JP2003271614A - 画像処理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】スキャナで複数枚の原稿を連続して読み取った
場合に、当該スキャナが汎用のスキャナであっても、出
力されるファイルに任意に指定したファイル名を付与す
ることのできる画像処理方法および装置並びにプログラ
ムを提供する。 【解決手段】ＤＢ検索部２６が検索した部品情報に基づ
いてページ生成部がスキャン順を指定するページを提供
し、当該ページでファイルに付与すべき部品情報等のフ
ァイル名情報が原稿の読み取り順に基づいて並び替えら
れると、テンプレート生成部２４がその並び替えたファ
イル名情報に基づいてリネーム用のジョブテンプレート
を生成し、リネーム処理部２２がリネーム用のジョブテ
ンプレートに従って原稿の読み取り順に生成される画像
ファイルに指定されたファイル名を順次付与する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理方法お
よび装置並びにプログラムに関し、特に、複数枚の原稿
を読み取って得た画像をそれぞれ画像ファイルとして出
力する画像処理方法および装置並びにプログラムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、文書や図面等を電子化し、電子化
した文書や図面等を様々なシステムで利用するようにな
っている。文書や図面の電子化データには、キャラクタ
情報やベクトル情報等の含むコード情報で構成されるも
のもあるが、イメージデータとして構成されているもの
もある。

【０００３】イメージデータで構成される文書や図面
は、通常、スキャナ等で紙原稿を読み取ることで生成さ
れるもので、スキャナによっては、複数枚の原稿を連続
して読み取ることができる。スキャナが原稿を読み取る
ことで生成したイメージデータは、ファイルとして出力
される。このファイルには、任意にファイル名を付与す
ることができるが、多くのスキャナは、連続番号等を利
用して自動生成したファイル名を出力する各イメージデ
ータに付与することができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、スキ
ャナが生成したイメージデータは、連続番号等を利用し
て自動生成されたファイル名が付与されることが多い。

【０００５】しかしながら、イメージデータの用途やイ
メージデータを取り扱うシステムによっては、連続番号
等を利用して自動付与されたファイル名が不適当である
場合がある。例えば、図面のイメージデータであるファ
イルには、ファイル名として当該図面が示す部品情報
（番号や記号）を用いた方が適当であることがある。

【０００６】したがって、スキャナが生成したイメージ
データに、予め指定したファイル名を付与できることが
望まれることが多い。イメージデータのファイルへの指
定ファイル名の付与は、原稿のスキャンを１枚毎に行う
場合には、比較的容易であるが、複数枚の原稿を連続し
てスキャンする場合には、出力される各ファイルと指定
ファイル名との対応付けをどのように行うかが課題とな
る。また、スキャナによっては、必ずしも複数のファイ
ルのそれぞれに指定されたファイル名を付与することが
できるとは限らない。

【０００７】そこで、この発明は、スキャナで複数枚の
原稿を連続して読み取った場合に、当該スキャナが汎用
のスキャナであっても、出力されるファイルに任意に指
定したファイル名を付与することのできる画像処理方法
および装置並びにプログラムを提供することを目的とす
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項１の発明は、複数枚の原稿を読み取って得
た画像をそれぞれ画像ファイルとして出力する画像処理
方法において、予め指定されたファイル名情報を原稿の
読み取り順に基づいて並び替え、該並び替えたファイル
名情報を前記原稿の読み取り順に生成される画像ファイ
ルに順次付与することを特徴とする。

【０００９】また、請求項２の発明は、請求項１の発明
において、前記原稿の読み取り順を特定する仮ファイル
名情報が付与された画像ファイルを取得し、該取得した
画像ファイルの仮ファイル名情報を前記ファイル名情報
に変更することを特徴とする。

【００１０】また、請求項３の発明は、請求項１の発明
において、前記原稿の読み取り順と前記ファイル名情報
との対応を前記原稿の読み取り制御情報として指定する
ことを特徴とする。

