JP2003189288A - 家庭用機器監視システム及び冷蔵庫監視システム - Google Patents

家庭用機器監視システム及び冷蔵庫監視システム

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JP2003189288A
JP2003189288A JP2001382874A JP2001382874A JP2003189288A JP 2003189288 A JP2003189288 A JP 2003189288A JP 2001382874 A JP2001382874 A JP 2001382874A JP 2001382874 A JP2001382874 A JP 2001382874A JP 2003189288 A JP2003189288 A JP 2003189288A
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control server
television receiver
refrigerator
camera
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JP2001382874A
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English (en)
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Mika Sugimoto
美香 杉本
Hiroshi Tanaka
宏志 田中
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用機器の動作状況を視覚により監視す
る。 【解決手段】 制御サーバは、ホームネットワークを介
して各家庭用機器の稼働状況を収集し(ステップST1
1)、テレビジョン受像機からカメラ映像の要求がある
まで待機する(ステップST12)。制御サーバは、テ
レビジョン受像機からのカメラ映像要求を受信すると、
順番リストの中に次の家庭用機器があるかを判定し(ス
テップST13)、次の家庭用機器が順番リストにある
ときは、次の家庭用機器に対して、カメラ映像の要求を
行う(ステップST14)。そして、カメラ映像を受信
するまで待機する(ステップST15)。制御サーバ
は、オーブンレンジからのカメラ映像を受信すると、こ
のカメラ映像をテレビジョン受像機に送信する(ステッ
プST16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用機器監視シ
ステム及び冷蔵庫監視システムに係り、特に視覚により
冷蔵庫等の家庭用機器の動作状況を監視する家庭用機器
監視システム及び冷蔵庫監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開平
5−328440号公報では、複数の家電品とコンピュ
ータの双方向に情報を送受信する家電品コントロールシ
ステム(以下「従来技術」という。)が提案されてい
る。上記従来技術の各家電品は、初期特性及び動作特性
に関する情報をコンピュータに通知する。上記従来技術
のコンピュータは、家電品の特性情報に基づいて家電品
の状態を監視して、各家電品の特性を関連づけた指令を
発行して、各家電品に指令を通知する。この結果、コン
ピュータは、各家電品の動作状況に応じて各家電品を統
合的に制御する。
【0003】このような従来技術によると、テレビジョ
ン受像機、洗濯機、炊飯器をすべて稼働させて使用電流
値が利用可能電流値を超えた場合には、電源を切っても
元の状態に容易に修復可能なテレビジョン受像機の電源
を切ることによって、洗濯機、炊飯器の電源がオフされ
るのを防止することができる。すなわち、従来技術は、
家電品の状況を電気信号に基づいて検出し、この検出結
果に基づいて家電品を監視している。
【0004】しかし、例えば調理に使用されるオーブン
レンジを監視する場合、電子信号を検出するだけでは実
際の調理状況が分からないため、十分に監視することが
できなかった。つまり、ユーザは、家庭用機器の動作状
態を直接認識していたのではないので、十分に監視する
ことができない問題があった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
提案されたものであり、家庭用機器の動作状況を視覚に
