JP2003162626A - 情報報知システム及び機器 - Google Patents

情報報知システム及び機器

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JP2003162626A
JP2003162626A JP2001358575A JP2001358575A JP2003162626A JP 2003162626 A JP2003162626 A JP 2003162626A JP 2001358575 A JP2001358575 A JP 2001358575A JP 2001358575 A JP2001358575 A JP 2001358575A JP 2003162626 A JP2003162626 A JP 2003162626A
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JP2001358575A
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Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
Shunsuke Yajima
俊輔 矢島
Tsutomu Yoshimoto
勉 吉本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の状態を示す状態情報を、ユーザに対し
て効率良く報知できる情報報知システム及び機器を提供
する。 【解決手段】 電子レンジ1の制御部2は、ユーザに対
して報知すべき状態が電子レンジ1に生じたと判定した
場合、前記状態を示す状態情報を、通信部7を用いて冷
蔵庫11へ送信する。冷蔵庫11の制御部12は、通信
部17を介して状態情報を受信した場合、該状態情報を
記憶部16に記憶させ、操作部13aが操作されたと
き、冷蔵庫11の近傍にユーザが存在すると判定し、前
記状態情報を表示部14に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の状態を示す
状態情報を報知する情報報知システム及び前記機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線、赤外線又は電力線等を用い
た通信手段を介して複数の機器(特に家庭内に設置され
たテレビ、エアコン又は洗濯機等の電気機器)を夫々接
続してネットワークを構成し、一の機器の状態を示す状
態情報を報知する場合に、前記ネットワークに接続され
ている他の機器の報知手段を用いる情報報知システムが
提案されている。
【0003】特開平11−146991号公報に開示さ
れている洗濯機は、状態情報を送受信する通信手段と状
態情報を表示する表示手段とを備え、また、通信手段と
表示手段とを夫々備えるエアコン又はテレビ等の電気機
器と互いに通信手段を介して接続してなるネットワーク
を構成する。前記洗濯機は、通信手段を用いて該洗濯機
の状態情報を送信し、前記電気機器は、受信した状態情
報を該電気機器の表示手段に表示する。また、前記電気
機器は、通信手段を用いて該電気機器の状態情報を送信
し、前記洗濯機は受信した前記状態情報を該洗濯機の表
示手段に表示する。
【0004】以上のような情報報知システムを用いる場
合、洗濯機のユーザは、例えば洗濯機の設置場所から離
れた場所におり、洗濯機の表示手段又は音声発生手段
(例えばブザー)等が報知する状態情報を見ること又は
聞くことができない場合であっても、前記場所に設置し
てある電気機器を用い、該電気機器の表示手段を見るこ
とによって、洗濯機の状態を知ることができる。また、
ユーザは、洗濯機の表示手段を見ることによって、他の
電気機器の状態を知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報システムは、洗濯機の状態情報を、ネットワークに
接続されている全ての電気機器に表示するため、洗濯機
の状態情報を必要とするユーザが前記電気機器の近傍に
存在しない場合は、前記ユーザに対して状態情報を効率
良く報知することができないという問題があった。ま
た、前記電気機器の近傍に洗濯機の状態情報を必要とし
ないユーザが存在する場合は、前記ユーザに対して不要
な状態情報を報知するという問題もあった。また、洗濯
機の設置場所から離れた場所にいる場合に前記洗濯機の
状態情報を得たユーザは、該洗濯機を操作すべく前記設
置場所へ移動する必要が生じることがあり、ユーザの利
便性を低減するという問題もあった。更に、ユーザが所
定の操作を行なって状態情報を消去するまで、又は、新
しい状態情報が表示されるまで、表示が継続されるた
め、不要な状態情報を長時間報知する場合があるという
問題もあった。
【0006】本発明は斯かる問題を解決するためになさ
れたものであり、一の機器の近傍にユーザが存在する場
合、前記一の機器の報知手段を用いて、他の機器の状態
情報を報知することにより、各機器の状態情報をユーザ
に対して効率良く報知できる情報報知システムを提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的は、操作を受け
付けたとき、該操作を受け付けた機器の近傍にユーザが
存在すると判定することにより、各機器に設けられてい
る操作手段を用いて、前記機器の近傍にユーザが存在す
るか否かを容易に判定できる情報報知システムを提供す
ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、ユーザと機器とを記
憶し、該機器の状態情報を、前記ユーザがその近傍に存
在する機器の報知手段を用いて報知することにより、機
器の状態情報を、該状態情報を報知すべきユーザに対し
て効率良く報知でき、また、前記状態情報を報知する必
要がないユーザに対して報知することを防止できる情報
報知システムを提供することにある。本発明の他の目的
は、第1ユーザ及び該第1ユーザに関連付けた第2ユー
ザを記憶し、第1ユーザが操作した機器の状態情報を、
第1ユーザ又は第2ユーザに対して報知することによ
り、機器の状態情報を、該状態情報を報知すべきユーザ
に対して的確に報知できる情報報知システムを提供する
ことにある。
【0008】本発明の他の目的は、機器及び該機器に関
連付けた機器を記憶し、一の機器の近傍にユーザが存在
するとき、該一の機器の報知手段を用いて、該一の機器
と関連付けた他の機器の状態情報を報知することによ
り、機器の状態情報を、該状態情報を必要とするユーザ
が近傍に存在する可能性が高い機器の報知手段を用いて
効率良く報知できる情報報知システムを提供することに
ある。本発明の他の目的は、各機器が、他の機器に対す
る操作入力を受け付ける遠隔操作手段を備えることによ
り、ユーザが、状態情報を報知された機器の設置場所へ
移動することなく、該機器を操作できる情報報知システ
ムを提供することにある。本発明の他の目的は、各機器
が該機器の状態情報を報知することにより、ユーザの利
便性を向上できる情報報知システムを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、所定の経過時間後に、状態情
報の報知を終了することにより、状態情報を効率良く報
知できる情報報知システムを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、各機器が、該機器の
状態情報を他の機器へ送信し、他の機器から受信した状
態情報を、近傍にユーザが存在すると判定したときに報
知することにより、状態判定手段又は存在判定手段等を
備える各機器監視用の装置を用いることなく、各機器を
用いてシステムを構成できる情報報知システムを提供す
ることにある。本発明の更に他の目的は、状態情報を送
信し、近傍にユーザが存在すると判定したときに、受信
した状態情報を報知することにより、本発明の情報報知
システムを構成できる機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報報知シ
ステムは、機器の状態を示す状態情報を報知する報知手
段を夫々備える複数の機器を用いて構成してある情報報
知システムにおいて、機器の近傍にユーザが存在するか
否かを判定する存在判定手段と、機器の状態がユーザに
対して報知すべき状態であるか否かを判定する状態判定
手段とを備え、一の機器の近傍にユーザが存在すると判
定し、かつ、他の1又は複数の機器が前記状態であると
判定した場合、前記機器の状態情報を前記一の機器の報
知手段を用いて報知するよう構成してあることを特徴と
する。
【0011】本発明にあっては、例えば、夫々報知手段
を有する複数の機器と、各機器を監視し、各機器の状態
がユーザに対して報知すべき状態であるか否かを判定す
る状態判定手段を有する装置、及び、各機器の近傍にユ
ーザが存在するか否かを判定する存在判定手段を有する
装置とを用いてシステムを構成する。状態判定手段が、
ユーザに報知すべき状態が洗濯機に生じている(洗濯作
業の終了若しくは異常終了、又は、部品の交換若しくは
点検時期の到来等)と判定した場合、存在判定手段を用
いて、各機器の近傍にユーザが存在するか否かを判定
し、テレビの近傍にユーザが存在すると判定したとき、
報知手段としてテレビの画面及びスピーカを用い、画面
に洗濯機の状態情報を表示し、スピーカから状態情報を
表わす音声を出力する。
【0012】あるいは、存在判定手段が、テレビの近傍
にユーザが存在すると判定した場合、状態判定手段を用
いて各機器の状態を判定し、ユーザに報知すべき状態が
洗濯機に生じていると判定したとき、報知手段としてテ
レビの画面及びスピーカを用い、画面に洗濯機の状態情
報を表示し、スピーカから状態情報を表わす音声を出力
する。以上のようにして、まず、機器の近傍にユーザが