【００１１】また、請求項４の発明は、請求項１乃至３
のいずれかの発明において、前記原稿は、図面であり、
前記ファイル名情報は、部品情報であることを特徴とす
る。

【００１２】また、請求項５の発明は、複数枚の原稿を
読み取って得た画像をそれぞれ画像ファイルとして出力
する画像処理装置において、予め指定されたファイル名
情報を原稿の読み取り順に基づいて並び替える並替手段
と、前記並替手段により並び替えられたファイル名情報
を前記原稿の読み取り順に生成される画像ファイルに順
次付与する付与手段とを具備することを特徴とする。

【００１３】また、請求項６の発明は、請求項５の発明
において、前記原稿の読み取り順を特定する仮ファイル
名情報が付与された画像ファイルを取得する取得手段を
さらに具備し、前記付与手段は、前記取得手段が取得し
た画像ファイルの仮ファイル名情報を前記ファイル名情
報に変更することを特徴とする。

【００１４】また、請求項７の発明は、請求項５の発明
において、前記原稿の読み取り順と前記ファイル名情報
との対応の指定を含む前記原稿の読み取り制御情報を生
成する生成手段をさらに具備し、前記並替手段は、前記
生成手段が生成した制御情報に基づいて前記ファイル名
情報の並び替えを行うことを特徴とする。

【００１５】また、請求項８の発明は、請求項５乃至７
のいずれかの発明において、前記原稿は、図面であり、
前記ファイル名情報は、部品情報であることを特徴とす
る。

【００１６】また、請求項９の発明は、複数枚の原稿を
読み取って得た画像をそれぞれ画像ファイルとして出力
する画像処理をコンピュータに実行させる画像処理プロ
グラムにおいて、予め指定されたファイル名情報を原稿
の読み取り順に基づいて並び替え、該並び替えたファイ
ル名情報を前記原稿の読み取り順に生成される画像ファ
イルに順次付与することを特徴とする。

【００１７】また、請求項１０の発明は、請求項９の発
明において、前記原稿の読み取り順を特定する仮ファイ
ル名情報が付与された画像ファイルを取得し、該取得し
た画像ファイルの仮ファイル名情報を前記ファイル名情
報に変更することを特徴とする。

【００１８】また、請求項１１の発明は、請求項９の発
明において、前記原稿の読み取り順と前記ファイル名情
報との対応を前記原稿の読み取り制御情報として指定す
ることを特徴とする。

【００１９】また、請求項１２の発明は、請求項９乃至
１１のいずれかの発明において、前記原稿は、図面であ
り、前記ファイル名情報は、部品情報であることを特徴
とする。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下、この発明に係る画像処理方
法および装置並びにプログラムの一実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。

【００２１】図１は、この発明を適用した図面管理シス
テムの構成例を示すブロック図である。同図に示すよう
に、図面管理システムは、スキャナ１とファイル処理装
置２、図面ＤＢ３、部品ＤＢ４、クライアント５（５−
１〜５−ｎ）を具備して構成される。

【００２２】スキャナ１は、図面等の紙原稿を読み取っ
てイメージデータを生成し、生成したイメージデータを
ファイルとして出力する。ファイル管理装置２は、ファ
イルに付与するファイル名の指定の受け付けやファイル
の登録等の処理を行うが、その詳細については後述す
る。図面ＤＢ３は、登録された図面を格納するデータベ
ースである。部品ＤＢ４は、部品に関する各種情報であ
る部品情報を格納するデータベースである。クライアン
ト５は、スキャナ１の動作指示やファイル名の指定等を
行うクライアント装置である。

【００２３】次に、ファイル処理装置２について説明す
る。図２は、ファイル処理装置２の機能的な構成を示す
ブロック図である。

【００２４】同図に示すように、ファイル処理装置２
は、スキャナ制御部２１とリネーム処理部２２、ファイ
ル登録部２３、テンプレート生成部２４、ページ生成部
２５、ＤＢ検索部２６、Ｗｅｂ処理部２７を具備して構
成される。

