JP2003264259A - 半導体装置及びその実装方法 - Google Patents

半導体装置及びその実装方法

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JP2003264259A
JP2003264259A JP2002063072A JP2002063072A JP2003264259A JP 2003264259 A JP2003264259 A JP 2003264259A JP 2002063072 A JP2002063072 A JP 2002063072A JP 2002063072 A JP2002063072 A JP 2002063072A JP 2003264259 A JP2003264259 A JP 2003264259A
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mounting
semiconductor device
wiring board
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彰 河端
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    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装基板に塔載された配線基板の表裏面のう
ちの一方の面側に実装基板と電気的に接続された複数の
はんだバンプを有する半導体装置及びその実装方法にお
いて、バンプと実装基板の接続状態を好適に検査する方
法を提供すること。 【解決手段】 本発明では、配線基板3の一方の面の四
隅及び中心部には、はんだバンプ10の外形サイズより
も小さい外形サイズで形成された五つの検査用はんだバ
ンプ11A〜11Eが設けられている。そのため、検査
用はんだバンプ11A〜11E間の導電検査を行い、四
隅に設けられた検査用はんだバンプ11A〜11Dと中
心部に設けられた検査用はんだバンプ11Eとの間が電
気的に導通している場合には、全てのはんだバンプ10
が実装基板3と接続している状態と判断することができ
る。よって、X線を用いることなく、はんだバンプ10
と実装基板3の接合状態を検査することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装基板に塔載さ
れた配線基板の表裏面のうちの一方の面側に実装基板と
電気的に接続された複数のはんだバンプを有する半導体
装置及びその実装方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種の半導体装置として、例えばBGA
(Ball Grid Array)型半導体装置があ
る。図4は、このBGA型半導体装置21を例示してい
る。
【0003】この図4に示されるように、BGA型半導
体装置21とは、回路配線を有する配線基板23の表面
に半導体チップ24を搭載し、回路配線と半導体チップ
24をAuなどからなるワイヤー25で電気的に接続し
たのち、封止樹脂27で半導体チップ24及びワイヤー
25を封止したものを示し、また、配線基板23の裏面
には半導体チップ24と電気的に接続された複数のラン
ド端子23Aが設けられており、このランド端子23A
の上に、はんだバンプ30を形成して外部電極としてい
る。
【0004】そして、このBGA型半導体装置21を、
上記ランド端子23Aと対向する位置に設けられたラン
ド端子22Aを有する実装基板22の上に位置決めして
搭載し、BGA型半導体装置21及び実装基板22に加
熱を施すことによりはんだバンプ30を溶融して、配線
基板23の裏面に設けられたランド端子23Aと実装基
板22の表面に設けられたランド端子22Aとを接続す
るという半導体装置の実装方法が知られている。
【0005】ところで、はんだバンプ30を溶融する際
の加熱処理により、配線基板23や封止樹脂27が熱膨
張するが、これら配線基板23と封止樹脂27の熱膨張
率は相違しているため、温度上昇とともにBGA型半導
体装置21には反りが発生してしまう。
【0006】そして、この反りによって、はんだバンプ
30が実装基板22から離れてしまい、BGA型半導体
装置21と実装基板22が電気的にオープンな状態(非
接続状態)になってしまうという問題があった。
