JP2006209550A - 情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機 - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006209550A
JP2006209550A JP2005022135A JP2005022135A JP2006209550A JP 2006209550 A JP2006209550 A JP 2006209550A JP 2005022135 A JP2005022135 A JP 2005022135A JP 2005022135 A JP2005022135 A JP 2005022135A JP 2006209550 A JP2006209550 A JP 2006209550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
display
product
user
display mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005022135A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Makino
悟 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005022135A priority Critical patent/JP2006209550A/ja
Publication of JP2006209550A publication Critical patent/JP2006209550A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 利用者の属性や環境に応じた表示態様で、利用者に商品(サービスを含む)に関する各種情報を提供することを可能とする。
【解決手段】 自動販売機1では、商品保管室に収容された複数の商品に関する商品画像を記憶した商品画像データベースが設けられている。自動販売機1の正面に利用者が存在していないときは、複数のディスプレイ11に通常の表示態様で各商品画像が表示される。一方、自動販売機1の正面に利用者が存在しているときは、利用者を撮影するカメラ13により取得された属性情報と、利用者を取り巻く環境を計測する各センサ141〜144から取得された環境情報とに基づいて、商品を表示する優先順位を示す表示順位リストが設定される。そして、複数のディスプレイ11には、この表示順位リストに基づいて利用者に応じた表示態様で各商品画像が表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用者に各種情報を提供するための情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機に関し、詳細には、利用者の属性や環境に応じた表示態様で、各種情報を提供するものに関する。
従来、商品を購入しようとする利用者に対して、その商品の広告を提示する自動販売機が知られている。この従来技術では、ICカードが提示されたとき、そのICカードに格納された利用者の年齢、性別、居住エリアなどに関する利用者情報を抽出し、その利用者情報を考慮して選択された広告コンテンツを表示又は音声出力する。これにより、利用者の年齢層や性別、嗜好などに応じて、利用者に対して最も効果的な広告コンテンツを提示することを可能とする(例えば、特許文献1及び2を参照)。
また、アルコール飲料のように未成年者に販売できない商品については、利用者が成人である場合にのみ購入することができるようにした自動販売機が知られている。この従来技術では、利用者の生体情報を採取する手段を設けて、採取された生体データから利用者の年齢を判定し、その判定結果に応じて利用者への商品販売を可能又は不可とする。これにより、利用者はその都度購入資格を証明する必要がなく、自動的に購入資格の有無を確認することを可能とする(例えば、特許文献3を参照)。
特開2003−196720号公報 特開2003−223127号公報 特開2003−217010号公報
しかしながら、従来の自動販売機では、ディスプレイに表示される商品展示や、利用者が商品を選択するための選択ボタンの配置は、稼動時や製造時にあらかじめ設定された状態に固定されている。そのため、展示されている商品が多い場合には、利用者は所望の商品を探し出すのに手間取るという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、利用者にとって好適な表示態様で各種情報を表示することができる情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の情報提供装置は、利用者に提供する複数の提示情報を記憶する提示情報記憶手段と、利用者の属性に関する属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報に基づいて、前記複数の提示情報を提示すべき優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を提示するための表示態様を決定する表示態様決定手段と、前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を表示する表示手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の情報提供装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、利用者が存在する環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段を備え、前記優先度設定手段は、前記属性情報及び前記環境情報に基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の情報提供装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記優先度設定手段は、前記属性情報及び前記環境情報に基づいて、利用者が希望すると予想される前記提示情報については前記優先度を高くし、又は利用者が希望しないと予想される前記提示情報については前記優先度を低くすることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の情報提供装置は、請求項2又は3に記載の発明の構成に加え、前記複数の提示情報で各々示される商品に関する商品情報を取得する商品情報取得手段を備え、前記優先度設定手段は、前記属性情報、前記環境情報及び前記商品情報の少なくとも1つに基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の情報提供装置は、請求項4に記載の発明の構成に加え、前記優先度設定手段は、前記商品情報に基づいて、在庫が多い商品に関する前記提示情報については前記優先度を高くし、又は在庫が少ない商品に関する前記提示情報については前記優先度を低くすることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の情報提供装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報の全部又は一部が、前記優先度に応じた配列又は位置で前記表示手段に表示されるように、前記表示態様を決定することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の情報提供装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報の全部又は一部が、前記優先度に応じた大きさ又は範囲で前記表示手段に表示されるように、前記表示態様を決定することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の情報提供装置は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報の全部又は一部が、前記優先度に応じて前記表示手段に表示又は非表示となるように、前記表示態様を決定することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の情報提供装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示手段に表示された前記複数の提示情報を、利用者が任意に選択するための選択手段を備え、前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報が前記選択手段と対応付けられた位置で前記表示手段に表示されるように、前記表示態様を決定することを特徴とする。
また、請求項10に係る発明の情報提供装置は、請求項9に記載の発明の構成に加え、 前記表示手段及び前記選択手段は、共通のタッチパネルであって、前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報が表示される表示部分と、前記選択手段として機能する表示部分とが、それぞれ対応付けられた位置で前記表示手段に表示されるように前記表示態様を決定し、前記表示手段は、前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報及び前記選択手段を表示することを特徴とする。
また、請求項11に係る発明の情報提供装置は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記属性情報取得手段は、利用者を撮影するカメラであることを特徴とする。
また、請求項12に係る発明の情報提供装置は、請求項1乃至11のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記環境情報取得手段は、光センサ、温度センサ、湿度センサ及び気圧センサの少なくとも1つであることを特徴とする。
また、請求項13に係る発明の情報提供システムは、請求項1乃至12のいずれかに記載の情報提供装置と、該情報提供装置とネットワークを介して接続された認証装置とから構成される情報提供システムであって、前記認証装置は、利用者に固有のID情報と利用者の属性情報とを対応付けて記憶する認証記憶手段と、前記情報提供装置から送信されたID情報を受信するID情報受信手段と、前記ID情報受信手段により受信されたID情報に基づいて、前記認証記憶手段から前記属性情報を取得する第1認証手段と、前記第1認証手段により取得された属性情報を、前記情報提供装置に送信する属性情報送信手段とを備え、前記情報提供装置は、前記ID情報が記憶された被記録媒体から該ID情報を読み取るID情報読取手段と、前記ID情報読取手段により読み取られたID情報を、前記認証装置へ送信するID情報送信手段と、前記認証装置から送信された属性情報を受信する属性情報受信手段と、前記属性情報受信手段により受信された属性情報と、前記属性情報取得手段により取得された属性情報とが一致するか否かを判定する第2認証手段とを備え、前記第2認証手段により一致すると判定された場合、前記表示手段は前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を表示することを特徴とする。
