JP2003262440A - 自動製氷機の製氷皿駆動装置 - Google Patents

自動製氷機の製氷皿駆動装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの製氷皿を駆動する自動製氷機の製氷皿
駆動装置の小型化を図る。 【解決手段】 2つの出力歯車31,32の少なくとも
1つの歯を歯幅方向に突出させた凸歯318,328
と、駆動歯車43の歯車と軸方向に隣接して設けられた
円柱部431と、円柱部431に設けられ凸歯318、
328と噛み合うように形成された凹歯432と、円柱
部431の凹歯432を所定の位置で閉塞する滑り部材
44とで噛み合い開始手段を構成し、滑り部材44は、
駆動歯車43が2つの出力歯車31,32のいずれか一
方を回転させる際に、回転させない出力歯車側の凸歯に
対して凹歯432の閉塞を維持することで噛合いを阻止
し、これによって、凸歯318、328と凹歯432の
対峙によってのみ噛み合いが開始されることとなり、そ
の結果、駆動歯車43を小さくでき小型化を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は家庭用電気冷蔵庫に
搭載される自動製氷機の製氷皿駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家庭用電気冷蔵庫に搭載されている自動
製氷機において、2つの製氷皿を回動させて脱氷させる
構成のものがあり、2つの皿を駆動する駆動装置として
は特開平2−230076号公報に開示されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の自動製氷
装置について説明する。
【0004】図20は、従来の自動製氷機の概要を示す
側面図であり、図21は図20における製氷皿駆動装置
内部の平面図である。
【0005】図20、図21において、モータ(図示せ
ず)の回転は減速歯車(図示せず)を介して第1の歯車
1に伝達される。歯車1は略90゜の範囲に形成された
歯車領域1aと残りの欠歯領域1bからなる。
【0006】第2の歯車2と第3の歯車3は、第1の歯
車1の歯車領域1aと噛み合って回転することができる
が、欠歯領域1bとは噛み合うことができない。
【0007】さらに、第2の歯車2が歯車領域1aと噛
み合って回転しているときは、第3の歯車3は欠歯領域
1bと向き合って停止しており、第2の歯車2が欠歯領
域1bと向き合って停止しているときは、第3の歯車3
は歯車領域1aと噛み合って回転している。
【0008】第2の歯車2、第3の歯車3の回転はそれ
ぞれ皿4、5へ伝達されるので、皿4が回動していると
き皿5は水平位置で停止しており、皿5が回転している
とき皿4は水平位置で停止することとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では2つの皿を別々に回動させるために、第1
の歯車1の歯車領域1aよりも欠歯領域1bを広範囲に
設定し、第2の歯車2が歯車領域1aと向き合っている
ときは、第3の歯車3が欠歯領域と向き合い、第2の歯
車2が欠歯領域1bと向き合っているときは、第3の歯
車3が歯車領域1aと向き合うように配置する必要があ
り、第1の歯車1のピッチ円直径が第2の歯車2と第3
の歯車3よりも大きくなり、駆動装置の高さ方向寸法が
大きくなり、冷蔵庫へ設置する場合に高さ方向の占有空
間が大きくなる。
【0010】一方冷蔵庫においては、自動製氷機の製氷
皿駆動装置は高さ方向寸法が大きい場合、氷を貯蔵する
貯氷箱との干渉を避けるため貯氷箱の高さを低くしなけ
ればならず、貯氷量が制限されることとなる。
【0011】それゆえ、2つの皿を駆動する自動製氷機
の製氷皿駆動装置において、高さ寸法の小さい駆動装置
の実現が望まれている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、2つの出力歯車のどちらか一方と駆動歯車と
の噛合いを開始させる噛合い開始手段を設けた自動製氷
機の製氷皿駆動装置において、前記噛合い開始手段は、
前記2つの出力歯車の少なくとも1つの歯を歯幅方向に
突出させた凸歯と、前記駆動歯車の歯車と軸方向に隣接
して設けられた円柱部と、前記円柱部に設けられ前記凸
歯と噛み合うように形成された凹歯と、前記円柱部の凹
歯を所定の位置で閉塞し、前記駆動歯車が回転するとき
は前記円柱部と所定角度だけ共に回転した後に前記円柱
部と滑り接触する滑り部材とで構成され、前記滑り部材
は、前記駆動歯車が前記2つの出力歯車のいずれか一方
を回転させる際に、回転させない出力歯車側の凸歯に対
して前記凹歯の閉塞を維持することで、回転させない出
力歯車側の凸歯と前記凹歯との噛合いを阻止するもので
あり、これによって、駆動歯車の大きさに関係なく凸歯
と凹歯の対峙によってのみ噛み合わすことができ、2つ
の出力歯車を個別に駆動することが可能となり製氷皿駆
動装置の小型化を実現できる。
【0013】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記2つの出力歯車の一方を第
1出力歯車、他方を第2出力歯車とし、前記噛合い開始
手段は、前記第1出力歯車の歯車と軸方向に隣接する円
筒状の第1円周壁と、前記第2出力歯車の歯車と軸方向
に隣接する円筒状の第2円周壁と、前記第1円周壁上に
あって前記第1出力歯車の歯の1つを歯幅方向に突出さ
せた第1凸歯と、前記第2円周壁上にあって前記第2出
力歯車の歯の1つを歯幅方向に突出させた第2凸歯と、
前記第1円周壁内で且つ前記第1凸歯と円周方向へ隣接
して設けられた第1切欠き部と、前記第2円周壁内で且つ
前記第2凸歯に円周方向へ隣接して設けられた第2切欠
き部と、前記滑り部材に設けられ前記第1円周壁と前記
第2円周壁のどちらか一方に当接して滑り接触する接触
片とを有し、前記駆動歯車が、前記第1出力歯車を回転
させたとき、前記滑り部材の接触片が前記第1切欠き部
を通って前記第2円周壁に到達して停止することで前記
円柱部の凹歯を閉塞し、前記第2出力歯車の前記第2凸
歯と前記凹歯との噛合いを阻止し、前記駆動歯車が、前
記第2出力歯車を回転させたとき、前記滑り部材の接触
片が前記第2切欠き部を通って前記第1円周壁に到達し
て停止し前記円柱部の凹歯を閉塞し、前記第1出力歯車
の第1凸歯と前記凹歯との噛合いを阻止するものであ
り、これによって、滑り部材は、駆動歯車で保持される
という簡素な構成となり、小型化が図れる上に組立て性
が向上する。
【0014】次に、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第1出力歯車、前記第2出
力歯車、前記駆動歯車、前記噛合い開始手段は箱状のケ
ースに収納され、前記ケースと前記第1出力歯車との間
には前記基準位置において前記ケースと前記第1出力歯
車とが当接するための第1当手段と、前記ケースと前記
第2出力歯車との間には前記基準位置において前記ケー
スと前記第2出力歯車とが当接するための第2当接手段
とが設けられ、前記第1当接手段は、前記第2出力歯車
が回転するときに前記第1出力歯車が前記第2出力歯車
につられて回転することを阻止し、前記第2当接手段
は、前記第1出力歯車が回転するときに、前記第2出力
歯車が前記第1出力歯車につられて回転することを阻止
するものであり、停止中の製氷皿の水平位置維持が確実
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明に
