な時間が、保護待機時間として設定されている。電気回路41は、通電後、保護待機時間を経過するまで、圧縮機81の運転を行わない。
そして、演算制御部10は、報時信号受信部11によって、報時信号が正常に受信されたか否かを判定する(ステップ604)。
演算制御部10は、報時信号が正常に受信されたと判定した場合(ステップ604のYes)、処理を終了する。
演算制御部10は、報時信号が正常に受信されなかったと判定した場合(ステップ604のNo)、冷凍サイクル制御部15を通じ、冷凍サイクルの運転状態を読み取る(ステップ605)。
そして、演算制御部10は、冷凍サイクルが運転中か否かを判定する(ステップ606)。
冷凍サイクルが運転中でないとき(ステップ606のNo)、ステップ603へ戻り、以降の処理を繰り返す。
冷凍サイクルが運転中であるとき(ステップ606のYes)、演算制御部10は、運転時間を計時する(ステップ607)。
すなわち、受信が完了しない場合には、受信を繰り返すが、ステップ605およびステップ606に示すように、冷凍サイクルの運転状態を確認し、待機時間を過ぎて冷凍サイクルが運転された場合には、冷凍サイクルの運転を優先する。
そして、演算制御部10は、所定の運転期間が経過したか否かを判定する(ステップ608)。
所定の運転期間が経過していない場合(ステップ608のNo)、ステップ607に戻って、処理を繰り返す。
所定の運転期間が経過した場合(ステップ608のYes)、演算制御部10の制御により、冷凍サイクル制御部15は、冷凍サイクルを停止(ステップ609)させる。
さらに、演算制御部10の制御により、報時信号受信部11は、報時信号の受信動作を行う(ステップ610)。
このように、冷凍サイクルの運転を優先させることにより、設置時における所定動作の確認を円滑に行うことができる。
なお、初期通電設定回数Npは、冷蔵庫51の製造後、出荷前に行う確認検査で通電される回数を考慮して設定すればよく、例えば、2または3とする。
また、前記した運転期間は、冷蔵庫51の庫内温度が設定温度まで低下するのに充分な時間とする。この運転期間は、前記した間欠受信間隔の整数分の1に設定すれば、タイマ(図示せず)を容易に共用できる。
本発明による第1実施形態によれば、次の効果を得られる。
(1)外部から報時信号を受信し、現在時期情報を取り出すため、内蔵時計を不要にできる。
(2)そのため、部品点数を削減できる。
(3)そのため、使用者が内蔵時計の時刻合わせをする手間が省くことができ、また、内蔵時計の時刻を補正するための機構を不要にできる。
(4)そのため、内蔵時計の時刻を誤設定したり、内蔵時計の計時誤差によって誤動作したりするおそれがない。
(5)内蔵時計の精度に依存しないため、寿命が長期間にわたる消耗部品であっても、交換時期を正確に検出できる。
(6)使用者の誤操作によって使用期間がリセットされ、交換時期を逸して寿命を過ぎた消耗品が交換されないまま使用され、不具合を生じることがない。
(7)点検時期を経過した場合、警告出力が行われるため、経年劣化による影響を受ける前に点検を受けることが促され、所期の性能を維持できる。
(8)製造から所定の期間が過ぎた場合には点検を受けなければ運転を停止させる機能を有するため、経年的に劣化する部品が適切な時期に交換されることが促される。
(9)通電の有無によらず進行する経年的な劣化について、交換前に不具合を生じる可能性を抑止できる。
(10)点検時期を迎えると冷凍サイクルが停止するため、経時劣化による不具合の影響を食い止めることができる。
コントロールユニット1を断熱箱体60の上面66に配置したため、冷蔵庫51の配置条件の影響を受けにくく、良好に報時信号が受信される。
(第2実施形態)
図7は、本発明による第2実施形態のコントロールユニット1Bを示すブロック図である。
本発明による第2実施形態の冷蔵庫(図示せず)は、本発明による第1実施形態の冷蔵庫51(図1参照)において、コントロールユニット1の代わりに、コントロールユニット1Bを具備したものである。
このコントロールユニット1Bは、第1実施形態のコントロールユニット1において、通信部17と、測位信号受信部18とを、さらに具備している。
通信部17は、通信網19を介して、保守拠点21に設置された保守サーバ20との通信を媒介する機能を有する。通信網19として、例えば、インタネット、ISDN、加入電話網、携帯・自動車電話網など、データ交換可能な既存の通信網19を利用できる。
保守拠点21は、冷蔵庫51の製造者または製造者などから正規に点検業務を委託された点検管理者によって管理され、ここには、保守作業員が駐在している。
測位信号受信部18は、測位衛星や無線航行援助施設などからの信号を受信して測位を行い、位置情報を出力する機能を有する。
具体的には、測位信号受信部18は、GPS受信機、ロシアが運用するGLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)の受信機、欧州諸国が中心となって運用するGalileoシステムの受信機から構成できる。衛星測位システムを利用した場合、非常に高精度の位置情報を得ることができる。さらに、GPSを利用する場合、GPS衛星からの信号には、GPS週番号(GPS Week Number)および週内時間が含まれ、測位の手順に、報時情報の取得の手順のほとんどが含まれることとなる。したがって、測位信号受信部18および報時信号受信部11の主要部を共通化することにより、部品点数を削減できる。