存在することを確認し、次いで、該機器の表示手段又は
音声出力手段等の報知手段を用いて報知するため、各機
器の状態情報をユーザに対して効率良く報知することが
できる。
【0013】本発明に係る情報報知システムは、各機器
は操作を受け付ける手段を有し、前記存在判定手段は、
機器が操作を受け付けた場合、操作を受け付けた機器の
近傍にユーザが存在すると判定する手段を有することを
特徴とする。本発明にあっては、例えば、操作手段とし
て冷蔵庫又は電子レンジのドアの開閉機構を用い、存在
判定手段はドアが開閉されたか否かを検出し、ドアの開
閉を検出した場合に、前記冷蔵庫又は電子レンジの近傍
にユーザが存在すると判定する。又は、操作手段として
冷蔵庫又は電子レンジを操作するために必要なファンク
ションキーを用い、存在判定手段はファンクションキー
が操作されたか否かを検出し、ファンクションキーが操
作されたことを検出した場合に、前記冷蔵庫又は電子レ
ンジの近傍にユーザが存在すると判定する。
【0014】あるいは、例えば、システムを構成する機
器の状態情報を報知するよう指示するワンタッチキーを
操作手段として有する冷蔵庫又は電子レンジを用い、存
在判定手段は、前記ワンタッチキーが操作された場合
に、前記冷蔵庫又は電子レンジの近傍にユーザが存在す
ると判定する。以上のようにして、機器に対してユーザ
が行なう所定の操作が行なわれたときに、前記機器の近
傍にユーザが存在すると判定するため、各機器の外部に
設けられている装置を用いることなく、機器に設けられ
ている操作手段を用いて、前記機器の近傍にユーザが存
在するか否かを容易に判定することができる。
【0015】また、前記ワンタッチキーを用いる場合、
ユーザは、前記ワンタッチキーを操作することによって
洗濯機の状態情報を冷蔵庫又は電子レンジの報知手段に
報知させる(例えば表示手段に表示させる)ことができ
るため、ユーザは、所望の機器の設置場所まで移動する
ことなく、任意のタイミングで状態情報を知ることがで
きる。また、台所で調理作業中のユーザは冷蔵庫又は電
子レンジのドアを何度も開閉するため、冷蔵庫又は電子
レンジのドアを開閉したときに状態情報を報知するよう
構成した場合は、ユーザは、ドアを開閉する度に状態情
報を報知されることがあるが、ワンタッチキーを操作し
たときに状態情報を報知するよう構成した場合は、ユー
ザは、該ユーザが状態情報の報知を必要とするときのみ
状態情報を報知させることができるため、ユーザの利便
性を向上することができる。
【0016】更に、冷蔵庫又は電子レンジのドアを開閉
したときに状態情報を報知するよう構成した場合は、冷
蔵庫はドアを開けることによって庫内の温度が上昇し、
電子レンジは加熱調理中にドアを開けると加熱調理が中
断されるが、ワンタッチキーを操作したときに状態情報
を報知するよう構成した場合は、冷蔵庫又は電子レンジ
の動作状態を変化させることがないため、機器の動作効
率を低下させることを防止できる。
【0017】本発明に係る情報報知システムは、ユーザ
と該ユーザに状態情報を報知すべき機器とを記憶するユ
ーザ記憶手段を備え、前記存在判定手段は、前記ユーザ
記憶手段に記憶されているユーザが機器の近傍に存在す
るか否かを判定する手段を有し、また、一の機器の近傍
に前記ユーザが存在すると判定し、かつ、該ユーザに状
態情報を報知すべき他の1又は複数の機器が前記状態で
あると判定した場合、前記機器の状態情報を前記一の機
器の報知手段を用いて報知するよう構成してあることを
特徴とする。本発明にあっては、例えば、ユーザ記憶手
段に予め第1ユーザ(大人)と該第1ユーザが使用する
洗濯機とを記憶させておき、テレビの近傍に第1ユーザ
が存在すると判定したときは、前記テレビを用いて洗濯
機の状態情報の報知を行ない、テレビの近傍に第1ユー
ザが存在しないと判定したときは、前記テレビの近傍に
第2ユーザ(子供)又は第3ユーザ(第1ユーザとは異
なる大人)が存在するときであっても、前記テレビを用
いて洗濯機の状態情報の報知を行なわない。
【0018】あるいは、例えば、第1ユーザが洗濯機を
操作して洗濯作業を開始した場合、前記第1ユーザと前
記洗濯機とをユーザ記憶手段に記憶させ、次いで、テレ
ビの近傍に第1ユーザが存在すると判定したときは、前
記テレビを用いて、前記洗濯機の状態情報の報知を行な
い、テレビの近傍に第1ユーザが存在しないと判定した
とき、前記テレビの近傍に第2ユーザ又は第3ユーザが
存在するときであっても、前記テレビを用いて洗濯機の
状態情報の報知を行なわない。以上のようにして、ユー
ザと該ユーザが状態情報を必要とする機器とをユーザ記
憶手段に記憶させ、一の機器の近傍に前記ユーザが存在
すると判定したとき、他の前記機器の状態情報を報知
し、一の機器の近傍に前記ユーザが存在しないと判定し
たときは他の前記機器の状態情報を報知しないため、機
器の状態情報を、該状態情報を報知すべきユーザに対し
て効率良く報知でき、また、前記状態情報を報知する必
要がないユーザに対して報知することを防止できる。
【0019】なお、状態情報を報知すべきユーザを、I
Dカード、指紋、又は網膜パターン等を用いて記憶し、
該ユーザであるか否かを判定する場合、IDカードの所
持、指紋認識、又は網膜スキャン等で判定しても良い。
また、携帯電話又はパソコン等を用いる場合、携帯電話
の電話番号又はパソコンに入力されたパスワード等を用
いてユーザを記憶し、前記電話番号又はパスワード等を
用いて前記ユーザであるか否かを判定しても良い。
【0020】本発明に係る情報報知システムは、第1ユ
ーザ及び該第1ユーザに関連付けた第2ユーザを記憶す
る手段と、機器を操作したユーザが第1ユーザであるか
否かを判定する手段とを備え、機器を操作したユーザが
第1ユーザであると判定した場合、前記存在判定手段
は、前記第1ユーザ又は前記第2ユーザが機器の近傍に
存在するか否かを判定する手段を有し、また、一の機器
の近傍に前記第1ユーザ又は前記第2ユーザが存在する
と判定し、かつ、前記第1ユーザに操作された他の1又
は複数の機器が前記状態であると判定した場合、前記機
器の状態情報を前記一の機器の報知手段を用いて報知す
るよう構成してあることを特徴とする。
【0021】本発明にあっては、例えば、予めユーザ記
憶手段に、第1ユーザと該第1ユーザの家族である第2
ユーザとを記憶させておき、第1ユーザの家族ではない
第3ユーザは記憶させないでおく。機器を操作したユー
ザが第1ユーザであるか否かを判定する手段が、洗濯機
を操作して洗濯作業を開始させたユーザが第1ユーザで
あると判定した場合、状態判定手段が、洗濯機の状態情
報をユーザに報知すべきであると判定し、存在判定手段
が、電子レンジの近傍に第1ユーザ又は第2ユーザが存
在すると判定したときは、前記電子レンジの報知手段を
用いて洗濯機の状態情報を報知し、第1ユーザ又は第2
ユーザが存在しないと判定したときは、第3ユーザが存
在するときであっても、状態情報の報知を行なわない。
又は、各機器の近傍に第1ユーザが存在しないと判定
し、電子レンジの近傍に第2ユーザが存在すると判定し
たとき、前記電子レンジの報知手段を用いて洗濯機の状
態情報を報知する。あるいは、第1ユーザに洗濯機の状
態情報を報知したが、洗濯機に対して前記状態情報に応
じた操作が行なわれない場合、電子レンジの近傍に第2
ユーザが存在すると判定したとき、前記電子レンジの報
知手段を用いて洗濯機の状態情報を報知する。
【0022】以上のようにして、ユーザ判定手段が、機
器を操作したユーザが第1ユーザであると判定した場
合、第1ユーザに報知すべき前記機器の状態情報を、第
1ユーザが存在するときは第1ユーザに報知し、例えば
第1ユーザが存在しないときは第1ユーザの代わりに第
2ユーザに報知するため、機器の状態情報を、該状態情
報を報知すべきユーザに対して的確に報知することがで
きる。
【0023】本発明に係る情報報知システムは、機器
と、該機器に関連付けた機器とを記憶する機器記憶手段
を備え、一の機器の近傍にユーザが存在すると判定し、
かつ、前記一の機器と関連付けて前記機器記憶手段に記
憶してある他の1又は複数の機器が前記状態であると判
定した場合、前記機器の状態情報を前記一の機器の報知
手段を用いて報知するよう構成してあることを特徴とす
る。本発明にあっては、予め機器記憶手段に、例えば、
冷蔵庫と電子レンジとを関連付けて記憶させ、冷蔵庫の
近傍にユーザが存在すると判定したときに、冷蔵庫の報
知手段を用いて電子レンジの状態情報を報知し、冷蔵庫
に関連付けて記憶させていない洗濯機の状態情報は報知
しない。
【0024】以上のようにして、ユーザが第1機器を使
用する場合に該第1機器と同時的に使用する可能性が高
い第2機器を、予め前記第1機器と関連付けて機器記憶
手段に記憶させておき、第1機器の近傍にユーザが存在
すると判定したときに、第1機器の報知手段を用いて第
2機器の状態情報を報知するため、機器の状態情報を、
該状態情報を必要とするユーザが近傍に存在する可能性
が高い機器の報知手段を用いて効率良く報知することが
できる。
【0025】なお、台所に設置されている機器を夫々関
連付けて記憶し、冷蔵庫又は電子レンジのドアを開閉し
たときは台所に設置されている機器の状態情報を報知
し、冷蔵庫又は電子レンジに設けられ、他の機器の状態
情報を報知するよう指示するワンタッチキーを操作した
ときは台所に設置されていない機器の状態情報を報知す
るよう構成しても良い。この場合は、冷蔵庫又は電子レ
ンジのドアを開閉して台所での作業を行なっているユー
ザに対し、台所に設置されていない機器の状態情報を報
知せず、ワンタッチキーを操作したときのみ前記機器の
状態情報を報知することができるため、ユーザが必要と
する状態情報を更に効率良く報知することができる。
【0026】本発明に係る情報報知システムは、各機器
は、他の機器に対する操作入力を受け付ける遠隔操作手
