JP2003134315A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003134315A
JP2003134315A JP2001325114A JP2001325114A JP2003134315A JP 2003134315 A JP2003134315 A JP 2003134315A JP 2001325114 A JP2001325114 A JP 2001325114A JP 2001325114 A JP2001325114 A JP 2001325114A JP 2003134315 A JP2003134315 A JP 2003134315A
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JP2001325114A
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Kimio Kudo
藤 公 生 工
Tomoya Motoyoshi
吉 知 也 本
Motoi Nakamichi
道 基 中
Eiji Anzai
齊 英 治 安
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機器で得られた原稿データをまとめて
一つの書類を得ようとする場合に、特殊なソフトを用い
たジョブデータへのまとめ作業や、所望の体裁の書類を
作成する前の、複数の原稿データそれぞれの原稿作成作
業が必要のない画像形成装置を提供する。 【解決手段】 原稿を取り込む原稿取込部60と、複数
の原稿データから構成され、かつ、これら複数の原稿デ
ータに対し画像形成をするための順序付けをしたジョブ
データを、該ジョブデータを特定するためのジョブ識別
データと関連付けて蓄積するハードディスク20と、特
定のジョブ識別データを用いて、該ジョブ識別データに
対応するジョブデータを抽出するデータ処理部10と、
ジョブデータを構成する複数の原稿データに基づいて画
像形成を行う際の体裁を選択させる操作入力部30と、
前記複数の原稿データを、前記順序付けに従って画像形
成する画像形成部50とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、より詳しくは、複数の機器で得られた複数の種類の
原稿データを一つのジョブデータとして画像形成するこ
とができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿画像等から取得した原稿デー
タを含むジョブデータに基づいて画像形成を行う画像形
成装置が使用されている。また、このような画像形成装
置にプリンター機能等を複合化し、コンピュータシステ
ム等と接続して、該画像形成装置をコンピュータシステ
ムの外部プリンターとしても使用することが可能となっ
ている。
【0003】これにより使用者は、読み取った原稿をす
ぐには画像形成しない場合に、この読み取った原稿デー
タ(ジョブデータ)をいったん画像形成装置に備えられ
た蓄積手段に蓄積して、画像形成するときに画像形成装
置を操作して、画像形成装置に備えられた蓄積手段から
所望するジョブデータを読み出して、この原稿データを
画像形成させることができる。
【0004】また、プリンター機能を複合化した画像形
成装置とコンピュータシステムとを接続すれば、コンピ
ュータシステムに設けられた蓄積手段に保存されたジョ
ブデータを、該画像形成装置に送信することで、画像形
成装置のプリンター機能により、画像形成装置側で画像
形成(プリントアウト)することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなプリンター機能を複合化した画像形成装置におい
て、画像形成装置(例えばデジタル複写機)で形成され
た原稿データと原稿作成装置(例えばコンピュータシス
テム)で作成された原稿データなど、複数の機器で得ら
れた複数の種類の原稿データをまとめて一つのジョブデ
ータとして画像形成を行いたい場合がある。例えば、画
像形成装置で図面等の原稿データを作成し、一方原稿作
成装置で文章等の原稿データを作成した場合に、これら
を一つの書類としてまとめて画像形成したい場合があ
る。
【0006】このような場合、例えば、画像形成装置で
形成された原稿データを一旦原稿作成装置に送り、例え
