JP2003263134A - 表示ドライバ、電気光学装置、及び表示ドライバのパラメータ設定方法 - Google Patents

表示ドライバ、電気光学装置、及び表示ドライバのパラメータ設定方法

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JP2003263134A
JP2003263134A JP2002061468A JP2002061468A JP2003263134A JP 2003263134 A JP2003263134 A JP 2003263134A JP 2002061468 A JP2002061468 A JP 2002061468A JP 2002061468 A JP2002061468 A JP 2002061468A JP 2003263134 A JP2003263134 A JP 2003263134A
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    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適正な表示特性を実現できる表示ドライバ、
電気光学装置、及び表示ドライバのパラメータ設定方法
を提供すること。 【解決手段】 制御レジスタ30と、EEPROMのア
クセス制御を行うメモリ制御回路579と、電源投入
時、システムリセット時或いはリフレッシュタイミング
(非表示期間)に、EEPROMから読み出された表示
特性制御パラメータを制御レジスタ30に書き込み、制
御レジスタ30のイニシャライズ処理、リフレッシュ処
理を行うレジスタ書き込み回路20を含む表示ドライバ
である。レジスタ書き込み回路20は、EEPROMか
ら読み出されたリフレッシュ期間情報や製造情報を制御
レジスタ30に書き込む。表示特性制御パラメータを制
御レジスタ30に書き込んでいる際に、MPUのアクセ
スを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示ドライバ、電
気光学装置、及び表示ドライバのパラメータ設定方法に
関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】携帯電話
などの電子機器に用いられる液晶装置(広義には電気光
学装置)では、最適な表示特性で表示動作を行うことが
望まれている。
【0003】ところが、液晶装置の表示パネルには表示
特性のバラツキがあるため、このバラツキの影響を如何
にして抑えるかが重要な技術的課題となる。
【0004】また、液晶装置の表示特性は、静電気(E
SD)などの外部的な要因が発生した場合にも、最適に
維持されることが望まれる。
【0005】また、液晶装置が組み込まれる電子機器で
は、電子機器のファームウェアが、液晶装置の表示動作
を制御する。この場合に、電子機器の開発期間の短縮化
のためには、ファームウェアの作成作業を、なるべく簡
素化できることが望まれる。
【0006】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、適正な表示特
性を実現できる表示ドライバ、電気光学装置、及び表示
ドライバのパラメータ設定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示パネルを
駆動するための表示ドライバであって、表示ドライバを
制御するための制御レジスタと、表示ドライバの外部又
は内部に設けられ表示特性制御パラメータを少なくとも
記憶するメモリに対して、アクセス制御を行うメモリ制
御回路と、所与のリフレッシュタイミングで、前記メモ
リから読み出された表示特性制御パラメータを前記制御
レジスタに書き込み、前記制御レジスタのリフレッシュ
処理を行うレジスタ書き込み回路とを含む表示ドライバ
に関係する。
【0008】本発明によれば、所与のリフレッシュタイ
ミングで、メモリから読み出された表示特性制御パラメ
ータが制御レジスタに書き込まれ、制御レジスタのリフ
レッシュ処理が行われる。従って、適正な表示特性制御
パラメータを用いて表示パネルの表示制御を行うことが
可能になり、適正な表示特性を安定して維持することが
可能になる。
【0009】また本発明では、前記レジスタ書き込み回
路が、表示パネルの非表示期間において、表示特性制御
パラメータを前記制御レジスタに書き込み、前記制御レ
ジスタのリフレッシュ処理を行うようにしてもよい。
【0010】この場合、非表示期間は、例えば、制御レ
ジスタへの書き込み処理が、表示パネルの表示動作に悪
影響を与えない期間である。但し、非表示期間以外の期
間において、リフレッシュ処理を行うことも可能であ
る。
【0011】また本発明では、前記レジスタ書き込み回
路が、電源投入後又はシステムリセット後に、定期的
に、表示特性制御パラメータを前記制御レジスタに書き
込み、前記制御レジスタのリフレッシュ処理を行うよう
にしてもよい。
【0012】なお、定期的に発生する非表示期間におい
て、リフレッシュ処理を行うことが更に望ましい。
【0013】また本発明では、前記メモリが、前記レジ
スタ書き込み回路により行われるリフレッシュ処理の期
間情報を記憶し、前記レジスタ書き込み回路が、前記メ
モリから読み出された期間情報を、前記制御レジスタに
書き込むようにしてもよい。
【0014】また本発明では、前記レジスタ書き込み回
路が、電源投入時又はシステムリセット時に、前記メモ
リから読み出された表示特性制御パラメータを前記制御
レジスタに書き込み、前記制御レジスタのイニシャライ
ズ処理を行うようにしてもよい。
【0015】また本発明は、表示パネルを駆動するため
の表示ドライバであって、表示ドライバを制御するため
の制御レジスタと、表示ドライバの外部又は内部に設け
られ表示特性制御パラメータを少なくとも記憶するメモ
リに対して、アクセス制御を行うメモリ制御回路と、電
源投入時又はシステムリセット時に、前記メモリから読
み出された表示特性制御パラメータを前記制御レジスタ
に書き込み、前記制御レジスタのイニシャライズ処理を
行うレジスタ書き込み回路とを含む表示ドライバに関係
する。
【0016】本発明によれば、電源投入時又はシステム
リセット時に、メモリから読み出された表示特性制御パ
ラメータが制御レジスタに書き込まれ、制御レジスタの
イニシャライズ処理が行われる。従って本発明によれ
ば、適正な表示特性制御パラメータを自動的に読み込ん
で、表示パネルの表示制御を行うことが可能になる。
【0017】また本発明では、前記制御レジスタが、表
示特性制御パラメータを記憶し処理部によりアクセス可
能な第1のレジスタ群と、処理部によりアクセス可能な
第2のレジスタ群を含むようにしてもよい。
【0018】この場合に、第2のレジスタ群には、表示
制御パラメータ以外の情報(例えば表示に関する各種の
コマンド情報)を記憶させることができる。
【0019】また本発明では、前記レジスタ書き込み回
路が、前記第1のレジスタ群に表示特性制御パラメータ
を書き込んでいる際には、該第1のレジスタ群への処理
部のアクセスを禁止するようにしてもよい。
【0020】このようにすれば、処理部からのアクセス
とメモリからのアクセスが衝突する事態を防止できる。
【0021】また本発明では、前記メモリが、表示ドラ
