JP2003273085A - 基板処理方法及び基板処理装置 - Google Patents

基板処理方法及び基板処理装置

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JP2003273085A
JP2003273085A JP2002074488A JP2002074488A JP2003273085A JP 2003273085 A JP2003273085 A JP 2003273085A JP 2002074488 A JP2002074488 A JP 2002074488A JP 2002074488 A JP2002074488 A JP 2002074488A JP 2003273085 A JP2003273085 A JP 2003273085A
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processing
processing container
substrate
solvent vapor
container
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JP2002074488A
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English (en)
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Takayuki Toshima
孝之 戸島
Tadashi Iino
正 飯野
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力差によって処理容器内の溶媒蒸気が液化
するのを抑制すると共に、パーティクルの発生を抑制し
て製品歩留まりの向上を図ること。 【解決手段】 処理容器10内に収容された半導体ウエ
ハWに処理ガスであるオゾンガスと溶媒蒸気である水蒸
気を供給して、半導体ウエハWを処理する基板処理方法
において、処理容器10内にオゾンガスと水蒸気を供給
して半導体ウエハWの処理を行う前に、処理容器10内
にO3ガスを供給すると共に、処理容器10の排気系の
開閉手段である排液用開閉弁V11,V12を閉じて、処理
容器10内を加圧し、処理容器10内の圧力と以後に処
理容器10内に供給される水蒸気の圧力との差を可及的
に少なくする。これにより、処理容器10内の水蒸気が
液化するのを抑制すると共に、パーティクルの発生を抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体ウエハ
やLCD用ガラス基板等の被処理基板を密封雰囲気の処
理容器内に収容して処理ガス例えばオゾンガス等を供給
して処理を施す基板処理方法及び基板処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造工程にお
いては、被処理基板としての半導体ウエハやLCD基板
等(以下にウエハ等という)にフォトレジストを塗布
し、フォトリソグラフィ技術を用いて回路パターンを縮
小してフォトレジストに転写し、これを現像処理し、そ
の後、ウエハ等からフォトレジストを除去する一連の処
理が施されている。
【0003】前記レジスト除去の手段として洗浄装置が
用いられている。従来の洗浄装置では、一般に、SPM
(H2SO4/H2O2の混合液)と称される薬液が充
填された洗浄槽内にウエハ等を浸漬させてレジストの剥
離を行っている。一方、近年では、環境保全の観点から
廃液処理が容易なオゾン(O3)が溶解した溶液を用い
てレジスト除去を行うことが要望されている。この場
合、オゾンが溶解した溶液が充填された洗浄槽内にウエ
ハ等を浸漬させる、いわゆるディップ方式の洗浄によ
り、溶液中の酸素原子ラジカルによってレジストを酸化
反応させて二酸化炭素や水等に分解する。
【0004】ところで、一般に、高濃度のオゾンガスを
純水にバブリングして溶解させることにより前記溶液を
生成し、その後、この溶液を洗浄槽内に充填しているた
め、その間に溶液中のオゾンが消滅していきオゾン濃度
が低下し、レジスト除去が十分に行えない場合があっ
た。更に、ウエハ等を前記溶液に浸漬させた状態では、
レジストと反応してオゾンが次々と消滅する一方で、レ
ジスト表面へのオゾン供給量が不十分となり、高い反応
速度を得ることができなかった。
【0005】そこで、ウエハ等をオゾンが溶解された溶
液に浸漬させるディップ方式の洗浄方法の代わりに、処
理ガス例えばオゾンガスと溶媒の蒸気例えば水蒸気を用
いて、ウエハ等からレジストを除去する洗浄方法が新規
に提案されている。この洗浄方法は、処理容器内に収容
されたウエハ等に、処理ガス例えばオゾンガスを供給し
て、ウエハ等のレジストを除去する方法である。
【0006】具体的には、次のような処理工程(1)〜
(5)が順次行われる。(1)処理容器内にホットエア
を供給してウエハを昇温する(ウエハ昇温工程)。
(2)オゾンガス(又は更に水蒸気)を供給して処理容
器内を例えば約7KPaに予備加圧する(プレ加圧工
程)。(3)処理容器内にオゾンガスと水蒸気を供給し
て、ウエハを処理する(O3/蒸気処理工程)。このと
きの水蒸気圧は約50KPaである。(4)オゾンガス
の代わりに酸素を供給して、オゾンガス供給管路内をO
2パージする(O3→O2置換工程)。(5)処理容器
内にクールエアを供給して、処理容器内から内部雰囲気
を押し出し排気する(エアパージ工程)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
処理工程においては、処理容器内にオゾンガス(又は更
に水蒸気)を供給して処理容器内を予備加圧した後、処
理容器内にオゾンガスと水蒸気を供給すると、処理容器
内の予備加圧(約7KPa)に対して処理容器内に供給
される蒸気の圧力(約50KPa)が極端に高いため、
この圧力差によって突発的に蒸気が液化する。このよう
に、蒸気が液化すると、その液滴がウエハ等に付着しパ
ーティクルが発生するという問題があった。
【0008】また、O3/蒸気処理工程の後に、処理容
器内にクールエアを供給して、処理容器内から内部雰囲
気を押し出し排気する際においても、処理容器内の圧力
(約50KPa)が急激に圧力低下(約10KPa)す
るため、処理容器内に残存する溶媒蒸気が液化して、ウ
エハ等にパーティクルが付着するという問題もあった。
【0009】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、圧力差によって処理容器内の溶媒蒸気が液化するの
を抑制すると共に、パーティクルの発生を抑制して製品
歩留まりの向上を図る基板処理方法及び基板処理装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の基板処理方法は、処理容器内に収
容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供給して、
被処理基板を処理する基板処理方法であって、 前記処
理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被処理基
板の処理を行う前に、前記処理容器の排液系の開閉手段
を閉鎖した状態で、処理容器内に処理ガスを供給して処