ばドキュメント管理ツール等の特殊なソフトを用いて、
原稿作成装置で作成された原稿データと画像形成装置で
形成された原稿データとをまとめて一つのジョブデータ
にする必要があり、手間がかかる作業となっていた。特
に、一つにまとめたい原稿データの種類が多くなるほ
ど、その作業は非常に手間がかかっていた。
【0007】また、複数の原稿データに基づく原稿につ
いて、これらを一つにまとめて、特に、画像形成装置に
備えられたステープル機能や、ナンバリング機能等の後
処理機能を利用したり、両面印字機能等の画像形成機能
を利用したりして、所望の体裁にしようとする場合に
は、複数の原稿データそれぞれを一度画像形成して原稿
とした後、この得られた原稿をまとめて再び画像形成装
置において後処理機能や画像編集機能を設定して所望の
一つの書類とする必要があったため、作業的に手間がか
かっていた。
【0008】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
なされたものであり、複数の機器で得られた原稿データ
をまとめて一つの書類を得ようとする場合に、特殊なソ
フトを用いてジョブデータへのまとめ作業をする必要の
ない、あるいは所望の体裁の書類を作成する前に、一旦
個々に原稿を作成する必要のない、紙資源や画像形成用
のインクの浪費をする必要のない画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、画像形成のための原稿を取り込む原稿取込手段
と、前記原稿取込手段で得られた複数の原稿データから
構成され、かつ、これら複数の原稿データに対し画像形
成をするための順序付けをしたジョブデータを、該ジョ
ブデータを特定するためのジョブ識別データと関連付け
て蓄積するための蓄積手段と、前記蓄積手段から特定の
ジョブ識別データを用いて、該ジョブ識別データに対応
するジョブデータを抽出する抽出手段と、前記抽出手段
により抽出されたジョブデータを構成する複数の原稿デ
ータに基づいて画像形成を行う際の体裁を選択させる選
択手段と、前記複数の原稿データを、前記順序付けに従
って画像形成する画像形成手段とを有し、前記蓄積手段
は、前記複数の原稿データのそれぞれを特定するための
複数の原稿識別データを用いて、特定の複数の原稿識別
データと一つの特定のジョブ識別データとを関連付け
て、前記複数の原稿データを管理することを特徴とす
る。
【0010】また、前記画像形成装置においては、前記
抽出手段により抽出されたジョブデータを構成する原稿
データに対応する原稿識別データを、前記順序付けに従
って表示する表示手段と、前記表示手段の表示に従っ
て、原稿識別データを操作して、原稿データの順序付け
を変更し、または所定の原稿データを削除することで、
ジョブデータの内容を編集して、前記蓄積手段に編集後
のジョブデータを送るためのジョブデータ編集手段とを
有することが好ましく、さらに、前記ジョブデータ編集
手段は、複数のジョブデータの結合または一つのジョブ
データから二つ以上のジョブデータへの分割操作を行う
ことが好ましい。
【0011】また、前記原稿取込手段は、原稿を読み込
むための原稿読込手段、または他の画像読込装置あるい
は他の原稿作成装置と接続し、この他の画像読込装置あ
るいは他の原稿作成装置から原稿データを受信する原稿
データ受信手段であることが好ましい。このような構成
とすることで、複数の機器で得られた原稿データをまと
めて一つの書類を得ようとする場合でも、特殊なソフト
を用いたジョブデータへのまとめ作業をする必要がな
く、あるいは所望の体裁の書類を作成する前に、一旦個
々に原稿を作成する必要がなく、紙資源や画像形成用の
インクの浪費をすることがない。よって、非常に簡易
に、そしてコストをかけずに、所望の体裁にまとめられ
た書類を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施態様について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。 <画像形成装置>図1は、本発明に係る画像形成装置の
一実施態様を示すブロック図であり、符号1は前記画像
形成装置である。
【0013】図1に示したように、画像形成装置1に
は、画像形成のための原稿を取り込む原稿取込手段とし
ての原稿取込部60と、前記原稿取込手段で得られた複
数の原稿データから構成され、かつ、これら複数の原稿
