JP2003272107A - 帳票処理装置および帳票処理方法 - Google Patents

帳票処理装置および帳票処理方法

Info

Publication number
JP2003272107A
JP2003272107A JP2002076451A JP2002076451A JP2003272107A JP 2003272107 A JP2003272107 A JP 2003272107A JP 2002076451 A JP2002076451 A JP 2002076451A JP 2002076451 A JP2002076451 A JP 2002076451A JP 2003272107 A JP2003272107 A JP 2003272107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
bit interval
measured
position information
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002076451A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Nakamura
伊知郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002076451A priority Critical patent/JP2003272107A/ja
Publication of JP2003272107A publication Critical patent/JP2003272107A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票の記録媒体に対して磁気ヘッドによるリ
ード/ライトを行うときの、搬送系の速度変動による影
響を軽減し、安定したリード/ライト性能を維持するこ
とのできる帳票処理装置を提供する。 【解決手段】 正しいビット間隔が保証された磁気媒体
を持つ基準帳票を取り込み、リードする。このときリー
ド波形の各ビット間隔を測定し、各ビット間隔について
判定基準とライト用ビット間隔を生成し、これら判定基
準とライト用ビット間隔を個々のビット間隔の位置情報
と対応付けてEEPROM56に記憶する。ここで位置
情報として、基準帳票が所定の位置を通過したタイミン
グからビット間隔が測定されるまでの経過時間が用いら
れる。運用時は光学センサによって通帳の通過検知時点
からの経過時間を計測し、この経過時間に対応付けてE
EPROM56に記憶された判定基準を用いてリード波
形から得られたビット間隔について信号の値を判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀行等の金融機
関で用いられ、特に通帳等の帳票に磁気記録媒体等の記
録媒体を貼り付けておき、この記録媒体に対してデータ
のリード又はライトを行う機能をもつ帳票処理装置と帳
票処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀行等の金融機関において
は、現金自動預出金機(以下、単にATMと称する)が
利用されている。このATMに搭載されるユニットの一
つに、払込書や通帳等の異種帳票を取り込んで処理する
ことのできる複合帳票処理ユニットがある。
【0003】この複合帳票処理ユニットは、挿入された
通帳に貼り付けられた磁気ストライプに対してデータの
リード/ライトを行う磁気ストライプリード/ライト部
を備えている。この磁気ストライプリード/ライト部で
の磁気ストライプの走査方式には、定位置に固定された
磁気ヘッドに対して通帳を搬送することによって、磁気
ヘッドと磁気ストライプとを相対的に移動させる方式
と、逆に通帳を固定して磁気ヘッドを通帳搬送方向に搬
送することによって、磁気ヘッドと磁気ストライプとを
相対的に移動させる方式がある。いずれの方式も、搬送
路幅方向における磁気ヘッドの位置は通帳の磁気ストラ
イプの通過位置に合せて固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッドを移動させ
て定位置にある通帳の磁気ストライプに対して相対的に
移動させる方式は、通帳の状態や搬送系の影響を受けに
くく、通帳を搬送させる方式に比べ高品質のリード/ラ
イト性能が得られる。しかしながら、通帳の搬送を一旦
停止させるために処理の時間がかかるという問題があ
る。他方の通帳を搬送させて定位置に設置された磁気ヘ
ッドに対して通帳を相対的に移動させる方式は、処理は
高速であるが、リード/ライト性能が磁気ヘッドを移動
させる方式に比べ劣る。
【0005】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、帳票の記録媒体に対してヘッドによりリ
ード又はライトを行うときの、搬送系の速度変動による
影響を軽減して、安定したリード又はライトの性能を維
持することのできる帳票処理装置および帳票処理方法の
提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の帳票処理装置は、帳票に
設けられた記録媒体に対してデータをリードするヘッド
と、帳票の記録媒体とヘッドとを相対的に移動させる移
動機構と、帳票とヘッドとを移動機構により相対的に移
動させて、ヘッドの出力波形から個々のビット間隔を測
定するビット間隔測定手段と、一定のビット間隔が保証
された記録媒体を有する基準帳票について、ビット間隔
測定手段により測定された個々のビット間隔に対する信
号の判定基準を生成する判定基準生成手段と、移動機構
によって相対的に移動中の基準帳票とヘッドとが所定の