理容器内を加圧し、前記処理容器内の圧力と、以後に処
理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力との差を可及的に
少なくするようにした、ことを特徴とする(請求項
1)。
【0011】この発明の第2の基板処理方法は、処理容
器内に収容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供
給して、被処理基板を処理する基板処理方法であって、
前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記
被処理基板の処理を行った後、前記処理容器内に前記溶
媒蒸気と空気を供給すると共に、処理容器の排液系から
少量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内
に残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出する、
ことを特徴とする(請求項2)。
【0012】この発明の第3の基板処理方法は、処理容
器内に収容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供
給して、被処理基板を処理する基板処理方法であって、
前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記
被処理基板の処理を行う前に、前記処理容器の排液系の
開閉手段を閉鎖した状態で、処理容器内に処理ガスを供
給して処理容器内を加圧し、前記処理容器内の圧力と、
以後に処理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力との差を
可及的に少なくするようにし、 前記処理容器内に処理
ガスと溶媒蒸気を供給して前記被処理基板の処理を行っ
た後、前記処理容器内に前記溶媒蒸気と空気を供給する
と共に、処理容器の排液系から少量排液して、処理容器
内を加圧した状態で処理容器内に残存する処理ガスを溶
媒蒸気に吸着させて排出する、ことを特徴とする(請求
項3)。
【0013】この発明の第4の基板処理方法は、処理容
器内に収容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供
給して、被処理基板を処理する基板処理方法であって、
前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記
被処理基板の処理を行った後、前記処理容器内に前記溶
媒蒸気と空気を供給すると共に、処理容器の排液系から
少量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内
に残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出し、
その後、前記処理容器内に空気のみを供給すると共に、
処理容器の排液系から少量排液して、処理容器内を加圧
した状態で処理容器内に残存する処理ガス及び溶媒蒸気
を排出する、ことを特徴とする(請求項4)。
【0014】この発明の第5の基板処理方法は、処理容
器内に収容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供
給して、被処理基板を処理する基板処理方法であって、
前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記
被処理基板の処理を行う前に、前記処理容器の排液系の
開閉手段を閉鎖した状態で、処理容器内に処理ガスを供
給して処理容器内を加圧し、前記処理容器内の圧力と、
以後に処理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力との差を
可及的に少なくするようにし、 前記処理容器内に処理
ガスと溶媒蒸気を供給して前記被処理基板の処理を行っ
た後、前記処理容器内に前記溶媒蒸気と空気を供給する
と共に、処理容器の排液系から少量排液して、処理容器
内を加圧した状態で処理容器内に残存する処理ガスを溶
媒蒸気に吸着させて排出し、 その後、前記処理容器内
に空気のみを供給すると共に、処理容器の排液系から少
量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内に
残存する処理ガス及び溶媒蒸気を排出する、ことを特徴
とする(請求項5)。
【0015】また、この発明の第1の基板処理装置は、
前記第1の基板処理方法を具現化するもので、処理容器
内に収容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供給
して、被処理基板を処理する基板処理装置であって、
前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給管路
に介設される処理ガス用開閉手段と、 前記処理容器に
接続する排液管路に介設される少量の排液量を排出する
少量排液用開閉手段と、 前記処理ガス用開閉手段及び
少量排液用開閉手段を開閉制御する制御手段とを具備
し、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して
前記被処理基板の処理を行う前に、前記制御手段によっ
て、前記処理ガス用開閉手段を開放すると共に、前記少
量排液用開閉手段を閉鎖して、前記処理容器内に処理ガ
スを供給し、処理容器内を加圧可能に形成してなる、こ
とを特徴とする(請求項6)。
【0016】この発明の第2の基板処理装置は、前記第
2の基板処理方法を具現化するもので、処理容器内に収
容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供給して、
被処理基板を処理する基板処理装置であって、 前記処
理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給管路に介設
される処理ガス用開閉手段と、 前記処理容器内に溶媒
蒸気を供給する溶媒蒸気供給管路に介設される溶媒蒸気
用開閉手段と、 前記処理容器内に空気を供給する空気
供給管路に介設される空気用開閉手段と、 前記処理容
器に接続する排液管路に介設される少量の排液量を排出
する少量排液用開閉手段と、 前記処理ガス用開閉手
段、溶媒蒸気用開閉手段、空気用開閉手段及び少量排液
用開閉手段を開閉制御する制御手段とを具備し、 前記
処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被処理
基板の処理を行った後、前記制御手段によって、前記溶
媒蒸気用開閉手段及び空気用開閉手段を開放すると共
に、前記少量排液用開閉手段を開放して、処理容器内に
前記溶媒蒸気と空気を供給可能に形成してなる、ことを
特徴とする(請求項7)。
【0017】この発明の第3の基板処理装置は、前記第
3の基板処理方法を具現化するもので、処理容器内に収
容された被処理基板に処理ガスと溶媒蒸気を供給して、
被処理基板を処理する基板処理装置であって、 前記処
理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給管路に介設
される処理ガス用開閉手段と、 前記処理容器内に溶媒
蒸気を供給する溶媒蒸気供給管路に介設される溶媒蒸気
用開閉手段と、 前記処理容器内に空気を供給する空気