おける自動製氷機の製氷皿駆動装置の実施例について図
面を用いて説明する。
【0016】図1は本発明における自動製氷機の製氷皿
駆動装置の実施の形態1に関わる周辺を示す正面図であ
り、図2は図1における側面図で、図3は同実施の形態
の分解斜視図である。
【0017】図1、図2、図3において、11は可塑性
樹脂のポリプロピレンで成形された第1製氷皿であり、
氷形状を決定する複数の氷室11aと、氷室11aを一
括固定する氷室枠11bと、氷室枠11bの長手方向中
心軸の端部に形成された軸11cが設けられている。
【0018】12は第1製氷皿11と同様にポリプロピ
レンで成形された第2製氷皿であり、氷室12a、氷室
枠12b、軸12cが第1製氷皿11と同様に設けられ
ている。
【0019】13は第1製氷皿11、第2製氷皿12の
各々の軸11c、軸12cを保持し必要に応じて第1製
氷皿11、第2製氷皿12を回動させて離氷させる製氷
皿駆動装置であり、製氷皿駆動装置13の内部には駆動
源たるモータ、モータの回転を減速伝達する減速歯車等
が配置されている。
【0020】14は第1製氷皿11、第2製氷皿12の
下方に配置され離氷された氷を蓄える貯氷箱であり、貯
氷箱14の内部は第1製氷皿11からの氷を蓄える区画
141と、第2製氷皿12からの氷を蓄える区画142
とで構成されている。
【0021】15は貯氷箱内の氷の量を検知するための
検氷レバーであり、151は貯氷箱14の区画141に
蓄えられた氷の量を検知する第1検氷レバー、152は
区画142に蓄えられた氷の量を検知する第2検氷レバ
ーである。
【0022】16は第1製氷皿11、第2製氷皿12へ
供給する水を蓄えておくためのタンクで、17はタンク
16内の水を第1製氷皿11、第2製氷皿12へ供給す
るための給水装置であり、第1製氷皿11へ水を導く第
1パイプ171、第2製氷皿12へ水を導く第2パイプ
172、タンク16から水を取り出すポンプ173、ポ
ンプ173から出た水の流路を切り換える切換弁174
で構成されている。18は製氷皿駆動装置13、給水装
置17を制御する制御部である。
【0023】そして、第1製氷皿11、第2製氷皿1
2、駆動装置13、貯氷箱14、検氷レバー15、タン
ク16、給水装置17、制御部18によって自動製氷機
19が構成されている。
【0024】次に製氷皿駆動装置13の内部構造を説明
する。図4は本発明による自動製氷機の製氷皿駆動装置
の実施の形態を示す平面図であり、図5は図4における
同実施の形態から一部分を取り除いた状態の平面図であ
る。
【0025】図3、図4、図5において、20は駆動装
置13の外郭を形成するケースであり、可塑性樹脂であ
るABSで成形されている。ケース20の中央部には2
つの円柱ボス201、202が設けられている。
【0026】ケース20の側壁には後述の第1出力歯車
と近接する側壁には第1当接手段となる第1当接壁21
が、第2出力歯車と近接する側壁には第2当接手段とな
る第2当接壁22が設けられている。
【0027】31は円柱ボス201に回転可能に支持さ
れて配置される第1出力歯車であり、第1出力歯車31
の中央には図6(a)に示すようにケース20側からみ
て円筒状に窪んだ軸穴311が形成されており、ケース
20の円柱ボス201が勘合する。
【0028】また、第1出力歯車31の中央から第1製
氷皿11の方向へ向かって円筒軸312が突出してお
り、さらに円筒軸312からは第1製氷皿11の軸11
cと連結される出力軸313が突出している。
【0029】さらに、第1出力歯車31の歯車と円筒軸
312の間には円筒軸312を囲むように凹部314が
形成され、凹部314内を半径方向に横断する当たり面
315が設けられている。
【0030】さらに、第1出力歯車31の歯車には複数
の歯が削除された第1欠歯部316が設けられている。
【0031】また、第1出力歯車31には、歯車と軸方
向に隣接する円筒状の第1円周壁317が設けられてお
り、その外周径は歯車の歯底円径以下に設定している。
【0032】また、第1円周壁317上には、欠歯部3
16と隣接する歯の側面から歯幅方向へ突出し、且つ歯
車の歯先を超えない程度に半径方向へ突出する第1凸歯
318を形成している。
【0033】また、第1円周壁317の内で、第1欠歯部
316及び第1凸歯318と軸方向に隣接する部分は、
壁が除去されて第1切欠き部319を形成している。
【0034】また、第1円周壁317には、ケース20
の第1当接壁21に近接した位置に第1当接手段である
第1当接部317aが形成されている。
【0035】32はケース20の円柱ボス202に回転
可能に支持されて配置された第2出力歯車であり、図6
(b)に示すように第2出力歯車32の中央にはケース
20側からみて円筒状に窪んだ軸穴321が形成されて
おり、ケース20の円柱ボス202が勘合する。
【0036】また、第2出力歯車32の中央から第2製
氷皿12の方向へ向かって円筒軸322が突出してお
り、さらに円筒軸322からは第2製氷皿12の軸12
cと連結される出力軸323が突出している。
【0037】第2出力歯車32の歯車と円筒軸322の
間には円筒軸322を囲むように凹部324が形成さ
れ、凹部324内を半径方向に横断する当たり面325
が設けられている。
【0038】さらに、第2出力歯車32の歯車には複数
の歯が削除された第2欠歯部326が設けられている。
【0039】また、第2出力歯車32には、歯車と軸方
向に隣接する円筒状の第2円周壁327が設けられてお
り、その外周径は歯車の歯底円径以下に設定している。
【0040】また、第2円周壁327上には、欠歯部3
26と隣接する歯の側面から歯幅方向へ突出し、且つ歯
車の歯先を超えない程度に半径方向へ突出する第2凸歯
328を形成している。
【0041】また、第2円周壁327の内で、第2欠歯
部326及び第2凸歯328と軸方向に隣接する部分
は、壁が除去されて第2切欠き部329を形成してい
る。
【0042】また、第2円周壁327には、ケース20
の第2当接壁22に近接した位置に第1当接手段である
第1当接部327aが形成されている。
【0043】41は第1出力歯車31と同軸で回転可能
な第1伝達歯車であり、第1伝達歯車41と第1出力歯
車31と対面する側には円筒軸411が形成され中央を
貫通する軸穴412が設けられており、軸穴412と第
1出力歯車31の円筒軸312が勘合している。さらに
第1伝達歯車41の第1出力歯車31と対面する側には
扇状で軸方向に延びる凸部415が形成されている。
【0044】第1伝達歯車41が回転しているときにお
いて凸部415が第1出力歯車31の凹部314内を移
動しているときには第1出力歯車31は停止しており、
第1伝達歯車41の凸部415が第1出力歯車31の当
たり面315に当たったときから第1伝達歯車41と第
1出力歯車31は同軸で共に回転する。
【0045】42は第2出力歯車32と同軸で回転可能
な第2伝達歯車であり、第2伝達歯車42と第2出力歯
車32と対面する側には円筒軸421が形成され中央を
貫通する軸穴422が設けられており、軸穴422と第
2出力歯車32の円筒軸322が勘合している。さらに
第2伝達歯車42の第2出力歯車32と対面する側には
扇状で軸方向に延びる凸部425が形成されている。
【0046】第2伝達歯車42が回転しているときにお
いて凸部425が第2出力歯車32の凹部324内を移
動しているときには第2出力歯車32は停止しており、
