JP2003275419A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003275419A
JP2003275419A JP2002083780A JP2002083780A JP2003275419A JP 2003275419 A JP2003275419 A JP 2003275419A JP 2002083780 A JP2002083780 A JP 2002083780A JP 2002083780 A JP2002083780 A JP 2002083780A JP 2003275419 A JP2003275419 A JP 2003275419A
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Tokuetsu Kuromiya
徳悦 黒宮
Hideki Nakatani
秀樹 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単調な図柄の変動表示態様を打破して、この
点に関して遊技者の興味心を引き付けることができるよ
うな遊技機を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、複数種類の図柄を図柄表示領
域毎に変動表示した後、停止させて任意の組み合わせ図
柄を表示する図柄表示部を備え、停止表示された組み合
わせ図柄が特定の組み合わせ図柄となれば、遊技者にと
って有利な特別遊技状態が発生する遊技機において、図
柄表示領域の区画形態が異なる少なくとも二種類以上の
変動表示態様を備え、所定の条件が成立することによ
り、当回の変動表示における変動表示態様が、前回の変
動表示における変動表示態様とは別の変動表示態様に切
り替えられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、よ
り詳しくは、複数種類の図柄を図柄表示領域毎に変動表
示した後、停止させて任意の組み合わせ図柄を表示する
図柄表示部を備えたパチンコ機等の遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、遊技球を遊技盤の遊技領域に
打ち出し、この遊技球が始動口に入球したことに応じて
抽選処理を実行し、その抽選結果が大入賞に当選すれ
ば、遊技者にとって有利な特別遊技状態が発生する、よ
り詳細に言えば、遊技球の始動口への入球に応じて図柄
表示部における例えば三つの図柄表示領域が変動表示さ
れ、所定時間後に例えば左、右、中の図柄表示領域の順
に停止し、各図柄表示領域における各停止図柄の組み合
わせが例えば「7−7−7」等のゾロ目といった特定の
組み合わせ図柄(いわゆる「大当たり図柄」)となれ
ば、大入賞が成立(いわゆる「大当たり」)して特別遊
技状態へ移行するといったパチンコ機が知られている。
【0003】この種のパチンコ機は、横並びする三つの
縦長の図柄表示領域のそれぞれにおいて、図柄が縦方向
に移動する(スクロールする)ことにより、各図柄表示
領域における図柄が縦方向に順次更新されていく、いわ
ゆる縦スクロールタイプの図柄表示部か、縦並びする三
つの横長の図柄表示領域のそれぞれにおいて、図柄が縦
方向に移動する(スクロールする)ことにより、各図柄
表示領域における図柄が横方向に順次更新されていく、
いわゆる横スクロールタイプの図柄表示部か、のどちら
かの図柄表示部を備えたものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機は、縦スクロールタイプであれば、図柄のス
クロール方向が縦方向のみ、横スクロールタイプであれ
ば、図柄のスクロール方向が横方向のみに定められてお
り、図柄の変動表示態様が視覚的に単調であるため、こ
の点に関して遊技者の興味心を引き付けることができて
いないのが現状である。
【0005】そこで、本発明は、上記従来技術の問題を
解決するためになされたものであって、単調な図柄の変
動表示態様を打破して、この点に関して遊技者の興味心
を引き付けることができるような遊技機を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技機は、
複数種類の図柄を図柄表示領域毎に変動表示した後、停
止させて任意の組み合わせ図柄を表示する図柄表示部を
備え、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わ
せ図柄となれば、遊技者にとって有利な特別遊技状態が
発生する遊技機において、図柄表示領域の区画形態が異
なる少なくとも二種類以上の変動表示態様を備え、所定
の条件が成立することにより、当回の変動表示における
変動表示態様が、前回の変動表示における変動表示態様
とは別の変動表示態様に切り替えられることを特徴とす
る。
【0007】上記構成からなる遊技機によれば、変動表
示の開始から、最後に変動表示が停止する図柄表示領域
のみにおいて図柄が変動表示している状態となる(最後
に変動表示が停止する図柄表示領域における停止図柄次
第で停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わせ