供給管路に介設される空気用開閉手段と、 前記処理容
器に接続する排液管路に介設される少量の排液量を排出
する少量排液用開閉手段と、 前記処理ガス用開閉手
段、溶媒蒸気用開閉手段、空気用開閉手段及び少量排液
用開閉手段を開閉制御する制御手段とを具備し、 前記
処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被処理
基板の処理を行った後、前記制御手段によって、前記溶
媒蒸気用開閉手段及び空気用開閉手段を開放すると共
に、前記少量排液用開閉手段を開放して、処理容器内に
前記溶媒蒸気と空気を供給し、その後、前記溶媒用開閉
手段を閉鎖して、処理容器内に空気のみを供給し、処理
容器内を加圧可能に形成してなる、ことを特徴とする
(請求項8)。
【0018】請求項1,6記載の発明によれば、処理容
器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して被処理基板の処理
を行う前に、処理容器の排液系の開閉手段を閉鎖した状
態で、処理容器内に処理ガスを供給して処理容器内を加
圧し、処理容器内の圧力と、以後に処理容器内に供給さ
れる溶媒蒸気の圧力との差を可及的に少なくすることに
より、処理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力と処理容
器内の圧力との圧力差によって処理容器内で溶媒蒸気が
液化するのを抑制することができる。したがって、溶媒
蒸気の液化によって発生するパーティクルを低減するこ
とができる。
【0019】請求項2,3,7記載の発明によれば、処
理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して被処理基板の
処理を行った後、処理容器内に溶媒蒸気と空気を供給す
ると共に、処理容器の排液系から少量排液して、処理容
器内に残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出す
ることにより、処理後の処理容器内に残存する処理ガス
を迅速に排出することができる。
【0020】また、請求項4,5,8記載の発明によれ
ば、処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して被処理
基板の処理を行った後、処理容器内に溶媒蒸気と空気を
供給すると共に、処理容器の排液系から少量排液して、
処理容器内に残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて
排出することにより、処理後の処理容器内に残存する処
理ガスを迅速に排出することができる。また、処理容器
内に空気のみを供給すると共に、処理容器の排液系から
少量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内
に残存する処理ガス及び溶媒蒸気を排出することによ
り、処理後の排気時の処理容器内に残存する溶媒蒸気の
液化を抑制してパーティクルの発生を抑制することがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態ではオゾ
ンガスを利用して半導体ウエハW(以下にウエハWとい
う)からレジストを除去する場合について説明する。
【0022】図1は、この発明に係る基板処理装置の配
管系統を示す概略断面図、図2は、基板処理装置の概略
断面図、図3は、基板処理装置の要部を示す断面図であ
る。
【0023】前記基板処理装置は、ウエハWの処理が行
われる処理容器10と、処理容器10内でウエハWを保
持する保持手段としてのウエハガイド20と、処理容器
10内に溶媒の蒸気である水蒸気1を供給する溶媒蒸気
供給手段である水蒸気供給手段30と、処理容器10内
に処理ガスとして例えばオゾン(O3)ガス2を供給す
る処理ガス供給手段であるオゾンガス供給手段40と、
処理容器10内にエアを供給するエア供給手段50と、
処理容器10の内部雰囲気を排気する内部排気手段60
と、処理容器10の周囲雰囲気を排出する周囲雰囲気排
出手段70と、処理容器10内から排気された内部雰囲
気中のオゾンを除去する後処理機構としてのオゾンキラ
ー80と、処理容器10内の液滴を排液する排液手段9
0(排液系)とを具備している。
【0024】処理容器10は、複数例えば50枚のウエ
ハWを収容可能な大きさを有する容器本体11と、この
容器本体11の上端に形成された搬入・搬出口14を開
放又は閉鎖する容器カバー12とで主に構成されてい
る。
【0025】容器カバー12は、例えば断面逆U字状に
形成され、昇降機構15によって昇降可能に形成されて
いる。昇降機構15は、制御手段例えば中央演算処理装
置100(以下にCPU100という)に接続されてい
る。CPU100からの制御信号により、昇降機構15
が作動して、容器カバー12が開放又は閉鎖されるよう
に構成されている。そして、容器カバー12が上昇した
際には、搬入・搬出口14は開放され、容器本体11に
対してウエハWを搬入できる状態となる。容器本体11
にウエハWを搬入して収容した後、容器カバー12が下
降することで、搬入・搬出口14が塞がれる。この場
合、容器本体11の上端に設けられたフランジ11aと
容器カバー12の下端に設けられたフランジ12aの間
の隙間は、エアの注入によって膨らむ伸縮式のシール部
材16によって密封されるように構成されている。した
がって、処理容器10内は密封雰囲気となり、外部に気
体が漏れない状態となっている。また、容器本体11の
上端部には、容器カバー12の閉塞状態をロックするロ
ック機構(図示せず)が設けられている。
【0026】なお、容器本体11の外周面にはラバーヒ
ータ17が取り付けられ、容器カバー12の外周面及び
容器本体11の底面にはラバーヒータ18,19が取り
付けられている。これらラバーヒータ17,18,19
は、図示しない電源に接続されて、電源からの給電によ
って発熱し、処理容器10の内部雰囲気を所定温度(例
えば80℃〜120℃の範囲内)に維持し得るように構
成されている。この場合、処理容器10内の温度を温度
センサTS1 にて検出し、その検出温度に基づいてCP
U100からの制御信号によってラバーヒータ17,1
8,19が発熱することで、処理容器10の内部雰囲気
を所定温度(例えば80℃〜120℃の範囲内)に加熱
することができる。また、ラバーヒータ17,18,1
9によって処理容器10内の結露防止が図られている。
【0027】前記水蒸気供給手段30は、純水供給源3
1に接続する純水供給管路32と、純水供給管路32か
ら供給された純水を気化して水蒸気1を発生させる溶剤
蒸気生成手段である水蒸気発生器33と、水蒸気発生器
33内の水蒸気1を供給する水蒸気供給管路34と、水
蒸気供給管路34から供給された水蒸気1を処理容器1
0内に吐出する水蒸気ノズル35とで主に構成されてい
る。
【0028】この場合、純水供給管路32の一端は純水
供給源31に接続されている。また、純水供給管路32
には、純水供給源31側から順に開閉弁V1と流量コン
トローラFM0が介設されている。開閉弁V1と流量コ
ントローラFM0は、CPU100からの制御信号に基
づいて制御されるようになっている。すなわち、開閉弁
V1は、純水を流すか否かの開閉制御され、また、流量
コントローラFM0は、純水の流量を調整すべく開度が
