JP2003275454A - 換金振込機及び景品現金化システム - Google Patents

換金振込機及び景品現金化システム

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JP2003275454A
JP2003275454A JP2002085922A JP2002085922A JP2003275454A JP 2003275454 A JP2003275454 A JP 2003275454A JP 2002085922 A JP2002085922 A JP 2002085922A JP 2002085922 A JP2002085922 A JP 2002085922A JP 2003275454 A JP2003275454 A JP 2003275454A
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JP2002085922A
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Yoshihiro Nishina
吉裕 仁科
Junji Mashita
淳二 眞下
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換金所及び遊技客が強盗に狙われる事無く、
また、該換金所の従業員の現金手渡しミスが発生する事
無く、また、不正な特殊景品に対する現金支払いを未然
に防止する為、換金所において現金の発生しない換金を
行わせることが可能とする。 【解決手段】 換金所2に設置される換金振込機20で
あって、遊技客Aが持ち込んだ特殊景品Bに付加された
有価価値を入力し、この入力された価値に応じて対応す
る換金額を算出し、この算出された換金額に相当する現
金を振込む遊技客Aの所望する振込先情報を指定入力
し、この指定入力された振込先情報に基づき所定の振込
先に現金の振込み手続き処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換金振込機及び景
品現金化システムに関し、特に、換金所及び遊技客が強
盗に狙われる事無く、また、該換金所の従業員の現金手
渡しミスが発生する事無く、また、不正な特殊景品に対
する現金支払いを未然に防止する為、換金所において現
金の発生しない換金を行わせることが可能な換金振込機
及び景品現金化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホール等の遊技店におい
ては、遊技客は、該遊技店内での遊技にて獲得したパチ
ンコ玉或いはスロットメダル等の賞球を、同遊技店内の
景品交換所にて特殊景品に交換し、該交換された特殊景
品を換金場に持って行く事で該換金場で現金に交換して
貰ってる。
【0003】ところが、このような換金形態では、以下
のような不都合が発生する。
【0004】すなわち、換金場にあっては、1)特殊景
品を現金に換金する為、換金場では多額の現金を用意し
ておくことにより強盗に襲われる危険性がある。また、
2)特殊景品を現金に換金する際、換金場の従業員によ
る計算ミスや手渡しミス等によって遊技客に対して現金
を少なく渡してしまうといったトラブルが発生する。ま
た、3)換金場の従業員が、偽造景品に気付かず、現金
を支払ってしまうという虞がある。また、4)換金場に
て特殊景品を多額の現金に換金して貰った遊技客が強盗
に襲われる危険性がある。といった不都合が発生する。
【0005】尚、ここで、先行技術を以下に示す。
【0006】まず、特開平9−220336号公報に
は、景品カードからなる記録媒体の記録情報に特定され
た有価価値を遊技場に設置されているATMを用いて現
金に変換するための換金手段の構成があり、変換された
現金に相当する金額を銀行利用者の口座に振り込むもの
が記載されている。
【0007】また、特開平9−239143号公報に
は、計数した賞球の数を記憶した景品交換カード或いは
メンバーカード(本願の「会員カード」に相当する。)
を景品交換集計端末に挿入し、換金額である商品マネー
額がメンバーカードに出力されるものと、該メンバーカ
ードに出力された商品マネーが口座に振込まれるものが
記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の換
金形態にあっては、1)特殊景品を現金に換金する為、
換金場では多額の現金を用意しておくことにより強盗に
襲われる危険性がある。また、2)特殊景品を現金に換
金する際、換金場の従業員による計算ミスや手渡しミス
等によって遊技客に対して現金を少なく渡してしまうと
いったトラブルが発生する。また、3)換金場の従業員
が、偽造景品に気付かず、現金を支払ってしまうという
虞がある。また、4)換金場にて特殊景品を多額の現金
に換金して貰った遊技客が強盗に襲われる危険性があ
る。といった不都合がある。
【0009】そこで、本発明は上記実状を鑑み、換金所
及び遊技客が強盗に狙われる事無く、また、該換金所の
従業員の現金手渡しミスが発生する事無く、また、不正
な特殊景品に対する現金支払いを未然に防止する為、換
金所において現金の発生しない換金を行わせることが可
能な換金振込機及び景品現金化システムの提供を目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、遊技店の景品交換所にて遊技客
が遊技で獲得した遊技媒体が価値に見合った特殊景品に
交換され、該交換された特殊景品を現金に換金する換金
所に設置される換金振込機であって、前記遊技客が所持
する特殊景品に付加された有価価値を入力する価値入力
手段と、前記価値入力手段により入力された価値に応じ
て対応する換金額を算出する算出手段と、前記算出手段
により算出された換金額に相当する現金を振込む前記遊
技客の所望する振込先情報を指定入力する振込先指定入
力手段と、前記振込先指定入力手段により指定入力され
た振込先情報に基づき所定の振込先に前記現金の振込み
手続き処理を行う振込手続処理手段とを具備することを
特徴とする。
【0011】尚、上記請求項1の発明において、前記特
殊景品は、大、中、小といった大きさ別に価値を特定可
能な景品であって、前記価値入力手段は、前記景品の大
きさによって金種別及び数を自動的に識別して有価価値
を入力する、若しくは、前記景品の大きさ及び数に応じ
て係員により指定された値を有価価値として入力するこ
とを特徴とする。そして、前記価値入力手段は、前記景
品の大きさによって金種別及び数を自動的に識別した
後、該金種別毎に景品を選別して自動出力することを特
徴とする。
【0012】また、上記請求項1の発明において、前記
特殊景品は、予め価値データが記録されたバーコード部
を具える景品であって、前記価値入力手段は、前記景品
に具わるバーコード部に記録された前記価値データを読
み取って有価価値として入力することを特徴とする。
【0013】また、上記請求項1の発明において、前記
特殊景品は、前記遊技客が獲得した賞球に対応した価値
データが記録されたICカードから成る景品であって、
前記価値入力手段は、前記景品カードに記録された価値
データを読み取って有価価値として入力することを特徴
とする。
【0014】また、請求項2の発明は、遊技店内に設置
され、遊技客が遊技で獲得した遊技媒体の数を計数する
と共に、計数結果を出力する機能を有する計数機に具わ
る換金振込機であって、前記計数結果に応じて対応する
換金額を算出する算出手段と、前記算出手段により算出
された換金額に相当する現金を振込む前記遊技客の所望
する振込先情報を指定入力する振込先指定入力手段と、
前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
報に基づき所定の振込先に前記現金の振込み手続き処理
を行う振込手続処理手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】また、請求項3の発明は、遊技客が遊技で
獲得した遊技媒体を価値に見合った特殊景品に交換する
遊技店の景品交換所に設置される換金振込機であって、
前記遊技客が獲得した遊技媒体の計数値を読み取る計数
値読取手段と、前記計数値読取手段により読み取った計
数値に応じて対応する換金額を算出する算出手段と、前
記算出手段により算出された換金額に相当する現金を振
込む前記遊技客の所望する振込先情報を指定入力する振
込先指定入力手段と、前記振込先指定入力手段により指
定入力された振込先情報に基づき所定の振込先に前記現
金の振込み手続き処理を行う振込手続処理手段とを具備
することを特徴とする。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記振込先指定入力手段
は、前記遊技客の手入力により前記振込先情報を指定入
力することを特徴とする。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記振込先指定入力手段
は、銀行カード若しくは振込専用カードのデータを読み
取って前記振込先情報を指定入力することを特徴とす
る。
【0018】また、請求項6の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記振込先指定入力手段
は、会員カードのデータを読み取って前記振込先情報を
指定入力することを特徴とする。
【0019】また、請求項7の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記振込手続処理手段によ
り所定の振込先に振込みが完了した後、前記遊技客に対
して取引完了に係る振込み明細書を発行する取引明細発
行手段を更に具備することを特徴とする。
【0020】また、請求項8の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記算出手段により算出さ
れた換金額の一部に相当する現金を振込むように指定す
る振込金額指定手段と、前記振込金額指定手段により指
定された金額以外の残金分の現金を出金する現金出金手
段とを更に具備することを特徴とする。
【0021】また、請求項9の発明は、請求項3の発明
において、前記算出手段により算出された換金額の一部
に相当する現金を振込むように指定する振込金額指定手
段と、前記振込金額指定手段により指定された金額以外
の残金分の一部を一般景品と交換する一般景品交換手段
と、前記振込金額指定手段により指定された金額以外の
残金分の現金を出金する現金出金手段とを更に具備する
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項10の発明は、請求項1乃至
3のいずれかの発明において、会員カードのデータを読
取り遊技客が獲得した遊技媒体の計数値情報を取得する
取得手段を更に具備し、前記算出手段は、前記取得手段
により取得された計数値情報に応じて対応する換金額を
算出することを特徴とする。
【0023】また、請求項11の発明は、請求項9の発
明において、前記取得手段は、通信により、会員カード
のデータを管理する会員管理コンピュータ端末から前記
遊技客の会員カードに対応付けて管理されている前記計
数情報を取得することを特徴とする。
【0024】また、請求項12の発明は、請求項1乃至
3のいずれかの発明において、前記算出手段により算出
された換金額の値を表示する表示手段を更に具備するこ
とを特徴とする。
【0025】また、請求項13の発明は、請求項1乃至
3のいずれかの発明において、前記振込先指定入力手段
により指定入力された振込先情報を表示する表示手段を
更に具備することを特徴とする。
【0026】また、請求項14の発明は、請求項1乃至
3のいずれかの発明において、振込みに係わる取引状況
データを表示及び管理する管理端末と通信接続されるこ
とを特徴とする。
【0027】また、請求項15の発明は、請求項1乃至
3のいずれかの発明において、前記振込先指定手段は、
遊技客により1つ若しくは複数の振込先を指定可能なこ
とを特徴とする。
【0028】また、請求項16の発明は、請求項1乃至
3のいずれかの発明において、前記振込手続手段は、振
込手数料を換金額から徴収して精算することを特徴とす
る。
【0029】また、請求項17の発明は、遊技客が遊技
で獲得した遊技媒体を価値に見合った景品に交換する遊
技店の景品交換所において、前記遊技客が獲得した遊技
媒体の計数値を読み取る計数値読取手段と、前記計数値
読取手段により読み取った計数値の一部を一般景品と交
換する一般景品交換手段と、残存する計数値に応じて対
応する換金額を換金振込機に送信する換算・送信手段を
有した景品管理端末と、送られてきた換金額を表示する
表示手段と、振込額があることを条件として振込先情報
を指定入力する振込先指定入力手段と、前記振込先指定
入力手段により指定入力された振込先情報に基づき所定
の振込先に前記振込指定金額の現金振込手続きを行う振
込手続処理手段とを有した換金振込機とを具えることを
特徴とする。
【0030】また、請求項18の発明は、遊技客が遊技
で獲得した遊技媒体を価値に見合った景品に交換する遊
技店の景品交換所において、前記遊技客が獲得した遊技
媒体の計数値を読み取る計数値読取手段と、読み取った
計数値の一部を一般景品と交換する一般景品交換手段
と、残存する計数値に応じて対応する換金額を換金振込
機に送信する換算・送信手段を有した景品管理端末と、
送られてきた換金額を表示する表示手段と、振込を行う
現金額を指定する振込額指定手段と、振込額があること
を条件として振込先情報を指定入力する振込先指定入力
手段と、前記振込先指定入力手段により指定入力された
振込先情報に基づき所定の振込先に前記振込指定金額の
現金振込手続きを行う振込手続処理手段と、前記景品管
理端末から送られてきた換金額のうち、振込指定した残
りを現金で出金する現金出金機とを有した換金振込機と
を具えることを特徴とする。
【0031】また、請求項19の発明は、遊技客が遊技
で獲得した遊技媒体を価値に見合った景品に交換する遊
技店の景品交換所において、前記遊技客が獲得した遊技
媒体の計数値を読み取る計数値読取手段と、前記計数値
読取手段により読み取った計数値の一部を特殊景品と交
換する特殊景品交換手段と、残存する計数値に応じて対
応する換金額を換金振込機に送信する換算・送信手段を
有した景品管理端末と、送られてきた換金額を表示する
表示手段と、振込額があることを条件として振込先情報
を指定入力する振込先指定入力手段と、前記振込先指定
入力手段により指定入力された振込先情報に基づき所定
の振込先に前記振込指定金額の現金振込手続きを行う振
込手続処理手段とを有した換金振込機とを具えることを
特徴とする。
【0032】また、請求項20の発明は、遊技客が遊技
で獲得した遊技媒体を価値に見合った景品に交換する遊
技店の景品交換所において、前記遊技客が獲得した遊技
媒体の計数値を読み取る計数値読取手段と、読み取った
計数値の一部を特殊景品と交換する特殊景品交換手段
と、残存する計数値に応じて対応する換金額を換金振込
機に送信する換算・送信手段を有した景品管理端末と、
送られてきた換金額を表示する表示手段と、振込を行う