第2伝達歯車42の凸部425が第2出力歯車32の当
たり面325に当たったときから第2伝達歯車42と第
2出力歯車32は同軸で共に回転する。
【0047】43は第1出力歯車31と第2出力歯車3
2との間にできる略三角領域に配置され第1出力歯車3
1と第2出力歯車32の両方とかみ合うことが可能な駆
動歯車であり、基準位置状態では第1出力歯車31の欠
歯部316も第2出力歯車32の欠歯部326も共に駆
動歯車43と向き合っており、駆動歯車43はどちらに
もかみ合っていない。
【0048】一方、第1出力歯車31と同軸の第1伝達
歯車41と、第2出力歯車32と同軸の第2伝達歯車4
2は欠歯部がないので、駆動歯車43とは常時かみ合っ
ており、駆動歯車43が回転しているときは第1伝達歯
車41と第2伝達歯車42は常に互いに同一方向に回転
していることとなる。
【0049】駆動歯車43には、歯車と軸方向に隣接す
る円柱状の円柱部431が設けられており、円柱部43
1には駆動歯車43の歯の谷を1つ延長して形成した凹
歯432を有する。
【0050】また、円柱部431には、凹歯432を覆
い駆動歯車43が回転するときは円柱部431と所定角
度だけ共に回転した後に円柱部431と滑り接触する滑
り部材44が配置されている。
【0051】滑り部材44は、円柱部431の外周面の
半分以上を覆い摺動可能に接触する半円筒441と、半
円筒441の端から半径方向に広がった鍔442と、鍔
442上で且つ半円筒441の反対側に設けられた接触
片443とで構成され、接触片443は第1円周壁31
7と第2円周壁327のどちらか一方に当接して滑り接
触する。
【0052】駆動歯車43が、第1出力歯車31を基準
位置から回転させたとき、滑り部材44の接触片443
が第1切欠き部319を通って第2円周壁327に到達
して停止することで、第2出力歯車32の第2凸歯32
8に対して円柱部431の凹歯432を閉塞し、第2出
力歯車32の第2凸歯328と凹歯432との噛合いを
阻止する。(図16参照) 駆動歯車43が、第2出力歯車32を基準位置から回転
させたとき、滑り部材44の接触片443が第2切欠き
部329を通って第1円周壁317に到達して停止する
ことで第1出力歯車31の第1凸歯318に対して円柱
部431の凹歯432を閉塞し、第1出力歯車31の第
1凸歯318と凹歯432との噛合いを阻止する。(図
17参照) 45は駆動歯車43と同軸で一体に成形された歯車であ
り、46は歯車45とかみ合うピニオン歯車であり、4
7はピニオン歯車46と同軸で一体に形成された歯車で
ある。
【0053】48は歯車47とかみ合うウォーム歯車で
あり、ウォーム歯車48は回転軸の一端に軸481が形
成され、回転軸の他端には矩形状の穴482(図示せ
ず)が形成されている。軸481はケース20に設けら
れた軸受に支持され、穴482はモータ49のシャフト
491(図示せず)に圧入された矩形状の連結板492
(図示せず)で支持され、モータ49が回転すると連結
板492が回転し、ウォーム歯車48に回転が伝達され
る。
【0054】したがって、モータ49の回転はシャフト
491、連結板492、ウォーム歯車48、歯車47、
ピニオン歯車46、歯車45、駆動歯車43、伝達歯車
(41、42)、出力歯車(31、32)の順序で伝達
されていく。
【0055】次に、図7は実施の形態1における第1出
力歯車71の下方を示す正面図、図9は同実施の形態に
おける第2出力歯車32の下方を示す正面図である。
【0056】図7、図9において、50はケース20に
保持される基板であり、第1出力歯車31の下方にはス
イッチ51が、第2出力歯車32の下方にはスイッチ5
2がハンダ付けされている。また、基板50とモータ4
9とは2本のリード線(図示せず)で結ばれており、さ
らに基板50からはケース20の底面に沿ってケース2
0の一側面に設けられた開口部に延びてケース20の外
部へ出ていくハ−ネスがハンダ付けされており、ハ−ネ
スは制御部18に接続される。
【0057】61は第1出力歯車31に従動して回動す
る第1検氷軸であり、第1検氷軸61には検氷レバー1
51を連結する外軸611と、第1出力歯車31に従動
する内軸612と、外軸611と内軸612を連結する
ネジリコイルバネ613と、貯氷箱14の区画141内
の氷が不足しているときに後述の第1スイッチレバー7
1の動作を阻止する阻止部614とで構成されている。
【0058】62は第2出力歯車32に従動して回動す
る第2検氷軸であり、第2検氷軸62には検氷レバー1
52を連結する外軸621と、第2出力歯車32に従動
する内軸622と、外軸621と内軸622を連結する
ネジリコイルバネ623と、貯氷箱14の区画142内
の氷が不足しているときに後述の第2スイッチレバー7
2の動作を阻止する阻止部624とで構成されている。
【0059】63は引張コイルバネであり、第1検氷軸
61側に配置される第1バネ631と第2検氷軸62側
に配置される第2バネ632から成る。
【0060】第1バネ631は第1検氷軸31に連結さ
れた第1検氷レバー151を貯氷箱14の区画14a内
へ進入させる方向へ張力が働くように第1検氷軸61と
ケース20との間に配置され、第2バネ632は第2検
氷軸62に連結された第2検氷レバー152を貯氷箱1
4の区画14b内へ進入させる方向へ張力が働くように
第2検氷軸62とケース20との間に配置されている。
【0061】71は第1出力歯車31の下方にあって第
1出力歯車31に従動し第1スイッチ51を操作する第
1スイッチレバーである。
【0062】第1スイッチレバー71は第1製氷皿11
が水平位置、離氷位置にあるとき、さらに貯氷箱14の
区画14a内に氷が不足し第1検氷レバー151が区画
14a内の所定深さ以上に進入したときに第1スイッチ
51からOFF信号を発生させる。
【0063】第1スイッチレバー71は、回転軸711
と3つの突起712,713,714を有し、突起71
2は後述の第1外カム81に接触して従動し、突起71
3は突起712の変位に連動してスイッチ51を動作さ
せ、突起714は検氷軸61の阻止部614と当接可能
で、氷が不足しているときに阻止部614が突起714
を抑えて、突起713によるスイッチ51の動作を阻止
する。
【0064】72は第2出力歯車32の下方にあって第
2出力歯車32に従動し第2スイッチ52を操作する第
2スイッチレバーである。
【0065】第2スイッチレバー72は第2製氷皿12
が水平位置、離氷位置にあるとき、さらに貯氷箱14の
区画14b内に氷が不足し第2検氷レバー152が区画
14b内の所定深さ以上に進入したときには第2スイッ
チ52からOFF信号を発生させる。
【0066】第1スイッチレバー72は、回転軸721
と3つの突起722,723,724を有し、突起72
2は後述の第2外カム82に接触して従動し、突起72
3は突起722の変位に連動してスイッチ52を動作さ
せ、突起724は検氷軸62の阻止部624と当接可能
で、氷は不足しているときに阻止部624が突起714
を抑えて、突起723によるスイッチ51の動作を阻止
する。
【0067】73はスイッチレバー71、72に付勢力
を与えるコイルバネである。
【0068】81は、第1出力歯車31の下面に一体的
に形成され、第1出力歯車31の下方に位置した第1ス
イッチレバー71を操作する第1外カムであり、第1ス
イッチレバー71の突起712を操作し、第1スイッチ
51からOFF信号を発生させる凸部81a、凸部81