また、請求項14に係る発明の自動販売機は、複数の商品を保管する商品保管手段と、前記商品保管手段に保管された複数の商品の各々に関する提示情報を複数記憶する提示情報記憶手段と、利用者の属性に関する属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報に基づいて、前記複数の提示情報を提示すべき優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を提示するための表示態様を決定する表示態様決定手段と、前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された前記複数の提示情報で各々示される商品を、利用者が任意に選択するための選択手段と、前記選択手段において選択された商品を、前記商品保管手段から外部に払い出す払い出し手段とを備えている。
また、請求項15に係る発明の自動販売機は、請求項14に記載の発明の構成に加え、利用者が存在する環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段を備え、前記優先度設定手段は、前記属性情報及び前記環境情報に基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする。
請求項1に係る発明の情報提供装置では、利用者の属性に応じた表示態様で複数の提示情報を表示するので、利用者は得たい情報を容易に見つけ出すことができる。
また、請求項2に係る発明の情報提供装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、利用者が存在する環境に応じた表示態様で複数の提示情報を表示するので、利用者は得たい情報を容易に見つけ出すことができる。
また、請求項3に係る発明の情報提供装置では、請求項2に記載の発明の効果に加え、利用者が希望すると予想される提示情報は優先度を高くし、利用者が希望しないと予想される提示情報は優先度を低くするので、利用者が希望する提示情報ほど、利用者が見やすいように表示することができる。
また、請求項4に係る発明の情報提供装置では、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え、販売者側の事情に応じた表示態様で複数の提示情報が表示するので、販売者にとって好適な配置で商品展示などを行うことができる。
また、請求項5に係る発明の情報提供装置では、請求項4に記載の発明の効果に加え、在庫が多い商品に関する提示情報については優先度を高くし、又は在庫が少ない商品に関する提示情報については優先度を低くするので、販売者がより多く販売したい商品に関する提示情報ほど、利用者が見やすいように表示することができる。
また、請求項6に係る発明の情報提供装置では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加え、複数の提示情報が優先度に応じた配列又は位置で表示される。よって、利用者にとって好適な表示態様で提示情報を表示して、ディスプレイ上の表示スペースをより有効に利用することができる。
また、請求項7に係る発明の情報提供装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加え、複数の提示情報が優先度に応じた大きさ又は範囲で表示される。よって、利用者にとって好適な表示態様で提示情報を表示して、ディスプレイ上の表示スペースをより有効に利用することができる。
また、請求項8に係る発明の情報提供装置では、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加え、複数の提示情報が優先度に応じて表示又は非表示となる。よって、利用者にとって好適な表示態様で提示情報を表示して、ディスプレイ上の表示スペースをより有効に利用することができる。
また、請求項9に係る発明の情報提供装置では、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の効果に加え、複数の提示情報が選択手段と対応付けられた位置で表示されるので、利用者は提示情報を任意に選択することができる。
また、請求項10に係る発明の情報提供装置では、請求項9に記載の発明の効果に加え、共通のタッチパネルにおいて、複数の提示情報が表示される表示部分と、選択手段として機能する表示部分とが、それぞれ対応付けられた位置で表示される。よって、提示情報のみならず、選択手段の表示態様も優先度に応じて変更することができ、かつ利用者は提示情報を任意に選択することができる。
また、請求項11に係る発明の情報提供装置では、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明の効果に加え、属性情報取得手段は利用者を撮影するカメラであるので、属性情報として利用者を撮影した動画像を取得することができる。
また、請求項12に係る発明の情報提供装置では、請求項1乃至11のいずれかに記載の発明の効果に加え、環境情報取得手段は、光センサ、温度センサ、湿度センサ及び気圧センサの少なくとも1つであるので、環境情報として光,温度,湿度,気圧に関する計測値を取得することができる。
また、請求項13に係る発明の情報提供システムでは、利用者が有する被記録媒体から読み取ったID情報に基づいて、認証装置から当該ID情報に対応する属性情報を取得して、この属性情報が情報提供装置側で取得した属性情報と一致するか否かで利用者の認証を行う。よって、特定の条件を満たす利用者にのみ提供すべき提示情報は、他の不正な利用者に対して表示しないようにすることができる。
また、請求項14に係る発明の自動販売機では、属性情報に基づいて優先度を設定して、保管されている商品に関する複数の提示情報を、利用者の属性に応じた表示態様で表示するので、利用者は購入したい商品を容易に見つけ出すことができる。
また、請求項15に係る発明の自動販売機では、請求項14に記載の発明の効果に加え、保管されている商品に関する複数の提示情報を、利用者が存在する環境に応じた表示態様で表示するので、利用者は購入したい商品を容易に見つけ出すことができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態に係る情報提供システムSは、対話形式で利用者に商品を販売する自動販売機1と、自動販売機1を管理するための管理装置3とが、ネットワーク2で接続された構成をなす。
まず、第1の実施の形態に係る情報提供システムSの構成について説明する。図1は、第1の実施の形態における、情報提供システムSについての全体構成図である。図2は、自動販売機1の電気的構成を示すブロック図である。図3は、管理装置3の電気的構成を示すブロック図である。
まず、情報提供システムSの全体構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る情報提供システムSでは、自動販売機1と管理装置3とが有線又は無線のネットワーク2を介して接続された構成をなす。図示しないが、ネットワーク2には複数の自動販売機1が接続されており、1つの管理装置3と各自動販売機1との間で各種データを送受信可能である。
自動販売機1の筐体内には、利用者に販売する複数種類の商品が商品保管室(図示外)に収容されている。また、自動販売機1の筐体の前面には、複数のディスプレイ11や複数の選択ボタン12などが設置されている。各ディスプレイ11には、商品保管室(図示外)に保存されている商品に関する画像や広告などの情報(提示情報)が表示される。また、各ディスプレイ11の直下に、利用者が商品を選択するための各選択ボタン12が配置されている。各選択ボタン12には、その選択ボタン12に対応する商品が購入可能であることを、ハイライト表示で利用者に認知させるための発光部(図示外)が内蔵されている。また、利用者が代金を投入するための代金投入口15,排出されたつり銭を取出すためのつり銭取出し口16,排出された商品を取出すための商品取出し口17が設けられている。なお、本実施形態の自動販売機1(図1参照)では、8つのディスプレイ11及び選択ボタン12が設けられており、利用者は各選択ボタン12を押下することで、その直上のディスプレイ11に表示される商品を選択することができる。
自動販売機1の筐体正面における上端部には、その筐体正面側に存在する利用者を撮影可能に設置されたカメラ13が設けられている。よって、利用者が自動販売機1で商品を購入しようとすると、少なくとも当該利用者の顔部分が撮影される。さらに、自動販売機1の筐体正面には、光を計測するための光センサ141,温度を計測するための温度センサ142,湿度を計測するための湿度センサ143,気圧を計測するための気圧センサ144が設けられている。なお、各センサ141〜144は自動販売機1を使用している利用者が存在している環境を計測できるのであれば、自動販売機1における任意の位置に設置すればよい。
次に、情報提供システムSの電気的構成を、自動販売機1と管理装置3とに分けて説明する。
図2に示すように、自動販売機1は、自動販売機1の制御を司るCPU101と、BIOS等を記憶したROM102と、各種データを一時的に記憶するRAM103と、各種データを保存するハードディスク装置(以下、HDDとよぶ)104と、時間を計測するためのタイマ107と、管理装置3とデータ送受信するためにネットワーク2に接続されたネットワーク接続回路108とが、バス100を介して相互に接続されている。
なお、HDD104には、商品保管室(図示外)に保存されている各商品に関する画像や広告などの情報(提示情報)を複数記憶した提示情報データベース(図示外)が設けられている。また、HDD104には、CPU101で実行される制御プログラム(後述のメイン処理(図4)を実行するためのプログラムを含む)の他、各種データが記憶されている。なお、本実施形態では、提示情報データベース(図示外)に記憶されている複数の提示情報は、各商品を表す画像(商品画像)であるものとして、以下説明をする。
また、複数のディスプレイ11がI/F回路111を介してバス100に接続され、複数の選択ボタン12がI/F回路112を介してバス100に接続され、カメラ13がI/F回路113を介してバス100に接続されている。また、光センサ141,温度センサ142,湿度センサ143,気圧センサ144が、各センサに関するデータ入出力を切替制御するセレクタ回路106に接続され、各センサで計測されたセンサ値をデジタル変換するA/D変換器105がセレクタ回路106と接続され、セレクタ回路106及びA/D変換器105はそれぞれバス100に接続されている。
そして、代金投入口15から投入された金額をカウントする代金認識回路121と、投入金額から商品価格を差し引いた額のつり銭をつり銭取出し口16に排出するつり銭排出回路122と、利用者により選択された商品を商品保管室(図示外)から取り出して商品取出し口17まで搬送する商品搬送モータ制御回路123と、商品保管室(図示外)の温度調節を行う商品保管室制御回路125とが、それぞれバス100に接続されている。なお、商品搬送モータ制御回路123には、商品を搬送するための動力を供給するモータ124が接続されている。また、商品保管室制御回路125には、商品保管室内を加熱するためのヒーター126と、商品保管室内を冷却するためのクーラー127と、商品保管室内の在庫状況を監視する在庫計数回路128が接続されている。
図3に示すように、管理装置3は、通常のコンピュータ機器と同様の構成をなし、CPU201,ROM202,RAM203,HDD204,タイマ207の他、各種データを表示するためのディスプレイ209や、管理装置3を操作するための入力装置210
が、バス200を介して相互に接続されている。また、自動販売機1とデータ送受信するためにネットワーク2に接続されたネットワーク接続回路208も、バス200に接続されている。なお、HDD204には、各自動販売機1の商品保管室(図示外)に収容されている商品の在庫に関する情報(在庫情報)を記憶して一括管理するための在庫情報データベース(図示外)が設けられている。
