JP2001092436A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001092436A
JP2001092436A JP27075999A JP27075999A JP2001092436A JP 2001092436 A JP2001092436 A JP 2001092436A JP 27075999 A JP27075999 A JP 27075999A JP 27075999 A JP27075999 A JP 27075999A JP 2001092436 A JP2001092436 A JP 2001092436A
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JP27075999A
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Akihide Gorokai
明秀 五老海
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境条件や異なるブランキング期間の周
期に対応して、画像を乱すことなく表示画像設定データ
を適切に転送する画像処理装置を提供する。 【解決手段】 垂直ブランキング期間の周期が長い入力
映像信号を処理する処理ユニットA11aと、該周期が
短い出力映像信号を処理する処理ユニットB11bと、
LCDユニット21やバックライト23を制御するTG
ユニット22と、表示ユニット2の温度を検出する温度
センサ24と、スピーカ25を制御する音声ユニット1
5と、温度に応じた表示画像設定データを記憶するEE
PROM14と、上記各回路を制御するCPU12と、
を備え、該CPU12は、処理ユニットA11aに第1
のデータを転送する場合には入力ブランキング期間に実
行し、処理ユニットB11b、音声ユニット15、TG
ユニット22にデータ転送を行う場合には出力ブランキ
ング期間に実行する画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、よ
り詳しくは、表示画像設定データの転送を行う画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置に表示される画像は、例えば周
囲環境の明るさや暗さにより最も見易い輝度が異なる。
さらに、LCD等に表示された画像を照明するバックラ
イトは、同一電圧で駆動すると、点灯直後と、その後の
通常使用時とで輝度が変化する場合があることが知られ
ている。
【0003】こうした状況に対応して画像を見易く表示
するためには、例えば輝度やコントラスト等を手動また
は自動により調節することが行われ、画像処理装置にお
いては、こうした表示画像設定データを表示装置や映像
処理回路等にデータ転送している。
【0004】さらに、各回路がRAM等を用いて転送さ
れるデータを記憶する場合には、もし、静電ノイズや誘
電ノイズ等の影響を受けると、データが破壊される場合
があることが知られており、万一、データ破壊が発生し
ても動作に支障を来すことがないように、RAMのデー
タを所定期間毎に転送して書き換えることが行われてい
る。
【0005】このようなデータ転送を、映像表示期間内
に行っている従来例もあるが、この場合には、転送デー
タに伴うノイズにより映像が乱れたり、あるいは表示中
に輝度やコントラストが変化することで画像を観察して
いるユーザが違和感を覚えたりすることがある。
【0006】そこで、こうした点を改善する技術とし
て、例えば特開平10−4516号公報には、映像表示
期間内にはデータ転送を行わず、映像表示期間同士の間
となるブランキング期間にデータ転送を行う技術が記載
されており、1つの非映像表示期間でのデータ転送を行
うようになっている。
【0007】より詳しくは、映像入力部と映像処理部と
の間で映像信号を伝送可能なシステムにおいて、映像信
号の垂直同期期間内の垂直ブランキング期間を利用し
て、間欠的に発生する制御データ(コマンドデータ等)
を最優先にして伝送すると共に、同期期間毎に発生する
同期データ(ホワイトバランス調整データ等)が当該ブ
ランキング期間内で一部しか伝送できない場合には、そ
の同期データを当該ブランキング期間内に含ませずに伝
送を行い、また、その伝送できなかった同期データは間
欠的に発生する制御データ等が伝送されない空きブラン
キング期間を利用して伝送を行うようにしたものであ
る。
【0008】また、他の従来技術として、特開平5−3
44514号公報には、画面上の複数のコンバージェン
ス調整点の基準となるコンバージェンス調整データが格
納されている第1メモリと、コンバージェンスコイルへ
の電流量を制御するための上記コンバージェンス調整デ
ータを上記第1メモリから読み出しまたは書き込む第2
メモリと、上記第1メモリおよび第2メモリに対する書
き込みおよび読み出しを制御する制御手段と、上記第2
メモリに格納されている調整データに応じてコンバージ
ェンスコイルに流すべき電流を発生する信号処理手段か
らなるコンバージェンス補正回路と、を備える画像表示
装置において、上記制御手段は、現時点が映像信号の垂
直ブランキング期間中であるか否かを判断する手段と、
垂直ブランキング期間中に第1メモリの格納データを全
