JP2016012214A - 提供装置、貯蔵庫およびサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メーカーや流通業者にとって、消費者によって購買された商品がどのように利用されているか、購買後の消費者の行動に基づいた施策を可能とする技術を提供する。【解決手段】提供装置10は、補完品80を消費して商品価値提供機能を発揮する。提供装置10は、提供装置10とともに使用される補完品80の設置を受け付けて、補完品80の消費状況を管理して商品価値提供機能を発揮し、補完品が消費された場合に、補完品が消費されたことを示す情報を消費履歴情報163としてサーバ20へ送信する。サーバ20は、各消費者の製品の消費状況に応じて、広告や再購入を促す情報、他の製品を推薦する情報などを含む購買促進情報を提供装置10へ送信する。消費者は、例えばリテール業者等と契約することで、製品の消費を送信して、ストックを意識することなくリテール事業者から製品の供給を受けることができる。【選択図】図2

Description

本開示は、消費対象物が格納された補完品を消費することで商品価値を提供する提供装置、および、消費財などの収納物を貯蔵する貯蔵庫に関し、消費物の購買や流通などの消費行動を管理するための技術に関する。
近年、情報通信技術の発展に伴って、EC(Electronic Commerce)サイトが多数登場してきている。大規模なオンラインストアや宅配スーパー事業者などが登場することで、消費者による購買行動にも変化が生じてきている。例えば、オンラインストアは、生活用品、家電製品、書籍、音楽、映画など幅広い商品のラインナップを提供し、ユーザが購買した製品を速やかに届ける流通網を形成することでユーザの利便性を高めている。オンラインストアは、ユーザが購買した商品の履歴を記録しており、レコメンド技術により、ユーザが関心を持つ可能性がある商品を抽出し、これら商品の情報をユーザに提供してユーザの消費行動を促している。
ユーザの消費行動を支援するため、様々な技術が検討されている。特開2007−11877号公報は、ユーザが必要な品の一覧を覚えておく必要がなく、その必要な品に対して消費状況の確認をする手間を省き、ユーザの労力および時間の効率をよくする技術を記載している。
特開2007−11877号公報
また、商品の流通の形態として、製品を製造するメーカーがオンラインショップを運営し、最終消費者がメーカーと直接取引をすることも増えつつある。メーカーにとっては、中間流通を省くことで利益の向上につながり、消費者との接点が増える等の利点があり、最終消費者にとっても、所望の製品について、メーカーから製品の情報を適宜受け取る機会が増えることとなる。例えば、コーヒーメーカーやボトルサーバなど、メーカーが耐久消費財を提供するとともに、耐久消費財に設置する補完品(コーヒーメーカーに設置する、挽き豆を封入した容器や、ボトルサーバに設置する、水を充てんした容器などがある)もメーカーが提供することがある。メーカーは、耐久消費財についての情報を提供するとともに、補完品を消費者に販売するためのウェブサイトを運営し、ウェブサイトを通じて消費者の購買注文を受け付ける。
このように、メーカーは、消費者がどのような商品を購買しているかをデータとして蓄積している。しかし、購買された商品を消費者がどのように利用しているか、購買後の消費者の行動を容易に知ることができないという課題がある。そのため、購買後の行動に応じて、消費者に対して購買を促す情報を提供するための技術が必要とされている。
一実施形態に従う提供装置は、消費対象物が格納された補完品を消費して商品価値提供機能を発揮するものである。提供装置は、外部の通信機器と通信するための通信部と、提供装置とともに使用される補完品の設置を受け付ける設置受付部と、提供装置の動作を制御するための制御部とを備える。制御部は、設置受付部に設置された補完品に格納される消費対象物の消費状況を管理して商品価値提供機能を発揮する管理部と、商品価値提供機能の発揮により補完品が消費された場合に、補完品が消費されたことを、通信部により外部の通信機器へ送信する通信制御部を含む。
別の実施形態に従うと、複数種類の不特定の収納物を貯蔵可能な貯蔵庫が提供される。この貯蔵庫は、外部の通信機器と通信するための通信部と、ディスプレイと、収納物を格納するための収納棚と、貯蔵庫の動作を制御するための制御部とを備える。制御部は、収納物のデータベースを参照することにより、収納棚に格納される収納物を識別する収納物識別部と、収納棚に格納される収納物それぞれを収納物識別部により識別し、その識別結果をディスプレイに表示させる表示制御部と、収納棚に格納される収納物をユーザが選択する操作を受け付ける受付処理部と、ユーザが収納物を選択した場合に、選択にかかる収納物を、ユーザが取り出し可能に収納棚から排出する排出処理部と、ユーザの選択により排出される収納物の識別情報を通信部により外部の通信機器へ送信する通信制御部とを含む。
一実施形態に従う提供装置によると、消費者によって補完品が消費されたことが、例えばサーバ等の外部の通信機器へ送信される。そのため、サーバ等の外部の通信機器において、補完品が消費されたタイミングを検知することができ、消費者が補完品を購買した後に消費に至る行動(例えば、購買から消費までの期間、消費される個数など)を分析することができる。これにより、例えば補完品を製造販売するメーカー、補完品を流通させる流通業者などにとっては、消費者が補完品を購買してから消費に至るまでの行動に応じて広告を配信したり、消費者が補完品を消費したタイミングで、補完品の購買を促すメッセージを送信するなどの施策を行うことができる。
また、一実施形態に従う貯蔵庫によると、消費者が選択した収納物の識別情報が、例えばサーバ等の外部の通信機器へ送信される。そのため、サーバ等の外部の通信機器において、貯蔵庫に収納物が格納されてから消費者によって選択されるまでの行動を分析する(例えば、ユーザによって選択される機会が多い収納物は何か等の、消費者の消費行動)ことができる。これにより、収納物を製造するメーカー、収納物を流通させる流通業者などにとっては、例えば消費者によって選択される収納物の傾向を分析して、消費者に広告を配信したり、選択される収納物の傾向に応じて他の物品の購買を促すメッセージを消費者に送信するなどの施策を行うことができる。