現金額を指定する振込額指定手段と、振込額があること
を条件として振込先情報を指定入力する振込先指定入力
手段と、前記振込先指定入力手段により指定入力された
振込先情報に基づき所定の振込先に前記振込指定金額の
現金振込手続きを行う振込手続処理手段と、前記景品管
理端末から送られてきた換金額のうち、振込指定した残
りを現金で出金する現金出金機とを有した換金振込機と
を具えることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明に係わる換金振込機及び景
品現金化システムを適用した遊技店システムの全体構成
を示す図である。
【0035】図1に示すように、この遊技店システム1
00は、大きく大別すると、遊技店1と、換金所2と、
インターネット、一般公衆回線からなるネットワーク3
と、金融機関(銀行)4とを具えて構成される。
【0036】遊技店1は、パチンコ店やパチスロ店など
であり、各種のパチンコ機やパチスロ台等の遊技台が複
数台設置され、遊技客Aがこれら遊技台でパチンコ或い
はパチスロ等の遊技を楽しむ遊技場11と、この遊技場
11で遊技客が遊技にて獲得したパチンコ玉やスロット
メダル等の賞球をタバコや時計等の一般景品、若しくは
現金に換金可能な価値を有する特殊景品Bに交換する景
品交換所(カウンター部)12と、この遊技店1の事務
所(オフィス)13とから構成される。
【0037】尚、特殊景品Bには、例えば、大、中、小
といった大きさによって価値を特定する景品(B−1)
や、予め決められた価値データが記録されたバーコード
シールを貼り付けた景品(B−2)や、遊技客Aが獲得
した賞球に対応した価値データを記録したICカードか
ら成る景品カード(B−3)等がある。
【0038】更に、遊技場11は、複数の遊技島110
から構成される。
【0039】そして、各遊技島110は、後述する事務
所13に設置されるターミナルコントローラ(以下、単
に「T/C」という。)130とコンピュータネットワ
ーク(LAN回線)140を介して通信接続され、各遊
技島110に設置された通信機器(カード発行機や、遊
技機、カード処理機、計数機等)と上述のT/C130
間のデータ送受信に係る通信制御を行う島コントローラ
(以下、単に「S/C」という。)1110と、このS
/C1110に接続されるカード発行機1120と、複
数の遊技ユニット1130(遊技機1130−1及びカ
ード処理機113−2から成る)と、計数機1140と
を具えて構成される。
【0040】ここで、カード発行機1120は、プリペ
イドカードの販売を行う。すなわち、遊技客Aが遊技ユ
ニット1130にて遊技を行う為のカードを発行する。
そして、このカード発行機1110は、通常、各遊技島
110毎に1台程度設けられ、カード発行時に当該カー
ドに対してID番号(磁気ストライプには媒体ID、表
面には目視可能な表示ID)を付与する。
【0041】また、遊技ユニット1130は、遊技機1
130−1と、隣接する遊技機1130−1との間の台
間に設けられるカード処理機1130−2とにより構成
される。
【0042】そして、遊技機1130−1は、貸し出さ
れたパチンコ玉やスロットメダル等の遊技媒体を用いて
遊技客Aが遊技する為のものである。尚、具体的に遊技
機1130−1の種別としては、パチンコ台やパチスロ
台がある。
【0043】また、カード処理機1130−2は、カー
ド挿入口及び貸し出し要求手段を少なくとも有し、遊技
客Aによりカード挿入口に例えば上述のプリペイドカー
ドが挿入されると、LAN140及びT/C130を介
して図示しないプリペイドカード管理端末に問い合わせ
てその有価価値データを取得し、遊技客Aによる遊技機
1130−1への遊技媒体(パチンコ玉、スロットメダ
ル等)の貸し出し要求に基づき、当該有価価値データ
(残度数)の範囲内で、遊技媒体を貸し出す処理を行
う。尚、具体的にカード処理機1130−2の種別とし
ては、上記遊技機1130−1の種別に対応して、カー
ド玉貸機やカードメダル貸機等がある。
【0044】また、計数機1140は、遊技客Aが遊技
にて獲得したパチンコ玉やスロットメダル等の賞球を計
数し、計数結果を記録した計数値記録媒体(図35参
照)を発行する。尚、計数値記録媒体としては、例え
ば、バーコードにより計数結果が記録されるレシート
{同図35(a)参照}と、磁気により計数結果が記録
される磁気カード{同図35(b)参照}等がある。遊
技客Aは、発行されたレシートや磁気カード等の記録媒
体を景品交換所に持っていき一般景品或いは特殊景品に
交換してもらう。
【0045】そして、本発明では、この計数機1140
に、本発明に係る換金振込機、すなわち計数結果から換
金額を算出し、換金額に相当する現金を遊技客が指定す
る所定の口座に振込む換金振込機を具える。尚、この換
金振込機については後で詳述する。
【0046】また、景品交換所(カウンター部)12に
は、景品交換業務を行う場所であり、例えば、図示して
いないが、遊技客Aが持ち込んだレシートCのバーコー
ドを読取って計数値データを取得するバーコードスキャ
ナや、景品交換に係る各種データを管理する景品管理端
末や、遊技営業における様々なデータ、例えば遊技種別
の稼動状況データや各遊技台データ等を管理する営業管
理端末や、遊技客Aが持ち込んだレシートCや磁気カー
ドDに記録された計数値データに基づいて自動で対応す
る特殊景品を払い出す景品自動払出機とが具わる。
【0047】そして、本発明では、この景品交換所12
に、本発明に係る換金振込機、すなわち、遊技客Aによ
って持ち込まれた計数値記録媒体に記録された計数値デ
ータを読込んで対応する換金額を算出し、換金額に相当
する現金を遊技客Aが指定する所定の口座に振込む換金
振込機1200を具える。尚、この換金振込機1200
については後で詳述する。
【0048】また、事務所(オフィス)13には、遊技
店(ホール)1全体の状況を管理し、売上・台・会員・
景品データの管理及び分析を行うT/C130と、本発
明に係る振込状況管理端末131とを具える。この振込
状況管理端末131は、後述する換金振込機にて取引さ
れた振込手続状況を管理する端末であり、通信ログを取
る。
【0049】換金所2は、一般的には遊技客Aが持ち込
んだ特殊景品を現金に換金する場所である。尚、換金所
2は、図1では遊技点の外に描かれているが、遊技店1
内にあっても良い。
【0050】そして、本発明では、この換金所2に、本
発明に係る換金振込機、すなわち、遊技客によって持ち
込まれた特殊景品の価値を識別し、対応する換金額を算
出し、換金額に相当する現金を遊技客が指定する所定の
口座に振込む換金振込機を具える。尚、この換金振込機
20については後で詳述する。
【0051】銀行ネットワーク3は、上述した計数機1
140および景品交換所(カウンタ)12、換金所2に
具えられた換金振込機と各種金融機関の銀行端末と間で
振込手続きを行う為の通信ネットワークである。
【0052】金融機関4は、銀行等であり、遊技客が換
金額の振込みを希望する振込先口座を有する機関であ
る。
【0053】尚、上記実施例では、計数機1140及
び、景品交換所12、換金所2に具えられた換金振込機
と、銀行ネットワーク3との通信接続の構成を示してい
ないが、本発明では、それら各換金振込機と銀行ネット
ワーク3間を直接通信接続する様に構成しても良く、或
いは遊技店1内に設置される換金振込機にあっては、途
中にT/C130を介して通信接続する様に構成しても
良いものとする。
【0054】図2及び図3は、上記図1に示した換金所
2に設置される換金振込機20の構成を示す図であり、
図2が、その換金振込機20の概略外観構成を示し、図
3が、その換金振込機20の機能ブロックを示す図であ
る。
【0055】尚、この場合、遊技客Aによって持ち込ま
れた特殊景品Bの価値を識別し、対応する換金額を算出
し、換金額に相当する現金を遊技客Aが指定する所定の
口座に振込むことが可能な換金振込機の構成を示してい
る。そして、この例では、特殊景品Bとして、上述の
大、中、小といった大きさによって価値を特定すること
が可能な景品(B−1)を利用する形態を想定してい
る。
【0056】図2において、この換金振込機20は、外
観的に、特殊景品識別処理機20aと、表示・操作画面
20bと、振込先指定カード挿入/排出口20cと、制
御ボックス20dと、振込明細発行機20eと、振込状
況管理端末20fと、通信線20gと、通信線20g’
を具えて構成される。
【0057】ここで、特殊景品識別処理機20aは、遊
技客Aにより持ち込まれた1又は複数の特殊景品Bが換
金所2の係員によって所定の位置にセットされると、該
特殊景品Bの大きさ別に自動的に金種別及び数を識別
し、該識別結果を後述の制御ボックス20cに入力処理
する。また、この特殊景品識別処理機20aは、上記処
理後、上記係員が特殊景品Bの管理を容易にする為にそ
れら特殊景品Bを金種別毎に選別して出力する。尚、特
殊景品Bの判別には、内蔵する非接触IDタグ或いは印
刷されているバーコード、ホログラム等が用いられても
良い。
【0058】また、表示・操作画面20bは、タッチパ
ネル等から成り、遊技客Aが換金額を確認する為に該換
金額の表示を行う表示部と、振込先情報を入力する為の
操作や確認操作を行う為の操作部の機能を具える。
【0059】また、振込先指定カード挿入/排出口20
cは、遊技客Aが振込先を指定する為のキャッシュカー
ドや振込専用カードおよび会員カードG等を挿入した
り、排出する為の口である。
【0060】また、制御ボックス20dは、主に、上記
特殊景品処理機20aから入力された識別結果に基づき
換金額を算出し、上記表示・操作画面20b或いは振込
先指定カード挿入/排出口20cを用いて遊技客Aによ
り入力指定された振込先情報に基づき遊技客Aが所望す
る所定の振込先に上記算出された換金額に相当する現金
を振込む手続き処理を行う。また、振込手続き処理完了
後、振込明細を発行させる。
【0061】また、振込明細発行機20eは、上述の振
込手続き処理完了後、該所定の振込に係る振込明細書E
(後述の図34参照)を発行する。
【0062】また、振込状況管理端末20fは、この換
金振込システム20にて取引された振込手続き状況を管
理する端末であり、通信ログ等を記録管理する。具体的
には、係員の操作により、月単位で曜日別および時間別
に取引履歴を表示画面上に表示させる。
【0063】また、通信線20gは、上記図1に示した
銀行ネットワーク3を介して金融機関4に設置された図
示しない端末と振込手続きを行う為の通信インタフェー
スである。
【0064】また、通信線20g’は、上述の図1に示
すT/C130と通信により、同図1に示す振込状況管
理端末131に振込手続状況を管理するのに必要なデー
タを送信する為、或いは、上述の図1に示すT/C13
0と通信により、会員カードに対応付けられた各種デー
タを取得する為の通信インタフェースである。
【0065】尚、図示してある特殊景品入出口20h
は、遊技客Aが持ってきた特殊景品Bを係員が受け取る
為のボックス20iに、遊技客Aが該特殊景品Bを入れ
たり、係員が取り出す為の入出口である。
【0066】また、特殊景品引出ボックス20iは、遊
技客Aによりボックスに入れられた特殊景品Bを取り出
す部分である。
【0067】図3において、この換金振込機20は、上
記図2に示した換金振込機を機能ブロックに分けて示し
ている。
【0068】この換金振込機20は、機能ブロックに分
けると、制御部20−1と、特殊景品識別処理部20−
2と、換金額算出部20−3と、振込手続処理部20−
4と、振込状況管理部20−5と、記憶部20−6と、
表示・操作部20−7と、振込明細発行部20−8と、
第1通信部20−9と、第2通信部20−10とに分け
られる。
【0069】ここで、制御部20−1は、この換金振込
機20全体を統括的に制御する。
【0070】また、特殊景品識別処理部20−2は、遊
技客Aによって持ち込まれ、係員により所定位置にセッ
トされた1または複数個の特殊景品(B−1)を大きさ
の違いにより金種別(例えば、二千円や、千円等)を判
定し、該金種別毎の特殊景品(B−1)の数を計数す
る。更に、この特殊景品識別処理部20−2は、特殊景
品(B−1)を大きさの違いにより金種別を特定した
後、大きさ、すなわち金種別の違い別に特殊景品(B−
1)を係員が収集管理し易いように出力する機能を具え
ている。
【0071】また、換金額算出部20−3は、上記特殊
景品識別部20−2の識別結果、即ち、特殊景品(B−
1)の金種別及び各金種別毎の数データから対応する換
金額を算出する。
【0072】また、振込手続処理部20−4は、遊技客
Aにより後述の表示・操作部20−7にて手入力された
振込先情報を振込先データとして指定する。具体的に
は、遊技客Aによって手入力された銀行名、支店名、口
座番号等から成る振込先情報を振込先データとして指定
する。そして、上記振込先データに基づき該振込先に上
記換金額算出部20−3にて算出された換金額に相当す
る現金を振込む手続きを行なう。また、この振込手続処
理部20−4は、遊技客Aが振込先を指定する為の振込
先カード(キャッシュカードや、振込専用カード、会員
カード等)を受付け、該振込先カードのデータを読取っ
て振込先情報を入力すると共に、その振込先カードの返
却処理を行う。
【0073】また、振込状況管理部20−5は、この換
金振込機20にて取引された振込手続き状況を管理する
端末であり、通信ログ等を記録管理する。具体的には、
係員の操作により、月単位で曜日別および時間別に取引
履歴を表示画面上に表示させることを可能とする。
【0074】また、記憶部20−6は、この換金振込機
20におけるデータ処理の上で一時的に必要なデータを
記憶保持する。具体的に、この換金振込機20において
は、特殊景品の識別結果データや、この識別結果データ
に基づき算出された換金額データや、該換金額に相当す
る金額を振込む振込先のデータ等が記憶保持される。
【0075】また、表示・操作部20−7は、遊技客A
に対してこの換金振込機20の各種操作指示情報や、上
記換金額算出部20−3にて算出された換金額を示す情
報や、遊技客Aが入力した振込先を示す情報等を表示す
る表示部と、遊技客Aが、振込先の情報や、確認OK指
示等を入力する為の操作部とから構成される。
【0076】また、振込明細発行部20−8は、この換
金振込機20にて行われた振込手続に係る取引結果を示
す振込明細書E(後述の図34参照)を遊技客A毎に印
字して発行する。
【0077】また、第1の通信部20−9は、上記振込
手続処理部20−4の振込手続処理に応じて、銀行ネッ
トワーク3との通信を制御する。
【0078】また、第2の通信部20−10は、上述の
図1に示すT/C130と通信により、同図1に示す振
込状況管理端末131に振込手続状況を管理するのに必
要なデータを送信及びT/C130と通信により会員カ
ードに対応付けて管理されている各種データの受信に係
る一連の通信制御を行う。
【0079】尚、ここで、上記振込状況管理部20−5
を具えず、上述の図1に示すT/C130と通信によ
り、同図1に示す振込状況管理端末131にて、この換