次に、第1の実施の形態に係る情報提供システムSで実行される処理の流れを説明する。図4は、第1の実施の形態における、自動販売機1のメイン処理を示すフローチャートである。図5は、環境情報計測処理の詳細を示すフローチャートである。図6は、属性情報計測処理の詳細を示すフローチャートである。
図4に示すように、自動販売機1のメイン処理では、まずRAM103のクリア等を行って、自動販売機1をデフォルト状態に戻す初期化処理が実行される(S1)。そして、HDD104に記憶されている在庫情報を更新する商品管理処理が起動される(S3)。
S3で起動される商品管理処理では、在庫計数回路128により商品保管室(図示外)内の在庫状況がカウントされ、HDD104の在庫情報記憶エリア(図示外)に記憶されている在庫情報が更新される。そして、この最新の在庫情報がネットワーク2を介して管理装置3に送信されて、管理装置3の在庫情報データベース(図示外)において当該在庫情報が記憶・管理される。
次に、環境情報計測間隔及び属性情報計測間隔が、HDD104に記憶されている所定値に設定される(S5)。環境情報計測間隔は後述の環境情報計測処理(図5)が実行される時間間隔を示し、属性情報計測間隔は後述の属性情報計測処理(図6)が実行される時間間隔を示す。なお、環境情報計測間隔及び属性情報計測間隔は、自動販売機1の設計者や設置者などが任意に設定すればよい。
次に、自動販売機1を使用している利用者を取り巻く環境を計測して環境情報を取得する環境情報計測処理の起動が実行される(S7)。
図5に示すように、S7で起動される環境情報計測処理では、まずタイマ107によりカウントされた時間が、S5で設定された環境情報計測間隔を経過したか否かが判定される(S41)。環境情報計測間隔を経過している場合(S41:YES)、温度センサ142による温度(T)の計測と、湿度センサ143による湿度(U)の計測とが実行される(S43)。一方、環境情報計測間隔が経過を経過していない場合(S41:NO)、S41で待ち状態となる。そして、S43で計測された温度(T)及び湿度(U)に基づいて、不快指数(DI)が以下の数式により計算される(S45)。
不快指数(DI)=0.81T+0.01U(0.99T−14.3)+46.3
次に、気圧センサ144による気圧(K)の計測が実行される(S47)。S47で計測された気圧(K)はHDD204の所定記憶エリアに時系列に履歴として保存され(S49)、この気圧(K)の履歴から天候変化量(KC)が計算される(S51)。そして、S51で計算された天候変化量(KC)が0よりも大きい場合(S53:YES)、気圧変化が上昇傾向にあることから、天候予測(WF)=「回復」が設定される(S55)。一方、S51で計算された天候変化量(KC)が0以下である場合(S53:NO)、気圧変化が下降傾向にあることから、天候予測(WF)=「悪化」が設定される(S57)。
次に、光センサ141による明るさ(LX)の計測が実行される(S59)。最後に、上記処理によって取得された不快指数(DI),天候予測(WF),明るさ(LX)に基づいて、HDD104の環境情報記憶エリア(図示外)に記憶されている環境情報が更新される(S61)。その後、S41に戻り、環境情報計測間隔が経過すると、再び新たな環境情報が取得される。
メイン処理(図4)に戻り、自動販売機1を使用している利用者の属性を計測して属性情報を取得する属性情報計測処理の起動が実行される(S9)。
図6に示すように、S9で起動される属性情報計測処理では、まずタイマ107によりカウントされた時間が、S5で設定された属性情報計測間隔を経過したか否かが判定される(S71)。属性情報計測間隔を経過していない場合(S71:NO)、S71で待ち状態となる。一方、属性情報計測間隔を経過している場合(S71:YES)、カメラ13により撮影される映像を解析して、利用者の顔画像を抽出する処理が実行される(S73)。S73で実行される処理は、カメラ13の撮影映像から有効に利用者の顔画像を抽出できれば足り、公知の顔画像抽出技術を用いて実現すればよい(例えば、特開2000−259833号公報,特開2001−216515号公報等を参照)。
そして、顔画像抽出エラーが発生しなかった場合(S75:NO)、すなわちS73における顔画像抽出が成功すれば、利用者の顔画像から「年齢」及び「性別」が推測される(S77)。S77で実行される処理は、利用者の顔画像から「年齢」及び「性別」を有効に特定することができれば足り、公知の顔画像分析技術を用いて実現すればよい(例えば、特許第3455752号公報,特開平9−341350号公報,特開2000−222572号公報,特開2003−99779号公報,特開2003−242486号公報,特開2004−318632号公報等を参照)。なお、S77において、「年齢」及び「性別」が推測できずに不明である場合は、利用者の「年齢」及び「性別」として所定のデフォルト値がそれぞれセットされる。そして、上記処理によって取得された「年齢」及び「性別」に基づいて、HDD104の属性情報記憶エリア(図示外)に記憶されている属性情報が更新される(S79)。その後、RAM103に記憶されている顧客検出フラグ(図示外)が「ON」にセットされる(S81)。
一方、顔画像抽出エラーが発生した場合(S75:YES)、すなわちS73における顔画像抽出が失敗すれば、顧客検出フラグ(図示外)が「OFF」にセットされる(S83)。S81又はS83の後、S71に戻り、属性情報計測間隔が経過すると、再び新たな属性情報が取得されて顧客検出フラグ(図示外)が「ON」又は「OFF」にセットされる。
メイン処理(図4)に戻り、商品販売エラーが発生したか否かが判定される(S11)。商品販売エラーとは、商品在庫が無くなったり、つり銭が無くなったり、商品搬送経路に異常が発生したり等、自動販売機1が適切に商品販売できない状態となった場合に発せられるエラーである。
商品販売エラーが発生していない場合(S11:NO)、顧客検出フラグ(図示外)が「ON」であるか否かが判定される(S13)。顧客検出フラグ(図示外)が「OFF」である場合(S13:NO)、自動販売機1の筐体正面に利用者が存在していないから、HDD104の提示情報データベース(図示外)に格納された複数の商品画像の全部又は一部を、通常の表示態様でディスプレイ11に表示するデフォルト商品表示処理が実行される(S15)。
一方、顧客検出フラグ(図示外)が「ON」である場合(S13:YES)、自動販売機1の筐体正面に利用者が存在しているから、HDD104の提示情報データベース(図示外)に格納された複数の商品画像の全部又は一部を、その利用者に応じた表示態様でディスプレイ11に表示する利用者別商品表示処理が実行される(S17)。なお、デフォルト商品表示処理(S15)及び利用者別商品表示処理(S17)の詳細は後述する。
次に、代金認識回路121により代金投入が検知されたか否かが判定される(S19)。代金投入が検知された場合(S19:YES)、その投入された代金で購入可能な商品について、ディスプレイ11及び選択ボタン12をハイライト表示させる(S21)。具体的には、購入可能な商品に関する商品画像を表示しているディスプレイ11では、その商品画像を点滅させて当該商品を強調したり、購入可能であることを示すメッセージを表示したりする。また、選択ボタン12に内蔵された発光部(図示外)を点灯させて、その選択ボタン12に対応する商品が購入可能であることを強調する。
そして、購入可能な商品について、選択ボタン12の押下ありか否かが判定される(S23)。選択ボタン12の押下がある場合(S23:YES)、商品販売処理が実行される(S25)。S25の商品販売処理では、商品搬送モータ制御回路123によって、利用者により選択された商品を商品保管室(図示外)から取り出して商品取出し口17まで搬送する。そして、つり銭排出回路122によって、投入金額から商品価格を差し引いた額のつり銭をつり銭取出し口16に排出する。
一方、代金投入が検知されない場合(S19:NO)及び商品販売処理(S25)を実行した場合は、S11に戻る。また、選択ボタン12の押下がない場合も(S23:NO)、所定時間のウエイト(S27)が実行された後、S11に戻る。そして、商品販売エラーが発生していないことを条件に、S13〜S27が繰り返し実行されて、情報表示と商品販売とが継続して行われることになる。
なお、商品販売エラーが発生している場合は(S11:YES)、その旨を示すメッセージがネットワーク接続回路108から出力され、ネットワーク2を介して管理装置3へ送信され(S29)、販売停止処理が実行される(S31)。S31の販売停止処理では、ディスプレイ11に販売中止を示すメッセージを表示したり、商品搬送モータ制御回路123による商品の搬送を中止したり、つり銭排出回路122により投入された代金を返却したりなどの処理が実行される。そして、エラー状態から回復したか否かが判定される(S33)。エラー状態から回復していない場合(S33:NO)、S33で待ち状態となる。一方、エラー状態から回復した場合(S33:YES)、S1に戻り、メイン処理(図4)が最初から実行される。
次に、先述のデフォルト商品表示処理(S15)及び利用者別商品表示処理(S17)の詳細について説明する。図7は、第1の実施の形態における、デフォルト商品表示処理(S15)の詳細を示すフローチャートである。図8は、販売希望順位テーブル30のデータ構成を示す図である。図9は、デフォルト商品表示処理(S15)による表示態様を説明するための図である。図10は、第1の実施の形態における、利用者別商品表示処理(S17)の詳細を示すフローチャートである。図11は、不快指数テーブル40のデータ構成を示す図である。図12は、天候予測テーブル50のデータ構成を示す図である。図13は、明るさテーブル60のデータ構成を示す図である。図14は、嗜好順位ポイントテーブル70のデータ構成を示す図である。図15は、利用者別商品表示処理(S17)による表示態様を説明するための図である。
まず、図7に示すように、デフォルト商品表示処理(S15)では、まず在庫情報が在庫情報記憶エリア(図示外)から取得され(S91)、当該在庫情報で示される各商品の在庫数に対する重みが、HDD104に記憶されている販売希望順位テーブル30から読み込まれる(S93)。そして、これらの情報に基づいて、販売希望順位ポイント(SP)が各商品ごとに計算される(S95)。販売希望順位ポイント(SP)は、商品画像を表示する優先順位を決定するものであり、次のように算出される。
販売希望順位ポイント(SP)=商品在庫数×重み
図8に示すように、販売希望順位テーブル30には、各商品と重みとが対応付けられている。重みは、販売者が優先的に販売することを希望する商品については、より大きな値が設定されている。そのため、販売希望順位ポイント(SP)は、在庫数が多い商品ほど大きくなり、また販売者が優先的に販売することを希望する商品ほど大きくなっている。
次に、全ての商品について販売希望順位ポイント(SP)が計算されたかが判定され(S97)、販売希望順位ポイント(SP)が算出されていない商品があれば(S97:NO)、S93に戻り、全ての商品について販売希望順位ポイント(SP)が取得されるまで、S93〜S97が繰り返し実行される。一方、全ての商品について販売希望順位ポイント(SP)が算出されていれば(S97:YES)、各販売希望順位ポイント(SP)が大きい順に商品を並べた表示順位リスト(SL)が作成される(S99)。