また、例えば、消費者が事前にリテール事業者等と契約しておくことにより、消費された製品が自動的にリテール事業者によって消費者に配送されるようにすることもでき、消費者にとっては、ストック切れなどの事態を回避することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施の形態1の消費状況管理システム1の構成を示す図である。 提供装置10の構成を示すブロック図である。 サーバ20の構成を示すブロック図である。 消費履歴情報163のデータ構造と、消費履歴管理情報263のデータ構造とを示す図である。 提供装置10が、商品価値提供機能の発揮により補完品80が消費された場合に、補完品80が消費されたことを示す消費履歴情報163をサーバ20へ送信し、サーバ20において消費履歴管理情報263を更新する処理を示すフローチャートである。 サーバ20が、消費履歴管理情報263に示される各消費者の消費行動に基づいて、それぞれの消費者に対し、購買を促進するための購買促進情報を生成し、生成した情報を提供装置10へ送信する処理を示すフローチャートである。 サーバ20から提供装置10または無線通信端末93等の装置へ送信される購買促進情報の表示の例を示す図である。 実施の形態2の消費状況管理システム2の構成を示す図である。 貯蔵庫11の構成を示す図である。 収納庫108に収納規制部108Aを設けることで、消費者による収納物の投入方法を一定程度規制する例を示す図である。 実施の形態2のサーバ20の構成を示す図である。 貯蔵庫11が、消費者による収納物の選択を受け付けて、消費者が選択した収納物を示す情報を、消費者の消費行動を示すものとしてサーバ20へ送信し、サーバ20において消費履歴管理情報263を更新する処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1の消費状況管理システム1の構成を示す図である。図1に示すように、消費状況管理システム1は、提供装置10と、サーバ20とを含む。ネットワーク90に、ブロードバンドルータ91、無線基地局92、サーバ20等の各装置が接続されている。
提供装置10は、補完品とともに使用されて、提供装置10の商品価値提供機能を発揮する装置である。補完品には、提供装置10の機能の発揮に伴って消費される消費対象物が格納される。具体的に説明すると、提供装置10は、例えば、コーヒーメーカー10A、ウォーターサーバー10B、ペーパー収納箱10Cなどの装置である。提供装置としてのコーヒーメーカー10Aは、消費対象物を挽き豆とし、挽き豆が封入されたカプセル状の容器を補完品として消費する。コーヒーメーカー10Aの商品価値提供機能とは、コーヒーを消費者に提供する機能をいう。コーヒーメーカー10Aは、コーヒーメーカー10Aとともに使用される補完品であるカプセル状の容器の設置を受け付けて、カプセル状の容器に対し、ノズル等を突き刺して容器内に熱湯を供給する。このカプセル状の容器は、一面がフィルタとしての役割を発揮するよう構成されている。コーヒーメーカー10Aは、消費者によって補完品の設置がなされると、カプセル状の容器の内部に熱湯を供給する。これにより、コーヒーメーカー10Aは、容器のフィルタを通過したコーヒーを消費者に提供する。
また、提供装置としてのウォーターサーバー10Bは、消費対象物を飲用水とし、飲用水が充てんされたボトリング容器を補完品として消費する。ウォーターサーバー10Bの商品価値提供機能とは、ボトリングされた飲用水を、消費者に提供する機能をいう。ウォーターサーバー10Bは、ウォーターサーバー10Bとともに使用される補完品であるボトリング容器の設置を受け付けて、消費者の操作に応じてボトリング容器内の飲用水を供出する。これにより、ウォーターサーバー10Bは、飲用水を消費者に提供する。
また、提供装置としてのペーパー収納箱10Cは、消費対象物を紙(トイレットペーパー、プリント用紙その他の紙)とし、紙が搬送可能に包装された補完品を消費する。なお、ペーパー収納箱10Cの使用時には、包装から取り出した紙そのものをペーパー収納箱10Cに設置する。ペーパー収納箱10Cの商品価値提供機能とは、紙を消費者に提供する機能をいい、例えばトイレに設置されるトイレットペーパーを、消費者の用に応じて供給する。また、ペーパー収納箱10Cが、プリンタ内部の紙の収容部分である場合、ペーパー収納箱10Cの商品提供機能とは、紙をプリント用に供給することをいう。
補完品とともに使用されることで商品価値提供機能を発揮する装置の例は、この他にも、コピー機(提供装置)とトナーまたはインク(補完品)、ビールサーバー(提供装置)と樽(補完品)、ヒゲ剃りの把持部分(提供装置)と替え刃(補完品)、アロマディフューザー(提供装置)とアロマオイル(補完品)、浄水器(提供装置)と浄水用フィルタ(補完品)、自動給餌器(提供装置)とエサ(補完品)、分包機(提供装置)と散剤・薬剤(補完品)など様々なものがある。
提供装置10とともに使用される補完品は、例えば、提供装置10のメーカーが運営する購買用のウェブサイト、または、補完品を取り扱う流通業者によって消費者からの購買注文を受け付けて、注文内容に従って消費者に配送される。したがって、購買注文を受け付けたメーカーまたは流通業者は、消費者が購買した補完品、補完品を購買した数、購買した日時等の情報を記録して、ウェブ広告やダイレクトメールを送付する等の販売施策を実行することができる。
ここで、消費者が補完品を購買した後に、いつ補完品を消費するか、どの補完品を消費するか等の、消費者による補完品の消費に関する情報があると、補完品を製造販売するメーカーまたは補完品を流通させる流通業者などにとっては、消費行動に応じた様々な販売施策を実行することができる。
例えば、メーカーまたは流通業者にとっては、消費者が補完品を購買してから消費に至るまでの行動に応じて広告を配信する、消費者が補完品を消費したタイミングで補完品の購買を促すメッセージを消費者へ送信する、消費者が消費した補完品の再購入を促す、消費者が消費した補完品に関連する他の商品の購入を消費者に勧める等の様々なマーケティング活動を行うことができる。
本実施形態の提供装置は、図1に示すように、サーバ20等の外部の通信機器と通信する機能を有している。提供装置が商品価値提供機能を発揮して補完品が消費された場合に、提供装置は、補完品が消費されたこと、および、消費された補完品の識別情報など消費の履歴を示す消費履歴情報を、外部の通信機器(例えば、サーバ20)へ送信する。これにより、外部の通信機器において、消費者による補完品の消費行動に関する情報を蓄積することができ、メーカーや流通業者は、補完品の消費行動に応じた様々なマーケティング活動をすることができる。例えば、サーバ20から、補完品の消費行動に応じて提供装置10や無線通信端末93などの装置に、広告など消費者の購買を促進させる情報(購買促進情報)を配信することで、提供装置10によって購買促進情報を報知させたり、ペーパー収納箱10Cと通信する無線通信端末93によって購買促進情報を表示させることができる。