体もしくは部分的に第2メモリに転送する手段を備える
と共に、現時点がコンバージェンス調整中であるか否か
を検知する手段と、これにより調整中と判断されたとき
および調整が終了したと判断されてから一定時間はこの
メモリ転送を禁止する手段とを備えた画像表示装置が記
載されている。
【0009】さらに、特開平5−188880号公報に
は、互いに交差する方向に配列した複数の走査側電極と
複数のデータ側電極との間に誘電層を介在させて画素を
マトリクス状に配列した表示パネルを、データ側電極に
は表示データに応じた変調電圧を印加し、走査側電極に
は書き込み電圧を線順次に印加して、上記誘電層からな
る各画素を発光駆動するようにした表示装置の駆動方法
において、上記各走査側電極に対応する1行分の画素を
駆動する1走査期間中における上記変調電圧および上記
書き込み電圧の印加開始タイミングおよび印加停止タイ
ミングを、その走査期間の内、表示データが無効となる
ブランキング期間内に設定するようにした表示装置の駆
動方法が記載されている。
【0010】ところで、近年では、いわゆるウォブリン
グと呼ばれる画素ずらしの技術を用いて、見かけの画素
数を増加させる画像処理装置が提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
技術では、表示画像設定データを転送することは述べら
れているが、こうした表示画像設定データが、温度や静
電気等の周囲環境条件に応じて適切な値を変化させるこ
とは考慮されていなかった。つまり、画像表示を行うL
CD等は、液晶を用いたものであるために、表示する画
像が温度による影響を受け、あるいは、上記データ破壊
を発生させる静電気の発生の度合いは、例えば周囲環境
条件としての湿度に依存するが、こうした点については
特に考慮されていなかった。
【0012】また、上述したような画素ずらしの技術を
用いる画像処理装置では、映像信号処理回路の入力映像
信号と出力映像信号とで周期が異なるが、上記従来の技
術では、こうした異なる周期を有する垂直ブランキング
期間におけるデータ転送に対応したものとはなっていな
かった。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、表示される映像に影響を及ぼすことなく、周囲環
境条件に適した表示画像設定データを転送することがで
きる画像表示装置を提供することを目的としている。
【0014】また、本発明は、入力ブランキング期間の
周期と出力ブランキング期間の周期とが異なる場合に
も、適切に表示画像設定データを転送することができて
表示される映像に影響を及ぼすことのない画像表示装置
を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による画像処理装置は、周囲環境条件
を検出する環境条件検出手段と、周囲環境条件に応じた
複数の表示画像設定データを記憶する記憶手段と、上記
環境条件検出手段により検出された周囲環境条件に基づ
いて上記複数の表示画像設定データから選択を行い選択
した表示画像設定データを上記記憶手段から読み出す設
定データ選択手段と、この設定データ選択手段により選
択された表示画像設定データを映像信号における垂直ブ
ランキング期間中に転送する転送手段とを備えたもので
ある。
【0016】また、第2の発明による画像処理装置は、
上記第1の発明による画像処理装置において、上記環境
条件検出手段が温度を計測する温度検出手段である。
【0017】さらに、第3の発明による画像処理装置
は、上記第1の発明による画像処理装置において、上記
環境条件検出手段が、電気的なデータ破壊に関係する周
囲環境条件を検出するものである。
【0018】第4の発明による画像処理装置は、映像信
号を入力して信号処理を行い出力するものであり入力映
像信号の垂直ブランキング期間である入力ブランキング
期間の周期と出力映像信号の垂直ブランキング期間であ
る出力ブランキング期間の周期とを異ならせる映像信号
処理手段と、上記入力ブランキング期間または出力ブラ
ンキング期間の何れかにおいて表示画像設定データを転
送する転送手段と、上記入力ブランキング期間における
転送要求と上記出力ブランキング期間における転送要求
とが同時的に発生した場合には周期の長いブランキング
期間における転送要求を優先して許可するように制御す
る制御手段とを備えたものである。
【0019】第5の発明による画像処理装置は、映像信
号を入力して信号処理を行い出力するものであり入力映
像信号の垂直ブランキング期間である入力ブランキング
期間の周期と出力映像信号の垂直ブランキング期間であ
る出力ブランキング期間の周期とを異ならせる映像信号
処理手段と、上記入力ブランキング期間または出力ブラ
ンキング期間の何れかにおいて表示画像設定データを転
送する転送手段と、転送しようとする表示画像設定デー
タのデータ転送先を判断してそのデータ転送先から上記
入力ブランキング期間と出力ブランキング期間との何れ
においてデータ転送を行わせるかを決定し決定したブラ
ンキング期間において上記転送手段により表示画像設定
データを転送させるように制御する制御手段とを備えた
ものである。
【0020】第6の発明による画像処理装置は、上記第
1、第4、または第5の発明による画像処理装置におい
て、上記表示画像設定データが音声データに関する設定