【0007】そこで、はんだバンプ30と実装基板22
の接続状態を検査するために、BGA型半導体装置21
を実装基板22に実装した後に、BGA型半導体装置2
1及び実装基板22にX線を照射し、これらBGA型半
導体装置21及び実装基板22を透過させることによっ
て、はんだバンプ30と実装基板22の接合状態を検査
する方法が用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、X線を用いてはんだバンプ30と実装基板
22の接合状態を検査しているが、現在、このX線がB
GA型半導体装置21の特性に及ぼす影響の有無は明確
化されていないため、X線を用いることなく、はんだバ
ンプ30と実装基板22の接合状態を検査する方法が望
まれている。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、実装基板に塔載された配線基板の表裏面のうちの一
方の面側に実装基板と電気的に接続された複数のはんだ
バンプを有する半導体装置及びその実装方法において、
はんだバンプと実装基板の接続状態を好適に検査する方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、実装基板に塔載された配線基板の表裏面のうち
の一方の面側に、実装基板と電気的に接続された複数の
はんだバンプを有する半導体装置において、配線基板の
一方の面側に、はんだバンプの外形サイズよりも小さい
外形サイズで形成された複数の検査用はんだバンプが設
けられていることを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、検査用は
んだバンプは、はんだバンプの外形サイズよりも小さい
外形サイズで形成されているため、はんだバンプを溶融
する際の加熱処理などにより配線基板が熱膨張し反りが
発生した際には、はんだバンプよりも検査用はんだバン
プの方が実装基板から離れやすく、電気的にオープンな
状態になりやすい。
【0012】そのため、半導体装置を実装基板に実装し
た後に、検査用はんだバンプ間の導電検査を行い、検査
用はんだバンプ間が電気的に導通している場合には、全
てのはんだバンプが実装基板と接続している状態と判断
することができるため、X線を用いることなく、はんだ
バンプと実装基板の接合状態を検査することができる。
【0013】請求項2に記載の半導体装置は、検査用は
んだバンプは、配線基板の一方の面の周縁領域及びその
中央領域に設けられていることを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、検査用は
んだバンプは配線基板の一方の面の周縁領域及びその中
央領域に設けられているため、はんだバンプを溶融する
際の加熱処理などにより配線基板が熱膨張して、配線基
板が凹形状に変形した場合には、配線基板の一方の面の
周辺領域に設けられた検査用はんだバンプが最も実装基
板から離れやすく、配線基板が凸形状に変形した場合に
は、配線基板の一方の面の中央領域に設けられた検査用
はんだバンプが最も実装基板から離れやすい。
【0015】そのため、半導体装置を実装基板に実装し
た後に、検査用はんだバンプ間の導電検査を行い、周縁
領域に設けられた検査用はんだバンプと中央領域に設け
られた検査用はんだバンプとの間が電気的に導通してい
る場合には、全てのはんだバンプが実装基板と接続して
いる状態と判断することができるため、X線を用いるこ
となく、はんだバンプと実装基板の接合状態を検査する
ことができる。
【0016】請求項3に記載の半導体装置は、はんだバ
ンプは配線基板の一方の面にマトリックス状に配置され
るとともに、検査用はんだバンプは配線基板の一方の面
の四隅及びその中心部に設けられていることを特徴とし
ている。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、はんだバ
ンプは配線基板の一方の面にマトリックス状に配置され
るとともに、検査用はんだバンプは配線基板の一方の面
の四隅及びその中心部に設けられているため、はんだバ
ンプを溶融する際の加熱処理などにより配線基板が熱膨
張して、配線基板が凹形状に変形した場合には、配線基
板の一方の面の四隅に設けられた検査用はんだバンプが
最も実装基板から離れやすく、配線基板が凸形状に変形