また、消費者にとっても、例えば、事前にリテール事業者等と契約しておくことにより、消費したことをリテール事業者に容易に通知することができ、消費された補完品が自動的にリテール事業者によって消費者に配送されるようにすることもでき、消費者にとっては、ストック切れなどの事態を回避することができる。
図1の例では、コーヒーメーカー10Aとウォーターサーバー10Bとはブロードバンドルータ91と無線通信可能に接続されており、ブロードバンドルータ91を介してサーバ20と通信可能に接続されている。
ペーパー収納箱10Cは、無線通信端末93と、例えばBluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)規格などに従って無線通信可能に接続されている。無線通信端末93は、例えばスマートフォン、タブレットおよびモバイルルータなどの無線通信機器であり、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、およびWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの規格に従って、無線基地局92と無線通信する。ペーパー収納箱10Cは、無線通信端末93を介してサーバ20と通信可能に接続されている。
サーバ20は、提供装置10のアクセスを受け付けており、例えばメーカーや流通業者によって運営され、提供装置10の補完品の購買注文を受け付けるウェブサイトを管理するためのサーバとして機能する。
<構成>
図2と図3とを参照して、消費状況管理システム1に含まれる提供装置10およびサーバ20の構成を説明する。
図2は、提供装置10の構成を示すブロック図である。図2を参照して、提供装置10は、アンテナ101と、無線通信部102と、入力操作受付部103と、報知部104と、補完品設置受付部105と、記憶部106と、制御部107とを含む。報知部104は、ディスプレイ141と、スピーカ142と、発光部143とを含む。
アンテナ101は、提供装置10が発する信号を電波として空間へ放射する。また、アンテナ101は、空間から電波を受信して受信信号を無線通信部102へ与える。無線通信部102は、提供装置10が他の通信機器と通信するため、アンテナ101等を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。無線通信部102は、チューナー、高周波回路などを含む無線通信用の通信モジュールであり、提供装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部107へ与える。入力操作受付部103は、消費者の入力操作を受け付けるための部材であり、例えばボタンなどにより実現される。入力操作受付部103は、例えば、提供装置10が補完品80を使用して商品価値提供機能を発揮させるための入力操作を消費者から受け付ける。
報知部104は、消費者に様々な情報を報知する機能を有する。具体的には、報知部104は、ディスプレイ141によって、映像信号により消費者に情報を報知し、スピーカ142によって、音声信号により消費者に情報を報知する。また、報知部104は、LED(Light Emitting Diode)などにより構成される発光部143を制御部107の制御に従って発光させることにより、消費者に情報を報知する。ディスプレイ141は、提供装置10において、メニュー画面や、サーバ20から送信される購買促進情報などの各情報を視覚的に表示する。スピーカ142は、エラーの発生や、購買促進情報などの各情報を音声により出力する。
補完品設置受付部105は、提供装置10とともに使用される補完品80の設置を受け付ける。補完品設置受付部105は、補完品80を設置するために、補完品80を提供装置10と装着させる装着部分である。検知センサ152は、装着口151に設置された補完品80の種類を識別するためのセンサである。例えば、提供装置10がコーヒーメーカーである場合、補完品80は、挽き豆が封入されたカプセル状の容器であり、挽き豆の種類に応じて複数種類の容器が提供装置10のメーカーによって提供されている。これら複数種類の容器のそれぞれは、例えば、消費者が識別可能なように、種類に応じて異なる色が付されている、容器に種類を示す印字が行われている、種類に応じて容器の形状が異なるなどの差異が設けられている場合がある。検知センサ152は、補完品80の種類を識別可能なセンサを有しており、例えば、補完品80のそれぞれが種類に応じて異なる色が付されている場合は、色の違いを検出する光学センサを検知センサ152として用いることができる。また、補完品80の容器に、補完品80の種類を示す印字が付されている場合は、例えば画像認識等によって補完品80の種類を識別することができるように、カメラモジュールを検知センサ152として用いることができる。また、補完品80の容器に、補完品80の種類を示すタグ(RFID(radio frequency identifier)タグ)が埋め込まれている場合は、このタグの情報を読み取れる機構を検知センサ152として用いることができる。このように、補完品の種類を識別するための技術は様々なものがあり、上記の例に限られない。
補完品識別部153は、検知センサ152の出力結果に基づいて、装着口151に設置された補完品80の種類を識別し、補完品80の種類に応じた識別情報を制御部107へ出力する。
なお、提供装置10とともに使用される補完品の種類が1種類である場合(例えば、1種類のボトリング容器の装着を受け付けるウォーターサーバー)、提供装置10は、検知センサ152および補完品識別部153等の、補完品80の種類を識別するための機構を有していなくともよい。
記憶部106は、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成され、提供装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部106は、機器識別情報161と、ユーザ識別情報162と、消費履歴情報163と、購買促進情報164とを記憶する。
機器識別情報161は、提供装置10の機器そのものを識別する情報である。例えば、提供装置10の製造者によって付与された、機器に固有のIDである。
ユーザ識別情報162は、提供装置10を使用する消費者を示す情報である。例えば、提供装置10は、入力操作受付部103によって消費者の情報の入力を受け付けることとしてもよいし、提供装置10が無線通信機能によりスマートフォン等の消費者の端末と接続し、消費者に関する情報を、これら消費者の端末から受け付けることとしてもよい。
消費履歴情報163は、提供装置10において消費される補完品の種類、補完品の消費時刻など補完品の消費の履歴に関する情報である。
