JP2003275660A - 製品の包装及び(又は)塗布器具 - Google Patents

製品の包装及び(又は)塗布器具

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JP2003275660A
JP2003275660A JP2002382699A JP2002382699A JP2003275660A JP 2003275660 A JP2003275660 A JP 2003275660A JP 2002382699 A JP2002382699 A JP 2002382699A JP 2002382699 A JP2002382699 A JP 2002382699A JP 2003275660 A JP2003275660 A JP 2003275660A
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fluid
particles
substance
product
permeable
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Jean-Louis Gueret
ルイ ゲレ ジャン
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LOreal SA
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    • A45D44/002Masks for cosmetic treatment of the face

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面への流体(P)の塗布及び包装のうち少
なくとも一方を行う器具を提供する。 【解決手段】 この器具(10)は、複数個の粒子(22)
及び流体に対して透過性がある部分(21)を備えた少な
くとも1つの要素(20)を有し、この部分(21)は、複
数個の粒子を保持するように構成された内部空間を少な
くとも部分的に構成し、前記少なくとも1つの要素は、
該複数の粒子が少なくとも1種類の物質を有し前記少な
くとも1種類の物質が流体および流体を受け入れる表面
のうちの少なくとも一方と接触できるとように構成され
ると共に(或いは)前記少なくとも1つの要素が電界及
び磁界のうちの少なくとも一方を形成しまた流体及び表
面のうち少なくとも一方が前記少なくとも1種類の物質
によって形成される電界又は磁界の作用を受けることが
できるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品、例えば化粧
品を包装すると共に(或いは)塗布する器具に関する。
【0002】
【発明の背景】「化粧品」という用語は、本明細書にお
いて、1993年6月14日付けEEC通達(Directiv
e )93/35で定義された製品を意味するものとして
用いられている。
【0003】包装及び(又は)塗布のための器具を記載
した先行技術文献の例として、とりわけ米国特許出願第
2001/0031168号明細書、米国特許第5,3
93,809号明細書、及び欧州特許出願公開第104
3018号明細書を挙げることができる。
【0004】
【発明の概要】本発明は、とりわけその特徴のうちの1
つにおいて、流体、特に化粧品を包装すると共に(或い
は)塗布する器具であって、少なくとも1種類の物質を
収容すると共に(或いは)電界及び(又は)磁界を発生
させるのに適した少なくとも1つの要素を有し、この要
素が上記流体及び(又は)上記流体を受け入れるように
なった表面を上記物質に接触させることができると共に
(或いは)上記流体及び(又は)上記表面を要素によっ
て生じた電界及び(又は)磁界中に配置することができ
るよう構成された器具を提供する。
【0005】本発明は又、流体、特に化粧品を包装する
と共に(或いは)塗布する器具であって、少なくとも1
種類の物質を提供した少なくとも1つの要素を有し、こ
の要素が上記流体を上記物質に接触させることができる
よう配置された器具の特定の実施形態を提供する。
【0006】別の特定の実施形態では、本発明は又、流
体、特に化粧品を包装すると共に(或いは)塗布する器
具であって、磁界を発生させるのに適した少なくとも1
つの要素を有し、この要素が、上記流体を要素によって
生じた磁界中へ配置できるよう構成された器具を提供す
る。
【0007】「流体」という用語は、液体、粉末及びゲ
ルを含む。
【0008】物質を、少なくとも要素が流体に接触する
前に、例えば粒子の形態で上記要素中に固体状態で保持
することができる。
【0009】「粒子」という用語は、広義に理解される
べきであり、あらゆるサイズ、あらゆる形状、特に細長
い形状、均質又は不均質であってよい組成の結晶及び物
体を含み、粒子は、中空であってもよく、中実であって
もよい。一例として、粒子のサイズは、0.1μm〜7
μm、又は2μm〜3mmであり、或いは10μm〜1
mm、特に50μm〜500μmである。
【0010】非限定的な実施形態では、物質は、上記要
素内に捕捉状態で保持されている粒子から流体中へ拡散
することによって放出されるものであるのがよい。
【0011】要素中に存在する物質が流体と接触する場
合、物質は、鉱物、植物又は動物由来の少なくとも1種
類の成分を有するのがよい。物質は、磁性を備えるのが
よいが、このようにするかどうかは任意である。
【0012】物質は、触媒反応又は酵素反応を生じさ
せ、又は流体の組成を変えるのに適したものであっても
よい。
【0013】物質は、例えば流体が小出しされている
間、又は器具の受け具内にある貯蔵期間の間、作用する
のがよい。
【0014】物質は、製品中へ拡散するのに適したもの
であるのがよく、特に、少なくとも製品中へ拡散した
後、イオンの形態となるのに適したものであるのがよ
い。
【0015】要素は、防腐性を備えるのがよく、血液の
循環を促進するものであるのがよいと共に(或いは)回
復性、特に、治癒性、痛み緩和性及び(又は)リラクシ
ング性を備えるものであるのがよい。
【0016】かくして、例えば、要素は、殺生性を発揮
するものであってもよい。
【0017】要素は又、浄化性を備えるものであっても
よい。「浄化性」という用語は、要素が不純物又は望ま
しくないものと考えられがちな成分をピックアップする
のに適していることを意味している。かくして、要素
は、例えば炭素の粒子を有するのがよく、これら粒子は
或る成分を吸収するのに適している。一例として、要素
はかくして、流体中の不純物が塗布表面に達するのを阻
止し、又は塗布表面上に存在する不純物が流体供給源に
達するのを防止するのに役立つものであるのがよく、要
素は場合によっては、例えばフィルタとして働く。
【0018】要素は、電解又は磁界を発生させることが
できるものであってもよい。要素は、電場内で発生する
イオンを含む材料から成るものであってもよい。あるい
は又は加えて、要素は、静電気が荷電された材料から成
るものであってもよい。
【0019】一例として、要素は、次のもの、即ち、金
属及び金属合金、コバルト、バリウム、クロム、アルミ
ニウム、銀、銅、チタン、青銅、マンガン、金属酸化
物、イオン酸化物、特にフェライト、シリケート、スル
フェート、特に炭酸カルシウム、非鉄化合物、特に硫
黄、マグネシウム、カルシウム、ホウ素、カリウム、炭
素、オリゴエレメント(oligoelements )、海塩、岩
塩、粘土、ステアタイト、藻類、プランクトン及びこれ
らからの抽出物、根菜類、甘草、生姜、蝋、オイル、殺
菌剤、ビタミン類、タンパク質、酸、ホルモン、コラー
ゲン、明礬、明礬石、絹、大麻、グルコース(なお、こ
れらには限定されない)から選択された物質から成るの
がよい。
【0020】上記要素内において、物質は、次のもの、
即ち、シリカ、特にコロイドシリカ、砂、アルミナ、ス
テアタイト、砂岩、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ガ
ラス、セラミック、ウッド及びコルク、特に、繊維又は
粉末形態のもの、コーン(とうもろこし)繊維、小麦繊
維又は米繊維、溶岩、シリケート、方鉛鉱、酸化物、大
麻、亜麻、絹、粘土、磁器、マイカ、ポリマー、特に熱
可塑性ポリマー又は熱硬化性ポリマー、PE、PET、
PU、PVC、PA、EVA、ビニル、ユリアホルムア
ルデヒド、エポキシ、ポリエステル、シアノアクリレー
ト、エラストマー(なお、これらには限定されない)か
ら選択された結合剤又は物質と接触しているのがよい。
【0021】要素は、特に上記物質を流体中へ放出する
ことができるよう構成されている場合、それ自体、流体
のアプリケータとして働くよう構成されたものであるの
がよく、例えば、全体として凸状の表面、例えばドーム
の形態をした表面を有する少なくとも1つの部分を有す
るのがよい。
【0022】要素は、流体に対して透過性であるのがよ
い。特に、流体を例えば受け具内に入れるのがよく、要
素は、器具が用いられているとき、受け具から取り出さ
れた流体が要素を通過するよう構成されたものであるの
がよい。特に、要素は、受け具を出た流体の全てがこれ
を通るよう構成されたものであるのがよい。
【0023】器具は、1回使用専用であり、上記要素を
含浸した1回分の流体を小出しするよう構成されてい
る。
【0024】要素は、上記物質を含む繊維から成ってい
てもよく、例えば、マスカラを塗布するブラシ、髪の毛
のくし、又は製品を睫毛又は眉毛に塗布するブラシ、ヘ
アブラシ、歯ブラシ、製品を爪又は唇に塗布するブラ
シ、又はフロック加工チップ、又はパウダパフを構成す
るのがよい。
【0025】要素は、焼結材料、セラミック、フェル
ト、フォーム、スポンジ、織布又は不織布から成る部品
を更に含み、又はこれで構成されている。
【0026】要素を使用に先立って、流体で含浸するの
がよい。
【0027】要素は、受け具に永続的に固定され、或い
は受け具に着脱自在に固定できるよう構成されたもので
あるのがよい。着脱自在な取付けにより、要素を流体又
は流体を受け入れるようになった表面に対して要素によ
って行うのが望ましい作用の関数として選択することが
できる。また、着脱自在な取付けにより、例えばその日
の間、1回以上の塗布を行うため、要素を受け具から分
離することができ、要素は、例えばハンドバッグに入れ
た状態で持ち運びされる。
【0028】要素を、受け具にスナップ締結し、ねじ止
めし、くっつけ又はヒートシールするのがよく、例え
ば、要素を受け具のクロージャカプセルに固定すること
ができる。
【0029】要素が焼結材料の部品から成る場合、要素
を熱可塑性又は熱硬化性の材料又は無機材料の粒子、特
に、例えばセラミック、金属又は金属酸化物である粒子
から作るのがよい。
【0030】要素の全体又は一部をセラミックで構成し
てもよく、このセラミックは、例えば物質を含む材料か
ら作られたものであるのがよい。
【0031】要素は、物質を含む材料で作られたフォー
ムから成っていてもよい。
【0032】変形例として、要素は、物質を含む材料で
含浸したもの、又は物質を含む粒子が入れられているフ
ォーム又は焼結部品から成るものであってよく、これら
粒子は場合によっては、結合剤、必要な場合には例えば
接着剤でフォーム又は焼結部品内に保持される。要素
は、製品との交換表面積を増大させることができる裸眼
に見える少なくとも1つのキャビティを備えるのがよ
い。特に、製品が要素を通過しようとする場合、要素
は、流体が要素を通過するのに要する時間を長くするよ
う非直線形状のチャネルを有するのがよい。
【0033】一例として、要素は、ペレットの形態をし
ているのがよく、このペレットのフェースの各々には穴
が設けられ、これら穴は、流体を通すバッフルを形成す
るよう互いに僅かにオフセットしている。かくして、流
体にさらされる要素の表面積を増大させることができ
る。要素は又、使用中流体が流通する管の形態をしてい
てもよい。
【0034】本発明の別の特徴では、器具は、アプリケ
ータを有するのがよく、上記要素は、アプリケータの湿
気を取るよう構成されたものであるのがよい。かかる条
件の下では、要素は、例えばアプリケータによってピッ
クアップされた流体の量に影響を及ぼす場合がある。
【0035】本発明の別の特徴では、上記要素は、流体
に対して透過性の少なくとも1つの壁を有するのがよ
く、この流体透過性壁は、剛性であってもよく、或いは
可撓性であってもよく、上記物質によって構成され、又
は上記物質を含み、或いは磁界又は電界を流体に及ぼす
のに適した粒子を保持するよう構成されている。一例と
して、粒子は、ビーズを有するのがよく、或いはビーズ
で構成されたものであってもよい。ビーズのうちの少な
くとも1つは、圧縮可能なものであるのがよい。粒子を
多少とも圧縮することにより、圧縮可能な粒子を用いる
ことにより、これらの間の空間を変え、かくして、要素
の通過時に損失水頭を変え又は粒子相互間に存在する流
体の量を変えることができる。
【0036】上述の粒子は、少なくとも一部が上記流体
透過性壁によって構成された空間内で自由であるのがよ
い。かくして、本発明の実施形態では、要素は流体透過
性壁を有するのがよく、例えば、粒子を収容したサッシ
ェ又はカートリッジの形態をしているのがよく、これら
粒子は、サッシェ又はカートリッジの内部で自由であ
る。
【0037】透過性壁は、流体を例えば皮膚、髪の毛又
は爪に塗布する際に用いられるのに適した表面を備える
のがよい。表面を例えばフロック加工するのがよい。
【0038】透過性壁を取っ手部材に固定してもよい。
取っ手部材は、例えば流体を収容した受け具に実質的に
漏止め状態で締結可能であるよう構成されたものである
のがよい。
【0039】本発明の別の特徴では、要素は、物質を収
容し、最大寸法が5mm〜40mm、特に10mm〜2
0mmの固体又はくり抜き状態の物体又は本体の形態を
しているのがよい。
【0040】要素は、任意的に上記物質を含む覆いで被
覆された本体、特に球形の本体から成るのがよい。物体
の最大寸法は、例えば5mm〜40mmであるのがよ
い。
【0041】要素は、例えば流体を収容した受け具内部
で自由であるのがよく、かくして、要素は必要な場合、
スターラとして役立つのがよい。
【0042】器具は、使用されていないとき、要素を流
体送出しオリフィスに当接保持して流体を収容した内部
空間を閉鎖するよう構成されたものであるのがよい。
【0043】本発明の別の特徴では、要素は、上記流
体、例えば用いられるべき流体の実質的全てを収容した
少なくとも1つの内部空間を有するのがよい。器具は、
流体が設けられていない少なくとも1つのハウジングを
有するのがよく、上記要素が用いられていない場合、ハ
ウジング内に導入することができ、上記要素は、上記ハ
ウジングの全体又は一部を占める。器具は、例えばハウ
ジングを要素がハウジング内に配置された状態で実質的
に気密状態で閉鎖することができるクロージャ部材を更
に有するのがよい。上述のクロージャ部材は、必要な場
合、取っ手部材として役立つよう構成されたものである
のがよい。流体を収容した要素を導入できる流体が入っ
ていないハウジングは例えば、電気的性質及び(又は)
磁気的性質を備えた粒子を収容するのがよい。
【0044】本発明の特徴では、要素は、塗布部材を受
け入れることができるハウジングを構成するようになっ
ているものであるのがよく、ハウジングは、例えば流体
を収容した受け具と流体連通するのに適している。一例
として、要素は、受座を形成するよう構成されたもので
あるのがよく、受け具を何時閉鎖しようとも、塗布部材
は相当大きな軸方向圧縮力で又はかかる相当大きな軸方
向圧縮力を受けなくても、受座に当接することができ
る。
【0045】本発明の別の特徴では、器具は、カップを
有するのがよく、要素は、このカップの底部に配置され
る。必要な場合、カップは、受け具を閉鎖する部材とし
て役立つのがよい。流体を使用時点でカップ内に注ぎ込
むのがよい。
【0046】本発明の別の特徴では、要素は、少なくと
も1枚のシートを更に有するのがよく、或いはかかるシ
ートで構成されたものであるのがよい。このシートは、
物質が混ぜ込まれたマトリックスの少なくとも1つの層
から成るのがよい。シートは、織布又は不織布の少なく
とも1つの層を構成するのがよい。シートは、例えばパ
ッチ又はマスクを形成するよう切断できる。シートは、
物体の一部を受け入れるのに適した内部空間を構成する
中空物体の全て又は一部を形成するのがよく、特に、こ
のシートは、手袋、フード又はキャップを構成するのが
よい。
【0047】器具は、各々が物質を収容した2つの要素