位置関係を成立させたタイミングを検出し、この検出さ
れたタイミングからビット間隔測定手段にて個々のビッ
ト間隔が測定されるまでの経過時間を個々のビット間隔
の位置情報として生成する位置情報生成手段と、判定基
準生成手段により生成された個々のビット間隔に対する
信号の判定基準と位置情報生成手段により生成された個
々のビット間隔の位置情報とを対応付けて記憶する記憶
手段と、移動機構によって相対的に移動中の帳票とヘッ
ドとが所定の位置関係を成立させたタイミングからビッ
ト間隔測定手段にて個々のビット間隔が測定されるまで
の経過時間を計測し、記憶手段に記憶された各ビット間
隔の位置情報の中から、計測された経過時間に最も近い
位置情報を判定し、この位置情報に対応付けて記憶手段
に記憶された判定基準に従って、帳票についてビット間
隔測定手段によって測定されたビット間隔に対する信号
の判定を行う手段とを具備することを特徴とする。
【0007】この発明によれば、帳票の記録媒体とヘッ
ドとを相対的に移動させる速度の装置固有の変動に対し
て、リード波形のビット間隔から信号の値を判定する判
定基準の最適化を行うことができる。これにより、帳票
の記録媒体とヘッドとを相対的に移動させる速度の変動
による、記録媒体のリードエラーの発生を抑制すること
ができる。
【0008】請求項2に記載の発明の帳票処理装置は、
帳票に設けられた記録媒体に対してデータをリード又は
ライトするヘッドと、帳票の記録媒体とヘッドとを相対
的に移動させる移動機構と、帳票とヘッドとを移動機構
により相対的に移動させて、ヘッドの出力波形から個々
のビット間隔を測定するビット間隔測定手段と、一定の
ビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳票につ
いて、ビット間隔測定手段により測定された個々のビッ
ト間隔に対してそれぞれ最適なライト用のビット間隔を
生成するライトビット間隔生成手段と、移動機構によっ
て相対的に移動中の基準帳票と前記ヘッドとが所定の位
置関係を成立させたタイミングを検出し、この検出され
たタイミングからビット間隔測定手段にて個々のビット
間隔が測定されるまでの経過時間を個々のビット間隔の
位置情報として生成する位置情報生成手段と、ライトビ
ット間隔生成手段により個々のビット間隔に対して生成
されたライト用のビット間隔と位置情報生成手段により
生成された個々のビット間隔の位置情報とを対応付けて
記憶する記憶手段と、移動機構によって相対的に移動中
の帳票とヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミ
ングからの経過時間を計測し、この計測された経過時間
に対応付けて記憶手段に記憶されたライト用のビット間
隔に従ってヘッドによる記録媒体へのライトを行うよう
に制御する手段とを具備することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、帳票の記録媒体とヘッ
ドとを相対的に移動させる速度の装置固有の変動に対
し、ライト用のビット間隔の最適化を実現し、記録媒体
に対してリード不可なビット間隔のライトが行われるこ
とを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる実
施の一形態である現金自動預出金機(以下、単にATM
と称する)100の外観図である。同図に示すように、
このATM100は、磁気カードを処理するカードユニ
ット101と、縦型通帳・横型通帳等の複数の種類の通
帳や単票(払込書)などの異種帳票(以下、これらを単
に「帳票」と呼ぶ)の処理を行う複合帳票処理ユニット
102と、紙幣の受け入れや払い出しなどの処理を行う
紙幣ユニット103、硬貨の受け入れや払い出しなどの
処理を行う硬貨ユニット104と、利用者からの操作入
力の受け入れたり利用者へ画面を通じて各種のメッセー
ジを提供するタッチセンサパネルなどからなる操作パネ
ル105と、利用者に音声による各種メッセージを提供
する音声出力部(図示せず)とを備える。
【0011】図2は、この実施の一形態のATM100
における複合帳票処理ユニット102の構成を示す図で
ある。同図に示すように、この複合帳票処理ユニット1
02は、利用者からの上記帳票の投入を受け入れる挿入
口1と、この挿入口1より挿入された帳票の自動取り込
みを行う一対の搬送ローラ3a,3bで構成される取込
部3と、取込部3によって取り込まれた通帳の磁気スト
ライプに対してデータをリード/ライトする磁気ストラ
イプリード/ライト部5と、帳票のページマーク・印字
行・印字濃度等の検出を行うPLD検出部7と、帳票全
体のイメージを読み込むイメージリーダ9と、帳票への
印字を行う印字部10と、取引済み払込書などを収納す
る帳票格納部11a,11bと、通帳のページめくりや
幅寄せを行う自動ページめくり/幅寄せ機構13と、新
規通帳の発行を行う通帳発行部15と、帳票搬送路を形
成する搬送ローラ群3c,3d,3e,3f,3g,3
h,3i,3j,3k,3l,3m,3nとを備えて構
成される。
【0012】図3は、この複合帳票処理ユニット102
の制御機構の構成を示すブロック図である。同図に示す
ように、複合帳票処理ユニット102のシステムボード
21には、CPU(主制御部)23、データ処理回路2
5、I/Oポート27,28、画像メモリ31、RAM
36、ROM37などが搭載されており、これらは内部
バス33を通じて相互に通信を行う。
【0013】CPU23は、複合帳票処理ユニット10
2の全体的な制御および各種の演算処理を実行する。C
PU23はATM総合制御部35と通信可能であり、こ
のATM総合制御部35は他のオンラインで接続された
図示しないセンターとの間で通信を行うことが可能であ
る。
【0014】データ処理回路25は、磁気ヘッドドライ