そして、表示順位リスト(SL)に基づく表示態様で、複数のディスプレイ11に商品画像がそれぞれ表示される(S101)。また、表示順位リスト(SL)に従って、複数の選択ボタン12と各商品画像に表された複数の商品とが、1対1で対応付けてマッピングされる(S103)。これにより、利用者は各ディスプレイ11に表示される商品画像を参照して購入する商品を決定し、その商品画像が表示されたディスプレイ11の直下に位置する選択ボタン12を押下して、当該商品を選択することができる。
上記のデフォルト商品表示処理(S15)により、複数のディスプレイ11には、図9に示すような表示態様で各商品画像が表示される。すなわち、横2列に並ぶ8つのディスプレイ11には、表示順位リスト(SL)で販売希望順位の高い商品から順番に、その商品画像が並ぶように表示される。そして、8つのディスプレイ11のうちで、代金投入口15の最も近傍に位置する右下のディスプレイ11に「販売希望順位1位」の商品画像が表示される。これは、代金投入口15の近傍に位置するディスプレイ11は利用者の目にとまりやすい特性を利用して、利用者が販売希望順位の高い商品を購入しやすくするためである。なお、本実施形態では8つのディスプレイ11が設けられているため、商品保管室(図示外)に9つ以上の商品種類が存在する場合であっても、表示順位リスト(SL)の上位8商品について、その商品画像が各ディスプレイ11に表示される。
このように、デフォルト商品表示処理(S15)では、在庫数が多く、また販売者が優先的に販売することを希望する商品に関する提示情報(商品画像)が、より利用者の目に留まりやすいような表示態様で複数のディスプレイ11に表示される。
次に、図10に示すように、利用者別商品表示処理(S17)では、まず環境情報が環境情報記憶エリア(図示外)から取得され(S111)、属性情報が属性情報記憶エリア(図示外)から取得される(S113)。
そして、HDD104に記憶されている不快指数テーブル40から、S111で取得された不快指数(DI)に対する順位ポイント(DIP)が読み込まれる(S115)。図11に示すように、不快指数テーブル40には、不快指数(DI)と各商品の順位ポイント(DIP)とが対応付けられている。順位ポイント(DIP)は、不快指数(DI)に応じて利用者が購入を希望すると推測される商品ほど大きな値が設定されている。具体的には、不快指数(DI)が寒いことを示す場合は、温かい商品に関する順位ポイント(DIP)が高く、不快指数(DI)が暑いことを示す場合は、冷たい商品に関する順位ポイント(DIP)が高い。
また、HDD104に記憶されている天候予測テーブル50から、S111で取得された天候予測(WF)に対する順位ポイント(WFP)が読み込まれる(S117)。図12に示すように、天候予測テーブル50には、天候予測(WF)と各商品の順位ポイント(WFP)とが対応付けられている。順位ポイント(WFP)は、天候予測(WF)に応じて利用者が購入を希望すると推測される商品ほど大きな値が設定されている。具体的には、天候予測(WF)が悪化している場合には、温かい商品に関する順位ポイント(WFP)が高く、天候予測(WF)が回復している場合には、冷たい商品に関する順位ポイント(WFP)が高い。
また、HDD104に記憶されている明るさテーブル60から、S111で取得された明るさ(LX)に対する順位ポイント(LXP)が読み込まれる(S119)。図13に示すように、明るさテーブル60には、明るさ(LX)と各商品の順位ポイント(LXP)とが対応付けられている。順位ポイント(LXP)は、明るさ(LX)に応じて利用者が購入を希望すると推測される商品ほど大きな値が設定されている。具体的には、明るさ(LX)が明るい状態であることを示す場合は、日中や屋外で飲むことが多い商品に関する順位ポイント(LXP)が高く、明るさ(LX)が暗い状態であることを示す場合には、夜間や屋内で飲むことが多い商品に関する順位ポイント(LXP)が高い。
また、HDD104に記憶されている嗜好順位ポイントテーブル70から、S113で取得された属性情報に対する順位ポイント(FP)が読み込まれる(S121)。図14に示すように、嗜好順位ポイントテーブル70には、属性情報である「年齢」及び「性別」と各商品の順位ポイント(FP)とが対応付けられている。順位ポイント(FP)は、「年齢」及び「性別」に応じて利用者が購入を希望すると推測される商品ほど大きな値が設定されている。具体的には、「年齢」が30以上50未満であって、「性別」が男性である場合、商品「強壮ドリンク」の順位ポイント(FP)が高く、また「年齢」が15未満であれば、商品「ジュース」及び「炭酸飲料」の順位ポイント(FP)が高い。
そして、これらの情報に基づいて、購入希望順位ポイント(CP)が各商品ごとに計算される(S123)。購入希望順位ポイント(CP)は、商品画像を表示する優先順位を決定するものであり、次のように算出される。その結果、購入希望順位ポイント(CP)は、利用者が購入する可能性の高い商品ほど大きくなる。
購入希望順位ポイント(CP)=DIP+WFP+LXP+FP
次に、全ての商品について購入希望順位ポイント(CP)が計算されたかが判定され(S125)、購入希望順位ポイント(CP)が算出されていない商品があれば(S125:NO)、S115に戻り、全ての商品について購入希望順位ポイント(CP)が取得されるまで、S115〜S125が繰り返し実行される。一方、全ての商品について購入希望順位ポイント(CP)が算出されていれば(S125:YES)、各購入希望順位ポイント(CP)が大きい順に商品を並べた表示順位リスト(CL)が作成される(S127)。
次に、デフォルト商品表示処理(図7)のS91〜S99と同様にして、在庫情報が取得され(S129)、販売希望順位テーブル30から在庫数に対する重みが読み込まれ(S131)、販売希望順位ポイント(SP)が算出され(S133)、全ての販売希望順位ポイント(SP)が算出されていれば、それに基づいて表示順位リスト(SL)が作成される(S135:YES,S137)。
そして、S137で取得された表示順位リスト(SL)から、S127で取得された表示順位リスト(CL)と重複する商品が削除され(S139)、S139で商品の重複が排除された表示順位リスト(SL)及び表示順位リスト(CL)に基づく表示態様で、ディスプレイ11に商品画像が表示される(S141)。また、表示順位リスト(SL)及び表示順位リスト(CL)に従って、複数の選択ボタン12と各商品画像に表された複数の商品とが、1対1で対応付けてマッピングされる(S143)。これにより、利用者は各ディスプレイ11に表示される商品画像を参照して購入したい商品を決定するとともに、その商品画像が表示されたディスプレイ11の直下に位置する選択ボタン12を押下して、当該商品を選択することができる。
上記の利用者別商品表示処理(S17)により、複数のディスプレイ11には、図15に示すような表示態様で商品画像が表示される。すなわち、横2列に並ぶ8つのディスプレイ11において、下段には表示順位リスト(SL)で販売希望順位の高い商品から順番に、上段には表示順位リスト(CL)で購入希望順位の高い商品から順番に、各商品画像が並ぶように表示される。
そして、図9と同様に、代金投入口15の最も近傍に位置する右下のディスプレイ11に「販売希望順位1位」の商品画像が表示されている。一方、代金投入口15の最も遠方に位置する左上のディスプレイ11に「購入希望順位1位」の商品画像が表示されている。これは、あらかじめ購入する商品が決まっている利用者は、代金投入口15の遠方に位置するディスプレイ11から順に目的の商品を探すという特性を利用して、利用者が購入希望順位の高い商品を探すとすぐに見つかるようにするためである。
なお、本実施形態では8つのディスプレイ11が設けられているため、商品保管室(図示外)に9つ以上の商品種類が存在する場合は、表示順位リスト(SL)の上位4商品及び表示順位リスト(CL)の上位4商品について、その商品画像が各ディスプレイ11に表示される。
このように、利用者別商品表示処理(S17)では、在庫数が多く、また販売者が優先的に販売することを希望する商品に関する提示情報(商品画像)と、利用者が購入する可能性の高い商品に関する提示情報(商品画像)とが、販売者及び利用者の両者に適した表示態様で複数のディスプレイ11に表示される。
ここで、利用者別商品表示処理(S17)における、ディスプレイ11での表示態様を、具体的に説明する。図16は、ディスプレイ11における表示態様を示す図である。図17は、ディスプレイ11における他の表示態様を示す図である。
図16は、下段の4つのディスプレイ11に、表示順位リスト(SL)の販売希望順位に応じて右側から商品「強壮ドリンク」,「スポーツ飲料」,「炭酸飲料」,「ジュース」の商品画像が、右側から順に表示された場合を例示している。一方、上段の4つのディスプレイ11に、表示順位リスト(CL)の購入希望順位に応じて左側から商品「お茶(COLD)」,「Coffee(COLD)」,「お茶(HOT)」,「Coffee(HOT)」の商品画像が、左側から順に表示された場合を例示している。
そして、商品保管室(図示外)に在庫がない商品がある場合は、図17に示すような表示態様とすることができる。すなわち、図17では、商品「Coffee(COLD)」と商品「炭酸飲料」が欠品しているため、その商品画像が表示されていない。このように、販売できない商品に関する商品画像はディスプレイ11に表示されないようにすることができる。また、商品画像が表示されなくなった表示スペースに、販売希望順位又は購入希望順位が下位の商品を表示するようにしてもよい。
さらに、利用者により投入された金額に応じて、ディスプレイ11での表示態様が変化するようにしてもよい。例えば、図16に示すように表示されるべき表示態様において、商品「Coffee(COLD)」と商品「炭酸飲料」が200円,その他の商品が100円の場合に、利用者が150円を投入したような場合には、図17に示すように金額が足りない商品「Coffee(COLD)」と商品「炭酸飲料」が表示されないようにすることができる。これによれば、メイン処理(図4)においてハイライト表示(S21)をすることなく、利用者は購入可能な商品を把握することができる。
以上、第1の実施の形態に係る情報提供システムSによれば、属性情報及び環境情報に基づいて表示順位リスト(CL)を設定し、この表示順位リスト(CL)に基づいて利用者の属性及び環境に応じた表示態様で複数の商品画像を表示するので、利用者は購入したい商品を容易に見つけ出すことができる。特に、利用者が希望すると予想される商品については購入希望順位を高くし、利用者が希望しないと予想される商品について購入希望順位を低くするので、利用者が購入したい商品に関する商品画像ほど、利用者が見やすいように表示することができる。
さらに、商品情報に基づいて表示順位リスト(SL)を設定し、この表示順位リスト(SL)に基づいて販売者側の事情に応じた表示態様で複数の商品画像を表示するので、販売者にとって好適な配置で商品展示などを行うことができる。特に、在庫が多い商品については販売希望順位を高くし、又は在庫が少ない商品については販売希望順位を低くするので、販売者がより多く販売したい商品に関する商品画像ほど、利用者が見やすいように表示することができる。
また、商品画像が表示順位リスト(CL,SL)に応じた配列又は位置で表示され、あるいは表示又は非表示となるので、利用者や販売者にとって好適な表示態様で複数の商品画像を表示して、ディスプレイ11上の表示スペースをより有効に利用することができる。さらに、複数の商品画像が各選択ボタン12と対応付けられた位置で表示されるので、利用者は選択ボタン12を介して各商品を任意に選択することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係る情報提供システムSは、基本的に第1の実施の形態と同様であるが、認証装置5が設けられている点で異なる。以下、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