した場合には、配線基板の一方の面の中心部に設けられ
た検査用はんだバンプが最も実装基板から離れやすい。
【0018】そのため、半導体装置を実装基板に実装し
た後に、検査用はんだバンプ間の導電検査を行い、四隅
に設けられた検査用はんだバンプと中心部に設けられた
検査用はんだバンプとの間が電気的に導通している場合
には、全てのはんだバンプが実装基板と接続している状
態と判断することができるため、X線を用いることな
く、はんだバンプと実装基板の接合状態を検査すること
ができる。
【0019】請求項4に記載の半導体装置の実装方法
は、実装基板に塔載される配線基板の表裏面のうちの一
方の面側に、実装基板と電気的に接続される複数のはん
だバンプとはんだバンプの外形サイズよりも小さい外形
サイズで形成された複数の検査用はんだバンプとを有す
る半導体装置を準備する準備工程と、実装基板に配線基
板を塔載し、はんだバンプ及び検査用はんだバンプを溶
融して実装基板に配線基板を実装する実装工程と、配線
基板側にて検査用はんだバンプ間を接続した後に、この
検査用はんだバンプ間の導通検査を行い、配線基板とは
んだバンプの接続状態を検査する検査工程とを備えたこ
とを特徴としている。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、準備工程
において、検査用はんだバンプは、はんだバンプの外形
サイズよりも小さい外形サイズで形成されているため、
実装工程において、はんだバンプを溶融した際の加熱処
理により配線基板が熱膨張し反りが発生した際には、は
んだバンプよりも検査用はんだバンプの方が実装基板か
ら離れやすく、電気的にオープンな状態になりやすい。
【0021】そのため、実装工程の後に行う検査工程に
おいて、検査用はんだバンプ間の導電検査を行い、検査
用はんだバンプ間が電気的に導通している場合には、全
てのはんだバンプが実装基板と接続している状態と判断
することができるため、X線を用いることなく、はんだ
バンプと実装基板の接合状態を検査することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置をBG
A(Ball Grid Array)型半導体装置に
適用した一実施形態を、図面に従って説明する。尚、本
実施形態のBGA型半導体装置は、例えば、携帯電話な
どの携帯情報端末機器やメモリモジュール、CPUモジ
ュールなどの電子装置に用いられる。
【0023】図1には、本発明の一実施形態におけるB
GA型半導体装置1を実装基板2に搭載させたときの断
面構造を示し、図2には、図1におけるA―A矢視断面
図を示す。
【0024】まず、図1に示されるように、本実施形態
のBGA型半導体装置1は、配線基板3の表裏面のうち
の一方の面側(図中の下面側)に外部接続用端子として
複数のはんだバンプ10を設けて、他方の面側(図中の
上面側)に半導体チップ4を塔載した構成になってい
る。尚、この半導体チップ4は、配線基板3の他方の面
のチップ塔載領域に接着剤(図示せず)を介在して固着
されている。
【0025】また、配線基板3は、例えば、ガラス繊維
にエポキシ樹脂またはポリイミド樹脂を含浸させた多層
配線構造の樹脂板で構成され、その平面形状は方形状で
形成されており、半導体チップ4は、例えば、単結晶珪
素からなる半導体基板及びこの半導体基板上に形成され
た配線層を主体とする構成になっており、その平面形状
は方形状で形成されている。
【0026】さらに、配線基板3の一方の面には、複数
のランド端子(バンプ接続用パッド)3Aが形成され、
配線基板3の他方の面には複数のランド端子(ワイヤ接
続用パッド)3Bが形成されている。尚、これらランド
端子3A、ランド端子3Bの夫々は、その平面形状は円
形状で形成されるとともに、配線基板3に形成された配
線を介して互いに電気的に接続されている。
【0027】また、複数のランド端子3Aは、配線基板
3の一方の面においてマトリックス状に配列され、複数
のランド端子3Bは、配線基板3の他方の面のチップ塔
載領域を囲むその周辺領域において半導体チップ4の各
辺に沿って配列されている。
【0028】また、半導体チップ4には、図示しない
が、論理回路システム、記憶回路システム、A/D変換
回路システム、増幅回路システム、或いはこれらの混合
回路システム等が塔載されている。尚、これらの回路シ
ステムは、半導体基板に形成された半導体素子、配線層