cとON信号を発生させる凹部81bを有する。
【0069】82は、第2出力歯車32の下面に一体的
に形成され、第2出力歯車32の下方に位置した第2ス
イッチレバー72を操作する第2外カムであり、第2ス
イッチレバー72の突起722を操作し、第2スイッチ
52からOFF信号が発生させる凸部82a、凸部82
cとON信号を発生させる凹部82bを有する。
【0070】91は、第1出力歯車31の下面に一体的
に形成された第1内カムであり、第1検氷レバー151
を貯氷箱14の上方で待機させるように検氷軸61を支
持する凸部91aと、第1検氷レバー151を待機状態
から開放し貯氷箱14内への進入を許容するように検氷
軸61の回動を許容する凹部91bと、第1検氷レバー
151を貯氷箱14の区画14aの上方へ退出させるよ
うに検氷軸61を回動させる凸部91cとを有する。
【0071】92は、第2出力歯車32の下面に一体的
に形成された第2内カムであり、第2検氷レバー152
を貯氷箱14の上方で待機させるように検氷軸62を支
持する凸部92aと、第2検氷レバー152を待機状態
から開放し貯氷箱14内への進入を許容するように検氷
軸62の回動を許容する凹部92bと、第1検氷レバー
152を貯氷箱14の区画14bの上方へ退出させるよ
うに検氷軸62を回動させる凸部92cとを有する。
【0072】100はケース20とともに製氷皿駆動装
置13の外殻を形成するカバーであり、中央付近には第
1出力歯車31の円筒軸312が勘合する軸穴101
と、第2出力歯車32の円筒軸322が勘合する軸穴1
02が設けられている。
【0073】図15は、第1出力歯車31と第2出力歯
車32と駆動歯車43が基準位置にあるときの、第1円
周壁317と第2円周壁317と円柱部431を同一切
断面からみた状態の斜視図であり、第1凸歯318と第
1切欠き部319は円柱部431と対峙し、第1凸歯3
18が円柱部431の外周又は滑り部材44の半円筒部
441に当接しており、図15において第1出力歯車3
1は反時計方向に回転できない。
【0074】また、図16(a)に示すようにケース2
0の第1当接壁21と第1当接部317aが当接してい
るので、第1出力歯車31は図16において時計方向に
回転できない。
【0075】したがって、基準位置では第1出力歯車3
1は時計方向、反時計方向のどちら側へも回転できない
ので、遥動することはなく第1製氷皿11の水平位置が
維持されている。
【0076】同様に、第2凸歯328と第2切欠き部3
29は円柱部431と対峙し、第2凸歯328が円柱部
431の外周又は滑り部材44の半円筒部441に当接
しており、図15において第2出力歯車32が時計方向
に回転しない。
【0077】また、図17(a)に示すようにケース2
0の第2当接壁22と第1当接部327aが当接してい
るので、第2出力歯車32は図15において反時計方向
に回転しない。
【0078】したがって、基準位置では第2出力歯車3
2は時計方向、反時計方向のどちら側へも回転できない
ので、遥動することはなく第2製氷皿12の水平位置が
維持されている。
【0079】また、滑り部材44は、半円筒441が駆
動歯車43の円柱部431に接触したままの状態で待機
している。尚、滑り部材44の接触片443は、基準位
置においては、第1円周壁317と第2円周壁327と
の間の任意位置で待機している。
【0080】以上のように構成された自動製氷機の製氷
皿駆動装置について、図面を用いてその動作を説明す
る。
【0081】モータ49を始動するとウォーム歯車48
が回転する。ウォーム歯車48の回転はウォームホイー
ル歯車47、ピニオン歯車46、歯車45を介して駆動
歯車43に伝達される。
【0082】(第1製氷皿11の離氷動作)駆動装置1
3が第1製氷皿11を離氷動作させたい場合は、モータ
49を回転させて、駆動歯車43を時計方向に回転させ
ればよい。
【0083】図3、図16において、駆動歯車43が時
計方向に回転すると、駆動歯車43と噛み合っている第
1伝達歯車41は反時計方向に回転し始めて、第1伝達歯
車41の凸部415が第1出力歯車31の当たり面31
5に当接し、第1伝達歯車41と第1出力歯車31は共に
回転を開始しようとする。基準位置においては、円柱部
431の凹歯432は閉塞されていないので第1出力歯
車31の第1凸歯318と噛み合うことで、図16
(b)で示すように駆動歯車43と第1出力歯車31と
の噛み合いが成立し、第1出力歯車31を離氷方向への
回転を開始させることとなる。このとき滑り部材44の
接触片443が第1出力歯車31の第1円周壁317の第
1切欠き部319を通過して、第2出力歯車32の第2円
周壁327の外周に当接し停止する。
【0084】滑り部材44が停止すると、半円筒441
は外周を第2出力歯車32の第2凸歯328に向けること
になり、第2凸328に対しては凹歯432を閉塞し、
第1凸318に対しては凹歯432を開放した状態とな
る。
【0085】駆動歯車43が時計方向へ回転している間
は、第1出力歯車31は第1製氷皿11を離氷方向へ回動
させている。
【0086】一方、第2伝達歯車42は第2出力歯車3
2と同軸上に重なって配置されているが、第2伝達歯車
42の凸部425が第2出力歯車32の当たり面325
から離れる方向に移動するので、第2伝達歯車42の回
転は第2出力歯車32には伝わらず第2出力歯車32は
基準位置で停止し、欠歯部326と駆動歯車43が対向
した状態を維持する。したがって、出力軸323も停止
したままで第2製氷皿12は回動せず水平位置で待機し
ている。
【0087】ここで、万が一、第2出力歯車32が第2
伝達歯車42の回転につられて回転しそうになっても、
第2出力歯車32の第2円周壁327に設けられた第2
当接部327aがケース20の第2当接壁22に当接す
るので、第2出力歯車32は第2伝達歯車42の回転に
つられることはなく、第2製氷皿12は水平状態を維持
できる。
【0088】次に、製氷皿駆動装置13は、第1製氷皿
11が第1離氷位置に到達すると離氷が完了したと判断
し、一旦モータ49の回転を停止した後、今度は第1製
氷皿11を水平位置へ復帰させるため、モータ49は駆
動歯車43を反時計方向に回転させる。なお、離氷位置
の検出ついては後半で説明する。
【0089】駆動歯車43が反時計方向に回転すると、
円柱部431と滑り部材44も反時計方向に回転する
が、滑り部材44の接触片443は第2出力歯車32の
第2円周壁327の外周との当接位置から離脱し、今度
は第1出力歯車31の第1円周壁317の外周との当接位
置に接触する。図18で示すように駆動歯車43が反時
計方向に回転いている間、接触片443は第1出力歯車
31の第1円周壁317と滑り接触するので、この位置
でも滑り部材44は半円筒部441の外周を第2出力歯
車32の凸歯328と対峙させて停止することとなる。
【0090】第1出力歯車31と第1伝達歯車41が基準
位置へ向かって回転しているとき、第2伝達歯車42も
基準位置へ向かって回転している。このとき、第2出力
歯車32は基準位置で停止したままであるが、万が一、
第2伝達歯車42の回転につられて回転しそうになって
も、第2出力歯車32の凸歯328が滑り部材44の半
円筒部431の外周面に当接しており、且つ半円筒部4
31が駆動歯車44の凹歯を閉塞することとなるので、
第2出力歯車32と駆動歯車43は噛み合わない。
【0091】第1製氷皿11が水平位置手前まで戻って