データも含むものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は画像処理装置の構成を示
すブロック図、図2はCPUから転送されるデータとそ
のデータ転送先の構成を示すブロック図、図3は入力さ
れる側および倍速化されて出力される側の垂直同期信号
を示すタイミングチャート、図4は転送データ作成処理
を示すフローチャート、図5は入力Vブランキング期間
における転送処理の一例を示すフローチャート、図6は
入力Vブランキング期間における転送処理の他の例を示
すフローチャート、図7は出力Vブランキング期間にお
ける転送処理を示すフローチャートである。
【0022】この画像処理装置は、一例として頭部に装
着して用いるタイプの表示装置として構成されていて、
さらに、いわゆるウォブリングと呼ばれる画素ずらしの
技術を用いることにより、見かけの画素数を増加させる
ものとなっている。例えば4点画素ずらしを行う際に
は、通常の偶フィールドと奇フィールドとを、倍速処理
を行うことによって各々さらに2つのサブフィールドに
分けて、1フレームを4つのサブフィールドにより構成
するようになっている。
【0023】次に、画像処理装置の構成について、図1
を参照して説明する。
【0024】この画像処理装置は、手元などで映像調整
や音量調節など各種の操作を行うための制御ユニット1
と、例えば頭部に装着して眼前に表示される映像や放音
される音声を享受する表示ユニット2と、をケーブル3
上に設けた一対のコネクタ4a,4bを接続することに
より連結して構成されている。
【0025】上記制御ユニット1は、例えばDVDプレ
ーヤやTVチューナなどの映像ソースに接続されて映像
信号や音声信号を受け取るようになっており、入力され
る映像信号に各種の映像信号処理を施してLCD用の映
像信号として出力する映像信号処理手段たる映像信号処
理ユニット11と、入力される音声信号を処理して後述
するスピーカ25を駆動するためのスピーカ用音声信号
を出力する音声ユニット15と、ユーザによりデータ登
録される情報、例えばモード設定などの情報を外部から
入力するための操作キー13と、後述するCPU12の
制御プログラムや周囲環境条件に応じた複数の表示画像
設定データを含む各種のデータを記憶するとともに上記
操作キー13から入力されたユーザ登録データを記憶し
ておく記憶手段たるEEPROM14と、入力映像信号
に含まれる入力垂直同期信号(入力V)、後述する温度
センサ24からのセンサデータなどに基づいて、上記E
EPROM14から適切な表示画像設定データを読み出
し上記映像信号処理ユニット11や音声ユニット15等
にデータ転送して制御する設定データ選択手段、転送手
段、制御手段を兼ねたCPU12と、を有して構成され
ている。
【0026】なお、上記操作キー13により設定される
ユーザ登録データとしては、例えば後述するバックライ
ト23の輝度、LCDユニット21のコントラストや液
晶シャッタ、スピーカ25の音量などが例として挙げら
れる。
【0027】上記映像信号処理ユニット11は、アナロ
グ信号として入力される映像信号をデジタル信号に変換
するとともに上記倍速処理を行う前の各種の処理を施す
処理ユニットA11aと、上記倍速処理を行った後の信
号に各種の処理を施すとともにデジタル信号を再びアナ
ログ信号に変換してLCD用映像信号として出力する処
理ユニットB11bと、を含んで構成されていて、上記
処理ユニットA11a内には、上記倍速処理を行い、か
つ入力映像信号の垂直同期信号(入力V)を、例えば周
期を半分にする倍速化を行うことにより、出力映像信号
の垂直同期信号(出力V)に変換する、集積回路(I
C)17が設けられている。
【0028】また、上記CPU12内には、上記EEP
ROM14等から読み出したデータ、あるいはその他の
各種回路から入力されるデータを記憶しておくRAM1
6が設けられている。ここに、CPU12は、入力垂直
同期信号(入力V)や出力垂直同期信号(出力V)に基
づいて、非映像表示期間としての入力Vブランキング期
間や出力Vブランキング期間を判別し、後述するような
データ送信を行うようになっている。
【0029】上記ケーブル3は、上記LCD用映像信号
を伝送する線や、上記スピーカ用音声信号を伝送する
線、あるいは表示ユニット2内の後述する温度センサ2
4などから出力されるセンサデータを上記CPU12に
伝送する線、上記処理ユニットB11bから出力される
上記出力垂直同期信号(出力V)などを含む第2のデー
タを伝送する線、等を含んで構成されている。
【0030】上記表示ユニット2は、上記処理ユニット
B11bから出力される出力垂直同期信号(出力V)な
どを含む第2のデータを受けてLCDユニット21を駆
動するとともにバックライト調整パルスを出力してバッ
クライト23の輝度を調整するタイミングジェネレータ
ユニット(TGユニット)22と、このTGユニット2
2から出力されるタイミングに基づき上記映像信号処理
ユニット11から出力されたLCD用映像信号によって
映像を表示するとともに液晶シャッタの機能も兼ね備え
たLCDユニット21と、上記TGユニット22から出
力されるバックライト調整パルスに基づきこのLCDユ
ニット21を照明するバックライト23と、上記音声ユ