金振込機20にて取引された振込手続き状況を管理させ
るようにしても良い。具体的には、振込手続状況を管理
するのに必要なデータをT/C130との通信を介して
振込状況管理端末131に送信する様に構成しても良
い。
【0080】図4は、図3に示した換金振込機20にお
ける振込処理の手順を示すフローチャートである。
【0081】図4に示すように、まず、特殊景品識別処
理部20−2にて、遊技客Aによって持ち込まれた1個
または複数個の特殊景品(B−1)の価値が識別される
(ステップS101)。具体的には、遊技客Aによって
持ち込まれ、係員により所定位置にセットされた1また
は複数個の特殊景品(B−1)を大きさの違いにより金
種別(例えば、2000円の景品、1000円の景品)
を特定し、該金種別毎の特殊景品(B−1)の数が計数
される。
【0082】その後、上記識別された価値結果に基づき
換金額算出部20−3にて、該価値に対応した換金額が
算出される(ステップS102)。具体的には、特殊景
品(B−1)の金種別毎の数の計数結果に基づき該遊技
客によって持ち込まれた特殊景品の価値に対応した換金
額が算出される。
【0083】ここで、換金額が算出されると、表示・操
作部20−7にて、遊技客Aに対して換金額の確認表示
が行われる(ステップS103)。
【0084】この確認表示に応じて、遊技客Aにより換
金額の確認が行われ、表示・操作部20−7にて、所定
の確認OK指示が入力されると、次いで、遊技客Aによ
り振込先情報(銀行名や、支店名、銀行口座等)が入力
される(ステップS104)。
【0085】ここで、振込先情報の入力方法としては、
1)遊技客Aが表示・操作画面20bを用いて振込先情
報を手入力する方法と、2)遊技客Aが振込先指定カー
ド挿入/排出口20cにキャッシュカードや振込専用カ
ードを挿入し、該カードの振込先データを読み取り入力
する方法と、3)遊技客Aが振込先指定カード挿入/排
出口20cに会員カードGを挿入し、T/C130と通
信を行って該会員カードGに対応付けて管理されている
振込先データを取得入力する方法がある。
【0086】その後、振込手続処理部20−4にて上記
入力された振込先情報に基づき遊技客Aが指定した所定
の振込先に換金額に相当する現金の振込手続き処理が行
われる(ステップS105)。
【0087】この振込処理が完了されると、振込明細発
行部20−8にて、該所定の振込が完了した事を遊技客
Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技客Aに行わ
せるべく振込明細書Eの印字発行が行われる(ステップ
S106)。
【0088】その後、振込先がキャッシュカードや、振
込専用カード、会員カードG等で指定されていれば(ス
テップS107YES)、その振込先を指定したカード
の返却処理が行われる(ステップS108)。
【0089】そして、ここでの処理が一旦終了される。
【0090】尚、上記ステップS103の確認表示に応
じて、遊技客Aにより確認OK指示が出されなければ、
エラー処理が行われる。即ち、係員によって表示リセッ
ト操作及び特殊景品の再識別のための再セット等が行わ
れ、上述のステップS101に戻る。
【0091】この構成によると、特殊景品を換金する為
の多額の現金を換金所2に用意しなくて済むので、強盗
に狙われる可能性が低くなる。また、換金後の遊技客A
が強盗に狙われる可能性が低くなる。また、特殊景品の
識別及び換金額の算出を自動で精度良く行い、且つ遊技
客Aが指定する所定の振込先に現金を自動的に振込むよ
うに構成したため、係員と遊技客A間で換金額に相当す
る現金の受け渡しミスが発生せず、該係員と遊技客間で
のトラブルが発生しなくなる。
【0092】次に、換金額のうち一部を振込み、残りを
現金にて出金する場合の構成について説明する。
【0093】図5は、上述の図2に示した換金振込機2
0の変形例を示す外観概略構成図である。この場合、図
2に示した換金振込機20との構成上の違いは、現金出
金機20jを設けた点である。尚、上記図2と同様の構
成部分については、同一の符号を付し、ここでは、同一
の部分については説明を省略する。
【0094】ここで、現金出金機20jは、遊技客Aが
持ち込んだ特殊景品Bをもとに算出された換金額のうち
該遊技客Aが指定した金額を振込み、残りの金額分を現
金にて出金する為の機械である。そして、この例では、
この現金出金機20jに、係員等が現金を補給する為の
現金補給口20kが具えられている様子を示している。
【0095】尚、この構成では、例えば、係員は、出金
された現金を特殊景品ボックス20iに入れて、特殊景
品入出口20hを介して遊技客Aに現金を受け渡す。
【0096】尚、この例の配置構成では、現金出金口を
係員がいる側に設置したが、遊技客Aが直接受け取れる
ように遊技客Aがいる側に設置するようにしても良いも
のとする。また、図の現金出金機20jを遊技客側に向
ける様にしても良い。
【0097】図6は、上記図5に示した換金振込機20
の機能ブロックを示す図であり、上述の図3に示した換
金振込機20との機能構成の違いは、換金額を全額振込
むだけで無く、遊技客Aが振込額を指定できる、すなわ
ち換金額の一部のみを振込み残り額分を現金にて出金す
る様にした点である。
【0098】すなわち、遊技客Aによって持ち込まれた
特殊景品(B−1)の価値を識別し、対応する換金額を
算出し、換金額に相当する現金を遊技客Aが指定する所
定の振込先に振込むことが可能であると共に、遊技客A
が振込額を指定し、残り額分を現金にて出金することが
可能な換金振込機20Aの構成を示している。
【0099】尚、上記図3と同様の構成部分について
は、同一の符号を付し、ここでは、同一の部分について
は説明を省略する。
【0100】図6において、上記図3に示した構成と異
なる点は、振込手続処理部20−4と、表示・操作部2
0−7の処理が異なり、現金出金部20−11が新たに
追加された点である。
【0101】ここで、振込手続処理部20−4aは、上
記換金額算出部20−3にて算出され、表示・操作部2
0−7aに表示された換金額の内、この表示・操作部2
0−7aにて遊技客Aにより指定された金額分に相当す
る現金を振込額として設定し、遊技客Aにより入力され
た振込先情報に基づき所定の振込先に上記振込額に相当
する現金を振込む手続きを行う。
【0102】また、表示・操作部20−7aは、上記図
3で説明した構成に、遊技客Aにより換金額のうちいく
ら振込むといった振込金額を指定する操作部を具える。
【0103】また、現金出金部20−11は、上記表示
・操作部20−7aを用いて遊技客Aが指定した振込金
額以外の残り換金額分に相当する現金(紙幣:一万,五
千,二千,千円札や硬貨:五百円玉等)を出金する。
【0104】尚、上述の構成が新たに追加されるので、
実際には、制御部20−1におけるデータ転送及び計算
処理等の処理も対応して変更される。
【0105】図7は、図6に示した換金振込機20Aに
おける振込処理の手順を示すフローチャートである。
尚、この処理手順では、図4に示した処理手順のステッ
プS101〜ステップS104までの処理と、ステップ
S201〜ステップS204の処理が同一なので、ここ
での説明は省略する。
【0106】同図7において、ステップS204におい
て、遊技客Aにより振込先情報(銀行名や、支店名、銀
行口座等)が入力されると、次いで、遊技客Aによって
表示・操作画面20bから振込金額の指定入力が行われ
る(ステップS205)。
【0107】ここで、遊技客Aにより換金額の全て即ち
全額を振込む指定が行われていると(ステップS206
YES)、振込手続処理部20−4aにてステップS2
04の処理で入力された振込先情報に基づいて遊技客A
が指定した所定の振込先に指定された金額に相当する現
金の振込手続き処理が行われる(ステップS207)。
【0108】ここで、所定の振込処理が完了されると、
振込明細発行部20−8にて、該所定の振込が完了した
事を遊技客Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技
客Aに行わせるべく振込明細書Eの印字発行が行われる
(ステップS208)。
【0109】その後、振込先がキャッシュカードや、振
込専用カード、会員カードG等で指定されていれば(ス
テップS209YES)、その振込先を指定したカード
の返却処理が行われる(ステップS210)。
【0110】そして、ここでの処理が一旦終了される。
【0111】また、他方、遊技客Aにより全額で無く
(ステップS206NO)、換金額の内の一部を振込ん
で、残り額分を現金にて出金する旨の指定入力が行われ
ていると、現金出金機20jで振込指定された金額以外
の残り額分に相当する現金が出金される(ステップS2
11)。
【0112】その後、上述のステップS207に移行し
て、以下同様の処理が行われる。
【0113】尚、上記フローの上述のステップS211
及びステップS207の処理において、振込をした後に
現金を出金しても良く、或いは、同時に行なうようにし
ても良いものとする。
【0114】次に、特殊景品が景品カードB−3である
場合の処理構成について説明する。図8及び図9は、上
記図1に示した換金所2に設置される換金振込機20B
の構成を示す図であり、図8が、その換金振込機20B
の概略外観構成を示し、図9が、その換金振込機20B
の機能ブロックを示している。
【0115】即ち、この場合、無人構成を示し、特殊景
品Bとして、遊技客Aが獲得した賞球に対応した価値デ
ータが記録されたICカードから成る景品カード(B−
3)を利用する形態を想定している。
【0116】図8において、この換金振込機20Bは、
景品カード挿入口200aと、表示・操作部200b
と、振込先指定カード挿入/排出部200cと、制御ボ
ックス200dと、振込明細発行口200eと、景品カ
ード回収ボックス200fと、通信線200gと、通信
線200g’とを具えて構成される。
【0117】ここで、景品カード挿入口200aは、遊
技客Aが持ち込んだ景品カード(B−3)を挿入する為
の口である。
【0118】また、表示・操作部200bは、換金額や
振込先情報を表示する表示部と、振込先情報を入力操作
する操作部等から構成される。
【0119】また、振込先指定カード挿入/排出部20
0cは、振込先を指定するカードを挿入/排出する部分
であり、例えば、キャッシュカードや振込専用カードを
挿入する口と、会員カードGを挿入する口を具える。
【0120】また、制御ボックス200dは、この換金
振込機の制御部であり、換金振込処理を制御する。
【0121】また、振込明細発行口200eは、所定の
振込処理が完了した後、該振込が完了した旨を遊技客A
に通知する為の振込明細書Eを発行する。
【0122】また、景品カード回収ボックス200f
は、遊技客Aによって挿入された景品カードB−3を回
収する為のボックスである。
【0123】また、通信線200gは、上記図1に示し
た銀行ネットワーク3を介して金融機関4に設置された
図示しない端末と振込手続きを行う為の通信インタフェ
ースである。
【0124】また、通信線200g’は、上述の図1に
示すT/C130と通信により、同図1に示す振込状況
管理端末131に振込手続状況を管理するのに必要なデ
ータを送信する場合の通信インタフェースである。
【0125】図9において、この場合、上述の図3に示
した換金振込機20の構成と相違する点として特殊景品
識別処理部20−2aが異なる。即ち、この換金振込機
20Bでは、特殊景品識別処理部20−2aで識別され
る特殊景品Bとして、遊技客Aが獲得した賞球に対応し
た価値データが記録されたICカードから成る景品カー
ド(B−3)が対象となっている。尚、上記図3と同様
の構成部分については、同一の符号を付け、ここでは、
同一の部分については説明を省略する。
【0126】この換金振込機20Bでは、特殊景品識別
処理部20−2aで、遊技客Aによって持ち込まれ、所
定の景品カード挿入口200aから挿入された景品カー
ド(B−3)に記録された価値データが読取られる。そ
して、所定の振込手続き処理が完了された後、該景品カ
ード(B−3)に記録されている価値データの減算処理
が行われ、該景品カードの回収処理が行われる。尚、景
品カードは、上記図8に示した景品カード回収ボックス
200fに回収される。
【0127】尚、この場合、換金額算出部20−3は、
上記特殊景品識別処理部20−2aにて読み取られた景
品カード(B−3)の価値データから換金額を算出す
る。
【0128】図10は、図9に示した換金振込機20B
における振込処理の手順を示すフローチャートである。
【0129】図10に示すように、まず、特殊景品識別
処理部20−2aにて、遊技客Aによって持ち込まれた
特殊景品カード(B−3)の価値データ(金額情報)が
識別される(ステップS301)。具体的には、遊技客
Aによって持ち込まれ、所定の景品カード挿入口200
aから挿入された景品カード(B−3)に記録された価
値データが読取られる(ステップS301)。
【0130】その後、上記読取られた価値データに基づ
き換金額算出部20−3にて、該価値データに対応した
換金額が算出される(ステップS302)。
【0131】ここで、換金額が算出されると、表示・操
作部20−8にて、遊技客Aに対して換金額の確認表示
が行われる(ステップS303)。
【0132】この確認表示に応じて、遊技客Aにより換
金額の確認が行われ、表示・操作部20−7にて、所定
の確認OK指示が入力されると、次いで、表示・操作部
20−7にて、遊技客Aにより振込先情報(銀行名や、
支店名、銀行口座等)が入力される(ステップS30
4)。
【0133】ここで、振込先情報の入力方法としては、
1)遊技客Aが表示・操作部200bを用いて振込先情
報を手入力する方法と、2)遊技客Aが振込先指定カー
ド挿入/排出部200cのキャッシュカード/振込専用
カード用挿入口からキャッシュカードや振込専用カード
を挿入し、該カードの振込先データを読み取らせ入力す
る方法と、3)遊技客Aが振込先指定カード挿入/排出
口20cの会員カード用挿入口から会員カードGを挿入
し、T/C130と通信を行って該会員カードGに対応
付けて管理されている振込先データを取得させて入力す
る方法とがある。
【0134】その後、上記入力された振込先情報に基づ
き遊技客Aが指定した所定の振込先に換金額に相当する
現金の振込手続き処理が行われる(ステップS30
5)。
【0135】次いで、景品カード(B−3)の価値デー
タの減算処理及びカード回収処理が行われる(ステップ
S306)、その後、振込処理が完了されると、振込明
細発行部20−8にて、該所定の振込が完了した事を遊
技客Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技客Aに
行わせるべく振込明細書の印字発行が行われる(ステッ
プS307)。
【0136】その後、振込先がキャッシュカードや、振
込専用カード、会員カードG等で指定されていれば(ス
テップS308YES)、その振込先を指定したカード
の返却処理が行われる(ステップS309)。
【0137】そして、ここでの処理が一旦終了される。
【0138】尚、上記ステップS303の確認表示に応