【００２５】この構成においては、Ｗｅｂ処理部２７が
クライアント５に対してＷｅｂサーバとして動作し、ス
キャン条件やスキャナ１の動作指示等を受け付けるＷｅ
ｂページをクライアント５に提供するとともに、当該Ｗ
ｅｂページを介して入力された条件や指示をテンプレー
ト制御部２４やページ生成部２５に出力する。

【００２６】ページ生成部２５は、Ｗｅｂ処理部２７が
クライアント５に提供するＷｅｂページのうち、動的な
Ｗｅｂページを生成する。このＷｅｂページの生成に際
して必要がある場合、例えば、部品情報の一覧を提示す
る場合には、ＤＢ検索部２６に部品ＤＢ４の検索を依頼
し、当該検索結果である部品情報をＤＢ検索部２６から
取得する。ＤＢ検索部２６は、部品ＤＢ４から部品情報
を検索する。

【００２７】テンプレート生成部２４は、Ｗｅｂ処理部
２７がクライアント５から受け付けたスキャン条件等に
基づいてジョブを実行するためのジョブテンプレートを
生成する。生成するジョブテンプレートは、スキャナ１
を制御するためのスキャン用ジョブテンプレートと、フ
ァイル名を指定するためのリネーム用ジョブテンプレー
トである。

【００２８】スキャナ制御部２１は、テンプレート生成
部２４が生成したスキャン用ジョブテンプレートに基づ
いてスキャナ１を制御するとともに、スキャナ１で自動
生成されたファイル名が付与されたファイルを受け取
り、当該ファイルをリネーム処理部２２に渡す。

【００２９】リネーム処理部２２は、スキャナ制御部２
１から渡されたファイルのファイル名をテンプレート生
成部２４が生成したリネーム用ジョブテンプレートに基
づいて変更（リネーム）する。

【００３０】ファイル登録部２３は、リネーム処理部２
２でファイル名の変更処理が施されたファイルを図面Ｄ
Ｂ３に登録する。

【００３１】このファイル処理装置２は、コンピュータ
装置とこれを動作させるプログラムにより実現される
が、全ての構成部を１のコンピュータ装置で構成しても
良く、各構成部毎若しくは複数の構成部毎に１のコンピ
ュータ装置を利用するようにしてもよい。例えば、スキ
ャナ制御部２１を複数のスキャナのスキャンサーバとし
て構成し、Ｗｅｂ処理部２７をＷｅｂサーバとして構成
する等である。なお、ファイル処理装置２を専用のハー
ドウェアとして構成するようにしてもよい。

【００３２】次に、ファイル処理装置２の動作について
説明する。図３は、ファイル処理装置２の動作の流れを
示すフローチャートである。

【００３３】ファイル処理装置２は、クライアント５か
らのアクセスがあると、Ｗｅｂ処理部２７が当該クライ
アント５に条件入力ページを提供する（ステップ１０
１）。条件入力ページは、例えば、図４に示すページ２
００のように構成される。ページ２００には、製品情報
を入力する製品情報入力欄２０１と製品情報の検索を指
示する検索ボタン２０２、Ｃｏｎｆ（Ｃｏｎｆｉｇｕｌ
ａｔｉｏｎ）枚数を入力するＣｏｎｆ枚数入力欄２０
３、図面のスキャン順番を指定する順番指定欄２０４、
スキャン順番を指定する指定ボタン２０５、Ａｐｐｅｎ
ｄｉｘ枚数を入力するＡｐｐｅｎｄｉｘ枚数入力欄２０
６、スキャン順番を確定するスキャン順番確認ボタン２
０７、スキャン順番の指定をクリアする順番指定リセッ
トボタン２０８が配置される。

【００３４】このページ２００の製品情報入力欄２０１
に製品情報（番号等）が入力され、検索ボタン２０２が
押下されると、ファイル処理装置２は、製品情報入力欄
２０１に入力された製品情報を受け付ける（ステップ１
０２でＹＥＳ）。