購買促進情報164は、提供装置10がサーバ20から受信する、消費者の購買を促進させるための情報である。
制御部107は、記憶部106に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、提供装置10の動作を制御する。制御部107は、例えばプロセッサにより実現される。制御部107は、プログラムに従って動作することにより、通信制御部171と、消費状況管理部172と、補完品識別部173と、消費検知部174と、報知制御部175としての機能を発揮する。
通信制御部171は、提供装置10による他の通信機器との通信処理を制御する。例えば、通信制御部171は、提供装置10が商品価値提供機能の発揮により補完品80が消費された場合に、補完品80が消費されたことを示す情報を、消費者または提供装置10の情報と対応付けてサーバ20へ送信する。すなわち、通信制御部171は、消費履歴情報163を参照し、補完品80が消費されたことを示す情報(補完品80が複数種類ある場合は、消費された補完品80の種類を示す情報)と、記憶部106に記憶される機器識別情報161またはユーザ識別情報162の少なくともいずれかと、補完品80が消費された時刻とを対応付けてサーバ20へ送信する。
消費状況管理部172は、補完品設置受付部105に設置される補完品80に格納される消費対象物の消費状況を管理して商品価値提供機能を発揮する。例えば、提供装置10がコーヒーメーカーである場合、消費状況管理部172は、補完品設置受付部105に設置される補完品80(挽き豆が封入されたカプセル状の容器)に、熱湯を注入させるためのノズルを補完品80に差し込み、容器の内部に熱湯を供給し、容器のフィルターからコーヒーを抽出させる処理を行う。消費状況管理部172は、補完品80を消費すると、消費履歴情報163を更新して、消費した補完品80を識別する情報と、補完品80を消費した時刻とを対応付けて記憶部106に記憶させる。
補完品識別部173は、補完品設置受付部105によって設置を受け付ける補完品80の種類を、補完品識別部153によって識別する処理を行う。
消費検知部174は、補完品設置受付部105に設置された補完品80に格納される消費対象物が、一定割合以上消費されたことを検知する。例えば、提供装置10がウォーターサーバーやビールサーバーである場合、ボトリング容器に充てんされる液体が提供装置10から外部へ供出される部分に、液体の流量を検知するセンサを配置するとする。消費検知部174は、センサの出力結果を監視し、入力操作受付部103によって消費者が充てん物を供出させる操作を行っているにもかかわらず、補完品80から液体が供出されない場合に、補完品80に格納される消費対象物が、一定割合以上(ほぼ全て)消費されたと検知する。また、補完品80に格納される消費対象物の消費割合が、補完品80の外観から画像等によって判別可能である場合は、消費検知部174は、補完品80の外観の撮影結果に基づいて、補完品80に格納される消費対象物が一定割合以上消費されたことを検知する。制御部107は、消費検知部174によって、消費対象物が一定割合以上消費されたことを検知した場合に、通信制御部171によって、サーバ20へ、補完品80が消費されたことを送信する。
報知制御部175は、サーバ20から提供装置10が受信する購買促進情報を、報知部104によって報知する処理を行う。報知制御部175は、例えば、購買促進情報に含まれる情報に基づいて、広告情報、提供装置10によって消費された補完品80の購入機会を示す情報、消費された補完品80に関連する他の製品の情報などを、映像出力や音声出力などの手段により消費者へ報知する。
図3は、サーバ20の構成を示すブロック図である。図3を参照して、サーバ20は、通信部202と、記憶部206と、制御部207とを含む。
通信部202は、サーバ20が他の通信機器と通信するための変復調処理などを行う通信インタフェースである。
記憶部206は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、RAM等により構成され、サーバ20が使用するプログラムを記憶し、サーバ20が使用する各種のデータを蓄積する。ある局面において、記憶部206は、ユーザ管理情報261と、補完品情報262と、消費履歴管理情報263と、購買促進情報264とを記憶する。
ユーザ管理情報261は、サーバ20と通信する提供装置10の消費者を管理するための情報である。例えば、サーバ20が、補完品80の購買注文を消費者から受け付けて、消費者に補完品80を配送するウェブサイトを運営するための装置である場合、ユーザ管理情報261は、ウェブサイトにログインするユーザを管理するための情報である。
補完品情報262は、消費者が消費する対象となる補完品80の情報である。例えば、補完品80が複数種類ある場合、補完品情報262は、これら複数種類の補完品80の情報を含む。
消費履歴管理情報263は、消費者が補完品80を消費した履歴を管理するための情報である。
購買促進情報264は、消費履歴管理情報263に基づいて、消費者の消費行動に応じて生成される、購買を促進するための情報である。
制御部207は、記憶部206に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、サーバ20の動作を制御する。制御部207は、例えば複数のプロセッサによって実現される。制御部207は、プログラムに従って動作することにより、通信処理部271と、購買受付部272と、購買促進情報生成部273との各機能を発揮する。
通信処理部271は、サーバ20による他の通信機器との通信処理を制御する。例えば、通信処理部271は、消費者の提供装置10との通信処理を行って、提供装置10から消費履歴情報を受信する。また、通信処理部271は、各消費者の提供装置10および無線通信端末93等の通信機器に対し、消費者の消費行動に応じてそれぞれ生成される消費履歴情報を送信する。
購買受付部272は、消費者が操作する装置(提供装置10および無線通信端末93等の通信機器)から、補完品80の購買注文を受け付ける。
購買促進情報生成部273は、消費履歴管理情報263に基づいて、それぞれの消費者の消費行動に応じて、それぞれの消費者に対して、購買を促すための情報(購買促進情報264)を生成する。
<データ構造>
図4を参照して、実施の形態1の消費状況管理システム1で使用されるデータのデータ構造について説明する。