制御されるようになっている。
【0029】また、水蒸気発生器33は、図2に示すよ
うに、純水を供給する容器である密閉式のタンク36
と、このタンク36内の中央部にタンク36の深さ方向
すなわち垂直状に配設されるヒータ37と、タンク36
内の水蒸気の圧力を検出する圧力検出手段である圧力セ
ンサPS2と、タンク36内の純水の液面を検出するセ
ンサ(図示せず)を具備している。このように構成され
る水蒸気発生器33において、タンク36内に供給され
る純水は、その量に応じて加熱調節されて所定量の水蒸
気1が生成されるようになっている。すなわち、タンク
36内に供給される純水とヒータ37との接触面積に応
じたヒータ37の熱により純水が気化されて水蒸気1の
生成(発生)量が調節されるようになっている。
【0030】また、タンク36内には、液体状態の溶媒
である水の温度、ヒータ37の温度調整や過昇温を検知
する温度センサ(図示せず)が配設されている。これら
温度センサはCPU100に接続されており、水蒸気の
発生量や水蒸気の圧力を監視できるようになっている。
【0031】また、水蒸気発生器33において、生成さ
れた水蒸気の圧力が圧力検出手段である圧力センサPS
2にて検出され、その検出信号が前記CPU100に伝
達されるようになっている。この圧力センサPS2によ
って検出される圧力によって純水の沸騰状態が検出され
る。圧力が高い程水蒸気1が増量するので、水蒸気発生
器33のヒータ37の発熱容量を最大にしておく方が望
ましい。その理由は、所定量の水蒸気1の供給を円滑に
することができるからである。
【0032】また、水蒸気発生器33と水蒸気ノズル3
5とを接続する水蒸気供給管路34の途中には溶媒蒸気
用開閉手段である開閉弁V7(以下に蒸気用開閉弁V7
という)が介設されている。この水蒸気供給管路34に
おける蒸気用開閉弁V7の上流側(タンク36側)に
は、後述するミストトラップ95に接続される排出管路
39が分岐されており、この排出管路39に開閉弁V5
が介設されている。また、排出管路39には、開閉弁V
5とミストトラップ95との間に、オリフィス39aが
介設されており、水蒸気発生器33内の圧力が急激に低
下するのを抑制するようになっている。また、排出管路
39には、開閉弁V15を介して大気側に連通する大気連
通管路39bが接続されており、水蒸気発生器33内の
水を抜く時に空気の取入口となるように構成されてい
る。
【0033】前記蒸気用開閉弁V7と開閉弁V5は、そ
れぞれCPU100に接続されており、CPU100か
らの制御信号に基づいて開閉動作が制御されるように構
成されている。この場合、処理容器10内に供給される
水蒸気1の供給量の最低量(しきい値)に応じて蒸気用
開閉弁V7と開閉弁V5が開閉制御される。また、CP
U100は、処理容器10内に配設された容器圧力検出
手段である圧力センサPS1とも接続されており、圧力
センサPS1よって検出される処理容器10内の圧力
と、圧力センサPS2によって検出される水蒸気発生器
33内の水蒸気の圧力とを比較して、蒸気用開閉弁V7
と開閉弁V5が開閉制御される。このように構成するこ
とによって、処理容器10内の圧力と同等以上の圧力の
水蒸気1を処理容器10内に供給することができる。な
お、予め、CPU100に処理時の処理容器10内の圧
力をデータとして記憶させておけば、このデータと、水
蒸気発生器33にて生成された水蒸気の圧力とを比較し
て、蒸気用開閉弁V7と開閉弁V5を開閉制御すること
ができる。
【0034】また、水蒸気発生器33から排出された純
水は、開閉弁V14を介設する純水排出管路39cを介し
て排出管路39に接続されている。なお、開閉弁V14
は、CPU100に接続され、CPU100からの制御
信号によって開閉制御されるように構成されている。
【0035】一方、オゾンガス供給手段40は、オゾン
ガス生成手段41と、オゾンガス生成手段41からのオ
ゾンガス2を供給するオゾンガス供給管路42(処理ガ
ス供給管路)と、オゾンガス供給管路42からのオゾン
ガス2を処理容器10内の両側に吐出する一対のオゾン
ガスノズル43とで主に構成されている。
【0036】この場合、オゾンガス生成手段41は、図
3に示すように、原料となる基ガスとしての酸素(O
2)を、高周波電源44に接続されて高周波電圧が印加
される放電電極45,46間を通過させることで、オゾ
ン(O3)を生成している。これら高周波電源44と放
電電極45,46とを接続する電気回路47には、スイ
ッチ48が介設されている。スイッチ48は、CPU1
00からの制御信号に基づいて制御されるようになって
いる。すなわち、スイッチ48は、オゾンを生成するか
否か制御されるようになっている。
【0037】また、オゾンガス供給管路42には、オゾ
ンガス生成手段41側に処理ガス用開閉手段である開閉
弁V8(以下にオゾン用開閉弁V8という)が介設され
ており、このオゾン用開閉弁V8の二次側(処理容器1
0側)に、エア供給手段50のエア供給源55に接続さ
れるエア供給管路57(空気供給管路)が接続されてい
る。このエア供給管路51には、第1の空気用開閉手段
である開閉弁V4(以下にエア用第1開閉弁V4とい
う)とオリフィス58が介設されている。また、エア供
給管路57には、オリフィス58の上流側と下流側に接
続する分岐管路59が分岐されており、この分岐管路5
9に第2の空気用開閉手段である開閉弁V3(以下にエ
ア用第2開閉弁V3という)が介設されている。これら
オゾン用開閉弁V8とエア用第1及び第2開閉弁V4,
V3はCPU100に接続されており、CPU100か
らの制御信号に基づいて切り換え及び開閉制御されるよ
うになっている。この制御により、例えば、オゾンガス
2を供給する場合には、オゾン用開閉弁V8を開放する
と共にエア用第1開閉弁V4を閉鎖する。また、エアを
供給する場合には、オゾン用開閉弁V8を閉鎖すると共
にエア用第1開閉弁V4を開放する。この場合、エア用
第2開閉弁V3を閉鎖した状態においては、エア供給源
55から供給されるエアはオリフィス58によって流量
が絞られて、小流量(小パージ)のエアが処理容器10
内に供給される。また、エア用第2開閉弁V3が開放さ
れると、エア供給源55から供給されるエアは分岐管路
59を流れるので、大流量(大パージ)のエアが処理容
器10内に供給され。なお、オゾンガス2及びエアの供
給を停止する場合には、オゾン用開閉弁V8とエア用第
1開閉弁V4の両方を閉鎖する。なお、オゾン用開閉弁
V8とエア用第1開閉弁V4の代わりに三方弁を用いる
ことも可能である。
【0038】一方、処理容器10内のパージや処理容器
10内のウエハWの昇温用のガスを供給するガス供給手
段として例えばエアを供給するエア供給手段50は、加
熱ガス供給手段を具備している。この加熱ガス供給手段
は、エアを供給する第1のエア供給管路51と、この第
1のエア供給管路51から供給されたエアを加熱してホ
ットエア3を発生させるホットエアジェネレータ(ガス
加熱手段)52と、ホットエアジェネレータ52内のホ
ットエア3を供給する第2のエア供給管路53と、第2
のエア供給管路53から供給されたホットエア3を吐出
する一対のエアノズル54とを具備している。
【0039】この場合、第1のエア供給管路51の一端
には、エア供給源55が接続されている。また、第1の
エア供給管路51には、エア供給源55側から順に流量