を有するのがよく、互いに異なる要素内に入っている物
質は、互いに異なる。
【0048】流体は、液体、ゲル、クリーム、粉末又は
押し出し可能なスティックの形態をした製品であるのが
よい。流体は、化粧品であるのがよく、又は流体は化粧
品の溶剤として役立つものであってもよい。本発明は、
特に液体との接触状態で分散するのに適した製品を包装
すると共に(或いは)塗布するのに利用される。流体
は、水、アルコール、オイル、ゲル又はエマルションを
収容するのがよく、或いはこれらによって構成されたも
のであるのがよい。
【0049】使用される流体は、導電性ブリッジ又は要
素の粒子相互間の磁界に対して透過性のブリッジを形成
するのに適したものであるのがよい。
【0050】別の特徴では、本発明は、別個独立に又は
上記の特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品のアプリ
ケータを提供し、このアプリケータは、粒子を収容した
少なくとも1つのハウジング及び上記流体に対して透過
性の少なくとも1つの壁を有し、この壁は、この壁と接
触状態でハウジングの外部に存在する流体をハウジング
の内部の上記粒子により、特に毛管現象により吸収でき
るようにする。
【0051】使用される粒子は、流体に対して不活性で
あるのがよく、流体との接触時に拡散により物質を放出
する必要はない。特に、粒子は、例えば不活性材料の粉
末又はガラス又はセラミックのビーズで構成されたもの
であるのがよい。粒子は、上述のハウジング内で自由で
あるのがよい。粒子は、物理的作用及び(又は)化学的
作用を流体に及ぼすのに適したものであってもよく、例
えば、これら粒子は、物質を流体中へ放出することがで
き、又は電界及び(又は)磁界を流体に及ぼすことがで
きるものであるのがよい。
【0052】流体を所与の物質に接触させることによ
り、作用を流体に及ぼすことが望ましい場合、例えば、
上記物質で部分的又は完全に覆われた粒子、例えばビー
ズを用いることが可能である。磁界を流体及び(又は)
流体が通された表面に及ぼすのが望ましい場合、例えば
被覆状態の磁性粒子を用いることが可能である。
【0053】粒子を収容したハウジングは、流体を収容
した受け具から着脱自在であってもよい。一例として、
ユーザは、互いに異なるタイプの粒子を収容した一連の
ハウジングを有し、それ自体選択的に利用できるのがよ
い。次に、流体を用いる粒子に応じて互いに異なる方法
で処理するのがよい。かくして、流体は、皮膚、爪又は
髪の毛への塗布中又は塗布後、互いに異なる効果を有す
ることができる。
【0054】本発明は、別の特徴として、別個独立して
又は上記特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品のため
の少なくとも1つの入口を備えたカートリッジを提供
し、この入口は、少なくとも一時的に上記流体を収容し
た受け具と流体連通状態になるのに適している。流体
は、上記流体と接触し又は磁界及び(又は)電界を上記
流体に及ぼすのに適した物質を有する少なくとも1つの
要素を収容したカートリッジ内のハウジングを通過した
後、カートリッジによって送り出される。一例として、
要素は、例えば上記物質を流体との接触時に放出するの
に適したフォーム、焼結部品、セラミック及び(又は)
複数の粒子、特にビーズから成るのがよい。カートリッ
ジは、カートリッジ内に入っている流体を供給できる塗
布面を有するのがよい。塗布面は、多孔質部材、例えば
フォーム、焼結部品、セラミック又はフェルトで構成さ
れたものであるのがよい。
【0055】本発明は、別の特徴として、別個独立に又
は上記特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品を包装す
ると共に(或いは)塗布する器具内での粒子、特にビー
ズの使用を提供する。使用される粒子は、セラミックビ
ーズ及び(又は)セラミックコアを有するビーズである
のがよく、流体が塗布される表面に関するその特性に合
わせて選択された材料で作られた覆いをコアの周りに設
け、例えば金属をコアに付着させる。粒子は、例えば上
記流体との接触時に物質を放出し、又は磁界及び(又
は)電界を上記流体又は流体が通される表面に及ぼすの
に適しているが、器具内に捕捉状態で保持されるもので
あるのがよい。
【0056】本発明は、別の特徴として、別個独立に又
は上記特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品を包装す
ると共に(或いは)塗布する器具を提供し、この器具
は、上記流体に対して透過性であり、上記流体を収容し
たリザーバから取られた流体を通過させるよう構成され
た少なくとも1つの開口部を備える少なくとも1つの壁
を有していることを特徴とする。開口部は、バッフルを
構成するよう互いにオフセットした2つの盲穴から成る
のがよい。壁は、焼結材料又は気泡質材料、例えばセラ
ミックで作られるのがよく、この材料は場合によって
は、所与の物質を収容し、製品は、上記壁の通過時に物
質と接触するのに適している。壁は、電界及び(又は)
磁界を製品に及ぼすのに適した粒子を有するのがよい。
壁は、例えばプラスチック材料を射出することにより、
或いは回転成形により、又は粉末を形成し、次にこれを
焼いてセラミックを形成することにより作られるのがよ
い。
【0057】本発明は、別の特徴として、別個独立に又
は上記特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品のアプリ
ケータを提供し、このアプリケータは、流体リザーバ及
び上記流体に対して透過性であり、少なくとも一部が焼
結材料又は他の多孔質材料、例えばフォーム又はセラミ
ックで作られ、物質を例えば粒子の形態をした固体状態
で含む少なくとも1つの壁を有し、流体は、壁の通過時
に上記物質と接触するのに適していることを特徴とす
る。物質は、作用を流体に及ぼすのに適したものである
のがよい。壁は、流体が壁を通過するときに磁界及び
(又は)電界を流体に及ぼすのに適した粒子を更に有す
るのがよい。
【0058】本発明は、別の特徴として、別個独立に又
は上記特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品を収容し
た受け具に固定されるのに適したカートリッジを提供
し、このカートリッジは、粒子、例えば係留状態のビー
ズを収容し、製品は、上記粒子と接触するのに適してい
る。カートリッジは、受け具に開放自在に提供されるの
に適したものであるのがよく、粒子は、カートリッジが
受け具から引き抜かれると、カートリッジの実質的に密
閉された空間内に収納される。カートリッジは、受け具
に開放自在に締結されるのに適したものであるのがよ
く、粒子は、カートリッジを受け具から引き抜く場合、
カートリッジの実質的に密閉された空間内に収納され
る。カートリッジは特に、流体をカートリッジ内に導入
する際に開くのに適したフラップを有するのがよく、流
体は、受け具から取り出される。かかるフラップは、着
脱自在なユニットを受け具から引き抜く際に、粒子を実
質的に気密状態で収容した空間を閉鎖するのに役立つ。
【0059】本発明は、別の特徴において別個独立に又
は上記特徴と組み合わせて化粧品を収容した受け具内へ
挿入可能な要素を提供し、この要素は、捕捉状態の粒子
を有し、この要素は、要素が受け具内にあるとき、製品
を粒子に接触させることができるよう構成されている。
一例として、これら粒子は、上述した種類の物質で被覆
されたセラミックのビーズであるのがよい。
【0060】本発明は、別の特徴として、別個独立に又
は上記特徴と組み合わせて、流体、特に化粧品を包装す
ると共に(或いは)塗布する器具を提供し、この器具
は、物質を収容し、又は磁界又は電界を発生させるのに
適した粒子を含む少なくとも1つの要素を有することを
特徴としており、前者の場合の要素は製品又は製品を受
け入れるようになった表面を上記物質と接触させること
ができるよう構成され、後者の要素は、上記流体又は上
記表面を要素によって生じた電界又は磁界内に配置する
ことができるよう構成されている。物質を収容した粒子
を結合剤によって互いに保持するのがよい。
【0061】要素は、上記物質を収容した第1の粒子及
び上記物質を収容していない第2の粒子を更に有するの
がよく、第1の粒子と第2の粒子は結合剤によって凝集
される。
【0062】物質を収容した粒子は、被覆状態の粒子で
あるのがよく、例えば、各粒子は、第1の材料で作られ
たコア及び、第1の材料とは異なる第2の材料で作られ
た覆いを有するのがよく、覆いは、コアの周りに延び、
これを完全に又は部分的に被覆する。コアの材料は例え
ば、磁界及び(又は)電界を流体又は流体を受け入れる
ようになった表面に及ぼすように選択されたものである
のがよい。製品中へ放出されるべき物質をコア及び(又
は)覆い内へ収納するのがよい。物質は変形例として、
覆いの表面にのみ存在していてもよい。被覆状態の粒子
を用いることは、特に覆い材料が高価な場合、単一の材
料で作られた粒子を用いる場合が好ましい場合がある。
【0063】要素は、上記粒子を有する少なくとも1つ
の物体又は層を有するのがよく、上記物体又は層は任意
的に多孔質である。物体又は層は、互いに異なる種類の
粒子の混合物を有するのがよく、これら粒子の少なくと
も一部は、上記物質を収容し、粒子は任意的に、互いに
異なる種類のものであり且つ互いに異なるサイズのもの
である。
【0064】粒子を結合剤で凝集するのがよく、結合剤
は、有機であっても無機であってもよい。結合剤は、粒
子を例えばセラミック中へ入れる場合、無機であること
が必要である。結合剤は、粒子を例えば熱可塑性又は熱
硬化性ポリマー内へ分散させる場合、有機であることが
必要である。結合剤は又、セメント又は液体、例えばオ
イルであるのがよい。
【0065】一例として、要素は、物質を収容し、各々
が例えば焼結部品で構成された2つの同一の多孔質層相
互間に位置した多孔質層を更に有するのがよい。
【0066】要素は、上記物質を収容した少なくとも1
つの層を有する覆いで被覆された例えば粘土で作られた
物体を有するのがよい。層は例えば、上記物質を収容し
た粒子と共に少なくとも1種類の結合剤で構成するのが
よい。層は、他の粒子、例えば、作用を製品に及ぼすた
めの第2の物質の入った粒子を有するのがよい。物体の
材料は又、磁界及び(又は)電界を流体に及ぼすように
選択されたものであるのがよい。
【0067】一例として、要素は、以下の形態、即ちリ
ング、シャトル、管、多面体、特に平行六面体、又は球
形のうちの1つを呈するのがよい。
【0068】粒子は導電性であるのがよい。一例とし
て、各要素は、絶縁性コア、導電性覆い、これらの間に
設けられていて、導電性をコアに与えて特に覆いが金属
であるときに、覆い材料を電気化学的方法によりコア上
に付着させることができるようにするのに適した中間層
を有するのがよい。
【0069】粒子は、金属又は1以上の金属酸化物、特
に磁化可能な酸化物、例えばフェライトで作られたコア
を必要な場合、これ又磁化可能な覆いで被覆したもので
あるのがよい。覆いは例えば、コアが流体と接触するの
を防ぐのに役立つものであるのがよい。
【0070】本発明は、非限定的な実施形態の以下の詳
細な説明を読むと共に添付の図面を参照すると一層よく
理解されよう。なお、添付の図面は、本明細書の一体に
なっている。
【0071】
【発明の実施の形態】捕捉状態の粒子要素 本発明の第1の特徴では、皮膚、粘膜又は毛或いは爪へ
の塗布のための流体、例えば化粧品又は皮膚ケア製品に
作用を及ぼすのに適した物質を含む粒子がこの流体中に
浸漬されるのに適した要素内に保持されている。
【0072】「化粧品」という用語は本明細書において
は、EEC通達76/768を修正した1993年6月
14日付けEEC会議通達93/35で定義された製品
を意味している。
【0073】図1は、流体P、例えば液体化粧品を収容
した容器11及び流体P中に浸漬された要素20を有す
る器具10を示しており、要素20は、粒子22を収容
している。図示の例では、容器11は、蓋12によって
実質的に気密状態に閉鎖されたものであるのがよく、蓋
はねじ又は任意他の種類の締結方式又はスナップ止めに
より容器11に取り付けられるのに適している。
【0074】容器11及び要素20は、本発明の範囲か
ら逸脱することなく種々の形態を取ることができる。
【0075】図1に示す実施形態では、要素20は、製
品に対して透過性のある壁21を有し、この壁は、要素
20の内部に収容された粒子22が逃げ出ないようにす
るのに十分小さなサイズの開口部及び(又は)気孔を備
えている。
【0076】例を挙げて説明すると、壁21は、流体P
に対して浸透性のある材料の少なくとも1枚のシート、
例えば連続気泡フォーム、織布、不織布、有孔フィルム
から成り又はこれによって構成されるのがよく、又は、
ネットを熱成形し、熱可塑性材料を射出することにより
及び(又は)複数のコンポーネント、例えば多孔質構造
体及び補強材を互いに組み合わせることによって壁を形
成してもよい。
【0077】消費者に関する限り、要素20は、本来容
器11内に入れられた状態であってもよく、或いは消費
者が例えば1回目の使用の際にこれを容器11内へ挿入
してもよい。かかる状況のもとでは、要素20を例え
ば、種々の種類の粒子22を収容した複数の要素20か
ら選択することができ、これら粒子は、例えば種々の物
質を流体P中へ放出するのに適している。かくして、ユ
ーザは、例えば流体に或る活性成分、例えば鉱物又は有
機物質で強化するために流体Pに与えるのが望ましいと
思う特性の関数として要素20を選択することができ
る。粒子22は又、流体Pに作用を及ぼすのに適した磁
気的及び(又は)電気的性質を備えるのがよい。
【0078】必要に応じ、要素20を流体Pの取出し前
に容器11から取り出してもよい。
【0079】別の変形例では、形状が図1に示す形状に
は限定されない要素20を流体Pのアプリケータとして
用いることができ、この要素20は場合によっては。塗
布を行う度にその後容器11に再び挿入され、或いは、
使用後、例えば要素20が1回使用専用のものである場
合、破棄される。
【0080】必要に応じて、要素20を、ユーザがユー
ザによって選択された粒子22をこの要素内に挿入する
ことができるよう構成されたものであってもよく、これ
ら粒子は、例えばユーザに入手できる1組の容器から取
り出される。かくして、要素20に挿入される粒子22
を選択することにより、ユーザは、意のままに、粒子2
2によって流体Pに及ぼされる作用効果を変えることが
できる。例を挙げて説明すると、要素20は、着脱自在
なシャッタによって閉じられるのに適した粒子挿入開口
部22を有するのがよい。
【0081】要素20の変形実施形態の一例として、図
2は、2枚のシート61,62から成る全体としてサッ
シェの形態をした要素60を示しており、これらシート
は、流体Pに対して透過性があり、又これらの周囲の周
りで符号63のところにおいて互いにシールされて要素
60の中に捕捉状態に保たれる複数の粒子65を収容す
る内部空間64を構成している。粒子65は流体Pと接
触した際に拡散するのに適した物質を含むのがよいが、
このようにするかどうかは任意であり、この流体Pは、
要素60上に注ぎ出され、又は要素は流体P中に浸漬さ
れたものであるのがよい。
【0082】変形例として、粒子65は、流体Pに対し
て完全に不活性であってよく、即ち、流体との接触の際
に所与の物質を放出することができず、粒子は、シート
61及び(又は)62中の毛管現象により製品を吸収す
ることにより要素60が製品を取り込む能力を増大させ
るためにのみ役立つものである。シートは、可撓性であ
るのがよく、例えば、連続気泡フォーム、織布又は不織
布、有孔フィルム、熱可塑性材料のネット又は熱可塑性
積層品で作られたものであるのがよい。要素60は、流
体Pを皮膚に塗布するために用いることができ、例えば
この表面をフロック加工するのがよい。
【0083】要素20又は60に代えて取っ手部材に固
定された要素を用いてもよい。
【0084】一例として、図3は、流体P、例えば液体
化粧品を収容した容器31と、取っ手部材42によって
支持された塗布要素41を備えたアプリケータ40とを
有する器具30を示しており、取っ手部材42は又、容
器31を実質的に気密状態に閉鎖することができるクロ
ージャ部材を構成している。
【0085】容器31は、容器31を閉鎖すると、塗布
要素41の少なくとも一部を受け入れるハウジング32
を有している。図示の実施形態では、ハウジング32