段を有し、他の機器の遠隔操作手段が受け付けた操作入
力に従って動作するよう構成してあることを特徴とす
る。本発明にあっては、例えば、テレビの近傍にいるユ
ーザが、洗濯機の洗濯作業が一時停止状態にあるという
状態情報を報知された場合、テレビのリモコンを操作す
ることによって、一時停止状態を解除して洗濯作業を行
なうよう指示する命令を入力し、該命令が入力されたと
き、前記洗濯機が洗濯作業を行なうよう構成する。即
ち、テレビの近傍にいるユーザは、洗濯機の状態情報を
報知されたとき、洗濯機の設置場所へ移動することな
く、テレビのリモコンを用いて、洗濯機に対する操作入
力を行なうことができる。
【0027】以上のようにして、第1機器が第2機器の
状態情報を報知したとき、ユーザは、第1機器に設けら
れている遠隔操作手段を用いることによって、第2機器
の設置場所へ移動することなく、第2機器を操作するこ
とができるため、ユーザの利便性を向上することができ
る。
【0028】本発明に係る情報報知システムは、各機器
は、該機器の状態情報を、該機器の報知手段を用いて報
知するよう構成してあることを特徴とする。本発明にあ
っては、例えば、洗濯機が、該洗濯機の報知手段によっ
て該洗濯機の状態を示す状態情報を報知する。この場
合、電子レンジの報知手段によって前記洗濯機の状態情
報を報知されたユーザが、前記洗濯機を操作すべく該洗
濯機の設置場所へ移動したとき、該洗濯機が前記状態情
報を報知しているため、ユーザは前記洗濯機の状態を的
確に把握することができる。以上のようにして、一の機
器の状態情報を、他の機器の報知手段を用いて報知した
場合、他の機器の報知手段によって前記状態情報を報知
されたユーザが、一の機器の報知手段によって前記状態
情報を再確認することができるため、ユーザの利便性を
向上することができる。
【0029】本発明に係る情報報知システムは、前記一
の機器の報知手段で前記状態情報の報知を開始した時か
らの経過時間を計測する手段と、所定の経過時間が経過
したか否かを判定する手段とを備え、前記経過時間が経
過した場合、前記報知を終了するよう構成してあること
を特徴とする。本発明にあっては、機器の近傍にユーザ
の存在を確認し、次いで、前記機器の報知手段を用いて
報知を開始してから所定の経過時間が経過した時、前記
機器の近傍には既にユーザはいないと判断し、前記報知
を終了する。即ち、報知されている状態情報をユーザが
所定の操作を行なって消去するまで、又は、新しい状態
情報が報知されるまで、前記状態情報が報知され続ける
ことを防止できるため、不要な状態情報を長時間報知す
ることを防止して、状態情報を効率良く報知することが
できる。
【0030】本発明に係る情報報知システムは、各機器
は、前記存在判定手段と、前記状態判定手段と、他の機
器と通信する通信手段とを備え、該機器が前記状態であ
ると判定した場合、前記通信手段を用いて該機器の状態
情報を他の機器へ送信し、該機器の近傍にユーザが存在
すると判定した場合、前記通信手段を介して他の機器か
ら受信した状態情報を、前記報知手段を用いて報知する
よう構成してあることを特徴とする。本発明にあって
は、各機器に、状態を判定する状態判定手段と、該機器
の近傍にユーザが存在するか否かを判定する存在判定手
段と、他の機器と通信する通信手段とを備え、該通信手
段を用いて前記機器を互いに接続することによってシス
テムを構成する。
【0031】各機器は、例えば、該機器の状態が、ユー
ザに対して報知すべき状態であるか否かを状態判定手段
を用いて判定し、前記状態が生じたと判定した場合、該
状態を示す状態情報を、通信手段を用いて他の機器へ送
信する。また、各機器は、通信手段を介して他の機器か
ら送信された状態情報を受信する。更に、各機器は、該
機器の近傍にユーザが存在するか否かを存在判定手段を
用いて判定し、前記近傍にユーザが存在すると判定した
場合に、報知手段として前記機器に設けられている表示
部又は音声出力部等を用い、予め受信していた状態情報
を報知する。
【0032】あるいは、各機器は、例えば、該機器の近
傍にユーザが存在するか否かを存在判定手段を用いて判
定し、前記近傍にユーザが存在すると判定した場合に、
通信手段を用いて他の機器へ状態情報要求信号を送信す
る。また、該機器の状態が、ユーザに対して報知すべき
状態であるか否かを状態判定手段を用いて判定し、前記
状態が生じたと判定した場合、前記状態情報要求信号を
受信したとき、前記状態を示す状態情報を、前記状態情
報要求信号を送信した機器へ通信手段を用いて送信す
る。更に、状態情報を受信した場合、該状態情報を、報
知手段を用いて報知する。以上のようにして、各機器が
互いに通信し、一の機器の近傍にユーザが存在すること
を確認し、該ユーザに対し、他の機器の状態情報を前記
一の機器の報知手段を用いて報知するため、機器の状態
情報をユーザに対して効率良く報知することができる。
また、状態判定手段又は存在判定手段等を備える各機器
監視用の装置を用いることなく、各機器を用いてシステ
ムを構成することができる。
【0033】なお、第1機器の近傍にいるユーザが第2
機器の状態情報を報知された場合、第1機器に設けられ
ている第2機器の遠隔操作手段を用い、該遠隔操作手段
を前記ユーザが操作することによって、第2機器の状態
情報を確認したという情報を入力し、該情報が入力され
たとき、第3機器が、該第3機器の近傍にユーザが存在
すると判定した場合であっても、前記状態情報を報知し
ないよう構成する(例えば、前記情報を受信した第2機
器が、第3機器へ、前記状態情報を報知しないよう指示
する信号を送信する。あるいは、前記情報を受信した第
2機器が、第3機器から状態情報要求信号を受信した場
合であっても、前記状態情報を第3機器へ送信しな
い)。この場合、状態情報を更に効率良く報知すること
ができる。
【0034】本発明に係る機器は、機器の状態を示す状
態情報を報知する報知手段と、外部と通信する通信手段
とを備える機器において、近傍にユーザが存在するか否
かを判定する存在判定手段と、前記状態がユーザに対し
て報知すべき状態であるか否かを判定する状態判定手段
とを備え、前記状態であると判定した場合、前記通信手
段を用いて状態情報を送信し、近傍にユーザが存在する
と判定した場合、前記通信機器を介して受信した状態情
報を、前記報知手段を用いて報知するよう構成してある
ことを特徴とする。本発明にあっては、状態情報を送信
し、近傍にユーザが存在すると判定したときに、受信し
た状態情報を報知するため、各機器が互いに通信し、一
の機器の近傍にユーザが存在することを確認し、該ユー
ザに対し、機器の状態情報を前記一の機器の報知手段を
用いて報知する情報報知システムを構成することができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。本実施の形態では、無線
通信手段(例えばBluetooth)を用いてなる通
信部を備えた機器を、家庭内に複数設置し、各機器が、
少なくとも1つの他の機器と通信可能である情報報知シ
ステムを例示する。 実施の形態 1.図1は、本発明の実施の形態1に係る
情報報知システムの説明図である。図中1,11,2
1,31,41,51,61,71,81,91,10
1は夫々本実施の形態の情報報知システムを構成してい
る家庭用の機器であり、各機器は通信部を内蔵し、該通
信部を介して制御信号又はデータ等を送受信することに
よって他の機器と接続する。電子レンジ1、冷蔵庫1
1、空気清浄機21、エアコン31、掃除機41、洗濯
機51、プリンタ61、テレビ81、ビデオ91及びD
VDプレイヤ101は夫々屋内に設置して用いる機器で
あり、携帯電話71は主に携帯電話71の所有者が携帯
して用いる機器である。
【0036】電子レンジ1は、該電子レンジ1の動作状
態若しくはエラー状態、他の機器の動作状態若しくはエ
ラー状態、又は、ユーザに対する入力指示等を表示する
表示部4と、該表示部4を見ながらユーザが電子レンジ
1又は他の機器を操作するために必要なファンクション
キー及びダイヤル等、並びに電子レンジ1のドアを開閉
するための開閉機構を用いてなる操作部3aとを備え
る。冷蔵庫11は、該冷蔵庫11の動作状態若しくはエ
ラー状態、他の機器の動作状態若しくはエラー状態、又
は、ユーザに対する入力指示等を表示する表示部14
と、表示部14を見ながらユーザが冷蔵庫11又は他の
機器を操作するために必要なファンクションキー、及び
冷蔵庫11のドアを開閉するための開閉機構を用いてな
る操作部13aとを、ドアの外面に備える。
【0037】エアコン31は、該エアコン31の動作状
態若しくはエラー状態、他の機器の動作状態若しくはエ
ラー状態、又は、ユーザに対する入力指示等を表示する
表示部34と、該表示部34を見ながらユーザがエアコ
ン31又は他の機器を操作するために必要なファンクシ
ョンキーを有する操作部(例えばリモートコントロー
ラ)33aとを備える。空気清浄機21、掃除機41、
洗濯機51、及び図示しない通信部を介して受信したデ
ータを用紙に記録するプリンタ61は、該空気清浄機2
1、掃除機41、洗濯機51及びプリンタ61の動作状
態若しくはエラー状態、他の機器の動作状態若しくはエ
ラー状態、又は、ユーザに対する入力指示等を夫々表示
する表示部24,44,54,64と、該表示部24,
44,54,64を見ながらユーザが空気清浄機21、
掃除機41、洗濯機51及びプリンタ61又は他の機器
を操作するために必要なファンクションキーを用いてな
る操作部23a,43a,53a,63aとを備える。
【0038】携帯電話71は、該携帯電話71の動作状
態若しくはエラー状態、他の機器の動作状態若しくはエ
ラー状態、又は、ユーザに対する入力指示等を表示する
表示部74と、該表示部74を見ながらユーザが携帯電
話71又は他の機器を操作するために必要なファンクシ
ョンキー及びテンキーを有する操作部73aを備える。