コントローラFM1、フィルタF1及び開閉手段である
開閉弁V2とが介設されている。これら開閉弁V2と流
量コントローラFM1は、CPU100に接続されて、
CPU100からの制御信号に基づいてエアの供給の正
否が制御されると共に、エアの供給量が制御されるよう
になっている。また、ホットエアジェネレータ52の内
部には、エアを加熱するヒータ56が配設されている。
また、第2のエア供給管路53には、開閉手段である開
閉弁V6が介設されている。この開閉弁V6は、制御手
段であるCPU100によって制御されるようになって
いる。
【0040】排液手段90は、処理容器10の底部に接
続される第1の排液管路91と、この第1の排液管路9
1に接続する冷却部92と、この冷却部92の下流側に
接続する液溜部95aとからなるミストトラップ95
と、液溜部95aの底部に接続された第2の排液管路9
3とを具備している。前記第1の排液管路91、冷却部
92、ミストトラップ95及び第2の排液管路93等に
よって排液系が構成されている。また、第1の排液管路
91には、排液用開閉手段である排液用開閉弁V11が介
設されており、この開閉弁V11の上流側及び下流側に接
続するオリフィス94aを介設したバイパス管路94に
開閉弁V11と反対の開閉動作を行う少量排液用開閉手段
である少量排液用開閉弁V12が介設されている。
【0041】これら排液用開閉弁V11と少量排液用開閉
弁V12は、CPU100に接続されて、CPU100か
らの制御信号に基づいて開閉制御されるようになってい
る。
【0042】例えば、処理容器10内にホットエアを供
給するウエハ昇温工程においては、排液用開閉弁V11と
少量排液用開閉弁V12の両方とも閉鎖されるが、処理容
器10内にオゾンガスを供給する場合は、少量排液用開
閉弁V12が開放される。また、処理容器10内にオゾン
ガスを供給して処理容器10内を所定の圧力に予備加圧
するプレ加圧工程においては、両開閉弁V11,V12共閉
鎖される。したがって、プレ加圧工程においては、処理
容器10内に供給されるオゾンガスによって処理容器1
0内をの圧力を高めることができるので、以後に、処理
容器10内にオゾンガスと水蒸気を供給してウエハWに
付着するレジストを除去するO3/蒸気処理工程の際に
処理容器10内に供給される水蒸気の圧力と、処理容器
10内の圧力との圧力差を可及的に少なくすることがで
きる。これにより、処理容器10内の水蒸気の液化を抑
制することができ、パーティクルの発生を抑制すること
ができる。なお、O3/蒸気処理工程のときには、少量
排液用開閉弁V12は開放されている。
【0043】また、O3/蒸気処理工程が終了した後、
処理容器10内に水蒸気と空気(エア)を供給する蒸気
/エア供給工程のとき、及び、その後に、処理容器10
内にエアのみを供給するポスト加圧工程のときには、排
液用開閉弁V11は閉鎖され、少量排液用開閉弁V12が開
放される。このようにすることにより、蒸気/エア供給
工程においては、処理容器10内に水蒸気とエアが供給
されると共に、少量排液用開閉弁V12を介して排液され
るので、O3/蒸気処理後の処理容器10内に存在する
オゾンガスを水蒸気が吸着して排出することができる。
また、ポスト加圧工程においては、処理容器10内にエ
アのみが供給されると共に、少量排液用開閉弁V12を介
して排液されて、処理容器10内が加圧されるので、O
3/蒸気処理後の排液時に処理容器10内に存在する水
蒸気の液化を抑制することができる。
【0044】なお、第2の排液管路93には、開閉弁V
13が介設されている。この場合、液中にオゾンが残存す
る恐れがあるので、第2の排液管路93は、工場内の酸
専用の排液系123(ACID DRAIN)に連通さ
れている。
【0045】なお、ミストトラップ95には、下から順
に、空防止センサ、排液開始センサ、排液停止センサ、
液オーバーセンサ等(図示せず)が配置されている。こ
の場合、図示しないが、各センサは、前記排液用開閉弁
V11、少量排液用開閉弁V12、開閉弁V13と同様にCP
U100に接続されている。そして、センサからの検出
信号に基づいて排液用開閉弁V11、少量排液用開閉弁V
12、開閉弁V13が開閉制御されるようになっている。
【0046】また、液滴がミストトラップ95内にある
程度溜められ、液面が排液開始センサ(図示せず)にて
検出されると、排液開始センサからの検出信号がCPU
100に伝達され、CPU100からの制御信号によっ
て開閉弁V13を開放して排液が開始され、液面が排液停
止センサ(図示せず)にて検出されると、排液停止セン
サからの検出信号がCPU100に伝達され、CPU1
00からの制御信号によって開閉弁V13を閉止して排液
が停止される。また、液面の高さが液オーバーセンサ
(図示せず)まで達すると、液オーバーセンサからの警
告信号がCPU100に入力される。一方、液面が空防
止センサ(図示せず)より下回っている場合には、空防
止センサから禁止信号がCPU100に入力され、CP
U100からの制御信号によって開閉弁V13を閉じるよ
うに構成されている。この空防止センサによって液滴が
全て流れてミストトラップ95内が空になり、オゾンガ
ス2が工場内の酸専用の排液系に漏出する事態を防止す
ることができる。
【0047】また、ミストトラップ95の上部には排気
管路110が接続されており、この排気管路110に順
次オゾンキラー80と排気マニホールド81が介設され
ている。
【0048】前記ミストトラップ95は、気体と液体と
を分離して排出するように構成されている。すなわち、
第1の排液管路91を介して処理容器10内から排出さ
れる水蒸気1及びオゾンガス2が、冷却部92を介して
ミストトラップ95に流れるようになっている。この場
合、処理容器10内から排気された水蒸気1は、冷却部
92内を通過する間に冷却されて凝縮される。水蒸気1
が凝縮して液化した液滴は、ミストトラップ95に滴下
される。一方、オゾンガス2は、そのままミストトラッ
プ95内に導入される。このようにして、処理容器10
から排気された内部雰囲気を、オゾンガス2と液滴に分
離し、分離されたオゾンガス2は、排気管路110に排
気され、液滴は、第2の排液管路93に排液されるよう
になっている。
【0049】一方、処理ガス分解手段であるオゾンキラ
ー80は、加熱によりオゾンを酸素に熱分解するように
構成されている。このオゾンキラー80の加熱温度は、
例えば400℃以上に設定されている。なお、オゾンキ
ラー80は、工場内の無停電電源装置(図示せず)に接
続され、停電時でも、無停電電源装置から安定的に電力
供給が行われるように構成する方が好ましい。停電時で
も、オゾンキラー80が作動し、オゾンを除去して安全
を図ることができるからである。なお、オゾンキラー8
0の内部では、気体が急激に膨張する上、内部の排気経
路が螺旋状のため、オゾンキラー80は排気抵抗とな
る。
【0050】また、オゾンキラー80には、オゾンキラ
ー80の作動状態を検出する作動検出手段としての温度
センサ(図示せず)が設けられている。この温度センサ
は、オゾンキラー80の加熱温度を検出するように構成
されている。また、温度センサは、CPU100に接続
されており、温度センサからの検出信号がCPU100
に伝達され、温度センサからの検出信号に基づいて、オ
ゾンを酸素に分解するのにオゾンキラー80に十分な準