データに対し画像形成をするための順序付けをしたジョ
ブデータを、該ジョブデータを特定するためのジョブ識
別データと関連付けて蓄積するための蓄積手段としての
ハードディスク20と、前記蓄積手段から特定のジョブ
識別データを用いて、該ジョブ識別データに対応するジ
ョブデータを抽出する抽出手段としての動作、および前
記抽出手段により抽出されたジョブデータを構成する複
数の原稿データに基づいて画像形成を行う際の体裁を選
択させる選択手段としての動作を行い、および必要に応
じて後記表示手段の表示に従って、原稿識別データを操
作して、原稿データの順序付けを変更し、または所定の
原稿データを削除することで、ジョブデータの内容を編
集して、前記蓄積手段に編集後のジョブデータを送るた
めのジョブデータ編集手段としての動作を行うデータ処
理部10と、前記複数の原稿データを、前記順序付けに
従って画像形成する画像形成手段としての画像形成部5
0と、必要に応じて、前記抽出手段により抽出されたジ
ョブデータを構成する原稿データに対応する原稿識別デ
ータを、前記順序付けに従って表示する表示手段として
の表示部40とが備えられている。
【0014】前記蓄積手段としてのハードディスク20
は、後述する複数の原稿データのそれぞれを特定するた
めの複数の原稿識別データを用いて、特定の複数の原稿
識別データと一つの特定のジョブ識別データとを関連付
けて、前記複数の原稿データを管理するものである。前
記原稿データは、好ましくは、文字や図面等を示す画像
データであり、ディスプレイやプリンター等の出力装置
で同等の画像形成が可能となるデータである。
【0015】また、前記原稿識別データは、前記原稿デ
ータを特定するための識別データ、例えばファイル名で
あり、例えば図2で示した例では、ページ数4の原稿で
ある原稿データに対して、「テキストA」なる原稿識別
データが付与されている。また、ページ数20の原稿で
ある原稿データに対しては、「テキストB」なる原稿識
別データが付与されている。そして、ページ数5の原稿
である原稿データに対しては、「画像A」なる原稿識別
データが付与され、ページ数1の原稿である原稿データ
に対しては、「画像B」なる原稿識別データが付与され
ている。
【0016】また、ジョブ識別データは、ジョブデータ
を特定するための識別データであり、ジョブデータは、
複数の前記原稿データから構成され、かつ、これら複数
の原稿データに対し画像形成をするための順序付けをし
たものである。例えば図2および図3では、「ジョブ
a」のジョブ識別データで特定されるジョブデータは、
「テキストA」、「テキストB」、「画像A」、および
「画像B」の原稿識別データで特定される4つの原稿デ
ータから構成されており、かつ「テキストA」、「テキ
ストB」、「画像A」、および「画像B」が、この順序
で画像形成するように順序付けされている。同様に、
「ジョブb」のジョブ識別データで特定されるジョブデ
ータは、「テキスト1」、「画像1」、および「テキス
ト2」、の原稿識別データで特定される3つの原稿デー
タから構成されており、かつ「テキスト1」、「画像
1」、および「テキスト2」が、この順序で画像形成す
るように順序付けされている。なお、このようなジョブ
識別データをさらにユーザーIDと関連付けることもで
き、このようにすることで使用者の管理をすることも可
能となる。
【0017】よって、ハードディスク20では、例え
ば、「テキストA」、「テキストB」、「画像A」、お
よび「画像B」の原稿識別データで特定される4つの原
稿データを、「ジョブa」のジョブ識別データで特定さ
れるジョブデータを構成する複数の原稿データとして、
ジョブ識別データ「ジョブa」と、原稿識別データ「テ
キストA」、「テキストB」、「画像A」および「画像
B」とを関連付けて管理する。
【0018】すなわち、ジョブ識別データをキーワード
として用いて、このキーワードと関連する原稿識別デー
タに対応する原稿データをハードディスク20から抽出
して、さらに抽出された原稿データを予め設定された順
序で並べることが可能になる。これにより、特に複数の
ジョブデータを管理することが容易になる。また、前記
ジョブデータには、前記原稿データに加えて、前記原稿
データに基づいて画像形成装置1においてどのような体
裁で画像形成するか、すなわち例えば、どのようにして
画像形成を行い、ならびにどのような後処理を行うかの