図4は、消費履歴情報163のデータ構造と、消費履歴管理情報263のデータ構造とを示す図である。図4を参照して、図4(A)は、消費履歴情報163のデータ構造を示しており、消費履歴情報163の各レコードは、消費物識別情報163Aと、消費時刻163Bとを含む。消費物識別情報163Aは、提供装置10において消費された補完品80の識別情報を示す。消費時刻163Bは、補完品80が提供装置10において消費された時刻を示す。例えば、提供装置10は、提供装置10が補完品80を使用して、商品価値提供機能の発揮を完了した時刻を消費時刻163Bに記録する。すなわち、消費履歴情報163は、提供装置10において、どの種類の補完品80が消費されたかを示す情報と、補完品80が消費された時刻とを対応付けて記憶している。なお、提供装置10で使用される補完品80が1種類に限定される場合(ウォーターサーバーなど)、消費履歴情報163は、消費時刻163Bのみを記録することとする。
図4(B)は、消費履歴管理情報263のデータ構造を示しており、消費履歴管理情報263の各レコードは、消費者識別情報263Aと、消費物識別情報263Bと、消費時刻263Cとを示す。消費者識別情報263Aは、提供装置10の消費者(提供装置10とともに使用される補完品80の購入者)を示す情報である。消費物識別情報263Bは、提供装置10において消費された補完品80の識別情報を示す。消費時刻263Cは、補完品80が提供装置10において消費された時刻を示す。すなわち、消費履歴管理情報263は、補完品80を消費した消費者と、どの種類の補完品80が消費されたかを示す情報と、補完品80が消費された時刻とを対応付けて記憶しており、ユーザによる補完品80の消費状況の記録を示す。
<動作>
図5および図6を参照して、実施の形態1の消費状況管理システム1の動作を説明する。
図5は、提供装置10が、商品価値提供機能の発揮により補完品80が消費された場合に、補完品80が消費されたことを示す消費履歴情報163をサーバ20へ送信し、サーバ20において消費履歴管理情報263を更新する処理を示すフローチャートである。
ステップS101において、提供装置10の制御部107は、消費者から、入力操作受付部103によって消費開始の操作(商品価値提供機能の実行開始の操作)を受け付けると、補完品80の種類の識別を行い、識別結果(補完品80の種類の識別情報)をメモリに記憶する。
ステップS103において、制御部107は、補完品80の消費により、商品価値提供機能を発揮する処理を行う。例えば、提供装置10がコーヒーメーカーである場合、補完品80の消費により、コーヒーが抽出されて消費者にコーヒーが提供される。
ステップS105において、制御部107は、消費された補完品80の種類の識別情報と、補完品80の消費によって商品価値提供機能の発揮が完了した時刻とを対応付けて消費履歴情報163を更新する。
ステップS107において、制御部107は、機器識別情報161またはユーザ識別情報162の少なくともいずれかの情報と対応付けて、消費履歴情報163をサーバ20へ送信する。これにより、制御部107は、自装置の識別情報または消費者の識別情報の少なくともいずれかと対応付けて、補完品80が消費されたことをサーバ20へ送信する。
ステップS201において、サーバ20の制御部207は、提供装置10から、提供装置10の識別情報または消費者の識別情報の少なくともいずれかと対応付けられた消費履歴情報を受信し、受信した情報に基づいて、消費履歴管理情報263を更新する。
図6は、サーバ20が、消費履歴管理情報263に示される各消費者の消費行動に基づいて、それぞれの消費者に対し、購買を促進するための購買促進情報を生成し、生成した情報を提供装置10へ送信する処理を示すフローチャートである。
ステップS211において、サーバ20の制御部207は、消費履歴管理情報263を参照し、各ユーザが消費する補完品80の履歴に基づいて、それぞれの消費者に対して配信する購買促進情報264を生成する。購買促進情報264は、広告情報、消費者が消費した補完品80の再購入を促す情報、消費された補完品80に関連する他の製品の情報などを含む。
ステップS213において、制御部207は、それぞれの消費者に対して生成された購買促進情報264を、それぞれの消費者に対応する提供装置10および無線通信端末93等の装置へ送信する。
ステップS111において、提供装置10の制御部107は、サーバ20から購買促進情報を受信する。
ステップS113において、制御部107は、受信した情報を購買促進情報164として記憶部106に記憶させ、購買促進情報164に示される情報を、報知部104によって報知する。
<画面の表示例>
図7は、サーバ20から提供装置10または無線通信端末93等の装置へ送信される購買促進情報の表示の例を示す図である。図7の例では、提供装置10のディスプレイ141に購買促進情報を表示する例を示す。例えば、サーバ20は、消費者による消費の履歴に基づいて、レコメンド技術により、消費者に推薦すべき製品の情報を、補完品情報262その他のデータベースを参照して購買促進情報に含める。
図7に示すように、提供装置10は、ディスプレイ141において、例えば、リコメンド情報148Aに、消費者によって消費された補完品80に関連する他の製品の情報を表示する。また、提供装置10は、ディスプレイ141において、広告情報148Bに、サーバ20から配信される広告を表示する。
<実施の形態1のまとめ>
実施の形態1の消費状況管理システム1によると、消費者によって補完品80が消費されて提供装置10の商品価値提供機能が発揮された場合に、補完品80が消費されたこと、消費された補完品80の種類、補完品80が消費された時刻、および消費を行った主体を識別する情報(提供装置10の識別情報または消費者の識別情報)とを提供装置10からサーバ20へ送信する。これにより、サーバ20は、消費者による購買後の行動、すなわち、消費した補完品、消費したタイミングなどの消費行動に関するデータを蓄積することができる。そのため、メーカーや流通業者にとっては、消費者の消費行動に応じたマーケティング施策を行うことができ、購買データではなく実際に消費された製品の種類に応じた広告や、製品が消費されたタイミングに基づく購買促進情報の消費者への送信などを行うことができる。また、消費者にとっても、例えばリテール業者等と契約することにより、消費者の消費のタイミングに応じて配送を受けることにより、補完品のストック状況を意識することなく製品を使用し続けることができる。
<実施の形態2>
次に、別の実施の形態にかかる消費状況管理システム2について図面を用いて説明する。