くると、すなわち第1出力歯車31が基準位置手前まで
戻ってくると、第1切欠き部319が滑り部材44の接
触片443と対峙するようになり、接触片443は第1
切欠き部319を通って第2出力歯車32の第2円周壁
327に向かって進む。
【0092】製氷皿駆動装置13は、第1出力歯車31
が基準位置に到達したとき、第1製氷皿11が水平位置
に戻ったと判断し、モータ49を停止する。この時点で
接触片443は第1円周壁317と第2円周壁327の間
で停止する。なお、水平位置の検出についは後半で説明
する。
【0093】(第2製氷皿12の離氷動作)駆動装置1
3が第2製氷皿12を離氷動作させたい場合は、モータ
49を回転させて、駆動歯車43を反時計方向に回転さ
せればよい。
【0094】駆動歯車43が反時計方向に回転すると、
駆動歯車43と噛み合っている第2伝達歯車42は時計
方向に回転し始めて、第2伝達歯車42の凸部425が
第2出力歯車32の当たり面325に当接し、第2伝達
歯車42と第2出力歯車32は共に回転を開始しようと
する。基準位置においては、円柱部431の凹歯432
は閉塞されていないので第2出力歯車32の第2凸歯3
28と噛み合うことで駆動歯車43と第2出力歯車32
との噛み合いが成立し、第2出力歯車32を離氷方向へ
回転させることとなる。このとき滑り部材44の接触片
443が第2出力歯車32の第2円周壁327の第2切
欠き部329を通過して、第1出力歯車31の第1円周
壁317の外周に当接し停止する。(図17(b)参
照)滑り部材44が停止すると、半円筒441は外周を
第1出力歯車31の第1凸歯318に向けることにな
り、第1凸318に対しては凹歯432を閉塞し、第2
凸328に対しては凹歯432を開放した状態となる。
【0095】駆動歯車43が反時計方向へ回転している
間は、第2出力歯車32は第2製氷皿12を離氷方向へ
回動させている。
【0096】一方、第1伝達歯車41は第1出力歯車3
1と同軸上に重なって配置されているが、第1伝達歯車
41の凸部415が第1出力歯車31の当たり面315
から離れる方向に移動するので、第1伝達歯車41の回
転は第1出力歯車31には伝わらず第1出力歯車31は
基準位置で停止し、欠歯部316と駆動歯車43が対向
した状態を維持する。したがって、出力軸313も停止
したままで第1製氷皿11は回動せず水平位置で待機し
ている。
【0097】ここで、万が一、第1出力歯車31が第1
伝達歯車41の回転につられて回転しそうになっても、
図17(a)で示すように第1出力歯車31の第1円周
壁317に設けられた第1当接部317aがケース20
の第1当接壁21に当接するので、第1出力歯車31は
第1伝達歯車41の回転につられることはなく、第1製
氷皿11は水平状態を維持できる。
【0098】次に、駆動装置13は、第2製氷皿12が
第2離氷位置に到達すると離氷が完了したと判断し、一
旦モータ49の回転を停止した後、今度は第2製氷皿1
2を水平位置へ復帰させるため、モータ49は駆動歯車
43を時計方向に回転させる。
【0099】駆動歯車43が時計方向に回転すると、円
柱部431と滑り部材44も時計方向に回転するが、滑
り部材44の接触片443は第1出力歯車31の第1円
周壁317の外周との当接位置から離脱し、今度は第2
出力歯車32の第2円周壁327の外周との当接位置で
接触する。図19に示すように駆動歯車43が時計方向
に回転している間、接触片443は第2出力歯車32の
第2円周壁327と滑り接触するので、ここでも滑り部
材44は半円筒部441の円筒面を第1出力歯車31の
凸歯318と対峙させて停止することとなる。
【0100】第2出力歯車32と第2伝達歯車42が基
準位置へ向かって回転しているとき、第1伝達歯車41
も基準位置へ向かって回転している。このとき、第1出
力歯車31は基準位置で停止したままであるが、万が
一、第1伝達歯車41の回転につられて回転しそうにな
っても、第1出力歯車31の凸歯318が滑り部材44
の半円筒部431の外周面に当接しており、且つ半円筒
部431が駆動歯車44の凹歯432を閉塞することと
なるので、第1出力歯車31と駆動歯車43は噛み合わ
ない。
【0101】第1製氷皿12が水平位置手前まで戻って
くると、すなわち第2出力歯車32が基準位置手前まで
戻ってくると、第2切欠き部329が滑り部材44の接
触片443と対峙するようになり、接触片443は第2
切欠き部329を通って第1出力歯車31の第1円周壁
317に向かって進む。
【0102】製氷皿駆動装置13は、第2出力歯車32
が基準位置に到達したとき、第2製氷皿12が水平位置
に戻ったと判断し、モータ49を停止する。この時点で
接触片443は第1円周壁317と第2円周壁327と
の間で停止する。
【0103】次に、各製氷皿の位置検出について説明す
る。
【0104】第1製氷皿11の位置検知は第1出力歯車
31の回転位置を検知することによって検知できる。図
8は本実施の形態1における第1出力歯車31の下面に
形成された第1外カム81とスイッチレバー71の動作
を示す正面図であり、図8の(a)、(b)、(c)は
それぞれ第1製氷皿11が水平位置、反時計方向45
゜、第1離氷位置にあるときの状態をしめす。
【0105】たとえば第1製氷皿11が離氷位置に到達
したときは第1出力歯車31の下方に位置した第1スイ
ッチレバー71が第1出力歯車31の下面に形成された
第1外カム81の凸部81cよって操作され、第1スイ
ッチ51からOFF信号が発生し、制御部18へ入力さ
れる。
【0106】制御部18は第1スイッチ51からのOF
F信号を受けて、モータ49の回転方向を変え第1製氷
皿11を水平位置へ復帰するように回動させる。第1製
氷皿11が水平位置へ復帰すると、第1出力歯車11の
下方に位置した前述の第1スイッチレバー71が第1出
力歯車31の下面に形成された凸部81aによって操作
され、前述の第1スイッチ51が再びOFF信号を発生
し、このOFF信号を受けた制御部18はモータ49を
停止させて、第1製氷皿11を水平位置で停止させる。
【0107】同様に、第2製氷皿12の位置検知は第2
出力歯車32の回転位置を検知することによって検知で
きる。図10は本実施の形態1における第1出力歯車3
1の下面に形成された第2外カム82とスイッチレバー
72の動作を示す正面図であり、図10の(a)、
(b)、(c)はそれぞれ第2製氷皿12が水平位置、
時計方向45゜、離氷位置にあるときの状態を示す。
【0108】たとえば第2製氷皿12が離氷位置に到達
したときは第2出力歯車32の下方に位置した第2スイ
ッチレバー72が第2出力歯車32下面に形成された第
2外カム82の凸部82cによって操作され、第2スイ
ッチ52からOFF信号が発生し、制御部18へ入力さ
れる。
【0109】制御部18は第2スイッチ52からのOF
F信号を受けて、モータ49の回転方向を変え第2製氷
皿12を水平位置へ復帰するように回動させる。第2製
氷皿12が水平位置へ復帰すると、第2出力歯車32の
下方に位置した前述の第2スイッチレバー72が第2出
力歯車32の下面に形成された凸部82aによって操作
され、前述の第2スイッチ512が再びOFF信号を発
生し、このOFF信号を受けた制御部18はモータ49
を停止させて、第2製氷皿12を水平位置で停止させ
る。
【0110】次に貯氷箱14内の氷の量を検知する動作
を説明する。
【0111】貯氷箱14内の貯氷量の検知は、検氷レバ