まず、第2の実施の形態に係る情報提供システムSの構成について説明する。図18は、第2の実施の形態における、情報提供システムSについての全体構成図である。図19は、認証装置5の電気的構成を示すブロック図である。
図18に示すように、本実施形態に係る情報提供システムSでは、自動販売機1が管理装置3及び認証装置5と有線又は無線のネットワーク2を介して接続された構成をなす。図示しないが、ネットワーク2には複数の自動販売機1が接続されており、各自動販売機1は1つの管理装置3及び1つの認証装置5と各種データを送受信可能である。
また、自動販売機1には、外部のICカードから非接触で各種データを読取るデータ読取装置130が筐体正面側に設けられている。利用者はICカードを携行しており、このICカードの内部には各利用者に固有のID情報が記憶されている。そして、利用者が自動販売機1の使用する場合は、このICカードをデータ読取装置130に接近させて、ID情報を読み取らせる。
図19に示すように、認証装置5は、管理装置3と同様の構成をなし、CPU501,ROM502,RAM503,HDD504,タイマ507,ネットワーク接続回路508,ディスプレイ509,入力装置510が、バス500を介して相互に接続されている。なお、HDD504には、複数のID情報と属性情報とを対応付けて記憶した認証データベース(図示外)の他、各種データが記憶されている。
次に、第2の実施の形態に係る情報提供システムSで実行される処理の流れを説明する。図20は、第2の実施の形態における、自動販売機1のメイン処理を示すフローチャートである。図21は、ID情報読取処理の詳細を示すフローチャートである。
図20に示すように、本実施形態の自動販売機1のメイン処理は、第1の実施の形態におけるメイン処理(図4)と基本的に同じであるが、外部のICカードからID情報を読取るID情報読取処理の起動(S10)が実行される点で異なる。
図21に示すように、S10で起動されるID情報読取処理では、まずデータ読取装置130が外部のICカードからID情報を検知したか否かが判定される(S201)。ID情報を検知しなかった場合(S201:NO)、RAM103に記憶されている顧客検出フラグ(図示外)が「OFF」にセットされ(S203)、S201で待ち状態となる。一方、ID情報を検知した場合(S201:YES)、そのID情報が認証装置5に送信されて、属性情報が要求される(S205)。
S205で送信されたID情報が認証装置5に受信されると、認証装置5ではHDD504内の認証データベース(図示外)が検索されて、当該ID情報に対応する属性情報が取得される。そして、自動販売機1からの要求に対する応答として、当該属性情報が自動販売機1に送信される。
ID情報読取処理(図21)に戻り、認証装置5から応答を受信したか否かが判定される(S207)。すなわち、S205でのリクエストに対する応答として、認証装置5から属性情報を受信したか否かが判定される。認証装置5から応答を受信していない場合(S207:NO)、所定時間のウエイトが実行され(S209)、タイムアウト時間が経過したか否かが判定される(S211)。タイムアウト時間が経過していない場合には(S211:NO)、S207に戻って応答を待ち受ける。一方、タイムアウト時間が経過した場合(S211:YES)、S205でのリクエストに対して応答がなかったものとみなし、顧客検出フラグが「OFF」にセットされる(S213)。
一方、認証装置5から応答を受信した場合(S207:YES)、顧客検出フラグが「ON」であるか否かが判定される(S215)。顧客検出フラグが「ON」である場合(S215:YES)、属性情報計測処理(図6)により更新された属性情報と、S207で受信した属性情報とが一致するか否かが判定される(S217)。属性情報が一致しない場合(S217:NO)、自動販売機1を利用中の顧客は、ICカードに登録された利用者と異なるため、顧客検出フラグが「OFF」にセットされる(S213)。一方、属性情報が一致する場合(S217:YES)、自動販売機1を利用中の顧客は、ICカードに登録された利用者と一致するため、顧客検出フラグが「ON」にセットされる(S219)。なお、S213,S215:NO,S219の後は、S201に戻る。
このように、S10で起動されるID情報読取処理(図21)では、属性情報が一致しない場合(認証が失敗した場合)は、顧客検出フラグを「OFF」にしてデフォルト商品表示処理(S15)が実行されるようにする一方、属性情報が一致した場合(認証が成功した場合)は、顧客検出フラグを「ON」にして利用者別商品表示処理(S17)が実行されるようにする。
これにより、例えば、自動販売機1が通常のドリンク類と酒類の両方を販売するものであれば、デフォルト商品表示処理(S15)では通常のドリンク類のみが表示される表示態様がディスプレイ11に表示される一方、利用者別商品表示処理(S17)では通常のドリンク類と酒類の両方を含めた表示態様がディスプレイ11に表示されるようにして、利用者が成人であると認証できた場合のみ、利用者別商品表示処理(S17)が実行されるようにすることができる。
以上、第2の実施の形態に係る情報提供システムSによれば、利用者が有するICカードから読み取ったID情報に基づいて、認証装置5から当該ID情報に対応する属性情報を取得して、この属性情報が自動販売機1で取得した属性情報と一致するか否かで、利用者の認証を行うようにした。よって、特定の条件を満たさない利用者には販売できない商品(例えば、未成年者に対する酒類やタバコ)などは、利用者が条件をみたすと認証できた場合のみ、各利用者に応じた表示態様で各商品画像が表示されるようにすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態に係る情報提供システムSは、基本的に第1の実施の形態と同様であるが、ディスプレイ11及び選択ボタン12に代えて、タッチパネル式ディスプレイ(以下、タッチパネルとよぶ)190が設けられている点で異なる。以下、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
まず、第3の実施の形態に係る情報提供システムSの構成について説明する。図22は、第3の実施の形態における、情報提供システムSについての全体構成図である。図23は、タッチパネル190における表示態様を示す図である。
図22に示すように、本実施形態に係る情報提供システムSでは、自動販売機1にはディスプレイ11及び選択ボタン12が設けられておらず、ディスプレイ11の表示機能と選択ボタン12の入力機能を兼備したタッチパネル190が設けられている。このような構成のもと、図16に示すものと同一の表示態様をタッチパネル190に表示すると、図23に示すような画面構成となる。すなわち、図16において複数のディスプレイ11に表示された各商品画像は、タッチパネル190における対応する位置で複数の商品画像191として表示され、また複数の選択ボタン12に代えて複数のボタン画像192がタッチパネル190に表示される。
次に、第3の実施の形態に係る情報提供システムSで実行される処理の流れを説明する。本実施形態における自動販売機1のメイン処理は、基本的に第1の実施の形態(図4)と同様であるが、デフォルト商品表示処理(S15)及び利用者別商品表示処理(S17)の詳細が異なる。図24は、第3の実施の形態における、デフォルト商品表示処理(S15)の詳細を示すフローチャートである。図25は、第3の実施の形態における、利用者別商品表示処理(S17)の詳細を示すフローチャートである。図26は、タッチパネル190における他の表示態様を示す図である。
図24に示すように、本実施形態のデフォルト商品表示処理(S15)は、基本的に第1の実施の形態(図7)と同様であるが、以下の点で異なる。すなわち、S99で表示順位リスト(SL)が作成されると、表示順位リスト(SL)に基づく表示態様で、タッチパネル190に複数の商品画像191が表示される(S105)。同様に、表示順位リスト(SL)に基づく表示態様で、タッチパネル190に複数のボタン画像192が表示される(S107)。最後に、複数のボタン画像192の表示位置及び範囲が、HDD104に記憶されたタッチパネル位置マップ(図示外)に設定される(S109)。なお、タッチパネル位置マップ(図示外)は、複数のボタン画像192の表示位置及び範囲と、各ボタン画像192に対応する商品とを定義したテーブルである。
図25に示すように、本実施形態の利用者別商品表示処理(S17)は、基本的に第1の実施の形態(図10)と同様であるが、以下の点で異なる。S139で表示順位リスト(SL)から表示順位リスト(CL)の商品が削除されると、表示順位リスト(SL)及び表示順位リスト(CL)に基づく表示態様で、タッチパネル190に複数の商品画像191が表示される(S145)。同様に、表示順位リスト(SL)及び表示順位リスト(CL)に基づく表示態様で、タッチパネル190に複数のボタン画像192が表示される(S147)。最後に、複数のボタン画像192の表示位置及び範囲が、HDD104に記憶されたタッチパネル位置マップ(図示外)に設定される(S149)。
このようにして、本実施形態のデフォルト商品表示処理(図24)又は利用者別商品表示処理(図25)が実行されると、図23に示すような画面がタッチパネル190に表示される。そして、利用者はタッチパネル190に表示される複数の商品画像191を参照して購入したい商品を決定するとともに、複数のボタン画像192のいずれかを押下して当該商品を選択することができる。
なお、本実施形態においても、図26に示すように、商品保管室(図示外)に在庫がない商品や、販売価格が投入金額よりも大きい商品については、その商品画像191及びボタン画像192がタッチパネル190に表示されないようにすることができる。そして、タッチパネル190のうち、商品画像191及びボタン画像192が表示されていない領域に、他の商品画像191及びボタン画像192を表示するようにしてもよい。
以上、第3の実施の形態に係る情報提供システムSによれば、共通のタッチパネル190において、商品画像191とボタン画像192とが対応付けられた位置で表示される。よって、商品画像191のみならず、ボタン画像192の表示態様についても購入希望順位や販売希望順位に応じて変更することができ、かつ利用者はボタン画像192を押下して商品を任意に選択することができる。
ところで、上記第1乃至第3の実施の形態において、自動販売機1が本発明の「情報提供装置」し、商品保管室(図示外)が本発明の「商品保管手段」に相当し、商品搬送モータ制御回路123が本発明の「払い出し手段」に相当する。
そして、HDD104に設けられた提示情報データベース(図示外)が本発明の「提示情報記憶手段」に相当し、カメラ13が本発明の「属性情報取得手段」に相当し、S15のデフォルト商品表示処理(図7,図24)及びS17の利用者別商品表示処理(図10,図25)を実行するCPU101が本発明の「優先度設定手段」及び「表示態様決定手段」に相当し、ディスプレイ11及びタッチパネル190が本発明の「表示手段」に相当する。また、光センサ141,温度センサ142,湿度センサ143,気圧センサ144が、本発明の「環境情報取得手段」に相当する。そして、選択ボタン12及びボタン画像192が、本発明の「選択手段」に相当する。また、在庫情報及び販売希望順位テーブル30が本発明の「商品情報」に相当し、在庫計数回路128及びCPU101が本発明の「商品情報取得手段」に相当する。
