JPH02213781A - 磁力計センサ - Google Patents

磁力計センサ

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Publication number
JPH02213781A
JPH02213781A JP3453489A JP3453489A JPH02213781A JP H02213781 A JPH02213781 A JP H02213781A JP 3453489 A JP3453489 A JP 3453489A JP 3453489 A JP3453489 A JP 3453489A JP H02213781 A JPH02213781 A JP H02213781A
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JP
Japan
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layer
line
signal line
excitation
ring core
Prior art date
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Pending
Application number
JP3453489A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Takahata
光博 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3453489A priority Critical patent/JPH02213781A/ja
Publication of JPH02213781A publication Critical patent/JPH02213781A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば地磁気等を測定するのに使用される
磁力計センサに関する。
(ロ)従来の技術 第7図(A)は、従来の磁力計センサを示す正面図であ
る。
磁力計センサは、リングコア91と、このリングコア9
1に対しスパイラル状に捲回した励振線92と、リング
コア91に対し垂直方向の磁界と直交する方向に捲回し
た信号線93とから成る。
リングコア91は、第7図(B)の断面図で示すように
、リング本体91aと、リング本体91aの外周を一周
する凹溝91bに対し複数回捲回した帯状の磁性体フィ
ルム91cとから構成している。
励振線92により、リングコア91に励振磁界を加える
と、信号線93に垂直な磁界によってリングコア91が
磁化される。そして、信号線93の外出し端子93aに
接続される信号処理回路(図示せず)へ磁気信号が出力
される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記、従来の磁力計センサは、リング本体の凹溝に対し
、帯状の磁性体フィルムを捲回してリングコアを形成し
ている。この金属磁性体フィルムは、例えば磁化率の大
きいパーマロイ箔或いはアモルファス箔が使用され、表
裏面には絶縁層を施している、ところが、この磁性体フ
ィルムを形成時、絶縁層の層厚みにむらが生じ、凹溝に
対し複数回(10ターン)捲回する時、厚みの不均一に
起因して磁気検出特性が劣化する不利がある。また、従
来ではリングコアに対し捲回する信号線及び励振線は、
銅ワイヤが使用されている。このため、リングコアに対
する捲回作業が手間である許かりでなく、信号線とリン
グコアとの直交性を出すのが困難であり、巻むらにより
検出精度が低下する等の不利があった。
この発明は、以上のような課題を解消させ、製造が容易
で磁気検出精度の高い磁力計センサを提供することを目
的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用この目的を達
成させるために、この発明の磁力計センサでは、次のよ
うな構成としている。
磁力計センサは、絶縁基板上に形成された1層目信号線
と、この信号線上に絶縁層を介して形成された1層目励
振線と、この1層目励振線上に絶縁層を介して形成され
た平面状リングコアと、このリングコア上に絶縁層を介
して形成され、前記1層目励振線に接続された2層目励
振線と、この2層目励振線上に絶縁層を介して形成され
、前記!層目信号線に接続された2層目信号線とから構
成している。
このような構成を存する磁力計センサでは、リングコア
、信号線及び励振線が、それぞれ絶縁基板上に薄膜平面
的に形成されている。このリングコア、信号線及び励振
線は、例えばフォトリソグラフィー技術を用いて、スパ
ッタ或いはEB蒸着法により薄膜状に形成される。
この磁力計センサでは、1層目励振線と2N目励振線は
、それぞれ長さの短い斜め線を仮想円状に円陣配置し、
且つ1層目励振線の各斜め線と2層目励振線の各斜め線
とが、上下方向において交叉するように設定してあり、
各交点が上下方向で接続しである。従って、1層目励振
線と2層目励振線との間に位置する平面状リングコアを
準平面的に捲回する結果となり、リングコアに励振磁界
を作用させる。また、中間層である平面状リングコアを
介して、上下方向に対応する1層目信号線と2層目信号
線は、上下に対応する端点部で接続しである。従って、
信号線に垂直な磁界によってリングコアが磁化され、信
号線はこの磁気を検出する。
この磁力計センサでは、リングコアを平面的薄膜化する
ことで絶縁層の形成が容易となり、且つ絶縁が確実に出
来るため、磁気検出特性が向上すると共に、断面積が小
さくなり、消費電力も小さくなる。更に、励振線及び信