図柄となり得るリーチ状態となる場合も含むが、リーチ
状態となった時点から最後の図柄表示領域が停止される
までの間に実行されるリーチ演出に関わる変動表示は必
ずしも含まない)までの間の変動表示は、少なくとも二
種類以上の変動表示態様の何れかに基づいて行われるこ
ととなり、従って、遊技者は、変動表示態様の不規則さ
(視覚の切り替え)に意外性を感じ、遊技に対して興味
心を抱くようになる。
【0008】所定の条件が成立し得るタイミングとして
は、各回の変動表示毎である場合や、所定回毎あるいは
所定時間毎である場合等が考えられる。前者に該当する
請求項2記載の遊技機は、変動表示の開始前に毎回実施
される抽選に当選することにより、当回の変動表示にお
ける変動表示態様の切り替えが行われる構成を採用す
る。抽選方法としては、変動表示態様の種類自体を抽選
する方法や、複数用意された変動表示態様の切り替わる
順序を予め決定しておき、この順序に従って切り替えを
行うか否かを抽選する方法が考えられるが、前者の抽選
方法や当選確率が高い後者の抽選方法を採る場合、各回
毎に変動表示における変動表示態様が異なったものとな
ることも起こり得る。要は、切り替えの頻度は、採用さ
れる抽選方法や当選確率次第で任意に設定可能である。
【0009】変動表示態様を切り替えるタイミングとし
ては、抽選に当選した当回の変動表示の開始時点は、前
回の変動表示における変動表示態様に基づく変動表示を
行い、その途中あるいはその終わり時点から、切り替え
に係る変動表示態様に基づく変動表示を行う場合や、抽
選に当選した当回の変動表示の開始時点から、切り替え
に係る変動表示態様に基づく変動表示を行う場合等が考
えられる。前者に該当する請求項3記載の遊技機は、変
動表示態様の切り替えは、当回の変動表示の途中に行わ
れる構成を採用するものであり、同じく、前者に該当す
る請求項5記載の遊技機は、抽選に当選した場合、前回
の変動表示における変動表示態様に基づく変動表示及び
しかる後の停止表示が仮に行われた後、切り替えに係る
変動表示態様に基づく本式の変動表示が行われる構成を
採用するものである。このように、連続的に組み合わさ
れた二つの変動表示態様に基づく変動表示を行う構成に
よれば、一連の変動表示における途中で変動表示態様が
切り替わることや一旦停止した状態から再変動表示が行
われることにより、遊技者に対してさらなる意外性を与
えることができ、興趣に富んだ変動表示態様とすること
ができる。
【0010】変動表示態様を切り替える手法としては、
所定の条件が成立するまで、切り替えに係る変動表示態
様に基づく変動表示を継続させる場合や、基本の変動表
示態様を予め決めておき、所定の条件が成立する当回の
変動表示のみを切り替えに係る変動表示態様にし、当回
の変動表示が終われば、基本の変動表示態様に戻す場合
等が考えられる。前者に該当する請求項6記載の遊技機
は、切り替えられた変動表示態様は、次に所定の条件が
成立するまで継続して用いられる構成を採用する。
【0011】また、本発明に係る遊技機において、これ
ら変動表示態様の切り替えと、停止表示された組み合わ
せ図柄が特定の組み合わせ図柄となる期待度との関連付
けを持たせれば、遊技者に対して、切り替えが行われる
度に、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わ
せ図柄となるのではないか、即ち大当たりとなるのでは
ないかと期待感を抱かせることができ、遊技者の興味心
をさらに引き付けることができる。この関連付けの手法
としては、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み
合わせ図柄となることに当選した際の、前記所定の条件
が成立する確率、即ち切り替えが行われる確率を増やす
場合や、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合
わせ図柄となることに当選した際の、特定の変動表示態
様が選択される確率を増やす場合等が考えられる。前者
に該当する請求項7記載の遊技者は、変動表示態様の切
り替えが行われた場合、停止表示された組み合わせ図柄
が前記特定の組み合わせ図柄となる期待度が高くなるよ
うに設定されてなる構成を採用し、後者に該当する遊技
機は、選択される変動表示態様の種類によって、前記特
定の組み合わせ図柄となる期待度が異なるように設定さ
れてなる構成を採用する。
【0012】また、本発明に係る遊技機は、請求項8記
載の如く、変動表示態様は、図柄表示部を縦に区画した
各図柄表示領域において、図柄を縦方向あるいは手前方
向にスクロールさせる第一の変動表示態様と、図柄表示
部を横に区画した各図柄表示領域において、図柄を横方
向にスクロールさせる第二の変動表示態様とからなる構
成を採用することができる。かかる構成からなる遊技機
によれば、第一の変動表示態様に基づく変動表示及び第
二の変動表示態様に基づく変動表示の両方が適宜切り替
わって行われることにより、従来の横スクロールタイプ
の遊技機及び従来の縦スクロールタイプの遊技機のそれ
ぞれ利点を享受することができる。
【0013】尚、図柄表示部は、横長形状が一般的であ