ー15が貯氷箱14内の所定深さ以上に進入したか否か
で検知することができる。図11は本実施の形態1にお
ける第1出力歯車31と第1検氷軸61の位置関係を示
す正面図であり、図12は同実施の形態における第1出
力歯車31の下面に形成された第1内カム91と第1検
氷軸61の動作を示す正面図であり、図12の(a)、
(b)、(c)はそれぞれ第1製氷皿1が水平位置、反
時計方向45゜、離氷位置にあるときの状態をしめす。
【0112】図13は同実施の形態における第2出力歯
車32と第2検氷軸62の位置関係を示す正面図であ
り、図14は同実施の形態における第2出力歯車32の
下面に形成された第2内カム92と第2検氷軸62の動
作を示す正面図であり、図14の(a)、(b)、
(c)はそれぞれ第2製氷皿12が水平位置、時計方向
45゜、離氷位置にあるときの状態をしめす。
【0113】例えば、貯氷箱14の区画14a内の貯氷
量を検知する場合、第1出力歯車31が回転し水平位置
を脱すると第1検氷軸61が第1出力歯車31の下面に
形成された第1内カム91の凸部91aの拘束から開放
され第1バネ631の張力によって回動し、凹部91b
と対向し、図12では(a)の状態から(b)の状態と
なる。そして第1検氷軸61に連結された第1検氷レバ
ー151も回動するので、第1検氷レバー151は貯氷
箱14の区画14a内へ進入することとなる。
【0114】このとき、図7で示したように第1検氷軸
61の突起614と第1スイッチレバー71の突起71
4は対向しているので、区画14a内の氷量が不足して
いると第1検氷レバー151が所定深さ越えて進入し、
第1検氷軸71の回動角度が所定値を越えるので、第1
検氷軸61の突起614が第1スイッチレバー71の突
起714を押し込んで第1スイッチ51を操作し、OF
F信号を発生させる。
【0115】この信号が制御部18に入力されると区画
14a内の氷量は不足していることが検知される。な
お、区画14a内の氷量が不足している第1製氷皿11
は離氷位置まで回動するが、このときの第1検氷軸61
は内軸612が凸部91cによって戻され、第1検氷レ
バー151は貯氷箱14の区画14aの上方へ退出す
る。
【0116】区画14a内の氷量が十分にあるときは、
第1検氷レバー151が所定深さ以上に進入せず、第1
検氷軸61の回動角度が所定値を越えないので、突起6
1dが第1スイッチレバー71の突起71dを押し込む
ことが出来ず第1スイッチ51からOFF信号が発生せ
ず、制御部18は氷量が充分あると判断する。
【0117】同様に、貯氷箱14の区画14b内の貯氷
量を検知する場合、第2出力歯車32が回転し水平位置
を脱すると第2検氷軸62の内軸622が第2出力歯車
32の下面に形成された第2内カム92の凸部92aの
拘束から開放され第2バネ632の張力によって回動
し、凹部92bと対向し、図13では(a)の状態から
(b)の状態となる。そして第2検氷軸62に連結され
た第2検氷レバー152も回動し、第2検氷レバー15
2は貯氷箱14の区画14b内へ進入することとなる。
【0118】このとき、図9で示したように第2検氷軸
62の突起624と第1スイッチレバー72の突起72
4は対向しているので、区画14b内の氷量が不足して
いると第2検氷レバー152が所定深さ越えて進入し、
第2検氷軸62の回動角度が所定値を越えるので、第2
検氷軸62の突起624が第1スイッチレバー72の突
起724を押し込んで第2スイッチ52を操作し、OF
F信号を発生させる。
【0119】この信号が制御部18に入力され区画14
b内の氷量は不足していることを検知することができ
る。なお、区画14b内の氷量が不足しているとき第2
製氷皿12は離氷位置まで回動するが、このときの第2
検氷軸62は凸部92cによって戻され、第2検氷レバ
ー152は貯氷箱14の区画14bの上方へ退出する。
【0120】区画14b内の氷量が十分にあるときは、
第2検氷レバー152が所定深さ以上に進入せず、第2
検氷軸62の回動角度が所定値を越えないので、突起6
24が第2スイッチレバー72の突起724を押し込む
ことが出来ず第2スイッチ52からOFF信号が発生せ
ず、制御部18は氷量が充分あると判断する。
【0121】以上のように、本願発明の自動製氷機の製
氷皿駆動装置は、第1製氷皿11、第2製氷皿12と、
第1製氷皿11を回動させる第1出力歯車31と、第2
製氷皿12を回動させる第2出力歯車32と、第1出力
歯車31と第2出力歯車32を駆動させる駆動歯車43
から成り、駆動歯車43は歯数を第1出力歯車31と第
2出力歯車12よりも小さくするとともに第1出力歯車
31と第2出力歯車32との間に形成された領域に配置
し、第1出力歯車31と駆動歯車43との伝達経路間に
は駆動歯車43に従動して単独で回転する区間と第1出
力歯車31と同軸で共に回転する区間とを形成する第1
伝達歯車41を配置し、第2出力歯車32と駆動歯車4
3との伝達経路間には駆動歯車43に従動して単独で回
転する区間と第1出力歯車31と第1伝達歯車41が共
に回転していない区間で第2出力歯車32と同軸で共に
回転する区間を形成する第2伝達歯車42を配置したも
のである。
【0122】これによって、駆動歯車43が第1伝達歯
車31を駆動することで第1伝達歯車41と第1出力歯
車31が同軸で共に回転し第1製氷皿11を回動させ
る。このとき第2伝達歯車42は回転しているが第2出
力歯車32へは伝達されず第2製氷皿2は水平位置で停
止している。
【0123】そして、第2伝達歯車42と第2出力歯車
32が同軸で共に回転すると第2製氷皿12が回動し、
このとき第1伝達歯車41は回転しているが第1出力歯
車31へは伝達されず第1製氷皿11は水平位置で停止
している。
【0124】すなわち駆動歯車43の歯数が第1出力歯
車31、第2出力歯車32より小さくするとともに、第
1出力歯車31と第2出力歯車32との間に形成された
狭い領域に配置し、第1出力歯車31と同軸の第1伝達
歯車41、及び第2出力歯車32と同軸の第2伝達歯車
42へ回転を伝達するようにすれば、駆動装置3の高さ
寸法を小さくでき、冷蔵庫内の占有空間を抑制すること
ができるのである。
【0125】また、第1出力歯車31の下面に第1外カ
ム82を設け、第2出力歯車32の下面に第2外カム8
2を設け、第1外カム81に第1検氷レバー151を連
結した第1検氷軸61を従動させ、第2外カム82に第
2検氷レバー152を連結した第1検氷軸62を従動さ
せることで、第1製氷皿11、第2製氷皿12のどちら
側の氷が不足しているのを認識して、氷の不足している
側の製氷皿を優先して製氷させることができる。
【0126】また、第1出力歯車31の歯車と軸方向に
隣接する円筒状の第1円周壁317と、第2出力歯車3
2の歯車と軸方向に隣接する円筒状の第2円周壁327
と、第1円周壁317上にあって第1出力歯車31の歯
の1つを歯幅方向に突出させた第1凸歯318と、第2
円周壁327上にあって第2出力歯車32の歯の1つを
歯幅方向に突出させた第2凸歯328と、第1円周壁3
17内で且つ第1凸歯318と円周方向へ隣接して設け
られた第1切欠き部319と、第2円周壁327内で且つ
第2凸歯328に円周方向へ隣接して設けられた第2切
欠き部329と、滑り部材44に設けられ第1円周壁3
17と第2円周壁327のどちらか一方に当接して滑り
接触する接触片443によって噛み合い開始手段を構成
し、駆動歯車43が、第1出力歯車31を回転させたと
き、滑り部材44の接触片443が第1切欠き部319