じて、遊技客Aにより確認OK指示が出されなければ、
エラー処理が行われる。具体的には、遊技客Aによりキ
ャンセル操作がされ景品カードの返却処理が行われる。
そして、再度、遊技客Aにより景品カードの読み込みセ
ット操作が行われる。又は、遊技客AによりNG操作が
行われ、係員への通知処理等が行われる。
【0139】次に、特殊景品が景品カードB−3であ
り、換金額の一部を振込み、残りを現金にて出金する場
合の処理構成について説明する。
【0140】図11及び図12は、上記図1に示した換
金所2に設置される換金振込システム20Cの構成を示
す図であり、図11が、その換金振込機20Cの概略外
観構成を示し、図12が、その換金振込機20Cの機能
ブロックを示している。
【0141】図11において、この場合、上記図8に示
す構成に、新たに現金出金部200hを追加した構成を
示している。
【0142】この現金出金部200hは、換金額の一部
を振込んだ時、残りを現金にて出金する部分である。
尚、この現金出金部200hは、紙幣にて現金を出金す
る紙幣出金口と、硬貨にて現金を出金する硬貨出金口と
を具える。そして、現金出金部200hを設けたことに
より、同図11では、係員が現金を補給する為の現金補
給口200iを示している。
【0143】図12において、この場合、図9に示した
換金振込機20Bとの機能構成上の違いは、新たに現金
出金部20−11を具えた点である。
【0144】すなわち、この現金出金部20−11は、
換金額算出部20−3にて算出された換金額のうち、遊
技客Aが表示・操作部20−7を用いて指定した振込み
金額以外の残り金額分に相当する現金を出金するもので
ある。
【0145】図13は、上記図12に示した換金振込機
20Cにおける振込処理の手順を示すフローチャートで
ある。尚、この図13に示す処理手順では、図10に示
した処理手順のステップS301〜ステップS304ま
での処理と、ステップS401〜ステップS404まで
の処理が同一なので、ここでの説明は省略する。
【0146】図13に示すように、ステップS404に
おいて、表示・操作部20−7にて、遊技客Aにより振
込先情報(銀行名や、支店名、銀行口座等)が手入力さ
れると(ステップS404)、次いで、遊技客Aにより
表示・操作部20−7にて振込額の指定入力が行われる
(ステップS405)。
【0147】その後、遊技客Aにより表示・操作部20
−7にて全額振込みの指定が行われていると(ステップ
S406YES)、振込手続処理部20−4aにて上記
ステップS404の処理で指定された振込先に指定され
た全額に相当する現金の振込み手続き処理が行われる
(ステップS407)。
【0148】次いで、特殊家品識別処理部20−2aに
て景品カード(B−3)の価値データの減算処理及びカ
ード回収処理が行われ(ステップS408)、その後、
振込処理が完了されると、振込明細発行部20−8に
て、該所定の振込が完了した事を遊技客Aに知らせると
共に、取引状況の管理を遊技客Aに行わせるべく振込明
細書Eの印字発行が行われる(ステップS409)。
【0149】その後、振込先がキャッシュカードや、振
込専用カード、会員カードG等で指定されていれば(ス
テップS410YES)、その振込先を指定したカード
の返却処理が行われる(ステップS411)。
【0150】そして、ここでの処理が一旦終了される。
【0151】尚、上記ステップS403の確認表示に応
じて、遊技客Aにより確認OK指示が出されなければ、
エラー処理が行われる。具体的には、遊技客Aによりキ
ャンセル操作がされ景品カードの返却処理が行われる。
そして、再度、遊技客Aにより景品カードの読み込みセ
ット操作が行われる。又は、遊技客AによりNG操作が
行われ、係員への通知処理等が行われる。
【0152】また、上記ステップS406の処理におい
て、遊技客Aにより表示・操作部20−7にて全額振込
み指定でなく、換金額の一部を振込み残り額分に相当す
る現金を出金する指定が行われていると(ステップS4
06NO)、現金出金部20−11にて上記指定された
金額以外の残り額分に相当する現金の出金処理が行われ
る(ステップS410)。
【0153】その後、上述のステップS407に移行し
て以下同様の処理が行われる。
【0154】次に、会員カードGに対応付けて管理され
ている貯玉データから換金額を算出し、振込み処理を行
う場合の処理構成について説明する。
【0155】図14及び図15は、会員カードGに対応
付けて管理されている貯玉データから換金額を算出し、
振込み処理を行う場合の換金振込機20Dの構成を示す
図であり、図14が、その換金振込機20Dの概略外観
構成を示し、図15が、その換金振込機20Dの機能ブ
ロックを示している。
【0156】図14において、この場合、上記図11に
示す構成と相違する点として、景品カード挿入口200
aの代わりに会員カード挿入口200jを具えた点と、
振込先指定カード挿入/排出部200cの会員カード挿
入口を取り除いた点である。また、図15において、こ
の場合、上記図12に示す構成と相違する点として、特
殊景品識別処理部20−2の代わりに会員カード処理部
20−12を具えた点である。
【0157】ここで、会員カード処理部20−12は、
遊技客Aによって会員カード挿入口200iに挿入され
た会員カードGのカードデータを読取り、第2通信部2
0−10を介してT/C130と通信して該会員カード
Gに対応付けて管理されてる貯玉データを取得し、後段
の換金額算出部20−3に出力する。
【0158】そして、換金額算出部20−3は、入力し
た貯玉データに基づき換金額を算出する。
【0159】図16は、上記図15に示した換金振込機
20Dにおける振込処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【0160】図16において、まず、遊技客Aにより会
員カード挿入口200jに会員カードGが挿入される
(ステップS601)。
【0161】すると、会員カード処理部20−12に
て、第2通信部20−10を介してT/C130と通信
を行って該会員カードGに対応付けて管理されている貯
玉数データの取得処理が行われる(ステップS60
2)。
【0162】その後、換金額算出部20−3にて、上記
取得された貯玉数データに基づき対応する換金額が算出
される(ステップS603)。
【0163】次いで、表示・操作部20−8にて、遊技
客Aに対し確認の為に換金額の表示が行われる(ステッ
プS604)。
【0164】この確認表示に応じて、遊技客Aにより換
金額の確認が行われ、表示・操作部20−7にて、所定
の確認OK指示が入力されると、次いで、遊技客Aによ
り振込先情報(銀行名や、支店名、銀行口座等)が入力
される(ステップS605)。
【0165】ここで、振込先情報の入力方法としては、
1)遊技客Aが表示・操作部200bを用いて振込先情
報を手入力する方法と、2)遊技客Aが振込先指定カー
ド挿入/排出部200cのキャッシュカード/振込専用
カード用挿入口からキャッシュカードや振込専用カード
を挿入し、該カードの振込先データを読み取らせ入力す
る方法と、3)挿入されている会員カードGに基づき、
T/C130と通信を行って該会員カードGに対応付け
て管理されている振込先データを取得させて入力する方
法とがある。
【0166】その後、遊技客Aにより表示・操作部20
−7にて振込額が指定入力される(ステップS60
6)。
【0167】ここで、遊技客Aにより換金額の全てを振
込む指示が行われていると(ステップS607YE
S)、振込手続処理部20−4にて上記ステップS60
5で入力された振込先情報に基づき遊技客Aが指定した
所定の振込先に指定された金額に相当する現金の振込手
続き処理が行われる(ステップS608)。
【0168】その後、会員カード処理部20−12にて
T/C130と通信により貯玉数データの更新(減算及
び貯玉)処理が行われる(ステップS609)。即ち、
振込んだ額に相当する貯玉数の減算処理が行われる。
【0169】次いで、振込処理が完了されると、振込明
細発行部20−8にて、該所定の振込が完了した事を遊
技客Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技客Aに
行わせるべく振込明細書Eの印字発行が行われる(ステ
ップS610)。
【0170】その後、振込先がキャッシュカードや振込
専用カードで指定されていれば(ステップS611YE
S)、その振込先を指定したカードの返却処理が行われ
る(ステップS612)。最後に、会員カードGの返却
処理が行われる(ステップS613)。そして、ここで
の処理が一旦終了される。
【0171】尚、振込先がキャッシュカードや振込専用
カードで指定されていない、即ち、手入力されていれば
(ステップS611NO)、会員カード処理部20−1
2にて会員カードGの返却処理が行われ(ステップS6
13)、ここでの処理が終了される。
【0172】また、他方、上述のステップS607の処
理において、全額振込み指定が行われず(ステップS6
07NO)、現金出金部20−12にて指定額以外の残
りを現金にて出金する指定がされている場合(ステップ
S614YES)、指定額以外の残りを現金にて出金す
る処理が行われ(ステップS615)、それ以降、上述
のステップS608に移行して以下同様の処理が行われ
る。
【0173】また、他方、上述のステップS607の処
理において、全額振込み指定が行われず(ステップS6
07NO)、指定額以外の残りを現金にて出金する指定
がされず(ステップS614NO)、貯玉する指定がさ
れている場合(ステップS614NO)、上述のステッ
プS608に移行して以下同様の処理が行われる。
【0174】次に、上述の図1に示した計数機1140
で振込処理を行う場合について説明する。即ち、遊技客
Aが獲得したパチンコ玉やスロットメダル等の賞球を計
数し、該計数結果に基づいて換金額を算出し、遊技客A
の指定する振込先(銀行口座)に換金額に相当する現金
を振込む為の構成及び処理動作について説明する。
【0175】図17及び図18は、上記図1に示した計
数機1140で振込処理を行う場合の計数機1140の
構成を示す図であり、図17が、その計数機1140の
概略外観構成を示す図であり、図18が、その計数機1
140の機能ブロック構成を示す図である。
【0176】図17において、この計数機1140は、
大きく分けて操作ユニット114aと、計数ユニット1
14bとから構成される。
【0177】操作ユニット114aは、表示・操作部1
14a−1と、振込先指定カード挿入/排出口114a
−2と、振込明細発行口114a−3と、計数結果発行
口114a−4とを具える。
【0178】ここで、表示・操作部114a−1は、例
えば、タッチパネル等で構成され、振込操作に係わる一
連の操作手順を表示すると共に、各種操作を行う部分で
ある。具体的には、遊技客が振込み金額(全額或いは一
部)を指定したり、振込み先を手入力により指定する場
合に用いられる。
【0179】また、振込先指定カード挿入/排出口11
4a−2は、計数結果に応じて算出された換金額に相当
する現金を振込先を指定する為のカード(キャッシュカ
ードや振込専用カード、或いは会員カードG等)を挿入
または排出する為の口である。
【0180】また、振込明細発行口114a−3は、遊
技客Aにより指定された所定の振込先に所定の現金振込
みが完了した旨を通知する為の振込明細書Eを発行す
る。
【0181】また、計数結果発行口114aは、換金振
込を行なわない場合に、計数結果を記録したレシートC
や、磁気カードD等の記録媒体を発行する。
【0182】また、計数ユニット114bは、ホッパー
部114b−1と、投入口114b−2と、排出口11
4b−3と、シャッター部114b−4と、異物回収ボ
ックス114b−5とを具える。
【0183】この計数ユニット114bは、遊技客Aが
持参したパチンコ玉等の賞球を計数する為のユニットで
あり、遊技客Aがホッパー部114b−1の投入口11
4b−2から賞球を投入させ、排出口114a−3から
排出され計数が行われる。
【0184】また、図18において、この計数機114
0は、制御部1140−1と、計数部1140−2と、
換金額算出部1140−3と、振込手続処理部1140
−4と、記憶部1140−5と、表示・操作部1140
−6と、振込明細発行部1140−7と、第1通信部1
140−8と、第2通信部1140−9とを具えて構成
される。
【0185】ここで、制御部1140−1は、この計数
機1140全体を統括的に制御する。
【0186】また、計数部1140−2は、遊技客Aが
獲得したパチンコ玉やスロットメダル等の賞球を計数す
る。
【0187】また、換金額算出部1140−3は、上記
計数部1140−2にて計数された遊技客Aの賞球の計
数結果に基づいて換金額を算出する。
【0188】また、振込手続処理部1140−4は、遊
技客Aによって指定入力された振込先(例えば、○○銀
行の○○支店の○○口座)情報に基づき換金額に相当す
る現金の振込む手続き処理を行う。
【0189】また、記憶部1140−5は、この計数機
1140における各種計算処理で扱われる各種データ
(例えば、換金額データや振込先データ等)を一時的に
記憶保持する為の作業用メモリである。
【0190】また、表示・操作部1140−6は、遊技
客Aに確認の為、計数結果や、換金額、振込先等の各種
情報を表示する表示部と、遊技客Aが確認操作や、振込
先情報を手入力する為の操作部とから構成される。
【0191】また、振込明細発行部1140−7は、遊
技客Aの所定の振込処理が完了された後、振込処理が完
了された事を遊技客Aに通知すると共に、振込結果を遊
技客Aに管理させる為の振込明細書Eを印字発行する。
【0192】また、第1通信部1140−8は、遊技客
Aによって指定された振込先(例えば、○○銀行の○○
支店の○○口座、及び口座名義人○○○○)に現金を振
込む手続きを行う場合の通信に係る一連の制御を司る。
【0193】また、第2通信部1140−9は、遊技店
1の事務所(オフィス)13に設置されたT/C130
とデータのやり取りをする場合の通信に係る一連の制御
を司る。尚、具体的にT/C130とは、該T/C13
0に通信接続された取引状況管理端末に取引状況を管理
させるための取引履歴データの送信に係る通信が行われ
ると共に、その他、T/C130と通信により会員カー
ドGに対応付けて管理されている各種データの取得通信
が行われる。
【0194】図19は、上記図18に示す計数機114
0における振込処理手順を示すフローチャートである。
すなわち、遊技客が獲得した賞球等の計数結果に基づき
換金額を算出し、該算出された換金額に相当する現金を
遊技客が指定した振込先に振込む場合の処理手順を示し
ている。
【0195】図19に示すように、まず、計数部114
0−2にて遊技客Aが獲得した賞球等の計数が行われる
(ステップS701)。
【0196】そして、換金額算出部1140−3にて上
記計数結果から換金額が算出される(ステップS70
2)。
【0197】その後、表示・操作部1140−6にて遊
技客Aに対し確認の為の計数値及び換金額の表示が行わ