イバ又は表示パネルの製造情報を記憶し、前記レジスタ
書き込み回路が、前記メモリから読み出された製造情報
を、前記制御レジスタに書き込むようにしてもよい。
【0022】この場合、製造情報としては、例えば、製
造識別情報、製品バージョン情報、或いは製品特定情報
などを含ませることができる。
【0023】また本発明では、前記表示特性制御パラメ
ータが、コントラスト調整パラメータ、表示制御パラメ
ータ、及び階調制御パラメータの少なくとも1つを含む
ようにしてもよい。
【0024】但し、表示特性制御パラメータとして、こ
れ以外のパラメータを含ませることも可能である。
【0025】また本発明では、前記表示特性制御パラメ
ータが、表示パネル毎に又は表示パネルの機種毎にその
値が異なるパラメータであってもよい。
【0026】また本発明の電気光学装置は、上記のいず
れか記載の表示ドライバと、前記表示ドライバにより駆
動される表示パネルと、前記表示ドライバの動作を制御
する処理部とを含む電気光学装置に関係する。
【0027】また本発明は、上記のいずれか記載の表示
ドライバのパラメータ設定方法であって、表示ドライバ
により駆動される表示パネルの表示特性を測定し、測定
により特定される表示特性制御パラメータを、前記メモ
リに書き込むパラメータ設定方法に関係する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説
明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発
明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説
明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは
限らない。
【0029】1.電気光学装置 図1に、本実施形態の電気光学装置の構成例を示す。
【0030】この電気光学装置(狭義には液晶装置)
は、表示パネル100(狭義には液晶パネル)を含む。
【0031】この表示パネル100は、複数のデータ線
(信号線)と、複数の走査線と、データ線及び走査線に
より特定される複数の画素を有する。そして、各画素領
域における電気光学素子(狭義には、液晶素子)の光学
特性を変化させることで、表示動作を実現する。
【0032】なお、表示パネル100は、単純マトリク
ス方式のパネルであってもよいし、薄膜トランジスタ
(Thin Film Transistor:TFT)や薄膜ダイオード
(Thin Film Diode:TFD)などのスイッチング素子
(2端子型非線形素子)を用いたアクティブマトリクス
方式のパネルであってもよい。
【0033】また電気光学装置は、データ線ドライバ1
10(データ線駆動回路、Xドライバ、ソースドライ
バ)と、走査線ドライバ120、122(走査線駆動回
路、Yドライバ、ゲートドライバ)を含む。
【0034】ここでデータ線ドライバ110は、画像デ
ータに基づいて表示パネル100のデータ線を駆動す
る。一方、走査線ドライバ120、122は、表示パネ
ル100の走査線を順次走査駆動する。
【0035】なお、走査線ドライバ120、122を、
データ線ドライバ110に内蔵させてもよい。
【0036】また電気光学装置は、MPU130(広義
には処理部)を含む。
【0037】ここで、MPU(Micro Processor Unit)
130は、データ線ドライバ110、走査線ドライバ1
20、122、電源回路132、EEPROM134の
制御等を行う。
【0038】より具体的には、MPU130は、データ
線ドライバ110及び走査線ドライバ120、122に
対しては、動作モードの設定や垂直同期信号や水平同期
信号の供給を行う。また、電源回路132に対しては、
電源設定についての指示を行う。また、EEPROM1
34に対しては、例えばデータ線ドライバ110を介し
て、メモリへのアクセス指示などを行う。
【0039】なお、MPU130(処理部)は、汎用プ
ロセッサ(CPU)により実現してもよいし、ASIC
であるコントローラ回路により実現してもよい。
【0040】また、MPU130の機能を、電子機器
(携帯電話、ページャ、時計、液晶テレビ、カーナビゲ
ーション装置、電卓、ワードプロセッサ、プロジェクタ
又はPOS端末等)が有する外部のMPU(処理部)に
より実現してもよい。
【0041】電源回路132は、外部から供給される基
準電圧に基づいて、表示パネル100の駆動に必要な各
種の電源電圧(階調電圧)を生成する。そして、生成さ
れた電源電圧を、データ線ドライバ110や走査線ドラ
イバ120、122に供給する。
【0042】EEPROM134(広義にはメモリ、不
揮発性メモリ或いはROM)は、電気光学装置を動作さ
せるための種々の情報を記憶する。
【0043】より具体的には、本実施形態のEEPRO
M134は、表示特性制御パラメータ(コントラスト調
整パラメータ、表示制御パラメータ又は階調制御パラメ
ータ等)を記憶する。そして、この記憶された表示特性
制御パラメータは、例えば、電源投入時や、システムリ
セット時や、リフレッシュタイミング時に読み出され
る。そして、読み出された表示特性制御パラメータは、
データ線ドライバ110が有する制御レジスタに格納さ
れる。
【0044】なお、EEPROM134は、データ線ド
ライバ110の外部に設けてもよいし、内部に設けても
よい。また、データ線ドライバ110を介さずに、MP
U130が直接にEEPROM134にアクセスするよ
うにしてもよい。
【0045】また、データ線ドライバ110、走査線ド
ライバ120、122、MPU130、電源回路13
2、EEPROM134の一部又は全部を、表示パネル
100(ガラス基板)上に形成してもよい。
【0046】2.データ線ドライバ 図2に、本実施形態のデータ線ドライバ110(広義に
は表示ドライバ或いは表示駆動回路)の構成例を示す。
なお、本実施形態のデータ線ドライバ110は図2に示
す全ての回路ブロックを含む必要はなく、その一部を省
略してもよい。
【0047】MPUインターフェース500には、反転
チップセレクト信号XCS、コマンド/データの識別信
号A0、反転リード信号XRD、反転ライト信号XW
R、反転リセット信号XRESなどが入力される。
【0048】入出力バッファ502には、例えば8ビッ
トのデータ(コマンド)D7〜D0が入力される。
【0049】バスホルダ512は、内部バス510上の
データを一時的に保持するためのものである。
【0050】コマンドデコーダ514は、MPUインタ
ーフェース500を介してMPU130から入力された
コマンドをデコード(解読)し、デコード結果をMPU
側制御回路530等に伝える。
【0051】ステータスレジスタ516は、データ線ド
ライバ110のステータス情報(例えば表示がオン状態
か否か、パーシャル表示モードか否か、スリープモード
か否か等)を保持する。
【0052】MPU側制御回路530は、コマンドデコ
ーダ514を介して入力されるMPU130のコマンド
に基づいて、表示データRAM560に対するリード・
ライト動作を制御する。このリード・ライト動作は、M
PU側制御回路530により制御されるカラムアドレス
制御回路540及びページアドレス制御回路550によ
り実現される。
