JP2003273058A - スクラブ洗浄装置におけるブラシクリーニング方法及び処理システム - Google Patents

スクラブ洗浄装置におけるブラシクリーニング方法及び処理システム

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JP2003273058A JP2002072965A JP2002072965A JP2003273058A JP 2003273058 A JP2003273058 A JP 2003273058A JP 2002072965 A JP2002072965 A JP 2002072965A JP 2002072965 A JP2002072965 A JP 2002072965A JP 2003273058 A JP2003273058 A JP 2003273058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラブ洗浄装置またはユニットの煩雑化や
大規模化を伴なうことなくスクラビング用ブラシを低コ
ストで簡単かつ効率的にクリーニングすること。 【解決手段】 各スクラブ洗浄ユニット(SCR)40
においてブラシのクリーニングを実行するときは、洗浄
カップ92を空にしておいて(被処理ウエハWが無い状
態にしておいて)、主ウエハ搬送機構(PRA)30が
搬入出部12または保管ユニット(BLN)より供給ま
たは配給されるベアウエハBを当該スクラブ洗浄ユニッ
ト(SCR)40に持ち込む。スクラブ洗浄ユニット
(SCR)40ではウエハ洗浄処理用のツールを利用し
てベアウエハBにブラシをこすりつけてブラシから異物
を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハやL
CD基板等の被処理基板をブラシを用いて洗浄するスク
ラブ洗浄装置および処理システムに係り、特にブラシを
クリーニングする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】スクラブ洗浄装置は、スクラビング用の
ブラシを被処理基板に押し当てながら基板上で移動(走
査)させて、基板に付着している異物(塵埃、破片、汚
染物等)をこすり取るようにして除去する。一般に、ス
クラビングの最中はブラシと基板との間に洗浄水を供給
し、スクラビング終了後は高速ジェットの洗浄水や超音
波重畳の洗浄水を用いたブロー洗浄により基板上から異
物を洗い流すようにしている。
【0003】従来より、スクラブ洗浄装置では、被処理
基板からこすり取られた異物の一部がブラシに付着して
残留ないし蓄積し、ブラシから被処理基板に異物が逆転
移または再付着することによって基板洗浄処理の品質が
低下するという問題があり、この問題に対処するために
様々な解決策が提案されている。もっとも、これまでに
提案されている解決策は、スクラブ洗浄装置内で被処理
基板から隔離した所定位置にブラシクリーニング用の治
具または機構たとえばクリーニングブラシを配設し、該
クリーニングブラシをスクラビングブラシにこすり合わ
せることによってスクラビングブラシから異物を除去す
る方式に集約される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスクラブ
洗浄装置内にブラシクリーニング用の特別の治具または
機構を配備する方式は、治具または機構だけでなく関連
する各種用力をも装置内に引き込むことになり、装置構
成が複雑・煩雑化し、装置サイズまたは占有スペースが
大きくなるという不都合がある。特に、ユニットタイプ
のスクラブ洗浄装置を多数併設する処理システムでは、
各ユニット毎にブラシクリーニング用の治具または機構
が配備されるため、上記のような煩雑性やスペース性の
不利点がユニットの台数分増倍して顕著な問題となる。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、スクラブ洗浄装置またはユニットの煩
雑化や大規模化を伴なうことなくスクラビング用のブラ
シを低コストで簡単かつ効率的にクリーニングできるよ
うにしたブラシクリーニング方法および処理システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のブラシクリーニング方法は、被処理基板
を所定の処理位置で保持しつつ、前記被処理基板をブラ
シでこすって洗浄するスクラブ洗浄装置において前記ブ
ラシをクリーニングする方法であって、前記被処理基板
と同一の基板材料からなる実質的に未加工のベア基板を
前記被処理基板に代えて前記処理位置で保持しつつ、前
記ベア基板に前記ブラシをこすりつけて前記ブラシから
異物を除去する。
【0007】本発明のブラシクリーニング方法において
は、基板洗浄処理用のツールをそのまま利用してブラシ
から異物を除去できるので、スクラブ洗浄装置内にブラ
シクリーニングのための特別な治具や機構を設ける必要
はない。また、ベア基板は被処理基板と同質の基板であ
るから、こすり合いによってベア基板からブラシへ被処
理基板の微細加工に有害な異物が転移するようなことも
ない。また、ブラシクリーニングに用いたベア基板は、
後で洗浄を受けることにより再利用可能であり、被処理
基板に転用可能である。ベア基板の運用上、好ましく
は、ベア基板が被処理基板とほぼ同形でほぼ同じサイズ
を有するものであってよい。
【0008】本発明のブラシクリーニング方法におい
て、好ましくは、ブラシを被処理基板にこすりつけて被
処理基板を洗浄するスクラビング洗浄処理とブラシをベ
ア基板にこすりつけてブラシをクリーニングするブラシ
クリーニング処理とを各々所定の回数毎に交互に行うも
のとしてよい。また、ベア基板の両面を有効利用するた
めに、1枚のベア基板について一方の面を1回または複
数回のブラシクリーニング処理に用いてから両面の位置
が互いに入れ替わるようにベア基板を反転して他方の面
を次回または次回以降のブラシクリーニング処理に用い
ることにしてもよい。
【0009】本発明の処理システムは、被処理基板と前
記被処理基板と同一の基板材料からなる実質的に未加工
のベア基板とを搬入/搬出する搬入出部と、前記被処理
基板を所定の処理位置でスクラブ洗浄するためのブラシ
を備えるスクラブ洗浄ユニットと、前記搬入出部と前記