れる(ステップS703)。
【0198】この確認表示に応じて、遊技客Aにより換
金額の確認が行われ、表示・操作部1140−6にて、
所定の確認OK指示が入力されると、次いで、遊技客A
により振込先情報(銀行名や、支店名、銀行口座等)が
入力される(ステップS704)。
【0199】ここで、振込先情報の入力方法としては、
1)遊技客Aが表示部1140−7を用いて振込先情報
を手入力する方法と、2)遊技客Aが振込先指定カード
挿入/排出部200cのキャッシュカード/振込専用カ
ード用挿入口からキャッシュカードや振込専用カードを
挿入し、該カードの振込先データを読み取らせ入力する
方法と、3)挿入されている会員カードGに基づき、T
/C130と通信を行って該会員カードGに対応付けて
管理されている振込先データを取得させて入力する方法
とがある。
【0200】その後、振込手続処理部1140−4に
て、上記入力された振込先情報に基づき遊技客Aが指定
した所定の振込先に換金額に相当する現金の振込手続き
処理が行われる(ステップS705)。
【0201】その後、振込処理が完了されると、振込明
細発行部1140−7にて、該所定の振込が完了した事
を遊技客Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技客
Aに行わせるべく振込明細書Eの印字発行が行われる
(ステップS706)。
【0202】その後、振込先がキャッシュカードや振込
専用カードで指定されていれば(ステップS707YE
S)、その振込先を指定したカードの返却処理が行われ
る(ステップS708)。そして、ここでの処理が一旦
終了される。
【0203】尚、振込先がキャッシュカードや振込専用
カードで指定されていない、即ち、手入力されていれば
(ステップS707NO)、ここでの処理が終了され
る。
【0204】次に、上述の図17及び図18に示した計
数機1140の変形例について説明する。即ち、遊技客
Aが獲得したパチンコ玉やスロットメダル等の賞球を計
数し、該計数結果に基づいて換金額を算出し、遊技客A
の指定する振込先(銀行口座)に該換金額のうち該遊技
客Aが指定する振込額に相当する現金を振込むと共に、
残り金額に相当する現金を出金する場合の構成及び処理
動作について説明する。
【0205】図20及び図21は、上記図17及び図1
8に示した計数機1140の変形例を示す図であり、図
20が、その計数機1140Aの概略外観構成を示す図
であり、図21が、その計数機1140Aの機能ブロッ
ク構成を示す図である。
【0206】図20において、この計数機1140A
は、上記図17に示した構成に現金出金口114a−5
を新たに具えた構成である。
【0207】また、図21において、この計数機114
0Aは、上記図18に示した構成に現金出金部1140
−10を新たに追加した構成となっている。
【0208】この現金出金部1140−10は、遊技客
Aにより指定された振込額以外の金額分に相当する現金
を出金する。
【0209】図22は、上述の図21に示した計数機1
140Aでの振込処理の手順を示すフローチャートであ
り、この場合、遊技客Aによって、換金額のうち一部を
振込み、他の残りを現金にて出金することが可能な処理
の手順を示している。尚、この処理では、上記図19に
示す処理手順のステップS701からステップS704
までの処理と、ステップS801からステップS804
までの処理が同一であるので説明を省略する。
【0210】図22において、ステップS804の処理
で振込先情報が入力されると、次いで、振込金額が換金
額の全て即ち全額指定であるかどうかが判定されると
(ステップS805)、ここで、全額指定がされている
と(ステップS805YES)、次いで、振込手続処理
部1140−4にて上記ステップS804で入力された
振込先情報に基づき遊技客Aが指定した所定の振込先に
指定された金額に相当する現金の振込手続き処理が行わ
れる(ステップS806)。
【0211】ここで、振込処理が完了されると、振込明
細発行部1140−9にて、該所定の振込が完了した事
を遊技客Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技客
Aに行わせるべく振込明細書Eの印字発行が行われる
(ステップS807)。
【0212】その後、振込先がキャッシュカードや振込
専用カードで指定されていれば(ステップS808YE
S)、その振込先を指定したカードの返却処理が行われ
る(ステップS809)。そして、ここでの処理が一旦
終了される。
【0213】尚、振込先がキャッシュカードや振込専用
カードで指定されていない、即ち、手入力されていれば
(ステップS808NO)、ここでの処理が終了され
る。
【0214】また、他方、上記ステップS805の処理
において、遊技客Aによって全額指定ではなく、換金額
の一部を振込み、残りを現金にて出金する指定がされて
いると(ステップS805NO)、現金出金部1140
−10にて上記振込指定額以外の残り金額に相当する現
金の出金処理が行われる(ステップS810)。
【0215】それ以降、上述のステップS806に移行
して以下同様の処理が行われる。
【0216】次に、上記図17及び図18に示した計数
機1140に会員カードGの貯玉処理を行う為の構成を
追加した場合について説明する。
【0217】図23は、上記図17に示した計数機11
40に会員カード挿入/排出口114a−6を新たに追
加した構成を示す図であり、また、図24は、上記図1
8に示した計数機1140の構成に会員カード処理部1
140−11を新たに追加した構成を示す図である。
【0218】この会員カード処理部1140−11は、
換金振込みを行わない場合に、会員カード挿入/排出口
114a−6から挿入された会員カードGに対応付けて
T/C130にて計数結果を貯玉として管理させる処理
制御を行う。
【0219】図25は、上記図24に示した計数機11
40Aにおける振込処理の手順を示すフローチャートで
あり、この場合、会員カードGに対応付けて計数結果を
貯玉数データとして蓄積管理させることを可能にした処
理手順を示している。
【0220】図25に示すように、まず、計数部114
0−2にて遊技客Aが獲得したパチンコ玉或いはスロッ
トメダル等の賞球の計数が行われる(ステップS90
1)。
【0221】そして、この計数結果から、換金額算出部
1140−3にて遊技客Aが獲得した賞球に対応する換
金額が算出される(ステップS902)。
【0222】その後、表示・操作部1140−6にて遊
技客Aに対し確認の為の計数値及び換金額の表示が行わ
れる(ステップS903)。
【0223】次いで、この計数機1140bでは、遊技
客Aによる計数結果の指定方法の判別が行われる。すな
わち、計数結果に基づいて算出された換金額を所定の振
込先に振込むのか、或いは、振込みを行わず、計数結果
の値を会員カードGに対応付けて貯玉数データとして蓄
積管理するのかの指定方法が判別される(ステップS9
04)。
【0224】ここで、遊技客Aによって、計数結果に基
づいて算出された換金額を所定の振込先に振込む指定が
行われていると(ステップS904YES)、次いで、
遊技客Aによって振込先情報が入力される(ステップS
905)。
【0225】更に、その後、遊技客Aによって振込額が
指定入力される(ステップS906)。
【0226】ここで、振込額が全額指定されていると
(ステップS907YES)、振込手続処理部1140
−4にて指定された金額の振込手続き、すなわち、この
場合、換金額の全額に相当する現金の振込み手続き処理
が行われ(ステップS908)、該所定の振込み手続き
処理完了後、振込明細発行部1140−7にて振込明細
書Eの印字発行が行われる(ステップS909)。
【0227】そして、該振込明細書Eの印字発行後、こ
こでの処理が一旦終了される。
【0228】尚、上述のステップS907において、遊
技客Aによって、全額振込み指定が行われず(ステップ
S907NO)、一部を振込み、残りを現金にて出金す
る指定が行われていると(ステップS913YES)、
現金出金部1140−10にて残り額分に相当する現金
の出金が行われ(ステップS914)、それ以降、上述
のステップS908に移行して以下同様の処理が行われ
る。尚、この場合、上述のステップS908の処理にお
いては、全額振込では無く、一部振込み処理が行われ
る。
【0229】また、上述のステップS913において、
一部を振込み、残りを現金にて出金する指定が行われず
(ステップS913NO)、残り額分に相当する計数値
を貯玉数データとして蓄積させる指定が行われていると
(ステップS913NO)、会員カード処理部1140
−11にて該遊技客Aの会員カードGの受付処理が行わ
れる(ステップS915)。
【0230】そして、会員カードGが受け付けられる
と、会員カード処理部1140−11にてT/C130
と通信を行なって、該会員カードGに対応付けて管理さ
れる貯玉数データの更新処理が行われる。すなわち、こ
の場合、残り額分に相当する計数値を増算する増算処理
が行われる(ステップS916)。
【0231】その後、該会員カードGの返却処理が行わ
れ(ステップS917)、それ以降、上述のステップS
908に移行して以下同様の処理が行われる。
【0232】また、他方、上述のステップS904にお
いて、計数結果を会員カードGに対応付けて貯玉数デー
タとして蓄積管理する方法が指定されていると(ステッ
プS904NO)、次いで、該遊技客Aの会員カードG
の受付処理が行われる(ステップS910)。
【0233】その後、T/C130と通信により、該会
員カードGに対応付けて計数結果を貯玉数データとして
蓄積管理させるべく貯玉数の増算処理が行われる(ステ
ップS911)。
【0234】その後、貯玉数データの更新完了後、該会
員カードGの返却処理が行われ(ステップS912)、
ここでの処理が一旦終了される。
【0235】尚、上述の計数機にて換金振込みを行う構
成では、該計数機から直接通信線を介して所定の金融機
関の口座に振込むように説明したが、これに限らず、T
/Cを介して行うようにしても良い。即ち、T/Cが計
数機から振込みデータを取得し所定の金融機関の端末に
送信するようにしても良い。
【0236】また、上述の計数機にて換金振込みを行な
う構成において、計数機が遊技客から振込み依頼を受け
ると、該遊技客に振込み依頼確認書を発行すると共に、
その振込み依頼をT/C上で集計及び管理させ、営業終
了後、その集計・管理に基づきホール店員が遊技客から
依頼のあった現金の振込みを行うように構成しても良
い。
【0237】次に、上記図1に示した景品交換所(カウ
ンタ)12にて換金振込を行なう場合について説明す
る。
【0238】図26及び図27は、上記図1に示した景
品交換所(カウンタ)12に設置される換金振込機12
00の構成を示す図であり、図26が、その換金振込機
1200の外観概略構成を示し、図27が、その換金振
込機1200の機能ブロックを示している。
【0239】図26において、この換金振込機1200
は、計数値データ読取口1201と、バーコードスキャ
ナ1202と、表示・操作部1203と、振込先指定カ
ード挿入/排出口1204と、カード回収ボックス12
05と、振込明細発行口1206と、通信線1207
a、通信線1207bとを具えて構成される。
【0240】ここで、計数値データ読取口1201は、
磁気カード及び会員カードGを挿入/排出する口であ
り、遊技客Aが持参した磁気カードを挿入して内部で該
磁気カードの計数値データを読取る為、遊技客Aが持参
した会員カードGを挿入して該会員カードGのデータを
読取りT/C130と通信により該会員カードGに対応
付けられた貯玉数データを取得する為の受け口である。
【0241】また、バーコードスキャナ1202は、遊
技客Aが持参した計数レシートCのバーコード部をスキ
ャンし、計数値データを読み取る。
【0242】また、表示・操作部1203は、読み取っ
た計数値及び該計数値から算出された換金額を表示する
表示部と、遊技客Aが確認操作を行ったり、振込先情報
を入力したりする操作部とを具える。
【0243】また、振込先指定カード挿入/排出口12
04は、遊技客Aが振込先を指定する為のキャッシュカ
ードや振込専用カードを挿入または排出する口である。
【0244】また、カード回収ボックス1205は、上
記計数値データ読取口1201で受け付けられた磁気カ
ードを計数値を減算した後に回収する為のボックスであ
る。
【0245】また、振込明細発行口1206は、遊技客
Aに振込完了を通知する為の振込明細書Eを発行する。
【0246】また、通信線1207aは、振込手続きを
行う際に銀行ネットワーク3を介して金融機関4に設置
された端末と通信する線である。
【0247】また、通信線1207bは、T/C130
と通信を行う場合に用いられる通信線である。
【0248】図27において、この換金振込機1200
は、制御部1200−1と、計数値読取部1200−2
と、換金額算出部1200−3と、振込手続処理部12
00−4と、記憶部1200−5と、表示・操作部12
00−6と、振込明細発行部1200−7と、第1通信
部1200−8と、第2通信部1200−9と具えて構
成される。
【0249】ここで、制御部1200−1は、この換金
振込機1200を統括制御する。即ち、この換金振込機
1200における換金処理及び振込処理を行う。
【0250】また、計数値読取部1200−2は、遊技
客Aが持参したレシートCのバーコード部をスキャンし
て計数値データを読み取る。または、遊技客Aが持参し
た磁気カードDに記録された計数値データを読み取る。
または、会員カードGのデータを読取り、T/Cと通信
により会員カード管理端末から貯玉数データを取得す
る。
【0251】また、換金額算出部1200−3は、上記
計数値読取部1200−2にて得た計数値データを基に
該計数値に対応した換金額を算出する。
【0252】また、振込手続処理部1200−4は、遊
技客Aにより指定入力された振込先情報に基づき所定の
振込先に上記換金額に相当する現金の振込む手続処理を
行う。
【0253】また、記憶部1200−5は、この換金振
込機にて処理されるデータを記憶する記録媒体であり、
例えば、上記計数値読取部1200−2にて得られた計
数値データや、上記換金額算出部1200−3で算出さ
れた換金額データや、遊技客Aにより入力された振込先
情報を一時蓄積する。
【0254】また、表示・操作部1200−6は、計数
値や、換金額、振込先情報を表示する表示部と、確認操
作を行ったり、振込先情報を入力したりする為の操作部
とを兼ねる。
【0255】また、振込明細発行部1200−7は、遊
技客Aにより指定された所定の振込先に所定の現金の振
込み処理が完了した後、該振込が完了した旨を遊技客A
に通知する為の振込明細書Eを発行する。
【0256】また、第1通信部1200−8は、所定の
振込手続きを行う場合に銀行ネットワーク3を介して所
定の金融機関4に設置された端末との通信制御を行う。
【0257】また、第2通信部1200−9は、T/C
130と通信を行う。即ち、T/C130を介して上記
図1に示した振込状況管理端末131と通信を行なっ