また、測位信号受信部18は、無線航行援助施設からの電波を受信して測位する受信装置から構成できる。無線航行援助施設には、日本の海上保安庁などが運用するロランCシステムや、ロシアが運用するチャイカシステムなどがある。測位信号受信部18を、ロランC受信機によって構成した場合、ロランC局(空中線電力:1500kW)の電波が長波帯(100kHz)であり、報時信号受信部11が受信するJJY(登録商標)局(空中線電力:50kW)の電波(40kHzまたは60kHz)と周波数が近似し、主に地表波として伝搬するため、伝搬特性を容易に類推でき、また、建築物などの障害物による影響を容易に避けることができる。
また、測位信号受信部18として、携帯電話基地局からの電波を受信して、位置を推定するようにしてもよい。
演算制御部10は、警告出力部13による警告出力を行わせるなど、何らかの動作を行った場合には、通信網19を通じて、保守サーバ20へ、その旨と、測位信号受信部18によって得られた位置情報とを通知する。
本発明による第2実施形態によれば、第1実施形態による効果に加えて、次の効果を得られる。
(1)通信網19を介して、保守拠点21にある保守サーバ20と通信可能に構成したことにより、点検時期を過ぎた場合には、使用者への警告を表示するとともに、メーカーあるいは点検管理者への通報もあわせて行うことで使用者が点検を依頼することなく、迅速に点検を受けられる。
(2)この際、測位信号受信部18により取得した冷蔵庫51の所在地に関する位置情報があわせて送信されるため、より迅速な点検、修理などの対応が可能となる。
(3)測位信号受信部18が携帯電話基地局の電波を受信する構成とした場合、保守サーバ20との通信手段として使用することができ、通信部17と測位信号受信部18とを一つに纏めることができ、コントロールユニット1Bの部品点数を少なくすることができる。
(4)測位信号受信部18がGPS衛星からの電波を受信する構成とした場合、報時信号受信部11と主要部を共通化できるので、部品点数を削減できる。
(他の実施形態)
コントロールユニット1,1Bが、警告出力部13を含み、この警告出力部13によって、所定の時期や期限などが経過したとき警告出力が行われる構成について説明したが、警告出力部13の代わりに、信号やデータの出力装置、あるいは継電器などの出力装置または出力素子(いずれも図示せず)を含み、演算制御部10の制御によって、例えば所定の期限や時期が経過した場合などに、冷蔵庫51またはそれ以外の所定の機器(図示せず)に対して出力を行う構成としてもよい。
本発明によるコントロールユニット1,1Bは、冷蔵庫51以外にも、多様な電気機器に組み込んで、応用することが可能である。
本発明による第1実施形態の冷蔵庫51を示す縦断面構造図である。 本発明による第1実施形態のコントロールユニット1を示すブロック図である。 断熱箱体の上面に設置したコントロールユニット内の配置状態を、図1に示すA−A面に沿って水平に切断した面を示す断面図である。 冷蔵庫の定常状態における動作例を示すフローチャートの第1面である。 冷蔵庫の定常状態における動作例を示すフローチャートの第2面である。 冷蔵庫を新規に設置し通電してからの動作例を示すフローチャートである。 本発明による第2実施形態のコントロールユニットを示すブロック図である。
符号の説明
1,1B コントロールユニット(期限判定装置、時期告知装置)
10 演算制御部(期日判定部)
11 報時信号受信部
12 記憶部
13 警告出力部(出力部)
14 警告確認操作部
15 冷凍サイクル制御部
16 電源制御装置
17 通信部
18 測位信号受信部
19 通信網
20 保守サーバ
21 保守拠点
41 電気回路
51 冷蔵庫
52〜55 ドア
60 断熱箱体
62〜65 庫内空間
66 上面
72 パッキン
81 圧縮機
82 冷却器
83 ファン
84 ダンパ
85 ダクト

Claims (16)

  1. 経年変化する部品の経年劣化、および前記部品の寿命のうちの少なくとも一方に関する情報をユーザに告知すべき所定の期日を示す期日情報を記憶した記憶部と、
    通報時の日付情報を含む報時信号を外部から受信し当該報時信号から前記日付情報を取り出す報時信号受信部と、
    前記記憶部に記憶されている前記期日情報と前記報時信号受信部が取得した日付情報とを比較して前記所定の期日になったか否か、および前記所定の期日を経過したか否かの少なくとも一方を判定する期日判定部と、
    前記判定の結果を出力して前記告知をする出力部と、
    を具備していることを特徴とする電気機器。
  2. 経年変化する部品の経年劣化、および前記部品の寿命のうちの少なくとも一方に関する情報をユーザに告知すべき所定の時期を示す時期情報を記憶した記憶部と、
    通報時の時刻または時期を示す報時情報を含む報時信号を受信し当該報時信号から前記報時情報を取り出す報時信号受信部と、
    前記報時信号受信部によって取り出された報時情報と前記記憶部に記憶されている前記時期情報とを比較して前記所定の時期になったか否か、および前記所定の時期を経過したか否かの少なくとも一方を判定する時期判定部と、
    前記判定の結果を出力して前記告知をする出力部と、
    を具備していることを特徴とする電気機器
  3. 経年変化する部品の経年劣化、および前記部品の寿命のうちの少なくとも一方に関する情報をユーザに告知すべき所定の告知期日を示す告知期日情報を記憶した記憶部と、
    通報時の日付情報を含む報時信号を外部から受信し当該報時信号から前記日付情報を取り出す報時信号受信部と、