画像形成制御データを含むことが好ましい。
【0019】このような画像形成制御データのうち、前
記画像形成の内容としては、具体的には例えば、これら
に限定されるものではないが「両面印字」や、「N in
1」が挙げられる。一方、前記後処理の内容としては、
具体的には例えば、これらに限定されるものではないが
「ステープル」、「小冊子」や、「ナンバリング」が挙
げられる。
【0020】このようなジョブデータのデータ構造は、
前記画像形成制御データと前記原稿データが、一連のコ
ピーやプリントの作業単位であるジョブ単位で管理でき
る構造であることが好ましく、例えば、当該ジョブに係
る全ての画像形成制御データと全ての原稿データが一つ
のデータファイルもしくはファイルディレクトリに格納
されていることが、後述するようなジョブデータの編集
や、ジョブデータに基づく画像形成の上でも好ましい。
【0021】このようなジョブデータのデータ構造の一
例としては、図4に示すディレクトリ形式のものが挙げ
られる。図4によれば、ジョブデータの中のルートディ
レクトリとしてのジョブディレクトリには、制御データ
ディレクトリ、および順序1、順序2、順序3、順序
4、・・・などの各原稿データのディレクトリが配置され
る。
【0022】ここで、制御データディレクトリには、前
記画像形成制御データが格納されている。具体的には、
部数ディレクトリには「2」部という旨の情報が格納さ
れ、用紙サイズディレクトリには、「A4」という旨の
情報が格納されている。また、画像形成内容ディレクト
リには、さらに両面印字ディレクトリに「ON」という
旨の情報、N in 1ディレクトリに「N = 1」という旨の
情報などが格納されている。そして後処理内容ディレク
トリには、さらにステープルディレクトリに「左上」と
いう旨の情報、小冊子ディレクトリに「OFF」という
旨の情報、ナンバリングディレクトリに「OFF」とい
う旨の情報などが格納されている。
【0023】原稿データの各ディレクトリには、一つの
原稿識別データが登録され、この原稿識別データに対応
する原稿データが格納される。なお、この順序1、順序
2、・・・の順序に従って画像形成が行われる。図4にお
いては、テキストA、テキストB、画像A、画像Bの順
序である。前記原稿取込部60は、画像形成のための原
稿を取り込む。
【0024】画像形成装置1において画像形成のための
原稿を取り込むにあたり、原稿取込部60は、原稿読込
手段として動作して原稿を読み込むことにより、画像形
成のための原稿を取り込むことが好ましく、または原稿
データ受信手段として動作して他の画像読込装置3ある
いは他の原稿作成装置5と接続し、この他の画像読込装
置3あるいは他の原稿作成装置5から原稿データを受信
することにより、画像形成のための原稿を取り込むこと
が好ましい。
【0025】すなわち、原稿取込部60は、原稿を読み
込むための原稿読込手段としての原稿読込部62を備え
ていることが好ましく、または他の画像読込装置3ある
いは他の原稿作成装置5と接続し、この他の画像読込装
置3あるいは他の原稿作成装置5から原稿データを受信
する原稿データ受信手段としての原稿データ受信部64
を備えていることが好ましい。なお、原稿取込部60は
原稿読込部62と原稿データ受信部64との双方を備え
ていてもよい。
【0026】前記原稿読込部62としては、具体的には
例えば、画像形成装置1に備えられたスキャナ機能を実
現する構成部分が挙げられ、この原稿読込部62で読み
込んだ原稿データが直接データ処理部10に送られる。
また他の画像読込装置3としては、具体的には例えば、
外部接続機器として、デジタル複写機、イメージスキャ
ナ、あるいはデジタルカメラが挙げられ、また他の原稿
作成装置5としては、具体的には例えば、外部接続機器
として、コンピュータシステムが挙げられ、このような
外部接続機器で得られた原稿データが、画像形成装置1
に備えられた原稿データ受信部64を介してデータ処理
部10に送られる。
【0027】データ処理部10は、操作入力部30での
操作に従って原稿取込部60に原稿を取り込ませて、デ
ータ処理部10に原稿データを送らせる。また、データ
処理部10は、原稿取込部60から送られた複数の原稿
データを、操作入力部30での操作により指定された一
つの特定のジョブ識別データと関連付けて、ジョブデー
タとしてハードディスク20に送る。また、データ処理