り、この場合、第二の変動表示態様を採る図柄表示部
は、各図柄表示領域に少なくとも二個以上の図柄を停止
表示可能とし、且つ少なくとも二種類以上のリーチ状態
が同時に成立可能とすることができる。即ち、第一の変
動表示態様と第二の変動表示態様とで、停止ラインの数
を変える(第一の変動表示態様では、例えば1ライン、
第二の変動表示態様では、例えば2〜5ライン)ように
することによっても、遊技者の興味心を引き付けること
ができる。
【0014】さらに、本発明に係る遊技機は、請求項9
記載の如く、図柄表示部を斜めに区画した各図柄表示領
域において、図柄を斜め方向にスクロールする第三の変
動表示態様を別に備え、第一の変動表示態様から第二の
変動表示態様に切り替わる際、あるいは第二の変動表示
態様から第一の変動表示態様に切り替わる際、その間に
第三の変動表示態様を介在させるようにした構成を採用
することができる。かかる構成によれば、第一の変動表
示態様(第二の変動表示態様)から第三の変動表示態様
に、そして、第三の変動表示態様から第二の変動表示態
様(第一の変動表示態様)に移行して、変動表示が行わ
れるので、変動表示態様が切り替わる際の演出が変化に
富んだものとなり、その分、遊技者の興味心を引き付け
ることができる。
【0015】そして、本発明に係る遊技機は、請求項1
0記載の如く、図柄は、スクロール方向に向く形態で表
現される構成を採用することができる。かかる構成から
なる遊技機によれば、変動表示態様の切り替えに伴っ
て、図柄の形態の切り替えも行われるが、何れの変動表
示態様であっても、図柄は常にスクロール方向を向いて
移動する格好となるため、変動表示態様が切り替わる際
の演出がさらに変化に富んだものとなり、その分、遊技
者の興味心をさらに引き付けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に
かかるパチンコ機の概略的な外観構成図を示す。パチン
コ機は、略長方形の四辺をなすように枠組みされた四つ
の枠片からなる外枠(図示省略)と、この外枠に開閉自
在に取り付けられた前面扉2と、該前面扉2の裏面に取
り付けられた遊技盤3とを備えている。
【0017】前面扉2には、大きな矩形状の開口部が形
成され、この開口部には、ガラス板等の透明板4が取り
付けられており、本実施形態に係るパチンコ機は、この
透明板4を介して、内部の遊技盤3が視認可能に構成さ
れている。また、前面扉2には、遊技盤3に向けて遊技
球を発射させるための発射装置(図示省略)を操作する
ためのハンドル5と、発射装置に供給すべき遊技球を貯
留しておくための上皿6と、この上皿6に貯留しきれな
い遊技球を貯留しておくための下皿7とが設けられてい
る。
【0018】遊技盤3には、略円弧状に形成された外側
ガイドレール8と、これより半径の小さな略円弧状に形
成された内側ガイドレール9とが配設されている。そし
て、本実施形態に係るパチンコ機においては、発射装置
から発射された遊技球が、これらのガイドレール8,9
に案内されて遊技盤3の上部に導かれ、遊技盤3内(遊
技領域内)を転動することによって遊技が行われる。
尚、この遊技盤3には、遊技球と当接することによって
遊技球を様々な方向に転動させるための複数の遊技釘が
配設されているが、ここでは、図面の複雑化を避けるた
めに遊技釘の記載を省略している。つまり、本実施形態
に係るパチンコ機においては、遊技盤3の上部に導かれ
た遊技球は、遊技盤3に打ち込まれた複数本の遊技釘に
当接し、あるいはこれらの遊技釘間を通って、下方へ落
下すべく構成されている。
【0019】遊技盤3の略中央部には、例えば液晶表示
器を組み込んだ図柄表示部10が配設され、この図柄表
示部10の下方位置には、遊技球を入球可能な始動口1
1及び複数の入賞口12,…が配置される。この始動口
11及び入賞口12,…に遊技球が入球すると、その旨
が入球後の遊技球の通過経路に設けられたセンサによっ
て検出され、入球した部位について予め定められた個数
の賞球が球払出し部(図示省略)から上皿6に払い出さ
れる。
【0020】図柄表示部10の表示画面は、三つの図柄
表示領域10a,10b,10cが区画されており、各
図柄表示領域10a,10b,10cには、それぞれ文
字、数字、記号、図形、キャラクタ等の図柄(本実施形
態では、動物キャラクタと、該動物キャラクタの種類に
応じて定められた数字とからなる10種類の複合図柄)
が表示可能に構成されている。遊技球が始動口11に入
球すると、特別遊技状態を発生させるか否か(「大当た
り」か「はずれ」か)を決定する抽選処理)が実行され
ると共に、各図柄表示領域10a〜10cにおいて、図
柄が変動表示されるようになっている。
【0021】本実施形態に係るパチンコ機は、図柄表示
部10における図柄表示領域10a〜10cの区画形態
が異なる三種類の変動表示態様を備えている。第一の変
動表示態様は、図2及び図3に示す如く、図柄表示部1
0を縦に区画して、左、中、右の三つの横並びの図柄表
示領域10a,10b,10cを構成し、各図柄表示領
域10a〜10cにおいて、図柄が手前方向にスクロー
ルする、いわゆる縦スクロールタイプの一態様である。
一方、第二の変動表示態様は、図4及び図5に示す如