は、ハウジング32の内部と容器31に入っている流体
Pとを流体連通させることができる通路34が設けられ
た部品33によって構成されている。
【0086】塗布要素41は、流体Pに対して透過性又
は浸透性のある壁45を有し、かかる壁は、任意的に剛
性であっても可撓性であってもよく、例えば熱成形ネッ
トのような格子又は織布、不織布、スポンジ、焼結部
品、有孔フィルムによって構成される(これらには限定
されない)。壁45は、粒子46を保持する内部空間を
構成し、粒子は、壁が開口部を有していても、壁45を
通過できないほど大きいものである。
【0087】粒子46は流体Pに接触したときに物質を
放出するのに適したものであるのがよいが、このように
するかどうかは任意である。粒子46が流体Pとの接触
時に物質を放出するのに適している場合、かかる物質
は、流体P中に拡散してその性質を変え、例えばその保
存性を向上させるのがよい。粒子46が製品に対して不
活性であり、この中へ物質を放出しない場合、粒子46
は、例えばアプリケータ40が十分に多量の製品を拾い
取ることができるようにする目的で流体Pを壁45の毛
管現象により吸収するのに役立つに過ぎないものであっ
てもよい。粒子46は又、流体P及び(又は)製品が塗
布される表面に磁界及び(又は)電界を及ぼすのに役立
つものであるのがよい。
【0088】使用できる粒子46の例について説明する
と、例えばビーズ、特に供給業者であるイーピーアール
・フランス(EPR France)によって登録商標Zirmil及び
Zirblast、特にZirblastER 120又はER 1205 、Zirshot
又はErmil で市販されているラミック製ビーズが挙げら
れる。使用されるビーズは、比較的大きな粒状顕微鏡組
織又は表面粗さを備えるのがよく、これらを任意的にコ
ーティングするのがよい。例を挙げて説明すると、ビー
ズを二酸化ジルコニウムとシリカの混合物で作るのがよ
い。
【0089】必要に応じ、部品33はそれ自体、流体P
が通路34を経て部品33を通過するときに流体Pに作
用するのに適した物質で満たされているのがよい。部品
33は、熱可塑性材料を射出し、又は回転成形し、例え
ば特にセラミックを形成するために焼結することにより
作られたものであるのがよい。
【0090】粒子を収容するアプリケータを、かかる粒
子をユーザにより例えば最初の使用の際にアプリケータ
内の定位置に配置することができるよう、或いは変形例
として、例えば上記粒子に含まれ又はかかる粒子を構成
する物質が使用し尽くされると又は流体Pが接触するよ
うになる物質の種類をユーザが変えたいと望む場合、使
用の度に取り替えることができるよう構成するのがよ
い。その目的は、製品上の粒子により製品が塗布される
表面に及ぼされる効果を変えることにある。
【0091】一例として、図4は、図3のアプリケータ
40の変形実施形態に相当するアプリケータ80を示し
ている。アプリケータ80は、取っ手部材42が、壁4
5によって構成された粒子46を収容する内側スペース
に接近できるようにする開口部86を有している点でア
プリケータ40とは本質的に異なっている。開口部86
を閉鎖することができるようにするクロージャ部材81
が設けられている。このクロージャ部材は、例えばフィ
ルムヒンジ82によって取っ手部材42の本体に連結さ
れたヒンジ止め蓋によって構成されている。この蓋は、
開口部86を備えた取っ手部材42に実質的に漏止め状
態で圧接するのに適した密封リップ83を有するのがよ
い。一例として、粒子46を蓋の閉鎖に先立って開口部
86を通して挿入するのがよい。
【0092】例えば処理されるべき身体の領域又はフェ
ースに応じて粒子を収容する要素に種々の形状を与える
ことができる。
【0093】非限定的な例として、図5は、マスクの全
体的な形状を備え、図6で分かるように流体Pに対し不
透性の壁71、例えば熱成形壁を有する器具70を示し
ている。壁71は、全体としてマスクの形をしていて、
複数の粒子73を収容するハウジング72を構成してお
り、ハウジングは、壁71から見て遠くに位置したその
フェースが流体Pに対して透過性の壁75によって閉鎖
されている。この壁75は、例えば周囲が壁71に固定
された不織布によって構成されている。ハウジング72
を、ユーザが器具70を最初に用いる際、流体Pで満た
すのがよく、或いは変形例としてユーザは、流体Pを壁
75を介してハウジング72に注ぎ込むことにより、或
いは器具を流体Pの入った受け具内に浸漬することによ
り流体Pをハウジング72内へ挿入してもよい。
【0094】図1〜図6の実施例では、粒子は、これら
を収容したスペース内で自由であり、即ち、粒子を上記
スペース内に保持する壁が引き裂かれると、又は開かれ
ると、粒子は逃げ出ることができる。
【0095】粒子は又、流体を収容した受け具内で自由
であるのがよく、しかも流体だけを通過させるようにす
るのに適した部材、例えばストレーナ又はフィルタによ
ってこの中に保持されるのがよい。
【0096】一例として、図7は、流体Pを粒子52、
例えばビーズと一緒に受け具51内に収容した器具50
を示している。グローブの指のような形状をしていて、
開口部54を備えた端壁を有する部材53により、流体
Pはアプリケータ55に至ることができるが、粒子52
は受け具51から出るのが阻止される。当然のことなが
ら、上述の実施形態の全てにおいて、粒子は、種々のサ
イズ及び種類のものであってよく、このことは本発明の
範囲から逸脱しない。また、例えば磁気作用のような作
用を製品が貯蔵されている間だけ製品に及ぼすことが可
能である。
【0097】かかる作用を及ぼすことができるようにす
る器具800が図8に示されている。流体Pは、受け具
801内に挿入されたカップ803に入れられている。
カップ803と受け具801の壁との間の内容積部は、
磁気作用を流体Pに及ぼすのに適した粒子802を収容
している。
【0098】次に、図25〜図30、図39、又は図4
1〜図44を参照して、放出可能であって、作用を流体
Pに及ぼすのに適した、或いは物質を上記流体中へ放出
することができる粒子を備えた他の実施形態について説
明する。
【0099】流体Pに接触し、或いは磁界及び(又は)
電界を流体Pに及ぼすのに適した少なくとも1つの物質
も又、本発明の別の特徴において、焼結部品、特にセラ
ミック又は任意他の多孔質要素、例えばフォーム内に入
れられるのがよい。
【0100】焼結又は他の多孔質要素 図9は、流体Pを収容した受け具91及び取っ手部材1
02によって支持された塗布部材101を備えたアプリ
ケータ100を有する器具を示しており、取っ手部材1
02は又、受け具91を閉鎖する部材ともなることがで
きる。受け具は、塗布部材101を受け入れるハウジン
グ92を有している。ハウジング92は、焼結部品とし
て形成された要素93によって構成され、上記要素93
は、流体Pが塗布部材101に到達することができるよ
う流体Pに対して透過性である。
【0101】焼結部品は、焼結セラミック又は金属であ
るのがよく、或いは、焼結部品を例えば粒子を互いに焼
結することによりプラスチック材料で作るのがよく、特
にプラスチック材料又は場合によってはエラストマー材
料のビーズで作るのがよい。
【0102】焼結部品を構成し、適宜機械的強度を焼結
部品に与えることができる材料によって物質を流体P中
へ放出するのがよく、或いはかかる物質を流体の基本配
合に含ませてもよい。かくして、問題の物質は例えば、
焼結部品を構成するのに用いられる粉末の全てを構成す
るのがよく、或いはかかる物質は、焼結部品を構成する
のに用いられる粉末中に他の成分と一緒に存在してもよ
い。
【0103】物質を、焼結部品又は他の多孔質要素、例
えばフォーム中に、例えばその製造後に取り込んでもよ
く、その手段として例えば、焼結部品を上記物質を溶解
状態で又は懸濁状態で含む液体中に浸漬し、次に焼結部
品又は他の多孔質要素を含浸した液体が蒸発して無くな
るようにする。すると、物質は、物質を焼結部品に挿入
するのに用いられた液体が例えば蒸発して無くなった
後、焼結部品の内部で結晶化することができる。
【0104】焼結部品又は他の多孔質要素中に取り込ま
れる物質は、液体中に分散した粒の形態であってもよ
い。かかる状況では、粒のサイズ及びこれらの濃度は、
粒が焼結部品又は多孔質要素の細孔を完全に詰まらせる
のを回避しながら焼結部品又は多孔質要素にしみ込むこ
とができるよう焼結部品又は多孔質要素の細孔のサイズ
の関数として選択できる。
【0105】焼結部品又は他の多孔質要素中に存在して
いる物質は、例えば微量成分形態で製品中に拡散してこ
れに特定の性質を与え、特にその保存性を向上させ又は
製品中に酵素反応又は触媒反応を生じさせるよう意図さ
れたものであるのがよい。
【0106】焼結部品又は他の多孔質要素中に存在する
物質は、例えば製品中に存在し又は塗布要素中に存在す
る或る成分を吸収することにより製品を浄化させるのに
も役立つのがよい。
【0107】また、焼結部品又は他の多孔質要素中に存
在する物質は、流体Pに磁界及び(又は)電界を及ぼす
よう意図されたものであるのがよい。
【0108】必要な場合、要素93は、これを製品に対
して透過性にする細孔を備えるだけでなく、図3の器具
30の通路34と同様、製品がハウジング92に一層容
易に到達することができるようにする貫通した通路を有
するのがよい。要素93は、あまりに小さすぎて流体P
に対して本質的に透過性となることができない細孔を更
に有するのがよく、又かかる要素は、器具30の通路3
4と同様に形成されていて、流体Pを通すことができる
開口部を必要とする場合がある。必要な場合、これら開
口部は、以下に説明するようにバッフルを形成するのが
よい。
【0109】塗布要素101を任意の従来型塗布要素で
構成するのがよく、例えば、これはフォーム、フェルト
又は焼結部品から成るのがよく、又その表面にフロック
加工を施したものであるのがよいが、このようにするか
どうかは任意である。
【0110】塗布要素は、製品を収容した受け具と協働
して塗布要素を引っ込めると、塗布要素を受け入れる圧
送効果がハウジング内の製品に加わるようにするよう構
成されたものであるのがよい。
【0111】本発明の範囲から逸脱しないで、アプリケ
ータ100に代えて上述のアプリケータ40又は80を
用いてもよい。
【0112】図10に示す器具105は、図9に示すア
プリケータ100が、例えば塗布中、磁気作用を及ぼす
のに役立ち、血液の微小循環を促進するようになった磁
石106をどのように設ければよいかを示している。
【0113】また、図9の要素93に代えて、焼結部品
又は任意他の多孔質要素で作られた要素を有する部品を
焼結されていない材料で作られたこの要素の支持体と共
に用いてもよい。
【0114】一例として、図11は、受け具111を有
する器具110を示しており、この受け具111は、塗
布要素(図示せず)のハウジング113を構成する部品
112を受け入れ、ハウジング113の端壁は、焼結部
品として形成された要素114によって構成されてい
る。要素114は、受け具111内に入っている流体P
がハウジング13に到達することができるようにする通
路115が設けられたペレットの形態をしている。
【0115】要素114を、任意の手段、例えば環状リ
ブ116によって定位置に保持するのがよく、又この要
素は、肩117に当接するのがよい。
【0116】変形例として、要素114は、焼結されて
いない材料、例えば中実、有孔又は気泡質のプラスチッ
ク材料で作ってもよく、一例として、この要素は、流体
Pが通路115を通過する際に所与の物質を放出し、又
は磁界を流体Pに及ぼすのに適した充填物としての粒子
を収容してもよい。
【0117】接触面積の増大 製品が塗布要素に到達するために通らなければならない
通路に、流体Pとこの製品が通過する要素との間の接触
面積を増大させるのに役立つ形状を与えるのがよい。
【0118】一例として、図12は、例えば互いに反対
側に位置したフェースから開口し、製品が要素120を
通過する際に長い経路を辿るよう製品を拘束するバッフ
ルを形成するよう互いに平行であるが、ずれている軸線
上に位置した盲穴121,122を備えた焼結部品とし
て形成されている要素120を示している。
【0119】製品を包装する別の方法 流体Pを、本発明の範囲から逸脱することなく、上述の
方法以外の多くの方法で包装することができる。
【0120】一例として、図13は、流体Pをポンプ1
32によって小出しできる器具130を示しており、流
体は軟質バッグ131から取り出される。流体Pをハウ
ジング133内に送り込むことができ、塗布要素134
をこのハウジング133内に配置することができる。ポ
ンプを作動するため、ハウジング133を押し下げ、こ
のハウジングは、バッグ131及びこれを収納した受け
具136に対して動くことができる。
【0121】図示の実施形態の場合のように、ハウジン
グ133の端壁は、上述の要素120と類似した要素1
35を収納するのがよく、この要素は、ポンプ132に
よって送り出された製品がこれを通過するように配置さ
れ、又この要素135は場合によっては、流体がこれを
通過するときに流体Pと接触したときに所与の物質を放
出するのに役立ち、又は製品を磁界及び(又は)電界に
かけるのに役立つ。要素135は、図示の形状以外の形
状の通路、例えば図9に示す要素114の場合と同様に
直線状の通路を更に有するのがよく、或いは任意の特定
の通路を備える必要がなく、製品は、例えばあらゆる方
向に互いに通じ合った細孔を介して要素135を通過す
る。
【0122】塗布要素134は、任意の種類のものであ
ってよく、例えば、これを上述したようなアプリケータ
40又は80によって構成してもよい。塗布要素134
は又、例えば多孔質材料、例えばフォーム、フェルト又
は焼結部品で構成してもよく、かかる材料は任意的に、
種々の粒子、例えば流体Pとの接触時に所定の物質を放
出し又は磁界及び(又は)電界を及ぼすのに適した粒子
で満たされる。図示していない変形例では、塗布要素1
34は、凹凸部分、特に凹部を有してもよく、或いはそ
の表面にフロック加工を施したものであってもよい。ま
た、流体Pを、部分的に図14に示す器具150の場合
と同様、浸漬管により塗布要素を受け入れるのに適した
ハウジング内に配置してもよい。器具は、受け具152
内に入れられた製品が塗布要素154を受け入れること
ができるハウジング153に達することができるように
するのに適した浸漬管151を有している。塗布要素
を、ハウジング153を閉鎖するための部材を構成する
のにも適した取っ手部材155に固定するのがよい。特
に、クロージャ部材155を、塗布要素154がハウジ
ング153内の定位置に位置した状態で、ハウジング1
53を実質的に気密状態に閉鎖するよう構成するのがよ
い。
【0123】製品を、例えば受け具152の壁を圧縮す
ることにより、浸漬管151を介してハウジング153
に入れるのがよい。図示の実施形態では、ハウジング1
53は塗布要素154がハウジング153内の定位置に
位置した状態で実質的に気密状態に閉鎖されているの
で、製品が浸漬管151を介してハウジング内に上昇す
るようにする受け具152の内容積部の減少により、ハ
ウジング153内の圧力が増大することは理解されるべ
きである。圧力のこの増大により、浸漬管151に沿う
製品の上昇が抑えられる傾向があり、かくしてユーザは
ハウジング153に送られる製品の量を測定するのが容
易になる。
【0124】例えば、浸漬管151によりハウジング1
53に送り込まれた製品との接触時に所与の物質を放出
し、又は磁界及び(又は)電界を製品に及ぼすのに適し
た要素160を、例えば環状リブ161によってハウジ
ング153の底部に固定された状態でハウジング153
の底部内に配置するのがよい。
【0125】塗布要素154は、任意の種類のものであ
ってよく、例えば、物理的作用又は化学的作用を製品に
及ぼすのに適した物質を保持する焼結部品によって塗布
要素を構成してもよい。
【0126】或る作用を製品に及ぼし、例えば製品に磁
界及び(又は)電界をかけ又は上記要素との接触時、特
にこの要素を通過する際に所与の物質を製品中へ放出す
るのに適した要素も又、図15〜図22を参照して以下
に説明するようにディスペンサ又は押しボタンエンドピ
ースを備えたクロージャカプセル内に組み込んでもよ
い。
【0127】図15は、例えば化粧品を収容した受け具
171を有する器具170を示しており、この受け具に
は、受け具171に入っている製品を通過させるような
仕方で配置された要素173を支持したディスペンサエ
ンドピース172が固定されている。要素173を例え