部10は、特定のジョブ識別データを用いて、該ジョブ
識別データに対応するジョブデータをハードディスク2
0から抽出する。また、データ処理部10は、操作入力
部30での操作により、前記抽出したジョブデータを構
成する複数の原稿データに基づいて画像形成を行う際の
体裁を選択するデータ、例えば、前記画像形成制御デー
タを作成する。また、データ処理部10は、操作入力部
30からの操作にしたがって、画像形成するときに、画
像形成しようとするジョブデータを画像形成部50に送
る。画像形成部50に送られたジョブデータは、該ジョ
ブデータの内容に従って画像形成される。
【0028】また、データ処理部10は、好ましくは、
ジョブデータの編集をするときには、必要に応じて設け
られる表示部40に、該ジョブデータを送り、また、こ
の表示部40の表示に従って、操作入力部30での操作
によりジョブデータを編集して、編集後のジョブデータ
をハードディスク20に送る。ここで、ジョブデータを
編集するとは、ジョブデータを構成する原稿データの原
稿識別データを操作して、該原稿識別データに対応する
原稿データの順序付けを変更し、または所定の原稿デー
タを削除して、ジョブデータの内容を変更することをい
う。
【0029】このジョブデータの内容編集は、例えば図
2に示したように、画像形成装置1に必要に応じて備え
られた表示部40の表示画面100に、編集しようとす
るジョブデータを構成する原稿識別データを、ハードデ
ィスク20で管理している状態の順序付けに従って、ジ
ョブ識別データに関連付けられた形で表示をすることで
可能である。
【0030】図2において、表示画面100には、ジョ
ブ識別データおよび必要に応じてユーザーIDを表示す
るためのジョブ識別データ表示部118と、編集しよう
とするジョブデータの内容を表示するためのジョブデー
タ表示部120と、編集しようとするジョブデータの内
容を編集するボタンを表示するための操作ボタン表示部
122とが備えられている。また、この操作ボタン表示
部122には、編集しようとするジョブデータを構成す
る原稿データの順序付けを変更する「前へ」ボタン11
0および「後ろへ」ボタン112と、所定の原稿データ
を削除する「削除」ボタン114と、例えばメニュー画
面等に戻るための「前画面へ戻る」ボタン116とが備
えられている。
【0031】すなわち、図2に示した例によれば、順序
付け2位の原稿識別データ「テキストB」が選択されて
いるため、「前へ」ボタン110の入力操作により、図
2に示されている順序付け1位の「テキストA」の前
に、選択されている順序付け2位の「テキストB」を移
動することができ、これにより順序付け1位を「テキス
トB」に、順序付け2位を「テキストA」にすることが
できる。
【0032】一方、「後ろへ」ボタン112の入力操作
をすれば、「前へ」ボタン110の場合とは逆に、順序
付け3位の「画像A」の後ろに、選択されている順序付
け2位の「テキストB」を移動することができ、これに
より順序付け2位を「画像A」に、順序付け3位を「テ
キストB」にすることができる。また、「削除」ボタン
114により、選択した原稿識別データで特定される原
稿データを削除して、削除された原稿データ以後の順序
の原稿データの順序を繰り上げる編集操作をすることが
できる。すなわち、図2では、「削除」ボタン114に
より、選択されている順序付け2位の「テキストB」を
削除して、以後の順序付け3位の「画像A」を順序付け
2位に、順序付け4位の「画像B」を順序付け3位に繰
り上げることができる。
【0033】さらに、データ処理部10は、このような
原稿データの順序の入れ替えや原稿データの削除のほか
に、操作入力部30からの操作にしたがって、複数のジ
ョブデータを一つにまとめる結合操作や、一つのジョブ
データから二つ以上のジョブデータへ分割する分割操作
を行うことが好ましい。一つのジョブデータから原稿デ
ータを削除することは、ハードディスク20から原稿デ
ータを削除することにつながることになる。しかし、上
述のように結合操作や分割操作をすることで、ジョブデ
ータ間での原稿データの移動が可能となる。したがっ
て、この一つのジョブデータから削除された原稿データ
を、ハードディスク20から削除せずに新たなジョブデ
ータ作成に用いることで、一度取り込んだ原稿データを
再取込することなく、新しいジョブデータを作成するこ
とができる。