より監視することができる家庭用機器監視システム及び
冷蔵庫監視システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、第1の発明は、操作用スイッチに連動してオン/
オフされて動作状況を撮像する撮像手段を備えた家庭用
機器と、映像を表示する表示装置と、表示要求があった
ときに、前記撮像手段で撮像された映像を前記表示装置
に表示させる制御を行う制御サーバと、を有している。
【0007】家庭用機器は、ネットワークを介して、表
示装置及び制御サーバと接続されている。ここで、家庭
用機器は、オーブンレンジ、電子レンジ、洗濯機等の電
気機器に限らず、ガスレンジ、ガスファンヒーター等の
ガス機器であってもよい。また、家庭用機器は、1つに
限定されず、複数であってもよい。
【0008】操作用スイッチは、電源のオン/オフを切
り替えるものに限らず、その他、扉の開閉を検出するス
イッチ、タイマーを設定するためのスイッチ、動作モー
ドを切り替えるためのスイッチ等、特に限定されない。
撮像手段は、家庭用機器内部の動作状況や、当該家庭用
機器に作用される外部の動作状況を撮像する。
【0009】表示装置は、映像を表示することができれ
ば特に限定されず、例えばCRT(Cathode R
ay Tube)やLCD(Liquid Cryst
alDisplay)であってもよい。
【0010】制御サーバは、表示要求があったときに、
前記撮像手段で撮像された映像を表示装置に送信する。
そして、表示装置は、制御サーバからの映像を受信する
と、家庭用機器の動作状況の映像を表示する。
【0011】これにより、第1の発明によれば、ユーザ
は家庭用機器の側にいなくても、表示装置の映像を見て
いれば、操作用スイッチが操作されたときの家庭用機器
の動作状況を視覚により監視することができる。
【0012】第2の発明は、扉が閉められる直前に内部
状況を撮像する撮像手段を備えた冷蔵庫と、映像を表示
する表示装置と、表示要求があったときに、前記撮像手
段で撮像された映像を前記表示装置に表示させる制御を
行う制御サーバと、を有している。
【0013】冷蔵庫は、ネットワークを介して、表示装
置及び制御サーバと接続され、また1つに限らず、複数
あってもよい。撮像手段は、扉が閉められる直前の庫内
の内部状況を撮像する。ここで、扉が閉められる直前の
庫内の内部状況を撮像するのは、扉が閉められる直前ま
では庫内がライトによって明るくなっており、また、扉
が閉められた後は冷蔵庫内の状況が変化しないからであ
る。
【0014】表示装置は、映像を表示することができれ
ば特に限定されず、例えばCRTやLCDであってもよ
い。制御サーバは、表示要求があったときに、前記撮像
手段で撮像された映像を表示装置に送信する。そして、
表示装置は、制御サーバからの映像を受信すると、冷蔵
庫内の状況の映像を表示する。
【0015】これにより、第2の発明によれば、冷蔵庫
の側にいなくても、表示装置の映像を見ていれば、冷蔵
庫の最新の内部状況を視覚により監視することができ
る。
【0016】ここで、第1及び第2の発明において、前
記表示装置は、テレビジョン受像機であり、テレビジョ
ン放送による映像と、前記撮像手段で撮像された映像
と、を表示してもよい。これにより、テレビジョン放送
の映像を見ながら、家庭用機器の動作状況を視覚により
監視することができる。
【0017】また、第1の発明において、前記家庭用機
器は、冷蔵庫であり、前記スイッチは冷蔵庫の扉の開閉
に連動して切り替えを行うものでもよい。これにより、
冷蔵庫の扉が開いて庫内がライトによって照らされたと
きに、冷蔵庫内部の状況を視覚により監視することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係る家庭用
機器監視システム1の構成を示すブロック図である。
【0020】家庭用機器監視システム1は、ホームネッ
トワーク5を介して複数の家庭用機器を接続して統合的
に制御するものであり、オーブンレンジ11と、風呂湯
沸かし器12と、魚焼きグリル13と、冷蔵庫14と、
監視カメラ15と、テレビジョン受像機16と、制御サ
ーバ17と、を備えている。ここで、監視カメラ15
は、例えば玄関の外や自宅駐車場に設置され、自宅の出
入り口周辺を監視するカメラである。
【0021】なお、ホームネットワーク5は、エコーネ
ット、ブルートゥース、無線LAN等のいずれであって
