JP2003272018A - 有価証券処理装置 - Google Patents

有価証券処理装置

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JP2003272018A
JP2003272018A JP2002075014A JP2002075014A JP2003272018A JP 2003272018 A JP2003272018 A JP 2003272018A JP 2002075014 A JP2002075014 A JP 2002075014A JP 2002075014 A JP2002075014 A JP 2002075014A JP 2003272018 A JP2003272018 A JP 2003272018A
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Yuji Matsumoto
裕司 松本
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有価証券の真偽判定性能の向上が図れる有価証
券処理装置を提供する。 【解決手段】有価証券Pにあらかじめ印刷されている製
造工場、製造時期を特定する記番号を読取ることで、有
価証券Pの製造工場、製造時期を特定するとともに、当
該有価証券Pのカテゴリを判別し、この特定した製造工
場、製造時期と判別したカテゴリとに基づき、それらと
最適な判定閾値との対応表を格納した対応テーブル16
から対応する判定閾値を選択し、この選択した判定閾値
を用いて当該有価証券Pの真偽判定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、紙幣な
どの有価証券の種類判別や真偽判定、汚損度判定などを
行なう有価証券処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有価証券を搬送しながら、その有
価証券に含まれる印刷文字や画像、透かし画像などを読
取り、有価証券の種類判別や真偽判定、汚損度判定など
を行なう有価証券処理装置においては、有価証券の物理
的特徴を検出するための検出手段が具備され、その検出
手段の検出結果に基づき有価証券の種類、方向、真偽、
汚損度などの判定を行なっている。
【0003】たとえば、有価証券の印刷模様や図柄をカ
メラで読取り、あらかじめ登録した画像パターンとの類
似度を比較することにより、当該有価証券の種類、方向
を判定する。その上で、真偽判定や汚損度判定は、特定
領域の輝度値の強弱などを基にし、有価証券の種類や搬
送方向ごとに判定手法や判定閾値を設け、あるいは、全
ての種類、搬送方向において同じパラメータを用いて判
別処理を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】同一の種類(カテゴ
リ)として流通している有価証券においても、その製造
工場や製造時期(製造ロット)によって光学的な物理的
特徴、磁気的な物理的特徴、形状などの特徴に差異が生
じる場合がある。そのため、同じ種類、搬送方向の有価
証券に対して、同じ判定手法や判定閾値を基準として真
偽判定、汚損度判定を行なっても、判定性能が期待通り
得られないという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、有価証券の真偽判定性
能の向上が図れる有価証券処理装置を提供することを目
的とする。
【0006】また、本発明は、有価証券の疑似的な汚損
度判定が可能となる有価証券処理装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の有価証券処理装
置は、当該有価証券の製造内容等を特定する製造情報が
あらかじめ付与されている有価証券から、前記製造情報
を含む物理的特徴を読取り電気信号に変換する読取手段
と、この読取手段から得られる電気信号から前記製造情
報を検出する製造情報検出手段と、前記読取手段から得
られる電気信号に基づき当該有価証券の種類を判別する
種類判別手段と、この種類判別手段により判別された前
記有価証券の種類と前記製造情報検出手段により検出さ
れた製造情報とにより、少なくともあらかじめ用意され
た複数の判定パラメータの中から対応する判定パラメー
タを選択する選択手段と、前記読取手段から得られる電
気信号から当該有価証券の物理的特徴を抽出し、前記選
択手段により選択された判定パラメータにより当該有価
証券の真偽判定等を行なう判定手段とを具備している。
【0008】また、本発明の有価証券処理装置は、当該
有価証券の製造内容等を特定する製造情報があらかじめ
付与されている有価証券から、前記製造情報を含む物理