【0034】操作入力部30は、データ処理部10にお
けるデータ処理操作に関する操作入力を行う。なお、操
作入力部30は、必要に応じて設けられる表示部40に
よるタッチパネル式のもので構成されていてもよい。前
記データ処理操作に関する操作入力として具体的には、
原稿取込部60に原稿データを取り込ませるための操作
入力、原稿取込部60からデータ処理部10に送られる
原稿データをハードディスク20に蓄積して管理するた
めの操作入力、ハードディスク20で管理されているジ
ョブデータを抽出するための所望するジョブデータを特
定するジョブ識別データの入力、および、操作入力部3
0での操作入力により指定されたジョブデータを、前記
画像形成部50において画像形成を行う際の体裁の選択
入力、などが挙げられる。
【0035】また、操作入力部30は、好ましくはジョ
ブデータの内容編集をする入力を行う。すなわち、操作
入力部30は、好ましくはジョブデータの内容すなわち
ジョブデータを構成する原稿データの順序付けの変更入
力、またはジョブデータを構成する所定の原稿データの
削除入力を行い、さらに好ましくは、複数のジョブデー
タの結合操作入力または一つのジョブデータから二つ以
上のジョブデータへの分割操作入力を行う。
【0036】なお、操作入力部30では、必要に応じ
て、データ処理部10にて所望するジョブデータに一定
の処理を加えるための操作入力を行えるようにしてもよ
い。ここで「一定の処理」とは、例えば画像の編集、例
えば画像形成装置1の画像取込部60等で取り込んだ画
像に手を加える処理、原稿データごとの画像の追加/削
除/並び替えをする処理、データ中に画像が複数存在す
るときに画像形成または表示を行う始点を与えるデータ
としてのシフト量を変更する処理、画像を180度回転
する処理などが挙げられる。さらには、表などを取り込
んで得られた画像において、取り込み時に紙面枠に対し
て傾いて読み込まれた場合に、基準となる線を指定して
その線を水平/垂直となるように設定し、他の要素を再
配列する「傾き処理」、何らかの原因で形成された汚れ
などの「点」である画像を削除する「孤立点除去処
理」、特定の線を強調する処理なども併せて行うことも
可能である。
【0037】また、ジョブデータに画像形成制御データ
を含ませた場合には、上述したジョブデータの編集のほ
かに、画像形成制御データの内容を変更するようなジョ
ブデータの編集処理を行えることが好ましく、すなわ
ち、画像形成の内容の変更処理として、具体的に例え
ば、これらに限定されるものではないが「両面印字」
や、「N in 1」の内容変更処理や、後処理の内容の変更
処理として、具体的に例えば、これらに限定されるもの
ではないが「ステープル」、「小冊子」や、「ナンバリ
ング」の内容変更処理などを行うことも可能である。
【0038】ここで、画像形成装置1における原稿デー
タおよびジョブデータの流れについての一実施態様を図
5を用いて説明する。まず、操作入力部30での操作に
より、他の画像読込装置3または他の原稿作成装置5で
データ化された原稿データを、原稿データ受信部64で
受信して画像形成装置1に取り込み(ステップS1
0)、ステップS20に進む。
【0039】ステップS20では、取り込んだ原稿デー
タを、該原稿データを特定するための原稿識別データを
用いて、一つの特定のジョブ識別データと関連付けてハ
ードディスク20で管理し、ステップS30に進む。ま
た、ステップS20の後で、ステップS30の前に、好
ましくはステップS25を設けて、他に取り込みたい原
稿データがあるか否かを判別させる。この判別結果がY
es、すなわち他に取り込もうとする原稿データがある
場合にはステップS20に戻って再度原稿データを受信
して取り込み、判別結果がNo、すなわち他に取り込も
うとする原稿データがなくなったらステップS30に進
む。なお、ハードディスク20での管理に際し、ジョブ
データを構成する原稿データの当初の順序付けは、画像
形成装置1に原稿データを取り込んだ順序となる。
【0040】ステップS30では、操作入力部30での
操作により、画像形成装置1に備えられた原稿読込部6
2で原稿を読み込んでデータ化して所望の原稿を画像形
成装置1に取り込み、ステップS40に進む。ステップ
S40では、取り込んだ原稿データを、該原稿データを
特定するための原稿識別データを用いて、ステップS2
0で用いた一つの特定のジョブ識別データと関連付けて