もよく、特に限定されるものではない。また、家庭用機
器としては、上述したのものに限定されず、その他、洗
濯機やガスレンジ等であってもよい。
【0022】図2は、オーブンレンジ11の概略的な構
成を示す正面図である。
【0023】オーブンレンジ11は、箱形の加熱室21
の内側上部に設けられた上部ヒータ22と、加熱室21
の内側下部に設けられた下部ヒータ23a,23bと、
加熱室21の内側上部であって上部ヒータ22から離れ
た位置に設けられた室内温度センサ24と、を備えてい
る。
【0024】下部ヒータ23a,23bの間には受け台
25が設置されている。受け台25上にはターンテーブ
ル26が配置されている。また、受け台25は、重量セ
ンサ27によって支持されている。したがって、ターン
テーブル26上に物が載せられると、重量センサ27は
その重さを計測することができる。
【0025】また、オーブンレンジ11は、加熱室21
の内側が覗ける透明状の開閉扉(図示せず)を備えてい
る。オーブンレンジ11の正面は、表示部28、タイマ
ダイヤル29、操作部30が設けられている。
【0026】さらに、加熱室21の内部には、調理状態
を撮像するカメラ31が設けられている。カメラ31
は、各ヒータ22,23a,23bの放射熱から保護す
るための防熱ガラス35に覆われている。
【0027】図3は、オーブンレンジ11の機能的な構
成を示すブロック図である。
【0028】オーブンレンジ11は、室内温度センサ2
4と、重量センサ27と、表示部28と、調理時間の設
定を行うタイマダイヤル29と、加熱調理の手順を設定
する操作部30と、加熱室21内を撮像するカメラ31
と、タイマダイヤル29で設定された調理時間を計時す
るタイマ32と、ヒータ22,23a,23bの加熱制
御を行うヒータ制御部33と、全体動作を制御するマイ
クロコンピュータ34と、制御サーバ17との間でデー
タの送受信を行う入出力ポート35と、を備えている。
【0029】このような構成のオーブンレンジ11は、
操作部30の操作設定と重量センサ27が計測した重量
とから、ヒータ22,23a,23bの加熱時間を設定
し、ヒータ制御部33を介してヒータ22,23a,2
3bにより料理の加熱を行う。
【0030】カメラ31は、タイマダイヤル29が操作
されてタイマ32が調理時間の計時を開始すると、加熱
室21内に配置された料理を撮像し、この映像をマイク
ロコンピュータ34に供給する。そして、カメラ31
は、タイマ32が調理時間の計時を終了すると撮像を終
了する。
【0031】なお、図示しないが、風呂湯沸かし器1
2、魚焼きグリル13もそれぞれカメラを有している。
例えば、風呂湯沸かし器12のカメラは、バスユニット
の湯量が分かる位置に設置され、バスユニットを撮像す
るようになっている。魚焼きグリル13のカメラは、魚
の焼き具合が分かる位置に設置され、魚焼きグリル13
内に入れられた魚を撮像するようになっている。
【0032】図4は、冷蔵庫14の構成を示すブロック
図である。
【0033】冷蔵庫14は、冷凍室の温度を検出する冷
凍室温度センサ41と、冷蔵室の温度を検出する冷蔵室
温度センサ42と、冷凍室温度センサ41及び冷蔵室温
度センサ42の検出出力を電気信号として出力する庫内
温度検出回路43と、温度検出回路43で検出された温
度に基づいて各回路を制御するマイクロコンピュータ4
4と、を備えている。
【0034】さらに、冷蔵庫14は、コンプレッサ45
と、冷却ファン46と、電動ダンパ47と、ホームネッ
トワーク5を介してデータの入出力を行う入出力ポート
48と、図示しないドアに連動して押下されたり解除さ
れるドアスイッチ49と、ドアスイッチ49が押下され
たときに消灯し、押下が解除されたときに点灯して庫内
を光で照らすライト50と、庫内の様子を撮像するカメ
ラ51と、を備えている。
【0035】マイクロコンピュータ44は、温度検出回
路43で検出された温度と図示しないメモリに記憶され
ている基準温度とを比較し、温度検出回路43で検出さ
れた温度が基準温度より低くなると、コンプレッサ45
及び冷却ファン46を駆動させる。そして、マイクロコ
ンピュータ44は、電動ダンパ47を開することによ
り、冷蔵室に冷却空気を送り込むことができる。このよ
うに、マイクロコンピュータ44は、冷蔵室や冷凍室が
予め設定された基準温度になるように、コンプレッサ4
5、冷却ファン46及び電動ダンパ47を制御してい