ば、所定の物質を固体の状態で保持するフォーム又は焼
結部品によって構成するのがよい。
【0128】図16は、受け具176を備えた器具17
5の一部を示しており、この受け具のネック177は、
例えばスナップ締結によってネック177に固定された
ベース部分181及び例えばフィルムヒンジ183によ
ってベース部分181にヒンジ止めされた蓋182を有
するクロージャカプセル180を備えている。ベース部
分181は、受け具176内に入っている製品に対して
透過性であり、製品を小出しの際に通過させるようフィ
ルタとして配置された要素185を収容している。要素
185を例えば、所定の物質、例えば製品中へ拡散する
ようになった物質を収容した焼結部品又はフォームで構
成するのがよい。
【0129】図17は、液体、例えばシャワー用ゲル、
シャンプー、ボディローション又はオイル(これらには
限定されない)を収容した受け具196に固定されるフ
ローレジューサ(flow reducer)191を示している。
【0130】一例として、受け具は、可変内容積のもの
であるのがよく、製品の小出しのためにユーザが押し潰
すことができる壁を有するのがよい。受け具のネック
は、力を入れてネックに嵌め込まれると共にプレート1
99の頂部に連結された管状スカート198を有するイ
ンサート193を受け入れ、プレート199は穴あけさ
れて中央出口オリフィスが設けられている。プレート
は、ネックの頂端縁で支持される周囲部を有している。
管状スカート198は、ネックの内面に漏止め状態で当
接する。例えばフォームで作られたフローレジューサ1
91は図示の実施形態では、実質的に円筒形であり、そ
の頂部フェースは、このプレートに固定されている。フ
ローレジューサは、フォーム、ポリウレタン、ポリエス
テル、ポリエーテル、PVC又はニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)(これらには限定されない)で作られた単
一のブロックから成るのがよい。フォームは、この中に
粒子、例えば、フローレジューサ191を通過した製品
と接触するのに適した物質で構成され又はかかる物質を
含む粒子を収容するのがよい。図示の実施形態では、通
路192は、フローレジューサ191を通り、この通路
は、静止状態ではその長さに沿う少なくとも1箇所で実
質的に閉鎖されており、この通路は、製品からの圧力を
受けて開放することができる。
【0131】空気取り入れを容易にするため、フローレ
ジューサの側面と管状スカート198との間にギャップ
195を設けるのがよい。フローレジューサは、その頂
部フェースがプレート199の下面に固定されている。
インサート193は、プレート199の下に延びる環状
リブ194を有するのがよく、このリブは、フローレジ
ューサ191をインサートにヒートシールしたときに加
熱される。
【0132】物質を製品の小出しの際に製品が通過する
フォーム内に入れるのがよい。一例として、図18は、
流体Pを受け具262から取り出すポンプ261を備え
た器具280を示している。ポンプ261は、ハウジン
グ265を備えた押しボタン264によって作動され、
このハウジング265は、例えば所与の物質を製品中へ
拡散させることにより、又は磁界又は電界を製品にかけ
るようにすることにより作用を製品に及ぼすのに適した
複数の粒子を収容したフォーム981を収納している。
必要な場合、押しボタン264を受け具262から引き
抜いてユーザが1組の押しボタンから1つの押しボタン
264を選択できるようにしてもよく、各ボタンには互
いに異なる物質が入っている。
【0133】作用を製品に及ぼす要素は又、図19に示
すように器具985の受け具984に固定されたクロー
ジャカプセル983の内側ネック982に固定してもよ
い。
【0134】流体P中へ拡散され、又はこれに磁界又は
電界を及ぼす物質も又、図20に示すように器具960
の流体Pを小出しするオリフィスを形成する管内に設け
てもよい。
【0135】器具960は、クロージャキャップ963
を受け入れる雄ねじ付きのネック962を備えた受け具
961を有している。物質の入った管964が、ネック
962の内部に固定され、流体が小出しされている間、
作用を流体に及ぼす。
【0136】図21は、ポンプ202及びポンプを作動
させることができる押しボタン203を備えた受け具2
01を有する器具200を示している。押しボタン20
3は、一回分の製品を小出ししている間製品を通過させ
ることができるような仕方で配置された要素204を有
し、この要素は、例えば上述の実施形態と同様、所定の
物質を収容したフォーム又は焼結部品で構成されてい
る。
【0137】この要素は、一回分の流体Pを収容してい
て、図22及び図23に示すように器具の1回の使用
中、かかる流体を塗布するのに用いられるフォームの形
態をしていてもよい。図22では、器具990は閉鎖さ
れており、フォーム991は、蓋992とキャビティ形
成部分993との間で圧縮されている。蓋992を開放
すると、フォームは、その初期体積に戻り、かかるフォ
ームを用いると図23に示すようにフォームが収容して
いる流体Pを塗布することができる。
【0138】当然のことながら、例えば通過することに
より作用を製品に及ぼすようになった要素は、上述の要
素に加えて、多くの他の形態を取ることができる。
【0139】一例として、図24は、例えば焼結部品と
して形成され、又はフォームの形態をしていて、軸方向
断面が十字の形をした要素209を示している。
【0140】製品が通るハウジングに入れられた粒子 図25は、要素173に代えて、製品に対して透過性で
あり、複数の粒子245を収容したハウジング243の
頂端部及び底端部を構成する2つの互いに間隔を置いた
壁241,242を備えた要素240が用いられた図1
5の器具の変形例を示しており、これら粒子は、例えば
製品が要素240を通過している間、所与の物質を放出
するのに適している。壁241,242は、本質的に製
品に対して透過性であるのがよく、或いはこれら壁は、
図示のように製品を通す通路244を有してもよい。壁
241,242を、永続的に受け具に固定された煙突状
部材247に固定するのがよい。変形例として、壁24
1,242は、受け具に着脱自在に固定されるのに適し
た筒体に固定され、かかる筒体と壁241,242は、
これらの間に入っている粒子と一緒になって、互いに互
換性のあるカートリッジを構成している。
【0141】作用を製品に及ぼすのに適した粒子を、特
に図25の実施形態の場合と同様、ディスペンサエンド
ピースに密接して位置した要素内に捕捉状態で保持する
のがよいが、かかる要素を例えば製品を取り出す浸漬管
の端部のところに配置しても本発明の範囲から逸脱しな
い。
【0142】一例として、図26は、受け具257に入
れられた流体Pをポンプ251によって小出しするのに
適した器具250を示している。
【0143】器具250は、ポンプ251に連結された
浸漬管252を有している。ポンプは、押しボタン25
3によって作動される。
【0144】管252の底端部252aは、粒子256
を収容した要素255を有している。
【0145】図27は、図18の器具980のフォーム
981に代えて、例えば所与の物質を流体P中へ拡散さ
せることにより、或いは磁界又は電界を流体Pに及ぼす
ことにより、作用を製品に及ぼすのに適した複数の粒子
266を用いた器具260を示している。器具260
は、流体Pを受け具262から取り出すポンプ261を
有し、このポンプ261は、浸漬管263に連結されて
いる。ポンプ261は、ハウジング265を備えた押し
ボタン264によって作動され、このハウジング265
は、例えば所与の物質を製品中へ拡散させることによ
り、又は磁界又は電界を製品にかけるようにすることに
より作用を製品に及ぼすのに適した複数の粒子を収容し
ている。必要な場合、押しボタン264を受け具262
から引き抜いてユーザが1組の押しボタンから1つの押
しボタン264を選択できるようにしてもよく、各ボタ
ンには互いに異なる物質が入っている。
【0146】図28は、出口オリフィス272を上方又
は下方に差し向けることができるように軸線Xの回りに
回転できる傾動式ディスペンサエンドピース271を有
する器具270を示しており、下方への差し向けは、例
えば製品を小出ししている間、そして上方へ差し向ける
のを意図している場合、例えばエンドピースの端のとこ
ろに存在する液滴がこれから出るのではなくその中に流
れて戻ることができるようにするのに役立つ。複数の粒
子274を収納した要素273を、エンドピース271
から見て上流側に設けるのがよく、この要素273は、
例えば受け具の側壁276を押し潰したとき、製品を取
り出す浸漬管275と内部が連通している。
【0147】図29は、加圧状態の受け具からの小出し
のためのポンプ又は弁の中空制御棒281に固定される
のに適したカートリッジの形態をしている器具280を
示している。カートリッジ280は、複数の粒子283
を収容したハウジング282を有している。ハウジング
282は例えば、ベースピース284と、例えばフィル
ムヒンジ286によって蓋287に連結されたトップピ
ース285を互いに組み立てることによって形成され
る。トップピース285は、蓋287によって閉鎖され
るのに適したディスペンサエンドピース288を有する
のがよい。必要な場合、粒子283が逃げ出ることがで
きないようにするために、グリッド289,290が、
制御棒281によって送り出された製品の入口のところ
及びディスペンサエンドピース288のところに設けら
れている。
【0148】図30は、浸漬管302が入り込む底部受
け具301及び受け具301の壁と一体成形できる側壁
304によって側方に構成された頂部チャンバ303を
有する器具300を示しており、絞り部305が、受け
具301の内部とチャンバ303との間に形成されてい
る。受け具301を射出吹込み成形により形成するのが
よい。壁304の頂部には、キャップ306をこれに固
定できるようにねじ山を設けるのがよい。複数の粒子3
11の入った要素310を絞り部305内に固定するの
がよい。この要素310は、浸漬管302に固定される
底部エンドピース312及び粒子311が逃げ出るのを
阻止すると共に、受け具301から取り出した製品がチ
ャンバ303に達することができるようにする通路31
6が設けられた頂部蓋315を有するのがよい。ユーザ
は、例えば図示していないアプリケータを用いて流体P
をチャンバ303から取り出すことができる。
【0149】アプリケータとしても役立つ要素 作用流体P又は製品が塗布される表面に及ぼすのに適し
た物質が、製品アプリケータとして用いられると共に器
具の使用中、製品が通過するのに適した要素内に存在し
ていてもよい。
【0150】一例として、図31は、化粧品の入った受
け具321及び受け具321内に入れられた製品を通過
させるのに適していて、製品を塗布することが望ましい
体の表面又は顔と接触するのに適した外面323を備え
た要素322を有する器具320を示している。要素3
22は、焼結部品又は任意他の多孔質材料、例えば開放
気泡を備えたフォーム又はフェルトを有するのがよく、
或いはこれによって構成されるのがよい。
【0151】物質、例えば製品との接触時にイオンを放
出するのに適した物質をその製造中又はその製造後、例
えば図9を参照して説明した方法と類似した方法で含浸
により要素322内に取り込むのがよい。
【0152】要素322は、剛性であってもよく、或い
は例えば、受け具321に装着されたクロージャキャッ
プによってこれを圧縮してもよく、この場合、かかる要
素は、キャップ325を取り外すと膨張することができ
る。要素322は、図32に示すように表面コーティン
グ、例えばフロック加工部327を有するのがよいが、
このようにするかどうかは任意である。
【0153】製品を、任意の手段で、例えば受け具32
1の壁を押し潰すことにより、要素322中へ押し込む
のがよい。変形例として、受け具は、円筒形の壁を有し
てもよく、又ピストン及びピストン駆動ねじ部材を備え
たものであってもよい。受け具内に入っている製品の粘
度及び要素322の気孔率を、製品が毛管現象により要
素322を通って流れることができるような仕方で選択
するのがよい。製品の粘度は又、圧力が受け具321の
内部に生じた場合にのみ製品が要素を通過することがで
きるように要素322の気孔率の関数として選択しても
よい。
【0154】必要な場合、要素322は、受け具321
に対して動くことができ、例えば、弾性戻し手段の作用
に抗して受け具のハウジング内で変位できる。
【0155】要素内に入れられた物質を製品に接触さ
せ、又は製品に電界及び(又は)磁界を加えることによ
り所定の作用を製品に及ぼすために製品を通過させる要
素を、これを受け具に着脱自在に取り付けることができ
るようにする支持体上に固定するのがよい。
【0156】一例として、図33は、要素334を支持
し、要素334を着脱自在に受け具331に固定できる
ようにする支持体333を有する器具330を示してお
り、支持体333は例えば、受け具331のネック33
2に螺着されるのに適した方法で構成されている。かく
して、1つの特定の要素334を、製品との接触の際に
互いに異なる作用を及ぼすのに適した1組の要素から選
択することが可能である。
【0157】要素334を例えば焼結部品として又はフ
ォームとして形成するのがよい。必要な場合、要素33
4は、製品が要素を通りやすくする1以上の開口部を有
してもよい。
【0158】図示の実施形態では、要素334は、中央
チャネル335が穿孔されており、このチャネルは、塗
布面336、例えば外方に凸状の表面の頂部から外へ開
口している。
【0159】図33は、器具340のハウジング342
内に受け入れられた回転ボール341を有する器具34
0を示している。
【0160】一例として、ボール341の直径の範囲
は、7mm〜40mmであるのがよい。
【0161】ボール341を焼結部品として形成するの
がよく、このボールは、作用を製品に及ぼすのに適した
少なくとも1種類の物質を保持するのがよく、かかる物
質はボール341によって塗布される。
【0162】ボールを図35に示すように着脱自在なユ
ニットに固定するのがよい。
【0163】アプリケータとして働く要素は、他の形状
のものであってもよく、例えば、かかる要素は、図36
に示すように尖った先端部を有していてもよい。この図
に示す器具360は、全体としてペンの形態をしてい
て、流体Pのリザーバを有すると共に多孔質材料、例え
ばフェルト又は焼結部品で作られていて、作用を製品、
又は製品が塗布される表面に及ぼすのに適した物質を保
持した先端部362と連通している。
【0164】アプリケータとして働く要素は、図37に
示す要素370と同様、中空のものであってもよい。要
素370は、例えば焼結部品として作られ、その外面は
フロック加工部372で覆われたものであるのがよい。
【0165】図38は、流体Pを収容した受け具384
及び受け具の内部に設けられた部品383を有する器具
380を有しており、この部品383は受け具384を
閉鎖する部材としても役立つ取っ手部材382に固定さ
れた塗布要素381を受け入れるハウジングを構成して
いる。一例として、要素381は、フォームで作られ、
この要素は、作用を流体Pに及ぼすのに適した粒子38
7を保持している。部品383を、多孔質であって、流
体Pに対して透過性の材料で作るのがよく、図示のよう
に、この部品は、塗布要素381を収容したハウジング
に流体Pが到達することができるようにする通路385
を更に有するのがよい。部品383を例えば焼結部品と
して作るのがよく、この要素は、それ自体の中に、製品
に作用するのに適した物質を保持するのがよい。
【0166】図39に示す器具390は、上述の器具と
類似している。この器具390は、流体Pの入った受け
具397を有し、この受け具には雄ねじを有していて、
通路396が設けられたカップ395を支持するネック
399を備えた部品398がスナップ締結されている。
流体Pを塗布するのに役立つ要素393を有するアプリ
ケータ391をねじ山付きネック399に固定すること
ができる。アプリケータ391は、例えば粒子393が
通過するのを阻止するほど小さなメッシュサイズの熱成
形ネットによって構成された製品透過性壁392によっ
て保持された複数の粒子393、例えばビーズを収容し
ている。カップ395は、要素393を受け入れること
ができるハウジングを構成している。
【0167】着脱自在なユニット 所与の作用を流体Pに及ぼすのに適した要素も又、例え