的特徴を読取り電気信号に変換する第1の読取手段と、
この第1の読取手段から得られる電気信号から前記製造
情報を検出する製造情報検出手段と、前記有価証券から
前記第1の読取手段で読取る物理的特徴とは異なる物理
的特徴を読取り電気信号に変換する第2の読取手段と、
この第2の読取手段から得られる電気信号に基づき当該
有価証券の種類を判別する種類判別手段と、この種類判
別手段により判別された前記有価証券の種類と前記製造
情報検出手段により検出された製造情報とにより、少な
くともあらかじめ用意された複数の判定パラメータの中
から対応する判定パラメータを選択する選択手段と、前
記第1の読取手段から得られる電気信号から当該有価証
券の物理的特徴を抽出し、前記選択手段により選択され
た判定パラメータにより当該有価証券の真偽判定等を行
なう判定手段とを具備している。
【0009】さらに、本発明の有価証券処理装置は、当
該有価証券の製造内容等を特定する製造情報があらかじ
め付与されている有価証券を搬送する搬送手段と、この
搬送手段により搬送される有価証券から前記製造情報を
読取る読取手段と、この読取手段により読取られた前記
製造情報に基づき当該有価証券の製造時期を特定する製
造時期特定手段と、この製造時期特定手段により特定さ
れた製造時期により当該有価証券の集積先を決定し、そ
の集積先へ当該有価証券を区分する区分手段とを具備し
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。図1は、処理対象媒体となる有価証券
の一例を示すものである。この有価証券Pは、その表面
に所定の文字や図柄などの画像1が印刷されているとと
もに、特定の位置に当該有価証券の製造工場、製造時期
(製造ロット)などを特定する製造情報、たとえば、記
番号と称される文字情報(以下、記番号と称す)2が印
刷されている。図1の例では、記番号2に含まれる
「X」の文字3が当該有価証券の製造工場、製造時期を
特定する文字となっている。
【0011】図2は、第1の実施の形態に係る有価証券
処理装置の構成を概略的に示すものである。図2におい
て、処理対象媒体となる有価証券Pは、その表面を上に
した状態で、搬送手段としての搬送ローラ11および搬
送路12により、図示矢印方向(図の右から左)へ挟持
搬送される。搬送路12上には、搬送される有価証券P
の表面に、たとえば、可視光帯の光を照射する光源1
3、および、この光源13の光照射による有価証券P表
面からの反射光を受光して電気信号に変換する光電変換
素子としてのイメージセンサ14が配設されている。イ
メージセンサ14は、たとえば、SiPINフォトダイ
オードアレイが用いられている。ここに、光源13およ
びイメージセンサ14は読取手段を構成している。
【0012】イメージセンサ14において受像された有
価証券Pの光学的な物理的特徴(表面の記番号を含む画
像)は、電気信号に変化された後、判定処理部15に送
られる。判定処理部15は、イメージセンサ14から得
られた有価証券Pの画像から、当該有価証券Pの表面に
印刷された記番号2を、たとえば、周知の文字認識技術
を用いて読取る(記番号2を検出する)。
【0013】また、判定処理部15は、同時に、たとえ
ば、イメージセンサ14から得られた有価証券Pの画像
から、あらかじめ定められた特徴領域内の画像を抽出
し、この抽出した特徴領域内の画像とあらかじめ登録さ
れている辞書パターン(たとえば、有価証券の図柄)と
を、周知のパターンマッチング法を用いて照合を取るな
どして、有価証券Pのカテゴリ判別(種類、搬送方向の
判別)を行なう。
【0014】判定処理部15は、たとえば、記番号2か
ら得られる製造工場や製造時期と、有価証券Pの種類、
搬送方向(カテゴリ)に対応する判定閾値(判定パラメ
ータ)を記憶している。すなわち、たとえば、図3に示
すような、有価証券のカテゴリ、記番号、製造工場や製
造時期、および、判定閾値の対応関係を格納した対応テ
ーブル16があらかじめ設けられている。
【0015】判定処理部15は、たとえば、イメージセ
ンサ14から得られた有価証券Pの画像から、あらかじ
め定められた特徴領域内の画像を抽出し、この抽出した
特徴領域内の画像に対し平均値を計算し、図3に示した
対応テーブル16により、カテゴリ(種類情報)と製造
情報(製造工場、製造時期)から導かれる最適な判定閾
値を用いて当該有価証券Pの真偽判定を行なう。
【0016】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て動作を説明する。まず、イメージセンサ14により、
有価証券P上の画像を読取り(ステップS1)、電気信
号に変化した後、判定処理部15に送る。判定処理部1