る。
【0036】また、マイクロコンピュータ44は、入出
力ポート48を介して、制御サーバ17から冷凍室や冷
蔵室の温度設定値を受信し、受信した温度設定値になる
ように、コンプレッサ45、冷却ファン46、電動ダン
パ47を制御する。
【0037】さらに、マイクロコンピュータ44は、扉
が閉められる直前の庫内の映像を得ることができる。マ
イクロコンピュータ44は、具体的には、ドアスイッチ
49が押圧されたことを検出すると、カメラ51を駆動
させる。そして、カメラ51で撮像された庫内の映像を
保存し、その後ライト50を消灯させる。なお、ユーザ
は図示しない操作装置を操作して、遠隔操作によってラ
イト50を点灯させて、カメラ51に庫内の映像を撮像
させてもよい。
【0038】テレビジョン受像機16は、後述するリモ
ートコントローラ60によって、テレビジョン放送の受
信チャンネルが選択されたり、その他の所定の設定が行
われる。
【0039】図5は、テレビジョン受像機16のリモー
トコントローラ60の正面図である。リモートコントロ
ーラ60は、テレビジョン受像機16の電源のオン/オ
フを行うための電源ボタン61と、1チャンネルから1
2チャンネルまでのボタンがあるチャンネルボタンエリ
ア62と、各家庭用機器からのカメラ映像を要求するカ
メラ映像要求ボタン63と、家庭用機器に対して所定の
設定を行うためのF1ボタン64、F2ボタン65及び
F3ボタン66と、を有している。
【0040】なお、F1ボタン64、F2ボタン65及
びF3ボタン66は、予め定められた設定を行うボタン
ではなく、家庭用機器の種類に応じて異なる設定が割り
当てられる。
【0041】テレビジョン受像機16は、リモートコン
トローラ60のカメラ映像要求ボタン63が押下された
ことを検出すると、制御サーバ17に対して家庭用機器
のカメラ映像を要求する。また、テレビジョン受像機1
6は、制御サーバ17が送信したカメラ映像を受信する
と、このカメラ映像をサブ画面に表示する。テレビジョ
ン受像機16は、再びカメラ映像要求ボタン63が押下
されたことを検出すると、制御サーバ17に対して他の
家庭用機器のカメラ映像を要求する。したがって、カメ
ラ映像要求ボタン63が押下される毎に、テレビジョン
受像機16は異なる家庭用機器のカメラ映像を表示す
る。
【0042】図6は、制御サーバ17の構成を示すブロ
ック図である。
【0043】制御サーバ17は、ホームネットワーク5
を介して各家庭用機器との間でデータの送受信を行う入
出力ポート71と、ワークエリアとしてデータを一時格
納するRAM72と、データベースの構築や更新等の処
理を制御するCPU73と、CPU73の制御プログラ
ムを記憶するROM74と、所定のアプリケーションプ
ログラムや順番リスト等を保存するハードディスクドラ
イブ75と、を備えている。ここで、順番リストは、テ
レビジョン受像機16のサブ画面に表示するカメラ映像
の順番を示すリストである。
【0044】図7は、順番リストの構成を示す図であ
る。この順番リストは、本実施の形態では、サブ画面の
映像を6段階に切り替えて表示する順番を示している。
具体的には、オーブンレンジ11、風呂湯沸かし器1
2、魚焼きグリル13、冷蔵庫14、監視カメラ15か
らのカメラ映像をサブ画面に順次表示し、その後サブ画
面を消去、再びオーブンレンジ11、風呂湯沸かし器1
2、…のカメラ映像を表示する順番を示している。
【0045】以上のように構成された家庭用機器監視シ
ステム1において、家庭用機器、テレビジョン受像機1
6及び制御サーバ17は次のように動作する。なお、こ
こでは家庭用機器の一例としてオーブンレンジ11を挙
げて説明する。
【0046】図8は、制御サーバ17の処理手順を示す
フローチャートである。図9は、オーブンレンジ11の
処理手順を示すフローチャートである。図10は、テレ
ビジョン受像機16の処理手順を示すフローチャートで
ある。ここでは、制御サーバ17の処理手順については
10番台の符号、オーブンレンジ11の処理手順につい
ては20番台の符号、テレビジョン受像機16の処理手
順については30番台の符号を用いて説明する。
【0047】制御サーバ17は、ホームネットワーク5
を介して各家庭用機器の稼働状況を収集する(ステップ
ST11)。なお、制御サーバ17は、常時稼働状況の
収集を行っており、テレビジョン受像機16からカメラ
映像の要求があるまでこの状態のまま待機する(ステッ