スクラブ洗浄ユニットとの間で前記被処理基板および前
記ベア基板を選択的に搬送する搬送手段とを有し、前記
ブラシをクリーニングするために、前記搬送手段により
前記ベア基板を前記搬入出部から前記スクラブ洗浄ユニ
ットへ移して、前記スクラブ洗浄ユニット内で前記被処
理基板の代わりに前記ベア基板を前記処理位置で保持し
つつ、前記ベア基板に前記ブラシをこすりつけて前記ブ
ラシから異物を除去する構成とした。
【0010】本発明の処理システムにおいては、被処理
基板に代えてベア基板をスクラブ洗浄ユニットに持ち込
んで、該ユニット内に備わっている基板洗浄処理用のツ
ールをそのまま利用してブラシから異物を除去できるの
で、スクラブ洗浄装置内にブラシクリーニングのための
特別な治具や機構を設ける必要はない。また、ベア基板
は被処理基板と同質の基板であるから、こすり合いによ
ってベア基板からブラシへ被処理基板の微細加工に有害
な異物が転移するようなこともない。
【0011】本発明の処理システムにおける好適な一形
態として、ベア基板を保管する保管ユニットを有し、搬
送手段が保管ユニットと搬入出部とスクラブ洗浄ユニッ
トとの間でベア基板を搬送する構成としてよい。かかる
保管ユニットを中継手段または留め置き手段とすること
で、システム内のベア基板運用を弾力化できる。また、
保管ユニットがベア基板の汚れ具合を検出するための基
板汚れ検出手段を備える構成も好ましい。かかる構成に
よれば、ベア基板の汚れ具合を通じてブラシの汚れ具合
を判定することができる。
【0012】また、ベア基板の両面を有効利用するため
に、被処理基板またはベア基板を基板両面が互いに入れ
替わるように反転する反転ユニットを有し、搬送手段が
少なくとも反転ユニットとスクラブ洗浄ユニットとの間
で被処理基板またはベア基板を搬送する構成も好まし
い。また、被処理基板とベア基板とが混在する基板ハン
ドリングをスムースにかつ安全に行うように、搬送手段
が、スクラブ洗浄ユニットに被処理基板またはベア基板
を搬入/搬出するための3本以上の搬送アームを有し、
その中の1本をベア基板専用の搬送アームとする構成も
好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
好適な実施形態を説明する。
【0014】図1〜図3に本発明の一実施形態における
洗浄処理システムの構成を概略的に示す。図1〜図3は
それぞれシステムの略平面図、略正面図および略縦断面
図である。
【0015】図1および図2に示すように、この洗浄処
理システム10は、被処理基板としてのシリコンウエハ
(以下、「被処理ウエハ」と称する。)Wとブラシクリ
ーニング用のベア基板としてのシリコンウエハ(以下、
「ベアウエハ」と称する。)Bとをシステムに搬入した
りシステムから搬出するための搬入出部12と、ウエハ
Wに洗浄処理を施す洗浄処理部14とを有しており、搬
入から洗浄、乾燥および搬出までの一連の工程をインラ
インで行うように構成されている。
【0016】ここで、被処理ウエハWは、その主面また
はおもて面に半導体デバイスを形成するために微細加工
つまり半導体製造プロセスに附されているシリコンウエ
ハである。一方、ベアウエハBは、半導体製造プロセス
に附されていないシリコンウエハ、つまりシリコン基板
が露出しているかまたは酸化膜程度で覆われている状態
の実質的にベア(bare)なシリコンウエハである。
以下の説明の中で「ウエハ」または「ウエハW(B)」
は被処理ウエハWまたはベアウエハBの意味である。
【0017】搬入出部12は、複数枚たとえば25枚の
ウエハW(B)を多段に収容するカセットCを所定数た
とえば3個まで横(Y方向)一列に載置可能なカセット
ステージ16を設けたイン・アウトポート18と、ステ
ージ16上のカセットCと洗浄処理部14との間でウエ
ハWの搬送を行うウエハ搬送機構20を設けたウエハ搬
送部22とを有している。通常、被処理ウエハWとベア
ウエハBは別々のカセットCに収容されてよく、ステー
ジ16上で、少なくとも1つのカセットCは被処理ウエ
ハW用のカセットであり、少なくとも1つのカセットC
はベアウエハB用のカセットであってよい。
【0018】イン・アウトポート18とウエハ搬送部2
2との境界には垂直の隔壁24が設けられ、この隔壁2
4のステージ16上の各カセットCと対向する位置に窓
部26が形成され、各窓部26にシャッタ28が取り付
けられている。シャッタ28が開いた状態で、ウエハ搬
送機構20がステージ16上の各カセットCにアクセス
してウエハW(B)の出し入れを行うようになってい
る。
【0019】ウエハ搬送部22において、ウエハ搬送機
構20は、ウエハW(B)を保持できる手段たとえば搬
送アーム20aを有し、X,Y,Z,θ(回転方向)の
4軸で移動ないし動作可能であり、イン・アウトポート
18側のカセットCだけでなく、洗浄処理部14側の後
述するウエハ受け渡しユニット(TRS)42(図3)
にもアクセス可能となっている。
【0020】洗浄処理部14は、図1に示すように、中
心部に垂直搬送型の主ウエハ搬送機構(PRA)30を
配置し、この主ウエハ搬送機構(PRA)30の周りに
スクラブ洗浄ユニット群32、受け渡し/反転ユニット
群34、加熱/冷却ユニット群36および制御/ユーテ
ィリティ・ユニット群38を配置している。
【0021】スクラブ洗浄ユニット群32は、図1およ
び図2に示すように、システム正面側に複数台たとえば
上下2段で各段に2台ずつ配設された枚葉式のスクラブ
洗浄ユニット(SCR)40A,40B,40C,40
Dを含んでいる。各スクラブ洗浄ユニット(SCR)4
0の構成と作用は後に詳述する。
【0022】受け渡し/反転ユニット群34は、図1お
よび図3に示すように、主ウエハ搬送機構(PRA)3
0と搬入出部12側のウエハ搬送部22との間で多段に
重ねて配置された1台または複数台(図示の例は2台)
の受け渡しユニット(TRS)42と1台または複数台
(図示の例は2台)の反転ユニット(RVS)44とを
含んでいる。各受け渡しユニット(TRS)42は、主
ウエハ搬送機構(PRA)30と搬入出部12側のウエ
ハ搬送機構20との間でウエハW(B)の受け渡しが行
われる際にバッファとして該ウエハWを一時的に載置す
る載置台を備えている。各反転ユニット(RVS)44
は、ウエハW(B)をおもて面(デバイス作成面)の位