ば、製品で満たされ次に受け具から分離されて例えばハ
ンドバッグに入れて持ち運びできるよう受け具と一時的
に流体連通関係になるのに適した着脱自在なユニットに
収納してもよい。
【0168】図40は、ポンプ402を備えた受け具4
01を有する受け具400を示している。受け具401
は、着脱自在なユニット410を受け入れるハウジング
403を有している。ユニットをハウジング403に押
し込むとポンプ402を作動させることができる。着脱
自在なユニット410は、流体Pとの接触状態で拡散す
るのに適した塗布要素413、例えば焼結部品又はフォ
ーム保持物質の支持体として働くことができる第1の部
分411と、第1の部分411に取外し自在に固定され
るのに適した第2の部分412とを有するのがよい。第
1の部分411と第2の部分412の協働により、いっ
たん着脱自在なユニット410を受け具401から分離
し、これが使用されていない間、塗布要素413は実質
的に密閉された容積部内に封入されるようになる。
【0169】塗布要素413を収容した容積部を実質的
に気密状態に密閉するようポンプ402からの製品のた
めのフラップ(図示せず)を入口414の付近で第1の
部分411に設けるのがよく、この場合かかるフラップ
は、ポンプ402によって送り出されている製品の圧力
の作用を受けて開くことができる。
【0170】流体Pも又、着脱自在なユニットのハウジ
ング内に自由に配置された粒子、例えばビーズを収容し
た着脱自在なユニット内に小出しすることができる。
【0171】図41は、ポンプ422によって製品を送
り込むことができる器具420を示しており、製品は、
軟質バッグ421から取り出される。
【0172】着脱自在なユニットは、粒子424、例え
ばビーズを収容するハウジングを構成する管状壁423
を備えたカートリッジ430の形態をしている。カート
リッジ430は、粒子424を保持するためにエンドピ
ース433の付近に存在するグリッド436を有してい
る。
【0173】カートリッジ430は、ポンプ422を作
動させたとき、ハウジング425内でのカートリッジの
移動を案内する壁437を有するのがよい。
【0174】カートリッジ430は、粒子424の入っ
たハウジング内に存在する製品が送られるアプリケータ
表面439を有するのがよい。このアプリケータ表面4
39を、例えば、フォーム又は焼結部品のような製品に
対して透過性の多孔質塗布要素432によって構成する
のがよい。
【0175】粒子424は、例えば流体Pが粒子424
の表面上に存在する1種類以上の所定の物質と接触する
ことができるようにすることにより、作用を流体Pに及
ぼすのに適したものであるのがよい。粒子は着色された
ものであるのがよく、壁423は、カートリッジの外見
に対して効果を生じさせるよう透明であるのがよい。
【0176】塗布要素432は場合によっては、製品又
は製品が通される表面に作用を及ぼすのに適した物質を
保持するのがよい。
【0177】また、流体Pを図42に概略的に示すよう
に、ピストン442により底部が閉鎖されたハウジング
448内に収容するのがよい。ピストンは、流体Pを小
出ししながら上方に動くことができる。
【0178】図40の塗布要素413に代えて、図43
に示す器具500の場合と同様、透過性壁、例えばグリ
ッド503によって粒子501を収容保持したハウジン
グ502を用いてもよい。
【0179】グリッド503に代えて、例えば図44の
器具510の場合と同様、フロック加工塗布要素504
を用いてもよい。
【0180】塗布要素504は、例えば焼結部品又はフ
ォームであってもよい。
【0181】要素の変形実施形態 例えば作用を製品又は製品で処理された表面に及ぼして
製品又は上記表面と接触状態で物質を放出するのに適し
た要素は、図45に示すように製品のリザーバも又構成
するのがよい。
【0182】この図は、流体Pのリザーバを構成する塗
布要素531を備えたアプリケータ530を有する器具
520を示している。要素531は、ポット521を実
質的に気密状態で閉鎖するのに適したクロージャ部材5
37に固定され、このポットは、例えばねじ付きネック
535を有している。
【0183】要素531に入れられた流体Pは、使用さ
れていないとき、ポット521によって外部環境から隔
離される。
【0184】器具520を用いるため、ユーザは、ねじ
を弛めてアプリケータ530を外し、要素531を処理
されるべき表面に接触させる。要素531の壁は、流体
Pに対して透過性であり、流体がこれを通って拡散し、
処理されるべき表面に達するようになっている。一例と
して、要素531を、所与の作用を流体P又は処理済み
表面に及ぼすようになった物質を保持する焼結部品とし
て形成することができる。
【0185】必要な場合、ユーザが塗布のために流体P
を導入することができるよう開口部538を蓋537を
貫通して形成するのがよく、かかる開口部は場合によっ
ては、流体Pをクロージャ部材532によって挿入した
後閉鎖する。要素531の気孔率を、製品が要素を通っ
て流れないような仕方で選択するのがよい。
【0186】アプリケータ530を、要素531によっ
て構成されたリザーバ内部の圧力を増大させて流体Pを
要素から押し出すことができるように形成するのがよい
が、このようにするかどうかは任意である。なお、流体
の粘度及び要素の気孔率は、もし圧力を増大させなけれ
ば、流体Pが要素を通過しないように選択される。図示
しない変形例では、特に、流体Pが要素531を通過し
やすい場合、ポット521は、使用されていないとき、
流体Pが要素531から逃げ出るのを阻止するよう要素
531の形状にぴったりと合ったケースの形態で形成さ
れる。
【0187】製品中に拡散するのに適した物質を収容し
た要素はそれ自体、製品を通過させるのに適したもので
ある必要はなく、又この要素は、図46に部分的に示す
器具560の場合と同様、皮膚に塗布される要素の一部
をなす必要はない。
【0188】この器具560は、ペン562を備えた加
圧受け具561及び塗布要素564を備えたアプリケー
タヘッド563を有している。キャップ565が、アプ
リケータヘッド563に固定されるのに適している。キ
ャップ565は、これがアプリケータヘッド563上の
定位置に位置したとき、塗布要素564の表面と接触す
るのに適した要素566を収容している。
【0189】図示の実施形態では、要素566は、キャ
ップ565の底部内に固定され、受け具561内に収容
された製品を塗布する際に用いられる塗布要素の表面5
67と接触する。要素566を例えば焼結部品で構成す
るのがよく、この要素は、キャップ565がアプリケー
タヘッド563上の定位置にあるとき、塗布要素564
内に存在している製品を毛管現象により吸収するのに適
したものであるがよい。
【0190】要素566は、例えば製品との接触によ
り、又は製品に磁界及び(又は)電界をかけることによ
り作用を製品に及ぼすのに適した物質を収容するのがよ
い。
【0191】物質は又、図47に示すように任意的に器
具970のクロージャカプセルとして役立つカップの端
壁内に固体状態で保持されたものであるのがよい。
【0192】器具970は、流体Pの入った受け具97
1と、摩擦の作用により受け具971のネック973に
固定されたフローレジューサ972と、ネック973上
に配置されたカップ974とを有している。流体P中で
拡散するのに適した物質を収容した要素975が、カッ
プの端壁に固定されている。
【0193】使用にあたり、カップ974を受け具97
1のネック973から取り外し、次に流体Pでいっぱい
にし、この流体は、例えば図示していないアプリケータ
によって取り出されることにより後で塗布され、カップ
974の端壁のそばに存在する物質は、作用を流体Pに
及ぼすことができる。
【0194】湿気取り部材 作用を製品に及ぼすのに適した物質も又、図48に示す
ように湿気取り部材内に入れるのがよい。
【0195】この図では、ロッド594を備えたアプリ
ケータ590を有する器具580が示されており、この
ロッド594は、一端に塗布要素591を備え、他端
に、取っ手部材としても役立つクロージャキャップ59
2を有している。器具580は、取っ手部材592と係
合可能なネック583を備えた受け具581及び塗布要
素591を受け具581から取り出しているときに、塗
布要素591の湿気を取ることができる湿気取り部材5
85を更に有している。
【0196】一例として、湿気取り部材585は図示の
ように、フォームのブロックで構成されており、このフ
ォームを、受け具内に入っている流体Pと接触したとき
に所与の物質を放出するのに適した粒子で充填するのが
よい。フォームは又、問題の物質を収容したプラスチッ
ク材料を用いて形成してもよい。
【0197】湿気取り部材は、貫通した切れ目601が
形成されている図49に示す湿気取り部材の場合と同
様、アプリケータが無くても、実質的に閉鎖されるもの
であるのがよい。
【0198】湿気取り部材は、図50に示すように、ア
プリケータが無い場合、開いたままである通路612を
更に有するのがよい。
【0199】シートの形態をした要素 製品又は製品が塗布される表面に作用を及ぼすのに適し
た要素は、1枚のシート又は複数枚のシートの組合せの
形態でも提供できる。
【0200】一例として、図51は、所与の作用を及ぼ
すのに適した粒子623を含むマトリックス622、例
えばポリマーマトリックスを有するシート620の一例
を示しており、このマトリックス622は、一方のフェ
ースが防水等であるのがよいシート状裏材料621に接
合されている。
【0201】シート620は、皮膚中へ拡散するのに適
した製品を含むのがよく、粒子623は、製品との接触
時に物質を放出するのに適したものであるのがよい。
【0202】変形例として、シート620は、使用時に
製品で、例えば、裏材料621が多孔質であり、且つマ
トリックス上に注がれた問題の製品を吸収するのに適し
ている場合、裏材料621上に注がれる製品で含浸する
よう設計されたものであってもよい。
【0203】図51の実施形態では、粒子623は、マ
トリックス622内に保持されている。
【0204】変形例では、粒子を織布又は不織布内に保
持してもよい。
【0205】一例として、図52は、作用を製品又は製
品で処理された表面上に及ぼすのに適した粒子をそれ自
体収納保持した繊維631から成る不織布のシートを示
している。
【0206】粒子を保持したこのシートを切断して図5
3に示すようにマスク640を形成するのがよい。
【0207】シートを例えば同一構造の別のシートと組
み合わせると、図54に示すように手袋650を形成す
ることができる。
【0208】シートを別のシートと組み合わせて図55
に示すようにフード660又は図56に示すようなキャ
ップ670を形成してもよい。
【0209】粒子の構造 上述の実施形態では、種々の構造を備えた粒子を用いる
ことが可能であり、かかる粒子は、自由であってもよ
く、又は結合剤を用いて凝集されたもの、焼結されたも
の又は、任意の材料、例えば、プラスチック材料又は気
泡質又は中実であるのがよい無機材料中に混ぜ込んだも
のであってよい。
【0210】特に、複合構造を備えた粒子、即ち、第1
の材料で作られると共に第2の材料で作られた覆いによ
って少なくとも部分的に包囲された少なくとも1つのコ
アを有する粒子を用いることが可能である。
【0211】被覆粒子680の一例が、図57に示され
ている。この粒子は、コア681及び覆い682を有し
ている。図57に示す実施形態では、粒子は実質的に球
形であるが、粒子が、実質的に球形ではない形状を備え
ることは本発明の範囲から逸脱せず、例えば、これは、
図58に示すように形状が実質的に細長いものであって
もよい。この図は、コア701と細長い形状の覆い70
2とから成る粒子700を示している。コア701は、
繊維、例えば特に植物の繊維、より詳細には、ウッド
(木)繊維で構成されたものであるのがよい。
【0212】粒子は又、3以上の層を有する構造、例え
ば、図59に示すように3つの層を備えた構造を呈する
ものであってもよい。この図では、コア691、覆い6
93及び中間層692を有する粒子690が示されてい
る。一例として、中間層692は、コア691を導電性
にして覆い693を電気化学的に析出できるようにする
のに働くことができる。一例として、コア691を導電
性を示さない材料、例えば木、ガラス又はセラミックで
作り、中間層692を、或る程度の導電性をコア691
に与えるよう金属酸化物、例えばフェライトで構成する
のがよく、この導電性は、覆い693を電気化学的に析
出させることができるのに十分大きなものであり、覆い
の材料は例えば、金属、例えば銀又は銅で構成されてい
る。
【0213】図60に示すように、粒712が析出した
コアを有する粒子を用いてもよく、かかる粒は、作用を
製品又は製品で処理された表面に及ぼすのに適した物質
のものである。
【0214】粒712を、結合剤713、例えば樹脂で
コア上に保持するのがよい。
【0215】図61に示すように、粒子は、製品中へ拡
散し、又は何らかの他の方法でこれに作用する物質82
5を含む中空覆い826の形態をしていてもよい。覆い
826は、物質を流体Pに接触させることができる少な
くとも1つの開口部825を有している。覆い826
は、ガラスの中空微小球であるのがよい。
【0216】要素中への粒子の取り込み 作用を製品又は処理済み表面に及ぼすのに適した粒子
を、特に繊維、フォーム、焼結部品、特にセラミック、
又はフォーム以外のプラスチック材料で作られた部品内
に保持するのがよい。
【0217】必要な場合、これら要素を、特に研磨によ
って処理するのがよく、かかる要素は、その表面のとこ
ろに存在する粒子を流体Pに直接さらすのに役立つ。
【0218】一例として、第1の材料とは異なる第2の
材料の粒、例えば、流体Pに接触したときに流体P中へ
拡散することができるよう選択された材料の粒が分散し
て設けられた材料で繊維又はフォームを作るのがよい。
【0219】一例として、図62は、熱可塑性材料73
1を押し出すことによって形成され、例えば金属又は金
属酸化物の粒372が分散して設けられた繊維730を
示している。
【0220】作用を製品に及ぼすのに適した粒子を含む
繊維を例えばマスカラブラシを形成するために用いるこ
とができる。
【0221】図63は、コア741が一端に固定された
ロッド743を有するマスカラブラシを示しており、こ
のコアは、互いに撚り合わされた金属ワイヤの2つの枝
部で作られ、かかるコアは、作用を製品又は処理済み表
面に及ぼすのに適した粒子で満たされているブリッスル
742を保持している。
【0222】繊維は、マニキュア液を塗布することがで
きるブラシ751を構成するよう使用でき、これは図6
4の器具750に当てはまる。
【0223】繊維は、図65に示すように歯ブラシ76
0を構成するよう支持体761上に設けてもよい。
【0224】作用を製品又は製品が塗布された表面に及
ぼすのに適した粒子を、くし、特に、睫毛又は眉毛用の
くしを構成するのに用いられるプラスチック材料中に混
ぜ込んでもよい。
【0225】図66は、1つのかかるくし770の一例
を示している。このくしは、歯772が連結された支持
体771を有し、これら歯は、上記粒子で満たされる。
【0226】また、作用を製品又は処理済み表面に及ぼ
すのに適した粒子を図67に示すようにガラス化材料中
又は図68に示すように互いに焼結され、又は結合剤、
例えば樹脂で凝集された粒子81で作られた多孔質材料
のポア810内に入れることが可能である。
【0227】作用を製品又は処理済み表面に及ぼすのに
適した粒子は、図69に示すように多孔質材料の成分の
一部をなしてもよい。
【0228】要素は、図70に示すように、作用を製品
又は処理済み表面に及ぼすのに適した物質から成る粒子
813、例えば被覆された粒子及びかかる作用を及ぼさ
ない粒子814で作ってもよい。
【0229】この実施形態では、粒子813,814
は、多孔質構造を構成するよう焼結され、又は結合剤、
特に樹脂で互いに凝集されている。
【0230】作用を製品又は処理済み表面に及ぼすのに
適した粒子は、図71で分かるように互いに異なる種類
の層818相互間にサンドイッチされた多孔質層816
を更に有するのがよい。
【0231】層818は、組成が同一であっても、或い
は互いに異なっていてもよく、これら層は、流体に対し
て不活性であるのがよいが、このようにするかどうかは
任意であり、又これら層は、多孔質であってもよく、例
えばこれら層は、焼結部品で構成されていてもよい。
【0232】層816の粒子は、結合剤821によって