【0053】カラムアドレス制御回路540は、表示デ
ータの書き込みカラムアドレスと読み出しカラムアドレ
スを指定する。
【0054】ページアドレス制御回路550は、表示デ
ータの書き込みページアドレスと表示データの読み出し
ページアドレスとを指定する。また、ページアドレス制
御回路550は、ドライバ側制御回路570により制御
されて1ライン毎に表示アドレスを指定する。
【0055】ドライバ側制御回路570(パネル側制御
回路)は、発振回路576からの発振出力に基づいて、
階調制御パルスGCP(パルス幅刻み用のクロックパル
ス信号)、極性反転信号FR、ラッチパルスLPなどを
発生し、ページアドレス制御回路550、PWMデコー
ダ回路580などを制御する。
【0056】PWMデコーダ回路580は、表示データ
RAM560から読み出された表示データに基づいて、
PWM(パルス幅変調)のデコード処理を行う。
【0057】駆動回路600は、PWMデコーダ回路5
80からの信号を、表示パネル系の電圧に応じた電圧に
シフトさせ、表示パネル100のデータ線に供給する。
【0058】以上のような構成により本実施形態では、
表示パネル100に種々の画像を表示できる。
【0059】3.表示特性制御パラメータのイニシャラ
イズ及びリフレッシュ さて、携帯電話などの電子機器に用いられる液晶装置
(電気光学装置)では、その検査時・出荷時に、表示パ
ネルの表示特性(コントラスト、色合い等)の調整を行
うことが望ましい。そして、最適な調整が行われた後
に、電子機器のメーカに出荷し、電子機器に組み込むこ
とが望ましい。
【0060】この場合に、電気機器のメーカにとって
は、表示パネルの表示特性は最適なものでありさえすれ
ばよく、表示特性の設定内容については興味がない。そ
して、このような表示特性の設定を、ファームウェアに
行わせるようにすると、表示パネル毎に或いは表示パネ
ルの機種毎に、ファームウェアにおける表示特性設定の
記述部分を変更しなければならなくなる。このため、電
気機器のメーカに無用で煩雑な作業を強いる可能性があ
る。
【0061】また、携帯電話などの電子機器では、その
使用状況により、静電気(ESD)などの種々の外部要
因が発生する。そして、設定された表示特性が、この外
部要因が原因となって変更されてしまうと、最適な表示
特性を維持できなくなる可能性がある。
【0062】そこで本実施形態では、以下に説明するよ
うな構成を採用することで、上述の種々の問題点を解決
している。
【0063】即ち、本実施形態のデータ線ドライバ11
0では図2に示すように、メモリ制御回路579を設け
ている。
【0064】このメモリ制御回路579は、図1のEE
PROM134に対するアクセス制御(リード・ライト
制御)を行う。
【0065】より具体的には、EEPROM134に
は、表示パネル100の表示特性(コントラスト、色合
い等)を制御(設定)するためのパラメータが記憶され
ている。この表示特性制御パラメータは、例えば、液晶
装置(電子機器)の出荷時・検査時に、表示パネル10
0の表示特性を測定することで得ることができ、測定結
果に応じた最適な表示特性制御パラメータが、EEPR
OM134に書き込まれる。この表示特性制御パラメー
タを用いることで、表示パネル100の表示特性のバラ
ツキを吸収し、表示パネル毎に又は表示パネルの機種毎
に表示特性が異なってしまう事態を防止できる。本実施
形態のメモリ制御回路579は、この表示特性制御パラ
メータなどを含む種々の情報をEEPROM134から
読み出す。
【0066】また本実施形態のデータ線ドライバ110
では、MPU側制御回路530に、レジスタ書き込み回
路20(レジスタ・リフレッシュ回路、レジスタ・イニ
シャライズ回路)、制御レジスタ30、演算回路50を
含ませている。
【0067】ここで制御レジスタ30は、データ線ドラ
イバ110の制御に使用されるレジスタである。
【0068】より具体的には、図1のMPU130がコ
マンドを発行すると、このコマンドは図2のコマンドデ
コーダ514によりデコードされる。そして、そのコマ
ンドにより設定されるパラメータが、入出力バッファ5
02及びレジスタ書き込み回路20を介して、制御レジ
スタ30に書き込まれる。これにより、MPU側制御回
路530は、制御レジスタ30に書き込まれた制御パラ
メータ(動作パラメータ、コマンドパラメータ)に基づ
いて動作するようになる。即ち、MPU側制御回路53
0は、制御レジスタ30の内容に基づいて、カラムアド
レス制御回路540、I/Oバッファ542、ページア
ドレス制御回路550、ドライバ側制御回路570など
を制御する。
【0069】このような制御レジスタ30を設けること
で、MPU130は、自身が発行したコマンドに従って
データ線ドライバ110を動作させ、表示パネル100
を表示制御できるようになる。
【0070】なお、制御レジスタ30は、Dフリップフ
ロップなどの保持回路で実現してもよいし、RAMなど
のメモリにより実現してもよい。
【0071】本実施形態では、レジスタ書き込み回路2
0が、この制御レジスタ30への書き込み処理を行う。
【0072】より具体的には、レジスタ書き込み回路2
0は、電源投入時又はシステムリセット時(イニシャラ
イズ時)に、図1のEEPROM134(メモリ、不揮
発性メモリ或いはROM)から読み出された表示特性制
御パラメータ(動作パラメータ、コマンドパラメータ)
を制御レジスタ30に書き込み、制御レジスタ30のイ
ニシャライズ処理を行う。
【0073】このようなイニシャライズ処理を行うこと
で、電源投入時やシステムリセット時(ソフトウェアリ
セット時)に、EEPROM134に記憶される表示特
性制御パラメータが、制御レジスタ30に自動的に書き
込まれるようになる。
【0074】従って、MPU側制御回路530は、制御
レジスタ30に書き込まれた表示特性制御パラメータを
用いて、表示パネル100の最適な表示制御を行うこと
ができる。
【0075】また、MPU130(処理部)上で動作す
るファームウェア(プログラム)は、電源投入時やシス
テムリセット時に、表示特性制御パラメータを制御レジ
スタ30に書き込む必要が無くなる。これにより、表示
特性制御パラメータをファームウェアに記述しなくても
済むようになり、ファームウェアの作成作業を簡素化で
きる。また、表示パネルの機種が異なっても、同じファ
ームウェアを使用できるようになり、電子機器メーカ等
の開発負担を軽減できる。
【0076】また本実施形態では、レジスタ書き込み回
路20が、所与のリフレッシュタイミングで、EEPR
OM134から読み出された表示特性制御パラメータ
(動作パラメータ、コマンドパラメータ)を制御レジス
タ30に書き込み、制御レジスタ30のリフレッシュ処
理を行う。
【0077】このようにすることで、表示パネル100
の表示特性を常に最適に維持できるようになる。
【0078】即ち、携帯電話などの電子機器では、その
使用状況により、静電気などの外部要因が原因となっ
て、制御レジスタ30の表示特性制御パラメータが、不
適正な値に書き換えられたり、消失してしまう可能性が
ある。そして、表示特性制御パラメータが書き換えられ
たり、消失すると、最適な表示特性を維持できなくな
る。
【0079】本実施形態では、このような場合にも、レ
ジスタ書き込み回路20がリフレッシュ動作を行うこと