置と裏面の位置が互いに入れ替わるように180゜反転
させるウエハ反転機構を備えている。
【0023】加熱/冷却ユニット群36は、図1および
図3に示すように、主ウエハ搬送機構(PRA)30に
対して受け渡し/反転ユニット群34の反対側に多段に
重ねて配置された1台または複数台(図示の例は3台)
の加熱ユニット(HP)46と1台または複数台(図示
の例は1台)の冷却ユニット(COL)48とを含んで
いる。各加熱ユニット(HP)46および各冷却ユニッ
ト(COL)48は、被処理ウエハWを載せて所定の温
度で加熱または冷却するための熱板を備えている。
【0024】この実施形態では、図3に示すように、受
け渡し/反転ユニット群34および/または加熱/冷却
ユニット群36と同じ垂直方向の並びに、図示の例では
下段側に、ベアウエハBを保管するための1台または複
数台(図示の例は2台)のベアウエハ保管ユニット(B
LN)50を設けている。
【0025】制御/ユーティリティ・ユニット群38
は、図1に示すように、システムの後背部に横(X方
向)一列に配置された機械制御ユニット(MB)52、
電装ユニット(EB)54および薬液貯蔵ユニット(C
TB)56を含んでいる。機械制御ユニット(MB)5
2および電装ユニット(EB)54は、システム全体の
動作を制御するための各種制御基板、計器類、コントロ
ールパネル等を備えている。薬液貯蔵ユニット(CT
B)56は、各スクラブ洗浄ユニット(SCR)40で
使用に供される洗浄液を貯留する容器やポンプ等の流体
機器を備えている。なお、制御/ユーティリティ・ユニ
ット群38を他の場所に設置することで、後背部側から
もシステム内のメンテナンスを行えるようになってい
る。
【0026】主ウエハ搬送機構(PRA)30は、図3
に示すように、垂直方向(Z方向)に延在し、上端およ
び下端で接続された相対向する一対の垂直壁部58L,
58Rを有する筒状支持体60の内側にウエハ搬送体6
2をZ方向に移動(昇降)可能に取り付けている。筒状
支持体60は、その下に配置されたモータ64の回転駆
動力により垂直中心軸を回転中心として回転するように
なっており、ウエハ搬送体62も筒状支持体60と一緒
に回転するようになっている。
【0027】ウエハ搬送体62は、搬送基台66と、こ
の搬送基台66上で前後に移動(進退)可能に構成され
た3本の搬送アーム68A,68B,68Cとを有して
いる。これらの搬送アーム68A,68B,68Cは、
搬送基台66に内蔵されたアーム駆動機構(図示せず)
よりそれぞれ独立して進退移動可能となっており、両垂
直壁部58L,58Rの間に形成された側面開口70を
通り抜けできるようになっている。搬送基台66は、下
部プーリ74および上部プーリ76間に架け渡された昇
降駆動用の無端ベルト78に接続されており、筒状支持
体60の底部で駆動側の下部プーリ74に連結されてい
るモータ80の駆動力により昇降移動するようになって
いる。こうして、主ウエハ搬送機構(PRA)30は、
その周囲に設置されている全てのユニットにアクセス可
能であり、搬送アーム68A,68B,68Cを選択的
に前後に伸縮または進退移動させて、ウエハW(B)の
搬入または搬出を行えるようになっている。
【0028】洗浄処理部14の天井または屋上には、洗
浄処理部14内の各部に清浄な空気をダウンフローで供
給するフィルタ・ファン・ユニット(FFU)82が設
けられている。
【0029】図4〜図6にスクラブ洗浄ユニット(SC
R)40Aの構成例を示す。図4はユニット(SCR)
40Aの内部を示す平面図、図5は図4においてX方向
から見た略縦断面図、図6は図4においてY方向から見
た略縦断面図である。
【0030】図4に示すように、このスクラブ洗浄ユニ
ット(SCR)40Aは、箱型のハウジング84の中を
垂直の隔壁86によって洗浄処理室88とアーム駆動運
転室90とに分割している。洗浄処理室88において
は、上面の開口した洗浄カップ92が主ウエハ搬送機構
(PRA)30(図1)と向き合うシャッタ付きのウエ
ハ出入り口94寄りに配置され、洗浄カップ92の左右
両側に洗浄液吐出ノズル96およびブラシ98A,98
Bをそれぞれ待機させておくスペースが確保されてい
る。
【0031】ブラシ98A,98Bは、いわゆるディス
ク型ブラシであり、Y方向に延びるブラシ保持アーム1
00A,100Bの先端部にそれぞれ着脱可能に取付さ
れ、ブラシ待機位置に設置されているブラシバス99と
洗浄カップ92内のスクラビング洗浄位置との間でX方
向に移動可能となっている。図4および図6に示すよう
に、ブラシ保持アーム100A,100B(図示省略)
は、隔壁86に形成されているX方向に延在する開口部
86aを通ってアーム駆動運転室90内のアーム駆動機
構102A,102Bにそれぞれ連結されている。アー
ム駆動運転室90内でアーム駆動機構102A,102
Bは相対向するガイド104,106に沿ってX方向に
それぞれ移動できるように構成されている。アーム駆動
機構102A,102Bは、それぞれのブラシ保持アー
ム100A,100Bを昇降移動可能に構成すること
で、互いに干渉することなくX方向の移動(アーム駆
動)を独立的に行えるようになっている。
【0032】図6に示すように、ブラシ98Aは、ブラ
シ保持アーム100Aに内蔵されたブラシ回転駆動機構
101によりZ方向の中心軸回りに回転(スピン回転)
できるようになっている。図示のブラシ回転駆動機構1
01は、ブラシ98Aを支持するブラシ支持軸103を
回転可能に構成し、このブラシ支持軸103をベルト1
05を介してモータ107の回転駆動軸に結合してい
る。他方のブラシ98Bもブラシ保持アーム100Bに
おいて同様の構成により回転可能となっている。なお、
ベルト105を省いてブラシ支持軸103をモータ10
7に直結する構成も可能である。
【0033】図4において、洗浄液吐出ノズル96は、
たとえば高圧ジェット式または超音波式のノズルあるい
は2流体式(洗浄液とガスとを混合して噴出する方式)
のノズルであり、Y方向に延びるノズル保持アーム10
8の先端部に着脱可能に取付され、ブラシ待機位置と洗
浄カップ92内のブロー洗浄位置との間でX方向に移動
可能となっている。このノズル保持アーム108は、隔
壁86の開口部86aを通ってアーム駆動運転室90内