プST12)。
【0048】オーブンレンジ11は、制御サーバ17か
らの稼働状況の要求に応じて、ホームネットワーク5を
介して現在の稼働状況を制御サーバ17に応答する(ス
テップST21)。そして、制御サーバ17からカメラ
映像の要求があるまでこの状態のまま待機する(ステッ
プST22)。
【0049】一方、テレビジョン受像機16は、テレビ
ジョン放送の映像を表示し、リモートコントローラ60
のカメラ映像要求ボタン63が押下されるまで、この状
態のまま待機する(ステップST31)。そして、テレ
ビジョン受像機16は、カメラ映像要求ボタン63が押
下されたことを検出すると、制御サーバ17に対してカ
メラ映像の要求を行う(ステップST32)。その後、
カメラ映像を受信するまで待機する(ステップST3
3)。
【0050】制御サーバ17は、テレビジョン受像機1
6からのカメラ映像要求を受信すると、順番リストの中
に次の家庭用機器があるかを判定する(ステップST1
3)。例えば、前回魚焼きグリル13のカメラ映像を取
り扱った場合、順番リストによると次の家庭用機器は冷
蔵庫14であるので、制御サーバ17は順番リストの中
に次の家庭用機器があると判定する。また、前回監視カ
メラ15のカメラ映像を取り扱った場合、順番リストに
よると次の家庭用機器はないので、制御サーバ17は順
番リストの中に次の家庭用機器がないと判定する。
【0051】制御サーバ17は、次の家庭用機器が順番
リストにないときはリターンして、再びステップST1
1以下の処理を実行する。このとき、テレビジョン受像
機16は、サブ画面を消去して(ステップST36)、
テレビジョン放送の映像のみを表示する。
【0052】一方、制御サーバ17は、次の家庭用機器
が順番リストにあるときは、次の家庭用機器(例えば、
オーブンレンジ11)に対してカメラ映像の要求を行う
(ステップST14)。そして、カメラ映像を受信する
まで待機する(ステップST15)。
【0053】オーブンレンジ11は、制御サーバ17か
らのカメラ映像の要求を受信すると、カメラ31で撮像
された映像を制御サーバ17に送信する(ステップST
23)。
【0054】制御サーバ17は、オーブンレンジ11か
らのカメラ映像を受信すると、このカメラ映像をテレビ
ジョン受像機16に送信する(ステップST16)。
【0055】テレビジョン受像機16は、制御サーバ1
7からのカメラ映像を受信すると、メイン画面にテレビ
ジョン放送の映像を表示すると共に、サブ画面にカメラ
映像を表示する(ステップST34)。
【0056】図11は、テレビジョン受像機16のメイ
ン画面81及びサブ画面82を示す図である。サブ画面
82の枠の色は例えば赤やピンク等の暖色系になってお
り、サブ画面82に表示されるカメラ映像を目立たせて
いる。
【0057】ここで、テレビジョン受像機16は、時間
経過と共にサブ画面82の表示枠を暖色系に変えてもよ
い。また、テレビジョン受像機16は、時間経過と共に
サブ画面82の表示領域を大きくしたり、時間経過と共
にサブ画面82の解像度を高くしてもよい。さらに、テ
レビジョン受像機16は、最初は所定時間おきにサブ画
面82を表示して、調理時間が終わりに近づくとサブ画
面82を連続的に表示してもよい。これにより、ユーザ
は、調理時間が終わりに近づくことを認識することがで
きるので、更に注意してオーブンレンジ11内の状況を
監視することができる。
【0058】また、サブ画面82は、家庭用機器に所定
の設定を行うための1以上のボタンを有しており、例え
ばオーブンレンジ11の場合では取消ボタン83を設け
ている。なお、取消ボタン83は、リモートコントロー
ラ60のF1ボタン64に対応している。
【0059】例えば、オーブンレンジ11が料理を加熱
している場合に、ユーザがF1ボタン64を押下する
と、テレビジョン受像機16は動作停止要求を制御サー
バ17を介してオーブンレンジ11に送信する。そし
て、オーブンレンジ11は、動作停止要求を受信する
と、加熱動作を終了する。
【0060】このように、ユーザは、オーブンレンジ1
1に側にいなくても、テレビジョン受像機16の映像を
見ていれば、オーブンレンジ11の調理具合を視覚によ
り監視することができ、更にリモートコントローラ60
を用いてオーブンレンジ11の動作を制御することがで
きる。
【0061】なお、サブ画面82に表示されるボタンは
1つに限定されるものではなく、家庭用機器の種類に応