で、EEPROM134に記憶される最適な表示特性制
御パラメータが、制御レジスタ30に再度書き込まれ
る。従って、静電気などの外部要因が発生しても、表示
パネル100の表示特性を最適に維持できる。
【0080】また、本実施形態では、コントラスト調整
処理を簡素化するために、制御レジスタ30に補正パラ
メータレジスタ40(VOLDEF)を含ませると共
に、演算回路50を設けている。
【0081】ここで、補正パラメータレジスタ40は、
コントラスト調整(設定)値を補正するための補正パラ
メータ(表示特性制御パラメータの1つ)を記憶するレ
ジスタである。この補正パラメータは、例えば、液晶装
置(電子機器)の出荷時・検査時に、表示パネル100
のコントラスト(明るさ)などを測定することで得るこ
とができ、測定結果に応じた最適な補正パラメータが、
EEPROM134に書き込まれる。この補正パラメー
タを用いることで、表示パネル100のコントラストの
バラツキを吸収し、表示パネル毎に又は表示パネルの機
種毎に表示特性が異なってしまう事態を防止できる。
【0082】そして、本実施形態では、EEPROM1
34に記憶されたこの補正パラメータが、メモリ制御回
路579、レジスタ書き込み回路20を介して、補正パ
ラメータレジスタ40に書き込まれる。より具体的に
は、電源投入時又はシステムリセット時に、補正パラメ
ータがレジスタ40に書き込まれ、レジスタ40のイニ
シャライズ処理が行われる。また、所与のリフレッシュ
タイミングで、補正パラメータがレジスタ40に書き込
まれ、レジスタ40のリフレッシュ処理が行われるよう
になる。
【0083】図2の演算回路50は、MPU130(処
理部)により指示されるコントラスト調整値に対して、
補正パラメータにより特定される補正値を加算し、補正
コントラスト調整値を演算する回路である。
【0084】即ち本実施形態では、MPU130がコマ
ンド等を発行することでコントラスト調整値を設定す
る。すると、演算回路50は、この設定されたコントラ
スト調整値に対して、レジスタ40の補正パラメータに
より特定される補正値を加算し、補正コントラスト調整
値を求める。そして、この補正コントラスト調整値は、
例えば電源制御回路578を介して図1の電源回路13
2に出力される。
【0085】すると、電源回路132は、この補正コン
トラスト調整値に応じた電源電圧を生成し、データ線ド
ライバ110(駆動回路600)や走査線ドライバ12
0、122に供給する。これにより、表示パネル100
は、補正コントラスト調整値に応じたコントラスト(明
るさ)で表示動作を行うようになる。
【0086】4.リフレッシュタイミング 本実施形態では、表示パネル100(表示ドライバ)の
非表示期間において、制御レジスタ30のリフレッシュ
処理を行っている。
【0087】より具体的には本実施形態では図3(A)
に示すように、表示パネル100に、表示ライン領域D
RGとオフライン(display off line)領域FRG1、
FRG2が設けられている。
【0088】ここで表示ライン領域DRGは、実際に画
像が表示される領域である。一方、オフライン領域FR
G1、FRG2は、画像が表示されない領域(ダミー領
域)である。
【0089】例えば、上側のオフライン領域FRG1が
存在しない場合を想定する。この場合には、表示ライン
領域DRGの一番上側の第1の走査ラインでは、その下
側には第2の走査ラインが存在するが、その上側には走
査ラインが存在しなくなる。一方、第2の走査ラインで
は、その下側に第3の走査ラインが存在すると共に、そ
の上側にも第1の走査ラインが存在する。従って、オフ
ライン領域FRG1が存在しない場合には、第1の走査
ラインと第2の走査ラインとで、寄生する容量等が異な
ってしまい、その部分の表示状態にむら等が生じてしま
う。
【0090】これに対して、図3(A)に示すようなオ
フライン領域FRG1を設ければ、第1の走査ラインの
上にも、ダミーの走査ラインが存在するようになる。こ
の結果、第1、第2の走査ラインの寄生容量等をほぼ同
一にでき、表示状態にむらが生じるのを防止できる。
【0091】同様に、下側のオフライン領域FRG2を
設ければ、表示ライン領域DRGの一番下側の第Nの走
査ラインと、その上側の第N−1の走査ラインとで、寄
生容量等をほぼ同一にでき、表示状態にむらが生じるの
を防止できる。
【0092】また、オフライン領域FRG1、FRG2
は、例えば次のような目的のために設けられる。
【0093】即ち、表示パネル100の表示ライン数
(表示ライン領域DRGのライン数)は、電子機器の機
種毎に異なった本数になるのが一般的である。
【0094】この場合に、電子機器の機種毎に、異なっ
た表示ライン数の表示パネル100を使用すると、製品
コストの増加、設計期間の長期化等の問題を招く。
【0095】図3(A)のようなオフライン領域FRG
1、FRG2を設ければ、オフライン領域FRG1、F
RG2の走査ライン数を可変に変化させて、FRG1、
FRG2の走査ラインの一部を、表示ライン領域DRG
の走査(表示)ラインに割り当てることが可能になる。
これにより、電子機器の機種が変わり、表示パネル10
0の表示ライン数が変化しても、これに容易に対処でき
るようになる。
【0096】そして本実施形態では、図3(A)のC1
に示すように、表示パネル100の非表示期間(例えば
オフライン領域FRG1、FRG2のスキャン期間)に
おいて、制御レジスタ30のリフレッシュ処理を行うよ
うにしている。これにより、制御レジスタ30のリフレ
ッシュ処理(表示特性制御パラメータの書き込み処理)
が、表示動作に悪影響を及ぼすのを防止できる。
【0097】即ち、表示パネル100の表示期間(例え
ば表示ライン領域DRGをスキャンする期間)におい
て、制御レジスタ30のリフレッシュ処理が行われる
と、そのリフレッシュ処理が表示動作に悪影響を及ぼす
可能性がある。例えば、リフレッシュタイミングで、表
示ライン領域DRGにすじ模様が発生したりする。図3
(A)の本実施形態の手法によれば、このような事態が
生じるのを防止できる。
【0098】なお、図3(A)のC1では、オフライン
領域FRG2の最終の走査ラインのスキャンタイミング
でリフレッシュ処理を行っているが、オフライン領域F
RG1の最初の走査ラインのスキャンタイミングでリフ
レッシュ処理を行ってもよい。或いは、これらの走査ラ
インとは異なる走査ライン(FRG1、FRG2のライ
ン)のスキャンタイミングで、リフレッシュ処理を行っ
てもよい。
【0099】また本実施形態では図3(B)のD1に示
すように、電源投入時(システムリセット時)に、リセ
ット信号RESがアクティブになる。これにより、制御
レジスタ30に表示特性制御パラメータが書き込まれ、
制御レジスタ30のイニシャライズ処理が行われる。
【0100】そして、図3(B)のD2、D3、D4に
示すように、電源投入後(システムリセット後)に、リ
フレッシュ信号REFが定期的にアクティブになる。こ
れにより、制御レジスタ30に表示特性制御パラメータ
が書き込まれ、制御レジスタ30のリフレッシュ処理が
定期的に行われるようになる。
【0101】このように、リフレッシュ処理を定期的に
行うことで、表示パネル100の表示特性を安定して維
持することが可能になる。