のアーム駆動機構110に連結されている。アーム駆動
運転室90内でアーム駆動機構110は所定のガイド
(たとえばガイド86)に沿ってX方向に移動できるよ
うに構成されている。なお、洗浄液吐出ノズル96は、
待機位置で高さ/方向調節機構112によりZ方向位置
および吐出角度を調節できるようになっている。
【0034】図4および図5に示すように、洗浄カップ
92は、たとえばカップ外側に配置されたカップ昇降機
構114に結合されており、カップ昇降機構114の駆
動力でウエハ搬入出用のボトム位置(92’)と洗浄用
のトップ位置(92)との間で昇降移動できるようにな
っている。洗浄カップ92の上端部には、洗浄液の飛散
を防止するための径方向内側に向って斜め上方に延在す
る上下2段のテーパ部92a,92bが設けられてい
る。洗浄カップ92の内周側底部には、カップ内の排気
および排液を行うためにドレイン管116が接続されて
いる。
【0035】洗浄カップ92の内側には、ウエハW
(B)を保持して回転するスピンチャック118が設け
られている。このスピンチャック118は、ウエハW
(B)を水平姿勢で載置するチャックプレート120
と、メカニカル式のチャック部またはウエハ脱着機構1
22と、ウエハW(B)を垂直中心軸の回りに回転させ
る回転駆動部124とを有している。チャックプレート
120の周縁部には円周方向に所定の間隔を置いて複数
(図示の例では6本)の支持ピン120aが立設されて
おり、ウエハW(B)はこれらの支持ピン120aで水
平に担持される。
【0036】ウエハ脱着機構122は、チャックプレー
ト120の周縁部に所定の間隔を置いて複数(図示の例
では3箇所)設けられ、バネ部材(図示せず)による弾
性力でウエハW(B)の周縁部を脱着可能に保持する。
より詳細には、チャックプレート120の下に昇降手段
126により昇降可能な水平操作板128が設けられ、
この支持板128の各ウエハ脱着機構122と対応する
箇所に脱着操作治具130が取り付けられている。昇降
手段126が水平操作板128を上昇または往動させる
と、各脱着操作治具130が各対応するウエハ脱着機構
122に下から当接してバネ部材に抗して押圧すること
により、ウエハ脱着機構122がウエハ保持解除姿勢
(図5の右側122’の姿勢)に変位する。このウエハ
保持解除状態において、チャックプレート120上でウ
エハW(B)の移載または搬入/搬出を行うことができ
る。昇降手段126が水平操作板128を下降または復
動させると、各脱着操作治具130が各対応するウエハ
脱着機構122から分離し、それによってバネ部材の弾
性力が復帰して各ウエハ脱着機構122がウエハを保持
する姿勢(図5の左側122の姿勢)となる。
【0037】回転駆動部124は、モータ(図示せず)
を内蔵しており、該モータの回転駆動軸を回転支持軸1
32を介してチャックプレート120に結合している。
【0038】図4に示すように、洗浄カップ92の外に
は、カップ側壁の上からカップ内部を臨むようにして1
本または複数本(図示の例では2本)のリンスノズル1
34が設けられている。
【0039】上記したように、このスクラブ洗浄ユニッ
ト(SCR)40Aでは、スピンチャック118にウエ
ハW(B)の周縁部を機械的に保持するメカニカルチャ
ック機構(ウエハ脱着機構122)を用いている。この
ようなメカニカルチャック機構は、被処理ウエハWの裏
面を上面つまり被洗浄面とする場合に下面(おもて面)
の被加工領域またはデバイス作成領域に触れなくて済む
ので適している。被処理ウエハWのおもて面を上面(被
洗浄面)とする場合はバキューム吸引式のチャック機構
も使用できる。一方、ベアウエハBにあっては、被処理
面またはデバイス作成面というものがなく、おもて面と
裏面の区別がないので、メカニカル式およびバキューム
吸引式のいずれのチャック機構でも適応できる。
【0040】この実施形態の洗浄処理システムにおい
て、他のスクラブ洗浄ユニット(SCR)40B,40
C,40Dも、上記したスクラブ洗浄ユニット(SC
R)40Aとほぼ同様の構成を有するものであってよ
い。たとえば、下段の両スクラブ洗浄ユニット(SC
R)40A,40Bを被処理ウエハWに対して裏面洗浄
処理用とする場合は、左側のスクラブ洗浄ユニット(S
CR)40Bを右側のスクラブ洗浄ユニット(SCR)
40Aと左右対称な構成としてよい。また、上段の両ス
クラブ洗浄ユニット(SCR)40C,40Dを被処理
ウエハWに対しておもて面洗浄処理用とする場合は、ス
ピンチャック118にメカニカルチャック機構(ウエハ
脱着機構122)に換えてバキューム吸引式のチャック
機構を設ける構成としてよい。
【0041】ここで、この洗浄処理システムにおいて1
枚の被処理ウエハWが一連の処理を受ける際の手順と作
用を説明する。
【0042】先ず、搬入出部12において、ウエハ搬送
部22のウエハ搬送機構20が、イン・アウトポート1
8のステージ16上に置かれている被処理ウエハW用の
カセットCのいずれか1つにアクセスして搬送アーム2
0aで未洗浄の被処理ウエハWを1枚取り出し、取り出
したウエハWを洗浄処理部14側の受け渡しユニット
(TRS)42のいずれか1つに搬入する。なお、カセ
ットCにおいてウエハWはおもて面を上面とする姿勢で
収容ないし出し入れされるものとする。
【0043】洗浄処理部14側では、主ウエハ搬送機構
(PRA)30がウエハ搬送アーム68A,68B,6
8Cのいずれか1つで該受け渡しユニット(TRS)4
2から該ウエハWを取り出して、おもて面洗浄処理用の
上段スクラブ洗浄ユニット(SCR)40C,40Dの
いずれか1つにウエハ搬入出口94(図4)より搬入す
る。上記したように、上段スクラブ洗浄ユニット(SC
R)40C,40Dは、スピンチャック118がバキュ
ーム吸引式のチャック機構を有する点を除いて下段スク
ラブ洗浄ユニット(SCR)40A,40Bと同様の構
成を有している。
【0044】主ウエハ搬送機構(PRA)より当該ウエ
ハWを搬入される上段スクラブ洗浄ユニット(SCR)
40Cまたは40Dでは、洗浄カップ92をボトム位置
に降ろしておいてウエハWをスピンチャック118上に
載置させ、ウエハ搬送アーム68の退去後に洗浄カップ
92をトップ位置へ上昇させる。そして、チャック機構
を作動させてスピンチャック118に当該ウエハWを保