5は、イメージセンサ14から得られた有価証券Pの画
像から、あらかじめ定められた真偽判定用の特徴領域内
の画像を切出し(ステップS2)、この切出した特徴領
域内の画像に対し、たとえば積分値を算出する(ステッ
プS3)。
【0017】これと同時に、判定処理部15は、イメー
ジセンサ14から得られた有価証券Pの画像から、当該
有価証券Pの表面に印刷された記番号2を切出し(ステ
ップS4)、この切出した記番号2に対し周知の文字認
識技術を用いて認識処理を行なう(ステップS5)。
【0018】また、判定処理部15は、同時に、イメー
ジセンサ14から得られた有価証券Pの画像から、あら
かじめ定められた種類判別用の特徴領域内の画像を切出
し(ステップS6)、この切出した特徴領域内の画像と
あらかじめ登録されている辞書パターン(たとえば、有
価証券の図柄)とを、パターンマッチング法を用いて照
合することにより(ステップS7)、有価証券Pのカテ
ゴリ(種類、搬送方向)を判別する(ステップS8)。
【0019】次に、判定処理部15は、ステップS8で
判別した有価証券Pのカテゴリと、ステップS5で検出
した有価証券Pの記番号2に基づき、図3に示した対応
テーブル16から真偽判定用の判定閾値を決定(選択)
する(ステップS9)。すなわち、図3の対応テーブル
16によれば、たとえば、判別したカテゴリが「1」
で、検出した記番号2内の文字3が「X」であるとする
と、製造工場、製造時期は「A工場(1990年〜19
99年)」となり、その場合の判定閾値は「1000」
となる。したがって、判定処理部15は、判別したカテ
ゴリと検出した記番号2に基づき、対応テーブル16か
ら対応する判定閾値「1000」を選択するものであ
る。
【0020】次に、判定処理部15は、たとえば、ステ
ップS3で算出した積分値が、ステップS9で決定した
判定閾値未満(または以上)か否かをチェックすること
により(ステップS10)、判定閾値未満であれば当該
有価証券Pは真券であると判定し(ステップS11)、
判定閾値未満でなければ当該有価証券Pは偽券であると
判定する(ステップS12)。
【0021】このように、有価証券Pに印刷されている
記番号2を読取ることで製造工場、製造時期を特定し、
製造工場、製造時期ごとに判定閾値を選択して有価証券
Pの真偽判定を行なうことにより、有価証券Pの真偽判
定性能の向上が図れる。すなわち、第1の実施の形態に
よれば、有価証券の製造工場、製造時期(製造ロット)
によって真偽判定の判定パラメータ(判定閾値)を変更
することができるため、真偽判定の性能の向上が可能と
なる。
【0022】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態の第1の実施の形態と異なる点
は、イメージセンサ14とは異なる読取手段を別個に設
け、この読取手段からの情報に基づき有価証券Pのカテ
ゴリを判別するようにした点にあり、その外は第1の実
施の形態と同様である。すなわち、たとえば、図5に示
すように、イメージセンサ14で読取る有価証券Pの光
学的な物理的特徴とは異なる物理的特徴、たとえば、磁
気的な物理的特徴(磁気情報)を読取る読取手段として
の磁気センサ17を、搬送路12上のイメージセンサ1
4近傍に設置して、搬送される有価証券Pの磁気情報を
読取り、電気信号に変換して判定処理部15へ送る。
【0023】判定処理部15では、磁気センサ17で読
取られた磁気情報と、あらかじめ各カテゴリごとに登録
された辞書パターン(たとえば、有価証券Pの磁気パタ
ーン)とを、たとえば、最小2乗法を利用して照合を取
ることにより、有価証券Pのカテゴリを判別する。
【0024】なお、上述した第1、第2の実施の形態で
は、真偽判定の判定パラメータ(判定閾値)だけを変更
する場合について説明したが、さらに、判定手法をも変
更するようにしてもよい。その場合、対応テーブル16
に判定閾値とともに最適な判定手法をも格納しておき、
判別したカテゴリと検出した記番号2に基づき、対応テ
ーブル16から対応する判定手法および判定閾値を選択
し、この選択した判定手法および判定閾値により真偽判
定を行なえばよい。
【0025】また、上述した第1、第2の実施の形態で
は、有価証券Pの光学的な物理的特徴を用いて真偽判定
を行なう場合について説明したが、これに限らず、たと
えば、有価証券Pの磁気的な物理的特徴(磁気情報)や
有価証券Pの厚さ情報をも用いて真偽判定を行なう場合
にも同様に適用できる。
【0026】次に、第3の実施の形態について説明す
る。なお、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を
付して詳細な説明は省略し、異なる部分について詳細に