また、HDD504に設けられた認証データベース(図示外)が本発明の「認証情報記憶手段」に相当し、ネットワーク接続回路508が本発明の「ID情報受信手段」及び「属性情報送信手段」に相当し、CPU501が本発明の「第1認証手段」に相当する。一方、データ読取装置130が本発明の「ID情報読取装置」に相当し、ネットワーク接続回路108が本発明の「ID情報送信手段」及び「属性情報受信手段」に相当し、CPU101が本発明の「第2認証手段」に相当する。
なお、本発明は、以上詳述した第1乃至第3の実施の形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能である。図27は、ディスプレイ11における他の表示態様を示す図である。図28は、タッチパネル190における他の表示態様を示す図である。
例えば、上記実施形態を様々に組み合わせて、本発明を実現するようにしてもよい。すなわち、第3の実施の形態に示すタッチパネル190を有する自動販売機1を用いて、第2の実施の形態に示すような認証装置5と接続された情報提供システムSを構築するなどである。
また、複数のディスプレイ11及びタッチパネル190における表示態様は、その目的や用途に応じて任意の形態とすることができる。例えば、図27に示すように、購入希望順位や販売希望順位が上位の商品に関する同一の商品画像を、複数のディスプレイ11に表示するようにしてもよい。また、図28に示すように、利用者が老人であると認証された場合に商品画像を大きなサイズで表示してもよいし、キャンペーン中の商品に関する商品画像を大きなサイズで表示してもよい。特に、商品画像191及びボタン画像192は、タッチパネル190の表示スペース中の一部に表示される画像情報であるため、任意の色,形状,位置,大きさ,範囲で表示することができる。また、図26に示すように、ボタン画像192に商品名を示す文字情報などを表示してもよい。また、商品画像191に入力機能を具備させれば、ボタン画像192を省略することもできる。
このように、商品画像(商品画像191及びボタン画像192を含む)は、購入希望順位又は販売希望順位などに応じて任意の位置,大きさ,範囲,形状などで表示できるため、利用者や販売者にとって好適な表示態様で商品画像を表示して、ディスプレイ上の表示スペースをより有効に利用することができる。なお、本発明に係る「提示情報」は、商品画像のみならず、商品の広告や説明などの様々な情報とすることができ、また静止画や文字情報のみならず、動画情報も含むものである。
また、上記実施形態では、購入希望順位を示す表示順位リスト(CL)と、販売希望順位を示す表示順位リスト(SL)に各々に基づいて表示態様を決定している。しかしながら、購入希望順位と販売希望順位との両方を考慮した1つの表示順位リストを作成し、この表示順位リストに基づいて表示態様を決定するようにしてもよい。
また、「属性情報取得手段」としてはカメラ13に限定されず、有効に利用者の属性を特定することができれば、他の公知技術を用いることができる。例えば、利用者の音声を取得するマイクを利用して、利用者の属性を特定するようにしてもよい。同様に、「環境情報取得手段」としては光センサ141,温度センサ142,湿度センサ143,気圧センサ144に限定されず、有効に利用者を取り巻く環境を特定することができれば、他の公知技術を用いて本発明を実現すればよい。例えば、GPSにより取得した利用者や自動販売機1などの位置情報や、周囲に存在する他の自動販売機をセンシングした結果などを、環境情報として利用してもよい。
また、上記実施形態の情報提供システムSでは、情報提供装置として自動販売機1を用いた場合を例示したが、利用者に各種情報を提供するための装置であれば本発明を適用可能であり、また提供情報は商品(サービス)に関するものに限定されない。例えば、操作ディスプレイのガイド情報(操作メニュー)を利用者に提供するためのタッチパネル式PC等を用いて、本発明の情報提供装置及び情報提供システムSを実現してもよい。
本発明の情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機は、利用者に各種情報を提供するための装置等として利用できる。
第1の実施の形態における、情報提供システムSについての全体構成図である。 自動販売機1の電気的構成を示すブロック図である。 管理装置3の電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における、自動販売機1のメイン処理を示すフローチャートである。 環境情報計測処理の詳細を示すフローチャートである。 属性情報計測処理の詳細を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における、デフォルト商品表示処理(S15)の詳細を示すフローチャートである。 販売希望順位テーブル30のデータ構成を示す図である。 デフォルト商品表示処理(S15)による表示態様を説明するための図である。 第1の実施の形態における、利用者別商品表示処理(S17)の詳細を示すフローチャートである。 不快指数テーブル40のデータ構成を示す図である。 天候予測テーブル50のデータ構成を示す図である。 明るさテーブル60のデータ構成を示す図である。 嗜好順位ポイントテーブル70のデータ構成を示す図である。 利用者別商品表示処理(S17)による表示態様を示す図である。 ディスプレイ11における表示態様を示す図である。 ディスプレイ11における他の表示態様を示す図である。 第2の実施の形態における、情報提供システムSについての全体構成図である。 認証装置5の電気的構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における、自動販売機1のメイン処理を示すフローチャートである。 ID情報読取処理の詳細を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における、情報提供システムSについての全体構成図である。 タッチパネル190における表示態様を示す図である。 第3の実施の形態における、デフォルト商品表示処理(S15)の詳細を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における、利用者別商品表示処理(S17)の詳細を示すフローチャートである。 タッチパネル190における他の表示態様を示す図である。 ディスプレイ11における他の表示態様を示す図である。 タッチパネル190における他の表示態様を示す図である。
符号の説明
1 自動販売機
2 ネットワーク
3 管理装置
5 認証装置
11 ディスプレイ
12 選択ボタン
13 カメラ
15 代金投入口
16 つり銭取出し口
17 商品取出し口
30 販売希望順位テーブル
40 不快指数テーブル
50 天候予測テーブル
60 明るさテーブル
70 嗜好順位ポイントテーブル
100 バス
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HDD
105 変換器
106 セレクタ回路
107 タイマ
108 ネットワーク接続回路
121 代金認識回路
122 つり銭排出回路
123 商品搬送モータ制御回路
124 モータ
125 商品保管室制御回路
126 ヒーター
127 クーラー
128 在庫計数回路
130 データ読取装置
141 光センサ
142 温度センサ
143 湿度センサ
144 気圧センサ
190 タッチパネル
191 商品画像
192 ボタン画像

Claims (15)

  1. 利用者に提供する複数の提示情報を記憶する提示情報記憶手段と、
    利用者の属性に関する属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記属性情報に基づいて、前記複数の提示情報を提示すべき優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を提示するための表示態様を決定する表示態様決定手段と、
    前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする情報提供装置。
  2. 利用者が存在する環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段を備え、
    前記優先度設定手段は、前記属性情報及び前記環境情報に基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記優先度設定手段は、前記属性情報及び前記環境情報に基づいて、利用者が希望すると予想される前記提示情報については前記優先度を高くし、又は利用者が希望しないと予想される前記提示情報については前記優先度を低くすることを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記複数の提示情報で各々示される商品に関する商品情報を取得する商品情報取得手段を備え、
    前記優先度設定手段は、前記属性情報、前記環境情報及び前記商品情報の少なくとも1つに基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報提供装置。
  5. 前記優先度設定手段は、前記商品情報に基づいて、在庫が多い商品に関する前記提示情報については前記優先度を高くし、又は在庫が少ない商品に関する前記提示情報については前記優先度を低くすることを特徴とする請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報の全部又は一部が、前記優先度に応じた配列又は位置で前記表示手段に表示されるように、前記表示態様を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提供装置。
  7. 前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報の全部又は一部が、前記優先度に応じた大きさ又は範囲で前記表示手段に表示されるように、前記表示態様を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の情報提供装置。
  8. 前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報の全部又は一部が、前記優先度に応じて前記表示手段に表示又は非表示となるように、前記表示態様を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報提供装置。
  9. 前記表示手段に表示された前記複数の提示情報を、利用者が任意に選択するための選択手段を備え、
    前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報が前記選択手段と対応付けられた位置で前記表示手段に表示されるように、前記表示態様を決定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の情報提供装置。
  10. 前記表示手段及び前記選択手段は、共通のタッチパネルであって、
    前記表示態様決定手段は、前記複数の提示情報が表示される表示部分と、前記選択手段として機能する表示部分とが、それぞれ対応付けられた位置で前記表示手段に表示されるように前記表示態様を決定し、