【0102】なお、表示パネル100の表示動作に悪影
響を与えない場合には、例えば非表示期間以外の期間に
おいてリフレッシュ処理を定期的に行うようにしてもよ
い。
【0103】5.制御レジスタ 図4に制御レジスタ30のレジスタマップの例を示す。
【0104】図4において、E1に示す第1のレジスタ
群(VOLDEF、DISCTL、GCPSET、RE
FPD、RDID)は、イニシャライズ処理或いはリフ
レッシュ処理の対象となるレジスタである。一方、E2
に示す第2のレジスタ群(NOP、SWRESET、S
LPIN、SLPOUT、PTLON、PTLAR、D
ISOFF、DISON、RAMWR、RAMRD)
は、イニシャライズ処理或いはリフレッシュ処理の対象
にならないレジスタである。これらの第1、第2のレジ
スタ群は、共に、MPU130によるアクセス(ライト
動作)が可能になっている。
【0105】そして、レジスタVOLDEF、DISC
TL、GCPSETは、表示特性制御パラメータを記憶
するレジスタである。具体的には、レジスタVOLDE
Fはコントラスト調整パラメータ(補正パラメータ)を
記憶し、レジスタDISCTLは表示制御パラメータを
記憶し、レジスタGCPSETは階調制御パラメータを
記憶する。
【0106】また、レジスタREFPDはリフレッシュ
期間情報を記憶し、レジスタRDIDは製造情報を記憶
する。
【0107】一方、第2のレジスタ群の1つであるレジ
スタNOPは、MPU130が、走査線ドライバ(表示
ドライバ)の非動作を指示するためのレジスタである
(非動作指示コマンドのパラメータを記憶するレジス
タ)。また、レジスタSWRESETは、ソフトウェア
リセットを指示するためのレジスタであり、レジスタS
LPIN、SLPOUTは、スリープイン動作、スリー
プアウト動作を指示するためのレジスタである。また、
レジスタPTLON、PTLARはパーシャル表示、パ
ーシャルエリアを指示するためのレジスタであり、レジ
スタDISOFF、DISONは、表示オフ、表示オン
を指示するためのレジスタである。また、RAMWR、
RAMRDは、図2の表示データRAM560のライト
動作、リード動作を指示するためのレジスタである。
【0108】ここで、レジスタVOLDEFが記憶する
コントラスト調整パラメータは、後述するコントラスト
調整の補正パラメータである。
【0109】また、レジスタDISCTLが記憶する表
示制御パラメータとしては、種々のものを考えることが
できる。
【0110】例えば図5に示すように、表示制御パラメ
ータ(DISCTL)には、表示ライン領域DRGの走
査ライン数DLN、オフライン領域FRG1、FRG2
の走査ライン数FLN1、FLN2、或いはデューティ
カウント(総ライン数)DUTYなどを含めることがで
きる。
【0111】また、表示制御パラメータ(DISCT
L)には、表示パネル100の駆動方式を決めるパラメ
ータを含めることができる。
【0112】例えば図6(A)に示す1H(1水平走査
期間)駆動方式と、図6(B)に示す0.5H駆動方式
のいずれで駆動するかを、表示制御パラメータにより指
定する。
【0113】例えば、図6(A)、(B)において、ラ
ッチパルス信号LPの立ち下がりエッジ間で1Hが規定
される。そして、図6(A)では、1Hに1つのリセッ
ト信号GRESが生成される。一方、図6(B)では、
1Hに2つのリセット信号GRESが生成され、1Hが
0.5Hずつに分割される。そして、各0.5Hには、
データ線ドライバでサポートできる最大階調数に応じた
数(周波数)の階調制御パルスGCPが生成される。
【0114】なお、図6(A)、(B)において、デー
タ線出力であるパルス幅変調信号の立ち上がりは、リセ
ット信号GRESの立ち下がりエッジにより規定され
る。一方、パルス幅変調信号の立ち下がりは、階調制御
パルスGCPのパルスのうち、階調データに対応した位
置のパルスにより規定されることになる。
【0115】なお、表示制御パラメータにより指定でき
る駆動方式としては、種々のものを考えることができ
る。例えば、表示制御パラメータにより、PWM駆動と
FRC(フレームレートコントロール)駆動の切替を行
ってもよい。或いは、表示制御パラメータにより、極性
反転方式(フレーム反転、ライン反転又はドット反転
等)の切替を行ってもよい。
【0116】図4の階調制御パラメータ(GCPSE
T)としては、種々のものを考えることができる。
【0117】例えば図7に示すように、階調制御パルス
がアクティブになる位置GCP1、GCP2・・・GC
P63を設定するためのパラメータを、階調制御パラメ
ータに含めることができる。これらの位置GCP1、G
CP2・・・・GCP63を変更することで、表示パネ
ル100の階調特性を、様々な特性に変更できる。
【0118】なお、本実施形態における階調制御の駆動
方式はPWM駆動に限定されず、FRC駆動などであっ
てもよい。そして、例えば、階調制御パラメータに、F
RC駆動を制御するための種々のパラメータ(フレーム
レート等)を含ませてもよい。
【0119】図8(A)にリフレッシュ期間情報の例を
示す。
【0120】このリフレッシュ期間情報によれば、リフ
レッシュ処理を行わないという設定が可能となる。ま
た、リフレッシュ期間として、例えば、64、128、
192、256フレームなどを設定できる。例えば、6
4フレームを設定した場合には、64フレーム(Kフレ
ーム)毎に定期的にリフレッシュ処理が行われるように
なる。
【0121】図8(A)に示すようなリフレッシュ期間
情報を制御レジスタ30に書き込むことで、各表示パネ
ルに応じた最適なリフレッシュ期間でリフレッシュ処理
を行うことが可能になる。
【0122】図8(B)に製造情報の例を示す。
【0123】製造IDは、表示ドライバ(データ線ドラ
イバ等)や表示パネルの製造ロットや製造工場などを特
定するための情報である。製品バージョンは、表示ドラ
イバや表示パネルの機種を特定するための情報である。
製品番号は、個々の表示ドライバや個々の表示パネルを
特定するための情報である。
【0124】図8(B)に示すような製造情報を制御レ
ジスタ30(RDID)に書き込むことで、表示ドライ
バや表示パネルに不具合が生じた場合に、その製造ロッ
ト、製造工場、製造バージョン、製品番号等を速やかに
特定できるようになる。これにより、不具合の解析作業
の効率化を図れる。
【0125】即ち、制御レジスタ30はMPU130に
よりアクセス可能になっている。従って、不具合の解析
作業時に、MPU130で動作するファームウェア(プ
ログラム)を用いて、制御レジスタ30にアクセスし、
製造情報を容易に得ることができる。従って、ICのパ
ッケージを剥離して製造情報を確認する手法に比べて、
不具合の解析作業を大幅に効率化できる。
【0126】また本実施形態では、図8(B)の製造情
報は、イニシャライズ処理時やリフレッシュ処理時にE
EPROM134から制御レジスタ30(RDID)に
自動的に書き込まれるようになっている。従って、製造
情報の管理等も容易になる。
【0127】6.レジスタ書き込み回路図9に、レジス
タ書き込み回路20の詳細な構成例を示す。このレジス
タ書き込み回路20は、選択信号生成回路22、クロッ
ク供給回路24、26、セレクタSLC11、SLC1
2、SLC13、SLD11、SLD12、SLD13