に形成された配線等によって構成されている。
【0029】そして、半導体チップ4の表裏面のうちの
表面である回路形成面には、半導体チップ4の外周囲の
各辺に沿って複数の電極パッド(ボンディングパッド)
4Aが形成されている。
【0030】この複数の電極パッド4Aの夫々は、配線
層のうちの最上層の配線層に形成され、回路システムを
構成する半導体素子に配線を介して電気的に接続されて
いる。尚、複数の電極パッド4Aの夫々は、例えばアル
ミニウム(Al)膜またはアルミニウム合金膜等で形成
されている。
【0031】そして、半導体チップ4の電極パッド4A
は、導電性のワイヤ5を介して、配線基板3の他方の面
に設けられたランド端子3Bに電気的に接続されてい
る。尚、ワイヤ5としては例えば金(Au)ワイヤを用
いており、ワイヤ5の接続方法としては、例えば熱圧着
に超音波振動を併用したボンディング法を用いている。
【0032】また、半導体チップ4及びワイヤ5は、配
線基板3の他方の面側に形成された封止樹脂7によって
封止されている。尚、封止樹脂7は、例えば、フェノー
ル系硬化剤やシリコーンゴム及びフィラーが添加された
エポキシ系の樹脂などで形成されている。
【0033】また、図2に示されるように、配線基板3
の一方の面には、ランド端子3Aと電気的かつ機械的に
接続された複数のはんだバンプ10がマトリックス状に
設けられている。即ち、はんだバンプ10は半導体チッ
プ4の電極パッド4Aに電気的に接続されている。尚、
このはんだバンプ10は、導電材として錫(Sn)―銀
(Ag)組成の半田材で球形状に形成されている。
【0034】さらに、配線基板3の一方の面の四隅及び
中心部には、ランド端子3Aと電気的かつ機械的に接続
されるとともに、はんだバンプ10の外形サイズよりも
小さい外形サイズで形成された五つの検査用はんだバン
プ11A〜11Eが設けられている。尚、検査用はんだ
バンプ11A〜11Eは、上記はんだバンプ10と同様
に、導電材として錫(Sn)―銀(Ag)組成の半田材
で球形状に形成されている。
【0035】この検査用はんだバンプ11A〜11E
は、配線基板3の他方の面にて夫々が配線13により接
続されている。
【0036】また、図1に示されるように、実装基板2
の一方の面には、配線基板3の一方の面に設けられた複
数のランド端子3Aと対応するように配置された複数の
ランド端子2Aが設けられている。尚、このランド端子
2Aは、その平面形状は円形状で形成されている。
【0037】そして、これらランド端子2A、3Aを対
向させた状態でBGA型半導体装置1は実装基板2の上
に搭載されており、これらBGA型半導体装置1と実装
基板2との間には、ランド端子2A、3Aを電気的に接
続するはんだバンプ10及び検査用はんだバンプ11A
〜11Eが介在されるような構成になっている。
【0038】次に、BGA型半導体装置1の製造方法に
ついて簡単に説明する。
【0039】まず、配線基板3を準備し、配線基板3の
他方の面のチップ塔載領域に接着剤を介在して半導体チ
ップ4を塔載する。
【0040】続いて、半導体チップ4の電極パッド4A
と配線基板3のランド端子3Bとを導電性のワイヤ5で
電気的に接続し、これら半導体チップ4及びワイヤ5を
封止樹脂7で封止する。
【0041】続いて、配線基板3の一方の面を上向きに
した状態で、配線基板3に形成された複数のランド端子
3A上にSn−Ag組成の半田ボールを供給し、その
後、所定の温度でこの半田ボールを溶融してはんだバン
プ10及び検査用はんだバンプ11A〜11Eを形成す
ることにより、BGA型半導体装置1がほぼ完成する。
尚、半田ボールの供給は、例えばガラスマスクを用いた
ボール供給法または吸引治具を用いたボール供給法で行
うことができる。
【0042】次に、上記製造方法にて完成したBGA型
半導体装置1を実装基板2に実装する方法について、図
3を用いて説明する。
【0043】まず、図3(a)に示されるように、実装
基板2の一方の面に設けられたランド端子2Aの上に、
印刷手法によりクリーム状のはんだペースト12を印刷
する。
【0044】続いて、図3(b)に示されるように、実
装面の装置塔載領域に複数のランド端子2Aが設けられ
た実装基板2上に、配線基板3の一方の面に設けられた
ランド端子3Aの位置が合うように位置決めして、BG
A型半導体装置1を搭載する。