く、図柄表示部10を横に区画して、上、中、下の三つ
の縦並びの図柄表示領域10a,10b,10cを構成
し、各図柄表示領域10a〜10cにおいて、図柄が横
方向にスクロールする、いわゆる横スクロールタイプの
一態様である。第三の変動表示態様については、後述す
る。
【0022】第一の変動表示態様では、前回の変動表示
後の停止表示状態(図2(イ))から、遊技球が始動口
11に入球すると、停止表示位置にある図柄表示領域1
0a〜10cの各図柄は、+1コマの図柄に変更し且つ
最小サイズとなって最上方位置に縮小表示され(図2
(ロ))、次に、中サイズとなって最上方位置と停止表
示位置との中間位置に縮小表示され(図2(ハ))、次
に、等倍サイズとなって停止表示位置に表示され(図2
(ニ))、次に、これら一連の切り替え表示が高速で一
定時間実行される(図3(イ)、これにより、手前方向
スクロールとなる)。そして、所定時間が経過すれば、
最初に、左側の図柄表示領域10aにおける変動表示が
停止して、図柄が停止表示位置に表示され(図3
(ロ))、次に、右側の図柄表示領域10cにおける変
動表示が停止して、図柄が停止表示位置に表示され(図
3(ハ))、最後に、中央の図柄表示領域10bにおけ
る変動表示が停止して、図柄が停止表示位置に表示され
る(図3(ニ))。
【0023】尚、図3(ハ)に示す如く、それぞれ図柄
表示領域10a,10cに同一図柄が停止(即ち、横一
本の停止ライン上に二つの同一図柄が停止)し、リーチ
状態が成立する場合、図柄表示領域10bにおける変動
表示が停止する時期を遅らせ、その間にリーチ演出を実
行するようにしてもよい。
【0024】第二の変動表示態様では、第一の変動表示
態様と異なり、一の図柄表示領域10a〜10cにおい
て、連続する二つの図柄が左右位置に同時に停止表示さ
れる。前回の変動表示後の停止表示状態(図4(イ))
から、遊技球が始動口11に入球すると、各図柄表示領
域10a〜10cにおいて、左方向に所定コマ数分だけ
低速で変動表示が実行され(図4(ロ)〜(ハ))、次
に、高速の変動表示が一定時間実行される(図5
(イ)、これにより、横スクロールとなる)。そして、
所定時間が経過すれば、最初に、上段の図柄表示領域1
0aにおける変動表示が停止して、連続する二つの図柄
が左右の停止表示位置に表示され(図5(ロ))、次
に、下段の図柄表示領域10cにおける変動表示が停止
して、連続する二つの図柄が左右の停止表示位置に表示
され(図5(ハ))、最後に、中段の図柄表示領域10
bにおける変動表示が停止して、連続する二つの図柄が
左右の停止表示位置に表示される(図5(ニ))。
【0025】尚、図5(ハ)に示す如く、それぞれ図柄
表示領域10a,10cに同一図柄が停止(即ち、左右
縦二本のそれぞれ停止ライン上に二つの同一図柄が停
止)し、二種類のリーチ状態が成立する場合、図柄表示
領域10bにおける変動表示が停止する時期を遅らせ、
その間にリーチ演出を実行するようにしてもよい。
【0026】図1に戻り、始動口11の下方位置には、
大入賞口14が設けられており、この大入賞口14は、
通常は幅広な開閉板13によって閉塞されている。そし
て、抽選処理を行った結果、大入賞に当選すると、ソレ
ノイドの作動によって開閉板13が傾動して、大入賞口
14が開放される。大入賞口14には、特定領域(いわ
ゆるVゾーン)を経由する第一経路と、特定領域を経由
しない第二経路の二つの経路とが設けられており、それ
ぞれの経路には、入球した遊技球をカウントするカウン
タが設けられている。例えば、特別遊技では、非特定領
域(第二経路)に所定個数の遊技球が入球するまで大入
賞口14が開放され、その間、特定領域(第一経路)に
遊技球が1つでも入球すれば、継続権が発生して、大入
賞口14が再度開放され、この一連の動作が所定回数繰
り返されることとなる。そして、本実施形態に係るパチ
ンコ機は、大入賞口14に入球した遊技球の数(カウン
タにてカウントされた遊技球の数)に応じて、予め定め
られた個数の賞球が球払出し部から上皿6に払い出され
る。
【0027】遊技盤3の下部には、始動口11、入賞口
12及び大入賞口14等に入球しなかった遊技球を機内
に回収するための取込口15が形成されている。また、
遊技盤3の遊技領域の周辺部には、遊技中に点滅表示さ
れる飾りランプ、賞球を払い出すときに点灯する賞球ラ
ンプ、補給が切れたときに点灯する球切れランプ等の各
種ランプ16が配置されており、外枠1の左右位置に
は、効果音を発する二つのスピーカ17,17が配置さ
れている。
【0028】図6は、本実施形態にかかるパチンコ機の
概略的な電気的構成のブロック図を、そして、図7は、
遊技機内の主制御部の概略図を示す。本実施形態にかか
るパチンコ機は、制御、演算の主体であるCPU21、
遊技制御プログラム等が記憶されているROM22、デ
ータの読み書きに用いられるRAM23、及び乱数発生
器24等を有する主制御部20を備えている。
【0029】ROM22は、判定処理に用いられるテー
ブルとして、大入賞に当選するか否かの判定処理に用い
られる大入賞判定用テーブル(約300分の1の確率で
大入賞に当選するように設定されたテーブル)22a、