バ回路37と接続され、磁気ストライプリード/ライト
部5のリード/ライトデータの処理を行う。磁気ヘッド
ドライバ回路37は、データ処理回路25で生成された
磁気ヘッド用の記録データに基づいて磁気ストライプリ
ード/ライト部5の磁気ヘッド39を駆動したり、磁気
ヘッド39によって通帳の磁気ストライブから読み出さ
れた信号の処理を行う。
【0015】また、データ処理回路25は、印字ドライ
バ回路41と接続され、印字部10の印字パターンデー
タの生成処理などを行う。印字ドライバ回路41はデー
タ処理回路25によって生成された印字パターンデータ
に基づいて印字部10の印字ヘッド43を駆動する。
【0016】また、I/Oポート27には、たとえば取
込部3に配設された搬送ローラ3a−3fの動力源であ
る搬送モータ44をはじめとする各種のモータやソレノ
イドなどの動力源に駆動信号を供給したり、たとえば取
込部3に配設された光学センサ22などの各種センサの
出力を監視するドライバ回路45が接続されている。
【0017】次に、この複合帳票処理ユニット102で
処理される通帳の構成について説明する。この複合帳票
処理ユニット102で処理可能な通帳60には、例え
ば、図4の(a)に示すように搬送方向Xに沿った綴じ
目61aを有する縦型通帳63と、図4の(b)に示す
ように綴じ目61bが搬送方向Xに対して直交する方向
に沿って設けられた横型通帳65等がある。これら縦型
通帳63および横型通帳65の表紙面には、利用者の口
座番号、最終取引日、口座残額、そして次回の記帳ペー
ジ番号や行等の情報が記録される磁気ストライプ67
a,67bが搬送方向Xに沿って貼り付けられている。
さらに、縦型通帳63および横型通帳65の各見開き面
の定位置には通帳のページを識別するためのページマー
ク69a,69bが印刷されている。
【0018】システムボード21のI/Oポート28に
はイメージリーダ9が接続されている。イメージリーダ
9によって帳票から読み出されたイメージは内部バス3
3を通じて画像メモリ31に蓄積される。この画像メモ
リ31に蓄積された帳票イメージに対してCPU23に
よって文字認識処理が行われる。さらにI/Oポート2
9にはPLD検出部7が接続されている。ROM37
は、この複合帳票処理ユニット102で実行されるプロ
グラムや各種のパラメータが記憶された読み取り専用メ
モリである。RAM36は、プログラム実行のためのワ
ークエリアやデータのストレージのためになどに用いら
れる読み出しと書き込みが可能なメモリである。
【0019】次に、図2、図3を参照しながら、このA
TM100による払込処理の流れを説明する。利用者に
よって複合帳票処理ユニット102の挿入口1より払込
書が挿入されると、取込部3の搬送ローラ3a,3bが
駆動され、払込書は複合帳票処理ユニット102内部へ
自動で取り込まれる。取り込まれた払込書は、イメージ
リーダ9の読み込み面を通過するように搬送され、この
とき払込書のイメージがイメージリーダ9によって読み
込まれる。この後、払込書は印字部10を素通りして、
印字部10と帳票格納部11a,11bとの間の垂直な
帳票搬送路に確保された一時保留部17に保留される。
【0020】一方、イメージリーダ9によって読み込ま
れた払込書のイメージはCPU23にて文字認識され、
認識結果として払込書に記入されている払込先の口座番
号、払込金額などの取引データが得られるとともに、必
要な記入欄の中の文字の有無、払込書の種別の確認が行
われる。
【0021】文字認識結果であるデータは操作パネル1
05上に払込書のイメージとともに上下に並んで表示さ
れ、利用者は各表示内容を比較して認識結果が正しいか
どうかを確認し、正しければ操作パネル105上の確認
キーを押す。確認キーが押されると、画面や音声による
メッセージにより、紙幣ユニット103への紙幣投入、
硬貨ユニット104への硬貨投入、ならびにカードユニ
ットl01へのカード投入が利用者に指示され、払込先
の口座への払込などの取引が行われる。
【0022】ここで通帳による精算を行うため、通帳が
挿入口1より挿入された場合、磁気ストライプリード/
ライト部5によって通帳の磁気ストライプから利用者の
口座番号、最終取引日、口座残額、そして新たに取引内
容を記帳すべきページ番号などの情報の読み取りが行わ
れる。これによって取得した情報に基づいて利用者の口
座から払込先の口座への払込等の取引が行われる。
【0023】取引が完了すると、通帳の個々の見開きペ
ージの定位置に印刷されたページマークがPLD検出部
7によって検出され、検出されたページマークに対応す
るページ番号が、磁気ストライプリード/ライト部5に
よって通帳の磁気ストライプから読み出された次回記帳
ページ番号と一致するかどうか判定される。一致するな
らば、現在の通帳の見開きページが正しいことを判断し
て通帳を印字部10へ移動させる。
【0024】また、PLD検出部7によって通帳の見開
きページの先頭空白行が検出され、この検出された先頭
空白行に印字部10によって取引結果が印字(記帳)さ
れる。記帳後、通帳は磁気ストライプリード/ライト部
5のリード/ライト位置へ戻され、ここで磁気ストライ
プの情報が最新内容に書き換えられた後、取込部3を介
して挿入口1へ返却される。
【0025】通帳が返却された後、払込書が一時保留部
17から印字部10による印字位置へ移動され、印字部
10にて取扱日時、取扱局などの必要な印字がなされ
る。続いて、この払込書はイメージリーダ9へ搬送さ
れ、イメージリーダ9にて特定箇所の印字のイメージが
読み取られ、文字認識処理で印字濃度の良否の判定が行
われ、その判定結果はCPU23へ通知される。その
後、払込書は帳票格納部11a,11bへ搬送されてこ
こに収納される。