ハードディスク20で管理し、ステップS50に進む。
【0041】また、ステップS40の後で、ステップS
50の前に、好ましくはステップS45を設けて、他に
取り込みたい原稿データがあるか否かを判別させる。こ
の判別結果がYes、すなわち他に取り込もうとする原
稿データがある場合にはステップS40に戻って再度原
稿データを原稿読込部62で読み込み、判別結果がN
o、すなわち他に取り込もうとする原稿データがなくな
ったらステップS50に進む。
【0042】なお、ジョブデータを構成する原稿データ
の順序付けについては、ステップS10、ステップS2
0、およびステップS25の場合と同様、画像形成装置
1に原稿データを取り込んだ順序となる。したがって、
ステップS30、ステップS40、およびステップS4
5を経て取り込まれた原稿データは、すでにステップS
10、ステップS20、およびステップS25を経て原
稿データが取り込まれている場合には、これらの順序の
後の順序付けとなる。
【0043】なお、他の外部機器から原稿データを取り
込むステップS10、ステップS20、およびステップ
S25のグループと、画像形成装置1で原稿を読み込む
ステップS30、ステップS40、およびステップS4
5のグループとは、上述した順序に限られず、このグル
ープ単位で順序が入れ替わってもよい。すなわち、ま
ず、ステップS30、ステップS40、およびステップ
S45の順に進んで、そしてステップS10、ステップ
S20、およびステップS25と進み、その後にステッ
プS50へ進んでもよい。または、ステップS10、ス
テップS20、およびステップS25のグループまたは
ステップS30、ステップS40、およびステップS4
5のグループはいずれか一方がなくてもよく、またそれ
ぞれのグループの動作を交互に行ってもよい。
【0044】ステップS50では、操作入力部30の操
作にしたがって、データ処理部10が、ハードディスク
20から、ステップS20およびステップS40で用い
たジョブ識別データで特定されるジョブデータを抽出し
て、ステップS70に進んで画像形成を行う際の体裁を
選択させる。ここで、ステップS50の後で、ステップ
S70の前に、好ましくはステップS60を設けて、ジ
ョブデータの内容を編集するか否かを判別させる。
【0045】この判別結果がYes、すなわちジョブデ
ータの内容を編集する場合には、ステップS62に進
む。ステップS62では、操作入力部30の操作によ
り、必要に応じて画像形成装置1に備えられる表示部4
0の表示にしたがって、ステップS50で抽出したジョ
ブデータの内容を編集する。これにより、ステップS2
0、ステップS40等を経て順序付けされたジョブデー
タの内容を変更することができる。なお、ステップS6
2でジョブデータの内容を編集したら、ステップS64
に進んで編集したジョブデータをハードディスク20に
保存して管理し、ステップS70に進む。
【0046】一方、ステップS60での判別結果がN
o、すなわちジョブデータの内容を編集しない場合に
は、ステップS70に進む。ステップS70では、操作
入力部30の操作にしたがって、データ処理部10が、
画像形成部50で画像形成を行う際の体裁を選択するデ
ータを作成し、ステップS50で抽出したジョブデー
タ、好ましくはステップS62で編集したジョブデータ
とともに画像形成部50に送信してステップS80に進
む。この場合、該体裁を選択したデータを、例えば、ス
テップS50で抽出したジョブデータ、好ましくはステ
ップS62で編集したジョブデータに含ませてもよい。
【0047】ステップS80では、画像形成部50に送
られたジョブデータを、該ジョブデータの内容にしたが
って画像形成して、その後動作の終了となる。以上本発
明の一実施態様を説明したが、前記態様を、本発明の目
的を逸脱しない範囲で適宜変更した構成も、本発明の範
囲に属するものと理解される。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、複数の機器で得られた
原稿データをまとめて一つの書類を得ようとする場合で
も、特殊なソフトを用いた原稿作成装置におけるジョブ
データへのまとめ作業をする必要がなく、あるいは所望
の体裁の書類を作成する前に、一旦個々に原稿を作成し
て、紙資源や画像形成用のインクの浪費をすることがな
い。よって、非常に簡易に、そしてコストをかけずに、