スクロールモード(第一の変動表示態様(スクロールモ
ードフラグが「0」)及び第二の変動表示態様(スクロ
ールモードフラグが「1」))を切り替えるか否かの判
定処理に用いられるスクロールモード切り替え判定用テ
ーブル(約100分の1の確率でスクロールモードを切
り替えるように設定されたテーブル)22bを備えてい
る。
【0030】RAM23は、図柄表示部10の各図柄表
示領域10a,10b,10cにおける停止図柄に関す
る情報を記憶する停止図柄情報記憶部23a、スクロー
ルモードに関する情報を記憶するスクロールモード情報
記憶部23b、仮停止図柄に関する情報を記憶する仮停
止図柄情報記憶部23cを備えている。尚、「仮停止図
柄」とは、最終的に停止図柄を表示させるのに先立ち、
仮に表示させる図柄をいい、スクロールモードを切り替
えると判定された場合の変動表示において使用される。
これについては、後述する。
【0031】乱数発生器24は、「0」から始まって所
定上限値となるまで、所定周期(例えば2msec)で
順次1ずつカウントアップ動作が行われ、このカウント
値が所定上限値に達した場合には、初期値「0」から再
度カウント動作が繰り返される構成(いわゆる「無限ル
ープカウンタ」)であり、大入賞判定用乱数発生器24
a(所定上限値が例えば「315」)、各図柄表示領域
10a,10b,10cにおける停止図柄を決定する停
止図柄決定用乱数発生器24b(所定上限値が例えば
「9」であり、全図柄「0」〜「9」に一対一対応)、
スクロールモード切り替え判定用乱数発生器24c(所
定上限値が例えば「99」)、仮停止図柄を決定する仮
停止図柄決定用乱数発生器24d(所定上限値が例えば
「9」であり、全図柄「0」〜「9」に一対一対応)を
備えている。
【0032】主制御部20のCPU21には、バスを介
して各種の入出力部が接続されている。入力部として
は、始動口11に入球した遊技球を検出する検出手段と
しての始動口センサ25、入賞口12に入球した遊技球
を検出する入賞口センサ26、下皿7内に遊技球が満杯
になったことを検出する下皿センサ27、大入賞口14
の一般領域に入球した遊技球をカウントするカウンタ2
8、大入賞口14の特定領域に入球した遊技球をカウン
トするVゾーンカウンタ29等が接続されている。ま
た、出力部としては、表示制御部30、電源制御部3
1、音声制御部32、ランプ制御部33及び払出制御部
34が接続されている。
【0033】表示制御部30は、主制御部20から送ら
れる制御信号(RAM23a内の記憶情報(停止図柄に
関する情報)、RAM23b内の記憶情報(スクロール
モードに関する情報)、RAM23c内の記憶情報(仮
停止ラインに関する情報)等)に基づいて図柄表示部1
0の表示画面を制御する。
【0034】また、音声制御部32及びランプ制御部3
3は、主制御部20からの制御信号に基づいて各種ラン
プ16の点灯状態及びスピーカ17,17からの音声を
制御する。主制御部20から払出制御部34には、賞球
個数信号が適宜送信される。そして、払出制御部34
は、この賞球個数信号に基づいて球払出し部35を制御
する。
【0035】以上の如く、本実施形態に係るパチンコ機
は、始動口11に遊技球が入球するのに応じて、大入賞
判定用乱数発生器24a、停止図柄決定用乱数発生器2
4b、スクロールモード切り替え判定用乱数発生器24
c、仮停止図柄決定用乱数発生器24dを用いてそれぞ
れ乱数の取得処理が実行され、各乱数に基づいて、大入
賞判定、停止図柄決定、スクロールモード切り替え判
定、仮停止図柄決定が行われる。
【0036】図8は、パチンコ機の遊技の流れに関する
フローチャートを示す。本実施形態に係るパチンコ機
は、遊技球が始動口11へ入球する毎に大入賞判定用の
乱数を取得し(取得処理)、この乱数を大入賞判定用テ
ーブル22a(当選値が例えば「0」)と比較して、各
回毎に大入賞に当選したか否かの判定を行う(判定処
理)という、いわゆる「完全確率方式」を採用してい
る。スクロールモードフラグが「0」、即ち、第一の変
動表示態様に基づいて図柄表示部10が制御される状態
(S10)で、まず、始動口11への入球があったか否
かがチェックされ(S20)、これがYESの場合、大
入賞判定用乱数発生器24aから乱数が取得され、その
乱数と大入賞判定用テーブル22aとが比較され、取得
された乱数と大入賞判定用テーブル22a内の当選値と
が一致するか否か、即ち大入賞に当選したか否かの判定
が行われる(S30)。
【0037】次に、停止図柄決定用乱数発生器24bか
ら三つの乱数が取得され、それぞれの乱数に基づいて第
一停止図柄(この場合、左側の図柄表示領域10aにお
ける停止図柄)、第二停止図柄(この場合、右側の図柄
表示領域10cにおける停止図柄)、第三停止図柄(こ
の場合、中央の図柄表示領域10bにおける停止図柄)
が決定される(S40)。停止図柄決定用乱数発生器2
4bは、上述の如く、全図柄「0」〜「9」に一対一対
応した乱数を備え、例えば、第一停止図柄用の乱数が
「2」であれば、左停止図柄は「2」となり、第二停止
図柄用の乱数が「2」であれば、右停止図柄は「2」と
なり、第三停止図柄用の乱数が「1」であれば、中停止
図柄は「1」となり、組み合わせ図柄図柄は「2−1−
