JP2003270307A - プリント回路基板に集積された磁界検出素子及びその製造方法 - Google Patents
プリント回路基板に集積された磁界検出素子及びその製造方法Info
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Abstract
ながらも閉磁路を構成して磁速の漏洩を最小化すること
ができ、且つ差動駆動を用いた磁界検出を通じて高感度
特性を有するプリント回路基板(Print Circuit Boar
d)に集積した磁界検出素子を提供する。 【解決手段】 磁界検出素子は、PCB基板に閉磁路を
構成するように2つの棒状の軟磁性コア体を設け、両棒
体を‘8’の字形に巻線した構造を有する結合型構造、
または各棒体を分離して巻線した形状を有する分離型構
造を有するように金属膜で励磁コイルを設ける。そし
て、励磁コイルの上に積層して両棒体をソレノイド状に
一度に巻線した構造、または各棒体を分離して巻線した
構造を有するように金属膜で磁界変化検出用コイルを設
ける。
Description
し、特にPCB基板に集積された磁界検出素子及びその
製造方法に関する。
覚器官で直接的に感じることはできないが、様々な物理
的現象を通じてその存在が立証された磁気エネルギーを
人が間接的に感じることができるように具現した装置で
ある。かかる磁界検出素子として、軟磁性体とコイルを
用いた磁気センサーが長い間利用されてきた。磁気セン
サーは、比較的大きな棒状のコア体(core)または軟磁
性リボンからなる環状コア体にコイルを巻線することで
具現する。また、測定磁界に比例する磁界を得るために
電子回路が用いられる。
出素子は、大きな棒状のコア体または軟磁性リボンによ
る環状のコア体にコイルが巻線され利用されるため、製
造コストが高く、またシステムの体積が増加するという
問題点があった。また、励磁コイルにより発生する磁束
変化及び検出磁界は、コア体による磁束漏れを避けるこ
とができないため、高感度の磁界検出が困難であるとい
う問題点があった。
解決するためのものであり、超小型で、かつより正確に
磁界が検出できるようにPCB基板上に集積された高感
度の磁界検出素子及びその製造方法を提供することを目
的とする。
o)である時、磁束変化検出用コイルに誘導波形が現れ
ないようにすることを目的とする。
に、本発明による磁界検出素子は、PCB基板上に閉磁
路を構成するように設けられた軟磁性コア体と、前記軟
磁性コア体を巻線した形態の金属膜で形成される励磁コ
イルと、前記励磁コイルに積層し、前記軟磁性コア体を
巻線した形態の金属膜で形成される磁界変化検出用コイ
ルとを含む。
に平行する2つの棒状に形成した棒体である。そして、
前記2つの棒体は、その長さ方向が磁界検出軸方向に向
けるように設ける。一方、前記軟磁性コア体は、四角リ
ング状に形成することができ、この時、前記軟磁性コア
体は、2つの棒状に形成した場合と同様に、その長さ方
向を磁界検出軸方向にする。
に‘8’の字形に巻線した構造を有するように設けるこ
とができ、また他には、前記2つの棒体をそれぞれソレ
ノイド状に巻線した構造を有するように設けることがで
きる。一方、前記軟磁性コア体を四角リング状に形成し
た場合、前記励磁コイルは、磁界検出軸方向に位置する
対向する両辺を交互に‘8’の字形に巻線した構造、ま
たは前記対向する両辺をそれぞれ巻線した構造を有する
ように設けることができる。
コア体をなす前記2つの棒体または前記四角リング体の
磁界検出軸方向に形成された両辺を交互に‘8’の字形
に巻線するか、または前記2つの棒体または前記四角リ
ング体の両辺をそれぞれソレノイド状に巻線した構造を
有する励磁コイルに積層し、前記2つの棒体または前記
四角リング体の両辺を一緒にソレノイド状に巻線した構
造を有するように設ける。また他には、前記磁界変化検
出用コイルは、前記2つの棒体または前記四角リング体
の磁界検出軸方向に形成された両辺を‘8’の字形に巻
線するか、または前記2つの棒体または前記四角リング
体の両辺をそれぞれソレノイド状に巻線した構造を有す
る励磁コイルに積層し、前記2つの棒体または前記四角
リング体の両辺をそれぞれソレノイド状に巻線した構造
を有するように設けることができる。
界検出素子のPCB製造方法は、第1の金属板の上にプ
リプレグと軟磁性体膜とを接合する段階と、前記軟磁性
体膜をエッチングして軟磁性コア体を形成する段階と、
前記軟磁性コア体の上部にプリプレグと第2の金属板と
を接合して第1の基板を形成する段階と、前記第1の基
板の前記軟磁性コア体から延びた両側にそれぞれ第1の