テレビ81、ビデオ91、及びDVDプレイヤ101
は、該テレビ81、ビデオ91及びDVDプレイヤ10
1の動作状態若しくはエラー状態、他の機器の動作状態
若しくはエラー状態、又は、ユーザに対する入力指示等
を夫々表示する表示部84,94,104と、該表示部
84,94,104を見ながらユーザがテレビ81、ビ
デオ91及びDVDプレイヤ101又は他の機器を操作
するために必要なファンクションキーを有する操作部
(例えばリモートコントローラ)83a,93a,10
3aとを備える。
【0039】図2は、前記情報報知システムを構成する
機器のブロック図であり、電子レンジ1及び冷蔵庫11
のブロック図を例示する。他の機器のブロック図も略同
様である。図中2,12は夫々電子レンジ1又は冷蔵庫
11の制御部であり、制御部2,12は、操作部3a,
13a、液晶パネルを用いてなる表示部4,14、調理
加熱手段又は庫内冷蔵手段を有する主要部5,15、制
御プログラムとデータとを格納してあるROM及び各部
が制御されるときに発生する制御信号若しくはデータ等
を記憶するRAM等を有する記憶部6,16、無線通信
手段を用いてなり、制御信号又はデータ等を送受信する
通信部7,17、並びにタイマ8,18等の各部に夫々
接続してあり、前記制御プログラムに従って前記各部を
制御する。
【0040】記憶部6は機器記憶部6aを有し、機器記
憶部6aには、電子レンジ1に関連する機器として、調
理作業を行なうユーザが電子レンジ1と同時的に用いる
可能性が高い冷蔵庫11、及び電子レンジ1と同じ部屋
に設置してあるためユーザが電子レンジ1と同時的に用
いる可能性が高いエアコン31が予め記憶させてあり、
空気清浄機21及び掃除機41等は記憶されていない。
また、記憶部16は機器記憶部16aを有し、機器記憶
部16aには、冷蔵庫11に関連する機器として電子レ
ンジ1及びエアコン31が予め記憶させてある。
【0041】制御部2,12は、前記各部を制御すると
き、各部が正常か否か、又は、各部が正常に動作してい
るか否かを判定し、各部が正常に動作している場合であ
っても、各部又は各部の動作にエラーが生じた場合であ
っても、各部の動作状態又はエラー状態等の状態が、ユ
ーザに対して報知すべき状態であるか否かを判定する。
前記動作状態とは、例えば主要部5における加熱調理の
進行状況であり、前記エラー状態とは、主要部15にお
ける庫内温度の異常上昇又は各部の故障等である。制御
部2,12は、前記状態であると判定したとき、該状態
を示す状態情報を、機器記憶部6a,16aに記憶され
ている機器へ(この場合、電子レンジ1の制御部2は冷
蔵庫11及びエアコン31へ、冷蔵庫11の制御部12
は電子レンジ1及びエアコン31へ)通信部7,17を
用いて送信し、また、制御部2,12は表示部4,14
を制御して前記状態情報を表示部4,14に表示させ
る。このとき、制御部2,12は機器記憶部6a,16
aに記憶されていない機器へ前記状態情報を送信しな
い。
【0042】制御部2,12は、機器記憶部6a,16
aに記憶されている機器から(この場合、制御部2は冷
蔵庫11又はエアコン31から、制御部12は電子レン
ジ11又はエアコン31から)状態情報を受信したと
き、受信した状態情報を記憶部6,16へ記憶する。制
御部2,12は、操作部3a,13aが操作されたか否
かを判定し、操作部3a,13aが操作されたと判定し
た場合は、ユーザが操作部3a,13aを用いて行なっ
た操作に応じて各部を制御する。例えば、前記操作がフ
ァンクションキーから入力された電子レンジ1又は冷蔵
庫11に対する動作指示(加熱調理開始又は庫内温度の
変更等)である場合は、該動作指示に従って主要部5,
15を制御し、また、ドアの開閉が行なわれた場合は、
主要部5,15を制御し、ドアの開閉に応じて加熱調理
の中断又は庫内照明部の点灯若しくは消灯等を行なう。
また、前記操作が他の機器に対する動作指示である場合
は、該動作指示に対応する制御信号を、通信部7,17
を介して前記他の機器へ送信する。
【0043】制御部2,12は、操作部3a,13aが
操作されたと判定した場合であって、記憶部6a,16
aに状態情報が記憶してあるとき、表示部4,14を制
御して、記憶してある状態情報を表示部4,14に表示
させる。このとき、該状態情報が所定の状態情報である
ときは、前記状態情報と、該状態情報に基づいて操作部
3a,13aを用いて前記状態情報に関する機器を操作
するようユーザに対して指示する指示表示とを表示部
4,14に表示させる。
【0044】更に、制御部2,12は、状態情報を表示
部4,14に表示した場合、タイマ8,18を用いて経
過時間の測定を開始し、所定の経過時間が経過したか否
かを判定し、前記経過時間が経過したと判定したとき、
又は、通信部7,17を介して所定の制御信号を受信し
たとき、若しくは操作部3a,13aを用いて所定の操
作が行なわれたとき、表示部4,14から状態情報の表
示及び該状態情報に関連する情報の表示(例えば前記指
示表示)を消去し、また、記憶部6,16に記憶してあ
る前記状態情報を消去し、更に、前記状態情報を他の機
器へ送信した場合は該機器へ前記状態情報を消去するよ
う指示する制御信号を送信する。なお、通信部7,17
を用いて他の機器と通信する場合、状態情報は、機器記
憶部6a,16aに記憶されていない機器へ送信しない
が、状態情報以外の制御信号又はデータ等は、機器記憶
部6a,16aに記憶されていない機器へも必要に応じ
て送信するよう構成しても良い。
【0045】図3は、前記情報報知システムを構成する
機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロー
チャートである。該サブルーチンは、前記機器の各部
(特に主要部)を制御して所定の動作を行なうメインル
ーチンから、所定のタイミングで呼び出されて実行され
る。前記機器として、電子レンジ1を例示する。制御部
2は、各部を制御するとき、各部が正常か否か、又は各
部が正常に動作しているか否かを所定のタイミングで判
定し(S111)、各部が正常に動作している場合、又
は、各部若しくは各部の動作にエラーが生じた場合、各
部の状態が、ユーザに対して報知すべき状態であるか否
かを判定する(S112)。各部の状態が、ユーザに対
して報知すべき状態ではないと判定したとき(S112
でNO)、制御部2は、本サブルーチンを終了する。
【0046】各部の状態が、ユーザに対して報知すべき
状態であると判定したとき(S112でYES)、制御
部2は、該状態を示す状態情報を表示部4に表示させ
(S113)、機器記憶部6aに記憶されている機器
(冷蔵庫11及びエアコン31)へ、通信部7を用いて
前記状態情報を送信し(S114)、また、記憶部6に
前記状態情報を記憶させて(S115)、本サブルーチ
ンを終了する。
【0047】図4は、前記情報報知システムを構成する
機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロー
チャートである。該サブルーチンは、図3のS115で
記憶部6に状態情報が記憶されたとき、電子レンジ1の
メインルーチンから呼び出されて実行される。制御部2
は、操作部3aが操作され、記憶部6に記憶されている
状態情報に対応する操作が行なわれたか否かを判定し
(S131)、該操作が行なわれた場合は(S131で
YES)該操作に従い各部を制御する(S133)。該
操作が行なわれなかった場合(S131でNO)、制御
部2は、通信部7を介して前記状態情報に対応する制御
信号を受信したか否かを判定し(S132)、該制御信
号を受信した場合(S132でYES)該制御信号に従
い各部を制御する(S133)。該制御信号を受信しな
かった場合(S132でNO)、制御部2は、S131
へ処理を戻す。
【0048】制御部2は、S133にて各部を制御した
後、前記状態情報を記憶部6から消去し、また、表示部
4から前記状態情報の表示を消去し(S134)、S1
32で制御信号を受信していない場合は図3のS114
で前記状態情報を送信した機器(この場合冷蔵庫11及
びエアコン31)へ前記状態情報の消去を指示する制御
信号を送信し、S132で制御信号を受信している場合
は該制御信号を送信した機器(例えば冷蔵庫11)を除
いて図3のS114で前記状態情報を送信した機器(こ
の場合エアコン31)へ前記状態情報の消去を指示する
制御信号を送信し(S135)、本サブルーチンを終了
する。前記メインルーチンは、該メインルーチンの各ス
テップを実行する際に所定のタイミングで割り込み、通
信部7を介して状態情報を受信したか否かを判定するス
テップを有する。同様にして、冷蔵庫11のメインルー
チンは、該メインルーチンの各ステップを実行する際に
所定のタイミングで割り込み、通信部17を介して状態
情報を受信したか否かを判定するステップを有する。
【0049】図5は、前記情報報知システムを構成する
機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロー
チャートである。該サブルーチンは、前記ステップで通
信部17を介して状態情報を受信したか否かを判定し、
状態情報を受信したと判定した場合に、前記メインルー
チンから呼び出されて実行される。制御部12は、通信
部17を介して状態情報を受信し(S151)、受信し
た状態情報と該状態情報を送信してきた機器(例えば電
子レンジ1)を記憶部16に記憶させ(S152)、次
いで、操作部13aが操作されたか否かを判定する(S
153)。操作部13aが操作されなかったと判定した
場合(S153でNO)、制御部12は、通信部17を
介して前記制御情報を消去するよう指示する制御信号を
受信したか否かを判定し(S154)、該制御信号を受
信しなかったときは(S154でNO)処理をS153