号線は同一基板(絶縁基板)上に、平面的にパターニン
グ形成するものであるため、従来のように銅ワイヤ捲回
作業の不利、及び巻むらが解消される許かりでなく、リ
ングコアと信号線の直交精度が向上し、磁気検出精度が
向上する。
(ホ)実施例 第1図は、この発明に係る磁力計センサの具体的な一実
施例を示す断面図である。
磁力計センサは、絶縁基板1上にパターン形成された1
層目信号線2と、この信号線2上に絶縁層7aを介して
パターン形成された171目励振線3と、この1層目励
振線3上に絶縁層7bを介して蒸着形成された平面状リ
ングコア4と、このリングコア4上に絶縁層7cを介し
てパターン形成され、前記1層目励振線3に接続された
2層目励振線5と、この2層目励振線5上に絶縁層7d
を介してパターン形成され、前記1層目信号線2に接続
された2層目信号線6とから構成されている。
上記リングコア4、信号線2.6及び励振線3.5は、
例えばフォトリソグラフィー技術を用いて、スパッタ或
いはEB蒸着法により薄膜状に形成される。
第5図(A)で示すように、上記1層目励振線3と2層
目励振線5は、それぞれ長さの短い斜め線3a、5aを
仮想円状に円陣配置し、且つ1層目励振線3の各斜め線
3aと2層目励振線5の各斜め線5aとが、上下方向に
おいて交叉するように設定してあり、各交点が上下方向
で接続しである〔第5図(B)参照〕、従って、1層目
励振線3と2層目励振線5との間に位置する平面状リン
グコア4を準平面的に捲回したこととなり、リングコア
4に励振磁界を作用させる。また、第6図で示すように
、中間層である平面状リングコア4を介して、上下方向
に対応する1層目信号綿2と2層目信号線6は、上下に
対応する端点部で接続しである。従って、信号線に垂直
な磁界によってリングコア4が磁化され、信号線はこの
磁気を検出し、外出し端子21.21aに接続される信
号処理回路(図示せず)に磁気信号を出力する。
第2図(A)乃至第6図は、実施例磁力計センサの製作
工程を示す各工程図である。
第2図(A)及び第2図(B)は、第1工程を示してい
る。
方形または矩形絶縁基板1上の面内に、1層目信号線2
をパターン形成する。1層目信号線2は、基板1上に複
数の平行線2aを上下方向へ蒸着して形成する。そして
、最上位の平行線2aの一端部を絶縁基板1の端辺まで
延長させ、外出し端子21を形成する。更に、1層目信
号線2の上面に絶縁層7aを形成する。この絶縁層7a
を形成した時点において、1層目信号線(平行線2a)
2の各両端部は、僅かに絶縁層7aより外方向へ突出し
ている。
第3図(A)及び第3図(B)は、第2工程を示してい
る。
前記第1工程で得られた絶縁層7a上面の面内に、所定
径の仮想二重臼Aを想定する。この仮想二重臼Aにした
がって1層目励振!llA3をパターン形成する。1層
目励振線3は、短く斜め状に設定した各斜め線3aから
なり、各斜め線3aは仮想二重臼Aに跨がるように設定
し、且つ仮想二重臼Aを一周するように蒸着して円陣配
列する。そして、頂点部分における一方の斜め線3aを
絶縁基板1の上辺(側辺)にまで延長して導出端子31
とすると共に、他方の導出端子31aは斜め線3aと連
続しないように設定する。更に、第3図(B)で示すよ
うに、この1層目励振線3上に絶縁層7bを形成する。
第4図(A)及び第4図(B)は、第3工程を示してい
る。
上記第2工程で得られた絶縁層7b上面の面内に、平面
状リングコア4を蒸着形成する。リングコア4は、仮想
二重臼Aの二重同量に、パーマロイ或いはアモルファス
にてスパイラル状に設定する。平面状リングコア4は、
薄膜状でスパイラルにパターン形成するため、厚み1μ
m程度で且つ100ターン以上が可能となる。更に、第
4図(B)で示すように、このリングコア4上に絶縁N
7cを形成する。
第5図(A)及び第5図(B)は、第4工程を示してい
る。
前記第3工程で得られた絶縁層7c上面の面内に、2層
目励振線5をパターン形成する。2層目励振線5は、短
く斜め状に設定した各斜め線5aからなり、各斜め線5
aは仮想二重臼Aに跨がるように設定し、且つ仮想二重
臼Aを一周するように蒸着して円陣配列する。この各斜
め*5aは、上記第2工程〔第3図(A)〕で形形成し
た1層目励振線3の各斜め線3aとは、交叉する斜め線
に形成する。つまり、各斜め線3aと各斜め線5aの両
端が、上下方向において交わるように設定する。そして
、各斜め線3aと5aとの交点を上下方向において接続
する。従って、頂点における一方の斜め線5aが導出端
子31aと接続する。この状態において、1層目励振線
3と2N目励振線5は、平面状リングコア4に対し準平
面的に捲回した状態となり、リングコア4に励振磁界を
加える。そして、第5図(B)で示すように、2層目励
振線5上に絶縁層7dを形成する。
第6図は、第5工程を示している。
上記第4工程で得られた絶縁層7d上面の面内に、2層
目信号線6をパターン形成する。2層目信号線6は、複
数の斜め線6aからなり、第1工程〔第2図(A)〕で
形成した平行状の1層目信号線(平行線2a)2間に斜
め状に蒸着形成する。
これにより、各2Ji目信号線6の斜め線6aと各1層
目信号wA2の平行線2a各端部が、上下方向において
交叉する状態となる。そして、この上下方向において交
叉する各平行線2aと各斜め線6aの交叉端部を接続す
る。これにより、信号線に垂直な磁界によってリングコ
ア4が磁化され、信号線はこの磁気を検出することとな
る。また、2層目信号線6の最下位斜め線6a端部は絶
縁基板1の端辺まで延長して外出し端子21aとし、こ
の外出し端子21a、21が信号処理回路(図示せず)
に接続される。更に、2層目信号線6上面を樹脂モール