ニット15から出力されるスピーカ用音声信号を音声に
変換して放音するスピーカ25と、当該表示ユニット2
の温度を検出する環境条件検出手段たる温度センサ24
と、を有して構成されている。
【0031】次に、図2を参照して、上記映像信号処理
ユニット11の内部構成、およびCPU12を介して読
み書きされるデータについて説明する。
【0032】まず、上記映像信号処理ユニット11の処
理ユニットA11aは、コムフィルタ31と、RGBデ
コーダ32と、映像処理IC33と、フェイズロックド
ループ(PLL)34と、を含んで構成され、一方、処
理ユニットB11bは、電子ボリューム(電子VR)3
5を含んで構成されている。
【0033】また、上記音声ユニット15は、音声信号
を処理する音声IC36を含んで構成されている。
【0034】このような各回路は、処理を行う際に、入
力される映像信号に応じたパラメータや、ユーザにより
登録されたデータに基づくパラメータなどを記憶し、そ
れらのパラメータに対応した処理を行うようになってい
る。こうしたパラメータは、上記従来の技術でも述べた
ように、ある程度以上の時間放置しておくと静電破壊し
て消失してしまう可能性がある。そこで、各回路のパラ
メータを、所定期間毎に繰り返してリフレッシュしてや
る必要があり、この図2に示す各データは、こうして各
回路に送られるデータや、あるいはリフレッシュ用に読
み出されるデータとなっている。
【0035】すなわち、CPU12からは、上記処理ユ
ニットA11a内の各回路に対して、表示画像設定デー
タとしての第1のデータが入力Vブランキング期間に出
力されるようになっており、この第1のデータとしては
例えば各種映像信号用データ、各IC調整設定データが
含まれている。
【0036】また、CPU12からは、上記処理ユニッ
トBや音声ユニット15内の各回路に対して、表示画像
設定データとしての第4のデータが出力Vブランキング
期間に出力されるようになっており、この第4のデータ
としては例えば各種映像信号用データや音声IC調整用
データ、各IC調整設定データが含まれている。
【0037】さらに、CPU12からは、上記TGユニ
ット22に対して、表示画像設定データとしての第2の
データが出力Vブランキング期間に出力されるようにな
っており、この第2のデータとしては例えば左眼用およ
び右眼用それぞれのバックライト用データや表示位置デ
ータ、液晶シャッタ用データなどの表示ユニット調整デ
ータが含まれている。
【0038】そして、CPU12は、上記第1のデー
タ、第2のデータ、第4のデータなどに係るデータを、
表示画像設定データたる第3のデータとしてEEPRO
M14から読み出すが、読み出すデータが上記第1のデ
ータである場合には入力Vブランキング期間に読み出し
を行い、一方、読み出すデータが上記第2または第4の
データである場合には出力Vブランキング期間に読み出
しを行うようになっている。
【0039】なお、上記表示画像設定データは、表示画
像を設定するためのデータや表示画像を補正するための
データを含むものであり、さらに、音声を設定するため
のデータや音声を補正するためのデータも含むものとな
っている。
【0040】次に、図3を参照して、上記IC17に入
力される入力垂直同期信号(入力V)と、このIC17
から出力される出力垂直同期信号(出力V)とについて
説明する。
【0041】上述したように、この画像処理装置は、例
えば4点画素ずらしを行うものであるために、このIC
17において、図3(A)に示すような入力垂直同期信
号(入力V)の周波数を2倍にすることで、垂直同期信
号(VSYNC信号)のタイミングに倍速処理を施し、
図3(B)に示すような出力垂直同期信号(出力V)と
して出力するようになっている。つまり、入力垂直同期
信号(入力V)の周期Tinは、出力垂直同期信号(出力
V)の周期Tout の2倍となっている。ただし、この図
3に示したものは一例であり、より一般的には整数倍に
限らない周期の比となり、入力VSYNC信号と出力V
SYNC信号のタイミングも様々なものとなる。
【0042】次に、転送データを作成する処理について
図4を参照して説明する。
【0043】例えば上記バックライト23やその他の表
示ユニット2内の回路は、電力を消費して幾らかの発熱
をするものであるために、使用開始時と使用開始後にあ
る程度の時間が経過した後とでは表示ユニット2の温度
が変化する。また、特に携帯型の表示装置においては、
移動によって使用される周囲環境が変化して、やはり表
示ユニット2の温度が変化することになる。
【0044】例えばLCDユニット21内のLCDは内
部に液晶を有する構成となっていて、温度変化による影
響を受ける。そこで、このような温度変化を検出するた
めに、この表示ユニット2内には上記温度センサ24が
設けられており、その検出されたセンサデータは、上述
したように、上記ケーブル3を介して制御ユニット1内
のCPU12に伝送されるようになっている。
【0045】上記CPU12は、温度センサ24から出
力される温度検出結果に基づき、検出された温度に対応
して上記EEPROM14に記憶されているテーブルデ
ータを読み出して上記RAM16に記憶させておく(ス
テップS1)。
【0046】次に、該テーブルデータに基づき、映像処
理ユニット11の処理ユニットA11a内のIC17に