説明する。図6は、第3の実施の形態に係る有価証券処
理装置の構成を概略的に示すものである。図6におい
て、処理対象媒体となる有価証券Pは、その表面を上に
した状態で、搬送ローラ11および搬送路12により、
図示矢印方向へ挟持搬送される。搬送路12上には、搬
送される有価証券Pの表面に光を照射する光源13、お
よび、この光源13の光照射による有価証券P表面から
の反射光を受光して電気信号に変換するイメージセンサ
14が配設されている。
【0027】イメージセンサ14において受像された有
価証券Pの光学的な物理的特徴(表面の記番号を含む画
像)は、電気信号に変化された後、処理部21に送られ
る。処理部21は、イメージセンサ14から得られた有
価証券Pの画像から、当該有価証券Pの表面に印刷され
た記番号2を、たとえば、周知の文字認識技術を用いて
読取る(記番号2を検出する)。この記番号2の読取り
は、前述した第1の実施の形態と同じ方法にて行なわれ
る。
【0028】処理部15は、たとえば、有価証券Pの製
造工場や製造時期を特定する記番号2と実際の製造時期
との対応表を記憶している。すなわち、たとえば、図7
に示すような、有価証券の記番号とそれに対応する実際
の製造時期との対応関係を格納した対応テーブル22が
あらかじめ設けられている。
【0029】処理部21は、有価証券Pから読取った記
番号2に基づき、図7の対応テーブル22により有価証
券Pの製造時期を特定する。すなわち、図7の対応テー
ブル22によれば、たとえば、読取った記番号2内の文
字3が「Y」であるとすると、製造時期は「1990年
〜1999年」となる。したがって、処理部21は、読
取った記番号2に基づき、対応テーブル22により当該
有価証券Pの製造時期は「1990年〜1999年」で
あると特定するものである。
【0030】処理部21は、特定した製造時期情報を集
積制御部23に送る。集積制御部23は、処理部21か
ら得られた製造時期情報に基づき、搬送される有価証券
Pを集積部24〜26へ区分する。たとえば、製造年が
1990年未満の有価証券Pは集積部24へ、製造年が
1990年〜2000年未満の有価証券Pは集積部25
へ、製造年が2000年以降の有価証券Pは集積部26
へ、とそれぞれ区分する。
【0031】一般に、有価証券の汚損度は、その有価証
券の流通時間と相関がある。そこで、有価証券の製造時
期により有価証券を分別すれば、擬似的な汚損度判定と
しての利用が可能となる。したがって、第2の実施の形
態によれば、有価証券の製造工場、製造時期(製造ロッ
ト)が特定できるため、擬似的な汚損度判定が可能とな
る。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、有
価証券の真偽判定性能の向上が図れる有価証券処理装置
を提供できる。
【0033】また、本発明によれば、有価証券の疑似的
な汚損度判定が可能となる有価証券処理装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理対象媒体となる有価証券の一例を
示す模式図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る有価証券処理
装置の構成を概略的に示す構成図。
【図3】真偽判定に用いる対応テーブルの一例を示す
図。
【図4】動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る有価証券処理
装置の構成を概略的に示す構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る有価証券処理
装置の構成を概略的に示す構成図。
【図7】製造時期の特定に用いる対応テーブルの一例を
示す図。
【符号の説明】
P…有価証券、1…画像、2…記番号(製造情報)、1
1…搬送ローラ(搬送手段)、12…搬送路(搬送手
段)、13…光源(読取手段)、14…イメージセンサ
(読取手段)、15…判定処理部、16…対応テーブ
ル、17…磁気センサ(読取手段)、21…処理部、2
2…対応テーブル、23…集積制御部、24〜26…集
積部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該有価証券の製造内容等を特定する製
    造情報があらかじめ付与されている有価証券から、前記
    製造情報を含む物理的特徴を読取り電気信号に変換する
    読取手段と、 この読取手段から得られる電気信号から前記製造情報を
    検出する製造情報検出手段と、 前記読取手段から得られる電気信号に基づき当該有価証
    券の種類を判別する種類判別手段と、 この種類判別手段により判別された前記有価証券の種類