へ戻し、前記制御信号を受信したときは(S154でY
ES)前記状態情報を記憶部6から消去して(S15
5)本サブルーチンを終了する。
【0050】操作部13aが操作されたと判定した場合
(S153でYES)、制御部12は、表示部14に前
記状態情報を表示させ(S156)、タイマ18を用い
て経過時間の計測を開始し(S157)、次いで、操作
部13aが操作され、前記状態情報に対応する操作が行
なわれたか否かを判定し(S158)、該操作が行なわ
れた場合は(S158でYES)、該操作に対応する制
御信号を前記機器(この場合、電子レンジ1)へ送信し
(S159)、最後に、前記状態情報を記憶部16から
消去し、また、表示部14から前記状態情報の表示を消
去し(S160)、本サブルーチンを終了する。
【0051】前記操作が行なわれなかった場合(S15
8でNO)、制御部12は、通信部17を介して前記状
態情報を消去するよう指示する制御信号を受信したか否
かを判定し(S161)、該制御信号を受信した場合は
(S161でYES)、処理をS160へ移す。前記制
御信号を受信しなかった場合は(S161でNO)、タ
イマ18で計時している経過時間が所定の経過時間を経
過したか否かを判定し(S162)、経過した場合は
(S162でYES)、処理をS160へ移す。経過し
ていない場合(S162でNO)、制御部12は処理を
S158へ戻す。
【0052】以上のような情報報知システムにあって
は、例えば、冷蔵庫11のドアが開いたままになってい
る場合、冷蔵庫11の表示部14に「ドアが開いていま
す」と表示され、ドアが開いたままになっているという
状態情報が電子レンジ1及びエアコン31へ送信され
る。ユーザが電子レンジ1の操作部3aを操作したとき
(ドアを開けたとき)、電子レンジ1の表示部4に「冷
蔵庫のドアが開いています」と表示される。次いで、前
記ユーザが冷蔵庫11の設置場所へ移動し、操作部13
aを操作したとき(ドアを閉めたとき)、表示部4,1
4の表示が消去され、記憶部6,16及びエアコン31
が記憶している前記状態情報が消去される。ユーザが操
作部13aを操作しなかった場合であっても、タイマ8
で計時した経過時間が所定の経過時間を経過したとき
は、既に電子レンジ1の近傍にユーザは存在しないと判
定して表示部4の表示が消去される。
【0053】また、電子レンジ1の加熱調理が一時停止
中である場合、電子レンジ1の表示部4に「一時停止
中。加熱を開始する場合はスタートキーを押してくださ
い」と表示され、冷蔵庫11の操作部3aを操作したと
き(操作部3aを用いて庫内温度を調節したとき)冷蔵
庫11の表示部14に「電子レンジは一時停止中です。
加熱を開始する場合は庫内温度を上げるキーを押してく
ださい。加熱しない場合は庫内温度を下げるキーを押し
てください」と表示される。このときユーザは表示部1
4の指示に従って操作部13aを操作することによって
所要の動作を電子レンジ1に行なわせることができ、ま
た、電子レンジ1の設置場所へ移動し、操作部3aを操
作することによって所要の動作を電子レンジ1に行なわ
せることができる。操作部3a,13aが操作されたと
き、表示部4,14の表示が消去され、記憶部6,16
及びエアコン31が記憶している前記状態情報が消去さ
れる。ユーザが操作部3a,13aを操作しなかった場
合であっても、タイマ8で計時した経過時間が所定の経
過時間を経過したときは、既に電子レンジ1の近傍にユ
ーザは存在しないと判定して表示部4の表示が消去され
る。
【0054】実施の形態 2.図6は、本発明の実施の
形態2に係る情報報知システムの説明図である。図中3
b,13b,23b,33b,43b,53b,63
b,83b,93b,103bは、夫々本実施の形態の
情報報知システムを構成している機器の操作部であり、
操作部3b,13b,23b,33b,43b,53
b,63b,83b,93b,103bは、各機器を操
作したユーザのユーザデータを入力するためのファンク
ションキーを有する。各機器は、該ファンクションキー
を用いて入力されたデータ(例えばパスワード)をユー
ザデータとして用いる。又は、複数のファンクションキ
ーを設け、各ファンクションキーに対応するユーザデー
タを予め記憶しておき、ユーザによってファンクション
キーが操作された場合、操作されたファンクションキー
に対応するユーザデータを用いる(例えば、第1キー及
び第2キーを設け、第1キーを操作した場合は第1ユー
ザのユーザデータを入力し、第2キーを操作した場合は
第2ユーザのユーザデータを入力する)。
【0055】なお、本実施の形態における携帯電話71
は、携帯電話71を使用するユーザが携帯電話71の所
有者のみである。このため、操作部73aはユーザデー
タを入力するためのファンクションキーを有していない
が、該ファンクションキーを有していても良い。
【0056】図7は、前記情報報知システムを構成する
機器のブロック図であり、電子レンジ1及び携帯電話7
1のブロック図を例示する。図中1は電子レンジであ
り、電子レンジ1の制御部2は、操作部3bを用いてユ
ーザデータが入力されたとき、入力されたユーザデータ
に対応するユーザが電子レンジ1の近傍に存在し、ま
た、前記ユーザが電子レンジ1を操作したため、電子レ
ンジ1の状態情報を前記ユーザに報知すべきであると判
定する。制御部2は、操作部3bから入力されたユーザ
データを、電子レンジ1を操作したユーザのユーザデー
タとして記憶部6のユーザ記憶部6bに記憶させ、ま
た、前記ユーザデータと状態情報の送信を要求する状態
情報要求信号とを、通信部7を用いて冷蔵庫11及びエ
アコン21等の他の機器へ送信する。
【0057】また、制御部2は、通信部7を介して受信
したユーザデータを、他の機器を操作したユーザのユー
ザデータとして、該ユーザデータと該ユーザデータを送
信してきた機器とを関連付けてユーザ記憶部6bに記憶
させる。以上のようにして、ユーザ記憶部6bは、ユー
ザと、該ユーザに状態情報を報知すべき機器(ユーザが
操作した機器)とを関連付けて記憶するユーザ記憶手段
として機能する。制御部2は、通信部7を介して受信し
ユーザ記憶部6bに記憶させたユーザデータと一致する
ユーザデータが操作部3bから入力されたか否かによっ
て、他の機器を操作したユーザが電子レンジ1の近傍に
存在するか否かを判定し、前記ユーザが存在すると判定
したとき、前記ユーザデータと関連付けて記憶してある
機器へ、状態情報要求信号と前記ユーザデータ(即ち前
記機器を操作したユーザのユーザデータ)とを送信す
る。
【0058】また、通信部7を介して状態情報要求信号
とユーザデータとを受信した場合、制御部2は、ユーザ
記憶部6bを参照して、受信したユーザデータが電子レ
ンジ1を操作したユーザのユーザデータであるか否かを
判定し、該ユーザデータである場合は、各部の動作状態
又はエラー状態等の状態が、ユーザに対して報知すべき
状態であるか否かを判定し、該状態であるときに、該状
態を示す状態情報を、前記状態情報要求信号を送信して
きた機器へ、通信部7を用いて送信する。更に、通信部
7を介して状態情報を受信した場合、制御部2は、受信
した状態情報を表示部4に表示させる。
【0059】携帯電話71の制御部72は、操作部73
a、表示部74、通話手段を有する主要部75、制御プ
ログラムとデータとを格納してあるROM及び各部が制
御されるときに発生する制御信号若しくはデータ等を記
憶するRAMを有し、携帯電話71の所有者のユーザデ
ータが予め記憶させてある記憶部76、無線通信手段を
用いてなり、制御信号又はデータ等を送受信する通信部
77、並びにタイマ78等の各部に夫々接続してあり、
前記制御プログラムに従って前記各部を制御する。制御
部72は、前記各部を制御するとき、各部が正常か否
か、又は、各部が正常に動作しているか否かを判定し、
各部が正常に動作している場合であっても、各部又は各
部の動作にエラーが生じた場合であっても、各部の動作
状態又はエラー状態等の状態が、ユーザに対して報知す
べき状態であるか否かを判定する。
【0060】制御部72は、操作部73aが操作された
か否かを判定し、操作部73aが操作されたと判定した
場合は、ユーザが操作部73aを用いて行なった操作に
応じて各部を制御し、また、状態情報要求信号と所有者
のユーザデータとを他の機器へ送信する。また、制御部
72は、通信部77を介してユーザデータを受信した場
合、受信したユーザデータが所有者のユーザデータであ
るか否かを判定し、所有者のユーザデータである場合
は、各部の動作状態又はエラー状態等の状態が、ユーザ
に対して報知すべき状態であるか否かを判定し、該状態
であるときに、該状態を示す状態情報を、前記ユーザデ
ータを送信してきた機器へ、通信部77を用いて送信す
る。
【0061】制御部72は、通信部77を介して状態情
報を受信したとき、受信した状態情報を表示部74に表
示させる。更に、制御部72は、状態情報を表示部74
に表示した場合、タイマ78を用いて経過時間の測定を
開始し、所定の経過時間が経過したか否かを判定し、前
記経過時間が経過したと判定したとき、又は、操作部7
3aを用いて所定の操作が行なわれたとき、表示部74
から状態情報の表示を消去する。その他、実施の形態1
に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省
略する。
【0062】図8は、前記情報報知システムを構成する
機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロー
チャートであり、前記機器として、電子レンジ1を例示
する。該サブルーチンは、電子レンジ1の各部を制御し
て所定の動作を行なうメインルーチンにおいて、操作部
3bからユーザデータが入力されたか否かを判定し、ユ
ーザデータが入力されたと判定したとき、前記メインル
ーチンから呼び出されて実行される。制御部2は、操作