じて複数設けてもよい。さらに、本実施の形態では、サ
ブ画面82に表示されるボタンを操作するために、リモ
ートコントローラ60のF1ボタン64を押下する場合
を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例え
ば、テレビジョン受像機16の表示部がいわゆるタッチ
パネルで構成されている場合は、ユーザはサブ画面82
に表示されるボタンを直接手で触れてもよい。
【0062】つぎに、テレビジョン受像機16は、次の
家庭用機器に関するカメラ映像の要求があったかを判定
する(ステップST35)。具体的には、再びカメラ映
像要求ボタン63が押下されたかを判定する。そして、
カメラ映像要求ボタンが押下されたとき(次のカメラ映
像の要求があったとき)は、制御サーバ17に対して再
びカメラ映像の要求を行い(ステップST32)、ステ
ップST33以下の処理を実行する。
【0063】このとき、制御サーバ17は、ステップS
T12以下の処理を実行する。したがって、制御サーバ
17は、テレビジョン受像機16からカメラ映像の要求
がある毎に、順番リストに従って次の家庭用機器を選択
し、選択した家庭用機器に対してカメラ映像の要求を行
うので、各家庭用機器のカメラ映像を切り替えることが
できる。
【0064】また、テレビジョン受像機16は、カメラ
映像要求ボタン63が押下されたかったとき(次のカメ
ラ映像の要求がなかったとき)は、一定時間経過したか
を判定する(ステップST36)。そして、一定時間経
過していないときはステップST35に戻り、一定時間
経過したときは所定の条件を満たすかを判定する(ステ
ップST37)。ここで、所定の条件とは、例えば、ユ
ーザが所定のボタンを押下した場合や、ステップST3
1からステップST36までの処理を所定回数行った場
合等があり、特に限定されるものではない。
【0065】テレビジョン受像機16は、所定の条件を
満たしていないと判定したときはステップST31に戻
り、再びステップST31からステップST37までの
処理を実行する。一方、所定の条件を満たしていると判
定したときは、サブ画面82を消去して、メイン画面8
1のテレビジョン放送の映像のみを表示する(ステップ
ST38)。そして、リターンして再びステップST3
1以下の処理を実行する。
【0066】以上のように、本実施の形態に係る家庭用
機器監視システム1は、リモートコントローラ60のカ
メラ映像要求ボタン63が押下される毎に、サブ画面8
2にオーブンレンジ11、風呂湯沸かし器12、魚焼き
グリル13、冷蔵庫14、監視カメラ15からのカメラ
映像を表示することができる。この結果、ユーザは、家
庭用機器の側にいることなく、テレビジョン受像機16
の映像を見ているだけで、家庭用機器の動作状態を視覚
により監視することができる。
【0067】なお、本実施の形態では、複数の家庭用機
器の動作状態をそれぞれ所定の順番でサブ画面82に表
示する場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば、サブ画面82に1つの家庭
用機器の動作状態を表示してもよい。以下では、家庭用
機器として冷蔵庫14を例に挙げて説明する。
【0068】冷蔵庫14は、ドアスイッチ49が押圧さ
れたことを検出すると、カメラ51で撮像された庫内の
映像を保存し、その後ライト50を消灯させる。そし
て、カメラ51で撮像された庫内のカメラ映像を、ホー
ムネットワーク5を介して制御サーバ17に送信する。
【0069】制御サーバ17は、冷蔵庫14からのカメ
ラ映像を受信すると、このカメラ映像をテレビジョン受
像機16に送信する。そして、テレビジョン受像機16
は、制御サーバ17からのカメラ映像を受信すると、メ
イン画面81にテレビジョン放送の映像を表示すると共
に、サブ画面82に各家庭用機器からのカメラ映像を表
示する。
【0070】この結果、ユーザは、冷蔵庫14の側にい
なくても、テレビジョン受像機16の映像を見ているだ
けで、冷蔵庫14の最新の内部状況を視覚により監視す
ることができる。
【0071】また、風呂湯沸かし器12は、図示しない
お湯張り用のスイッチが押下されたときに、カメラ映像
を制御サーバ17に送信すればよい。魚焼きグリル13
は、図示しない魚焼きを開始スイッチが押下されたとき
に、カメラ映像を制御サーバ17に送信すればよい。
【0072】このとき、制御サーバ17は、風呂湯沸か