第1のデータとして転送するための温度に応じた画像補
正用のテーブルデータと、上記TGユニット22へ第2
のデータとして転送するためのタイミングデータとを作
成する(ステップS2)。
【0047】そして、これらの温度に対応して作成した
データ(温度該当データ)を第2転送RAMに記憶させ
ておく(ステップS3)。なお、この第2転送RAM
は、EEPROM14から温度に応じたデータを読み込
む際に用いる転送用バッファ領域として、例えばRAM
16内の所定範囲のメモリ領域として確保されたもので
ある。
【0048】次に、処理ユニットA11a用の表示画像
設定データや処理ユニットB11b用の表示画像設定デ
ータを作成して(ステップS4)、処理ユニットA11
a用の表示画像設定データを第1転送RAMに書き込
み、処理ユニットB11b用の表示画像設定データを第
2転送RAMに書き込んで終了する(ステップS5)。
なお、上記第1転送RAM、第2転送RAMは、CPU
12から映像信号処理ユニット11などへリフレッシュ
用データ等を出力する際に用いる転送用バッファ領域と
して、例えばRAM16内の所定範囲のメモリ領域とし
て確保されたものである。
【0049】なお、上述では周囲環境としての温度を検
出するようにしたが、これに限るものではなく、例えば
湿度を検出するようにしてもよい。検出した湿度は、例
えば、表示ユニット2が置かれる周囲環境として、静電
気が発生しやすいか否かを判断する要因として用いるこ
とができる。もちろん、表示ユニット2に蓄積されてい
る静電気の量を直接検出するようにしても構わない。
【0050】さらに、周囲環境として、外部からの電磁
波ノイズの量や、制御ユニット1に接続される図示しな
い電源ライン中のノイズ量などを検出するようにしても
よい。
【0051】続いて、図5を参照して、入力Vブランキ
ング期間に同期して行う転送処理の一例について説明す
る。
【0052】上述したように、CPU12から処理ユニ
ットA11aへの第1のデータ出力を行う際や、該第1
のデータに係るテーブルデータをEEPROM14から
第3のデータとして読み出す際には、データ転送を入力
Vブランキング期間に行うことにより、入力される映像
信号中の映像データに影響を及ぼさないようにしてい
る。
【0053】入力垂直同期信号が検出されると(より具
体的には、図3(A)における入力垂直同期信号の立ち
下がりが検出されると)、割り込みを発生させて、この
図5に示す処理に入る。
【0054】この処理が開始されると、出力Vブランキ
ング期間における転送処理が行われている最中(出力V
転送中)であるか否かを判断する(ステップS11)。
ここで、転送中であると判断された場合には、入力Vブ
ランキング期間における転送処理を行うことなく、その
まま後述するステップS15へ行く。
【0055】一方、出力Vブランキング期間における転
送処理が行われていないと判断された場合には、次に、
上記操作キー13などを用いたユーザによる調整が行わ
れている最中であるか否かを判断する(ステップS1
2)。
【0056】ここで調整中であると判断された場合に
は、上記操作キー13の操作に基づいて調整データを作
成して調整データRAMに記憶し、該調整データRAM
からCPU12の出力ポートを介して例えば映像信号処
理ユニット11の処理ユニットA11aなどへユーザ設
定データを出力し設定を行い(ステップS13)、その
後に、上記ステップS15へ行く。
【0057】なお、上記調整データRAMは、上記操作
キー13からデータを読み込む際に用いるバッファ領域
として、例えばRAM16内に所定範囲のメモリ領域と
して確保されたものである。
【0058】また、上記ステップS12において調整中
でないと判断された場合には、RAM16内の第1転送
RAMからCPU12の出力ポートへ所定量のデータ出
力を行い(ステップS14)、データ出力が終了した
ら、次のブランキング期間までは割り込みが行われない
ように割り込み禁止処理をしてから(ステップS1
5)、リターンする。
【0059】なお、上記ステップS13やステップS1
4において出力されるデータは、調整データRAMや第
1転送RAMに記憶されているデータの内の、1ブラン
キング期間内に転送できるだけのデータ量の部分であ
る。この部分毎のデータの送信は、送信側の転送完了を
もって、送信完了と判断するようになっている。
【0060】また、部分毎のデータを行っても、未だ転
送していないデータがある場合には、次のブランキング
期間まで待機して、そのときに次の部分のデータを転送
することになる。
【0061】こうして、調整データRAMや第1転送R
AMに記憶されているデータを順次転送して、転送すべ
きデータの最終アドレスが検出されたら、一連のデータ
転送が終了となるが、そのデータが繰り返してリフレッ
シュするデータである場合には、改めて先頭アドレスに
戻ってから、所定データ量毎のデータ転送を再び開始す
ることになる。
【0062】また、図6は、入力Vブランキング期間に
同期して行う転送処理の他の例を示したものである。こ
の図6において、上記図5に示した処理と同様である部
分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0063】上記図3に示したように、例えば4点画素
ずらしを行う場合には、入力垂直同期信号(入力V)の