【0026】次に、この複合帳票処理ユニット102に
おける磁気ストライプリード/ライト部5の構成とその
動作について説明する。
【0027】図5に、磁気ストライプリード/ライト部
5の平面および側面を示す。通帳60は、搬送ローラ3
a,3b,3c,3d,3e,3fによってX方向(取
込方向またはその逆方向)に一定の速度で搬送されるよ
うに制御される。このとき通帳60の磁気ストライプ6
7が磁気ストライプリード/ライト部5の磁気ヘッド3
9によって走査され、磁気ストライプ67に対してデー
タのリードまたはライトが行われる。
【0028】図6は磁気ストライプリード/ライト部5
の構成を示すブロックである。同図に示すように、磁気
ストライプリード/ライト部5は、磁気ヘッド39、ヘ
ッドアンプ51、ヘッドアンプ51の出力信号の波形整
形を行う波形整形回路52、ヘッドアンプ51の出力信
号をA/D変換するA/D変換器53、MCリーダ/ラ
イタ制御回路54、RAM55、EEPROM56など
を備えている。
【0029】MCリーダ/ライタ制御回路54は、複合
帳票処理ユニット制御部(CPU)23からの指令によ
り磁気ストライプリード/ライト部5の全体の制御を行
うとともに、CPU23との間で磁気ストライプのリー
ドデータやライトデータの受け渡しを行う。
【0030】図7に示すように、波形整形回路52はヘ
ッドアンプ51の出力波形からF/2F信号を生成す
る。F/2F信号は元信号の1/2周期のパルス状の信
号である。MCリーダ/ライタ制御回路54はこのF/
2F信号のビット間隔taを求め、このビット間隔ta
について信号の値(1か0)をEEPROM56に記憶
された判定基準に基づいて判定する。
【0031】また、MCリーダ/ライタ制御回路54は
A/D変換器53の出力を取り込み、磁化反転時のピー
ク値pを検出する。このピーク値pはビット間隔taと
ともに信号品質評価のためのパラメータとして利用され
る。例えば、測定結果であるビット間隔taとピーク値
pがいずれも良好な信号品質を保証する範囲にある場合
に品位良好と判定するようにする。
【0032】このビット間隔taは磁気ストライプに対
する磁気ヘッドの走査速度(磁気ストライプと磁気ヘッ
ドとの相対的な移動速度)で可変する。この複合帳票処
理ユニット102では、帳票搬送方向において定位置に
設けられた磁気ヘッド39に対して通帳60を搬送する
ように構成されており、帳票60の搬送速度ムラによっ
てビット間隔taが可変するおそれがある。ビット間隔
taが可変すると、ビット間隔taから信号の値を判定
する基準は固定であるため、磁気ストライプに対して正
しくデータをリード/ライトできなくなるおそれがあ
る。
【0033】この実施の一形態では、通帳60の磁気ス
トライプに対してリード/ライトが行われる過程での磁
気ストライプと磁気ヘッドとの相対的な搬送速度の変動
に対してリード信号の判定基準の最適化およびライト用
のビット間隔の最適化を行うことによって、磁気ストラ
イプの安定したリード/ライトを実現するものである。
【0034】以下、このリード信号の判定基準およびラ
イト用のビット間隔を最適化する方法について説明す
る。図8に、このリード信号の判定基準およびライト用
のビット間隔を最適化する処理の流れを示す。
【0035】正しいビット間隔が保証された磁気ストラ
イプを有する通帳(以下、基準帳票と呼ぶ。)を用意す
る。この基準帳票はたとえば搬送速度が一定であること
が保証された専用ユニットにより作成される。
【0036】この基準帳票を調整対象の複合帳票処理ユ
ニット102に取り込ませ、搬送して、磁気ストライプ
リード/ライト部5にて当該基準帳票に設けられた磁気
ストライプからのリードを行う(ステップ801)。こ
のとき、以下のような処理が行われる。
【0037】まず、磁気ヘッド39の出力波形をヘッド
アンプ51にて増幅した後、波形整形回路52にて波形
整形してF/2F信号を生成し、このF/2F信号につ
いてMCリーダ/ライタ制御回路54にて個々のビット
間隔taの測定を行う(ステップ802)。
【0038】基準帳票の磁気ストライプにおいては正し
いビット間隔が保証されているので、調整対象の複合帳
票処理ユニット102において基準帳票が決められた一
定速度で搬送されたならば、図9の(a)に示すよう
に、すべてのビット間隔ta1,ta2,ta3・・・・の
測定結果は一定の値となる。これに対し、調整対象の複
合帳票処理ユニット102において搬送速度に変動が生
じた場合には図9の(b)に示すように、ビット間隔t
a1,ta2,ta3・・・・の測定結果にバラツキが発生
する。
【0039】このようにすべてのビット間隔ta1,t
a2,ta3・・・を測定した後、続いてこの測定された
個々のビット間隔について判定基準tjを生成する(ス
テップ803)。これにはビット間隔の測定値に一定の
係数を乗じる方法がある。たとえば、幾何中心的判定の
場合には0.75、対数中心的判定の場合には0.71
の係数をビット間隔の測定値に乗算した値を判定基準t
jとする。
【0040】さらに、測定された個々のビット間隔に対
してそれぞれ最適なライト用のビット間隔twを生成す
る(ステップ804)。リード時にビット間隔が基準よ
りも小さい場合はそれだけ搬送速度が基準より速く、逆
にビット間隔が基準よりも大きい場合にはそれだけ搬送
速度が基準より遅いことを意味する。そこで、基準のビ
ット間隔をtm、測定したビット間隔をtaとして、た
とえば、tw=tm×(tm/ta)の計算式により、
最適なライト用のビット間隔twを生成することが可能
である。
【0041】以上のようにして生成された判定基準tj
およびライト用のビット間隔twは、図10に示すよう
に、後述する個々のビット間隔の位置情報TFと対応付
けてEEPROM56に記憶される(ステップ80