【００３５】ファイル処理装置２は、Ｗｅｂ処理部２７
が製品情報を受け付けると、当該製品情報がページ生成
部２５を介してＤＢ検索部２６に渡され、ＤＢ検索部２
６が製品情報に基づいて部品情報ＤＢ４から部品情報を
検索し、この検索結果をページ生成部２５が取得する
（ステップ１０３）。

【００３６】ページ取得部２５は、部品情報ＤＢ４から
検索された部品情報に基づいて条件入力ページを生成
し、この条件入力ページをＷｅｂ処理部２７がクライア
ント５に提供する（ステップ１０１）。この条件入力ペ
ージは、例えば、図５に示すページ３００のように構成
される。ページ３００には、ページ２００と同様に、製
品情報を入力する製品情報入力欄３０１と製品情報の検
索を指示する検索ボタン３０２、Ｃｏｎｆ枚数を入力す
るＣｏｎｆ枚数入力欄３０３、図面のスキャン順番を指
定する順番指定欄３０４、スキャン順番を指定する指定
ボタン３０５、Ａｐｐｅｎｄｉｘ枚数を入力するＡｐｐ
ｅｎｄｉｘ枚数入力欄３０６、スキャン順番を確定する
スキャン順番確認ボタン３０７、スキャン順番の指定を
クリアする順番指定リセットボタン３０８が配置され
る。

【００３７】このページ３００では、順番指定欄３０４
に先に入力した製品情報に対応する部品情報（部品ＤＢ
４の検索結果）が入力されており、クライアント５の操
作者は、必要な項目の入力および選択（Ｃｏｎｆ枚数入
力欄３０３、順番指定欄３０４、指定ボタン３０５、Ａ
ｐｐｅｎｄｉｘ枚数入力欄３０６）を行う。指定ボタン
３０５は、図面のスキャン順にそれぞれ対応するものを
押下することで、図面のスキャン順を指定する。ただ
し、全ての図面に対応する指定ボタン３０５を押下する
必要はなく、スキャンを行う図面に対応する指定ボタン
３０５のみを押下すればよい。

【００３８】クライアント５の操作者が各条件を入力
し、スキャン順番確認ボタン３０７を押下すると、ファ
イル処理装置２は、入力された各条件を受け付ける（ス
テップ１０４でＹＥＳ）。なお、各条件を入力する際
に、必ずしも部品情報の検索を行う必要はなく、検索
前、つまり、ページ２００で各条件の入力が行われ、ス
キャン順番確認ボタン２０７が押下された場合も各条件
を受け付ける。

【００３９】条件の受け付けは、Ｗｅｂ処理部２７が行
い、Ｗｅｂ処理部２７は、受け付けた条件をページ生成
部２５に渡す。ページ生成部２５は、渡された条件に基
づいて条件確認ページを生成し、Ｗｅｂ処理部２７がこ
れをクライアント５に提供する（ステップ１０５）。条
件確認ページは、例えば、図６に示すページ４００のよ
うに構成される。ページ４００には、入力条件を示す条
件表示欄４０１と入力条件の承認を指示するジョブテン
プレート送信ボタン４０２が配置される。

【００４０】クライアント５の操作者がジョブテンプレ
ート送信ボタン４０２を押下すると、ファイル処理装置
２のＷｅｂ処理部２７は、条件の承認を受け付ける（ス
テップ１０６でＹＥＳ）。

【００４１】Ｗｅｂ処理部２７が条件の承認を受け付け
ると、先に受け付けた条件がテンプレート生成部２４に
渡され、テンプレート生成部２４がスキャン用ジョブテ
ンプレートとリネーム用ジョブテンプレートを生成し、
スキャン用ジョブテンプレートをスキャナ制御部２１に
渡し、リネーム用ジョブテンプレートをリネーム処理部
２２に渡す（ステップ１０７）。