備が整っているか判断するようになっている。オゾンキ
ラー80によって熱分解されてオゾンは酸素となり、こ
の酸素は、工場内の酸専用の排気系122(ACID
EXAUST)から排気される。また、オゾンキラー8
0内は高温(例えば400℃)となるため、冷却水を冷
却水供給源(図示せず)から供給して冷却している。冷
却に供された冷却水は排液系(図示せず)から排液され
る。
【0051】排気マニホールド81は、装置全体の排気
を集合して行うように構成されている。また、排気マニ
ホールド81には、処理装置背面の雰囲気を取り込むた
めの配管(図示せず)が複数設置され、処理装置からオ
ゾンガス2が周囲に拡散するのを防止している。更に、
排気マニホールド81は、工場内の酸専用の排気系12
2(ACID EXTHAUST)に接続されており、
酸専用の排気系に流す前の各種排気の合流場所として機
能するようになっている。
【0052】また、排気マニホールド81には、オゾン
濃度を検出する濃度センサ(図示せず)が設けられてい
る。排気マニホールド81に設けられた濃度センサは、
CPU100に接続されており、濃度センサからの検出
信号がCPU100に伝達され、CPU100にて、濃
度センサにより検出されたオゾン濃度に基づいて、オゾ
ンキラー80のオゾン除去能力を把握し、例えばオゾン
キラー80の故障によるオゾンガス2の漏洩を監視する
ようになっている。
【0053】上記のように、処理容器10からの排液管
路91中に、排液用開閉弁V11及びこれに並列に接続さ
れた少量排液用開閉弁V12と、冷却部92と、ミストト
ラップ95とが介設され、このミストトラップ95から
の排気系を構成する排気管路110にオゾンキラー80
が接続されている。更に、処理容器10から前記ミスト
トラップ95を迂回する形で内部排気手段60が設けら
れ、その構成要素である強制排気機構を構成するイジェ
クタ63により強制的に処理容器10内のガスを吸引し
てミストトラップ95の排気系出口側に戻す強制排気管
路62が設けられている。なお、強制排気管路62には
開閉弁V18を介設した排気管路62aが接続されてお
り、強制排気管路62を流れる排気を排気管路62aを
介して工場内の酸専用の排気系122(ACID EX
THAUST)に排気するようになっている。
【0054】内部排気手段60は、処理容器10内に設
けられた排気部61と、この排気部61と前記排気管路
110を接続する強制排気管路62と、強制排気管路6
2に介設される開閉手段である第1の排気開閉弁V10
と、この第1の排気開閉弁V10の下流側に介設されるイ
ジェクタ63を具備する強制排気機構とで主に構成され
ている。また、処理容器10の下部と強制排気管路62
の第1の排気開閉弁V10の下流側には万一処理容器10
の圧力が異常に高くなったときに処理容器10内の雰囲
気を解放させるための安全弁CV2を介設した補助排気
管路68が接続されている。また、強制排気管路62の
第1の排気開閉弁V10の上流側と排気管路110におけ
るオゾンキラー80とマニホールド81との間には分岐
排気管路64が接続されており、この分岐排気管路64
には、第2の排気開閉弁V9とダンパ65が介設され、
また、ケース71内の排気を行うための排気管路64a
も介設されている(図2参照)。
【0055】この場合、前記排気開閉弁V10,V9及び
ダンパ65は、CPU100に接続されて、CPU10
0からの制御信号に基づいて作動制御されるように構成
されている。
【0056】また、強制排気機構のイジェクタ63は、
前記エア供給手段50のエア供給源55から供給される
エアを、開閉弁(図示せず)を介して強制排気管路62
の一部(イジェクタ63)に供給することによって生じ
る負圧を利用して、処理容器10内の水蒸気1及びオゾ
ンガス2を強制的に吸引排気し得るように構成されてい
る。このように構成される強制排気機構、つまりイジェ
クタ63の開閉弁(図示せず)は、CPU100に接続
されて、CPU100からの制御信号に基づいて作動制
御されるように構成されている。
【0057】周囲雰囲気排出手段70は、処理容器10
の周囲を包囲するケース71と、このケース71の下部
に一端が接続され、他端が工場内の酸専用の排液系12
3(ACID DRAIN)に接続される排液管路72
を具備している。
【0058】この場合、ケース71では、上方から清浄
なエアのダウンフローが供給されており、このダウンフ
ローにより、ケース71の内部雰囲気、すなわち処理容
器10の周囲雰囲気が外部に漏れるのを防止すると共
に、下方に押し流されて排気管路64a及び排液管路7
2に流入し易いようにしている。なお、ケース71に
は、処理容器10の周囲雰囲気中のオゾン濃度を検出す
る周囲の濃度検出手段としての濃度センサ(図示せず)
が設けられている。この濃度センサは、CPU100に
接続されており、濃度センサからの検出信号がCPU1
00に伝達され、濃度センサにより検出されたオゾン濃
度に基づいてオゾンガス2の漏れを感知するようになっ
ている。
【0059】次に、この発明に係る基板処理装置を用い
た処理工程について、図4に示すフローチャートと表1
に示す制御装置のシーケンス制御の仕方を参照して説明
する。
【0060】
【表1】
【0061】まず、処理容器10内にウエハWを収容し
た状態において、処理容器10内にホットエアを供給す
べく、制御装置(CPU100)により、エア供給手段
50の開閉弁V2、V6が開放されると共に、第2の排
気開閉弁V9が開放され、ホットエアジェネレータ52
が作動して、処理容器10内に約280℃に加熱された
ホットエア3が供給され、ウエハW及び処理容器10の
雰囲気温度を常温(25℃)から所定の温度(例えば8
0℃〜90℃)に昇温する(ウエハ昇温工程:ステップ
1)。
【0062】次に、オゾンガス供給手段であるオゾンガ
ス生成手段41が作動して供給される酸素(O2)に高
周波電圧を印加してオゾン(O3)ガスを生成する。制
御装置(CPU100)は、少量排液用開閉弁V12を開
放状態(排液用開閉弁V11は閉鎖状態)にすると共に、
オゾン用開閉弁V8を開放して、オゾンガス2を処理容
器10内に供給する(オゾン(O3)供給工程:ステッ
プ2)。このオゾンガス2の供給は例えば180sec
間行われる。次いで、少量排液用開閉弁V12を閉鎖状態
にして、オゾンガス2を処理容器10内に供給して、ウ
エハW及び処理容器10内の雰囲気を予備加圧する(プ
レ加圧工程:ステップ2−1)。このオゾンガス2の供
給は例えば30sec間行われる。このようにすること
により、処理容器10内を加圧することができ、後述す
るO3/蒸気処理工程において、水蒸気供給手段30か
ら処理容器10内に供給された水蒸気1の圧力との圧力
差を可及的に少なくすることができる。したがって、水
蒸気1が液化するのを抑制することができると共に、パ
ーティクルの発生を抑制することができる。
【0063】次に、オゾンガス生成手段41を作動さ
せ、オゾン用開閉弁V8を開放しオゾンガス2を供給す
る一方、水蒸気供給手段30を作動させ、蒸気用開閉弁
V7を開放して、処理容器10内に水蒸気1を供給し
て、水蒸気1(溶媒蒸気)とオゾンガス2(処理ガス)
と熱とがレジストに作用して、水に溶けない性質のレジ
ストを水溶性に変質させるための処理を行う(O3/蒸
気処理工程:ステップ3)。このとき、排液用開閉弁V
11は閉鎖状態、少量排液用開閉弁V12は開放状態に制御