図8は、実施の形態2の消費状況管理システム2の構成を示す図である。実施の形態1の消費状況管理システム1と共通する箇所については同一の符号を付すること等により、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図8に示すように、消費状況管理システム2は、貯蔵庫11と、サーバ20とを含む。実施の形態2の貯蔵庫11は、複数種類の不特定の収納物を貯蔵可能であるが、ある程度、種類が特定される収納物を貯蔵するものとして使用してもよい。冷凍庫11Cは、ブロードバンドルータ91または電子レンジ12および無線通信端末93を経由することで、サーバ20と通信可能に接続される。文房具貯蔵庫11Aと冷蔵庫11Bとは、ブロードバンドルータ91を経由することで、サーバ20と通信可能に接続される。
貯蔵庫11は、貯蔵庫11は、例えば、文房具貯蔵庫11A、冷蔵庫11Bおよび冷凍庫11Cなどの装置である。貯蔵庫としての文房具貯蔵庫11Aは、例えば、複数の棚を有し、各棚に、オフィス等で使用される文房具が予め定められた位置に配置されている。貯蔵庫としての冷蔵庫11Bは、例えば、複数の冷蔵貯蔵用の棚を有しており、冷蔵庫11Bに貯蔵される製品の範囲がある程度規定されている。貯蔵庫としての冷凍庫11Cは、例えば、冷凍食品を貯蔵するための棚を複数有している。
貯蔵庫11は、収納庫に格納される収納物のそれぞれの識別情報を記憶し、ディスプレイに、これら収納庫に格納される収納物の識別情報を表示する。貯蔵庫11は、ユーザが収納物を選択し、収納庫から収納物を取り出したことを検知して、ユーザによって選択されて収納庫から取り出された収納物の識別情報をサーバ20へ送信する。これにより、サーバ20は、消費者が購買した物品を貯蔵庫11に収納した後、貯蔵庫11から実際に収納物を取り出したものの情報と、貯蔵庫11から収納物が取り出されたタイミングの情報とを貯蔵庫11から取得することができる。
サーバ20は、消費者による購買後の行動、すなわち、購買して貯蔵庫に貯蔵した後、貯蔵庫から収納物を取り出す行動に関するデータを蓄積することができる。消費者が貯蔵庫から収納物を取り出すタイミングは、その収納物を消費するタイミングであると想定することができるため、メーカーや流通業者にとっては、消費者による購買後の行動、すなわち消費者の消費行動に応じたマーケティング施策を行うことができる。
図8において、冷凍庫11Cと連携する機器として電子レンジ12を示している。すなわち、冷凍庫11Cと電子レンジ12とは、例えばBluetooth(登録商標)、赤外線通信、無線LAN規格などに従って通信接続しており、冷凍庫11Cで消費者によって取り出された製品の情報が、冷凍庫11Cから電子レンジ12へ送信される。電子レンジ12は、冷凍庫11Cから取り出された製品の情報を受け取ることで、当該製品の調理に適した調理設定(加熱の出力、加熱時間など)を、例えばサーバ20等から取得する。また、冷凍庫11Cによって収納物が取り出されるタイミングおよび取り出された収納物を示す情報が、電子レンジ12と無線通信端末93とを介して冷凍庫11Cからサーバ20へ送信されるため、サーバ20は、冷凍庫11Cの消費者に対し、電子レンジ12または無線通信端末93によって、消費者の消費行動に応じた広告情報を表示する等の購買促進情報の報知をすることができる。
図9は、貯蔵庫11の構成を示す図である。実施の形態1の提供装置10と比較すると、貯蔵庫11は、収納庫108を含む。また、貯蔵庫11の制御部107は、選択受付処理部176、収納物識別部177、表示制御部178および排出処理部179として機能を発揮する。
収納庫108は、収納物81の収納庫への投入を受け入れるための受け入れ口154と、受け入れ口154に収納される収納物81を識別するための収納物識別用センサ155と、消費者によって選択される収納物を消費者が取り出すための取り出し口156とを含む。例えば、貯蔵庫11が文房具貯蔵庫11Aである場合、文房具貯蔵庫11Aは、収納庫108として複数の棚を有しており、各棚には、予め定められた位置に、それぞれ文房具が配置される。この場合、収納物識別用センサ155は、例えば、各棚の収納状況を画像により出力するカメラモジュールである。制御部107は、収納物識別用センサ155が出力する画像に基づき、文房具が配置されているか、空になっているかを判定する。このように、収納庫108に収納される収納物81を識別する方法は、様々なものがある。例えば、収納庫108に対し、消費者が製品を投入する方法を規制し、収納物が整列されやすくすることとしてもよい。これにより、収納庫108に収納される収納物が、消費者の投入方法にかかわらず一定程度、整列されることとなり、センサ等を用いた収納物の識別が容易になる。
図10は、収納庫108に収納規制部108Aを設けることで、消費者による収納物の投入方法を一定程度規制する例を示す図である。図10(A)は、突起物を設けて収納物81の投入方法を限定することで、収納物が一定の向きに規制される例を示す。図10(A)は、収納庫108の正面図を示しており、収納規制部108Aを収納庫108に設けることで、縦長で立てた状態で整列するよう(収納物81A、収納物81B、収納物81C)、収納物81の収納物の向きが規制される。
図10(B)は、収納棚を水平ではなく斜めに傾けた2つの面の交差によって形成することで、収納物が一定の向きに規制されて格納される例を示す。収納物81Pを収納庫108の上部から投入した場合、収納物81Qに示すように、収納庫108の1つの面に沿って配置されるか、収納物81Rと収納物81Sに示すように、収納庫108のもう1つの面に沿って配置される。このように、収納物81が収納庫108に投入された場合の収納物81の傾きが2つに規制されるため、提供装置10は、画像認識等による収納物81の識別を容易にすることができる。
図9に戻り、貯蔵庫11の構成の説明を続けると、収納庫108は、収納される収納物81が消費者によって選択されると、取り出し口156から消費者が収納物81を取り出し可能にする。例えば、自動販売機型の貯蔵庫であれば、消費者によって収納物が選択されると、選択された収納物を取り出し口156から取り出し可能となるように、収納物を取り出し口156へ排出する。
制御部107は、記憶部106に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、貯蔵庫11の動作を制御する。制御部107は、例えばプロセッサにより実現される。制御部107は、プログラムに従って動作することにより、通信制御部171と、選択受付処理部176と、収納物識別部177と、表示制御部178と、排出処理部179としての機能を発揮する。
収納物識別部177は、収納庫108に収納される収納物81を、収納物のデータベースに基づき識別する処理を行う。
表示制御部178は、収納物識別部177によって識別される、収納庫108に収納される収納物81のそれぞれの識別結果をディスプレイ141に表示する。また、表示制御部178は、サーバ20から受信する購買促進情報を、報知部104によって報知する。