周期Tinは、出力垂直同期信号(出力V)の周期Tout
の2倍となるために、入力垂直同期信号は、出力垂直同
期信号に比べて単位時間当たり半分の個数しかない。
【0064】そこで、転送処理を行う場合には、数の少
ない入力Vにおける転送処理を優先するようにしたのが
この図6に示す処理である。
【0065】すなわち、この入力Vブランキング処理が
開始されると、上記ステップS11において、出力Vブ
ランキング期間における転送処理が行われている最中で
あることが検出された場合には、該転送処理を中止し
て、その後のステップS12以下の処理を行うようにし
たものである。この場合でも、上記操作キー13などを
用いたユーザによる調整は中止をせず、ユーザ調整が行
われていないときに、入力Vブランキング期間における
転送処理を行うようにしている。
【0066】なお、ここでは入力V転送処理を出力V転
送処理よりも優先して行うようにしているが、これに限
るものではなく、例えば、出力垂直同期信号が入力垂直
同期信号に比べて単位時間当たりの個数が少ない場合に
は、出力V転送処理を優先して行うようにしてもよい。
あるいは、上記第1から第4のデータのデータ量やデー
タを送る頻度等を考慮して、優先順位を決定してもよい
し、さらには、優先順位を動的に変更するようにしても
構わない。
【0067】次に、図7を参照して、出力Vブランキン
グ期間に同期して行う転送処理について説明する。
【0068】上述したように、CPU12から処理ユニ
ットB11b、音声ユニット15への第4のデータ出力
を行う際や、上記TGユニット22への第2のデータ出
力を行う際、あるいはこれら第4、第2のデータに係る
テーブルデータをEEPROM14から第3のデータと
して読み出す際などには、データ転送を出力Vブランキ
ング期間に行うことにより、LCD用映像信号中の映像
データに影響を及ぼさないようにしている。
【0069】出力垂直同期信号が検出されると(より具
体的には、図3(B)における出力垂直同期信号の立ち
下がりが検出されると)、割り込みを発生させて、この
図7に示す処理に入る。
【0070】この処理が開始されると、まず、入力Vブ
ランキング期間における転送処理が行われている最中で
あるか否かを判断する(ステップS21)。ここで、転
送中であると判断された場合には、出力Vブランキング
期間における転送処理を行うことなく、そのまま後述す
るステップS23へ行く。
【0071】一方、入力Vブランキング期間における転
送処理が行われていないと判断された場合には、次に、
RAM16内の第2転送RAMからCPU12の出力ポ
ートへ所定量のデータ出力を行い(ステップS22)、
データ出力が終了したら、次のブランキング期間までは
割り込みが行われないように割り込み禁止処理をしてか
ら(ステップS23)、リターンする。
【0072】なお、上記ステップS22において出力さ
れるデータは、第2転送RAMに記憶されているデータ
の内の、1ブランキング期間内に転送できるだけのデー
タ量の部分であるのは上述と同様である。
【0073】このような実施形態によれば、映像信号処
理ユニットへのデータ転送や表示ユニットへの調整デー
タ転送を、映像表示期間に行うことなくブランキング期
間に行うようにしたために、映像信号処理ユニットによ
り処理する映像データに影響を及ぼすことはなく、表示
ユニットにより表示される映像が転送データの影響を受
けて乱れることもない。こうして、ユーザに全く映像の
乱れを感じさせることなく、データ転送を行うことがで
きる。
【0074】また、転送するデータをCPU内のRAM
に一旦記憶するようにしたために、転送しようとする全
てのデータを、外部から容易に確認して動作検証するこ
とが可能となる。これにより、処理プログラムのデバッ
グ作業等も容易となる。
【0075】さらに、周期の異なる2種類の垂直同期信
号の、何れのブランキング期間においてデータ転送を優
先して行うかを、該周期の長短を考慮して適切に制御す
るようにしたために、入力垂直同期信号と出力垂直同期
信号の何れに同期したデータ転送も円滑に行われる。特
に、1ブランキング期間に転送するデータ量を制限する
ことにより、ブランキング期間内でのデータ転送を円滑
かつ確実に行うことができる。
【0076】そして、表示ユニットの温度やその他の周
囲環境条件を検出することにより、環境に最も適したデ
ータを映像信号処理ユニットやその他の各回路に転送す
ることができる。
【0077】また、EEPROMからのデータの読み出
しも、何れかの垂直同期信号のブランキング期間に行う
ために、映像表示期間においてCPUに負荷をかけるこ
とはなく、ノイズ等も混入することはない。
【0078】加えて、ブランキング期間にバックライト
の光量調整用のデータを送信することにより、非映像表
示期間にバックライトの光量調整が行われるために、映
像鑑賞中においても、ユーザに違和感を与えることなく
バックライトの輝度を変更することができる。
【0079】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0080】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0081】(1) 周囲環境条件を検出する環境条件