互いに保持され、かかる結合剤は、有機であっても、無
機であってもよいが、粒子を別の方法で保持してもよ
い。
【0233】層816は、図72に示すように、例えば
2つの互いに異なる物質を含む2種類の粒子819,8
20から成り、しかも互いに異なるサイズのものである
のがよい。
【0234】変形例として、種々の種類の粒子を単一の
層内に混ぜ合わせる必要はなく、図73に示すように層
を形成してもよい。
【0235】これにより、例えば製品が要素を通過する
際に製品に種々の物質を装填することができる。
【0236】他の形態 作用を製品又は処理済み表面に及ぼすのに適した物質
は、被覆された本体の覆い内に存在してもよい。
【0237】一例として、図74は、本体835及び作
用を流体Pに及ぼす物質の入った覆い830を有する要
素900を示している。この物質は、図75に示すよう
に例えば結合剤836中に分散して設けられた粒子83
1の形態をしているのがよい。結合剤は、粒子831中
の物質を流体P中へ融解させることができるよう流体P
の成分のうちの少なくとも1つに対して透過性であるの
がよい。要素900に、粒子831を流体Pに直接さら
す目的で研磨処理を施すのがよい。
【0238】層830は、図76に示すように、それ自
体物質を含む第1の粒子831及び第2の物質を含む他
の粒子832を有するのがよい。
【0239】層830は、図77に示すように、被覆さ
れた粒子833又は図57〜図61を参照して上述した
ように互いに異なる粒子を有してもよい。
【0240】要素900は、本体及び本体を包囲した覆
いを有するのがよく、覆いは、製品又は処理済み表面に
対して活性であるが、要素を同一材料の単一部品として
形成してもよく、この材料は、この中に埋め込まれた粒
子、結合剤及び作用を流体に及ぼすのに適した粒子を有
する。
【0241】要素900は、被覆された本体を有してい
ても、或いは有していなくても、何れにせよ要素900
は、形状が例えば球形であるのがよいが、要素は、種々
の他の形状、例えば図78〜図92に示す形状のうちの
任意の1つを有してもよい。
【0242】要素の最も大きな寸法は、図74及び図7
8〜図92の実施形態に示すように、例えば7mm〜4
0mmの範囲にある。
【0243】要素は、図78に示すようにリングの形
態、図79に示すようにシャトルの形態、図80に示す
ように管の形態、図81に示すように多面体の形態、図
82及び図83に示すようにピロー又は平行六面体の形
態をしているのがよい。
【0244】少なくとも1つのキャビティを有する要素 要素900は、裸眼に見え、製品とのその交換表面積を
増大させるのに役立つあらゆる種類のキャビティを有す
ることができる。
【0245】一例として、要素900は、図82及び図
83に示すように少なくとも1つの穿孔が実施されたキ
ャビティを有するのがよい。キャビティ901は、例え
ばフィン、図84に示すように中央コア903によって
結合されたフィン902、例えばディスク状のフィン相
互間に延びる環状溝として形成されたものであってもよ
い。
【0246】図85及び図86はそれぞれ、球形包囲体
を備えた本体900の斜視図及び赤道断面図であり、キ
ャビティ901は、経線に平行に延びる溝によって形成
されている。
【0247】要素900がキャビティを1つだけ有する
ことは本発明の範囲から逸脱しない。図87は、同様に
球形包囲体表面を備えた要素900を示しており、キャ
ビティ901は各々、半球形の約1/4を占め、各々が
ディスクの1/4を形成する仕切り903によって分離
されている。
【0248】要素900は、例えば図88の半軸方向断
面に示すように直径に沿って延びる貫通穿孔904を有
するのがよい。
【0249】要素900は、図89に示すように、開口
部906、例えば単一の開口部を介して外部と連通した
内部キャビティ905を備えた中空本体の形態をしてい
てもよい。
【0250】要素が球形以外の形状の包囲体を有するこ
とは本発明の範囲から逸脱しない。
【0251】一例として、図90は、中央穴908及び
環状溝909を備え、これらの間にフィン910が形成
された形状が全体として環状である要素900を示して
いる。
【0252】要素900は、図91及び図92に示すよ
うに全体として多面体の形態をしていてもよい。図91
の要素900は、リブ912相互間に位置した穴911
及びスペースを有するキャビティを備えた実質的に平行
六面体の形態をしている。
【0253】図92に断面で示す要素900は、矩形断
面の貫通穴913及び互いの間にキャビティ915を構
成するフィン914を有している。
【0254】要素900、特に図84に示す要素を形成
するには、例えば、プラスチック材料を成形し、作用を
流体Pに及ぼすようになった粒子をプラスチック材料の
中に混ぜ込み、その後本体を形成するのがよい。一例と
して、プラスチック材料は、ポリプロピレン(PP)、
ポリスチレン(PS)、PE、PA、特にPA6、PE
T、ポリオキシメチレン(POM)、メタクリレート、
ユリアホルムアルデヒド、メラミン、シアノアクリレー
ト、ポリアクリレート(ただし、これらには限定されな
い)から選択されたものであるのがよい。
【0255】一例として、要素は、上記粒子を5重量%
〜90重量%、特に、10重量%〜75重量%、例えば
50重量%又は60重量%以上含むのがよい。プラスチ
ック材料に混ぜ込まれる粒子のサイズは、例えば0.1
μm〜200μm、例えば、1μm〜20μm、例えば
約10μmであるのがよい。
【0256】要素900の形状がどのようなものであろ
うと、キャビティは好ましくは、要素を製造中容易に脱
型でき、例えば、2つの部品だけから成る金型を用いる
ことができるように配置される。
【0257】成形後、要素に、その表面を腐食させて、
粒子が直接流体Pに接触できるようにする処理を施すの
がよい。一例として、要素900を研磨剤、例えば砂と
一緒にドラム内へ入れるのがよく、ドラムを十分な期間
にわたって回転させるのがよい。
【0258】要素900は、セラミック製であってもよ
い。
【0259】作用を流体又は処理済み表面に及ぼすのに
適した物質を、ポリマー又は無機マトリックス中に均一
に分散した例えば粒子の形態で要素900内に固体状態
で保持するのがよく、本体の表面のところに位置した粒
子の一部は、少なくとも部分的に流体Pと直接接触して
いる。
【0260】要素900を例えばスターラ(stirrer )
として用いてもよい。
【0261】一例として、図93は、流体Pの入った受
け具921、流体P中に浸漬されたこの中で自由に動く
ことができ、流体Pを均質化する必要がある場合には何
時でも受け具921を振ることにより使用するのに適し
た要素900を有する器具920を示している。受け具
921は、内側に密封リップ924を有するフローレジ
ューサ923を備えたネック922と、雄ねじを備えた
スカート925を有し、この雄ねじは、クロージャキャ
ップ926をスカート925に固定できるようにする。
【0262】この器具は、要素900を1つしか有する
必要はないが、複数の要素を有してもよい。図94は、
異なる寸法、又は異なる形状の複数の要素900を用い
る可能性を示している。要素900は、互いに異なる結
合剤及び(又は)互いに異なる粒子を用いてもよい。
【0263】要素900を流体P中に永続的に浸漬させ
る必要はないが、塗布の時点又は製品を小出ししたとき
にのみこれに接触するのがよい。
【0264】一例として、図95は、受け具931及び
受け具931に例えばスナップ締結されたフローレジュ
ーサ932を有する器具930を示しており、フローレ
ジューサ932は、要素900を収容するハウジング9
33を構成している。
【0265】図95は、器具930が頭を上にして水平
で平らな表面上に立っている間、要素900を流体Pの
レベルの上に位置させることができることを示してい
る。
【0266】要素900は、ハウジング933内で自由
に回転できるのがよいが、このようにするかどうかは任
意である。
【0267】受け具931をクロージャキャップ935
で閉鎖することができ、このクロージャキャップは、ハ
ウジング933の開口部と協働する中央密封スカート9
36を有している。
【0268】受け具931をひっくり返して流体Pを小
出しすると、流体は、ハウジング933の縁部と要素9
00の表面との間に形成された通路を通って流れ、この
通路内で、流体に、要素900の表面のところに存在す
る粒子によって放出された1以上の物質を含ませること
ができるようになる。
【0269】要素900を、受け具931が閉鎖される
と、スカート936によってその受座に当接した状態で
保持するのがよく、かくして、器具が使用されていない
とき、製品をハウジング933内へ導入させるオリフィ
ス937を閉鎖することができる。
【0270】図95の実施形態では、要素900は、ハ
ウジング933の球形部分の互いに協働する形状部によ
って保持されるが、要素900を別個の継手によってハ
ウジング内に保持することは本発明の範囲から逸脱しな
い。
【0271】図96は、受け具941を有する器具94
0を示しており、この受け具には、要素900を収容す
ることができるハウジング943を構成する中間部品9
42が固定されている。要素は、受け具941に固定さ
れたクロージャカプセル946によってハウジング94
3内に保持されている。カプセル946は、例えばスナ
ップ締結により受け具に固定されたベース部分945と
回動自在に設けられた蓋948を互いに連結するフィル
ムヒンジ947を有するのがよい。
【0272】粒子の性質 上述の実施形態のうちの少なくとも幾つかで用いられる
粒子は、例えば防腐剤、回復剤、特にヒーリング(癒し
をもたらす)性又は血液の循環を促進する性質を上記製
品に与える目的で、拡散するのに適した物質を含み、又
はこれによって構成されたものであるのがよい。
【0273】銀イオンの放出は、例えば製品を内容物と
しての防腐剤を減少させ、或いは、防腐剤を使用する必
要の無いようにするのに役立つ場合がある。
【0274】物質は、例えば、金属及び金属合金、クロ
ム、アルミニウム、銀、銅、マンガン、青銅、チタン、
コバルト、バリウム、金属塩、金属酸化物、特に酸化
鉄、フェライト、シリケート、スルフェート(サルフェ
ート)、カーボネート、特に、炭酸カルシウム、アレン
石、非鉄系化合物、特に硫黄、マグネシウム、カルシウ
ム、ホウ素、カリウム、炭素、オリゴエレメント(olig
oelements )、無機塩及び金属塩、特に岩塩、海塩、粘
土、藻類、プランクトン及びこれらからの抽出物、根菜
類、甘草、生姜、蝋、オイル、殺菌剤、ビタミン類、タ
ンパク質、酸、ホルモン、コラーゲン、明礬、絹、大
麻、グルコースから選択されたものであるのがよい。
【0275】一例として、物質は、図57〜図59に示
すように粒子の覆い680,690,700,826を
構成するのがよい。この物質は、特に覆いが流体P及び
この物質に対して完全に不透過性でなければコアを形成
してもよい。粒子のコアを構成するため、例えば、物質
を、シリカ、特にコロイドシリカ、砂、アルミナ、ステ
アタイト、砂岩、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ガラ
ス、セラミック、コルク又はウッド、特に、繊維又は粉
末形態のもの、溶岩、シリケート、方鉛鉱、酸化物、大
麻、亜麻、絹、粘土、磁器、コーン(とうもろこし)、
小麦又は米の繊維、マイカ、PE、PET、PU、PV
C、PA、EVA、ビニル、ユリアホルムアルデヒド、
エポキシ、ポリエステル、エラストマー、シアノアクリ
レートから選択された物質を用いることが可能である。
【0276】また、上記物質一覧中の材料を用いて上記
物質を含む粒子を有する要素、例えば図78〜図92に
示す要素のうちの1つ900を構成できるようにする結
合剤を形成することも可能である。
【0277】一例として、例えば図84に示す形状を持
つ要素900は、30重量%のポリアミド6、69.5
重量%のアルミナ粉末及び0.5重量%の銀及び(又
は)銅塩を有する材料を射出成形することにより形成で
きる。この要素は、銀又は銅のイオンを流体P中に拡散
させることにより抗菌性を備えるのがよく、かくして防
腐剤の使用量を減少させることができる。
【0278】要素は又、例えば60重量%の粘土粉末、
10重量%フェライト粉末及び30重量%のポリプロピ
レンを含んだ状態で形成できる。要素を、更に磁性を備
えるよう磁化するのがよい。別の実施形態では、要素
は、例えば1重量%〜80重量%のアルミナ粉末、特に
15重量%〜70重量%のアルミナ粉末を有し、更に水
分吸収剤を含むのがよい。
【0279】一例として、この要素は、5重量%〜80
重量%の銀及びアルミナ粉末混合物、又は10重量%〜
75重量%の銅アルミナ粉末混合物を更に含むのがよ
い。
【0280】使用される粒子は、製品と接触しなくても
よく、単に遠くから特に磁界のような場を製品又は製品
で処理された表面に及ぼすだけでよい。
【0281】器具、例えば図42、図43、図95又は
図96に記載した器具のうちの1つをユーザがボールの
ように見える要素を見ることができるよう構成すること
は本発明の範囲から逸脱しない。特に、器具は、少なく
とも部分的に透明又は半透明の分配部材を有するのがよ
く、ユーザはこれを通して要素を見ることができる。器
具の見栄えの良さを向上させることができる。
【0282】さらに、ユーザは、器具が少なくとも部分
的に透明であることにより、流体の分配中、要素と要素
を受け入れているハウジングの壁との間の流体の循環状
態を見ることができる。
【0283】本発明の例示の実施形態では、器具は、2
つのカバー、即ち、出口オリフィスを開いたり閉じたり
することができる第1のカバーと要素への接近を可能に
する第2のカバーとから成る分配部材を有するのがよ
い。
【0284】要素への接近性により、例えば、これを例
えばその寿命の終わりに交換することができ、又は、こ
れを異なる特性を持つ別の要素で置き換えることができ
る。
【0285】一例として、図97は、図19の器具に類
似している器具995の一部を示しており、かかる器具
では、要素994が、クロージャカプセル983の内側
ネック982の壁によって構成されたハウジング内に、
このネックに固定されない状態で収納されている。この
要素は、ネック982の下側肩997及びクロージャカ
プセル983の底部998のフラップ996によって保
持され、このクロージャカプセルは、クロージャ蓋99
9を更に有している。
【0286】フラップ996は例えば、外見上見えない
フィルムヒンジによってカプセルの残部に連接された回
動フラップである。要素を器具内に挿入するため、ユー
ザはフラップ996を回動させる。使用中、流体は、要
素994と接触した状態で流れ、フラップ996の開口
部を通って出る。この開口部を、器具が使用されていな
いとき、クロージャ蓋999によって閉鎖するのがよ
い。フラップ996に代えてカプセルから完全に分離で
きる部品を用いてもよい。
【0287】要素は、流体と永続的な連通状態にあって
もよく、或いはそうでなくてもよい。器具は、例えば流
体を収容した受け具と要素との間の流体連通関係を断
ち、又は確立することができる弁部材を有するのがよ
く、かかる弁部材は、例えば、回転運動又は並進運動に
よりその閉鎖位置から開放位置に動く。したがって、流
体を、最初の使用時まで、これらを接触させないで要素
と一緒に保管することができる。
【0288】一例として、図98は、受け具のネック1
000に固定可能な底部1003及び閉鎖位置と開放位
置との間で底部1003に対して回転するよう構成され
た頂部1004を有する器具1000を示している。
【0289】底部1003は、例えばネック1002に
螺着された組立てスカート1005及びネック1002
の内面に実質的に漏止め状態で当接した密封リップ10
06を有している。
【0290】底部1003は、材料ブリッジによって互
いに連結された2つの同心状の管状壁1010,101
1を有し、かかる材料ブリッジは、壁1010,101
1相互間に開口部1013を構成し、内側壁1010
は、横方向壁1014によって中間高さのところで実質
的に閉鎖され、横方向壁1014の上に側方開口部10
15を有している。
【0291】頂部は、壁1010,1011相互間に延
びる管状壁1016を有している。管状壁1016は、
頂部1004を回転させてその小出し位置にしたとき、
実質的に側方開口部1015と整列可能な側方開口部1
017を有している。すると、流体は、壁1010,1
011相互間を流れ、側方開口部1015,1017を