し器12や魚焼きグリル13のカメラ映像を受信した場
合には、これらのカメラ映像をテレビジョン受像機16
に送信する。この結果、ユーザは、各家庭用機器の側に
いなくても、テレビジョン受像機16の映像を見なが
ら、バスユニットのお湯の張り具合や、魚焼きグリル1
3内の魚の焼き具合を視覚により監視することができ
る。
【0073】なお、上述した実施の形態では、ユーザが
カメラ映像要求ボタン63を押圧する毎に、サブ画面8
2のカメラ映像が順番リストに従って切り替えられた
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
ユーザがカメラ映像要求ボタン63を押圧しなくても、
サブ画面82のカメラ映像を自動的に切り替えてもよい
のは勿論である。
【0074】
【発明の効果】本発明に係る家庭用機器監視システム
は、操作用スイッチに連動してオン/オフされて動作状
況を撮像する撮像手段を備えた家庭用機器について、表
示要求があったときに撮像手段で撮像された映像を表示
装置に表示させる制御を行うことによって、家庭用機器
の側にいなくても、表示装置の映像を見ていれば、操作
用スイッチが操作されたときの家庭用機器の動作状況を
視覚により監視することができる。
【0075】また、本発明に係る冷蔵庫監視システム
は、扉が閉められる直前に内部状況を撮像する撮像手段
を備えた冷蔵庫について、表示要求があったときに撮像
手段で撮像された映像を表示装置に表示させる制御を行
うことによって、冷蔵庫の側にいなくても、表示装置の
映像を見ていれば、冷蔵庫の最新の内部状況を視覚によ
り監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る家庭用機器監視シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】オーブンレンジの概略的な構成を示す正面図で
ある。
【図3】オーブンレンジの機能的な構成を示すブロック
図である。
【図4】冷蔵庫の構成を示すブロック図である。
【図5】テレビジョン受像機のリモートコントローラの
正面図である。
【図6】制御サーバの構成を示すブロック図である。
【図7】順番リストの構成を示す図である。
【図8】制御サーバの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】オーブンレンジの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図10】テレビジョン受像機の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】テレビジョン受像機のメイン画面及びサブ画
面を示す図である。
【符号の説明】
1 家庭用機器監視システム 11 オーブンレンジ 12 風呂湯沸かし器 13 魚焼きグリル 14 冷蔵庫 15 監視カメラ 16 テレビジョン受像機 17 制御サーバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作用スイッチに連動してオン/オフさ
    れて動作状況を撮像する撮像手段を備えた家庭用機器
    と、 映像を表示する表示装置と、 表示要求があったときに、前記撮像手段で撮像された映
    像を前記表示装置に表示させる制御を行う制御サーバ
    と、 を有する家庭用機器監視システム。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、テレビジョン受像機で
    あり、テレビジョン放送による映像と、前記撮像手段で
    撮像された映像と、を表示することを特徴とする請求項
    1記載の家庭用機器監視システム。
  3. 【請求項3】 扉が閉められる直前に内部状況を撮像す
    る撮像手段を備えた冷蔵庫と、 映像を表示する表示装置と、 表示要求があったときに、前記撮像手段で撮像された映
    像を前記表示装置に表示させる制御を行う制御サーバ
    と、 を有する冷蔵庫監視システム。
  4. 【請求項4】 前記表示装置は、テレビジョン受像機で
    あり、テレビジョン放送による映像と、前記撮像手段で
    撮像された映像と、を表示することを特徴とする請求項
    3記載の冷蔵庫監視システム。
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