を含む。なお、図9の回路ブロックの一部を省略しても
よい。
【0128】図9において、制御レジスタ30が含むレ
ジスタREG11、REG12、REG13・・・・
は、図4のE1に示す第1のレジスタ群である。一方、
REG21、REG22、REG23・・・・は、図4
のE2に示す第2のレジスタ群である。また、端子Dは
データ端子であり、端子Cはクロック端子である。
【0129】選択信号生成回路22は、リセット信号R
ES、リフレッシュ信号REFに基づいて選択信号SE
Lを生成する。
【0130】ここで、リセット信号RES、リフレッシ
ュ信号REFは、図3(B)に示すように、リセットタ
イミング、リフレッシュタイミングでアクティブになる
信号である。そして、選択信号生成回路22は、リセッ
ト信号RES、リフレッシュ信号REFのいずれかがア
クティブになると、選択信号SELをアクティブにす
る。
【0131】クロック供給回路24は、EEPROM1
34からの情報(表示特性制御パラメータ、リフレッシ
ュ期間情報、製造情報等)を、レジスタREG11、R
EG12、REG13・・・・に書き込むためのクロッ
ク信号CA11、CA12、CA13・・・・を生成す
る。
【0132】一方、クロック供給回路26は、MPU1
30からの情報(表示特性制御パラメータ、コマンドパ
ラメータ等)を、レジスタREG11、REG12、R
EG13・・・・、REG21、REG22、REG2
3・・・・に書き込むためのクロック信号CB11、C
B12、CB13・・・・、CB21、CB22、CB
23・・・・を生成する。
【0133】セレクタSLC11、SLC12、SLC
13・・・・は、その選択端子Sに、選択信号生成回路
22からの選択信号SELが入力される。また、その第
1の入力端子Aに、クロック供給回路24からのクロッ
ク信号CA11、CA12、CA13・・・・が入力さ
れる。また、その第2の入力端子Bに、クロック供給回
路26からのクロック信号CB11、CB12、CB1
3・・・・が入力される。
【0134】そして、セレクタSLC11、SLC1
2、SLC13・・・・は、選択信号SELがアクティ
ブになると、第1の入力端子A側を選択する。そして、
クロック信号CA11、CA12、CA13・・・・
を、クロック信号C11、C12、C13・・・・とし
て、レジスタREG11、REG12、REG13・・
・・のクロック端子Cに出力する。
【0135】一方、セレクタSLC11、SLC12、
SLC13・・・・は、選択信号SELが非アクティブ
になると、第2の入力端子B側を選択する。そして、ク
ロック信号CB11、CB12、CB13・・・・を、
クロック信号C11、C12、C13・・・・として、
レジスタREG11、REG12、REG13・・・・
のクロック端子Cに出力する。
【0136】なお、レジスタREG21、REG22、
REG23・・・・には、クロック供給回路26からの
クロック信号CB21、CB22、CB23・・・・だ
けが入力されることになる。
【0137】セレクタSLD11、SLD12、SLD
13・・・・は、その選択端子Sに、選択信号生成回路
22からの選択信号SELが入力される。また、その第
1の入力端子Aに、メモリ制御回路579からのデータ
(シリアルデータ)DMが入力される。また、その第2
の入力端子Bに、コマンドデコーダ514からのデータ
(シリアルデータ)が入力される。
【0138】そして、セレクタSLD11、SLD1
2、SLD13・・・・は、選択信号SELがアクティ
ブになると、第1の入力端子A側を選択する。そして、
データDMを、データD11、D12、D13・・・・
として、レジスタREG11、REG12、REG13
・・・・のデータ端子Dに出力する。
【0139】一方、セレクタSLD11、SLD12、
SLD13・・・・は、選択信号SELが非アクティブ
になると、第2の入力端子B側を選択する。そして、デ
ータDCを、データD11、D12、D13・・・・と
して、レジスタREG11、REG12、REG13・
・・・のデータ端子Dに出力する。
【0140】図9の構成によれば、通常時においては、
選択信号SELが非アクティブとなり、MPU130
は、レジスタREG11、REG12、REG13・・
・・、REG21、REG22、REG23・・・・に
ランダムアクセスできるようになる。そして、任意のレ
ジスタに対して所望の情報を書き込むことができる。な
お、この場合に、クロック供給回路26は、クロック信
号CB11、CB12、CB13・・・・、CB21、
CB22、CB23・・・・のうち、MPU130(コ
マンドデコーダ514)がアクセスしようとしているレ
ジスタに対応するクロック信号だけを出力し、その他の
クロック信号は非アクティブ(例えば常にローレベル)
に設定する。
【0141】一方、電源投入時(システムリセット時)
又はリフレッシュ時には、選択信号SELがアクティブ
になる。この場合には、EEPROM134(メモリ制
御回路579)からの情報が、第1のレジスタ群である
レジスタREG11、REG12、REG13・・・・
にシーケンシャルに書き込まれるようになる。
【0142】このようにすることで、電源投入時やリフ
レッシュ時に、表示特性制御パラメータ等をレジスタR
EG11、REG12、REG13・・・・に自動的に
書き込むことが可能になる。
【0143】なお、選択信号SELがアクティブになる
と、レジスタREG11、REG12、REG13・・
・・に対するMPU130(処理部)のアクセスが禁止
される。このアクセス禁止は、セレクタSLC11、S
LC12、SLC13・・・・、SLD11、SLD1
2、SLD13・・・・が、第1の入力端子Aを選択す
ることで実現される。
【0144】このように、MPU130のアクセスを禁
止することで、MPU130からのアクセスとEEPR
OM134からのアクセスが衝突して、レジスタREG
11、REG12、REG13・・・・の内容が不確定
になったり、不明になったりする事態を防止できる。
【0145】7.コントラスト調整 図10に、図2の演算回路50の詳細な構成例を示す。
この演算回路50は、減算器52、ラッチ回路54、加
算器56、ラッチ回路58を含む。なお、図10の回路
ブロックの一部を省略してもよい。
【0146】EEPROM134から読み出された補正
パラメータは、メモリ制御回路579、レジスタ書き込
み回路20を介して、補正パラメータレジスタ40に書
き込まれる。この補正パラメータレジスタ40は、図4
のレジスタVOLDEFに相当し、コントラスト調整パ
ラメータである補正パラメータを記憶する。
【0147】そして、減算器52は、レジスタ40に書
き込まれ補正パラメータの値(VOLDEF)から、コ
ントラスト基準値である64を減算し、減算結果である
補正値を出力する。
【0148】一方、MPU130からコマンドデコーダ
514を介して設定されたコントラスト調整値はラッチ
回路54にラッチされる。そして、加算器56は、減算
器52からの補正値とラッチ回路54からのコントラス
ト調整値を加算する。そして、加算結果である補正コン
トラスト調整値はラッチ回路58にラッチされる。
【0149】このラッチされた補正コントラスト調整値
は、例えば図2の電源制御回路578を介して、図1の