通って流れ、そして横方向壁1014の上方で壁101
6の内部へ流入し、ついには要素1025に達すること
ができるようになり、この要素1025は、例えば頂部
1004のハウジング1020内に設けられている。
【0292】頂部1004がその閉鎖位置にあるとき、
管状壁1016は、側方開口部1015を閉鎖し、それ
により受け具を閉鎖する。
【0293】要素は、例示の実施形態では焼結部品又は
フォームによって表されているが、他の形態、例えば上
述した形態のうちの1つの形態のものであってもよい。
【0294】上述した実施形態のうちの少なくとも幾つ
かにより、防腐性、浄化性、クレンジング性又は循環促
進性(これには限定されない)を利用することができ、
又天然物質又は天然由来の物質、例えば金属又は酸化物
を、これらを化粧品又はケア製品中へ拡散させることに
より利用できることは理解されよう。製品中へ拡散する
物質の量は、特に製品中でのかかる物質の溶解性の関数
として少ない場合又は多い場合がある。かかる物質は、
微量成分の状態で製品中へ拡散することができる。
【0295】上述の本発明の実施形態のうちの少なくと
も幾つかを用いて、所与の性質を流体Pに与えることが
でき、この場合、流体Pの最初の調合の際、かかる性質
を流体Pに与える特定の物質を混ぜ込む必要はない。
【0296】本発明により、例えば製品は、長期間にわ
たる流体Pの保存と両立せず、或いは流体Pに混ぜ込ま
れる追加の成分を更に必要とする物質を含むことができ
る。
【0297】物質は、化学反応又は生物学的反応が流体
Pで起こることができるようにする触媒的特性又は酵素
的特性を更に有するのがよい。
【0298】流体Pは、多種多様な性質及び性状を備え
ることができる。
【0299】特に、流体Pは、液体であってもよく、粉
末であってもよく、ゲルであってもよく又はクリームで
あってもよい。流体Pは特に、水溶液、アルコール溶
液、オイル又はエマルションによって構成することがで
きる。流体Pは又、液体を、この液体と接触したときに
分散するのに適した本体と接触させた結果として得られ
るものであってもよい。
【0300】本発明は当然のことながら、上述の実施形
態には限定されず、特許請求の範囲は、他の実施形態、
特に図示の種々の実施形態の特徴のうち全て又は幾つか
を組み合わせた実施形態を含むものである。
【0301】上記説明及び特許請求の範囲全体にわたり
「〜から成る」という用語は、もし別段の指定が無けれ
ば、「少なくとも1つの〜から成る」と同義であると理
解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】器具の一実施形態の概略軸方向断面図である。
【図2】器具の別の実施形態の概略切除斜視図である。
【図3】器具の別の実施形態の概略軸方向断面図であ
る。
【図4】切離し状態で図3のアプリケータの変形実施形
態を示す図である。
【図5】器具の別の実施形態の概略斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】器具の別の実施形態の概略軸方向断面図であ
る。
【図8】器具の別の実施形態を示す図である。
【図9】図3の器具の他の変形例を示す図である。
【図10】図3の器具の他の変形例を示す図である。
【図11】器具の別の実施形態の概略部分軸方向断面図
である。
【図12】切離し状態で図11の製品透過性要素の変形
実施形態を示す図である。
【図13】器具の別の実施形態の概略部分軸方向断面図
である。
【図14】別の変形実施形態の概略軸方向断面図であ
る。
【図15】他の実施形態の略図である。
【図16】他の実施形態の略図である。
【図17】他の実施形態の略図である。
【図18】他の実施形態の略図である。
【図19】他の実施形態の略図である。
【図20】他の実施形態の略図である。
【図21】他の実施形態の略図である。
【図22】他の実施形態の略図である。
【図23】他の実施形態の略図である。
【図24】切離し状態で示す製品透過性要素の別の実施
形態の略図である。
【図25】他の実施形態の略図である。
【図26】他の実施形態の略図である。
【図27】他の実施形態の略図である。
【図28】他の実施形態の略図である。
【図29】他の実施形態の略図である。
【図30】他の実施形態の略図である。
【図31】他の実施形態の略図である。
【図32】図31の塗布要素の表面にフロック加工が施
されていることを示す図である。
【図33】他の実施形態を示す略図である。
【図34】他の実施形態を示す略図である。
【図35】他の実施形態を示す略図である。
【図36】他の実施形態を示す略図である。
【図37】焼結し、フロック加工を施すことにより形成
された塗布要素を切離し状態で示す図である。
【図38】他の実施形態の略図である。
【図39】他の実施形態の略図である。
【図40】他の実施形態の略図である。
【図41】他の実施形態の略図である。
【図42】他の実施形態の略図である。
【図43】他の実施形態の略図である。
【図44】他の実施形態の略図である。
【図45】他の実施形態の略図である。
【図46】他の実施形態の略図である。
【図47】他の実施形態の略図である。
【図48】他の実施形態の略図である。
【図49】切離し状態で湿気取り部材の変形実施形態を
示す図である。
【図50】切離し状態で湿気取り部材の変形実施形態を
示す図である。
【図51】物質を放出すると共に(或いは)電界及び
(又は)磁界を発生させるのに適した要素の概略部分図
であり、要素が、シートの形態であることを示す図であ
る。
【図52】物質を放出すると共に(或いは)電界及び
(又は)磁界を発生させるのに適した要素の概略部分図
であり、要素が、シートの形態であることを示す図であ
る。
【図53】図51又は図52に示す種類の少なくとも1
つのシートを備えて形成されるのに適した器具の一実施
形態を示す図である。
【図54】図51又は図52に示す種類の少なくとも1
つのシートを備えて形成されるのに適した器具の別の実
施形態を示す図である。
【図55】図51又は図52に示す種類の少なくとも1
つのシートを備えて形成されるのに適した器具の別の実
施形態を示す図である。
【図56】図51又は図52に示す種類の少なくとも1
つのシートを備えて形成されるのに適した器具の別の実
施形態を示す図である。
【図57】粒子の一例を示す略図である。
【図58】粒子の別の例を示す略図である。
【図59】粒子の別の例を示す略図である。
【図60】粒子の別の例を示す略図である。
【図61】粒子の別の例を示す略図である。
【図62】物質を装填した繊維を示す図である。
【図63】物質を装填した繊維を含む器具の実施形態を
示す図である。
【図64】物質を装填した繊維を含む器具の実施形態を
示す図である。
【図65】物質を装填した繊維を含む器具の実施形態を
示す図である。
【図66】睫毛又は眉毛用のくしの一例を示す図であ
る。
【図67】物質を収容することができる構造体の一例を
示す略図である。
【図68】物質を収容することができる構造体の別の例
を示す略図である。
【図69】物質を収容することができる構造体の別の例
を示す略図である。
【図70】物質を収容することができる構造体の別の例
を示す略図である。
【図71】物質を収容することができる構造体の別の例
を示す略図である。
【図72】物質を収容することができる構造体の別の例
を示す略図である。
【図73】物質を収容することができる構造体の別の例
を示す略図である。
【図74】被覆状態の物体を示す図である。
【図75】被覆構造体の一例を示す略図である。
【図76】被覆構造体の別の例を示す略図である。
【図77】被覆構造体の別の例を示す略図である。
【図78】要素の一実施形態を示す略図である。
【図79】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図80】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図81】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図82】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図83】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図84】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図85】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図86】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図87】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図88】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図89】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図90】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図91】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図92】要素の別の実施形態を示す略図である。
【図93】各々が本発明の要素を有する包装及び(又
は)塗布器具の概略部分図である。
【図94】各々が本発明の要素を有する包装及び(又
は)塗布器具の概略部分図である。
【図95】各々が本発明の要素を有する包装及び(又
は)塗布器具の概略部分図である。
【図96】各々が本発明の要素を有する包装及び(又
は)塗布器具の概略部分図である。
【図97】各々が本発明の要素を有する包装及び(又
は)塗布器具の概略部分図である。
【図98】各々が本発明の要素を有する包装及び(又
は)塗布器具の概略部分図である。
【符号の説明】
10 器具 11 受け具又は容器 12 蓋 20 要素 21 壁 22 粒子 P 流体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月12日(2003.2.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0159
【補正方法】変更
【補正内容】
【0159】図34は、器具340のハウジング342
内に受け入れられた回転ボール341を有する器具34
0を示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図57
【補正方法】変更
【補正内容】
【図57】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図74
【補正方法】変更
【補正内容】
【図74】

Claims (77)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面への流体の塗布及び(又は)包装の
    ための器具であって、複数の粒子及び流体に対して透過
    性の部分を有する少なくとも1つの要素を有し、前記部
    分は、複数の粒子を保持するよう構成された内部空間を
    少なくとも部分的に構成し、前記少なくとも1つの要素
    は、該複数の粒子が少なくとも1種類の物質を有しまた
    前記少なくとも1種類の物質が流体及び流体を受け入れ
    る表面の少なくとも一方と接触することができるように
    構成されると共に、(或いは)前記少なくとも1つの要
    素が電界及び磁界のうちの少なくとも一方を形成しまた
    流体及び表面のうちの少なくとも一方が前記少なくとも
    1種類の物質によって形成された電界及び磁界のうちの
    前記少なくとも一方を受けることができるように構成さ
    れることを特徴とする器具。
  2. 【請求項2】 前記要素は、焼結部品、セラミック、フ
    ェルト、スポンジ、フォーム、織布及び不織布のうちの
    少なくとも1つから成ることを特徴とする請求項1記載
    の器具。
  3. 【請求項3】 前記粒子のサイズは、0.1μm〜7m
    mであることを特徴とする請求項1記載の器具。
  4. 【請求項4】 流体は、受け具内に入れられ、前記要素
    (33;241;242;395)は、器具を使用する
    とき、受け具から取った流体が要素を通過するようにす
    るよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    器具。
  5. 【請求項5】 前記要素は、流体に対して透過性であっ
    て、前記粒子(65)を保持するのに適したサッシェ
    (60)の形態をした壁を有していることを特徴とする
    請求項1記載の器具。
  6. 【請求項6】 前記部分は、流体を皮膚、髪の毛又は指
    爪に塗布する際に用いられるのに適した表面を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の器具。
  7. 【請求項7】 流体(P)、特に化粧品を包装すると共
    に(或いは)塗布する器具であって、少なくとも1種類
    の物質を収容すると共に(或いは)電解及び(又は)磁
    界を発生させるのに適した少なくとも1つの要素を有
    し、前記要素は、流体(P)及び(又は)流体を受け入
    れる表面が物質に接触するようにすることができると共
    に(或いは)前記流体及び(又は)前記表面が前記要素
    によって得られた電界及び磁界のうちの少なくとも一方
    に接触できるようにするよう構成されていることを特徴
    とする器具。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記要素(20;33;4
    1;46;52;60;73;93;106;114;
    120;134;135;154;160;173;1
    85;191;204;209;242;241;24
    5;256;266;274;283;311;32
    2;334;341;362;370;381;38
    3;387;393;395;413;424;50
    1;504;531;564;566;585;62
    0;630;680;690;700;710;73
    0;742;751;772;802;803;90
    0)が流体に接触する前に、前記要素内に固体状態で保
    持されていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  9. 【請求項9】 要素は、前記物質を収容した細孔(81
    0)を備えた多孔質材料から成ることを特徴とする請求
    項7又は8記載の器具。
  10. 【請求項10】 要素は、多孔質材料から成り、前記物
    質は、前記材料の組成中へ入ることを特徴とする請求項
    7〜9のうち何れか一に記載の器具。
  11. 【請求項11】 前記要素は、前記物質を収容した繊維
    (631;730;742;751)を有していること
    を特徴とする請求項7〜10のうち何れか一に記載の器
    具。
  12. 【請求項12】 前記要素は、焼結部品、セラミック、
    フェルト、スポンジ、フォーム、織布及び不織布のうち
    の少なくとも1つから成ることを特徴とする請求項7〜
    11のうち何れか一に記載の器具。
  13. 【請求項13】 焼結部品は、熱可塑性材料、熱硬化性
    材料、金属材料又はセラミック材料で作られていること
    を特徴とする請求項12記載の器具。
  14. 【請求項14】 フォームは、前記物質を含有した材料
    で作られていることを特徴とする請求項12記載の器
    具。
  15. 【請求項15】 フォームは、前記物質を含有した材料
    で含浸していることを特徴とする請求項12記載の器
    具。
  16. 【請求項16】 要素は、前記物質を含有したガラス化
    材料を有していることを特徴とする請求項7又は8記載
    の器具。
  17. 【請求項17】 前記要素(991)を使用に先立っ
    て、流体(P)で含浸することを特徴とする請求項16
    記載の器具。
  18. 【請求項18】 要素は、粒子(22;46;52;6
    5;73;245;256;266;274;283;
    311;341;393;424;501;632;6