を通って第2円周壁327に到達して停止することで円
柱部431の凹歯を閉塞し、第2出力歯車32の第2凸
歯328と凹歯432との噛合いを阻止し、駆動歯車4
3が、第2出力歯車32を回転させたとき、滑り部材4
4の接触片443が第2切欠き部329を通って第1円
周壁317に到達して停止し円柱部431の凹歯432
を閉塞し、第1出力歯車31の第1凸歯318と凹歯4
32との噛合いを阻止する。
【0127】また、第1製氷皿11が所定角度回動して
氷を放出する位置を第1離氷位置とし、第2製氷皿12
が所定角度回動して氷を放出する位置を第2離氷位置と
し、滑り部材44の接触片443は、駆動歯車43が基
準位置にあるとき第1円周壁317と第2円周壁327の
どちらにも接触しない初期位置にあって、第1出力歯車
31の第1凸歯318と駆動歯車43の凹歯432が最
初に噛み合って第1出力歯車31が離氷位置に向かって
回転すると、滑り部材44の接触片443が第1切欠き
部319を通って第2円周壁327に当接して停止し、
第1出力歯車31及び第2出力歯車32のいずれの凸歯
に対しても円柱部431の凹歯432を閉塞して凹歯4
32との噛み合いを不可能にし、第2出力歯車32の第
2凸歯328と駆動歯車43の凹歯432が最初に噛み
合って第2出力歯車32が離氷位置に向かって回転する
と、滑り部材44の接触片443が第1切欠き部319
を通って第1円周壁317に当接して停止し、第1出力
歯車31及び第2出力歯車32のいずれの凸歯に対して
も円柱部431の凹歯432を閉塞して凹歯432との
噛み合いを不可能にし、駆動歯車43が、第1出力歯車
31を第1離氷位置から基準位置方向へ回転させたと
き、滑り部材44の接触片443が第2円周壁327と
の当接位置から第1円周壁317との当接位置へ移動し
て待機し、第1出力歯車31の第1凸歯318に対して
のみ円柱部431の凹歯432の閉塞を解除して噛み合
いを許容し、接触片443が第1切欠き部319と対向
したときに第1切欠き部319を通過して初期位置まで
戻り、駆動歯車43が、第2出力歯車32を第2離氷位
置から基準位置方向へ回転させたとき、滑り部材44の
接触片443が第1円周壁317との当接位置から第2
円周壁327との当接位置へ移動して待機し、第2出力
歯車32の第2凸歯328に対してのみ円柱部431の
凹歯432を閉塞を解除して噛み合いを許容し、接触片
443が第2切欠き部329と対向したときに第2切欠
き部329を通過して、初期位置まで戻る。
【0128】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明は、2つ
の出力歯車のどちらか一方と駆動歯車との噛合いを開始
させる噛合い開始手段を設けた自動製氷機の製氷皿駆動
装置において、前記噛合い開始手段は、前記2つの出力
歯車の少なくとも1つの歯を歯幅方向に突出させた凸歯
と、前記駆動歯車の歯車と軸方向に隣接して設けられた
円柱部と、前記円柱部に設けられ前記凸歯と噛み合うよ
うに形成された凹歯と、前記円柱部の凹歯を所定の位置
で閉塞し、前記駆動歯車が回転するときは前記円柱部と
所定角度だけ共に回転した後に前記円柱部と滑り接触す
る滑り部材とで構成され、前記滑り部材は、前記駆動歯
車が前記2つの出力歯車のいずれか一方を回転させる際
に、回転させない出力歯車側の凸歯に対して前記凹歯の
閉塞を維持し、回転させない出力歯車側の凸歯と前記凹
歯との噛合いを阻止するものであり、これによって、駆
動歯車の大きさに関係なく凸歯と凹歯の対峙によっての
み噛み合わすことができ、2つの出力歯車を個別に駆動
することが可能となり、製氷皿駆動装置の小型化を実現
できる。
【0129】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記2つの出力歯車の一方を第
1出力歯車、他方を第2出力歯車とし、前記噛合い開始
手段は、前記第1出力歯車の歯車と軸方向に隣接する円
筒状の第1円周壁と、前記第2出力歯車の歯車と軸方向
に隣接する円筒状の第2円周壁と、前記第1円周壁上に
あって前記第1出力歯車の歯の1つを歯幅方向に突出さ
せた第1凸歯と、前記第2円周壁上にあって前記第2出
力歯車の歯の1つを歯幅方向に突出させた第2凸歯と、
前記第1円周壁内で且つ前記第1凸歯と円周方向へ隣接
して設けられた第1切欠き部と、前記第2円周壁内で且つ
前記第2凸歯に円周方向へ隣接して設けられた第2切欠
き部と、前記滑り部材に設けられ前記第1円周壁と前記
第2円周壁のどちらか一方に当接して滑り接触する接触
片とを有し、前記駆動歯車が、前記第1出力歯車を回転
させたとき、前記滑り部材の接触片が前記第1切欠き部
を通って前記第2円周壁に到達して停止することで前記
円柱部の凹歯を閉塞し、前記第2出力歯車の前記第2凸
歯と前記凹歯との噛合いを阻止し、前記駆動歯車が、前
記第2出力歯車を回転させたとき、前記滑り部材の接触
片が前記第2切欠き部を通って前記第1円周壁に到達し
て停止し前記円柱部の凹歯を閉塞し、前記第1出力歯車
の第1凸歯と前記凹歯との噛合いを阻止するものであ
り、これによって、滑り部材は、駆動歯車で保持される
という簡素な構成となり、小型化が図れる上に組立て性
が向上する。
【0130】次に、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第1出力歯車、前記第2出
力歯車、前記駆動歯車、前記噛合い開始手段は箱状のケ
ースに収納され、前記ケースと前記第1出力歯車との間
には前記基準位置において前記ケースと前記第1出力歯
車とが当接するための第1当接手段と、前記ケースと前
記第2出力歯車との間には前記基準位置において前記ケ
ースと前記第2出力歯車とが当接するための第2当接手
段とが設けられ、前記第1当接手段は、前記第2出力歯
車が回転するときに前記第1出力歯車が前記第2出力歯
車につられて回転することを阻止し、前記第2当接手段
は、前記第1出力歯車が回転するときに、前記第2出力
歯車が前記第1出力歯車につられて回転することを阻止
するものであり、停止中の製氷皿の水平位置維持が確実
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動製氷機の製氷皿駆動装置の実
施の形態に関わる周辺の正面図
【図2】図1における側面図
【図3】同実施の形態の分解斜視図
【図4】同実施の形態の製氷皿駆動装置内部を示す平面
【図5】図4における製氷皿駆動装置から第1伝達歯
車、第2伝達歯車を取り除いた状態の平面図
【図6】(a)同実施の形態における第1出力歯車と第
1伝達歯車の断面図 (b)同実施の形態における第2出力歯車と第2伝達歯
車の断面図
【図7】同実施の形態における第1出力歯車の下方を示
す正面図
【図8】(a)同実施の形態における第1製氷皿が水平
位置にあるときの第1出力歯車の下面に形成された第1
外カムと第1スイッチレバーの状態を示す正面図 (b)同実施の形態における第1製氷皿が反時計方向4
5゜の位置にあるときの第1出力歯車の下面に形成され
た第1外カムと第1スイッチレバーの状態を示す正面図 (c)同実施の形態における第1製氷皿が離氷位置にあ
るときの第1出力歯車の下面に形成された第1外カムと
第1スイッチレバーの状態を示す正面図
【図9】同実施の形態における第2出力歯車の下方を示
す正面図
【図10】(a)同実施の形態における第2製氷皿が水
平位置にあるときの第2出力歯車の下面に形成された第