される(表1のステップ3参照)。
【0064】O3/蒸気処理工程を適宜時間行った後、
オゾン用開閉弁V8を閉鎖すると共にエア用第1開閉弁
V4を開放する。このとき、エア用第2開閉弁V3は閉
鎖しているため、エア供給源55から供給されるエアは
オリフィス58によって流量が絞られて、小流量(小パ
ージ)のエアが処理容器10内に供給される。このエア
の供給と同時に、蒸気用開閉弁V7が開放されて処理容
器10内に水蒸気1が供給される(蒸気/エア供給工
程:ステップ3−1)。この蒸気/エア供給工程は約3
0sec間行われる。この蒸気/エア供給工程において
は、処理容器10内に水蒸気とエア(小パージ)が供給
され、少量排液用開閉弁V12を介して少量の水蒸気1及
びオゾンガス2が排液(排出)されるので、処理容器1
0内に供給される水蒸気1によって処理容器10内に残
存するオゾンガス2が吸着されて排出される。したがっ
て、オゾンガス2の排出を迅速にすることができる。
【0065】蒸気/エア供給工程を所定時間(例えば3
0sec)行った後、蒸気用開閉弁V7を閉鎖すると共
に、エア用第2開閉弁V3を開放して、処理容器10内
に大流量(大パージ)のエアを供給して、処理容器10
内を加圧する(ポスト加圧工程:ステップ3−2)。こ
のポスト加圧工程により、処理容器10内の圧力は更に
高められ、以後の排気工程(エアパージ)の際に生じる
急激な圧力低下を防止することができ、処理容器10内
の水蒸気1の液化を抑制することができると共に、パー
ティクルの発生を抑制することができる。
【0066】ポスト加圧工程を行った後、エア用第2開
閉弁V3を開放状態にして、少量排液用開閉弁V12を閉
鎖する一方、排液用開閉弁V11を開放して、処理容器1
0内に大量のエアを供給する(エアパージ:ステップ
4)。このエアパージは、例えば20sec間行われ
る。このエアパージを所定時間(例えば20sec)行
った後、排液用開閉弁V11を閉鎖して、処理容器10の
排液系を開放する(圧力開放:ステップ5)。この圧力
開放は、例えば10sec間行われる。以後、このエア
パージと圧力開放を複数回例えば7回(ステップ6〜1
9)繰り返し行うことにより、処理容器10内に残存す
る水蒸気1及びオゾンガス2とエアとが置換されてウエ
ハWの洗浄処理が終了する。
【0067】なお、上記実施形態では、被処理基板がウ
エハWである場合について説明したが、ウエハW以外の
例えばLCD基板等についても同様にレジストの除去を
行うことができる。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
【0069】1)請求項1,6記載の発明によれば、処
理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して被処理基板の
処理を行う前に、処理容器の排液系の開閉手段を閉鎖し
た状態で、処理容器内に処理ガスを供給して処理容器内
を加圧することにより、処理容器内の圧力と、処理容器
内に供給される溶媒蒸気の圧力との圧力差を可及的に少
なくすることができ、この圧力差によって処理容器内で
溶媒蒸気が液化するのを抑制することができるので、溶
媒蒸気の液化によって発生するパーティクルを低減する
ことができる。したがって、製品歩留まりの向上を図る
ことができる。
【0070】2)請求項2,3,7記載の発明によれ
ば、処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して被処理
基板の処理を行った後、処理容器内に溶媒蒸気と空気を
供給すると共に、処理容器の排液系から少量排液して、
処理容器内に残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて
排出することにより、処理後の処理容器内に残存する処
理ガスを迅速に排出することができる。したがって、製
品歩留まりの向上を図ることができると共に、スループ
ットの向上を図ることができる。
【0071】3)請求項4,5,8記載の発明によれ
ば、処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して被処理
基板の処理を行った後、処理容器内に溶媒蒸気と空気を
供給すると共に、処理容器の排液系から少量排液して、
処理容器内に残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて
排出することにより、処理後の処理容器内に残存する処
理ガスを迅速に排出することができる。また、処理容器
内に空気のみを供給すると共に、処理容器の排液系から
少量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内
に残存する処理ガス及び溶媒蒸気を排出することによ
り、処理後の排気時の処理容器内に残存する溶媒蒸気の
液化を抑制してパーティクルの発生を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板処理装置の配管系統を示す
概略断面図である。
【図2】前記基板処理装置の概略断面図である。
【図3】前記基板処理装置の要部を示す断面図である。
【図4】この発明に係る基板処理装置の処理工程を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(被処理基板) 1 水蒸気(溶媒蒸気) 2 オゾンガス(処理ガス) 10 処理容器 30 水蒸気供給手段 34 水蒸気供給管路 40 オゾンガス供給手段(処理ガス供給手段) 42 オゾンガス供給管路(処理ガス供給管路) 50 エア供給手段(ガス供給手段) 57 エア供給管路(空気供給管路) 90 排液手段(排液系) 91 第1の排液管路 100 CPU(制御手段) V3 エア用第2開閉弁(空気用開閉手段) V4 エア用第1開閉弁(空気用開閉手段) V7 蒸気用開閉弁(溶媒蒸気用開閉手段) V8 オゾン用開閉弁(処理ガス用開閉手段) V10 少量排液用開閉弁 V11 排液用開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/304 648 H01L 21/30 572B Fターム(参考) 2H096 AA25 LA01 LA02 5F004 AA16 BC03 BC07 BD01 CA01 CA02 DA00 DA23 DA27 DB26 FA08 5F046 MA02 MA03 MA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理方法であって、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行う前に、前記処理容器の排液系の開
    閉手段を閉鎖した状態で、処理容器内に処理ガスを供給
    して処理容器内を加圧し、前記処理容器内の圧力と、以
    後に処理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力との差を可
    及的に少なくするようにした、ことを特徴とする基板処
    理方法。
  2. 【請求項2】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理方法であって、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行った後、前記処理容器内に前記溶媒