電源回路132に出力される。そして、電源回路132
は、補正コントラスト調整値に基づいて、電源電圧(例
えば上側或いは下側の最大電源電圧)を生成し、データ
線ドライバ110等に出力する。
【0150】例えば図11に示すようにコントラスト範
囲(0〜128)が設定されていたとする。この場合
に、コントラスト基準値(64)は、コントラスト範囲
の例えば中心値に設定されている。
【0151】そして、液晶装置(電子機器)の検査時・
出荷時に、図11に示す測定コントラスト基準値(例え
ば74)が測定される。すると、この測定コントラスト
基準値(測定コントラストセンター値)は、補正パラメ
ータとしてEEPROM134に書き込まれる。
【0152】そして、この測定コントラスト基準値(7
4)は、EEPROM134、レジスタ書き込み回路2
0を介して、補正パラメータとしてレジスタ40に書き
込まれる。すると、減算器52は、補正パラメータであ
る測定コントラスト基準値(74)からコントラスト基
準値(64)を減算し、補正値(10)を求める。
【0153】一方、MPU130からのコントラスト調
整値(例えば100)は、コマンドデコーダ514を介
してラッチ回路54にラッチされる。すると、加算器5
6は、このコントラスト調整値(100)と、補正値
(10)を加算して、補正コントラスト調整値(11
0)を求める。
【0154】図12は、測定コントラスト基準値(5
0)が、コントラスト基準値(64)よりも下側にずれ
た場合の例である。この場合には、減算器52は、測定
コントラスト基準値(50)からコントラスト基準値
(64)を減算して、補正値(−14)を求める。そし
て、加算器56は、コントラスト調整値(100)に補
正値(−14)を加算して、補正コントラスト調整値
(86)を求める。
【0155】以上のような本実施形態の手法によれば、
MPU130上で動作するファームウェアは、測定コン
トラスト基準値のバラツキを、全く意識しなくて済むよ
うになる。即ち、図11のように測定コントラスト基準
値(表示特性)が上側にずれた場合にも、或いは図12
のように下側にずれた場合にも、ファームウェアが設定
したコントラスト基準値(100)に応じたコントラス
トで、表示パネル100を表示動作させることができ
る。
【0156】また本実施形態では、電源投入時やシステ
ムリセット時に、EEPROM134から読み出された
測定コントラスト基準値(補正パラメータ)が、補正パ
ラメータレジスタ40に自動的に書き込まれる。従っ
て、MPU130上で動作するファームウェアは、電源
投入時やシステムリセット時に、測定コントラスト基準
値を補正パラメータレジスタ40に書き込む必要が無く
なる。これにより、測定コントラスト基準値をファーム
ウェアに記述しなくても済むようになる。また、表示パ
ネルの機種が異なっても、同じファームウェアを使用で
きるようになる。
【0157】また本実施形態では、所与のリフレッシュ
タイミングで、EEPROM134から読み出された測
定コントラスト基準値が、補正パラメータレジスタ40
に自動的に書き込まれる。これにより、静電気などの外
部要因が発生した場合にも、表示パネル100のコント
ラスト特性を常に最適に維持できるようになる。
【0158】なお、図10では、補正パラメータとし
て、測定コントラスト基準値をレジスタ40に書き込ん
でいるが、例えば、測定コントラスト基準値からコント
ラスト基準値(64)を減算することで得られる補正値
を、レジスタ40に書き込んでもよい。この場合には、
減算器52は不要になるまた、図11、図12では、コ
ントラスト基準値をコントラスト範囲の略中心位置に設
定しているが、それ以外の位置にコントラスト基準値を
設定してもよい。
【0159】図13に、液晶装置の出荷時や検査時に行
われるパラメータ設定処理についてのフローチャートを
示す。
【0160】まず、コントラス(広義には表示特性)の
調整を行い、コントラストを測定する(ステップS1、
S2)。より具体的には、種々のコントラスト調整値を
表示ドライバに設定し、表示パネルの明るさ等を測定す
る。
【0161】次に、測定結果に基づいて、適正なコント
ラストを得られたか否かを判断する(ステップS3)。
そして、得られなかった場合には、ステップS1に戻
り、コントラスト調整を再度行う。
【0162】一方、適正なコントラストが得られた場合
には、その時の測定結果に基づいて、測定コントラスト
基準値(広義には表示特性制御パラメータ)を求め、そ
の測定コントラスト基準値をEEPROM134に書き
込む。そして、液晶装置の検査を終了する。
【0163】なお、本発明は本実施形態に限定されず、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0164】例えば、明細書中の記載において広義な用
語(メモリ、処理部、電気光学装置、表示ドライバ、表
示特性、表示特性制御パラメータ等)として引用された
用語(EEPROM、MPU、液晶装置、データ線ドラ
イバ、コントラスト、測定コントラスト基準値等)は、
明細書中の他の記載においても広義な用語に置き換える
ことができる。
【0165】また、電気光学装置、表示ドライバ(デー
タ線ドライバ)、レジスタ書き込み回路、制御レジス
タ、演算回路の構成は、本実施形態で一例として説明さ
れたものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
【0166】また、表示特性制御パラメータ、コントラ
スト調整パラメータ、表示制御パラメータ、階調制御パ
ラメータ、リフレッシュ期間情報、製造情報、制御レジ
スタの内容、補正パラメータ等も、本実施形態で一例と
して説明されたものに限定されず、種々の変形実施が可
能である。
【0167】また、本実施形態では、電気光学材料とし
て液晶を用いる液晶装置に本発明を適用した場合につい
て説明した。しかしながら、本発明は、エレクトロルミ
ネッセンス、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、或い
は有機ELなど電気光学効果を利用した電気光学装置に
も広く適用できる。
【0168】また、本実施形態における表示ドライバで
は表示データRAMを内蔵するものとして説明したが、
これに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気光学装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】データ線ドライバ(表示ドライバ)の構成例を
示すブロック図である。
【図3】図3(A)、(B)は、リフレッシュタイミン
グについて説明するための図である。
【図4】制御レジスタについて説明するための図であ
る。
【図5】表示制御パラメータについて説明するための図
である。
【図6】図6(A)、(B)も、表示制御パラメータに
ついて説明するための図である。
【図7】階調制御パラメータについて説明するための図
である。
【図8】図8(A)、(B)は、リフレッシュ期間情
報、製造情報について説明するための図である。
【図9】レジスタ書き込み回路の詳細例を示すブロック
図である。
【図10】演算回路の詳細例を示すブロック図である。
【図11】コントラスト調整値の補正手法について説明