5)。
【0042】ビット間隔の位置情報を生成する方法には
以下がある。取込部3に配設された所定の光学センサ2
2(図5参照)によって基準帳票の通過タイミング(た
とえば基準帳票が到達したタイミング)を検出する。こ
の検出されたタイミングから、基準帳票について個々の
ビット間隔taが測定されるまでの経過時間をそれぞれ
判定し、これらを当該個々のビット間隔の位置情報TF
として、判定基準tjおよびライト用のビット間隔tw
と対応付けてEEPROM56に書き込む。
【0043】複合帳票処理ユニット102の運用時は、
図11に示すように、取り込まれた通帳60について、
光学センサ22によって当該通帳60が検知されてか
ら、個々のビット間隔が測定されるまでの経過時間(位
置情報)をそれぞれ判定する(ステップ1101)。次
に、EEPROM56に記憶されている位置情報TFの
中から、上記判定された位置情報に最も近い位置情報T
Fを判定し(ステップ1102)、この位置情報TFに
対応付けてEEPROM56に記憶されている判定基準
tjを用いて、通帳60について測定されたビット間隔
について信号の値の判定を行う(ステップ1103)。
【0044】また、ライト時には、図12に示すよう
に、取り込まれた通帳60について、光学センサ22に
よって当該通帳60が検知されてからの経過時間を計測
し(ステップ1201)、この計測された経過時間(位
置情報)に対応付けてEEPROM56に記憶されてい
るライト用のビット間隔twに従って磁気ストライプへ
のライトを行う(ステップ1202)。
【0045】以上説明したように、この実施の一形態に
よれば、複合帳票処理ユニット102の搬送速度ムラに
応じて最適なリード信号用の判定基準およびライト用の
ビット間隔を設定することができるので、磁気ストライ
プに対し、より安定してデータのリードを行うことがで
きるとともに、磁気ストライプに対してリード不可なビ
ット間隔のライトが行われることを防止できる。
【0046】なお、本発明の帳票処理装置は、上述の実
施の一形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0047】先の実施の一形態では、帳票搬送の搬送速
度ムラに応じてリード信号用の判定基準およびライト用
のビット間隔を最適化するものとして説明したが、磁気
ヘッドを移動させてリード/ライトを行うもの、あるい
は、帳票と磁気ヘッドの双方を移動させてリード/ライ
トを行うものにも同様の効果が得られる。
【0048】また、先の実施の一形態では、取込方向に
帳票が搬送される場合の処理について説明したが、取込
方向とは逆方向に搬送しつつ磁気ストライプに対してリ
ード/ライトを行う場合にも本発明を適用することがで
きる。この場合、取込方向とは逆方向から磁気ストライ
プリード/ライト部5に搬送されてくる帳票の通過を検
出するための光学センサを追加する。リード信号用の判
定基準tjとライト用のビット間隔twは双方向の情報
をEEPROM56に記憶する。リード信号用の判定基
準tjとライト用のビット間隔twを生成する手順は両
方向で共通である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帳票の記録媒体とヘッドとを相対的に移動させる速度の
装置固有の変動に対して、リード波形のビット間隔から
信号の値を判定する判定基準の最適化を行うことができ
る。これにより、帳票の記録媒体とヘッドとを相対的に
移動させる速度の変動による、記録媒体のリードエラー
の発生を抑制することができる。また、帳票の記録媒体
とヘッドとを相対的に移動させる速度の装置固有の変動
に対し、ライト用のビット間隔の最適化を実現し、記録
媒体に対してリード不可なビット間隔のライトが行われ
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の一形態である現金自動預
出金機の外観図である。
【図2】複合帳票処理ユニットの構成を示す図である。
【図3】図1の複合帳票処理ユニットの制御系の構成を
示すブロック図である。
【図4】縦型通帳と横型通帳を示す図である。
【図5】磁気ストライプリード/ライト部とその周辺部
の平面および側面を示す図である。
【図6】磁気ストライプリード/ライト部5の構成を示
すブロックである。
【図7】ヘッドの出力波形およびその波形整形後のパル
ス波形を示す図である。
【図8】リード信号の判定基準およびライト用のビット
間隔を最適化する処理の流れを示す図である。
【図9】ビット間隔の測定結果の例を示す図である。
【図10】EEPROMに記憶された位置情報、判定基
準、ライト用のビット間隔のテーブルの構造を示す図で
ある。
【図11】運用時の最適化された判定基準を用いた信号
判定の流れ図である。
【図12】運用時の最適化されたライト用のビット間隔
に従ったライト時の流れ図である。
【符号の説明】
3c−3n・・・搬送ローラ、5・・・磁気ストライプ
リード/ライト部、9・・・イメージリーダ、10・・
・印字部、22・・・光学センサ、23・・・CPU、
39・・・磁気ヘッド、51・・・ヘッドアンプ、52
・・・波形整形回路、54・・・リーダ/ライタ制御回
路、60・・・通帳、67・・・磁気ストライプ、56
・・・EEPROM、102・・・複合帳票処理ユニッ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票に設けられた記録媒体に対してデー
    タをリードするヘッドと、 前記帳票の前記記録媒体と前記ヘッドとを相対的に移動
    させる移動機構と、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するビット間隔測定手段と、 一定のビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳
    票について、前記ビット間隔測定手段により測定された
    個々のビット間隔に対する信号の判定基準を生成する判
    定基準生成手段と、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記基準帳票と
    前記ヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミング
    を検出し、この検出されたタイミングから前記ビット間
    隔測定手段にて前記個々のビット間隔が測定されるまで
    の経過時間を前記個々のビット間隔の位置情報として生
    成する位置情報生成手段と、 前記判定基準生成手段により生成された前記個々のビッ
    ト間隔に対する信号の判定基準と前記位置情報生成手段
    により生成された前記個々のビット間隔の位置情報とを
    対応付けて記憶する記憶手段と、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記帳票と前記
    ヘッドとが前記所定の位置関係を成立させたタイミング
    から前記ビット間隔測定手段にて前記個々のビット間隔
    が測定されるまでの経過時間を計測し、前記記憶手段に
    記憶された前記各ビット間隔の位置情報の中から、前記
    計測された経過時間に最も近い位置情報を判定し、この
    位置情報に対応付けて前記記憶手段に記憶された前記判
    定基準に従って、前記帳票について前記ビット間隔測定
    手段によって測定されたビット間隔に対する信号の判定
    を行う手段とを具備することを特徴とする帳票処理装
    置。
  2. 【請求項2】 帳票に設けられた記録媒体に対してデー
    タをリード又はライトするヘッドと、 前記帳票の前記記録媒体と前記ヘッドとを相対的に移動
    させる移動機構と、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するビット間隔測定手段と、 一定のビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳
    票について、前記ビット間隔測定手段により測定された
    個々のビット間隔に対してそれぞれ最適なライト用のビ
    ット間隔を生成するライトビット間隔生成手段と、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記基準帳票と
    前記ヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミング
    を検出し、この検出されたタイミングから前記ビット間
    隔測定手段にて前記個々のビット間隔が測定されるまで
    の経過時間を前記個々のビット間隔の位置情報として生
    成する位置情報生成手段と、 前記ライトビット間隔生成手段により前記個々のビット
    間隔に対して生成されたライト用のビット間隔と前記位
    置情報生成手段により生成された前記個々のビット間隔
    の位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記帳票と前記
    ヘッドとが前記所定の位置関係を成立させたタイミング
    からの経過時間を計測し、この計測された経過時間に対
    応付けて前記記憶手段に記憶された前記ライト用のビッ
    ト間隔に従って前記ヘッドによる前記記録媒体へのライ
    トを行うように制御する手段とを具備することを特徴と
    する帳票処理装置。
  3. 【請求項3】 帳票に設けられた記録媒体に対してデー
    タをリード又はライトするヘッドと、 前記帳票の前記記録媒体と前記ヘッドとを相対的に移動
    させる移動機構と、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するビット間隔測定手段と、 一定のビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳
    票について、前記ビット間隔測定手段により測定された
    個々のビット間隔に対する信号の判定基準を生成する判
    定基準生成手段と、 前記基準帳票について前記ビット間隔測定手段により測
    定された個々のビット間隔に対してそれぞれ最適なライ
    ト用のビット間隔を生成するライトビット間隔生成手段
    と、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記基準帳票と
    前記ヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミング
    を検出し、この検出されたタイミングから前記ビット間
    隔測定手段にて前記個々のビット間隔が測定されるまで
    の経過時間を前記個々のビット間隔の位置情報として生
    成する位置情報生成手段と、 前記判定基準生成手段により生成された前記個々のビッ
    ト間隔に対する信号の判定基準、前記ライトビット間隔
    生成手段により前記個々のビット間隔に対して生成され
    たライト用のビット間隔、および前記位置情報生成手段
    により生成された前記個々のビット間隔の位置情報とを
    対応付けて記憶する記憶手段と、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記帳票と前記
    ヘッドとが前記所定の位置関係を成立させたタイミング
    から前記ビット間隔測定手段にて前記個々のビット間隔