2」となる(図3(ニ)参照)。
【0038】次に、スクロールモード切り替え判定用乱
数発生器24cから乱数が取得され、その乱数とスクロ
ールモード切り替え判定用テーブル22bとが比較さ
れ、取得された乱数とスクロールモード切り替え判定用
テーブル22b内の当選値とが一致するか否か、即ち変
動表示態様を切り替えるか否かの判定が行われる(S5
0)。スクロールモード切り替え判定用テーブル22b
は、図9に示す如く、S30における抽選処理で大当た
りと判定された場合とはずれと判定された場合とによっ
て当選値が異なる、即ち大当たりと判定された場合の当
選確率が高く設定されている。これは、変動表示態様の
切り替えが行われる場合を、そうでない場合によりも大
当たりとなる期待度が高くなるようにするためである。
【0039】次に、仮停止図柄決定用乱数発生器24d
から三つの乱数が取得され、停止図柄決定処理と同様の
手法により、それぞれの乱数に基づいて第一仮停止図柄
(この場合、左側の図柄表示領域10aにおける左停止
図柄)、第二仮停止図柄(この場合、右側の図柄表示領
域10cにおける仮停止図柄)、第三仮停止図柄(この
場合、中央の図柄表示領域10bにおける仮停止図柄)
が決定される(S60)。但し、仮停止図柄は、スクロ
ールモードを切り替える際にのみ用いられるので、S5
0にて切り替え実行と判定された場合以外は、S60の
処理を実行しないようにしたり、あるいはS60の処理
は毎回実行するが、S50にて切り替え実行と判定され
た場合以外は、その結果を用いないようにするものであ
る。
【0040】S30〜S60の各処理を終えると、S5
0にてスクロールモード切り替え実行と判定されたか否
かがチェックされ(S70)、これがYESの場合、ス
クロールモードフラグに対応した変動表示(この場合
は、第一の変動表示態様に基づく変動表示)が低速(遊
技者が各図柄を視認可能な変動速度)で行われ(S8
0)、所定時間経過後(所定コマ数分だけの変動表示
後)、変動表示が停止して、仮停止図柄が停止表示され
る(S90)。この表示内容を図10(イ)〜(ニ)に
示す。尚、仮停止図柄は、各図柄表示領域における図柄
が完全に停止状態にあるのではなく、例えば当該図柄の
一部が微小に動いていたり、図柄全体が微小に動いてい
る態様をも含めることができる。これは、現行のパチン
コ機における、再変動表示前の停止態様は、完全停止状
態であってはいけないという取り決めに符合するもので
ある。但し、本発明は、この限りではない。
【0041】仮停止されると、図柄表示部10では、ス
クロール方向の変更が開始される(S100)。まず、
最初に、図柄表示領域10a〜10cはそのままで、図
柄の形態及び背景が正面視から平面視へと変更され、各
図柄表示領域10a〜10cにおいて、図柄が上から下
へ縦方向に所定コマ数分だけ低速のままスクロールする
(図11(イ)参照)。次に、第三の変動表示態様への
切り替えが行われ、図柄の形態及び背景は平面視のまま
で、各図柄表示領域10a〜10cにおいて、図柄が所
定コマ数分だけ低速のままスクロールする(図11
(ロ)参照)。第三の変動表示態様は、図柄表示部10
を斜めに区画して、左、中、右の三つの横並びの図柄表
示領域10a,10b,10cを構成し、各図柄表示領
域10a〜10cにおいて、図柄が斜め方向にスクロー
ルする、いわゆる縦スクロールタイプの変形態様であ
る。
【0042】このように、スクロール方向が手前方向か
ら縦方向、そして、縦方向から斜め方向に変更される
と、スクロールモードフラグの更新が行われ(S11
0、この場合は、「0」から「1」)た後、スクロール
方向の変更表示に続いて、新たなスクロールモードフラ
グに対応した変動表示(この場合は、第二の変動表示態
様に基づく変動表示)が低速そしてしかる後に高速で行
われ、図柄の形態及び背景が平面視から側面視へと変更
されると共に、スクロール方向が斜め方向から横方向に
変更される(S120)。この変動表示の開始時におけ
る表示内容を図11(ハ)〜(ニ)に示す。変動表示態
様が切り替えられた変動表示は、該変動表示が単独で行
われる場合と同一内容あるいはこれに準ずる表示内容で
あり、従って、所定時間経過後は、変動表示が停止し
て、本停止図柄が停止表示される(S130)。
【0043】以上のように、S70がYESの場合、前
回の変動表示における変動表示態様に基づく変動表示及
びしかる後の停止表示が仮に行われた後、切り替えに係
る変動表示態様に基づく本式の変動表示が行われるが、
S70がNOの場合は、切り替えが行われることはない
から、スクロールモードフラグに対応した変動表示(こ
の場合は、第一の変動表示態様に基づく変動表示)が行
われ(S140)、所定時間経過後、変動表示が停止し
て、本停止図柄が停止表示される(S130)のであ
る。そして、次に、変動表示後の停止図柄の組み合わせ
が大入賞成立であるか否かがチェックされ(S15
0)、これがYESの場合、遊技者にとって有利な特別
遊技状態に移行することとなる(S160)。
【0044】これら一連の処理は、遊技球が始動口11
へ入球する毎に繰り返される。変動表示態様の切り替え
が行われた次回の変動表示は、更新された新たなスクロ