て、この換金振込機1200における振込状況を管理さ
せる通信ログデータの送信制御を行う。または、会員カ
ードGに対応付けて管理される振込先データをT/C1
30を介して受信する制御を行なう。
【0258】図28は、上記図27に示した換金振込機
1200での振込処理の手順を示すフローチャートであ
る。この場合、景品交換所(カウンタ)12に設置され
た換金振込機1200で振込処理を行う場合の処理手順
を示している。
【0259】図28に示すように、まず、計数値読取部
1200−2にて遊技客Aによって持ち込まれた計数値
記録媒体(即ち、計数レシートCや、磁気カードD、会
員カードG)の計数値データの読取処理が行われる(ス
テップS1001)。
【0260】すると、換金額算出部1200−3にて上
記読取られた計数値データに基づいて対応する換金額が
算出され(ステップS1002)、表示・操作部120
0−6にて遊技客Aに対して換金額の確認表示が行われ
る(ステップS1003)。
【0261】その後、遊技客Aによって換金額の確認が
行われ、次いで、遊技客Aにより振込先情報が入力され
る(ステップS1004)。
【0262】ここで、振込先情報の入力方法としては、
1)遊技客Aが表示部1200−6を用いて振込先情報
を手入力する方法と、2)遊技客Aが振込先指定カード
挿入/排出部1204のキャッシュカード/振込専用カ
ード用挿入口からキャッシュカードや振込専用カードを
挿入し、該カードの振込先データを読み取らせ入力する
方法と、3)挿入されている会員カードGに基づき、T
/C130と通信を行って該会員カードGに対応付けて
管理されている振込先データを取得させて入力する方法
とがある。
【0263】そして、遊技客Aによって入力された振込
先情報に基づき所定の振込先に上記算出された換金額に
相当する現金を振込む手続き処理が行われる(ステップ
S1005)。
【0264】次いで、上記ステップS1001の処理で
読み取った計数値データの入力元が計数レシートCであ
れば(ステップS1006YES)、該所定の振込手続
処理が完了した後、振込明細発行部1200−7にて該
振込明細書Eの印字発行処理が行われる(ステップS1
007)。
【0265】その後、遊技客Aによる振込先情報の入力
がカード指定であるかどうかが判定され(ステップS1
008)、カード指定であれば(ステップS1008Y
ES)、該振込先情報を指定したカードの返却処理が行
われ(ステップS1009)、ここでの処理が終了され
る。
【0266】また、他方、上記ステップS1006の処
理において、計数値データの入力元が計数レシートCで
はなく(ステップS1006)、磁気カードDであれば
(ステップS1010YES)、該磁気カードDの計数
値の減算処理が行われると共に、該磁気カードDの回収
処理が行われる(ステップS1011)。その後、上述
のステップS1007の処理に移行して、以下同様の処
理が行われる。
【0267】また、他方、上述のステップS1010の
処理において、計数値データの入力元が磁気カードDで
はなく、会員カードGであれば(ステップS1010N
O)、T/C130と通信により貯玉数データの減算更
新処理が行われ(ステップS1012)、該減算処理が
完了した後、該会員カードGの返却処理が行われる(ス
テップS1013)。そして、それ以降、上述のステッ
プS1007の処理に移行して以下同様の処理が行われ
る。
【0268】次に、景品交換所(カウンタ)12にて換
金振込み処理を行う場合であって、換金額を全額振込む
のではなく、換金額のうち一部の金額分の現金を振込
み、残り額分を現金にて出金する場合の振込み処理につ
いて説明する。
【0269】図29及び図30は、景品交換所(カウン
タ)12にて換金振込みを行なう場合であって、一部を
振込み、残りを現金にて出金する場合の換金振込機12
00Aの構成を示す図であり、図29が、その換金振込
機1200Aの外観概略構成を示し、図30が、その換
金振込機1200Aの機能ブロックを示している。
【0270】図29において、この換金振込機1200
Aでは、上記図26に示す換金振込機1200との構成
上の違いは、現金出金口1208を追加した点である。
【0271】この現金出金口1208は、換金額の一部
を振込んだ場合に、残りの金額に相当する分の現金を出
金する口である。尚、この例では、現金を紙幣と硬貨の
両方で出金可能な場合を示している。
【0272】また、この場合、現金出金口1208を設
けるにあたって、現金を供給する為の現金供給部120
9を具えている。この現金供給口1209を用いて係員
や従業員が出金する現金を供給できる。
【0273】尚、その他の構成については、上述の図2
6に示した換金振込機1200の構成と同一なので、同
一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
【0274】図30において、この換金振込機1200
Aでは、上記図27に示した換金振込機1200との構
成上の違いは、現金出金部1200−10を追加した点
である。
【0275】即ち、この現金出金部1200−10は、
遊技客Aの指定により、換金額の全額を振込む指定では
なく、換金額の一部を振込み、残りを現金にて出金する
指定が行われた場合に、振込手続処理部1200−10
にて該指定された金額に相当する現金を同じく遊技客A
により指定された振込先に振込む処理を行った後、残り
の金額分に相当する現金を出金する。
【0276】尚、その他の構成については、上述の図2
7に示した換金振込機1200の構成と同一なので、同
一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
【0277】図31は、上記図30に示した換金振込機
1200aでの振込に係る処理手順を示すフローチャー
トであり、この場合、換金額の全額を振込むばかりでな
く、換金額の一部を振込み、残り額分を現金にて出金可
能にした場合の処理手順を示している。
【0278】図31において、この処理手順では、上述
の図28に示した処理手順におけるステップS1001
からステップS1004までの処理と、ステップS11
01からステップS1104までの処理が同一であるの
で、この部分の説明は省略する。
【0279】従って、ステップS1104の処理におい
て、遊技客Aにより振込先情報が入力されると、次い
で、遊技客Aにより全額振込指定がされているかどうか
が判定される(ステップS1105)。
【0280】ここで、遊技客Aにより全額振込指定がさ
れていると(ステップS1105YES)、次いで、振
込手続処理部1200−4にて上述のステップS110
4の処理で入力指定された所定の振込先に遊技客Aによ
り指定された金額に相当する現金の振込み手続き処理が
行われる(ステップS1106)。尚、この場合、全額
指定されているので、換金額の全額に相当する現金の振
込みが行われる。
【0281】その後、計数値データの入力元が判定さ
れ、ここで計数値データの入力元が計数レシートCであ
れば(ステップS1107YES)、振込明細発行部1
200−7にて振込明細書Eの発行処理が行われる(ス
テップS1108)。
【0282】次いで、振込先情報が何で指定されている
かが判定され、ここで、振込先情報がカードで指定され
ていれば(ステップS1109YES)、該振込先を指
定したカードの返却処理が行われ(ステップS111
0)、ここでの処理が終了される。他方、振込先情報が
手入力されていれば(ステップS1109NO)、ここ
での処理は終了される。
【0283】また、他方、上記ステップS1107にお
いて、計数値データの入力元が計数レシートCではな
く、磁気カードDであれば(ステップS1112YE
S)、該磁気カードDの計数値の減算処理が行われると
共に、該減算処理終了後、該磁気カードの回収処理が行
われる(ステップS1113)。そして、これ以降、上
述のステップS1108の処理に移行して以下同様の処
理が行われる。
【0284】また、他方、上記ステップS1112にお
いて、計数値データの入力元が磁気カードDではなく
(ステップS1112NO)、会員カードGである場
合、T/C130と通信により該会員カードGに対応付
けて管理されている貯玉数データの更新(即ち、減算)
処理が行われる(ステップS1115)。そして、これ
以降、上述のステップS1108の処理に移行して以下
同様の処理が行われる。
【0285】また、上記実施例では、換金額を全額振込
む構成以外に、換金額の一部を振込み、残りを現金にて
出金する構成を示したが、この他、景品(一般景品或い
は特殊景品)との交換も可能な構成についても図32乃
至図34を参照して説明する。
【0286】図32及び図33は、上記図29に示した
換金振込機1200の変形例を示す図であり、図32が
概略外観構成を示し、図33がシステム機能ブロックを
示している。
【0287】そして、この実施例では、新たに、景品管
理端末(POS)1210と、特殊景品払出機1212
を追加することで、一般景品との交換も可能な場合の構
成を示している。尚、ここでは、上述の図26に示した
構成と同一の機能を有するものには同一の符号を付し、
説明を省略する。
【0288】図32において、景品管理端末(POS)
1210は、この換金振込機1200で読み取られた計
数値データに基づき、一般景品若しくは特殊景品に交換
される状況を統括的に管理する端末である。具体的に
は、読み込んだ計数値データに応じて、交換可能な特殊
景品の種類別数を表示したり、複数種類の一般景品を選
択する為の表示等を行う。また、このPOS1210で
は、景品交換内容を交換ごとに毎回印字することも可能
である。
【0289】尚、このPOS1210には、従業員側
に、複数個の景品キー等を具える従業員側操作部121
0cと、画面を触れるだけで景品を選択できるタッチボ
タンを採用した従業員側表示部1210bとを備え、他
方、客側に、画面を触れるだけで景品を選択できるタッ
チボタンを採用した客側表示部1210aを備えてい
る。
【0290】また、特殊景品払出機1212は、例え
ば、内部に複数種類の特殊景品をそれぞれ複数個(例え
ば、500個づつ)収容し、計数値データに応じた特殊
景品の払出しを行う。また、この特殊景品払出機121
2には、特に、図示していないが、カラー液晶による文
字ガイダンスと音声ガイダンス機能を採用し、特殊景品
の払出個数や稼動状況などを、目と耳で的確に確認する
ことが可能である。
【0291】尚、この図では、POS1210と、景品
払出機1211とを景品振込機本体とは別に設け、ハー
ド的に3体から成る構成を示したが、本発明は、これに
限らず、一体型の構成としても良いものとする。
【0292】また、図26及び図27の換金振込機12
00と図29及び図30の換金振込機1200AをPO
S1210と換金振込機本体との2体で構成し、POS
1210のスキャナ1202によって遊技客が持参する
計数レシートCのバーコード部をスキャンして計数デー
タを読み取り、振込み・現金出金のデータを換金振込機
本体に送る様にしても良い。これにより、一部景品交換
を行いたい遊技客にとっては待ち時間を少なくできる利
点がある。
【0293】また、図34は、上記図32及び33に示
した換金振込機1200での振込に係る処理手順を示す
フローチャートであり、この場合、振込、出金だけで無
く、景品(一般景品若しくは特殊景品)との交換も可能
な場合の処理手順を示している。
【0294】図34において、この処理手順では、上述
の図31に示した処理手順におけるステップS1101
からステップS1103までの処理と、ステップS12
01からステップS1203までの処理が同一であるの
で、この部分の説明は省略する。
【0295】従って、この処理では、ステップS120
3の処理において、換金額の表示処理が行われると、次
いで、遊技客Aによりメニュー選択が行われる。即ち、
この場合、振込み処理を行うか、現金出金を行うか、景
品交換を行うか、終了するかが選択指定される。
【0296】ここで、遊技客Aにより振込処理が選択さ
れると、次いで、遊技客Aにより振込金額の入力が行わ
れ(ステップS1205)、振込先情報の入力が行われ
る(ステップS1206)。
【0297】これにより、振込手続処理部1200−4
にて入力指定された所定の振込先に指定された金額に相
当する現金の振込み手続き処理が行われる(ステップS
1207)。その後、上述のステップS1204のメニ
ュー選択処理に遷移される。
【0298】また、遊技客Aにより現金出金処理が選択
されると、次いで、遊技客Aにより現金払出金額の入力
が行われ(ステップS1208)、現金出金部1200
−10にて現金の出金処理が行われる(ステップS12
09)。その後、上述のステップS1204のメニュー
選択処理に遷移される。
【0299】また、遊技客Aにより景品交換処理が選択
されると、次いで、遊技客Aにより景品(一般景品若し
くは特殊景品)選択が行われ(ステップS1210)、
景品渡しの処理が行われる(ステップS1211)。そ
の後、上述のステップS1204のメニュー選択処理に
遷移される。
【0300】また、遊技客Aにより終了処理が選択され
ると、利用明細が印字発行され(ステップS121
2)、ここでの処理が終了される。
【0301】ところで、通常、換金レートが玉の売上単
価(ホールが玉を貸す単価)4円、買単価(ホールが玉
を買う単価)2.5円とした場合に煙草(240円)を
景品として交換する場合には玉は60個で交換可能(4
円×60個)であるが、一度現金に交換してからタバコ
を購入しようとすると96個必要となる。
【0302】よって遊技客のニーズとしては購入するよ
り交換した方がメリットがあるので、上述したように、
一般景品の交換運用は必要である。
【0303】また、特殊景品払出機を用いて特殊景品を
払い出す効果としては、遊技客に銀行口座が無い場合
や、或いは、CD機(ホール等に設置された現金支払い
機)に現金が無いという場合に避難的な処理として特殊
景品に交換しておき、後日、カウンタで買い取り処理を
行って、遊技客がその後、振込を行うか、現金を受け取
るか、一般景品をもらうかすることが可能となる。
【0304】図35は、上記図1に示した計数機114
0にて発行される計数結果が記録された計数値記録媒体
の一構成例を示す図であり、同図35(a)が、バーコ
ード記録にて計数結果が記録されたレシートCの一構成
例を示し、同図35(b)が、磁気にて計数結果が記録
された磁気カードDの一構成例を示している。
【0305】尚、この例では、同図35(a)及び同図
35(b)の両者共に、パチンコ玉の計数結果として玉
12,000個を示す情報が記録されると共に、遊技客
Aが目視可能に玉数「12,000」個という文字情報
が表示されている様子を示している。
【0306】そして、遊技客Aは、通常、これら計数結
果が記録された計数値記録媒体(レシート又は磁気カー
ド)を上記図1に示す景品交換所(カウンタ)12に持
参して一般景品や特殊景品に交換して貰う。
【0307】また、本発明では、これら計数値記録媒体
(レシート又は磁気カード)を景品交換所(カウンタ)
12に持って行き、上述した図26或いは図29に示し