    が測定されるまでの経過時間を計測し、前記記憶手段に
    記憶された前記各ビット間隔の位置情報の中から、前記
    計測された経過時間に最も近い位置情報を判定し、この
    位置情報に対応付けて前記記憶手段に記憶された前記判
    定基準に従って、前記帳票について前記ビット間隔測定
    手段によって測定されたビット間隔に対する信号の判定
    を行い、ライト時は前記計測された経過時間に対応付け
    て前記記憶手段に記憶された前記ライト用のビット間隔
    に従って前記ヘッドによる前記記録媒体へのライトを行
    うように制御する手段とを具備することを特徴とする帳
    票処理装置。
  4. 【請求項4】 帳票に設けられた記録媒体に対してデー
    タをリードするヘッドと、前記帳票の前記記録媒体と前
    記ヘッドとを相対的に移動させる移動機構とを設けてお
    き、 一定のビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳
    票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に移動さ
    せて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間隔を測
    定し、この測定された個々のビット間隔に対する信号の
    判定基準を生成するステップと、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記基準帳票と
    前記ヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミング
    を検出し、このタイミングから前記個々のビット間隔が
    測定されるまでの経過時間を前記個々のビット間隔の位
    置情報として生成するステップと、 前記基準帳票について生成された前記個々のビット間隔
    に対する信号のビット判定基準と前記生成された個々の
    ビット間隔の位置情報とを対応付けて記憶部に記憶する
    ステップと、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するとともに、前記帳票と前記ヘッドとが所定
    の位置関係を成立させたタイミングを検出し、このタイ
    ミングから前記個々のビット間隔が測定されるまでの経
    過時間を計測し、前記記憶部に記憶された前記各ビット
    間隔の位置情報の中から、前記計測された経過時間に最
    も近い位置情報を判定し、この判定された位置情報に対
    応付けて前記記憶部に記憶されている前記判定基準に従
    って前記測定された前記ビット間隔に対して信号の判定
    を行うステップとを有することを特徴とする帳票処理方
    法。
  5. 【請求項5】 帳票に設けられた記録媒体に対してデー
    タをリード又はライトするヘッドと、前記帳票の前記記
    録媒体と前記ヘッドとを相対的に移動させる移動機構と
    を設けておき、 一定のビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳
    票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に移動さ
    せて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間隔を測
    定し、この測定された個々のビット間隔に対するそれぞ
    れ最適なライト用のビット間隔を生成するステップと、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記基準帳票と
    前記ヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミング
    を検出し、このタイミングから前記個々のビット間隔が
    測定されるまでの経過時間を前記個々のビット間隔の位
    置情報として生成するステップと、 前記基準帳票について生成された前記個々のビット間隔
    に対するライト用のビット間隔と前記生成された個々の
    ビット間隔の位置情報とを対応付けて記憶部に記憶する
    ステップと、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するとともに、前記帳票と前記ヘッドとが所定
    の位置関係を成立させたタイミングを検出し、このタイ
    ミングからの経過時間を計測し、この計測された経過時
    間に対応付けて前記記憶部に記憶されている前記ライト
    用のビット間隔に従って前記ヘッドによる前記記録媒体
    へのライトを行うステップとを有することを特徴とする
    帳票処理方法。
  6. 【請求項6】 帳票に設けられた記録媒体に対してデー
    タをリード又はライトするヘッドと、前記帳票の前記記
    録媒体と前記ヘッドとを相対的に移動させる移動機構と
    を設けておき、 一定のビット間隔が保証された記録媒体を有する基準帳
    票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に移動さ
    せて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間隔を測
    定し、この測定された個々のビット間隔に対する信号の
    判定基準を生成するとともに、前記測定された個々のビ
    ット間隔に対して最適なライト用のビット間隔を生成す
    るステップと、 前記移動機構によって相対的に移動中の前記基準帳票と