するための図である。
【図12】コントラスト調整値の補正手法について説明
するための図である。
【図13】パラメータ設定処理について説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】 20 レジスタ書き込み回路 22 選択信号生成回路 24 クロック供給回路 26 クロック供給回路 SLC11〜SLC13 セレクタ SLD11〜SLD13 セレクタ REG11〜REG13 レジスタ REG21〜REG23 レジスタ 30 制御レジスタ 40 補正パラメータレジスタ 50 演算回路 52 減算器 54 ラッチ回路 56 加算器 58 ラッチ回路 100 表示パネル 110 データ線ドライバ 120、122 走査線ドライバ 130 MPU(処理部) 132 電源回路 134 EEPROM(メモリ) 500 MPUインターフェース 502 入出力バッファ 512 バスホルダ 514 コマンドデコーダ 516 ステータスレジスタ 540 カラムアドレス制御回路 542 I/Oバッファ 550 ページアドレス制御回路 560 表示データRAM 570 ドライバ側制御回路 576 発振回路 580 PWMデコーダ回路 600 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/20 642E 642P 670 670D 670Q Fターム(参考) 2H093 NA06 NA16 NA31 NA51 NC03 NC16 NC22 NC26 NC28 NC41 NC50 ND01 ND03 ND04 ND06 5C006 AA14 AA15 AA16 AC27 AC28 AF06 AF13 AF46 AF51 AF52 AF59 AF67 AF73 AF78 BB27 BC12 BF08 BF09 EB01 FA20 FA54 FA56 5C080 AA10 BB05 DD01 DD09 EE29 GG12 GG13 JJ02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルを駆動するための表示ドライ
    バであって、 表示ドライバを制御するための制御レジスタと、 表示ドライバの外部又は内部に設けられ表示特性制御パ
    ラメータを少なくとも記憶するメモリに対して、アクセ
    ス制御を行うメモリ制御回路と、 所与のリフレッシュタイミングで、前記メモリから読み
    出された表示特性制御パラメータを前記制御レジスタに
    書き込み、前記制御レジスタのリフレッシュ処理を行う
    レジスタ書き込み回路と、 を含むことを特徴とする表示ドライバ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記レジスタ書き込み回路が、 表示パネルの非表示期間において、表示特性制御パラメ
    ータを前記制御レジスタに書き込み、前記制御レジスタ
    のリフレッシュ処理を行うことを特徴とする表示ドライ
    バ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記レジスタ書き込み回路が、 電源投入後又はシステムリセット後に、定期的に、表示
    特性制御パラメータを前記制御レジスタに書き込み、前
    記制御レジスタのリフレッシュ処理を行うことを特徴と
    する表示ドライバ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記メモリが、 前記レジスタ書き込み回路により行われるリフレッシュ
    処理の期間情報を記憶し、 前記レジスタ書き込み回路が、 前記メモリから読み出された期間情報を、前記制御レジ
    スタに書き込むことを特徴とする表示ドライバ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記レジスタ書き込み回路が、 電源投入時又はシステムリセット時に、前記メモリから
    読み出された表示特性制御パラメータを前記制御レジス
    タに書き込み、前記制御レジスタのイニシャライズ処理
    を行うことを特徴とする表示ドライバ。
  6. 【請求項6】 表示パネルを駆動するための表示ドライ
    バであって、 表示ドライバを制御するための制御レジスタと、 表示ドライバの外部又は内部に設けられ表示特性制御パ
    ラメータを少なくとも記憶するメモリに対して、アクセ
    ス制御を行うメモリ制御回路と、 電源投入時又はシステムリセット時に、前記メモリから
    読み出された表示特性制御パラメータを前記制御レジス
    タに書き込み、前記制御レジスタのイニシャライズ処理
    を行うレジスタ書き込み回路と、 を含むことを特徴とする表示ドライバ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記制御レジスタが、 表示特性制御パラメータを記憶し処理部によりアクセス
    可能な第1のレジスタ群と、処理部によりアクセス可能
    な第2のレジスタ群を含むことを特徴とする表示ドライ
    バ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記レジスタ書き込み回路が、 前記第1のレジスタ群に表示特性制御パラメータを書き
    込んでいる際には、該第1のレジスタ群への処理部のア
    クセスを禁止することを特徴とする表示ドライバ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 前記メモリが、 表示ドライバ又は表示パネルの製造情報を記憶し、 前記レジスタ書き込み回路が、 前記メモリから読み出された製造情報を、前記制御レジ
    スタに書き込むことを特徴とする表示ドライバ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、 前記表示特性制御パラメータが、 コントラスト調整パラメータ、表示制御パラメータ、及
    び階調制御パラメータの少なくとも1つを含むことを特
    徴とする表示ドライバ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかにおい
    て、 前記表示特性制御パラメータが、 表示パネル毎に又は表示パネルの機種毎にその値が異な
    るパラメータであることを特徴とする表示ドライバ。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか記載の
    表示ドライバと、 前記表示ドライバにより駆動される表示パネルと、 前記表示ドライバの動作を制御する処理部と、 を含むことを特徴とする電気光学装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至11のいずれか記載の表
    示ドライバのパラメータ設定方法であって、 表示ドライバにより駆動される表示パネルの表示特性を
    測定し、 測定により特定される表示特性制御パラメータを、前記
    メモリに書き込むことを特徴とする表示ドライバのパラ
    メータ設定方法。
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