部3bからユーザデータが入力された場合(S21
0)、入力されたユーザデータと一致するユーザデータ
がユーザ記憶部6bに記憶してあるか否かを判定し(S
211)、入力されたユーザデータと一致するユーザデ
ータを記憶していない場合(S211でNO)、入力さ
れたユーザデータを、電子レンジ1を操作したユーザの
ユーザデータとしてユーザ記憶部6bに記憶させ(S2
13)、前記ユーザデータと状態情報要求信号とを、通
信部7を用いて他の機器へ送信して(S214)、本サ
ブルーチンを終了する。
【0063】入力されたユーザデータと一致するユーザ
データがユーザ記憶部6bに記憶してある場合(S21
1でYES)、制御部2は、記憶してあるユーザデータ
の中に、他の機器に関連付けて記憶してあるユーザデー
タ、即ち、他の機器を操作したユーザのユーザデータが
あるか否かを判定する(S212)。記憶してあるユー
ザデータの中に、他の機器を操作したユーザのユーザデ
ータがないとき、即ち、ユーザ記憶部6bに電子レンジ
1を操作したユーザのユーザデータしか記憶されていな
いとき(S212でNO)、制御部2は、処理をS21
4へ移して、電子レンジ1を操作したユーザのユーザデ
ータと状態情報要求信号とを、通信部7を用いて他の機
器へ送信する。
【0064】記憶してあるユーザデータの中に、他の機
器を操作したユーザのユーザデータがあるとき(S21
2でYES)、制御部2は、該ユーザデータに関連付け
て記憶させた機器へ、前記ユーザデータと状態情報要求
信号とを、通信部7を用いて送信し(S215)、次い
で、処理をS213へ移し、入力されたユーザデータ
を、電子レンジ1を操作したユーザのユーザデータとし
てユーザ記憶部6bに記憶させる。
【0065】図9は、前記情報報知システムを構成する
機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロー
チャートである。該サブルーチンは、前記メインルーチ
ンにおいて、通信部7を介してユーザデータと状態情報
要求信号とを受信したか否かを判定し、受信したと判定
したとき、前記メインルーチンから呼び出されて実行さ
れる。制御部2は、通信部7を介してユーザデータと状
態情報とを受信した場合(S220)、受信したユーザ
データと一致するユーザデータがユーザ記憶部6bに記
憶してあるか否かを判定し(S221)、記憶していな
い場合(S221でNO)、受信したユーザデータを、
他の機器を操作したユーザのユーザデータとして、該ユ
ーザデータと該ユーザデータを送信してきた機器とを関
連付けてユーザ記憶部6bに記憶させ(S227)、本
サブルーチンを終了する。
【0066】受信したユーザデータと一致するユーザデ
ータがユーザ記憶部6bに記憶してある場合(S221
でYES)、制御部2は、記憶してあるユーザデータの
中に、電子レンジ1を操作したユーザのユーザデータが
あるか否かを判定する(S223)。電子レンジ1を操
作したユーザのユーザデータがないとき、即ち、ユーザ
記憶部6bに他の機器を操作したユーザのユーザデータ
しか記憶されていないとき(S223でNO)、制御部
2は、処理をS227へ移し、受信したユーザデータ
を、他の機器を操作したユーザのユーザデータとして、
該ユーザデータと該ユーザデータを送信してきた機器と
を関連付けてユーザ記憶部6bに記憶させる。
【0067】電子レンジ1を操作したユーザのユーザデ
ータがあるとき(S223でYES)、制御部2は、各
部が正常か否か、又は各部が正常に動作しているか否か
を判定し(S224)、各部が正常に動作している場
合、又は、各部若しくは各部の動作にエラーが生じた場
合、各部の状態が、ユーザに対して報知すべき状態であ
るか否かを判定する(S225)。各部の状態が、ユー
ザに対して報知すべき状態ではないと判定したとき(S
225でNO)、制御部2は、処理をS227へ移す。
各部の状態が、ユーザに対して報知すべき状態であると
判定したとき(S225でYES)、制御部2は、該状
態を示す状態情報を、前記ユーザデータと状態情報要求
信号とを送信してきた機器へ、通信部7を用いて送信し
(S226)、処理をS227へ移す。
【0068】図10は、前記情報報知システムを構成す
る機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロ
ーチャートである。該サブルーチンは、前記メインルー
チンの各ステップを実行する際に所定のタイミングで割
り込み、前記メインルーチンから呼び出されて実行され
る。制御部2は、通信部7を介して状態情報を受信した
か否かを判定し(S231)、受信しなかったと判定し
た場合は(S231でNO)本サブルーチンを終了す
る。受信したと判定した場合は(S231でYES)、
前記状態情報を表示部4に表示させ(S232)、本サ
ブルーチンを終了する。以上のような情報報知処理の手
順は携帯電話71を用いる場合であっても略同様である
が、携帯電話71の場合、制御部72は、操作部73b
が操作されたとき、携帯電話71の所有者のユーザデー
タ及び状態情報要求信号を他の機器へ送信する。
【0069】以上のような情報報知システムは、ユーザ
データが異なるユーザ、又はユーザデータを入力しない
ユーザに対して状態情報を報知しないため、機器の状態
情報を報知すべきユーザにのみ前記状態情報を報知する
ことができる。また、前記情報報知システムを用いる場
合、ユーザは、一の機器にユーザデータを入力すること
によって他の機器の状態情報を報知させることができ、
また、ユーザデータを入力しないことによって他の機器
の状態情報を報知させることなく一の機器を用いること
ができる。更に、携帯電話71は、携帯電話71を用い
るユーザが携帯電話71の所有者のみであり、携帯電話
71が操作された場合に該携帯電話71を操作したユー
ザを判別する必要がないため、他の機器より簡易な構成
で状態情報の送受信を行うことができる。
【0070】実施の形態 3.図11は、本発明の実施
の形態3に係る情報報知システムの説明図である。図中
3c,13c,23c,33c,43c,53c,63
c,73c,83c,93c,103cは夫々本実施の
形態の情報報知システムを構成している機器の操作部で
あり、操作部3c,13c,23c,33c,43c,
53c,63c,73c,83c,93c,103c
は、ユーザの指が接触したとき指紋を読み取って指紋デ
ータを各機器に入力することによって該機器を操作した
ユーザを特定する指紋認識手段を夫々備える。
【0071】図12は、前記情報報知システムを構成す
る機器のブロック図であり、電子レンジ1及び携帯電話
71のブロック図を例示する。図中1は電子レンジであ
り、電子レンジ1の記憶部6はユーザ記憶部6cを有
し、ユーザ記憶部6cは、第1ユーザの第1指紋データ
と、該第1ユーザの家族である第2ユーザの第2指紋デ
ータとを関連付けて記憶してある。各指紋データは、予
め操作部3cを用いて第1ユーザ及び第2ユーザの指紋
を読み取って指紋データに変換して、ユーザ記憶部6c
に記憶しておく。
【0072】制御部2は、操作部3bから指紋データが
入力された場合、該指紋データが第1指紋データと一致
するか否かを判定し、一致するときは、第1ユーザが電
子レンジ1を操作したと記憶部6に記憶させ、また、第
1ユーザ又は第2ユーザに電子レンジ1の状態情報を報
知すべきであると判定し、第1指紋データを、通信部7
を用いて他の機器へ送信する。また、第1ユーザが電子
レンジ1の近傍に存在すると判定し、第1ユーザが他の
機器を操作したと記憶部6に記憶してある場合は、第1
ユーザに対して他の機器の状態情報を報知する。入力さ
れた指紋データが第1指紋データと一致しないとき、制
御部2は、前記指紋データが第2指紋データと一致する
か否かを判定し、一致する場合は、第2ユーザが電子レ
ンジ1の近傍に存在すると判定し、第1ユーザが他の機
器を操作したと記憶部6に記憶してある場合は、第2ユ
ーザに対して他の機器の状態情報を報知する。
【0073】入力された指紋データが第1指紋データ及
び第2指紋データと一致しないとき、制御部2は、第1
ユーザが他の機器を操作したと記憶部6に記憶してある
場合であっても、前記指紋データに対応するユーザに対
して状態情報を報知しない。また、制御部2は、指紋デ
ータを受信した場合、受信した指紋データが第1指紋デ
ータと一致するとき、第1ユーザが他の機器(前記指紋
データを送信してきた機器)を操作したと記憶部6に記
憶し、受信した指紋データが第1指紋データと一致しな
いとき、前記指紋データは第2指紋データであると判定
する。次いで、制御部2は、第1ユーザが電子レンジ1
を操作したと記憶部6に記憶してあるか否かを判定し、
記憶してある場合は、前記指紋データを送信してきた機
器へ、通信部7を用いて状態情報を送信する。
【0074】携帯電話71の記憶部76は、携帯電話7
1の所有者の指紋データを、予め操作部73cを用いて
所有者の指紋を読み取って指紋データに変換して記憶し
てあるユーザ記憶部76cを有する。携帯電話71の制
御部72は、操作部73bから指紋データが入力された
場合、入力された指紋データが所有者の指紋データと一
致するか否かを判定し、所有者の指紋データと一致する
と判定したとき、所有者が携帯電話71の近傍に存在す
ると判定し、所有者が他の機器を操作したと記憶部6に
記憶してある場合は、所有者に対して他の機器の状態情
報を報知する。また、制御部72は、指紋データを受信
した場合、受信した指紋データが所有者の指紋データと
一致するとき、所有者が他の機器(前記指紋データを送
信してきた機器)を操作したと記憶部76に記憶し、前
記指紋データを送信してきた機器へ、通信部77を用い
て携帯電話71の状態情報を送信する。その他、実施の
形態1又は2に対応する部分には同一符号を付してそれ