    前記表示手段は、前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報及び前記選択手段を表示することを特徴とする請求項9に記載の情報提供装置。
  11. 前記属性情報取得手段は、利用者を撮影するカメラであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の情報提供装置。
  12. 前記環境情報取得手段は、光センサ、温度センサ、湿度センサ及び気圧センサの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の情報提供装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載の情報提供装置と、該情報提供装置とネットワークを介して接続された認証装置とから構成される情報提供システムであって、
    前記認証装置は、
    利用者に固有のID情報と利用者の属性情報とを対応付けて記憶する認証情報記憶手段と、
    前記情報提供装置から送信されたID情報を受信するID情報受信手段と、
    前記ID情報受信手段により受信されたID情報に基づいて、前記認証情報記憶手段から前記属性情報を取得する第1認証手段と、
    前記第1認証手段により取得された属性情報を、前記情報提供装置に送信する属性情報送信手段とを備え、
    前記情報提供装置は、
    前記ID情報が記憶された被記録媒体から該ID情報を読み取るID情報読取手段と、
    前記ID情報読取手段により読み取られたID情報を、前記認証装置へ送信するID情報送信手段と、
    前記認証装置から送信された属性情報を受信する属性情報受信手段と、
    前記属性情報受信手段により受信された属性情報と、前記属性情報取得手段により取得された属性情報とが一致するか否かを判定する第2認証手段とを備え、
    前記第2認証手段により一致すると判定された場合、前記表示手段は前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を表示することを特徴とする情報提供システム。
  14. 複数の商品を保管する商品保管手段と、
    前記商品保管手段に保管された複数の商品の各々に関する提示情報を複数記憶する提示情報記憶手段と、
    利用者の属性に関する属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記属性情報に基づいて、前記複数の提示情報を提示すべき優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を提示するための表示態様を決定する表示態様決定手段と、
    前記表示態様に基づいて、前記複数の提示情報の全部又は一部を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記複数の提示情報で各々示される商品を、利用者が任意に選択するための選択手段と、
    前記選択手段において選択された商品を、前記商品保管手段から外部に払い出す払い出し手段と
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  15. 利用者が存在する環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段を備え、
    前記優先度設定手段は、前記属性情報及び前記環境情報に基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする請求項14に記載の自動販売機。
JP2005022135A 2005-01-28 2005-01-28 情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機 Withdrawn JP2006209550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005022135A JP2006209550A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005022135A JP2006209550A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006209550A true JP2006209550A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36966327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005022135A Withdrawn JP2006209550A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006209550A (ja)

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123162A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP2008129900A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP2008209812A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Fujitsu Ltd 商品情報掲示システム、商品情報掲示方法、および商品情報掲示プログラム
JP2008279022A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009037528A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP2009151408A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd マーケティングデータ分析方法、マーケティングデータ分析システム、データ分析サーバ装置およびプログラム
JP2009151409A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd マーケティングデータ分析方法、マーケティングデータ分析システム、データ分析サーバ装置およびプログラム
JP2009205312A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Panasonic Corp 自動販売機
JP2009289233A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Hitachi Ltd 商品販売装置、商品販売管理システム、顧客視線データ取得方法および顧客注視商品データ取得方法
JP4447652B1 (ja) * 2009-07-07 2010-04-07 タケショウ株式会社 自動販売機システム
JP2010117902A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 取引処理装置
JP2010535374A (ja) * 2007-08-01 2010-11-18 トゥットエスプレッソ ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 自動販売機、およびその作動方法
JP2010287064A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Pfu Ltd キオスク端末装置
JP2011090407A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Jr East Mechatronics Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2011145936A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Nec System Technologies Ltd 自動販売機、販売方法及びプログラム
JP2012063930A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 自動券売機
JP2012123656A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Omron Corp 物品販売装置
JP2012519922A (ja) * 2009-10-20 2012-08-30 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 物品提供装置、ディスプレイ装置及びこれを用いたgui提供方法
JP2013080501A (ja) * 2012-12-12 2013-05-02 Rakuten Inc 商品情報提供サーバ装置、商品情報表示プログラム、商品情報表示方法及び商品情報表示システム
JP2013196533A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Hitachi Ltd お勧め情報表示装置
JP2014517371A (ja) * 2011-04-11 2014-07-17 インテル コーポレイション 個人向け広告を選択するシステム及び方法
US9230386B2 (en) 2008-06-16 2016-01-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Product providing apparatus, display apparatus, and method for providing GUI using the same
JP2016012214A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 勝 角 提供装置、貯蔵庫およびサーバ装置
JP6202698B1 (ja) * 2016-09-28 2017-09-27 Boeジャパン株式会社 筐体及びシステム
JP2017210253A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料ディスペンサ
JP2017224143A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 クロス・メディア・ネットワークス株式会社 情報表示システム
CN110689665A (zh) * 2018-09-21 2020-01-14 株式会社万代 物品提供装置
WO2020256121A1 (ja) * 2019-06-21 2020-12-24 株式会社あミューズ 情報処理装置
CN113170078A (zh) * 2018-12-13 2021-07-23 三菱电机株式会社 动画显示装置和动画显示方法
JP2022510521A (ja) * 2018-12-17 2022-01-27 クーラー スクリーンズ インコーポレイテッド インテリジェントなマーケティングおよび広告のためのプラットフォーム
US11763252B2 (en) 2017-08-10 2023-09-19 Cooler Screens Inc. Intelligent marketing and advertising platform
US11768030B2 (en) 2017-08-10 2023-09-26 Cooler Screens Inc. Smart movable closure system for cooling cabinet