【0045】続いて、BGA型半導体装置1及び実装基
板2をリフロー炉(図示せず)に搬送し、これらBGA
型半導体装置1及び実装基板2に加熱処理を施す。そし
て、リフロー炉内の温度が、はんだバンプ10及び検査
用はんだバンプ11のリフロー温度に達すると、はんだ
バンプ10及び検査用はんだバンプ11が溶け出す。
【0046】すると、図3(c)に示されるように、は
んだバンプ10及び検査用はんだバンプ11は、はんだ
ペースト12と混ざり合って一体となり、BGA型半導
体装置1及び実装基板2に形成されたランド端子2A、
3Aが電気的に接続され、BGA型半導体装置1を実装
基板2に実装する工程は完了する。
【0047】ところで、上記はんだバンプ10をリフロ
ーする際の加熱処理により、配線基板3や封止樹脂7が
熱膨張するが、これら配線基板3と封止樹脂7の熱膨張
率は相違しているため、温度上昇とともにBGA型半導
体装置1には反りが発生してしまう。
【0048】そして、この反りによって、配線基板3の
一方の面に設けられたはんだバンプ10が実装基板2か
ら離れてしまい、BGA型半導体装置1と実装基板2が
電気的にオープンな状態(非接続状態)になってしまう
という問題があった。
【0049】そのため、従来技術では、BGA型半導体
装置1を実装基板2に実装した後に、はんだバンプ10
と実装基板2の接続状態を検査するために、BGA型半
導体装置1及び実装基板2にX線を照射し透過させるこ
とによって、はんだバンプ10と実装基板2の接合状態
を検査する方法が用いられていたが、現在、このX線が
BGA型半導体装置1の特性に及ぼす影響の有無は明確
化されていないため、X線を用いることなく、はんだバ
ンプ10と実装基板2の接合状態を検査する方法が望ま
れている。
【0050】そこで、本実施形態では、図2に示される
ように、配線基板3の一方の面の四隅及び中心部には、
はんだバンプ10の外形サイズよりも小さい外形サイズ
で形成された五つの検査用はんだバンプ11A〜11E
が設けられている。
【0051】そのため、上記はんだバンプ10をリフロ
ーする際の加熱処理などにより、配線基板3が熱膨張し
て、配線基板3が凹形状または凸形状に変形した場合に
は、はんだバンプ10よりも検査用はんだバンプ11A
〜11Eの方が実装基板2から離れやすい。
【0052】さらに、配線基板3の一方の面の四隅及び
中心部に検査用はんだバンプ11A〜11Eを設けたこ
とにより、配線基板3が凹形状に変形した場合には、配
線基板3の一方の面の四隅に設けられた検査用はんだバ
ンプ11A〜11Dが最も実装基板2から離れやすく、
配線基板3が凸形状に変形した場合には、配線基板3の
一方の面の中心部に設けられた検査用はんだバンプ11
Eが最も実装基板3から離れやすい。
【0053】そして、BGA型半導体装置1を実装基板
3に実装した後に、検査用はんだバンプ11A〜11E
間の導電検査を行い、四隅に設けられた検査用はんだバ
ンプ11A〜11Dと中心部に設けられた検査用はんだ
バンプ11Eとの間が電気的に導通している場合には、
全てのはんだバンプ10が実装基板3と接続している状
態と判断することができるため、X線を用いることな
く、はんだバンプ10と実装基板3の接合状態を検査す
ることができる。
【0054】尚、検査用はんだバンプ11A〜11E間
の電気的な導電検査を行い、これら検査用はんだバンプ
11A〜11E間が電気的に導通していない場合には、
不良品と判断してもよいし、さらに、X線を用いてはん
だバンプ10と実装基板2の接合状態を検査してもよ
い。この場合、全ての装置にX線を照射していた従来技
術と比較して、X線を照射する装置数を低減することが
できるため、好ましい。
【0055】また、検査用はんだバンプ11A〜11E
間の電気的な導通検査を行い、例えば、検査用はんだバ
ンプ11A、11B、11E間は電気的に導通している
が、検査用はんだバンプ11A、11C、11E間は電
気的に導通していない場合は、検査用はんだバンプ11
A、11B、11Eにて囲まれた領域に配置されたはん
だバンプ10は実装基板3と接続している状態と判断す
ることができるため、検査用はんだバンプ11A、11
C、11Eにて囲まれた領域に配置されたはんだバンプ
10のみX線を用いてはんだバンプ10と実装基板2の
接合状態を検査してもよい。
【0056】この場合、全てのはんだバンプ10にX線