らの説明を省略する。
【0075】図13は、前記情報報知システムを構成す
る機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロ
ーチャートであり、前記機器として、電子レンジ1を例
示する。該サブルーチンは、電子レンジ1の各部を制御
して所定の動作を行なうメインルーチンにおいて、操作
部3bから指紋データが入力されたか否かを判定し、指
紋データが入力されたと判定したとき、前記メインルー
チンから呼び出されて実行される。
【0076】制御部2は、操作部3bから指紋データが
入力された場合(S310)、入力された指紋データが
第1指紋データと一致するか否かを判定し(S31
1)、一致する場合は(S311でYES)、第1ユー
ザが電子レンジ1を操作したと記憶部6に記憶させ(S
312)、通信部7を用いて第1指紋データを他の機器
へ送信し(S313)、次いで、記憶部6に、第1ユー
ザが他の機器を操作したと記憶してあるか否かを判定し
(S314)、記憶してある場合(S314でYE
S)、第1ユーザが操作した機器へ状態情報要求信号を
送信して(S315)、本サブルーチンを終了する。
【0077】入力された指紋データが第1指紋データと
一致しない場合(S311でNO)、制御部2は、前記
指紋データが第2指紋データと一致するか否かを判定し
(S316)、一致する場合は(S316でYES)、
処理をS314へ移して、記憶部6に、第1ユーザが他
の機器を操作したと記憶してあるか否かを判定する。入
力された指紋データが第2指紋データと一致しない場合
(S316でNO)、又は、第1ユーザが他の機器を操
作したと記憶していない場合(S314でNO)、本サ
ブルーチンを終了する。
【0078】図14は、前記情報報知システムを構成す
る機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロ
ーチャートである。該サブルーチンは、前記メインルー
チンの各ステップを実行する際に所定のタイミングで割
り込み、前記メインルーチンから呼び出されて実行され
る。制御部2は、通信部7を介して状態情報要求信号を
受信したか否かを判定し(S321)、受信したと判定
した場合(S321でYES)、各部が正常か否か、又
は各部が正常に動作しているか否かを判定し(S32
2)、各部が正常に動作している場合、又は、各部若し
くは各部の動作にエラーが生じた場合、各部の状態が、
ユーザに対して報知すべき状態であるか否かを判定し
(S323)、報知すべき状態であると判定したとき
(S323でYES)、制御部2は、該状態を示す状態
情報を、前記状態情報要求信号を送信してきた機器へ、
通信部7を用いて送信し(S324)、本サブルーチン
を終了する。
【0079】通信部7を介して状態情報要求信号を受信
しなかったとき(S321でNO)、又は、各部の状態
が、ユーザに対して報知すべき状態ではないと判定した
とき(S323でNO)、制御部2は、本サブルーチン
を終了する。
【0080】図15は、前記情報報知システムを構成す
る機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロ
ーチャートである。該サブルーチンは、前記メインルー
チンの各ステップを実行する際に所定のタイミングで割
り込み、前記メインルーチンから呼び出されて実行され
る。通信部7を介して第1指紋データを受信したか否か
を判定し(S341)、受信したと判定した場合(S3
41でYES)、第1ユーザが他の機器を操作したと記
憶部6に記憶し(S342)、本サブルーチンを終了す
る。第1指紋データを受信しなかったと判定した場合、
本サブルーチンを終了する。
【0081】図16は、前記情報報知システムを構成す
る機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチンのフロ
ーチャートである。該サブルーチンは、前記メインルー
チンの各ステップを実行する際に所定のタイミングで割
り込み、前記メインルーチンから呼び出されて実行され
る。制御部2は、通信部7を介して状態情報を受信した
か否かを判定し(S351)、受信しなかったと判定し
た場合は(S351でNO)本サブルーチンを終了す
る。受信したと判定した場合は(S351でYES)、
前記状態情報を表示部4に表示させ(S352)、本サ
ブルーチンを終了する。
【0082】以上のような情報報知システムは、指紋デ
ータを用いることによって、機器を操作した第1ユーザ
に対して前記機器の状態情報を報知することができ、ま
た、第1ユーザが不在の場合(第1ユーザの存在が確認
できない場合)であっても、第2ユーザに対して前記状
態情報を報知することができるため、機器の状態情報を
報知すべきユーザに対して確実に状態情報を報知するこ
とができる。更に、指紋データを記憶していないユーザ
に対して状態情報を報知することがないため、状態情報
を報知すべきでないユーザに対して状態情報を報知する
ことを防止できる。なお、実施の形態1〜3において
は、無線で各機器を接続したが、有線(例えばIEEE
1394)で各機器を接続しても良い。
【0083】
【発明の効果】本発明の情報報知システムによれば、一
の機器の近傍にユーザが存在する場合、前記一の機器の
報知手段を用いて、他の機器の状態情報を報知すること
により、まず、機器の近傍にユーザが存在することを確
認し、次いで、該機器の表示手段又は音声出力手段等の
報知手段を用いて報知するため、各機器の状態情報をユ
ーザに対して効率良く報知することができる。また、操
作を受け付けたとき、該操作を受け付けた機器の近傍に
ユーザが存在すると判定することにより、機器に対して
ユーザが行なう所定の操作が行なわれたときに、前記機
器の近傍にユーザが存在すると判定するため、各機器の
外部に設けられている装置を用いることなく、機器に設
けられている操作手段を用いて、前記機器の近傍にユー
ザが存在するか否かを容易に判定することができる。
【0084】また、ユーザと機器とを記憶し、該機器の
状態情報を、前記ユーザがその近傍に存在する機器の報
知手段を用いて報知することにより、ユーザと該ユーザ
が状態情報を必要とする機器とをユーザ記憶手段に記憶
させ、一の機器の近傍に前記ユーザが存在すると判定し
たとき、他の前記機器の状態情報を報知し、一の機器の
近傍に前記ユーザが存在しないと判定したときは他の前
記機器の状態情報を報知しないため、機器の状態情報
を、該状態情報を報知すべきユーザに対して効率良く報
知でき、また、前記状態情報を報知する必要がないユー
ザに対して報知することを防止できる。
【0085】また、第1ユーザ及び該第1ユーザに関連
付けた第2ユーザを記憶し、第1ユーザが操作した機器
の状態情報を、第1ユーザ又は第2ユーザに対して報知
することにより、ユーザ判定手段が、機器を操作したユ
ーザが第1ユーザであると判定した場合、第1ユーザに
報知すべき前記機器の状態情報を、第1ユーザが存在す
るときは第1ユーザに報知し、例えば第1ユーザが存在
しないときは第1ユーザの代わりに第2ユーザに報知す
るため、機器の状態情報を、該状態情報を報知すべきユ
ーザに対して的確に報知することができる。
【0086】また、機器及び該機器に関連付けた機器を
記憶し、一の機器の近傍にユーザが存在するとき、該一
の機器の報知手段を用いて、該一の機器と関連付けた他
の機器の状態情報を報知することにより、ユーザが第1
機器を使用する場合に該第1機器と同時的に使用する可
能性が高い第2機器を、予め前記第1機器と関連付けて
機器記憶手段に記憶させておき、第1機器の近傍にユー
ザが存在すると判定したときに、第1機器の報知手段を
用いて第2機器の状態情報を報知するため、機器の状態
情報を、該状態情報を必要とするユーザが近傍に存在す
る可能性が高い機器の報知手段を用いて効率良く報知す
ることができる。
【0087】また、各機器が、他の機器に対する操作入
力を受け付ける遠隔操作手段を備えることにより、第1
機器が第2機器の状態情報を報知したとき、ユーザは、
第1機器に設けられている遠隔操作手段を用いることに
よって、第2機器の設置場所へ移動することなく、第2
機器を操作することができるため、ユーザの利便性を向
上することができる。また、各機器が該機器の状態情報
を報知することにより、一の機器の状態情報を、他の機
器の報知手段を用いて報知した場合、他の機器の報知手
段によって前記状態情報を報知されたユーザが、一の機
器の報知手段によって前記状態情報を再確認することが
できるため、ユーザの利便性を向上することができる。
【0088】また、所定の経過時間後に、状態情報の報
知を終了することにより、機器の近傍にユーザの存在を
確認し、次いで、前記機器の報知手段を用いて報知を開
始してから所定の経過時間が経過した時、前記機器の近
傍には既にユーザはいないと判断し、前記報知を終了す
る。即ち、報知されている状態情報をユーザが所定の操
作を行なって消去するまで、又は、新しい状態情報が報
知されるまで、前記状態情報が報知され続けることを防
止できるため、不要な状態情報を長時間報知することを
防止して、状態情報を効率良く報知することができる。
【0089】また、各機器が、該機器の状態情報を他の
機器へ送信し、他の機器から受信した状態情報を、近傍
にユーザが存在すると判定したときに報知することによ
り、各機器に、状態を判定する状態判定手段と、該機器
の近傍にユーザが存在するか否かを判定する存在判定手
段と、他の機器と通信する通信手段とを備え、該通信手
段を用いて前記機器を互いに接続することによってシス
テムを構成する。各機器が互いに通信し、一の機器の近
傍にユーザが存在することを確認し、該ユーザに対し、
機器の状態情報を前記一の機器の報知手段を用いて報知
するため、他の機器の状態情報をユーザに対して効率良