ド8する(第1図参照)。
かくして、第1図に示す磁力計センサが得られる。この
磁力計センサでは、リングコア4を平面状薄膜化するこ
とで絶縁層の形成が容易となり、且つ絶縁が確実に出来
るため、磁気検出特性が向上すると共に、断面積が小さ
くなり消費電力も小さくなる。更に、励振線3(5)及
び信号線2(6)も同一基板(絶縁基板)l上に、平面
状にバターニング形成するものであるため、従来のよう
に銅ワイヤ捲回作業の不利、及び巻むらが解消される許
かりでなく、リングコア4と信号線2(6)の直交精度
が向上する結果、磁気検出の高感度化を達成し得る。
(へ)発明の効果 二の発明では、以上のように、絶縁基板上に形成された
1層目信号線と、この信号線上に絶縁層を介して形成さ
れた1層目励振線と、この1層目励振線上に絶縁層を介
して形成された平面状リングコアと、このリングコア上
に絶縁層を介して形成され、前記1層目励振線に接続さ
れた2層目励振線と、この2層目励振線上に絶縁層を介
して形成され、前記1層目信号線に接続された2層目信
号線とから構成することとしたから、リングコアを平面
状で且つ薄膜化でき、絶縁層の形成が容易となると共に
絶縁を確実に出来るため、磁気検出特性が向上する。ま
た、断面積が小さくなり消費電力も小さくなる。更に、
励振線及び信号線も同一基板(絶縁基板)上に、平面状
にパターニング形成するものであるため、従来のように
銅ワイヤ捲回作業の不利、及び巻むらが解消され、製造
が容易となる許かりでなく、リングコアと信号線の直交
精度が向上し、磁気検出の高感度化を実現し得る等、発
明目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例磁力計センサを示す断面図、第2図(
A)は、実施例磁力計センサの製作第1工程を示す平面
図であり、第2図(B)は第2図(A)の断面図、第3
図(A)は、実施例磁力計センサの製作第2工程を示す
平面図であり、第3図(B)は断面図、第4図(A)は
、実施例磁力計センサの製作第3工程を示す平面図であ
り、第4図(B)は断面図、第5図(A)は、実施例磁
力計センサの製作第4工程を示す平面図であり、第5図
(B)は断面図、第6図は、実施例磁力計センサの製作
第5工程を示す平面図、第7図(A)は、従来の磁力計
センサを示す正面図、第7図(B)は第7図(A)の断
面図である。 1:絶縁基板、   2:1層目信号線、3:1層目励
振線、  4;リングコア、5:2層目励振線、 6:
2層目信号線。 特許出願人       株式会社島津製作所代理人 
  弁理士   中 村 茂 信第 図 1 :縦1−でト麦(2; 1層目イ言号創良3.1.
’it目励撮11 4 、リングコア5・2N目励a謀
  6;2層目イぎ号撮第 図1’A) 第 図(B) 第 図(A) 第 図(B) 第 図(A) 第 図(B) 第 図(A) 第 図(B) 第 図 第 ア !!I (A) 第 図(B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に形成された1層目信号線と、この信
    号線上に絶縁層を介して形成された1層目励振線と、こ
    の1層目励振線上に絶縁層を介して形成された平面状リ
    ングコアと、このリングコア上に絶縁層を介して形成さ
    れ、前記1層目励振線に接続された2層目励振線と、こ
    の2層目励振線上に絶縁層を介して形成され、前記1層
    目信号線に接続された2層目信号線とから成る磁力計セ
    ンサ。
JP3453489A 1989-02-14 1989-02-14 磁力計センサ Pending JPH02213781A (ja)

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JP3453489A JPH02213781A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 磁力計センサ

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JP3453489A JPH02213781A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 磁力計センサ

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JP3453489A Pending JPH02213781A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 磁力計センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121318A (ja) * 2002-03-13 2007-05-17 Samsung Electro Mech Co Ltd プリント回路基板に集積された磁界検出素子

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JPS5132379A (ja) * 1974-09-12 1976-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Hibakusenryokeiyokojinbangoyomitorisochi
JPS54128775A (en) * 1978-03-27 1979-10-05 Philips Nv Thin layer magnetic field sensor
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