貫通孔を形成する段階と、前記第1の貫通孔のそれぞれ
にメッキを施す段階と、前記基板の両面にエッチングに
より励磁コイルを形成する段階と、前記励磁コイルの上
部にプリプレグと第3の金属板とを接合して第2の基板
を形成する段階と、前記第2の基板の前記第1の貫通孔
の外郭に第2の貫通孔を形成する段階と、前記第2の貫
通孔にメッキを施す段階と、前記第2の基板の両面にエ
ッチングにより磁界変化検出用コイルを形成する段階
と、前記磁界変化検出用コイルの上部にプリプレグと第
4の金属板とを接合して第3の基板を形成する段階、及
び前記第3の基板の両面のエッチングにより電気的な通
電のためのパッドを形成する段階とを含む。
す各部品を形成するためのエッチング過程の以前に感光
性塗布剤と露光現象を用いた前記各部品のパターンを形
成する段階が更に含まれる。また、前記パッドを形成し
た後、前記パッドにゴールドのメッキを施す段階を更に
含む。
れた磁界検出素子及びその製造方法によると、軟磁性コ
ア体を検出軸方向に長く形成して反磁界成分を減少する
ことができ、また、磁界変化検出用コイルを、軟磁性コ
ア体を巻線している励磁コイルの上に積層して巻線した
構造にすることにより、磁束変化検出用コイルで誘導波
形が現れなくなる。
発明を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形
態によるPCB基板に集積された磁界検出素子を模式的
に示す図である。磁界検出素子では、2つの平行する棒
状の第1及び第2の軟磁性コア体1、2を励磁コイル3
が‘8’の字形に巻線しており、磁界変化検出用コイル
4が励磁コイル3上で第1及び第2の軟磁性コア体1、
2を一緒に巻線している。
に巻線した構造を便宜上、‘結合型構造’と称する。そ
して、下記で説明するまた他の実施の形態である四角リ
ング状の軟磁性コア体においても同一の巻線構造に対し
て‘結合型構造’と称する。また、上記の2つの棒体ま
たは四角リング体の対向する両辺のそれぞれを巻線した
構造を‘分離型構造’と称する。
た磁界検出素子の動作を説明するためのタイミング図で
ある。図2(A)は、第1の軟磁性コア体1で発生した
磁界の波形図、図2(B)は、第2の軟磁性コア体2で
発生した磁界の波形図、図2(C)は、第1の軟磁性コ
ア体1で発生した磁束密度の波形図、図2(D)は、第
2の軟磁性コア体2で発生した磁束密度の波形図、そし
て図2(E)及び図2(F)は、磁界変化検出用コイル
に誘導される第1及び第2の誘導電圧(Vind1、Vind
2)と、第1の誘導電圧と第2の誘導電圧の和(Vind1
+Vind2)をそれぞれ示す波形図である。
ル3が2つの軟磁性コア体1、2を‘8’の字形に巻線
すると、交流の励磁電流により各コア体1、2の内部の
磁界‘Hext(外部磁界)+Hexc(励磁コイルによる磁
界)’と‘Hext−Hexc’及び磁速密度‘Bext(外部磁界
による磁速密度)+Bexc(励磁コイルによる磁速密
度)’と‘Bext−Bexc’が互いに逆方向に発生する(図
2(A)、2(B)、2(C)、2(D)参照)。一
方、磁界変化検出用コイル4は、2つのコア体1、2の
それぞれから発生する磁速変化の和をとるようにして巻
線されており、励磁交流電流による電子誘導により発生
する磁速変化を検出する。この時、磁界変化検出用コイ
ル4で検出される誘導電圧は、2つのコア体1、2のそ
れぞれの内部磁界が逆方向であるため、対称的に発生し
た両誘導電圧‘Vind1’、‘Vind2’の発生電圧が相殺
され検出される(図2(F))。即ち、各コア体1、2
の軸方向から外部磁界‘Hext’は両コア体1、2に対し
同一方向に印加されるため、励磁磁界‘Hexc’とする
時、両コア体1、2のそれぞれの内部磁界は、‘Hext+
Hexc’と‘Hext−Hexc’になる。この時、図2(E)に
示したように、磁界変化検出用コイルにぞれぞれ電圧
(Vind1、Vind2)が誘導され、誘導電圧(Vind1、Vi
nd2)を測定することにより、外部磁界‘Hext’の大き
さが分かる。
界検出素子においては、2つの軟磁性コア体1、2と
‘8’の字形の結合型構造を有する励磁コイル3と、2
つの軟磁性コア体1、2で発生する磁速変化の和が得ら
れるようにソレノイド状に巻線した構造の磁界変化検出
用コイル4を励磁コイル3上に積層する構造が重要であ
る。ここで、磁界変化検出用コイル4は、励磁コイル3
の上に2つの軟磁性コア体1、2をそれぞれ巻線した構
造を有するように設けることができる。前記のような磁
界検出素子の構造は、外部磁界‘Hext’がない時、軟磁