持させ、回転駆動機構124を作動させてスピンチャッ
ク118を当該ウエハWと一体にスピン回転させる。一
方、アーム駆動運転室90内でアーム駆動機構102
A,102B,110を作動させて、ブラシ保持アーム
100A,100Bおよびノズル保持アーム108をそ
れぞれの待機位置からカップ92内へ移動させる。そし
て、図5に示すように、各ブラシ98A,98Bを所定
の圧力でウエハWの上面に押し当てながらスピン回転お
よびスキャンさせてこすり合わせ、洗浄液吐出ノズル9
6より当該ウエハWの上面に向けて洗浄液たとえば純水
または薬液を吐出させる。また、図4に示すように、リ
ンスノズル134より当該ウエハWの上面にリンス液を
供給する。
【0045】このようなウエハWに対して各ブラシ98
A,98Bによるスクラビング洗浄、洗浄液吐出ノズル
96によるブローまたはスプレー洗浄、リンスノズル1
34によるリンス液供給等の各種処理を施すレシピは任
意にプログラミングすることができる。たとえば、最初
にリンスノズル134によるリンス液供給を開始させて
当該ウエハWの上面を万遍に濡らしてから、ブラシ98
A,98Bによるスクラビング洗浄を開始させ、スクラ
ビング洗浄の終了後にリンスノズル134を止めて洗浄
液吐出ノズル96によりブロー洗浄を行い、ブロー洗浄
の終了後にリンスノズル134によりリンス処理を行
い、最後にスピンチャック118を高速回転させてスピ
ン乾燥を行うといったレシピをプログラミングすること
ができる。両ブラシ98A,98Bの使い方も被処理ウ
エハWの加工段階や仕様に応じて自由にプログラミング
できる。
【0046】この実施形態のスクラブ洗浄ユニット(S
CR)40では、隔壁86により洗浄処理室88とアー
ム駆動運転室90とを空間的に隔離しているので、洗浄
処理室88内で発生したミストがアーム駆動運転室90
に及んで動作不良を来す事態や、アーム駆動運転室90
内で発生したパーティクルが洗浄処理室88側へ、特に
洗浄カップ92内に入り込んで洗浄処理品質や歩留まり
を低下させる事態を防止することができる。
【0047】上記のようなおもて面洗浄処理が終了する
と、スピンチャック118においてスピンチャック機構
によるウエハの保持が解除され、洗浄カップ92がボト
ム位置へ下降し、主ウエハ搬送機構(PRA)30側か
ら搬送アーム68A,68B,68Cのいずれか1つが
ウエハ搬入出口94から入ってきて当該被処理ウエハW
を引き取る。
【0048】主ウエハ搬送機構(PRA)30に引き取
られた当該ウエハWは次に加熱ユニット(HP)46の
いずれか1つに搬入され、そこで加熱による乾燥処理を
受ける。この加熱乾燥処理の後は、必要に応じて冷却ユ
ニット(COL)48に移され、そこで所定温度まで冷
却される。
【0049】上記のような熱処理を受けた後、当該ウエ
ハWは次に主ウエハ搬送機構(PRA)30により反転
ユニット(RVS)44のいずれか1つに搬入され、そ
こでおもて面と裏面とが互いに入れ替わるように、つま
りそれまで上面であった裏面が下面になり、それまで下
面であったおもて面が上面となるように反転される。
【0050】上記のようにして上下反転された当該ウエ
ハWは、次に主ウエハ搬送機構(PRA)30により裏
面洗浄処理用の下段スクラブ洗浄ユニット(SCR)4
0Aまたは40Bに搬入される。この下段スクラブ洗浄
ユニット(SCR)40Aまたは40Bにおいても、当
該ウエハWは、スピンチャック118に保持される形態
がメカニカル式(ウエハ脱着機構122)のウエハ周縁
部保持形態に替わる点を除いては、上記したように上段
スクラブ洗浄ユニット(SCR)40Cまたは40Dに
おけるおもて面洗浄処理と同様の洗浄処理を施される。
【0051】上記のようにして下段スクラブ洗浄ユニッ
ト(SCR)40Aまたは40Bで裏面洗浄処理を受け
た当該ウエハWは、反転ユニット(RVS)44のいず
れか1つに送られて再度の上下面反転により最初の姿勢
(おもて面が上面となる姿勢)に戻され、その姿勢で加
熱ユニット(HP)46や冷却ユニット(COL)48
を回されて熱処理を受ける。しかる後、当該ウエハWは
主ウエハ搬送機構(PRA)30により受け渡しユニッ
ト(TRS)42のいずれか1つに移され、搬入出部1
2側のウエハ搬送機構20に引き取られてステージ16
上のカセットCのいずれか1つへ入れられる。
【0052】上記の一連の処理工程では被処理ウエハW
のおもて面を先に洗浄して裏面を後に洗浄したが、順序
を逆にしてもよい、つまり、最初に下段スクラブ洗浄ユ
ニット(SCR)40A,40Bのいずれか1つで被処
理ウエハWの裏面を洗浄し、次に上段スクラブ洗浄ユニ
ット(SCR)40C,40Dのいずれか1つでウエハ
Wのおもて面を洗浄するといった手順も可能である。
【0053】スクラブ洗浄ユニット(SCR)40A〜
40Dでは、上記のようなスクラビング洗浄において各
ブラシ98(98A,98B)により被処理ウエハWの
上面からこすり取られた異物がブラシ98に転移して、
その一部はブラシ98から脱落せずに残留する。
【0054】この実施形態では、各スクラブ洗浄ユニッ
ト(SCR)40A〜40Dにおいて、そのようなブラ
シ98の汚れを除去するために、被処理ウエハWに代わ
って搬入出部12またはベアウエハ保管ユニット(BL
N)50からベアウエハBをユニット内に持ち込む。こ
のベアウエハBを持ち込む動作は被処理ウエハWのとき
と同じでよく、持ち込まれたベアウエハBはスピンチャ
ック118でチャック機構により水平姿勢で保持され
る。
【0055】そして、スピンチャック118上のベアウ
エハBに対してブラシ98をこすりつけて、ブラシ98
に付着していた異物をベアウエハBに転移または再付着
させる。ベアウエハBは被処理ウエハWと同じ材質(シ
リコン基板)であるから、こすり合いによってベアウエ
ハBからブラシ98へ半導体製造プロセスに有害な異物
が転移するようなことはない。
【0056】このブラシクリーニングに際しては、ブラ
シ98がベアウエハBの上面全体を隈なくこするよう
に、回転駆動機構124によりスピンチャック118を
スピン回転させるとともに、ブラシ保持アーム100を
X方向に駆動してブラシ98をベアウエハB上で半径方
向にスキャンしてよい。また、ブラシ回転駆動機構10
1によりブラシ98側もスピン回転させてよい。さらに