【００４２】テンプレート生成部２４が生成するスキャ
ン用ジョブテンプレートは、解像度等のスキャン条件を
指示するジョブテンプレートであり、従来から用いられ
ているものと同様のものである。また、リネーム用ジョ
ブテンプレートは、スキャン順に対応して部品情報等の
ファイル名を指定したテンプレートである。

【００４３】続いて、スキャン用ジョブテンプレートを
渡されたスキャン処理部２１は、当該スキャン用ジョブ
テンプレートをスキャナ１に渡し、スキャンを実行させ
（ステップ１０８）、スキャン結果であるイメージデー
タのファイルを取得する（ステップ１０９）。そして、
取得したファイルをリネーム処理部２２に渡す。

【００４４】リネーム処理部２２は、スキャン制御部２
１からファイルが渡されると、当該ファイルのファイル
名をリネーム用ジョブテンプレートに基づいて変更（リ
ネーム）する（ステップ１１０）。このリネーム処理で
は、例えば、図７に示す図面原稿５００（５００−１〜
５００−ｍ）がスキャナ１で読み取られることにより、
連続番号を利用して自動生成されたファイル名が付与さ
れた各イメージファイル５０１（５０１−１〜５０１−
ｍ）のファイル名をイメージファイル５０２（５０２−
１〜５０２−ｍ）のように先に指定されたファイル名
（部品情報）に変更する。

【００４５】そして、リネーム処理部２２は、リネーム
処理を施したファイルをファイル登録部２３に渡し、フ
ァイル登録部２３が当該ファイルを図面ＤＢ３に登録し
（ステップ１１１）、ファイル処理装置２は、動作を終
了する。

【００４６】なお、上述の説明では、図面の処理を例と
して説明したが、この発明は、図面以外の文書等の処理
にも適用することができることを付記しておく。

【００４７】

【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ファイルに付与すべき部品情報等のファイル名情報
を原稿の読み取り順に基づいて並び替え、該並び替えた
ファイル名情報を原稿の読み取り順に生成される画像フ
ァイルに順次付与するように構成したので、専用のスキ
ャナを用いることなく、複数枚の図面等を連続して読み
取った場合でも、各図面等に対応するイメージファイル
に所望のファイル名を容易に付与することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明を適用した図面管理システムの構成例
を示すブロック図である。

【図２】ファイル処理装置２の機能的な構成を示すブロ
ック図である。

【図３】ファイル処理装置２の動作の流れを示すフロー
チャートである。

【図４】条件入力ページの例を示した図（１）である。

【図５】条件入力ページの例を示した図（２）である。

【図６】条件確認ページの例を示した図である。

【図７】リネーム処理の流れを説明するための図であ
る。

【符号の説明】

１ スキャナ ２ ファイル処理装置 ３ 図面ＤＢ ４ 部品ＤＢ ５、５−１〜５−ｎ クライアント ２１ スキャナ制御部 ２２ リネーム制御部 ２３ ファイル登録部 ２４ テンプレート生成部 ２５ ページ生成部 ２６ ＤＢ検索部 ２７ Ｗｅｂ処理部 ２００ ページ ２０１ 製品情報入力欄 ２０２ 検索ボタン ２０３ Ｃｏｎｆ枚数入力欄 ２０４ 順番指定欄 ２０５ 指定ボタン ２０６ Ａｐｐｅｎｄｉｘ枚数入力欄 ２０７ スキャン順番確認ボタン ２０８ 順番指定リセットボタン ３００ ページ ３０１ 製品情報入力欄 ３０２ 検索ボタン ３０３ Ｃｏｎｆ枚数入力欄 ３０４ 順番指定欄 ３０５ 指定ボタン ３０６ Ａｐｐｅｎｄｉｘ枚数入力欄 ３０７ スキャン順番確認ボタン ３０８ 順番指定リセットボタン ４００ ページ ４０１ 条件表示欄 ４０２ ジョブテンプレート送信ボタン ５００、５００−１〜５００−ｍ 図面原稿 ５０１、５０１−１〜５０１−ｍ イメージファイル ５０２、５０２−１〜５０２−ｍ イメージファイル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菱沼 信夫 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 青木 壮太郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Ｆターム(参考） 5B050 AA10 BA10 BA17 CA08 FA19 GA08 5B075 ND08 ND23 ND34 NR20 UU21 UU22 5C073 AB01 AB07 AB12