所望の体裁にまとめられた書類を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施態
様を示すブロック図である。
【図2】図2は、表示部40に表示されるジョブデータ
の内容を模式的に示す図である。
【図3】図3は、ハードディスク20で管理されるジョ
ブデータを模式的に示した表である。
【図4】図4は、ジョブデータのデータ構造例を示す図
である。
【図5】図5は、前記実施態様における画像形成装置で
管理されるジョブデータの流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 他の画像読込装置 5 他の原稿作成装置 10 データ処理部 20 ハードディスク 30 操作入力部 40 表示部 50 画像形成部 60 原稿取込部 62 原稿読込部 64 原稿データ受信部
フロントページの続き (72)発明者 中 道 基 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 安 齊 英 治 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2H027 EE08 GA16 GA45 GA56 GB13 5C062 AA05 AB17 AB22 AB42 AC10 BA04 5C073 AB01 AB11 CC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成のための原稿を取り込む原稿取
    込手段と、 前記原稿取込手段で得られた複数の原稿データから構成
    され、かつ、これら複数の原稿データに対し画像形成を
    するための順序付けをしたジョブデータを、該ジョブデ
    ータを特定するためのジョブ識別データと関連付けて蓄
    積するための蓄積手段と、 前記蓄積手段から特定のジョブ識別データを用いて、該
    ジョブ識別データに対応するジョブデータを抽出する抽
    出手段と、 前記抽出手段により抽出されたジョブデータを構成する
    複数の原稿データに基づいて画像形成を行う際の体裁を
    選択させる選択手段と、 前記複数の原稿データを、前記順序付けに従って画像形
    成する画像形成手段とを有し、 前記蓄積手段は、前記複数の原稿データのそれぞれを特
    定するための複数の原稿識別データを用いて、特定の複
    数の原稿識別データと一つの特定のジョブ識別データと
    を関連付けて、前記複数の原稿データを管理することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記抽出手段により抽出されたジョブデ
    ータを構成する原稿データに対応する原稿識別データ
    を、前記順序付けに従って表示する表示手段と、 前記表示手段の表示に従って、原稿識別データを操作し
    て、原稿データの順序付けを変更し、または所定の原稿
    データを削除することで、ジョブデータの内容を編集し
    て、前記蓄積手段に編集後のジョブデータを送るための
    ジョブデータ編集手段とを有することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ジョブデータ編集手段は、複数のジ
    ョブデータの結合または一つのジョブデータから二つ以
    上のジョブデータへの分割操作を行うことを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿取込手段は、原稿を読み込むた
    めの原稿読込手段、または他の画像読込装置あるいは他
    の原稿作成装置と接続し、この他の画像読込装置あるい
    は他の原稿作成装置から原稿データを受信する原稿デー
    タ受信手段であることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295515A (ja) * 2004-03-08 2005-10-20 Ricoh Co Ltd 電子機器、ジョブ表示方法、ジョブ表示プログラム
JP2014040028A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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