ールモードフラグに対応した変動表示(この場合は、第
二の変動表示態様に基づく変動表示)となる。この変動
表示態様の切り替えは、大当たり判定用テーブル22a
とスクロールモード切り替え判定用テーブル22bとの
合成確率から、変動表示が100回程度となる時点毎に
行われるものであり、第二の変動表示態様から第一の変
動表示態様への切り替えが行われる場合も、同様にし
て、その間に第三の変動表示態様が介在する、即ち、図
柄の形態及び背景が側面視から平面視へと変更されると
共に、スクロール方向が横方向から斜め方向に変更さ
れ、しかる後、図柄の形態及び背景が平面視から正面視
へと変更されると共に、スクロール方向が斜め方向から
手前方向に変更されることとなる。
【0045】このように、本実施形態に係るパチンコ機
によれば、変動表示態様の切り替えが適当なタイミング
で行われることにより、遊技実行中の遊技者を飽きさせ
ない効果を奏し、しかも、変動表示態様の切り替えは、
スクロール方向の切り替えを伴うものであり且つこのス
クロール方向に観念された図柄の形態及び背景がスクロ
ール方向の切り替えに伴って適宜変更されるといった、
凝った演出であることから、上記効果は必然的に増大さ
れる。
【0046】尚、本発明に係る遊技機は、上記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変更が可能である。
【0047】例えば、図柄変動表示態様の種類、表示内
容(演出内容)各種抽選処理内容、各種テーブルの構成
等は、本発明の意図する範囲内で種々の変更が可能であ
る。
【0048】また、上記実施形態においては、リーチ状
態を構成する図柄表示領域(即ち最初に変動表示を停止
する図柄表示領域及び次の図柄表示領域)を左右あるい
は上下に設定し、その図柄変動表示の停止順序を「左−
右−中」あるいは「上−下−中」としているが、この順
序は限定されない。また、図柄表示領域の数及び配置、
図柄表示領域における図柄のスクロール方向、停止ライ
ンの数、図柄の種類、図柄の総数、各図柄表示領域にお
いて同時に表示される図柄の数も特に限定されない。
【0049】さらに、図柄の形態及び背景をスクロール
方向に対応して変更すること、背景を表示すること、変
動表示態様の切り替え時、第三の変動表示態様を介在さ
せることは、本発明における必須事項ではない。
【0050】また、上記実施形態においては、変動表示
の途中に仮停止を実行し、この時点で変動表示態様の切
り替えを行うようにしているが、仮停止を実行すること
は必須ではない。例えば、変動表示はそのまま継続して
いるが、変動表示態様のみが切り替えられるようにして
もよい。この場合、変動表示が低速で行われている間に
変動表示態様の切り替えを行うのが、遊技者が明確にそ
の変化を把握できるという観点から好ましい。
【0051】さらに、一の変動表示態様から他の変動表
示態様に瞬間的に切り替えるのではなく、ある程度の時
間をかけて切り替えるような場合、上記実施形態の如
く、第三の変動表示態様を介在させてスクロール方向を
断続的に変化させる以外に、スクロール方向を連続的に
変化させながら一の変動表示態様から他の変動表示態様
に所定時間をかけて切り替える(スクロール方向が縦方
向から横方向あるいは横方向から縦方向に回転していく
態様)ようにしてもよい(この場合、スクロール方向に
観念された図柄の形態及び背景がスクロール方向の切り
替えに伴って連続的に変更されるのが好ましい)。
【0052】また、上記実施形態においては、一の変動
表示態様から他の変動表示態様に切り替えられる間もさ
らに他の変動表示態様を以て変動表示が行われるように
なっている(図11(イ)及び(ロ))が、この期間は
変動表示を行わず、仮停止図柄の形態及び背景が変化す
るのみであり、しかる後、仮停止図柄の形態及び背景が
切り替えに係る変動表示態様に対応したものとなった時
点から切り替えに係る変動表示態様に基づく変動表示を
開始するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る遊技機は、所
定の条件が成立することにより、変動表示態様が適宜切
り替わるようになっており、図柄の変動表示態様が画一
的ではないため、その切り替わりの意外性により、遊技
者の興味心を引き付けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の概略的
な外観構成図を示す。
【図2】同実施形態に係る第一の変動表示態様に基づく
変動表示内容(その1)の説明図を示す。
【図3】同実施形態に係る第一の変動表示態様に基づく
変動表示内容(その2)の説明図を示す。
【図4】同実施形態に係る第二の変動表示態様に基づく
変動表示内容(その1)の説明図を示す。
【図5】同実施形態に係る第二の変動表示態様に基づく
変動表示内容(その2)の説明図を示す。
【図6】同実施形態に係るパチンコ機の概略的な電気的
構成のブロック図を示す。
【図7】図6の主制御部の概略図を示す。
【図8】同実施形態に係る遊技の流れに関するフローチ
ャートを示す。
【図9】同実施形態に係るスクロールモード切り替え判
定用テーブルの構成図を示す。