性コア体1、2から発生した磁界による誘導波形を相殺
し、励磁コイルにより発生した磁速は、軟磁性コア体で
閉磁路を形成するためである。
リング(Retangular−ring)の形態を有することがで
き、四角リング体の両辺に‘8’の字形に励磁コイルを
巻線し、磁界変化検出用コイルを四角リング体の両辺に
ソレノイド状に巻線して同一の効果を得ることができ
る。また、磁界変化検出用コイルを四角リング体の両辺
にそれぞれソレノイド状に巻線することもできる。
と磁界変化検出用コイルを配設することによっても磁界
検出は可能であるが、この場合には、外部磁界がなくて
も検出コイルには励磁コイルによる大きな誘導電圧波形
が発生し、増幅、フィルタリングなどの検出コイル出力
に対する信号処理が煩わしくなる。従って、2つの棒状
コア体や1つの四角リング状コア体を使用することが信
号処理上において大きな長所となる。
子のPCB基板への集積過程を説明するための工程図で
あって、図1に示した模式的な磁界検出素子のY−Y’
線に沿う断面に対する製造工程図である。磁界検出素子
は、先ず、第1の銅板21の上にプリプレグ(prepre
g)22と軟磁性体膜24を接合する(図3(A))。
そして、軟磁性体膜24の上に感光性塗布剤と露光現象
を用いて軟磁性コア体1、2のパターンを形成した後
(図3(B))、感光性塗布剤を用いて軟磁性体膜をエ
ッチングすることで軟磁性コア体1、2の形状を具現す
る(図3(C))。この時、軟磁性コア体1、2は、磁
界検出軸方向を長さ方向とする。この後、軟磁性コア体
1、2の上部に更にプリプレグ25と銅板26を接合す
る(図3(D))。そして、軟磁性コア体が形成された
第1の基板に、第1及び第2の軟磁性コア体1、2のそ
れぞれの両側にドリル加工を通じて第1の貫通孔27を
形成し(図3(E))、その形成された第1の貫通孔2
7の壁にメッキを施す(図3(F))。その後、外部銅
板の両面に感光性塗布剤28と露光現象を用いて励磁コ
イルパターンを形成し(図3(G))、感光性塗布剤を
用いて銅板26をエッチングすることで励磁コイル配線
を形成する(図3(H))。この時、励磁コイルは、両
軟磁性コア体を‘8’の字形に巻線したような結合型構
造を有するように設ける。この後、励磁コイルの両面に
更にプリプレグ29と銅板30を取付ける(図3
(I))。また、第1の貫通孔27形成位置の外郭に第
2の貫通孔31を形成し、第2の貫通孔の壁にメッキを
施し、感光性塗布剤と露光現象を用いて磁界変化検出用
コイル配線を形成する(図3(J))。この時、磁界変
化検出用コイルは、励磁コイルに積層して両軟磁性コア
体を一緒にソレノイド状に巻線したような構造を有する
ように設ける。そして、プリプレグ32と銅板33を更
に取付け(図3(K))、露光現象とエッチングを通じ
て外部との通電のためのパッド34を形成する(図3
(L))、また、銅板からなるパッド34の上にゴール
ド35のメッキを施す(図3(M))。
形態によるPCB基板上に具現された磁界検出素子の平
面図である。図4Aは、同一平面上に平行して設けた2
つの軟磁性コア体に結合型構造の励磁コイルが設けられ
た模様を示す平面図であり、図4Bは、図4Aの軟磁性
コア体にソレノイド状に磁界変化検出用コイルが巻線さ
れている模様を示す平面図である。また、図4Cは、同
一平面上に設けた四角リング状の軟磁性コア体に結合型
構造にて励磁コイルが設けられた模様を示す平面図であ
り、図4Dは、図4Cの軟磁性コア体にソレノイド状に
磁界変化検出用コイルが設けられた模様を示す平面図で
ある。
CB基板に集積された磁界検出素子を模式的に示す図で
ある。磁界検出素子は、2つの平行する棒状の第1及び
第2の軟磁性コア体1、2に励磁コイル3が分離された
形態で巻線されており、即ち、分離型構造をなしてお
り、磁界変化検出用コイル4が励磁コイル3の上で第1
及び第2の軟磁性コア体1、2を一緒に巻線している。
この時、磁界変化検出用コイル4が励磁コイル3の上で
第1及び第2の軟磁性コア体1、2をそれぞれ巻線した
構造に設けることができる。一方、図5に示した軟磁性
コア体は、四角リング(rectangular-ring)の形態を有
することができ、四角リング体の磁界変化検出軸方向に
位置した両辺に、分離された形態で巻線された結合構造
にて励磁コイルを設け、磁界変化検出用コイルを四角リ
ング体の両辺にソレノイド状に巻線して誘導電圧を相殺
させると同様な効果を得ることができる。また、磁界変
化検出用コイルを四角リング体の両辺にそれぞれソレノ
イド状に巻線することもできる。
子は、磁界変化検出用コイルで検出される誘導電圧が、