JP2023183183A (ja) * 2022-06-15 2023-12-27 株式会社バンダイ 物品供給装置

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123162A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP2008129900A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP2008209812A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Fujitsu Ltd 商品情報掲示システム、商品情報掲示方法、および商品情報掲示プログラム
JP2008279022A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
US8777103B2 (en) 2007-08-01 2014-07-15 Tuttoespresso S.R.L. Automatic dispensing machine and method of operation
JP2010535374A (ja) * 2007-08-01 2010-11-18 トゥットエスプレッソ ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 自動販売機、およびその作動方法
JP2009037528A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP2009151408A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd マーケティングデータ分析方法、マーケティングデータ分析システム、データ分析サーバ装置およびプログラム
JP2009151409A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd マーケティングデータ分析方法、マーケティングデータ分析システム、データ分析サーバ装置およびプログラム
JP2009205312A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Panasonic Corp 自動販売機
JP2009289233A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Hitachi Ltd 商品販売装置、商品販売管理システム、顧客視線データ取得方法および顧客注視商品データ取得方法
US9230386B2 (en) 2008-06-16 2016-01-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Product providing apparatus, display apparatus, and method for providing GUI using the same
JP2010117902A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 取引処理装置
JP2010287064A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Pfu Ltd キオスク端末装置
JP2011018125A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Takeshou Kk 自動販売機システム
JP4447652B1 (ja) * 2009-07-07 2010-04-07 タケショウ株式会社 自動販売機システム
JP2011090407A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Jr East Mechatronics Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2012519922A (ja) * 2009-10-20 2012-08-30 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 物品提供装置、ディスプレイ装置及びこれを用いたgui提供方法
JP2011145936A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Nec System Technologies Ltd 自動販売機、販売方法及びプログラム
JP2012063930A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 自動券売機
JP2012123656A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Omron Corp 物品販売装置
JP2014517371A (ja) * 2011-04-11 2014-07-17 インテル コーポレイション 個人向け広告を選択するシステム及び方法
JP2013196533A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Hitachi Ltd お勧め情報表示装置
JP2013080501A (ja) * 2012-12-12 2013-05-02 Rakuten Inc 商品情報提供サーバ装置、商品情報表示プログラム、商品情報表示方法及び商品情報表示システム
JP2016012214A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 勝 角 提供装置、貯蔵庫およびサーバ装置
JP2017210253A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料ディスペンサ
JP2017224143A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 クロス・メディア・ネットワークス株式会社 情報表示システム
JP6202698B1 (ja) * 2016-09-28 2017-09-27 Boeジャパン株式会社 筐体及びシステム
JP2018054846A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 Boeジャパン株式会社 筐体及びシステム
US11763252B2 (en) 2017-08-10 2023-09-19 Cooler Screens Inc. Intelligent marketing and advertising platform
US11768030B2 (en) 2017-08-10 2023-09-26 Cooler Screens Inc. Smart movable closure system for cooling cabinet
CN110689665B (zh) * 2018-09-21 2022-06-24 株式会社万代 物品提供装置
CN110689665A (zh) * 2018-09-21 2020-01-14 株式会社万代 物品提供装置
CN113170078A (zh) * 2018-12-13 2021-07-23 三菱电机株式会社 动画显示装置和动画显示方法
JP2022510521A (ja) * 2018-12-17 2022-01-27 クーラー スクリーンズ インコーポレイテッド インテリジェントなマーケティングおよび広告のためのプラットフォーム
JP7445592B2 (ja) 2018-12-17 2024-03-07 クーラー スクリーンズ インコーポレイテッド インテリジェントなマーケティングおよび広告のためのプラットフォーム
WO2020256121A1 (ja) * 2019-06-21 2020-12-24 株式会社あミューズ 情報処理装置
JP2021000273A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社あミューズ 情報処理装置
JP7441614B2 (ja) 2019-06-21 2024-03-01 株式会社funbox 情報処理装置
JP2023183183A (ja) * 2022-06-15 2023-12-27 株式会社バンダイ 物品供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006209550A (ja) 情報提供装置、情報提供システム及び自動販売機
US9230386B2 (en) Product providing apparatus, display apparatus, and method for providing GUI using the same
US10026116B2 (en) Methods and devices for smart shopping
KR101620938B1 (ko) 의류 제품 판매 지원 장치와 이와 통신 가능한 의류 제품 정보 관리 서버, 의류 연관 제품 추천 서버 및 의류 제품 정보 제공 방법
JP2012022589A (ja) 商品選択支援方法
JP2017162191A (ja) 管理装置及び商品提供システム
TW201349152A (zh) 用搜索可獲得但是未在商店中展示之產品的行動應用程式來經營零售商店之方法
US20060226220A1 (en) Sales office system
JP4742083B2 (ja) 情報端末及びコンピュータプログラム
CN110610249A (zh) 信息处理方法、信息显示方法、装置及业务终端
JP2022163033A (ja) 制御方法、通信端末、プログラム、記憶媒体及び情報提供方法
JP2002032558A (ja) 顧客情報管理システムおよびその方法ならびに顧客情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013025386A (ja) 商品情報提供装置、商品情報提供方法及びプログラム
US20180225646A1 (en) Object recognition system
JP2004227067A (ja) 自動販売機
JP2004280395A (ja) 化粧品自動販売機
KR20210003639A (ko) 메뉴 제공부가 구비된 관리 장치 및 관리 방법
WO2014038382A1 (ja) 情報処理システム、制御方法
JP2015148930A (ja) 自動販売機、自動販売システムおよび自動販売方法
KR102324271B1 (ko) 열감지 키오스크 및 이의 운용방법
TWI727712B (zh) 香菸商品管理系統及香菸商品管理方法
JP6554257B2 (ja) 注文料理の提供支援システム
KR20190000329A (ko) 온라인 의류쇼핑시스템
JP7268670B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
KR20190000130A (ko) 온라인 의류쇼핑시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071204

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080219

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090401