は、ブラシ98が被処理ウエハWを洗浄するときと同様
に、ブラッシングの最中または前後で洗浄液吐出ノズル
96やリンスノズル134を使用することができる。ブ
ラシクリーニング中にカップ92内で発生したミスト
は、カップ92のテーパ部92a,92bで飛散を抑制
されるとともに、カップ92の外へ出てもアーム駆動運
転室90への進入を隔壁86によって阻止される。
【0057】このブラシクリーニングにおいても、スク
ラブ洗浄ユニット(SCR)40内の各部の動作につい
て被処理ウエハWに対する洗浄処理と同様に任意のレシ
ピをプログラミングでき、ウエハ洗浄処理用のレシピを
そのまま利用することも可能である。たとえば、ベアウ
エハBからブラシ98を引き離した後は、洗浄液吐出ノ
ズル96によりブロー洗浄またはスプレー洗浄を行って
ベアウエハBの上面を洗浄し、次いでリンスノズル13
4によりリンス液を流してベアウエハB上から洗浄液を
除去してよい。
【0058】この実施形態における有効なブラシクリー
ニング方法の1つとして、ベアウエハBにブラシ98を
こすりつけるに先立って洗浄液吐出ノズル96により高
圧の洗浄水をベアウエハBに吹き付けてディスク表面を
帯電させてよい。この直後にブラシ98をベアウエハB
の表面にこすりつけると、ブラシ98に付着している異
物が静電力でベアウエハB側へ転移しやすくなり、クリ
ーニング効果を高められる。
【0059】上記のように、ブラシクリーニングに用い
たベアウエハBをスクラブ洗浄ユニット(SCR)40
内である程度まで洗浄できる。したがって、このベアウ
エハBを当該スクラブ洗浄ユニット(SCR)40より
搬出したなら、ベアウエハ保管ユニット(BLN)50
にいったん保管しておいて、同じまたは別のスクラブ洗
浄ユニット(SCR)40におけるブラシクリーニング
に再使用することもできる。
【0060】もっとも、この実施形態では、搬入出部1
2に被処理ウエハWと同列にカセット単位またはロット
単位で多数のベアウエハBを用意しているので、搬入出
部12から被処理ウエハWだけでなくベアウエハBも次
々と洗浄処理部14に送り込んで、ブラシクリーニング
に用いたベアウエハBを次々と搬入出部12に回収する
というフロー式またはシリアル式のベアウエハ運用方法
が可能である。
【0061】図7に、一実施例によるベアウエハ運用方
法を示す。図中、Wiは任意の被処理ウエハを意味し、
W(2n-1)およびW2nは搬入出部12から洗浄処理部14
に持ち込まれる被処理ウエハの中の奇数番目および偶数
番目のものをそれぞれ意味する。WiaおよびWibは被処
理ウエハWiのおもて面(デバイス作成面)および裏面
をそれぞれ意味する。また、Biは任意のベアウエハを
意味し、B(2n-1)およびB2nは搬入出部12から洗浄処
理部14に持ち込まれる被処理ウエハの中のそれぞれ奇
数番目および偶数番目のものを意味する。上記のように
ベアウエハBiにはおもて面と裏面の区別はないが、説
明の便宜上搬入出部12でカセットCから取り出される
ときの上面をおもて面Biaとし、そのときの下面を裏面
Bibとする。
【0062】この実施例においては、搬入出部12より
被処理ウエハWiとベアウエハBiとが1枚ずつ交互に洗
浄処理部14に持ち込まれる。このため、搬入出部12
では、ウエハ搬送機構20が、ステージ16上の被処理
ウエハ用のカセットCとベアウエハ用のカセットCとに
交互にアクセスして、被処理ウエハWiとベアウエハBi
とを1枚ずつ交互に洗浄処理部14の受け渡しユニット
(TRS)42へ渡す。洗浄処理部14では、主ウエハ
搬送機構(PRA)30が、該受け渡しユニット(TR
S)42から被処理ウエハWiまたはベアウエハBiを受
け取ると、図7に示すようなルートおよびシーケンスで
各ウエハWi(Bi)を各関連ユニットに順次回送する。
なお、加熱ユニット(HP)46や冷却ユニット(CO
L)48はブラシクリーニング機能には直接関係しない
ので、図示のルートおよびシーケンスから省いている。
【0063】図7において、奇数番目の被処理ウエハW
(2n-1)およびベアウエハB(2n-1)は、反転ユニット(R
VS)44→下段スクラブ洗浄ユニット(SCR)40
A→反転ユニット(RVS)44→上段スクラブ洗浄ユ
ニット(SCR)40Cのルートを1枚ずつ交互に回送
される。
【0064】最初の反転ユニット(RVS)44では、
各ウエハW(2n-1),B(2n-1)を裏返しさせて、それまで
下面であった裏面W(2n-1)b,B(2n-1)bを上面にする。
下段スクラブ洗浄ユニット(SCR)40Aでは、被処
理ウエハW(2n-1)に対してはその裏面W(2n-1)bをブラ
シ98でこすってスクラビング洗浄を行う。かかるスク
ラビング洗浄処理の結果、被処理ウエハW(2n-1)の裏面
W(2n-1)bに付着していた汚れがブラシ98に転移す
る。しかし、直後に当該スクラブ洗浄ユニット(SC
R)40AにベアウエハB(2n-1)が搬入され、上記のよ
うなブラシクリーニングによりベアウエハB(2n-1)の裏
面B(2n-1)bに転移させる形でブラシ98の汚れが落さ
れる。こうして、スクラブ洗浄ユニット(SCR)40
Aにおいては、被処理ウエハW(2n-1)の裏面W(2n-1)b
に対するブラシ98によるスクラビング洗浄処理とブラ
シ98に対するベアウエハB(2n-1)の裏面B(2n-1)bを
用いたブラシクリーニング処理とが1回ずつ交互に行わ
れる。
【0065】下段スクラブ洗浄ユニット(SCR)40
Aから搬出された奇数番目の各ウエハW(2n-1),B(2n-
1)は、反転ユニット(RVS)44で上下反転操作を受
けて姿勢を元に戻し、つまりおもて面W(2n-1)a,B(2n
-1)aを上面にして、上段スクラブ洗浄ユニット(SC
R)40Cに送られる。上段スクラブ洗浄ユニット(S
CR)40Cでは、被処理ウエハW(2n-1)のおもて面W
(2n-1)aに対するブラシ98によるスクラビング洗浄処
理とブラシ98に対するベアウエハB(2n-1)のおもて面
B(2n-1)aを用いたブラシクリーニング処理とが1回ず
つ交互に行われる。上段スクラブ洗浄ユニット(SC
R)40Cより搬出された各ウエハW(2n-1),B(2n-1)
は、受け渡しユニット(TRS)42を介して搬入出部
12へ回送され、元のカセットCに収容される。なお、