を照射していた従来技術と比較して、X線を照射するは
んだバンプ10の数を低減することができるため、好ま
しい。
【0057】尚、本発明は、上記実施形態に限られるも
のではなく、様々な態様に適用可能である。
【0058】例えば、上記実施形態では、はんだバンプ
10及び検査用はんだバンプ11A〜11Eを球形状で
形成した例について説明したが、これに限られるもので
はなく、はんだバンプ10及び検査用はんだバンプ11
A〜11Eは必ずしも球形状で形成する必要はない。
【0059】また、上記本実施形態では、はんだバンプ
10及び検査用はんだバンプ11A〜11Eを錫(S
n)―銀(Ag)組成の半田材で形成した例について説
明したが、これに限られるものではなく、例えば鉛(P
b)−錫(Sn)組成の半田材で形成してもよい。
【0060】また、上記実施形態では、検査用はんだバ
ンプ11A〜11Eを配線基板3の一方の面の四隅及び
中心部に設けた例について説明したが、検査用はんだバ
ンプ11A〜11Eの数及び配置は上記実施形態に限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るBGA型半導体装置
を実装基板に搭載させたときの断面構造を示す図であ
る。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】(a)から(c)は本発明の一実施形態に係る
BGA型半導体装置の実装方法を説明するための断面図
である。
【図4】従来技術のBGA型半導体装置を実装基板に搭
載させたときの断面構造を示す図である。
【符号の説明】
1…BGA型半導体装置、 2…実装基板、 2A…ランド端子、 3…配線基板、 3A、3B…ランド端子、 4…半導体チップ、 4A…電極パッド、 5…ワイヤ、 7…封止樹脂、 10…はんだバンプ、 11A〜11E…検査用はんだバンプ、 12…はんだペースト、 13…配線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装基板に塔載された配線基板の表裏面
    のうちの一方の面側に、前記実装基板と電気的に接続さ
    れた複数のはんだバンプを有する半導体装置において、 前記配線基板の一方の面側に、前記はんだバンプの外形
    サイズよりも小さい外形サイズで形成された複数の検査
    用はんだバンプが設けられていることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 前記検査用はんだバンプは、前記配線基
    板の一方の面の周縁領域及びその中央領域に設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記はんだバンプは前記配線基板の一方
    の面にマトリックス状に配置されるとともに、前記検査
    用はんだバンプは前記配線基板の一方の面の四隅及びそ
    の中心部に設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 実装基板に塔載される配線基板の表裏面
    のうちの一方の面側に、前記実装基板と電気的に接続さ
    れる複数のはんだバンプと該はんだバンプの外形サイズ
    よりも小さい外形サイズで形成された複数の検査用はん
    だバンプとを有する半導体装置を準備する準備工程と、 前記実装基板に前記配線基板を塔載し、前記はんだバン
    プ及び前記検査用はんだバンプを溶融して前記実装基板
    に前記配線基板を実装する実装工程と、 前記配線基板側にて前記検査用はんだバンプ間を接続し
    た後に、該検査用はんだバンプ間の導通検査を行い、前
    記配線基板と前記はんだバンプの接続状態を検査する検
    査工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の実装方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8083121B2 (en) * 2004-11-04 2011-12-27 Panasonic Corporation Paste for soldering and soldering method using the same

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