【図10】同実施形態に係る第一の変動表示態様から第
二の変動表示へ切り替わる際の変動表示内容(その1)
の説明図を示す。
【図11】同実施形態に係る第一の変動表示態様から第
二の変動表示へ切り替わる際の変動表示内容(その2)
の説明図を示す。
【符号の説明】
3 遊技盤 10 図柄表示部 11 始動口 20 主制御部 22 ROM 22a 大入賞判定用テーブル 22b スクロールモード切り替え判定用テーブル 23 RAM 23a 停止図柄情報記憶部 23b スクロールモード情報記憶部 23c 仮停止図柄情報記憶部 24 乱数発生器 24a 大入賞判定用乱数発生器 24b 停止図柄決定用乱数発生器 24c 切り替え判定用乱数発生器 24d 仮停止図柄決定用乱数発生器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を図柄表示領域毎に変動
    表示した後、停止させて任意の組み合わせ図柄を表示す
    る図柄表示部を備え、停止表示された組み合わせ図柄が
    特定の組み合わせ図柄となれば、遊技者にとって有利な
    特別遊技状態が発生する遊技機において、 図柄表示領域の区画形態が異なる少なくとも二種類以上
    の変動表示態様を備え、 所定の条件が成立することにより、当回の変動表示にお
    ける変動表示態様が、前回の変動表示における変動表示
    態様とは別の変動表示態様に切り替えられることを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 変動表示の開始前に毎回実施される抽選
    に当選することにより、当回の変動表示における変動表
    示態様の切り替えが行われる請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 変動表示態様の切り替えは、当回の変動
    表示の途中に行われる請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 変動表示態様の切り替えは、当回の変動
    表示が各図柄を視認可能な低速で行われている間に行わ
    れる請求項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 抽選に当選した場合、前回の変動表示に
    おける変動表示態様に基づく変動表示及びしかる後の停
    止表示が仮に行われた後、切り替えに係る変動表示態様
    に基づく本式の変動表示が行われる請求項2又は3記載
    の遊技機。
  6. 【請求項6】 切り替えられた変動表示態様は、次に所
    定の条件が成立するまで継続して用いられる請求項1乃
    至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 変動表示態様の切り替えが行われた場
    合、停止表示された組み合わせ図柄が前記特定の組み合
    わせ図柄となる期待度が高くなるように設定されてなる
    請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 変動表示態様は、図柄表示部を縦に区画
    した各図柄表示領域において、図柄を縦方向あるいは手
    前方向にスクロールさせる第一の変動表示態様と、図柄
    表示部を横に区画した各図柄表示領域において、図柄を
    横方向にスクロールさせる第二の変動表示態様とからな
    る請求項1乃至7の何れかに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 図柄表示部を斜めに区画した各図柄表示
    領域において、図柄を斜め方向にスクロールさせる第三
    の変動表示態様を別に備え、第一の変動表示態様から第
    二の変動表示態様に切り替わる際、あるいは第二の変動
    表示態様から第一の変動表示態様に切り替わる際、その
    間に第三の変動表示態様を介在させるようにした請求項
    8記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 図柄は、スクロール方向に向く形態で
    表現される請求項8又は9記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125827A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Heiwa Corp 遊技機
JP2008132266A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Heiwa Corp 遊技機
JP2017060697A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社ニューギン 遊技機
JP2021019868A (ja) * 2019-07-27 2021-02-18 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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