2台の受け渡しユニット(TRS)42のうち、一方を
搬入出部12から洗浄処理部14へのウエハ受け渡し用
とし、他方を洗浄処理部14から搬入出部12へのウエ
ハ受け渡しに用いることができる。
【0066】一方、偶数番目の被処理ウエハW2nおよび
ベアウエハB2nは、反転ユニット(RVS)44→下段
スクラブ洗浄ユニット(SCR)40B→反転ユニット
(RVS)44→上段スクラブ洗浄ユニット(SCR)
40Dのルートを1枚ずつ交互に回送される。図7から
容易に理解されるように、かかる偶数番目ウエハの回送
ルートにおいても、下段スクラブ洗浄ユニット(SC
R)40Bでは被処理ウエハW2nの裏面W2nbに対する
ブラシ98によるスクラビング洗浄処理とブラシ98に
対するベアウエハB2nの裏面B2nbを用いたブラシクリ
ーニング処理とが1回ずつ交互に行われ、上段スクラブ
洗浄ユニット(SCR)40Dでは被処理ウエハW2nの
おもて面W2naに対するブラシ98によるスクラビング
洗浄処理とブラシ98に対するベアウエハB2nのおもて
面B2naを用いたブラシクリーニング処理とが1回ずつ
交互に行われる。
【0067】なお、奇数番目ウエハの回送ルートと偶数
番目ウエハの回送ルートとの間にはたとえば1/2タク
ト分の時間的なオフセットが設定されてよく、それによ
って各搬送系20,(PRA)30は奇数番目ウエハと
偶数番目ウエハとを交互にハンドリングすることができ
る。また、主ウエハ搬送機構(PRA)30は、3本の
搬送アーム68A,68B,68Cを有しているので、
ウエハハンドリングをよりスムースにかつ安全に行うた
めに、その中の1本たとえば上段の搬送アーム68Aを
ベアウエハ専用としてもよい。その場合、たとえば各ス
クラブ洗浄ユニット(SCR)40において被処理ウエ
ハWiに対するスクラビング洗浄処理が終了したとき
は、主ウエハ搬送機構(PRA)30が、上段搬送アー
ム68AにベアウエハBiを保持して該スクラブ洗浄ユ
ニット(SCR)40にアクセスし、中段搬送アーム6
8Bまたは下段搬送アーム68Cのいずれかで被処理ウ
エハWiを引き取り、それと入れ違いで上段搬送アーム
68AでベアウエハBiを搬入することになる。
【0068】上記実施例のベアウエハ運用方法では、各
スクラブ洗浄ユニット(SCR)40において、被処理
ウエハWiに対してブラシ98によるスクラビング洗浄
処理を1回行う都度その直後にベアウエハBiを用いて
ブラシ98に対するブラシクリーニング処理を行うの
で、ブラシ98の汚れを早期に効率よく落すことができ
る。また、被処理ウエハWiの両面洗浄に同期させてベ
アウエハBiの両面をブラシクリーニングに用いるの
で、ベアウエハBiの使用効率が高い。
【0069】もっとも、上記実施例を変形した種々のベ
アウエハ運用方法も可能である。たとえば、各スクラブ
洗浄ユニット(SCR)40において、スクラビング洗
浄処理を複数回続けてからブラシクリーニング処理を1
回または複数回続けて実行することも可能である。ま
た、洗浄処理部14内でベアウエハBを任意の段階でベ
アウエハ保管ユニット(BLN)50に留め置きして、
任意のスクラブ洗浄ユニット(SCR)40でブラシク
リーニングを必要とする際に保管ユニット(BLN)5
0からベアウエハBを配送することも可能である。
【0070】なお、搬入出部12に回収されたベアウエ
ハBは、たとえばAGV(automatic guided vehicle)
によりカセット単位でバッチ式のウエハ洗浄処理装置
(図示せず)へ送られてよい。該ウエハ洗浄処理装置で
は、ベアウエハBをロット単位で洗浄槽に浸けて薬品処
理によりウエハ表面の汚れを完全に除去し、鏡面研磨ウ
エハに再生する。こうして鏡面研磨ウエハに戻ったベア
ウエハBは、たとえばAGVにより本洗浄処理システム
10に再搬入されて上記のようなブラシクリーニングに
再利用されてもよく、あるいは新規の被処理基板Wとし
て半導体製造プロセスに附されてもよい。
【0071】上記のように、この実施形態の洗浄処理シ
ステム10では、スクラブ洗浄ユニット(SCR)40
内に外からウエハWの代わりにウエハWと同じ材質のベ
アウエハBを持ち込んで、ウエハ洗浄処理用のツールを
利用して洗浄カップ92内でブラシ98から安全に異物
を除去することができる。このことにより、スクラブ洗
浄ユニット(SCR)40内においてブラシクリーニン
グ用の特別な治具や機構は一切不要としており、ブラシ
クリーニングに伴なうユニット(SCR)40の煩雑化
や占有スペースの増加を完全に回避している。この利点
は、スクラブ洗浄ユニット(SCR)40の設置台数が
多くなるほど顕著であり、システム全体の効率性、コス
ト、フットプリント、メンテナンス性等も著しく向上す
る。また、ブラシクリーニングに用いたベアウエハBは
洗浄して再利用可能であり、新規の被処理ウエハWに転
用することも可能である。
【0072】ベアウエハ保管ユニット(BLN)50
は、基本的には外部から遮断された室内にベアウエハB
を1枚または複数枚保管するだけのユニット構造でもよ
いが、任意の付加機能を備えてもよい。たとえば、ベア
ウエハBの汚れ具合をモニタするためのウエハ表面検査
装置や画像処理装置等を設けてもよく、ベアウエハBの
汚れ具合を通してブラシ98の汚れ具合を判定すること
ができる。また、保管ユニット(BLN)50内にウエ
ハ洗浄機構を設けて、ブラシクリーニングに用いたベア
ウエハBをユニット内で洗浄して、汚れのないウエハ面
に再生することも可能である。
【0073】上記した実施形態は複数のスクラブ洗浄ユ
ニット(SCR)40を含む洗浄処理システムに係わる
ものであったが、本発明は1つまたは複数のスクラブ洗
浄ユニットを含む任意の処理システムに適用可能であ
り、単体のスクラブ洗浄装置にも適用可能である。
【0074】また、ベアウエハBの代わりに被処理ウエ
ハWの裏面をブラシクリーニングに利用することも可能
である。特に、当該スクラブ洗浄装置または処理システ
ムに持ち込まれた被処理ウエハにおいて裏面側の汚れが
少ない場合は有効である。その場合、当該スクラブ洗浄
装置において或る被処理ウエハWiの主面またはおもて
面(デバイス作成面)に対してスクラビング洗浄処理を
行ったなら、被処理ウエハWiを搬出するのと入れ違い
に裏面を上にした別の被処理ウエハWjを搬入して該ウ