    80;690;700;710;732;802)を有
    していることを特徴とする請求項7〜17のうち何れか
    一に記載の器具。
  19. 【請求項19】 前記粒子のサイズは、0.1μm〜7
    mmであることを特徴とする請求項18記載の器具。
  20. 【請求項20】 前記物質は、前記粒子の少なくとも一
    部に含まれていることを特徴とする請求項18又は19
    記載の器具。
  21. 【請求項21】 要素は、少なくとも一部が前記物質で
    満たされた中空粒子(826)を有していることを特徴
    とする請求項20記載の器具。
  22. 【請求項22】 前記粒子(22;46;52;65;
    73;245;256;266;274;283;31
    1;341;393;424;501;632;68
    0;690;700;710;732;802)は、被
    覆状態の粒子であり、各粒子は、第1の材料で作られた
    コア及び第1の材料とは異なる第2の材料で作られた覆
    いから成り、前記覆いは、コアの周りに延びていること
    を特徴とする請求項18〜21のうち何れか一に記載の
    器具。
  23. 【請求項23】 前記物質は、覆い(830)中に入れ
    られていることを特徴とする請求項22記載の器具。
  24. 【請求項24】 前記物質は、覆いの表面のところに存
    在していることを特徴とする請求項22記載の器具。
  25. 【請求項25】 物質は、コア中に存在していることを
    特徴とする請求項22記載の器具。
  26. 【請求項26】 コア材料は、磁界及び(又は)電界を
    流体(P)に及ぼすよう選択されていることを特徴とす
    る請求項25記載の器具。
  27. 【請求項27】 要素は、前記粒子を含有した少なくと
    も1つの多孔質層(816)を有し、前記層は、流体
    (P)に対して透過性であることを特徴とする請求項1
    8〜26のうち何れか一に記載の器具。
  28. 【請求項28】 前記少なくとも1つの多孔質層は、互
    いに異なる種類の粒子(819,820)の混合物を有
    し、前記粒子の少なくとも一部は、前記物質を含有して
    いることを特徴とする請求項27記載の器具。
  29. 【請求項29】 前記少なくとも1つの多孔質層は、互
    いに異なるサイズの粒子(819,820)の混合物を
    有していることを特徴とする請求項27又は28記載の
    器具。
  30. 【請求項30】 前記少なくとも1つの多孔質層の前記
    粒子は、結合剤(821)によって凝集されていること
    を特徴とする請求項27〜29のうち何れか一に記載の
    器具。
  31. 【請求項31】 前記少なくとも1つの多孔質層は、流
    体(P)に対して透過性の2つの層(818)相互間に
    位置していることを特徴とする請求項27〜30のうち
    何れか一に記載の器具。
  32. 【請求項32】 粒子は、結合剤、特にポリマー結合剤
    中に分散していることを特徴とする請求項18〜26の
    うち何れか一に記載の器具。
  33. 【請求項33】 前記要素は、前記物質を含有した少な
    くとも1つの層を有する覆い(830)で被覆された本
    体(835)から成ることを特徴とする請求項18〜2
    6のうち何れか一に記載の器具。
  34. 【請求項34】 前記層(830)は、少なくとも結合
    剤及び前記物質を含有した前記粒子(831)で構成さ
    れていることを特徴とする請求項33記載の器具。
  35. 【請求項35】 前記層は、第2の物質を含有した別の
    粒子(832)を有していることを特徴とする請求項3
    4記載の器具。
  36. 【請求項36】 本体(835)の材料は、磁界及び
    (又は)電界を流体(P)に及ぼすよう選択されている
    ことを特徴とする請求項33記載の器具。
  37. 【請求項37】 要素は、以下の形態、即ちリング、シ
    ャトル、管、多面体、特に平行六面体のうちの1つを呈
    し、要素は、中実であり、又は少なくとも1つの穴が設
    けられていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  38. 【請求項38】 前記粒子(22;46;52;65;
    73;245;256;266;274;283;31
    1;341;393;424;501;632;68
    0;690;700;710;732;802)は、導
    電性であることを特徴とする請求項18〜26のうち何
    れか一に記載の器具。
  39. 【請求項39】 前記粒子(22;46;52;65;
    73;245;256;266;274;283;31
    1;341;393;424;501;632;68
    0;690;700;710;732;802)は、導
    電性コアと、導電性覆い及びこれらの間に位置してい
    て、導電性をコアに与えるのに適した中間層とを有し、
    それにより、覆いの材料を電気化学的に中間層上に析出
    させることができることを特徴とする請求項38記載の
    器具。
  40. 【請求項40】 前記粒子(22;46;52;65;
    73;245;256;266;274;283;31
    1;341;393;424;501;632;68
    0;690;700;710;732;802)は、磁
    界を発生させるのに適していることを特徴とする請求項
    18〜26のうち何れか一に記載の器具。
  41. 【請求項41】 前記物質は、鉱物、植物、又は動物由
    来の少なくとも1つの化合物から成ることを特徴とする
    請求項7〜40のうち何れか一に記載の器具。
  42. 【請求項42】 前記物質は、触媒反応又は酵素反応を
    生じさせ、又は流体(P)の組成を変えるのに適してい
    ることを特徴とする請求項7〜41のうち何れか一に記
    載の器具。
  43. 【請求項43】 前記物質は、流体が小出しされている
    間、その作用を発揮することを特徴とする請求項7〜4
    2のうち何れか一に記載の器具。
  44. 【請求項44】 前記物質は、物質中へ拡散するのに適
    しており、特に、少なくともこれがいったん製品中へ拡
    散すると、イオンの形態を呈するのに適していることを
    特徴とする請求項7〜43のうち何れか一に記載の器
    具。
  45. 【請求項45】 前記物質は、浄化性、防腐性、血液循
    環を促進する性質又は回復性、特に治癒性を備えている
    ことを特徴とする請求項7〜44のうち何れか一に記載
    の器具。
  46. 【請求項46】 前記物質は、次のもの、即ち、金属及
    び金属合金、コバルト、バリウム、クロム、アルミニウ
    ム、銀、銅、チタン、青銅、マンガン、金属酸化物、イ
    オン酸化物、特にフェライト、シリケート、スルフェー
    ト、特に炭酸カルシウム、非鉄化合物、特に硫黄、マグ
    ネシウム、カルシウム、ホウ素、カリウム、炭素、オリ
    ゴエレメント(oligoelements )、海塩、岩塩、粘土、
    ステアタイト、藻類、プランクトン及びこれらからの抽
    出物、根菜類、甘草、生姜、蝋、オイル、殺菌剤、ビタ
    ミン類、タンパク質、酸、ホルモン、コラーゲン、明
    礬、明礬石、絹、大麻、グルコースから選択されること
    を特徴とする請求項38記載の器具。
  47. 【請求項47】 前記要素中の前記物質は、次のもの、
    即ち、シリカ、特にコロイドシリカ、砂、アルミナ、ス
    テアタイト、砂岩、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ガ
    ラス、セラミック、ウッド及びコルク、特に、繊維又は
    粉末形態のもの、コーン(とうもろこし)繊維、小麦繊
    維又は米繊維、溶岩、シリケート、方鉛鉱、酸化物、大
    麻、亜麻、絹、粘土、磁器、マイカ、ポリマー、特に熱
    可塑性ポリマー又は熱硬化性ポリマー、PE、PET、
    PU、PVC、PA、EVA、ビニル、ユリアホルムア
    ルデヒド、エポキシ、ポリエステル、シアノアクリレー
    ト、エラストマーから選択された物質又は結合剤と接触
    していることを特徴とする請求項7〜46のうち何れか
    一に記載の器具。
  48. 【請求項48】 前記要素(20;60;41;13
    4;154;322;334;341;362;37
    0;381;391;413;564;620;65
    0;660;670;740;751;803)は、ア
    プリケータとして役立つよう構成されていることを特徴
    とする請求項7〜47のうち何れか一に記載の器具。
  49. 【請求項49】 前記要素(20;33;41;60;
    114;120;134;135;154;160;1
    73;185;191;204;209;241;24
    2;322;334;362;370;383;39
    1;395;413;564;620;650;66
    0;670)は、流体に対して透過性であることを特徴
    とする請求項7〜47のうち何れか一に記載の器具。
  50. 【請求項50】 器具は、1回使用のものであり、前記
    要素を含浸した1回分の流体を小出しするよう構成され
    ていることを特徴とする請求項7〜49のうち何れか一
    に記載の器具。
  51. 【請求項51】 前記要素(740;760;750;
    770)は、以下の一覧、即ちマスカラブラシ、歯ブラ
    シ、髪の毛用のくし、製品を睫毛又は眉毛に塗布するの
    に用いられるくし、製品を爪又は唇に塗布するのに用い
    られるブラシ、パウダパフ、フォームから選択されてい
    ることを特徴とする請求項7〜50のうち何れか一に記
    載の器具。
  52. 【請求項52】 流体は、受け具内に入れられ、前記要
    素(33;93;114;120;135;160;1
    73;185;191;204;209;241;24
    2;322;334;362;370;383;39
    5;413;564;981)は、器具を用いるとき、
    受け具から取った流体が要素を通過するようにするよう
    構成されていることを特徴とする請求項7〜51のうち
    何れか一に記載の器具。
  53. 【請求項53】 前記要素は、受け具に着脱自在に締結
    されるのに適していることを特徴とする請求項52記載
    の器具。
  54. 【請求項54】 前記要素は、受け具を閉鎖するための
    カプセルのスカートに締結されていることを特徴とする
    請求項52記載の器具。
  55. 【請求項55】 要素は、管(964)の形態をしてお
    り、流体は、使用時にこの管を通って流れることを特徴
    とする請求項52記載の器具。
  56. 【請求項56】 器具は、塗布部材(591)を有し、
    前記要素(585)は、塗布部材の湿気を取るよう構成
    されていることを特徴とする請求項7〜47のうち何れ
    か一に記載の器具。
  57. 【請求項57】 前記要素は、流体に対して透過性であ
    り、前記物質によって構成され又は前記物質を含み或い
    は磁界及び(又は)電界を流体に及ぼすのに適した粒子
    を保持するよう構成された少なくとも1つの壁(21;
    45;53;61;75;241;255;315;3
    92;436;503)を有していることを特徴とする
    請求項7〜47のうち何れか一に記載の器具。
  58. 【請求項58】 前記粒子は、ビーズを含み、又はビー
    ズで構成されていることを特徴とする請求項57記載の
    器具。
  59. 【請求項59】 前記ビーズのうちの少なくとも1つ
    は、圧縮性であることを特徴とする請求項58記載の器
    具。
  60. 【請求項60】 前記粒子は、少なくとも一部が前記製
    品透過性壁によって構成された空間内で自由であること
    を特徴とする請求項57〜59のうち何れか一に記載の
    器具。
  61. 【請求項61】 前記要素は、製品に対して透過性であ
    り、前記粒子(65)を保持するのに適したサッシェ
    (60)の形態をした壁を有していることを特徴とする
    請求項57〜60のうち何れか一に記載の器具。
  62. 【請求項62】 前記製品透過性壁は、製品を皮膚、髪
    の毛又は指爪に塗布するのに用いられるのに適した表面
    を備えていることを特徴とする請求項50〜60のうち
    何れか一に記載の器具。
  63. 【請求項63】 少なくとも1つの製品透過性壁は、取
    っ手部材(40;80;391;530)に固定されて
    いることを特徴とする請求項57〜62のうち何れか一
    に記載の器具。
  64. 【請求項64】 前記取っ手部材(40;80;39
    1;530)は、流体(P)を収容した受け具に実質的
    に漏止め状態で締結可能であるよう構成されていること
    を特徴とする請求項63記載の器具。
  65. 【請求項65】 前記要素(531)は、前記流体
    (P)が収容する少なくとも1つの内部空間を形成して
    いることを特徴とする請求項7〜48のうち何れか一に
    記載の器具。
  66. 【請求項66】 器具は、流体(P)を収容していない
    少なくとも1つのハウジングを有し、前記要素(53
    1)は、使用されていない間、前記ハウジング内に配置
    できることを特徴とする請求項65記載の器具。
  67. 【請求項67】 器具は、前記ハウジングをこの中に収
    納された前記要素(531)と実質的に気密関係をなし
    て閉鎖できるクロージャ部材(532)を有しているこ
    とを特徴とする請求項66記載の器具。
  68. 【請求項68】 器具は、使用されていないとき、要素
    を流体送出しオリフィスに当接保持して流体(P)を収
    容した内部空間を閉鎖するよう構成されていることを特
    徴とする請求項7〜47のうち何れか一に記載の器具。
  69. 【請求項69】 要素は、スターラとして働くことがで
    きるよう流体内で自由であることを特徴とする請求項7
    記載の器具。
  70. 【請求項70】 器具は、カップ(974)を有し、前
    記要素は、前記カップの端壁のところに設けられている
    ことを特徴とする請求項7記載の器具。
  71. 【請求項71】 前記要素(93)は、塗布要素を受け
    入れるのに適したハウジングを形成するよう構成されて
    おり、前記ハウジングは、製品を収容した受け具と流体
    連通するのに適していることを特徴とする請求項7記載
    の器具。
  72. 【請求項72】 前記要素(93)は、受座を形成する
    よう構成され、塗布要素を受座に当接させることができ
    ることを特徴とする請求項71記載の器具。
  73. 【請求項73】 前記要素は、少なくとも1枚のシート
    (620;630)を含み、又はこれによって構成され
    ていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  74. 【請求項74】 前記シート(620;630)は、パ
    ッチ又はマスク(640)を形成するよう切断されてい
    ることを特徴とする請求項73記載の器具。
  75. 【請求項75】 前記シート(620;630)は、本
    体の一部を挿入状態で受け入れることができる内部空間
    を備えた中空本体、特に手袋(650)の全体又は一部
    を形成していることを特徴とする請求項73記載の器
    具。
  76. 【請求項76】 器具は、器具が閉鎖されたとき、ユー
    ザが要素を見ることができるよう少なくとも一部が透明
    であることを特徴とする請求項7記載の器具。
  77. 【請求項77】 器具は、流体を収容した受け具と要素
    との連通を断ち又は確立できるようにする弁部材を有し
    ていることを特徴とする請求項7記載の器具。
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