2外カムと第2スイッチレバーの状態を示す正面図 (b)同実施の形態における第2製氷皿が時計方向45
゜の位置にあるときの第2出力歯車の下面に形成された
第2外カムと第2スイッチレバーの状態を示す正面図 (c)同実施の形態における第2製氷皿が離氷位置にあ
るときの第2出力歯車の下面に形成された第2外カムと
第2スイッチレバーの状態を示す正面図
【図11】同実施の形態における第1出力歯車と第1検
氷軸の位置関係を示す正面図
【図12】(a)同実施の形態における第1製氷皿が水
平位置にあるとき、第1出力歯車の下面に形成された第
1内カムと第1検氷軸の状態を示す正面図 (b)同実施の形態における第1製氷皿が反時計方向4
5゜の位置にあるとき、第1出力歯車の下面に形成され
た第1内カムと第1検氷軸の状態を示す正面図 (c)同実施の形態における第1製氷皿が離氷位置にあ
るとき、第1出力歯車の下面に形成された第1内カムと
第1検氷軸の状態を示す正面図
【図13】同実施の形態における第2出力歯車と第2検
氷軸の位置関係を示す正面図
【図14】(a)同実施の形態における第2製氷皿が水
平位置にあるとき、第2出力歯車の下面に形成された第
2内カムと第2検氷軸の状態を示す正面図 (b)同実施の形態における第2製氷皿が反時計方向4
5゜の位置にあるとき、第2出力歯車の下面に形成され
た第2内カムと第2検氷軸の状態を示す正面図 (c)同実施の形態における第2製氷皿が離氷位置にあ
るとき、第2出力歯車の下面に形成された第2内カムと
第2検氷軸の状態を示す正面図
【図15】同実施の形態における第1円周壁と第2円周
壁と円柱部を同一切断面からみた状態の斜視図
【図16】(a)第1凸歯と凹歯の噛み合い直前を示す
平面図 (b)第1凸歯と凹歯が噛み合った状態を示す平面図 (c)第1凸歯と凹歯の噛み合いが外れた状態を示す平
面図
【図17】(a)第2凸歯と凹歯の噛み合い直前を示す
平面図 (b)第2凸歯と凹歯が噛み合った状態を示す平面図 (c)第2凸歯と凹歯の噛み合いが外れた状態を示す平
面図
【図18】(a)第1凸歯が第1離氷位置から基準位置
手前135°まで戻った状態を示す平面図 (b)第1凸歯が第1離氷位置から基準位置手前35°
まで戻った状態を示す平面図 (c)第1凸歯が第1離氷位置から基準位置手前10°
まで戻った状態を示す平面図
【図19】(a)第2凸歯が第2離氷位置から基準位置
手前135°まで戻った状態を示す平面図 (b)第2凸歯が第2離氷位置から基準位置手前35°
まで戻った状態を示す平面図 (c)第1凸歯が第2離氷位置から基準位置手前10°
まで戻った状態を示す平面図
【図20】従来の自動製氷機の側面図
【図21】従来の自動製氷機の駆動装置を示す平面図
【符号の説明】
11 第1製氷皿 12 第2製氷皿 13 駆動装置 19 自動製氷機 20 ケース 21 第1当接壁(第1当接手段) 22 第2当接壁(第2当接手段) 31 第1出力歯車 317 第1円周壁 317a 第1当接部(第1当接手段) 318 第1凸歯 319 第1切欠き部 32 第2出力歯車 327 第2円周壁 327a 第2当接部(第2当接手段) 328 第2凸歯 329 第2切欠き部 43 駆動歯車 431 円柱部 432 凹歯 44 滑り部材 443 接触片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの製氷皿を回動させて離氷動作を行
    わせる2つの出力歯車と、前記2つの出力歯車を回転さ
    せる駆動歯車とを備え、 前記2つの製氷皿が水平状態にあるときの前記2つの出
    力歯車と前記駆動歯車の各位置を基準位置として、前記
    駆動歯車が基準位置から一方の方向へ回転したときは前
    記2つの出力歯車の一方と前記駆動歯車との噛合いを開
    始させ、前記駆動歯車が前記基準位置から他方の方向へ
    回転したときは前記2つの出力歯車の他方と前記駆動歯
    車との噛合いを開始させる噛合い開始手段を設けた自動
    製氷機の製氷皿駆動装置において、 前記噛合い開始手段は、前記2つの出力歯車の少なくと
    も1つの歯を歯幅方向に突出させた凸歯と、 前記駆動歯車の歯車と軸方向に隣接して設けられた円柱
    部と、前記円柱部に設けられ前記凸歯と噛み合うように
    形成された凹歯と、 前記円柱部の凹歯を所定の位置で閉塞し、前記駆動歯車
    が回転するときは前記円柱部と所定角度だけ共に回転し
    た後に前記円柱部と滑り接触する滑り部材とで構成さ
    れ、 前記滑り部材は、前記駆動歯車が前記2つの出力歯車の
    いずれか一方を回転させる際に、回転させない出力歯車
    側の凸歯に対して前記凹歯の閉塞を維持し、回転させな
    い出力歯車側の凸歯と前記凹歯との噛合いを阻止するこ
    とを特徴とする自動製氷機の製氷皿駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの出力歯車の一方を第1出力歯
    車、他方を第2出力歯車とし、前記噛合い開始手段は、
    前記第1出力歯車の歯車と軸方向に隣接する円筒状の第
    1円周壁と、前記第2出力歯車の歯車と軸方向に隣接す
    る円筒状の第2円周壁と、前記第1円周壁上にあって前
    記第1出力歯車の歯の1つを歯幅方向に突出させた第1
    凸歯と、前記第2円周壁上にあって前記第2出力歯車の
    歯の1つを歯幅方向に突出させた第2凸歯と、前記第1
    円周壁内で且つ前記第1凸歯と円周方向へ隣接して設け
    られた第1切欠き部と、前記第2円周壁内で且つ前記第2
    凸歯に円周方向へ隣接して設けられた第2切欠き部と、 前記滑り部材に設けられ前記第1円周壁と前記第2円周壁
    のどちらか一方に当接して滑り接触する接触片とを有
    し、 前記駆動歯車が、前記第1出力歯車を回転させたとき、
    前記滑り部材の接触片が前記第1切欠き部を通って前記
    第2円周壁に到達して停止することで前記円柱部の凹歯
    を閉塞し、前記第2出力歯車の前記第2凸歯と前記凹歯
    との噛合いを阻止し、 前記駆動歯車が、前記第2出力歯車を回転させたとき、
    前記滑り部材の接触片が前記第2切欠き部を通って前記
    第1円周壁に到達して停止し前記円柱部の凹歯を閉塞
    し、前記第1出力歯車の第1凸歯と前記凹歯との噛合い
    を阻止することを特徴とする請求項1に記載の自動製氷
    機の製氷皿駆動装置。
  3. 【請求項3】前記第1出力歯車、前記第2出力歯車、前
    記駆動歯車、前記噛合い開始手段は箱状のケースに収納
    され、前記ケースと前記第1出力歯車との間には前記基
    準位置において前記ケースと前記第1出力歯車とが当接
    するための第1当接手段と、前記ケースと前記第2出力
    歯車との間には前記基準位置において前記ケースと前記
    第2出力歯車とが当接するための第2当接手段とが設け
    られ、 前記第1当接手段は、前記第2出力歯車が回転するとき
    に前記第1出力歯車が前記第2出力歯車につられて回転
    することを阻止し、前記第2当接手段は、前記第1出力
    歯車が回転するときに、前記第2出力歯車が前記第1出
    力歯車につられて回転することを阻止することを特徴と
    する請求項1記載の自動製氷機の製氷皿駆動装置。
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