た換金振込機1200にて計数値データを読み取らせる
ことにより、換金額を算出させ、該遊技客Aが所望する
所定の振込先に換金額に相当する現金の振込みを行わせ
ることができる。
【0308】また、図36は、上記実施例で示した換金
振込機に具わる表示・操作部上に表示される振込先情報
の一表示例を示す図である。
【0309】同図36に示すように、この例では、表示
・操作部の画面上には、振込先情報として、銀行名「○
○銀行」、支店名「○○支店」、口座番号「○○○○
○」、口座名義人名「○○○男」が表示されている様子
を示している。
【0310】そして、遊技客Aは、このように表示され
た振込先情報が正しければ、同図36に示す「確認O
K」ボタンを押下し、振込処理を実行させる。
【0311】また、他方、表示された振込先情報が間違
っていれば、同図36に示す「NG」ボタンを押下し、
もう一度振込先情報を入力する処理に戻らせる。
【0312】図37は、上記実施例で示した換金振込機
に具わる振込明細発行部にて発行される振込明細書(レ
シート)Eの一構成例を示す図である。
【0313】図37に示すように、この振込明細書Eで
は、「○○銀行の○○○○○口座に*****円の現金
の振込みを完了しました。」という所定の振込先への振
込が完了したことを遊技客Aに確認および管理させる為
の文字情報と、「2001年○○月○○日午後○○時○
○分○○秒」という取引日時を示す文字情報と、「ホー
ル取引NO:8888」と、「銀行取引NO:888
8」という管理・取引ナンバーを示す文字情報と、「8
8号機計数機」という計数機情報を示す文字情報とが印
字された例を示している。
【0314】図38は、上記実施例で示した換金振込機
に具わる振込明細発行部にて現金取引明細書(レシー
ト)Fを発行させる様にした場合のその現金取引明細書
(レシート)Fの一構成例を示す図である。
【0315】図38に示すように、この現金取引明細書
(レシート)Fでは、「○○ホール○○店発行」という
発行場所を示す文字情報と、「玉・メダル○○○○個・
枚を現金*****円に換金致しました。」という換金
が完了したことを遊技客Aに確認および管理させる為の
文字情報と、「2001年○○月○○日午後○○時○○
分○○秒」という取引日時を示す文字情報と、「取引N
O:8888」という取引ナンバーを示す文字情報と、
「88号機計数機」という計数機情報を示す文字情報と
が印字された例を示している。
【0316】尚、上記図37および図38では、振込明
細書Eと現金取引明細書Fとをそれぞれ別々のレシート
して発行するように示しているが、本発明は、これに限
らず、1取引で振込みと出金があった場合には、1枚に
それぞれの内容を合わせて発行する様にしても良いもの
とする。
【0317】図39は、上記実施例で述べた景品カード
Fと会員カードGの外観一構成を示す図であり、図39
(a)が、景品カードFの外観構成を示し、図39
(b)が、会員カードGの外観構成を示している。
【0318】図39(a)に示すように、景品カードF
は、内部にCPU(F−1)と、メモリ(F−2)と、
外部入出力端子部(F−3)と、表示窓(F−4)とを
具え、超小型ワンモジュールICコンピュータ端末(I
Cカード)で構成される。
【0319】ここで、CPU(F−1)は、このICカ
ードの中央処理部であり、また、メモリ(F−2)は、
このICカードで処理されるデータ等を記録する部分で
あり、また、外部入出力端子(F−3)は、外部端末と
データを入出力する為のインタフェース部分であり、ま
た、表示窓(F−4)は、有価価値即ち換金額を遊技客
Aが目視可能に表示する部分である。尚、景品カード
は、磁気ストライプを持った磁気カード、或いはホログ
ラムを有するものであっても良い。
【0320】また、会員カードGは、磁気(G−1)で
データを記録する磁気カードで構成される。尚、上述の
実施例では、会員カードGには、自己のIDカードデー
タのみが記録され、その他の顧客情報や、口座情報、貯
玉数情報等の各種会員データは、図示しない会員カード
データ管理機に記録されている仕様の会員カードGを示
し、必要な場合に、T/C130を介して通信によりデ
ータを取得するものを示してきたが、これに限らず、直
接会員カード自身がそれら各種データを記録保持するも
のであっても良いものとする。
【0321】図40は、上述の会員カードデータ管理機
にて管理される会員カードデータ記録テーブル300の
一構成例を示す図である。
【0322】図40に示すように、この会員カードデー
タ記録テーブル300では、会員カードデータとして、
顧客情報や、口座情報、貯玉数情報を記録管理してい
る。
【0323】具体的には、各遊技客Aの所持する会員カ
ードG個々を識別する為のカードIDを示す「カードI
D」項目300−1に対応付けて、顧客情報を示す「顧
客情報」項目300−2と、口座情報を示す「口座情
報」項目300−3と、貯玉数を示す「貯玉数」項目3
00−4とを具えて構成されている。
【0324】ここで、「顧客情報」項目300−2に
は、郵便番号を示す「郵便番号」項目300−2aと、
住所を示す「住所」項目300−2bと、氏名を示す
「氏名」項目と、電話番号を示す「電話番号」項目とを
具える。
【0325】また、「口座情報」項目300−3には、
銀行番号を示す「銀行番号」項目300−3aと、店番
号を示す「店番号」項目300−3bと、口座番号を示
す「口座番号」項目300−3cと、口座名義人を示す
「口座名義人」項目300−3dとを具える。
【0326】また、「貯玉数」項目300−4には、パ
チンコ玉の貯玉数を示す「パチンコ玉貯玉数」項目30
0−4aと、メダルの貯枚数を示す「メダル貯枚数」項
目300−4bとを具える。
【0327】尚、この例では、カードID:「1」に対
応付けて、顧客情報として、郵便番号「〒243−04
94」、住所「神奈川県海老名市○○2222番地」、
氏名「鈴木○男」、電話番号「(046)238−○○
○○」が、口座情報として、銀行番号「0003」、店
番号「048」、口座番号「1936***」、口座名
義人「鈴木○男」が、貯玉数情報として、パチンコ玉貯
玉数「20,000個」、メダル貯枚数「2,000
枚」が記録管理されている。
【0328】このような会員カードデータ記録テーブル
300を具えることにより、遊技客Aは、会員カードG
を用いて振込先を自動指定することができると共に、貯
玉情報から換金及び振込みが行える。
【0329】尚、上述した図1の実施例では、換金振込
機を換金所2および計数機1140および景品交換所
(カウンタ)12の全ての箇所に設置されているように
示したが、実際に、これら換金振込機を遊技店システム
に導入する場合には、換金所2、計数機1140、景品
交換所12のいずれか1ヶ所にのみ設置したり、いずれ
か2ヶ所に設置しても良い。
【0330】また、遊技客Aがこの換金振込システムに
慣れ親しみ、全体的に普及するまで、換金振込機を設置
する場所には、従来のシステムも並存させるようにす
る。
【0331】また、図1では、第3者機関である景品問
屋を省略しているが、実際には、図41に示すように、
問屋5が複数の換金所(2a,2b等)で遊技客Aから
買い取られた特殊景品Bを買い取って、遊技店1に再度
販売するといったシステムとなっている。更に、このシ
ステムにおいては、特殊景品識別処理部を有した換金振
込機を利用する場合は、換金所2(a,b)が遊技客A
から買い入れた景品Bのデータを個数管理データ、売上
伝票データとしてインターネット経由若しくは公衆電話
回線等のネットワーク3を通じて問屋5に送信すること
が可能である。次に、この発明の応用例について説明す
る。
【0332】上記実施例では、遊技客が、手入力または
カード(キャッシュカードや、振込専用カード、会員カ
ードG等)にて振込先を指定入力するように説明してき
たが、これに限らず、換金場2に常駐する係員が遊技客
Aにより知らされた振込先情報を手入力したり、該遊技
客Aから渡されたカード(キャッシュカードや、振込専
用カード、会員カードG等)を機械に読込ませ、振込先
を指定するようにしても良い。又、会員カードGを利用
する場合には、カード本体に振込先情報があっても図4
0に示す様に会員情報として別途記憶しているものを読
み出す様にしても良い。
【0333】また、上記実施例では、振込先を1箇所の
場合を例にして説明したが、これに限らず、複数箇所を
振込先として指定できるようにしても良く、又複数の銀
行の口座にわたっても良い。更に、この指定を遊技客と
係員側のいずれで行っても良いものとする。
【0334】また、上記実施例では、一部振込、残り現
金払いを示したが、振込、出金だけで無く、一般景品と
の交換も可能である。
【0335】また、上記実施例では、換金場2または景
品交換所(カウンタ)12または計数機1140に備え
られた換金振込機では、振込明細書を遊技客Aに直接発
行するように構成しているが、これに限らず、換金場2
若しくは景品交換所12に備えられた換金振込機にあっ
ては、係員側に振込明細書を発行させ、係員から遊技客
Aに手渡すように構成しても良い。
【0336】また、上記実施例では述べていないが、換
金振込を行なった遊技客Aに対して特典を付与するよう
にしても良い。具体的には、例えば、会員カードGを所
持している遊技客にあっては、該会員カードGに対応付
けて特典ポイント情報を付与するようにして、貯まった
ポイント値に応じて一般景品や、貯玉数データ等に置き
換え特典を提供する。または、特典ポイント情報蓄積専
用のカードを発行し、該カードに貯まったポイント値に
応じて一般景品や、貯玉数データ等に置き換え特典を提
供する。
【0337】また、振込明細書(レシート)の印字コス
トを下げる為に、振込明細を電子メールで遊技客の携帯
電話機或いはパーソナルコンピュータ(PC)或いは携
帯通信端末等に送信するようにしても良い。尚、この場
合、ネットバンクを利用した場合は銀行がメールを送信
し、また、市中銀行を利用した場合はホールがメールを
送信する。
【0338】また、デビッドICキャッシュカードか
ら、振込み先の氏名、住所、年齢等の遊技客情報を取得
し、18歳未満の遊技客に対し、計数を行わないように
構成しても良い。具体的には、計数機を作動させない、
エラーを起こさせる、賞球投入口のシャッターを閉まら
せる等を行って計数を行わせないようにする。
【0339】また、非会員の遊技客に対し、上記の振込
み先の氏名、住所、年齢等の遊技客情報を獲得する事
で、T/C上に準会員として登録しておくことにより、
会員以外の個人データも参照できるようにしても良い。
【0340】また、遊技客がデビッドICキャッシュカ
ードを所有していない場合、ICからでなく、銀行か
ら、振込み先の氏名、住所、年齢等の口座顧客データを
獲得することにより、上述の18歳未満の遊技客に対
し、計数を行わないようにしても良い。
【0341】また、上記実施例では、例えば、図7、図
13、図25、図31、図34に、換金額を全額振込み
以外に、該換金額の一部を振込み、残りを現金にて出金
する構成を示したが、この構成において、換金額の全て
を現金にて出金する様にしても良いものとする。
【0342】この場合の具体的な処理動作手順の代表的
な例として図7の場合について図42に示しておく。
尚、この例では、振込明細書E以外に現金明細書H(図
38の)を発行する様にした場合を示している。
【0343】図42において、この処理手順では、図7
に示した処理手順のステップS101〜ステップS10
3までの処理と、ステップS2001〜ステップS20
03の処理が同一なので、ここでの説明は省略する。
【0344】同図42において、ステップS203にお
いて、換金額表示が行われると(ステップS200
3)、次いで、遊技客Aによって表示・操作画面20b
から振込金額の指定入力が行われる(ステップS200
4)。
【0345】ここで、遊技客Aにより換金額の全て即ち
全額を振込む指定が行われていると(ステップS200
5YES)、次いで、遊技客Aにより振込先情報(銀行
名や、支店名、銀行口座等)が入力される(ステップS
2010)。
【0346】すると、振込手続処理部20−4aにて入
力された振込先情報に基づいて遊技客Aが指定した所定
の振込先に指定金額に相当する現金の振込手続き処理が
行われる(ステップS2011)。
【0347】ここで、所定の振込処理が完了されると、
振込明細発行部20−8にて、該所定の振込が完了した
事を遊技客Aに知らせると共に、取引状況の管理を遊技
客Aに行わせるべく振込明細書Eの印字発行が行われる
(ステップS2012)。
【0348】その後、振込先がキャッシュカードや、振
込専用カード、会員カードG等で指定されていれば(ス
テップS2013YES)、その振込先を指定したカー
ドの返却処理が行われる(ステップS2014)。
【0349】そして、ここでの処理が一旦終了される。
【0350】また、他方、遊技客Aにより全額で無い場
合(ステップS205NO)、振込指定金額が「0円」
であるかどうかが判定される(ステップS2006)。
【0351】この判定の結果、振込指定金額が「0円」
でない場合(ステップS2006NO)、現金出金機2
0jで振込指定された金額以外の残り額分に相当する現
金が出金される(ステップS2007)。
【0352】その後、上述のステップS2010に移行
して、以下同様の処理が行われる。また、上記ステップ
S2006の判定の結果、振込指定金額が「0円」であ
る場合(ステップS2006YES)、現金出金機20
jで換金額の全額分に相当する現金が出金され(ステッ
プS2008)、その後、振込明細発行部20−8に
て、現金出金明細書Hの印字発行が行われる(ステップ
S2009)。
【0353】そして、ここでの処理が終了される。
【0354】このように、本発明では、「振込み金額範
囲」および「現金払い出し範囲」および「景品払い出し
範囲」を0円から入力可能であるものとする。
【0355】また、ここでは、図7の場合の変形例しか
示していないが、他の図13、図25、図31、図34
の処理手順にも同様に適用しても良いものとする。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技客は、換金所に設置された換金振込機や、計数機に
具えられた換金振込機、景品交換所に設置された換金振
込機のいずれかを用いて、遊技にて獲得した賞球に相当
する価値に見合った現金を自己の指定した所定の振込先
に振込むことができ、多額の現金を持ち歩かなくて済む
ので、強盗等に狙われる虞がなくなり、危険性が減少す
る。
【0356】また、これにより、遊技店側では、大量の
現金を用意しなくて済むので、強盗等に狙われる可能性
が低くなる。また、現金受け渡し等のトラブルが発生す
ることを未然に防止することができる。
【0357】また、不正な客が持ち込んだ偽造景品に対
して現金振込みを行うと、振込み番号等から不正客の身
元確認がとれ、不正が行われても追跡調査が可能になる
為、遊技台、計数機を使用した不正行為が減少する。
【0358】更に、特殊景品の交換量が減り、換金所で
の作業も比例して現象するので、特殊景品の費用、人件
費を抑えることができる。また、換金所にて、換金がス