    と前記製造情報検出手段により検出された製造情報とに
    より、少なくともあらかじめ用意された複数の判定パラ
    メータの中から対応する判定パラメータを選択する選択
    手段と、 前記読取手段から得られる電気信号から当該有価証券の
    物理的特徴を抽出し、前記選択手段により選択された判
    定パラメータにより当該有価証券の真偽判定等を行なう
    判定手段と、 を具備したことを特徴とする有価証券処理装置。
  2. 【請求項2】 前記有価証券の物理的特徴とは光学的な
    物理的特徴であることを特徴とする請求項1記載の有価
    証券処理装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、あらかじめ用意された
    複数の判定手法および判定パラメータの中から前記種類
    判別手段により判別された前記有価証券の種類と前記製
    造情報検出手段により検出された製造情報に対応する判
    定手法および判定パラメータをそれぞれ選択し、 前記判定手段は、前記読取手段から得られる電気信号か
    ら当該有価証券の物理的特徴を抽出し、前記選択手段に
    より選択された判定手法および判定パラメータにより当
    該有価証券の真偽判定等を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の有価証券処理装置。
  4. 【請求項4】 当該有価証券の製造内容等を特定する製
    造情報があらかじめ付与されている有価証券から、前記
    製造情報を含む物理的特徴を読取り電気信号に変換する
    第1の読取手段と、 この第1の読取手段から得られる電気信号から前記製造
    情報を検出する製造情報検出手段と、 前記有価証券から前記第1の読取手段で読取る物理的特
    徴とは異なる物理的特徴を読取り電気信号に変換する第
    2の読取手段と、 この第2の読取手段から得られる電気信号に基づき当該
    有価証券の種類を判別する種類判別手段と、 この種類判別手段により判別された前記有価証券の種類
    と前記製造情報検出手段により検出された製造情報とに
    より、少なくともあらかじめ用意された複数の判定パラ
    メータの中から対応する判定パラメータを選択する選択
    手段と、 前記第1の読取手段から得られる電気信号から当該有価
    証券の物理的特徴を抽出し、前記選択手段により選択さ
    れた判定パラメータにより当該有価証券の真偽判定等を
    行なう判定手段と、 を具備したことを特徴とする有価証券処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の読取手段が読取る有価証券の
    物理的特徴は光学的な物理的特徴であり、前記第2の読
    取手段が読取る有価証券の物理的特徴は磁気的な物理的
    特徴であることを特徴とする請求項4記載の有価証券処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、あらかじめ用意された
    複数の判定手法および判定パラメータの中から前記種類
    判別手段により判別された前記有価証券の種類と前記製
    造情報検出手段により検出された製造情報に対応する判
    定手法および判定パラメータをそれぞれ選択し、 前記判定手段は、前記第1の読取手段から得られる電気
    信号から当該有価証券の物理的特徴を抽出し、前記選択
    手段により選択された判定手法および判定パラメータに
    より当該有価証券の真偽判定等を行なうことを特徴とす
    る請求項4記載の有価証券処理装置。
  7. 【請求項7】 当該有価証券の製造内容等を特定する製
    造情報があらかじめ付与されている有価証券を搬送する
    搬送手段と、 この搬送手段により搬送される有価証券から前記製造情
    報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた前記製造情報に基づき当
    該有価証券の製造時期を特定する製造時期特定手段と、 この製造時期特定手段により特定された製造時期により
    当該有価証券の集積先を決定し、その集積先へ当該有価
    証券を区分する区分手段と、 を具備したことを特徴とする有価証券処理装置。
  8. 【請求項8】 前記製造情報は当該有価証券の製造工場
    および製造時期などを特定するための情報であることを
    特徴とする請求項1、請求項4、請求項7のいずれか1
    つに記載の有価証券処理装置。
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