    前記ヘッドとが所定の位置関係を成立させたタイミング
    を検出し、このタイミングから前記個々のビット間隔が
    測定されるまでの経過時間を前記個々のビット間隔の位
    置情報として生成するステップと、 前記基準帳票について生成された前記個々のビット間隔
    に対する信号のビット判定基準、前記個々のビット間隔
    に対して最適なライト用のビット間隔、および前記生成
    された個々のビット間隔の位置情報とを対応付けて記憶
    部に記憶するステップと、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するとともに、前記帳票と前記ヘッドとが所定
    の位置関係を成立させたタイミングを検出し、このタイ
    ミングから前記ビット間隔が測定されるまでの経過時間
    を計測し、前記記憶部に記憶された前記各ビット間隔の
    位置情報の中から、前記計測された経過時間に最も近い
    位置情報を判定し、この判定された位置情報に対応付け
    て前記記憶部に記憶されている前記判定基準に従って前
    記測定された前記ビット間隔に対して信号の判定を行う
    ステップと、 前記帳票と前記ヘッドとを前記移動機構により相対的に
    移動させて、前記ヘッドの出力波形から個々のビット間
    隔を測定するとともに、前記帳票と前記ヘッドとが所定
    の位置関係を成立させたタイミングを検出し、このタイ
    ミングからの経過時間を計測し、この計測された経過時
    間に対応付けて前記記憶部に記憶されている前記ライト
    用のビット間隔に従って前記ヘッドによる前記記録媒体
    へのライトを行うステップとを有することを特徴とする
    帳票処理方法。
JP2002076451A 2002-03-19 2002-03-19 帳票処理装置および帳票処理方法 Withdrawn JP2003272107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076451A JP2003272107A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 帳票処理装置および帳票処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076451A JP2003272107A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 帳票処理装置および帳票処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003272107A true JP2003272107A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29205220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002076451A Withdrawn JP2003272107A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 帳票処理装置および帳票処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003272107A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003272107A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JPS6124750B2 (ja)
JP2003085703A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JPH07104893B2 (ja) 通帳磁気データ読取装置
JP3968296B2 (ja) 複数の帳票類を一括して取り扱い可能な帳票類取扱装置
JPS6036180A (ja) 通帳発行装置
JP5287189B2 (ja) カード処理装置、券発行機
JP2003272030A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JP2002234219A (ja) 帳票処理装置およびその印字制御方法
JP2010015393A (ja) 通帳取扱い装置、現金自動支払機及び通帳停止位置自動調整プログラム
JP2003312065A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JP3228961B2 (ja) 情報処理装置
JP2003091765A (ja) 帳票処理装置、帳票処理方法および自動取引装置
JP2003246528A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JP2875012B2 (ja) 印字行位置付け方法
JP2002251525A (ja) 帳票処理装置と帳票処理方法
JP2003271906A (ja) 媒体処理装置および媒体処理方法
JP2912395B2 (ja) 媒体処理装置
JPH0216070A (ja) 通帳プリンタ
JPH0314372Y2 (ja)
JP2003030720A (ja) 帳票処理装置と帳票処理方法
JP2005011163A (ja) 帳票取扱装置
JP2003034058A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JPS6124751B2 (ja)
JPS62145466A (ja) 通帳処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607