ムーズに行なわれる為、換金所での遊技客の行列が少な
くなる。また、計数機にて銀行振込みを利用する遊技客
が増えるので、カウンター、換金所を利用する人数が少
なくなる為、従業員のミスによる客とのトラブルや、ホ
ールの損失を押さえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる換金振込機を適用した遊技店シ
ステムの全体構成を示す図。
【図2】図1に示した換金所に設置される換金振込機の
概略外観構成を示す図。
【図3】図2に示した換金振込機の機能ブロック構成を
示す図。
【図4】図3に示した換金振込機における振込処理の手
順を示すフローチャート。
【図5】図2に示した換金振込機の変形例を示す図。
【図6】図5に示した換金振込機の機能ブロックを示す
図。
【図7】図6に示した換金振込機における振込処理の手
順を示すフローチャート。
【図8】図1に示した換金所に設置される換金振込機の
概略外観構成を示す図。
【図9】図8に示した換金振込機の機能ブロック構成を
示す図。
【図10】図9に示した換金振込機における振込処理の
手順を示すフローチャート。
【図11】図1に示した換金所に設置される換金振込機
の概略外観構成を示す図。
【図12】図11に示した換金振込機の機能ブロック構
成を示す図。
【図13】図12に示した換金振込機における振込処理
の手順を示すフローチャート。
【図14】図1に示した換金所に設置される換金振込機
の概略外観構成を示す図。
【図15】図14に示した換金振込機の機能ブロック構
成を示す図。
【図16】図15に示した換金振込機における振込処理
の手順を示すフローチャート。
【図17】図1に示した計数機の概略外観構成を示す
図。
【図18】図17に示した計数機の機能ブロック構成を
示す図。
【図19】図18に示す計数機における振込処理手順を
示すフローチャート。
【図20】図1に示した計数機の概略外観構成を示す
図。
【図21】図20に示した計数機の機能ブロック構成を
示す図。
【図22】図21に示した計数機での振込処理の手順を
示すフローチャート。
【図23】図1に示した計数機の概略外観構成を示す
図。
【図24】図23に示した計数機の機能ブロック構成を
示す図。
【図25】図24に示した計数機における振込処理の手
順を示すフローチャート。
【図26】図1に示した景品交換所に設置される換金振
込機の概略外観構成を示す図。
【図27】図26に示した換金振込機の機能ブロック構
成を示す図。
【図28】図27に示した換金振込機での振込処理の手
順を示すフローチャート。
【図29】図1に示した景品交換所に設置される換金振
込機の概略外観構成を示す図。
【図30】図29に示した換金振込機の機能ブロック構
成を示す図。
【図31】図30に示した換金振込機での振込に係る処
理手順を示すフローチャート。
【図32】図1に示した景品交換所に設置される換金振
込機の概略外観構成を示す図。
【図33】図32に示した換金振込機の機能ブロック構
成を示す図。
【図34】図33に示した換金振込機での処理手順を示
すフローチャート。
【図35】図1に示した計数機にて発行される計数値記
録媒体の一構成例を示す図。
【図36】換金振込機の表示部上に表示される振込先情
報の一表示例を示す図。
【図37】換金振込機にて発行される振込明細書の一構
成例を示す図。
【図38】換金振込機にて発行される現金取引明細書の
一構成例を示す図。
【図39】景品カードと会員カードの外観一構成を示す
図。
【図40】会員カードデータ管理機にて管理される会員
カードデータ記録テーブルの一構成例を示す図。
【図41】図1のシステムを実際現行システムに即して
表わした場合の構成を示す図。
【図42】図7の処理の変形例を示すフローチャート。
【符号の説明】
100…遊技店システム、1…遊技店、2…換金所、3
…銀行ネットワーク、4…金融機関、11…遊技場、1
2…景品交換所(カウンタ)、13…事務所(オフィ
ス)、40…銀行、110…遊技島、1110…島コン
トローラ(S/C)、1120…カード発行機、113
0…遊技ユニット、1130−1…遊技機、1130−
2…カード処理機、1140…計数機、140…コンピ
ュータネットワーク(LAN)、130…ターミナルコ
ントローラ(T/C)、131…振込状況管理端末、A
…遊技客、B…特殊景品、C…レシート、D…磁気カー
ド、E…振込明細書、F…景品カード、G…会員カー
ド、H…現金取引明細書

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店の景品交換所にて遊技客が遊技で
    獲得した遊技媒体が価値に見合った特殊景品に交換さ
    れ、該交換された特殊景品を現金に換金する換金所に設
    置される換金振込機であって、 前記遊技客が所持する特殊景品に付加された有価価値を
    入力する価値入力手段と、 前記価値入力手段により入力された価値に応じて対応す
    る換金額を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された換金額に相当する現金を
    振込む前記遊技客の所望する振込先情報を指定入力する
    振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記現金の振込み手続き処理
    を行う振込手続処理手段とを具備することを特徴とする
    換金振込機。
  2. 【請求項2】 遊技店内に設置され、遊技客が遊技で獲
    得した遊技媒体の数を計数すると共に、計数結果を出力
    する機能を有する計数機に具わる換金振込機であって、 前記計数結果に応じて対応する換金額を算出する算出手
    段と、 前記算出手段により算出された換金額に相当する現金を
    振込む前記遊技客の所望する振込先情報を指定入力する
    振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記現金の振込み手続き処理
    を行う振込手続処理手段とを具備することを特徴とする
    換金振込機。
  3. 【請求項3】 遊技客が遊技で獲得した遊技媒体を価値
    に見合った景品に交換する遊技店の景品交換所に設置さ
    れる換金振込機であって、 前記遊技客が獲得した遊技媒体の計数値を読み取る計数
    値読取手段と、 前記計数値読取手段により読み取った計数値に応じて対
    応する換金額を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された換金額に相当する現金を
    振込む前記遊技客の所望する振込先情報を指定入力する
    振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記現金の振込み手続き処理
    を行う振込手続処理手段とを具備することを特徴とする
    換金振込機。
  4. 【請求項4】 前記振込先指定入力手段は、 前記遊技客の手入力により前記振込先情報を指定入力す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の換
    金振込機。
  5. 【請求項5】 前記振込先指定入力手段は、 銀行カード若しくは振込専用カードのデータを読み取っ
    て前記振込先情報を指定入力することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか記載の換金振込機。
  6. 【請求項6】 前記振込先指定入力手段は、 会員カードのデータを読み取って前記振込先情報を指定
    入力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記
    載の換金振込機。
  7. 【請求項7】 前記振込手続処理手段により所定の振込
    先に振込みが完了した後、前記遊技客に対して取引完了
    に係る振込み明細書を発行する取引明細発行手段を更に
    具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記
    載の換金振込機。
  8. 【請求項8】 前記算出手段により算出された換金額の
    一部に相当する現金を振込むように指定する振込金額指
    定手段と、 前記振込金額指定手段により指定された金額以外の残金
    分の現金を出金する現金出金手段とを更に具備すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の換金振込
    機。
  9. 【請求項9】 前記算出手段により算出された換金額の
    一部に相当する現金を振込むように指定する振込金額指
    定手段と、 前記振込金額指定手段により指定された金額以外の残金
    分の一部を一般景品と交換する一般景品交換手段と、 前記振込金額指定手段により指定された金額以外の残金
    分の現金を出金する現金出金手段とを更に具備すること
    を特徴とする請求項3記載の換金振込機。
  10. 【請求項10】 会員カードのデータを読取り遊技客が
    獲得した遊技媒体の計数値情報を取得する取得手段を更
    に具備し、 前記算出手段は、 前記取得手段により取得された計数値情報に応じて対応
    する換金額を算出することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか記載の換金振込機。
  11. 【請求項11】 前記取得手段は、 通信により、会員カードのデータを管理する会員管理コ
    ンピュータ端末から前記遊技客の会員カードに対応付け
    て管理されている前記計数情報を取得することを特徴と
    する請求項10記載の換金振込機。
  12. 【請求項12】 前記算出手段により算出された換金額
    の値を表示する表示手段を更に具備することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか記載の換金振込機。
  13. 【請求項13】 前記振込先指定入力手段により指定入
    力された振込先情報を表示する表示手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の換金
    振込機。
  14. 【請求項14】 振込みに係わる取引状況データを表示
    及び管理する管理端末と通信接続されることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか記載の換金振込機。
  15. 【請求項15】 前記振込先指定手段は、 遊技客により1つ若しくは複数の振込先を指定可能なこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の換金振
    込機。
  16. 【請求項16】 前記振込手続手段は、 振込手数料を換金額から徴収して精算することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか記載の換金振込機。
  17. 【請求項17】 遊技客が遊技で獲得した遊技媒体を価
    値に見合った景品に交換する遊技店の景品交換所におい
    て、 前記遊技客が獲得した遊技媒体の計数値を読み取る計数
    値読取手段と、 前記計数値読取手段により読み取った計数値の一部を一
    般景品と交換する一般景品交換手段と、 残存する計数値に応じて対応する換金額を換金振込機に
    送信する換算・送信手段を有した景品管理端末と、 送られてきた換金額を表示する表示手段と、 振込額があることを条件として振込先情報を指定入力す
    る振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記振込指定金額の現金振込
    手続きを行う振込手続処理手段とを有した換金振込機と
    を具えることを特徴とする遊技店における景品現金化シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 遊技客が遊技で獲得した遊技媒体を価
    値に見合った景品に交換する遊技店の景品交換所におい
    て、 前記遊技客が獲得した遊技媒体の計数値を読み取る計数
    値読取手段と、 読み取った計数値の一部を一般景品と交換する一般景品
    交換手段と、 残存する計数値に応じて対応する換金額を換金振込機に
    送信する換算・送信手段を有した景品管理端末と、 送られてきた換金額を表示する表示手段と、 振込を行う現金額を指定する振込額指定手段と、 振込額があることを条件として振込先情報を指定入力す
    る振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記振込指定金額の現金振込
    手続きを行う振込手続処理手段と、 前記景品管理端末から送られてきた換金額のうち、振込
    指定した残りを現金で出金する現金出金機とを有した換
    金振込機とを具えることを特徴とする遊技店における景
    品現金化システム。
  19. 【請求項19】 遊技客が遊技で獲得した遊技媒体を価
    値に見合った景品に交換する遊技店の景品交換所におい
    て、 前記遊技客が獲得した遊技媒体の計数値を読み取る計数
    値読取手段と、 前記計数値読取手段により読み取った計数値の一部を特
    殊景品と交換する特殊景品交換手段と、 残存する計数値に応じて対応する換金額を換金振込機に
    送信する換算・送信手段を有した景品管理端末と、 送られてきた換金額を表示する表示手段と、 振込額があることを条件として振込先情報を指定入力す
    る振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記振込指定金額の現金振込
    手続きを行う振込手続処理手段とを有した換金振込機と
    を具えることを特徴とする遊技店における景品現金化シ
    ステム。
  20. 【請求項20】 遊技客が遊技で獲得した遊技媒体を価
    値に見合った景品に交換する遊技店の景品交換所におい
    て、 前記遊技客が獲得した遊技媒体の計数値を読み取る計数
    値読取手段と、 読み取った計数値の一部を特殊景品と交換する特殊景品
    交換手段と、 残存する計数値に応じて対応する換金額を換金振込機に
    送信する換算・送信手段を有した景品管理端末と、 送られてきた換金額を表示する表示手段と、 振込を行う現金額を指定する振込額指定手段と、 振込額があることを条件として振込先情報を指定入力す
    る振込先指定入力手段と、 前記振込先指定入力手段により指定入力された振込先情
    報に基づき所定の振込先に前記振込指定金額の現金振込
    手続きを行う振込手続処理手段と、 前記景品管理端末から送られてきた換金額のうち、振込
    指定した残りを現金で出金する現金出金機とを有した換
    金振込機とを具えることを特徴とする遊技店における景
    品現金化システム。
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