く報知することができる。また、状態判定手段又は存在
判定手段等を備える各機器監視用の装置を用いることな
く、各機器を用いてシステムを構成することができる。
【0090】更に、本発明の機器によれば、状態情報を
送信し、近傍にユーザが存在すると判定したときに、受
信した状態情報を報知するため、各機器が互いに通信
し、一の機器の近傍にユーザが存在することを確認し、
該ユーザに対し、機器の状態情報を前記一の機器の報知
手段を用いて報知する情報報知システムを構成すること
ができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報報知システム
の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る情報報知システム
を構成する機器のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る情報報知システム
を構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態1に係る情報報知システム
を構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1に係る情報報知システム
を構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る情報報知システム
の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る情報報知システム
を構成する機器のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る情報報知システム
を構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態2に係る情報報知システム
を構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2に係る情報報知システ
ムを構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルー
チンのフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態3に係る情報報知システ
ムの説明図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る情報報知システ
ムを構成する機器のブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る情報報知システ
ムを構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルー
チンのフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態3に係る情報報知システ
ムを構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルー
チンのフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態3に係る情報報知システ
ムを構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルー
チンのフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態3に係る情報報知システ
ムを構成する機器の情報報知処理の手順を示すサブルー
チンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子レンジ 11 冷蔵庫 71 携帯電話 2,12,72 制御部 3a,3b,3c,13a,73a,73c 操作部 4,14,74 表示部 6a,16a 機器記憶部 6b ユーザ記憶部 6c,76c ユーザ記憶部 7,17,77 通信部 8,18,78 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 勉 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の状態を示す状態情報を報知する報
    知手段を夫々備える複数の機器を用いて構成してある情
    報報知システムにおいて、 機器の近傍にユーザが存在するか否かを判定する存在判
    定手段と、機器の状態がユーザに対して報知すべき状態
    であるか否かを判定する状態判定手段とを備え、一の機
    器の近傍にユーザが存在すると判定し、かつ、他の1又
    は複数の機器が前記状態であると判定した場合、前記機
    器の状態情報を前記一の機器の報知手段を用いて報知す
    るよう構成してあることを特徴とする情報報知システ
    ム。
  2. 【請求項2】 各機器は操作を受け付ける手段を有し、
    前記存在判定手段は、機器が操作を受け付けた場合、操
    作を受け付けた機器の近傍にユーザが存在すると判定す
    る手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報
    報知システム。
  3. 【請求項3】 ユーザと該ユーザに状態情報を報知すべ
    き機器とを記憶するユーザ記憶手段を備え、前記存在判
    定手段は、前記ユーザ記憶手段に記憶されているユーザ
    が機器の近傍に存在するか否かを判定する手段を有し、
    また、一の機器の近傍に前記ユーザが存在すると判定
    し、かつ、該ユーザに状態情報を報知すべき他の1又は
    複数の機器が前記状態であると判定した場合、前記機器
    の状態情報を前記一の機器の報知手段を用いて報知する
    よう構成してあることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の情報報知システム。
  4. 【請求項4】 第1ユーザ及び該第1ユーザに関連付け
    た第2ユーザを記憶する手段と、機器を操作したユーザ
    が第1ユーザであるか否かを判定する手段とを備え、機
    器を操作したユーザが第1ユーザであると判定した場
    合、前記存在判定手段は、前記第1ユーザ又は前記第2
    ユーザが機器の近傍に存在するか否かを判定する手段を
    有し、また、一の機器の近傍に前記第1ユーザ又は前記
    第2ユーザが存在すると判定し、かつ、前記第1ユーザ
    に操作された他の1又は複数の機器が前記状態であると
    判定した場合、前記機器の状態情報を前記一の機器の報
    知手段を用いて報知するよう構成してあることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の情報報知システム。
  5. 【請求項5】 機器と、該機器に関連付けた機器とを記
    憶する機器記憶手段を備え、一の機器の近傍にユーザが
    存在すると判定し、かつ、前記一の機器と関連付けて前
    記機器記憶手段に記憶してある他の1又は複数の機器が
    前記状態であると判定した場合、前記機器の状態情報を
    前記一の機器の報知手段を用いて報知するよう構成して
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報報知
    システム。
  6. 【請求項6】 各機器は、他の機器に対する操作入力を
    受け付ける遠隔操作手段を有し、他の機器の遠隔操作手
    段が受け付けた操作入力に従って動作するよう構成して
    あることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    情報報知システム。
  7. 【請求項7】 各機器は、該機器の状態情報を、該機器
    の報知手段を用いて報知するよう構成してあることを特
    徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の情報報知シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記一の機器の報知手段で前記状態情報
    の報知を開始した時からの経過時間を計測する手段と、
    所定の経過時間が経過したか否かを判定する手段とを備
    え、前記経過時間が経過した場合、前記報知を終了する
    よう構成してあることを特徴とする請求項1乃至7の何
    れかに記載の情報報知システム。
  9. 【請求項9】 各機器は、前記存在判定手段と、前記状
    態判定手段と、他の機器と通信する通信手段とを備え、
    該機器が前記状態であると判定した場合、前記通信手段
    を用いて該機器の状態情報を他の機器へ送信し、該機器
    の近傍にユーザが存在すると判定した場合、前記通信手
    段を介して他の機器から受信した状態情報を、前記報知
    手段を用いて報知するよう構成してあることを特徴とす
    る請求項1乃至8の何れかに記載の情報報知システム。
  10. 【請求項10】 機器の状態を示す状態情報を報知する
    報知手段と、外部と通信する通信手段とを備える機器に
    おいて、 近傍にユーザが存在するか否かを判定する存在判定手段
    と、前記状態がユーザに対して報知すべき状態であるか
    否かを判定する状態判定手段とを備え、前記状態である
    と判定した場合、前記通信手段を用いて状態情報を送信
    し、近傍にユーザが存在すると判定した場合、前記通信
    機器を介して受信した状態情報を、前記報知手段を用い
    て報知するよう構成してあることを特徴とする機器。
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