検出手段と、周囲環境条件に応じた複数の表示画像設定
データを記憶する記憶手段と、上記環境条件検出手段に
より検出された周囲環境条件に基づいて上記複数の表示
画像設定データから選択を行い、選択した表示画像設定
データを上記記憶手段から読み出す設定データ選択手段
と、この設定データ選択手段により選択された表示画像
設定データを、映像信号における垂直ブランキング期間
中に転送する転送手段と、を具備したことを特徴とする
画像処理装置。
【0082】(2) 映像信号を入力して信号処理を行
い出力するものであり、入力映像信号の垂直ブランキン
グ期間である入力ブランキング期間の周期と、出力映像
信号の垂直ブランキング期間である出力ブランキング期
間の周期と、を異ならせる映像信号処理手段と、上記入
力ブランキング期間または出力ブランキング期間の何れ
かにおいて、表示画像設定データを転送する転送手段
と、上記入力ブランキング期間における転送要求と上記
出力ブランキング期間における転送要求とが同時的に発
生した場合には、周期の長いブランキング期間における
転送要求を優先して許可するように制御する制御手段
と、を具備したことを特徴とする画像処理装置。
【0083】(3) 映像信号を入力して信号処理を行
い出力するものであり、入力映像信号の垂直ブランキン
グ期間である入力ブランキング期間の周期と、出力映像
信号の垂直ブランキング期間である出力ブランキング期
間の周期と、を異ならせる映像信号処理手段と、上記入
力ブランキング期間または出力ブランキング期間の何れ
かにおいて、表示画像設定データを転送する転送手段
と、転送しようとする表示画像設定データのデータ転送
先を判断して、そのデータ転送先から上記入力ブランキ
ング期間と出力ブランキング期間との何れにおいてデー
タ転送を行わせるかを決定し、決定したブランキング期
間において上記転送手段により表示画像設定データを転
送させるように制御する制御手段と、を具備したことを
特徴とする画像処理装置。
【0084】(4) 上記表示画像設定データは、所定
期間毎にデータ更新を行ってデータ滅失を防ぐことが必
要なデータであることを特徴とする付記(1)、付記
(2)、または付記(3)に記載の画像処理装置。
【0085】(5) 上記制御手段は、周期の短いブラ
ンキング期間における転送要求を、周期の長いブランキ
ング期間とは重ならないときに許可するように制御する
ものであることを特徴とする付記(2)に記載の画像処
理装置。
【0086】従って、付記(1)に記載の発明によれ
ば、表示される映像に影響を及ぼすことなく、周囲環境
条件に適した表示画像設定データを転送することができ
る。
【0087】また、付記(2)に記載の発明によれば、
入力ブランキング期間の周期と出力ブランキング期間の
周期とが異なる場合には、周期の長いブランキング期間
における転送要求を優先するようにしたために、適切に
表示画像設定データを転送することができて、表示され
る映像に影響を及ぼすことはない。
【0088】さらに、付記(3)に記載の発明によれ
ば、入力ブランキング期間の周期と出力ブランキング期
間の周期とが異なる場合には、何れのブランキング期間
にデータ転送を行うかをデータ転送先に応じて決定する
ために、適切に表示画像設定データを転送することがで
きて表示される映像に影響を及ぼすことはない。
【0089】付記(4)に記載の発明によれば、付記
(1)から付記(3)に記載の発明と同様の効果を奏す
るとともに、所定期間毎にデータ更新を行ってデータ滅
失を防ぐことが必要なデータについて、適切な更新を行
うことができる。
【0090】付記(5)に記載の発明によれば、付記
(2)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、周
期の長いブランキング期間と重なるときに周期の短いブ
ランキング期間における転送要求が許可されることはな
いために、それぞれの転送要求を、ブランキング期間が
重なるか否かにより適宜振り分けることができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の画像処理装置によれば、表示される映像に影響を及
ぼすことなく、周囲環境条件に適した表示画像設定デー
タを転送することができる。
【0092】また、請求項2による本発明の画像処理装
置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏す
るとともに、温度検出手段により計測した温度に基づい
て、適切な表示画像設定データを転送することができ
る。
【0093】さらに、請求項3による本発明の画像処理
装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏
するとともに、電気的なデータ破壊に関係する周囲環境
条件に基づいて、適切に表示画像設定データを転送する
ことができる。
【0094】請求項4による本発明の画像処理装置によ
れば、入力ブランキング期間の周期と出力ブランキング
期間の周期とが異なる場合には、周期の長いブランキン
グ期間における転送要求を優先するようにしたために、
適切に表示画像設定データを転送することができて、表
示される映像に影響を及ぼすことはない。
【0095】請求項5による本発明の画像処理装置によ
れば、入力ブランキング期間の周期と出力ブランキング