    蒸気と空気を供給すると共に、処理容器の排液系から少
    量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内に
    残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出する、こ
    とを特徴とする基板処理方法。
  3. 【請求項3】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理方法であって、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行う前に、前記処理容器の排液系の開
    閉手段を閉鎖した状態で、処理容器内に処理ガスを供給
    して処理容器内を加圧し、前記処理容器内の圧力と、以
    後に処理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力との差を可
    及的に少なくするようにし、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行った後、前記処理容器内に前記溶媒
    蒸気と空気を供給すると共に、処理容器の排液系から少
    量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内に
    残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出する、こ
    とを特徴とする基板処理方法。
  4. 【請求項4】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理方法であって、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行った後、前記処理容器内に前記溶媒
    蒸気と空気を供給すると共に、処理容器の排液系から少
    量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内に
    残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出し、 その後、前記処理容器内に空気のみを供給すると共に、
    処理容器の排液系から少量排液して、処理容器内を加圧
    した状態で処理容器内に残存する処理ガス及び溶媒蒸気
    を排出する、ことを特徴とする基板処理方法。
  5. 【請求項5】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理方法であって、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行う前に、前記処理容器の排液系の開
    閉手段を閉鎖した状態で、処理容器内に処理ガスを供給
    して処理容器内を加圧し、前記処理容器内の圧力と、以
    後に処理容器内に供給される溶媒蒸気の圧力との差を可
    及的に少なくするようにし、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行った後、前記処理容器内に前記溶媒
    蒸気と空気を供給すると共に、処理容器の排液系から少
    量排液して、処理容器内を加圧した状態で処理容器内に
    残存する処理ガスを溶媒蒸気に吸着させて排出し、 その後、前記処理容器内に空気のみを供給すると共に、
    処理容器の排液系から少量排液して、処理容器内を加圧
    した状態で処理容器内に残存する処理ガス及び溶媒蒸気
    を排出する、ことを特徴とする基板処理方法。
  6. 【請求項6】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理装置であって、 前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給管路
    に介設される処理ガス用開閉手段と、 前記処理容器に接続する排液管路に介設される少量の排
    液量を排出する少量排液用開閉手段と、 前記処理ガス用開閉手段及び少量排気用開閉手段を開閉
    制御する制御手段とを具備し、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行う前に、前記制御手段によって、前
    記処理ガス用開閉手段を開放すると共に、前記少量排気
    用開閉手段を閉鎖して、前記処理容器内に処理ガスを供
    給し、処理容器内を加圧可能に形成してなる、ことを特
    徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理装置であって、 前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給管路
    に介設される処理ガス用開閉手段と、 前記処理容器内に溶媒蒸気を供給する溶媒蒸気供給管路
    に介設される溶媒蒸気用開閉手段と、 前記処理容器内に空気を供給する空気供給管路に介設さ
    れる空気用開閉手段と、 前記処理容器に接続する排液管路に介設される少量の排
    液量を排出する少量排液用開閉手段と、 前記処理ガス用開閉手段、溶媒蒸気用開閉手段、空気用
    開閉手段及び少量排液用開閉手段を開閉制御する制御手
    段とを具備し、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行った後、前記制御手段によって、前
    記溶媒蒸気用開閉手段及び空気用開閉手段を開放すると
    共に、前記少量排液用開閉手段を開放して、処理容器内
    に前記溶媒蒸気と空気を供給可能に形成してなる、こと
    を特徴とする基板処理装置。
  8. 【請求項8】 処理容器内に収容された被処理基板に処
    理ガスと溶媒蒸気を供給して、被処理基板を処理する基
    板処理装置であって、 前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給管路
    に介設される処理ガス用開閉手段と、 前記処理容器内に溶媒蒸気を供給する溶媒蒸気供給管路
    に介設される溶媒蒸気用開閉手段と、 前記処理容器内に空気を供給する空気供給管路に介設さ
    れる空気用開閉手段と、 前記処理容器に接続する排液管路に介設される少量の排
    液量を排出する少量排液用開閉手段と、 前記処理ガス用開閉手段、溶媒蒸気用開閉手段、空気用
    開閉手段及び少量排液用開閉手段を開閉制御する制御手
    段とを具備し、 前記処理容器内に処理ガスと溶媒蒸気を供給して前記被
    処理基板の処理を行った後、前記制御手段によって、前
    記溶媒蒸気用開閉手段及び空気用開閉手段を開放すると
    共に、前記少量排液用開閉手段を開放して、処理容器内
    に前記溶媒蒸気と空気を供給し、その後、前記溶媒用開
    閉手段を閉鎖して、処理容器内に空気のみを供給し、処
    理容器内を加圧可能に形成してなる、ことを特徴とする
    基板処理装置。
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