第1の実施形態による励磁コイルの結合型構造で検出さ
れる誘導電圧と類似し、外部磁界が零である時、第1の
実施形態と同様に誘導電圧を相殺させるようになる。
形態によるPCB基板に具現された磁界検出素子の平面
図である。図6Aは、同一平面上に平行して設けた2つ
の軟磁性コア体に分離型構造の励磁コイルが設けられた
模様を示す平面図であり、図6Bは、図6Aの軟磁性コ
ア体にソレノイド状に磁界変化検出用コイルが設けられ
た模様を示す平面図である。そして、図6Cは、同一平
面上に設けた四角リング状の軟磁性コア体に分離型構造
の励磁コイルが設けられた模様を示す平面図であり、図
6Dは、四角リング状の軟磁性コア体にソレノイド状に
磁界変化検出用コイルが設けられた模様を示す平面図で
ある。
子は、地球磁気検出によるナビゲーションシステム、磁
気変動モニタ(地震予測)、生体磁気計測、金属材料の
欠陥検出などに利用され得る。また、磁気エンコーダ
ー、無接点ポテンションメーター、電流センサー、トル
クセンサー、変位センサーなどに間接的に応用できる。
ことができる磁界検出素子は、他のセンサー及び回路と
共に集積されるため、システムの大きさを大きく低減さ
せることができ、超小型であるにも拘わらず、各コア体
または各辺から誘導される電圧を差動的に駆動すること
で微弱な外部磁界を高感度に検出することができる。
べて低価で製造することができ、大量生産が容易であ
る。
いて図面を参照しながら説明したが、本発明は、前記の
実施形態に限られず、当該発明の属する技術分野におけ
る通常の知識を有する者であれば、誰でも以下の請求範
囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、本発明
の請求範囲内において様々な変更例が可能であることは
言うまでもない。また、そのような変形は請求範囲の記
載範囲内にあるものとみなす。
を模式的に示す図。
ための波形図。
Y’線に沿う製造工程断面図。
コア体に‘8’の字形の結合型構造を有する励磁コイル
が設けられた模様を示す平面図。
状に磁界変化検出用コイルが設けられた模様を示す平面
図。
コア体に‘8’の字形の結合型構造を有する励磁コイル
が設けられた模様を示す平面図。
変化検出用コイルが設けられた模様を示す平面図。
集積された磁界検出素子を模式的に示す図。
コア体にそれぞれ分離して巻線した形態の分離型構造を
有する励磁コイルが設けられた模様を示す平面図。
状に巻線している磁界変化検出用コイルが設けられた模
様を示す平面図。
コア体の両辺にそれぞれ分離して巻線した形態の分離型
構造を有する励磁コイルが設けられた模様を示す平面
図。
状に巻線している磁界変化検出用コイルが設けられた模
様を示す平面図。
Claims (36)
- 【請求項1】 PCB基板に閉磁路を構成するように設
けられた軟磁性コア体と、 前記軟磁性コア体を巻線した形態の金属膜で形成される
励磁コイルと、 前記励磁コイルに積層し、前記軟磁性コア体を巻線した
形態の金属膜で形成される磁界変化検出用コイルとを含
むことを特徴とする磁界検出素子。 - 【請求項2】 前記軟磁性コア体は、同一平面上に平行
する2つの棒状に形成した棒体であることを特徴とする
請求項1に記載の磁界検出素子。 - 【請求項3】 前記2つの棒体は、その長さ方向を磁界
検出軸方向にしたことを特徴とする請求項2に記載の磁
界検出素子。 - 【請求項4】 前記励磁コイルは、前記2つの棒体を交
互に‘8’の字形に巻線した構造を有するように設けた
ことを特徴とする請求項3に記載の磁界検出素子。 - 【請求項5】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励磁
コイルに積層し、前記2つの棒体を一緒にソレノイド状
に巻線した構造を有するように設けたことを特徴とする
請求項4に記載の磁界検出素子。 - 【請求項6】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励磁
コイルに積層し、前記2つの棒体のそれぞれをソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項4に記載の磁界検出素子。 - 【請求項7】 前記励磁コイルは、前記2つの棒体のそ
れぞれをソレノイド状に巻線した構造を有するように設
けたことを特徴とする請求項3に記載の磁界検出素子。 - 【請求項8】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励磁
コイルに積層し、前記2つの棒体を一緒にソレノイド状