エハWjの裏面にブラシ98をこすりつけてブラシクリ
ーニングを行うことができる。ブラシクリーニングに用
いた被処理ウエハWjの裏面はその後にスクラビング洗
浄を受けることによってきれいになる。この方法は、被
処理ウエハWiのおもて面と裏面のどちらに対してもブ
ラシ98をこすりつけられる方式(たとえばメカニカル
チャック方式)のスクラブ洗浄装置において有効であ
る。
【0075】本発明における被処理基板はシリコンウエ
ハに限るものではなく、スクラブ洗浄を必要とする任意
の被処理基板たとえばLCD用のガラス基板やフォトマ
スク基板、CD基板等も含まれる。したがって、本発明
におけるベア基板もディスク形状に限定されるものでは
なく、被処理基板の形状に応じて種々の形状を採択する
ことができる。本発明におけるブラシもディスク型ブラ
シに限るものでなく、ロールブラシ等の他のブラシ形式
も可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブラシク
リーニング方法または処理システムによれば、スクラブ
洗浄装置またはユニットの煩雑化や大規模化を伴なうこ
となくスクラビング用のブラシを低コストで簡単かつ効
率的にクリーニングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における洗浄処理システム
の構成を概略的に示す略平面図である。
【図2】実施形態における洗浄処理システムの構成を概
略的に示す略正面図である。
【図3】実施形態における洗浄処理システムの構成を概
略的に示す略縦断面図である。
【図4】実施形態におけるスクラブ洗浄ユニット(SC
R)の構成例を示す平面図である。
【図5】実施形態におけるスクラブ洗浄ユニット(SC
R)の構成例を示すX方向から見た略縦断面図である。
【図6】実施形態におけるスクラブ洗浄ユニット(SC
R)の構成例を示すY方向から見た略縦断面図である。
【図7】一実施例によるベアウエハ運用方法の仕組みを
示す図である。
【符号の説明】
10 洗浄処理システム 12 搬入出部 14 洗浄処理部 30 主ウエハ搬送機構(PRA) 40A〜40B スクラブ洗浄ユニット(SCR) 50 ディスク保管ユニット(CLN) 92 洗浄カップ 96 洗浄液吐出ノズル 98(98A,98B) ブラシ 100A,100B ブラシ保持アーム 101 ブラシ回転駆動機構 103 ブラシ支持軸 118 スピンチャック 122 ウエハ脱着機構122 124 回転駆動機構 134 リンスノズル W 被処理ウエハ B ベアウエハ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を所定の処理位置で保持しつ
    つ、前記被処理基板をブラシでこすって洗浄するスクラ
    ブ洗浄装置において前記ブラシをクリーニングする方法
    であって、 前記被処理基板と同一の基板材料からなる実質的に未加
    工のベア基板を前記被処理基板に代えて前記処理位置で
    保持しつつ、前記ベア基板に前記ブラシをこすりつけて
    前記ブラシから異物を除去するブラシクリーニング方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ブラシを前記被処理基板にこすりつ
    けて前記被処理基板を洗浄するスクラビング洗浄処理と
    前記ブラシを前記ベア基板にこすりつけて前記ブラシを
    クリーニングするブラシクリーニング処理とを各々所定
    の回数毎に交互に行う請求項1に記載のブラシクリーニ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 1枚の前記ベア基板について一方の面を
    1回または複数回の前記ブラシクリーニング処理に用い
    てから両面の位置が互いに入れ替わるように前記ベア基
    板を反転して他方の面を次回または次回以降の前記ブラ
    シクリーニング処理に用いる請求項2に記載のブラシク
    リーニング方法。
  4. 【請求項4】 前記ベア基板が前記被処理基板とほぼ同
    形でほぼ同じサイズを有する請求項1〜3のいずれかに
    記載のブラシクリーニング方法。
  5. 【請求項5】 被処理基板と前記被処理基板と同一の基
    板材料からなる実質的に未加工のベア基板とを搬入/搬
    出する搬入出部と、 前記被処理基板を所定の処理位置でスクラブ洗浄するた
    めのブラシを備えるスクラブ洗浄ユニットと、 前記搬入出部と前記スクラブ洗浄ユニットとの間で前記
    被処理基板および前記ベア基板を選択的に搬送する搬送
    手段とを有し、 前記ブラシをクリーニングするために、前記搬送手段に
    より前記ベア基板を前記搬入出部から前記スクラブ洗浄
    ユニットへ移して、前記スクラブ洗浄ユニット内で前記
    被処理基板の代わりに前記ベア基板を前記処理位置で保
    持しつつ、前記ベア基板に前記ブラシをこすりつけて前
    記ブラシから異物を除去する処理システム。
  6. 【請求項6】 前記ベア基板を保管する保管ユニットを
    有し、前記搬送手段が前記保管ユニットと前記搬入出部
    と前記スクラブ洗浄ユニットとの間で前記ベア基板を搬
    送する請求項5に記載の処理システム。
  7. 【請求項7】 前記保管ユニットが、前記ベア基板の汚
    れ具合を検出するための基板汚れ検出手段を備える請求
    項6に記載の処理システム。
  8. 【請求項8】 前記被処理基板または前記ベア基板を基
    板両面が互いに入れ替わるように反転する反転ユニット
    を有し、前記搬送手段が少なくとも前記反転ユニットと
    前記スクラブ洗浄ユニットとの間で前記被処理基板また
    は前記ベア基板を搬送する請求項5〜7のいずれかに記
    載の処理システム。
  9. 【請求項9】 前記搬送手段が、前記スクラブ洗浄ユニ
    ットに前記被処理基板または前記ベア基板を搬入/搬出
    するために3本以上の搬送アームを有し、その中の1本
    を前記ベア基板専用の搬送アームとする請求項5〜8の
    いずれかに記載の処理システム。
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