    前記記憶部に記憶されている前記告知期日情報と前記報時信号受信部が取得した日付情報とを比較し、前記告知期日を経過しているか否かを判定する期日判定部と、
    前記告知期日を経過している場合、告知出力を行う告知出力部と、
    を具備していることを特徴とする電気機器
  4. 経年変化する部品の経年劣化、および前記部品の寿命のうちの少なくとも一方に関する情報をユーザに告知すべき所定の告知時期を示す告知時期情報を記憶した記憶部と、
    通報時の時刻または時期を示す報時情報を含む報時信号を受信し当該報時信号から前記報時情報を取り出す報時信号受信部と、
    前記報時信号受信部によって取り出された報時情報と前記記憶部に記憶されている前記告知時期情報とを比較し前記告知時期を経過しているか否かを判定する告知時期判定部と、
    前記告知時期を経過している場合に告知出力を行う告知出力部と、
    を具備していることを特徴とする電気機器
  5. 前記告知出力を行った後、所定の猶予期限までを計時し、前記猶予期限が経過したか否かを判定する猶予期限判定部と、
    前記猶予期限が経過した場合、所定の機器が動作開始しまたは動作停止するよう制御する動作制御部と、
    を具備していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電気機器
  6. 前記報時信号受信部は、所定の反復受信周期で受信動作を行うことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電気機器
  7. 前記報時信号受信部は、所定の機器が動作停止中に受信動作を行うことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電気機器
  8. 前記電気機器は、温度センサを備えて制御対象機器を作動させることで温度のコントロールを行う家庭用電気機器であり、
    前記温度センサにより測定される前記温度が目標値を外れているときは、前記温度が目標値を満たすまで前記制御対象機器を動作させた後に前記制御対象機器を停止させ、前記温度が目標値を満たした状態にしてから前記報時信号受信部による受信を行わせること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電気機器。
  9. 冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルを制御する冷凍サイクル制御装置と、を具備した冷蔵庫であって、
    所定の点検期日を示す点検期日情報を記憶した記憶部と、
    通報時の日付情報を含む報時信号を外部から受信し当該報時信号から前記日付情報を取り出す報時信号受信部と、
    前記記憶部に記憶されている前記点検期日情報と前記日付取得部が取得した日付情報とを比較し、前記点検期日を経過しているか否かを判定する期日判定部と、
    前記点検期日を経過している場合、警告出力を行う警告出力部と、
    を具備したことを特徴とする冷蔵庫。
  10. 冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルを制御する冷凍サイクル制御装置と、を具備した冷蔵庫であって、
    所定の点検時期を示す点検時期情報を記憶した記憶部と、
    通報時の時刻または時期を示す報時情報を含む報時信号を受信し当該報時信号から前記報時情報を取り出す報時信号受信部と、
    前記報時信号受信部によって取り出された報時情報と前記記憶部に記憶されている前記点検時期情報とを比較し前記点検時期を経過しているか否かを判定する点検時期判定部と、
    前記点検時期を経過している場合に警告出力を行う警告出力部と、
    を具備したことを特徴とする冷蔵庫。
  11. 前記警告出力を行った後、所定の猶予期限を経過したとき、前記冷凍サイクルを停止させるか、または主電源を遮断する冷蔵庫運転制御部、
    を具備したことを特徴とする請求項または請求項10に記載の冷蔵庫。
  12. 第1回目の手動操作のみを受け付け、当該手動操作によって前記冷蔵庫運転制御部に前記猶予期限を延長させる警告確認操作部、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 前記報時信号受信部は、当該冷蔵庫を構成する箱体の上面または側面に配置されていることを特徴とする請求項または請求項10に記載の冷蔵庫。
  14. 当該冷蔵庫の庫内の温度を測定する温度センサを具備し、
    前記報時信号受信部は、当該冷蔵庫の前記庫内が所定温度以下でないとき、受信状態とならないことを特徴とする請求項または請求項10に記載の冷蔵庫。
  15. 前記冷蔵庫運転制御部は、前記報時信号受信部が受信状態である間、前記冷凍サイクルを停止させることを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
  16. 外部との通信を媒介する通信部と、
    当該冷蔵庫の所在位置を測位する測位装置と、
    前記時期判定装置から判定結果が出力されたとき、当該判定結果および前記測位装置によって測位された前記所在位置を、前記通信部を通じて送信する送信制御部と、
    を具備したことを特徴とする請求項9ないし請求項15のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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