に巻線した構造を有するように設けたことを特徴とする
請求項7に記載の磁界検出素子。 - 【請求項9】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励磁
コイルに積層し、前記2つの棒体をそれぞれソレノイド
状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴とす
る請求項7に記載の磁界検出素子。 - 【請求項10】 前記軟磁性コア体は、同一平面上に四
角リング状に形成した四角リング体であることを特徴と
する請求項1に記載の磁界検出素子。 - 【請求項11】 前記四角リング体は、その長さ方向を
磁界検出軸方向にしたことを特徴とする請求項10に記
載の磁界検出素子。 - 【請求項12】 前記励磁コイルは、前記四角リング体
の対向する両辺を交互に‘8’の字形に巻線した構造を
有するように設けたことを特徴とする請求項11に記載
の磁界検出素子。 - 【請求項13】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺を一緒にソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項12に記載の磁界検出素子。 - 【請求項14】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺をそれぞれソレノ
イド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴
とする請求項12に記載の磁界検出素子。 - 【請求項15】 前記励磁コイルは、前記対向する両辺
をそれぞれソレノイド状に巻線した構造を有するように
設けたことを特徴とする請求項11に記載の磁界検出素
子。 - 【請求項16】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺を一緒にソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項15に記載の磁界検出素子。 - 【請求項17】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺をそれぞれソレノ
イド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴
とする請求項15に記載の磁界検出素子。 - 【請求項18】 第1の金属板の上にプリプレグと軟磁
性体膜とを接合する段階と、 前記軟磁性体膜をエッチングして軟磁性コア体を形成す
る段階と、 前記軟磁性コア体の上部にプリプレグと第2の金属板と
を接合して第1の基板を形成する段階と、 前記第1の基板の前記軟磁性コア体から延びた両側にそ
れぞれ第1の貫通孔を形成する段階と、 前記第1の貫通孔のそれぞれにメッキを施す段階と、 前記基板の両面にエッチングにより励磁コイルを形成す
る段階と、 前記励磁コイルの上部にプリプレグと第3の金属板とを
接合して第2の基板を形成する段階と、 前記第2の基板の前記第1の貫通孔の外郭に第2の貫通
孔を形成する段階と、 前記第2の貫通孔にメッキを施す段階と、 前記第2の基板の両面にエッチングにより磁界変化検出
用コイルを形成する段階と、 前記磁界変化検出用コイルの上部にプリプレグと第4の
金属板とを接合して第3の基板を形成する段階と、 前記第3の基板の両面のエッチングにより電気的な通電
のためのパッドを形成する段階とを含むことを特徴とす
る磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項19】 前記軟磁性コア体は、同一平面上に平
行する2つの棒状に形成した棒体であることを特徴とす
る請求項18に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項20】 前記2つの棒体は、その長さ方向を磁
界検出軸方向にしたことを特徴とする請求項19に記載
の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項21】 前記励磁コイルは、前記2つの棒体を
交互に‘8’の字形に巻線した構造を有するように設け
たことを特徴とする請求項20に記載の磁界検出素子の
製造方法。 - 【請求項22】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記2つの棒体を一緒にソレノイド
状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴とす
る請求項21に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項23】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記2つの棒体をそれぞれソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項21に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項24】 前記励磁コイルは、前記2つの棒体を
それぞれソレノイド状に巻線した構造を有するように設
けたことを特徴とする請求項20に記載の磁界検出素子
の製造方法。 - 【請求項25】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記2つの棒体を一緒にソレノイド
状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴とす
る請求項24に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項26】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記2つの棒体をそれぞれソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項24に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項27】 前記軟磁性コア体は、四角リング状に
形成した四角リング体であることを特徴とする請求項1
8に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項28】 前記四角リング体は、その長さ方向を
磁界検出軸方向にしたことを特徴とする請求項27に記
載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項29】 前記励磁コイルは、前記四角リング体
の対向する両辺を交互に‘8’の字形に巻線した構造を
有するように設けたことを特徴とする請求項28に記載
の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項30】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺を一緒にソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項29に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項31】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺をそれぞれソレノ
イド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴
とする請求項29に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項32】 前記励磁コイルは、前記対向する両辺
をそれぞれソレノイド状に巻線した構造を有するように
設けたことを特徴とする請求項28に記載の磁界検出素
子の製造方法。 - 【請求項33】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺を一緒にソレノイ
ド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴と
する請求項32に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項34】 前記磁界変化検出用コイルは、前記励
磁コイルに積層し、前記対向する両辺をそれぞれソレノ
イド状に巻線した構造を有するように設けたことを特徴
とする請求項32に記載の磁界検出素子の製造方法。 - 【請求項35】 前記磁界検出素子をなす各部品を形成
するべく、エッチング過程の以前に感光性塗布剤と露光
現象を通して前記各部品のパターンを形成する段階を更
に含むことを特徴とする請求項18に記載の磁界検出素
子の製造方法。 - 【請求項36】 前記パッドにゴールドのメッキを施す
段階を更に含むことを特徴とする請求項18に記載の磁
界検出素子の製造方法。
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