選択受付処理部176は、消費者が収納庫108に収納される収納物81を選択する操作を入力操作受付部103により受け付ける。
排出処理部179は、消費者が収納庫108に収納される収納物81を選択した場合に、選択にかかる収納物81を、消費者が取り出し可能に取り出し口156へ排出する。排出処理部179は、消費者が選択した収納物81を取り出し口156へ排出した場合に、収納物81が消費されたとして、排出された収納物81の識別情報と、収納物81が排出された時刻とを対応付けて消費履歴情報163を更新する。
通信制御部171は、消費履歴情報163をサーバ20へ送信することで、消費者が選択した収納物81の識別情報を、外部の通信機器であるサーバ20へ送信する。
図11は、実施の形態2のサーバ20の構成を示す図である。記憶部206は、貯蔵庫11が貯蔵する対象となる消費物のデータベースである消費物DB265を記憶する。
サーバ20は、貯蔵庫11から、各貯蔵庫11の機器の識別情報または消費者の識別情報と対応付けて、貯蔵庫11において収納物が取り出された時刻および取り出された収納物の識別情報を受信して、受信した情報をもとに消費履歴管理情報263を更新する。サーバ20は、消費履歴管理情報263に基づいて、それぞれの消費者に対応して購買促進情報264を生成し、生成した購買促進情報264を、それぞれの消費者の貯蔵庫11および無線通信端末93等の通信機器へ送信する。
<動作>
図12は、貯蔵庫11が、消費者による収納物の選択を受け付けて、消費者が選択した収納物を示す情報を、消費者の消費行動を示すものとしてサーバ20へ送信し、サーバ20において消費履歴管理情報263を更新する処理を示すフローチャートである。
ステップS131において、貯蔵庫11の制御部107は、収納庫108の内部の収納物の識別結果に基づいて、消費者が選択可能な収納物81をディスプレイ141に表示し、消費者による収納物の選択操作を受け付ける。
ステップS133において、制御部107は、消費者によって選択された収納物81の識別情報と、選択された時刻情報とを対応付けて消費履歴情報163を更新する。
ステップS135において、制御部107は、消費者によって選択された収納物81を、取り出し口156に排出することで、消費者による取り出しを可能とする。
ステップS137において、制御部107は、機器識別情報161またはユーザ識別情報162の少なくともいずれかの情報と対応付けて、消費履歴情報163をサーバ20へ送信する。
ステップS231において、サーバ20の制御部207は、貯蔵庫11のそれぞれから消費履歴情報163を受信し、受信した消費履歴情報163に基づいて、消費履歴管理情報263を更新する。
<実施の形態2のまとめ>
実施の形態2の消費状況管理システム2によると、消費者が貯蔵庫11において選択した収納物の識別情報がサーバ20に送信される。消費者が貯蔵庫11から収納物を取り出すことは、収納物を消費するための行動であると推定されるため、サーバ20において、消費者が収納物を消費する行動のデータを蓄積することができる。これにより、サーバ20は、例えば消費者によって選択される収納物の傾向を分析し、消費者の消費行動に基づいて、消費者に対して広告の配信などの施策を行うことができる。
<まとめ>
上記の実施形態において、消費管理システムについて説明した。
(1) 一実施形態の提供装置は、消費対象物が格納された補完品を消費して商品価値提供機能を発揮する。提供装置は、外部の通信機器と通信するための通信部と、提供装置とともに使用される補完品の設置を受け付ける設置受付部と、提供装置の動作を制御するための制御部とを備え、制御部は、設置受付部に設置された補完品に格納される消費対象物の消費状況を管理して商品価値提供機能を発揮する管理部と、商品価値提供機能の発揮により補完品が消費された場合に、補完品が消費されたことを、通信部により外部の通信機器へ送信する通信制御部を含む。
(2) 提供装置とともに使用される補完品は、複数種類あり、提供装置は、設置受付部に設置される補完品の種類を示す識別情報を記憶するための記憶部を含み、制御部は、設置を受け付ける補完品の種類を識別する補完品識別部を含み、
制御部は、補完品識別部の識別結果に基づいて、消費される補完品の種類に対応する識別情報を記憶部に記憶するよう構成されており、通信制御部により、補完品が消費されたことを外部の通信機器へ送信することには、記憶部に記憶される、消費される補完品の識別情報を通信部により外部の通信機器へ送信することを含む。
(3) 複数種類の補完品のそれぞれは、種類に応じて識別可能な意匠が施されており、設置受付部は、補完品の意匠により識別される種類を検知するための検知部を含み、補完品識別部は、検知部の検知結果に基づいて補完品の種類を識別するよう構成されている。
(4) 制御部は、設置受付部に設置された補完品に格納される消費対象物が一定割合以上消費されたことを検知する消費検知部を含み、制御部の通信制御部は、消費検知部により消費対象物が一定割合以上消費されたことが検知された場合に、通信部により外部の通信機器へ補完品が消費されたことを送信する。
(5) 外部の通信機器は、提供装置により、補完品が消費されたことを外部の通信機器へ送信されたことに基づいて、購買を促す情報を提供装置へ送信し、提供装置は、報知部をさらに備え、通信部は、外部の通信機器から購買を促す情報を受信し、制御部は、受信した購買を促す情報を報知部により報知する報知制御部を含む。
(6) 購買を促す情報は、広告情報、消費された補完品の購入機会を示す情報、消費された補完品に関連する他の製品の情報の少なくともいずれかの情報を含み、報知部は、映像出力または音声出力の少なくともいずれかの機能を有しており、報知制御部は、報知部により、購買を促す情報を、映像出力または音声出力の少なくともいずれかにより報知する。
(7) また、一実施形態の貯蔵庫は、複数種類の収納物を貯蔵可能である。貯蔵庫は、外部の通信機器と通信するための通信部と、ディスプレイと、収納物を格納するための収納部と、貯蔵庫の動作を制御するための制御部とを備え、制御部は、収納物のデータベースを参照することにより、収納部に格納される収納物を識別する収納物識別部と、収納部に格納される収納物それぞれを収納物識別部により識別し、その識別結果をディスプレイに表示させる表示制御部と、収納部に格納される収納物をユーザが選択する操作を受け付ける受付処理部と、ユーザが収納物を選択した場合に、選択にかかる収納物を、ユーザが取り出し可能に収納部から排出する排出処理部と、ユーザの選択により排出される収納物の識別情報を通信部により外部の通信機器へ送信する通信制御部とを含む。