期間の周期とが異なる場合には、何れのブランキング期
間にデータ転送を行うかをデータ転送先に応じて決定す
るために、適切に表示画像設定データを転送することが
できて表示される映像に影響を及ぼすことはない。
【0096】請求項6による本発明の画像処理装置によ
れば、音声データに関する設定データについても、請求
項1、請求項4、または請求項5に記載の発明と同様の
効果を奏することができ、聴取される音声に影響を及ぼ
すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像処理装置の構
成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態において、CPUから転送される
データとそのデータ転送先の構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態において、入力される側および倍
速化されて出力される側の垂直同期信号を示すタイミン
グチャート。
【図4】上記実施形態の画像処理装置における転送デー
タ作成処理を示すフローチャート。
【図5】上記実施形態の画像処理装置における入力Vブ
ランキング期間における転送処理の一例を示すフローチ
ャート。
【図6】上記実施形態の画像処理装置における入力Vブ
ランキング期間における転送処理の他の例を示すフロー
チャート。
【図7】上記実施形態の画像処理装置における出力Vブ
ランキング期間における転送処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…制御ユニット 2…表示ユニット 11…映像信号処理ユニット(映像信号処理手段) 11a…処理ユニットA 11b…処理ユニットB 12…CPU(設定データ選択手段、転送手段、制御手
段) 13…操作キー 14…EEPROM(記憶手段) 15…音声ユニット 16…RAM 17…集積回路(IC) 21…LCDユニット 22…TGユニット 23…バックライト 24…温度センサ(環境条件検出手段) 25…スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲環境条件を検出する環境条件検出手
    段と、 周囲環境条件に応じた複数の表示画像設定データを記憶
    する記憶手段と、 上記環境条件検出手段により検出された周囲環境条件に
    基づいて上記複数の表示画像設定データから選択を行
    い、選択した表示画像設定データを上記記憶手段から読
    み出す設定データ選択手段と、 この設定データ選択手段により選択された表示画像設定
    データを、映像信号における垂直ブランキング期間中に
    転送する転送手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記環境条件検出手段は、温度を計測す
    る温度検出手段であることを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記環境条件検出手段は、電気的なデー
    タ破壊に関係する周囲環境条件を検出するものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 映像信号を入力して信号処理を行い出力
    するものであり、入力映像信号の垂直ブランキング期間
    である入力ブランキング期間の周期と、出力映像信号の
    垂直ブランキング期間である出力ブランキング期間の周
    期と、を異ならせる映像信号処理手段と、 上記入力ブランキング期間または出力ブランキング期間
    の何れかにおいて、表示画像設定データを転送する転送
    手段と、 上記入力ブランキング期間における転送要求と上記出力
    ブランキング期間における転送要求とが同時的に発生し
    た場合には、周期の長いブランキング期間における転送
    要求を優先して許可するように制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 映像信号を入力して信号処理を行い出力
    するものであり、入力映像信号の垂直ブランキング期間
    である入力ブランキング期間の周期と、出力映像信号の
    垂直ブランキング期間である出力ブランキング期間の周
    期と、を異ならせる映像信号処理手段と、 上記入力ブランキング期間または出力ブランキング期間
    の何れかにおいて、表示画像設定データを転送する転送
    手段と、 転送しようとする表示画像設定データのデータ転送先を
    判断して、そのデータ転送先から上記入力ブランキング
    期間と出力ブランキング期間との何れにおいてデータ転
    送を行わせるかを決定し、決定したブランキング期間に
    おいて上記転送手段により表示画像設定データを転送さ
    せるように制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記表示画像設定データは、音声データ
    に関する設定データも含むものであることを特徴とする
    請求項1、請求項4、または請求項5に記載の画像処理
    装置。
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