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数枚の原稿を読み取って得た画像をそ
   れぞれ画像ファイルとして出力する画像処理方法におい
   て、 予め指定されたファイル名情報を原稿の読み取り順に基
   づいて並び替え、該並び替えたファイル名情報を前記原
   稿の読み取り順に生成される画像ファイルに順次付与す
   ることを特徴とする画像処理方法。
2. 【請求項２】 前記原稿の読み取り順を特定する仮ファ
   イル名情報が付与された画像ファイルを取得し、該取得
   した画像ファイルの仮ファイル名情報を前記ファイル名
   情報に変更することを特徴とする請求項１記載の画像処
   理方法。
3. 【請求項３】 前記原稿の読み取り順と前記ファイル名
   情報との対応を前記原稿の読み取り制御情報として指定
   することを特徴とする請求項１記載の画像処理方法。
4. 【請求項４】 前記原稿は、図面であり、前記ファイル
   名情報は、部品情報であることを特徴とする請求項１乃
   至３のいずれかに記載の画像処理方法。
5. 【請求項５】 複数枚の原稿を読み取って得た画像をそ
   れぞれ画像ファイルとして出力する画像処理装置におい
   て、 予め指定されたファイル名情報を原稿の読み取り順に基
   づいて並び替える並替手段と、 前記並替手段により並び替えられたファイル名情報を前
   記原稿の読み取り順に生成される画像ファイルに順次付
   与する付与手段とを具備することを特徴とする画像処理
   装置。
6. 【請求項６】 前記原稿の読み取り順を特定する仮ファ
   イル名情報が付与された画像ファイルを取得する取得手
   段をさらに具備し、 前記付与手段は、 前記取得手段が取得した画像ファイルの仮ファイル名情
   報を前記ファイル名情報に変更することを特徴とする請
   求項５記載の画像処理装置。
7. 【請求項７】 前記原稿の読み取り順と前記ファイル名
   情報との対応の指定を含む前記原稿の読み取り制御情報
   を生成する生成手段をさらに具備し、 前記並替手段は、 前記生成手段が生成した制御情報に基づいて前記ファイ
   ル名情報の並び替えを行うことを特徴とする請求項５記
   載の画像処理装置。
8. 【請求項８】 前記原稿は、図面であり、前記ファイル
   名情報は、部品情報であることを特徴とする請求項５乃
   至７のいずれかに記載の画像処理装置。
9. 【請求項９】 複数枚の原稿を読み取って得た画像をそ
   れぞれ画像ファイルとして出力する画像処理をコンピュ
   ータに実行させる画像処理プログラムにおいて、 予め指定されたファイル名情報を原稿の読み取り順に基
   づいて並び替え、該並び替えたファイル名情報を前記原
   稿の読み取り順に生成される画像ファイルに順次付与す
   ることを特徴とする画像処理プログラム。
10. 【請求項１０】 前記原稿の読み取り順を特定する仮フ
    ァイル名情報が付与された画像ファイルを取得し、該取
    得した画像ファイルの仮ファイル名情報を前記ファイル
    名情報に変更することを特徴とする請求項９記載の画像
    処理プログラム。
11. 【請求項１１】 前記原稿の読み取り順と前記ファイル
    名情報との対応を前記原稿の読み取り制御情報として指
    定することを特徴とする請求項９記載の画像処理プログ
    ラム。
12. 【請求項１２】 前記原稿は、図面であり、前記ファイ
    ル名情報は、部品情報であることを特徴とする請求項９
    乃至１１のいずれかに記載の画像処理プログラム。