(8) 外部の通信機器は、貯蔵庫から送信される収納物の識別情報のデータベースを有しており、データベースの記憶内容に基づいて、購買を促す情報を生成し、生成した購買を促す情報を貯蔵庫へ配信するものであり、制御部の通信制御部は、通信部により、外部の通信機器から購買を促す情報を受信し、表示制御部は、受信した購買を促す情報をディスプレイに表示させる。
(9) 収納棚は、収納物の格納時に、収納物が一定の向きに規制されて格納されるよう構成されており、収納物識別部は、一定の向きに規制されて収納棚に格納される収納物の、予め定められた箇所の画像を取得し、取得した画像に基づいて収納物のデータベースと照合することにより、収納棚に格納される収納物を識別するよう構成されている。
(10) 一実施形態に従うと、消費対象物が格納された補完品を消費して商品価値提供機能を発揮する提供装置と通信可能なサーバ装置が提供される。サーバ装置は、提供装置は、商品価値提供機能の発揮により補完品が消費された場合に、補完品が消費されたことをサーバ装置へ送信するものであり、サーバ装置は、提供装置と通信するための通信部と、提供装置から受信する、補完品が消費されたことを示す情報を、提供装置の識別情報、または、提供装置の補完品を購入する消費者の識別情報の少なくともいずれかと対応付けて消費履歴管理情報として記憶する記憶部と、サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、制御部は、記憶される消費履歴管理情報に基づいて、消費者それぞれの補完品の消費状況に応じて、消費者のそれぞれの購買を促進するための購買促進情報を生成する購買促進情報生成部と、生成された購買促進情報を、それぞれの消費者の通信機器へ送信する通信処理部とを含む。
(11) 一実施形態に従うと、複数種類の収納物を貯蔵可能な貯蔵庫と通信可能なサーバ装置が提供される。貯蔵庫は、収納される収納物を消費者が選択した場合に、選択された収納物を識別する情報をサーバ装置へ送信する者であり、サーバ装置は、貯蔵庫と通信するための通信部と、貯蔵庫から受信する、選択された収納物を識別する情報を、貯蔵庫の識別情報、または、貯蔵庫の消費者の識別情報の少なくともいずれかと対応付けて消費履歴管理情報として記憶する記憶部と、サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、制御部は、記憶される消費履歴管理情報に基づいて、消費者それぞれの収納物の選択状況に応じて、消費者のそれぞれの購買を促進するための購買促進情報を生成する購買促進情報生成部と、生成された購買促進情報を、それぞれの消費者の通信機器へ送信する通信処理部とを含む。
本実施の形態に係る提供装置と貯蔵庫とは、プロセッサと、その上で実行されるプログラムにより実現される。本実施の形態を実現するプログラムは、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信等により提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2 消費状況管理システム、10 提供装置、11 貯蔵庫、20 サーバ、80 補完品、81 収納物、90 ネットワーク、91 ブロードバンドルータ、92 無線基地局、93 無線通信端末。

Claims (4)

  1. 消費対象物が格納された補完品を消費して商品価値提供機能を発揮する提供装置であって、
    外部の通信機器と通信するための通信部と、
    前記提供装置とともに使用される前記補完品の設置を受け付ける設置受付部と、
    前記提供装置の動作を制御するための制御部とを備え、
    前記制御部は、前記設置受付部に設置された前記補完品に格納される前記消費対象物の消費状況を管理して前記商品価値提供機能を発揮する管理部と、
    前記商品価値提供機能の発揮により前記補完品が消費された場合に、前記補完品が消費されたことを、前記通信部により前記外部の通信機器へ送信する通信制御部を含む、提供装置。
  2. 前記外部の通信機器は、前記提供装置により、前記補完品が消費されたことを前記外部の通信機器へ送信されたことに基づいて、購買を促す情報を前記提供装置へ送信し、
    前記提供装置は、報知部をさらに備え、
    前記通信部は、前記外部の通信機器から前記購買を促す情報を受信し、
    前記制御部は、前記受信した前記購買を促す情報を前記報知部により報知する報知制御部を含む、請求項1に記載の提供装置。
  3. 複数種類の収納物を貯蔵可能な貯蔵庫であって、
    外部の通信機器と通信するための通信部と、
    ディスプレイと、
    前記収納物を格納するための収納部と、
    前記貯蔵庫の動作を制御するための制御部とを備え、
    前記制御部は、前記収納物のデータベースを参照することにより、前記収納部に格納される前記収納物を識別する収納物識別部と、
    前記収納部に格納される前記収納物それぞれを前記収納物識別部により識別し、その識別結果を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    前記収納部に格納される前記収納物をユーザが選択する操作を受け付ける受付処理部と、
    前記ユーザが前記収納物を選択した場合に、前記選択にかかる前記収納物を、前記ユーザが取り出し可能に前記収納部から排出する排出処理部と、
    前記ユーザの選択により前記排出される前記収納物の識別情報を前記通信部により前記外部の通信機器へ送信する通信制御部とを含む、貯蔵庫。
  4. 消費対象物が格納された補完品を消費して商品価値提供機能を発揮する提供装置と通信可能なサーバ装置であって、
    前記提供装置は、前記商品価値提供機能の発揮により前記補完品が消費された場合に、前記補完品が消費されたことを前記サーバ装置へ送信するものであり、
    前記サーバ装置は、
    前記提供装置と通信するための通信部と、
    前記提供装置から受信する、前記補完品が消費されたことを示す情報を、前記提供装置の識別情報、または、前記提供装置の補完品を購入する消費者の識別情報の少なくともいずれかと対応付けて消費履歴管理情報として記憶する記憶部と、
    前記サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記記憶される前記消費履歴管理情報に基づいて、消費者それぞれの前記補完品の消費状況に応じて、前記消費者のそれぞれの購買を促進するための購買促進情報を生成する購買促進情報生成部と、
    前記生成された前記購買促進情報を、それぞれの前記消費者の通信機器へ送信する通信処理部とを含む、サーバ装置。
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